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昨日にひきつづき、3月17日(日)のフロアスタッフとあそぼうもたんぽぽモビールを行いました!

たんぽぽに見立てたかざりを使って、とても素敵なモビールをつくります。

ダンゴムシをカラフルに、テントウムシを本物そっくりにぬってくれるお友達もいました☆
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完成したモビールと一緒にハイ、チーズ!!!
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今回のイベントのモチーフ「たんぽぽ」には実は外国からきたものもあるんだよ!

そんな外国からやってきた生きものに注目した
企画展「共存する小さな渡来者たち~シロツメグサもダンゴムシも海外からやってきた~」(←ここをクリック)
3月20日(水・祝)から始まります。
こちらもぜひ合わせてご覧ください♪

ご参加いただいたみなさん、ありとうございました!

フロアスタッフ ふくもと ななみ
3月16日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「たんぽぽモビール」

公園やみちばたでたんぽぽをみかける季節になってきましたね(*^-^*)

もう見たよ!っていうお友達はいるかな?

きょうは たんぽぽとその花のみつや種がすきな虫たちのモビールをつくりました。

まずはクイズでたんぽぽのお勉強!!
そしてスタート!!
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色ぬり、のりでくっつけるのも自由に完成させていくよ(*^-^*)

たのしいね♪
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オリジナルのモビールができました!!

ご参加いただきありがとうございました。

あすのフロアスタッフとあそぼうも「たんぽぽモビール」です!!
ご参加お待ちしております(*^-^*)

フロアスタッフ おくのみか
3月10日(日)のフロアスタッフとあそぼう!は先週に引続き~外国からやってきた生き物を描こう~でした!

皆さんは「外来種」という言葉を聞いたことがありますか?
もともとその地域にはいなかったけど、人間の活動によって移動してきた生き物のことです。
みんながよく知っているダンゴムシも、シロツメグサも実は海外からやってきたんだって!

他にはどんな生き物や植物が海外からやってきたのかな?
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写真をみて、どうやって海外から来たのか考えてみるのもおもしろいね♪

とってもステキな作品ができあがりましたよ(^^)
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ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
皆さまの作品は、4階ひとはくサロンに掲示しております。

次回の『画はくの日』のテーマは当日のお楽しみ♪
ご参加お待ちしております!

フロアスタッフ みやぎりえ


3月9日のはかせと学ぼう!は毎回大人気の
化石を掘り出そう!でした。
本日も朝から沢山のお客様が来てくださいました!

まずは恐竜はかせ久保田研究員から、実際の化石発掘の様子を教えてもらいます。
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今度は自分で化石を掘ってみよう!!!
どこに化石があるのかな?どんな形をしているのかな?
考えながら一生懸命掘り出します!
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色んな色・形の化石を掘り出すことができました!
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沢山のご参加ありがとうございました!

次回は5月11日に、本日のイベントと同じ
はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」行います。
またのご参加をお待ちしております!


フロアスタッフ 一同

ひとはく研究員と一緒に宿泊しながら但馬で学ぶ

「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」


参加者の第2次募集締め切りまであと1週間となりました

(定員を超えた場合は抽選になります).

詳細は,こちら



今回は,昨年実施された「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬 2023」を紹介する記事の3回目.


3日目(最終日)の様子をご紹介します.


(現在募集中のものとは講師や実施プログラムが一部異なります.
セミナーの様子を知るための参考にご覧ください)




3日目も早朝からスタートです.


まずは田中研究員と一緒に朝の散策.


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3日目ともなると疲れも出てきそうですが,多くの方が参加していました.




続いてのプログラムは生野(私)による「但馬の石を見てみよう」


クイズを交えて,但馬で見つかる石や化石について紹介しました.


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このプログラムでは,この日限定の標本展示を用意しました!


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いろいろな岩石,化石,鉱物・・・どれも但馬地域で採取されたものです.

このセミナーのためにひとはくから運んできました.



但馬の石について学んだあとは,「アンモナイトのレプリカ標本を作ろう」


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好きな色の材料を選んで本物の化石そっくりのレプリカ(模型)を作ります.

人と自然の博物館のイベントで作れるアンモナイトのレプリカは通常2種類ですが,
今日は特別に4種類のどれかが作れます.


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達人になると型を見ただけでアンモナイトの種類がわかるかも?


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材料を型ごと冷やしているところ.


思い思いの色・混ぜ方で素敵なレプリカができていました.

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レプリカが完成したら,同定(種類調べ)にも挑戦してもらいました.

自分が作ったアンモナイトの種類はわかったかな?




昨日のプログラムと合わせて,化石の

<発掘,クリーニング,同定,レプリカの作製>


をひととおり体験できましたね!




最後のプログラムは 振り返り交流会 です.


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3日間の活動を振り返った後,各チームの方に参加した感想を伝えてもらいました.



但馬の豊かな自然の中で過ごした3日間が心に残る良い思い出になれば,スタッフ一同うれしく思います.

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今年の5月に開催される「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」では,

新たな講師が加わり,これまでとはひと味ちがった3日間になるかもしれません.

どうぞお楽しみに!

地球科学研究グループ 生野

今年も5月の大型連休に,ひとはく研究員と一緒に但馬の自然を満喫する

「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」


が開催されます.

参加者の第2次募集は315日までですので,申し込みはお早めに!
(定員を超えた場合は抽選になります).
詳細は,こちら



今回は,昨年実施された「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬 2023」を紹介する記事の2回目.

朝から夜までプログラムが盛りだくさんな2日目の様子をご紹介します.

(現在募集中のものとは講師や実施プログラムが一部異なります.
セミナーの様子を知るための参考にご覧ください)



2日目は早朝からスタートです.

まずは田中研究員による「バードウォッチング」

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最初に双眼鏡の使い方のレクチャーがありました.


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使い方をマスターしたら,いよいよ出発です.

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早朝のとちのき村を散策しながら,野鳥がいないか探します.

すると・・・,いました!

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双眼鏡を使えばずっと遠くにいる鳥も観察できますね.


建物のひさしには,イワツバメが巣を作っていました.

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続いてのプログラムは池田主任研究員による「恐竜について学ぼう」です.

丹波で見つかった「タンバティタニス」(通称「丹波竜」)についても詳しく教えてもらいました.

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化石のレプリカを手に骨の特徴を説明する池田主任研究員.

他ではなかなか聞くことのできない内容に皆さん興味津々です.



脊椎動物つながりで,但馬で見つかった魚の化石も見せてもらいました.

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恐竜について学んだ後は,石を割って化石を探す「発掘体験」です.

丹波竜などが見つかった地層「篠山層群」の石を割って化石を探します.


はじめに,丹波篠山市の化石保護技術員をされている奥岸さんから
道具の使い方や化石の探し方についての説明がありました.


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説明が終わったら,実際に石を割って化石を探します.

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小さな化石も見落とさないように,皆さん真剣そのものです.


「おや,これは?」というものがあったら研究員に聞いてみます.


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運良く化石を発見した方もいらっしゃいました!

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見つかった化石は持ち帰れませんが,すべての化石が博物館の資料として大切に保管され,
将来の研究や展示に活用されます.



化石を探す体験の後は,「化石クリーニング体験」です.


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田中研究員から,クリーニングの大切さやコツを聞いた後,
擬岩(ぎがん)と呼ばれる人工の岩石に埋められた本物の化石を掘り出します.

何が出てくるかはお楽しみ!

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こちらも皆さん真剣でした.




午後は自由時間をはさんで夕食作りです.

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早起きでもまだまだ元気いっぱいな子どもたち(「だるまさんがころんだ」中).


夕食はちゃんと作れるでしょうか?

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お米を研いだら飯ごうで炊きます.


こちらはメイン料理の材料を切っているところ.

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かまどの火加減調節も大切な役割ですね.

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大きなトラブルもなく,無事にカレーライスが完成しました!

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私は3つのグループのカレーを食べさせていただきましたが,どれもとっても美味しかったです!!

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夕食が済んだら,今度はみんなで広場に枝を集めて,たき火が始まりました.


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ソーセージ・パーティ(?)も開かれました.

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あたりが暗くなってきたら,懐中電灯をつけて「ナイトウォッチング」の始まりです.

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夜の森は少し怖かったかもしれませんが,
石田主任研究員の案内で昼間とはちがった景色をたくさん見ることができました.


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充実の2日目はこれにて終了です.

明日はいよいよ最終日.アカデミック・ステイはまだまだ続きます.


お楽しみに!



地球科学研究グループ 生野

大型連休のご予定はお決まりですか?


自然や化石に興味のある方には,ひとはく研究員と一緒に但馬の自然を満喫する

「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」

がオススメです!
詳細は,こちら315日まで第2次募集を実施中です)



ひとはくセミナーの中では数少ない宿泊型のセミナーですので,
なかなか様子がわからないという方も多いかもしれません.

そこで今日は,昨年実施された「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬 2023」の様子を紹介します.

(現在募集中のものとは講師や実施プログラムが一部異なります.
セミナーの様子を知るための参考にご覧ください)




まずは23日の1日目.

「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」は兵庫県の北部,香美町に位置する尼崎市立の施設
「美方高原自然の家とちのき村」
が会場です(三田でも尼崎でもありません).

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この立派な建物の中で恐竜や化石について学んだり,宿泊したり,野外を探検して動植物を探したりします.


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周辺は見わたす限りの ,そして が広いっ!


皆さん集合したところで,まずは講師・スタッフの挨拶です.

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各分野の研究員と3日間一緒に過ごしますよ.


最初のプログラムは,石田主任研究員による「植物ウォッチング」

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施設の周りを歩いただけで何種類もの植物を見ることができました.


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これはクルミの殻を割ってもらっている様子.


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ちゃんと実が入っているものもありました!


ついでに足元の石にも注目してみましょう.

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どんな種類の岩石が多いかな?


施設に戻って,空き時間にはチーム毎にフラッグを作りました.

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個性豊かな力作ぞろいでびっくり!


夜には,施設にある大きな望遠鏡を使った天体観測プログラムに参加する人もいました.

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月の表面の模様がくっきり見えますね!


あっという間に1日目は終了です.

明日は早朝のバードウォッチングに始まり,化石を探す石割調査やクリーニング体験もありますよ.

お楽しみに!



地球科学研究グループ 生野

月の第1日曜日Kidsサンデーです。

この日(3月3日)は、朝から晴天でした
(三田での最低気温-4.8℃、最高気温9.6℃)。

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▲4階入口からコレクショナリウムの方向をみる(3月3日朝撮影)

ひとはくの4階入口ちかくには、たくさんの
コシアカツバメの巣があります。
過去には、複数のコシアカツバメが子育てをしていた
のですが、ここ3~4年間は、コシアカツバメは
ここで子育てをしなくなりました。

その代りに ?、スズメがここ3~4年間、コシアカ
ツバメの巣を活用して?? 子育てをしています
(いや、スズメが巣を奪ってしまった ???)。
コシアカツバメの巣に今年も、スズメが出入り
しだしたようです。

3月3日の朝、コシアカツバメの巣から顔を出している
スズメを写真に撮ることができました。
この写真を撮ったあと、人の気配を感じたスズメは、
飛んで行ってしまいました(ちなみに巣の中には
2羽のスズメが入っていたようです)。


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▲コシアカツバメの巣から顔を出しているスズメ(3月3日朝撮影)
(この写真を撮影した後、2羽のスズメが出て行きました)


ひとはく周辺には、半八重咲きの品種(紅色の花)の
カンツバキ(ツバキ科)の花が、
(1月のブログでも紹介していましたが)引き続き
(まだ?)たくさん咲いています。

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▲エントランスホール近くのカンツバキの花(向かって右側)(3月3日昼撮影)


一方、千重咲き品種(ピンク色の花)のオトメツバキ(ツバキ科)は、
冬芽(花芽)が わずかに膨らんできていて、薄緑色っぽかったところが
ややピンク色になってきました。
ちなみに、3月3日の時点で(列植されている中で)1輪だけ咲いていました。

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▲オトメツバキの枝先の葉と花芽     ▲1輪だけ咲いていたオトメツバキの花


とにかく この日は青空が とてもキレイでした。
晴れて日があたっているオトメツバキの葉の色(緑色)・花の色(ピンク色)、
そして青空の中の雲の色(白色)など、どれも鮮やかに見えます。



3月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<館内では・・・>

■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』
の ようすは・・・

くるくる回るタネの模型をつくって飛ばしてみま~す。

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▲おやこで、本物のタネや模型を飛ばしている ようす


うまく飛ばせましたか?

くるくる回るタネのようすを皆さん、しっかり見ていますね~。


「ひな祭り」なので、お雛様の着物を
葉っぱの擦りだしで描くコーナーも 
ありましたよ。


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▲葉っぱの擦りだしをしているところ  ▲作品を持って記念撮影!



いろいろな色を使って 上手に出来ましたね!(キマッテルー)


■ワークショップ『ひとはく缶バッチづくり』
の ようすは・・・

生きものや標本などの絵に自分で色を塗って
缶バッチをつくります。

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▲缶バッチをつくっているところ


ステキな缶バッチと一緒に撮影をさせてもらいましたよ。

こっち向いてハイ、ポーズ!


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▲缶バッチと一緒に記念撮影!

皆さん、いい顔していますね~。


さらに、『デジタル紙芝居』や『展示解説』も 実施されましたよ。


今回も たくさんの方に 参加して いただきました。


次回のKidsサンデーは、2024年4月7日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


3月2日の(土)のフロアスタッフとあそぼう!は、~外国からやってきた生き物を描こう~
今回は、鈴木研究員からオカダンゴムシをお借りして絵を描きました。

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 皆さんクイズに興味深々!
 ...正解できたかな?




さっそく画材を持って、写真や実物を見てお絵描き!
オカダンゴムシだけではなく、お花にも興味を向けて描いています。


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集中!

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一発書きなのにもかかわらず、素晴らしい作品ができました!すごーい!!


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できた作品は、大切に飾らせていただきます!また遊びに来てくださいね。
ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ 一同

本日2月25日(日)のひとはく探検隊は、「石や化石をさがそう」を行いました。
探検隊長は生野研究員です!みんなで探検にいざ出発☆
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石や化石に関する9問の質問をひとつひとつ考えながら、博物館の中を移動します。
「兵庫県の化石」に選ばれたのは何の化石かな?一生懸命かんがえています!
正解が分かったらみなさん笑顔です(^▽^)/

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さいごはみんなで記念撮影ハイチーズ☆

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たくさんのご参加ありがとうございました♪

フロアスタッフ ふくいまゆみ
今日のフロアスタッフとあそぼうは「おひなさまポップアップカード」

3月3日は何の日かな?
そうです!ひなまつりですね~♪
子どもたちの健やかな成長を願っておこなわれる季節の行事です
縁起のよい桃をモチーフにしたポップアップカードをつくりましょう!

ぬりえをぬりぬり...
みなさん、丁寧にぬってくれてます☆
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はさみでチョキチョキ
のりでペタリ
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できあがり!!すてきなポップアップカードが出来上がりました!!
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ご参加のみなさん、ありがとうございました!!

フロアスタッフ かどはまえりこ

2月18日(日)のはかせと学ぼう!は、恐竜はかせ久保田研究員と一緒に「石こうで化石のレプリカをつくろう!」を行いました!

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本物の化石からとった型に水と石こうを混ぜ合わせて流し込みます。

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石こうが固まるのを待っている間に、久保田研究員から化石についてのお話を聞きました。クイズにもチャレンジしたよ!

しばらくして型から取り出すと・・・

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ジャジャーン!!
かっこいい化石のレプリカができあがりました!

ご参加のみなさん、ありがとうございました!

フロアスタッフ  さくらい





2月17日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「おひなさまポップアップカード」を行いました!

桃の花をモチーフにした飛び出すポップアップカードの飾りつけをします。
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お雛さまやお内裏様になったひとくんはくちゃん、ひなあられなどのぬりえをして
オリジナルのカードを作りましょう!
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完成しました!
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みなさん、とっても可愛くできましたね♪

ご参加ありがとうございました。

次回は、2月24日(土)に行います。
みなさまのお越しをお待ちしております。

フロアスタッフ やまの みく

2月12日(月)のワークショップは「とっても簡単化石のレプリカづくり」でした。
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あたためてやわらかくなった樹脂ねんどを、本物のアンモナイトの化石の型につめてつくります。

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好きな色のねんどでつくった、オリジナルのアンモナイトレプリカができました!

次は3月20日(水・祝)におこないます。みなさまぜひお越しください。

(フロアスタッフ いしくらまきこ)
今日のフロアスタッフとあそぼう は「川でさかなつり」を行いました!

最初にスタッフから魚の釣り方について説明します。

魚は何を食べるかな?
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パネルを見てミッションカードを達成しよう!

鮎のエサは何かと言うと・・・?


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魚の住む場所は、
上流・中流・下流に分かれています。

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見つけた!
釣ってみよう!!

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絶滅種を釣ってくれたお友達もいたね!

みんなのおかげで、ひとはく水族館が完成しました!


明日のイベントは・・・
大人気「とっても簡単!化石のレプリカ作り」です!

連休最終日!ひとはくに遊びに来てね!



フロアスタッフ やなぎもと かな
 当館の研究員が日々行っている研究の内容やその最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査研究の面白さを伝える「ひとはく研究員展」を毎年行っています。
 第9回目となる今回は、上記のテーマに加えて「博物館の研究員が研究を始めるきっかけとなった標本や書籍などの資料を展示しています。



 2月6日(火)には、読売新聞、六甲タイムズの記者から、本館の藤井主任研究員がこの企画展について取材を受けました。藤井研究員自らが研究を始めるきっかけとなった当時のこととともに、実際に使った書籍を手に取り説明しました。




会場には標本や写真、書籍、中には江戸時代の書物まで貴重な資料が、本館に所属する30名の研究員が取り組んでいる研究とともに展示されています。研究員それぞれの思いが感じられる展示となっています。

◎藤井研究員より
 博物館の研究員がいつ頃どんなきっかけで研究を始めたのか、当時使っていた資料などを展示しました。
様々な資料が研究を始める可能性を秘めていることを理解してもらえれば幸いです。


環境計画研究グループ 生態研究グループ


生物資源研究グループ コミュニケーション・
デザイン研究グループ


系統分類研究グループ 地球科学研究グループ

(生涯学習課)

 当館は、2月9日までメンテナンス休館中です。この期間を利用して、展示物の入れ替えや整理、新しい企画展の準備などを進めています。
 今日は、フロアスタッフが3階の「兵庫の自然誌」の動物のはく製コーナーを中心に、太田英利研究員からそれぞれの動物の生態やヒトとの関わりなどについて説明を受け研修を行いました。


 フロアスタッフは、来館されるお客様に向けて、主に平日は14:00~、休日は11:30~展示解説を行っています。また、特注セミナーで各種団体向けにも解説を行うことがあります。お客様に楽しんでいただけるよう楽しいクイズや「へえー」となるような話を交えて説明を行っています。今回も研究員から最新の知見を得るとともに、対象となるお客様へさらにわかりやすく、楽しく解説ができるように勉強会を行っています。
   フロアスタッフは熱心にメモを取りながら、研究員の説明を聞いていました。今日は、予定していた時間を大幅に超えての研修となりました。全体の時間が終わってからも、個別に質問するなどとても意欲的な姿が見られました。パワーアップしたフロアスタッフの今後の展示解説をどうぞお楽しみに!

◎フロアスタッフのコメント
・研究員の先生のお話はとても参考になりました。新しい知識を得ることができました。
・楽しくしくわかりやすい展示解説となるように、努力します。

◎太田研究員より
   この研修は、直接お客様に対応するスタッフのために、ほぼ毎年行っています。
今日は、熱心に聞いてくれるスタッフに思わず時間を忘れてしましました。その一方で、たとえ身近な動物ではあっても、実際には胸を張って説明できるほどにはよく分かっていない面が少なくないことを、わたし自身が実感する場ともなりました。これからも研究や勉強に励むので、どうかよろしくお願いします。


※過去の展示解説の様子

(生涯学習課)

1/7(日)のひとはく探検隊「海のいきもの探検」
隊長の頼末研究員と、博物館に展示されている海のいきものをみてまわりました。

2階展示室ではクイズにチャレンジしながら、ナガスクジラやアオザメ、アオウミガメのことを
教えてもらったよ!
隊長がアカエイに刺された時の話も聞きました。
海には危険もいっぱいなんだね...。
3階展示室では干潟のいきもののお話を聞きました!
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実験室ではホタテを解剖して、見せてもらったよ。
立派なホタテの貝柱、大人の方(スタッフも含め)からは、思わず「おいしそう...」の
つぶやきが(^▽^;)
これが目なの?!などなど、驚きの連続でした。
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ご参加のみなさん!ありがとうございました!!
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今回の探検隊の報告書を、後日4階オープンラボに掲示します。
みなさん、ぜひ見に来てくださいね☆

フロアスタッフ かどはまえりこ

新しい年になりました!
本年も どうぞ よろしく お願いいたします

1月5日から、お正月バーション?の ひとはく です。
(フロアスタッフ手作りの「宝船かざり」や
「ひとはく おみくじ」などが ありますよ。)

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▲お正月バーション?の館内のようす


さて、月の第1日曜日Kidsサンデーです。

この日(1月7日)は、ほぼ晴れていましたが気温は低かったです
(三田での最低気温-2.2℃、最高気温8.9℃)。

また、新しい年になって、ここ数日の朝(9時ごろでも)の
何回かは、(特に日光が朝、直接あたっていないところでは、)
植物の葉に霜が見られましたよ。

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▲ムラサキツメクサ(マメ科)の葉   ▲ヒメジョオン(キク科)の葉


博物館の周辺では、寒い中、カンツバキ(ツバキ科)の花が
たくさん咲いています。

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        ▲エントランスホール横 の カンツバキ(寒椿)の花



1月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<館内では・・・>

■研究員と、合衆国太平洋諸島魚類野生生物事務所のDr.Benton,K.P.さん、
ホオナネア フラスタジオの皆さん、カパーフラオカ イリマレイ アーピキ
の皆さんによる「2024 新春オープンセミナー『日本とハワイの縁起の
いいシダ植物&フラ実演』」のようすは・・・

はじめに、研究員による日本のお正月に飾られるシダ植物
について話がありました。

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▲シダ植物についての解説

続いて、ハワイの新年「マカヒキ」 と Hula(フラ)に
(髪飾りやレイなどに)使われるシダ植物についての
お話 や フラの実演もありました。

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▲シダ植物の イシカグマ(コバノイシカグマ科)の髪飾り


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        ▲フラ(Hula)の実演のようす


美しく、優雅な踊りをみなさん楽しんでいただけましたか?


■エコロコおやこ『まつぼっくり で けん玉をつくろう!』
のようすは・・・

アカマツやクロマツのマツボックリを使ってけん玉をつくりま~す。

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▲おやこで、マツボックリ けん玉をつくっている ようす


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▲マツボックリのけん玉をやっている ようす


マツボックリが、うまくカップに入ったかな?


■研究員とフロアスタッフによる「ひとはく探検隊『海のいきもの探検』」
のようすは・・・

まず、2階の展示室を探検したようですよ~。
海のいきものの標本を見ながらお話を聞いています。

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▲エイの仲間などを観察中


他の階の展示室も探検したあと、
実験セミナー室で貝の仲間を解剖して観察したとのこと。
スペシャル~

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▲貝の仲間を解剖して観察中


参加された方、どうでしたか~
いろいろな発見がありましたか?



さらに、フロアスタッフによるデジタル紙芝居や展示解説も
実施されました。


皆さん、今回も いろんな体験などをして、
楽しんでいただけましたか?


次回のKidsサンデーは、2024年3月3日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

あけましておめでとうございます!!!
本年も皆様にとってステキな1年でありますように...☆

さて、お正月はどんなことをして過ごされましたか?(^^)
人と自然の博物館は、1月は5日~8日まで開館しております。
本日1月6日のはかせと学ぼうは、久保田研究員による「化石を掘り出そう!」でした。
毎回大人気のイベントのため、今回は実施回数や定員を増やしての開催となりましたが、
おかげさま満員御礼となりました!

まず初めに恐竜はかせの久保田研究員から、実際に丹波市でおこなわれた恐竜化石の掘り出し方についてお話がありました。
最初はショベルカーを使って化石のある地層まで掘っていって・・・
取り出した化石は、最後は顕微鏡をのぞきながらエアチゼルという道具を使いながら人の手で細かくクリーニングしていくんですね。
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お話を聞きながら熱心にノートをとっている子も...!
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今回は竹串やハケを使って化石を掘り出しました!
どこに化石があるかな?どこを掘ればいいかな?どんな化石かな?
いろいろ考えながら、道具の使い方も試行錯誤して一生懸命掘り出していました。
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時間がかかっても最後まであきらめずに頑張って

みんな化石を掘り出すことができました!
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みんなが掘り出したのは本物の化石です!大切にしてね!
ご参加いただきありがとうございました!

次回は3月9日(土)に同じイベント「化石を掘り出そう」があります。
またぜひ参加してくださいね!


フロアスタッフ 一同



きのうにつづき、きょうもクリスマス○✕クイズ大会
クリスマスソングではじまりました!
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1問ずつ○✕の札をあげて答えます。
画面をみつめながらドキドキハラハラした時間でしたね。
あっというまに13問のクイズが終わりました。

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クイズを通して、ひとはくのふしぎや標本のこと、いろんなことをたくさん知ったね。
ご参加ありがとうございました。

ひとはくは年内は12月27日(水)まで開館しています。
みなさまのお越しをお待ちしています。

(フロアスタッフ いしくらまきこ)


12月16日(土)は、「クス○✕クイズ大会」を開催しました。

みんないくつ正解出来るかな・・・?

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クイズに悩みながら○✕ボードで、答えを掲げてくれました。
10問正解したお子様もいて素晴らしい!!

大人まで一緒に参加したクイズ大会は盛り上がり、初日を終えました。明日12月17日も〇クイズ大会を開催します。

楽しく一緒に学びましょう、みなさまのお越しを心からお待ちしております。

フロアスタッフ 一同


12月10日(日)のフロアスタッフとあそぼう!は~画はくの日「昆虫標本を描こう!」~を行いました!

今回は収蔵庫にある標本も登場しました!!
絵を描く前にまずは昆虫クイズから。

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どの標本を描こうかな?たくさんあって迷います・・・
みんなよく観察して、細かいところまで描けていますね。

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ひとつの標本をじっくり描いたお友だちや、いろんな標本を描いたお友だちも。

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素敵な作品がたくさん出来ました!
作品はひとはくサロンに1ヶ月飾られています。
また見に来てくださいね。

フロアスタッフ たに くみこ








今日の はかせと学ぼう! は「花札をつくってあそぼう!」です!

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日本特有のカードゲーム花札!
描かれている絵はニホンイノシシだったり、季節に合った花やなんと鬼もいます!

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初めに花札博士の髙田研究員から
花札に描かれている絵の解説と塗り方を教わります!

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6月に描かれているチョウは何だろう?

博物館には沢山の専門書や本があります。
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花札博士と皆で
何のチョウなのか話し合って色を塗りました!


ぬり絵のあとは・・・

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お楽しみの花札で遊びます!
花札博士が特別に
絵柄の違う沢山の花札を持って来てくれました!


花札のルールは難しい・・・けど、、、
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ルールの知ってるお友達や遊び方が分かるスタッフ達が加わって
カンタンな絵柄合わせで遊びました!

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花札博士と夢の対決をしたお友達もいたよ!

ルールが分かると盛り上がりましたね!
お家でもオリジナルの花札でたくさん遊んでみてね!


明日のイベントは・・・

「骨のバードウォッチング この骨どのトリ?」
「松ぼっくりのクリスマスツリーつくり」
「フロアスタッフとあそぼう!画はくの日」
「星・宇宙へのとびら~冬の星空案内~」

日曜日は博物館遊びに行こう!お待ちしております!



フロアスタッフ やなぎもと かな
 小春日和となった12月8日午後、「地域農業科」という特色ある学科を持つ篠山東雲高校の生徒と先生が来館され、博物館入口前花壇の植え替えと整備を行っていただきました。

   最初に前回までの古くなった草花を取り除き、花壇を耕します。
 6月に引き続いて、今回も「アグリ・サービス類型」の2年生8名が植栽を行いました。  
   学校で大切に育てたパンジーとビオラの苗300株を色合いを考えながら配置し、植えていきます。
 入り口が、とても美しく華やかになりました。  
   篠山東雲高校の皆さん。ありがとうございま した!

◎篠山東雲高校の生徒より
・古い花の根っこをとるのがなかなかたいへんでしたが、しっかりできました。
・来館される皆さんに喜んでもらえたらうれしいです。


(生涯学習課)


月の第1日曜日Kidsサンデーです。

当日(12月3日)は、晴れたり曇ったりといった不安定な天気でした
(三田で最高気温12.1℃)。

博物館周辺では、
すっかり葉を落としたケヤキ(ニレ科)と
黄~オレンジ色の葉を付けたクヌギ(ブナ科)、
赤くなった葉を付けたイロハモミジ(ムクロジ科)など
がみられます。

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▲枝に葉がないケヤキ(左下)、
オレンジ色っぽい葉のクヌギ(右上)、
赤い葉のイロハモミジ(中央下)

ちなみに、中央の背の高い木はセコイア(ヒノキ科)、
左端の濃い緑色の葉(写真では暗い色)は、ヤマモモ
(ヤマモモ科)です。





12月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。

<エントランスホールやコレクショナリウムの周辺では・・・>

■『そとはく』のようすは・・・

エントランスホール前の芝生地で、木の実などを使った楽しい遊びや
動物のぬいぐるみなどで遊べる場所「ぬいぐるみ の くに」など
が用意されていましたよ。

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▲芝生地で楽しく過ごせる場所



また今回も コレクショナリウムの前のアスファルト(「黒板ひろば」)で
いろいろな絵が描かれていましたよ。

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▲「黒板ひろば」で絵などを描いているようす




<コレクショナリウムでは・・・>

■「標本のミカタ『稲原コレクションのクワガタムシ』の展示」
のようすは・・・

コレクショナリウムの1階に「稲原コレクションのクワガタムシ」
が特別に展示されていましたよ。


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▲クワガタムシの展示




■「ギャラリートーク『稲原コレクションのクワガタムシの話』」
のようすは・・・

クワガタムシの展示について研究員による分かりやすい説明がありました。

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▲研究員が話をしているところ

世界のクワガタムシは、どうでしたか?
標本のミカタわかりましたか?


<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『葉っぱぐるぐる を つくって あそぼう!』
のようすは・・・

何種類かの葉っぱから自分の好きなものを選んで
「葉っぱ ぐるぐる」をつくります。

親子で一緒につくっていますね~。


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▲親子で、つくっている ようす

うまく出来たかな?



■エコロコおやこ『深田公園でわくわく みっけ さんぽ!』
のようすは・・・

こども環境体験コーディネーターから説明を受けて深田公園へ
「ふあふあ」「ぱりぱり」「がさがさ」など いろんなものを
さがします~。

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▲さあ、さがしに いきま~す      ▲「〇△〇△」をみつけた!


見つけたものを みんなで観察します。

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▲みんなで観察しているところ

みんな、わくわく したかな?



■研究員とフロアスタッフによる
ひとはく探検隊『ひとはくって なあに?』
の ようすは・・・

研究員から 説明を受けて、さあ、出発です!
まずは、ひとはくサロンで外を見ながら・・・「なぞ」の解明?



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▲ひとはくサロンで お話中

外にも探検しに行ったようですよ。
外へ行ったときの写真は、下記のブログで紹介されています。

こんにちは!フロアスタッフです♪~ひとはく探検隊~「ひとはくってなあに?」



その他、人と自然の会の皆さんによる『おはなし シアター』 が
上演されました。
今回の お話は・・・、
「あわてんぼうのサンタクロース」と「十二支のはじまり」でした。

また、フロアスタッフによるデジタル紙芝居 や 展示解説も実施されました。


皆さん、今回も いろんな体験などをして
楽しんでいただけましたか?

次回のKidsサンデーは、2024年1月7日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
12月3日(日)はひとはく探検隊「ひとはくってなあに?」を行いました!!
まちづくり はかせ!ふくもと隊長と一緒にひとはくを探検したよ♪
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さあ!マップを持って出発だ~!!

実は 博物館には ひみつ や なぞ が いっぱいあるんだって!!
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ひとはく が できる前など昔のお話が聞けました(*^-^*)
隊長からたくさん、ひとはくのひみつを教えてもらったね♪
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楽しかったね♪♪
ご参加いただき ありがとうございました(*^-^*)

フロアスタッフ おくの みか

2023年も残り1ヶ月ですね!
12月2日(土)は、はかせと学ぼう「ちいさな、ちいさな、化石をさがそう~クリスマスヴァージョン~を行いました♪
かせき はかせの ひろせ研究員と一緒に、顕微鏡をのぞいて微化石(びかせき)と呼ばれる、とっても小さな化石を探しました。

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なんとモニターの画面に映っている ほとんどが化石なんだって!

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細かい作業だったけど、みんなコツをつかんで上手に拾えていました。

今回は12月ということで特別にクリスマスヴァージョン!!
化石を保存するスライドガラスに貼り付けていきますが、そのガラスの小っちゃなツリー飾りながら標本をつくりました。

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化石の飾りをたくさんつけて、とてもステキなツリーが完成しました☆

クリスマスが来るのが楽しみですね。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

フロアスタッフ ふくもと ななみ
今日のフロアスタッフとあそぼうは、昨日に引続き「ひとはくアドベントカレンダー」
クリスマスまでをカウントダウンするカレンダーをつくろう!!

ひとはくの人気者、タンバティタニスなどに色をぬりぬり。
雪の結晶のかざりもペタペタ貼っていくよ。
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完成!!
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待ちどおしいクリスマス☆彡
カレンダーを見ながら、楽しみに待っていようね!
ご参加のみなさん、ありがとうございました!!

フロアスタッフ かどはま ふくもと
 植物の子孫を効果手に増やす・広げる戦略で重要な役割を果たすのが種子です。植物は親個体からできるだけ遠くに種子が運ばれるよう、その形を進化させてきました。

   植物の中には、空中に節が長く留まって横から吹いてくる風によって少しでも遠くに運ばれるよう、くるくる回って落ちる種子をつくるものがあります。カエデの仲間、シデの仲間がその代表です。
 くるくる回って落ちる種子には、様々な形があり、回転する様子も異なります。その様子を、下から風が吹く透明パイプの中に落として、じっくり観察してみましょう。  
   子どもたちに種子をパイプの上の真ん中にそっと落としてもらいました。ウリハダカエデ、イヌシデ、マルバアオダモ、ツクバネウツギなど種類によって、種子の形を確認し、回り方が違うことを自ら試して知ることができました。
 くるくる回る種子の「種子」の部分と「はね」の部分、重心の位置の違いによって回り方が変わってくることを、研究員が大きな模型や体を使って紹介しました。  

◎受講者のコメント
・種子によって回り方が違い、おもしろかった。
・パイプから飛び出していくのもあった。
・一度にたくさん入れたらすごかった。

◎橋本研究員より
   秋は、紅葉だけでなくくるくる回って落ちる種子に出会える季節です。紅葉狩りに出かけるときに探してみてください。また、まちなかの身近な公園にもトウカエデやハナゾノツクバネウツギなどくるくる回る種子をつくる園芸樹木が植えられているので、探してみてください。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)



本格的に寒くなってきましたね...
あと1か月で待ちに待った
ということで今日のフロアスタッフとあそぼうでは「ひとはくアドベントカレンダー」をつくりました☆彡
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みなさんアドベントカレンダーって知ってますか?
クリスマスまでの日をカウントダウンするカレンダーのことです。

ひとはくオリジナルキャラクター、ひとくんとはくちゃんの飾りや雪の結晶をペタペタ...同じ飾りを貼っても、みなさん個性が出て面白いですね♪


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恐竜をカラフルに塗ったり、おうちのまどにサンタさんや星を描いているお友だちもいました☆彡
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すてきなオリジナルのアドベントカレンダーが完成しました♪

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ご参加ありがとうございました!
このイベントは明日もおこなわれます。みなさまお待ちしています♪

フロアスタッフ ふくもとななみ  ふくいまゆみ
 このセミナーでは、兵庫県に産するユニークな植物や植物相の特徴について、クイズ形式で楽しみながら理解を深めます。

   日本の都道府県で12番目の広さの兵庫県には、日本で知られている5000種以上の植物のうちの36%、2000種以上の植物が生息しています。まずその多さにびっくり。
 それは、兵庫県が北は日本海に面した但馬地域から、南は淡路島、太平洋までつながる南北に細長い地形であるからです。  
   兵庫県でしか見られない植物もあるそうです。三木市の花は「さつき」。知っている子もたくさんいましたね。学校でも咲いているそうです。
 野菜の花からその種類をあてるクイズでは、みんながふだん食べている野菜は、実であったり茎であったり、あるいはもとは同じ仲間で栽培の仕方の違いで、色や形が違うものがあるそうです。  

◎受講した児童のコメント
・クイズがおもしろかった。
・兵庫県にはたくさんの植物がありました。
・知っていることもあったけど、知らないことがたくさんありました。
・カリフラワーの作り方を聞いてびっくりした。

◎高野研究員より
   兵庫の植物について楽しく学んでほしいと考え、クイズ形式で様々わかっていることを紹介しています。



(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

 46億年の地球の歴史の中で、中生代に大繁栄した恐竜。一部の恐竜は、現在も鳥として生き残っています。

   アンモナイト化石が有名な兵庫県の淡路島で2004年に発見されたのはハドロサウルス科の恐竜(ヤマトサウルス・イザナギイ)。
 化石が見つかることが知られていなかった丹波地域で2006年に発見されたのは、丹波竜(タンバティタニス・アミキティアエ)。  
   兵庫県産の2大恐竜は、新属新種として学名が与えられています。
 恐竜ってどんな生物だろう? 丹波竜ってどんな恐竜? 化石のクリーニングって? 恐竜に関する様々な疑問についてクイズ形式で勉強してから、館内の恐竜化石と恐竜ラボでの作業について解説します。  

◎受講した児童のコメント
・兵庫県で発見された恐竜があることを初めて知った。
・クイズが楽しかったしおもしろかった。
・シーラカンスが生きた化石といわれるのはなぜ?

◎田中研究員より
   このセミナーでは、「生きものとしての恐竜」を理解してもらうために、"恐竜に一番近い動物は?""鳥と恐竜はどのような関係なの?"など、様々なクイズを交えたお話をさせていただいております。また、「兵庫県で見つかった恐竜とその発掘物語」についても紹介しています。ご興味のある方は、ぜひ博物館までいらっしゃってください。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)


11月19日(日)のはかせと学ぼう!「ろ過実験コンテスト」を行いました。

ろ過とは、きたない水をきれいな水にすることです。

三橋研究員に教えてもらいながら、ろ過装置をつくっていきます。

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何度も繰り返してろ過装置に水を通すと...

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こんなにきたなかった水がとてもきれいな水になりました!

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水をきれいにするには時間と手間がかかるので、大切に使わないといけないですね。

ご参加いただきありがとうございました!

フロアスタッフ やまの みく
本館2階で開催中の「妖怪と自然の博物展」の関連企画
11月18日(土)は画はくの日スペシャル!
「ようかいを描こう!」でした。

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オリジナルの ようかい もたくさん誕生しました。
ようかい の名前も考えたよ~。

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4階休憩コーナーの壁面一角が展示会場、こわくて、ふしぎで、かわいい ようかい が大集合しました。

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ご参加ありがとうございました。
みなさん、見に来てくださいね!

(フロアスタッフ いしくら まきこ)
 昨年10月、ひとはくが開館30周年を迎えた際に、新しくなった植物標本収蔵庫。普段は立ち入ることのできない場所を、特別にご案内します。

   収蔵庫は、温度、湿度等厳重に管理されており、限られた人数しかご案内できません。
 また、出入口には前室があり、害虫などが入らないよう外部との緩衝地帯となっています。  
   収蔵庫にはたくさんのロッカーが並んでいます。標本は最近の植物図鑑で採用されているAPG3(Angiosperm Phylogeny Group 3)という分類体系の順に整理され配架されています。
 研究員から、標本の持つ意味、誰が、いつ、どこで採集したかを記録しておくことが大切と説明がありました。連ドラで取り上げられた「牧野富太郎」の標本も見ることができました。  

◎受講者のコメント
・貴重な資料、施設を見ることができてよかった。
・ただの押し花と標本との違いがわかりました。
・植物のことが好きで、いろいろな講座やイベントに参加させてもらっている。楽しいです。

◎高野研究員より
   自然は、気候変動や開発、外来生物の侵入など、外部の環境変化により影響を受けます。標本をきちんと管理し残すことで、生態系の変化や自然環境の変化を知ることの手掛かりとなります。今回のようなツアーを実施していますが、個別に植物の調査研究のために標本閲覧を希望される方は、博物館までご連絡ください。


(生涯学習課)

 地球の陸地を占める森林の割合は?

   森林分布を地図で見ると半分ぐらいを占めそうですが、実際には陸地の31%。
 そんな中、日本はフィンランドに次いで世界で2番目の森林率(68.5%)です。  
   その森林の生態を理解するための基礎をわかりやすく解説するのがこの講座です。

◎受講者のコメント
・あらためて森林資源の貴重さを実感しました。
・仕事とは全く関係ないが、森林の生態系のことに興味があったので受講した。
・参考になる文献も紹介していただけた。
・中身の濃いセミナーでした。これから身の回りの森林を興味深く見ていきたい。

◎石田研究員より
   気候変動や開発によって森林の植生が変化してきています。貴重な森林のことを学ぶきっかけとしていただければうれしいです。

(生涯学習課)

 意外と知らない恐竜の特徴、兵庫県丹波地域から発見された恐竜化石、大人気の恐竜クイズ。学校では触れない恐竜のことを学んで、楽しく博物館を見学しましょう。

   久保田研究員から恐竜の特徴についての説明を聞きました。
 丹波竜について、その特徴とともに、発見から取り出し、そしてクリーニングの方法、丹波竜以外に発見された恐竜や生きものについても説明を受けました。  
   約1億1000万年前の丹波地域に思いを巡らせました。
 最後に恐竜クイズです。全問正解は出るかな?  

◎受講した小学生のコメント
・恐竜のことがよくわかった。
・恐竜クイズが楽しかった。
・日本の各地で恐竜の化石が発見されていることを知りました。兵庫県の淡路や丹波でも恐竜が発見されて、すごいと思いました。

◎久保田研究員より
   兵庫県丹波地域からはたくさんの恐竜化石が見つかっています。このセミナーを通して丹波での恐竜化石の発見や発掘について学ぶことで、展示室や恐竜ラボをより深く楽しく見学することができますよ!


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

11月12日(日)の『ひとはく探検隊』は~ちいさな秋を顕微鏡でさがそう~でした。


探検隊長は廣瀬研究員☆彡
隊長に続いてひとはくを飛び出します。レッツゴー!
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深田公園でちいさな秋をさがします。
どんなモノが秋かな?顕微鏡で見たらどんな感じになるのかな?
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それぞれが見つけた「ちいさな秋」を顕微鏡で観察します。
新しい発見がたくさんありましたね(^^)
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ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
少し肌寒い日でしたが、秋らしいどんぐりや木の実などをたくさん集めることができました。

次回の『ひとはく探検隊』も皆様のご参加お待ちしてます!!

フロアスタッフ:みやぎ りえ
 博物館の周りにある植物や小さな生き物を集めて、顕微鏡で観察してみましょう。ふだんの秋の景色も、顕微鏡を通して見ると、また違った表情を見せてくれます。

   今日のひとはく探検隊は、深田公園を歩き自分で見たい「秋」を5つさがしてきます。
 そして、見つけた「秋」を顕微鏡で見てみます。さて、どんな「秋」が見つかるでしょうか?  
   館内に戻り、最初に顕微鏡の使い方の説明を受けました。顕微鏡の横についているつまみを回すと... ピントが合いました。こんなに大きく見ることができるのですね。(1000円札にこんな字が書いてあったとは知りませんでした。)
 自分が拾ってきた「秋」を顕微鏡で見てみました。いろんな葉っぱ、ドングリ、松ぼっくり、木の枝などなど。倍率も変えて、さらに大きく拡大しました。  
   そして最後には、お友達に見せてあげたいものを紹介しました。参加してくれたみんなと「秋」が共有できましたね。

◎受講者のコメント
・とっても大きく見えました。
・楽しかった。
・今日はホームページでこのイベントを調べてきました。
・ほかの人にも教えてあげたい。

◎廣瀬研究員より
   顕微鏡の中の小さい秋がたくさん見つかりました。今後も、顕微鏡を使った観察をいろいろと企画しています。ぜひご参加ください。



(生涯学習課)

ひとはくにクリスマスツリーが飾られました。
毎年、毎年、・・・大本さんご夫婦がボランティアで設置してくださっています。
今年は、グリーンベースのキラキラツリーです。
外は寒いですが、心温まる美しいツリーを皆さん見に来てくださいね!
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そして今日11日(土)のフロアスタッフのイベントは「ようかいクイズラリー」を行いました。
只今開催中の企画展「妖怪と自然の博物展」を会場に、みんなで妖怪さがしをしました。
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最初にルール説明をきいてから
よーいドン!クイズラリーのスタートです







妖怪(ようかい)っているのかな?
化ける妖怪
水辺にあらわれる妖怪
怨念が生き物にあらわれた妖怪

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いろんな妖怪をみつけました







最後は答え合わせ
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全問正解できたかな?

みんな妖怪について詳しくわかったね!

ご参加いただきありがとうございました。



企画展「妖怪と自然の博物展」は来年1/8まで開催しています。

みなさまのお越しをスタッフ一同お待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ
今年度,「ジオの教室 in 淡路」プロジェクトでは,淡路島の各地で化石や地質に関するイベントを計画しています.

今月は淡路市にある野島断層保存館とコラボして,「野島断層 秋の親子体験教室」を実施します.
テーマは「淡路島の化石と断層」です.
プログラムは・・・

・化石採取の実演
・化石のレプリカづくり(アンモナイト)
・化石と断層のお話
・見学ツアー(野島断層保存館)
・淡路島産化石のミニ展示

野島断層は1995年の兵庫県南部地震を引き起こした断層で,国の天然記念物に指定されているほか,昨年には「第1回世界の地質遺産100選」にも選ばれました.
保存館を見学すると,断層によって地面や地層が大きくずれている様子を間近に観察することができます.

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親子体験教室へのご参加には事前のお申し込みが必要で,定員に達し次第受付を終了します.
受講料は無料です.
詳しくはチラシをご覧ください.
231118flyer_nojima.pdf

11月18日(土)は淡路市でお待ちしています!!

(生野)

月の第1日曜日Kidsサンデーです。

当日は、晴れていて11月とは思えないくらい暖かい日
(むしろ暑いくらい)でした(三田で最高気温26.3℃)。

とはいえ、11月ですから、
博物館のエントランスホールの近くにあるエノキ(ニレ科)の
葉は黄色に色づき、その多くがここ数日で落ちてしまいました。


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▲エントランスホール近くの、わずかに残るエノキの黄色の葉と果実


また、3階入り口ちかくでは、ケヤキ(ニレ科)の葉が黄色~茶色に変化し、
ハナミズキ(ミズキ科)の葉は、鮮やかな赤色に変わっています。



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▲3階入口近くの、ケヤキの黄色~茶色の葉とハナミズキの紅葉


11月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<エントランスホールやコレクショナリウムの周辺では・・・>

■『そとはく』のようすは・・・

コレクショナリウムの前のアスファルトに「黒板ひろば」として
絵が描かれていましたよ。

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▲コレクショナリウム前の「黒板ひろば」で絵などを描いているようす


エントランスホール前の芝生地に設置されたキャンプ用のテントを
利用されている方もいました。

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▲芝生地のようす



お隣では、「つぼみマーケット(主催;三田市)」が開催されていましたよ。


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▲「つぼみマーケット」のようす




<コレクショナリウムでは・・・>

■「風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう」
のようすは・・・

研究員から説明を受けて模型をつくります。

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▲研究員から いろいろなタネの説明を受けているところ



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▲みんなで飛ばしているところ


<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『葉っぱぐるぐる を つくって あそぼう!』
のようすは・・・

いろいろな色の葉っぱから自分の好きなものを選んで
「葉っぱ ぐるぐる」をつくりま~す。


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▲葉っぱを選んだり、つくっている ようす




記念撮影をさせてもらいました!

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▲記念撮影中です!


■研究員とフロアスタッフによる 
はかせと学ぼう!「おやさいクレヨンって なあに?」
の ようすは・・・

研究員から 説明を受けて、
おやさいクレヨンを使って、本物や図鑑を見ながら
絵を描きます。

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▲おやさいクレヨンで絵を描いているようす

絵を見せてもらいましたが、綺麗な色で、
みんな上手に描いていました。


さらに、フロアスタッフによるデジタル紙芝居や
展示解説も実施されました。


皆さん、今回も いろんな体験をしていただけましたか?

次回のKidsサンデーは、2023年12月3日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
11月4日(土)のフロアスタッフとあそぼう「ようかいクイズラリー」を行いました。

2階展示室で開催中の「妖怪と自然の博物展」の展示が会場です。
クイズブックを持って開始!ようかいを探してクイズに答えます。

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最後に答え合わせと、ようかいのお話し。
あっという間に30分がたっていました。

ご参加いただいたみなさまありがとうございます!
来週11日(土)も開催します。
ぜひ、おこしくださいね!

フロアスタッフ いしくらまきこ
 秋晴れの好天の中「フラワータウンフェスタ2023」が実施されました。ひとはく前の道路を歩行者天国にして車の乗り入れを制限、団体専用駐車場、コレクショナリウム前歩道、芝生広場、恐竜ラボ東側広場などひとはくの敷地内も使いました。
 ホロンピアホールでは、第26回自然系調査研究機関連絡会議(NORNAC26)調査研究・活動事例発表会及び研究シンポジウムが行われました。
   模擬店や体験コーナー、特設ステージ、物販ブース、キッチンカーなど様々なイベントが実施されました。
 ひとはくも、そとはくとして芝生広場を開放、化石発掘、立体パズル、さわれる展示、車道にお絵かきなどを行いました。  
   文化の日は、入館無料の日となっています。館内はもちろん、コレクショナリウム、エントランスホールとも多くの人でにぎわいました。
 基調講演、講演の後パネルディスカッションが行われました。  
   調査研究およびポスターセッション(当館からは、高野研究員、藤本研究員、衛藤研究員、中濱研究員のポスター発表がありました。




(生涯学習課)

 体がぬめっと湿っているカエルは両生類。アマカエルやアオガエル、カジカガエルなどの多くのカエルは、手足の指先に吸盤をもっています。だから、葉っぱやツルツルの石、家の外壁などにとまっても落ちることはありません。

   じゃあ垂直の窓や逆さの天井にさえもとまれるヤモリも? いえ、ヤモリは、は虫類、体の表面は乾いています。指先も吸盤にはなっていません。ひとはくにあるヤモリの標本を実際に見てみました。
 じゃあどうして、垂直の壁や窓ガラス、完全に裏返しになった天井からでさえ落ちないのでしょうか。それは、指先にあるうろこの1枚1枚に密集してはえている細かい毛に秘密がありました。  
   以前はヤモリが落ちないのは、この指先の毛が壁や天井の表面にある細かい凹凸に引っかかっていると思われていましたが...。
 ためしにヤモリを限りなくツルツルに磨いたガラス面にとまらせても落ちません。
実は、やや平らな指先の毛の先端ととまる面との間で「分子同士がひっぱり合う力が働いているから」でした。ほんの20数年前までは、誰もが間違った認識だったということです。先生のお話で知ることができました。
 

◎受講した小学生のコメント
・自分たちの知らないことを教えてもらいました。
・ヤモリの指先の秘密がわかった。
・カエルは、両生類。ヤモリは、は虫類。指先に違いがあることがわかりました。

◎太田研究員より
   アマガエルやアオガエルがいたら捕まえ、体の表面が湿っていること、指先が広がって吸盤上になっていることを確認しましょう。ただし、カエルの体表の湿り気には粘膜(ねんまく)を刺激する成分が含まれているので、うっかりそのまま目の近くをさわって粘膜についてしまうととてもしみます。カエルをさわったら、まずしっかりと手を洗いましょう。
 ヤモリには毒はないので、今度見つけたらぜひ捕まえ、カエルとちがい指先の下面も含め体全体が細かい乾いたうろこでおおわれているところを観察してみてください。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

 「論文をはじめ、科学的な文章の書き方のコツを伝授します。」という触れ込みのこの講座は、中学生から大学院生、そして退職された大人まで幅広い年齢層の方が受講されています。

   1回目の論文の読み方の講座を受講した中学生が、岡山県から参加してくれています。
 また、将来研究者になりたいという中学生も参加、論理的な文章が書けるようになりたいという意気込みで参加されています。  
   前半に科学的文章の書き方について講義をした後、データからどのように文章を書いていくかについて例題を活用しながら実習形式で学んでいきました。

◎参加した受講者のコメント
・4月に受けたセミナーが良かったので今回も予約して受講しました。とても分かりやすくてよかったです。
・論文が書けるようになったらいいと思ったので受講しました。
・将来研究者になりたくて、そのためにもこの講座に興味がありました。
・ChatGPTの回答が完全でないことも興味深かった。

◎中濵研究員より
   前回の読み方から続いて、論文の書き方の講座を行いました。なかなかすぐにマスターするのは大変だとは思いますが、少しでも論文作成にご興味を持っていただけましたら嬉しく思います。



(生涯学習課)

 
 雨庭(あめにわ)とは、建物や路面に降った雨水を意図的に取り込む構造をもった庭のことです。本セミナーでは、ひとはく敷地内で、受講生がデザインした雨庭を実際に施工します。

【10月14日(土) 5回目の様子】
 全6回にわたって実施されるこのセミナーは、今日が5回目、手作業にて、造成、石組み、平板舗装などの土木工事を行った様子です。

  雨水の流れを考えてデザインされた庭をつくっていきます。
慣れた手つきで造成を進め、整地されたところに平板を置いていきます。  
  円形に栗石を敷き詰め今日の作業は完了です。
次回は、ひとはくジーンファームで育苗した地域在来植物を用いて植栽工事を行います。  

【10月28日(土) 6回目の様子】
 雨庭の作り方の最終回、本日は6回目、植栽の作業になります。

   前回までで造成した庭に砕石を敷きつめ、雨がたまる場所を作ります。
 その後、植栽の準備をしていきます。2つめの石組みもできました。  
   植栽後に、マルチバークを敷き、最後に水を撒いて完成です。
 素敵なお庭ができました。雨の日が楽しみです。  

◎受講者のコメント
・エコな雨庭が理解できた。植栽も楽しみ。
・雨庭に興味があり、施工まで体験できてよかった。
・雨水が浸透するエコな花壇が受講者と協力してつくることができてよかった。
・一般家庭でもできそう。
・昨年から引き続き参加した。造園の仕事をされている方とも一緒にできて楽しかった。

◎髙田研究員より
  雨庭が完成すると雨の日が楽しみになります。雨の日もぜひひとはくにお越しください。

(生涯学習課)

「農業、農村と聞いて連想するイメージは講義の前と後で変わりましたか?」
という研究員の問いかけに、
「田舎、田んぼ、高齢化、もうからないというようなイメージがあったが、やり方次第だ、ビジネスになる、可能性があると感じた。」
と、高校生たちは答えました。

   今日は、「未来に残したい農業や農村の持つ魅力」の一般セミナーです。
 有馬高校(人と自然科)1年生の生徒と一般の受講者が受講されました。  
   受講する高校生は、メモをしっかり取って学習を進めていました。研究員の問いかけにも積極的に答えていました。
 一般参加者の方も、高校生と一緒に受講され、新鮮な気持ちになられたようです。  

◎受講した受講者のコメント
・農業が化学や経済、歴史など様々な学びにつながっていることがわかった。
・チャレンジしている生産者の方がおられ、新たな伝統ができていっていることを感じた。
・脱サラをして農業を始めたが、毎回講義は新鮮である。今後の自分たちの取り組みに活かしたい、研究員の先生に助言もいただけたらと思っている。

◎衛藤研究員より
   作物の栽培、そして販売までさまざま農業に関する学びを行っている高校生が積極的に受講してくれました。日本の農業には課題もたくさんありますが、大きな可能性があることも事実です。一緒に学んでいきましょう。


(生涯学習課)

今日のひとはく探検隊「キノコGETだぜ!」
ひとはくの横にある深田公園で、秋のキノコを探したよ。
探検隊長はキノコはかせ秋山研究員
ポカポカ陽気の中、さぁ!出発!!

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「見つかるかなぁ・・・?」下を見ながら、探しまわります。
「あった!」「ここにもあった!!」
次々発見しました☆彡

ひとはくに戻って、机に並べました。
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拾ったキノコは同じ種類のもので分けて、隊長にそれぞれの名前を教えてもらいました。

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今年はキノコが少ないかも...と始まる前は心配でしたが、
想像していたよりもいろいろなキノコが見つかりました♪
ご参加のみなさん、ありがとうございました!!

今日の探検隊の報告書を、4階ひとはくサロンに後日掲示します。
みなさん、見に来てくださいね♪

フロアスタッフ かどはま・ふくもと
「それ知ってる!」
「明石公園で見た!」

   明石市立大観小学校3年生が、クイズを解きながら、自然や植物のことを学びます。問題は全部で15問、A、B、C、3つの選択肢から解答を選びます。
 問題によっては、ホワイトボードを使って追加の説明を加えていきます。桜の花は、バラ科、バラ科の仲間は、リンゴやもも、サクランボもその仲間です。  
   予定していた時間はあっという間に過ぎました。知らないこともありましたが、楽しいクイズで身近な自然の植物のことを学ぶことができました。
 15問中、14問正解の児童もいました。すばらしい!  

◎受講した小学生のコメント
・クイズがたのしかった。
・花の名前でおもしろいものがあった。
・学校にもあるので、今度花をよく見てみようと思った。
・しらないことがたくさんあった。

◎橋本研究員より
   クイズをきっかけに楽しく自然のことを学ぶことができます。まずはクイズを楽しんで、自然や植物のことをたくさん知ってくださいね。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

今日のフロアスタッフとあそぼう!は「きょうりゅう骨パズル」をしました!

みんなの体より
大きな木のパズルで
兵庫の恐竜タンバティタニスを完成させます!

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足はここかな?
向きはあっているかな?
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遠くから見て考えるお友達もいました!

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2回目は、ふたつのチームに分かれて完成タイムを競いました!

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足を専門に、はめてくれるお友達もいたよー!
尻尾と首の違いが難しかったね!


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最後にタンバティタニスのハンコを押しました!

タンバティタニスは本館3階で本物が展示してあります!
またタンタンに会いに来てね!


フロアスタッフ やなぎもと かな

10月22日(日)のフロアスタッフとあそぼうは、きのうと同じハロウィンクイリングを行いました。

細長い紙をくるくる巻いて、かぼちゃとぼうしを作ります。

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かざりをつけたら...
オリジナルのかわいいハロウィンカードが完成しました!

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みなさん、とっても上手にできましたね♪
ご参加いただきありがとうございました!

フロアスタッフ やまのみく
10月21日(土)フロアスタッフとあそぼう「ハロウィンクイリング」、細長い紙をくるくる巻くクイリングで、ハロウィンの立体カードをつくりました。

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クイリングのカボチャに顔を貼ったら、絵を描いたり、色紙を貼ったりして、オリジナルのカードができました。
コウモリやお化けの姿も見えますねー!紙のフレームも付けて完成です。

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明日、22日(日)も「ハロウィンクイリング」行います!ぜひご参加ください。待ってま~す。

フロアスタッフ いしくら まきこ
 尼崎小田高校サイエンスリサーチ科の生徒38名が、深田公園で行いました。

   研究員の指示の後、公園内にいる虫を採集に走ります。
最初は、少し戸惑いを見せていましたが、徐々に調子が出てきました。  
   つかまえた虫は、小袋に入れトンボ、バッタ、チョウなどのグループに分け、袋を壁にテープで張り付けていきます。そして、トンボを種名ごとに「ヒメアカネ」「コノシメトンボ」と掲示していきます。約40分の間に、54種139匹の虫を捕まえることができました。つかまえる虫は、天候や時期、実施する団体等によって変わってきます。
 採集後、高校生から、チョウとガの違いや、バッタが身長の何倍も跳ぶのはなぜか、ダンゴムシが尼崎には多いのにここでは少ないのはなぜか、といった質問が出ていました。  

◎受講した高校生のコメント
・小学生の時に戻った気がした。
・普段できない活動ができた。
・虫はあまり得意ではないけれど、楽しかった。
・小さいときには気づかなかったことが、虫を間近で見てわかったことがあった。

◎八木研究員より
   まず「なぜ」とギモンを発見することが大切で、そこから何をどう調べればよいのかを考えていくことが学びになっていきます。
今回の経験が、今後の探究活動につながっていくことに期待します。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

 シニア自然大学校の皆さまが、特注セミナー「種子散布の生態学」を受講されました。

   午前中は、大セミナー室で「種子散布の生態学」を2時間みっちりと受講されました。
内容:タツナミソウ(雨滴撒布、衝撃撒布):衝撃で、果実上部の隙間が開き、種子がはじけ出るなど。
午後は、秋晴れ好天の中、深田公園内で自然観察を行われました。
内容:シナノキ。枝に多数の果実がぶら下がっている。
 
   藤井主任研究員の解説を熱心に聞き、メモを取ったり写真に収めたりされています。
内容:ケヤキの種子散布。短枝に小さな果実と葉が着いたまま、風で飛んでいく。
 自然観察後は、大セミナー室に戻り、グループごとに今日の振り返りを行われていました。
内容:ヒメガマ。ガマの穂と雄花の解説:因幡の白兎がくるまったのは雄花のほう。殺菌効果がある。綿毛はチクチクして痛い。
 

◎受講者のコメント
・念願のひとはくに来ることができてよかったです。
・知らないことがいっぱい聞けました。
・楽しい時間が過ごせました。参加してほんとうによかったです。
・種子の話から万葉集の世界まで、幅広くて、裏のお話まで、お話が楽しかったです。

◎藤井研究員より
   秋の1日を楽しく過ごしていただけました。
現場に出て行うセミナーもたくさん行っています。
ここでしか聞けない楽しい話がありますので、ぜひご参加ください。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

 「はっぱはかせ、すごい!!」(ここでは、研究員は「はっぱはかせ」と呼ばれています)

   子どもたちの歓声が上がります。
公園に生えている草が笛になりました。
 子どもたちもチャレンジ、こども園の先生も鳴らそうと必死です。
「なった!」あちこちから音が出だしました。
 
   草笛の次は... 「スプーンのかたちのはっぱをさがせ!」という指令です。ある草のはっぱをうまくちぎると...  糸がでてきました! 子どもたちも次々と成功です。
 さわやかな晴天の秋の深田公園で「植物あそび」で楽しい時間が過ごせました。  

◎参加したこども園児のコメント
・はっぱでふえをならすことができたよ。
・先生もできた。わたしもできた。くさぶえがたのしかった。
・スプーンのはっぱがたのしかった。ちゃんとのびたよ。
・こおろぎをつかまえたよ。とかげは、はやかった。

◎小舘研究員より
   初秋の「しぜん みっけ!」を行いました。芝生地で夏の終わりに草刈りがされて、その後伸びてきた草を使います。
 遊べる草を探して、みんなで草相撲、草笛、茎の長さ比べ、などの植物あそびをしました。
「しぜん みっけ!」(植物)は、季節に合わせて植物を選んで実施します。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

 秋晴れ好天の中、深田公園にある秋のお花をさがして歩きます。

   研究員が「ガマの穂」をもって保育園児を迎えたところ、子どもたちは興味津々。
初めて「ガマの穂」を見た保育園児もいました。  
   先日草刈りが行われたため、深田公園は歩きやすくなったものの、お花の数は少ないようです。
 園児たちは、見つけたお花、植物、虫などを研究員に「これなあに?」と質問、研究員はそのひとつひとつにていねいに答えていました。秋のお花はたくさん見つかったかな?  

◎参加した保育園児のコメント
・花がたくさん見られてよかった。
・タンポポがあったよ。
・虫もたくさんいた。バッタをつかまえた。
・ソーセージ(ガマの穂)がおもしろかった。

◎中濵研究員より
   秋も深まってきて、花は少なくなってきましたが、それでもたくさんの花を見つけることができました。
子どもたちは、特に「ガマの穂」がお気に入りのようでした。
春にも行っていますので、皆さんぜひひとはくにお越しください。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

現在ひとはくでは、企画展「妖怪と自然の博物展」を行っています。

  今日は、フロアスタッフによる展示解説「ようかいツアー」を行いました。
クイズを交えながら、ツアーを進めていきます。  
  全国に伝わる妖怪伝承や、妖怪と人間生活とのかかわりなどを説明していきます。
◎受講者のコメント
(こども)
・お話を聞いて、こわく思った。
・こわかった。
・クイズが楽しかった。

(おとな)
・自然の中のいきものと昔の人の生活が結びついていることがわかりました。
・クイズを交えながら子どもも楽しめてよかったです。
・楽しく妖怪のことを知ることができました。
 


◎フロアスタッフより
楽しくひとはくの展示を紹介します。ひとはくにどうぞお越しください。
展示解説は、日によって違います。ホームページでお知らせしていますので、ご確認ください。

(生涯学習課)

 今日は、NPO法人の団体と大学生のボランティアサークルが主催する活動の一環として、化石発掘体験のセミナーが行われました。化石発掘体験のセミナーが行われました。丹波竜が発見された地層から掘り出された石の中から、化石を探します。

  最初に池田研究員からレクチャーを受け、大学生のサポートのもと小学生が体験しました。
大切なことは、石をよく見ることです。  
  石の中に「化石かも」と思うようなものがあったら研究員に見てもらいます。
1時間弱の体験でしたが、恐竜の歯やカエルの化石が見つかりました。  

◎参加した小学生のコメント
・ひとつ見つかった。うれしかった。またやりたい。
・恐竜の歯を見つけました。少し疲れたけど、楽しかった。
・先生に化石かどうか見てもらっているとき、ドキドキした。化石だと聞いてびっくりした。
・兄妹で見つかってよかった。

◎池田研究員より
  体験会をしていますが、調査の一環として実施しています。見つかった化石は貴重な資料として博物館で保管されます。皆さんも調査に参加してみませんか?

(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

 雨庭(あめにわ)とは、建物や路面に降った雨水を意図的に取り込む構造をもった庭のことです。本セミナーでは、ひとはく敷地内で、受講生がデザインした雨庭を実際に施工します。全6回にわたって実施されるこのセミナーは、今日が5回目、手作業にて、造成、石組み、平板舗装などの土木工事を行った様子です。

  雨水の流れを考えてデザインされた庭をつくっていきます。
慣れた手つきで造成を進め、整地されたところに平板を置いていきます。  
  円形に栗石を敷き詰め今日の作業は完了です。
次回は、ひとはくジーンファームで育苗した地域在来植物を用いて植栽工事を行います。  

◎受講者のコメント
・エコな雨庭が理解できた。植栽も楽しみ。
・雨庭に興味があり、施工まで体験できてよかった。
・雨水が浸透するエコな花壇が受講者と協力してつくることができてよかった。
・一般家庭でもできそう。
・昨年から引き続き参加した。造園の仕事をされている方とも一緒にできて楽しかった。

◎髙田研究員より
  雨庭が完成すると雨の日が楽しみになります。雨の日もぜひひとはくにお越しください。

(生涯学習課)

きのうに引き続きフロアスタッフとあそぼう「きのこのモビール」をつくったよ!

きのこクイズ
きのこは森のなに屋さんと呼ばれているでしょう❔
工事屋さん?
食べ物屋さん?
そうじ屋さん?

どれも当てはまりそうですが・・・
答えは、そうじ屋さん
きのこは、落ち葉や枯れた木を土に戻す役割があるんだって。
知ってたかな?

クイズのあとは早速作ろう!
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きのこの絵に色をつけていくよ
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色が塗れたら
糸にノリで貼って、星などで飾りを付けたら完成!
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みんなそれぞれ工夫してオリジナルモビールが出来ました
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ご参加いただきありがとうございました。

来週のフロアスタッフとあそぼうは・・・
「ハロウィンクイリング」です
長い紙をくるくる巻いてカボチャモチーフのクイリングに挑戦しよう!
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=22533

皆さまのご参加をおまちしています

フロアスタッフ せら ゆうこ
フロアスタッフとあそぼうは『きのこのモビール』をおこないました!
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いろんな大きさのきのこに色をぬってタコ糸にはりつけたら
自分だけのオリジナルのきのこのモビールが出来上がります♪
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皆さん、色えんぴつを使ってキレイに仕上げてくれました‼
お家で飾ってみてね~‼

たくさんのご参加ありがとうございました♪
 
きのこのモビールは明日もおこないます。
ぜひ、ひとはくにお越しください!
みなさんのご来館お待ちしています。

フロアスタッフ たかはし かや

 9月の5日(火)~7日(木)までの3日間、一般セミナー「Rで学ぶデータ解析」を行いました。同様のセミナーは2021年から行っています。3日間コースにしてからは今年で2回目です。

 このセミナーではRや統計の初学者を想定して、前提知識ゼロで学べるハンズオン形式の講習を行っています。Rでのデータ解析に初めて挑戦する人は、Rの使い方(プログラミング)とデータ解析(確率・統計論など)の両方をいっぺんに勉強することになります。うまくいかない事があっても「何が分からないのか分からない」状態になりがちです。そういう段階を一緒に乗り越えて、独力で勉強をするための基礎体力をつけてもらうのがセミナーの目標です。とはいえ、Rの基本操作から始まって確率分布や検定の考え方、GLMでの尤度比検定まで扱うので内容はそれなりに盛りだくさんです。


セミナーの大まかな流れは

1日目 Rの基本操作と作図

2日目 確率分布、二項分布のGLM、尤度比検定

3日目 ポアソン分布のGLM、正規分布のGLM、交互作用の解釈です。

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▲セミナー当日の様子。Rのコードや、モデルの背後にある数理の説明に加えて、サブディスプレイでR操作のデモも行います。

 初学者を想定していますが、参加者の方からは「卒業研究のときに言われるがままやっていた操作の理屈が理解できた」というような声がよく聞かれます。

 今年度は大学生・大学院生を中心に16人の参加がありました。3日間の長丁場、皆さんお疲れさまでした。所属も専門も違う多くの方に参加いただきました。こういった参加者の多様性は博物館でのセミナーならではと感じています。このセミナーは来年度以降も継続していきたいと考えています。興味のある方はぜひご参加ください。


(生態研究グループ 京極大助)










今日ははかせと学ぼう!「骨をみてみよう!」をおこないました。
骨はかせの池田研究員に、いきものの骨のことを教えてもらったよ!

ずらりと並んだ骨!骨!骨!
みんな興味津々ですねぇ。
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クイズにもチャレンジしたよ!
何問正解出来たかな??
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魚類やは虫類、ほ乳類。いろんな骨を触って観察しました!
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たくさんお話を聞いて、じっくり観察出来たみなさんに、はかせから「骨はかせの証明書」をプレゼント☆彡
ご参加のみなさん!ありがとうございました!!

明日は大人気のワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」をおこないます!
みなさんのおこしをお待ちしております!!

フロアスタッフ ふくもと・かどはま


月の第1日曜日はひとはくKidsサンデーです。

当日は、夜中から早朝までに、かなり雨が降ったようで
芝生地の植物がかなり濡れた状態でした。
また朝から曇っていて時々晴れるという不安定な気候でした。
気温は前日(三田で最高気温30.5℃)よりも 少し低い気温でした
(三田で最高気温26.2℃)。

博物館の入口近くや周りの緑道沿いにたくさんのケヤキ(ニレ科)が
植えてあります。そのため緑道沿いには、ケヤキの落ち葉がたくさん
見られ、清掃員の方がほぼ毎日、熊手や送風機を使って集められています。


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▲円形劇場の上ののり面のケヤキ(中央の木) ▲博物館の入口近くのケヤキ(右側の茶色の葉の木)


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▲落ち葉の清掃(緑道沿い)         ▲落ち葉の清掃(入口近く)


落ち葉の清掃は大変そうですが、たくさん落ち葉があると
秋らしい?感じがします。



10月の主な プログラム の ようす の報告で~す。

<エントランスホール前の芝生地では・・・>

前日の夜から早朝まで、雨が降って芝生地の植物が濡れていたため
乾くまでまって徐々に芝生のところに準備することになりました。

■『そとはく』 の ようす は・・・
  ※午後の様子も撮影したのですが、トラブルが発生してデータが
   とりだせなく(写真が見れなく)なりました。スミマセン。
   なので・・・、

ここでは、朝の準備中の写真を掲載します。

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▲『そとはく』の準備のようす


秋の草花や果実などが準備されていました。

また、自然物を集めるビンゴをしたり、貸し出しされている虫アミで
虫捕りをしたり、地面に自由にお絵かきをしたり、
ゆったりできる場所が用意されたりしていましたよ。



<コレクショナリウムでは・・・>
■『風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう』の ようす は・・・

いろいろなタネの説明を受けて模型をつくります。

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▲研究員説明中      

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▲つくった模型を飛ばしてまあ~す

それぞれのタネの模型、うまく飛びましたか?


<本館では・・・>
■『エコロコおやこ「ひっつきむし で かお を つくろう」』の ようすは・・

ひっつきむしを専用のシートに貼り付けて顔をつくります。

どんな顔をつくっているのかな?

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▲顔をつくってます

作品ができたら、それを持って記念撮影です。

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▲作品を持って、ハイポーズ!

よくできていますね~。



■人と自然の会の皆さんによる『おはなし シアター』 は・・・

今回のお話は・・・、

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▲『おはなし シアター』が上演されたアースシアター

「さる かに がっせん」と「てぶくろ」だったそうです。



■『フロアスタッフとあそぼう「きのこ の ペーパーバック」』 は・・・

キノコなどの秋らしいハンコを使って自分だけのバックをつくります。

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▲「きのこのペーパーバック」の看板        ▲参加者の作品


当日のようすは、下記のアドレスに報告されています。
https://www.hitohaku.jp/blog/2023/10/post_3012/


その他にも フロアスタッフによる デジタル紙芝居 や 展示解説なども
実施されましたよ。


参加いただいた皆さん、楽しんで いただけましたか?


次回のKidsサンデーは、2023年11月5日(日)です。

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ご家族で、ひとはく へ お越しください!


                      Kidsサンデープロジェクト 小舘


10月1日(日)のフロアスタッフとあそぼうはきのこのペーパーバッグを作りました。
まずはきのこに関するクイズ!みんな元気よく手を挙げてくれました♪
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そのあと、きのこやどんぐり、リスなどのはんこを選び、ペーパーバッグに押していきます。
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緑、青、赤。。。カラフルですてきな秋の景色ができあがりました☆彡
タグに名前を書いてペーパーバッグの取手に結んで完成です!
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ご参加ありがとうございました(^▽^)/
次回のフロアスタッフとあそぼうは10月14日(土)「きのこのモビール」です。
ぜひお越しください。

フロアスタッフ ふくいまゆみ
9月23日(土)は、ひとはく探検隊はかせとムシさがしを行いました!

深田公園で秋の虫をさがします。

探検隊長は、中濵研究員です。
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虫こぶは、植物の葉っぱを虫が居心地が良いようにつくりかえてできるコブです。
中には、ハエやアブラムシ、ハチなどの虫が一匹入っているんだって。

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ウスバキトンボは秋の時期になると、中国大陸から日本にやって来ます。
こんなに小さな虫なのに海を渡ってくるなんてすごいね!

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ゾウムシはドングリやツバキの花に穴をあけます。ドングリにあいている小さな穴はゾウムシがあけた穴だったんだね。

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いろいろな虫を見つけることができましたね♪
ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ やまの みく

9月24日(日)は、ひとはく探検隊「どんぐりをさがそう!」を行いました。
探検隊長 李研究員と一緒に、どんぐり探しに出発です(^▽^)/
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隊長がどんぐりの種類や特徴を教えてくださいました。コナラ、シラカシ、アラカシ・・・
コナラの帽子には大仏みたいなブツブツがいっぱいついているよ。冬になって葉が落ちるのがナラ、
冬でも葉が付いたままなのがカシとおぼえてね♪
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どんぐりの中で特に人気なのはクヌギだそうです!

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たくさんのどんぐりをゲットできました(^▽^)/
みなさまご参加ありがとうございました!


フロアスタッフ ふくい まゆみ
9月17日(日)はかせと学ぼう!はちいさな、ちいさな、化石をさがそう!をおこないました!!

みなさん!化石ってどんなものか知っていますか?
化石は生き物や、生きたあとが地層(ちそう)の中に保存されたものなのですよ!!
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微化石(びかせき)と言って顕微鏡を使わないと見えないくらい ちいさな化石もあります。
17日には、そんなちいさな化石さがしをしました。
微化石はかせ!ひろせ研究員のお話しを聞いてさがし方を教えてもらったよ。
観察できる化石は、有孔虫(ゆうこうちゅう)、巻き貝(まきがい)、貝形虫(かいけいちゅう)、ウニのトゲ・・・などです!

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兵庫県の北部の砂浜の砂をつかって、顕微鏡で探します。
顕微鏡で拡大すると、砂の中にはこんなに色々な化石や生き物のかけらが混じっているのにおどろき!
ちいさな細い筆を使って拾い、スライドにのせて、水を少し足して固定します。
化石ひとつ、ひとつ、この作業をくり返します!!

とても細かい作業だけど、みんな上手に拾えましたね!
すごい!!
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最後にスライドガラスをかぶせて、アルミケースに入れて完成!!
持ちかえりできますよ~♪

完成した化石のことをもっとよく知りたいお友達は...はかせがテレビモニターに大きくうつしながら教えてくれたよ♪

ご参加いただきありがとうございました!!
楽しかったね(*^-^*)
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次回のはかせと学ぼう!は10月8日(日)「骨をみてみよう!」です!
みなさまのご参加お待ちしております(*^_^*)

フロアスッタッフ おくの みか
きょうのフロアスタッフとあそぼうは「翼竜に色をつけよう」

翼竜は、恐竜の生きていた時代に、大空を飛んでいた大型は虫類です。
兵庫県の南あわじ市では、そんな翼竜の化石が発見されています!
今日は南あわじ市で見つかった化石と同じ仲間のケツァルコアトルスを作るよ!

まずは恐竜クイズ!
翼竜といえば、よく知られているのはプテラノドンかな?
ケツァルコアトルスはプテラノドンより大きい!
そしてプテラノドンのような大きなとさかを持っていません。
さすが恐竜大好きキッズのみなさん、名前を知っているおともだちもいましたよ(^_^)/
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さて作っていこう!
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どんな色をしていたのかなぁ?
みんな想像をふくらませて、かっこいいケツァルコアトルスが出来上がりました!!
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今日から3連休!
みなさん、ひとはくに遊びに来て下さいね☆彡

フロアスタッフ かどはまえりこ

9月10日(日)のフロアスタッフとあそぼう!は昨日に引続き~画はくの日「海や川の生き物を描こう」~を行いました!

海や川にはどんな生き物がいるかな?なぜ すむ場所が違うんだろう。
この大きな骨はなんの骨だろう?どうやって骨を組み立てたのかな。

初めにスタッフからのお話しを聞いてクイズにも挑戦しました♪
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では画はくの出番です!
どこで描くかは自由です♪ どんな絵が出来上がるかな。
みんな真剣だけど とても楽しそうです(^^)
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とってもステキな、楽しい作品がたくさん集まりました♪
みんな『ひとはく画はく』に認定!!
完成した作品はしばらくの間、4階ひとはくサロンで掲示しております。
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次回の~画はくの日~のテーマは何かな?楽しみにしていてくださいね!!
皆さまのご参加お待ちしております!

フロアスタッフ みやぎ りえ
9月9日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「画はくの日」を行いました。
テーマは「海や川の生き物を描こう」です。

最初に2階の水生生物の展示フロアをぐるっと一周。
川の上流から海まで、どんな生き物がいるのか、クイズを含めながらスタッフが説明します。

どの生き物を描くか選んだら、さっそくスタート!!

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みんな、それぞれの場所で








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それぞれの描き方で、
自由に取り組んでいます。

みんなとても真剣です♪





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どんな仕上がりになるのかな?







絵が描けたら、名前を書いたラベルを貼り付けて完成!

完成した絵は、4階のひとはくサロンに展示されます。
是非また見に来てね♪


「画はくの日」は明日開催されます。
道具はスタッフが用意いたしますので、是非お気軽にご参加ください。

フロアスタッフ やすたけ ながと

月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


9月3日は、朝は風が吹くと少しさわやかな感じがしましたが、
だんだんと気温が上がり、特に午後、西側に窓がある部屋では
日差しが入るため、たいへん暑く、カーテンを閉めてしまいました
(三田で最高気温35.2℃)。

午前中(朝)、博物館のエントランスホール前の芝生地で、
黒い物体が・・・

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▲エノキの樹冠がつくる影の中に黒い物体が・・・


よく見ると、ハシボソガラス(カラス科)がエノキ(アサ科)の
木陰にいました。
くちばし を(結構な時間)開いたままで 右や左を向いて
いましたよ(でも頭は上下に動かしていませんし、
鳴いているわけでは ありません)。
暑いから なのかなあ。

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▲ハシボソガラスが くちばし を開いて右や左を向いているところ





9月の主な プログラム の ようす の報告で~す。

< コレクショナリウム前では・・・ >


■研究員による 『泥だんごをつくろう!』
のようすは・・・

深緑色の大きなトレーの中には、土が入っています。
そこで、泥だんごをつくります。

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▲コレクショナリウムの外側のようす


皆さん、がんばって つくってますね~。

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▲泥だんご を つくっている ようす


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▲乾燥させているところ

乾燥のために置いてある 泥だんご。
なんだか美味しそう!(団子?だもの)

ひび割れずに 乾燥したかな?





< 館内では・・・>

■研究員による エコロコおやこ『タネの模型をつくってとばそう!』
のようすは・・・

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▲タネの模型をつくっているところ

できた模型を とばしていま~す。
小さい子が模型をとばしたのですが・・・


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▲小さい子のようす

あっ、模型、どこですか? 見えてますか?


みなさん、うまくできましたか? うまくとばせましたか?


■NPO法人 人と自然の会の皆さんによる 『でんでん太鼓つくり』
のようすは・・・

人と自然の会の皆さんがプログラムの準備をされている
ところに お邪魔して、実演してもらいました。

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▲見本の作品で実演してもらっているところ

プログラムがはじまると、作業の手順が前の
スクリーンに。
皆さん、説明を聞きながら つくられていましたよ~。


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▲でんでん太鼓をつくっていま~す

いい音でますか~。



■研究員とフロアスタッフによる はかせと学ぼう!
『形であてる化石クイズ「さわってアンモ」』
の ようすは・・・

四角いBOXの中に入っているものを
さわって あてます。

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▲会場のオープン・ラボ の ようす

大人の方も参加されていて、
さわっている時間が、すごく短い方もいましたよ。

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▲短い時間で触られていた方

短い時間でも 
ちゃんと 正解されていました!
さすが~。

■フロアスタッフによる 展示解説『ひょうご の どうぶつツアー』
の ようすは・・・

クイズを交えてひょうごの動物たちの解説がはじまりました。


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▲クイズをしながら解説を聞きます

子どもたちは、クイズに元気よく手を上げていました。


さらに、フロアスタッフによる『デジタル紙芝居』も 実施されました。




皆さん、今回も 楽しんでいただけましたか?


次回の Kidsサンデー は、2023年 10月1日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
9月3日(日)ひとはくのイベントは、はかせと学ぼう! 形で当てる化石クイズ「さわってアンモ」を行いました!!

アンモナイトはかせ!!生野研究員とフロアスタッフと一緒に♪♪

箱の中に入っている化石をさわって当てるクイズです!!
本物の化石が入っていますよ(*^-^*)

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全部で箱は3つあります。それぞれの箱に手をいれて化石をさわってかたちを探ります!
どの化石が入っているのかドキドキ(^^)
形がわかったら、ほかの人には わからないように3つの化石の写真の中から答えを指差しします。
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当たるとうれしい!!
何回もチャレンジしてくれたお友達もいたね♪

最後は、はかせから ぬりえのプレゼント!!
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たくさんのご参加ありがとうございました!!

次回の はかせと学ぼう!は、9月17日(日)「ちいさな、ちいさな、化石をさがそう」です。
みなさまのご参加お待ちしております(^^)/

フロアスタッフ おくの みか

本日のフロアスタッフとあそぼう!は「ようかいモビール」をみんなで作りました!

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妖怪ってどんな色をしているんだろう?
想像しながら「タヌキ」「キツネ」「ヌエ」を完成させます。

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火の玉は何色にしようかな?
小さなお友達は家族と相談しながら作ってくれました!

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色塗りが完成したら、タコ糸でつなぎ合わせて出来上がりです!

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とっても素敵な作品が出来上がりましたね!
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ご参加ありがとうございました!
ぜひお家で飾って楽しんでくださいー!


明日はKidsサンデー!

「でんでん太鼓つくり」
「泥だんごをつくろう!」
「タネの模型をつくって飛ばそう!」
「はかせと学ぼう!さわってアンモ」が開催されます!

イベント盛り沢山のひとはくに遊びに来てね!


フロアスタッフ やなぎもと かな

8月27日(日)の『ひとはく探検隊』は~ひとはくの妖怪さがし~を行いました!

妖怪と聞くと・・・なんとなく怖いと思いませんか?

妖怪が現れるのにはちゃんと理由があるそうです。

探検隊長は、ひとはくの妖怪はかせ 高田研究員です。
最初にお話を聞きます。

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妖怪は どんなところに 現れるのでしょう?
隊長と一緒に博物館の中を妖怪探しに出かけます♪
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妖怪は、ちょっとした段差や、階段にも表れます。

そして2階の企画展「妖怪と自然の博物展」にやって来ました。
隊長のお話にみんな夢中です。
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妖怪は色んな場所に現れます。
こんな所にも!?探検しながら、自分たちでも新しい妖怪を想像します♪
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サロンに戻って、オリジナルの妖怪を描いてみよう!
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絵が完成したら、みんなが考えた妖怪の名前・どんなところにでるのか?・なにをするのか?・おそわれないようにする為には?
を発表してもらいました。個性豊かで楽しい作品が出来上がりましたよ(^^)
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沢山のご参加ありがとうございました!!

次回の『ひとはく探検隊』は9月23日(土祝) ~どんぐりをさがそう!~ です。 
皆さまのご参加お待ちしております☆

フロアスタッフ みやぎ りえ
みなさんは『たてばんこ』とは何か知っていますか?
『たてばんこ』とは江戸時代に流行った立体的な『おもちゃ絵』のことです!
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8月26日(土)の今回のテーマは『妖怪』です!
ひょうごの妖怪を使った博物館オリジナルのたてばんこを作りました。

最初に『妖怪クイズ』を行いました。
ぬえと関係のある鳥はど~れだ!?
皆さん楽しみながら答えてくれました。
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クイズのあとは、いよいよ『たてばんこ』作り!
真ん中に自分の顔を描き、たくさんの妖怪を貼っていきます。
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完成しました~!!
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ぜひお家に飾ってください♪
ご参加いただきありがとうございました。

フロアスタッフ たかはし かや


こんにちは。私は県庁インターンシップで「県立人と自然の博物館」に来ている高校1年生です。
822日~825日の間、お世話になりました。

4日間の仕事内容や様子をご紹介します。

・1日目

internship1.jpg  「オープン・ラボ」という場所で、アンモナイトの模型と缶バッジを作るワークショップを開きました。説明が難しく、うまく伝えられないこともありましたが、小さいお子さんや大人の方にも喜んでいただけて、達成感がありました。たくさんの方々に来ていただけて、本当にうれしかったです!
・2日目
internship21.jpg  植物の標本整理に加え、実際に植物の標本を作りました!乾燥した植物を台紙に張り付けていきます。細かく地道な作業ではありますが、今まで見たことのない植物を見ることができ、楽しみながら進めることができました。

・3日目


internship12.jpg  カブトムシの標本を作りました!針で固定した後に乾燥させ、樹脂で固めます。手足が取れてしまわないか不安でしたが、細かく丁寧な説明をしていただき、なんとか完成させることができました。また、アルゼンチンアリについてのお話を聞くこともできました。今、アルゼンチンアリによる被害が日本に出ており、その駆除方法を研究されているそうです。研究者の方々の知識や技術が身近なところで活かされているということに気が付きました。

・4日目

小学校から来られた方の下見対応をしました。
人数や来館時間を確認し、館内を案内します。
言葉に詰まってしまうこともあり、緊張しました。
しかし、少しずつ慣れてきた「ひとはく」を自分の言葉で紹介することができました。

慣れない場所での仕事は大変なこともたくさんありましたが、職員の方々に助けていただきながら、一生懸命働きました。この4日間は人と自然の関わりについてじっくりと考える良い機会になりました。また、職員の方々とのコミュニケーションを通して様々な仕事を知り、自分の将来の働き方を思い描くことができました。
4日間、私にたくさんのことを教えていただき、ありがとうございました。お世話になりました!

県立伊丹高等学校 1年 髙屋 歩花

こんにちは!私は人と自然の博物館に4日間インターンシップで来た高校生です。

8月22日~25日までの活動内容についてご紹介しようと思います。
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・1日目

1日目は4Fのオープンラボにて行われるアンモナイトのレプリカ作り体験と缶バッチ作りの手伝いをしました。缶バッチ作りはお客様が塗っていただいた絵を缶バッチにするのですが、作り終わった後に「すごい」や「いい思い出になったね」と微笑ましい会話をされた後「ありがとう」と言っていただけるのでとても温かい気持ちになりました。

どちらの仕事もフロアスタッフの方々が優しくアドバイスしていただきながらやったので、とても楽しくできました。

2日目 

2日目は新しくできたコレクショナリウムにて植物の標本の整理や、標本作りをしました。

標本を整理しているところは少し寒く、そしてとてつもない量の標本が管理されていました。職
員の人曰く「まだ引っ越してきたばかりなので、まだ倉庫の中に入れられていないものもある」と言っていてすごいなと思いました。

標本整理も標本作りもとても地道な作業でしたが、この作業が将来標本を使うときに必要になると思うと、地道で疲れる作業もコツコツ慎重にやるべきだなと思いました。
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・3日目
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3日目は昆虫の標本作りをしました。

昆虫の標本には2つの種類があって、針でするものと樹脂でするものがあります。私たちは、樹脂でするものをしました。

標本にするまでに様々な過程がありとても時間のかかるものでした。しかし、できた時の達成感は凄く、研究員の人に「記念に持って帰っていいよ」と言われてとても嬉しかったです。

その他にも、研究室の主任の先生に今、密かに問題になっているアルゼンチンアリについて話していただきました。駆除方法の一つに毒の入った餌をやるというのがあるらしく、好物であるエビを粉砕するのも体験させていただきました。
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・4日目

4日目は下見に来ていただいた先生方の案内に同行しました。

所々、説明を任されましたが、緊張などであまりうまく説明できず、とても悔しい思いをしました。同行させていただいた職員の方には「初めはうまくできなくて当然だ」と言っていただき、何事も努力と経験が大切なのだとしみじみ思いました。

この4日間を通してとても良い経験ができました。
また機会がありましたら、ここに来たいなと思いました。ありがとうございました!

県立伊丹高等学校 1年 大牧 由聖

こんにちは。県庁インターンシップで来ている高校生です。

8月22日から8月25日の4日間県立人と自然の博物館でお世話になりました。

4日間の仕事内容をご紹介したいと思います。

・1日目

館内見学をしました。いろんなテーマで展示されていました。

アンモナイトのレプリカと、缶バッジ作成の接客をしました。最初はうまく説明ができませんでしたが、慣れていくうちにお客様に声掛けなども出来るようになりました。子供など多くの人と関われるやりがいのある仕事だと思いました。わかりやすく説明する力や、コミュニケーション力が必要だと分かりました。
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・2日目

植物の標本の整理や、標本を作成しました。保存する部屋は20度で、多くの植物が保存されていました。標本のように保存することが、博物館の大きな役割の1つだと教えてもらいました。職場の雰囲気もとても良く、楽しく作業できました。

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・3日目

カブトムシを樹脂で固めて標本を作りました。標本の作り方を知れて楽しかったです。

アルゼンチンアリの説明をしてもらいました。とても興味深かったです。
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・4日目

下見対応と事務作業をしました。お客様と話すときは相手のことを考えた一言が言えると、お客様に良い印象を持っていただけると分かりました。

昨日作ったカブトムシの標本を見たり、ブログを作成したりしました。

仕事内容などを優しく教えてくださったり、たくさんお話をしてくださったり、本当にありがとうございました。どんな仕事をしていてもコミュニケーションはとても大切だと改めて実感しました。研究されている先生みたいに自分の得意なことや、好きなことを仕事にできたら、よりやりがいを感じることができると思いました。一つの会社でもいろんな仕事があって、多くの人が働いていると分かりました。私の知らない職業が多くあると分かったので、調べてみようと思います。

いろんな貴重な体験ができたので、これからの生活や進路を考えるうえで役立てたいです。貴重なお時間を私たちのために使ってくださり、ありがとうございました。


県立有馬高等学校 1年 森田 菜那


8月20日(日)の はかせと学ぼうは、大平研究員と「妖怪盆おどり」を行いました。

最初は・・・妖怪はかせの〇✕クイズです。
かまいたち、お菊虫、カッパ、・・・
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みんなカッパに変身して・・・

おどりの練習!!!
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お立ち台には・・・カッパが!!
さぁ、おどろう!

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最後はカッパと記念写真♪
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たくさんのご参加

ありがとうございました。

来週は夏休み最後ですね。
8/26 フロアスタッフとあそぼう「ようかいたてばんこ」
8/27 ひとはく探検隊「ひとはくの妖怪さがし」
です。
みなさまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ にしぐち ひろこ





8月19日(土)のフロアスタッフとあそぼうは、「恐竜を描こう!」を行いました。
お絵かきの前に急きょ、恐竜はかせの久保田研究員が恐竜やアンモナイトに関する特別レクチャーをしてくださいました!
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久保田研究員のお話にみんな興味津々です。
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お話を聞いたら、カムイサウルスの骨の絵から、色や形を想像して描きます。
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かっこいい! & かわいい!
みんなそれぞれのカムイサウルスの絵が描けました!

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作品は約1ヶ月間、4階のひとはくサロンに掲示しています。
ぜひ見に来てくださいね!
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フロアスタッフ たけべ ようこ


ひとはくでは、夏期に博物館実習として大学生の受け入れをしています。

いくつかのグループで、それぞれ実習を行うのですが、そのうちの1つの
「自然素材を使った親子向けプログラムの企画・実施に関する実習」の
グループの実習生の皆さんが8月4日(金)と8月6日(日)に
親子向けのプログラムを実施してくれました。

それまでの活動を活かして実施します。

準備は、バッチリですね。

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▲様々な準備をしているようす





プログラムのタイトルは、「タネの模型をつくって飛ばそう!」です。

いろいろな親子やグループが参加してくれました。


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▲プログラムを実施しているようす



参加いただいた皆さん、
博物館実習生の対応は、いかがだったでしょうか?

博物館実習生の皆さん、お疲れ様でした!

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月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


8月の当日(8月6日)は、すごく暑い日
(三田で最高気温34.4℃)でした。

午前中、クマゼミが、大合唱?をしています。

博物館のエントランスホール近くに植えてある
ケヤキ(ニレ科)の木に
クマゼミ が たくさんいました。


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▲ケヤキの幹にとまって樹液を吸うクマゼミ


あまりの暑さ?のために、エントランスホールの回りに
ある セコイア(ヒノキ科)の一部の枝葉が
枯れて、緑道に たくさん落ちていたり、


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▲エントランスホールの周りにあるセコイアの木(向かって右側)

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▲落ちているセコイアの枯れた枝葉

ヒメジョオン(キク科)の ロゼット葉
(地面から放射状にでている葉)の一部が
枯れだしています。

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▲ヒメジョオンのロゼット葉



そんな、暑い8月の プログラム の ようす の報告で~す。


< コレクショナリウム(別館)の中では・・・ >

ワークルームで研究員と関西学院大学の学生さんたちによる
「ひとはくカルタをつくってあそぼう!」が実施されました。


■「ひとはくカルタをつくってあそぼう!」のようすは・・・

まずは、(大学生のお姉さん、お兄さんが考えた)
カルタであそんでみよう!ということで、
学生さんたちがルールを説明したあと、
いろんなもので カルタあそび をしていました。


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▲学生さんがルールを説明中

さあ、カルタのはじまりです。
この音は何かな?
鳥の声を聴いて、鳥の写真をとります。

また、植物の種子をケースに入れて振ったときの音など
目かくし をしてやっていましたよ。
だれですか、目が かくれていませんよ~。

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▲カルタを実施中


このあと、様々な自然物を使ってカルタを作るプログラムも
あったそうですよ。
どんなカルタができたのでしょうね。


< 本館の館内では・・・>

■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』
のようすは・・・

本物のタネ(翼果)を飛ばしたあと、模型をつくります。
タネの模型ができた(お父さんとお母さんがつくりました!)
ところで、ハイポーズ!


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▲タネの模型ができました!


できた模型を飛ばしています!


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▲兄弟で本物のタネや模型を飛ばしています!

上手に 飛ばせた~?



同じ会場で、タネの模型のモデルになった木の
葉のこすり絵もやっていました。

作品もって写真撮影です(ドヤ顔ですね)。


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▲こすり絵の作品をもってハイポーズ!!



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▲3姉妹も揃って写真を撮らせてくれました!


みなさん、作品が上手に できましたね。




■『おはなしシアター』のようすは・・・

NPO法人 人と自然の会の皆さんによる『おはなしシアター』が
3階のアース シアターで実施されました。

今回は、「じごく の そうべえ」の上演と、「たのしい手あそび」
だったそうですよ。

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▲「おななし シアタ―」のようす




■フロアスタッフとあそぼう『昆虫 はんこ バック』のようすは・・・

いろんな「昆虫 はんこ」を バックに押して作ります。


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▲バックに昆虫はんこを押してます

下記のアドレスに素敵なバックをもって記念撮影された写真が
掲載されていますよ。

https://www.hitohaku.jp/blog/2023/08/post_2996/

こんにちは!フロアスタッフです♪~フロアスタッフとあそぼう「昆虫はんこバッグ」~ - 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく) ひとはくblog (hitohaku.jp)

その他にも、フロアスタッフによるデジタル紙芝居や展示解説
も実施されました。


みなさん、暑い中、ご来館ありがとうございました。


次回の Kidsサンデー は、2023年 9月3日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
今日のフロアスタッフとあそぼうは「昆虫はんこバッグ」を行いました。

まず、はじめに作り方の説明をしました。

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すきな昆虫はんこを選んで紙袋に押していきます。

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完成しました!

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カラフルでとってもステキなオリジナルバッグができました♪

ご参加ありがとうございました!


フロアスタッフ やまの みく



SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業は、文部科学省が将来の国際的な科学技術人材の育成を図り、理数系教育に重点を置いた研究開発を行うため、2002年度から実施しているものです。 2023年度、兵庫県内 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)16校が指定され、「兵庫『咲いテク(Science & Technology)』事業」として連携しながら、それぞれの高校が特色ある教育を展開しています。人と自然の博物館では、その教育活動を支援するため、館内での見学や実習のほか、各学校へ出向いての講演や講義、評価や助言などを行っています。 夏休みのこの時期、ひとはくではそれぞれの学校の特色ある課題研究のポスターを掲示しました。高校生の取り組みをご覧ください。

展示概要

 ●場所:人と自然の博物館 本館3階ひとはくギャラリー

 ●期間:令和5年8月5日(土)~9月27日(水)
 ●内容:兵庫県下SSH指定校の課題研究ポスター(1校ごとに1点)

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兵庫県内のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校(2023年度)

  


兵庫県立神戸高等学校
兵庫県立長田高等学校
兵庫県立尼崎小田高等学校
兵庫県立宝塚北高等学校
兵庫県立三田祥雲館高等学校
兵庫県立加古川東高等学校
兵庫県立小野高等学校
兵庫県立明石北高等学校


兵庫県立姫路東高等学校
兵庫県立姫路西高等学校
兵庫県立龍野高等学校
兵庫県立豊岡高等学校
神戸大学附属中等教育学校
神戸市立六甲アイランド高等学校
西宮市立西宮高等学校
武庫川女子大学附属中学校・高等学校


(生涯学習課)

8月5日(土)の はかせと学ぼう!は、三橋研究員による立体魚拓にチャレンジ!」を行いました。
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好きな魚を選んだら、その魚で型をとります。
アルギン酸と水を混ぜてカップに入れ、魚をそっと押して...
固まるのを待ちます!
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固まった型に、石こうを混ぜて流したら...
完成です!
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みんな上手にできました!!

外したピンクの型は、水を入れて冷凍庫に入れると、立体的な魚の形の氷も出来ます☆
ぜひお家で試してみてくださいね!

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました♪

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フロアスタッフ いしくら・たけべ

暑い夏がやってきました!
そして、おともだちのみんなは長ーい夏休みに突入~


ひとはくでは、夏休みの自由研究にもってこいのセミナーを行っていますよ!
今日おこなわれた、いけだ研究員の「骨をみてみよう!」もそんなセミナーの一つです。

いきものには、骨があるものがいます。
サメ、タイ、カエル、ヘビ、トカゲ、きょうりゅう、とり、パンダ、うま、キリン、さる・・・など。それに私たち、人間にももちろん骨があります。

骨は、外側がツルっとしていて、中はガサガサのスポンジみたいになっているんだ。
まずは、哺乳類(ほにゅうるい)の化石をタテとヨコに裁断したものを 観察したよ。
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はかせから質問

カメの甲羅(こうら)は、人間に例えるとどこの骨でしょうか?
正解は・・・胸の骨だって!
よく見ると胸のほねみたいなものがみえるね。
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そしてトリの骨は、飛ぶためにとっても軽くなっているんだ。


哺乳類(ほにゅうるい)の首の骨の数は決まっていて7コ
だから、首のながーいキリンも人間もおなじ7コなんだって!
なんだか不思議だね。
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きょうは、たくさん色々ないきものの骨を観察できたね。
ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

この夏の自由研究がまだの方、ヒントをみつけに是非ひとはくへお越しください。

皆様のご来館をスタッフ一同お待ちしています。


フロアスタッフ せら ゆうこ





7月29日(土)は、ひとはく探検隊「水辺のいきものを捕ろう」を行いました。
いつもは深田公園のビオトープでおこなっていたのですが、今年は状態が悪かったので、博物館周りのプールで実施しました!

最初に探検隊長:おさかな博士の高橋研究員よりお話を聞いて、まずはいきものを捕まえるしかけ罠(わな)の工作からはじめます♪
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ペットボトルの上の部分をカットして、フタを反対向きにさしこんで、いきものを捕まえる容器(トラップ)を作ります。
その容器の中にエサを入れて、ひもを結び水の中に沈めます。
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15分ほど置いておくと・・・エサに誘われて、たくさんのメダカが入っています!!
網でゲンゴロウ、アメンボやマツモムシも取れました!
たくさんのいきものたちをゲットできて、テンションもあがります(^▽^)/
博士いわく、エサはフナ用とさなぎ粉(カイコのサナギを粉末にしたもの)を混ぜたものがおすすめだそうです☆彡
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ご参加いただきありがとうございました!
次回のひとはく探検隊は、8月27日(日)の「ひとはくの妖怪さがし」です。お楽しみに!

フロアスタッフ ふくい まゆみ



7月23日(日)のフロアスタッフとあそぼうは「ようかい万華鏡」を行いました。

まずはクイズから!

かっぱは人間のある部分を引っこ抜いて、その人間を殺してしまうとおそれられています。
そのある部分とはどこでしょう?

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実は・・・お尻の穴です!

お尻の穴からしりこだまを抜いてしまうのでおそれられているそうです。

では、さっそく万華鏡をつくりはじめます。

シールになっているようかいたちの絵に色をぬっていきます。

みなさん、色ぬりに集中しています。
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とっても上手ですね!

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すてきな作品が完成しました♪

たくさんのご参加ありがとうございました!


フロアスタッフ やまのみく


梅雨もあけて、今日から夏休みのおともだちも多いのではないでしょうか?
今日のはかせと学ぼう!は「植物標本をつくってみよう!をおこないました。

今日のはかせは植物はかせの高野研究員です。

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最初に植物標本について、お話を聞いたよ。
植物標本は、葉っぱだけでは何という種類なのか判断できません。必ず花や実がついたものを選びましょう。
採取する前に、まずは写真を撮っておきましょう!今はスマホの便利なアプリなどで、名前が分かることも!
そして採取する時は根っこがついた状態で。土は出来るだけ、その場で落としてね。

ただ乾燥させただけでは、押し花になってしまいます。
植物標本にするには、「いつ」「どこで」「だれが」採取したのかが必要です。
「はえていた場所や、植物のようす」などもしっかりメモしておこう!


今日は高野研究員が作った標本で植物標本を作っていきます!

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植物は台紙の真ん中にくるように、できるだけ少ない数のテープでとめていくよ。

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高野研究員にアドバイスをもらいながら、慎重に作業をすすめます。

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かっこいい植物標本ができあがりました☆彡

夏休みのひとはくは、平日もデジタル紙芝居をおこない、土日祝はイベントもたくさん!!
みなさんのおこしをお待ちしております!!

フロアスタッフ かどはまえりこ

兵庫県の北西部、新温泉町湯村温泉の近くに「おもしろ昆虫化石館」があるのですが、ご存じでしょうか?

「おもしろ昆虫化石館」は地域の交流や観光案内を担う「八田コミュニティセンター」に併設されています。このたび、両施設の開設25周年を記念して、何か地元の子どもたちが楽しめる展示を、というご相談を受け、展示やワークショップを行うことになりました。

小さな施設なので、小さな規模の展示会ですが、おもしろ昆虫化石館の見学もあわせて、この夏休み、ぜひお越しください。

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7月19日ゆめはくで設営に行ってきました。

ひとはくサロンの大型模型「ゴホンダイコクコガネ」は、しばらくの間、こちらに出張しております。

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会いに来てやってください。

展示室のようすです。

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ひとはく所蔵の標本のほか、新温泉町の昆虫標本を展示。真ん中のテーブルでは、いろんなむしの顔を正面から観察できます。

壁面には、120種のむしの顔写真を展示しています。まじまじと見てみてください。くわしくはこちらの記事をご参照


カチューシャやヘアクリップで、いろんな虫をつけて遊べます。

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いっぱい記念撮影してね!

会期は、2023年7月20日(木)〜8月20日(日)月曜休館
観覧料は無料です。(おもしろ昆虫化石館の見学には入館料=大人100円子ども50円が必要です)
くわしくは、八田コニュニティセンターのホームページまたは下のチラシをごらんください。

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このチラシのPDFファイル → hattacomicen2023-leaf-s.pdf


おもしろ昆虫展
主催 八田コミュニティセンター
共催 兵庫県立人と自然の博物館
後援 新温泉町教育委員会
協力 佐用町昆虫館(NPO法人こどもとむしの会)


(八木剛)

本日のフロアスタッフとあそぼう!は、昨日と同じく~画はくの日~
テーマは「妖怪を描こう」です。

ひとはくでは只今「妖怪と自然の博物展」を開催しております。

はじめにスタッフが妖怪展示の説明をしながら展示コーナーを一周しました。
身近な妖怪や海の妖怪、植物だったり動物だったり虫だったり・・・
妖怪の不思議な世界を絵に描いてみよう!!
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それぞれ自分の気になる妖怪をモデルに描きます。
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パパ画はく、真剣です。
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皆さまのステキな絵は4階休憩コーナーに掲示しております。ぜひご覧ください!!
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強そうな妖怪!がお~~
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たくさんのご参加ありがとうございました♪♪

次回の「画はくの日」は8月19日(土)に開催いたします。
皆さまのご来館お待ちしております。

フロアスタッフ みやぎりえ


今日のフロアスタッフとあそぼうは、画はくの日
標本などをじっくり観察して、絵を描きましょう!

さて今回のテーマは妖怪です。
今、ひとはくでは企画展「妖怪と自然の博物展」をおこなっています。
アニメなどでもよく知られている妖怪は、むかーしむかしから日本にいる?!
どんないきものがモデルになっているんだろう?
「自然環境」の観点から、妖怪を見てみましょう。


はじめにみんなでぐるっと展示を見てから、お絵描きスタート!!
標本をじっくり観察して描いているお友だち、想像して新たな妖怪を描くお友だち。
みんな上手ですねぇ☆彡

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このイベントは明日7/16もおこないます!

そして企画展「妖怪と自然の博物展」は来年1/8まで!
みなさんも妖しの世界、のぞきに来ませんか...?(^-^)

フロアスタッフ かどはまえりこ

7/9㈰の はかせと学ぼう!は、恐竜はかせの久保田研究員による「恐竜のジオラマづくり」を行いました。

当日は開館前より参加希望のお客様が並ばれて、なんと!!開館と同時に整理券の配布が終了。
参加できなかった皆さま申し訳ありません。

このイベントでは「はかせオリジナルのティラノサウルス」のジオラマを作ったよ。

まずは、はかせからお話を聞いて・・・

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ティラノサウルスはアゴの力がとても強くて骨ごとほかの恐竜の肉をかぶりついていたんだって!






それから、ジオラマをどんなふうに配置するか設計図を描いたよ。
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恐竜時代はどんな風景だったのかな?







設計図が描けたら、ジオラマをつくっていくよ。
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まずは主役のティラノサウルスに色をつけていくよ!

みんなそれぞれいろんな色でとってもカラフル

誰一人同じにはならなかったよ。




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いろんな素材ができたら、じっさいに並べて配置していくよ。

どんなジオラマになるかワクワクするね。






オリジナルジオラマが次々と完成していったよ。

ふたりのお友だちに、どんな工夫をしたか発表してもらったよ。
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みんなそれぞれとってもステキな作品が完成しました。

ご参加いただきありがとうございました。

フロアスタッフ せら ゆうこ


本日のフロアスタッフとあそぼう!は「ようかい万華鏡」を行いました。

妖怪の好きなお友達が沢山集まってくれましたよー!
今日は皆が良く知ってるカッパについてのクイズをしたあと万華鏡を作ります。

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まず初めに分光シートを貼ります。

分光シートとは・・・
光に当てると不思議な見え方のする特殊な透明のフィルムシートの事です!

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分光シートの反対側は、
好きな模様を下書きして針で穴をあけていきます。

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シール台紙になっている妖怪を色塗りして貼ると完成!

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素敵な万華鏡がでしましたね!

ひとはくでは、
今月から2階で「妖怪と自然の博物展」が始まっています!

いつもと違う雰囲気の博物館に是非遊びに来てください!


フロアスタッフ やなぎもと かな


月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


7月2日は、晴れて暑い日でした。

博物館のコレクショナリウム近くの緑道沿いでは、
夏の晴れている日によく似合う(?)ムクゲ(アオイ科)
の花がたくさん咲いています。



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▲コレクショナリウム近くで咲いているムクゲ

また、梅雨の時期によく似合う(?)ガクアジサイ(アジサイ科)の花が
博物館の近くの街中で、ほぼ満開状態で咲いています。
(よく見ると、つぼみが少しあります。)




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▲満開状態(?)のガクアジサイの花






7月の主な プログラム の ようす の報告で~す。

< コレクショナリウム前では・・・ >


■『泥だんごをつくろう!』のようすは・・・


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▲コレクショナリウムの外側でやっています


皆さん、一生懸命に つくっています。


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▲泥だんごを つくっている ようす


ピカピカの 泥だんご できたかな?





< 館内では・・・>

■エコロコおやこ『はねる生きもの の おもちゃ をつくろう!』
のようすは・・・



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▲エコロコおやこのプログラムの会場




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▲はねる生きもの の絵のシールに色をぬっています




みなさん、うまくできましたか?






その他にも
NPO法人 人と自然の会の皆さんによる「おはなしシアター」が
上演されましたよ。
さらに、フロアスタッフによるデジタル紙芝居や展示解説、
フロアスタッフとあそぼうなども実施されました。


みなさん、楽しんでいただけましたか?


次回の Kidsサンデ は、2023年 8月6日(日)です。






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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

7月2日(日)のフロアスタッフとあそぼうはどうぶつソーマトロープをおこないました!

クイズを交えて動物についてお話をさせていただきました。
さっそく作っていきましょう!
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動物カードと食べものカードを合わせて、輪ゴムを通して、くるくる回すと・・・
2枚の絵が一つに重なって見えてきます!
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ニホンリスは何を食べますか?
イノシシの大好物はなんでしょう?

みなさんの楽しそうな声が聞こえてきました♪
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ご参加いただきましてありがとうございました。




フロアスタッフ たかはし かや
今日のフロアスタッフとあそぼうは「どうぶつソーマトロープ」をおこないました!

ソーマトロープとは・・・
2枚の絵を裏表に貼り合わせて回転させることで、
1枚の絵に見える不思議な工作!

視覚の残像現象を利用してるんだって!

さっそく作ってみよう!!
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フロアスタッフがクイズを交えながら2枚の絵を選びます。

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ツキノワグマは何を食べるのかな?
イヌワシが大好物な食べ物はなんと・・・!?

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小さなお友達も上手にできました!
このイベント「どうぶつソーマトロープ」は、あすも開催します!

ご参加お待ちしております!


フロアスタッフ やなぎもと かな

6月25日(日)のフロアスタッフとあそぼう!は昨日に引き続き
「ひとはく宝さがしラリー」を行いました。


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説明を聞いた後、3階に隠れている生き物や植物をなどを探して
クイズに答えます。

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「あったよ!ここ!ここ!」
すぐにみつかるものもあれば・・・

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「どこ?みつからないな~」
制限時間は15分!


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「あったよ~」
なかなか見つけられなかったルリボシカミキリ発見!


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答え合わせをして
軽くてトゲトゲのオニビシを触りました。


すごい☆さすが皆さん、全問正解でした!



たくさんのご参加ありがとうございました。

7月2日(日)はKidsサンデーです。
皆さまのご参加をお待ちしております。



(フロアスタッフ もりもと かおり)
6月24日(土)のフロアスタッフとあそぼう!は「ひとはく宝さがしラリー」を行いました☆

はじめにスタッフからルールの説明があります。
これから何をするのか、わくわく♪♪
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宝さがしラリー、スタート!
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ヒントを探してクイズに答えます。
みんなヒントを探すのが早くてスタッフはビックリ!
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クイズの答えはあってるかなぁ?
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最後はみんなで答えあわせです。
なんとみんな全問せいかい!将来はひとはく博士になれるかも(^^)
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たくさんのご参加ありがとうございました☆

ひとはく宝さがしラリーは明日25日(日)も開催されます。
みなさまのお越しをお待ちしています。

フロアスタッフ みやぎ りえ


6月17日(土)と18日(日)のフロアスタッフとあそぼうは、
「画はくの日~アンモナイトを描こう~」を行いました!

今回は新館のコレクショナリウムでアンモナイトを見ながら描きました!

この2日間は標本のミカタ「異常巻アンモナイトの世界」も行われていました♪
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みなさん、真剣に取り組んでいます。

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ご参加ありがとうございました!!
完成した作品は4階ひとはくサロンに掲示されています。

次回の画はくの日は7月15日(土)と16日(日)です。
みなさんのお越しをお待ちしております。

フロアスタッフ やまのみく
今日・明日、6月17日・18日の2日間、新館コレクショナリウムでは標本のミカタ「異常巻アンモナイトの世界」が開催されています。
そこでフロアスタッフとあそぼう「画はくの日」も、「アンモナイトを描こう」です。

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ワークルームでアンモナイトの化石をじっくり見ながら描きました!

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目の前にアンモナイトがいっぱい!

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標本のミカタの異常巻アンモナイトも描いたよ!

明日18日(日)も画はくの日「アンモナイトを描こう」を行います。
みなさんのお越しをお待ちしています。

(いしくら まきこ)



6月11日 ひとはく探検隊!研究室たんけんを行いました!
「クモをさがそう」のイベントが雨のため中止となり、普段は入ることができない、「クモの博士 山﨑研究員」の研究室を探検しました!

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今回の隊長、山﨑研究員から注意事項を聞いています。
いつもは見ることができない研究室に、大人の方もお子様も興味津々です☆ わくわく!楽しみだな~!!


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研究室に到着!たくさんの標本を見せてもらいました!
迫力満点のカブトガニにみんな大興奮!かっこいい~!実はカブトガニはクモの仲間なんだって!


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世界の生物はまだまだ学名がついていないものが多いそうです。
私たちも新種の生きものを発見できるかもしれませんね(^^♪

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次の探検隊は晴れたら嬉しいですね☀
ご参加いただいた皆さまありがとうございました!
次回の探検隊は7月29日(土)に行う ひとはく探検隊「水辺のいきものを捕ろう」です!
ぜひご参加ください!

フロアスタッフ かわた ゆりな
6月10日(土)のはかせと学ぼう!『石こうで化石のレプリカをつくろう!』を行いました。

最初にレプリカを作る道具や作り方など、恐竜はかせ久保田研究員から作り方を聞きました。
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お話の後はさっそく作り始めます♪
石こうがこぼれないようにそーっと水が入った紙コップに入れてかき混ぜます。
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ヨーグルトのようになってきたら、型からはみ出ないように丁寧に流し込みます。
石こうが少し固まり出したところで型を合わせて上からやさしく押さえます。
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石こうが固まるまでの間、はかせに化石について教えてもらいました。
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みなさん、真剣な顔でお話を聞いていました。
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しばらくして型からは外すして、はみ出したところを整えると・・・
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完成♪
すてきなレプリカが出来ました!
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たくさんのご参加ありがとうございました。
これからもたくさんのイベントご用意しています。
みなさまのご参加おまちしております!


フロアスタッフ たかはし かや


月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


当日は、(5月29日ごろ、梅雨入りしたとされていたのですが・・・)
午前中は晴れていて、午後は曇ったり、晴れたりして、やや強めの
風が吹いている状態でした。

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▲エントランスホール前の旗が、風で なびいています


博物館の周辺では、
サツキ(ツツジ科)の花がピークを少し過ぎた状態で、
アジサイ(アジサイ科)の花は咲いていません(つぼみの状態?)。

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▲花が咲いているサツキ           ▲まだ、花が開いていない?
                       (つぼみの状態の)アジサイ



6月の主な プログラム の ようす の報告で~す。

< 屋外では・・・ >

「そとはく」や「葉っぱぐるぐるを作ってあそぼう!」が実施されました。

■『そとはく』のようすは・・・
「そとはく」では、お外でゆっくりとした時間を過ごしていだたけるように、
「キャンプ用テント」「レジャーシート」などが用意されていました。
風車も新しくなっていました!(風にふかれて、よく回っています!!)

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▲エントランスホール前の芝生地の様子




また、本物そっくりの動物のぬいぐるみ(一部は背中に乗ることが
できます)なども用意され、親子で楽しんでおられましたよ。


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▲動物のぬいぐるみで楽しんでいる親子


さらに、コレクショナリウムの駐車場では、いろんな色のチョークで
アスファルト上に自由に絵を描く『黒板ヒロバ』が行われましたよ。

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▲アスファルト上に描かれた絵



■エコロコおやこ『葉っぱぐるぐる を つくって あそぼう!』
のようすは・・・



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▲葉っぱをぐるぐる回しているようす



みなさん、うまくできましたか?





< 館内では・・・ >
■『身近な魚で魚拓』のようすは・・・
魚に墨をぬって・・・魚拓をつくります。


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▲研究員に説明を受けながらつくります


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▲魚拓を持ってハイ、ア~ジ!(チーズ!じゃないの?)


みなさん、うまくできましたか?

魚拓を見せてくれたお友だちは、みな
「たのしかった~」と言っていました。




■はかせと学ぼう!『けんちくか の 日』のようすは・・・

みんなで、「まち」をつくるようです。
ミニチュアを使います。

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▲始まる前の準備のようす       ▲使用するミニチュア  


どんな「まち」が できたのかな?



■NPO法人 人と自然の会の皆さんによる「よく回る風車つくり」
のようすは・・・

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▲よく回る風車の見本    ▲会の皆さんによる説明を聞いています


そとでも「よく回る風車」を持っている家族を
たくさん見かけました!
ベビーカーに取り付けられて風でくるくる回っている
ものも ありましたよ。


その他にも
フロアスタッフによる展示解説が実施されたり、
デジタル紙芝居などが上演されました。




次回の Kidsサンデー は、2023年 7月2日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
6月4日(日)はかせと学ぼう「けんちくかの日」を行いました。
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まちづくりのはかせ!!ふくもと先生のお話を聞いてスタート!!
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まずは自分のお家づくりから!
色えんぴつで家のカベに窓やドア、花など描いてオリジナルに仕上げました(^^)
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どこに住みたいか?自分の作ったお家を置いていきます!

まちには何が必要かな??
学校、病院など置いて・・・さあ!!おひっこし!!

学校やスーパーの近くでべんりの良いところ、さいがいを防ぐため川からはなれた場所を選んだり良く考えていましたね(^^)
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そしてまちを囲んでみんなで記念撮影!!

最後に、はかせからけんちくか認定証をもらいました!!
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まちづくりに興味もってもらえたかな~


ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ おくの みか

6月3日(土)のフロアスタッフとあそぼうは、カタツムリのペーパークイリングでした。
カタツムリは陸に住む巻貝です♪雨の日が好きだけど、体が濡れると動きがにぶるので、
葉の陰で雨宿りするとは意外でした!
まず○✕クイズを2問!みなさん元気よく手をあげてくれました。
そして、カタツムリにくわしくなってから
作成スタートです。
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おひさまやお花、虹など、みんな思い思いの絵を描いてくれました。細長い画用紙をくるくる巻いてカタツムリの完成(*^-^*)
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ステキな作品が出来上がりました!ぜひお部屋に飾ってくださいね♪
ご参加ありがとうございました。
                        フロアスタッフ ふくいまゆみ

当館では、中学生の「トライやる・ウィーク」の受け入れを行っています。
この度、5月30日(火)から6月2日(金)までの期間、三田市立挟間中学校、けやき台中学校、藍中学校の2年生に来ていただきました。
生徒が活動の一部をブログとして書いてくれましたので、以下に紹介します。
〇植物のお世話

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ひまわりの苗に生えた雑草を抜きました。


〇きのこ標本の片付け

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展示されていたきのこの標本をケースに入れ、箱にしまいました。できるだけ丁寧に取り扱いました。色んな種類のきのこが見ることができ、おもしろかったです。
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トライやるウィークで人と自然の博物館の仕事を体験して、知らなかったことや興味深いことを見つけることができました。特に、普段は入れない実験室の見学や片付け、標本を見れたことが貴重な体験だと思い、心に残っています。 

今回、学んだことを今後の生活に活かしていきたいと思います。


初めての経験ばかりの日々だったと思います。
今後の進路選択などの参考になれば嬉しい限りです。
中学生の皆さん、お疲れ様でした!
(文責:生涯学習課 中原 洋彦)
初夏の暑さが少しおさまったような曇り空の6月1日(木)午後、
篠山東雲高校の生徒さんと先生が来館され、博物館入口前花壇の植え替えを行っていただきました。

篠山東雲高校は「地域農業科」という専門学科がある学校で、
2年次から、次の3つの類型に分かれ、より専門的な学びを深めています。

○アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)
○アグリ・サービス類型(動物飼育・草花)
○フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

※詳しくは篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)をご覧ください。

今回は「アグリ・サービス類型」の2年生8名が、
学校で育てたマリーゴールドとニチニチソウの苗を300株植えてくれました。

【実習前の花壇の様子】
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前の草花を抜き取り、土を耕します。
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マリーゴールドとニチニチソウの苗を等間隔に配置し植え込みます。
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【実習後の花壇の様子】
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篠山東雲高校の皆さん、本当にありがとうございました!!



(文責:生涯学習課 中原 洋彦)
昨日に続き本日もフロアスタッフとあそぼう川でさかなつりを行いました。
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川は、山側から上流・中流・下流 それぞれ魚の種類も違います。
さてさて~いよいよミッションの始まりです★
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とっても楽しみながら、川や魚のことを学びました。
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☆魚釣り名人に認定★
たくさん、ご参加頂きありがとうございました。

フロアスタッフ  おぐら ともこ


今日のフロアスタッフとあそぼうは「川でさかなつり」
水生生物の展示がある2階展示室で大きな川を広げ、さかなつり体験をしてもらいます!

川は、山側から上流→中流→下流と流れ、やがて海へと流れこみます。
それぞれの場所にどんな魚がいるのかな?何をエサにしたら釣れるんだろう?
まずはやり方を説明します!
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準備はOKですかー?
いざ!さかなつりスタート!!
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難しいレアカードもなんのその!
みんなどんどん釣っていきます!
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さてさて、たくさん釣れた人ー?
「はーい!!」元気にお返事してくれました♪
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がんばったみんなに、ミッションクリアの認定証をプレゼント☆彡
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ご参加のみなさん、ありがとうございました!!

このイベントは明日もおこないます!
みなさんのお越しをお待ちしております!!

フロアスタッフ かどはまえりこ
5月21日(日)のフロアスタッフとあそぼう!は
『画はくの日』~雨水をためるお家を描いてみよう~でした。

三橋研究員より、模型を使った実験で治水について学びました。
実際に水を流して雨水がどこへ行くのか確かめます。
洪水になってしまうのはなぜだろう??
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ジオラマを見て、どうすれば雨水があふれないかを考えます。
私たちの身の回りには沢山の防水対策の工夫がされています。
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さあ、雨水に強い家を絵にしてみましょう!
画はく、お願いいたします!!
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楽しみながらも真剣に取り組む姿が素敵ですね☆
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皆さまの作品は4階ひとはくサロン内に掲示してあります。

沢山のご参加ありがとうございまいした♪
〈ミニ企画展〉知ろう!学ぼう!総合治水展は6月11日(日)まで開催しております。

次回の『画はくの日』も沢山のご参加お待ちしております!!  ~次回は6/17(土)・18(日)です~

フロアスタッフ みやぎりえ
本日のフロアスタッフとあそぼうは、
「画はくの日 ~雨水をためるお家を描いてみよう~」を行いました!

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開催中の『大雨にそなえよう!総合治水ミニ企画展「知ろう!学ぼう!総合治水展」in 県立人と自然の博物館(2023)』から、治水実験に参加して強いお家を皆で学びます。

治水とは・・・
川などを工事して洪水にならないようにすることです!

田んぼや駐車場の下には、大雨が降った後、水を溜めるシステムが備わっています。
水が一気に川へ流れつくまでの時間を少しでも遅らせて氾濫しないためです。

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三橋研究員に強いお家の描き方を教わりました!

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家の周りに何を置こうかな?

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撥水コンクリート?それとも花壇??
ご家族で相談しながら完成に近づけていきます。

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完成した作品は約一か月間博物館で掲示しています。

明日も「画はくの日」を開催します!


(やなぎもと かな)
本日5月14日(日)フロアスタッフとあそぼうは「どうぶつビンゴ」でした。

最初に、兵庫の動物のお話を聞きました。
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その後は、兵庫の動物からクイズです♪
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みんな一生懸命考えてくれました。

いよいよ!動物ビンゴの時間です。『レッツ ビンゴ!!
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皆様と楽しい時間を過ごしました
ご参加頂きありがとうございました(^^)/ 
フロアスタッフ  おぐら ともこ
5月13日のはかせと学ぼう!は「化石を掘り出そう!」でした。

毎回人気の催しで、全ての回で定員いっぱいでした!


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まず初めに、恐竜はかせ の 久保田研究員からお話しがありました。
楽しみながら はかせ のお話しを聞きます。

発掘開始とともに、夢中で作業します。...お父さんも真剣です。
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無事に化石を掘り出したら水で汚れを落とします。

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キレイになったね(^^)


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発掘した化石は、はかせ に見てもらい何の化石か教えてもらいます。


時間がかかってもあきらめずに、自分の手で掘り出しました。
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最後まで頑張ったね♪♪

沢山のご参加ありがとうございました!!
嬉しそうな姿を見て、スタッフも感激いたしました☆
次回の「化石を掘り出そう!」にも沢山のご参加お待ちしております。(次回は1/6(土)です)

フロアスタッフ みやぎりえ
今年度,「ジオの教室 in 淡路」プロジェクトでは,南あわじ市の各地で 化石 地質 に関するイベントを計画しています.

その第1回として,5月20日(土)に移動博物館車「ゆめはく」が南あわじ市役所に出動します.
時間は12:00~15:30,会場は市役所第二別館前です.

プログラムは・・・
・ミニ展示「南あわじの石や化石」
普段は博物館の収蔵庫で保管されている標本を特別に展示!

・アンモナイト化石のレプリカづくり(有料:100円)
本物の化石から取った型を使って,好きな色のアンモナイトを作ってみましょう!
どなたでも簡単に作れます.

日本産の 大型アンモナイト も登場予定ですよ!

同時開催として,地質や化石に関する講演会もあります.
(主催:南あわじ市教育委員会,共催:兵庫県立人と自然の博物館)

講演①「南あわじの地質とアンモナイト化石」 生野研究員
講演②「恐竜時代の海の動物たち」 田中研究員

講演会へのご参加には事前のお申し込みをお願いします.
詳しくはチラシをご覧ください.
230520flyer_geo_mini.pdf
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5月20日(土)は南あわじ市でお待ちしています!!

(生野)

月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。

5月は特別に、5日(金)、6日(土)、7日(日)の3日間の
実施です。


5月7日(3日目)は、朝から、雨です。

雨のため、いつも掲げられている旗が、
今日は、掲げられていません。



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▲雨のため旗がない3つのポール



5月7日の主な プログラム の報告で~す。

今日は、雨のため中止になったプログラムもありました。


■『顕微鏡で葉っぱを見てみよう』のようす

博物館に隣接する深田公園に生えている、いろいろな種類の
植物の葉を顕微鏡で見ていましたよ。



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▲顕微鏡でじっくり観察


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▲拡大してモニターに写しています




■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』のようすは・・・

つくったタネの模型を飛ばしています!

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▲タネの模型を飛ばしています


■『昆虫標本づくりショー』のようすは・・・

コレクショナリウムの1階展示ギャラリーで、
実施されました。

研究員がおしゃべり?をしながら(つぶやきながら)
昆虫の標本づくりを実演していたようですよ。
研究員は、何をつぶやいているのでしょうか?


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▲昆虫標本づくりをしているところ



■ひとはく探検隊『春の昆虫かんさつ』のようす

残念ながら雨のため、4階オープン・ラボでの実施になりました。

研究員から昆虫のお話があったり、昆虫標本を観察したり
していたようですよ。

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▲昆虫のお話


■『おはなしシアター』のようすは・・・

ひとはく連携活動グループの「人と自然の会」の
皆さんによる『おはなしシアター』が実施されました。

手遊びや、ハーモニカ演奏なども楽しく行われたそうです。


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▲アースシアターでの『おはなしシアター』のようす




その他にも、
フロアスタッフによる展示解説などが実施されたり、
デジタル紙芝居の『ころころだんちゃん』と『ヤマモモの長い旅』が
上演されました。



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次回Kidsサンデーは、6月4日です。


ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。

5月は特別に、5日(金)、6日(土)、7日(日)の3日間の
実施です。


5月6日(2日目)は、朝から、晴れてはいましたが、
ずーっと強い風が吹いていたようでした。
気温も高かったようです。


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▲風が強く旗(3種類)が、しっかり見えます



5月6日の主な プログラム の報告で~す。

■『顕微鏡で木を見てみよう』のようす

いろいろな種類の木材(つみき)や、木の化石などを
顕微鏡で見ていましたよ。


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▲顕微鏡で、木材を見ています



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▲これから、木の化石を見ますよ

どうなものが見えるのかな?


■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』のようすは・・・




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▲タネの模型を作っています



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▲みんなで模型を飛ばしています

みなさん、楽しそうです。


■『昆虫標本づくりショー』のようすは・・・

コレクショナリウムの1階展示ギャラリーで、
研究員がつぶやきながら昆虫標本をつくっています。






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▲研究員が昆虫標本の説明をしているところ?


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▲研究員がつぶやいている?ところ

いろいろと質問してくれたかな?


■エコロコおやこ『ウミウシ ストラップ を つくろう』
のようすは・・・

プラバンに自分で模様を描いたり、色塗りをしたり
してオリジナルのストラップを作っています。




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▲集中して描いていますね~   



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▲これからトースター?に入れま~す



すてきなストラップができたようです。





その他にも、
フロアスタッフによるワークショップや展示解説などが実施されたり、
デジタル紙芝居の『アンモナイト物語』と『コウちゃんの60日』が
上演されました。


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明日(5月7日)も Kidsサンデー ありますよ。


ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。

5月は特別に、5日(金)、6日(土)、7日(日)の3日間
実施です。


5月5日は、晴れていたり、曇ったりして、強い風が吹いていました。


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▲博物館の入口近くのようす



5月5日の主な プログラム の報告で~す。

■『顕微鏡で花を見てみよう』のようす

深田公園のまわりで咲いている花を顕微鏡で見ています。

小さいお友達は、うまく見ることができたかな?

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▲顕微鏡で、お花を見ています




■エコロコおやこ『葉っぱでこいのぼり』と
『こいのぼりカードをつくろう!』のようすは・・・

どちらも説明を聞いてから作り始めます。

どんな作品ができたかな?



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▲葉っぱを貼って大きな こいのぼり を作っています


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▲葉っぱに魔法のペンで絵をかいています





■エコロコおやこ『みんなで、虫放天(むしほうてん)』
のようすは・・・

自分たちで捕まえた虫さんを一斉に放天する
プログラム「みんなで、虫放天」が深田公園で
実施されました。

4階から窓越しにみると、たくさんの人が集まっているのが
見えました。


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▲4階から見た虫放天のようす

風が強かったけど、うまく放天できたかな?


■エコロコおやこ『おっきくしてみよう ~海のいきもの』
のようすは・・・

大きなモニターに海のいきものを拡大しり、海のいきものを
触れるコーナーもありましたよ。


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▲モニターに拡大された映像をみんなで見ています   



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▲海のいきものを触っています

触った人、どんな感触だったかな?



■ワークショップ『とっても簡単!化
石のレプリカづくり』のようす

いろんな色のお湯まるから、つくってみたい色(2つ)を選んでから、
フロアスタッフのお話を聞いて作ります。

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▲お湯まるを選んでいます。   


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▲フロアスタッフの話を聞いて作ります


どんな色のレプリカになったかな?


その他にも、
フロアスタッフによる展示解説が実施されたり、デジタル紙芝居の『丹波の恐竜たいけんの
ひとはくナイトミュージアム』と『タヨウ星人メリメリの冒険』が上演されました。

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明日(5月6日)、明後日(5月7日)も Kidsサンデー ありますよ。


ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


ゴールデンウィーク初日の29日(土)に恐竜のジオラマづくりを行いました。

恐竜はかせ くぼた研究員 から、ジオラマの主人公 ティラノサウルスってどんな恐竜?
クイズ交えながら楽しくおしえてもらったよ。

どこに目があるかな?
噛む力は、今の生きものとくらべると、どのくらいあったのかな?
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お話しの後はさっそく作業開始!
まずは、どんなジオラマにするか?考えて絵にしたよ。
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次はティラノサウルスや恐竜時代の植物に色をぬって
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ねんどで土台を作って、配置していくよ 
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水辺を作ったり木を置いたら完成!!!
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このイベントは7月9日(日)にもおこないます。
はかせオリジナルのジオラマをつくってみませんか?
みなさまのお越しをお待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ
4月30日のワークショップは~ひとはく缶バッジづくり~を行いまいした。

好きな絵柄に色をぬり、世界でひとつだけの缶バッジを作りました♪  
真剣に色を選び、心をこめて色をぬります。
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ひとつじゃ物足りない!!
2つ、3つ作ってくださるお子様もいらっしゃいました(^^)
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仲良くご兄弟でのご参加も...♡
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沢山のご参加ありがとうございました!

GWのひとはくはイベント盛り沢山です。
みなさまのお越しをお待ちしております!!

フロアスタッフ みやぎ りえ
もうすぐ大型連休ですね.
お出かけの予定はもう決まりましたか?

5月6日(土)には,人と自然の博物館の移動博物館車「ゆめはく」香美町に出動します!
時間は10時~15時,場所は小代観光協会の前です.
ぜひ遊びに来てくださいね.

プログラムは・・・
・ミニ展示「但馬の石や化石」
普段は博物館の収蔵庫で保管されている標本を特別に展示!

・形であてる化石クイズ「さわってアンモ」
箱の中に入っている本物の化石を手でさわって,形から種類を当てるクイズです.
化石はすべて本物です!

・アンモナイト化石のレプリカづくり(有料:100円)
本物の化石から取った型を使って,好きな色のアンモナイトを作ってみましょう!
どなたでも簡単に作れます.

ティラノサウルスの頭骨模型も登場予定ですよ!


詳しくはチラシをご覧ください.
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香美町でたくさんの方に会えるのを楽しみにしています!!

(生野)
4月23日(日)に
ひとはく探検隊は『さとやま』の中をあるこうを行いました!

今回の隊長は、植物はかせの橋本研究員です!

ひとはくから徒歩20分程にある、ブイブイの森
みんなでしゅっぱーつ!!

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向かっている途中、カンサイタンポポとセイヨウタンポポの違いについて、
探検隊長からの説明を聞きました。
みなさん、真剣な表情で話を聞いていましたよ。

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ブイブイの森に到着して、どんどん奥に進んでいくと、いろんな種類の植物がたくさん!!
見たことや触ったことのないものばかりで、みなさん興味津々!

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いつもより、長い時間の探検でしたが、みなさん最後まで楽しそうに歩いていました♪
ご参加ありがとうございました!!

次回のひとはく探検隊
5月7日(日)ひとはく探検隊『春の昆虫かんさつ』を行います。
みなさまのお越しを心からお待ちしております。


フロアスタッフ たかはし かや
4月22日(土)のフロアスタッフとあそぼう!はきょうりゅう骨パズルを行いました!

兵庫県丹波市で見つかったきょうりゅう
「タンバティタニス・アミキティアエ」のパズルをみんなで力を合わせて完成させます。

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タンバティタニスについてのお話やクイズの後・・・

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いよいよパズルに挑戦!

うーん・・・いろいろな形の骨があってむずかしい!



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やったー!完成!みんなでがんばったよ!



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記念にタンバティタニスのはんこをぺたり☆


ご参加いただいたみなさま ありがとうございました!

あと一週間でGW。ひとはくはイベント盛り沢山です!
みなさまのお越しをお待ちしております。


フロアスタッフ もりもと かおり
4月16日(日)のはかせと学ぼう「ちいさな、ちいさな、化石をさがそう!」
化石はかせの廣瀬(ひろせ)研究員といっしょに、とーっても小さな化石をさがしました。

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両目でのぞく実体顕微鏡を使いました。
のぞいてびっくり!いろんな形や色をした「微化石」がたっくさん!見えました。
とってもきれい!!

有孔虫(ゆうこうちゅう)やウニのとげ、巻貝や二枚貝の稚貝の化石。

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はかせに顕微鏡の使い方を教えてもらって、微化石の世界を楽しみました。

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筆先に化石を1つずつひっかけて取り出します。
スタッフも驚くくらいみなさんとっても上手!!


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取り出した化石をスライドにのせて、筆で少し水をさして動かないようにして持ち帰ります。
ちいさな、ちいさな化石を大きな画面に映し出して、はかせに何の化石か聞くこともできました。

次回、はかせと学ぼう「ちいさな、ちいさな、化石をさがそう!」は9月17日(日)です。
この他にもひとはくでは、たくさんのイベント(オープンセミナー)を用意してお待ちしています。
どうぞお越しください。

フロアスタッフ いしくらまきこ

4月15日(土)のフロアスタッフとあそぼうは『きょうりゅう骨パズル』を行いました!

2006年に丹波市山南町上滝を流れる篠山川で植物食の大型恐竜が見つかりました。
2014年に新種の恐竜として学名がつき、『タンバティタニス・アミキティアエ』といいます。
大きなタンバティタニスのパズルをみんなで組み立てます。
さっそくみんなでスタートです!
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AチームとBチームにわかれて、どっちが早くできるか競争!!
簡単そうに見えて、なかなか難しいです。

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どちらのチームもとてもはやかったです!!
パズルを組み立てた後は、タンバティタニスのほねほねスタンプを押しました。


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ご参加いただたみなさま、ありがとうございました。
4月22日(土)も『きょうりゅう骨パズル』行います。
たくさんのご参加お待ちしています。

フロアスタッフ たかはし かや



4月9日(日)フロアスタッフとあそぼう『画はくの日』を」行いました!

昨日に引き続き2階の『六甲山のキノコ展』です!!

たくさんの種類があるのでどこ描こうかな~

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キノコからいろいろ想像をふくらませて描いてくれたね!

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参加してくれたみなさん!ありがとうございました!!
作品は約1か月間4階ひとはくサロンに掲示しています♪
ぜひ見に来てくださいね!!


フロアスタッフ  おくの みか

4月8日(土)フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」を行いました!
今回は2階の「六甲山のキノコ展」から好きなキノコを皆で描きます!

兵庫県立御影高等学校のお兄ちゃんお姉ちゃんが中心となった企画展で今年で15回目の開催なんだって!


キノコを描く前にクイズをしました!
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スギヒラダケは少し前まで食べられてたキノコですが、食べると様々な症状が出てしまい、今では食べてはいけない毒キノコです。


クイズの後は色んなキノコを見つけて描いてみました!

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沢山のご参加ありがとうございました!


明日も「画はくの日」を開催します。

ご参加お待ちしております!



フロアスタッフ やなぎもと かな

月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。

昨年度は、Kidsサンデーを お休みしていましたが、
今年度は4月から再スタートです。


当日は、少し曇ったりする時間帯もありましたが、ほぼ晴れで
ポカポカした春らしい陽気でした。

博物館の周辺のソメイヨシノは、一昨日くらいに満開になり、
木によっては昨日くらいから花びらがチラホラと散りはじめています。



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▲博物館周辺の満開のソメイヨシノ(4月2日)


博物館のまわりでは、コバノミツバツツジの花も、ほぼ満開状態です。




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▲4階入口ちかくのコバノミツバツツジの花(4月2日)




4月の主な プログラム の ようす の報告で~す。

< 屋外では・・・ >

『そとはく』が実施されましたよ。

『そとはく』では、お外でゆっくりとした時間を過ごしていだたけるように、「キャンプ用テント」
「レジャーシート」「絵本」など、いろんなものが用意されていました!


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▲『そとはく』のようす


また、植物の果実や種子などを転がして遊ぶレーンも設置され、親子で
『ころころ コロコロ』したり、いろんなものを集める『そとはく ビンゴ』
や、お花を水に浮かべる『おはな ぷかぷか』も 行われていましたよ。


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▲『ころころ コロコロ』しているようす

お花を捜して、水の上に浮かべま~す!

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▲『おはな ぷかぷか』のようす



< 館内では・・・ >
■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』
のようすは・・・


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▲タネの模型を飛ばしています


みなさん、うまく飛ばせましたか?



■はかせと学ぼう!「形であてる化石クイズ
『さわってアンモ』」のようすは・・・


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▲始まる前の説明          ▲触って何かあてます

触ってみて、クイズに正解したかな?


その他にも
フロアスタッフによる展示解説が実施されたり、デジタル紙芝居の『たんぽぽレストラン』と
『水はともだち』が上演されたりしました。

またNPO法人 人と自然の会の皆さんによる「パネル シアター」で
『ぐり と ぐら』と『もり の くまさん』も上演されましたよ。




次回 Kidsサンデー は、
2023年 5月5日(金)6日(土)7日(日)3日間で実施予定です。




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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
春は別れの季節

3月末で4名のフロアスタッフが卒業していきました


まつださん
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フロアスタッフで一番いろいろなことに長けていました




つくしさん
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素敵な笑顔でテキパキ仕事をこなすスタッフでした



ふくもとさん
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しっかり者の頼れるスタッフでした



さくまさん
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大学生ながらフォローの上手なスタッフでした



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4月より新メンバーを迎え、新たにがんばっていきます
皆さまのご来館を心よりお待ちしています

フロアスタッフ 一同

今回のはかせと学ぼう!は、アンモナイト博士の生野研究員と一緒に実施しました!

なんと本日は特別に本物の化石を触って当てるクイズです!


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化石の色は、生きていた頃とは別の色していたんだって!
種類は化石の形から判断するそうです!


皆でじっくりさわってみました!

全部で3問!
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アンモナイト?
それとも三葉虫??


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最後の問題はとても難しかったね!



沢山のご参加ありがとうございました!

次のイベントは4月8日土曜日「画はくの日」です!
みなさんのお越しをお待ちしております。


フロアスタッフ やなぎもと かな

3月もそろそろ終わり、もうすぐ新年度ですね!
3月25日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「ひかるいきもの」を行いました!

クラゲやホタルなど身近にはいろいろなひかるいきものがいますが、今日のテーマはホタルイカ】
蓄光パウダーを使って、光るホタルイカの模型をつくりました!

ホタルイカはどんな風に光るのかな?
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動画を見て、クイズに答えて、ホタルイカについて学んだ後は
いよいよ模型作り!

蓄光パウダーを混ぜたボンドを全体に塗って、最後に目もペタペタ
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完成したら光をためて、
電気を消すと、、、







暗闇でしっかり光りました★
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お家でもぜひ光らせてみてくださいね♪
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

明日3月26日(日)のイベントは、 ひとはく探検隊 「タンポポをさがそう」です。
深田公園でタンポポをさがしてみよう!探検隊長は京極研究員です!
※小雨決行、雨天中止です。(受付方法など詳細は
ここをクリック

みなさんのご参加お待ちしております!

フロアスタッフ ふくもと ななみ



3月19日(日)のフロアスタッフとあそぼうは、前日に引き続き「キラキラ鉱物を描こう」を行いました。
お絵かきの前に、鉱物に関するクイズです!
なんと、クレオパトラは『くじゃく石』という鉱物から採れる緑色の顔料を使ってお化粧していたんだって(^^♪

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みなさん時間をかけて丁寧に描いています。


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カラフルなキラキラ鉱物たち♪

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ご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ ふくいまゆみ

3/18(土)のフロアスタッフとあそぼうは「キラキラ鉱物を描こう」をおこないました。

まずはじめは鉱石に関するクイズから!
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元気よく答えてくれました!

皆さん真剣に取り組んでくれました。
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完成した作品は博物館で飾ります。
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とても綺麗な鉱物が描けましたね!


明日も画はくの日を開催します。ご参加お待ちしております!

フロアスタッフ やなぎもと かな
2022年3月まで、当館で主任研究員を勤められた 橋本 佳明 先生(現 兵庫県立大学特任教授)に、「日本応用動物昆虫学会」第67回大会において、学会英文誌「Applied Enotology and Zoology」に掲載された橋本研究員によるマイクロカプセル化わさび成分によるヒアリ忌避効果の論文被引用回数が多かったことを賞して、第9回(2023年次)論文賞が授与されました。

20230313_photo-1.jpg【受賞論文】
著者名: Yoshiaki Hashimoto, Masashi Yoshimura, Rong-Nan Huang
論文タイトル: Wasabi versus red imported fire ants: preliminary test of repellency of microencapsulated allyl isothiocyanate against Solenopsis invicta (Hymenoptera: Formicidae) using bait traps in Taiwan
巻号頁: Applied Entomology and Zoology (2019) Vol. 54, No. 2, 193-196.
※論文の概要はこちらをご覧ください。
 (マイクロカプセル化わさび成分がヒアリ忌避に有効であることを、初めて明らかにした論文です)

 日本応用動物昆虫学会は、応用昆虫学及び応用動物学の進歩普及を図ることを目的として、1957年1月1日に設立された学会です。
 会員数は、個人会員が1,500人を超え、団体会員が144団体を有し、本分野で日本有数の学会になります。

 本論文賞の研究成果は、現在、環境省の環境研究総合推進費(研究代表者 橋本佳明 46,584千円)に引き継がれ、マイクロカプセル化わさび成分によるヒアリ国内侵入阻止技術の社会実装化が進められています。

 この度の受賞、本当におめでとうございました。

【受賞式の様子】
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(文責:生涯学習課 坂井)
3/12(日)のフロアスタッフとあそぼうは「鳥のモビールをつくろう!」をおこないました。
パタパタはばたく鳥のモビールをつくりましょう!

今日は特別に、新収蔵庫「コレクショナリウム」に展示している鳥たちに来てもらいましたよ☆
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鳥型の紙に模様を描き、自分だけの鳥をつくります。
標本や本をじっくり見ながら描いたお友だちもいました!

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素敵な鳥の出来上がり!!パタパタ羽を動かして、鳥たちがはばたきました。
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ご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ かどはま・いしくら

3月11日(土)のはかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」を行いました。
先月に引き続き、朝からたくさんのお客様がイベントの申し込みに来てくださいました♪

最初に実際の化石発掘の様子や発掘に使われる道具など、恐竜はかせ久保田研究員から直接お話を聞けました
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お話の後はさっそく発掘を体験します!
実際は岩石を削りますが、今日は石こうを岩に見立てて削っていきます!

どこに何の化石が入っているのか分からないので、
削るのに苦労していましたが、いざ化石が見えたら
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掘った化石はひとりひとりちがうので、はかせに何の化石か見てもらいました☆
原産地やいつの時代のものかも教えてもらって、ケースに入れて完成です!!!
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たくさんのご参加ありがとうございました。
明日3月12日(日)は、フロアスタッフとあそぼう「鳥のモビールをつくろう!」を行います。
みなさんのご参加お待ちしております!

フロアスタッフ ふくもと ななみ


本日のフロアスタッフとあそぼう!は、先週に引き続き「きのこのペーパーバッグ」を行いました!

ニオイワチチタケはどんなにおいがするか、みなさん知ってますか???
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気になる人は現在本館2階で開催されている「六甲山のキノコ展2023~地球はキノコで出来ている~」でぜひ確かめてみてください!

クイズのあとはペーパーバッグにいろいろなきのこのハンコを押していきます♪
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みなさんたくさんハンコを押してくれて、カラフルでとっても素敵なオリジナルバッグが出来上がりました!

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「きのこが大好き!」というお子様も参加してくれていました!
参加していただいたみなさん、ありがとうございました☆

明日3月5日(日)は、ワークショップ「化石のレプリカづくり」を行います。
自分で好きな色を選んで、アンモナイトのレプリカをつくろう!
ご参加お待ちしております♪

フロアスタッフ ふくもと ななみ


2月26日㈰のひとはく探検隊は「石や化石をさがそう」でした。
探検隊長はひとはくの石・化石の研究者、生野研究員です。
探検隊長を先頭に、本館の中をクイズを解きながら探検しました。

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大きなアンモナイト。恐竜の生きていた時代の海には、いろんな大きさのアンモナイトが泳いでいたよ。

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紫水晶をすりつぶして粉々にすると何色かなあ~。

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最後は本館1階のアメリカマストドンの化石の前でみんなで記念撮影!
生野研究員のお話しを聞きながら、石や化石をたくさんみつけました。
みなさん、ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ いしくら
もうすぐ3月なのに...まだまだ寒い日が続きますね(T_T)
でもこんな風に、寒い日と暖かい日を繰り返して、春はやって来ます!もうすぐもうすぐ(^_^)

まずは、きのこクイズ!
この中で毒きのこはどーれだ??
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えっ...このおいしそうなきのこがまさかの毒?!みんなびっくり!

そんなきのこのアレコレを知ることが出来る企画展、ただいま開催中です!
「六甲山のキノコ展2023~地球はキノコで出来ている~」←詳細はコチラをクリック
2/11(土・祝)~5/21(日)の期間、ひとはくと兵庫県立御影高等学校が共同開催している企画展です。
キノコ好きのみなさん、見逃せない展示がいっぱいですよ☆

さて、キノコについて知ったところで、ペーパーバッグを作ろう!

インクをペタペタ、ハンコをギューッ!
いろとりどりのバッグが出来上がっていきます!
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最後にみんなではい!チーズ!!
ご参加のみなさん、ありがとうございました!!
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このイベントは3/4(土)もおこないます。
みなさんのお越しをお待ちしております。

フロアスタッフ かどはまえりこ


2月19日(日)はフロアスタッフとあそぼう「画はくの日」を行いました!
今回は「大きなどうぶつを描こう」というテーマで、普段は非公開のヘラジカ、
タイリクオオカミやヒクイドリを見ながらお絵かきをしました。

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世界最大のシカ、ヘラジカは立派な角を持っていますね!
タイリクオオカミはりりしく、ヒクイドリの首の色もよく観察してカラフルに描いてます。

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力作が出来上がりました(^▽^)/
作品は約1ヶ月間4階のひとはくサロンに掲示しています。
ぜひ見に来てくださいね♪
次回のフロアスタッフのイベントは2月23日は「とっても簡単!化石のレプリカづくり」です。
みなさまのご参加をお待ちしています。

フロアスタッフ ふくい まゆみ

本日2月18日(土)は
はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」行いました!
人気のイベントで開館前から多くの方が参加するために並んでくださいました!
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イベントでは最初に恐竜博士の久保田研究員から
丹波で見つかった恐竜や発掘についてのお話がありました!
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お話しの後はいざ発掘です♪
竹串とハケを使って発掘していきます!
どんな化石が出てくるかな?上手に発掘できるかな?
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化石を掘り出したら水につけてきれいに磨いて・・・
久保田研究員に何の化石か教えてもらえば完成です!!


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なかなか出て来ない化石もありましたが
皆さん根気強く頑張って自分だけの化石を掘り出していました♪

ご参加いただいた皆さまありがとうございました!
次回は3月11日(土)です。ぜひご参加ください!

フロアスタッフ さくま




約1か月の長い休館後、初めてのイベントはフロアスタッフとあそぼう「川でさかなつり」を行いました!
ビニールシートを川に見立て、ミッションカードに書かれた魚を釣っていきます。

\この魚を釣るためにはどんなエサを付けたらいいのかなあ?/
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たくさんあるエサの中から、釣りたい魚に合ったエサを選びます♪

ミッションカードには上流・中流・下流、どこにいるのかヒントがないものもあって、
釣るのが難しい魚もいましたが、みなさんたくさんのミッションに挑戦してくれました!
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魚がいる川についても知識がいっぱい増えましたね☆
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ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

2月12日(日)はワークショップひとはく缶バッジづくり」を行います。
いろいろなひとはくの標本が描かれた紙に色を塗って、オリジナルの缶バッジをつくろう!
ご参加お待ちしております♪

フロアスタッフ ふくもと ななみ
みなさまいかがお過ごしですか?
博物館のメンテナンス休館も、もう間もなく終了します。

休館中の博物館は、展示を更新したり、お掃除したりと大忙し。

もちろんフロアスタッフも皆さまをお迎えする準備をしていました。
イベントの企画や試作づくり。
そして、展示についてのお勉強会や研修など・・・

外部講師による接遇研修
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研究員より展示のレクチャーを受ける様子                                                                         
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消防訓練の様子
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いよいよ2/11(土・祝)より開館致します。

皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!

フロアスタッフ せら ゆうこ


   
    1月7日(土)のはかせと学ぼう♪は「化石を掘り出そう!」を行いました。
    まずは、恐竜博士の久保田研究員からのお話です.
    モンゴルでの発掘の様子を聞いたよ。
    化石を探すために発掘する岩はこわれやすいので、せっこうを染み込ませた布で
    岩をミイラのようにグルグル巻き
    にして運ぶんだって!

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みんな真剣にお話を聞いてくれました♪
    いよいよ お待ちかねの化石のクリーニングスタート!
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削り始めてすぐ見えてくる化石、削っても削ってもなかなか姿を現さない化石。。。
    いろいろあるけど根気よく掘っていきます。
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化石を掘り出せたら水をつけた歯ブラシでみがいて、はかせに何の化石か教えてもらって
    完成です(^▽^)/
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ご参加いただいたみなさま ありがとうございました♪
    ひとはくは1月10日(火)~2月10日(金)まで休館となります。

    2月11日(土)からまたみなさまのご来館をお待ちしています!

                 
フロアスタッフ ふくいまゆみ

本日1月8日(日)はワークショップ
「とっても簡単!化石のレプリカづくり」を行いました♪
明日1月9日(月)も同じイベントを行います!
メンテナンス休館前の最後のイベントです!
ぜひお越しください♪

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フロアスタッフ さくま
みなさま、新年あけましておめでとうございます

人と自然の博物館は、1/5(木)から開館しています!
本年もひとはくを、よろしくお願いいたします。

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◆ お正月は「ひとはくおみくじ」

4階ひとはくサロンで、おみくじがひけるよ!

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新年初めは「ひとはくおみくじ」で運だめししよう♪
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お正月イベントも用意しておりますので、みなさまのお越しをお待ちしております!

また博物館はメンテナンスのため、1/10(火)から長期休館いたします。

 冬期メンテナンス休館  2023年1/10(火)~2/10(金)


開館は2/11(土)からです。

フロアスタッフ まつだ

12月18日(日)は、はかせと学ぼう「花札をつくってあそぼう!」を行いました。

今回のはかせは高田研究員です!

まず、はかせから花札に描いている絵について説明を聴きました。
花札は1~12月の絵が4種類ずつあり、季節ごとに異なる動物や植物が描かれています。
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皆でオリジナルの花札を作っていきます!各々の個性がキラリと輝いていますね☆
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完成しました!お家に持って帰ってたくさん遊びましょう♪
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工作の後は実際に花札で勝負です!今回は「花合わせ」という、同じ季節の植物がそろうと得点をもらえるルールで行いました。真剣に手札とカードを見比べます...!とても白熱した勝負を行えました。
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ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
地域によっても絵柄の種類が異なるので、興味のある方は調べてみてください♪
お正月のお供にどうでしょうか?

フロアスタッフ みやうら ちはる

あと1週間でクリスマス♪♪♪
12月17日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「恐竜クリスマスカード」を行いました。

最初に恐竜クイズ!!

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正解できたかな?
ステンシルとは・・・
まぁるいカードに
恐竜の型紙にスポンジでインクをつけて・・・
トントンとインクをのせていきます♪
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星☆雪の結晶☆クリスマスツリー☆のかざりにもインクをつけて♪
マジックでメッセージを書いて完成です!!!

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ご参加いただいたみなさま ありがとうございました。

18日は はかせと学ぼう「花札をつくってあそぼう!」
24日・25日は 「とっても簡単!化石のレプリカづくり」
です。


みなさまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ にしぐちひろこ

12月11日(日)のフロアスタッフとあそぼうは「恐竜時代の生きものに色をつけよう」を行いました。

今回つくってもらったのは \アンモナイト/

ダンボールで作った立体的なアンモナイトに色をつけたり、模様を描いてもらいました!
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貝に間違われがちなアンモナイト...
実はイカやタコなどの仲間です。

カラフルにしたり、ハートや恐竜を描いてみたり、
とってもすてきなアンモナイトがたくさんできあがりました♪
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「博物館に飾っていいよ」と言っていただいたアンモナイトは、
これまでのイベントで作ってもらったケツァルコアトルスモササウルスと一緒に
企画展「ひょうごの恐竜展」が終了する1月9日(月)まで4階ひとはくサロンに飾っています!

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ぜひ見に来てくださいね♪
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

フロアスタッフ ふくもと ななみ

12月10日(土)は、はかせと学ぼう!「石こうで化石のレプリカをつくろう!」を行いました。

本物の化石でとった型の中に石こうを入れて固めることで、リアルなレプリカを作ることが出来ます!


今回教えてくれたのは、恐竜はかせの久保田研究員です。

まずは博士から作り方を聞きます。
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早速、作り始めます♪
まずは石こうがこぼれないように、そーっと水の入った紙コップに入れてかき混ぜます。
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石こうがヨーグルトのようになってきたら、固まらないうちに型へ流し込みます。
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そして石こうが少しだけ固まり始めたところで、型を合わせて上から優しく押さえます。
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石こうが固まるまでの間、博士から化石について教えてもらいました。
今回作ったレプリカの一つ、スピノサウルスは化石が各時代ごとに少しずつしか見つからなかったため、
時代によって予想される恐竜の形が様々に変化したようです。

クイズでは皆さん手を挙げて答えてくれました♪
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そして固まったらそーっと型から外して、はみ出たところを整えると...
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完成です!!
とてもきれいに出来ました!
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ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

これからもひとはくではイベントをたくさんご用意しております。
ぜひ、お越しください!


フロアスタッフ はなだ たく


12月4日(日)ひとはく探検隊「ひとはくってなあに?」行いました
今回の隊長はまちづくり博士の福本研究員です♪
隊長と一緒にひとはくやその周りのクイズを行いながら一緒に探検しました!

最初に本館4階でひとはくのあるフラワータウンが昔はどのような場所だったのか学びました
昔はここで博覧会が行われていたそうです

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次は博物館の外に出てクイズです♪
博物館は実は橋だった!? 博物館の横の深田公園の下にはダムがある!?
知らないことばかりで皆さん驚きの連続でした!!
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途中で今年の10月末に新しくオープンしたコレクショナリウムに行って、
雨どいや雨庭についてもお話していただきました
最後は円形劇場から芝生広場まで降りて、ひとはくの周りをぐるっと探検しました!

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ご参加いただいた皆さまありがとうございました!
次回の探検隊は2月26日(日)に行う「石や化石をさがそう」です!
ぜひご参加ください!

フロアスタッフ さくま はなこ

 
12月3日㈯ フロアスタッフとあそぼうは画はくの日「アメリカマストドンを描こう」でした。

本館1階の展示室にいるアメリカマストドンをかきました
なんと!高さ3メートルもあるんだよ!!

大きいね~(*^-^*)

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マストドンとマンモスの違いを勉強してお絵かきスタート!!

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骨から想像してたくさんの色を使ったり
景色をたしてかいてみたり
歯やろっ骨の数をかぞえてかいたりと・・・


それぞれ個性あふれるマストドンとなりました

今日かいた絵は博物館の4階休憩コーナーに掲示しているので
ぜひ見にきてね!!

  DSC09160.jpg ☚クリックで拡大!


参加してくれたみんな!!
ありがとう(*^-^*)


フロアスッタフ おくの みか




11月20日(日)に ~ひとはく探検隊「ダンゴムシをさがそう」 を行ったよ!

今回の探検隊長は、ダンゴムシはかせ 鈴木研究員!
ひとはく周辺でダンゴムシを探したよ

まずは鈴木研究員からダンゴムシ探しのコツをレクチャー!
ダンゴムシは落ち葉や木の下に沢山いるらしい...
みんな道具を持って、いざ出発!
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寒さや湿った場所が苦手なダンゴムシだけど出てきてくれるかな?
土を掘ってみると...
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ダンゴムシ発見!!!沢山出てきたよ!
手のひらに乗せると丸くなってたね
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ダンゴムシを探したあとは本を見ながら、どんな種類が捕れたか鈴木研究員と一緒に見たよ
最後に鈴木研究員からのお話!
ダンゴムシを飼う時は乾燥と日光に注意してね
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参加してくれたみんなありがとう!
次のひとはく探検隊は、12月4日(日)に「ひとはくってなあに?」を行うからお楽しみに

フロアスタッフ ひらの こうたろう

今日のフロアスタッフとあそぼう!は「ヤマトサウルス」のペーパークラフトを作ったよ!

みなさん~只今開催中の企画展「ひょうごの恐竜展」は見たかな?

ヤマトサウルスは兵庫県の淡路島で発見された恐竜だよ

まずは、その恐竜のクイズから・・・

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同じ兵庫で発見されたタンバティタニスとヤマトサウルス
発見が早かったのはどっち?

みんな迷いましたが、正解はなんとヤマトサウルス

ヤマトサウルスが兵庫県で初めてみつかった恐竜なんだ





次は早速ペーパークラフトをつくっていくよ!
色を塗ったり、切り抜いたりして
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オリジナルのヤマトサウルスを作ったよ!




出来たらジオラマに置いてみよう!

ヤマトサウルスは、海の地層から発見されたんだ
だから海岸で生活していた可能性が高いんだ
波打ち際、山の上、みんな好きな場所に置いてみたよ




最後はみんなで記念撮影
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みんなのお家でも飾って遊んでね

フロアスタッフ せら ゆうこ

11月20日 日曜日のフロアスタッフのイベントは
水はかせの三橋研究員と "ろ過実験" を行いました。

皆さん「ろ過」って言葉を聞いたことがありますか?
ろ過とは簡単にいうと...液体などに混じった物をこしとってきれいにすること

今回は、ビオトープの泥だらけの水をこしとって、できるだけ透明の水にできるかを競うことに。

まずは、博士にろ過装置の作り方を習います。
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習ったことを踏まえて、自分で考えて装置を作ります。
装置に使うのは、綿(わた)、ガラスからリサイクルされた穴がたくさんある軽石、砂浜の砂です。
詰める量を考えてペットボトルを加工した筒に詰めていきます。
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装置が出来たら、いよいよドロドロの水を流し込んでいきます。
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装置を通すと、みるみるうちに、透明な水になっていきます。
この装置は、実際に水族館や、魚の養殖場などで利用されているものとほぼ同じだそうです。
実際の、装置幅は1.5m~2mあるそうなので、みんなもそれを目指して何回かくりかえして通しました。
装置を通す毎にどんどん水が透明になっていきました。








s-DSC08920.jpg水が実際にきれいになっているか機械をつかって測定します。
今回の目標数値は20!
なんと、ろ過していない最初の水の数値は310!
かなりハードルが高いです。

しかし、みんなどんどんクリアしていきました。






s-IMG_7130.jpg最後に博士から自然の中のろ過についてお話を聞きました。
自然界では、川や海が自然のろ過装置になって、きれいな水が保たれているんだって。
だから、川の底が砂でなくてコンクリートになってしまったり、海岸がコンクリートになると、ろ過ができなくなって水が汚れたままになってしまうんだ。自然の力ってすごいね!







ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

フロアスッタッフ せら ゆうこ


11月12日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「きょうりゅう骨パズル」でした。

兵庫県丹波市で見つかったきょうりゅう、タンバティタニス・アミティアエの骨パズルを完成させます。
まずはクイズをまじえながらきょうりゅうのお勉強。
みなさん元気に答えてくれました!!



タンバティタニスとよろいりゅうチームに分かれてタイムを競います!!
さてどちらのチームが速いかな~
たくさんの骨があって難しかったね・・・
でもいっしょけんめいにがんばってましたよ。


最後はひとりずつ骨パズルのスタンプを押してお土産にしました。
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ご参加ありがとうございました!!

明日13日のイベントは「ひとはくストラップづくり」です
たくさんのご参加お待ちしております!



フロアスタッフ おくの みか

本日11月5日(土)のフロアスタッフとあそぼうは画はくの日~新収蔵庫~でした!
人と自然の博物館が30周年を迎え、新しくオープンした新収蔵庫棟(コレクショナリウム)で
標本を見ながら絵を描きました!

※新収蔵庫棟の名前「コレクショナリウム(collectionarium)」「標本(collection)」
「~にまつわる場所(arium)」という2つの言葉がかけあわされた造語です。

絵を描く前にどうして標本を保管することが大切なのかについて6つのポイントから説明しました。
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説明の後はコレクショナリウムの目玉、コレクションギャラリーの標本を見て絵を描きます!

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さまざまな種類の鳥や昆虫の標本がありましたが、
それぞれの特徴をつかんでとても上手に描いてくれました♪
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ご参加ありがとうございました!!

明日11月6日(日)は衛藤研究員による、はかせと学ぼう!「おやさいクレヨンってなあに?」を行います。
みなさんのご参加お待ちしております!

フロアスタッフ ふくもとななみ

開館30周年記念式典が明日に迫ってきた、10月28日(金)の午後、
篠山東雲高校の生徒さんと先生が来館され、博物館入口前花壇の植え替えを行っていただきました。

篠山東雲高校は「地域農業科」という専門学科がある学校で、
2年次から、次の3つの類型に分かれ、より専門的な学びを深めています。

○アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)
○アグリ・サービス類型(動物飼育・草花)
○フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

※詳しくは篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)をご覧ください。

今回は「アグリ・サービス類型」の3年生5名が、
学校で育てたパンジーとビオラの苗を300株植えていただきました。

【実習前の花壇の様子】
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【実習の様子】
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【実習後の花壇の様子】
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約1時間半の時間をかけて、実習は無事に終了しました。
明日の開館30周年記念式典や、「ひとはく30祭」のイベントを彩ってくれると思います。
篠山東雲高校の皆さん、本当にありがとうございました!!

実習後は博物館内を見学し、個々の課題研究に向けていろいろ情報収集をした後、帰校されました。
次回は来年春の予定となりますが、それまで今回のお花を大切に育てていきたいと思います!

(文責:生涯学習課 坂井)

10月23日にひとはく探検隊「海のいきもの探検」を行いました。

今回の探検隊長は、海の生き物はかせの頼末研究員です!
博物館の展示や、普段入ることが出来ない収蔵庫で海の生き物たちを観察しました。


まずは3階展示室にて、兵庫のジオラマを見ながら説明を聞きました。
沿岸域には様々な生き物が生息しており、その一例として布海苔(ふのり)を隊長が持ってきました!
布海苔という海藻は天然の糊(のり)として使うことができ、お酒のラベルを貼るのに使われていたそうです。
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次は収蔵庫棟の飼育実験室に移り、フジツボや貝の観察をしました。
タテジマフジツボの赤ちゃん(幼生)に光を当てると、光に集まってくる様子を見ることが出来ました!
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↓「ホタテ」                     ↓「カメノテ」...亀の手に似たフジツボの仲間
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今度は「ヤシガニ」の説明を聞いてぬり絵をしました。
ヤシガニはヤドカリの仲間で、肉や果物を食べる雑食の生き物です。
世界各地の熱帯・亜熱帯域に生息しており、日本では沖縄に生息しているとのことです。
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皆さん個性豊かな作品を作っていました!
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最後に液浸標本室へ行きました!
様々な生き物の標本を次世代につなぐために、エタノールに漬けて保管されています。
年代や地域と共に記録することで、年代や地域ごとの生物多様性の変化を知ることができるそうです。
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↓「松葉ガニ」
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海の生き物に詳しいお子様も多く、研究員のお話を聞いて皆さん興味津々でした。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

10月29日(土)には新収蔵庫「コレクショナリウム」もオープンし、ひとはく30周年記念のイベントも盛りだくさんです!
ぜひお越しください!


フロアスタッフ はなだ たく

昨日に引き続き、
本日10月16日(日)フロアスタッフとあそぼう30周年ひとはく〇×クイズ大会を行いました!

きょうりゅうやどうぶつ、昆虫などさまざまなクイズがありましたが、
みなさん一生懸命考えて答えてくれました!!!

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何問正解できたかな?
今回の〇×クイズを通して、少しでも周りの生きものやひとはくについて理解を深めてもらえていたら嬉しいです♪

たくさんのご参加ありがとうございました。

次回のフロアスタッフとあそぼうは翼竜に色をつけよう!です。
ダンボールでつくった立体的な恐竜に模様をつけて、オリジナルの翼竜を作ります!
作品はお持ち帰りいただけませんが、期間限定で4階ひとはくサロンに展示されます。

ご参加お待ちしております!

フロアスタッフ ふくもと ななみ
ひとはくができて今年10月で30年!
フロアスタッフとあそぼうも、今日と明日は、30周年を記念して〇×クイズ大会です。

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ひとはくの建物や展示物にちなんだ問題がいっぱい。
今日は4階の大セミナー室で行いました。お父さんお母さんもいっしょに〇×の札を挙げて答えてくださいました。

明日16日(日)は、3階のアースシアターで開催します。
みなさまのお越しをお待ちしています。

(フロアスタッフ いしくら)

10/9(日) はかせと学ぼう♪~『骨をみてみよう』を行いました。
 
 ルーペを使いながらを観察してみるよ 
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 爬虫類はかせ 池田研究員とクイズ♪
 ~魚の~ 『タイのタイ』と呼ばれる骨があります。どこでしょうか? 
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         みんな、わかったかな?
 鳥のなんだか軽いよ
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 いろんな生きもののを知ることができました。今日からの見方がかわるよ♪
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 たくさんご参加いただきありがとうございました。 
         フロアスタッフ おぐら ともこ



10月8日(土)のフロアスタッフとあそぼうは、画はくの日「江田コレクションを描こう」を行いました!

モルフォチョウやヘラクレスオオカブト、ギラファノコギリクワガタなど様々な昆虫を見て絵を描きました。

どれも外国に生息する昆虫ばかり!
こんな珍しい標本を間近で見られるのも博物館ならではです☆

翅はどんな形かな?脚の向きは?
身体は何色?
みんな集中して観察しています。
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出来上がった作品は、4階ひとはくサロンに展示しています!
ぜひ見に来てくださいね♪
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ご参加のみなさん!ありがとうございました!!

フロアスタッフふくもと・かどはま
10/1(土)のフロアスタッフとあそぼうは、「恐竜ペーパークラフト~タンバティタニス~」を行いました

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兵庫県でみつかった恐竜、タンバティタニスのお話を聞いたあと
さっそくペーパークラフトをつくります

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恐竜に色をぬって、組み立てて・・・できあがり!

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色とりどりの素敵なタンバティタニスができましたね!

ご参加ありがとうございました

フロアスタッフ まつだ

本日はひとはく探検隊「ドングリの赤ちゃんをさがそう」を行いました。
探検隊長は植物はかせの高野研究員です!
博物館の近くにはどんなドングリがあるのかな?

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さっそくドングリを見つけたよ!赤ちゃんドングリは木の上にたくさんありました。

シラカシ(ドングリの帽子はしま模様)   ↓コナラ(ドングリの帽子はうろこ模様)
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クヌギ(丸くて大きい!帽子はイソギンチャクみたい)↓マテバシィ(帽子の下にくぼみがあるよ。葉はツルツル!)
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今回は4種類のドングリを見つけることができました!
赤ちゃんドングリはまだまだ緑色です。もう少し秋に近づけばたくさんのドングリを拾えますよ♪
皆さんも身近にあるドングリの木を観察してみてください。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

ひとはく探検隊では、研究員と一緒に出かけます。
研究員の説明を、実物を見ながら聞くことができるので、とっても楽しく勉強にもなりますよ!

次回のひとはく探検隊は10月23日(日)の「海のいきもの探検」です。
皆様のご参加をお待ちしております!

報告書も制作中です!お楽しみに♪

フロアスタッフ みやうら ちはる

昨日に引き続きフロアスタッフとあそぼう「恐竜時代の生きものに色をつけよう」を行いました。
今日の生きものはモササウルス。淡路島や和歌山でも化石が発見されています。

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まずはモササウルスシルエットクイズ!スピノサウルスと比べたよ。
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みんなが作ったオリジナルのモササウルスを持って、記念撮影をしました。

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ひとはくサロンの天井に昨日作ったアンモナイトと今日のモササウルスが加わって
恐竜時代の生きものたちがにぎやかです。

みんな見に来てくださいネ。

(フロアスタッフ いしくら)





9月17日(土)のフロアスタッフとあそぼうは恐竜時代の生きものに色をつけようを行いました。

ダンボールのアンモナイトに色をぬってオリジナルアンモナイトを作りました♪

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アンモナイトは恐竜がいた時代に海の中にたくさんいて、今は化石でしかみることができません!
どんな色をしていたのかな?模様はあったのかな?こんなアンモナイトがいたら素敵だな!

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みなさん考えながらデザインしてくれました♪

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完成したアンモナイトは4階ひとはくサロンの天井につるします!!
ぜひ見にきてくださいね♪

明日のフロアスタッフとあそぼうも「恐竜時代の生きものに色をつけよう」です!!
今日と違う生きものをつくります。

ぜひご参加ください♪

フロアスタッフつくし・まつだ

9月11日(日)のフロアスタッフとあそぼう!は「画はくの日」でした

昨日に引き続き2階で開催している企画展
「ひょうごの恐竜展~タンバティタニスとヤマトサウルス~」を見ながらお絵かきです

まずはクイズを出題!!
元気よく手をあげて答えてくれました
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そしてお絵かきスタートです!!
しっかり見てかいてくれました
色ぬりもとっても上手です

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みなさんの作品は4階ひとはくサロンに掲示しています
ぜひ見に来てくださいね!!



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参加してくれたみなさん、ありがとうございました


フロアスッタフ おくの みか

本日9月10日(土)は「画はくの日」を行いました。

今回は2階で開催している企画展「ひょうごの恐竜展~タンバティタニスとヤマトサウルス~」を見ながらお絵かきします。
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さいしょに、恐竜に関するクイズを2問♪答えを発表すると皆さん「へぇ~」と驚いてくださいました!
クイズのあとはお絵かきスタートです♪
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それぞれお気に入りの恐竜や化石をえらんでいっしょうけんめい描いています!
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絵の中から今にもうごき出しそうな恐竜たち♪
すてきな作品が完成しました!

明日も「画はくの日」を行います。皆様ぜひご参加ください。

フロアスタッフ ふくいまゆみ

晴れた日、青い空が高く見えます。
しかし9月なのに? 日中は、まだまだ暑い日が続いています。




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▲晴れた日のひとはく3階入口付近


博物館に隣接する深田公園で植物観察をしていると・・・
イネの仲間(イネ科)の オヒシバメヒシバ を見つけました。
漢字では、それぞれ「雄日芝」と「雌日芝」と書きます。

空の青がキレイだったので、それぞれのシバを
日にかざしてみました!



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オヒシバ(雄日芝)の穂の部分




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メヒシバ(雌日芝)の穂の部分



オヒシバメヒシバ には 茎(イネ科の場合「稈(かん)」と言います)
の先に いくつかの穂(「(そう)」と言います)があります。


この オヒシバ メヒシバ の それぞれの2本のを使って
こんなものを作ってみました!


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オヒシバ メヒシバ でつくったハートの形


2つで「きゅん・キュン」です!



9月に入り 朝夕が少し過ごしやすくなった日の「きゅん・キュン」な植物観察でした。



                               研究員 小舘 誓治

ひとはくでは、7月~8月および9月に博物館実習として大学生の受け入れをしています。

9月の実習の
アウトリーチ プログラムの現場実習」のグループの
実習生の皆さん(2名)が9月4日(日)に、
親子向けのプログラムを実施してくれました。

午前中に、
工作材料のセットや会場設定などをして準備完了。




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▲実習生が準備をしている様子


プログラムのタイトルは、「くるくる回るタネの模型をつくってとばそう!」(エコロコおやこ)です。

午後から、さあ スタートです。

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▲実習生が受付や説明をしている様子




たくさんの親子さんが参加してくれました。


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▲プログラムのようす



参加いただいた皆さん、
博物館実習生のプログラムは、いかがだったでしょうか?


博物館実習生の皆さん、お疲れ様でした!

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9月3日(土)のフロアスタッフとあそぼうはきょうりゅう骨パズルを行いました!

兵庫県で見つかったきょうりゅう、タンバティタニス・アミキティアエのパズルをみんなで完成させます。
パズルをする前に、まずはクイズを通してお勉強!

最初に見つかった骨はろっ骨か...
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クイズと解説の後は、いよいよパズルをしていきます!
実際にパズルが登場すると同時に「お~!」という声も!

何分でパズルが完成できるでしょうか?

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タイムを計ってスタート!!
1回目は5分40秒、2回目は2分50秒!タイムがグッと縮まりましたよ!
最後の3回目は2分30秒!!
最後のピースをはめる小さなお友達に、みんなから「がんばれーー!!」の声援がとんでいました☆彡
みんなタンバティタニスの身体の形、ばっちり覚えたね!

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パズルを組み立てた後は、ほねほねスタンプを押しました。
ご参加のみなさん!ありがとうございました!!

ただいまひとはくでは企画展「ひょうごの恐竜展~タンバティタニスとヤマトサウルス~」
をおこなっています。
今回ご紹介した「タンバティタニス・アミキティアエ」の学名をつける基となる化石、ホロタイプを68点ずらり展示しております。
淡路で見つかったもうひとつの兵庫県の恐竜「ヤマトサウルス・イザナギイ」などなど、もりだくさんの企画展です。
この機会を逃すと、もう見ることが出来ないものがたくさんあります!
ぜひ足をお運びください(^_^)/

フロアスタッフ ふくもと・かどはま


8
9日はひとはくの衛藤研究員と共に、プロジェクト学習を行いました。

今回は、「もったいない」を活かしている企業や団体のへの取り組みを学ぶため学校を飛び出し校外学習を行いました。

校外学習では、生徒たち自身で決めた場所です。

午前中は、「UCCコーヒー博物館」を訪れました。

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博物館では、コーヒーやUCCの歴史がわかるものやコーヒー豆の種類の説明などコーヒーにまつわるものがたくさん展示されていました。

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コーヒーの抽出かすの再利用方法など生徒たちは、職員の方に積極的に質問したり、写真を撮ったりして楽しんでいました。


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UCCの職員さんのコーヒー愛に触れてコーヒーを学び、有意義な時間を過ごしました。


午後から向かったのは「こうべ環境未来館」。

ここでは、まず職員さんからごみの減量化・資源化に関する講義を受けました。

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「2R +1R」のお話や、私たちの暮らしで欠かせないものになっているプラスチックが海洋生物や鳥にどのような影響を与えるかなど詳しく説明していただきました。

日頃から過剰包装のものは買わないようにすることや、ゴミになるものは買わないなど私たちにできることから始めていかなければならないと感じました。

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その後は、施設にあるビオトープで虫取りをしたり、施設内の展示を見てごみの焼却までの流れなどを学びました。

今回の学びを活かして、もったいないを活用する方法を考えます。

次回は、第5回のプロジェクト学習は96日に行います。

どんな発見やアイデアが生まれるのか楽しみです。

(文責:研究補助スタッフ 久井斐代里)


8月28日のひとはく探検隊は「ひとはく妖怪さがし」でした。
まずは、高田研究員 妖怪博士のお話を聞きます。
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妖怪は人にどんなことをするのか?
妖怪が出そうな場所はどこか?
どんな姿なのか?
考えながらスタートです!!

こちらでは動物の妖怪さがしです。
どんな妖怪がいるのかな?
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妖怪さがしの後はみんなで3つのことを考えながらお絵かきしました。
①妖怪がいそうな場所
②妖怪におそわれないようにするにはどうすれば良いか
③妖怪に名前をつける
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かいた後はみんなの前で発表です!!
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みなさんとっても想像力ゆたかで怖い妖怪と優しい妖怪にであうことができました。
ご参加頂いたみなさまありがとうございました。

次回のイベント9月3日はフロアスッタッフとあそぼう「きょうりゅう骨パズル」です。
みなさまのご参加、お待ちしています。

フロアスタッフ 奥野 美香

本日のフロアスタッフとあそぼうでは「モールで恐竜をつくろう!」を行いました!

モールを曲げて、タンバティタニスとティラノサウルスを作ります!

まずは恐竜についてお話を聞きました。
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そして、作り方を聞きながら恐竜を作っていきます。
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皆さん集中して作っていました♪
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タンバティタニスとティラノサウルスの完成です! 個性豊かな恐竜たちが出来上がりましたね♪
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夏休みはそろそろ終わってしまいますが、ひとはくはこれからもイベントが目白押しです!
またぜひお越しください!

フロアスタッフ はなだ


こんにちは!私は県庁インターンシップで来ている高校生です。
8月23日~26日の4日間、人と自然の博物館でお世話になりました。
4日間の仕事内容をご紹介したいと思います。

・1日目
館内放送やデジタル紙芝居をしました。
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普段人前で話す機会があまりなく、緊張してしまいましたが、たくさんのお客様から拍手をいただけて嬉しかったです.

・2日目
缶バッジづくりのワークショップをしました。
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お客様が色塗りをした絵をバッジにすると喜んでいただけて、私も対応になれてくると楽しんで取り組むことができました。

・3日目
地学系収蔵庫にて、標本の整理のお手伝いをしました。
主に、標本が入ったコンテナの並び替えや標本の資料番号の確認をしました。
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私がお手伝いしたのは膨大な数あるうちの一部ですが、たくさんの資料の管理はとても大変でやりがいがありました。

・4日目
下見に来られた小学校の先生方のご案内の見学や、事務仕事として、書類の印刷のお手伝いをしました。
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4日間という短い間でしたが、いろいろな貴重な経験をさせていただけて、とても充実したインターンシップにすることができました。
これからも、この経験を生活や進路に活かしていきたいです。
お世話になりました!

県立御影高等学校 2年  井上 明圭紗



夏真っ盛り☀
はかせと学ぼう!ひょうごの妖怪~カッパ大行進~」を行いました!

最初に妖怪はかせ大平研究員のお話を聞きます!
「へ~、身近なところにも妖怪はいるんだな~!」
〇✕クイズもしながら、妖怪について楽しく学びました♪
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お話を聞いていると、なんとカッパが登場!!!
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今日はカッパと一緒に踊ります!
その前に...
カッパのお皿と口を作って、みんなもカッパに大変身★
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夏にぴったり、はかせ作詞作曲の「かっぱっぱ音頭」を踊りました!!!
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たくさんの方にご参加いただきました!
参加してくれたみなさん、ありがとうございました♪

次回8月27日(土)のイベントは、
フロアスタッフとあそぼう「モールできょうりゅうをつくろう」です。
ご参加お待ちしております!

フロアスタッフ ふくもと ななみ

博物館に隣接する深田公園には、いろいろな木が植栽されています。

一部の緑道沿いには、ケヤキの並木があり、木陰ができています。

7月中旬~8月中旬の晴れた日に、近くを歩くと
クマゼミアブラゼミが たくさん鳴いています。

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ケヤキが植えてある緑道



比較的低い位置に、たくさんのクマゼミが止まっているケヤキの木を見つけました。



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ケヤキの幹や枝に止まっているクマゼミ






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ケヤキの幹に口吻(こうふん)を刺しているクマゼミ



写真を撮っていると、人の気配を感じたのか
クマゼミたちは、バタバタっと羽音をさせて、
あるいは「ヂっ」?と短く鳴いて、それぞれ
どこかへ飛んで行きました。


それらのクマゼミケヤキの幹に口吻を差し込んでいたところ(穴)を
観察すると、
透明な液体(樹液)がでてきて、小さな玉のようになってきました。

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ケヤキの幹に開いた穴から 樹液がでて・・・




数秒しないうちに、幹上を歩いていたアリ類が何匹か集まってくるのが
観察できました(さすがー、アリ!)。


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▲樹液に集まるアリ類




アリ類がいなくなったときを見計らって、樹液を舐めてみると
かすかに甘い味がしました(やっぱり、すごいー、アリ!)。

夏の暑い日の「カスアマ」な観察でした。




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本日のフロアスタッフとあそぼうはきょうりゅう万華鏡づくりでした

最初はひょうごの恐竜クイズから!
現在2階展示室で行われているひょうごの恐竜展に関連したクイズをしました。
みなさんお話もしっかり聞いてくれました。


クイズのあとは、さっそく万華鏡を作っていきましょう♪

まずは紙コップにあいている穴に分光シートというキラキラシートをはって、
次にもう一つの紙コップの底に光を取り込む穴をあけます。
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二つのコップをあわせてテープをはったら万華鏡は完成!
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あとは、ひょうごの恐竜のシールに好きな色をぬって形にそって切ったら、
好きな位置にペタペタ♪紙コップに色をぬるのもステキです♪
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完成したら、みんなで光にかざしてクルクル♪
どんなふうに光が見えたかな?

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ご参加ありがとうございました!!

現在ひとはくでは企画展「ひょうごの恐竜展~タンバティタニスとヤマトサウルス~」を行っております。
みなさまのご来館お待ちしています♪


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くわしくは★★こちらをクリック★★

フロアスタッフ つくし







8月11日(木・祝)、エコロコおやこ「あなあなてんてん」をキッピー山のラボのスタッフと一緒に開催いたしました。

葉っぱに"あな"を開けたり、虫の"てんてん"を探したり・・・
自然の中の「あな」や「てんてん」が楽しくなるような4つのプログラムが集まり、賑やかな会場となりました。


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むしの"てんてん"
虫を拡大すると見えてくる「あな」や「てんてん」を一緒に観察!

▼ちょうちょを拡大するとたくさんの「てんてん」を発見
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今の季節に見つかる「てんてん」がある虫や葉っぱに「あな」をあける虫

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はっぱの"あなあな"
葉っぱにふれて「あな」を開けて、ひもを通すと・・・素敵な葉っぱかざりができました!

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▼葉っぱの飾りを吊るして、ゆらゆら揺れる葉っぱのお家
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はっぱの"あなあなてんてん"
「あな」を開けた葉っぱの形を活かしたり、「てんてん」を貼って模様をつけたりして、「あなあなてんてん」な虫を作りました。

▼かっこいい形の虫ができたり、かわいい模様の虫ができたり、みんな素敵!
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みずたま"てんてん"
葉っぱの上に水をかけると水滴の「てんてん」ができます。
葉っぱにより「てんてん」の形や大きさが違うね。不思議〜

▼トサミズキの葉っぱの上にキラキラ丸〜い水晶のような「てんてん」ができました
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会場内に掲示していた担当スタッフが見つけた自然の中の「あな」や「てんてん」の写真を見ながら、 たくさん発見してくれている姿もありました。
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「あなあな〜」や「てんてん!」と楽しむ声が溢れる会場でした。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
ぜひ自然の中で「あな」や「てんてん」を探して、楽しんでくださいね!


なお、このイベントは少しアレンジをして、来週18日19日にキッピー山のラボでも開催いたします。
詳しくはこちら▼
キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)



こども環境体験コーディネーター 辰村

hakase14.jpg SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業は、文部科学省が将来の国際的な科学技術人材の育成を図り、理数系教育に重点を置いた研究開発を行うため、2002年度から実施しているものです。
 2022年度、兵庫県下では県立・市立・私立合わせて15校が指定され、「兵庫『咲いテク(Science & Technology)』事業」として連携しながら、それぞれの高校が特色ある教育を展開しています。人と自然の博物館ではその教育活動を支援するため、館内での見学や実習のほか、各学校へ出向いての講演や講義、評価や助言などを行っています。
 夏休みのこの時期、ひとはくではそれぞれの学校の特色ある課題研究のポスターを掲示しました。高校生の取り組みをご覧ください。

展示概要

 ●場所:3階展示室 兵庫の自然誌付近

 ●期間:8月5日(金)~9月27日(火)
 ●内容:兵庫県下SSH指定校の課題研究ポスター(1校ごとに1点)
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兵庫県下のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校(2022年度)

   兵庫県立加古川東高等学校
兵庫県立豊岡高等学校
兵庫県立三田祥雲館高等学校
神戸市立六甲アイランド高等学校
兵庫県立神戸高等学校
兵庫県立龍野高等学校
兵庫県立宝塚北高等学校
兵庫県立小野高等学校
武庫川女子大学附属中学校・高等学校
神戸大学附属中等教育学校
兵庫県立明石北高等学校
兵庫県立姫路西高等学校
兵庫県立姫路東高等学校
兵庫県立尼崎小田高等学校
兵庫県立長田高等学校


(特任研究員 竹中敏浩)

8月最初のフロアスタッフとあそぼうは、川のおさかな釣りセットです。

川は上流から中流、下流へと姿を変えながら海に向かって流れていきます。
川の様子の変化とともにそこに暮らす生き物も変わります。暮らす魚も違ってきます。


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モニターを見ながら説明を聞いたあとは魚に釣れるしくみをつけて、エサを用意。

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青いビニル袋を川に見立て、上流・中流・下流の魚を配置して、さあ、おさかな釣り!です。

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どのエサで釣れるかな~。家でも魚を増やして遊んでくださいね。

(フロアスタッフ いしくら)







ひとはくでは、夏期に博物館実習として大学生の受け入れをしています。

いくつかのグループで実習を行うのですが、そのうちの1つの
自然素材を使った親子向けプログラムの企画・実施に関する実習」の
グループの実習生の皆さん(3名)が7月31日(日)に、
自分たちで運営する 親子向けのプログラムを実施してくれました。

その日の朝、
前日までの活動を活かして、会場設定、展示物・タペストリー等
の設置、解説用の植物・入口の看板・工作の材料などのそれぞれの
準備をしていましたよ。




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▲実習生が様々な準備をしているようす




プログラムのタイトルは、「ミニたねコプターをつくろう!」です。

開始すぐから、様々な親子が参加してくれました。

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▲プログラムのようす



参加いただいた皆さん、
博物館実習生のプログラムは、いかがだったでしょうか?

博物館実習生の皆さん、お疲れ様でした!

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7月最終日!
はかせと学ぼう!「骨をみてみよう!」を行いました。
爬虫類はかせの池田研究員にルーペの見方を教わります。

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ルーペを固定して、見るものを近づけます。



骨のある生き物は・・・?
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みんな正解できたかな?


サメの骨を見てみましょう♪
どうしてあごの骨しかないのかな?
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あごと歯だけが固く、他は軟骨(やわらかい)なので化石になりにくい軟骨魚類!

アリゲーターとクロコダイルのちがいは?
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最後はキリン、パンダの骨を持って記念撮影!!
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ご参加いただきありがとうございました。

8月もイベントもりだくさんです。
ぜひ、ひとはくにおこしください。

フロアスタッフ にしぐち

毎日、セミの鳴き声で目が覚める夏やすみ!
みなさん宿題は進んでますか?

今日30日のはかせと学ぼう!は
人と自然の博物館の恐竜はかせ 久保田研究員と一緒に
化石のレプリカを作りました

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化石はどうやってできるの?
化石はどんな種類があるの?
恐竜化石は日本でどれくらい学名がついたの?
はかせにおしえてもらいました






アンモナイト、スピノサウルスの歯、ビカリア、三葉虫・・・
みんな自分で作りたい化石の型を選んで
型に、水を混ぜたドロドロの石こうを丁寧に流し込みます
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しばらくして型から外すと・・・
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ステキなレプリカが完成しました。
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明日の日曜日は、はかせと学ぼう!「骨を見てみよう」を行います
爬虫類はかせの 池田研究員といろいろな生きものの骨をみるイベントです

皆さまの ご参加お待ちしています

フロアスタッフ せら ゆうこ
抜けるような青空!白い雲!
夏本番ですねー☆彡

今日はひとはく探検隊「水辺のいきものを捕ろう」をおこないました。
探検隊長は水のいきものはかせの高橋研究員です。
さぁどんないきものが捕れるかな?

もんどりという仕掛け網にエサを仕込み、ビオトープに投げ込みます。
待っている間に網ですくって、いきものをさがすよ。
もんどりを投げる練習をして、エサを仕込み、いざ!水辺へ!!

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みんな暑さもなんのその!
次々にいきものをつかまえることができました!!

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エビやメダカがたくさん!
小さなザリガニやヤゴもゲットしたよ\(^o^)/

高橋研究員より「つかまえたいきものは持ち帰ってもいいけれど、その時は最後までちゃんと飼ってあげてくださいね。違う場所で放してしまうと、
生態系を壊してしまうことになります。」とのお話がありました。
みんなは元にいた池に戻してあげていました。
いきものさん達、さようなら!今日はありがとう!

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参加してくださったみなさん、ありがとうございました!!

夏休み中、いろんなイベントを用意して、お待ちしてます!
みなさん、ひとはくへ遊びに来てくださいね♪

フロアスタッフ かどはまえりこ


夏休みが始まりましたね。7月23日(土)はひとはくの植物はかせ、高野研究員といっしょに植物の標本をつくりました!

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押し花と植物標本の違いは、ラベル!
台紙の右下に貼るラベルには「採集地(どこで)」と「採集年月日(いつ)」と「採集者名(だれが)」を書きます。
ラベルがあることで、この植物が存在したことが証明されます。むずかしい言葉に言いかえると、エビデンスデータと言うそうです。

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紙にのりをぬって乾かして細長く切ったテープ。
このテープに水をつけながらで植物が動かないようにとめます。

今日は高野研究員が用意したハナハマセンブリで標本をつくりました。
この夏休み、植物を採集して、ぜひ標本づくりに挑戦してください!

フロアスタッフ いしくら

7月17日(日)のフロアスタッフとあそぼうも「恐竜時代の生きものに色をつけよう」を行いました!

水玉?ハート?しましま?
好きな模様をケツァルコアトルスに描いてみんなそれぞれオリジナルを作りました♪

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作ってくれた作品は16日(土)のものと合わせて、4階のひとはくサロンの空を飛んでいます✈
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ひとはくにぜひ見に来てくださいね!

今回作ったケツァルコアトルスは白亜紀後期を生きていましたが、兵庫県で見つかったヤマトサウルスも同じ時代の生き物です。
そんなヤマトサウルスを含めた「ひょうごの恐竜展」(←くわしくはココをクリック)が絶賛開催中!

夏休みは是非ひとはくにご来館ください!

フロアスタッフ ふくもと
本日7月18日(日)は海の日です!
今日は、はかせと学ぼう!「海の生き物で実験しよう~ヤドカリ行動実験~」を行いました♪
海の生き物博士の頼末研究員に解説を聴きながら、みんなでヤドカリのお引越しを観察しました!!
最初に頼末研究員から海についてのお話とクイズがありました。
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次はいよいよ実験です!!
小さな貝を並べたトレーに殻のないヤドカリを入れます!貝の中に入ってくれるかな?
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ヤドカリが小さな貝に入ったら、次に大きな貝も入れてみます!!
小さな貝からお引越ししてくるかな??
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引っ越し完了!!無事に貝の中に入ることができました!
海にはいろんな生き物がいます!皆さんも海に行ったときにはぜひ生き物を探して観察してみてください♪

ご参加いただいた皆さま、ありがというございました!
次回のはかせと学ぼう!は来週7月23日(土)の「植物標本を作ってみよう!」です。
植物標本の作り方を学んで実際に作ってみましょう!
皆さんのご参加をお待ちしています♪

フロアスタッフ さくま
7月16日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「恐竜時代の生きものに色をつけよう」でした。

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個性的ですてきな模様の翼竜ケツァルコアトルスができました。
ひとはくサロン天井からつっています。空を飛ぶかわいい翼竜たちを見にきてくださいね。

あす17日(日)も行います。みなさまのお越しをお待ちしています。

フロアスタッフいしくら
7/21(日)はかせと学ぼう!~立体魚拓にチャレンジ!~をおこないました!

魚拓とは?
墨や絵の具を使って、魚の形を紙などに転写するもの。
それが立体とは?!
みんなで作ってみましょー!

やわらかいシリコン容器に、なにやらピンクの粉をいれます・・・。
これは海藻が原料のアルギン酸。
歯医者さんで歯の形を取る時に使われるものです。
慎重に粉を計って、水を入れて、素早くねりねりねりねり。
そこに標本の魚をギュッと入れ込み、型を取ります。

その次は白い粉。これは石こうです。
またまた粉を慎重に計って、水を入れてねりねり。
魚の型に流し入れます。

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簡単な作業のように思いますが、粉を正確に計らないと、いつまで経っても固まらない!
なんてことになってしまいます(>_<)
きっちり計り!素早く丁寧に混ぜ!静かに丁寧に注ぎこむ!
科学の実験のような正確さが必要です。
みなさん大成功!かっこいい立体魚拓が完成しました!!
3~4日置いて、しっかり乾燥させると、色を付けることも出来ますよ。


「はかせと学ぼう!」「ひとはく探検隊」は、専門の研究員に教えてもらいながら、自然科学について、楽しく学ぶことが出来ます☆彡
今後の予定については、ひとはくのホームページで詳細をご確認ください♪

次回は、はかせと学ぼう!「海の生き物で実験しよう~ヤドカリ行動実験~」
実験を通してヤドカリがどうやって宿を探すのか等、行動を観察します。
みなさまのご参加をお待ちしております。

フロアスタッフ かどはまえりこ

7月9日(土)にフロアスタッフとあそぼう「画はくの日」を行いました!
今回は1階の化石展示を見ながらのお絵かきです。


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まずは恐竜の化石に関するクイズ!
皆さん思いっきり手を挙げて答えてくれました♪


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化石をよく観察しながら、描いています♪


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たくさんの個性豊かな作品が出来上がりました!


これから夏本番になりますが、ひとはくではたくさんのイベントをご用意しています。
是非お越しください!

フロアスタッフ はなだ
間もなく、夏休みです

夏と言えば恐竜ですね!
ひとはくでは、7/15(金)~ひょうごの恐竜展~を開催します。

それに伴い、ひとはくサロンを模様替えしました。
天井より、実物大 約8mのヤマトサウルスを吊り下げました。

高所作業台を使って、何回も上げたり下げたり。
設備のみなさんにご協力いただき設置を行いました。
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この作品は、オープンイベント「フロアスタッフとあそぼう」にて作成したものです。
巨大な恐竜の大きさを体験できますよ。イベントの様子はコチラ

そして・・・
7/15(金)より始まる、
ひょうごの恐竜展~タンバティタニスとヤマトサウルス~
では、
普段非公開の恐竜たちの標本も所狭しと並びます。ご期待下さい!

この夏は、是非ひとはくへ
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ



7月2日(土)のフロアスタッフとあそぼう!は画はくの日でした。

今回は1階展示室でのお絵かきです!

最初は恐竜クイズから♪
今日は恐竜はかせが多くて補足情報がとびかいました。
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クイズの後は、好きな化石をえらんでお絵かきスタート!!

生きていた時の体の色を想像して描いたり、寒い地域にいたからと雪を描いてくれたお友達もいました。
同じ化石でも見る角度や想像力で個性が出て、素敵な作品ばかりでした。

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みなさんご参加ありがとうございました。
次回の画はくの日は7月9日(土)です。
ご参加お待ちしています♪


7月15日(金)より「ひょうごの恐竜展~タンバティタニスとヤマトサウルス」が始まります!

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くわしくは★★コチラ★★をクリック

お楽しみに☆彡

フロアスタッフ つくし



梅雨入りして本格的に暑くなってきましたね!
本日6月26日(日)は、ひとはく探検隊「クモをさがそう」を行いました!

探検隊長は、クモ博士の山﨑研究員です!

とても身近な存在であるクモですが、実は知らないことがいっぱい!
まずは、山﨑隊長からクモのお話を聞いて・・・
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いざ、クモ探しの探検に出発!!
さっそく見つけました!
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山﨑隊長に木の棒を使った簡単にクモが採れる秘策を教えてもらって・・・
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色んな種類のクモをたくさん見つけました!

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ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

今月、来月のイベントはコチラから!→ここをクリック!




私事ですが、本日でひとはくを卒業いたします!
皆さんといろいろなことが学べてとても楽しかったです!
ありがとうございました!
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フロアスタッフ いのうえ さき




6月25日(土)のフロアスタッフとあそぼうはあじさいペーパークイリングをおこないました♪

最初はみなさんにあじさいについて知ってもらうため、あじさいクイズをしました!

あじさいといえば、大きな丸い花を想像しませんか??
実はあれは、あじさいの花の集まりで、一つ一つは小さな花なのです。
見つけたらよーく観察してみてくださいね♪

クイズの後は、みなさんお待ちかねのあじさいペーパークイリングです!
ペーパークイリングとは紙をくるくると巻いてつくるペーパーアートです!

ストローに紙をくるくる巻きつけて花になる部分を作って、好きな長さに切ります。
ここでポイント☆
大きな花にしたいときはゆるく巻いて、小さな花にしたいときはしっかりと巻きます。
巻き方の強さによって花の大きさがかわって、個性が出るポイントです☆

みなさん思い思いの位置に花を貼ったら完成です☆彡
カラフルな配置にしたり、大きさの違う花をミックスしたり、とってもすてきな作品が完成しました♪
たくさんのご参加ありがとうございました。
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明日6月26日(日)は、ひとはく探検隊「クモをさがそう」を行います。
みなさんのご参加をお待ちしています♪

フロアスタッフ つくし













6月18日(土)、19日(日)のフロアスタッフとあそぼうは「きょうりゅうタペストリー」を行いました!

兵庫県の淡路島で見つかった恐竜ヤマトサウルスのタペストリーを作ります。

今回用意したタペストリーはなんと実物大!!!!
想像以上の大きさでびっくりです!

2日にわたるイベントで、この大きなタペストリーを完成させました♪

1日目のようす↓
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2日目のようす↓
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完成!!!!
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みなさんが頑張ってもようを描いて、色を塗ってくれたおかげでとても素敵なヤマトサウルスになりました!
今回作っていただいたヤマトサウルスはひとはくの天井から吊るして飾ります。
また見に来てくださいね♪

そして7月15日(金)からは
企画展
「ひょうごの恐竜展~タンバティタニスとヤマトサウルス~」(←詳しくはココをクリック)が始まります。

企画展もぜひ合わせてご覧ください!

たくさんのご参加、ありがとうございました!

フロアスタッフ ふくもと

6月12日日曜日、はかせと学ぼう!「けんちくかの日」を行いました。

まちづくりハカセの福本研究員のお話を聞いて・・・
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最初はおうちづくり!!
カラフルなやね・まど・ドアなど描いて・・・
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ステキなおうちが完成!!!



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どこに住みたいかな?
なぜ、その場所を選んだのかな?
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おうちを置いて・・・

まちづくりが始まります。
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電車、学校、病院・・・何が必要かな?
まちが完成!!!

つぎはおひっこしがはじまります。
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どうしてその場所にひっこしたか理由も発表!!

ステキなまちをつくることができました。

ご参加いただき、ありがとうございました。

次のイベントは6月18日19日の

フロアスタッフとあそぼう「きょうりゅうタペストリー」です。

みなさまのご参加お待ちしております。


フロアスタッフ  にしぐち








6月11日(土)のはかせと学ぼう!けんちくかの日

自分の家をつくって、どんな場所に住みたいかを考えながら、みんなでまちづくりをしました。


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明日12日(日)も行います。ひとはくのけんちくか集合!!
みなさまのお越しをお待ちしています。

フロアスタッフ いしくら
当館では、中学生の「トライやる・ウィーク」の受け入れを行っています。
この度、6月7日(火)から10日(金)までの期間、丹波篠山市立篠山中学校の2年生2名に来ていただきました。
その締めくくりとなる活動として、生徒それぞれが感想などを含めた活動のブログを書いてくれましたので、以下に紹介します。

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トライやる・ウィーク(篠山中学校)

丹波篠山市立篠山中学校 2年 小島大志


今回は、コロナ禍の中、トライやる・ウィークの職業体験で4日間、2人で一生懸命活動しました。

1日目
初めの仕事は、デジタル紙芝居をしました。
題名は「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」という話を読みました。
たんたんの役になりきってするのは難しかったけど、全力でできたので良かったです。
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2日目
2日目は、標本の整理と標本づくりです。植物の整理をしましたが、ダンボールなど、重たくて手が疲れました。1~2時間ぐらいしてできた時の達成感がすごかったです。標本作りでは、テープで止める場所が細かくて難しかったけど、楽しかったです。
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3日目
3日目は、植物撮影をしました。植物撮影では、今後触れるか分からない機材などを触りました。
撮影の作業は、ほぼ同じことの繰り返しで、大変だということが分かりました。
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4日目
4日目は、3日間の振り返りをブログにあげました。
パソコンは打つのが苦手だけど、大人になって使うと思うので、練習になってよかったと思いました。あと、振り返ることによって良かったと思うことなどを感じて、来て良かったと思います。

このコロナ禍の中、4日間大変お世話になりました。ご迷惑をかけたと思いますが、ひとはくの皆様がやさしく説明してくださり、ありがとうございました。4日間貴重な体験でした。
このトライやるで学んだ体験などを、学校生活などに生かしていきたいと思います。

本当に4日間ありがとうございました。


~トライやるウィーク~

丹波篠山市立篠山中学校 2年 肥後颯真


新型コロナウイルスで大変な中でも受け入れてくれたことに感謝しながら、篠山中学生2人で頑張り、とても充実した4日間を過ごすことができました。
今回はその4日間の活動内容を紹介したいと思います。

■1日目
活動初日は「どんな体験するのだろう?」、「上手にできるかな?」などと、〈楽しみ〉と〈不安〉が混ざりながらも充実した1日でした。
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(写真左) 1回目の上演
幼稚園の皆さんに「デジタル紙芝居」を読んでいる様子。
(写真右)2回目の上演の呼びかけ
一般のお客様や、職員の方などに見てもらいました。

紙芝居をやってみて、いくつもの役になりきってすることは難しかったけれど、楽しくて、とても良い体験になりました。

■2日目
1日目はお客様と接する時間が多かったけれど、この日は裏方の仕事を頑張りました!
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(写真左)植物標本
植物標本作成をしました。たくさん作ることができました!
(写真右)収蔵庫の中
段ボールを探すために収蔵庫に行き、段ボールを動かし探しました。
*収蔵庫...展示しきれない物などを保管しておくところ

この日だけで一人およそ100近い数の段ボールを運びました。また、植物標本は標本テープという植物を留めるテープを貼る場所をどこにするかで苦戦しました。

■3日目
この日も2日目と同じで、裏方の仕事をしました。一般の人はまだ入ることができない新館の収蔵庫で作業をさせてもらいました。
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(写真左)新館の収蔵庫
新館の収蔵庫に行きました。まだ入り口にはロードコーンがまだ置いてあり、自動ドアもまだ動かず、手動ドアでした!
(写真右)撮影の様子
植物標本をデータとして残すために撮影をしました。300枚ほどは撮影しました。

■4日目
最終日は、新聞記事に人と自然の博物館に関することがないか調べたりした後に、この4日間で学んだことや発見したことなどをまとめました。
そして午後からはこのブログを作成しました。

今回、人と自然の博物館(通称「ひとはく」)の仕事を体験してみて、たくさんのことを学びました。特に、1つのプロジェクトなどをするには、個人ではなく、たくさんの企業や団体の人たちが動いているということを学びました。また、今回博物館に行ってみて一番すごいと思ったのは、フロアスタッフの方たちです。お客様に楽しんでいただくために努力している姿がかっこよかったです。それと、ここで働いている人達は、みんな「あいさつ」ができていました。改めてあいさつの重要性に気づかされました。
今回、この4日間で学んだことを、今後の学校生活などに活かしていきたいと思います。

いろいろなことが初めての経験で、(大変だった)あっという間の4日間だと思いますが、今後の進路選択などの参考になれば嬉しい限りです。
中学生の皆さん、お疲れ様でした!

(文責:生涯学習課 坂井 貴行)
6月5日(日)は、はかせと学ぼう!「おやさいクレヨンってなあに?」を行いました!!

みなさん、おやさいクレヨンって知っていますか?
聞いたことはありますか?

その名のとおり、野菜でつくられたクレヨンです!!!
野菜を収穫した時に、捨てられる部分を利用して、こめ油など体に害のないものを混ぜて作られています。

今回はこのおやさいクレヨンについてのお話や、「もったいない!」の観点から作られた製品について、
ひとはくのもったいないはかせ」☆衛藤(えとう)研究員からクイズをまじえながら教えてもらいました!
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ホタテの貝殻から作られている除菌、抗菌スプレーや卵の殻を使って作られた校庭などに引く白い線の粉、
竹を炭にした消臭剤などさまざまな製品がありました。

お話を聞いたあとはみんなで実際におやさいクレヨンを使ってお絵かきタイムです!!
画用紙には、はっぱとつるの絵がかいてあります!それぞれ、どんな野菜が実をつけるのかな?
写真や絵本を参考にかいてもらいました。

クレヨンは野菜のにおいがするかな?
においをかいで、「ネギのにおいがする!!、、、?ような?」
「かきごこちは野菜によってちがうな!」など、いろんな感想も飛び交っていました。
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みなさん野菜だけでなく昆虫や好きなものも一緒にかいてくれて、力作ぞろいです!!
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たくさんのご参加、ありがとうございました!
作品は4階休憩コーナーに掲示してます☆
ぜひ見に来てください☆


フロアスタッフ つくし









本日6月4日(土)のフロアスタッフとあそぼうはあじさいペーパークイリングを行いました✿

最初にクイズをして、あじさいについて学びます。
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あじさいは同じ花でも土の性質でなんと変わります!!

新しい発見をした後には、オリジナルのあじさいを作っていきましょう!
紙をくるくる巻いて、好きな大きさに切って、のりで貼りつけ♪
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花を中心にまとめて置いたり、色のバランスを考えてみたり、とってもすてきなあじさいがたくさんできました!
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たくさんのご参加ありがとうございました☆

明日6月5日(日)は、はかせと学ぼう「おやさいクレヨンってなあに?」を行います。
みなさんのご参加お待ちしております!!!

フロアスタッフ ふくもと



さわやかな五月晴れの日曜日!
今日のフロアスタッフとあそぼうは「川でさかなつり」

みなさんへのミッションは、空っぽになってしまった「ひとはく川魚すいぞくかん」を
魚でいっぱいにすること!
ミッションカードに書かれている魚を釣ってもらいます。

川の上流・中流・下流には、それぞれ違う種類の魚が棲んでいて、食べるものも違います。
ミッションカードの魚は、どこに棲んでるいるのかな?エサはなんだろう?
考えながら、さぁチャレンジです!

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エサはこれだ!よーし釣るぞー!!

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慎重につりあげて・・・。みんながんばれー!!

みなさんのおかげで「ひとはく川魚すいぞくかん」の水槽はいっぱいに!!
ミッション達成です♪

これから川に遊びに行った時は、どんな魚がいるのかを調べてみてね。
ご参加ありがとうございました☆彡

フロアスタッフ かどはまえりこ



今日はとってもいいお天気で、お出かけをされた方も多かったのではないでしょうか?

ひとはくでは、はかせと学ぼう!形であてる化石クイズ「さわってアンモ」を行いました。

箱に入っている本物の化石をさわって、手の感触だけで何の化石かを当ててみよう!!
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第1ステージ、第2ステージと進むにつれて、どんどんむずかしくなっていきます!
最終ステージはと~~~ってもむずかしいのですが、アンモナイトはかせの生野研究員から化石のお話が聞けました。
恐竜のウンチの化石なんてのもありましたよ♪
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そして、全ステージの挑戦者には生野研究員より、ぬりえのおみやげがもらえました♪

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何億年も前に生きていた生物たちの化石にふれて、みなさん楽しんでいただけたようです。

ご参加いただいたみなさまありがとうございました。

フロアスタッフ つくし
初夏の暑さが少しおさまったような曇り空の5月26日(木)午後、
篠山東雲高校の生徒さんと先生が来館され、博物館入口前花壇の植え替えを行っていただきました。

篠山東雲高校は「地域農業科」という専門学科がある学校で、
2年次から、次の3つの類型に分かれ、より専門的な学びを深めています。

○アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)
○アグリ・サービス類型(動物飼育・草花)
○フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

※詳しくは篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)をご覧ください。

今回は「アグリ・サービス類型」の2年生8名が、
学校で育てたマリーゴールドとキンセンカの苗を300株植えてくれました。

【実習前の花壇の様子】
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トラックの荷台から、花の苗や道具を取り出して準備を行います。
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前の草花を抜き取り、土を耕します。
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花壇の手前にマリーゴールドの苗、奥にキンセンカの苗を等間隔に配置します。
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苗の配置が決まったら、土の中に植え込みます。
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前回に引き続き今回も、階段横の花壇も作業していただきました。
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最後の後片付けまで丁寧にしていただきました。
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【実習後の花壇の様子】
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約1時間半の時間をかけ、実習は無事に終了しました。
丈の長いキンセンカと、丈の短いマリーゴールドの対比は、見る人を楽しませてくれますね!

篠山東雲高校の皆さん、本当にありがとうございました!!
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実習後は博物館内を見学し、個々の課題研究に向けていろいろ情報収集をした後、帰校されました。

次回は秋(10月頃)の実習の予定ですが、どんな花を植えてくれるか、とても楽しみにしています!

(文責:生涯学習課 坂井)

5/22(日)のひとはく探検隊「はかせとムシさがし」を行いました♪

本日の探検隊長はひとはくの虫はかせ、中濱研究員です!!

博物館のとなりの深田公園にいる虫たちを探しました。

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隊長が様々な虫について教えてくれました♪

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木の根元で虫を探します...


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水場にも虫がいないか確認しています...  

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草原の中を走ってトンボを追いかけました!

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みんなで一緒に虫を探します♪

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見つけた虫について教えてもらいました。

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クヌギの木についていた丸まった葉っぱは、
オトシブミが卵を産んだものだそうです。

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アリに見えるアリグモは、実はクモ!
糸を吐いてぶら下がったりしていました。

皆さん色々な虫をつかまえられましたね♪

次回のひとはく探検隊は6月26日(日)の「クモをさがそう」です。
是非ご参加ください!

フロアスタッフ はなだ


こんにちは!
本日5月21日(土)のフロアスタッフとあそぼうプラ板づくりを行いました!!

最初にカブトムシやモルフォチョウなど、好きな下絵をえらんでプラスチックの板に書き写します
好きな色にしたりカラフルにしたり、素敵な作品ができそうです♪
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次に色がぬれたら好きな形に切ってトースターで焼いていきます!!
どんどん縮んでいきますよ~^^
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最後にひもをつけたら完成です!
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皆さんオリジナルの素敵な作品ができましたね♪
ご参加いただいた皆さまありがとうございました!

明日5月22日(日)ひとはく探検隊「はかせとムシさがし」を行います!
深田公園で春の虫を探しましょう!

みなさんのご来館お待ちしております!!

フロアスタッフ さくま

5月15日(日)は画はくの日~ピカピカ昆虫を描こう!~を行いました。


はじめにお話をきいて・・・

さっそくお絵かき開始です!

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みんなじっくり観察しながら描いています。


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完成!!!


ご参加いただきありがとうございました。

みなさまの絵はひとはくサロンに飾られています。

見に来てくださいね。

次回5/21(土)フロアスタッフとあそぼうは「プラ板づくり」です。

みなさまのご来館、心よりお待ちしています


フロアスタッフ  にしぐち














5月14日(土)のフロアスタッフとあそぼう!は画はくの日でした。

本日よりスタートした「知ろう!学ぼう!総合治水展」の関連イベントとして、
テーマは「大地に雨がしみこむ仕組みを描こう」

雨はふったらどこに流れていくのでしょう?
ひとはくの水はかせ!三橋研究員による実験やお話をきいて、どんな工夫をすれば大雨がふっても、
おうちが守れるか、展示を見たり、考えながら、みんなで絵をかきました。

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おうちの周りにかべをつくったり、土に水をしみこまそうと大きな木をうえたり、
おうちの敷地に池を作って川とつなげるというアイデアも♪

みなさんがいっしょうけんめい考えて、かいてくれた作品はひとはくサロンにかざっています!!

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作品は1年間保管しています。また博物館にぜひ取りに来てくださいね☆

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!!!

フロアスタッフ つくし ふくもと
昨日に引き続き、フロアスタッフとあそぼう「ひとはく〇✕クイズ大会」を行いました。
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博物館の展示に関するクイズ、いくつ正解できるかな?

〇×棒をあげて答えました!
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人と自然の博物館は,1992年10月の開館から30年を迎えます。
30周年を記念して、秋にオープン予定の新収蔵庫「コレクショナリウム」のクイズも行いました♪

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いくつ正解できたかな?
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ご参加ありがとうございました。

(フロアスタッフまつだ)
今日のフロアスタッフとあそぼうは「ひとはく〇✕クイズ大会」
さて何問解けるかな??
全問正解目指して!いざ!スタート!!

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シンキングタイム・・・○かなぁ?✕かなぁ?

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せーの!どっち??
当たったー\(^o^)/ 外れたぁ(>_<)
白熱の展開です!

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がんばってクイズに挑んでくださったみなさんをひとはくクイズ王に認定いたします!
最後にみんなでハイ!ポーズ☆彡
ご参加いただきありがとうございました!!

「ひとはく○✕クイズ大会」は明日もおこないます。
みなさまのお越しをおまちしております!

フロアスタッフ かどはまえりこ


「おうちでコーヒーを焙煎しよう!(春)」のようすをレポートです。

うららかなる焙煎日和(?)な春の日曜日。

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コーヒー豆の焙煎に挑戦してもらいます!

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煎った豆を参加者同士で見比べる場面も。
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自分で煎ったコーヒー豆をその場でさっそく味わってもらいます。

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家での焙煎や豆選びなどについて、皆さんから熱心に質問いただきました。

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午後は三橋さんも登場。

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三田祥雲館高校の生徒さんたちも助っ人で来てくれました。
(ありがとう!)

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人にも環境にもやさしいコーヒーを自家焙煎で楽しむ方が増えるといいなー。

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次回は秋(10月)です。
お集まりいただきありがとうございました!

(環境計画研究グループ 衛藤彬史)





4/17(日)のひとはく探検隊『さとやま』の中をあるこうを行いました♪


本日の探検隊長はひとはくの植物はかせ橋本研究員です!!

目的地のブイブイの森まで、みんなで片道20分の道のりを歩きました!
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道中、ここではトチノキミツバアケビをみんなで観察!

森に到着して、どんどん進んでいくと、いろんな種類の植物が♪
見たことのない植物ばかりで、みなさん目がキラキラ☆興味津々!!
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見て、さわって、匂いをかいで、植物にふれながら楽しく探検できましたね♪



次回のひとはく探検隊は、5月22日(日)「はかせとムシさがし」です♪
みなさんのご参加をお待ちしています♪


フロアスタッフ つくし









4/16(土)にはかせと学ぼう!春のきれいな花さがしを行いました。

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植物はかせの黒田研究員と一緒に深田公園を散策して、いろんな花を観察しました。

まず最初に発見したのは、ザイフリボクという木に咲く白い花。

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黄色い花がかわいいハハコグサは、春の七草のひとつ、ゴギョウです。

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カラスノエンドウの花は赤紫色で身近な場所でよくみられますね。

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カスミザクラは、ヤマザクラより少し遅く咲く花弁が白いサクラです。

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ウワミズザクラは、ブラシのような形をしていて、白の小さな花が数多くついています。
おもしろい形ですね。
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ほかにもいろんな花を観察しました♪

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▲マルバアオダモの花(左写真)            ▲ミツバアケビの花(右写真)

たくさんの春の花が観察できました。

ご参加ありがとうございました。

(フロアスタッフまつだ)

ひとはくの周辺のソメイヨシノは、花が終わり、
葉が展開し始めました。

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▲ひとはく周辺のソメイヨシノのようす(花びらが散ってしまった)


ひとはくに隣接する野外施設の円形劇場のそばに樹林があり、
そこにはソメイヨシノとは違う野生のサクラ類の木があります。


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▲円形劇場のそばの樹林



それは、ウワミズザクラという名前で、1つ1つの花は小さくて
それらが(コップ洗い用のブラシのように)穂状になっています。


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▲円形劇場のそばにあるウワミズザクラの木



4月12日にウワミズザクラの花が咲いているのを
確認しました。





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▲ウワミズザクラの花序(下の方から花が開いている)




じつは、4月8日の時点で同じ木のつぼみが膨らんでいるのを
観察していたのです。


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▲ウワミズザクラの花序(つぼみ)


その日、ウワミズザクラを観察をしようとして木に近づくと、
円形劇場の床部分で、何かが動く気配がしました。
そちらの方をみると、そこには小鳥がいました。
ヤマガラのようです。


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▲円形劇場の床部分にいたヤマガラ




ヤマガラも見られているのに気付いたのか、上空の
ウワミズザクラの枝へ飛んで行き、しばらくして、
また下へ降りてくる動作を数回繰り返していました。




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▲ウワミズザクラの枝に止まるヤマガラ



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▲階段状になっている部分にいるヤマガラ


こちらも、しばらく床部分や階段状の部分にいる
ヤマガラの方を観察していました。



ヤマガラは、床部分に落ちているヤマモモの種子(前年のもの)を
つついていました(つついていたのですが、この時は飲み込んでは
いなかったようです)。

ウワミズザクラは8月くらいに果実が熟します。そのころには
いろんな小鳥たちが食べに来るのでしょうね。







                         研究員 小舘 誓治

も咲いて、もうすっかり春の陽気ですね♪
昨日に引き続き、本日4月10日(日)のフロアスタッフとあそぼう画はくの日を行いました。

最初に動物についてのクイズを実施しました!
正解は実際に展示を見て発見!!!
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クイズの後は、動物たちをじーっくり観察して絵を描きます☆
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背景も色を塗ってくれたり、動物の毛まで細かく描いてくれたり、素敵な作品がたくさん出来上がりました!

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ご参加ありがとうございました♪

ひとはくでは今後も様々なイベントを予定しています。
今後のイベントスケジュールはコチラ

みなさんのご来館お待ちしております!!

フロアスタッフ ふくもと

本日4月9日(土)は「画はくの日」を行いました!
テーマは「ひょうごのどうぶつ」です!

まずは、どうぶつクイズ☆彡
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イノシシの赤ちゃんは、からだのしま模様が野菜のしまうりに似ていることから、
うりぼううりんぼと呼ばれています!


では、さっそくお気に入りの動物をえらんでじっくり見ながら、
えんぴつや色えんぴつをつかって描いてみましょう♪
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みなさん、さまざまな動物をいろいろな角度から描いていて、力作ぞろいです!!!
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明日も「画はくの日」を行います♪
みなさんのご参加をお待ちしています♪

フロアスタッフ つくし

春です。
ひとはく近くのソメイヨシノは満開です(4月7日)。


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▲満開のソメイヨシノ

さて、タイトルの「ほうしけいとえいようけい」これを漢字で書くと、
「胞子茎と栄養茎」となります。

じつは、ここで取り上げる「胞子茎」は、皆さんご存知の
ツクシのことです。


ひとはくは、深田公園の中にあります。本館に近いところに
「円形劇場」という野外施設があり、その上方に「のり面」
(年間3回くらい草刈りがされている場所)があって、そこに
ケヤキの木が植えてあります。



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▲円形劇場の上方にある「のり面」

その「のり面」のケヤキの下には、3月下旬~4月初旬に
ツクシがたくさん見られます。

今年の4月7日の時点では、暗褐色のツクシは、ほとんどなく
代わりに緑色のスギナがたくさん見られました。



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▲地面からでてきた緑色のスギナ


(ここでもう1回)じつは、このスギナは、「栄養茎」で
近くに出ていたツクシと地中でつながっていたかもしれません。

つまり、スギナという植物の、役割が異なる2つの体をそれぞれ
別の呼び方(ツクシとスギナ)で呼んでいるということになります
(でも、どちらも『スギナ』という名前の シダ植物です)。

暗褐色の「胞子茎」であるツクシは胞子を撒くための体。
スギナと呼ばれている緑色の「栄養茎」は光合成をおこない
栄養をつくる体です。

ちなみに「胞子茎」「栄養茎」の「茎」とは、葉がなく茎だけ?
に見えるので、そのように呼ばれるのだと思われます
(シダ植物で、胞子のうを付ける葉を「胞子葉」(ほうしよう)と呼びます)。

早春に、まず ツクシ(胞子茎)が地面から出て、そのあと
スギナ(栄養茎)が出てくるのです。




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▲スギナの栄養茎(左)と胞子茎(右)



スギナの観察をしていると、近くのケヤキの枝で、
シジュウカラ の オス が急に鳴きだしました。

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▲ケヤキの枝にいたシジュウカラ


シジュウカラの鳴き声の ツツピー、ツツピー が
ツクシー、ツクシー に聞こえます。


変化が激しい?春ですね~。



                                研究員 小舘 誓治

4月5日時点で関西地方の「花だより」(ソメイヨシノの開花状態)は、
多くの場所で「満開」となっています。

ひとはく周辺のソメイヨシノも ほぼ満開状態(九分咲き?)です。

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▲満開状態のソメイヨシノ




ハチ類も、蜜を求めてやってきています。

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▲ソメイヨシノの花を訪れたセイヨウミツバチ


ソメイヨシノの花に訪れる、いくつかハチさんを見ていると、
後脚のところに黄色くて丸いものが付いているハチさんがいました。
これは、「花粉団子」と呼ばれているものだそうです。
花蜜だけではなく、花粉も集めているのですね~。


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▲後脚に「花粉団子」をつけた個体



しばらく観察していると、
それぞれの脚(脚には毛が生えている)を器用に?(ハチさんとしては
当たり前なんでしょうが・・・)動かして、背中の方も含めて
体に付いている花粉をブラッシングしているように見えました。
この花粉を集めて団子にするのですね。


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▲脚を上手に使って体に付いた花粉を集めている?



ハチさん、上手に団子をつくるんですね~。
感心しました。
パチパチパチ(手をたたいています)。

                           研究員 小舘 誓治
今日(4月5日)の三田地域はポカポカした良い天気です。
しかし、朝夕は、まだヒンヤリした感じです。


下記の写真は、ひとはくの4階入口付近のコバノミツバツツジの4月2日のようすです。
約10輪程度の花が咲いていました。
一昨年と昨年は、3月27日ごろに咲いていましたので、今年は少し遅いかもしれません。


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▲コバノミツバツツジの4月2日のようす




4月5日の時点では、三分~四分咲きといったところでしょうか。


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▲コバノミツバツツジの4月5日のようす



「つぼみ」も まだたくさんあるので、しばらく花を楽しめそうです。



コバノミツバツツジの花を 背面から見ると、
キツネの顔に見えるものがありました。


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▲コバノミツバツツジの背面、キツネの顔に見えます?



コバノミツバツツジの花を見つけたら、キツネの顔に
見えるものをさがてみませんか。

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暖かさと共に、桜の満開を告げるニュースが聞かれるようになってきましたね♪
4/2のフロアスタッフとあそぼうは「ギフチョウのペーパーバッグ」をおこないました!
ギフチョウは日本にしかいない日本固有種のチョウ、春にしか見ることが出来ません。
「春のはかないいきもの」という意味の「スプリングエフェメラル」のひとつ。
春の女神ともよばれます。

昆虫ハンコをぺったん!色鉛筆でぬりぬり・・・
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ステキな春のバッグが出来上がりました☆
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ご参加のみなさん!ありがとうございました!!

新学期ももうすぐはじまり。
ドキドキわくわくのスタートです!
今年もひとはくでみなさんの楽しい毎日のお話しを聞かせてくださいね!!

フロアスタッフ かどはま

3月27日(日)のひとはく探検隊「春を探そう」を行いました。
今回の探検隊長は植物はかせの石田研究員です!

博物館の外に出て、さあ出発です!

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植物はかせの石田研究員のお話も聞いて楽しく探しました!

 ↓セイヨウタンポポ           ↓ツクシ
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快晴の中、春の訪れを感じる植物とたくさん出会えました♪

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

ひとはく探検隊では、研究員と一緒に出かけます。
研究員の説明を、実物を見ながら聞くことができるので、とっても楽しく勉強にもなりますよ!

次回のひとはく探検隊は4月17日(日)の「さとやまの中を歩こう」です。
皆様のご参加をお待ちしております!

報告書も制作中です!お楽しみに♪

フロアスタッフ みやうら ちはる
本日3月26日(土)は、
はかせと学ぼう!「タンポポのはなし」を行いました♪
今回の博士は京極研究員です!


まずは京極研究員にタンポポの種類や、性質を教えてもらいました。

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実物を観察しながら、絵を描いていきます...
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研究員に詳しいお話を聞く方も...
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素敵な作品がたくさんできました!
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参加された皆様、ありがとうございました!
これからもイベントがたくさんありますので、ぜひお越しください!

フロアスタッフ はなだ

本日もフロアスタッフとあそぼうタンポポリースをおこないました。
ちょっとむずかしい黄色い紙をじゃばらに折る作業も、みんながんばりました!
ステキなリースができましたよ~


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いよいよ春、まもなく野原のたんぽぽも顔をのぞかせてくれます。待ちどおしいですね。
ご参加ありがとうございました。

(フロアスタッフ いしくら)

3月19日(土)のフロアスタッフとあそぼうはたんぽぽリースを作りました!

前回から2週間ぶりのたんぽぽリースづくりでしたが、本日もたくさんの方にご参加いただきました☆


たんぽぽのお花も立体的に作ってチョウテントウムシも一緒に貼ってもらいました。
少し難しい作業も説明をしっかり聞いて、みなさん上手に出来ましたね!(^^)

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オリジナルのリースが完成!!!

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たんぽぽリースづくりは明日、3月20日(日)が最終日です。
今後のイベント予定はコチラ

みなさんのご参加お待ちしております♪

フロアスタッフ ふくもと

段々とあたたかくなってきましたね!
今日は、画はくの日「江田コレクション」をおこないました!

4階休憩コーナーの企画展「江田コレクション展 昆虫でつくるをテーマにお絵かきしました!
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まずはじめに江田コレクションのお話をきいて・・・
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さっそくお絵かき!
皆さん真剣に観察していますね~
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とってもすてきにできました!
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ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

企画展「江田コレクション展 昆虫でつくる3月31日(木)まで開催されています!ぜひご覧ください!
今月のイベント予定はコチラ→(ここをクリック)




フロアスタッフ いのうえ

3月6日(日)は、「ひとはく Kidsサンデー」でした。

近ごろ、ソメイヨシノの冬芽が膨らんできたような気がします。
また、スイセンの花がたくさん咲いて春は間近ですかね?

しかし、この日は、ヒンヤリした空気で寒く感じ、雪がちらついたり、
晴れたり、曇ったりをくりかえす不安定な天気でした。





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▲ソメイヨシノの冬芽




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▲スイセンの花      





3月の主な プログラム の 報告で~す。


■「まつぼっくり で けん玉 を つくろう!」のようす

スタッフから説明を聞いて、まつぼっくりのけん玉 を つくっています。


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▲マツボックリと紙コップで つくっています




自分でつくったけん玉で、早速遊んでいます。
「ポコン」 「ポコン」
マツボックリが紙コップに入った音が
あちら、こちらで鳴っているのと、同時に
「はいったー」「あー」「〇×△ー」などの声が、
聞こえてきます。

ちょっと大きなお姉ちゃん、お兄ちゃんは、紙コップを
逆さにして遊んでいましたよ~。


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▲マツボックリのけん玉で遊んでいるようす





■フロアスタッフによる「デジタル紙芝居」のようす

今回は、「たんぽぽレストラン」と
「スミスネズミと100年の森」が上演されました。

上演後に、「スミスネズミと100年の森」の始まりのようすとして、
フロアスタッフに無理を言って撮影させてもらいました(下記の写真)。



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▲アース シアターの前方のスクリーンのところ





■フロアスタッフによる「展示解説」
 今回の「展示解説」は、3階の展示室で
「ひょうご の 恐竜かせき ツアー」でした。

クイズを交えて解説されたようですよ。


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▲「丹波の恐竜化石」展示室前



■「フロアスタッフとあそぼう!『たんぽぽ リース』」のようす

みんな 春らしいタンポポのかざりをつくっていましたよ。



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▲スタッフから作り方の説明中


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▲自分で作った「たんぽぽ リース」と一緒にハイポーズ



■人と自然の会「星の会」の皆さんによる「令和4年の天文現象」のようす

始まる時間に遅れてしまい、天文現象はスタートしていて
アースシアターの中は真っ暗で、写真は撮れませんでした。



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▲当日配布された資料の一部


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▲アースシアターの前で受付をされている「星の会」の方々




この日も 子どもさんたちの笑顔がたくさん見られました!



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Kidsサンデー は、4月以降しばらく お休みをさせていただきます。


 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
3月6日(日)今日もたんぽぽリースを作りました!

みなさんパーツの配置はオリジナルで、個性がキラリ☆彡
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最後はリースと一緒にハイポーズ☆彡

ご参加いただきありがとうございました!!
来週もたんぽぽリースを作ります!!
是非ご参加ください♪

フロアスタッフ いしくら




3月5日(土)のフロアスタッフとあそぼうたんぽぽリースを作りました☆

まずは、たんぽぽクイズから!!
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たんぽぽって食べられるって知っていましたか??

リースにはたんぽぽの花やわた毛の他にクローバーや、テントウムシ、チョウチョなど
春の訪れを知らせる虫たちも飾りました!
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みんなそれぞれの配置を考えてオリジナルのリースが完成!!
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たんぽぽリースは来週も行います!
是非ご参加ください♪

フロアスタッフ つくし


2月26日(日)のフロアスタッフとあそぼう!「川でさかなつり」でした。



みんなでミッションをクリアして「ひとはく川魚すいぞくかん」を完成させよう!!

リニューアルした水生生物のコーナーの前にビニールシートで作った川とスタッフ手作りの魚をたくさん並べました。
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みなさんにはミッションカードという、釣る魚が描いてあるカードをお渡しして、そのミッションを達成してもらいます!

魚を釣るにはエサが必要です!
魚によってエサがちがうので、どれを選ぶかがポイント!

どの魚が川のどんな場所にいるのかな?ミッションカードにヒントがあるよ☆


ではでは~エサを付けて、上流中流下流にわかれて釣りスタート!!
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みなさん、どんどん魚をゲット☆
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ミッションをクリアしたら次のミッションカードをもらって、またまたどんどん魚をゲット☆
あっちでも、こっちでも大漁です!
みなさんのおかげで「ひとはく川魚すいぞくかん」が無事完成しました~!!!


今日釣れた魚についてのお話をして、最後にミッション達成の認定証をみなさんにお渡ししました。
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参加してくださったみなさんありがとうございました♪


フロアスタッフ つくし
本日2月27日(日)のひとはく探検隊「石や化石をさがそう」を行いました!!
探検隊長の生野研究員と一緒にクイズをしながら館内を探検します!
クイズを持って4階からスタート♪
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ひとはくは1階から4階まで全ての階に石や化石があります!
どこにあるかな?探してみよう!

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答え合わせは実際に展示を見ながら行いました。
どの化石が一番大きいかな? 隊長と一緒に測ってみましょう!

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最後に記念撮影!ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

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次回のひとはく探検隊3月27日(日)「春をさがそう」を開催予定です!

フロアスタッフ さくま
昨日に引き続き
2/20(日)のフロアスタッフとあそぼう「ひとはく宝さがしラリー」を行いました。

宝の地図を持ってクイズを解こう!
どんなものがかくれているかな?

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クイズが解けたら、スタッフと一緒に展示をまわって答え合わせです。
正解はどれでしょうか?

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博物館にある貴重なお宝をみつけられましたね。
ご参加ありがとうございました!

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(フロアスタッフまつだ)
本日2月19日(土)フロアスタッフとあそぼう
ひとはく宝さがしラリーを行いました!
ひとはくにあるお宝を探します!宝の地図を持ってクイズを解いていこう♪
制限時間は15分!時間内に解けるかな?

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どこにあるかな?クイズの答えは何だろう?

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最後に展示を見ながら答え合わせをします!

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ひとはくのお宝は見つかりましたか?
ご参加のみなさま、ありがとうございました。

ひとはく宝さがしラリー明日2/20(日)も開催します!
是非ご参加下さい!

フロアスタッフ さくま
本日2月13日(日)は、昨日に引き続き「画はくの日」を行いました!!

チョウのお話とクイズをしたら、さっそく標本を見ながら描いていきます!
江田コレクションは、モルフォチョウやトリバネアゲハなど、いろいろなチョウがいます!
お気に入りのチョウは見つかったかな?

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皆さんカラフルに、とても上手に描けました♪
描かれた作品は4階ひとはくサロンに掲示しています!

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

フロアスタッフ さくま
本日2月12日(土)は「画はくの日」を行いました!
テーマは「江田コレクション」
たくさんの昆虫の中からカラフルなチョウたちが登場です♪


江田コレクションとは、江田茂さんによって集められた昆虫標本のことで、
3階入口などで見ることができますよ(^^)


まずはチョウについてのお話から。
モルフォチョウは構造色だから、見る角度によって色が違う!
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お気に入りのチョウを見つけて、さっそく絵を描いてみましょう。
じーっと観察...はねの細かいところまでそっくりですね!
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作品は4階ひとはくサロンで掲示中です♪
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画はくの日 ~江田コレクション~は明日(2/13)も行います!
親子での参加も大歓迎ですよ~


フロアスタッフ きただにさやの
今年もあっという間に2月に入りました。
まだまだ寒い日が続いていますが、皆さまお元気ですか?

博物館は12月末よりメンテナンスのお休みをいただいておりましたが、
まもなく2/8(火)より営業を再開いたします。

館内では着々と皆様のお迎えができるように準備が進んでいます。
大掃除をしたり、展示の一部を移動したり、交換の作業が行われていました。

私たちフロアスタッフもお客様をお迎えするにあたり、所属会社による研修を行いました。

IMG_4245.jpgまずは接遇の復習です。
接遇とは簡単にいうと「おもてなしを形にして伝える」という事なんですが、
これがとっても簡単にみえて難しいのです。


好印象を与える挨拶のイントネーション、立ち居振る舞い、かっこよく見える角度・・・等を
学びました。




IMG_4242.jpg それから、コロナ禍になり、今までとは違う対応も必要になり、そのことについてもディスカッションしました。










IMG_4249.jpg最後は、私たちのイベントである「デジタル紙芝居」での
お迎えの仕方、あいさつの仕方、読み方などを学びました。
今までは、個人それぞれで行っていましたが、全員で研修することにより、良い工夫が統一され、すっきりとした案内ができそうです!








開館後のフロアスタッフがこれまで以上に皆さまのお役にたてますように!
みなさまのご来館をお待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ
hitohaku-newyear.png2021年も暮れようとしていますが、昨年来のコロナウィルス感染症の影響で、来館者のみなさまにはたいへんご不便をおかけしています。2021年も食事や飲み物に関する制限をはじめ、セミナーや団体利用での人数制限など、ひとはくの感染症対策へのご協力ありがとうございました。深くお礼申し上げます。

このあと、ひとはくは毎年の年末年始と冬期のメンテナンス休館に入りますが、今年は下のようにお休みをいただきます。開館は2月からとなります。開館してすぐに「第17回共生のひろば」を開催しますので、お楽しみにお待ちください。
また、この間も近隣の有馬富士自然学習センターは1月も開館していますので、どうぞ有馬富士の自然をお楽しみください。

■年末年始および冬期メンテナンス休館hitohaku-snowman.png
2021年12月27日(月)~2022年2月7日(月)休館

■第17回共生のひろば ※今年もオンライン開催となります
2022年2月11日(金・祝)10:00~15:30(開催予定)
・一般視聴はYouTube Liveで(URLは1月末に公開)
・詳しくは >> 「第17回共生のひろば」

(近隣施設のご紹介)
■三田市有馬富士自然学習センター(キッピー山のラボ)
年末年始休館 2021年12月28日(火)~2022年1月4日(火)休館
・2022年1月5日(水)より開館、月曜休館(月祝の場合、翌火曜)。
・詳しくは >> 「キッピー山のラボ」

collectionarium1.jpgのサムネイル画像
なお、現在建築中の新収蔵庫(愛称コレクショナリウム)は写真のところまでできあがりました。市民の方々に、見て、活用していただける収蔵庫を目指して準備中ですので、来年の公開後には是非ご来館ください。

生涯学習課 竹中敏浩

去る12月21日(日)、ひとはくでROOTプログラムひとはくツアーが行われました。
ROOTプログラムは、科学技術振興機構(JST)のサポートのもと、神戸大学を実施機関として行われていますが、兵庫県立大学は共同機関のひとつとして、ひとはくは連携機関のひとつとして運営され、グローバルに活躍できる未来の科学技術人材を育てることを目指しています。その一環としてこの日は、科学を志す生徒が、姫路や神戸などから、指導の大学の先生方や大学院生たちと集まりました。自然科学を志す高校生たちの学びをご覧ください。

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最初に、頼末研究員と加藤研究員から「研究について」と題して、研究者としての研究や、プロの研究者としてキャリアを積む過程について講義を受けました。

また、実習では環境系収蔵庫・地学系収蔵庫・液浸収蔵庫を見学しました。


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自然科学系博物館には珍しい環境系収蔵庫を見学して、なぜそのような収蔵品があるかについて藤本研究員から説明を聞き、納得の受講生たち。ひとはくの守備範囲の広い研究に触れてもらいました。

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地学系収蔵庫では、加藤研究員から兵庫県に特徴的な岩石や鉱物を見学、また大阪湾のボーリングコアの説明を受けました。ボーリングに要する費用や、保管する意義について、地震防災との関連も含めて学んでもらいました。

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液浸収蔵庫では、液浸標本のつくり方をはじめ、種を決定づける方法も含めて、博物館が標本を大切に後世に残していく意義について学んでもらいました。

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最後には、感想を述べ合ったのちに、ひとはくへの質問を語ってくれました。多くの質問をくださった受講生たちに感謝です。ひとはくにとって、科学を志す皆さんが自然科学の基礎となる博物館に来てくれることは、大変光栄なことと思います。今日受講してくれた皆さんのこれからの成長を願っています。

■ROOTプログラムについて
ROOTプログラムは2017年から第1期が開始され、今年からは「"超える"力を育む国際的科学技術人材育成プログラム」として第2期が開始されています。ROOTは、Research-Oriented On-site Training Programとして名付けられ、国立研究開発法人科学技術振興機構の次世代人材育成事業の一環である「グローバルサイエンスキャンパス」の企画として支援を受け、実施されています(支援期間:2021~2024年度)。神戸大学が実施機関となり、兵庫県立大学、関西学院大学、甲南大学との共同で運営されています。
詳しくはWebサイトをご覧ください >> rootpr-headerlogo.jpg

生涯学習課 竹中敏浩

12月26日(日)のひとはく探検隊ひとはくの妖怪さがしでした。

妖怪はどんな場所に潜んでいるかな?
ひとはくに現れそうなオリジナルの妖怪をみんなで考えてみよう!


まずは、隊長の妖怪はかせ、高田研究員のお話をみんなで聞いて、
いざ妖怪探しへ しゅっぱーつ!!
今日はテレビ取材のカメラも一緒に♪
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3階フロアの展示を見ながら、どんな場所にどんな妖怪がいるのか、
その習性や特徴のお話を聞きました。
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探検をした後は、オリジナルの妖怪を描いて、みんなの前で発表タイムです♪
面白い妖怪がたくさん生まれました!!
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ご参加いただきありがとうございました!!

来年も、ひとはくはみなさまのお越しをお待ちしています♪
(ひとはくは、明日より2/7(月)までメンテナンス休館します)


よいお年を☆彡

フロアスタッフ つくし かおり


昨日(12/18)に引き続き、フロアスタッフとあそぼうは、ひとはくクリスマスカードを作りました♪

ティラノサウルスの頭の形のカードから、もみの木や小さなティラノサウルスが飛び出てくるよ!

色を塗ったり、メッセージを書いたり、それぞれオリジナルのカードが出来ました♪
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大きなティラノサウルスの絵の前でカードと一緒に記念撮影☆彡
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みなさん素敵なクリスマスを☆彡


フロアスタッフ つくし
今日朝がたは、ひとはくからも粉砂糖をふりかけたような雪景色が見られました。
今日12月18(土)、明日19日(日)のフロアスタッフとあそぼうひとはくクリスマスカードです。

ティラノサウルスのポップアップカードをつくったよ!
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明日も行います。お待ちしていま~す。

(フロアスタッフ いしくら)
去る12月14日、県立加古川東高校理数科1年生が来館し、ひとはくの研究員による「課題研究基礎」の授業が行われました。その様子をお伝えします。

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はじめに佐藤研究員(兵庫県立大学自然・環境科学研究所長)より「自然史系博物館における研究活動について」と題して、自然史系博物館における資料と研究の関係などをお話したのち、池田研究員から「研究って何をすればよいの?」と題して、研究の進め方やテーマの決め方などをお話ししました。

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続いて、収蔵庫と展示に分かれて見学を行いました。地学系収蔵庫では生野研究員から説明を受けながら、丹波市から発見された大型竜脚類の実物を見たり、県の石として定められている岩石・鉱物・化石などを見学しました。

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生物系収蔵庫では、橋本研究員・山﨑研究員から同種の昆虫を多数集めた標本を見たり、種名決定に用いられたタイプ標本を見ながら、種の決め方などについても学びました。

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展示見学では、小舘研究員から六甲のアカマツ林などの展示の解説を受けながら、生物多様性について考えました。

丸一日にわたる学習お疲れさまでした。加古川東高校理数科はどの生徒さんも「課題研究」で素晴らしい研究をされています。ひとはくでの経験がまた充実した研究につながることを期待しています。

生涯学習課 竹中敏浩

本日12月12日(日)は、
はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」を行いました♪
今回の博士は佐藤研究員です!

最初に佐藤研究員にアンモナイト石けんの作り方を教えてもらったあと、
石けんを溶かしている間に、アンモナイトについてお話してもらいました!

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石けんが溶けたら型の中に流し込みます!
やけどしないようにね!

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30分冷やしたらアンモナイト石けんの完成!
皆さん色とりどりのアンモナイト石けんが出来上がっていました♪
ぜひお家に帰って使ってみてね!

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

フロアスタッフ さくま


本日12月11日(土)は、はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」を行いました。
恐竜博士の久保田研究員から化石の発掘やクリーニング作業についてしっかりお話を聞いて、実際に挑戦!!

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竹串やハケを使って化石を掘り出します。


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みなさん化石が出てくるまで根気強く削ってくれました!
頑張って掘り出した化石、ぜひお家で飾って下さいね♪

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ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました☆

フロアスタッフ ふくもと
月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


今日は、晴れたり、曇ったり、小雨が降ったりを
くりかえす不安定な(コロコロと変わる)日でした。


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▲天気が不安定な日でした



12月の主な プログラム の 報告で~す。


■「まゆだまコロコロ」のようす

今回、「まゆだまコロコロ」で、 ネット予約(事前予約)の
実証実験をおこないました。ご協力ありがとうございました。

まゆだまに絵を描いたり、好きな色を塗ったりして、
みなさん たのしそうに コロコロしていましたよ。


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▲「まゆだまコロコロ」のようす





■「いろいろな色や形の葉っぱをさがそう!」のようす

朝の早い時間には、風もなく晴れていたのですが・・・


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▲深田公園の円形劇場の上のところで始めたのですが。



プログラムを開始したとたん、バラパラと雨が、
ナクナク(泣く泣く)4階入口のところへ移動して実施をしました。


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▲4階入り口ちかくに移動して実施




参加してくれた子どもさんたちは・・・
がんばって、いろんな色や形の葉っぱを
イロイロ さがしてくれました。

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▲いろんな形や色の葉っぱがイロイロ


そのあと、葉っぱでつくるオモチャ「葉っぱ ぐるぐる」で
グルグルして たのしんでくれました。


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▲「いろいろな色や形の葉っぱをさがそう!」
  『葉っぱ ぐるぐる』で遊んでいるようす





■「デジタル紙芝居」のようす

今回は、「コウちゃんの60日間」と
「ぽこぽこぽこ ~森をつなぐ~」
が上演されました。




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▲アースシアターで上演されているようす



■フロアスタッフによる「展示解説」
 今回の「展示解説」は、
2階の展示室で「2階展示室ダイジェストツアー」でした。
クイズを交えて解説されましたよ。



■「フロアスタッフとあそぼう!『クリスマス ガーランド』」のようす

クリスマスにぴったりな飾りをつくったそうですよ。

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▲つくり方の説明を聞きいて、さあ つくりますよ


じょうずに できましたか? ニコニコしてますね~。

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▲作品 と いっしょに写ってくれました




■「おおきくして、みてみよう!」のようす

昆虫などを拡大装置で大きくして観察しま~す。


昆虫について、いろいろと質問に研究員が応えています。

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▲「おおきくして、みてみよう!」のあとのようす





次回の Kidsサンデー は、2022年3月6日(日)です。




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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
昨日(12/4)に引き続き、フロアスタッフとあそぼう「クリスマスガーランド」を行いました!

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兵庫県丹波市で発見された恐竜「タンバティタニス・アミキティアエ」のモチーフで、オリジナルのクリスマスかざりを作りました!
完成したガーランドを持って、クリスマスツリーの前で記念撮影したよ♪

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素敵なクリスマス飾りができましたね。
ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフまつだ

12月4日(土)のフロアスタッフとあそぼうは、「クリスマスガーランド」を行いました!

クリスマスももうすぐということで、クリスマスにぴったりの飾りを参加してくださったみなさんと一緒に作りました。

ツリーを作って、ステンドグラス風の飾りを自分で選んだ色の紙で切り貼り♪

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完成しました~!!
ひとはくサロンに期間限定で登場する綺麗なクリスマスツリーの前でハイ、ポーズ
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「クリスマスガーランド」は明日12月5日(日)も行います。
今年のフロアスタッフとあそぼうも残りわずか。
みなさんのご参加お待ちしております!

フロアスタッフ ふくもと
12月2日(木)、県立篠山東雲高校の生徒6名と先生2名が来館され、博物館入口前にある花壇の模様替えを、実習として行ってくださいました。

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見事な青空のもと、植え替えが始まりました。まずは、花壇を整えて。。

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肥料をいれて、また整えて。。パンジーの苗を手際よく植え込んでいきます。
300株の藍色のパンジーは篠山東雲高校で種から育てられた苗です。

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植えた苗の間隔を見て、整えて。。最後に花壇のふちを掃除して美しい花壇の完成です。
篠山東雲高校の皆さん、本当にありがとうございました。
春までの肌寒い中、来館される皆さんを美しい藍色で温かくお迎えしてくれることと思います。

今回実習に来てくださった6名の生徒さんは、ひとはくでは初めての実習ということで、実習後は博物館内を見学。小学校の時に来館した生徒さんが多いのですが、また違った視点で展示を見てもらいました。

★★★兵庫県立篠山東雲高等学校★★★
昨年、創立10周年を迎えられた比較的新しい学校です。1948年に創設された篠山農業高校に源流をもち、2011年に篠山産業高校から独立し、地域と結びついた活動を行い、農都篠山で農業教育を通じた地域を支える心豊かな人材育成を行っておられます。詳しくは学校のホームページをご覧ください。
 >>> 篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)

(文責:生涯学習課 竹中)
11月28日(日)のひとはく探検隊は「どんぐりGETだぜ!」を行いました。
深田公園で様々などんぐりを見つけました。

今回の探検隊長はどんぐり博士の高野研究員です!

深田公園にあるどんぐりの説明を聞きながら、一生懸命きれいなどんぐりを探します。
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ぼうしの縞模様が特徴のシラカシ たくさんできていますね♪
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細長いマテバシイをたくさん見つけました!     秋ということで紅葉したモミジもありました!
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袋いっぱいになるまで見つけたよ♪               
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どんぐりの説明をしっかり聞いています...
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昨年はどんぐりが少なかったそうですが、今年はたくさん実っていました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

次回のひとはく探検隊は
12月26日(日)「ひとはくの妖怪さがし」を開催予定です。


フロアスタッフ はなだ
昨日に引き続き、フロアスタッフとあそぼう!「ひとはくアドベントカレンダー」
おこないました!

さて、もうすぐみんなの大好きな日がやってきますね!
それは何かな?
「クリスマスーー!!」
元気なお返事が聞こえました☆
楽しいクリスマスまでをカウントダウンするカレンダーを作ろう!

緑のもみの木に、ペタペタ飾りをつけていくよ
ふわふわの羊毛をくるくる丸めて、雪にしたり、お花にしたり
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できあがり!
お菓子を入れる?シールを入れる?
クリスマスまでかざってね(^_-)-☆
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ご参加のみなさま!ありがとうございました!!

フロアスタッフ かどはま


11月20日(土)(日)のフロアスタッフとあそぼう!は『アドベントカレンダー』でした。
クリスマスツリーに、日にちを書いた袋を貼ります♪

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★や標本モチーフをペタペタ
羊毛をくるくるまるめてペタペタ
ハンコをポンポン
みんな自分だけの素敵なアドベンカレンダー完成(^^)/
袋にチョコやあめや大好きなお菓子を入れて♪クリスマスまで待てるかな

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s-DSC06082.jpg   フロアスタッフ おぐら ともこ


11月16日(火)に一般セミナー「Rで学ぶデータ解析」を開催しました。

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「R」とはプログラミング言語の一種です。

博物館でプログラミング?データ解析?と思う人もいるかもしれません。

しかし、研究は実験や観察をして終わりではありません。データを図にしたり解析をしたりするのも研究活動の一部です。今回のセミナーではRを使ったデータ解析の方法を学びました。

セミナーの参加者は7名でした。なんと、遠く千葉県や神奈川県からも参加者が来られました。大学生・大学院生が中心でしたが、参加者の年齢層も幅が広かったです。セミナーではRの使い方から始まり、作図の仕方、統計解析の考え方と、簡単な統計解析の方法を説明しました。参加者のみなさんにも自分のノートパソコンで実際にRを動かしてもらいました。使ったデータは、Rにもともと入っている植物のアヤメのデータです。Rや統計解析の勉強では数学の知識が役に立ちます。数学は生物の研究をするのにも大切です。

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朝10時半から夕方16時半までの長丁場でしたが、みなさん集中して積極的に参加してくださいました。お疲れさまでした!

なお、今回のセミナーではRStudioと呼ばれるソフトを経由してRを動かしました。

Rは完全に無料ですし、RStudioも無料版があります。またこれらのソフト・言語の使い方はインターネット上にも解説が沢山あります。興味のある方はご自身でもお試しください。



(生態研究グループ 京極大助)

11月13日(土)、14(日)のフロアスタッフとあそぼう「化石のソーマトロープ」でした。

まずはこの格好でなにするのかな?のクイズ。
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作業服に長靴をはいて、ヘルメットをかぶって、手袋をした手にはハンマー。
みなさんからは「かんた~ん」との声が・・・
答えは、そう化石を掘り出す!発掘作業。

参加したみなさんは実際にこの格好をしたり、化石を掘り出したりはしませんが、2つの絵を合わせてくるくる回すと1つの絵に見えるソーマトロープというあそびで、自分が化石を発掘する絵をつくりました。

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くるくる回すと自分が発掘する格好に!見えたかな~
化石を手の上にゲット!するように見えたかな~

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ソーマトロープで楽しみました。
ご参加ありがとうございました!

(フロアスタッフ いしくら)
はかせと学ぼう!「おやさいクレヨンってなあに?」をおこないました!

今回のはかせは「もったいないはかせ」の衛藤(えとう)研究員です(^^)
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みなさんは「おやさいクレヨン」って聞いたことありますか?
おやさいクレヨンはその名の通り、野菜からつくられたクレヨンのことで、
収穫のとき捨てられる葉っぱなどを使って作られています!

クレヨンのお話のほかにもはかせから「もったいない」の気持ちから生まれたものを
クイズをまじえながら教えてもらいました。

それでは絵を描く前にフロアスタッフからクイズです!
この葉っぱはなんの葉っぱかな?
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「ニンジン!」「これはカボチャだ!」「おイモさんの葉っぱ知ってるよ!」
あっという間に正解でした!すごい!

今回は本物の野菜を観察しながらのお絵描きでした。
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触ったり、匂いをかいだり...よく観察しながら描いていきます。
みなさんとっても真剣!

形も色も本物そっくりだけど、それぞれ個性のある力作が勢ぞろい!
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たくさんのご参加、ありがとうございました!
作品は4階休憩コーナーにて掲示中、ぜひ見に来てね!

フロアスタッフ きただにさやの




月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


今日は、(暦の上では、冬のはじまりの立冬です)
雲があるものの晴れの気持ちが良い日でした。

しかし、少し風が強いのが気になります。

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▲3階入口近くのケヤキの色づいた葉が奇麗です



11月の主な プログラム の ようす の報告で~す。


■「そとはく」のようす


外を楽しんでいただく「そとはく」は、
自然を感じる「ひとはくビンゴ」や「ゆめはくで昆虫標本展示」、
ドングリを転がす「どんぐりコロコロ」、
いろんな絵本をそろえている「絵本の国」など が実施されました。

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▲「そとはく」のようす




■「くるくる回る タネの模型を つくって とばそう!」のようす

強い風が吹くと、タネの標本や模型がうまく飛びません。
みなさん苦労して飛ばしていましたよ。


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▲「くるくる回る タネの模型をつくってとばそう!」のようす



■今回の「デジタル紙芝居」は、
『丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム』と
『ススキ草原のオーケストラ』でした。

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▲「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」のデジタル紙芝居のようす


■「展示解説」のようす
 今回の「展示解説」は、3階の展示室で「ひょうごの恐竜かせきツアー」でした。
クイズを交えて解説されていました。


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▲「ひょうごの恐竜かせきツアー」のようす



■「はかせと学ぼう!『おやさいクレヨンって なあに?』」のようす

捨てられるものから作られたものや、野菜の部分の絵から何の野菜かを
当てるクイズなど楽しく始まりました。

捨てられる野菜から作られたクレヨンを使って色を塗ったり、絵を描きます。


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▲『おやさいクレヨンってなあに?』のようす




次回の Kidsサンデー は、2021年12月5日(日)です。


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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
11月6日(土)は「フロアスタッフとあそぼう!~画はくの日 海の生き物を描こう!~」を行いました。

絵を描く前に海の生き物のクイズ! 正解できたかな?
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いよいよお絵かきタイム! カニや魚、貝など様々な海の生き物を描いてくれました!
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ご家族での参加も! みなさん上手で見惚れてしまいました♪
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ご参加ありがとうございました。
完成した作品は、4階ひとはくサロンの休憩コーナーで約1か月間掲示されます。

フロアスタッフ 平野
10月31日(日)のひとはく探検隊「キノコGETだぜ!」を行いました。
今日の探検隊長はキノコ博士秋山研究員です!

深田公園に向かいながらキノコを探します!   あ!サルノコシカケがあった!!
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他にもツチグリ↓             マツオウジ↓などなど
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キノコ博士の秋山研究員のお話も聞いて楽しく探しました!!

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今年は雨が少なくキノコがないと心配していましたが
皆さんがたくさんの種類のキノコを見つけてくれました!!

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
次回のひとはく探検隊は
11月28日(日)に「どんぐりGETだぜ!」開催予定です!

フロアスタッフ(さくま)



本日10月30日(土)は、はかせと学ぼう!「海の生き物で実験しよう」を行いました!
今回は、ホンヤドカリがお引越しする様子を観察しました♪

海の生き物博士、頼末研究員からヤドカリについてお話を聞いて、さっそく実験開始!
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まずは、ヤドカリを貝がらから出す作業です!
貝がら部分を指先で温めて、ヤドカリが出てくるのをじっと待っていると...
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やったー!出てきました!

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今度はゆでたイボニシを貝がらから身をスポッと外して、ヤドカリの新しいお家を作ります。

綺麗に取れました!
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さてヤドカリたちは貝がらに入ってくれるでしょうか...!

お引越し完了!
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実験大成功!ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

ただいまひとはくでは展示特別企画「身近な海のベントス展」(←クリック!)を行っております。
みなさまぜひご覧ください!




フロアスタッフ いのうえ
10月23日(土)、24日(日)のフロアスタッフとあそぼう森の忍者たち~かくれる虫をつくろう~」でした。

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昆虫を食べるのはどんな生きものがいるでしょうか?

昆虫やクモ、トカゲやカエル、なかでもよく食べるのは鳥です。

鳥たちに食べられないために、昆虫はさまざまな忍術を使います。

今回は草むらや木、落ち葉に身を隠すチョウをつくりました。

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(クリックで拡大)

オリジナルのステキなチョウができました。

かくれたり飛びまわったり、森の忍者を楽しみました!!

ご参加ありがとうございました。

(フロアスタッフ いしくら)
秋空の下、ひとはくの衛藤研究員による「おうちでコーヒーを焙煎しよう!」セミナーが実施されました。

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午前・午後で二回実施し、それぞれ違うロケーションで、生のコーヒ豆から焙煎し、その場でコーヒーを楽しみました。

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午前の方は風が強く、少し寒いと感じたものの、暖かいコーヒーが身に沁みるように美味しく感じられました。
樹木が紅葉して秋を感じ、水辺が近くにあり、雰囲気としてはのんびりとしたロケーションで、楽しむことができました。

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午後の部は違うロケーションで楽しみ、青空が広がる天気の下で、コーヒーとお話を楽しみました。
深田公園で遊ぶ方々が多く見られ、とても賑やかな雰囲気で楽しむことができました。
焙煎しているとコーヒーの匂いにつられてやってくる方いらっしゃるほど、香ばしい匂いがしました。

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先生からは、コーヒーについて自分で入れるテクニックや豆の種類に加えて、コーヒー豆の抱える社会的・国際的な問題意識について話を聞くことができました。

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午前・午後の両部とも、コーヒー好きの三橋研究員が、コーヒーと生物多様性の関係をテーマに、シビアな問題や課題について面白くわかりやすい話をされるのも聞くことができて、更なるコーヒーへの思いが深まりました。

(文責:研究インターンシップ生 増岡 晃大)
ひとはく連携活動グループの兵庫古生物研究会が、下のような化石採集体験を募集しています。
国生みの島 淡路島で、恐竜時代の白亜紀後期 およそ7200万年前の海にすんでいた生き物たちの化石を採集してみませんか。

兵庫県立人と自然の博物館 三枝春生


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開 催 日 2021年12月12日(日)小雨決行
開催時間 10:30~14:00(集合9:30)
体験揚所 兵庫県洲本市内

参加資格 現地集合となりますので参加者自身で集合地までお越し頂ける方
     小学4年生(10才)以上で、未成年(18才未満)は保護者同伴となります。
     なお、参加者には募集チラシ裏面の「参加同意書」を提出していただきます。
      >>> 募集チラシ(裏面に参加同意書)
参 加 費 一人当たり500円(保険料含む)
募集人員 保護者の方を含め60名(定員を超える場合は抽選となります。)
受付方法 電子メールでの受付となります(申し込みはpdfファイル受信可能なアドレスでお願いします)
申込み先 兵庫古生物研究会メールアドレス hyokoken2015@gmail.com
     参加者の氏名・住所・年齢・携帯電話番号・メールアドレスを必ず記入。
     ご家族で参加される場合は参加者全員の氏名・年齢を記入してください。
受付期間 2021年10月20日(水)~11月20日(土)
集合場所・当日の持ち物について 詳細は参加決定者に後日お知らせします。
注意事項 コロナウイルス感染症対策(マスク着用など)参加者各自の責任でお願いします。
     また、感染状況によっては開催中止となることもありますのでご了承ください。

主  催 ひとはく連携グループ 兵庫古生物研究会
共  催 兵庫県立人と自然の博物館
後  援 洲本市立淡路文化史料館


本日10月16日(土)のフロアスタッフとあそぼうは、
2日に引き続き、「ハロウィン★モールでクモをつくろう」を行いました!


まずはクモに関するクイズから!
Q.クモはどこから糸を出しているでしょうか?
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正解は...


おなかの後ろです!

一見するとおしりから出しているように見えますが、実はおなかの後ろに糸いぼというところがあってそこから糸を出しています。

クモについて学んだら、実際にモールでクモづくり!
説明をしっかり聞いてみなさん本物そっくりに作ってくれました^^
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巣には好きな色を塗ったり、コウモリをたくさん貼り付けて世界に一つだけのクモ飾りの完成です!!!
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ぜひお家で飾って、素敵なハロウィンを過ごしてくださいね♪
たくさんのご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ ふくもと ななみ

10/9(土)はフロアスタッフとあそぼう!画はくの日~タネを描こう~」を行いました

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熱帯の森のフタバガキという大きな木が落とすタネや、グライダーのモデルになったハネフクベ、ツクバネやアオギリのタネを見て絵を描きました。

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タネの色のグラデーションも、とてもきれいに塗れましたね。

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ご参加ありがとうございました。

完成した作品は、4階ひとはくサロンの休憩コーナーで約1か月間掲示されます。

ぜひご覧ください♪

(フロアスタッフまつだ)

10月3日(日)に、はかせと学ぼう!「ろ過実験コンテスト」を行いました♪

まず、石や砂を使って水をきれいにします。
(砂を使う方法は、水族館などでも使われている方法なんだとか!)

今回のはかせ 三橋研究員からポイントを教えてもらい、早速やってみよう!

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ペットボトルでできた装置に砂がこぼれないように綿を詰め、石や砂を入れて...ろ過装置の完成!
汚れた水を流しこみ、何度も繰り返すと...透明になってきた!

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そこへ、今回初登場の秘密兵器その①水質計
これで水がどれだけ濁っているかを見てみます!
ちなみに水道水は「20」、果たして結果は...

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お見事!みなさん水道水と同じ「20」を達成!
『ロカロカ名人』に認定です(^^)

次に登場したのは、秘密兵器その②パック
水の汚れをくっつけてきれいにする凝集剤です。
少し入れるだけで...汚れが固まってきた!

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これをさらにろ過し、煮沸すれば飲むこともできるのだとか...すごい!

最期に「ロカロカ名人」のみなさまへ認定書をお渡ししました。

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「川は自然のろ過装置」
川に行ったら、生き物の観察はもちろん、砂や石にも注目してみてね!

たくさんのご参加、ありがとうございました~!


フロアスタッフ おぐら・きただに
但馬牛博物館と、ひとはくとのコラボ展、2年ぶりに復活。
10月23日(土)から12月26日(日)、ひとはくサロンにて「もっと知ろう!但馬牛!!」展を開催します。

みなさん、ご存じでしたか?
「兵庫美方地域の但馬牛システム」は日本農業遺産に認定され、さらに世界農業遺産認定を目指しています。

2年前のコラボ展では、大きな牛と働くお兄さんがやってきましたが、今回の展示では、2021年6月に但馬牛博物館の別館としてオープンした「農業遺産体験館」で暮らしている、子牛ちゃんがやってきますよ。
ぜひ、かわいがってください〜〜(乗らないでね)

さてさて。
コラボ展示にあわせて、楽しいクイズで但馬牛のひみつを学ぶ
「クイズ!但馬牛と神戸ビーフのひみつ」
を、10月31日(日)に開催します。

usihakase2021.png但馬牛博物館から「但馬牛博士」も、やってくるよ!

ひとはくには、「むしはかせ」や「きょうりゅうはかせ」はいるけれど、「うしはかせ」はいないからね〜
この機会に、いーっぱい、質問してください。


11:00〜11:30、13:30〜14:00の2回あります(内容は同じ)。
参加者にはプレゼントもあります。

幼児または小学生を含む家族で、ご参加ください。
ほんとは、たくさんの子どもたちに参加してほしいのですけれど、コロナウイルス感染症対策のため、定員を設けて、事前募集とさせていただきます。

お手数ですが、こちらのページの申込フォームから、お申し込みください。
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申し込み締め切り:10月20日(多数の場合抽選)

展示やクイズについてのくわしくは、リーフレットをごらんください。

tajimausi2021_leaf.jpg← このリーフレットのPDFファイルをダウンロードする。




10月のひとはくKids サンデーで、「ひっつきむし で かお を つくろう」
というプログラムが実施されました。

ひとはくに隣接する深田公園で「ひっつきむし」の植物
アレチ ヌスビト ハギ(マメ科)の果実をさがして、
それを使って専用のシートに顔をつくります。


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▲アレチ ヌスビト ハギ の 若い果実(ひっつきむし)



皆さん いろんな表情を作ってくれましたよ。

小さい子どもさんたちが作ってくれた作品と本人の
写真を撮らせてもらいました。



作品と一緒に写っている子どもさんたちの
(マスクでわかりにくいですが)表情にも
着目して見てくださいね。


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どれも とても すばらしい作品ばかり です!


皆さん、ご参加ありがとうございました。
                          研究員 小舘 誓治
                      



月の第1日曜日「ひとはく Kidsサンデー」です。


今日は、雲がない青空が広がる、秋晴れの、
気持ちが良い日でした。

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▲とにかく空が青い!



午前中、エントランスホールの前の芝生地では、
三田市の多世代交流館「ふらっと」の親子さんたちが
楽しそうに遊ばれていましたよ。




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▲芝生地で楽しんでおられる「ふらっと」の皆さん





10月の主な プログラム の ようす の報告で~す。


■「そとはく」のようす


外を楽しんでいただく、「そとはく」は、いろんな絵本をそろえている
「絵本の国」や自然を感じる「ひとはくビンゴ」、
「ゆめはくで昆虫標本展示」など が実施されました。






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▲「そとはく」のようす


■「ひっつきむし で かお を つくろう」のようす

みんな真剣に作っています。個性的な作品ばかりです。
たくさん写真を撮らせていただいたので、別に
ご紹介します。下記のアドレスの記事をご覧ください。

『「ひっつきむし で かお を つくろう」で作った作品と一緒にハイポーズ!』
https://www.hitohaku.jp/blog/2021/10/post_2836/

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▲「ひっつきむし で かお を つくろう」の会場のようす




■今回の「デジタル紙芝居」は、
『ちいさなバッタ ゴロー』と
『六甲のうりんぼ』でした。

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▲「六甲のうりんぼ」のデジタル紙芝居のようす





■「展示解説」のようす
 今回の「展示解説」は、3階の展示室で
「ひょうごの恐竜かせきツアー」でした。

すみません。
参加されていた皆さんの写真が撮れませんでした。



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▲3階の「丹波の恐竜化石」の展示コーナー




■「はかせと学ぼう!『ろ過実験コンテスト』」のようす

汚れた水を砂や石の中に流して、キレイにしてみる
体験です。

体験をした人は、認定書をもらっていたようですよ。





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▲『ろ過実験コンテスト』のようす



次回の Kidsサンデー は、2021年11月7日(日)です。


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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


10月2日(土)、久しぶりのフロアスタッフとあそぼうは「ハロウィン★モールでクモをつくろう」を行いました!

もうすぐハロウィンということで、お家で飾ってもらえるクモ飾りを作りました。
最初はモールでクモをつくります♪

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自分で選んだ色のモールでオリジナルのクモが作れます!
クモづくりは手順がたくさんあるので難しいけれど、みなさんとても上手にできていました(^^)

クモが出来たら次は巣の飾りつけ♪

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巣をに塗ったり、星やコウモリに「Happy Halloween」と字を書いたり、模様をつけてみたり...
みなさんの個性が詰まったステキなクモの巣がたくさん完成しました!!!

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ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
10月16日(土)にも同じイベントを行います。ご参加お待ちしております!

フロアスタッフ ふくもと ななみ

幽霊花?

2021年9月28日

ひとはくに隣接する深田公園の円形劇場のところで
見られる ヒガンバナ(ヒガンバナ科)は、
2021年9月18日の時点で、ほぼ満開でした。


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▲ほぼ満開状態のヒガンバナ
(2021年9月18日撮影)





約1週間後の2021年9月27日の時点では・・・

花被片(花ビラ や ガク)や雄しべ などの赤色が変色して、
薄い紫色?になり、下に垂れた感じになっています。

これって、(乱れ髪の)幽霊のような感じ?でしょうか?



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▲満開状態から約1週間経過したヒガンバナ
(2021年9月27日撮影)




秋の お彼岸の時期に咲く ヒガンバナ(彼岸花)は、
昔から いろいろな名前で呼ばれていたようす。

たとえば、
「曼殊沙華」(まんじゅしゃげ)「仏花」「秋花」
などのほか、葉っぱがない状態で茎が伸びて
真っ赤な花が一斉に咲くので、「びっくり花」や
「幽霊花」などなど。



このあと、どうなるのだろうか? 
すぐに消えてなくなるのでしょうか??

気になります。


                      研究員 小舘 誓治
こんにちは!フロアスタッフKです。

4階ひとはくサロンの休憩コーナーに展示中の『ぴかぴかキラリ~宝石昆虫の輝き~』はもう見ましたか?
まさに心躍る美しさでした!

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お友だちのモルフォチョウくんに案内してもらったコウノトリくんもうきうきしたみたい!
特にツチイナゴのゴローはきれいな昆虫たちがうらやましかったようで...
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(↑↑クリックで大きくなるよ!)

ゴローからのコメント▽

モルフォチョウくんたちは光や周りの景色を反射させて身を隠しているんだって!
あんなキラキラなのに見つからないってすごいよねぇ!
みんなも見てみてね~!
ボクのことも探してくれると嬉しいな♪



宝石昆虫たちに出会えるは9月30日(木)まで!

ぜひ来てくださいね~!

取材・報告 フロアスタッフK

ぬぎぬぎ? ドングリ

2021年9月19日

ひとはくに隣接する深田公園で、ドングリが1個 落ちていました。
丸っこい ドングリです。


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▲深田公園で見つけたドングリ



近くの木から、クヌギ(ブナ科)のドングリだと思われます。


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▲ドングリが1つだけ落ちていた 近くのクヌギの木




クヌギの「かく斗(と)」は、落ちていませんでした。
かく斗 は、枝とドングリとを つないでいるものです。
この落ちているドングリの かく斗は、枝に付いた
ままなのかな?

かく斗は、ドングリが小さいときは、その全体をほぼ覆っています。

クヌギの木の枝を見ると、現在ほとんどが黄緑色っぽい、かく斗が
たくさん見られ、緑色のドングリが、かく斗の中から、
ちょこっと顔をだしている、って感じのものから、
3分の1くらい見えるものもあります。

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▲クヌギの枝に付いている黄緑色の かく斗



落ちたドングリは、他のドングリよりも早く
かく斗を ぬぎぬぎ した? のですね。




クヌギの木を よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
  
  葉を見て、
  ① 縁のギザギザ(きょ歯)の先は どうなっていますか?
  
  ② 主脈から分岐した側脈(そくみゃく)と きょ歯の関係は?
  
  ③ 裏面は、どんな色でしょうか?

  
  幹を見て、
  ④ 幹のもようは、どんな特徴がありますか?

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    

春に咲いたクヌギの雌花が、熟したドングリになるのは、
次の年の秋です。

現在、今年の春に咲いた雌花のあとと、一年前の春に咲いて、
若いドングリになっているもの、の両方を観察する
ことができます。


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▲今年の花のあと(白の矢印)と、若いドングリ(去年の花のあと)(赤の矢印)






まだ黄緑色のドングリ、大きくなったら、だれが食べるのかな?
                                        研究員 小舘 誓治

真っ赤な塊? 

2021年9月19日


ひとはくに隣接する深田公園で、真っ赤な塊?を
見つけました。




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▲深田公園で見つけた真っ赤な塊?


どうやら、何かの花が咲いているようです。


近寄って見ると、同じ場所から花の茎が複数出ています。
ヒガンバナ(ヒガンバナ科)です。

田んぼの畦などで、毎年9月ごろに一斉に咲いている
のを見ます。 

花は、独特な感じです。


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▲ヒガンバナの花


地下には、一般に「イモ」、「球根」とよばれる
鱗茎(りんけい)があります。

しかし、この植物には、植物体にリコリンという毒が
含まれていますので、その成分を除かないと
食べられません。




さらに、よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
  
  花を見て、
  ①1本の花茎に 花は いくつありますか?

  ②1つの花の「花びら」は 何枚ありますか?

  ③1つの花の「おしべ」は 何本ありますか?

  全体を見て、
  ④葉は、どこにありますか?

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    



ヒガンバナの花は、秋のお彼岸の前後に咲き、
咲き始めから咲き終わるまで
約1週間から2週間の間、花を楽しめるようです。

ただし、8月~9月に猛暑が続いた年は開花が
遅れる傾向があるそうです。

今年はどうでしょうか?







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▲ヒガンバナのつぼみ




近所で咲いていたら、花が終わった後も、
とき~ ど~き 観察してみましょう。

何か、新たな発見があるかも。


なぜか、「イモ」ではなく、「おはぎ」 が 食べたくなってきました。
                                        研究員 小舘 誓治
みなさんこんにちは。
人と自然の博物館は、緊急事態宣言中ですが感染防止対策を徹底して開館中です。
ご来館の際には、マスク着用、検温、手指消毒、連絡先の登録にご協力ください。

今日は期間限定の展示をご紹介します。
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4階の休憩コーナーに、「毎月かわるよ江田コレクション展」の一環で、
9月は、『ぴかぴかキラリ宝石昆虫の輝き』
という事で、まるで金や銀、プラチナといった金属のようにかがやく美しい昆虫たちが展示されています。

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某番組のカマキリ先生も紹介していた、プラチナコガネ。
本物は、この写真の10倍くらい美しくてきれいです!

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いろいろな色のプラチナコガネがいるんだね。

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フロアスタッフもウエルカムボードでこの展示を盛り上げています。

写真では伝えきれない、美しい昆虫の輝きを是非みなさまの目でお確かめください♪
※宝石昆虫は9月限定です。

フロアスタッフ せら ゆうこ

2個ぐい!! すごい!

2021年8月30日

暑い日が続く中、昼間に外に出てみると・・・

ひとはくのエントランスホールちかくに植えてある
エノキ(アサ科)の木が、最近にぎやかです。


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▲エントランスホールちかく の エノキの木
 (まわりに、セコイアの高木が見えます)


8月の中頃から、いくつかの木を時々観察をしていると、
最近、エントランスホールちかくのエノキの果実を食べに
ヒヨドリの何羽か(同時に4羽はいたことがあるのですが・・・)が、
かわる、がわる?飛んできます。




この時期のエノキの果実は、緑色からオレンジ色まで、
果実の熟度によっていろいろな段階の色が見られ奇麗です。

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▲いくつかの段階の色の、エノキの果実


しかし、オレンジ色の果実が少なくなってきました。
まだ、緑色や緑色からややオレンジ色っぽくなっている果実はあるのですが...



木の近くを人が通ると、エノキの果実を食べていたヒヨドリは、
一端、近くの別の木(セコイアやケヤキ、ヤマモモなど)に飛んで行き、
再び戻ってきて、ということを繰り返し 何度も来ているようでした。



人に気付くと、果実をくわえて飛んで行ったりします。

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▲人が近くを通ったので飛んで行くヒヨドリ



エノキの果実は、直径6~8㎜で、中に1個種子が入っています。
果実の大きさの割に、種子が大きいようで、
ヒヨドリの栄養になる部分は少ないのではないかと...


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▲エノキの果実と種子


だから、というわけではないでしょうが、
一度に2個くわえているヒヨドリもいました。すごい!


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▲エノキの果実を2個くわえているヒヨドリ


お互いに、食べすぎには注意しましょう。


                           研究員 小舘 誓治
連日、晴れて暑い日(日中の最高気温30℃以上)です。

ひとはくのエントランスホールちかくに、エノキ(アサ科)の木が植えてあります。

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▲エントランスホールちかくのエノキの木
(背が高い針葉樹の木は、セコイア)




エノキは、漢字で「榎」で、
夏の木?なのでしょうか?


色々な資料を見ると、
エノキは、枝が多いころから「枝の木」、たくさんの果実ができ、鳥類をはじめ
いろんな生きものの餌になることから「餌の木」、また縁結びの木ということで
「縁の木」などなど、名前の由来がたくさんあるようです。



今、エノキのたくさんの枝には、果実がいっぱい 生っています。

まだ、完全に?熟していないと思うのですが、緑色からオレンジ色まで段々と色が
変わっていて奇麗です。

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▲ エノキのいろいろな色の果実




観察していると、ヒヨドリが飛んできて果実を食べているようです。


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▲エノキの果実をくわえているヒヨドリ




一羽が枝に止まっていると、別のヒヨドリが飛んできました。
ヒヨドリが二羽並んでいます。縁結びの木なのですね~。

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▲エノキの枝に止まる二羽のヒヨドリ


うらやましいイ?
夏の木、あついですね~。


                           研究員 小舘 誓治

今日は、晴れて暑い日(気温30℃以上)です。

午後、ミンミンゼミ や ツクツクボウシ の大合唱が聞こえる中、
クマゼミ も頑張って鳴いていました。

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△ ケヤキの幹に止まって鳴いているミンミンゼミ


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△ケヤキの幹に止まって鳴いているクマゼミ




ケヤキの幹は、ムシが止まりやすいのかな?



さて、ひとはくがある深田公園には、サルスベリ(ミソハギ科)の木が植えてあります。

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▲サルスベリの木




今、たくさん花が咲いています。




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▲ サルスベリの花


そのサルスベリの木を見ると、樹皮が剥げていています。
樹皮が剥げてツルツルした幹は、木登り上手なサルでも
スベル?ということから「サルスベリ」と名づけられた
と言われます。


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▲樹皮が剥げているサルスベリの幹


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▲サルスベリの木の下に落ちている樹皮


幹を見ていると黒っぽいムシが止まっています。
キマダラカメムシのようです。

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▲サルスベリの幹に止まっているキマダラカメムシ



キマダラカメムシさん、スベリおちないように。
「安全第一」ですよ。

(天の声;「おじさん、スベってますよ。」)



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▲サルスベリの幹近くに「安全第一」の文字



                           研究員 小舘 誓治

不安定な天気が続いている8月後半です。

今日は、昼ごろから風が強くなり、雨がポツポツ降ってきました。
強い風でエントランスホール前の旗が良く見えます。


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△ エントランスホール前の旗



ひとはくのエントランスホールよこの緑道沿いに ヤマボウシ(ミズキ科) の
木が植えてあります。

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△ ヤマボウシ(一部ハナミズキ)が植えられている緑道




そのヤマボウシの果実、最近、
赤く熟したものが多くなってきました。



おいしそうです!

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▲ヤマボウシの熟した果実





よく見ると、だれかに食べられている果実があります。




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▲食べられた痕があるヤマボウシの果実




お昼の時間に観察していると・・・
(写真を撮っていると、近くを通りかかった家族連れの方が、
ヤマボウシの果実を見て「キノコかと思った」と言っておられましたよ。)



(少し待っているだけで)メジロが数羽飛んできて・・・
果実をつつきだしました。





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▲ヤマボウシの果実につかまり、食べているメジロ




続いて、やって来たのは・・・ ヒヨドリ。


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▲ヤマボウシの果実を食べているヒヨドリ





緑道には、たくさんのヤマボウシの果実が落ちています。

これは、だれが食べるのかな?



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▲緑道に落ちたヤマボウシの果実





ちなみに、近くに植えてあるハナミズキ(ミズキ科)の果実は・・・
まだ、緑っぽい色です。


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△ ハナミズキの若い果実





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 ◆ひとはくでは 9月12日まで、
  『収蔵資料展「ひとはくの鳥類標本をお見せします!」』を
  開催しております。
  もちろん メジロ や ヒヨドリ の標本も 見ることができますよ。

  詳しくは、下記をご覧ください。
https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/birds-specimen2021.html
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                           研究員 小舘 誓治

みなさんこんにちは! フロアスタッフKです☆
今回はデジタル紙芝居「ゆめのつづき」に登場する渡り鳥のヨシゴイさんから聞いたお話を4コマにしましたよ~!

とっても嬉しいことがあったヨシゴイさん、そのことをハスの妖精 ハスミンに伝えてみたけれど...

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ヨシゴイさんからのコメント▽
みんなは4階ひとはくサロンにワイがおるん知ってるやんな!?
まだのお友達は会いに来てや~! もちろん写真もOKや!
待ってるで~!!

ヨシゴイさんが展示されている 収蔵資料展「ひとはくの鳥類標本をお見せします!」は9月12日(日)まで開催中!
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他にもたくさんの鳥たちがみなさまをお出迎え!
ぜひ来てくださいネ~!

取材・報告 フロアスタッフK
8/9(月)のフロアスタッフとあそぼうは、8/7(土)に引き続き「画はくの日~昆虫標本を描こう~」を行いました。

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青く輝く翅(はね)を持つモルフォチョウや、大きなハナムグリ、
色んな昆虫を絵を描くことで、じっくり観察できましたね!

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ご参加ありがとうございました。

描いてくださった絵は、4階ひとはくサロン・休憩コーナーで約1か月間展示させていただきます♪
また、同じ休憩コーナーにある、展示内容が毎月変わる「江田コレクション展」では、世界の珍しいカブトムシやクワガタムシも展示されていますので、
ぜひご覧くださいね。

フロアスタッフ まつだ
8月8日(日)のはかせと学ぼうでは「ひょうごの妖怪!カッパ入門」を行いました!!
妖怪はかせの大平研究員と一緒にひょうごの妖怪について学ぼう!

最初に妖怪のクイズをしました♪
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ぬえや海坊主などいろいろな妖怪についてのクイズが盛りだくさん!
楽しくクイズをしていると......

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なんカッが登場!!
そのあとはカッパと一緒にカッパについてのクイズをしました!


クイズのあとはカッパのお皿とくちばしを作りました!
紙のお皿に、くるくるにした画用紙をくっつけてお皿を作ります♪
カッパに見守られながら作っていきます!
くちばしも上手にできるかな?
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できたお皿とくちばしをつけるとカッパに変身!
カッパになったら最後にみんなで歌に合わせて踊りました♪
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ご参加いただいたみなさまありがとうございました!!

フロアスタッフ(さくま)


撮影スポットとして大人気の、4階ひとはくサロンの大型模型たち。
じつは全部で8体あるのですが、行きっぱなしになってる子もいまして、通常は7体です。でも、今日、見たら、2体になっていました。
あれれ、どこへ行ったんだろう?と思われるリピーターの方もおられるかもしれませんね。各地のミュージアムでの共催展やキャラバンで、出張しているのです。

「ダンゴムシ」は、この夏、赤穂市立海洋科学館へ出張しております。
ぜひ、会いに行ってやってください。

第35回特別展「身近な昆虫・植物 まるいものあつまれ!」

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小さな子どもたちの「科学へのめばえ」を意図した展示です。
「まるいもの」や「赤いもの」「黄色いもの」など、子どもたちが発見したものも集めた、参加体験型特別展です。

会期は、8月30日(月)まで。
くわしくは、海洋科学館のページをごらんください。
入館したら「赤穂の塩」もらえます。「塩づくり体験」もできますよ。

出張中のダンゴムシです。
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顔出しパネルや、なりきり撮影コーナー、いろいろあります。
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丸くなって記念撮影するコーナーも。
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「ころころサンデー」8月22日(日)

8月22日(日)、いろんなものを転がしてあそぶ「ころころサンデー」を開催しますよ。
「ひとはくKidsサンデー」が大好きな子どもたちに、おすすめ。
「ころころサンデー」の内容は、エコロコプロジェクトのページにて。

ぜひ、この日、赤穂へいらしてください。
申し込み不要です。
(八木)

8/7(土)のフロアスタッフとあそぼうは「画はくの日~昆虫標本を描こう~」を行いました。

自分の好きな昆虫の標本を選んで絵を描いてみよう!

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世界最大のチョウ、アレクサンドラトリバネアゲハや、
世界最大の甲虫オバケオオウスバカミキリなど、いろんな昆虫をじっくり観察しながら描けましたね♪

細かい特徴もバッチリです。

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ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ まつだ

ひとはくでは、夏休みの期間に博物館実習として、大学生の受け入れをしています。

いくつかのグループ(「ア」~「カ」)で実習を行うのですが、
そのうちの1つの「自然素材を使った親子向けプログラムの企画・実施に関する実習」
のグループ(「ウ」グループ)の実習生の皆さん(3名)が実習の最終日(8月5日)
に自分たちで運営する親子向けのプログラムを実施してくれました。


「くるくる回るタネの模型をつくってとばそう!」で
新しいタネの模型を考えること(模型の試作)から始めて、
これまでの活動を活かして、作り方のパネルの作成、
解説用の補助資料の作成、工作の材料の準備などをしていましたよ。



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▲タネの実物(写真中央)をモデルに作られた模型の試作品


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▲プログラムの準備風景



さあ、始まりましたよ。
くるくる回るタネの植物の説明を行ってから、
タネ(果実)の実物を飛ばして、どのように回るかを
実験してから模型をつくります。




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▲植物の説明をしている実習生


飛ばし方を参加者に伝えていま~す


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▲飛ばし方を参加者に伝授している実習生



参加者も上手に とばしていましたよ。


プログラムは大成功!!

博物館実習生の「ウ」グループの皆さん、お疲れ様でした!




                              研究員 小舘 誓治

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今年はコロナ禍のなかの夏休みとなりました。小・中学生は夏休みの自由研究、高校生は課題研究の実験などに取り組む人たちも多いと思います。そんな小・中・高のみなさんをひとはくでは、展示や収蔵品の資料、セミナーやイベント、図書等で応援したいと思います。どうぞひとはくにご来館いただいたり、Webサイトを訪れていただき、存分にご活用ください。

何を研究したらよいか分からない、どんなことが自由研究になるだろう★★

★夏休み中にさまざまなセミナーやイベントを行っています。植物の観察、化石の発掘体験、さかなの解剖、泥だんごなどのセミナーやイベントからヒントをつかんでください。

 >>8月の一般セミナー(申込が必要です。一部は締め切らせていただきました。)
 >>オープンセミナー(申込不要。当日参加OK。)

 >>イベントスケジュール
 >>イベントカレンダー
 >>自然と環境の学習素材
 他の高校生はどんな研究してる?>>SSH課題研究ポスター展示

★ひとはくサロンの図書レファレンスコーナーでは、小学校の自由研究から高校のSSH課題研究に役立つような本や図鑑を集めて置いています。一度ご覧ください。
4f-reference350x.jpg  4f-referencebooks201x262.jpg
 ひとはくの蔵書の中から、自由研究や課題研究のヒントになりそうな本を集めました。小・中学生の自由研究については現役高校生の意見も取り入れて集めています。

調べ方は?、分からないことが出てきた、名前が分からない

★昆虫の名前調べや、岩石を調べたりするセミナーを行います。
 >>8月の一般セミナー(申込が必要です。一部は締め切らせていただきました。)
 >>オープンセミナー(申込不要。当日参加OK。)

★ひとはくWebにも標本のつくり方を掲載しています。ぜひ参考にしてください。
 >>植物標本の採取の仕方
 >>コケ・地衣類の採集と標本作り
 >>植物標本の作り方-シダ・高等植物編-
 >>昆虫採集(その1)-ネットによる採集
 >>昆虫採集(その2)-トラップを使った採集
 >>昆虫採集(その3)-ひそんでいる昆虫の採集
 >>昆虫標本の作り方

★ひとはくには、昆虫や植物、岩石・化石、都市計画などの専門の研究員がいます。来館して直接質問してもらっても結構です。実物を持参してくだされば、より的確な回答が可能になります。ただし、研究員は夏休み中も講演や講習会に出かけていますので、博物館にいることを事前に電話などで確かめてから来館してください。

★ひとはくのWebページの「お問合せ先」の「お問い合わせ入力フォーム」から質問する方法もあります。ただし、回答には少し時間を要する場合もあるのでご注意ください。写真等を送られる場合は鮮明なものをお送りください。
 >>お問合せ入力フォームの入口

研究はできたけどまとめ方が分からない、どうしたら見やすくまとめられるだろう★★

★ひとはくサロンのカウンター横には、ひとはくの研究員が発刊した論文が置かれています。論文の抜き刷りはお持ち帰りいただくこともできます。こんな論文を参考にしながらまとめてみてください。高校生の課題研究はもちろんのこと、小・中学生の自由研究でも項目の立て方は、同じです。
ひとはくのWebページには論文の簡単な紹介も掲示しているので参考にしてください。
 >>ひとはくの研究とは 研究に関する最近のニュース
 >>研究紀要「人と自然」


hitohakuhakase150x150.jpg ひとはくの展示やセミナーなどをきっかけに、ナチュラリストをこころざす児童・生徒諸君が現れてくれたら、たいへん嬉しく思います。

生涯学習課 竹中敏浩

7月最後の土曜日は、夏休みの自由研究むけに
フロアスタッフとあそぼう「川のおさかな釣りセット」をつくりました。

地面に浸み込んだ雨は川に集まり、山から海に向かって流れます。
山の方から上流、中流、下流。川幅もだんだん広くなり、流れの様子も変わります。
すんでいる魚も、その魚のエサとなる生き物も、その場所によって違います。

川のおさかな釣りセットをつくったら、みんなで魚釣りを楽しみました!

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「川の魚」の冊子をプレゼント。おうちで空欄を埋めて学習してね。

各自魚を増やして楽しんでくださ~い。

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(フロアスタッフ いしくら)
月の第1日曜日「ひとはく Kidsサンデーです。
今回は、4月の実施から 久しぶりの開催です。

猛暑日がつづいております。
当日は、昼前に雨が降りました。午後は曇りのち晴れでした。


イタチハギの低木の葉っぱに たくさんのクマゼミの
抜け殻がついています。


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▲イタチハギの葉に セミ類のたくさんの抜け殻



8月の主な プログラム の ようす の報告で~す。





■「チャレンジ!セミとり」のようすは・・・

子どもたちも元気ですが、大人の方も、
はりきって おられるように 見えま~す。




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▲みなさん、はりきって います!




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▲採集したセミ類や他のムシを
 大きな虫かごに入れています。





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▲セミの抜け殻を採って ハイポーズ!



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▲はじめてセミの抜け殻をさわったのかな?



アブラゼミやクマゼミの成虫や抜け殻のほか、たくさんの
他のムシが それぞれの大きなムシかごに。


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▲大きなムシかごに入ったムシたち



たくさんのムシが採れたようですね。




■「おおきくして、みてみよう!」のようす は・・・

デジタル紙芝居が行われている、ひとはくサロンで
ダンゴムシや木の葉っぱを大きくして観察しています。


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▲スクリーンに大きく うつしだしています

 



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▲待ち時間に 自慢のムシかごを見せてくれた男の子




■フロアスタッフとあそぼう「うちわづくり」は・・・

みなさんステキな「うちわ」できたかな。

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▲「うちわ づくり」の看板

なお「うちわ づくり」の詳しい内容は、下記を見てください。
「こんにちは!フロアスタッフです♪~ひとはくうちわづくり~」
https://www.hitohaku.jp/blog/2021/08/post_2820/




■今回の「デジタル紙芝居」は、
『ぶくぶくあわわ~森から川へのおくりもの~』と
『丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム』でした。



■「くるくる回るタネの模型を つくって とばそう!」のようすは・・・

今回は、屋外での実施でした。



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▲作った模型をとばしています




今回のKidsサンデーでは、
博物館実習の大学生が 子どもたちのサポートをしてくれました。

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▲子どもたちのサポートをしてくれている実習生







次回の Kidsサンデー は、2021年9月5日(日)です。

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                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
8月1日(日)のフロアスタッフとあそぼうは「うちわづくり」を行いました!
今回のテーマは「昆虫」です☆

まずは昆虫の○×クイズから!
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カブトムシは「くち」で呼吸する?
ちょっと難しいかな...?と思いきや 全員正解!すごい(^^)!

クイズの後は、 うちわづくり!

夏の王様「カブトムシ」
日本で一番大きいトンボ「オニヤンマ」
水色がきれいな「アオスジアゲハ」

この3つに色を塗ります。
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本物そっくりなものから、かわいいパステルカラーまで、
好きな色でオリジナルのうちわが完成しました♪
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はねを一枚、一枚ちがう色にしてくれたお友だちも!
とってもカラフルですね~(^^)
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今年の夏はとっても暑いけど、こんなステキなうちわがあれば楽しく過ごせますね !
たくさんのご参加、ありがとうございました!

フロアスタッフ きただにさやの
7/25(日)ひとはく探検隊「水辺のいきものを捕ろう」をおこないました。

今日の探検隊長は、お魚はかせの高橋研究員
さぁ、どんないきものを捕まえられるかな?

はじめに、はかせから、捕まえ方についてのお話を聞きます。
"もんどり"という仕掛けにエサを入れ、池に投げ込みます。
炎天下の中、熱中症に気をつけて、頑張るぞー!

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もんどりを投げ入れた後は、網ですくって、いきもの探し。
「あっ!何かおった!!」という声があちこちで♪
メダカやヤゴ、おたまじゃくしもいました。
エビを次々に見つけたお友達からは「エビ祭りだーー\(^o^)/」なんて声も!
もんどりを引き上げると・・・大きなザリガニゲット!!
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捕まえたいきものを持って帰る場合は、最後までしっかり家で飼ってあげてね。
近くの池で放してしまうと、その池の生態系をくずしてしまうことになります。

暑い中、参加いただきありがとうございました☆彡

夏休みもスタートしましたね。
暑いけど、どこに行こうか...?なんて時は、ぜひひとはくにお越しください!
みなさまにお会いできるのを、スタッフ一同お待ちしております(^_^)/

フロアスタッフ かどはま
7月24日(土)のはかせと学ぼう!は、植物博士の高野研究員に植物標本のつくりかたを習いました。

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植物標本 と 押し花のちがいは?
標本には、採集した日付や場所、採集者が書いてあるラベルが貼り付けてあります。

標本にする植物を採る時は、草なら根っこから取り、花や実が付いているものにすると、名前を調べる時に分かりやすいんだって。
標本にしている時に、色や形が変わってしまうものもあるので、カメラで記録したり、メモを取ることも必要なんだそうです。

DSC05322.jpg右下にラベルを貼って、乾燥させた植物を置きます。

ラベルや植物を貼る時に使うのりは、アラビアのりや水のりを使用します。
合成のりは長持ちしないので、剥がれてくるそうです。

植物を台紙に貼り付けるときは、セロハンテープは使いません。
セロハンテープはすぐに劣化して取れてしまいます。
白い紙にあらかじめ水のりを塗って乾かしたものを、細かくテープのように切って使用します。
少し水を付けると、のりが復活して貼り付けることができます。
切手を貼るのと同じような感じです。
DSC05314.jpgのり付きの紙で植物を固定させます。
DSC05318.jpgなるべく少なくとめて固定させて完成!

みなさんも夏休みの宿題に植物標本をつくってみませんか?

ひとはくでは、夏休みの宿題に参考になるようなイベントを行っています。イベントはコチラ☞

みなさまのお越しをお待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ

 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業は、文部科学省が将来の国際的な科学技術人材の育成を図るため、理数系教育に重点を置いた研究開発を行うため、2002年度から実施しているものです。
 現在、兵庫県下では県立・市立・私立合わせて14校が指定され、それぞれ特色ある教育を展開しています。人と自然の博物館ではその教育活動を支援するため、館内での見学や実習のほか、各学校へ出向いての講演や講義、評価や助言などを行っています。
 夏休みに入るこの時期に、ひとはくではそれぞれの学校の特色ある課題研究のポスターを掲示しました。高校生の取り組みをご覧ください。

展示概要

●期間:7月24日(土)~8月31日(火)


●場所:3階廊下

●内容:兵庫県下SSH校の課題研究ポスター

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兵庫県下のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)

   兵庫県立尼崎小田高等学校
兵庫県立加古川東高等学校
兵庫県立豊岡高等学校
兵庫県立三田祥雲館高等学校
神戸市立六甲アイランド高等学校  
兵庫県立神戸高等学校
兵庫県立龍野高等学校
兵庫県立宝塚北高等学校
兵庫県立小野高等学校
武庫川女子大学附属中学校・高等学校 
神戸大学附属中等教育学校
兵庫県立明石北高等学校
兵庫県立姫路西高等学校
兵庫県立姫路東高等学校

(生涯学習課 竹中敏浩)

7/18(日)のフロアスタッフとあそぼうは「昆虫カードをつくろう!」を行いました。

カブトムシやクワガタ、チョウチョのハンコを押して、オリジナルのカードができました。

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色鉛筆で素敵なイラストもたくさん♪ 宝物のカードになりました。
博物館の昆虫標本も、ぜひ見てくださいね。

ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフまつだ
はかせと学ぼう!「ペーパークラフトでフジツボをつくろう!」をおこないました!

みなさんフジツボって知っていますか?
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まずは海のいきものはかせ、頼末(よりすえ)研究員に教えてもらいました。
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なんと生きているフジツボも登場!

「動いてる!おもしろい!」と大人気でした♪

はかせからクイズ!「フジツボはなんの仲間でしょう?」
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ウニかな?貝かな?それともカニかな?


なんと答えは...カニ!


意外な答えにみんなビックリ!

楽しいお話のあとは、さっそくペーパークラフトをつくります。
色をぬって、のりでくっつけながら組み立てて...
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だんだんフジツボの形になってきた!

カラフルなフジツボがたくさんできました~!
見ていてとても楽しいですね!
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このフジツボ、じつはとても身近ないきものなんだとか!
海に行くきかいがあればぜひ探してみてくださいね☆

たくさんのご参加、ありがとうございました!

フロアスタッフ きただにさやの
7/10(土)、はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」をおこないました。
今回のはかせは、恐竜はかせの久保田研究員です!

まずは、兵庫県で見つかった恐竜のお話。
丹波竜ことタンバティタニス・アミキティアエ、この4月に学名がついたヤマトサウルス・イザナギイ、知ってるー!というお友達もたくさんいました☆
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さて、見つかった化石は、発掘されたところでトンカントンカンきれいにするのかな?
化石は大きな岩のかたまりで持ち帰り、顕微鏡をのぞきながら、丁寧に時間をかけて「掘り出す」のです。
さぁ、クリーニング作業にチャレンジしましょう!

竹串でカリカリ、ブラシでサッサッ。
削るのには力がいるね。
化石が見えてきたら、どんな形かを想像しながら、ゆっくり丁寧に・・・
削る力、集中力、想像力、いろんなパワーを使って、みんながんばってます(^_^)v
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掘り出した後は、水をつけたブラシで磨いて、はかせに同定してもらいます。
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自分で掘り出した化石は、宝ものだね☆彡
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ご参加のみなさま、ありがとうございました!!

もうすぐ夏休み!
キッズの皆さんに会えるのを、スタッフ一同楽しみにいます!

フロアスタッフ かどはま

7月11日(日)は、はかせと学ぼう!「けんちくかの日!」をおこないました♪


まちづくりはかせの福本研究員と一緒にみんなでまちを作りました。


まずは、それぞれ色をぬったオリジナルのおうちを作って、けんちくかになりました!



カラフルな屋根や大きな窓のあるおうち、レンガづくりやかべの色が全部ちがう色のおうち♪
みんなそれぞれとっても個性的です!!
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おうちが完成したら、それぞれ好きな場所におうちをたてます!

なぜその場所を選んだのかな??

はかせの質問にみんなしっかりその理由を発表してくれました!
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牛が好きだから牛の近くに家を建てたお友達、人が多いところが好きだから家が集まっているところに建てたお友達♪



みんなの発表が終わったところで、はかせのまちづくりスタート!!
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まずは電車の線路や駅が出来て、学校や病院、図書館、消防署、川には橋もかかりました!


どんどん開拓されて、たんぼやはたけは無くなり、牛もいなくなりました。

でも、このまちには人間が生活するには便利なスーパーや道路、多くの人が働く工場などができました。

では、ここで引っ越しタイムスタート!!
開拓されたまちの好きなところに引っ越しです。


みんな、次はどんなところに家を建てたのでしょう?
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その場所を選んだ理由をみんなに質問!

本が好きなお友達は図書館の近くに引っ越し♪いつでも本が読めますね♪

お買い物にすぐ行けて便利だからスーパーの近くをえらんだお友達!
この場所が好きだからと引っ越しをしなかったお友達!

みんなでその決め手を発表してくれました!


そして、まちづくりの最後にははかせから認定証をもらいました!!
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みんなでステキなまちを作ることができました!
けんちくかのみなさん、ありがとうございました。

フロアスタッフ つくし



7月初めのフロアスタッフとあそぼうは「昆虫カードをつくろう!」でした。

蝶々クワガタカブトムシなどいろんなハンコを押してオリジナルの昆虫カードを作りました!

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カードの空いたところには、色鉛筆で好きな絵も描けます!

みんなとっても素敵なカードを作っていました!
完成したカードと一緒に記念撮影パチリ...
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参加してくださった みなさん ありがとうございました。

「昆虫カードをつくろう!」は明日7月4日(日)も行います。
ご参加お待ちしております!

フロアスタッフ ふくもと
「日台ユース生き物調査オンラインセミナー」 
~高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾 連動イベント~


 公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会(理事長 角 和夫) と兵庫県立人と自然の博物館(館長 中瀬 勲)、台北市立動物園は、令和3年8月1日(日)に「日台ユース生き物調査オンラインセミナー」を開催いたします。
 本イベントは、日本と台湾の自然科学系の研究者のライブによる講演や質疑応答で、両国の特色ある生き物について学び、また交流するイベントです。
 つきましては、参加者を募集いたしますので、ご希望の方は、こちらからご登録ください。



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(※上のチラシ画像をクリックすると、PDFファイルが閲覧できます)



 新型コロナウイルス感染症の拡大により、他国への出入国に厳しい制限が課され、異国間交流が極めて困難である中、例年実施している「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」についても2021年度の実施は見送ることになりました。
 そんな中、台北市立動物園と兵庫県立人と自然の博物館それぞれの研究員から双方における生態系の現状や調査手法などをライブで発信するオンラインセミナーを開催することで、例年実施しているツアーの目的である「自然科学分野における視野の多角化」および「グローバリズムの獲得」を目指し、コロナ禍においてもその一助となるイベントを実施することとなりました。
 例年行っているツアーの過去参加者の現在の状況リポートも予定しています。

1.日 時:令和3年8月1日(日)日本時間14時~17時(台湾時間13時~16時)
2.主 催:公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
      兵庫県立人と自然の博物館 
      台北市立動物園
3.配信拠点:兵庫県立人と自然の博物館、台北市立動物園
4.内 容:
 ■第一部 日台の動植物の生態および調査手法について(2時間)
 (1)台北市立動物園 研究者(約15分×3人)
  ・台湾の自然環境について(陳 賜隆 博士)
  ・センザンコウの生態について(尤宣雅 研究助理)
  ・台湾のユーラシアカワウソの生態について(張廖年鴻 博士 計畫執行人)
 (2)兵庫県立人と自然の博物館(約12分×4人)
  ・小さな植物の観察方法(秋山 弘之 主任研究員)
  ・兵庫県篠山層群産脊椎動物化石の研究紹介(池田 忠広 主任研究員)
  ・絶滅危惧種イヌワシの保全研究の紹介(布野 隆之 研究員)
  ・台湾のハエトリグモ研究について (山﨑 健史 主任研究員)
 ■第二部 「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」卒業生の現在(約1時間)
 (1)ツアー内容の簡単な説明(5分)
 (2)卒業生リポート(4名:日本2名+台湾2名 各10分)
5.参加対象:一般
6.定 員:500名
7.その他:・日本語、中国語同時通訳あり
      ・Zoomウェビナーによるオンライン聴講者のみ募集
      ・参加無料


6月27日のひとはく探検隊は「アリグモをさがそう!」でした。

探検隊長の山﨑研究員の後ろに続いて、いざ出発!博物館の周りをアリグモを探しながら歩きます。


どれどれ~、アリグモはどこにいるかな?
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あ!アリグモがいた!!
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アリのように見えますが、実はクモなんです!
アリの真似をすることで、敵から食べられないようにしているそうです。
他の生き物からすると、アリはあまりおいしくない食べ物なんだとか...


参加してくださったみなさん、ありがとうございました♪
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これからもぜひ身の回りの生き物を観察してみてください!

フロアスタッフ ふくもと・まつだ
6月26日(土)のフロアスタッフとあそぼう「あじさいクイリング」を行いました。

あじさいは同じ花でも色が変わることがある?
クイズに答えて・・・
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紙をくるくる巻いてハサミで切って...

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完成です♪
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ご参加のみなさま、ありがとうございました。


次回は

7月3日4日「昆虫カードをつくろう!」です。

イベントが行われるかはHPで確認してくださいね!!

みなさまのご参加おまちしております。


フロアスタッフ  かどはま・にしぐち
はかせと学ぼう「おやさいクレヨンってなあに?」を行いました!
今回のはかせは、かんきょうはかせの衛藤(えとう)研究員
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お米と野菜からつくられた「おやさいクレヨン」で絵を描きます(^^)
実はこのクレヨン、捨てられる野菜を使っていて環境にも優しいんですよ

はかせのお話の後は、さっそくお絵かき!
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トマト、ナス、スイカ...どの葉っぱかな?
ちなみに持っている黄色は、トウモロコシからできています!

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ステキな作品がせいぞろい!みなさんいい笑顔ですね~(^^)♪

作品は4階休憩コーナーに展示中
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野菜ほんらいの優しい色、休憩コーナーがはなやかに!

ご参加ありがとうございました♪

フロアスタッフ きただに さやの

オランウータンのオランとイノシシのうりんぼがお話し中...
どんなお話をしているのでしょう?

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イヌワシはどちらかが死んでしまうまで同じパートナーと一緒にいます。
昨年はなんと16年ぶりに兵庫県で繁殖が確認されるなど嬉しいニュースも!

3階展示室では大迫力の剥製を見られますよ~!
ぜひ会いに来てくださいね☆

フロアスタッフ K
例年よりも早く訪れた梅雨の空が一転して、しっかりとした日差しが降り注いだ5月25日(火)の午後、
篠山東雲高校の生徒と先生が来館され、博物館入口前花壇の手入れを行っていただきました。

篠山東雲高校は「地域農業科」という専門学科がある学校で、
2年次から、次の3つの類型に分かれ、より専門的な学びを深めています。

○アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)
○アグリ・サービス類型(動物飼育・草花)
○フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

※詳しくは篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)をご覧ください。

今回は「アグリ・サービス類型」の3年生6名が、学校で育てたメランポディウムの苗を250株植えてくれました。
※昨年度は新型コロナ等の影響で実習がありませんでしたので、久々の生徒の皆さんによる作業となりました。

【実習前の花壇の様子】
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最初に、以前植えられていた草花を抜き取り、土を耕しました。
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次に、メジャーやスコップを使いながら、等間隔に苗を配置していきました。
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苗の配置が決まったら、土の中に植え込みを行いました。
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今回は苗の数に少し余裕があったので、別の場所にある花壇も追加で作業していただきました。
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【実習後の花壇の様子】
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生徒の皆さんは最後の後片付けまで手を抜かず、丁寧に作業していただきました。
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実習は1時間ほどで終了しました。
黄色の花が綺麗に咲き並び、とても清々しい気持ちになりました。
篠山東雲高校の皆さん、本当にありがとうございました。
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実習後は博物館内を見学し、個々の課題研究に向けていろいろと情報収集をした後、帰校されました。
次は秋の実習となりますが、その時もよろしくお願いしますね。

(文責:生涯学習課 坂井)
公園などでたんぽぽの花を見かけるシーズン。
4月24日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「たんぽぽペーパークラフト」。

たんぽぽは、実は小さな花が集まって一つの花のように見えている!
たんぽぽは黄色だけじゃない! 白いのもピンクのもあるんだよ。
クイズを通して学んだ後はペーパークラフトでたんぽぽのお花をつくりました。

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ひとはくサロンにもたんぽぽのお花が咲きました!
みなさまご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ つくし&いしくら

4月18日のひとはく探検隊は「さとやま」の中を歩こうでした。

ひとはくから徒歩20分程度の場所にある、ブイブイの森へみんなで向かいました。


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道中、道端に生えている木々やタンポポについて,
植物はかせの橋本研究員からの説明を聞きました♪



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ブイブイの森に到着すると、さとやまの植物の特徴を実際に触って体験♪
粘々しているものや、いい匂いのものなど様々な種類がありました。


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↑このような不思議な丸いものも...(虫コブと言うそうです)


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白く、形が特徴的なウワミズザクラも見ることができました。


さとやまには多種多様な植物があり、みなさん興味津々でした。

ひとはくではこの他にも体験できるイベントがたくさんあります!
是非ご参加ください!


フロアスタッフ はなだ






4月11日のフロアスタッフとあそぼうは、昨日に続き画はくの日~植物標本を描いてみよう!でした。


まずはテンナンショウ属植物がどんな植物なのか、写真を見ながらその特徴や種類など高野研究員にお話を聞いたよ!

そのあと、フロアスタッフからクイズを出題!!
みんな、お話をよーく聞いていたから簡単だったかな??

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標本を見ながら、色や葉の特徴をとらえて、一生懸命描いてくれました♪
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完成した絵とハイポーズ♬
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みんなの素敵な作品はひとはくサロンの休憩コーナーの壁面に飾っています♪
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※植物はかせの高野研究員に

「ひとはくはかせ賞」を
選んでもらったよ
力作ぞろいで選ぶのが大変!





画はくの日は、近くで標本をじっくり見ながら絵を描くことができて、
普段、見ることができない標本を近くで見られるチャンスです☆

色鉛筆など道具は貸出ししているので、みなさんお気軽にご参加ください♪

フロアスタッフ つくし





4/10のフロアスタッフとあそぼうは、画はくの日「植物標本を描いてみよう」
テーマはテンナンショウ属の植物
テンナンショウ属はサトイモ科の植物、知っているかな?

まずはクイズをまじえて、テンナンショウ属についてのお話
面白い形...そして毒がある⁉不思議な植物だねぇ
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さぁ!描いてみよう!!
みんな標本をじっくり観察して、集中して描いています!
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画はくテンナンショウ410ブログ.jpgのサムネイル画像

出来上がった作品は、4階休憩コーナーに掲示しています
みなさんの力作を、ぜひ見に来てくださいね!

フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」は、標本をじっくり観察して、絵を描いてもらうイベントです
植物、動物、昆虫などなど...テーマはその時によっていろいろ!
道具は貸出します
親子での参加も大歓迎
!!
毎月行っていますので、ぜひご参加くださいね☆彡

フロアスタッフ かどはま


ひとはく外来生物セミナー(全10回実習形式)のお知らせ

ひとはく研究員の知見と経験を総動員し、地域の新たな課題解決と地域理解にむけて"一般向けセミナー"を開催します。

 兵庫県立人と自然の博物館では、年間10回のシリーズとして、外来生物に関する実習セミナーを開催いたします。この講座の特徴は、すべて実習形式で、野外で実際の生物を観察・採集すると同時に、外来生物の生態や適応、生息地の生態系に関する知見について解説いたします。外来生物に関するトピックスは、テレビにもよく取り上げられるほか、教科書や入試問題などにも登場します。ですが、書籍上の知識だけでは、なかなか実感し理解することが出来ません。今回の講座では、当館研究員がそれぞれの経験や特技を生かし、兵庫県内の様々なフィールドを対象として外来生物の実態と課題や対策について、最新の研究トピックを交えて現場解説いたします。身近な生態系で起こっている現実を見るだけで価値があります。こうした形式のセミナーはなかなありませんので、ぜひ興味のある方はご参加ください。


  令和3年度のひとはくセミナー総合ページ (事前申込み必要)
■ 各回の概要は、下記ホームページをご覧ください。
【第1回】 4月29日(木)13:00~16:30 (兵庫県立人と自然の博物館・公園)
 外来タンポポで学ぶ繁殖干渉の仕組み  京極大助
【第2回】 5月15日(土)13:00~16:00 (神戸市中央区・海岸)
 神戸港は外来フジツボだらけ  頼末武史
【第3回】 5月22日(土)13:30~15:30 (神戸市中央区・公園)
 神戸のまちなかでアルゼンチンアリ探し 橋本佳明・三橋弘宗
【第4回】 6月12日(土)16:00~23:00 (淡路島淡路市・溜池)
 アフリカツメガエルの影響と捕獲法  太田英利
【第5回】 6月26日(土)13:00~16:30 (丹波市市島町・水田と川)
 スクミリンゴガイの生態観察と管理方法  三橋弘宗
【第6回】 7月3日(土)09:30~12:30 (伊丹市・猪名川河川敷)
 河川敷の外来植物・植生観察  橋本佳延
【第7回】 8月28日(土)10:00~12:30 (兵庫県立人と自然の博物館 ジーンファーム)
 サギソウから考える遺伝子汚染  中濱 直之
【第8回】 9月19日(日)13:30~16:00 (兵庫県立人と自然博物館周辺 街)
 セアカゴケグモから学ぶクモ学  山﨑健史
【第9回】 11月7日(日)10:00~12:00 (神戸市北区・ため池)
 希少魚類ニッポンバラタナゴと外来亜種タイリクバラタナゴ  高橋鉄美
【第10回】 11月13日(土)10:00~15:00 (稲美町・ため池)
 ナガエツルノゲイトウの駆除方法を体験しよう  高野温子
 特別講師 丸井英幹(エコロジー研究所)・角野康郎(神戸大学名誉教授)
*お問い合わせ等がございましたら、コーディネーターの三橋までお尋ねください。
 (hiromune"at"hitohaku.jp →"at"を@に変換ください)

【三橋談】 館員の私が言うのもなんですが、豪華メンバーでのリアル現場な実習講義です。理論から応用実践まで、みっちり"現場"で学ぶことが出来ます。
初学者のかた、生きもの苦手な方、がっつり勉強したい方、怖いもの見たさの方、どなたでも気軽にご参加ください。また、実物は見たことないが行政施策や計画をつくってきた行政やコンサルの方、がっつり困っておられる農業者や地域の方、進化生物学として外来種を野外実験系として捉えて研究したい方、学校教育のなかで活用したいと考えておられる方、どなたでも大丈夫です。ぜひ、まずは実物をみて実感ください。
全部受けたら、すっかり専門家なみです。
また、第1回目の締め切りが迫ってますお急ぎどうぞ。
(三橋弘宗)



月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。

前日、当日の降水確率が90%だったので、プログラムが雨の日対応に
変更になりました。
当日は、早朝雨で、午前中は曇り、午後は雨でした。


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▲午後のエントランスホール周辺
(雨なので、旗が掲げられていません(左側の写真)。)






博物館のまわりでは、コバノミツバツツジの花が満開状態です。


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▲コバノミツバツツジの花





4月の主な プログラム の ようす の報告で~す。




■「そとはく」のようす

『ゆめはく』と『ダンゴムシの拡大模型』が出動しています。
午前中のまだ雨が降っていない時間帯に「そとはくビンゴ」を
みなさん やられていましたよ。




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▲「そとはくビンゴ」のようす



■「おおきくして、みてみよう!」のようす は・・・


いろんな花やムシを大きくして観察しています。

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▲ひろ~い、ホロンピアホールで大きくしてみています




■「花粉を顕微鏡で観察しよう」のようすは・・・

このプログラムは、小学校3年生から6年生までの子どもさん向けに実施しています。

いろんな花の花粉を観察しています。


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▲研究員から説明を受けて顕微鏡で観察中





■「生きた てんとうむし展示」と「空飛ぶ てんとうむし ショー」のようすは・・・


「てんとうむしをゲットしよう!」が雨で中止になったので、特別に
開催された展示とショーです。



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▲「空飛ぶ てんとうむしショー」のようす






■フロアスタッフとあそぼう「ひらひらギフチョウ」のようすは・・・

できた作品をヒラヒラさせていま~す。

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▲「ギフチョウ」の羽根を、標本の写真をみながら丁寧に色をぬったり、
自分で作った「ギフチョウ」を ヒラヒラ させて、ハイポーズ!!




■「デジタル紙芝居」のようすは・・・

今回は、『オランウータたんのジャングル探検記』と
『アリマキのドロップ』でした。

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▲『アリマキのドロップ』のようす




4月のKidsサンデーには、ボランティアとして、
清水さん、古谷さん、中谷さんが、子どもたちのサポートをしてくださいました。
お疲れ様でした。




次回の Kidsサンデー は、2021年5月2日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

フロアスタッフとあそばう「ひらひらギフチョウ」を行いました。

ギフチョウのクイズに答えて・・・標本を見ながら色をぬって

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竹ひごに貼って完成です。

完成したら、いろんなところに飛びまわりましょう!!!

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標本と一緒に・・・                  
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ご参加のみなさま ありがとうございました。

明日4月4日も行います。

ご参加、お待ちしております。

フロアスタッフ  にしぐち

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みなさん知ってますか?
ひとはくの4階インフォメーションでは、まじかに昆虫標本を見ることができるんだ!



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※この写真は、傷んだ標本を八木研究員が丁寧に修理している所。

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※細かい昆虫のお尻や触覚を接着剤で貼り付けるのには技(ワザ)が必要だぞ!

4階インフォメーション隣のドイツ箱には、バッタ、カマキリ、クワガタなど、
いろいろな標本があるのでやさしーく引き出して是非観察してみてね。

フロアスタッフ せら ゆうこ

今日(3月28日)の三田地域は、雨です。
しかし、風も強くなく雨量も少なそうです。


昨日のひとはくブログ(「コバノミツバツツジが咲き始めました2021
https://www.hitohaku.jp/blog/2021/03/_2021/
)の続きです。


昨日咲き始めた4階入口付近のコバノミツバツツジの花は3輪でしたが、
本日(雨にも関わらず?)、63輪の花が咲いていました。

しかし、まだ一分から二分咲き?というところでしょうか?


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▲雨に降られながら咲いているコバノミツバツツジの花




昨日まで、たくさん残っていた冬芽を被っていた、茶色い鱗片葉は、
雨で多くが落ちてしまったようです。

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▲鱗片葉がなくなったコバノミツバツツジの紫色の「つぼみ」





コバノミツバツツジは、雨に関係なく咲いています。





                                 研究員 小舘 誓治


今日(3月28日)の三田地域は、昨日の晴れとは違って午前中から雨でした。


ひとはくのエントランスホールの前には、3種類の旗(国旗、県旗、館旗)が
掲げられるように旗ポールがあります。
しかし、今日は雨なので、旗は掲げられていません。


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▲エントランスホール前の旗ポール(右側の写真)




さて、ここで、いきなりクイズです。



車道側からエントランスホールを見て、向かって左側から
次の①~③のどの順番に旗が掲げられるでしょうか?

向かって左側から、
  ①国旗、県旗、館旗
  ②館旗、県旗、国旗
  ③県旗、国旗、館旗


答えは・・・
今度(雨でない日、あるいは休館でない日で)、ひとはくに来た時に
(しかも、風がある日に)確認してみてください。




さて、エントランスホールの近くに植えられている エドヒガン(サクラ類)は、
昨日ほぼ満開状態でしたが、今日の雨で(風は強くないのですが)
花びらがたくさん散り始めました。


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▲雨に打たれるエドヒガンの花



前日は、2~3枚程度の花びらが地面に落ちていましたが、
今日の雨で千単位の花びら(おそらく数千枚)が落ちてしまいました。





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▲一部の花びらが落ちたエドヒガンの花 と 地面に落ちた花びら





このエドヒガンの近くにあるソメイヨシノの花は、現在、八部咲きという
感じでしょうか?



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▲ソメイヨシノの花(八部?咲き)


ソメイヨシノの花びらは、今日の雨では、数枚程度しか落ちていません
(夕方時点で)。


ソメイヨシノの花は、どれくらいの期間もってくれるかな?



                                   研究員 小舘 誓治


ひとはく探検隊「たんぽぽをさがそう」は博物館近隣の公園で行う予定でしたが、
あいにくの雨となってしまったため今回は館内で行いました。


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まず、鈴木研究員より様々なたんぽぽについてのお話を聞きました。


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在来種のたんぽぽと外来種のたんぽぽの違いなど、実物で観察をしています♪


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写真のたんぽぽと見比べています♪


特徴的なたんぽぽを一部ご紹介します。

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↑カンサイタンポポ(関西の代表的なたんぽぽだそうです。)

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↑ロクアイタンポポ(花がかなり大きいのが特徴で、雑種と思われる)

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↑シロバナタンポポ(花が白っぽい!)

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↑ノゲシ(花の部分が似ていることからタンポポとよく間違えられます...)


ご参加いただいたみなさまありがとうございました!

ひとはくではこれからもイベントがたくさん!
ぜひ、ご来館ください!


フロアスタッフ はなだ
 春の暖かな日差しが心地良いお天気だった3月27日(土)、ひとはくでは、兵庫県立伊川谷高等学校ボランティア部の生徒の皆さんにお越しいただき、来館された子どもたちに向けて、人形劇やゲームなどを行っていただきました。

 伊川谷高校ボランティア部では、地域の子どもたちを対象に、SDGs(持続可能な開発目標)の啓発と普及を目的にした人形劇を実施されています。

 今回の人形劇「おじいさんのひみつ」は、SDGsの目標12「持続可能な生産消費形態を確保する(つくる責任 つかう責任)」をテーマにして、生徒自らでストーリーを考えられたそうです。

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[作品のあらすじ]
 主人公の「ゆうき」くんは夕食の際、お母さんに悪態をつきながらレタスを残す。すると夢の中で謎のおじいさんが登場、農場でレタスづくりを体験しながら生産者さんの苦労、廃棄野菜の存在を知る。そこで意識が変わり、目覚めてからレタスを食べることに挑戦する。その後父を迎えに行った駅で、規格外の野菜を販売している八百屋さんの存在を知る。そのお店を仕切っていたのはなんと夢の中のおじいさんであった・・・・。

 演出についても、劇団に在籍している外部指導者の方から演技指導を受け、更に完成度の高い劇に仕上がっていました。

 人形劇の前後には、子どもたちが参加できるゲームやアクティビティを織り交ぜて、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました!

 これからもさまざまな場所で公演されているようで、大変なこともあるかと思いますが、また機会がありましたら、ひとはくで開催してくださいね!

 どうもありがとうございました。

【当日の様子】

○ジェスチャーしりとり
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◎人形劇「おじいさんのひみつ」
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○野菜あてゲーム
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~公演の最後に記念撮影~
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(文責:生涯学習課 坂井)

3月21日の「はかせと学ぼう!」は、『ガンってどんな鳥?大造じいさんとガン』。 

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最初はガンのひみつをクイズをまじえながら、ひとはくの鳥はかせ 布野研究員より解説を聞いたよ。

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左からカルガモ、オオヒシクイ、コハクチョウ、博士が持っているのはマガンのはく製。
特別に!!水鳥のふかふかのおしりの毛に触れさせてもらったよ。
そお~っとやさしく~ふかふかだあ~



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お話の後は、みんなでガンの模型作り。画用紙をガンの形に切り取って竹ひごを付けます。
マガンとオオヒシクイはくちばしやおでこの辺りの色が違います。どっちにしようかな~?
くちばしやからだに色ぬって完成!


羽を外側に向けてまるく曲げると空を飛んでいる様子が表現出来ました。みんなでガンの群れを再現。
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ガンってどんな鳥か、標本を見て、触れて、クイズにお話、工作で、鳥はかせといっしょにたっぷり楽しみながら学びました。
ご参加ありがとうございました。

(フロアスタッフ つくし、いしくら)



今日(3月27日)の三田地域は、良く晴れたすがすがしい気持ちになるような天気でした。

エントランスホールの近くに植えられている エドヒガン(サクラ類)は、
ほぼ満開状態です。



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▲エドヒガンの花



エドヒガンの写真を撮っていると、エントランスホール前の芝生地に
スズメがいて、カメラを向けると にらまれ?ました。



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▲こちらを にらんでいる?スズメ




さて、昨年のひとはくブログの「コバノミツバツツジの花が咲き始めました」で
ひとはく の まわりで、3月28日にコバノミツバツツジの花が咲いたこと
を書きました(下記参照)。

「コバノミツバツツジの花が咲き始めました」  (2020年3月28日ブログ)
 
https://www.hitohaku.jp/blog/2020/03/post_2708/




2020年3月26日は、4階入口付近のコバノミツバツツジの花は、
まだ咲いていませんでしたが、3月28日には咲いているのを確認できました。



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▲コバノミツバツツジの2020年3月26日の状態(つぼみ)



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▲コバノミツバツツジの2020年3月28日の状態(開花)




今年(2021年)は、本日(3月27日)、コバノミツバツツジが咲いているのを確認しました‼


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▲コバノミツバツツジの2021年3月26日の状態 (つぼみ)


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▲コバノミツバツツジの2021年3月27日の状態(開花)







ひとはく本館4階入口付近のコバノミツバツツジは、
昨年とほぼ同じ日に花が咲きだしましたよ。





皆さんのお住まいの近くのコバノミツバツツジ(分布;中部地方以西~九州)は、いかがでしょうか?




                                 研究員 小舘 誓治

フロアスタッフとあそぼう「たんぽぽモビール」をおこないました!

大きいの、中くらいの、小さいの...
いろんな色と大きさを組み合わせて、糸にはり付けます。
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春らしいカラフルなモビールができた!
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とっても華やか!見ていてウキウキしますね(^^)

たくさんのご参加、ありがとうございました!

「たんぽぽモビール」は27日(土)もおこないます♪
みなさんもお家に飾ってみませんか?

フロアスタッフ きただにさやの
3月13日(土)のはかせと学ぼうは「化石を掘り出そう!」でした。

まず、ひとはくの恐竜はかせ、久保田研究員から たんばの恐竜(タンバティタニス・アミキティアエ)の発掘についてお話しを聞きました。

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丹波で発掘した化石はひとはくに運ばれて、エアチゼルという道具でクリーニングされます。
エアチゼルは歯医者さんが虫歯をけずる道具に似ているけど、先は回るのではなく、突き出すように動いて化石の周りの石を取り除きます。とっても根気のいる作業です。


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さて、今日は石こうの中に入っている化石を取り出しました。
道具は竹ベラとハケ。化石が見え始めたら歓声が!
何の化石かな?どんな形かな?想像しながら慎重にけずり出します。

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取り出した化石は、水をつけて歯ブラシできれいにします。
最後にひとりずつ、久保田研究員から化石について教えてもらいケースに入れて完成!

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みなさん、根気よく頑張って化石をゲット!やったね!
充実感あふれる笑顔に、スタッフも嬉しくなりました。ありがとうございました。

(フロアスタッフ いしくら・まつだ)
月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


前日までの数日は、雨が降ったり、どんより曇ったりと、
良くない天気で心配していましたが、
当日(3月7日)の午前中は良く晴れていて、午後は
うす曇りの日でした。

博物館のまわりでは、ツバキ科の千重咲き品種(常緑樹)の
ピンク色の花が咲き始めています。

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▲花が咲き始めたツバキ科の千重咲き品種




3月 の 主な プログラム の ようす の報告で~す。



■「星のような形の草をさがそう!」のようす は・・・

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▲ワークシートを持って、草をさがすよ~

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▲専用のカードに草をはったよ~




■「葉の気孔を顕微鏡で観察しよう」のようすは・・・

このプログラムは、小学校3年生から6年生までの子どもさん向けに実施しています。

ボンドを使って、葉のうら面の気孔を顕微鏡で観察しています。


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▲研究員から説明を受けて顕微鏡で観察中


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▲ボンドを使って葉の気孔を見たあと(セミナー終了後)、応用で自分の指紋も観察
 さすが~、3年生、いや、もうすぐ4年生。





■「プチ・むしむし たいけん」のようすは・・・

大人気の「むしむし たいけん」のプチ版です。しかし、
いろんなムシが用意されていましたよ。


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▲みんな、うまく触れているかな。






■フロアスタッフとあそぼう「恐竜★ハット」のようすは・・・

できた恐竜★ハットをかぶって記念撮影です。
カッコイイ! きめポーズ‼


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▲自分で作った「恐竜★ハット」をかぶって、ハイポーズ!!







■「デジタル紙芝居」のようすは・・・

 人気のデジタル紙芝居です。今回は、『たんぼぼレストラン』と
『ぽこぽこぽこ ~森をつなぐ~』でした。

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▲『ぽこぽこぽこ ~森をつなぐ~』がはじまったところ






■「まつぼっくりで けん玉をつくろう!」のようすは・・・


 まつぼっくりを観察したあと、けん玉をつくりました。



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▲自分で作った「けん玉」で、あそんでいま~す




3月のKidsサンデーには、ボランティアとして、
清水さん、徳平さん、古谷さんが、子どもたちのサポートをしてくださいました。
お疲れ様でした。




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次回の Kidsサンデー は、2021年4月4日(日)です。

ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
昨日につづき、本日もフロアスタッフとあそぼう「恐竜★ハット」を行いました。

みんな真剣に組み立てています。
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帽子をかぶってティラノサウルスになりきりましょう!
最後に記念撮影!ご参加ありがとうございました♪

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今後もフロアスタッフのイベントが目白押しです!
是非ご参加ください!

フロアスタッフ みやうら
3/6(土)フロアスタッフとあそぼう「恐竜★ハット」を行いました。
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恐竜クイズに答えたあとは...型紙を使って、ティラノサウルスをつくります。


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ティラノサウルスの帽子ができたら、みんなで一緒に「ガオ~ッ!」


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ご参加ありがとうございました。



フロアスタッフまつだ


2月最後の日曜日、「酒瓶のラベルづくり」を行いました
先週に引き続き満員御礼!
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水はかせ 三橋研究員から日本酒のお話、クイズもみんなで考えて大盛り上がり!

どんなデザインにしようかな...?
たくさんあるハンコの中からお気に入りを探して、ペッタン!
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色えんぴつや筆ペンで仕上げていきます。

世界で一つの酒瓶ラベルができた!
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みなさん、素敵な笑顔ですね♪

みんなはこの瓶になにを入れるのかな?
(ちなみにはかせはポン酢だそうですよ!)

たくさんのご参加、ありがとうございました!

フロアスタッフ きただにさやの





もうすぐひなまつり♪
女の子の健やかな成長を願う節句の行事ですが、
ひとはくではご来館のキッズみなさんの健やかな成長を願って、
先週に引き続きフロアスタッフとあそぼう「恐竜のおひなさまカード」をおこないました!

女雛はタンバティタニス、男雛はティラノサウルス類
みんな、ていねいに塗ってくれていますね

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ジャジャーン!完成!!
すてきなポップアップおひなさまカードができあがりました!

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ご参加のみなさま、ありがとうございました!
ひなまつりまで、おうちで飾ってくださいね☆

3月のひとはくもイベントいっぱい!
スタッフ一同、みなさまのおこしを心よりお待ちしております 

フロアスタッフ にしぐち・かどはま
2/21の「はかせと学ぼう!」は三橋研究員に酒瓶について解説していただきながら

酒瓶ラベルづくり をしました。
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酒瓶はもちろん日本酒の入っているビンです。

そのラベルには、作り手の思いが込められています。

日本酒の原料は、お米。

そのお米をつくる田んぼには、昆虫がいたり・・・

そんなラベルを
みんな思い思いにハンコを押したり、文字をかいたり、色をぬってつくりました。
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完成したら、酒瓶がたくさん並んだところで はかせからのクイズにも挑戦したよ!
とっても難しいクイズに正解者が出て、はかせもびっくり!!
日本酒豆知識では、子どもより大人が興味津々。
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たのしいラベルづくりは、来週日曜日2/28にも行います。

ぜひ、ご参加ください!

フロアスタッフ一同 皆様のお越しをお待ちしています

フロアスタッフ せら ゆうこ

昨日までの寒さがウソのように、暖かな一日
少しずつ春の足音が聞こえてきました!

今日はフロアスタッフとあそぼう「恐竜のおひなさまカード」をおこないました
ひとはくのおひなさまはひとあじ違う!?
かっこいい恐竜で、とびだすポップアップカードを作りますよー!

女雛はタンバティタニス、男雛はティラノサウルス類
1億1000万年前はどんな生きものたちがいる世界だったのでしょう?
3階の「丹波の恐竜化石展示室」で知ることができるよ!

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さぁ!作ってみよう!!

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ジャジャーン!完成!!
ステキなおひなさまカードが出来上がったね♪

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ご参加いただいたみなさま!ありがとうございました!!

このイベントは2/27(土)もおこないます
ぜひおこしください!

フロアスタッフ かどはま・にしぐち




昨日に続き、本日も フロアスタッフとあそぼう「クマのぼうしをつくろう!」を行いました。


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目を描き、耳を付けて、それぞれのオリジナリティを存分に発揮したクマのぼうしが完成しました

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早速ぼうしを被って、ツキノワグマのパネルで記念撮影!

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今後もフロアスタッフのイベントが目白押しです!
是非、ご来館ください!

フロアスタッフ はなだ



2月13日(土)のフロアスタッフとあそぼう「クマのぼうしをつくろう!」を行いました。

自分で目を書いたり、耳の位置を考えながら貼ったり、ひとりひとり違う表情で個性がキラリ☆
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完成したぼうしをかぶってクマになりきりましょう♪
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メンテナンス休館後、初めての「フロアスタッフとあそぼう」。
たくさんのお客様に参加いただきました。
完成後はツキノワグマの顔出しパネルからお顔を出して記念撮影!

はい、ポーズ!!
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明日もフロアスタッフとあそぼう「クマのぼうしをつくろう」を行います♪
スタッフみんなでお待ちしています♪

(フロアスタッフ つくし かおり ふくもと ななみ)
まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
ひとはくは今月から無事開館!みなさんにお会いできてうれしい限りです(^^)

本日は2月のイベントのご案内ですよ~!

13(土)14(日)クマのぼうしをつくろう!

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こちらは去年も行った人気イベント!
かわいいクマの帽子を被ってツキノワグマになりきっちゃいましょう☆


20(土)27(土)恐竜のおひなさまカード
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恐竜に色を塗って、おひな様を作ります!
ひとはくオリジナルおひな様をぜひ作ってみませんか?


21(日)28(日)酒瓶のラベルづくり

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ハンコやペンでオリジナルのラベルづくり!
世界でひとつのオリジナルラベルができますよ♪

受付方法などは各イベントページをご確認ください!

イベントはもちろん、広い博物館でゆったりとした時間を過ごしませんか?
みなさんのご来館をお待ちしております(^^)


フロアスタッフ きただに さやの


新年あけまして おめでとうございます
本年も ひとはく を よろしく お願いいたします



ひとはくは、本日(1月3日(日))から1月7日(木)まで
開館しております(1月8日から2月8日まで休館です)。

フロアスタッフ手作りの宝船飾り や 開運おみくじなども
ありますよ。




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▲宝船飾り と 開運おみくじ






さて、月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。

2021年1月3日は、晴れたり、うす曇りになったりと、
不安定な天気で、ときより強い風が吹くような日でした。

旗もしっかり、風に なびいています。



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▲エントランスホール前のようす
(背が高いセコイアは、冬でも緑色の葉をつけています)






1月の主な プログラム の ようす の報告です。



■フロアスタッフと研究員の協同で行われた
「ひとはく探検隊『チビクワガタをゲットしよう』」のようす は・・・



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▲さあ、この樹林の周辺でさがすよ~


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▲みなさん一生懸命ですね~。みつかったかな?







■「まゆだまコロコロ」の ようすは・・・


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▲カイコの幼虫がつくった「まゆ」に絵を描いたりして、コロコロします







■フロアスタッフの「デジタル紙芝居」のようすは・・・


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▲開始のすこし前のようす



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▲開始直後のようす





■「おはしの木材を観察しよう」のようすは・・・

このプログラムは、小学校3年生から6年生までの子どもさん向けに実施しています。

実体顕微鏡を使って、木材の断面を観察します。


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▲研究員の説明を聞いて、それぞれの箸の断面を観察中





■人と自然の会の皆さんの
「ひとはくのお正月 ~日本の昔あそび~」のようすは・・・

今年は、凧づくりの材料をご用意いただきました。

例年ですと、羽子板やお手玉、独楽なども用意されていて
いるのですが・・・、今年は残念ながらできません。



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▲人と自然の会の皆さんが丁寧にサポートされています。

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▲できあがった凧を深田公園であげています





■フロアスタッフのワークショップ「とてっても簡単!化石のレプリカづくり」のようすは・・・



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▲好きないろの樹脂を選んでつくっていますよ





1月のKidsサンデーには、ボランティアとして、
こどもとむしの会の皆さん や 清水さん、古谷さん
が、子どもたちのサポートをしてくださいました。
お疲れ様でした。



次回の Kidsサンデー は、2021年3月7日(日)です。



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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
年内最後の開館日となる本日(12/27)午前中、
県立篠山東雲高等学校の皆さんが育てた花の苗(ビオラ)を、博物館の入口前花壇に植栽しました。

篠山東雲高校は「地域農業科」という専門学科がある学校で、
2年次からは、下記の3つの類型に分かれて、より専門的な学びを深めていきます。

○ アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)
○ アグリ・サービス類型(動物飼育・草花)
○ フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)へリンク

今回は、約300株もある、色とりどりのビオラの苗を、ひとはくまで持って来てくださいました。

本来であれば、種から苗を育てた「アグリ・サービス類型」の生徒の皆さんが植栽実習を行う予定でしたが、
今回は代わりに、当館の職員等が植栽作業を行いました。

【入口前花壇の全景】
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【各花壇の様子】
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ひとはくも装いを新たにすることができて、気持ち良く年末年始を迎えられそうです!

ご来館される皆様も、博物館内に入る前に少し足を止めてご覧いただければと存じます。

篠山東雲高校の皆さん、本当にありがとうございました。これからもひとはくとの連携よろしくお願いいたします。

(文責:生涯学習課 坂井)

12月20日(日)のひとはく探検隊「石や化石をさがそう」でした。

生野研究員のお話を聞いて、探検に出発です!

クイズを交えながら進んでいきます。全問正解できるかな?
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アンモナイト化石の大きさは...? 50 cm!   あ!化石を発見♪
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最後に記念撮影!ご参加ありがとうございました!
博物館にはたくさんの石や化石があります!みなさんも探してみてください♪

フロアスタッフ みやうら ちはる


  
 12月19日(土)のフロアスタッフとあそぼう は、
       「ハンコをおしてクリスマスカードをつくろう!」でした。
  好きな恐竜のはんこをえらんで、ペタン!ペタン!

  
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すてきなクリスマスカードが出来ましたね♪

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 みなさんご参加ありがとうございました。
 次回の12月26日(土)と27日(日)に、ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」があります。
 スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております♪ 


フロアスタッフ おぐら ともこ
12月5日(土)のフロアスタッフとあそぼう「クマのぼうしをつくろう」でした。

ぼうしをつくってクマになりきろう!
黒いあたまに耳をつけて、お鼻のてっぺんを黒くしたら、さあ目をつけます。
一人ひとりちがった表情、かわいいクマのぼうしのできあがりです。

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黒いからだに胸に白い三日月もようがあるのでツキノワグマ。
大きなクマになったり、かわいい子ぐまになったり、できあがったぼうしをかぶってハイ、ボーズ!

ご参加ありがとうございました。

(フロアスタッフ いしくら)


月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。

12月6日は、晴れて、よい天気でした。
博物館のまわりのカンツバキは、花がたくさん咲いていて、
また、ケヤキはすっかり葉が落ちてしまっています。


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▲エントランスホール近くで咲いているカンツバキの花


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▲ケヤキの葉っぱは、ほとんど落ちてしまっています。
 コナラの葉っぱは、オレンジ色から黄褐色で きれいです。





さて、12月の主な プログラム の ようす の報告で~す。



■「赤い葉っぱをさがそう!」のようす は・・・


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▲赤い葉っぱをひろっています


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▲ケヤキの落ち葉の上を音を聞きながら歩いています


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▲赤い葉っぱや他の色の葉っぱ?も集めました!


たまたま あった?)ひとはくのパネルの前で
作品とともに記念撮影されていたところ を パチリ!


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▲作品をもって写真撮影をされていた ご家族








■人と自然の会のみなさんの
「松ボックリのクリスマスツリーつくり」のようすは・・・



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▲見本です。こんな素敵なクリスマスツリーを作ります


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▲みなさん真剣に作品を作っています









■はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」のようすは・・・




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▲研究員からの説明を聞いて、さあ、これから作りま~す


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▲アンモナイト型の石けんができました~
 声をかけると、ちょっとポーズをとってくれました







■湊川短期大学の学生さんが企画した
『コロコロたいけん「まゆだまとトチのみ」』」の ようすは・・・



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▲自分で「まゆ」に絵を描いたり、トチノキの果実や種子を選んで
 コロコロします


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▲まゆだま(カイコのまゆ)や トチノキの果実や種子は、
 どれがが よく転がるかな?



■フロアスタッフの「デジタル紙芝居」のようすは・・・

デジタル紙芝居は、子どもたちに人気です。
始まる前のスクリーン前のようす。


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▲始まるのを待っている?子どもたち







■「コガネムシを分解してみよう」のようすは・・・

このプログラムは、小学校3年生から6年生までの子どもさん向けに実施しています。

薬品等を使ってコガネムシの体をバラバラにして観察するようです。



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▲研究員の説明を聞いて、バラバラにしたコガネムシ?を観察中



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▲最後は、標本にします。できた標本をみせてくれました






■「葉っぱぐるぐるをつくろう!」の ようす は・・・







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▲お父さん、うまい!


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▲葉っぱ、回っていますか~



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▲こんなポーズをしていたのをみかけ、
 「写真撮りたいので、もう一回して」とお願いて
 撮らせてもらいました。
 かわいいですね~。




12月のKidsサンデーには、ボランティアとして、清水さん
が、子どもたちのサポートをしてくださいました。
お疲れ様でした。



次回の Kidsサンデー は、2021年1月3日(日)です。


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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
今日は、はかせと学ぼう!「大地に水を浸み込ませよう」を行いました!
11月3日から行われている総合治水展にちなんで、総合治水について三橋研究員からお話をうかがいました!
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私たちの住む場所に水害が起こった時、どんな工夫があれば命を守れるでしょうか?
実験に体験しながら学びました!!

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水害が起こった時はいかに逃げるための時間をかせぐかが大切だそうです!

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↑実際に実験に使用した模型です。
一番上から水を流した時、左に比べて右のほうが地面のくぼんでいる所や田んぼが水を溜めるので、
避難する時間をかせぐことができるのです!

参加してくださったみなさん、ありがとうございました!!

総合治水展12月13日まで実施しているので、ぜひお越しください~♪

フロアスタッフ ふくもと ななみ

今日は、小舘研究員と一緒にひとはく探検隊「赤や黄のはっぱをさがそう」を行いました。


はっぱを探しに博物館の外に行きます。 さっそく、真っ赤に色づいた木を見つけました!

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他にも、黄色のはっぱや赤と黄色のはっぱもありました。

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たくさん はっぱを見つけたら、今度は博物館に戻って見つけたはっぱを紙に貼ります。
色ごとに分けたり、種類ごとに分けたり、色の違いや形の違いがよくわかりますね!

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博物館の近くにある木について小舘研究員からいろいろなお話を聞くことができたので、
これから、公園を歩くときにはっぱを見るという新しい楽しみ方ができましたね!

今回、参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

ひとはく探検隊では、研究員と一緒に出かけます。
研究員の説明を、実物を見ながら聞くことができるので、とっても楽しくて勉強にもなりますよ!

次回のひとはく探検隊12月20日(日)に「石や化石をさがそう」を行います。
生野研究員と一緒に、ひとはくの中を歩いていろんな石や化石を探します!
みなさまのご参加をお待ちしています!!

(フロアスタッフ ふじもと ももこ)

篠山チルドレンズミュージアムを会場に「恐竜化石体験型学習フェスタ」を開催します
(主催:人と自然の博物館)


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(※上の画像をクリックすると、PDFファイルが閲覧できます)

自然科学や故郷への関心向上を目的とし、地域や地域に集う子供達を対象に、
恐竜・化石等をテーマとした学習と体験を組み合わせた集約型ワークショップ会を開催します


■開催日時:2020年12月13日(日)10:30~15:30

■開催場所:篠山チルドレンズミュージアム(丹波篠山市小田中572) ※人と自然の博物館ではありません


■入 館 料:大人600円、小中学生400円、2歳以上小学生未満150円(個人)
 ※団体割引、各種手帳保持者、高齢者割引あり

■内  容:下記のセミナー、ワークショップ、展示を実施します。
 ※【予約可】の表記があるものは前日まで予約ができます。ただし、満員の場合はお受けできない時があります。
 ※ご予約は篠山チルドレンズミュージアムのホームページから「WEB予約」アイコンをクリックするか、
  お電話(篠山チルドレンズミュージアム TEL:079-554-6000)にて承ります。

○恐竜のおはなし 【予約可】
丹波地域の恐竜時代の地層(篠山層群)の研究や発掘調査、化石剖出のお話が聞けるよ!
開始時刻:① 10:30 ② 11:30 ③ 13:30 ④ 14:30
時間:30分
参加費:無料
定員:各15名 *子どもの人数です
対象:小学生以上
○石こうで化石レプリカをつくろう 【予約可】
石こうで恐竜やアンモナイトのレプリカをつくろう! ※おゆまるより大きいレプリカが作れるよ。
開始時刻:①10:30 ② 11:30 ③ 13:30 ④ 14:30
時間:40分
参加費:200円
定員:各10名
対象:小学生以上
○簡単!アンモナイト化石のレプリカづくり
カラフルなおゆまるで、自分だけのアンモナイトをつくってみましょう。
開始時刻:①10:30 ②11:00 ③11:30 ④13:00 ⑤13:30 ⑥14:00 ⑦14:30 ⑧15:00
時間:20分
参加費:100円
定員:各10名
○化石発掘体験 【予約可】
丹波竜の化石が発見された石を割り、恐竜の骨の破片などの化石を探してみよう!!
開始時刻:①10:30 ②11:30 ③13:30 ④14:30
時間:40分
参加費:500円
定員:各10名
対象:5歳以上
備考:化石の持ち帰り不可。参加者には丹波竜オリジナル缶バッチをプレゼント。未就学児は保護者同伴。
○恐竜かみしばいと絵本の読み聞かせ 【予約可】
化石発見ものがたりや、恐竜の絵本がいっぱい。小さなお子さんでも楽しんでいただけます。
開始時刻:12:30
時間:30 分
参加費:無料
定員:15名 *子どもの人数です
○丹波竜の化石レプリカ展示
丹波地域から発見された丹波竜(タンバティタニス)の尾の骨のレプリカを展示します。

【主催】兵庫県立人と自然の博物館
【共催】篠山チルドレンズミュージアム
【協力】丹波篠山市教育委員会、丹波地域恐竜化石フィールドミュージアム推進協議会

(文責:研究員 久保田 克博)
11月14日(土)のフロアスタッフとあそぼうはんこバッグ
キノコやドングリ、シダやリスのはんこを紙バッグに自由に押しました。
はんこを押すって楽しぃー!

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秋の野山みたい。ひとはくの名前タグも付けて、素敵なバッグができました! ご参加ありがとうございました。

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フロアスタッフ いしくら まきこ
11月6日金曜日、兵庫県立姫路東高等学校の1年生119名が来館し、チャレンジ研修としてセミナーの受講と館内見学を行ってくれました。

姫路東高校は本年度文部科学省のSSHスーパーサイエンスハイスクールに採択され、「地球科学を中心にした国際的活動への挑戦」「国際的に活躍できる理系女子の育成」「科学的倫理観の育成」を推進されています。
午前中は講義を中心に行い、博物学の今日的な意義や、博物館の役割について講話を行った後、ひとはくの高野温子研究員と高田知紀研究員から「研究について」と題して、自身の行っている研究の紹介や、なぜ研究員になったかをお話させていただきました。東高1年生が行っている探究活動やキャリア教育につながることを願います。

午後には、身近な環境に関する研究の一端を知っていただこうと、八木剛研究員から昆虫観察、小舘誓治研究員から植物観察のセミナーを行いました。野外観察には絶好の日和と紅葉に恵まれ、昆虫や植物に関する研究の入口をご案内できたように思います。

★お昼には昼食とあわせて館内見学。私が案内したゲームソフトの「あつ森」に登場するオフタルモサウルスも見てくれたでしょうか。
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  ひとはく1階の地球の歴史を見学         3階の兵庫県南部地震・阪神淡路大震災の展示を見学

★植物観察のグループは、紅葉の美しい深田公園で「ドングリ(堅果)のなる木を探そう」と題してこの季節ならではの観察を行いました。木々の秋の営みに注目してくれたことと思います。
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★昆虫観察のグループは、小春日和のなか、深田公園の芝生広場を中心に昆虫を採集し、環境指標の調査の入口を体験してもらいました。オオスズメバチの女王バチを採集した生徒もいて、越冬準備を行っているハチの生態も知ることができました。
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東高1年生のみなさん、秋の一日をひとはくで過ごしていただきありがとうございました。今日の一日がみなさんの高校生としてのロジカルシンキングの一助となれば幸いです。

生涯学習課 竹中敏浩 

11月8日の画はくの日は、総合治水について学んで絵を描きました。

みなさんは、総合治水という言葉はご存じですか???
簡単に言うと、水害から暮らしとみんなの命を守る町全体の取り組みです。

水はかせである三橋先生と一緒に、いざ治水実験...!
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まちの模型に実際に水を流して実験しています!

実験の後には、家と学校が描かれた紙に治水につながる草木や畑を描き入れます。
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描いた作品は、一か月間ひとはくサロンに掲示しています。
総合治水についてもっと知りたい方は、ぜひ人と自然の博物館に遊びにきてくださいね^^

フロアスタッフ ふくもと ななみ

月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


11月1日は、朝から、よい天気でした。モミジバフウの紅葉もキレイです!


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▲ひとはく本館のガラス面に移りこむモミジバフウの紅葉





さて、この日に実施された 主な プログラム の ようす の報告で~す。

今回も、移動博物館車「ゆめはく」の出動と、
外を楽しむためのプログラム『そとはく』を実施しました。






■「ゆめはく」と そとはくの「ひとはくビンゴ」のようすは・・・


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▲移動博物館車「ゆめはく」とそとはくの「ひとはくビンゴ」





■深田公園で実施された「どんぐりとどんぐりむし」のようす は・・・


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▲ドングリをさがしていま~す




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▲ドングリを割ってみています



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▲ドングリの中を大きくしてみています





■展示解説「ひょうごの恐竜かせきツアー」のようすは・・・


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▲クイズもやっていましたよ






■フロアスタッフとあそぼう「丹波の恐竜たてばんこづくり」のようすは・・・


こんなにすてきなたてばんこをつくりました


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▲すてきな「丹波の恐竜たてばんこ」をつくりました







■「土を調べてみよう」のようすは・・・

このプログラムは、小学校3年生から6年生までの子どもさん向けに
実施しました。



専門家が使う道具をつかって土を調べます


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▲土の硬さを測定中




土壌試料の色を調べたり、土壌の標本(モノリス)を
つくりましたよ。

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▲土壌の色を調べたり、土壌標本をつくっています





■「どんぐり コロコロ」の ようすは・・・


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▲どんなドングリが よく転がるかな?









9月のKidsサンデーには、ボランティアとして、清水一陽さん、
門口さん、清水さん、古谷さん、の皆さんが、子どもたちの
サポートをしてくださいました。
お疲れ様でした。






次回の Kidsサンデー は、2020年12月6日(日)です。


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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
みなさん「たてばんこ」って知っていますか?
「たてばんこ」とは、絵を組み合わせて作る立体の絵です!
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今回のテーマは「丹波の恐竜」
丹波竜が生きていた時代をイメージしました(^^)


できあがった作品をご紹介します!
↓ ↓ ↓
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ぜひお家に飾ってくださいね!
ご参加、ありがとうございました☆

フロアスタッフ きただにさやの



10/24のフロアスタッフとあそぼうは、クイリングをしました。

クイリングとは、長い紙をくるくる巻いてモチーフをつくるものです。
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みんな工夫して、すてきな ハロウィンカードができました。
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ご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ せら ゆうこ


コウノトリくんのもとにフロアスタッフからの手紙が届いたみたい!
そこには何が書いてあったのかな?

それではスタート
↓ ↓ ↓
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どこに立っても目が合ってしまう3階のコウノトリさん
はたしてほんとうなのか...!?
ぜひみんなも見に来てね!

フロアスタッフ K




今日は、はかせと学ぼう!「化石のレプリカをつくろう」を行いました!
石こうを使って化石のレプリカを作ります!

恐竜博士の久保田研究員
に作り方を教わって
さあ、作っていきますよ~!!
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石こうが固まる時間を使って
久保田研究員が恐竜やアンモナイトのお話をしてくださいました!!
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固まったら型から出して完成です!!
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みんな上手に出来ていました!!
また石こうが乾いたら色も塗ってみてね~!

フロアスタッフ(さくま)



月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。

10月4日は、ほぼ一日中曇っていました。一部の木の葉は、
黄色や赤っぽい色に色づき始めています。


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▲エントランスホール近くに植えられている
 ハナミズキ(左側)は葉が赤っぽくなり、
 エノキ(右側)は葉が黄色っぽくなっています。





この日に実施された 主な プログラム の ようす を報告しま~す。


先月に引き続き移動博物館車「ゆめはく」も出動する、
『そとはく』(外を楽しむためのプログラム)も実施しました。





■『そとはく(「ゆめはく」と「ひとはくビンゴ」など)』のようすは・・・

今回は、絵本をみることができる「絵本の国」を実施したり、
家族単位でくつろいでいただけるように、小さなテントや
レジャーシートなどを芝生地に展開してみました。


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▲『そとはく』の ようす









■深田公園で実施された「チャレンジ!トンボとり」のようす は・・・



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▲まずは、虫とりアミの使い方 の れんしゅ~

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▲みんな、がんばって、トンボを追っかけていま~す





■はかせと学ぼう「ろ過実験コンテスト」のようすは・・・





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▲汚れた水をキレイにするには、砂をどのようにすればよいかな?
 研究員からの説明を聞いて やってみます






■「鳥のふしぎ」のようすは・・・

このプログラムは、小学校3年生から6年生までの子どもさん向けに
実施しました。

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▲実体顕微鏡などを使って、鳥の羽根をじっくり観察





■「ひっつきむし で かお を つくろう!」の ようすは・・・


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▲ひっつきむしで顔をつくっています



自分で作った作品を持って、ハイチーズ!


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▲自分で作った作品と一緒に。



 <ある出会事(小さな秋み~つけた)>
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  4階入口ちかくでお母さんと一緒に歩いている 小さな男の子を
 見かけました。
 
  男の子の手には、モザイク状に色々な色に色づいている
 カキノキの葉っぱや、クヌギのドングリ(堅果)などが
 ありました。

  「秋らしい」と思い、写真を撮らせていただきました!

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▲かわいらしい「ピース」?のポーズ

 何枚か写真を撮っていると、男の子はポーズをとってくれました。 
 
 お母さんによると、彼にとって、これが「ピース」?のポーズだそうです。
 
 その後、館内のプログラムにも家族で参加してくれていました。
 
 
 また、来館してくださいね。

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「昆虫顔出しパネル」、前回に引き続き今回も、展示室に
(前回と違う場所で)登場しましたよ。


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▲カブトムシやカナブン、テントウムシなどの顔出しパネル






10月のKidsサンデーには、ボランティアとして、清水さん、古谷さんが、
子どもたちのサポートをしてくださいました。
お疲れ様でした。



次回の Kidsサンデー は、2020年11月1日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
昨日(10/6)、当館にて、中瀬 勲 館長の「みどりの学術賞」授与に係る伝達式が執り行われました。

最初に、内閣府 大臣官房総務課 みどりの学術賞及び式典担当室 木下室長様から、今回の受賞に係る経緯についてご説明を頂きました。
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続いて、内閣総理大臣に代わり、みどりの学術賞及び式典担当室 木下室長様より、表彰状及び副賞(盾)などが中瀬館長に贈られました。
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その後、中瀬館長から、受賞のお礼や関係の方々に向けてご挨拶がありました。
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終わりに、関係者を代表して、人と自然の博物館および淡路景観園芸学校の職員から花束が贈られました。
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本来であれば、今年4月に授与式が開催される予定でしたが、新型コロナの関係で授与式が中止となってしまいました。しかしながら、授与の場に多くの館員が同席できたことで、穏やかな雰囲気の中、館全体で館長の受賞を祝うことができました。

中瀬館長、この度の受賞、本当におめでとうございます!

(記念撮影の様子)
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受賞記念イベントのお知らせ

この度の受賞を記念し、内閣府、日本科学未来館、県立人と自然の博物館の共催により、以下の記念イベント(トークイベント)を開催します。

(1) 日時:令和2年11月7日(土)14時30分~15時30分
(2) 実施方法:オンラインでの配信
(3) 配信URL:https://www.youtube.com/watch?v=A-VRHLhYldg&feature=youtu.be

※詳しくはこちらをご覧ください。
(文責:生涯学習課)
10月はハロウィンということで「モールでクモづくり」をおこないました!

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むらさきとオレンジのモールでまるで本物みたい!
顔を描いたカボチャのかざりもいっしょにかざったよ(^^)

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お家にかざって、楽しいハロウィンをすごしてね★

ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ きただにさやの




今日は高野研究員と一緒にひとはく探検隊「どんぐりの赤ちゃんをさがそう」を行いました!

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さっそく博物館の外に出て
どんぐりの赤ちゃんを探しに行きます!!







高野研究員が高枝切りバサミで、木になっているどんぐりの赤ちゃんを取って
どんぐりの見分け方種類などを教えてくださいました!
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クヌギやコナラなどのたくさんのどんぐりを拾うことが出来ました!!
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これからどんぐりのたくさん落ちる季節になります。
ぜひ探してみてください!!
今回、参加して頂いた皆様、ありがとうございました!!


次回のひとはく探検隊は10月25日に「キノコGETだぜ!」を行います。
秋山研究員と一緒に、ひとはくの建物の周りを歩いて秋のキノコを探します!
みなさまのご参加をお待ちしています!!

(フロアスタッフ さくま)




9月19日土曜日、兵庫県立宝塚北高等学校の生徒38名が来館し、「フィールド実習」の一環として実習や館内見学を行ってくれました。

宝塚北高校は文部科学省のSSHスーパーサイエンスハイスクールに採択され、国際性豊かな先進的な理数教育を推進されています。
この「フィールド実習」もSSHスーパーサイエンスハイスクール事業を利用して実施されているもので、午前中は、ひとはくの池田忠広研究員の講義を交えながら、丹波市の丹波竜化石工房「ちーたんの館」の見学と、篠山川河床の丹波竜(学名タンバティタニス・アミキティアエ)発掘現場の見学、午後はひとはくの展示見学と実習が行われました。

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恐竜ラボにて、池田研究員の説明を聴きながら化石クリーニングを見学しています。ガラス越しに細かくクリーニングを進めるようすが見学できます。機械や器具から自作の必要がある、という説明などを熱心に聞いてくれました。

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化石の形態を研究する方法の一つとして、安田指導主事の指導のもと、レプリカづくりの実習を行いました。

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鈴木研究員から植物や土壌に潜む動物の観察の方法や、課題研究の進め方について講義を受けています。

今年はマスク着用のもとでの実習と講義で疲れたと思いますが、今日の体験をもとに、さまざまな分野への興味関心を広げ、知識を深めてくれることを願います。

生涯学習課 竹中敏浩


 日中韓の環境省で,ポスト2020.生物多様性世界枠組みについて議論する会議に参加させていただきました。新型コロナの影響で,今回はオンラインでの開催になり,回線が切れないか,ちゃんとスライド画面は共有できるか,ハラハラしながらの登壇でした。講演では,この三ヵ国共通の外来生物問題となっているヒアリ対策で,マイクロカプセル化わさび成分を使ったヒアリの忌避・燻蒸技術や,コンテナヤードでのヒアリ営巣を防ぐためのシリコン樹脂を使った割れ目補填技術などの紹介しました。発表は,参加者の皆さんが興味津々で聞いてくださり,特に,わさび成分の話には,「どこで買えるのか?」「具体的な使用方法は?」等,質問が殺到しました。マイクロカプセル化わさび成分は,博物館での標本資料の保管で,環境に安全な防虫や防カビ剤として使用できないかと研究をはじめたものです。シリコン樹脂の技術は,博物館で樹脂包埋標本に使われているものを活用しています。皆さん,博物館で使われている技術や知見は,直接,世の中に役立つことは少ないと思われているかもしれませんが,人博は博物館の技術や知見を活用して,ヒアリ対策でも実社会に役立つ貢献をしているのです。

橋本 佳明(系統研究部 昆虫)
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今年はこのようなコロナ禍のもと、高校でも学校行事や授業も思うにまかせないのが現状です。そんな中、兵庫県内でSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けている14校の高校生たちは、自分たちの設定したテーマで課題研究をすすめています。その課題研究をまとめたポスターをひとはくに届けてもらい、3階展示室に展示しました。ひとはくにお越しの節は高校生の努力をぜひご覧ください。

兵庫県内SSH高校生ポスター展示

期間:令和2年9月10日(水)~10月7日(水)
場所:3階展示室 兵庫の自然誌付近
内容:兵庫県内SSH指定校14校の課題研究ポスター(1校ごとに1点)

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生涯学習課 竹中敏浩 



月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。

9月6日(日)は、台風10号の影響もあり、曇ったり、
晴れたり、雨が降ったりの不安定な天気でした。



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▲エントランスホール周辺(3階入口ちかく)









さて、この日に実施された 主な プログラム の ようす の報告で~す。

今回は、久しぶりに『そとはく』(外を楽しむためのプログラム)も実施しました。
移動博物館車「ゆめはく」も出動しましたよ。


■「ひとはくビンゴ」と「ゆめはく」のようすは・・・



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▲そとはくの「ひとはくビンゴ」と移動博物館車「ゆめはく」





■ひとはく連携活動グループ「run♪run♪plaza」(るんるんプラザ)さんの
「しゃぼん玉あそび」のようすは・・・


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▲たくさんのしゃぼん玉が飛んでいます






■芝生広場で実施された「チャレンジ!バッタとり」のようす は・・・


広~い、芝生広場では、虫とりアミと虫かごをもった人たちが。


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▲広~い、芝生広場で、バッタとり~


捕れたバッタを研究員に見てもらっています。


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▲こんなに捕れたよ!






■フロアスタッフとあそぼう「くるくるとぶタネ」のようすは・・・


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▲作り方の説明をしているフロアスタッフ




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▲自分で作ったものを飛ばしています!うまく回っているかな?




■「バッタを解剖してみよう」のようすは・・・

このプログラムは、小学校3年生から6年生までの子どもさん向けに
実施しました。



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▲実体顕微鏡などを使って、本格的にバッタを解剖









■「キラキラなムシのかざりをつくろう!」の ようすは・・・



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▲真剣にキラキラなムシさんを作成中!





自分で作った作品を持って、ハイポーズ!
みんな キラキラしていますね~


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▲自分で作った作品と一緒に。











 <ある出来事>
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 ひとはくでは、現在、収蔵資料展「頌栄短大 植物標本
 コレクション展」を開催しています。

 その中の展示に、「ブナの葉にみられる地理的変異」と
 いうものがあります。

 日本地図上に、各地域で採集されたブナのさく葉(押し葉)
 標本が並んでいます。

 その展示の前で、あるご家族が、この展示を担当した研究員
 と熱心に話をしているところに遭遇しました。

 あとで、その研究員に聞くと、
 「なぜ、日本海側に分布するブナの葉が太平洋側に分布する
 ブナの葉よりも大きいのか」について、自分たちの意見を
 話されていたところだった、とのことです。

 様子を見ていると、特にお母さんが、熱心にお話をされていた
 ようでしたよ。
 
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 ▲来館された家族と研究員が展示の前で議論?中!!



 この展示は、9月13日(日)まで開催予定です。
 
『植物標本を「そんなに集めて どうするの?」と 思われる方、
  ぜひ、ご覧ください。

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今回のKidsサンデーには、昆虫顔出しパネルも登場しましたよ。

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▲カブトムシやカナブン、テントウムシなどの顔出しパネル



この顔出しパネルは、次回のKidsサンデーの日にも
館内の どこかに登場するかも。



9月のKidsサンデーには、ボランティアとして、清水一陽さん、
細川さん、松岡千寿さん、松岡想さん、宮本さん、徳平さん、
古谷さんの皆さんが、子どもたちのサポートをしてくださいました。
お疲れ様でした。



次回の Kidsサンデー は、2020年10月4日(日)です。



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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
8月29日(土)、三田祥雲館高校の1年生で学校設定科目「自然科学の誘い」を選択している生徒が、ひとはくでの授業を受講しました。今年は新型コロナ感染症の影響で短い夏休み後の授業であったにもかかわらず、熱心の講義や実習に取り組んでくれました。その授業のようすをご覧ください。

まず、「未来をつくる自然史標本:展示や研究から環境政策まで」というテーマで、三橋研究員の講義を受けました。高校生としては博物館の役割を標本の収蔵や展示だけで考えていたようですが、環境政策まで関係することを分かってもらえたでしょうか。
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次には、グループ別に分かれて実習です。深田公園で植物観察を行うグループ、ジーンファームで種子保存の見学と遺伝子研究を学ぶグループ、収蔵庫見学を行うグループです。

生物系収蔵庫では植物標本、昆虫標本の見学を行いました。右下は地学系収蔵庫でのボーリングコアの見学です。
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左下は神戸層群の植物化石の見学。右下は淡路産のアンモナイト化石、アワジエンシスの説明を聞いているところです。
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左下・右下は液浸収蔵庫で封入標本やプラスティネーションの説明を聞いているところです。
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いずれの場所でも非常に熱心にメモを取り、身を乗り出して見学や実習に取り組んでくれました。
今年はコロナの影響で学校での勉学も制約を受けることが多いと思いますが、これからも頑張ってください。


生涯学習課 竹中敏浩



フジの花(花序)が上を向いて咲いているような、ツル植物をみつけました。




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▲花序が上を向いて伸びて咲いている、たくさんの花




この植物は、
道沿いののり面で地を這うように、あるいは他の植物を覆うように
広がっていたり、電柱をのぼるように、あるいはフェンスなどに
巻き付いて茎(ツル)を伸ばしています。




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▲電柱を支えるワイヤーに絡んで登っていくツル植物





この花は、クズ(マメ科)の花です。 

フジもマメ科なので1つ1つの
小さな花の形がよく似ています。



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▲クズの花                  ▲フジの花(5月上旬)






クズの葉は、3つの小葉(しょうよう)(「小さい葉」の意味だが、
クズの小葉は結構大きい)がセットで1枚の葉(複葉)です。




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▲3つの小葉がセットで1枚 の クズの葉




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▲いろんな形のクズの葉




よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

  ツル(茎)の巻き方を見て、
  ①右巻きでしょうか?左巻きでしょうか?

  3つの小葉がセットで1枚の葉ですが、
  ②3つの小葉の形は同じですか?

  ③小葉の基部(付け根)のところは、どうなっていますか?
  
  ④葉柄(ようへい)の基部(付け根)のところは、どうなっていますか?
  
    
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=





暑い日が続いています。

日陰の葉と日向の葉を比べると、

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▲クズの日向の葉と日陰の葉がみられるところ




日陰のクズの葉は、3小葉が 平面にそろって
(開いて)いる感じです。



一方、日向のクズの葉は・・・
小葉をあわせるようにして、葉を閉じています。



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▲小葉を合わせるように閉じているクズの葉




クズは、「秋の七草」の1つです。
じっくり観察してみましょう。



                                         研究員 小舘 誓治
兵庫県には13種類のセミがいますが、出てくる季節のいちばん最後、夏の終わりから秋に登場するのが、チッチゼミです。

ひとはくのエントランスホールのまわりに、セコイアの木が数本植えられています。
チッチゼミのお気に入りとなっておりまして、毎年、ここで、鳴き声を聞くことができます。

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よくいるのは、この写真の左端の木と、駐車場の脇の木です。

2020年は、8月18日から、鳴き始めました。
鳴いているところは、このとおりです。


チッチゼミの声が、わかりましたでしょうか?
バックグラウンドで単調なリズムを刻んでいるのがチッチゼミです。あまりセミっぽくないですね。

10月上旬くらいまで、お天気のよい日に聞くことができます。
ひとはくにお越しの際は、ぜひ聞いてやってください。
もちろん、相手は天然の生き物ですので、いないこともあれば、鳴いてくれないときもあります。
(なお、チッチゼミの声はかなり周波数が高く、個人差により、聞き取りにくいことがあります。)

さらに、お時間のある方は、がんばって、鳴いている姿をさがしてみてください!
ここで鳴いているチッチゼミをみつけた人は、いまだかつて、おりません。
これは自分も含めて、です。

チッチゼミは、とても小さく、みつけにくいことで有名なセミなのです。
背の低いマツの木の生えているようなところを探すと、つかまえることができるかも。
こちらのムービーを参考にしてください。

チッチゼミは、こんな姿です。大きさは、2、3cm。
ツクツクボウシより、はるかに小さいです。
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横から見ると、後ろの翅がちょっと突き出ています。
背中に黄色い三角形の小さな紋があります。
前脚が太く、けっこう力強いです。

姿を見られたら、ラッキーですね!

(八木 剛)

 7/27(月)から7/31(金)までの間、「教職員・指導者セミナー」を行いました。このセミナーは、各種学校・園の教職員や、環境体験学習等を指導されている方を対象に毎年開催しているものになります。とりわけ今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、当初の予定から内容を一部変更したり、セミナーそのものを中止したりもしました。そのような中で参加された先生方は、子供たちの興味・関心をより一層引き出し、更に内容が深まる学びにつなげようと、とても熱心に受講されていました。

 以下、簡単ですが実施したセミナーの内容を紹介します。


G01「小さな子供の指導者向け身近な植物観察の仕方」
 講師:小舘 誓治

 深田公園に生えている植物などを使って、身近な植物の観察の仕方を学びました。

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G02「地理情報システムの使い方」
 講師:三橋 弘宗

 フリーで利用できる地理情報システムのソフト(QGIS)を使って様々な地図を表示し、統計情報や主題図を重ねることで、地域の特徴を地図として表現する方法を演習しました。

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G03「SDGsや博物館を通した学習のカタチ~教科横断的視点の教育内容を考える~」
 講師:福本 優、橋本 佳延、髙田 知紀、安田 英生

 「新学習指導要領にも示されている『持続可能な社会の創り手』をどう捉え、どのように子どもたちとともに学んでいくのか」について、講師と受講者が一緒になって考えました。

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G04「野外で安全に昆虫を調べてみよう」
 講師:中濱 直之

 野外活動中の安全管理のほか、近所で見られる身近な昆虫の採集方法、同定方法、調査方法について、講義と実習を行いました。

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G05「小中学校の授業に向けた堆積学実習~モノの溜まり方~」
 講師:久保田 克博

 小学校6年の「大地のつくり」をはじめとする地学分野について、学校でも簡単に実施できる実習や指導に生かす術を学びました。

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G06「外来種問題を正しく理解し、教えるためのポイント」
 講師:太田 英利

 外来種の問題を子どもたちに正しく伝えるために、教師が知っておくべき事実、持っておくべき考え方は何なのか、外来種関連の指導を行う際のポイントを、具体的に学びました。

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G07「デンデンムシとダンゴムシ」
 講師:鈴木 武

 兵庫県の代表的なデンデンムシとダンゴムシの観察を通して、特徴や飼育方法などを学びました。

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G09「森の土の基礎を学ぶ」
 講師:小舘 誓治

 身近な森の土壌を対象に、その性質や調べ方などを公園や校庭などの土壌と比較しながら、講義と野外での実習を通じて学びました。

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G10「火山灰を調べる」
 講師:加藤 茂弘

 火山噴火の仕組みを学び、教科書に登場する姶良火山灰や、兵庫県北部の神鍋火山から噴出したスコリアなどを材料として、爆発的噴火で火山周囲に降り積もる火山灰やスコリアを造る鉱物や火山ガラスを観察しました。

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G11「石ころから学ぼう」
 講師:古谷 裕(元ひとはく研究員)、安田 英生

 受講者が学校の近くで拾ってきた石ころなどを使用して、石ころ標本セットを作成したり、また、加古川下流部で採集された石ころから、ルーペで化石を探して写真撮影をしたり、放散虫化石拡大模型のレプリカを作りました。

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G12「動物進化の物語~進化を扱う授業の工夫~」
 講師:松島 修(ひとはく地域研究員)

 系統樹を時代ごとに切り分け、それぞれの時代でどのような動物が進化したのか、わかりやすく伝える工夫が施された教育手法について学びました。

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G14「外来種問題の伝え方を考える-外来種大国となった日本、ヒアリ『定着』の危機の中で」
 講師:橋本 佳明

 ヒアリから学ぶことで、外来種問題や、どのようにして外来種から私たちの暮らしや日本の自然を守れば良いのか考えました。

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G15「川の水生昆虫調べと授業への活用」
 講師:三橋 弘宗

 身近な川に生息している水生昆虫を野外で採集し、採った生物を博物館に持ち帰り、じっくりと顕微鏡をつかって観察および名前の調べ方を学びました。

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G16「授業に役立つ星の話」
 講師:田中 慎悟(NPO法人 人と自然の会)

 星、天文の授業について、子ども達が理解しやすい方法や、天文関係のツールやその活用について学びました。

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 コロナ禍における猛暑の中、また、学校におけるタイトな日程の中、本セミナーを受講していただいた先生方、大変お疲れ様でした。また、当館における感染症防止対策にもご協力いただき、誠にありがとうございました。本セミナーの内容が今後の授業にお役に立つことを館員一同心よりお祈り申し上げます。
 なお、この「教職員・指導者セミナー」は来年度も実施する予定ですので、その際も奮ってご参加いただきますよう、お待ちしております。
 今後ともひとはくをどうぞご利用ください。


生涯学習課 坂井 貴行

 8月に入り猛烈に暑い日が続きます。

 今年は4月からコロナ禍の中、各学校ともさまざまな学校行事が実施できない中、8月4日(火)、兵庫県立川西緑台高校の総合理数コースの1・2年生がひとはくを利用して夏季校外研修を実施してくれました。


■研究とは・・・


博物館全体についての説明を聞いたのち、「研究とは...」と題して、環境計画研究グループ髙田知紀研究員と、生態研究グループ京極大助研究員からの講義を聞いてもらいました。「なぜ研究を志したのか、今研究を進めているのはどんなことか」といった内容でお話ししましたが、これから総合理数コースで行う探究活動や進路選択に役立てば幸いです。

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髙田知紀研究員からは「アカデミックと現場の間にギャップがある」という思いをきっかけに研究者を志す過程をお話ししました。

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京極大助研究員から「理屈っぽい生物学の話」と題して、研究者になったきっかけと研究生活についてお話ししました。右写真はタンポポの生殖に関する実験についてお話ししているところです。

■収蔵庫見学


全員で館内展示の見学を行った後、24名に絞って収蔵庫見学を行いました。(もっと希望者はいたのに感染防止の観点から絞らせてもらってすみません。)
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(左)京極研究員から生物系収蔵庫全般について説明 (右)昆虫標本についての説明

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(左・右)髙田研究員から環境系収蔵庫で保管されている古地図や古図絵について説明

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(左)地球科学研究グループ久保田研究員から並木道中央公園で採取されたボーリングコアについての説明
(右)同じく、淡路島で発見されたハドロサウルス科の恐竜化石についての説明

 今年の1年生は、入学してから2か月も自宅での学習を強いられた生徒さんたちです。これに対し、ひとはくのテーマとする「人と自然の共生」は多様な学びの形態のなかで育まれる意識のはずです。まだなかなか思い通りに学習活動が計画できない中、皆さんの多様な学びに少しでもお役に立てれば、ひとはくとしても大変うれしく思います。
 これからも皆さんの学びを応援していきたいと思います。

生涯学習課 竹中敏浩


ついにお盆週間が始まりましたね!

お盆初日の8日(土)は、
フロアスタッフとあそぼう画伯の日 植物標本を描いてみようを行いました!


今回は、現在4階ひとはくサロンで行われている「頌栄短大植物標本コレクション」の標本を見ながら絵を描いてみました。

みなさんじっくり見て描いてくれていますね~!
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とても素敵に描かれています。標本そっくり!
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ご参加いただきありがとうございました!
作品は、4階休憩コーナーに1か月間掲示されます!

是非ご覧ください!
明日もこのイベントは行います!
是非ご参加ください。

※「頌栄短大植物標本コレクション」についてはコチラ→ココをクリック!
今後のイベント情報はコチラ→ココをクリック!


フロアスタッフ いのうえ さき
ひとはくでは、夏期に博物館実習として大学生の受け入れをしています。

いくつかのグループで実習を行うのですが、そのうちの1つの「公園の植物を
使った親子向けのプログラムの企画や展示制作に関する実習」のグループの
実習生の皆さん(4名)が実習の最終日に自分たちで運営する 親子向けの
プログラムを実施(午前と午後に各1回ずつ)してくれました。

その日の朝、前日までの活動を活かして、会場設定、展示物の設置、クイズ
用パネル、解説用の補助資料、入口の看板、工作の材料などのそれぞれの
準備をしていましたよ。





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▲会場の準備をしています。



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▲看板に情報をかいています。





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▲入口に看板を設置しています。



さあ、始まりましたよ。あいさつのあと、くるくる回るタネの
実物を飛ばす実演を行って、各人に1つずつタネを配って
飛ばす実験をしたり・・・・




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▲実習生が、くるくる回るタネの実物を飛ばしています



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▲参加者が、くるくる回るタネの実物を飛ばしています



実習生が考え、制作したクイズのパネルや、タネの拡大模型の補助資料
などを使って説明をしています。


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▲パネルを使って、クイズをしたり・・・、タネの説明をしたり・・・



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▲補助資料を使って、作り方の説明をしています。






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▲自分で作ったタネの模型を飛ばしています




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▲実習生が「たのしかったひと~」と聞くと、みんな手をあげてくれました!



プログラムが終わったあと、午後のプログラムのときに参加してくれて
いた(中学校の「プロジェクト学習」事業で ひとはくが関わっている、
ということで来館していた)兵庫県立大学附属中学校の生徒さんと、
博物館実習生が 意見交換をすることになりました。

中学生から いろんな鋭い!?質問などがありましたが、
実習生は適切に応じていましたよ。









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▲博物館実習生と中学生の意見交換




博物館実習生の皆さん、(中学生の皆さんも?)お疲れ様でした!




                               研究員 小舘 誓治

みんなの顔が一人ずつちがうように、虫たちも、大きさ、形、色が、一匹ずつちがいます。たくさんの昆虫標本をじっくりながめ、ちがいを発見してほしいな。そんな願いを込めた、プチ展覧会です。


「生物多様性」ってなんだか難しい言葉ですけれど、場所がちがえば住んでいる虫たちもちがうこと、虫にはいろんな種類があること、それに、「ひとつずつちがう」ことです。

生物多様性を感じてください

この特別展は、展示と、8月12日に行う関連プログラム「昆虫大捜査線」で、これらを感じてもらえるように、デザインしました。

残念ながら、予約制の昆虫大捜査線は、すでにすべての回が満員です。キャンセル待ちの方も多く、今からお申し込みいただいても参加は難しいです。
でも、公園で虫とりするのは自由ですので、展示を見てから、虫とりにチャレンジしてください。「赤穂海浜公園の昆虫」コーナーでは、これまでの昆虫大捜査線などで見つかった昆虫の標本を展示してあります。

会期:8月8日(土)〜31日(月)(火曜日は休館)

入館料や交通については、海洋科学館のサイトをごらんください。

展示の一部をご紹介します。


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ひとはくから世界の昆虫標本を持っていきました(江田コレクション)

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ひとはくサロンのノコギリクワガタも、出張しています。

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ひとはくKidsキャラバンで人気の「キューブパズル」もありますよ。

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顔出しパネル、つくりました。

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佐用町昆虫館からレンタルしております。

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だれもが見たことのあるような、身近な昆虫です。よく見ると、一匹ずつ、ちがうよ。

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赤穂海浜公園の昆虫を展示。虫とりの参考にしてください! 見る人が見れば「おぉっ」という虫も入ってたりして。

千種川流域3館連携「むしむしスタンプラリー」

赤穂の特別展にあわせ、「千種川流域3館連携 むしむしスタンプラリー」がはじまっています。

佐用町昆虫館、ひょうご環境体験館、それに赤穂市立海洋科学館を巡ってスタンプを押せば、おみやげがもらえます。赤穂市立海洋科学館は8月8日から8月31日です。他の施設は10月いっぱいまでです。

ひょうご環境体験館では、「虫さん、大きくしてみよう」展を開催しています。

佐用町昆虫館では、このために、かわいいスタンプを新調しました。

※ 昆虫館は、新型コロナウイルス対応のため、当面の間、予約制となっています。
くわしくは、昆虫館のサイトをごらんください。

(八木 剛)
月の第1日曜日は、「ひとはく Kidsサンデー」です。


ひとはくでは、新型コロナウィルス感染症の拡大防止のための
対策を行いながら、皆様のご理解とご協力のもと、
セミナー や イベント を開催しております。


やっと梅雨があけましたね~。雨が降ったり やんだりの
期間がながかったですね~。

8月2日は、朝、パラパラと少し雨が降ったりしましたが、
そのあとは まあまあ 良い天気でしたよ。


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▲梅雨が開けて、午後からは晴れ間も見られました


今回は、7月のKidsサンデーと同様に通常のプログラムの定員数の半分以下での実施でしたが、
回数を増やしました。

ご参加いただいた皆さん、楽しんでいただけましたか?




さて、この日に実施された 主な プログラム の ようす の報告で~す。



■深田公園で実施された「チャレンジ!セミとり」のようす は・・・。




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▲アミの使い方 の 練習中           ▲セミの ぬけがら も 展示






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▲おとうさん、がんばって~! 





■「ひっつく セミ を つくろう!」の ようす は・・・






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▲セミやひっつきむしのお話を聞いたり、かんさつしてから かわいい飾りをつくります

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▲ひっつくセミのかざりをつけて パチリ!





参加者の中には、7月のプログラムで作ったアオスジアゲハの飾りをもってきて
くれている子がいました。アオスジアゲハとセミを それぞれ頭につけて
記念撮影をさせてもらいましたよ。









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▲ひっつくアオスジアゲハ(左の写真)とひっつくセミ(右の写真)を
それぞれ頭につけて パチリ!パチリ!






■「デジタル紙芝居」のようす は・・・









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▲7月と同様に、広い空間の「ひとはくサロン」で実施されました。







■『フロアスタッフとあそぼう
うちわづくり」』の ようす は・・・






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▲フロアスタッフからの説明を聞いて、つくります





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▲ダンゴムシの絵に上手に色ぬりをしています








■「くるくるまわるタネのもけいをつくろう!」の ようす は・・・




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▲くるくるまわるタネ の 本物 を とばしています!




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▲つくった「くるくるまわるタネのもけい」 を とばしています!



この日は、博物館実習生の藤田さん、中島さん、樋口さん、橋本さん
や、ボランティアの清水さん、元研究員の古谷さんが 子どもたちの
サポートをしてくださいました。お疲れ様でした。




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▲博物館実習生の皆さん


次回の Kidsサンデー は、2020年 9月6日(日)です。







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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

3階アースシアターで上演していたデジタル紙芝居ですが、
只今場所を変え、4階ひとはくサロンにて上演中です!
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(明るく、開放感のある空間ですね^^)

新作紙芝居も絶賛!上演中ですよ~!
今回のテーマはズバリ!「水」
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私たちの周りに当たり前のようにある水はいったいどこからきているのでしょう?
水の大切さ、人との関わりをぜひご覧ください。


ひとはくは8/31までお休みなく開館中
ぜひお越しください!

フロアスタッフ きただに さやの


公園や緑道沿いに、(南国ではないのに)南国で見られる?
ハイビスカス のような花 が 咲いています。



この花は、アオイ科 の フヨウ属( Hibiscus )の ムクゲ という植物です。

ムクゲは、ハイビスカスと呼ばれる植物と同じ属(仲間)なのです。



「花びら」同志は、となりのものと 少し重なっています。



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▲ムクゲの花




開く直前の「花びら」は、かるく ネジレ ているように見えます。
この ネジレ(の巻き)は、開いたときの「花びら」と「花びら」の
重なり の 向き? と 関係がありそうです。



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▲ムクゲ の 開く直前? の つぼみ





ムクゲの葉には、3本の葉脈(ようみゃく)が 目立ちます。

「つぼみ」 の 付け根 に いくつか ある、細い緑色のものは、
「副ガク」と 呼ばれるもの です。


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▲ムクゲ の つぼみ と 葉の裏側



もっと、よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

  枝先の1つの花を見て、
  ①「花びら」や「がく」は、それぞれ何枚ありますか?

  花の中央に棒状のものがあります。
  ②その棒状のものの先は、いくつに分かれていますか?

  ③「おしべ」は、どのような特徴 が ありますか?

  ④「つぼみ」を上から見ると、漢字1文字の何に見えますか?

  
  ⑤「つぼみ」や葉の表面の毛を拡大すると何に見えますか?
    
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=





ムクゲの花 の 近くで「ホシミスジ」という蝶が止まっていました。






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▲ムクゲの葉に止まった ホシミスジ





「ホシミスジ」の名前は、
「ミスジ」は、翅の表に白い線(筋)が3つ目立ちますので、
それから。
「ホシ」の方は、翅の裏に黒い点(星)があることから、
それぞれ由来しているとのこと。


ムクゲには、葉に3つの葉脈(筋)が目立ちます。
また、星に見える毛(「星状毛(せいじょうもう)」と
言います)が 生えています。




ということで、ムクゲ と ホシミスジ は、
3本の『筋』と『星』つながり と いうことですね
(無理矢理 やな ~ア )。



                                         研究員 小舘 誓治

7月5日は、久しぶりの「ひとはく Kidsサンデー」の日でした
(今年度の4~6月のKidsサンデーは お休みでした)。

ひとはくでは、新型コロナウィルス感染症の拡大防止のための
対策を行いながら、皆様のご理解とご協力のもと、
7月から一部の セミナー や イベント を開催しております。


梅雨の合間で、午前は曇っていましたが、午後は 晴れ も見られました。




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▲梅雨の季節ですが、午後からは晴れ間も見られました





今回は、通常のKidsサンデーでのプログラムの定員数の半分以下での実施でした。

ご参加いただいた皆さん、楽しんでいただけましたか?




さて、この日に実施された 主な プログラム の ようす の報告で~す。



■深田公園で実施された「チビゲンゴロウ を みつけよう」のようす は・・・。



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▲チビゲンゴロウって、どれくらいの大きさ? 他の生きものとくらべてみよう




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▲皆さん、真剣にさがしています(見つかった かな~)





■「ひっつく アオスジアゲハ を つくろう!」の ようす は・・・



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▲アオスジアゲハ の お話を聞いたり、動画を見てから かわいい飾りをつくります




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▲つくったアオスジアゲハを服につけて、アオスジアゲハの写真の前でハイポーズ!





■「デジタル紙芝居」のようす は・・・


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▲いつもの場所ではなく、広い空間の「ひとはくサロン」で実施しましたよ。





■「ツバメ の モビール」の ようす は・・・




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▲すてきなモビールを 上手に つくれた かな?






■「はねる生きもの の おもちゃ を つくろう!」の ようす は・・・




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▲「はねる生きもの」の本物を観察?(実演?)中




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▲つくった「はねる生きもの」の おもちゃ を 早速ためしています!




<ある出来事>
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

ひとはくでは、県の環境政策課と協働で、「ふるさと兵庫こども
環境体験推進事業」(愛称:ひょうご エコロコ プロジェクト)
を実施しています。

この事業では、幼稚園・保育所・こども園などをエコロコスタッ
フが訪問して「エコロコ しぜん たいけん」(園児さんたちの
自然体験のサポート)などを実施しています
(詳しくは、エコロコのホームページ(https://eco-loco.jp/)を
ご覧ください)。

7月4日までに訪問した、園の先生や園児のご家族が、ひとはく
に来てくださったりしています。7月5日のKidsサンデーにも 来
てくださいました!(嬉しい ~イ!!)。





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▲エコロコスタッフが訪問した園 の ご家族


-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=



次回の Kidsサンデー は、2020年 8月2日(日)です。



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ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

公園などの緑道沿いでクチナシ(アカネ科)の
花が咲きはじめました。
花から、上品な感じ? の 香りがします。




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▲ひとはくの看板前の、花が咲きはじめた
 クチナシの植え込み






このクチナシは、八重咲きの花です。
こちらの方が 公園などで よく見かけるような気がします。
  
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▲八重咲きのクチナシの花



下の写真は、「花びら」が一重のクチナシの花です。



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▲一重咲きのクチナシの花






「花」や「葉」を さらに、よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
  
  花を見て、
  ①「花びら」の下にある「がく」の先は いくつに分かれていますか?

  ②「おしべ」の数は いくつですか?

  枝に付いている葉を見て、
  ③葉の並び方に どんな特徴がありますか?

  葉の柄の付け根に「托葉(たくよう)※」と いうもの が あります。
  ④この「托葉」に どんな特徴がありますか?

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

  ※「托葉」:葉の付け根にある、葉状のもの、あるいは突起物など。




開く直前の「つぼみ」は、バニラ の ソフト クリーム に
緑色の キウイ・ソース を かけた、おいしそうな
ソフト クリーム に見えませんか?


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▲ ソフト クリーム に見える?  クチナシ の 「つ・ぼ・み」




クチナシの花の写真を撮っていると、何かの視線を
感じました。
その方をみると・・・じーっと 見られていました!


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▲じーっと、こっちを見る ちっちゃな カマキリの仲間




                                         研究員 小舘 誓治

星とラッパの花

2020年6月27日

公園などの緑道沿いでハナゾノ ツクバネ ウツギ(スイカズラ科)の花
が咲いています。
ハナゾノ ツクバネ ウツギは、【アベリア】と呼ばれたりします。






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▲花が咲き始めた ハナゾノ ツクバネ ウツギの植え込み



  
花を前から見ると【星】に、横から見ると【ラッパ】に見えませんか?


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▲ハナゾノ ツクバネ ウツギの花







花や葉を さらに、よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
  
  ラッパのような形の花の先は、
  ①いくつに分かれていて、花の内側の特徴は 何ですか?

  ②1つの花の中で「花びら」の色に、何か特徴がありませんか?

  ③葉の並び方に どんな特徴がありますか?

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    








「がく」の部分は、お正月に遊ぶ「羽根つき」の
「羽根」の形に 似ています。

さて、1つの「がく」に、「羽根つきの羽根」に
使われている 鳥の羽 にあたる部分が いくつありますか? 
観察してみてください。


haazonotsukubaneutugi no hana 200627 s-IMGP5943.jpg












▲「花びら」の下にある赤い「がく」






ハナゾノ ツクバネ ウツギを観察していると、クマバチが
蜜を吸いに来ました。

クマバチは、花の【星】(正面から)ではなく、
【ラッパ】に(横から)、抱き着き、
わずか2~3秒で「花びら」の外から 穴を開けて
蜜を吸っているようです。


植物にとっては、花粉を運んでもらえないのに
蜜を吸われる という、とっても 困る行動だと
思われます。



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▲クマバチが花の蜜を吸っているところ



                                         研究員 小舘 誓治

ひとはくの4階入口近くに ヤマモモ(ヤマモモ科) の
♀ の木 があります。


最近、その果実が赤く熟したものが多くなってきました。

とっても おいしそうです!




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▲ヤマモモの赤く熟した果実




観察していると、様々な鳥たちが やってきます。


hiyodori ga yamamomo no ki ni mukatteiru 200620 s-IMG_2426copy.jpg














▲ヤマモモの果実をくわえた ヒヨドリ



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▲ヤマモモの果実をくわえた ムクドリ





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▲ヤマモモの果実をつついている メジロ














歩道に落ちた果実を食べているものもいます。




suzume ga yamamomo no kajitsu wo tabeteiru 200623 s-IMG_3186copy.jpg














▲落ちたヤマモモの果実をくわえる スズメ





ヤマモモの果実は、色んな鳥たちに食べられているようです。





そして、これは だれ の口に?・・・


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▲少し大きめのヤマモモの果実


                           研究員 小舘 誓治



公園の緑道沿いにアジサイの仲間の植え込みが見られます。
アジサイの仲間は、梅雨の季節によく似合う植物の1つです。


下の写真の ガクアジサイ(アジサイ科)、 
キレイ です。

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▲キレイな ガクアジサイ







  
花が咲いていると思って近寄って
よく見ると、まだ「つぼみ」の状態でした。


gakuajisai no hana (saiteinai) 200620 s-IMGP5269.jpg









▲中央の粒々に見える小さな花の「つぼみ」




中央の粒々の集合体の周りにあって「花びら」
に見えるのは「がく」です。
「がく」に囲まれた中心部に、小さな「つぼみ」があります。


gakuajisai no hana (saiteiru) 200620 s-IMGP5277.jpg








▲周りの「花びら」に見える「がく」
(「がく」に囲まれた中心部に「つぼみ」がある)








「花」や「つぼみ」、「がく」、「葉」などをよ~く見てみると・・・



<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
  
  枝先の花のところを見て、
  中央の粒々に見える「つぼみ」は、見る角度によって
  漢字の1文字に見えたりします。
  ①「つぼみ」は、何という漢字に見えますか?

  中央の粒々1つ1つが1つの花です。それが開いていたら、
  ②「花びら」は何枚ありますか?

  中央の粒々(あるいは、それが開いている)の集合体の周りの、
  「花びら」に見えるものは、じつは「がく」です。
  ③1つの小さな花に「がく」は 何枚ありますか?

  ④葉の並び方に どんな特徴が ありますか?

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    




色々な状態の花を じっくり観察してみましょう。




gakuajisai no hana  no hana ga saiteiru 200619 s-IMGP5228copy.jpg














▲ほぼ満開状態 の ガクアジサイ






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▲「花びら」に見える「がく」の中心部にある小さな花が咲いたもの




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▲中央の粒々の「つぼみ」の中で1つだけ開いた花










                                         研究員 小舘 誓治
3階入口の黒板の絵が新しくなったのをみなさん知っているかな?
登場してくれたのは、最近よく見かけるアマビエさん(^^)♪
(←紹介ブログはこちらをクリック!)


そんなアマビエさん、ひとはくの仲間にも歓迎されているみたい!
アマビエさんに会えてとっても嬉しそうなコウノトリくんだけど...

s-アマビエ漫画.jpg
(↑クリックで大きくなるよ!)

フロアスタッフ きただにさやの

 ひとはくの4階入口近くには、コシアカツバメの巣が
たくさんあります。
 





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▲ひとはくの4階入口付近





 コシアカツバメの巣から、ヒナ?の声がしています。



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▲コシアカツバメの巣




巣の入口を観察していると、スズメの親がエサをくわえて
巣の入口近くに来ました。




すると、ヒナが3羽、大きく口をあけて、エサをねだっています。

suzume 200614 s-IMG_0341copy.jpgsuzume 200614 s-IMG_0352copy.jpg














▲スズメの親が ヒナ にエサを与えています




昨年までに作られたコシアカツバメの巣には、スズメが入り
現在子育て中です。







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▲スズメが子育てしているコシアカツバメの巣のいろいろ 









ここ数年、ひとはくの4階入口近くでは、毎年コシアカツバメが
子育てをしていたのですが、今年は姿が見られません。
どうしたんだろう・・・




                       研究員 小舘 誓治


公園の緑道沿いなどに、ちっちゃな・ちっちゃな葉
の植え込みがあります。

定期的に綺麗に球形に刈り込まれたり、四角く刈り
込まれたりして管理されることが多いです。
中には何かの動物のような形に刈り込まれることも
あるようです。


mameinutsuge no  uekomi  200613 s-IMG_0117.jpgmameinutsuge no  uekomi  200613 s-IMG_0131.jpg










▲ちぃっちゃな、ちっちゃな葉の植え込み



  
近くに ちっちゃな花びらが落ちていました。


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▲落ちていた ちっちゃな花びら




これは、イヌツゲ(モチノキ科)の園芸品種(マメイヌツゲ)の
ちっちゃな花でした。


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▲イヌツゲの園芸品種の ♂の花(左側)と♀の花(右側)





花や葉を よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
  
  ちっちゃな、ちっちゃな花を見て、
  ①「花びら」は、いくつに分かれていますか?

  イヌツゲの園芸品種は、♂の木 と ♀の木 があります。
  ②観察している花は、♂の花でしょうか?♀の花でしょうか?
  
  ♂の花だったら、
  ③「おしべ」は何本ありますか?

  ♀の花だったら、
  ④「めしべ」の先は、いくつに分かれていますか?

  ちっちゃな葉の裏面を見て、  
  ⑤どんな特徴が ありますか?

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    







イヌツゲの園芸品種の葉は、少し内側へ曲がっていて
縁が見えにくいですが、よく見ると「きょ歯」(葉の
縁のギザギザ)があります。



mameinutsuge no hana 200613 s-IMG_0112.jpg













▲イヌツゲの園芸品種の 新しい枝葉





                                                        
                           研究員 小舘 誓治


公園の緑道沿いに、
枝に【たこさんウインナー】?が 成っている!?
木を見つけました。




zakuro no gaku 200613 s-IMG_0247.jpg












▲【たこさんウインナー】?が成っている木!?の枝



  
それは「花びら」が落ちてしまった
ザクロミソハギ科)の花のでした。

「がく」の部分が【たこさんウインナー】
に そっくり なのです。


地面に、その【たこさんウインナー】が 
いくつか落ちていたので 並べてみました。



zakuro no gaku wo narabete mita 200616 s-IMG_0600.jpg









▲【たこさんウインナー】にそっくりな「がく」







梅雨の時期に咲くのですが、雨に濡れて、
枝についている「がく」は、
みずみずしい?【たこさんウインナー】
というところですかね。




zakuro no hana 200613 s-IMG_0268.jpgzakuro no hana 200613 s-IMG_0258copy.jpg










▲ザクロの花




花 や 枝を じっくりと 見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
  
  【たこさんウインナー】に見える「がく」を見て、
  ①その「がく」の先の方(たこさんの足に見えるもの)は、
   いくつに分かれていますか?

  ②しわが多い「花びら」は何枚 ありますか?

  この春に伸びた枝を見て、
  ③枝に 何か 特徴が ありませんか?

  ④葉の並び方に どんな特徴がありますか?

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    



「つぼみ」も 観察して みましょう。



zakuro no tsubomi 200613 s-IMG_0275.jpg









▲ザクロ の つぼみ






                             研究員 小舘 誓治

みなさんが一度は見たことがある昆虫「アリ」
しかしその生態はあまり知られていません。
そんなアリのことがよくわかるひとはくの橋本佳明主任研究員の著書
『外来アリのはなし』が書店にて発売中です!
(残念ながら当館ミュージアムショップでの販売はありません...)

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日本中を騒がせたあの「ヒアリ」をはじめとする外来アリから
アリ類の基本的な生態までアリの情報が盛りだくさん!
4階の図書コーナーでは実際に読んでいただけますよ(^^)

知れば知るほどおもしろいくて奥が深いアリの世界にぜひ触れてみてくださいね!

フロアスタッフ きただにさやの

公園の緑道に、落ち葉がたくさん見られます。



ここでは、落ち葉と一緒に何か特徴的なものが落ちています。


yamamomo no ochiba (osu no ki no chikaku)   200527 s-IMGP3147.jpg











▲落ち葉と一緒に落ちている特徴的なもの(その1)


「その1」は、パッと見て、赤茶色っぽい「毛虫」?と思ったり・・・




yamamomo no ochiba (mesu no ki no shita)   200527 s-IMGP3127.jpg











▲落ち葉と一緒に落ちている特徴的なもの(その2)


「その2」は、直径が1㎝くらいの緑色した丸いものです。




近くには、ヤマモモ(ヤマモモ科)の木が
何本かあります。



yamamomo no ki 200527 s-IMGP3158.jpg










▲緑道沿いに植栽されているヤマモモの木




近づいて枝先を見ると・・・、

緑色の葉は、落ち葉と色は違うが同じ形。
また、落ち葉と一緒に落ちている特徴的なもの
の「その2」と同じものが枝先に付いています。



yamamomo no wakai kajitsu 200523 s-IMGP2578.jpg










▲ヤマモモの枝先(雄の木)




どうやら、特徴的なもの の
「その1」は、ヤマモモの雄花の花序で、
「その2」は、ヤマモモの若い果実のようです。



落ち葉 や 緑色の葉、枝先の若い果実などを、
よ~く見てみると・・・



<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
  
①落ち葉の色は、どのような色が多いですか?   

②枝に付いている緑色の葉の裏に、小さな小さな点々が見えますか?(その点々の色は?)   

この時期、(雌の木で)若い果実があれば、   
③果実の表面は、どのような特徴がありますか?     

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=




春の時期は、冬を越したヤマモモの古い葉が落ち、
新しい枝葉が出てきていますよ。



yamamomo no ki  no atarashii edaha 200527 s-IMGP3163.jpg










▲ヤマモモの新しい枝葉


                                         研究員 小舘 誓治


緑道沿いで、黄色のこんな花が咲きはじめました。

1つ1つの花(直径が5㎝くらい)を見ると、風車のように見えませんか?




Hypericum sp.  hana 200528 s-IMGP3533.jpg















▲風車のような形をした黄色い花



これは、ヒペリクム(オトギリソウ科)の仲間の品種(低木)の花です。






よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

  枝先の1つの花を見て、
  ①「花びら」や「がく片」は、それぞれ何枚ありますか?

  ②たくさんの「おしべ」がありますが、いくつかの束になっています。
    1つの花で いくつの束がありますか?


  上の方を向いている枝をみて、
  ③葉の並び方に どんな特徴がありますか?(横向きの枝と比べてどのような違い?)、

  ④葉を透かして見ると、葉脈以外に何か気が付くことがありませんか?
    
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=






下の写真は、上記のヒペリクムの仲間の「つぼみ」です。


Hypericum sp. no tsubomi 200529 s-IMG_8617.jpg

















▲両手をあげて ガッツポーズ を しているようにみえる?ヒペルクムの仲間の「つぼみ」







同時期に同じような黄色の花なのですが、微妙に違う花(直径7㎝くらい)を
見かけます。

よく観察すると「花びら」の長さと同じくらい「おしべ」の長さがある
(「おしべ」が長い)ようです(上記の花の「おしべ」はもっと短いです)。



Hypericum sp. no hana 200529  s-IMGP3573.jpg













▲ヒペルクムの仲間の別の品種の花(「おしべ」が長い品種)






こちらの方も、上記の <<観察ポイント>> で観察してみてくださいね。





                                         研究員 小舘 誓治
前日の雨から打って変わり、夏のような日差しが降り注いだ昨日(5/27)、
県立篠山東雲高等学校の先生方3名に来ていただき、ひとはく入口前の花壇に植栽及び装飾をしていただきました。

篠山東雲高校は「地域農業科」という専門学科がある学校で、
2年次からは、下記の3つの類型に分かれて、より専門的な学びを深めていきます。

○ アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)
○ アグリ・サービス類型(動物飼育・草花)
○ フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)へリンク

今回は、学校で育てたマリーゴールドの苗300株を花壇に植えていただきました。

この苗は、「アグリ・サービス類型」の生徒さんが種まきをし、本来であれば授業等を通して育てていくのですが、
今回の臨時休業により、生徒さんの代わりに先生方が生徒さんの思いを引き継いで育てられました。

3色あるマリーゴールドの苗を3列互い違いにして、スコップなどを使いながら、
先生方の職人作業で手早く植えていただきました。
(※当館職員もお手伝いしましたが、先生方のあまりの手際の良さに、ただ目を見張るばかりでした...)

【装飾前の花壇】
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【装飾後の花壇】
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6月2日(火)の、約2か月ぶりの開館に向けて、ひとはくの花壇を美しく仕上げていただいて感謝いっぱいです!

次回は、秋苗の植栽を生徒さんと一緒に行う予定ですので、それも楽しみです。

篠山東雲高校の皆さん、どうもありがとうございました。これからもひとはくとの連携よろしくお願いいたします。


(文責:生涯学習課 坂井)

枝先が白っぽく見えるヤマボウシ(ミズキ科)の木。









yamabooshi no edasaki ga shiroi  200526 s-IMGP2861.jpg














▲枝先が白っぽく見えるヤマボウシの木





近づいて枝先を見ると・・・この形、

白っぽい「シュリケン(手裏剣)」?に見えますか?







yamabousi no hou 200527 s-IMGP3236.jpg













▲ヤマボウシの枝先のもの を シュリケン っぱく 持って見ました!








よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  枝先の1つの花のようなもの(上記でシュリケンと言っているもの)を見て、
  ①白っぽい「花びら」に見えるものは、何枚ありますか?

  (①の)花のようなものの中心部が、
  つぶつぶのようなものが多ければ、
  ②「つぶつぶ」の1つの先は どのような模様がありますか?(「つぶ」の色は?)

  (①の)花のようなものの中心部が、
  小さな花のようなものが、たくさんあるように見えれば、
  ③1つの「つぶ」が開いて、星?のようなものの「花びら(?)」や「おしべ(?)」は、
    どのような色で、それぞれ いくつありますか?

  緑色の葉の裏を見て、
  ④葉の中央脈と側脈のわかれるところ(脈腋:みゃくえき)は、どうなっていますか?
    
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆






じつは、枝先の白っぽい色の花びらのようなものは、本当の「花びら」ではなく、
「苞(ほう)」と呼ばれるものです(全体を「総苞(そうほう)」と言います)。
これは、ハナミズキのものと同じ構造です。

この苞の先がとがっていて、全体の形が白い「シュリケン」に似ています
(いや、そうでもないものものある?)。

その白い「シュリケン」の中心部には、小さな(本当の)花が、
たくさん集まっているので "花束"?なのです。






yamabooshi no hana ga mannkai 200526 s-IMGP2908.jpg














▲(ちょっと太っちょな)白い「シュリケン」の中心部にある満開状態の花束?



                                         研究員 小舘 誓治



ハクチョウゲ
(アカネ科)の植え込みに花が咲いています。







hakucyouge no uekomi 200520 s-IMGP1835.jpg














▲ハクチョウゲの植え込み




花を匂ってみると、よい香り(好みによります)がします。

花は小さく、形が星のようです。




hakucyouge no hana 200527 s-IMGP2977.jpg















▲ハクチョウゲの小さな花




よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  枝先の1つの花を見て、
  ①星のような形の1つの花には「花びら」が、何枚ありますか?

  ②1つの「花びら」の先は、浅くいくつに分かれていますか?

  葉が出ているところ(節)に
  ③小さなトゲが いくつありますか?

  短枝(たんし)と言われる短い枝ではなく、
  ④長い枝の同じ位置(節)から葉は 何枚ずつでていますか?
    
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆





小さな花は、横から見るとラッパのような形をしています。






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▲花びらが落ちたあと




小さな星型の「花びら」が落ちたあとにも、さらに小さな星型のものがありますよ。


                                         研究員 小舘 誓治
公園の緑道を歩いていると、道ばたで、こんなものを見つけました。

これってムシ?



kuromatsu no osu no hana 200517 s-IMGP1337.jpg
















▲道ばたでみつけたもの(5月)、これってムシ?





近くを見ると、こんなものも・・・

これって、もしかして・・・ムシの親分?



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▲道ばたでみつけたもの(5月)、これって、ムシの親分?







上を見上げてみると・・・







kuromatsu no eda 200517 s-IMGP1349.jpg















▲見上げてみると・・・枝にマツボックリが付いています





マツボックリ(球果)が枝にたくさんついているクロマツの木がありました。
そうです。ムシの親分?は、マツボックリだったのです。






クロマツの枝先を観察すると、道ばたに落ちていたムシのようなものは、
どうやらクロマツの雄花のようです。




kuromatsu no hana 200517 s-IMGP1299copy.jpg












▲クロマツの枝先(5月)







枝先をよ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  5月ごろのクロマツの枝先を見て、「雌花」がある場合があります。
  ①その「雌花」の色や形などの特徴は?

  ②「雄花」は新しい枝の、どの部分についていますか?

  新しい枝の付け根(昨年の枝との境目)に、
  何か卵型のものが付いている場合があります。
  ③その卵型のものの色や形などの特徴は?

☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆




他の公園では、アカマツの木もありました。







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▲アカマツの幹                ▲アカマツの枝先(5月)







クロマツとアカマツが見つけられたら、いろんな部分を見比べてみてください。


                                         研究員 小舘 誓治

公園などの植え込みで、よい香り(好みによりますが・・・)
の花が咲き始めましたよ。







tobera no uekomi 200517 s-IMGP1365.jpg













▲よい香りがする花を咲かせる植え込み





それは、トベラ(トベラ科)という木の花です。
この木は、雄の木と雌の木に分かれています。





tobera no hana 200517 s-IMGP1370.jpg














▲トベラの雄株の花





トベラの花をみつけたら、匂いを嗅いでみましょう。

そのあと、花や葉をよ~く観察してみましょう。






<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  開いた花を見て、
  ①1つの花に花びらは何枚ありますか?

  ②「おしべ」は、いくつありますか?(雄株でも、雌株でも)

  葉を見ると、
  ③葉の縁はどうなっていますか?

  ④葉(表面)の真ん中の脈(中央脈、主脈)は、どうなっていますか?

☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆






tobera no ha 200517 s-IMGP1375.jpg













▲トベラの新しい葉





葉を指で触ってみましょう。どんな感じがしますか?



ちなみに(好みにもよりますが、)花はよい香りがしますが、枝や葉の匂いは・・・


                                         研究員 小舘 誓治



植え込みで、サツキ(ツツジ科)の花が咲き始めました。



satsuki no hana 200515 s-IMG_6652.jpg














▲サツキの花





サツキの花をみつけたら、よ~く観察してみましょう。
花を観察したついでに葉も見てみましょう。








<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  開いた花を見て、その花の中心部には、しっかりした長い糸のような「おしべ」と
  「めしべ」があります。
  ①1つの花に「おしべ」は 何本ありますか?

  「おしべ」の先(葯(やく))に穴が開いています。
  ②「おしべ」1本に付き いくつ穴が開いていますか?

  葉を見ると、
  ③新しい葉と古い葉とでは、何が違いますか?

☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆





satsuki no ha 200515 s-IMG_6638.jpg















▲サツキの葉




新しい葉と古い葉を指でそれぞれ触ってみましょう。

どんな感じがしますか?


                                         研究員 小舘 誓治


近くの公園の植え込みで、

このような植物を見たことはありませんか?









syarinnbai no uekomi 200518 s-IMGP1529.jpg














▲花が咲いている、ある植物の植え込み






新しい葉は・・・、

こんな感じ。


syarinbai no hano tukikata 200515 s-IMG_6413.jpg
















▲ある植物の新しい葉






咲いている花は・・・、

こんな感じ。


syarinnbai no hana 200518 s-IMGP1536.jpg














▲ある植物の花




これは、シャリンバイ(バラ科)という名前の植物で
枝から放射状に葉がでていて「車輪(シャリン)」のようで、
「梅(ウメ=バイ)」類に似た花を咲かせます。







この植物を よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  やや黄土色がかった新しい葉を、
  ①指で葉の表面をこすると、どうなりますか?

  1枚の葉を見て、
  ②葉の縁のギザギザは、どんな感じですか?

  ③葉の裏面の模様は、どんな感じですか?

☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆




冬を越して色づいた葉は、どんな色になっているのかも観察してみましょう。

                                         研究員 小舘 誓治

ひとはくの臨時休館も5/31まで続くことになりました。

ひとはく連携活動グループ「GREEN GRASS」との共催で、
3/20(金祝)から植物画展「美しき日本の野山の植物」を行なっていますが、
3/20と21午前のみの1日半しかお見せできていません。

「GREEN GRASS」と全国の出品者のみなさんから了解がとれましたので、
やや解像度は低いですが、順次、このブロクでアップします。

45作品もありますので何回かにわけての投稿します。

BA01.jpg











3階入口付近です。まっすぐな通路の壁と右奥にあるパネルに展示しています。
最近は昼白色LEDが入手しやすくなりました。白色光の方が色がわかりやすいです。

BA02.jpg










入ってすぐ右側の展示です。ショーケースには植物標本が入っています。

以下、植物画とラベルの内容[タイトル・作者・解説)で示します。

解説は、ほどんどが黒崎史平氏(頌栄短大名誉教授)によります。

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BA03.jpg○タンポポ3種 Taraxacum spp.(キク科)
田地川和子 TAJIKAWA, KAzuko

(center) カンサイタンポポ T. japonicum 神戸市北区
(right) セイヨウタンポポ T. officinale 姫路市
(left) シロバナタンポポ T. albidum 姫路市

カンサイは西日本を代表する在来種。シロバナは日本海側などに多い。このセイヨウは総苞外片の反り返りが弱く、雑種かもしれない。
兵庫県立人と自然の博物館所蔵











BA04.jpg○ミツバアケビ(アケビ科)
Akebia trifoliata (Thunb.) Koidz.
貴島せい子 KIJIMA, Seiko 作 神戸市北区

アケビ同様に秋の味覚として親しまれている蔓植物。どちらかというとアケビより美味しい。果実が熟すと、果皮が裂開してゼリー状の胎座が現れる。この胎座を食べるが、果皮も山菜料理に使う。










BA06.jpg○ハウチワカエデ(ムクロジ科)
Acer japonicum Thunb.

小西恵美子 KONISHI, Mieko 作 
神戸市立森林植物園

葉の形が天狗の羽団扇に似ている。日当たりによって赤や黄色に紅葉し、そのグラデーションが美しい。













BA07.jpg○ソメイヨシノ(バラ科)
Cerasus x yedoensis (Matsum.) Masam. & Suzuki
肥田陽子 HIDA, Yoko 作 兵庫県芦屋市

エドヒガンとオオシマザクラの雑種由来の園芸品種。江戸末期に江戸の染井村から吉野桜として販売された。明治以降全国的に植栽され、花見と言えばソメイヨシノとなった。













ひとはく所蔵のミツバアケビとハウチワカエデの標本も展示しています。

ミツバアケビ 標本             ハウチワカデ 標本
Akebia trifoliata            Acer japonicum
BA05.jpgBA08.jpg






















(鈴木武)
現在、公園や歩道沿いの植え込みで、ヒラドツツジの花を多く見かけます。



hiradotsutsuji no uekomi 200502 s-IMGP9815.jpg













▲ヒラドツツジの植え込み



前のブログ「ヒラドツツジの花をよく見ると、花びらが・・・」では、
「花びら」の色や模様に着目しましたが、その続きとして、


花の中心部から伸びている、しっかりした糸のような「めしべ」や「おしべ」に
注目してみて、よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>(前のブログ「ヒラドツツジの花をよく見ると、花びらが...」のつづきとして)
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  開いた花を見て、その花の中心部には、しっかりした長い糸のような「めしべ」と
  「おしべ」があります。
  ③もっとも長いもの(先端の特徴が他のものと違います)が
   「めしべ」だと思われますが、どれか分かりますか?


  ④1つの花に「おしべ」は 何本ありますか?

  「おしべ」の先(葯(やく))に穴が開いています。
  ⑤「おしべ」1本に付き いくつ穴が開いていますか?

☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆


下のヒラドツツジの赤っぽい花の写真を、「めしべ」が上向きか下向きかに着目して、
見てください(ちなみに、同じ個体の花ではありません)。


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▲ヒラドツツジの赤っぽい花



どうも、咲いてからの時間の長さによって、「めしべ」の向き(上向きか、下向きか)が違うようです。









さて、ヒラドツツジの花をたくさん見ていると、中心部の「おしべ」を見て、
おやッ?!!と思う花をみつけることがあります。





< おやッ?!!と思うヒラドツツジの花 >

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これらの おやッ?!!と思うヒラドツツジの花は、「おしべ」の先が、
「花びら」のように平たくなっているものです。


hiradotsutsuji no hana (shiro) 200425 s-IMGP9105copy.jpg2














▲先の方が平たくなっているヒラドツツジの花の「おしべ」



「おしべ」が「花びら」に変わろうとしている?!!




機会があれば、このようなヒラドツツジの花 を探して観察してみてください。



                                        研究員 小舘 誓治
近くの公園や歩道沿いで、ヒラドツツジ(ツツジ科)の花が目立つようになってきました。





hiradotutuji no hana 200502 s-IMGP9804.jpg













▲歩道沿いなどでみられるヒラドツツジ



それらの花びらの色は、赤っぽい(紫っぽい)ものやピンク色のもの、白色のものなど、
いろいろなものが見られます。



hiradotutuji no hana 200502 s-IMGP9783copy.jpg














▲ヒラドツツジの赤っぽい(紫っぽい)花



hiradotutuji no hana 200502 s-IMGP9775copy.jpg














▲ヒラドツツジのピンク色の花



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▲ヒラドツツジの白色の花










よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  開いた花を見て、
  ①花びらは、ラッパ状ですが、先の方で いくつに分かれていますか?

  ②花びらのどこに、どのような模様がありますか?

☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆










ヒラドツツジの花をたくさん見ていると、中には、こんな花をみつけたりします。


< いろいろな色?模様?の「花びら」 >

hiradotutuji no hana 200502s-IMGP9708copy.jpghiradotutuji no hana 200502 s-IMGP9760copy.jpg













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hiradotutuji no hana 200502 s-IMGP9768copy.jpghiradotutuji no hana 200502 s-IMGP9714copy.jpg

















機会があれば、いろんな色?模様?の「花びら」のヒラドツツジを探して観察してみてください。

                                         研究員 小舘 誓治
ひとはく の まわりの緑道沿いなどでは、春になって いろいろな植物が
新しい葉っぱを出したり、花を咲かせています。


最近、ハナミズキ(ミズキ科)の木が目立ち始めました。




この木の枝先は、赤っぽい感じに見えます。






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▲枝先が赤っぽく見えるハナミズキの木








この木の枝先は、白っぽい感じに見えます。




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▲枝先が白っぽく見えるハナミズキの木(中央の支柱がある木です。分かりにくい写真ですみません。)


それぞれ 近づいて枝先を見ると・・・





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▲ハナミズキの枝先(赤っぽいもの)     ▲ハナミズキの枝先(白っぽいもの)



よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  枝先の1つの花のようなものを見て、
  ①(赤や白の)花びらに見えるものは、何枚ありますか?

  (①の)花のようなものの中心部が、
  つぶつぶのようなものが多ければ、
  ②「つぶつぶ」の1つの先は どのような模様がありますか?(「つぶ」の色は?)

  (①の)花のようなものの中心部が、
  小さな花のようなものが、たくさんあるように見えれば、
  ③1つの「つぶ」が開いて、星?のようなものの「花びら(?)」や「おしべ(?)」は、
    どのような色で、それぞれ いくつありますか?


  緑色の葉っぱが出ていたら、
  ④枝の同じ位置から何枚 葉っぱ が 出ていますか?
    
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆


じつは、枝先の赤や白っぽい色の花びらのようなものは、本当の「花びら」ではなく、
「苞(ほう)」と呼ばれるものです(全体を「総苞(そうほう)」と言います)。

本当の「花」は、赤や白っぽい色のいくつかの「苞」がでている(「総苞」)の
中心部にあるもの で、たくさん(20~30ケくらい)あります。




近所で見かけたら、観察してほしいのですが、木が高かったり、近づきにくかったり
と難しい場合もあるかも知れませんね。

でも上記の<<観察ポイント>>の ① や ④ だったら、下から見上げたりして
観察できると思いますよ。

hanamizuki no siroi hou 200501 s-IMG_5695.jpg









▲下から見上げたハナミズキの枝


                                         研究員 小舘 誓治
ひとはくからのお知らせです。

先日(4/28)、ひとはくの橋本 佳明 主任研究員らの研究グループが、ヒアリの燻蒸・殺虫法にマイクロカプセル化したワサビ成分を安全かつ簡便に活用する研究成果を発表した(※詳しくはこちらをクリック)ところですが、その橋本 佳明 主任研究員が執筆・編集された書籍「外来アリのはなし」が本日(5/1)に出版されることになりました。

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【書籍の内容について】

 ※出版社(朝倉書店)のページを引用

○概要
 海外から日本に侵入する「外来アリ」について、基礎から対策までを解説。
 ヒアリ・アカカミアリ/アルゼンチンアリ/アシナガキアリ/ヒゲナガアメイロアリ/ツヤオオズアリ/オオハリアリ/コカミアリ/ハヤトゲフシアリ他を取り上げた。

○編集部から
・海外から日本に侵入し、さまざまな影響や被害をもたらす「外来アリ」についてまとめて学べる入門書。
 そもそもアリとはどういう生き物なのか、どういう種類の日本在来/外来のアリがいるのか、という基礎的な知識から始まり、なぜ外来アリは有害なのか、どういう対策をとり、どのように防除すればよいのか、といったことまで総合的に解説。
・昆虫、外来種や害虫対策にかかわる研究者・実務者から、環境問題に関心の高い一般読者まで。
 図書館のレファレンスとしても好適。



○目次
1. 外来生物としてのアリ〔橋本佳明〕
2. 増殖マシンとしてのアリ〔後藤彩子〕
3. 刺す虫としてのアリ〔夏秋 優〕
4. 外来アリの分類学〔吉村正志〕
5. 外来アリの社会生物学〔辻 和希〕
6. アリをめぐる種間相互作用と外来アリ〔上田昇平〕
7. ヒアリとアカカミアリ〔坂本洋典〕
8. アルゼンチンアリ〔井上真紀〕
9. アシナガキアリ〔YANG Chin-Cheng/翻訳:橋本佳明〕
10. ヒゲナガアメイロアリ〔伊藤文紀〕
11. ツヤオオズアリ〔菊地友則〕
12. オオハリアリ〔末廣 亘〕
13. コカミアリ〔宮川美里〕
章コラム 新顔の侵略的外来アリ―ハヤトゲフシアリ〔岸本年郎〕
14. 外来アリ防除の手法と課題〔五箇公一・坂本佳子〕

○執筆者一覧
・編者
 橋本 佳明
 (兵庫県立大学自然・環境科学研究所/兵庫県立人と自然の博物館)
・著者(五十音順)
 伊藤 文紀(香川大学農学部)
 井上 真紀(東京農工大学農学部)
 上田 昇平(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科)
 菊地 友則(千葉大学海洋バイオシステム研究センター)
 岸本 年郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム)
 五箇 公一(国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室)
 後藤 彩子(甲南大学理工学部)
 坂本 洋典(国立環境研究所生物・生態系環境研究センター)
 坂本 佳子(国立環境研究所生物・生態系環境研究センター)
 末廣  亘(三菱UFJリサーチ&コンサルティング/岡山県和気町地域おこし協力隊)
 辻  和希(琉球大学農学部)
 夏秋  優(兵庫医科大学皮膚科)
 宮川 美里(宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター)
 吉村 正志(沖縄科学技術大学院大学沖縄環境研究支援センター)
 YANG Chin-Cheng(京都大学生存圏研究所)

○書籍情報
 「外来アリのはなし」橋本佳明 編
 A5/200ページ/2020年05月01日
 ISBN978-4-254-17172-3 C3045
 定価3,740円(本体3,400円+税)

 ※書籍の購入については、出版社(朝倉書店)のページをご参照ください。

(文責:生涯学習課 坂井)

博物館エントランス近くでは、しだれ桜(ヤエベニシダレの仲間)がきれいに咲いています。

s-DSC02597.jpg s-DSC02598.jpg

少し前はトサミズキが葉に先だち、黄色の花を咲かせていましたね。
s-DSC02558.jpg

→関連ブログ「コバノミツバツツジの花が咲き始めました」

臨時休館中の博物館の今後の予定については、追ってホームページ等でご案内します。


「兵庫県立ミュージアム&ライブラリー」インスタグラム

人と自然の博物館のPR映像を紹介しております。#エア博物館
▲くわしくは、こちらをクリックしてください。

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事態が収束し、みなさまにお立ち寄りいただける日を楽しみにしております。

フロアスタッフまつだ

只今 ひとはくは、新型コロナウイルス感染防止対策の為に、臨時休館中です。

私たちフロアスタッフは、お客様のいない寂しい博物館で、
何をしているかというと...

普段は、接客で忙しく...なかなか取り組めない
新作の紙芝居を作成することにしました。

「テーマはどうする?」
「虫?」「動物?」「植物?」
「なんだか、ぱっとしない!」
「今までに無いテーマが良いなぁ~。」
「・・・。・・・。」

と、悩んだ末に...
「水はどうかな~」
「いい!いい!今までにないですね!」

と、いう事で 今回のテーマは「みず」に決定し絶賛作成中です。
IMG_0492.jpgIMG_0496.jpgIMG_0500.jpg
原稿を書いたり、背景や人物を描いたり、PCに取り込んで加工したり大忙しです。


また皆さんが訪れるにぎやかな博物館を想像しながら、
わたくしたちフロアスタッフも頑張っています。

早く、この感染が終息し、皆様の笑顔が見られますように...

フロアスタッフ せら ゆうこ


ひとはく の まわりの緑道沿いには、春になって いろいろな植物が
葉っぱを出したり、花を咲かせています。それらの形は様々です。


葉っぱ や 花の一部が ハートの形に見える草を見つけました
(若干 無理矢理感があるものもありますが・・・)。


まずは、

黄色い花を咲かせる カタバミ(カタバミ科) の葉っぱです。

カタバミの葉っぱは、ハートの形のもの(この1枚を小葉(しょうよう)といいます)が
3枚 セットで 1枚の葉っぱ です。



katabami no ha 200409 s-IMGP8200copy.jpg














▲カタバミ の 葉っぱ





katabami no hanaga saiteiru 200409 s-IMGP8211.jpg















▲カタバミ の 花が咲いている個体(夕方で花を閉じかけています)


カタバミの葉っぱは、夕方になるとハート形の中央で折りたたむような感じになります。





つぎは、

ピンク色の花を咲かせる ヒメオドリコソウ(シソ科) です。

地面に近い方の葉っぱで ハートのような形を見つけました。




himeodorikosou no happa 2008408 s-IMG_3165copycopy.jpg














▲ヒメオドリコソウの葉っぱ


ヒメオドリコソウの花の一部が、向きによってはハート形に見えますか?

himeodorikosou no hana 200408 s-IMGP7972copy.jpghimeodorikosou no hana 20408 s-IMGP7969copy.jpg














▲ヒメオドリコソウの花(左;横から、右;正面のやや上から)







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▲道ばたに生える ヒメオドリコソウ





それから、

同じく ピンク色の花を咲かせる ホトケノザ(シソ科) です。

ヒメオドリコソウと同様に、花の一部がハート形に見えますか?




hotokenoza no hana 200408 s-IMGP8000copy.jpghotokenoza no hana 200408 s-IMGP7983copy.jpg


















▲ホトケノザの花(左;横から、右;正面の上方から)






あなたのお住まいのちかくの道ばたにも ハート形の
葉っぱや花 を もつ草があるかも知れませんね。




                                         研究員 小舘 誓治

ひとはくに隣接する深田公園には、円形劇場と呼んでいる野外施設があり、
その上方に(年に何回か刈り取りがされ キレイに手入れされている)「のり面」があります。

その「のり面」では春になって、いろいろな草が生えてきて花を咲かせています。

カラスノエンドウ」というマメ科の植物が咲いていて、若いサヤができて
いる個体を見つけたので 撮影していると・・・






karasunoenndou nos-IMG_2998.jpg
















▲カラスノエンドウの花と若いサヤ(果実)






その視線の先に・・・、

カラス(ハシボソガラス)が たまたま 歩いていたので思わずパチリ。




hasibosogarasu ga 200408 s-IMG_3008.jpg

















▲のり面を歩いている ハシボソガラス




少し離れたところで、「スズメノエンドウ」が咲いていたので撮影しました。








suzumenoenndou  s-IMG_3015.jpg
















▲「スズメノエンドウ」の花
(写真の左端上方に「スズメノヤリ」の花が ぼやけて写っています)





これも、少し離れたところで、スズメの鳴き声がしたので、そ~と近づきパチリ。
撮影できました。







suzume 200408  s-IMG_3278.jpg
















▲芝生地にいた スズメ




■「カラスノエンドウ」と「スズメノエンドウ」を観察しませんか?

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  「カラスノエンドウ」の若いサヤ(果実)を見つけたら、少し日を置いて、
  ①サヤの中のマメが大きくなってきたら、そのマメ(種子)の数は何個ですか?

  もっと日にちを置いたら、
  ②サヤの色は、何色になっていますか?

  ③その後、乾いたサヤ(中にマメがない)は、どのようになっていますか?

  「スズメノエンドウ」のサヤを見つけたら、
  ④サヤの中のマメの数は何個ですか?

  
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆







あなたのお住まいの周辺で、「カラスノエンドウ」、「スズメノエンドウ」を見つけてみませんか?







                                 研究員 小舘 誓治

ひとはく の まわりで見られる植栽木に ピンク色の花を咲かせる
オトメツバキ(ツバキ科の品種)があります。

現在たくさんの花が咲いていますが、花が終わって地面に
落ちているものもあります。







otometubaki no hana 200407 s-IMG_2902.jpg















▲たくさん花を咲かせている オトメツバキ(2020年4月7日撮影)




花をいくつか見ていると、少し変わった「花びら」のものを見つけました。


よく観察すると、まるで穴あけパンチであけたような穴が、それぞれの
「花びら」にあいています。






otometsubaki no hana no hanabira ga hen IMG_2225copy.jpgotometsubaki no hana no hanabira ga hen s-IMGP7729copy.jpg














▲穴あけパンチで穴をあけて デザインされたような「花びら」



それらの花のちかくに「つぼみ」があり、その「つぼみ」には、穴が
あいていました。








otometsubaki no tsubomi ni ana 200407 s-IMGP7730.jpg














▲穴があいている「つぼみ」(2020年4月7日撮影)


さらに周辺の「つぼみ」を観察していると・・・


いました。いました。
どうやら この毛虫が 「花びら」に穴をあけている犯人?(生きもの)の
ひとり(1種類) のようです(別の種類の生きものも いるようです)。






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▲「つぼみ」に穴をあけている毛虫(モンシロドクガ?の幼虫)(2020年4月7日撮影)





こんな生きものが、「つぼみ」に穴をあけることで、花が咲いた時に、
「花びら」をデザインしたようになるのですね(穴をあける位置や大きさ
の違いで 開いたときのデザインが異なるようです)。


あなたも 穴があいた「つぼみ」を探して観察してみては?

                                   研究員 小舘 誓治

ひとはくのまわりの ソメイヨシノは、ただいま綺麗に咲いています。

3月27日くらいから咲き始めて、4月3日で満開状態です。




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someiyosino no hana 200403 cyuucyajyou yoko s-IMG_2629.jpg

















▲ひとはく(三田市)の近くで見られるソメイヨシノ(2020年4月3日に撮影)




何本かあるソメイヨシノの 1本の木の下を見ると、その木の下に
花がたくさん落ちているのに気が付きました。

よく見ると、「花びら」一枚一枚が落ちているのではなく、
1つの花がそのまま落ちているようです。



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▲ソメイヨシノの木の下に たくさん花が落ちている






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▲落ちているソメイヨシノの花



「花びら」下にあるガクが筒状になった部分がちぎられたような感じです。





ソメイヨシノの枝をよく観察すると・・・




someiyoshino no eda 200403 s-IMG_2525copy.jpg




















▲ソメイヨシノの枝


花の柄の部分だけが たくさん残っているのが分かります。



同じような現象を神戸地域でも観察できました。



この現象の原因(犯人?)は、強い風? ムシさん? それとも・・・



散歩中にでも ご近所のソメイヨシノの木を観察してみませんか?

同じような現象がみられて、運がよければ「犯人」に出会うかも知れませんよ。





                            研究員 小舘 誓治
今日(4月3日)の三田地域は、うすい雲に覆われながらも晴れの天気でした。




ひとはく の まわり(特に円形劇場の周辺)で、
うすい ピンク色のたくさんの「花びら」をもつ
オトメツバキ(ツバキ科の品種)が咲いています。

この花は、バラ科の花のようにも見えます。


3月上旬から咲き始め、ただいま満開状態 (しかし、ピークを少し過ぎた感じ)です。






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▲円形劇場の近くの オトメツバキ の木







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▲オトメツバキの「つぼみ」や「花」






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▲オトメツバキ の うすい ピンク色 の 花








オトメツバキの花を じっくり観察して みませんか?

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  咲いている花を見て、
  ① 花の中心部に「めしべ」や「おしべ」はありますか?

  落ちた花を見て、
  ②「花びら」は、どうなっていますか(花は、どのような状態)?

  花が落ちた枝先を見て、
  ③花の痕は、どうなっていますか?

    
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆







あなたの お住まいの周辺では、どんな花が咲いているでしょうか?







                                 研究員 小舘 誓治

今日(4月2日)の三田地域は、強い風が吹く曇ったり晴れたりの天気でした。



ひとはく の まわりで、花びらが赤い ヤブツバキ が咲いています。

3月上旬から咲き始めていたので、花が落ちているものもあります。




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▲円形劇場の近くで咲いていたヤブツバキの花





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▲枝先から落ちたヤブツバキの花







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▲落ちたヤブツバキの花のうしろ側





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▲ヤブツバキの「つぼみ」?(別の場所で撮影しました)






ヤブツバキの花を じっくり観察して みませんか?

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  落ちた花を見て、
  ①赤い花びらは、元の方でつながっていますが、何枚ありますか?

  落ちた花のうしろ側を見て、
  ②中央に穴が開いていますが、その穴の形はどんな形ですか?

  枝先に花の一部が残っていますが、
  ③花の「落ちた痕」と、「つぼみ」とは、どこが どのように違いますか?

  ④枝先の花の「落ちた痕」の中 を そ~と覗くと、何が見えますか?

  
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆





あなたのお住まいの周辺では、どんな花が咲いているでしょうか?





                                 研究員 小舘 誓治
今日(3月28日)の三田地域は、どんよりと曇っていて、時々雨が降るような天気でした。



ひとはく
のまわりで、数日前からコバノミツバツツジの「つぼみ」が ふくらみ始めたので                       いつ開くのか観察をしていました。

本日、いくつもの「つぼみ」が開いて、花が咲いているのを確認しました。

4階入口ちかくのコバノミツバツツジのそばには、少し前から樹木では、トサミズキ や                         ツバキ科の品種などの花が咲いていて、草本では ラッパスイセン も 咲き始めていましたよ。



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ひとはくの4階入口の方から見た風景
(左側の黄色い花がトサミズキ、中央のピンク色の花がツバキ科の品種、                                右側の薄紫色の花がコバノミツバツツジ)



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▲トサミズキの花(3月中旬から咲き始めた) ▲ツバキ科の品種の花(3月中旬から咲き始めた)




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▲ラッパスイセンの花(最近咲き始めました)




4階入口ちかくのコバノミツバツツジの花は少し濃い色です。


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▲4階入口近くで見られるコバノミツバツツジの花




深田公園の円形劇場の上の東屋ちかくで咲きだしたコバノミツバツツジ
少し色が薄い感じです。




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▲円形劇場よこの東屋ちかくのコバノミツバツツジの花


■コバノミツバツツジの花を じっくり観察して みませんか?

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  開いた花を見て、
  ①花びらは、ラッパ状ですが、先の方で いくつに分かれていますか?

  コバノミツバツツジの花の中心部には、しっかりした長い糸のような「おしべ」と
  「めしべ」があります。
  ②1つの花に「おしべ」は 何本ありますか?

  「おしべ」の先(葯(やく))に穴が開いています。
  ③「おしべ」1本に付き いくつ穴が開いていますか?

  ④1つの花に「めしべ」は 何本ありますか?

  ⑤「めしべ」の先を拡大して見ると、文字(漢字)に見えたりします。
   何ていう文字か、分かりますか?

☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆


あなたのお住まいの周辺では、どんな花が咲きだしているでしょうか?




                                 研究員 小舘 誓治

博物館エントランス近くにあるサクラ、 「エドヒガン」の花が咲きました。


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エドヒガンは兵庫県ではめずらしいサクラで、
みなさんがよくご存じのサクラ、ソメイヨシノはこのエドヒガンとオオシマザクラが交配して誕生したとか。

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●●● 博物館の展示紹介 ●●●



博物館の1階「岩石と鉱物」のコーナーには、「櫻石(さくらいし)」という石が展示されております。

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サクラの花びらそっくりの石ですよ~。かたちが面白いですね。


博物館の開館情報は「館からのお知らせ」をご覧ください。(詳細はこちらをクリック)



フロアスタッフまつだ


世間は新型コロナウイルスで暗いニュースばかりですが・・・

わたしたちフロアスタッフには明るいニュースが舞い込んできました!
新メンバーが加わりました。

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「つくし かおり」 です。
名前も春の明るい日差しが香るような~素敵でしょ(^^♪
皆様のお越しを笑顔でお迎えいたします。

フロアスタッフは総勢12名となりました。
皆様の博物館での時間が楽しく快適になりますよう
スタッフ一同、つとめてまいります。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

フロアスタッフ せら ゆうこ

みなさん、お元気ですか?
フロアスタッフはみんな元気ですが、
お客さまが、まばらのひとはくは静かで少し寂しいです...

さて、ひとはくの仲間もみなんさんに会える日を
心待ちにしているようです!
''大きい''仲間たちのお話をちょっとのぞいてみましょう☆
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ひとはくは17日(火)から開館中です!
イベントなどはお休みしていますが、ぜひ!お越しくださいね!
心よりお待ちしております(^^)♪

フロアスタッフ きただに さやの

新型コロナウイルスで学校は休校ですね。

ニュースでは、どんどん感染者が増える一方で、いつになったら終息するのか?
先が不安ですね。

そんなこんなで博物館も15日まで臨時休館中しております。

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休館中の展示物もなんだかさみしそうです。

私たちフロアスタッフは休館を活かして、今後のイベントの準備に励んでいますよ!
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人気ワークショップ缶バッジづくり

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クマのぼうしや、ポスターづくりに励んでいるところ

お出迎えの準備は着々と進んでおります。
また皆様にお会いできる日を、楽しみに待っています。

フロアスタッフ せら ゆうこ

まだまだ寒い日がつづいておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

ひとはくでは23日、24日に、ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」を行いました!

本物の化石から型を取った模型で、本物そっくりのアンモナイトの化石のレプリをつくるイベントです。
今回もたくさんの方にご参加していただきました!


さあ、さっそくアンモナイトのレプリカをつくりましょう!
自分のすきな模様ができたら模型に押し込もう!
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おっ!きれいにできましたね!
自分だけのお気に入りレプリカができて大喜び!
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このおともだちもできました!
とっても上手~
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今回もたくさんの方にご満足していただけました!

ご参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

フロアスタッフ うぶやしき
まだまだ肌寒い日がつづいていますが、いかがお過ごしですか?

さて、本日はフロアスタッフとあそぼう「古代のサイ ザイサイアミノドンをつくろう!」をおこないました。
約3000万年前に絶滅したとされる、古代のサイのなかまザイサイアミノドンのペーパークラフトをつくるイベントです。
ザイサイアミノドンの化石は神戸市北区上津台(こうづだい)で発見され、大きさは体長約3mといわれています。


はじめにフロアスタッフによるアミノドンのお話です。

ザイサンアミノドンは、角はなく現在のカバのように河川やその周辺で生活していたと考えられています。

カバみたいなのにサイときいてみんな驚いていました(^_^)
カバではないんですよ。
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さぁ、さっそくアミノドンをつくっていきます!
山折り谷折りがあってむずかしいけどできるかな?
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アミノドンができあがったら次は背景の色をぬります。
すごくゴージャスに色をぬっています!!
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できました!
ステキなアミノドンですね
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アミノドンをつくるのにすこしむずかしいところもありましたが、みんな上手にできました。
背景の色もたくさんのお友達がきれいに塗れていました。

本日はご参加いただきありがとうございました!
土日祝はイベントがたくさんありますので、ぜひ、ひとはくへお越しください。
スタッフ一同お待ちしております


フロアスタッフ うぶやしき

冬も終わりに近づき、少し暖かくなってきましたね。

ひとはくでは、フロアスタッフとあそぼう「おひなさまポップアップカード」を行いました。
ポップアップカードとは飛び出すカードのことです。
おひなさま好きな色をぬってつくりますよ~!

まずモチーフになっているスミスネズミとヒメネズミの紹介!
みんな違いを覚えているかな?

そう、スミスネズミはヒメネズミよりも目が小さい
んだね~
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では、さっそくカードをつくりましょう!
みんな夢中で色をぬっています。
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カラフルなおひなさまの完成です!
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みんなが熱心だったのでフロアスタッフも嬉しかったです(^-^)♪
参加してくださった皆様ありがとうございました!


フロアスタッフ うぶやしき


2月ももう中旬ですね!
本日ひとはくでは、フロアスタッフとあそぼうおひなさまづくりを行いました!
大きなおひなさまを模したスミス君ヒメちゃんの着ている着物を可愛くしていただくイベントです!

まずは着物のもようとなるツチイナゴツマグロヒョウモンに色をぬって・・・
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着物にペタっ!
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とっても素敵なおひなさまができました!
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ご参加いただきありがとうございました!
スミス君とヒメちゃんのおひなさまは、3月末まで4階ひとはくサロン展示しています。
是非見に来てくださいね!
まだまだイベントがあります! 2月の予定はコチラ→ココをクリック!
是非ご参加ください!


フロアスタッフ いのうえ

ひとはくでは、2月11日、第15回目「共生のひろば」を開催し、約2,000名を超える皆さまにご来館いただきました。発表については、口頭発表8本、ポスター発表78本、計86本、約300名の方々にご発表をいただきました。その名の通り、発表者と来館者、また発表者どうしの多様な交流のある素晴らしい『ひろば』となりました。ご来館いただいた発表者と来館者の皆さまにお礼申し上げるとともに、発表と交流のようすをご報告します。


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(左:ポスター発表)さまざまの年代の方々にポスター発表を通して交流いただきました。
(右:口頭発表)小学生が発表のハマガニの謎!題して「干潟のマッスルビルダー」


■口頭発表

口頭発表では8団体から身近な食べ物のことからDNAによる分類までさまざまな発表がありました。


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(左)宝塚北高校「温泉水で鉄分が多い豆苗は育つか?」学校近くの宝塚温泉も調査。(右)小学生兄弟によるぬか漬けとお茶の抗酸化作用の研究。紙芝居形式の発表です。

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(左)尼崎小田高校「瀬戸内海産トゲワレカラの遺伝的2グループの特性解明」。質問も予想し応答スライドも用意して素晴らしい発表でした。質問した太田研究員からも学会発表のお勧め。
(右)香寺高校「河川のデトリタスが生物に及ぼす影響に関する研究」。調査地近くに泊まり込んで24時間データを取った、との苦労話に一同感心!

■ポスター発表

ポスター発表は78本の発表をいただきました。個性豊かなポスターをはじめ、展示物、実態顕微鏡を用いた体験的展示など、それぞれ工夫を凝らしての素晴らしい発表ありがとうございました。

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(左)ひとはくサロンでのポスター発表    (右)研究者の撮影した野生動物の動画に見入る高校生

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(左)8月実施の「高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾」の発表 (右)吹田市立博物館の展示にもたくさんの高校生が集まってくれました。

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(左)市民団体『人と自然の会』、25年間のあゆみの展示 (右)兵庫古生物研究会「異常巻アンモナイト、ノストセラス大集合〜」これだけ見事な異常巻きが大集合すると、美しさすら感じます。

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(左)有馬高校における30年間にわたる気象観測データを農業高校の生徒と一緒に発表。まさに地道な努力の結晶 (右)幻想的なテラリウムの展示


■ギャラリートーク

プログラムの最後には、ひとはく研究員赤澤宏樹によるギャラリートーク「苦情の分析からはじまる多様な街路樹の可能性」を行いました。

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(左)つくば市の色鮮やかなモミジバフウの並木道。さまざまな並木道から街路樹とは何か、またその価値とはを問いかける内容です。(右)街路術に対する意識啓発のため、将来の価値を表示。ロードアイランド州プロビデンス市

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(左)企業が育てる街路樹。ティファニー前のドレスのオブジェと樹木 (右)「桜の木を切らないで」という小学生からの意見への回答張り紙。この桜の枝から次の並木が育てられたそうです。

多数の方々にお聴きいただきありがとうございました。

■表彰式および茶話会

終了後は表彰式および希望者による茶話会も行いました。本日素晴らしい発表をいただいた方々には、ひとはくから館長賞、名誉館長賞を贈らせていただきました。表彰を受けていただいたのも、小学生から高校生、一般の方々とさまざまな年代の方です。

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このように「第15回共生のひろば」は自然や環境に興味がある方々の活発な議論や交流が行われる中で閉会となりました。ひとはくでは来年度も「共生のひろば」を計画中です。皆さまとまた交流できることを楽しみにしております。


生涯学習課 竹中敏浩


 みなさま、こんにちは!

今日はメンテナンス休館後、開館日初日でした。
たくさんのお客様にご来館いただきまして、スタッフ一同喜んでおります。
休館前と変わったところがあるので、ぜひ探してみてくださいね。

 さて、本日13:30より
「フロアスタッフとあそぼう ~画はくの日 ひょうごのどうぶつ~」
を実施しました。

 まず、説明とクイズからスタートです。
これはいったい何の動物のあしあとでしょうか?みなさん、わかりましたか?

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 それから、本物の動物のはくせいを観察して描いていただきました。
集中して真剣に取り組んでいました。

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 みんな、とても上手に描けましたね☆☆☆
描いた絵は1か月間、4階ひとはくサロンに飾っています。
他のお友だちの絵も鑑賞しましょう!

 たくさんご参加いただきまして、ありがとうございます。
明日2/9㈰も同じイベントを実施しますので、どうぞご参加ください。


 フロアスタッフ むらた しほ

去る1月26日(日)、「サイエンスフェアin兵庫」にポスター展示として参加しました。「サイエンスフェアin兵庫」は今回で12回目を迎えますが、県内SSH高校と兵庫県教育委員会からなる兵庫「咲いテク」事業推進委員会が主催する、高校生の課題研究的な学習の発表会です。
 最初は神戸高校の講堂で200名ほどの高校生で行われ、次には神戸国際展示場でコアSSHの事業として、3年前からは神戸大学・兵庫県立大学・甲南大学で共催され、今年は甲南大学ポートアイランドキャンパスとニチイ学館ポートアイランドセンターで行われました。そのもようをご覧ください。

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今年の発表タイトルは「兵庫県の絶滅危惧生物(哺乳類など)」。昨年10月から今年1月まで開催した「ひょうごのレッドリスト展~哺乳類・爬虫類・両生類・魚類~」で展示した一部、兵庫県に広く生息するムササビ、モモンガ、ヤマネを見ていただくようにしました。

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また、対照的に日本には生息しませんが、カードゲームで有名になったヘラクレスオオカブトも見ていただきました。さすが、サイエンスフェアに来ている高校生、この甲虫のことをよく知っている生徒も多く、大人気でした。

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また、「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」についてもお知らせをしました。このツアーは2020年には第5回を迎え、8月初旬に開催です。募集案内はできあがり次第、(公財)国際花と緑の博覧会記念協会とひとはくのWebに掲載しますので、ふるってご応募ください。







下の写真はサイエンスフェアin兵庫の高校生のポスター発表のひとこまです。最初の頃はなかなか質問が出なかったサイエンスフェアも、今では質問も応答も研究者顔負け、高校生全体のレベルアップが頼もしいです。ひとはくは今後も、こんな高校生の「科学の学び」を支援していきたいと思います。
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(左)熱気を帯びる高校生のポスター発表       (右)人型ロボット制作に関する口頭発表

生涯学習課 竹中敏浩


みなさん こんにちは!
ようやくこの季節らしい寒さになってきましたね。
ひとはくは、ただいまメンテナンス休館中。
いつもはお客様がおられる館内はしーんと静まりかえっています・・・。
私たちフロアスタッフは、早く皆さんに会えるのを楽しみにしながら、2月8日(土)の開館に向けて、準備をしています。

さて、年明け3~5日はたくさんのお客様が来て下さいました!!
その中でも大盛況だったひとはく探検隊「チビクワガタをゲットしよう」の様子をお伝えします♪

今回の探検隊長は、昆虫はかせの八木研究員です。
いつものひとはく探検隊より遅い、10時30分からスタート!
せっかくのお正月、希望される皆さん全員に参加してもらおうということになりました!
参加される皆さんで、溢れかえったひとはくサロンです!
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虫取りと言えば、網と虫かごを持って・・・と思いますが、今回はシャベルを使います。
朽ち木(腐りかけの柔らかい木)を割って、中に潜んでいるチビクワガタをゲットしに行きますよー!

手でも崩れるくらい柔らかな朽ち木がベスト!
寒さも何のその、みんな一生懸命探しています。
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「見つけたー!!」の声が続々と(^_^)v
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参加して頂いた皆さま、ありがとうございました!!

次の開館は2月8日(土)です!!
皆さんのお越しをお待ちしております!!

フロアスタッフ かどはまえりこ

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。

1月のKidsサンデー(5日)は、朝、冬日和か と思ったのですが、
曇ったり、パラパラと みぞれ が降ってきたりと、いろいろな天気でした。

博物館のエントランスホールのちかくのヤマコウバシ(落葉樹)の葉は
枯れて茶色っぽくなっていますが、枝から落ちずに頑張って(?)います。



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▲ エントランスホール近くにあるヤマコウバシの木      





館内には、今年の干支の「ねずみ」にちなんで
3階入口ちかくに兵庫県に生息するネズミ類の展示、4階の
ひとはくサロンには、フロアスタッフ制作の、
「ねずみ(『スミス』と『ヒメ』の2種)」のパネルと
一緒に記念撮影をするスポットが設置されていましたよ。



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▲兵庫のネズミに関する展示



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▲ねずみハット(?)をかぶって ハイポーズ !









Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。



午前中は、


深田公園・ひとはくサロンで採集・観察する「ひとはく探検隊『チビクワガタをゲットしよう』」や、
アースシアターで「デジタル紙芝居」、2階の展示室での「展示解説」が それぞれ行われました。



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▲研究員とフロアスタッフによる「チビクワガタをゲットしよう」の様子










午後は、

4階では、実験セミナー室で「化石の入った石をみがこう」、
オープン・ラボで「とっても簡単!化石のレプリカづくり」、
実習室で「冬のプチむしむしたいけん」、大セミナー室で
「マツボックリでけん玉をつくってあそぼう!」が実施されました。

また、2階の展示室で「解説!丹波の恐竜化石」が行われ、
アースシアターで「デジタル紙芝居」が上演されました。


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▲研究員による「化石の入った石をみがこう」の様子







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▲フロアスタッフによる「とっても簡単!化石のレプリカづくり」の様子




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▲研究員による「冬のプチむしむしたいけん」の様子



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▲研究員による「解説!丹波の恐竜化石」の様子



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▲フロアスタッフによる「デジタル紙芝居」の様子











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▲研究員による「マツボックリでけん玉をつくってあそぼう!」の様子







今回は、湊川短期大学の大学生(学生ボランティア)のお姉さんお兄さんたち
(出井さん、椙村さん、村上さん)や、ひとはく名誉研究員の古谷さんが 
子どもたちのサポートをしてくれました。

また、ボランティアとして、ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza
(ルン♪ルン♪プラザ)の清水さんが 参加してくださいました。

皆様 お疲れ様でした。




次回の Kidsサンデー は、2020年 3月1日(日)に行われます。


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ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

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「レプリカ」という言葉を聞いたことがありますか? 

レプリカとは本物から型をとって、もとの化石とまったく同じ形・大きさにつくったものです。


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自分だけのオリジナルのアンモナイトレプリカをつくることができるイベントが、1/3・4・5と3日間、開催中です!

ぜひご参加ください。

イベントの案内はコチラをクリック→https://www.hitohaku.jp/infomation/event/event19-1201-3.pdf



●●● 博物館のおやすみのおしらせ ●●●



博物館はメンテナンスのため、1/6(月)から長期休館いたします。



 冬期メンテナンス休館  2020年1月6日(月)~2月7日(金)


フロアスタッフまつだ


2020年がはじまりました!
今年も「ひとはく」をどうぞよろしくお願いいたします。


3階の出入り口ではネズミがみなさんをお出迎え。

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兵庫県のネズミの展示もお目見えです。
何種類か知ってるかな?  8種類ですよ。

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2階の「ひょうごのレッドリスト展」 イシガメが赤富士をバックに。


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4階サロンではひとはくおみくじ。今年も良い年になりますように!

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ネズミさんになって木の実をぽりぽり。ハイ、ポーズ!

そして、みんなの大好きな「とっても簡単!化石のレプリカづくり」は、4日(土)、5日(日)も開催します。
みなさんお越しください。

(フロアスタッフ いしくら)
●●● 博物館のおやすみのおしらせ ●●●

 年末年始   2019年12月28日(土)~2020年1月2日(木)

新年は1/3(金)より、開館いたします♪

 お正月はひとはくおみくじ(ひとり1回)


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4階ひとはくサロンで、おみくじがひけるよ!
新年初めは「ひとはくおみくじ」で運だめししよう♪

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※1/3(金)~ なくなり次第、終了です。

お正月イベントも用意しておりますので、みなさまのお越しをお待ちしております!

イベントの案内はコチラをクリック→https://www.hitohaku.jp/infomation/event/event19-1201-3.pdf



また博物館はメンテナンスのため、1/6(月)から長期休館いたします。


 冬期メンテナンス休館  202016()27()

フロアスタッフまつだ


本日は、ひとはく探検隊「石や化石をさがそう」を行いました。

隊長は生野研究員です。
みんな興味深く隊長のお話を聞いていました。

さあ、クイズ用紙を持って探検スタート♪
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広い館内をみんなで探検します♪



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クイズの答えを探そうと、みんな真剣に化石の展示を見ていました。



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ここでは、アケボノゾウの大きさを歩数で測りました。「歩測」といいます。
実際の化石発掘現場でも、この方法で化石の大きさを測ることがあるそうです。


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最後は水晶の問題。何角形かな?
実際の水晶を見て、クイズを解くことができました。


たくさんのご参加ありがとうございました。


フロアスタッフ 大西 歌織
もうすぐクリスマスですね。みなさまはもうご予定はお決まりでしょうか?
さて、本日はフロアスタッフとあそぼう「ひとはくスノードーム」を行いました!
クリスマスをモチーフにしたアクアリウムをつくるイベントです!
ドームのなかには、サンタの格好をした男の子女の子丹波竜のタンタンアンモナイトどがいます!



まずはタンタンについて解説します!みんな恐竜の話に興味津々です!
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次はスノードームの中に入れるアンモナイトに色を塗ります!カラフルなアンモナイトたちがいっぱいです笑
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底にスノードームの中に入るものたちをくっつけます!
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できました!スノードームの完成です!!
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みんな、スノードームができたときはとても嬉しそうでした笑
その様子を見て、このイベントを担当して本当によかったと思えました!
この度はご参加してくださって、誠にありがとうございました!



フロアスタッフ うぶやしき

12月も中旬、寒さが厳しくなってきました。

本日ひとはくでは、はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!を行いました!
埋まっている本物の化石を発掘するイベントです。

恐竜はかせ久保田研究員にお話を聞くとますますワクワクしてきました・・・・
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さあ、いざ発掘だ!

みなさん真剣に掘っていますね~
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おっ、何か見えてきたぞ!
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化石を掘り出したら、歯ブラシで磨くと・・・

こんなにきれいになりました!
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専用の容器に入れたら・・・完成!
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ご参加ありがとうございました!

ひとはくの12月1月の予定はココをクリック!




フロアスタッフ いのうえ

みなさんは、4階インフォメーションカウンターにかわいい(?)
仲間がいることを知っていますか?

今回はその仲間とエピソードを4コマ漫画でご紹介!

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ガマちゃんは現在開催中の「ひょうごのレッドリスト展(~1/5まで)」終了まで
4階インフォメーションで会うことができます!(12/28~1/2までは休館)
ぜひみなさん、会いにきてケロ~☆

フロアスタッフ きただに

●●● 企画展のおしらせ ●●●

ただいま2階で開催中のひょうごのレッドリスト展

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絶滅のおそれがある生きものを2020年1/5(日)まで、解説パネルや標本・模型を使って紹介しています。

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 アカハライモリはレッドリスト予備軍

アカハライモリは日本の固有種で1960年代のはじめ頃までは普通にみることができましたが、
現在、個体数が減ってきています。

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▲水槽のなかで活発に動くアカハライモリ



 幻のミズラモグラの展示

ミズラモグラは全長10㎝程度のとても小さなモグラの一種で日本固有種です。

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ほかにもいろんな生物の展示がありますよ!前回のブログはこちら。

貴重な生物たちにあいにきてください。

展示特別企画「ひょうごのレッドリスト展 ~哺乳類・爬虫類・両生類・魚類~」

期間:2019年10/12(土)~2020年1/5(日)
場所:2階企画展示室


くわしくは→コチラ★  パンフレットは→コチラ★ (※リンクをクリック)


博物館のおやすみのおしらせ

 年末年始   2019年12月28日(土)~2020年1月2日(木)

新年は1/3(金)より、開館いたします♪


また博物館はメンテナンスのため、1/6(月)から長期休館いたします。

 冬期メンテナンス休館  2020年1月6日(月)~2月7日(金)

12月のイベントもたくさんありますので、ぜひ遊びにきてくださいね。

フロアスタッフまつだ


昨日に引き続き、本日もフロアスタッフとあそぼうけんちくかの日~村からまちへ~をおこないました!

はじめにはかせのお話を聞いたら、さっそく自分の家をつくります!

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村のどこに家を建てようかな?

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家の場所が決まったら、村からまちへ都市開発♪
病院や学校、ショッピングモールや図書館などをみんなで相談しながら建てていきます。
もちろん、人と自然の博物館もありますよ

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すてきなまちが完成しました♪

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!


フロアスタッフ ふじわら
連日寒い日が続きますね。皆さまどうお過ごしですか?

本日のイベントは、フロアスタッフとあそぼう
「けんちくかの日~村からまちへ~」
を行いました!

このイベントは、自分たちでつくった家をならべてまちをつくるといった内容です!
今回は特別に、まちづくり博士の福本研究員が参加してくれました!

下の写真は昔の風景です。どのように移り変わるのか考えてみましょう!
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好きな色や模様を描いた家を作ります。みんな熱心に作っています!
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リアルな模型に興味深々!
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最後はみんなで記念写真をパチリ!!
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自分たちのまちに興味を持つ
ことができました

ご参加してくださった皆さま、ありがとうございました!

明日も同様のイベントを13:30から行います。
参加予約は10:00から、4階インフォメーションで受け付けます。
定員は20名です。ぜひご参加ください!


フロアスタッフ うぶやしき


ひとはくでは、ご自身のスマートフォンで展示解説が見られるアプリ「館ナビ」を導入しています。



アプリ(iOS・Android対応)を起動したスマートフォンを持って展示物に近づくと、説明画面が自動的に切り替わります



この度、表示言語が日本語英語に加え、中国語韓国語に対応しました!



ひとはくに来館された際は、ぜひご利用ください!
※利用料金は「無料」です!

アプリのインストール・設定については、下記のポスターをご参照ください。
(博物館3階入口にも掲示しています)

日本語版ポスター




英語版ポスター




中国語版ポスター




韓国語版ポスター




※App Store ・ Google Playのページは、下記のボタンから進むことができます。
[ 日本語 ]   AppStore_jp   GooglePlay_jp
[ 英語 ]   AppStore_en   GooglePlay_en
[ 中国語 ]   AppStore_cn   GooglePlay_cn
[ 韓国語 ]   AppStore_kr   GooglePlay_kr

生涯学習課 坂井 貴行

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。

12月のKidsサンデー(1日)は、午前中は晴れていましたが、
午後に曇ってきました。

博物館のエントランスホールのちかくでは、カンツバキの花が咲いています。



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▲ エントランスホール周辺で咲くカンツバキの花      





Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。


午前中は、

深田公園・大セミナー室で採集・観察する「あかい葉っぱをさがそう!}や
ひとはくサロンでは、「治水の模型実験」、アースシアターで「デジタル紙芝居」、
1階の展示室での「展示解説」が それぞれ行われました。



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▲研究員による「あかい葉っぱをさがそう!」の様子





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▲研究員による「治水の模型実験」の様子



午後からは、

本館4階の実験セミナー室・深田公園で「土をしらべてみよう」、
中セミナー室で、「ミニリース作り・松ボックリのツリー作り」、
大セミナー室で「落ち葉deアート」が実施されました。

また、1階の展示室で「フロアスタッフとあそぼう」が、
2階の展示室で「パネル・シアター」が行われ、3階の
アースシアターでは「デジタル紙芝居」が上演されましたよ。




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▲研究員による「土をしらべてみよう」の様子




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▲人と自然の会の皆さんによる「ミニリース作り・松ボックリのツリー作り」の様子




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▲キッピ―山のラボのコミュニケーターによる「落ち葉deアート」の様子



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▲フロアスタッフによる「フロアスタッフ と あそぼう」の様子




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▲人と自然の会の皆さんによる「パネル・シアター」の様子





今回は、湊川短期大学の大学生(学生ボランティア)のお姉さんお兄さんたち
(山本さん、木澤さん、前田さん、橋本さん、岡上さん、北野さん)や、
ひとはく名誉研究員の古谷さんが 子どもたちのサポートをしてくれました。

また、ボランティアとして、ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza
(ルン♪ルン♪プラザ)の清水さんが 参加してくださいました。

皆様 お疲れ様でした。


次回の Kidsサンデーは、2020年1月5日(日)に行われます。





ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

●●● 企画展のおしらせ ●●●

博物館で10月からはじまっている「ひょうごのレッドリスト展」
絶滅のおそれがある生きものを2020年1/5(日)まで、解説パネルや標本・写真を使って紹介しています。

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今回の企画展では、2017年に改訂された最新のレッドリストから哺乳類・爬虫類・両生類・魚類に注目。


企画展示室の入り口にはツキノワグマの迫力ある剥製が!

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ムササビ(左)、ニホンモモンガ(右)の剥製


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ムササビはリスの仲間で日本固有種。


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▲アカウミガメ
の剥製


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▲ニホンイシガメ

イシガメは日本固有種。富士山を背景にした水槽で生きている姿をみることができます。

ほか希少種の魚の生体展示もありますよ。

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ほかにも、博物館ではイベントをたくさんご用意しています♪

4階ひとはくサロンには大きなクリスマスツリーも設置されましたので、イルミネーションもお楽しみくださいね。


展示特別企画「ひょうごのレッドリスト展 ~哺乳類・爬虫類・両生類・魚類~」

期間:2019年10/12(土)~2020年1/5(日)
場所:2階企画展示室


くわしくは→コチラ★  パンフレットは→コチラ★ (※リンクをクリック)

フロアスタッフまつだ

いよいよ今年も、あと残り1か月となりましたが、みなさんはいかがおすごしですか?
さて、本日はフロアスタッフとあそぼう「ひとはく宝さがしラリー」を行いました!
これは、ひとはく1階のいきものたちに関するクイズを解くイベントです!
参加してくれたおともだちは、宝箱に入っているお宝がもらえます!
中身はもらってからのお楽しみ・・・



最初にやりかたを説明します。みんな、宝さがしブックと地図はもってるかな?
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さっそくクイズを解いていきます!これは一体どんなクイズだろう・・・?
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クイズが終わったら、次は答え合わせ!何問正解できたかな?笑
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最後にお宝をプレゼント!果たして中身は何でしょう・・・?
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制限時間が10分だったから、ちょっとむずかしかったかな?
それでも、全問正解しているお友だちもいましたよ!
明日も行いますので、ぜひお越しください!

本日はたくさんのご参加ありがとうございました!!


フロアスタッフ うぶやしき

11月24日(日)、ひとはく探検隊「ダンゴムシをさがそう!」をおこないました!

s-DSC01286.jpg博物館の外に出て、ダンゴムシの観察です。
暖かく、絶好の観察日和♬







くま手で落ち葉をかきわけてみると...

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たくさんのダンゴムシを発見!

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ミミズテントウムシ...他にもいろんないきものが見つかりました(^^)

くわしい探検隊の様子はぜひ、報告書をご覧ください!
(4階オープン・ラボにて掲示予定です。)

寒くても戸外にはいきものはたくさんいます。
ぜひ探して、観察してみてくださいね☆

次回のひとはく探検隊は、化石はかせの生野研究員が隊長!
「石や化石をさがそう」です!
博物館にはどんな石や化石があるのか!
ウキウキしますね♪皆様ご参加くださいね~!

フロアスタッフ きただに


昨日11月23日(土)に、ひとはくサロンにクリスマスツリーが2本置かれました!

1本目は真ん中にどっしりと立っています。
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横に並ぶととても大きいのでうれしくなります。
リボンがとってもかわいいですね♪









2本目はひとはくサロンの端っこに立っています。
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葉っぱが金色なので太陽の光を反射してピカピカ。
下にいるトナカイの親子もとってもかわいいです!








どちらのツリーもとてもかわいいですね!
一気にひとはくもクリスマスムードになりました。
ぜひ、このクリスマスツリーを見にひとはくにお越しください!

イベントもたくさん行われます。
11月30日(土) フロアスタッフとあそぼう「ひとはく宝さがしラリー」 (前回の様子
12月1日(日)  キッズサンデー11月のキッズサンデーの様子

フロアスタッフ ふじもと ももこ
秋も終わりを告げ、段々と冬の寒さが感じられる季節になりましたが、皆様いかがおすごしでしょうか。
さて、本日はワークショップ「昆虫はんこペーパーバッグ」を行いました。
イベント内容は、紙袋に色とりどりの虫たちのはんこを押し、自分の好きな絵を描くイベントです。



お!きれいに押せましたね~!いろんな色の虫さんたちがいっぱいいるね~。
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こっちのおともだちはできたみたい!お上手!!
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おとうさんも一緒に参加されていました。
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みんな、自分の思い思いの紙袋ができましたね~!

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

フロアスタッフ うぶやしき

吹く風に肌寒さが感じられる季節になりました。

が、ひとはくでは今日も元気に、はかせと学ぼう!~アンモナイト石けんをつくろう!~を行いました。

今回のはかせは、環境生物学が専門の佐藤主任研究員です。
アンモナイトに関する豆知識や石けんの作り方を丁寧に教わりました。

みんなアンモナイトって知ってるかな?
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そして石けんづくりが始まります。

最初に選んだ色の石けんを溶かします。熱いから気をつけてね~
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さぁ、いよいよ溶けた石けんを型に流し込みます。固まるのがたのしみ~♪
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みんな、自分が作った世界に一つだけの「アンモナイトの石けん」ができてとても嬉しそうでした! よかったねー

ご参加してくださった皆さま、ありがとうございました!!

フロアスタッフ うぶやしき

11月16日(土)はフロアスタッフとあそぼう「ころころダンゴムシ」をおこないました!

ダンゴムシそっくりのボールをつくって、ころがしてみよう!
まずはダンゴムシのおはなしをして、大型模型を見にいきました。

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ダンゴムシのおなかをのぞくとタマゴが見えるよ。

ひとつはチームカラー色のダンゴムシ、もうひとつは好きな色にぬってもらいました!
まるめた紙の上からダンゴムシの絵が見えるように、まぁるくまるめたら完成です★

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ボールができたら、赤チームと黄チームに分かれて対戦します!!
坂の上からころがすのですが......ただころがすだけでは点数は入りません。
道中にはたくさんの障害物や天敵がたくさんいるのです!
ダンゴムシは好物の落ち葉やおやつのもとにたどり着けるのでしょうか?

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ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

フロアスタッフ ふじわら
11月10日(日)、昨日に引き続き画はくの日「珍しい魚の絵を描こう」を行いました。

まずは魚はかせの高橋鉄美研究員にこの魚のことやすんでいる湖について教えてもらいます。
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シクリッドは口の中で子どもを育てるものや卵を守るものがいるそうです!






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今日は標本のミカタ「タンガニイカ湖シクリッドの世界」とのコラボでした。
昨日よりもたくさんの標本が用意されていましたよ!






たくさんの標本があり、選ぶのも大変です。
また、魚の向きがいつも描く向きと違うので難しかったですが、みなさんよく観察して描いていました!
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ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

来週は土曜日も日曜日もイベントがたくさんあります。(クリック♪
日曜日は「ドリームスタジオフェスタ」です。
みなさまのお越しをお待ちしております。

フロアスタッフ ふじもと ももこ
11月9日(土)、画はくの日「珍しい魚の絵を描こう」を行いました。
アフリカ大陸にあるタンガニイカ湖にすむシクリッドという魚の仲間を描きました。
まずは魚はかせの高橋鉄美研究員にこの魚たちのことやすんでいる湖のことを教えてもらいます!
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タンガニイカ湖は南北に細長い昔からある湖でその長さは650kmもあるそうです。
650kmは、ここ三田から宮城県仙台市くらいまでの距離です!
とても長い湖ですね!!
また、昔からある湖なので200種もの固有種(そこにしかいない種)がいるそうです。
今日はそのうちの約20種を実際に見ることができました。
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これが実際の標本です。
これは液浸標本と言い、液体に浸してある標本です。






いつも見ている魚の向きとは違っているので描くのが難しかったのですが、みなさん上手に描いていました!
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ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
このアフリカにしかいない魚を観察しながら絵を描くことのできるイベント、画はくの日「珍しい魚の絵を描こう」は明日、11月10日(日)も行います。
ぜひお越しください!
また、明日は
治水の模型実験

標本のミカタ「タンガニイカ湖シクリッドの世界」
三田西陵高等学校生徒による「ペープサートと手遊び」
も行います。
みなさまのお越しをお待ちしております。

フロアスタッフ ふじもと ももこ


月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。

11月のKidsサンデー(3日)は、朝は晴れていましたが、黄砂の影響でしょうか、
だんだんと薄曇りとなり、午後に少し雨が降るような天気でした。

博物館のエントランスホールのちかくでは、ハナミズキやヤマボウシの葉が紅葉し、
道路沿いのトチノキの葉が黄色~オレンジ色になっています。




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▲ エントランスホール周辺で、赤や黄色、オレンジ色などに色づいている木々の葉      






毎月、このブログで紹介しているコシアカツバメの情報です。


昨年つくられた巣で暮らしていたコシアカツバメは、
10月31日の朝8時までは巣にいること(親鳥か、若鳥かは不明)を確認しました。
しかし、その後、姿はみられません。

どうやら、南へと旅立ったようです。


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▲巣(昨年作られたもの)から顔を出しているコシアカツバメ
  (10月31日午前8時に撮影)








Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。


午前中は、

エントランスホールの入口近くで、「そとはく」として
「カフェ & そとはくビンゴ」が行われました。
(午後も引き続き実施されました)

また、
深田公園・大セミナー室で採集・観察する「どんぐりとどんぐりむし」や
オープン・ラボでは、「治水の模型実験」、アースシアターで「デジタル紙芝居」、
1階の展示室での「展示解説」が それぞれ行われました。







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▲研究員による「カフェ & そとはくビンゴ」の様子





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▲研究員による「どんぐり と どんぐりむし」の様子


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▲研究員による「治水の模型実験」の様子





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▲フロアスタッフによる「展示解説」の様子




午後は、

「そとはく」として、エントランスホールの入口近くで、
「カフェ & そとはくビンゴ」と「移動博物館車『ゆめはく』体験」が行われました。







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▲研究員による「移動博物館車『ゆめはく』体験」の様子




また、実験セミナー室で「昆虫を分解してみよう」、
ひとはくサロンで、「葉っぱ・木の実でポストアート」、
大セミナー室で「どんぐりコロコロ」、展示室で「フロアスタッフとあそぼう」、
実習室では、「葉っぱ ぐるぐる をつくろう!」が行われました。
それからアースシアターでは「デジタル紙芝居」が上演されましたよ。





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▲研究員による「昆虫を分解してみよう」の様子







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▲人と自然の会の皆さんによる「葉っぱ・木の実でポストアート」の様子




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▲こども環境コーディネーターによる「どんぐりコロコロ」の様子


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▲フロアスタッフによる「フロアスタッフ と あそぼう」の様子




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▲研究員による「葉っぱぐるぐる を つくろう!」の様子




 <見に来て!>
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 ひとはくは 深田公園の中にあります。

 本館の建物の外壁はガラスで、周りの風景を
 鏡のように映しだしています。
 
 

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 ▲ ひとはく本館の建物




  秋になると、本館の北側の緑地では、
 モミジバフウの葉が赤や黄色に色づいて
 それらが、本館のガラスに映ります。
 また、本館に接するようにプールに
 水をはったような水面があり、そこにも
 まわりの木々が映っています。
 



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 ▲ 本館の壁面に写った紅葉


 これで、紅葉が2~3倍になる?

 ちょっと変わった風景が見られますよ。


 皆さんも見に来てくださ~い。晴れた日の午前中がおすすめです。

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今回は、こども☆ひかりプロジェクトの関西ユース(大学生のボランティア)の
古塚さんや、ひとはく名誉研究員の古谷さんが 子どもたちのサポートをしてくれました。

それから、ボランティアとして、ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza
(ルン♪ルン♪プラザ)の清水さんが 参加してくださいました。

皆様 お疲れ様でした。


次回の Kidsサンデーは、2019年12月1日(日)に行われます。


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ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
秋晴れが広がり、心地良い気温だった昨日(10/30)、
県立篠山東雲高等学校の生徒7名・先生2名に来ていただき、ひとはく入口前の花壇に植栽をしていただきました。

篠山東雲高校は「地域農業科」という専門学科がある学校で、
2年生からは、下記の3つの類型に分かれて、より専門的な学びを深めていきます。

○ アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)
○ アグリ・サービス類型(動物飼育・草花)
○ フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)へリンク

今回は「アグリ・サービス類型」の2年生が、種から育てたパンジーの苗300株を植えてくれました。

生徒さんは、3色(赤・黄・紫)のパンジーを3列に分け、スコップなどを使いながら、
丁寧な作業で互い違いに苗を植えていきました。

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(植栽前) (植栽後)

生徒同士の仲も良く、和気あいあいな雰囲気の中、1時間ほどで作業を終えることができました。

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ひとはくの花壇を美しく仕上げていただき、生徒の皆さんには感謝いっぱいです!

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植栽実習の後は、博物館内を見学して、3年生で行う個々の課題研究に向けて、いろいろと情報収集していました。

篠山東雲高校の皆さん、どうもありがとうございました。また次回もよろしくお願いいたします。


生涯学習課 坂井 貴行
ひとはくKidsサンデー大好きな、子どもたちに、お知らせです!

当館に事務局を置く「こどもひかりプロジェクト」主催の「ミュージアムキッズ!全国フェア」が、今年は、淡路島にやってきます。

北海道から沖縄まで、いろんなジャンルのミュージアムが集まって、小さな子どもたちを対象とした、35の体験型プログラムを実施します。

ひとはくや、関係者も、たくさん行きます。
みなさんにお会いできること、楽しみにしています。

移動博物館車「ゆめはく」では、Kidsキャラバンや「そとはく」でおなじみの「むしむしみっけ」です。
アンモナイト化石のレプリカづくり(生野研究員)、葉っぱぐるぐるをつくって遊ぼう(小舘研究員)、どんぐりあそび(キッピー山のラボ=三田市有馬富士自然学習センターのみなさん)があります。ドリームスタジオでおなじみのNPO法人人と自然の会のみなさんも「よく回る風車」で出展されます(9日のみ)。

くわしい内容やチラシは、こちらのサイトをごらんください。

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(八木)

10月27日(日)

ひとはく探検隊GETを行いました!
秋山研究員と一緒にみんなでキノコを探しました!
まずはエントランス前の芝生でキノコを探します!
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キノコ採れたー♪
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次に深田公園に移動してキノコを探します!
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みんな楽しそうに探していました♪

最後に博物館に戻ってきて、キノコのあった場所と名前を確認しました!
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ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

次回ひとはく探検隊11月24日「ダンゴムシをさがそう」です

ぜひお越しください!!

(フロアスタッフ さくまはなこ)
10月26日(土)はかせと学ぼう「ろ過実験コンテスト」を行いました。
今回の"ろ過実験"では実際に汚れた水を自分で作ったろ過装置を使ってきれいにしました。
担当のはかせは三橋研究員です。

まずは博物館の近くにある池まで水を取りに行きます!
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水を持って博物館に戻ってきました!
はじめにはかせから、ろ過装置の作り方を教えてもらいます。

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ペットボトルに詰めるのは綿といろいろな大きさの石だけです。
詰める量や詰め方によってろ過した後の水のきれいさ、ろ過の速さが変わります。
どのようにしたら速く、きれいな水が作れるのかを考えながら作りました。
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作れたら泥の混ざった池の水を流して実験です!
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装置を泥水が通り抜けると、あら不思議!水が透明になって落ちてきたよ。




ろ過した水をもう一度ろ過したり、二個重ねてろ過するとよりきれいになりますよ!

このような砂を使ったろ過装置は水族館などでも実際に使われています。
自然の川の水も長い長い道のりを砂の中を通って流れるのできれいになるそうです。

特別な道具を使わず、身近な砂に通すだけで汚い池の水が水道水と変わらないぐらいの色になりました!
実験は大成功です。

ご参加くださりありがとうございました!

11月もたくさんのイベントがあります。(詳細はクリック♪
2日(土)、3日(日)は「ちょうちょ万華鏡づくり」を行います。
3日はキッズサンデーでたくさんのイベントがありますよ!この日は関西文化の日で入館料が無料です!
また、企画展として「兵庫のレッドリスト展」(クリック♪)を行っています。
兵庫県で絶滅の危機に瀕している生物の標本や生体の展示があります。
ぜひお越しください。

フロアスタッフ ふじもと ももこ

10/22(火)のワークショップで「とっても簡単!レプリカづくり」を行いました。

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レプリカとは本物から型をとって、もとの化石とまったく同じ形・大きさにつくったものです。

イベントで作るのはアンモナイトのレプリカ
アンモナイトは大昔、恐竜がいた時代に海の中にたくさんいました。


カラフルなおゆまる(=プラスチック粘土)を型につめて...


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できあがり!
とてもステキですね。

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博物館2階には、本物のアンモナイト化石にさわれる展示がありますよ。

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11/4(月・祝)も「とっても簡単!化石のレプリカづくり」を行います

ぜひお越しください。

フロアスタッフまつだ


今日は、はかせと学ぼう!「~アンモナイト石けんをつくろう!~」を行いました!
アンモナイトの化石と同じかたちをした石けんをつくります。
今回のはかせは、環境生物学者の佐藤研究員です!


まずは佐藤研究員が作り方を教えてくれました。
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次は石けんをとかします。待っている間に、佐藤研究員がアンモナイトについていろいろ教えてくれました。
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えらんだ型にとけた石けんを流しこみます。やけどしないように気をつけなきゃ!
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すきな色と形のアンモナイト石けんができて、みんなうれしそうでした。

ご参加していただきましてありがとうございました!

フロアスタッフ うぶやしき


10月19日(土)はフロアスタッフとあそぼう『きょうりゅう骨パズル』を行いました!
 
最初にきょうりゅうのクイズをしてから
「タンバティタニス・アミキティアエ」のパズルを組み立てました!

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パズルが完成するまでの時間をはかると・・・
一回目は2分25秒で完成しました!

一回目の組み立てが終わると、スタッフから恐竜の骨の説明を受けて
二回目の挑戦です!!

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二回目は2分12秒でした!!
みんなで協力して一回目より早く完成することができました!!
みんな楽しそうにパズルを組み立てていました!

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!
(フロアスタッフ さくま)

10月も半ばにさしかかり、街の木々たちが赤く染まりはじめましたね。
さて、10月12、13日はフロアスタッフとあそぼう「画はくの日」ひょうごのレッドリスト展を行いました。

今回の画はくの日でスケッチするものは、「兵庫のレッドリスト」に載っている生き物たち。レッドリストとは、絶滅のおそれのある野生生物のリストです。
そんな生きものたちの生体(生きたままの個体)標本はくせいなどを見ながら、スケッチしました。
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最初に、レッドリストについておはなしを聞きました。
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めずらしいいきものたちがたくさんいるね~
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なにを描いているのかな~? できあがりがたのしみだね~
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とっても上手!!
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今日はたくさんの方々が絵を描いてくれました。みんな、とても上手く描けていました!!
作品は、ひとはく4Fサロンに展示していますので、是非ご覧ください。


本日は、ご参加いただきましてありがとうございました!!

フロアスタッフ うぶやしき



月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。

10月のKidsサンデー(6日)は、曇ったり、晴れたりで、すっきりしない天気でした。
しかし、秋らしい風が吹いていましたよ。

博物館のエントランスホールのちかくでは、ザクロの果実が大きくなっています。


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▲大きくなったザクロの果実      



毎月、このブログで紹介しているコシアカツバメの情報です。


昨年つくられた巣で、どうやら今年、2度目の子育てをしているようです。
右手の照明器具の上に止まっているのが親鳥で、左手の
巣の入口のところから顔を出しているのが、ヒナのようです。



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▲巣(昨年作られたもの)から顔を出しているコシアカツバメのヒナ(左手)と親鳥(右手)
  (10月6日午後に撮影)


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▲空高く飛んでいるコシアカツバメ(10月6日午後に撮影)




Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。


午前中は、

エントランスホールの入口近くで、「そとはく」として
「カフェ & そとはくビンゴ」と「泥だんごを作ろう!」が行われました。
(午後も引き続き実施されました)

「カフェ」では野草を使ったお茶がふるまわれていたようです。


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▲ふるまわれていた野草茶          ▲「カフェ&そとはくビンゴ」の様子


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▲「泥だんごを作ろう!」の様子




また、深田公園・実習室で採集・観察する「ダンゴムシとなかまたち」や
アースシアターでの「デジタル紙芝居」、2階の展示室での「展示解説」
がそれぞれ行われました。


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▲研究員による「ダンゴムシとなかまたち」の様子


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▲フロアスタッフによる「展示解説」の様子







午後は、


エントランスホールの入口近くで、「そとはく」として
「カフェ & そとはくビンゴ」と「移動博物館車『ゆめはく』体験」が行われました。
また、「秋の七草はどこにいる??」も実施されました。


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▲研究員による「移動博物館車『ゆめはく』体験」の様子


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▲研究員による「秋の七草はどこにいる??」の様子




実験セミナー室では「ちぎり絵でチョウのはねをえがこう」、
展示室で「フロアスタッフとあそぼう」、
展示室と恐竜ラボで「解説!丹波の恐竜化石」、
展示室で「パネル シアター」、
実習室では、「ひっつきむしでかおをつくろう!」が行われました。
それからアースシアターでは「デジタル紙芝居」が上演されましたよ。


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▲研究員による「ちぎり絵でチョウのはねをえがこう」の様子




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▲フロアスタッフによる「フロアスタッフ と あそぼう」の様子



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▲研究員による「解説!丹波の恐竜化石」の様子



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▲人と自然の博物館による「パネル シアター」の様子




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▲研究員による「ひっつきむし で かお を つくろう!」の様子





 <見に来て!>
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 ひとはくは、橋(高架)の下に本館の建物があります。
 4階入口は、高架下になります。

 その高架下には、たくさんのコシアカツバメの巣が作られています。
 
 図鑑には、コシアカツバメの巣の形が、ビンやトックリの形をしていると
 載っていますが、高架下に作られた巣は、いろいろで 作者の個性(?)が
 でているようです。

 
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 ▲ ベランダ?みたいな出っ張り(巣の外に止まれる部分:赤丸のところ)がある巣(2019年作製)
   本体は、図鑑に載っているような、口が細長いビンの形の巣です。
   右の写真の右上に取っ手のように見える部分は、以前の巣を壊した残り。


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 ▲ ビンの細長い部分がない巣(2018年作製)
   今年は現在(10月6日)、2度目の子育てをしてるようです。 


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 ▲ 2色にハッキリ分かれている巣(2018年作製)
   この巣は、今年、スズメが使っていました。
   そのせいか、入口付近が壊れてしまっています。


 いろいろあるコシアカツバメの巣を見に来てくださ~い。

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今回は、大学生のボランティア(湊川短期大学)として
林さん、前川さんが 子どもたちのサポートをしてくれました。
お疲れ様でした。


次回の Kidsサンデーは、2019年11月3日(祝日)に行われます。


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ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
10月5日(土)は、フロアスタッフとあそぼう「ティラノ・ハット」を行いました。

まずは1階展示室にあるティラノサウルスの頭骨レプリカの前でクイズをして、そのあとティラノサウルスのぼうしを作ります!

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保護者の方にも手伝ってもらいながら、みなさんがんばって作っていましたよ!
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ティラノ・ハットができあがったら、ティラノサウルスの前でポーズ!
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少しむずかしいところもありましたが、みなさん上手に作れました!
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
ティラノ・ハット」は明日、10月6日(日)にも行います。

明日はキッズサンデーなので、ほかにもたくさんのイベントがありますよ!(詳細はこちら
ぜひお越しください!!

フロアスタッフ ふじもと ももこ
秋晴れの清々しい空気が通り抜けていく本日(10/5)、
人と自然の博物館では、近隣の北摂三田高校邦楽部の皆さん8名にお越しいただき、
「秋のひとはくサロンコンサート」にて、琴の演奏を披露していただきました。


北摂三田高校邦楽部は、兵庫県代表として全国高等学校総合文化祭(8月開催)に出場するほどの腕前で、大会前の7月にも、当館にてコンサートを行っていただきました。

本日は1・2年生の新チームで「波の戯れ」「六段の調べ」を演奏してくれました。
緩急織り交ぜた琴の調べがとても心地良い気持ちにさせてくれました。

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今回は、高校生による琴の体験教室もしてくれました。
聞き馴染みのある「さくらさくら」「となりのトトロ」などの曲を、
高校生の親切かつ丁寧な指導のもと、子どもたちは楽しそうに演奏していました。


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北摂三田高校邦楽部の皆さん、ありがとうございました。
11月の県大会、頑張ってください!

ご鑑賞いただいた皆さんも、ありがとうございました。

ひとはくでは、今後も高校生とのコラボイベントを開催していきたいと思います。

直近では、
三田西陵高校(子どもみらい類型)による「ペープサート(紙人形劇)と手遊び」(11/10開催)、
三田松聖高校(吹奏楽部)による「ひとはくサロンコンサート~クリスマスコンサート」(12月上旬開催予定)、三田祥雲館高校(吹奏楽部)による「ひとはくサロンアンサンブル」(12月下旬開催予定)
を計画しています。


博物館の展示とともに、高校生によるイベントも是非お楽しみください!

生涯学習課 坂井 貴行
フロアスタッフとあそぼう「きのこモビール」をおこないまいた!

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きのこに色をぬって、タコ糸に貼ればかわいいモビールが出来上がります☆
みなさん、色えんぴつやマジックでキレイに仕上げてくれました(^^)
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どれも力作!家にかざってくださいね~♬

きのこモビールは明日もおこないます。
ぜひ、ひとはくへお越しください!
みなさんのご来館お待ちしています(^ ^)

フロアスタッフ きただに さやの

9月23日㈪に、ワークショップ「鳥の缶バッジづくり」を行いました。
 

  まず、7種類から好きな鳥の絵柄を選んでもらいました。
  本物の剥製を見ながら、どれにするか考えています。

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  次に、鳥のイラストに色鉛筆で自由に色を塗ってもらいました。
  剥製をよく観察して描いたり、カラフルにかわいく描いたりしていました。
  一人ひとりの個性がよく表れます☆  

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  最後に、缶バッジメーカーにセットして、赤いレバーを2回下げて完成です。
  世界にひとつだけ、きらきらのオリジナル缶バッジが出来上がりました☆☆☆

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  (フロアスタッフ むらた しほ)
9月20日(土)はワークショップ丹波竜のはんこバッグをつくろうを行いました。

紙バッグに自由にはんこを押してオリジナルのバッグをつくりました!
はんこは丹波竜(タンバティタニス・アミキティアエ)とその時代の生きものたち。

タンバティタニスの全身骨格は、頭から首、胴部分、しっぽ、前足、後足の5つのはんこを押して出来上がります。
大きいけどみんな上手に紙バッグに押していました。

その他日本最古級のほ乳類化石ササヤマミロス・カワイイや新種トカゲのパキゲニス・アダチイ、両生類(カエル)のヒョウゴバトラスク・ワダイ
などのはんこも登場。
みんなどれを押そうか迷いながら、楽しんでくださっていました。


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最後にお絵かきもして、オリジナルバッグの完成!

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ステキなのができたね!

ご参加ありがとうございました!

(フロアスタッフ いしくら)
ひとはくでは、9月21日(土)より、三田市小学校理科生活科作品展三田市中学校自由研究作品展を行っています。
3階展示室では小学校理科生活科作品を、4階ひとはくサロンでは中学校自由研究作品を展示していますが、どの作品も素晴らしい出来栄えです。あと2週間ほど、10月8日(火)までの開催ですので、ぜひお見逃しなく、お越しください。
なお、期間中、9月24日(火)・30日(月)、10月7日(月)は休館日です。最終日は15:30までの展示ですので、ご注意ください。

★☆★☆ 4階ひとはくサロン 中学校自由研究作品 ☆★☆★

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★☆★☆ 3階展示室 小学校理科生活科作品 ☆★☆★

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本日もたくさんの方々のご来場ほんとうにありがとうございました。まだこれから、とお考えの方々は会期中どうぞ早めにお越しを、お待ちしております。

生涯学習課 竹中敏浩



9/22(日)のひとはく探検隊は、植物はかせの高野研究員と一緒に
「ドングリの赤ちゃん」を探しにでかけました(^^)
心配だった雨も降らず、楽しく観察ができました。

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博物館のまわりにはドングリがたくさん!
まだみどり色の赤ちゃんどんぐりをみんなたくさん見つけてくれました。
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どんぐりの季節はこれからが本番!
ぜひ、みんなも探して観察してみてくださいね☆
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たくさんのご参加ありがとうございまいました!
現在報告書を作成中です。
4階に掲示予定なので、見にきてくださいね~

10月のひとはく探検隊は...
27日(日)「キノコGETだぜ!」です。
キノコはかせの秋山研究員と深田公園にキノコを探しにいきましょう!
みなさんのご参加お待ちしています。

フロアスタッフ まつだ・きただに
令和元年8月30日から、自然史レガシー継承・発信実行委員会(※)、兵庫県教育委員会、兵庫県立大学自然・環境科学研究所主催で行った「Where Culture Meets Nature~日本文化を育んだ自然~」へ、多くの皆さまのご来場ありがとうございました。このほど、9月16日を持ちまして開催を終了しました。

 この館外企画展は、本年度京都で行われたICOM京都大会などの開催が契機となって、我が国の伝統文化や歴史的建造物(=レガシー)の活用への期待が高まる中、国内の自然史博物館が協力し、歴史的建造物がもつ空間の趣と自然史標本のもつ美しさを融合させ、日本の自然と文化の関わりを伝えるシリーズ展示「Where Culture Meets Nature」として行われました。2016年に文部科学省生涯学習政策局(2018年度より文化庁)の委託事業「自然史レガシー継承・発信事業」の一部として始まり、4回目の今回は、ICOM開催期間中に京都市指定有形文化財 野口家住宅花洛庵にて開催しました。テーマは「JAPAN COLOR」。色という切り口で日本の自然と文化の関わりを紐解くことを目指しました。

 油小路通りの町家での開催でしたが、18日間の開催期間中、2,100名の方々にご来場いただき、盛り上げていただきました。
ご来場いただいた皆さま、ほんとうにありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

(※構成館:北海道博物館、栃木県立博物館、国立科学博物館、三重県総合博物館、琵琶湖博物館、伊丹市昆虫館、大阪市立自然史博物館、きしわだ自然資料館、橿原市昆虫館、北九州市立自然史・歴史博物館、事務局:兵庫県立人と自然の博物館、計11館)

生涯学習課 竹中敏浩



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9月14日(土)と9月15日(日)に、フロアスタッフとあそぼう「ひとはく宝さがしラリー」を行いました。
収蔵庫も含め190万点もある博物館のお宝の中から宝の地図を使って7つのお宝をさがします。

まず、地図の見方を教えてもらって......
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お宝さがしに出発!!
地図の謎をといてお宝を見つけることができるかな?
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さいごはみんなで展示室をまわりながら答えあわせをします。

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むずかしいものもありましたが、みなさん探せましたか?
他にもひとはくにはたくさんのお宝があるので探してみてくださいね!

明日はとっても簡単!化石のレプリカづくり(←クリック!)があります。
ぜひお越しください!

フロアスタッフ ふじもと ももこ
9月14日土曜日、兵庫県立宝塚北高等学校の生徒38名が来館し、「フィールド実習」の一環として化石発掘体験と館内見学を行ってくれました。

宝塚北高校は本年度文部科学省のSSHスーパーサイエンスハイスクールに採択され、国際性豊かな先進的な理数教育を推進されています。
この「フィールド実習」もSSHスーパーサイエンスハイスクール事業を利用して実施されているもので、午前中は、ひとはくの池田忠広研究員の講義を交えながら、丹波市の丹波竜化石工房と篠山川河床の丹波竜(学名タンバティタニス・アミキティアエ)発見現場の見学、午後はひとはくの展示見学と化石発掘体験が行われました。
今回体験したことをもとに、さまざまな分野への興味関心を広げ、知識を深めてくれることを願います。


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★篠山層群の岩石をハンマーを用いて割り化石を探し出そうとしています。化石は小さいので集中力を高めながら探さないと見逃してしまいます。

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★見つけ出した化石と思われるものは、手前の実体顕微鏡で観察し、さらに確認します。今回の2時間の実習で5点の化石と思われるものが発見されました。発見された化石は、しっかりした同定を行うにはさらに検証が必要です。ただし、発見した生徒の名前はもちろんしっかりと残されます。

生涯学習課 竹中敏浩


9月7日(土)は、フロアスタッフとあそぼう 画はくの日「アメリカマストドンを描こう」を行いました。

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最初に、ゾウにまつわるクイズやお話を聞いてから、お絵かきスタート♪

描いているみんなの表情はとても素敵でした。
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今日描かれた絵は、博物館の4階休憩コーナーに飾っています。
明日も、画はくの日 アメリカマストドンを描こうを開催しますので、ぜひお越しくださいね。


フロアスタッフ おおにし




月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。


9月のKidsサンデー(1日)は、曇ったり、少し晴れたりで すっきりしない天気でした。




博物館のエントランスホールのちかくでは、ムクゲの花が咲いていますが、もう終わりかなあ~という感じです。




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▲ ムクゲの花が、咲いています      




毎月、このブログで紹介しているコシアカツバメの情報です。


ヒナも だいぶ大きくなってきたようです。
巣の入口のところから顔を出していますが、この個体は、ヒナ? 親?。


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▲巣(昨年作られたもの)から顔を出しているコシアカツバメ
(9月1日朝に撮影)


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▲今年、新しく作られた巣。 先週までは
ヒナの姿が見られていたが、ここ2日くらい
姿がみられない
(9月1日朝に撮影)



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▲コシアカツバメが飛んでいる姿
(9月2日午後に撮影)






Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。


午前中は、

エントランスホールの入口近くで、「そとはく」として
「カフェ & そとはくビンゴ」と「移動博物館車『ゆめはく』体験」が行われました。
(午後も引き続き実施されました)

また、深田公園・実習室で採集・観察する「チャレンジ!トンボとり」や
アースシアターでの「デジタル紙芝居」、2階の展示室での「展示解説」
がそれぞれ行われました。




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▲研究員による「カフェ & そとはくビンゴ」と「移動博物館車『ゆめはく』体験」の様子






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▲研究員による「チャレンジ!トンボとり」の様子





午後は、


実験セミナー室で「花粉を顕微鏡で観察しよう」、
ひとはくサロンで、「紙トンボ」、展示室で「フロアスタッフとあそぼう」、
実習室では、「キラキラのムシのかざりを つくろう!」が行われました。
それからアースシアターでは「デジタル紙芝居」が上演されましたよ。




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▲研究員による「花粉を顕微鏡で観察しよう」の様子




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▲人と自然の会の皆さんによる「紙トンボ」の様子



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▲フロアスタッフによる「フロアスタッフとあそぼう」の様子



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▲研究員による「キラキラな虫のかざりを つくろう!」の様子




 <見に来て!>
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 博物館は深田公園にあります。深田公園にはたくさんの種類の
 樹木が植えられています。

 深田公園の芝生広場には「自然の流れ」と名付けられた水辺に
 案内板があります。
 その近くに植えられている ヤマボウシという木の幹を観察すると... 
 

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 ▲ 案内板の近くに植えられているヤマボウシの木


  
 その幹は、鳥居型の支柱を食べているように見える部分があります。
 

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 ▲ 鳥居型の支柱をヤマボウシの幹が食べている?



 木の幹が太くなることを肥大生長(ひだいせいちょう)といいます。
 その過程で、常に幹が何かに当たっていると、場合によっては、それを
 取り込もうとするようです。

 街中の街路樹でも 同様の現象を見かけることがありますよ。


 このヤマボウシの木、皆さんも見に来てくださ~い。

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今回は、こども☆ひかりプロジェクトの関西ユース(大学生のボランティア)の
徳平さん、古塚さん、西田さんが 子どもたちのサポートをしてくれました。

それから、ボランティアとして、ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza
(ルン♪ルン♪プラザ)の清水さんが 参加してくださいました。

皆様 お疲れ様でした。




次回の Kidsサンデーは、2019年10月6日(日)に行われます。



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ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
夏休み最後の土日はフロアスタッフとあそぼう「川でさかなつり」を行いました。
みなさん思いっきり楽しめましたか?

川に見立てたブルーシートの上にたくさん並んださかなを釣ります!

釣るさかながかいてあるミッションカードを受け取ったらまずはそのさかなを釣るためのエサを探します。
さかなによってエサがちがうんですよ!
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エサが見つかったら、さっそくさかなを釣りましょう!
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ミッションカードに書かれているさかなが釣れたらまた新しいミッションカードがもらえます。

6枚もミッションカードをクリアしたおともだちもいましたよ!
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みなさんの おかげで たくさんの さかなを集めることができました!
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

みなさまのお越しをお待ちしております!

フロアスタッフ ふじもと ももこ

夏休みもいよいよ明日まで。みんな宿題はもう終わったかな?(笑)
さて、今日はワークショップ「ペーパークイリング」を行いました。
細長いカラフルな画用紙をまるめて、自分の好きな動物や昆虫、植物などを創ります。



たくさんのカラフルな画用紙があります。何を使うか迷っちゃうな~
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分からない時は、スタッフが教えてくれます。クルクルまるめて貼り付けるって簡単
そうに見えて以外とむずかしい・・・・
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このお友達は、ハリネズミを作ってくれたようです。とっても上手ですね~☆
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大人の方々にも楽しんでいただけたようです。
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たくさんの方々に来てくださいました!

雨の中来てくださった皆様、本当にありがとうございました!

フロアスタッフ うぶやしき
みなさん、「立盤古(たてばんこ)」って知っていますか?
たてばんことは、江戸時代ぶ「おもちゃ絵」として楽しまれたもので、
パーツを組み合わせてつくる立体の絵です。

8/29はワークショップ「深海たてばんこ」をおこないました!
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パーツを切って、黒い箱に貼っていきます。

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ダイオウイカ
リュウグウノツカイシーラカンス...
深海にはおもいしろいいきものがいっぱい!

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完成したたてばんこ、ぜひお家に飾ってくださいね(^^)
絵や写真でアレンジできるので、オリジナルのものを作っても楽しいですよ~☆

残り少ない夏休み、体調を崩さないように気をつけてくださいね!

フロアスタッフ きただにさやの
夏休みも終盤です!
8月28日のワークショップは恐竜・鉱物ストラップづくりを行いました。

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恐竜や鉱物が描かれた6種類のシートから好きなものをひとつ選んで、
もう1枚の裏面に、自由にお絵かきします!

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ストラップに選んだシートとお絵かきした作品をいれて、
最後に、スタッフがふたをパチッと閉めたら完成です!
みなさんとってもすてきなストラップが出来ました!

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ご参加くださり、ありがとうございました!
今回描かれていた鉱物たちは、本館2階生物多様性フロアで行われている、石ころズラリ展で展示されていますよ。

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明日8月29日は、「深海たてばんこをつくろう!」を行います。
みなさま、ぜひご参加ください!


フロアスタッフ いのうえ さき
8月27日のワークショップは「シカのツノをつくろう」を行いました。
紙でつくったシカのツノに色をぬって、頭につけてみよう!

ということで、さっそくシカのツノとミミに色をぬっていただきました

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みなさん真剣です。

色がぬれたらツノとミミをハチマキにつけて、輪ゴムをとめると......

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完成です!
みなさん、とってもすてきなツノを作ってくださいました!!
ワークショップを行ったあともツノをつけてくれたお友だちがたくさん。
この日は、かっこうよくてかわいいシカさんたちを「ひとはく」でたくさん見ることができました(*'ω'*)

ご参加してくださったみなさま、ありがとうございました!!


今週はワークショップ週間! まだまだたくさんのイベントがあります。ご期待ください。
くわしくはコチラ
みなさまのお越しをお待ちしております

フロアスタッフ ふじわら


残暑がありつつも、初秋の雰囲気が漂い始めました。皆様、お元気でしょうか。
さて今日は、はかせと学ぼう!形であてる化石クイズ「さわってアンモ」を行いました。
担当は、アンモナイトはかせの生野研究員です
イベントの内容は、箱の中に入っている本物の化石をさわって、手の感触だけで何の化石かを当てるというものです。

スタッフからやり方とルールを聞いて、さっそく1つ目の化石の入った箱に手を入れます。

最初は少し簡単だったかな?(笑)
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次は2つ目の箱。1つ目の箱と比べて、少し難易度は上がっているかも・・・?!
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さぁ、3つ目は、はかせ担当の最後の箱です。今までよりも難しくなっています!
みんなは全問正解できたかな?
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普段は触ることのできない本物の化石に、みんさん大興奮!
子どもたちが貴重な体験ができたと、お父さん、お母さんも満足そうでした。
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午後1時から2時間のイベントでしたが、たくさんの方々に楽しんで頂けました。

参加してくださった皆様、ありがとうございました!

フロアスタッフ うぶやしき




本日(8/25)、ひとはくでは昨年に引き続き県立北摂三田高等学校・吹奏楽部をお招きし、「夏休みひとはくサロンコンサート」を開催しました。

演奏に合わせてたくさんの方々にお集まりいただき、夏のブラスの響きを楽しんでいただきました。

コンサートは部長の挨拶に始まり、皆さんが聞き馴染みのある楽曲を元気よく演奏してくれました。

【セットリスト】
① 夏色(ゆず)
② 世界はあなたに笑いかけている(Little Glee Monster)
③ ノーダウト(Official髭男dism)
④ サイハテアイニ(RADWIMPS)

アンコール オレンジ(GReeeeN)


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曲間のMCでは、部員によるユーモアあふれる曲紹介も見物でした。
漫才のようなかけ合いや、普段の高校生活が垣間見れるやり取りなど、軽妙なトークに観客の皆さんも楽しんでおられました。


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素晴らしい演奏をしていただいた北摂三田高校・吹奏楽部の皆さん、ありがとうございました。

北摂三田高校・吹奏楽部は、「地域に愛されるバンド」を目指して、コンクール入賞を目指して演奏技術を磨く傍ら、福祉施設の訪問などにも積極的に取り組んでおられます。

今後の更なるご活躍を期待しています!

なお、来年(令和2年)3/27(金)、郷の音ホール(三田市総合文化センター)で定期演奏会を開催されるそうです。


観客の皆さんも本当にありがとうございました。



生涯学習課 坂井 貴行
こんにちは!
私は人と自然の博物館でインターンシップをさせていただいている学生です。

 今日は「ころころダンゴムシ」というイベントを行いました。
その中で、普段はあまり接することのない子どもたちに説明するという体験をさせていただきました。
 イベントでは、子どもたちがそれぞれ好きなデザインのオリジナルボールを一作りました。そして、できたダンゴムシボールを転がして点数を競うゲームを行いましたが、これも大盛況でした。

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 はじめは少し緊張しましたが、しだいに参加者との距離も近くなり私自身も楽しむことが出来ました。

 インターンシップも今日で折り返しです。残りの期間も楽しくたくさん学ばせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!

兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科 橘川 洸(きつかわ こう)
こんにちは!
私たちは博物館にインターンシップで来ている高校生です。


今日は午前中に「デジタル紙芝居」を上演しました。
朝から台本の読み合わせをしましたが、
実際にやってみるととても難しいなと感じました。
本番前に会場の入口に立って呼び込みをすると、あっという間にお客様が40人以上来てくださいました。
普段は人前で話す機会が少ないので、貴重な体験になりました。最後にお客様からたくさんの拍手を頂いて、とてもうれしかったです。

午後は「妖怪缶バッチ作り」の補助をさせて頂きました。
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生まれて初めて接客をする中で、人とのコミニュニケーションの大切さを学びました。時間とともにお客様も増え、私たちも慣れてきて、とても楽しくできました。

明日は「収蔵庫棟での実習」をしますが、ますます頑張っていきたいと思います。

兵庫県立宝塚高等学校 中村恵里菜 
仁川学院高等学校 坪井悠
●● 企画展のおしらせ ●●●

ただいま2階奥のひとはく多様性フロアにおいて、
コレクション展「石ころズラリ~美しい鉱物から珍しい岩石まで~」を開催中。

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英名で「銅の花」とよばれる青が美しい「胆ばん」や(写真左)、
黄色の「自然硫黄」(写真右)などカラフルな石から、

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化石が入っている石などにさわれる「石ころにさわってみよう」コーナー(写真左)など様々な展示があります。
「誕生石コーナー」(写真右)もありますので、自分の誕生石をさがしてみよう!

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文字が浮かび上がったり、二重にみえるおもしろい石や、
石英(水晶)の展示もありますよ。

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●● ワークショップのおしらせ ●●

石ころズラリに関連するイベントで8/28(水)に
ワークショップ「恐竜・鉱物ストラップづくり」というイベントがあります。(参加費:100円)

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恐竜や鉱物の絵を自由にかいてオリジナルのストラップをつくってみましょう!
※両面タイプのストラップです。片面はタンバティタニス(丹波の恐竜)や鉱物の絵など図柄を選べます。

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▲鉱物ストラップの図柄のひとつ「天青石(てんせいせき)」


名前の通り淡い青色の鉱物ですが、
炎色反応で赤色を示すストロンチウムを含むために、花火の材料に用いられています。

ワークショップのイベント詳細は下記のタイトルをクリック▼

★→→ 8/28(水)ワークショップ「恐竜・鉱物ストラップづくり」 ←←★


このほかにも、たくさんイベントがありますのでぜひお越しください。

コレクション展「石ころズラリ~美しい鉱物から珍しい岩石まで~」

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期間2019年7月13日(土)~9月29日(日)

場所:2階ひとはく多様性フロア、エントランスホール

くわしくは→コチラ★  パンフレットは→コチラ★ (※リンクをクリック)


フロアスタッフまつだ


いよいよお盆休みも最終日です!

ひとはくでは8月17日18の2日間、画はくの日~鉱物を描こう~を行いました!
2階ひとはく多様性フロアの石ころズラリ展に展示されている鉱物を見ながら、お絵かきをしました。

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はじめにどんな鉱物が展示されているのか説明を聞いて、描きたい鉱物を選びます!


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次はいよいよお絵かき!
みなさんじっくり鉱物を観察しながらお絵かきしていますね~

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とっても素敵に描いてくれました!!

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ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!!

次回のフロアスタッフとあそぼうは、8月24日(土)ころころダンゴムシです。
みなさまのご参加お待ちしております。

★夏休み期間(~8/31まで)  無休 で開館しています。


フロアスタッフ いのうえ

みなさま、お盆休みはどのようにお過ごしでしょうか。
ひとはくではアンモナイトのレプリカを作るイベントを行っています。
本日、8月15日も台風10号の影響で14時までの開館でしたが「とっても簡単!化石のレプリカづくり」行いました!

レプリカの型はごつごつした形の「リエリセラス」とギザギザした形の「オルソスフィンクテス」の2種類を用意しています!

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この2つからひとつ選び、カラフルなおゆまるから好きな色を選びます。
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おゆまるが温まって柔らかくなったら型に入れます。
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2分ほど冷やして型から取り出すと完成!!
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台風の中、イベントにご参加くださり、ありがとうございました!!
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このイベントは明日、8月16日(金)まで行っています。
夏休み中は毎日開館しており、イベントもたくさんあります!(クリック!

ぜひお越しください!

フロアスタッフ ふじもと ももこ

いよいよお盆休みがはじまりました。

昨日に引き続き、妖怪のぬり絵缶バッジをつくるイベントを行いました。
兵庫県に存在するといわれている7種類の妖怪たちが登場しました。
大人気のイベントで、たくさんの方が参加してくださいました。


色鉛筆で色をつけて、ぬり絵を完成させましょう!
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絵が描けたら次はバッジづくり。
さて、じょうずにできるのでしょうか?!
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完成!うまくできたねー!
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こんなに、たくさん作ってくれたお友達もいました☆
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みんな、楽しそうにぬり絵をぬってくれました。
完成した時のみんなの笑顔が部屋中にあふれていて、私もうれしい気分になりました。

参加されたみなさま、ありがとうございました!!


フロアスタッフ うぶやしき

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。


8月のKidsサンデー(4日)は、晴れで 暑い日でした。




博物館のエントランスホールのちかくでは、アベリアの花が咲いています。
また、セミ類(アブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミなど)がたくさん出現しています。


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▲アベリアの小さな花が、いっぱい!      




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▲セミ類がたくさん見られます(左の写真にクマゼミとアブラゼミが、右の写真にニイニイゼミ)



コシアカツバメの情報です。

今年の夏、暑いですね~。コシアカツバメは少しでも涼みたいのか、
巣の入口のところから顔を出しています。


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▲巣(昨年作られたもの)から顔を出しているコシアカツバメのヒナ?
(8月6日昼に撮影)




Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。


午前中は、


深田公園・実習室で採集・観察する「チャレンジ!セミとり」や
アースシアターでの「デジタル紙芝居」、1階の展示室での「展示解説」
がそれぞれ行われました。





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▲キッピ―山のラボ(有馬富士自然学習センター)のコミュニケーターによる
 「チャレンジ!セミとり」の様子




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▲フロアスタッフによる展示解説
「ボルネオ ジャングル探検 ツアー」の様子





午後は、


深田公園で「しゃぼん玉」、
実験セミナー室・深田公園で「顕微鏡で植物の組織を観察しよう」、
ひとはくサロン・深田公園で、「ひとはく探検隊『水辺の いきものを捕ろう!』」、
ひとはく多様性フロアで「パネル シアター」、
実習室では、「くるくる まわるタネ の もけいを つくろう!」が行われました。
それからアースシアターでは「デジタル紙芝居」が上演されましたよ。






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▲ ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるんプラザ)の皆さんによる
「しゃぼん玉」の様子



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▲キッピ―山のラボのコミュニケーターによる「顕微鏡で植物の組織を観察しよう」の様子




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▲研究員・地域研究員とフロアスタッフによる、「ひとはく探検隊
『水辺の いきものを捕ろう!』」の様子





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▲ひとはく連携活動グループの人と自然の会の皆さんによる「パネル シアター」の様子




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▲研究員による「くるくる まわるタネ の もけいを つくろう!」の様子




 <見に来て!>
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 博物館の4階入口のちかく(高架下)には、現在、15個の
 コシアカツバメの 巣があります。 
 
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 ▲ ひとはく4階入口ちかくの高架下

  
 しかし、15個のうち13個の巣には スズメが入っており、
 コシアカツバメが子育てをしている巣は、わずかに 2個
 だけです。

 そのうちの1個は、今年の5月初旬から作りはじめられ、
 6月初旬には完成したと思われました。しかし、その後
 6月下旬から再び、入口の部分が長く継ぎ足されて、
 首の長い「とっくり型」になりました。

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 ▲ 真下から見た「とっくり型」のコシアカツバメの巣

 この巣の形は、教科書的な?コシアカツバメの巣の形だと思われます。

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 ▲博物館の4階入口ちかく(高架下)にある今年作られたコシアカツバメの巣
  (左が6月24日に撮影、右が8月9日に撮影)


 皆さんで見に来てくださ~い。

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今回は、湊川短期大学の安永さん、池田さん、稲川さん、稲葉さん、村井さん、
森本さん、井上さん、吉田さん、山下さん、恒松さん、黄瀬さんと、
こども☆ひかりプロジェクト(関西ユース)で、龍谷大学の三上さん、関西学院
大学の古塚さん、大阪大学の徳平さんが子どもたちのサポートをしてくれました。

それから、ボランティアとして、古谷さん、細川さん、門口さんが 参加してくだ
さいました。

また、博物館実習生(大学生)の高山さん、長谷川さん、藤原さん、上中さんが
一部のプログラムの準備段階から当日の子どもたちのサポートをしてくれました。

皆様お疲れ様でした。




次回の Kidsサンデーは、2019年9月1日(日)に行われます。


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ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
「第4回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」の7日目です。

早朝、台湾で地震がありました。台北は震度4だったそうですが、我々は特に被害もなくホテルをチェックアウトして、バスで土産屋を経由して、桃園国際空港に向かいました。土産物屋で購入したドライマンゴーや有空港の有名店のパイナップルケーキ等、沢山の思い出と共に持ち帰ります。

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 これで本ツアーの報告も最後とさせていただきます。
 最後に、高校生の皆さん、送り出して下さった保護者の皆さん、台湾でお世話をして下さった多くの皆さん、関係者の皆さんに感謝申し上げます。

令和元年8月8日
公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会



★☆★これまでの様子については各日のブログをご覧ください★☆★

◆第6日(8月7日):コウモリトラップ、ポスター作成、発表など
◆第5日(8月6日):夜市での夕食、動物園の園路沿いの観察など
◆第4日(8月5日):關渡自然公園湿地帯見学、故宮博物館など
◆第3日(8月4日):ライトトラップ、野鳥観察、コケの観察・標本作り、日台交流など
◆第2日(8月3日):野鳥観察、東眼山自然教育センター指導員による解説など
◆第1日(8月2日):台北市立動物園内見学、歓迎夕食会、夜間生物観察など
「第4回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」の6日目(5日目夜から6日目夕方まで)のご報告です。

■5日目
夜:動物園遊歩道での夜間観察(コウモリトラップ確認)

■6日目
午前:コウモリについての講義、コウモリの体長測定など
午後:フェアウェル昼食会
   ポスター作成、発表、閉会式

5日目の夜は最後の夜間観察の時間です。
2時間ほど前に設置したコウモリトラップ4機を確認しにいくと、2機に3頭のクロアカコウモリがかかっていました!本当にコウモリが捕まるか半信半疑であった高校生たちは、みな興奮した表情でした。
その後、遊歩道を散策しヘビやカエルを観察。ゴールの集合地点近くで、寝ていたカワセミを発見。かわいい姿にみんな笑顔になりました。

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6日目は小雨模様。朝のコウモリトラップの確認とトラップ撤収は中止になりました。コウモリの捕獲数は昨晩から2種2頭が追加され、今回の結果3種5頭を捕獲できました。
その後、台湾の研究者からコウモリの生態についての講義と、分類や体長測定などの実習がありました。


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午後からは、初日から6日目までに学んだ生物について、ポスター制作です。日台の高校生がそれぞれ入り混じった8班(各5名)で約2時間強の時間でポスターを作りあげます。拙い英語やスマホアプリを駆使して、必死でコミュニケーションをとりながら短時間でポスターを仕上げ、完成後に全員の前でそれぞれ発表しました。

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閉会式ではそれぞれ日台の高校生が色紙交換をしました。高校生たちは前々日から気持ちのこもった色紙を全員で作ってきました。色紙を渡す際は、感極まって泣き出す高校生が数名見られました。その後、別れを惜しみながら、台北市立動物園をバスで後にしました。

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晩ごはんは台北市内にあるレストランで。まだお別れの余韻が残っている高校生もいましたが、皆リラックスした表情を見せてくれました。明日はツアー最終日です。

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公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会


「第4回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」の5日目(4日目夜から5日目午後まで)のご報告です。

・4日目夜は夜市での夕食
・5日目は再び動物園の園路沿いの観察

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台来の夜市はいくつかありますが、比較的歩きやすい公館夜市に行きました。今年は豬血糕(もち米に豚の血を混ぜて固め、蒸した料理)や臭豆腐など、台湾独特の食べものに挑戦する高校生が多数で好奇心旺盛です。また名物の小籠包、タピオカミルクティー、マンゴーかき氷など各自食べて大満足の様子です。





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5日目の午前は、動物園内遊歩道での生物観察。主に昆虫、中でもトンボを多く観察しました。午後は、ハコガメの甲羅につけた発信器を無線アンテナで探し当てる、生き物追跡調査を体験。その後は、キノボリトカゲ食性調査、サプライスのお誕生日会(今日誕生日の日本人高校生1名+8月誕生日の参加者に桃饅頭のプレゼント)。夕方は園内の熱帯雨林動物ゾーンの見学とコウモリトラップの設置です。コウモリトラップはハープトラップといって、コウモリの通り道に仕掛けるものです。その成果は次回の報告にて。

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公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会


 夏休み期間の7/29(月)~8/2(金)、8/5(月)に、ひとはくにて「教職員・指導者セミナー」を行いました。
 このセミナーは、小、中、高等学校、特別支援学校、幼稚園、保育園の教職員や、環境体験学習等を指導されている方を対象に毎年開催しています。
 夏休み明けの授業等において、子供たちの興味関心を引き出し、内容の深い学びにつなげるべく、とても熱心に受講してくださいました。
 以下、セミナーの内容を簡単に紹介します。



G01「小さな子どもの指導者向け 身近な植物観察の仕方」 講師:小舘 誓治


 深田公園に生えている植物などを使って、身近な植物の観察の仕方を学びました。

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G02「石ころから学ぼう!」 講師:古谷 裕・小山 恵介

 受講者が学校の近くで拾ってきた石ころなどを使用して、石ころ標本セットを作成しました。さらに、加古川下流部で採集された石ころから、ルーペで化石を探して写真撮影をしたり、放散虫化石拡大模型のレプリカを作りました。

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G03「外来種問題を正しく理解し教えるためのポイント」 講師:太田 英利

 外来種の問題を子ども達に正しく伝えるために、教師が知っておくべき事実、持っておくべき考え方など、外来種関連の指導を行う際のポイントを学びました。

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G04「ともに考える里山林を活かした教育カリキュラム」 講師:橋本 佳延

 三田市狭間が丘にあるブイブイの森(南公園)を例に、実際に体験しながら事例を学び、学校での関わりやカリキュラムを講師・受講者が一緒になって検討しました。また、自然観察に出かける際の注意点や指導法など、身近な校外での観察に生かせる内容も学びました。

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G05「ひょうごの森と身近な樹木-講義と観察-」 講師:黒田 有寿茂

 兵庫県の森林植生についての概要、主な樹種の押し葉標本の形態の特徴や見分け方について学びました。また、博物館周辺の樹林や植栽地で見られる樹木を観察し、生活史などについて学びました。

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G06「デンデンムシとダンゴムシ」 講師:鈴木 武

 兵庫県の代表的なデンデンムシとダンゴムシの観察を通して、特徴や飼育方法などを学びました。

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G07「地理情報システムの使い方」 講師:三橋 弘宗

 フリーで利用できる地理情報システムのソフト(QGIS)を使って様々な地図を表示し、統計情報や主題図を重ねることで、地域の特徴を地図として表現する方法を演習しました。また、2022年度から高等学校で導入される科目「地理総合」のほか、まちづくりや生物、様々な総合学習においての活用方法を具体的な事例をもとに学びました。

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G08「動物進化の物語 ~進化を扱う授業の工夫~」 講師:高橋 鉄美・松島 修(地域研究員)

 昨年度まで中学校の理科教員をしていた、ひとはく地域研究員が、実践を通して開発した教育ツール(系統樹を時代ごとに切り分け、それぞれの時代でどのような動物が進化したのかを、わかりやすく伝える)を学びました。

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G09「障がいのある子どもが感じていること」 講師:三谷 雅純

 障がいのある子供たちとの自然観察など、実際の野外活動やインクルーシブ教育を念頭に置いて、子供に与える教材の作り方や野外で注意すべき点を考えました。

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G10「身近な自然の観察」 講師:NPO法人 野生生物を調査研究する会

 身近な植物や昆虫の採集の仕方から、からだのつくりの観察ポイントを学びました。

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G11「森の土の基礎を学ぶ」 講師:小舘 誓治

 身近な森の土壌を対象に、その性質や調べ方などを公園や校庭などの土壌と比較しながらの講義と野外での実習を通じて学びました。

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G12「ヒアリを学ぶ-外来生物問題の生物学」 講師:橋本 佳明

 特定外来生物のヒアリから学ぶことで、外来種問題や、どのようにして外来種から私たちの暮らしや日本の自然を守れば良いのかを考えました。

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G13「ピカピカ泥だんごの作り方」 講師:赤澤 宏樹

 庭の土(まさ土)を使った昔ながらの泥だんごと、陶芸用粘土を使ったピカピカ泥だんごの作り方を学びました。

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G14「水中の小さな世界を知る」 講師:NPO法人 野生生物を調査研究する会

 プランクトンネットの使い方を学び、顕微鏡(実体&光学)を使って水中の生き物を観察しました。

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G15「石の見分け方を学ぶ」 講師:NPO法人 野生生物を調査研究する会

 堆積岩や火成岩などの見分け方について、実習と講義を通じて学びました。

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G16「地層・化石の勉強と化石発掘体験」 講師:久保田 克博・恐竜技師チーム

 小学校6年生の「大地のつくり」をはじめとする地学的な学習を、研究員ならではの解説をふまえて指導に生かす術を学びました。また、丹波地域から発見された恐竜タンバティタニスやその他の化石、発掘現場の様子などを学んだ後、実際に丹波竜発見地から採集された岩砕を使用して、化石発掘体験を行いました。

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G17「火山灰を調べる」 講師:加藤 茂弘

 火山噴火の仕組みを学んだ後、教科書に登場する姶良火山灰や、兵庫県北部の神鍋火山から噴出したスコリアなどを材料として、爆発的噴火で火山周囲に降り積もる火山灰やスコリアを造る鉱物や火山ガラスを取り出して観察しました。

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 梅雨明けの猛暑の中、また、学期末の面談等でご多用の中、セミナーを受講していただいた先生方、大変お疲れ様でした。
 この「教職員・指導者セミナー」は来年度も行う予定ですので、他の先生方も奮ってご参加いただきますよう、心よりお待ち申し上げます。
 また、セミナー以外でも、ひとはくをご利用ください。


生涯学習課 坂井 貴行

「第4回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」の4日目(3日目夜から4日目午後まで)のご報告です。

・3日目夜~4日目朝(東眼山)
・4日目午前移動し、關渡自然公園湿地帯見学
・午後 故宮博物館

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東眼山のライトトラップ2日目として、マルバネクワガタのメス、シロスジカミキリ等が飛来し、ヘビも数種観察しました。朝の観察では、アオバト、メジロ、クロヒヨドリのを他、ツノゼミも見ることができました。東眼山出発記念で集合写真も撮りました。
バスで淡水方面に移動し、關渡自然公園の湿地帯を見学。マングローブ林も見学しました。その後は、世界三大博物館と言われる「国立故宮博物院」に行き、話題のハクサイや豚の角煮等を見ました。




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公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会


「第4回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」の3日目です。

正確には、2日目夜から3日目午後までのご報告です。
今夜の様子は明日の書き込みです。

2日目夜~3日目昼のプログラム(東眼山)

・2日目夜      夜間観察(ライトトラップ(昆虫)、遊歩道沿いの生物観察(主に両生爬虫類))...
・3日目朝      野鳥観察
・3日目午前~昼過ぎ 東眼山遊歩道での生物観察
・3日目午後     コケの同定、観察、標本作り
           グループごとに日台交流の時間

東眼山の自然を積極的に観察するため、昨晩から盛りだくさんです。
昨日、夜間は気温も湿度も下がり、比較的過ごしやすい環境の中、水銀灯、紫外線ライトによるライトトラップと遊歩道観察です。
ライトトラップは、沢山の鱗翅目(ガ)、ツノトンボ、ヤブキリ、カブトムシが飛来しました。
遊歩道では、タイワンアオハブ、タイワンアオヘビ、アカマダラ、タイヤルセダカヘビのヘビ、ヒスイガエル、ラトウチガエル、フーチャンオオアタマガエルなどのカエルが観察できました。
今日午前中は、鳥や植物の観察の後、施設の中で、けん玉が得意な高校生を中心に盛り上がった他、折紙や福笑い、台湾の王様ゲームなどで交流しました。


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公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会


連日猛暑の毎日ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は、ひとはく探検隊「水辺のいきものを捕ろう」を行いました。
水辺に棲む水生生物(ヤゴ、ザリガニ、オタマジャクシ等)を、深田公園のビオトープで捕るというイベントです。
今回は櫻井研究員渡辺地域研究員博物館実習生に同行して頂きました。


まず、イベントの説明同行者の自己紹介、そして実習生による水生生物にまつわるクイズをしました!
みんなクイズに積極的に参加してくれました!
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次に、ビオトーブまで移動します。
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さていよいよ水生生物をつかまえます!
何がとれるかな~
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ザリガニがいっぱいとれたねぇ~
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おとなの方にもたのしんでいただけました。
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水辺に棲むいきものたちに、みんな大興奮でした。
普段は気にも留めないところにも、いろんな生き物たちがいることを実感することができました。

今日は暑い中、参加して頂いたみなさま、ありがとうございました!

フロアスタッフ うぶやしき

「第4回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」の2日目です。
本日のプログラム

・動物園にて野鳥観察
・東眼山に移動...
・遊歩道から生き物観察
・東眼山自然教育センター指導員による解説

昨夜は動物園内の施設で休み、午前には双眼鏡の使い方のレクチャを受け早速、バードウォーキング。その後は、台北市外の東眼山自然教育センターに移動しました。この地は標高1000メートルと、動物園とは違い生き物が見られます。
オウチョウやヤマムスメなど、普段見ることのできない鳥を観察できました。遊歩道は、樹皮に擬態したアイフィンガーガエルを見つけることができました。

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公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会

 


連日の猛暑、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?


さて、今日はフロアスタッフとあそぼう「きょうりゅう骨パズル」を行いました。
2006年に丹波市で発見された植物食の大型恐竜、丹波竜。
2014年に新種の恐竜として学名がつきました!「タンバ・ティタニス・アミキティアエ」といいます。
大きなタンバティタニスの木製パズルをみんなで組み立てます。
ふたつのグループ(タンバリュウチームとヨロイリュウチーム)に分かれて、タイムを競いました!


まずは丹波竜の簡単なクイズイベントのやりかたの説明をしました。
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つぎに、タンバリュウの骨パズルを行いました。それはどこの骨かな~? むずかしいねぇ~
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さいごはタンバリュウのスタンプを押しました! きれいにつくるにはすこしコツがいるかも?
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今回のイベントは、こどもたちの "考える力" が主役でした。
わからないパーツも、最後まであきらめないでさがしていた姿には、スタッフも感銘をうけました。
また、むずかしいパーツを、いとも簡単にはめ込んでいるおともだちもいたので、おどろかされました。
みんな丹波竜がどんな恐竜か、知ってもらえたかな?
二回競ったのち、骨パズルの勝敗は、わずかな差でタンバリュウチームの勝利となりました。
ご参加してくださったみなさま、ありがとうございました!


 フロアスタッフ うぶやしき










8月になりました。暑いですね〜

真夏の恒例:涼しい室内で虫を楽しむプログラム、「むしむしたいけん」の情報です。

カブトムシ、クワガタムシ、セミ、トンボ、チョウなど、いろんな生きた昆虫に触れる機会です。
小さな子どもたちにもおすすめ!

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むしむしたいけん(キッピー山のラボ:三田市有馬富士自然学習センター)

【日時】8月10日(土)〜12日(月)11:00〜16:00

【場所】キッピー山のラボ:三田市有馬富士自然学習センター(三田市) 学習室
 https://kippy-labo.wixsite.com/kippy-labo
【参加費】100円(1歳以下無料。小学3年生以下保護者同伴。同伴の保護者も100円)
【参加方法】自由参加
 TEL: 079-569-7727 三田市有馬富士自然学習センター 
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これを、そのまま、移動しまして(虫を補給したりして)(↓)

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むしむしたいけん(あいな里山公園)

【日時】8月14日(水)〜16日(金)10:00〜16:30
【場所】あいな里山公園(神戸市北区) 里山交流館
 https://kobe-kaikyopark.jp
【参加費】100円(1歳以下無料。小学3年生以下保護者同伴。同伴の保護者も100円。別途、入園料が必要)
【参加方法】自由参加
 TEL: 078-591-8000 あいな里山公園 管理センター

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「むしむしたいけん」これまでの例
https://www.hitohaku.jp/blog/2017/08/20175/
https://www.hitohaku.jp/blog/2017/08/2017_1/

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(八木)
日台の高校生40名が台北等で1週間、博物館の研究者から生き物の観察・調査の手法等を学ぶ「第4回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」が今日から始まりました。
初日のプログラムは次のとおりです。

・訪台
・台北市立動物園内にて顔合わせ
・動物園内見学
・歓迎夕食会
・動物園内園路での夜間生物観察
・動物園内の台湾固有動物エリアの動物解説および見学
・歓迎夕食会(動物園長挨拶)
・夜間生物観察(動物園遊歩道)

今日は、ヘビ5種、カエル、昆虫などが観察できました。
今日から1週間、両国の高校生が、プログラムを通して、多くの生き物と出会い、知識と親睦を深めるのが楽しみです。

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公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会


8月に入り、暑さも本格的になってきましたね!

8月2日(金)に教員の初任者研修の取り組みとして、ワークショップ 「めざせ!!昆虫はかせ」をおこないました。
私たちの身の回りには昆虫がたくさんいます。
虫たちの足は何本あるのかな?日本の国蝶(こくちょう)を知っているかな?
今回のワークショップでは様々な昆虫クイズにチャレンジして、昆虫はかせを目指しました!

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クイズに答えて、ペーパーバックに昆虫スタンプを押しました!
スタンプを押したり、クイズに答えたりしてたくさんの昆虫の名前を覚えることができました。

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スタンプを押したペーパーバックに色を塗ったり絵を描いたりして自分だけのステキなオリジナルペーパーバックが完成しました。

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完成したらはかせの称号である昆虫はかせカードをゲット!!
これからも色んな昆虫を見つけてね!

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いつもは学校の中で働いている私たちですが、博物館のお仕事を体験させてもらってたくさんの学びがありました。
様々な年齢の子どもたちが楽しめるようイベントを企画し、運営していく中で、学校とは違う子どもたちの姿を見ることができました。
館内放送は、緊張し、少し失敗してしまいましたが、たくさんの来館者の皆様やスタッフの方々のサポートのおかげで無事に終えることができました。
この経験で学んだことを、これからの学校現場に活かしていきたいと思います。
学校と博物館を繋げる取り組みを考えていきたいと思いました。
ありがとうございました。

初任者研修
宝塚市立長尾中学校 林
宝塚市立丸橋小学校 桑木
宝塚市立宝塚小学校 金川・高見
夏休みのひとはくは、平日もにぎわっていますよ!

7月最後の日
7/31(水)は、ワークショップ「プラ板づくり」を行いました。

プラ板は、透明なプラスティックの板に、絵を描いて、
オーブントースターで焼くものです。

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真剣です!

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トースターで焼いて、縮む様子を見ています。

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ヒモや飾りをつけて完成!

工作系ワークショップは、
8月27日(火)~30日(金)も行います。

ココ☜をチェック!!

是非参加してね♪

フロアスタッフ せら ゆうこ




7月28日(日)フロアスタッフとあそぼうササ舟ウォータースライダーを行いました。

簡単なササ舟づくりも、はじめてだとけっこうむずかしい!?

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まずは大きな葉っぱのクマザサで、つぎにちょっと細身のネザサで舟をつくりました。

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ミニュチュアの自分をササ舟に乗せて、水に浮かべました。

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ジョウロで水を注いで、ウォータースライダー!まるで自分がササ舟に乗ってすべってるみたい!

またササを見つけたら、ササ舟つくって遊んでくださいね。
ご参加ありがとうございました!

(フロアスタッフ いしくら)

待ちに待った夏休みが始まりました今年は梅雨明けすぐの夏休み、そしてたいへんな暑さです。

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この時期、多くの小学生・中学生は夏休みの自由研究に取り組むことと思います。また、高校生の中には、課題研究や自然科学系部活動の研究をこの夏休みに取り組む人たちも多いと思います。
そんな小・中・高のみなさんをひとはくでは、展示や収蔵品の資料、セミナーやイベント、図書等で応援したいと思います。どうぞひとはくに実際にご来館いただくか、Webサイトのひとはくを訪れていただき、存分にご活用ください。

何を研究したらよいか分からない、どんなことが自由研究になるだろう★★

★夏休み中にさまざまなセミナーやイベントを行っています。植物の観察、化石の発掘体験、さかなの解剖、泥だんごなどのセミナーやイベントからヒントをつかんでください。

 >>8月の一般セミナー(申込が必要です。一部は締め切らせていただきました。)
 >>オープンセミナー(申込不要。当日参加OK。)

 >>イベントスケジュール7・8月号
 >>イベントカレンダー 7月 8月

★ひとはくサロンの図書レファレンスコーナーでは、小学校の自由研究から高校のSSH課題研究に役立つような本や図鑑を集めて置いています。一度ご覧ください。
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 ひとはくの蔵書の中から、自由研究や課題研究のヒントになりそうな本を集めました。小・中学生の自由研究については現役高校生の意見も取り入れて集めています。

研究していて分からないことが出てきた、名前が分からない★★

★昆虫の名前調べや、岩石を調べたりするセミナーを行います。
 >>8月の一般セミナー(申込が必要です。一部は締め切らせていただきました。)
 >>オープンセミナー(申込不要。当日参加OK。)

★ひとはくには、昆虫や植物、岩石・化石、都市計画などの専門の研究員がいます。来館して直接質問してもらっても結構です。実物を持参してくだされば、より的確な回答が可能になります。ただし、研究員は夏休み中も講演や講習会に出かけていますので、博物館にいることを事前に電話などで確かめてから来館してください。

★ひとはくのWebページの「お問合せ先」の「お問い合わせ入力フォーム」から質問する方法もあります。ただし、回答には少し時間を要する場合もあるのでご注意ください。写真等を送られる場合は鮮明なものをお送りください。
 >>お問合せ入力フォーム

研究はできたけどまとめ方が分からない、どうしたら見やすくまとめられるだろう★★★

★ひとはくサロンのカウンター横には、ひとはくの研究員が発刊した論文が置かれています。論文の抜き刷りはお持ち帰りいただくこともできます。こんな論文を参考にしながらまとめてみてください。高校生の課題研究はもちろんのこと、小・中学生の自由研究でも項目の立て方は、同じです。
ひとはくのWebページには論文の簡単な紹介も掲示しているので参考にしてください。
 >>ひとはく研究員の発表論文紹介(2017年)
 >>ひとはく研究員の発表論文紹介(2018年)
 >>ひとはく研究員の発表論文紹介(2019年)

hitohakuhakase150x150.jpg ひとはくの展示やセミナーなどをきっかけに、ナチュラリストをこころざす児童・生徒諸君が現れてくれたら、たいへん嬉しく思います。

生涯学習課 竹中敏浩



 7月27日 ~はかせと学ぼう ひょうごの妖怪~を行いました。

最初に大平研究員より妖怪に関する〇×クイズ!s-P1250012.jpg
















クイズの後、みんなで妖怪の絵を描きました。

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奥井研究員が「ぬえ」のライブペインティングをしてくださいました!
完成した「ぬえ」をみんなで色塗りしたよ!


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みんなが描いた妖怪の絵はひとはくサロンに飾っています!!
また見にきてください!
ご参加ありがとうございました!

みなさまのお越しをお待ちしています!

フロアスタッフ 佐久間 葉奈子

セミナー「但馬牛のひみつ」受講者募集!

7月13日に、ひとはくサロンに但馬牛が登場しました。
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但馬牛博物館×ひとはくコラボ展「但馬牛のひみつと牧場公園の自然」のために、はるばる新温泉町からゆめはくに乗ってやってきた但馬牛の模型です。

指紋ならぬ鼻紋(びもん)スタンプもありますよ。

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展示関連の催しとして、8月6日に但馬牛博物館から渡邊館長をお迎えして、セミナー「但馬牛のひみつ」を行います。
但馬牛の読み方は、「たじまぎゅう」か「たじまうし」か知っていますか?
実はどちらも正解です。「たじまぎゅう」と読むと肉のこと、「たじまうし」は生きている牛を指すそうです。
では、但馬牛と神戸ビーフの関係は?神戸ビーフに実は三田が深く関わっていたってホント?
気になる方はぜひセミナーにお越しください。

セミナー参加者には但馬牛(たじまぎゅう)の試食もあります。
おいしいお肉を味見しながら、但馬牛(たじまうし)のひみつを味わってみませんか。


日時 8月6日(火)13:30-15:00

会場 人と自然の博物館4階 実習室
定員 30名
受講料 1000円 *但馬牛試食付き
申し込みはこちら


8月18日(日)には但馬牛博物館の小玉学芸員が来館し、但馬牛クイズをします。
こちらは申込不要です。みなさまのお越しをお待ちしています!

自然・環境評価研究部 半田久美子

県立人と自然の博物館共催で、丹波市にある丹波竜化石工房ちーたんの館にて、
7月20日(土)より、夏期特別展「恐竜の卵の秘密」が始まりました。

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ここで、その様子を少しだけご紹介します!

まずは準備の様子・・・
運ばれてきた木箱を開けたら、何やら座り込んだ脚がでてきました。
これは・・・!?

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そう今回の主役の一部です。このあと、丁寧に組み立てられていきました。。。

続いては、トラックの中からトリケラトプスの登場です。
暴れると厄介なので、目隠しされて、角をしっかり固定されています。
でも今頃は、ちーたんの館の中で暴れてないかな!?

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他にも30点以上の標本が集合して、会場の準備が出来上がりつつあります。
右に恐竜の骨格が並んでいますねー
左のケースは何でしょう??


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左側は卵の研究室です。
馴染みのある卵だけど、実はこんな構造になってるんですねー

真ん中では研究者になった気分で、
顕微鏡で卵の薄片(薄くスライスしたもの)を観察することができます。
覗いているものは何の卵でしょうね?

さらに奥は・・・丹波市から発見されている卵殻化石が勢揃いしています。

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常設展もいつも通りだなーっと、通り過ぎずにじっくり見てみてください。
いつもと違うものがありませんか??

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さらに、会場で楽しめるクイズなども用意していますので、
恐竜好きの皆さん、是非この機会に足を運んでみてくださいね!

                         自然・環境評価研究部 久保田克博



7月21日、昨日に引き続き、フロアスタッフとあそぼう「アクアリウムをつくろう」を行いました。


最初にダイオウイカの生態についてお話を聞きました。
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みんながやるのは、ダイオウイカやリュウグウノツカイなどの深海生物たちを、フタにホッチキスで留める作業。
難しいけど、みんな上手くできました
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みんな上手にアクアリウムを作ることができました☆
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それぞれに個性のあるアクアリウムを作っていました。
なかには、自分のお気に入りのキャラクターの人形キーホルダーを、アクアリウムの中に入れているお友達もいました。
お子さんのみならず、大人の方々にも楽しんで頂きました。

世界に一つしかない、自分で作ったアクアリウムを持ち、みんな嬉しそうでした。



フロアスタッフ:うぶやしき

夏休みが始まりました♪

7月20日フロアスタッフとあそぼう「アクアリウムをつくろう」を行いました。

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最初にダイオウイカのお話を聞いてから
作り始めました。

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みんなで楽しく作りました。
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水を入れる時は真剣な表情に✨
みんな上手に入れていました!

水の中に泳ぐカワイイ深海生物♪
涼しげで、見ているだけで癒されますね。


明日も「アクアリウムをつくろう」開催します。
ぜひお越しくださいね♪


フロアスタッフ おおにし かおり

7月13日(土)、14日(日)に「画はくの日 カニの絵を描こう」を行いました。


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まず、カニについての説明をきいて、






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たくさんのカニの標本をじっくりと観察しながら絵を描きました。






7月14日(日)は【標本のミカタ】とコラボです!
スペシャルゲストの「カニカニブラザーズ」のお話を聞いてからの画はくの日です。
生きたカニもいましたよー!!

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とてもたくさんの方に参加して頂きました!
ご参加ありがとうございます(^▽^)
みなさんに描いていただいた絵はひとはくサロンに飾っています。
また見にいらしてください。

次回のイベントは7月20日(土)と21日(日)に行われる人気のイベント
アクアリウムをつくろう」です。


みなさまのお越しをお待ちしております!

フロアスタッフ ふじもと ももこ
連休中日の昨日、人と自然の博物館では近隣の県立北摂三田高等学校邦楽部の皆さん12名にお越しいただき、「ひとはくサロンコンサート」として琴の演奏を披露していただきました。
2回の演奏で、合計およそ250名の方々にお聞きいただきました。ご来場ありがとうございました。

北摂三田高校邦楽部は、今年8月に行われる全国高等学校総合文化祭出場校に選ばれていますが、今回はその本番での曲を披露していただきました。曲目は、長沢勝俊氏作曲の「箏四重奏曲(ことしじゅうそうきょく)」。インターネット上にもたくさん演奏がアップされている有名で人気のある曲目ですが、高校生には難しい曲目です。その難しい曲のなかで、日本の伝統や素朴さを演奏してくれました。1年から3年まで12名の北摂三田高校邦楽部の部員のみなさん、ありがとうございました。

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生徒さんによる曲目紹介。部員のモットーは「筝思相愛」とのことです。

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大勢の皆さまにご鑑賞いただき、ほんとうにありがとうございました。

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「但馬牛(たじまうし)」の展示のそばで演奏してくれました。

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このように幅広い年齢層の方々に楽しんでいただいたひとはくサロンコンサートとなりました。ご鑑賞いただいた皆さま、ありがとうございました。

ひとはくとしては、8月8日には「丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデPRコンサート」を、8月下旬には北摂三田高校吹奏楽部の皆さんによる今年第2弾の「ひとはくサロンコンサート」を催します。8月も弦楽やブラスバンドの音色とともに博物館の展示をお楽しみください。

生涯教育課 竹中敏浩

(公財)国際花と緑の博覧会記念協会と兵庫県立人と自然の博物館、台北市立動物園、財団法人台北動物保育教育基金會が合同で企画した「第4回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」が、今年も8月2日(金)~8月8日(木)の日程で行われます。
この事前学習会が、7月7日(日)に、日本側の高校生20名を集めて行われました。以下はその様子です。

最初に企画主体となっている(公財)国際花と緑の博覧会記念協会からご挨拶をいただいたあと、参加高校生と引率者の自己紹介を行いました。高校生たちはこの日が初顔合わせ。やや緊張した面持ちのなか、事前学習会が進められます。
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その後、現地での生活や台湾の高校生との交流について説明がありました。写真を交えてのくわしい説明で、高校生やこの日参加した8名の保護者の方々も、台湾の高校生と短期間で打ち解けていく交流のようすに感銘を受けたようでした。(写真上左)

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午後からは、生き物調査についての具体的な学習です。調査中に遭遇する可能性のある危険性をはらむ生物について、ひとはくの太田研究部長から、その危険度や対応方法について説明がありました。実体験にもとづく話ばかりで、どの高校生も危険性について理解するとともに、これから生き物調査に向かうのだという意思を固めることができたようすでした。(写真下左・下右)

この「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」は、8月2日に日本を出発しますが、そのようすをブログとしてここに掲載しますので、順次ご覧いただければ幸いです。

兵庫県立人と自然の博物館
生涯学習課 竹中敏浩


7月6日のフロアスタッフのイベントは、恐竜はかせの久保田研究員と
はかせと学ぼう「化石を掘り出そう!」を行いました。

当日10時からの受付でしたが、開館前より希望者の列ができて、
開館後20分には、13時、14時、15時の各回すべて定員に達し、45名の枠が埋まってしまいました。
参加できなかった皆様本当に申し訳ありません。
次回は12/15に同じイベントを行います。

イベントの始まりは、久保田研究員による丹波で発見された恐竜についてのお話がありました。
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子どもよりも大人が興味津々で聴かれていましたよ!

お話の後は、お待ちかね
化石を掘り出します。
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思ったより、力も集中力もいります。

掘り出せたら、化石を水で洗ってきれいにします。
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いろんな化石が出てきました。

化石に関するセミナーは、申込制の一般セミナー「化石発掘体験セミナー」もあります。
定員に余裕がある日もあります。
今後の予定は...
2019/7/14(日) A16化石発掘体験セミナー 10:00 体験する講座
2019/7/14(日) A17化石発掘体験セミナー 14:00 体験する講座
2019/8/4(日) A21化石発掘体験セミナー 10:00 体験する講座
2019/8/4(日) A22化石発掘体験セミナー 14:00 体験する講座
2019/8/11(日) A23化石発掘体験セミナー 10:00 体験する講座
2019/8/11(日) A24化石発掘体験セミナー 14:00 体験する講座
2019/9/15(日) A28化石発掘体験セミナー 10:00 体験する講座
2019/9/15(日) A29化石発掘体験セミナー 14:00 体験する講座
2019/10/13(日) A32化石発掘体験セミナー 10:00 体験する講座
2019/10/13(日) A33化石発掘体験セミナー 14:00 体験する講座
2020/3/22(日) A34化石発掘体験セミナー 10:00 体験する講座
2020/3/22(日) A35化石発掘体験セミナー 14:00 体験する講座

お申込みは、
E-mail:seminar@hitohaku.jp
申込番号・講座名・住所・氏名・年齢・電話番号・ファックス番号を明記ください。

皆様のご参加お待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ




月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。


7月のKidsサンデー(7日)は、梅雨の期間中(?)なのに 晴れで 暑いの日でした。

博物館のエントランスホールちかくの車道沿いには、クチナシ(八重咲き)の花
が咲いています。


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▲クチナシの白い花が、たくさん咲いています!      



ひとはく4階入口ちかく(高架下)の コシアカツバメの巣 の 情報です。

今年5月はじめに、新しく作られた巣は、その後、「とっくり」や「ビン」の
細くなってる部分と同じように、最近 細い部分を継ぎ足して
だいぶ長くなりました。

また、下記の写真では巣の下側に、なぜか 出っ張った部分が
作られていて、そこにも1羽 止まっています。

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▲今年、新しく作られたコシアカツバメの巣
(7月7日に撮影)





Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

午前中は、


深田公園・大セミナー室で採集・観察する「コオロギの赤ちゃんをみけよう」や
アースシアターでの「デジタル紙芝居」、3階の展示室での「展示解説」
がそれぞれ行われました。




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▲ひとはく連携活動グループの「きんひばり」さんによる
 「コオロギの赤ちゃんをみつけよう」の様子



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▲フロアスタッフによる展示解説「ひょうご の どうぶつ ツアー」の様子




午後は、


実験セミナー室・深田公園で「3つの小さな葉の植物を観察しよう」、
オープン・ラボ・深田公園で、ひとはく探検隊「アリをさがそう」、
恐竜化石展示室・ひとはく恐竜ラボで「解説!丹波の恐竜化石」、
ひとはく多様性フロアで「パネル シアター」、
大セミナー室では、「キッピ―山から こんにちは」や
「はねる生きもの の おもちゃ をつくろう!」が行われました。
それからアースシアターでは「デジタル紙芝居」が上演されましたよ。




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▲研究員による「3つの小さな葉の植物を観察しよう」の様子




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▲研究員とフロアスタッフによる、「ひとはく探検隊『アリをさがそう』」の様子




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▲研究員による「解説!丹波の恐竜化石」の様子





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▲ひとはく連携活動グループの人と自然の会さんによる「パネル シアター『たなばた』」の様子





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▲キッピ―山のラボの皆さんによる「キッピ―山から こんにちは『虫のお絵かき』」の様子



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▲研究員による「はねる生きもの の おもちゃ をつくろう!」の様子







 <見に来て!>
●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇

 博物館のエントランスホール前の芝生地に結構大きな岩が
 1つあります。
 
 この岩は、ある角度から見るとカエルの形に似た岩(と私が
 勝手に思って、ひそかに「カエル石」と呼んでいます)です。

 岩石に詳しい研究員によると、淡路島で見つかった礫岩で、
 3千5百万年前~3千8百万年前の地層から出てきたものだ
 そうです。

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 ▲エントランスホール前の芝生地にある岩


 皆さんで見に来てくださ~い。

●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇



今回は、湊川短期大学の安永さん、吉田さん、西村さん、原田さん、小川さん、
西田さん、前川さん、和田さん、植田さんと、
こども☆ひかりプロジェクト(関西ユース)で、滋賀県立大学の忍田さんが
ボランティアとして 子どもたちのサポートをしてくれました。
また、ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plazaの皆さん、
古谷さんも お手伝いいただきました。
皆様、お疲れ様でした。




次回の Kidsサンデーは、2019年8月4日(日)に行われます。


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ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

今日は、「ひとはく探検隊 アリをさがそう」を行いました
今回の隊長は、アリはかせ の 橋本佳明 研究員です
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博物館の周りで実際にアリを採取しました
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採取したアリを、顕微鏡で観察。普段は見ることのできない、からだの細かな部分を観察することができました
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フロアスタッフ 産屋敷
ひとはく・但馬牧場公園コラボ企画、今年もやります!!

夏休み自由研究特集「むし・うし・そうめん流し!」7月21日(日)、但馬牧場公園で、開催します。

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このチラシをダウンロードする → tajima2019event_paper.pdf

「昆虫大捜査線」、「牛のお医者さん」は、昨年と同じ。
→ 昨年のようすを見る

今年は、「そうめん流し」があります。長さ30mだって。楽しみですね。しかも、100円!

さらにさらに、「葉っぱでおようふく」「大きくしてみよう!」がありますよ。

葉っぱやお花で、かわいいデザインができるよ。
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顕微鏡で、ミクロの世界を、見てみよう!
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〜年齢別、おすすめの攻略方法〜

<幼児さん>
昆虫大捜査線に参加。ひろばでいっぱい虫とりしよう。
暑くなったら、お部屋に入って、「葉っぱでおようふく」であそびます。

<小学生たち>
とりあえず「牛のお医者さん」に申し込みましょう。
朝10時から先着順受付、定員は午前・午後とも20名限定です。
受付が済んだら、自由な時間で、「大きくしてみよう」で顕微鏡観察!
スケッチもして、夏休みの課題に活用しましょう。
虫好きなら、迷わず昆虫大捜査線。つかまえた虫を顕微鏡で見てみることもできるよ。

お昼ごはんは、そうめん流しで決まり!

牧場公園は、広いです。但馬牛博物館もあります。
動物たちに触れ合える、小動物舎もあります。
ペアリフト(有料)に乗って愛宕山の山頂まで行けば、景色も抜群!

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家族でたっぷり、遊べますよ!

ぜひ、いらしてください。


但馬牛博物館×ひとはくコラボ展「但馬牛のひみつと牧場公園の自然」

さて、今年は、コラボ企画として、展示もします。

但馬牛博物館×ひとはくコラボ展「但馬牛のひみつと牧場公園の自然」
こちらの会場は、ひとはくです。
7月13日(土)~9月1日(日)。4階ひとはくサロンにて。

但馬ビーフの試食も付いたスペシャルセミナーもあります。
くわしくは、こちらのページをごらんください。

(八木)
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アンモナイトは、だれもが1度は耳にしたことのある生物であり、地学の教科書にも登場するよく知られた存在です。
ところが、彼らはどんな生物だったのか、彼らの化石がどのように見つかるのか、についてはよく知られていません。
そこで本セミナーでは、アンモナイトに関する様々な誤解を紹介し、家や学校ですぐにでも自慢したくなるような正しい知識を覚えて帰っていただきます。


〇 講  師:生野 賢司 
〇 実 施 日:2019年7月21日(日)
〇 実施場所:兵庫県立人と自然の博物館 4階実習室
〇 受 講 料:700円(中学生~高校生:500円)
〇 対  象:中学生~大人
〇 申込締切日:7月19日(金)


■セミナーのお申込方法■

  • 博物館のホームページからお申込ができます。 → こちら をクリック
  • E-mail(seminar@hitohaku.jp)、FAX(079-559-2033)、
    はがき(〒669-1546 三田市弥生が丘6丁目 兵庫県立人と自然の博物館・生涯学習課セミナー係)まで、下記の必要事項を記入にて送信ください。
    ―お申込に必要な内容―
      ① セミナーの申込み番号(※本セミナーは「A19」)
      ② セミナー名
      ③ 氏名(ふりがな)
      ④ 年齢・学年
      ⑤ 郵便番号・住所
      ⑥ 電話番号・FAX番号
      ⑦ E-mailアドレス

【お問い合わせ】兵庫県立人と自然の博物館 生涯学習課セミナー係 TEL:079-559-2003


6月29日
30日の二日間、万華鏡づくり~海の仲間たち~を行いました!

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まずは、紙コップの底の穴に分光シートをはって、次にもう一つのコップの底には小さな穴をあけていきます♪

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二つのコップを合体させたら、ナガスクジラアオザメアオウミガメに好きな色をぬって、まわりペタッ

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とってもすてきな万華鏡ができました!

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ご参加ありがとうございました!

次週7月6日化石を掘り出そう!です。
みなさまのご参加、お待ちしています。




フロアスタッフ いのうえ さき
6/23(日)はかせと学ぼう!「けんちくかの日」を行いました。

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まちづくりはかせの福本研究員とミニチュアのまちをつくろう!

最初に福本研究員とフロアスタッフの話を聞いてから、一人ひとり自分の家をつくっていきます。
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窓をたくさんかいたり、家の壁にお花をかいたり...オリジナルの家ができました。

さっそくどこに住みたいか、自分の作った家をまちに置いていきます。
山の上に家を建てたお友達も!高いところから まちの様子がよくわかるね。

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「毎日おまいりできるから」と神社の横に家を建てたお友達や、
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「川へすぐ泳ぎに行ける」「自然が多い」と川や牧場の近くに家を建てたり、
「すぐ買い物に行けて便利だから」とコンビニやスーパーの近くに家を建てているお友達もいましたね(^^)
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最後にみんなで記念撮影!

イベントを通して「まちづくり」に興味をもってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
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ご参加ありがとうございました!

●●● 企画展のおしらせ ●●●

コレクション展「石ころズラリ~美しい鉱物から珍しい岩石まで~」
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期間2019年7月13日(土)~9月29日(日)
場所:2階ひとはく多様性フロア、エントランスホール

くわしくは→コチラ★  パンフレットは→コチラ★ (※リンクをクリック)

フロアスタッフまつだ

6月22日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「くるくるとぶタネ」を行いました。
翼をもち、くるくると飛ぶフタバガキのタネの模型を作ります。

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みんな同じものをつくるので、はねに絵を描いてもらいました。

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みなさん、いろいろな絵を描いていたので自分だけのくるくるとぶタネができました!!
タネが完成したら実際に飛ばしてみます。
博物館の中でタネを飛ばすことができるのはこのイベントだけですよー(^^)/

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博物館の2階から1階へ飛ばしました。どのタネもとってもきれいにくるくる飛んでいました!!
ご参加ありがとうございました!

明日のイベントは
  はかせと学ぼう!「けんちくかの日」
  「でんでん虫の観察」
です。
みなさまのお越しをお待ちしております!

フロアスタッフ ふじもと


 ヒアリを始め外来生物に関する講習会を,東京,岡山県,広島県に招聘されて実施してきました.最近は,ヒアリやアカカミアリが,あまりニュースにも取り上げられなくなり,多くの方が,もう大丈夫だと思われているかもしれません.その中で,しっかりと対策を続けている自治体の取り組みには,心から感謝です.その思いを込めて,しっかりと講習を行ってきました.ちょうど,この講習会のすぐ後で,300匹を超えるアカカミアリが岡山県の水島港で発見され,駆除されました.この発見は,岡山県と港湾管理局が水島港で自主的に実施している定期モニタリングによるものでした.油断せずに,抜かりなく監視を続けていたことが,アカカミアリの早期発見と早期駆除につながったのです.出かけて行っての講習会は,なかなか大変ですが,これからも,こうした地域の取り組みを応援していければと思っています.(系統分類 橋本佳明)
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4階ひとはくサロンの大型昆虫模型にダンゴムシが加わりました!

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みんなの大好きなダンゴムシ。
造形作家河野甲さん(右側)が、制作されたダンゴムシを運んで来られました。おおきい~!

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背中に模様があるので、女の子(メス)です。

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下にもぐって、ながめてみると・・・びっくり!おなかにはたくさんのタマゴが透けて見えます!とってもリアル!

お母さんダンゴムシは、おなかの袋に50~200個位の卵を産むんですよ。2週間位すると卵から赤ちゃんがかえります。そして袋がやぶれて、ダンゴムシの赤ちゃんたちが誕生します。もちろん模型だから赤ちゃんは生まれないんだけど、本当にリアルです。

ぜひ、ひとはくに見に来てくださいね~。


P1240419.jpg 仲間入り!

フロアスタッフ いしくら


6/16(日)ひとはく探検隊「チョウの赤ちゃんをさがそうをおこないました。
前日は雨模様・・・しかし、当日は晴れて探検隊日和!
開館から昆虫大好きキッズのみなさんが続々と申込みをしに来てくれましたよ(^_^)v

今回の探検隊長は、チョウはかせの櫻井研究員です!
「この中で、昆虫を飼ったことある人~?」
「幼虫から飼ったことある人~?」
はかせからの質問に、みんなもちろん!とばかりに、元気よく手を上げます♪
まずは館内で、ジャコウアゲハの幼虫の観察をしました。
近くでじっくりと眺めて、幼虫についてのお話を聞きます。
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さぁ!公園へ出発!!

その前に・・・触ってはいけない蛾についての説明です。みんな気をつけようね。
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大きいお兄ちゃんが小さなお友達に見せてあげています(^_^)
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じっくり観察したり、触ってみたり、みんな幼虫ともっともっと仲良しになれました!
参加してくださったみなさん!ありがとうございました!!

今週末には関西も梅雨入りしそうですね。
雨降りで外遊びが出来ないなぁ・・・なんて時は、ぜひひとはくへ!
いろいろなイベントを用意して、皆さんのお越しをお待ちしてます!!
イベントスケジュールはこちらをクリック→

フロアスタッフ ふじわら・かどはま

県立人と自然の博物館共催で、丹波市にある丹波竜化石工房ちーたんの館にて、
夏期特別展「恐竜の卵の秘密」が開催されます。

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〇 恐竜の卵化石の研究史に残るシチパチを中心に、恐竜の卵化石の謎に迫ります。
  また、卵化石の研究方法を紹介するとともに、これまでに篠山層群から発見された卵化石と、
  2019年1月〜3月に丹波市内で行われた卵化石発掘調査の成果の一部も紹介します。
  2019年7月20日(土)~ 8月19日(月)の期間は、トリケラトプスの動くロボットも登場!!

〇 開催期間:2019年7月20日(土)〜 9月1日(日)

〇 開催場所:丹波竜化石工房ちーたんの館

〇 入館料:大人200円、小中学生100円 ※兵庫県内の小中学生はココロンカードの提示で無料

【主 催】丹波市
【共 催】兵庫県立人と自然の博物館、兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
【協 力】モンゴル科学アカデミー古生物学地質学研究所、群馬県立自然史博物館
【復元画】山本匠

チラシはこちら(PDF: 2.4MB)

詳しくは、丹波竜化石工房の夏期特別展HPに掲載されています。
https://www.tambaryu.com/koubou/event/77.html

                         自然・環境評価研究部 久保田克博

ラジオとテレビ番組の収録しました.ラジオは「ラジオ関西-正木明の地球にいいこと」という番組で,生物多様性とは何かを,わかりやすく解説.テレビは読売テレビ制作の特番で,全国から話し上手な人を紹介する番組です.こちらは,「地球はアリが回している」という博物館でのセミナーをお披露目しました.(系統分類 橋本佳明)
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神戸市環境局が開講した「身近なアリ調査」で,講師をしてきました.これは,市内にある高校の生物部や科学部を対象としたもので,最も身近な昆虫であるアリ類の生息調査などをすることで,生物多様性の意味や重要性を知ってもらおうという取り組みです.さらに,ヒアリのような外来アリの侵入を,市民と行政が協働して監視する体制構築の基盤を作りに繋げることも目的です.7校の参加があり,アリの生態や分類に関する講義,野外での餌トラップによるアリ採集実習,採集したアリの同定実習など,10時から17時まで,みっちり指導してきました.(系統分類研究部 橋本佳明)
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6月15日(土)のフロアスタッフとあそぼうくるくるとぶタネを行いました。

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くるくるとぶタネは定番のイベント。翼をもつフタバガキのタネの模型をつくって、、、

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高いところから飛ばします!博物館の2階から1階へ。こんなことできるのは、このイベントのときだけですよ~。

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きれいにくるくる回りながら落ちるタネ。みんなでながめながら、熱帯雨林のジャングルの高~い木から舞い落ちる姿を思い浮かべました。
(高さなんと70メートルの木もあるんですよ!)


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ご参加ありがとうございました。

フロアスタッフとあそぼうのくるくるとぶタネは、6月22日(土)にもおこないます。(詳細はコチラをクリック!)

ぜひご参加ください。おこしをお待ちしています!

(フロアスタッフ イシクラ)
去る6月9日(日)、収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」第2回「川虫の世界」を開催しました。
このイベントは、県立人と自然の博物館が所蔵している標本の面白さをより多くの方々に知っていただこうと、さまざまな分野の研究員がとっておきの標本とそれに関するギャラリートークを準備して、みなさまをお迎えしようとするものです。今回は、「川虫の世界」と題して、水生昆虫の不思議な世界を見ていただこうと準備しました。

当日は、三田祥雲館高校生も「自然科学の誘い」という学校設定科目の学習の一環として学んでくれました。小学生、一般の方々、高校生と、年代を超えて、身近にありながらあまり知られていない「川虫の世界」を楽しんでいただきました。

まず最初は、渡辺昌造 ひとはく地域研究員によるギャラリートーク「オオカクツツトビケラの巣のふしぎ」です。このオオカクツツトビケラ川の源流部に生息し、葉っぱで大きな角筒の巣をつくるユニークな川虫です。
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丈夫な巣をつくるので、別名「水中の建築家」と呼ばれるのがオオカクツツトビケラです。「ミノムシのような・・・」と形容される巣ですが、「オオカクツツトビケラの方が上手で、ミノムシが真似しているんです。」という渡辺地域研究員の言葉に、オオカクツツトビケラへの敬愛を感じます。
右写真は、3Dペイントを用いて巣の構造を分かりやすく再現して見せているところです。

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オオカクツツトビケラが水中の落ち葉をきれいに巣の部品として切り取っている映像。器用で根気強い作業です。

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ギャラリートークの後は、渡辺地域研究員の説明により、標本を見ていただきました。三田祥雲館高校生も熱心に見つめています。

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三橋研究員が顕微鏡カメラを操作して、来館のみなさまに水棲昆虫のさまざまな生態を見ていただきました。
右写真は、キラキラした目で見つめながら説明に聞き入る高校生たちです。高校自然科学への入り口となればひとはくとしても嬉しい限りです。

このほか、フロアスタッフとあそぼう「川でさかな釣り!」を4階ひとはくサロンで、デジタル紙芝居「ぶくぶくあわわ~森から川へのおくりもの~」をアースシアターで行いました。

今回見ていただいた標本のうち、封入標本は普段でもひとはくサロンで見学していただけます。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。

第2回「川虫の世界」をお楽しみいただきありがとうございました。第3回 「干潟のカニ大集合」は、7月14日(日)に実施します。どうぞ第3回もご参加ください。

生涯学習課 竹中敏浩

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。


6月のKidsサンデー(2日)は、晴れで 暑い日でした。


博物館のエントランスホールの近くでは、植栽木のクリが花を咲かせていました。




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▲クリの花が咲いています!      




ひとはくの4階入口ちかく(高架下) の コシアカツバメ の巣の 情報です。

5月のはじめくらいから作られていた新しい巣は、6月には下の写真のような状態です。
入口は小さいです。


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▲今年、新しく作られたコシアカツバメの巣
(6月2日に撮影)






Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。



今年度は、外を楽しむプログラム「そとはく」をKidsサンデーの日
に実施しています(今後は、9月、10月、11月を予定)。


「そとはく」では、
エントランスホール前の芝生地で 「カフェ&そとはくビンゴ」が行われたり、
移動博物館車「ゆめはく」の中で、「むしむし みっけ」が実施されました。
また、4階入り口ちかくでは「泥だんごを作ろう!」も行われました。




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▲研究員による「カフェ&そとはくビンゴ」の様子      




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▲研究員による(「ゆめはく」の中で)「むしむし みっけ」の様子



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▲研究員による「泥だんごを作ろう!」の様子







本館の午前中は、



深田公園で採集・観察する「バッタの赤ちゃんをみつけ1よう」や
アースシアターでの「デジタル紙芝居」、3階の展示室での「展示解説」
が行われました。




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▲研究員による「バッタの赤ちゃんをみつけよう」の様子





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▲フロアスタッフによる「展示解説」の様子








本館の午後は、


実験セミナー室で「昆虫のパーツを拡大スケッチ」、
ひとはくサロンで「紙コップで音の鳴る工作」、
オープン・ラボで、フロアスタッフとあそぼう「モールで工作~恐竜をつくろう!~」、
実習室で「ツバメの形をした紙ヒコーキをつくろう!」
それから、アースシアターでは「デジタル紙芝居」が行われました。




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 ▲研究員による「昆虫のパーツを拡大スケッチ」の様子






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 ▲ひとはく連携活動グループの人と自然の会による「紙コップで音の鳴る工作」の様子




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▲フロアスタッフとあそぼう「モールで工作~恐竜をつくろう!~」の様子




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 ▲研究員による「ツバメの形をした紙ヒコーキをつくろう!」の様子









今回は、湊川短期大学の大石さん、中田さん、池上さん、東山さん、
鈴木さん、久岡さん、亀井さん、麻央さん、柴田さん、川西さん、
上野さん、出井さんと、神戸親和女子大学の中谷さんがボランティアとして
子どもたちのサポートをしてくれました。
また、ひとはく連携活動グループの「きんひばり」の皆さんにも
お手伝いいただきました。皆様、お疲れ様でした。




次回の Kidsサンデーは、2019年7月7日(日)に行われます。


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ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
6月8日画はくの日『魚を描こう』を行いました。

水生昆虫の標本を見ながら、お絵かき!
今回はまっくろな画用紙を使いました♪

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みなさまとってもすてきな絵を描いてくださいました!

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大きなアリゲーターガーも描いてくださいました♪

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ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

明日、6月9日フロアスタッフとあそぼうは、『川でさかなつり』です!
みなさまのご参加お待ちしております。



フロアスタッフ いのうえ さき


昨日に引き続き、
フロアスタッフとあそぼう「モールで恐竜をつくろう」を行いました。

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兵庫県で見つかった恐竜は何か知っているかな?とたずねると、
みんな元気よく「たんばりゅう!」と教えてくれました。
他にもいろんな恐竜の名前が飛び交いました。


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いよいよモールで恐竜づくりのスタートです。
作るのは、丹波竜とティラノサウルスです。
作り方を聞きながら、みんなで一緒に作りました。

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それぞれの素敵な恐竜が出来ましたね♬

次のイベントは6月8日画はくの日です。
ぜひ、お越しください♪


フロアスタッフ おおにし かおり



6月1日(土)フロアスタッフとあそぼう「モールで恐竜をつくろう」を行いました。
つくるのは丹波の恐竜タンバティタニスとティラノサウルスです!
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はじめに兵庫県で見つかった恐竜化石のお話を聞いて...
話が終わったら、さっそくモールで恐竜をつくります!!

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モールを折り曲げたり、







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ぐるぐる巻いたりしてつくります!







少しむずかしいところもありましたが、みなさん上手にできましたよー♪
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ご参加ありがとうございました!
モールで恐竜づくりは明日、6月2日(日)も行います。
明日はKidsサンデー(イベント詳細はクリック!)なので、このほかにもたくさんのイベントがありますよー!
みなさまのご来館をお待ちしております。

フロアスタッフ ふじもと ももこ
5月26日(日曜日) ひとはく探検隊「初夏の鳥を探そう」を行いました。

鳥はかせ の布野隊長に
まずは、双眼鏡の使い方を習って・・・
みんなで練習~狙いをさだめて、見えたかな?

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いざ、出発!
ひとはく周辺のたくさんの鳥たちや巣を発見しました。
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双眼鏡よりも、もっと遠いところまで見える、望遠鏡でも観察できました!

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ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

来週6月1日2日の「フロアスタッフとあそぼう」は、モールで工作~恐竜をつくろう!~です。
みなさまのご参加をお待ちしています。


フロアスタッフ いのうえ さき

5月25日土曜日 はかせと学ぼう「化石を掘り出そう!」を行いました。

恐竜はかせの久保田先生に発掘のお話を聞いて

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それから...化石をほりだします。

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化石が出てきたら・・・

水で洗って、ケースに入れて完成!!!





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何の化石だったかな?

ほりだした化石はすべて本物です!

次回の「化石を掘りだそう!」は7月6日土曜日です。

みなさまのご参加お待ちしています。

     

       フロアスタッフ  にしぐちひろこ

フロアスタッフとあそぼう「ティラノ★ハット」を行いました!

大人気の恐竜、ティラノサウルスのかぶりものを作ります(^^)♪
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両面テープをはがして組み立てると、ティラノサウルスの顔ができてきた!

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ティラノサウルスの口の中から最高の笑顔が見えますね!

実は!兵庫県でもティラノサウルスの仲間の化石が発見されているんです。
ひとはくの3階「丹波の恐竜化石展示室」に展示がありますよ~!

たくさんのご参加、ありがとうございました!


次のイベントは...
25日(土)はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう」

26日(日)ひとはく探検隊「初夏の鳥をさがそう」

みなさんのご参加、お待ちしています♬

フロアスタッフ まつだ ・きただに

5/18(土)に『はかせと学ぼう!形であてる化石クイズ「さわってアンモ」を行いました!

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箱の中には ほんものの 化石が入っています。

さわるだけでどの化石が入っているかわかるかな?








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箱は3つあり、3つの選択肢から答えを選びます!

中に入っている化石はたまに変わるので何回も来てくれるおともだちもいました。

そんなおともだちには13この選択肢から選ぶとっても難しいクイズもありました!







「恐竜のうんち」の化石もありましたよ~!


最後は生野研究員からぬりえのプレゼント!
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ご参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

みなさまのお越しをお待ちしております!

フロアスタッフ ふじもと ももこ

5月12日(日) フロアスタッフとあそぼう~おそとで画はくの日 スミレを描こう!~を行いました。この日館内では標本のミカタ「スミレの世界」が開催され、たくさんの標本が4階ひとはくサロンに展示されていました。

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植物はかせの高野研究員といっしょに深田公園に出ました。

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おそとはとってもいいお天気!原っぱに腰をおろし、草花の匂いを吸いながらお絵描きしました。
スミレの花は見つからず、種になっていて少し残念。それでも青空の下での画はくの日って気持ちいい。みなさん、色んな草花や虫を描いてくださいました。
ご参加ありがとうございました!

さて、5月18日(土)は、はかせと学ぼう!形であてる化石クイズ「さわってアンモ」(クリック!)です。
どうぞ、お越しください。

(フロアスタッフ いしくら)
5月11日(土)、フロアスタッフとあそぼう「画はくの日~スミレを描こう~」を行いました。

今日は天気がよかったので、植物はかせ、高野研究員と一緒に深田公園出発!
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スミレの数が少なかったので、ほかの春の植物も描きました♪
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明日、5月12日(日)も行います!
みなさまのお越しをお待ちしております(^▽^)/


フロアスタッフ いのうえ
5月6日(月)、フロアスタッフとあそぼう!「ひとはく〇✕クイズ大会」をおこないました。
ひとはくの展示に関する〇✕クイズに挑戦☆
今回は「オランウータン」「たんばりゅう」「アケボノゾウ」「コウノトリ」
4つのチームに分かれてのチーム対抗戦です!
さぁ、どのチームが優勝するかな?

まずは、各チームで「がんばるぞー!!エイ!エイ!オー!!」のかけ声合戦です。
どのチームも元気いっぱいでした(^_^)v

さて問題です。みんな真剣な表情で考えていますね・・・
同じチームの仲間から「がんばれー!!」の声援がとびます。
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せーの!で〇✕のパネルを掲げますよー

「せーの!どっち??」

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結果は、「オランウータン」「たんばりゅう」チームが同率1位、「アケボノゾウ」「コウノトリ」チームが同率2位。
大接戦でした!!

ご参加いただいたみなさん!ありがとうございました!


今週末5月11・12日(土・日)の フロアスタッフとあそぼう は
画はくの日~スミレを描こう~」
深田公園に生えるスミレを描いてみよう。色鉛筆など道具は貸出します。
今回はおでかけ画はくの日!天気が良ければ、お外でお絵かきしますよ!
12日(日)は標本のミカタ「スミレの世界」とのコラボです。
植物はかせの高野研究員が、奥深いスミレの世界をご紹介します!
(詳しくはイベント名をクリック)


みなさまのお越しをお待ちしております(^_^)/

フロアスタッフ かどはま

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。


5月のKidsサンデー(5日)は、晴れで "ひなた" にいると
暑く感じるくらいの日でした。



春で~す。

博物館のエントランスホールの周りには、ツツジ類(ヒラドツツジ や クルメツツジ)
など春のお花が咲いています。


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▲クルメツツジの花が、たくさん咲いています!      




そして、春になると 南の地域からコシアカツバメが飛んできます。
今年は4月の15日か16日に、まず4~5羽がやってきたようです。
ひとはく周辺に毎年複数のコシアカツバメがやってきます
(ちなみに 昨年は4月11日ごろでした)。


ひとはくの4階入口近くには、コシアカツバメの巣がたくさん見られます。
これらは、昨年とそれ以前に作られた巣です。そのうちの1つに
やってきたコシアカツバメの2羽が出入りをしているようです。
しかし、他の多くの巣は、すでにスズメが冬の間から入ってしまっているようです。



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▲コシアカツバメが、昨年作られた巣に入っていたり、巣の近くの照明器具の上に止まっている様子
(同じ巣を、5月4日朝(左側)と5月5日昼(右側)に、それぞれ撮影)



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▲スズメが出入りしているコシアカツバメの巣(別々の巣を 5月7日に撮影)





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▲巣の近くの照明器具に止まっているコシアカツバメと、空高く飛んでいるコシアカツバメ(5月7日夕方 に撮影)






Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。





今年度は、外を楽しむプログラム「そとはく」をKidsサンデーの日
に実施しています(今後は、6月、9月、10月、11月を予定)。

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今月の「そとはく」では、
エントランスホール前の芝生地で
「カフェ&そとはくビンゴ」、
「プレ タンポポ を うえよう!」が行われたり、
移動博物館車「ゆめはく」の中で、
「むしむし みっけ」が実施されました。



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▲研究員による「カフェ&そとはくビンゴ」、「絵本の国」、
「プレ タンポポ を うえよう!」の様子      



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▲研究員による「むしむし みっけ」の様子










本館の午前中は、



深田公園・4階実習室で採集・観察する「春のお花をみつけよう!」や
3階アースシアターでの「デジタル紙芝居」、1階展示室での「展示解説」
が行われました。




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▲研究員による「春のお花をみつけよう!」の様子







本館の午後は、


4階実験セミナー室で「チョウのモビールをつくろう!」、
4階ひとはくサロンで「紙トンボ」、
4階オープン・ラボで、はかせと学ぼう「アンモナイト石けんをつくろう!」、
それから3階アースシアターでは「デジタル紙芝居」が行われました。






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 ▲研究員による「チョウのモビールをつくろう!」の様子







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 ▲人と自然の会による「紙トンボ」の様子






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▲フロアスタッフと研究員による
はかせと学ぼう「アンモナイト石けんをつくろう!」の様子






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▲研究員による「葉っぱ ぐるぐる を つくろう!」の様子





 <ちょっとした出会事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

  今年度は、「そとはく」を Kidsサンデーのいくつかの日に
 実施しています。
 (今後は 6月、9月、10月、11月の第1日曜日に予定)
 
 
 エントランスホール前の芝生地で草笛を吹いていると、
 親子さん(男の子とその両親)が興味をもってくれました。
 
 草笛のやり方をお伝えすると、お父さんがすぐにマスター
 されました。お母さんは、同じ方法では難しいとのことだったので、
 別のやり方をお伝えすると、お母さんも鳴らすことができました。
 (ちなみに、お母さんの草笛の音は、やさしい音でした!)
  
 
 残念ながら、男の子は大きな音を鳴らすことはできませんでした。

 その後、男の子は、「そとはく ビンゴ」をやってくれたり、
 家族で「絵本の国」の絵本を見てくれたり、他のことを
 いろいろと 体験してくれていました。



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   ▲草笛に挑戦されています


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   ▲「そとはくビンゴ」をやってくれています


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   ▲「絵本の国」の様子 


 お母さんは、ご自分が参加されている「グループのみんなに
 草笛を教えます」ということを言っておられました。

 
 6月のKidsサンデーでも、天気がよければ「そとはく」やりま~す。

 また、皆さんで来てくださいね。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆





今回は、湊川短期大学の林さん、坂本さん、山本さん、
神戸親和女子大学の中谷さんがボランティアとして
子どもたちのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。




次回の Kidsサンデーは、2019年6月2日(日)に行われます。



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ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

ゴールデンウィーク特別企画で行っていた「はばたけ!大きな鳥」が完成しました。

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鳥のはねに絵やメッセージをかいてくださったみなさま、ありがとうございます!

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ひとはくへのメッセージや、
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新しい元号の 令和 をお祝いするメッセージなどもありました。

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▲はばたけ!おおきな鳥ができるまで


ゴールデンウィーク後も「はばたけ!大きな鳥」の作品は、しばらくのあいだ4階ひとはくサロンで展示します。
イベントもたくさんありますので、ぜひお越しください♪


「令和」もひとはくをよろしくお願いいたします。

フロアスタッフまつだ




5月5日(日)はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」を行いました。

最初に佐藤研究員のお話を聞きました。
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アンモナイトにまつわる話を、みんな興味深く聞いていました。


その後は

そーっとそーっと
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シリコンの型の中に石けん液を流します。

それから30分待つと...固まって出来上がりです!
みんな嬉しそうに石けんを持ち帰られました。

フロアスタッフ 大西

4月27日(土)、ゴールデンウィーク初日は「ひとはく〇✕クイズ大会」を行いました。


生きものの〇✕クイズ、チーム対抗戦です!
チームごとに1人ずつ前に出てクイズに答えます。

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今回は家族対抗戦!!

チームはオランウータンチーム、たんばりゅうチーム、アケボノゾウチーム、コウノトリチームの4チームです!

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優勝はオランウータンチーム!
みなさま、ご参加ありがとうございました!

ゴールデンウィークはイベントが盛りだくさんです!!
ひとはく〇✕クイズ大会は5月6日(月)にも行われます。景品もありますよ!
GW特別企画 はばたけ!おおきな鳥」も開催中です!
みなさまのご来館をお待ちしています☆

フロアスタッフ ふじもと ももこ

もうすぐゴールデンウィークですね。
ひとはくはゴールデンウィーク特別企画をご用意しております!

「はばたけ!おおきな鳥」

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鳥のはねに絵やメッセージをかいて、みんなでおおきな鳥を完成させよう!

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4階ひとはくサロンにおおきな鳥がはばたいています。

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▲はねに自由に絵やメッセージをかいてね!


期間は4/27(土)~5/6(月祝)まで(参加費無料)

ほかにもイベントがたくさんありますので、ぜひお越しくださいね♪

フロアスタッフまつだ

4月20日(土)は、フロアスタッフとあそぼう「川でさかなつり」を行いました。

ブルーシートをに見立て、フロアスタッフ手作りのさかなをならべます。
さかなのおはなしをきいてから、ミッションカードを手がかりに、さかなに合わせたエサを釣り竿につけて釣りをします。

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どんなエサで、どんなさかなが釣れたかな?

最後にみんなで「はい、ちーず!」

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ご参加くださりありがとうございました!!
明日も「川でさかなつり」を行いますので、ぜひご参加ください!

フロアスタッフ ふじわら



4月フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」は
美しいチョウを描いてみよう!
ということで、普段は非公開の収蔵庫から標本を持ってきました。
トリバネアゲハやモルフォチョウ、ミイロタテハなど色とりどりの標本です。

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このチョウは、透明な翅の「スカシチョウ」
まるで妖精の羽のようです。








最初は、チョウについてのクイズをしました。
問題①チョウとガは翅のかたちで見分ける〇か✕か?さあ、どっち?
答えは、翅では見分けられないので ✕が正解
触角のかたちで見分けるのが一番わかりやすいんだ。

P1230614.jpgみんな真剣にクイズを聞いているよ。

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標本を見ながらじっくり描いています
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「画はくの日」は、第2土曜や日曜に開催しているイベントです。
描かれた作品は、イベント終了後Ⅰか月間はひとはくサロンに掲示されます。
みなさんもお絵かきに参加してみませんか?
https://www.hitohaku.jp/infomation/event/event19-5.pdf ☜5月のイベントはココでチェック

皆様のご来館をフロアスタッフ一同お待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ


春4月。今年度のひとはく探検隊も元気にスタートします。
毎月1回 ひとはくのはかせを探検隊長に、テーマにそって探検!します。

第一弾、4月28日(日)は「さとやま」の中を歩こう

植物はかせ、橋本佳延研究員が探検隊長です。
深田公園から少し足をのばして、ブイブイの森(南公園)へ行き、散策します。
春の「さとやま」は、どんな発見が待っているのか、わくわくしますね。
ちびっこはご家族で、もちろん中学生や大人の方もどうぞご参加ください!みなさまのお越しを心からお待ちしています。

2019.4ポスター「さとやまの中を歩こう」2.png

ひとはく探検隊年間スケジュールこちら(クリック!)

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昆虫大捜査線、その2です。
田畑やため池のある、どことなく懐かしい風景の中で、初夏の虫をさがしましょう。

【日時】2019年5月4日(土・祝)10:00〜12:00
  雨天順延日:5月11日(土)
 参加者へは、申込締切後に案内が送られます。
 順延の連絡方法についても、その案内時に記載があります。

【場所】五色県民健康村トレーニングセンター TEL: 0799-24-7631
  〒656-1331 洲本市五色町都志大日707
  https://map.goo.ne.jp/place/28003286129/

【アクセス】
(バスの場合)神戸三宮(神姫バス神戸三宮バスターミナル:高速バス高田屋公園行き)8:00発
 → 高速舞子8:30発 → 五色バスセンター9:21着
 五色バスセンターから、徒歩20分くらいです。
 くわしくは、淡路交通HPにて → http://www.awaji-kotsu.co.jp/express/
(自家用車の場合)神戸淡路鳴門自動車道「淡路島中央」スマートインター(最近できました)から、30分くらい。駐車場無料。

【対象・定員】小学生まで(保護者同伴)・定員なし

【講師・スタッフ】八木剛(ひとはく)ほか、むしの会スタッフ

【内容】
 虫の捕まえ方を説明したあと、自由に虫とり。つかまえた虫を展示。

【持ち物】虫アミ、虫カゴ、持参ください。その他必要なもの。

【申込】定員はありませんが、主催者による保険加入等のため、事前申込が必要です。
下のチラシをプリントして必要事項を記入し、または、以下の情報を、紙に書いて、
洲本市教育委員会生涯学習課へ、FAXでお申し込みください。FAX:0799-26-1510

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昆虫大捜査線参加申し込み
参加児童の氏名(ふりがな)・生年月日・性別・学校等名・学年
保護者の氏名(ふりがな)
郵便番号・住所・電話番号・緊急連絡先
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申込〆切:4月22日(月)

(↓)このチラシをダウンロード
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「昆虫大捜査線」シリーズは、みんなで自由に虫とりをして、どんな虫がいるのか調べてみよう!
という、大規模イベントです。

今年は、春からスタートです。秋にかけて、いろんなところで実施します。

第一弾は、播磨中央公園(はりちゅう)です。
今年で4回目となります。秋・秋・夏とやって、今回は春です。
昨年同様、申し込みは必要ありません。

このチラシをダウンロード → harichu2019_leaf.pdf
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【日時】2019年4月27日(土)10時〜15時(受付9:30〜随時)
  雨天順延日:翌4月28日(日)
  順延・中止の連絡:当日朝に、播磨中央公園ホームページでご確認ください。

【場所】県立播磨中央公園「四季の庭」
  〒679-0212 兵庫県加東市下滝野1275-8
  TEL.0795-48-5289

【アクセス】
(電車の場合)JR加古川線「滝野」駅下車 2km
(お車の場合)中国自動車道「滝野・社」ICから西へ3km
 ※ 播磨中央公園は広いです。「四季の庭」へは第5・第4駐車場が近いです。
駐車場無料。

【対象・定員】小学生まで(保護者同伴)・定員なし

【申込】不要(現地で受け付けしてください)

【講師・スタッフ】八木 剛(県立人と自然の博物館)ほか、NPO法人こどもとむしの会スタッフ

【スケジュール】
  虫の捕まえ方 10:00〜10:10 13:00〜13:10
  結果発表・質問タイム 11:30〜12:00 14:30〜15:00
  その他は、フリーです。自由に虫とり、つかまえた虫を展示。
  小さな子どもたち向けに、虫をさわるコーナーをつくるかもしれません。

【持ち物】虫アミ、虫カゴ、持参ください。

(八木 剛)

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。


4月のKidsサンデー(7日)は、さわやかで温かい日でした。




博物館のエントランスホール近くでは、ソメイヨシノの花が満開状態です。



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          ▲ソメイヨシノの花が満開状態です!      

また、エントランスホールの周辺の 芝生地 や のり面には、つくし(スギナ)も
たくさん見られます。



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▲たくさんの「つくし」が出ていました!



Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。




今年度は、外を楽しむプログラム「そとはく」をKidsサンデーの日
に実施します(年間6回程度を予定)。

今月の「そとはく」では、
移動博物館車「ゆめはく」の中で、「絵本の国」(午前)や
「むしむし みっけ」(午後)を行ったり、
エントランスホール前の芝生地で「カフェ&そとはくビンゴ」、
4階入口ちかくで「泥だんごを作ろう!」が実施されました。



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▲研究員による「絵本の国」の様子      ▲研究員による「むしむし みっけ」の様子


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            ▲研究員による「カフェ&そとはくビンゴ」の様子



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▲研究員による「泥だんごを作ろう!」の様子





本館の午前中は、



深田公園・4階実習室で採集・観察する「ツクシとスギナ」や
3階アースシアターでのデジタル紙芝居、3階展示室での展示解説
などが行われました。



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          ▲研究員による「ツクシとスギナ」の様子



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▲フロアスタッフによる
展示解説「ひょうごのどうぶつツアー」の様子







本館の午後は、


4階実験セミナー室で「タンポポを研究しよう!」、4階ひとはくサロンで
「よく回る風車」、4階オープン・ラボで はかせと学ぼう
「形であてる化石クイズ『さわってアンモ』」、3階展示室と恐竜ラボで
「解説!丹波の恐竜化石」、2階ひとはく多様性フロアでは「パネルシアター」
が行われました。


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        ▲研究員による「タンポポを研究しよう!」の様子



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         ▲人と自然の会による「よく回る風車」の様子


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▲フロアスタッフと研究員による
はかせと学ぼう「形であてる化石クイズ『さわってアンモ』」の様子



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▲研究員による「解説!丹波の恐竜化石」の様子








 <ちょっとした出会事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 今年度は、「そとはく」を Kidsサンデーのいくつかの日
 (4月、5月、6月、9月、10月、11月の第1日曜日)に
 実施し、移動博物館車(2tトラック)「ゆねはく」も
 出動する予定です(ただし、雨天の場合は中止です)。
 
 4月のKidsサンデーの日、「ゆめはく」の近くで
 ムシとり網を使って 黄色いチョウを捕まえた
 親子さん(小さな来館者とお母さん)がいました。
 
 
 網からチョウを虫かごの中に移すのに、少し手間取って
 おられたようで、近くにいた昆虫担当の研究員が手本を示すと、
 みんなで「パチパチッ」とはくしゅ~。

  
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 ▲チョウをムシかごの中に移して...、拍手~


 小さな来館者は、「なんていう チョウ?」と研究員に聞くと、
研究員から『キチョウ と言うんだよ』と教えてもらっていました。
 
 
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 ▲キチョウをじっくり観察中


 「ゆめはく」のそばだったので、「ゆめはく」を背景に
 チョウと一緒に写真を撮らせてもらいました。

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 ▲「ゆめはく」をバックに記念撮影


 お母さんに伺うと、3月のKidsサンデーにも来て
 いただいていたそうです。

 小さな来館者は、この春、小学校1年生になるとのこと。

 
 5月のKidsサンデーでも、天気がよければ「そとはく」やりま~す。

 小学生になっても また来てくださいね。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆




今回は、関西学院大学の古塚さんがボランティアとして
子どもたちのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。




次回の Kidsサンデーは、2019年5月5日(日)に行われます。


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ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

4/7㈰ はかせと学ぼう!形であてる化石クイズ「さわってアンモ」を行いました。

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どんな化石が入っているのかな?
箱の中に手を入れて、じっくり触って・・・
三つのヒントから化石を当てよう!


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ステージは1から3まであり、だんだん難しくなります。
小さなお子様から大人まで楽しめます。
あたっても外れても、みんな化石に興味を持ち、
生野研究員のお話を真剣に聞いていました。


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最後には記念にぬりえをプレゼントしています。

次のさわってアンモは5/18㈯に行います。皆様のご来館をお待ちしています。

フロアスタッフ大西

4/6(土)にフロアスタッフとあそぼう「ヒラヒラちょう」を行いました!

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ヒラヒラはばたくちょうのペーパークラフトをつくろう!

今回つくるチョウのシルエットは「キプリスモルフォ」というチョウを参考にしました。
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メタリックブルーのちょうちょで、角度をかえてみると色が変化するんですよ。

チョウのお話のあと、すきな色をぬってチョウをつくります。

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できたチョウは、モルフォチョウの標本と一緒に記念撮影!

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ご参加ありがとうございました。

4月もイベントをたくさんご用意してますので、ぜひお越しください。

>>イベントスケジュール4月号 


フロアスタッフまつだ

4月1日月曜日、世の中では新元号「令和」の発表が話題となりましたが、
ひとはくではWebページをバージョンアップしました。

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団体観覧をWebページより申し込んでいただけるなど変更がありますので、お知らせします。

〇トップページ https://www.hitohaku.jp/
デザインを変更。最近はスマートフォンでご覧いただく場合も多いので、従来より平板でシンプルなものにしています。

〇トップページの言語選択に、これまでの英語に加え、中国語・ハングルが加わりました。右上の Select Language をクリックしてみて下さい。
英語   https://www.hitohaku.jp/sp/en/
中国語  https://www.hitohaku.jp/sp/zh-cn/
ハングル https://www.hitohaku.jp/sp/ko/
英語・中国語・ハングルはスマートフォンベースになっており、その言語のスマホを使用すると自動的にアクセスできます。
コンテンツはまだまだ概要説明だけですが、今後充実させる予定です。



〇団体利用Web登録 https://www.hitohaku.jp/musepub/groupentry/Default.aspx
団体利用もWebで申し込めるようになりました。
※来る4月8日月曜日はサーバーメンテナンスのため、この団体受付機能は使用できません。

〇図書の公開検索 https://hitohaku-pub.opac.jp/opac/top
入り口は今まで通り https://www.hitohaku.jp/material/search-library.html ですが
検索画面は一新されました。

〇恐竜化石発掘の情報 https://www.hitohaku.jp/research/kaseki-MIDASInews.html
これまでの発掘の状況や、出版書籍、イベント、ボランティア募集の情報など、恐竜化石発掘に関するさまざまな情報の入り口となるようにまとめました。

〇ひとはくのWebページがセキュリティ性の高いものになりました
Webページ全体がセキュリティ性の高いものになりました。そのため、アドレスも https と"s"が入っています。
しばらくは http からも自動転送しますので、ご安心ください。

生涯学習課 竹中敏浩  
3月30日(土)、アンモナイトのレプリカ作りを行いました!
カラフルな「」を使って作りました!
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皆さん大盛り上がりでレプリカ作りを楽しんでいましたよ。
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明日、3月31日(日)も行いますので、ぜひお越しください♪

フロアスタッフ ほりぐち じゅんこ いのうえ さき

ひとはくのトイレがきれいになりました

ひとはくのトイレは洋式が少ないこともあってご不便もおかけしていましたが、新年度を前に、本館をはじめホロンピアホールや楽屋のトイレを含めて、全館のトイレがきれいになりました。手洗い部分もきれいになり、エントレンスホールのオストメイトも新しいものになっています。ご来館の際には生まれ変わったトイレものぞいてみてください。

また、タンバティタニスをはじめたくさんの恐竜化石の研究を進める博物館らしく、恐竜のタイル画があるトイレも設けました。どこのトイレにあるか探してみてくださいね。

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★左写真★ 洗面台は、手をかざすと左から順に、石けん、水、乾燥のための空気が出ます。
★右写真★ エントランスホールの多目的トイレ。さまざまな目的にご利用いただけます。

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★右写真★ 恐竜のタイル画です。どこにあるか探してみてください。
★左写真★ 左の後ろ足、前足から回って、右の頭部まで恐竜が描かれています。

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★左写真★
さまざまな種類の恐竜が描かれています。館内3階、恐竜化石の展示と比べてみてください。


ひとはくでは快適な見学ができる博物館を目指して努力を続けています。またのご来館をお待ちしています。

生涯学習課 竹中敏浩


3/24(日)ひとはく探検隊「冬の鳥を観察しよう!」を行いました。
隊長は、鳥博士の布野研究員です。

まず最初にひとはくサロンで、隊長に双眼鏡の使い方を教えて頂きました。
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みんな双眼鏡の使い方が分かったところで深田公園へ出発です!

博物館の4階入口外でコシアカツバメの巣を観察していると横にカラスを発見!
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深田公園では、ホオジロ、カワラヒワを発見!
みんな夢中で探していました。

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今日見つけた鳥は、ホオジロ、スズメ、ハト、コシアカツバメ、カワラヒワ、アオジ、ハシブトカラス、ジョウビタキ、ヒヨドリ、ハクセキレイです。
10種類の鳥を見ることが出来ました。


次回のひとはく探検隊は4/28(日)13:00~橋本佳延隊長の「さとやまの中を歩こう」です。
(くわしくはコチラをクリック★)

みなさんぜひお越し下さいね。

フロアスタッフ大西

3月23日(土)も「トントン紙ずもう春場所」行いましたよ!


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お相撲さんにいろえんぴつで色をぬって、できあがったら「見合って見合って~はっけよいのこった!」

あちこちで小さな土俵をトントンたたく姿が見られました。
みんな紙ずもう楽しんでくださいました。

ご参加いただきありがとうございました。

3月30日(土)31日(日)は「とっても簡単!化石のレプリカづくり」です。
(詳しくはここをクリック!)どうぞお越しください。



(フロアスタッフ いしくら)
フロアスタッフとあそぼう「トントン紙ずもう」をおこないました。

この日は朝からたくさんのお客様が来館してくださいました~
イベントも満員御礼です!

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色を塗って、オリジナルのおすもうさんができたら、組み立てた土俵にのせて...いざ、勝負!
トントントン...白熱した戦いに大興奮でした。

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たくさんのご参加、ありがとうございました!
参加してくれたみなさん、お家で遊んでくださいね(^^)

「トントン紙ずもう」は3月23日(土)も行います!
みなさんのご参加、お待ちしていまーす(^▽^)♪

フロアスタッフ いしくら まきこ・きただに さやの
3月30日(土)、宝塚文化創造館(旧宝塚音楽学校学舎)で行われる第7回「たからんまつり」に、移動博物館車「ゆめはく」が出展します。

ひとはくKidsキャラバンでおなじみの内容が体験できますよ〜
ぜひ遊びにいらしてください。

ゆめはくのほかにも、たくさんの、多彩なイベントがあります。
くわしくは、宝塚文化創造館のホームページにて。

【日時】2019年3月30日(土)、31日(日)(両日とも)10:00~16:00
※ ゆめはくが出展するのは、30日(土)です。
【会場】宝塚文化創造館、花のみち・さくら橋公園
【入場料】無料 ※ 一部ワークショップ等は有料
【主催】宝塚市文化団体連絡会、公益財団法人宝塚市文化財団、宝塚ふぁみりぃ劇場
【後援】宝塚市、宝塚市教育委員会
【協力】宝塚市花のみち自治会
【お問い合わせ】公益財団法人宝塚市文化財団 TEL:0797-85-8844
(当日問い合わせ)宝塚文化創造館 TEL:0797-87-1136

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毎月第2土・日曜日は、画はくの日。

3/9(土)・3/10(日)のフロアスタッフとあそぼうは
「画はくの日~キノコを描こう!~」を行いました。


2階展示室の「六甲山のキノコ展2019」の展示をじっくり観察してキノコを描こう!

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最初にキノコのお話をきいてから、描きます。

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キノコの顔出しパネルで写真撮影♪

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描いてくださった絵は、4階ひとはくサロン・休憩コーナーで、
1カ月ほど掲示をします!

ぜひ見に来てくださいね!


ご参加いただきまして、ありがとうございました。

>>イベントスケジュール3月号

→ひとはくでは毎日何かのイベントがあります。

イベントスケジュールでチェックして、イベントにあわせて来館すればもっと楽しめますよ♪



フロアスタッフまつだ


Kids(キッズ)キャラバン の報告です。

今回お邪魔したのは、加古郡稲美町にある「加古幼稚園」です。


前日の気象情報では、曇ったり晴れたりする予報で、ひとはくを
出発する時刻には(三田市は)曇っていました。

移動博物館車(2t トラック)の「ゆめはく」の車中では、
兵庫県のマスコット「はばタン」が飾られています。見る角度によっては、
まるで、曇り空を飛んでいるようです。

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▲「ゆめはく」の車中の「はばタン」





加古幼稚園に到着するころには、青空が見えて、日もさしていましたよ。

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▲加古幼稚園に到着した「ゆめはく」


「ゆめはく」が到着し、園庭のゲートを入ろうとすると、そのゲートは
車幅よりも少し広いくらいの「狭き門」?でした。

しかし、「ゆめはく」を運転しているベテラン・スタッフは、問題なく通過
しました(さすが、プロの腕前!)。
それを見ていて、応援してくれていた園長先生と園児たちは、大喜びです。





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▲「狭き門」?を無事通過し園庭に入る「ゆめはく」



「ゆめはく」から展示物をおろして、準備開始です。
先生方にお手伝いいただきながら準備完了。

園児さんたちに ゆうぎ室に集まってもらって、ごあいさつをしたあと、
それぞれのグループに分かれて、いろんな体験をしてもらいました!
(今回は、保護者の方々も参加してくださいましたよ。)


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 ▲みんなで、はじめの「ごあいさつ」




それぞれのグループに分かれて、体験スタートで~す。




園庭の「ゆめはく」では、


『むしむし みっけ』のコーナーがあり、
きれいな蝶類や甲虫類などが展示してあって、
みんなで観察します。


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 ▲「ゆめはく」の中には、いろんな美しい昆虫標本が展示してあります



また、「ゆめはく」の近くには、オオクワガタの拡大模型が展示されていました。

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▲オオクワガタのおなかを見ている園児さん





一方、ゆうぎ室では、




『キューブ パズル』のコーナーがあり、

昆虫拡大キューブパズルがあり、昆虫の拡大写真を見ながら、
みんなで協力してパズルを完成させていました。

また、恐竜キューブパズルのほか、その近くには丹波竜の
タペストリー(絵)が展示されました。


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▲昆虫拡大キューブパズルをしています!





『さわれる化石』のコーナーでは、
本物のアンモナイトや三葉虫の化石をさわってたり、アンモナイト
クイズをやっていましたよ。



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▲アンモナイトのお話を聞いています





『大きくしてみよう』のコーナーでは、
ダンゴムシの大きな模型で観察したり、
拡大装置で、生きているオカダンゴムシの脚や触角、口などを
大きくして観察しました。


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▲ダンゴムシの大きな模型で観察しています



また、ひっつきむしを触って、ズボンにひっつけたりしました。
もちろん、それらも大きくしてみんなで観察しました。

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▲ひっつきむしを服にひっつけています

園児の皆さん、ひっつきむしは初めての体験でしたか?



体験が終わって、みんなでご挨拶をしたあと、園児さんたちは
お昼ごはんです。ゆうぎ室をでるときに、ひとはくのスタッフと
ハイタッチ!


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▲ひとはくスタッフ と ハイタッチ! 

後片付けをして、「ゆめはく」に展示物などを積み込んで終了です。



園の皆さんに見送られて「ゆめはく」が走り出すと、雨が強くなってきました。
「(雨が降ってくるのが)積み込みしたあとで よかったなあ」などと
話しながら、一路 ひとはく へ。


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▲「ゆめはく」のフロントガラスに雨粒がいっぱい
(雨の中を飛んでいる?ように見える「はばタン」)



みんな~、楽しかった~?!

ひとはくにも 家族の人と来て下さいね~


園長先生をはじめ 園の先生方に、準備や後片付けを
お手伝いいただきました。
また、多くの保護者の方にも参加いただきました。
皆様、ありがとうございました。



                       スタッフ:八木・古谷・小舘(記)



月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。


3月のKidsサンデー(3日)は、ほぼ一日中 曇っていて、ときどき雨が
パラパラと降ってくるような日でした。



博物館の4階入り口近くに植えられているヤブツバキ(千重咲き)の花芽(かが)が、
うすい黄緑色からピンク色に変わりかけています。


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 ▲ヤブツバキのつぼみがピンク色になっている      





Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。




午前中は、




淡路島から来ていただいた「国立淡路青少年交流の家」の皆さんによる
「淡路島のマツボックリや貝を使った工作」が行われました。
(このプログラムは、午後も実施されました)

いろんなマツ類のマツボックリ(球果)や、フウの仲間の果実、ウバメ
ガシなどのドングリ(堅果)、淡路島の海岸に流れ着いた流木や貝がら、
きれいな小石など、様々な自然素材ををたくさん持ってきて
いただきました。


参加者は、自分で自然素材を選んで作ります。


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           ▲自然素材を用いて自由に工作をしま~す


その出来栄えは・・・




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                ▲でき上がった作品


みんな上手にできていますね~。




研究員によるプログラムは、
「サンデーぜみ『星のような形の草をさがそう!』」が行われました。

深田公園にでて、『しれい』書に描いてある植物をさがします。




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▲星のような形の植物をさがしています


『しれい』の植物、見つかったかな?

みつけた植物は、お部屋で拡大して観察します。


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▲拡大して、みんなで観察中




フロアスタッフによるプログラムは、
「デジタル紙芝居『ヤマモモの長い旅』」が上演されたり、
「展示解説『海の仲間たち ツアー ~大きな骨は何の骨?~』」が
行われました。


『海の仲間たち ツアー』では、
 海に生息する生きものについてクイズをしながら
展示を紹介していましたよ。
ウミガメに関するクイズなどもありました 。



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▲『海の仲間たち ツアー』の様子








午後は、




フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『丹波の恐竜タンタン
ものがたり』」が上演されたり
「フロアスタッフとあそぼう!『きょうりゅう骨パズル』」
が行われました。


『きょうりゅう骨パズル』は、丹波竜のお話を聞いてから、
恐竜の骨パズルをみんなで完成させます。
練習と言って始めると、みんな真剣にやっていましたよ。


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       ▲『きょうりゅう骨パズル』の様子

練習のあと、チームに分かれて、タイムを競っていたようです。




ひとはく連携活動グループのNPO法人人と自然の会による
パネルシアターでは、「てぶくろ」、「はるよ こい」が
上演されました。

「てぶくろ」のお話では、9つの動物が登場していて、
お話が終わったあと、「どんな動物がでてきたかな~」と
会の方が子どもたちに尋ねると、「ねずみ~」、「うさぎ~」、
「きつね~」、「いのしし~」などなど、
次々に動物の名前が あがってました。

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         ▲パネル シアター「てぶくろ」のお話







午後の研究員によるプログラムは、
「サンデーさーくる『はねる生きもののおもちゃをつくろう!』」が行われました。


はねる生きもののお話しを聞いたあと、色塗りをしておもちゃをつくりました。


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   ▲「はねる生きもの の おもちゃ をつくろう!」の様子 

つくった おもちゃで あそんでくれていましたよ。







 <ちょっとした出会事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 フロアスタッフの「展示解説(〇〇ツアー)」は、
 毎日実施されています。
 
 もちろん、日によって解説される場所は異なります。
 この日は 2階の展示室で行われました。

 「展示解説」が終わったあと、 フロアスタッフが
 片付けをしていると・・・、
 小さな来館者とそのお母さんが、声をかけられて
 いるようでした。(近づいて、聞き耳を立てていると)

 
 どうやら、ウミガメの標本に興味をもたれたようで、
 見せてほしいとのことのようでした。

 フロアスタッフは、小さな来館者に
 「さわっても、いいですよ」と優しく伝え、
 標本に触ってもらっていました。


 ウミガメの背中側だけでなく、腹側も
 じっくり観察してくれていました。 

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 ▲ウミガメの標本を観察している
   小さな来館者とそのお母さん


 フロアスタッフが「これ、本物ですよ」と伝えると、
 お母さんは、びっくりされていました。
 
 あとで、お母さんに伺うと、富山県から
 引っ越しをしてこられたそうで、一度
 ひとはくに来てみたいと 思っておられた
 とのことでした。小さな来館者は、この春に
 年中組さんになる男の子です。

 また、ご家族で来てくださいね。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆




今回は、淡路島から国立淡路青少年交流の家から職員の方々が
プログラムを実施していただきました。
また、追門学院大学の速水さん、吉原さんがボランティアとして
子どもたちのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。


次回の Kidsサンデーは、2019年 4月7日(日)に行われます。



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ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
大学院の魅力を一日で紹介します!
どなたでも参加できます!

人と自然の博物館および森林動物研究センターの大学院(兵庫県立大学 環境人間学研究科 共生博物部門)では、博士課程(前期・後期)への学生(社会人学生含む)の受け入れを積極的に行っています。今回実施する「大学院公開セミナー」は、博物館での研究活動や野生動物管理の実践に関心のある大学生や一般社会人向けのセミナーですが、大学院進学・入学希望者以外の方も受講可能です。皆様のご参加をお待ちしております。
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■概要
・日 時:平成31年5月18日(土)13:00~16:30
・会 場:兵庫県立人と自然の博物館
・参加費:無料
・内 容:第Ⅰ部 部門・研究紹介 13:00~15:30
     第Ⅱ部 施設案内ほか 15:30~16:30    
・申込締切 5月8日(水)
 ※第Ⅱ部では、6研究部門(地球科学、系統分類、生態、環境計画、生物資源、森林動物)のうち、希望する1つの研究部門の施設をご案内します。

■お申し込み方法
メール、FAX、はがき、封書のいずれかで、①氏名、②年齢、③住所、④電話番号、⑤メールアドレス、⑥第Ⅱ部への参加希望の有無、⑦第Ⅱ部で参加を希望する研究部門(参加希望される方のみ)、⑧希望指導教員や興味のある研究テーマ(大学院への進学・入学を検討している方のみ)を明記の上、下記までお申し込みください。研究や大学院に関するご相談・ご質問などありましたら合わせてご記入ください。

■お申し込み・お問い合わせ
 〒669-1546 兵庫県三田市弥生が丘6丁目
 兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 所長室
 E-mail:instsec(アット)hitohaku.jp ※(アット)を@に代えてください。
 TEL・FAX:079-559-2004
 ※電話でのお問い合わせは火・水・木・金曜日にお願いいたします。

■チラシのダウンロードはこちら>>> 大学院公開セミナーチラシ
 共生博物部門についてはこちら>>> https://www.hitohaku.jp/shizenken/kyousei/

■内容詳細
<第1部>
13:00 環境人間学研究科 共生博物部門の紹介
13:10 「篠山層群産脊椎動物化石研究の現状と課題」 
     池田忠広(地球科学研究部門 准教授/自然・環境評価研究部 主任研究員)
13:30 「博物館の標本資料を生かした分類学的・多様性生物学的研究」
     太田英利(系統分類研究部門 教授/自然・環境評価研究部長)
13:50 「博物館における生態研究 保全の実践から純粋な学問まで」
     高橋鉄美(生態研究部門 教授/自然・環境評価マネジメント研究部 主任研究員)
14:10 休 憩
14:20 「緑のまちづくり~公園・街路樹からコミュニティまで~」
     赤澤宏樹(環境計画研究部門 教授/自然・環境評価マネジメント研究部長)
14:40 「里地里山の生物多様性の保全に向けて」
     石田弘明(生物資源研究部門 教授/自然・環境再生研究部長)
15:00 「野生動物管理の最前線を学ぶ-シカ、ツキノワグマの保護管理を例にー」
     横山真弓(森林動物研究部門 教授/森林動物研究センター 研究部長)
15:20 入学試験関連の説明

<第2部>
15:30 施設案内 ―研究部門ごとに分かれ、収蔵庫、研究室、展示などをご案内します―
・地球科学研究部門:地学系収蔵庫
・系統分類研究部門:生物系収蔵庫(両生類、爬虫類、昆虫類など)
・生態研究部門:生物系収蔵庫(魚類など)
・環境計画研究部門:環境系収蔵庫
・生物資源研究部門:植物栽培施設
・森林動物研究部門:実習室(標本や動画を用いた研究紹介)

兵庫県立人と自然の博物館
主任研究員 黒田有寿茂


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みんなで協力して、大きな骨パズルを完成させました!!2日に引き続き、3日もフロアスタッフとあそぼう『きょうりゅう骨パズル』が行われました!

パズルを行う前に、タンバティタニスについてのお話しです。
みなさんとっても真剣なまなざしで聞いてくださいましたよ!


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さぁ、タンバティタニスについてお勉強したところで
いよいよきょうりゅう骨パズルに挑戦!
みんなで協力して、おおきな骨のパズルを完成させました♪

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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!(^^)



次回のフロアスタッフとあそぼうは...

『画はくの日~キノコを描こう!~』 2階展示室「六甲山のキノコ展2019」の標本を見ながら、キノコを描いてみよう!

くわしくはこちら

みなさんのご参加をお待ちしております♪



フロアスタッフ たにぐち

3月2日はフロアスタッフと遊ぼう『きょうりゅう骨パズル』を行いました。

丹波の恐竜の骨パズルを、みんなで力を合わせて組み立てます!

はじめに丹波の恐竜【タンバティタニス・アミキティアエ】のおはなしをきいてから、

さっそくみんなでパズルスタートです!

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かんたんそうにみえて、むずかしいんです。

完成したあとは2チームにわかれて、どっちがはやくできるか対決!

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どちらのチームもはやかった!

最後に丹波竜の骨スタンプを記念に押して、


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完成☆

 

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!

明日はイベント盛りだくさんのキッズサンデー

きょうりゅう骨パズルのイベントもあるので、ぜひご参加ください。

フロアスタッフ ふじわら さき

 2月26日(火) ひとはくにて,
国立大学法人兵庫教育大学 と 兵庫県立人と自然の博物館 との連携協定締結式 が行われました。
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 ひとはくの中瀬館長(写真右),兵庫教育大学の福田学長(写真左)が挨拶を行い,署名をして協定書を交わしました。

IMG_3887.JPGのサムネイル画像 写真撮影に笑顔でこたえます。


 兵庫教育大学には,将来学校の先生を目指す学生の方が多数在籍しています。
 ひとはくの研究員が学生の方に 専門的な知識 や 学校での活用法 を伝えたり,ひとはくのイベントに学生の方が参加して 様々な子どもの姿に触れたりする機会となることを期待してします。

 自然観察のポイントや生物多様性の視点などを持ち,自然の魅力を子どもたちに伝えられる先生が多数教壇に立てるよう,ひとはくは応援していきます。

 生涯学習課  上田 雄一郎
只今、4階ひとはくサロンでは「2019ひとはく研究員展」を開催中です。
ひとはくには30名もの研究員が活動しています。ひとはくのはかせはどんな調査研究をしているのかな?
ちょっとのぞいてみましょう。
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展示ケースの中には、それぞれ研究員の研究資料がならんでいます。 

zou.jpg   annmo.jpg  
さて、この凸凹とした、山が連なったような形のものは何?
実は、長鼻類(ゾウの仲間)の歯!臼歯の化石のレプリカです。
その横の箱の中の長細くて曲がったのは...異常巻きアンモナイトの化石。これが、アンモナイト!

hun.jpgそして、「鳥のフンに似ている昆虫」!!

ひとはくのはかせたちはこんなことを調査研究してるんですね。

その他にも「ヒアリ、わさびで撃退」「みんなで何でもできる公園をつくろうin有馬富士公園」「小さな子ども向けプログラムの開発」など
ひとはくのはかせは、ワクワクするようないろんなことを調査研究しています。調査研究することの面白さが伝わってきますね。
これらはごく一部です。ぜひ、「2019ひとはく研究員展」でじっくりご覧くださいね。

さて、ひとはくのはかせと一緒に探検したり、体験したりしませんか?
「ひとはく探検隊」「はかせと学ぼう」2019年度年間スケジュールができました。(クリック!)

ご参加をお待ちしています。

(フロアスタッフ いしくら)
寒さもやわらいで、日差しが温かくなってきた今日この頃...
春はもうすぐそこですね(^^)♪

2/23(土)、24(日)はフロアスタッフとあそぼう
のぼる!鳥のおもちゃづくり」をおこないました!

今回のイベントは「ヤマガラ」という小鳥が主人公。
三田でも見られる身近な鳥です!

標本をじっくり観察しながら、色をぬってくれていました。
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 (真剣な眼差しにヤマガラも緊張しているかな?)
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(色をたくさん重ねて本物の色ができた!)       (本物みたい!上手にぬれたね!)

完成したら、さっそくあそんでみよう!
ひもをひっぱると...あら不思議!
エサに向かってヤマガラが飛んでる!
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(のぼった~!とみんなから歓声が。楽しそうな笑顔^^)

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たくさんのご参加、ありがとうございました(^▽^)♪

次回のフロアスタッフとあそぼうは...
3/2(土)・3/3(日)「きょうりゅう骨パズル」です!
(丹波竜の骨パズルをみんなで完成させよう☆)

みなさんのご来館をお待ちしています。

フロアスタッフ たにぐち はるな・きただに さやの

 
Kids(キッズ)キャラバン の報告です。

今回お邪魔したのは、相生市にある「あおば幼稚園」です。


この日(2019年2月21日)、ひとはくを出発したのは結構
早い時間でした。下の写真は、移動博物館車(2t トラック)の
「ゆめはく」が移動中、山陽自動車道のサービスエリアの駐車場に
駐車したときのものです。

横並びに駐車している車をみると、様々な働く車?(トラック)が
止まっていました。

 

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                ▲「ゆめはく」と  いろんなトラック

 

 

ほぼ予定どおりに「ゆめがく」が目的の  あおば幼稚園に到着しました!

すると、「ゆめはく」が到着したことをお知らせする放送が園内に響き渡ります。
(しばらくしてから気がついたのですが・・・)
園長先生がマイクを持たれて、アナウンスをしてくださっていました。

 

 

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▲あおば幼稚園の園庭に到着した「ゆめはく」(写真の左手 奥には、相生市立青葉台小学校が見えています)

 



園長先生をはじめ先生方にも手伝っていただき、準備完了。

園児さんたちに ゆうぎ室に集まってもらって、ごあいさつをしたあと、
それぞれのグループに分かれて、いろんな体験をしてもらいました!
(今回は、くま組さん、うさぎ組さん、ひよこ組さんなど、
異なる年齢の園児さんが一緒になったグループのようです。)


 


 

 

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      ▲はじめの「ごあいさつ」をしています

 

 

 

 さあ、体験スタートで~す。

 


園庭の「ゆめはく」では、 


『むしむし みっけ』のコーナーがあり、蝶類や甲虫類など、
きれいな昆虫が展示してあり、みんなで観察します。

 


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   ▲きれいな昆虫標本をみんなで観察


 

 

ゆうぎ室では、



『キューブ パズル』のコーナーがあり、
恐竜キューブパズルのほか、その近くには、恐竜の頭骨のレプリカや
丹波竜のタペストリーが展示されました。

また、昆虫拡大キューブパズルもあり、みんなで協力してパズルを完成させて、
それらと一緒に記念撮影をされていました。

 

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▲完成した昆虫拡大キューブパズルと一緒に ハイポーズ!

 

 

『さわれる化石』のコーナーでは、
みんなで本物のアンモナイトや三葉虫の化石をさわってたり、
観察をしました。

 

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▲アンモナイトの化石をさわっています

 

 

『大きくしてみよう』のコーナーでは、
拡大装置で、生きているガの仲間やカメムシの仲間、
ダンゴムシなど、いろんなものを大きくして  みんなで観察しました。


 

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 ▲いろんなものを大きくして観察しています

 






最後に、ごあいさつをさせていただいたときに、園児さんたちから、ひとはくの
スタッフに、すてきなプレゼントをいただきました。

どのようなものをいただいたのかは、
園の皆さん と ひとはくスタッフの ひ・み・つ です。



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 ▲すてきなプレゼントを いただこうと  しています

 


後片付けをして、「ゆめはく」に展示物などを積み込んで終了です。

幼稚園に隣接している相生市立青葉台小学校の児童さんが、「ゆめはく」を見つけて
声をかけてくれたのですが、その時、みんなきちんとあいさつをしてくれました。



出発前に園長先生に、我々が元気づけられる、お言葉とお礼を
いただき、「ゆめはく」は園庭を発進。

園舎の横を通った「ゆめはく」に向かって、お部屋から(それを見つけた)
園児さんたちが 手を振ってくれているのが見えました!




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 ▲園長先生にお言葉を いただいています

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▲園児さんが「ゆめはく」に向かって手を振ってくれてます
(窓ガラスに「ゆめはく」が映りこんで、中が見えにくいですが...)

 

みんな~、楽しかった~!

ひとはくにも 家族の人と来て下さいね~

 
この日は、佐用町昆虫館の茂見さんにもスタッフに加わっていただきました。
また園長先生をはじめ 園の先生方に、準備なども  お手伝いいただきました。
みなさん ありがとうございました。

 

 

 

                       スタッフ:八木・藤本・小舘(記)

 

2月もあとわずか。
女の子のおうちでは、そろそろ桃の節句の準備が始まる頃です。

ひとはく でも2/17(日)に 大きなお雛様をつくるイベントを行いました。

フロアスタッフとあそぼう!「おひなさまづくり」です。
今回は、日本の固有種(日本にしかいない)のチョウ「ギフチョウ」がテーマです。

ギフチョウ・・・春の雪解けと共に現れる「春の女神」と呼ばれることもある蝶です。
        成虫はスミレやツツジなどの密を吸う。

お雛様の着物の柄はギフチョウです。みんながそれぞれ好きな色でぬりました。
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いよいよ、はだかの人形に着物を着せます。
お内裏様、お雛様のチームに分かれて、力を合わせて着せていきます。
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着付けが終わったら、みんながぬった柄を着物に貼り付けて 完成!
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お雛様は、3月いっぱい ひとはくサロンに展示されます。
皆さん ぜひ見に来てくださいね。

フロアスタッフ せら ゆうこ

12日のフロアスタッフとあそぼう!画はくの日は、「はくせい標本をかいてみよう」をおこないました。
いつもは見られないはくせいを、特別に持ってきましたよ!

最初に〇✕クイズをしました。
大きく手を挙げて「まるー!」「ばつー!」元気な声が響きます♪

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さぁ!お絵描きしよう!!
タイリクオオカミに、ハヤブサ、うりぼう、何を描くか迷ってしまいますねぇ☆
  
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皆さんに描いていただいたステキな作品の数々は、約1ヶ月間ひとはくサロンに掲示しています。
ぜひ見に来てくださいね!!

ご参加のみなさま、ありがとうございました!


フロアスタッフとあそぼう!「画はくの日」は、標本をじっくり眺めて、お絵かきをするイベントです。
テーマを変えて毎月行っていますよ。
子どももおとなも大歓迎!道具は貸出しますので、お気軽にご参加くださいね♬

フロアスタッフ ふじわら・かどはま







博物館の長い冬休みがおわり、ようやく先週の土曜日から通常開館が始まりました。

私たちフロアスタッフが、休みの間に何をしていたかというと・・・

他施設の見学に行ったり
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左:キッズプラザ大阪 右:咲くやこの花館

ひとはくの展示の解説を研究員にしてもらいお勉強していたかと思うと・・・
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有名な先生方を独占してのレクチャーは贅沢ですね!メモを取りながら熱心に聴いていますよ。

新作紙芝居を作成したり、イベントカレンダーを作ったり、ひとはくサロンの旗の交換などと忙しくしていました。
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設備さんの協力を得て、高所作業台で旗の交換をしました。

研究員も展示をお掃除したり、標本を交換したり。どこが変わっているか、わかるかな?

休館明けの、ひとはくは、パワーアップして皆様のお越しをお待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ

 ひとはくでは、2月11日(月・祝)、第14回目「共生のひろば」を開催しました。当日は、発表者400名、聴講を合わせて約2,000名を超える皆さまにご来館いただき、素晴らしい『ひろば』となりました。まずは、ご発表いただいた皆さま、そしてご来館いただいた皆さまにお礼申し上げます。


今年第14回は、口頭発表8本、ポスター発表76本で、全部で84本の口頭発表・ポスター発表をいただきました。その発表と交流のようすをご報告します。
  

(左)4階ひとはくサロンでのポスター展示   (右)3階展示室でのポスター展示

■ギャラリートーク
中瀬館長からのあいさつの後、ひとはく研究員秋山弘之によるギャラリートーク「人の暮らしと共生するコケ植物」を行いました。
地球表面の2%という広大な面積を覆って繁栄しているにも関わらず、人類史上一度も食用にならず、普段あまり目立っていないコケ植物ですが、実は、自然の多い地域のみならず都市部でも人の暮らしと密接に結びついているさまを、ユーモアを交えて紹介しました。
  

(右)質疑応答で、コケ植物の生殖について質問する高校生。生物の授業での知識を見事に生かしながらの質問でした。

■ポスター発表
ポスター発表は76本の発表をいただきました。個性豊かなポスターをはじめ、展示物、実態顕微鏡を用いた体験的展示など、それぞれ工夫を凝らしての素晴らしい発表ありがとうございました。

  
三田の10年間にわたる野鳥観察の記録をまとめたポスター発表や、17年間にわたる六甲山再度公園のキノコの多様性を調べた研究、千種川生物調査の45年の歴史をまとめたものなど、地道な努力の結晶がまとめられた発表が数多くありました。

  
また、「共生のひろば」の特徴は何といっても世代を超えた学びと交流にあります。写真は高校生の発表に熱心に聴き入り、質問や示唆をしてくれている一般の方々です。こんな場を作り出せることを嬉しく、またありがたく思います。
  


長年の地道な研究の蓄積があるかと思えば、最新のデジタルツール=ドローンやGPS、GISを駆使しての発表などもありました。

また、実演や体験のできる楽しい発表もたくさんありました。左は、竜山石やガーネットの性質を楽しく体験的に発表してくださっている様子です。

■口頭発表
口頭発表では8団体から発表がありました。一般の方々でNPOとして環境保全活動をされている方や、高校生、小学生に至るまで多様な年代の方々、さまざまな団体からご発表いただきました。
  
(左)親子での発表「Neo玉虫厨子〜身近な昆虫の潜在的美しさ〜」 (右)作成したNeo玉虫の厨子を聴衆に見てもらっています

  
(左)「川から学んだ自然の大切さ 2018」  (右)大好き!みんなの「ブイブイの森」~地域団体・博物館・行政と連携した環境学習〜。小学校の環境学習と地域団体の活動が融合した発表でした


  
(左)「ピークはなぜでない?〜高校での成長促進物質の同定方法の確立を目指して〜」 (右)「ひすいハンター国石の魅力を探る」実演パフォーマンス付きの発表でした

■茶話会・表彰式および歓談(希望者)

終了後は希望者による茶話会も行いました。本日素晴らしい発表をいただいた方々には、ひとはくから館長賞、名誉館長賞を贈らせていただきました。表彰を受けていただいたのも、幼稚園生から高校生、一般の方々とさまざまな年代の方です。

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このように「第14回共生のひろば」は自然や環境に興味がある方々の活発な議論や交流が行われる中で閉会となりました。ひとはくでは来年度も「共生のひろば」を計画中です。皆さまとまた交流できることを楽しみにしております。


生涯学習課 竹中敏浩



みなさんこんにちは!

ひとはくのメンテナンス休館が開け、博物館はたくさんのお客様でにぎわっています。
9日(土)と10日(日)は~モールで恐竜をつくろう~をおこないました。

今回作るのは、首としっぽが長い植物食の丹波の恐竜:タンバティタニス・アミキティアエと、肉食の恐竜:ティラノサウルスです。

最初に少し恐竜のお話をきいて、カラフルなモールを折り曲げたり巻いたりして、作っていきます!

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小さいお友達は、お父さん、お母さんにお手伝いしてもらいながらいっしょうけんめい作って......

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完成☆

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ご参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

11日(月祝)は多世代で多様なテーマの発表がおこなわれる共生のひろばです。
画はくの日もありますよ!
みなさまのご来館をお待ちしております。

フロアスタッフ 藤原


1/4は 小春日和の中 ひとはく探検隊「冬の 虫とりペナントレース」を行いました。
s-P1220683.jpg冬とは思えない温かい日でした。

イベントの様子↓↓↓クリックでおおきく表示されます
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Eテレのカマキリ先生は、3時間かかってもクワガタの成虫はゲットできていませんでしたが
このイベントでは、大勢で探したので、ものの10分ほどで、けっこう大きなコクワガタがみつかっていました。
チビクワガタも、例年は一ケタなのですが、なんと今年は、総計では20匹以上でした。
2016年より4年連続参加のツワモノもおられたので慣れていたのもありますが...

八木隊長いわく
「2年前の台風で折れた枝が、キノコなどが生えちょうどよく熟したので、よかった」とのことです。
去年も台風が多かったので、また何年か後には...たくさん採れるのではないかと期待は膨らみます!


来年もこのイベントは2020年1月5日(日)に開催予定です(少し気が早いですがお楽しみに♪)

今週より『ひとはく』は、しばらくお休みをいただいております。
次回 2月9日(土)の開館にみなさんに会えるのを楽しみにしています!

フロアスタッフ せら ゆうこ



月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。

 
1月のKidsサンデー(6日)は、雲が多い一日でした。

 

博物館のエントランスホール近くにあるエノキの木は、葉っぱも黄色く
なって落ち、たくさんなっていた果実も ヒヨドリなどの鳥類に食べられたのか
ほとんど  枝に残っていない状態です。

 


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 ▲葉や果実がなくなってしまったエノキの木                                                        

 

 




Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 


午前中は、

 


まずはじめに 研究員による
「サンデーぜみ『絵にあう、幹をさがそう!』」が行われました。

 


『絵にあう、幹をさがそう!』では、みんなで深田公園にでて
動物の体のもようによく似た幹をさがして観察したり、
こすり絵をしたりしました。

 
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                ▲動物の体のもようににた幹をさがします

 

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               ▲こすり絵をして 作品をつくります


それぞれ どんな幹を見つけたかな? こすり絵の作品はうまくできたでしょうか?
 

 

 


午前中のフロアスタッフによるプログラムは、
「デジタル紙芝居『ころころ  だんちゃん』」が上演されたり、
「展示解説『3階展示室 ダイジェスト ツアー』」が行われました。


『3階展示室 ダイジェスト ツアー』では、(今年の干支の)
 イノシシなどの はく製を見たり、台場クヌギ、氷上回廊など
 いろいろな展示を クイズなどをしながら  まわっていました 。

 

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             ▲『展示室 ダイジェスト ツアー』の様子


 


 

 

 

 

午後は、
 

 

 フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『ヤマモモの長い旅』」が上演されたり、
「フロアスタッフ と あそぼう!『新春!宝さがし ラリー』、
「イヌワシの紙飛行機 を 飛ばそう!」が行われました。


『新春!宝さがしラリー』は、館内の位置図と専用の冊子をもって、お宝をさがします。

 

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       ▲『宝さがしラリー』の様子

 

 

どんなお宝が、見つかった のかな?
 

 
「イヌワシの紙飛行機を飛ばそう!」では、いくつかの色の紙が用意されていて、
それぞれ好きな色の紙でイヌワシ型(絵が描いてある)に折って作ります。

できたら、もちろん、 飛ばしま~す。


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        ▲「イヌワシの紙飛行機を飛ばそう!」の様子

 お父さんと一緒に 飛ばしている子もいましたよ。






午後の研究員によるプログラムは、「マツボックリでけん玉をつくろう!」や
「チョウのモビールをつくろう!」、「サンデーさーくる『イノシシの
小さなかざりをつくろう!』」が行われました。

 

 

「マツボックリでけん玉をつくろう!」では、研究員からマツ類に関する
お話しを聞いたあと、アカマツのマツボックリと紙コップなどを使って
けん玉をつくりました。
 
つくった  けん玉で 上手にあそべるかな?  大人の人も けん玉に夢中になったりして!

 



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   ▲「マツボックリでけん玉をつくろう!」の様子 

 

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  ▲大人の人も、けん玉に夢中?!!

 

 



「チョウのモビールをつくろう!」では、チョウ類の成虫と幼虫の絵に
色えんぴつで色塗りをして モビールにします。

 

 




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               ▲「チョウのモビールをつくろう!」の様子



バランスよく、モビールを作れたかな?

モビールをもってハイポーズ!

 

 

 

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               ▲作品と一緒に写真撮影

 

 

 

『イノシシの小さなかざりをつくろう!』では、研究員からイノシシについて
幼獣のはく製や写真を使って説明があったり・・・、


成獣の毛皮などを実際に触ったり、匂ってみたりしました。



それから、ひっつきむしのヒナタ イノコズチ や アレチ ヌスビト ハギなどの
果実の話のあと、ウリボウ(イノシシの幼獣のこと)の形をしたフェルト生地に
目や耳、体のもように  みたてて ひっつきむしを貼りつけていきます。



フェルト生地の全面に  ひっつきむし を 貼りつけている子もいましたよ。

 

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           ▲「イノシシの小さなかざりをつくろう!」の様子

 

 

作品をもって、ハイポーズ!

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             ▲作品と一緒に写真撮影



それぞれがいろいろで、個性がでますね~。 

 

 

 

 <ちょっとした出会事>
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  4階の「ひとはくサロン」と呼んでいるところには、
  館内のこと を  ご案内するフロアスタッフがいる
  カウンターがあります。
 

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     ▲フロアスタッフがいる4階のカウンター周辺


  そのカウンター近くで、天井を見てフロアスタッフ
  に話かけている小さな来館者(女の子2人)がいました。

  どうやら、天井に展示しているダイオウイカの実物大
  (体長4m以上)の絵について  フロアスタッフに
  質問をしているようです。

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    ▲ フロアスタッフとお話している小さな来館者たち


  近くにいたお父さんとお母さんに伺うと、2人は姉妹で
  小さな来館者は幼稚園児、お姉ちゃんは小学校1年生
  で、大阪に住んでいる・・・、 とのこと。

 

   せっかくなので(?)、天井を見ているところの
  写真を撮らせてもらいました。

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    ▲天井を見ているところの写真として、ハイポーズ!


  お母さんからは、「昨年12月(先月)に来館したけど、
  1時間くらいしか 時間がなかったので、年が明けて
  あらためて 来ました」とのことでした。

  今回は、小さな来館者たちは、姉妹で
  いろんなプログラムも体験してくれたようです。
 

  また、ご家族で来てくださいね。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

 


次回 Kidsサンデーは、2019年3月3日(日)に行われます。
 

 

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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

兵庫県内の博物館、美術館、植物園、水族館などが連携し、
1月26日(土)と27日(日)に姫路市で「ひょうごミュージアムフェア」が開催されます。


今年はワークショップに26館(園)、ポスター等掲示に73館(園)が参加!

各館の貴重な資料に触れる体験や親子で楽しめるものづくりワークショップ、
県内の博物館等や展覧会の情報が集まるポスター掲示コーナーを用意しています。


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ひとはくは、1月26日(土)に「アンモナイトのレプリカ作り」を行います。

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たくさんの方の参加をお待ちしています。

                      生涯学習課 小山 恵介

明けましてあめでとうございます~!

ひとはくは3日から元気に開館中!
2019年は大人気イベント「アンモナイトのレプリカづくり」からスタートです!
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赤やピンク、青...好きな色を2つ選んでまぜまぜ

アンモナイトの型に入れると...

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カラフルなアンモナイトが完成!とってもかっこいいね!

みなさん、どんな年明けを過ごしていますか?
お買い物や家でテレビもいいですが、ひとはくで思わず「へぇ~!」と言ってしまうような、新しい発見なんでいかかでしょう?

1月は6日まで開館中!楽しいイベントもしていますよ!
(←イベントの確認はコチラから)
ぜひ、お越しください~!

フロアスタッフ ふじもと・きただに



みどりがいっぱいのひょうごけんには、たくさんの生きものがくらしているんだ!
どんな生きものがいるか気になる人は、3階の展示室をのぞいてみてね☆

今回はひょうごけんにすむ生きものたちが主人公!
「ひょうごのどうぶつ万華鏡」をおこないました!
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イノシシ
シカツキノワグマリス...

たくさんのどうぶつたちに色がぬれたら、万華鏡にはりつけてデコレーション!
キラキラかがやく万華鏡ができたよ!
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かわいいツキノワグマさんに、スタッフもほっこり(*^^*)
ステキな万華鏡つくってくれて、ありがとう。

クリスマスが過ぎるとあっという間にお正月。
風邪をひかないように、楽しい年末年始を過ごしてね(^^)

フロアスタッフ てらお・きただに

12月23日は、ひとはく探険隊「化石さがし」を行いました。

今回の探険隊長は、青いヘルメットがトレードマークの生野研究員です!
ひとはくにはどんな化石があるのかな?
クイズをときながら、博物館の中を探険してみよう!

3階「丹波の恐竜化石」、2階のアンモナイトなどを見て、クイズをといたよ。
みんな全問正解できたかな?

隊長と一緒にメジャーをもって、アケボノゾウとアメリカマストドンを測って、どちらが大きいかを確認したよ!
どっちが大きかったかな?

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「次は、特別問題です」
と、隊長がなにやら大事そうに化石をとりだしました。
「この化石、本物だと思いますか?」

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みんなが出した答えは本物とレプリカの半々でした。
「本物だと思った人から渡すから、持ってみてください」
と言うと、はじめに渡された男の子はすぐに
「あっこれ偽物や」と声をあげました。

とっても重そうですが、持ってみるととっても軽いんです。
化石の正体は本物そっくりに見えますが、淡路島・和泉層群産の二枚貝「ヤーディア」という化石のレプリカでした。


最後にアメリカマストドンの前でみんなで記念撮影。
「「「「かーせき!」」」

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ご参加ありがとうございました!

次回のひとはく探検隊は1月4日(金)「虫とりペナントレース」です!

みなさまのお越しをお待ちしております。

フロアスタッフ 藤原

4階ひとはくサロンのクリスマスツリーはもう みられましたか?
サロンの中央と窓際にツリーが設置されておりイルミネーションが楽しめますよ♪

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世界最大の貝「オオシャコガイ」もクリスマス仕様に。
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オオシャコガイ...世界最大級の二枚貝ですが、現在は生息する数がへってきています。
博物館のオオシャコガイはさわれる展示ですので、どんな感触かさわってみてね。


ここで過去に博物館に設置されたクリスマスツリーの歴史を公開します。


 

2010年...左の4階ひとはくサロンの青いツリーは、フロアスタッフ手づくりのものです。
エントランスと3階入口に設置された緑のツリーも華やかですね。(写真クリックで拡大)


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2011年~...窓際に設置されているツリーは年によって赤白サンタ帽デザインやゴールドのものがあります。
サロン中央の緑のツリーの飾りは毎年少しずつ変えております。(写真クリックで拡大)

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ひとはくはクリスマスイベントもたくさんご用意しております。
イルミネーションと一緒にぜひお楽しみください。

 

年末年始おやすみのおしらせ

 

 年末年始   2018年12/27(木)~2019年1/2(水)

新年は1/3(木)より、開館いたします♪

お正月は「ひとはくおみくじ」(ひとり1回) 

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4階インフォメーションで、おみくじがひけるよ!
新年初めは「ひとはくおみくじ」で運だめししよう♪

※1/3(木)~開始、なくなり次第、終了です。


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お正月イベントも用意しておりますので、みなさまのお越しをお待ちしております!

 

 


また博物館はメンテナンスのため、1/7(月)から長期休館いたします。

 

 冬期メンテナンス休館  2019年1/7(月)~2/8(金)

 

フロアスタッフまつだ

みなさま
12月24日まで、京都の龍岸寺(京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564)で
開催しております館外企画展
仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~はご覧になられたでしょうか?

SNSでも絶賛発信中!
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展示特別企画 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~(旧:日本酒の自然誌等)
ツイッター
Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~

まだ・・の方のために・・・ちょぴり・・展示の様子(12月19日版)をレポートします!
京都駅から徒歩で10分程度の場所ではありますが・・・
特に観光客など人通りが多い場所ではありませんが・・・・
カップルの方・・・
犬をつれて散歩されている方・・・
一人旅を満喫されている方・・・
ご家族で散策されている方など・・立ち止り
入口前で・・「え!なにこれ?すごそう!お寺でなんかおもしろそうなことしているで~」と
お話をされ・・・
入口が立派な門なので・・・一瞬 入りにくいかな~?と30秒ぐらい門をながめ・・・
入られていかれます・・・(なぜかみなさん顔の表情がかたい・・・(笑))

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なかに入ると・・・標本やいろんな展示がいっぱいなんです。
このボリュームで・・・
「え!入場無料なんですか?」と玄関前で驚きの声が門まで聞こえました。(笑)

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しかも・・お寺のなかには・・・ひとはくの研究員(19日は山内研究員)が出張しております!
ひとはくファンのお客さまも多く来場されていましたね~
みなさん 展示をみられるたびに・・・おだやかな表情になられていきます!

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門から出られる時は・・・みなさん「おもしろかったー!」と笑顔で出て行かれるのが印象に残りました!

老若男女・・どなたさまでも・・・楽しんでいただける内容でございます!

家族旅行に京都で・・・仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~
ウオーキングに京都で・・・仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~
クリスマスイブに京都で・・・仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~

好評につき、12月21日(金)まで セミナー受付を延長しています!
残りはあとわずかですので申込みをお急ぎください!
2018/12/22(土) F08お墓の石の今と昔 基礎講座
2018/12/22(土) F09初代幕府天文方・渋川春海が見た宇宙 基礎講座
2018/12/23(日) F10京都の昔を古地図と現代技術でめぐる 体験する講座
2018/12/24(月) F11お寺で宇宙学 基礎講座

それでは・・・京都でお待ちしております!

生涯学習課 中前純一
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みなさま
12月24日まで、京都の龍岸寺(京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564)
開催しております館外企画展
仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~はご覧になられたでしょうか?
この企画展は平成30年度文部科学省生涯学習政策局
「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」の委託事業として・・・
実は・・来年博物館の国際博物館会議ICOM京都大会が開催されるんです!
そこで・・我が国の伝統文化や歴史的建造物(レガシー)の活用への期待が高まっているなか
国内各地の自然史博物館が協力し、歴史的建造物がもっ空間の趣と自然史標本のもつ美しさを融合させて、
日本の自然と文化の関わりを伝えるというビッグな企画でございます!

自然科学って・・・ちょっとむずかしい?と思っておられませんか?
安心してください!そこは・・・ひとはくですから・・・
仏教とゆかりのある動植物や祭礼で利用される自然由来のもの、
建物やお墓で利用されてきた岩石、動植物の進化の歴史、日本最古の天球儀の
プロジェクションマッピング、など・・
老若男女・・どなたさまでも・・・楽しんでいただける内容でございます!

家族旅行に京都で・・・仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~
ウオーキングに京都で・・・仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~
クリスマスイブに京都で・・・仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~

好評につき、12月21日(金)まで セミナー受付を延長しています!
残りはあとわずかですので申込みをお急ぎください!
2018/12/22(土) F08お墓の石の今と昔 基礎講座
2018/12/22(土) F09初代幕府天文方・渋川春海が見た宇宙 基礎講座
2018/12/23(日) F10京都の昔を古地図と現代技術でめぐる 体験する講座
2018/12/24(月) F11お寺で宇宙学 基礎講座

それでは・・・京都でお待ちしております!



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展示特別企画 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~(旧:日本酒の自然誌等)
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Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~

京都新聞(12月15日)にも掲載いただきました!
骨格標本やあご化石が寺に、不思議な空間 春海ゆかり龍岸寺



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                                 生涯学習課 中前純一
        


今年も残すところ、わずか半月!
師走の忙しい中でも「ひとはく」は大にぎわいですよ。

15日(土)、16日(日)はもうすぐクリスマスということで、クリスマスのスノードーム作りを行いました。
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作り方の説明をきいて

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モチーフに色をぬって、台紙にとめて

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雪に見立てたキラキラのラメと、水を流し込みます。
一緒に洗濯のりを入れるのがポイント!
のりで水に粘度がつくと、雪がゆっくり落ちるんだよ。


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完成!
クリスマスまでおうちに飾ってね!

フロアスタッフ せら ゆうこ
「県庁前駅に亥年の展示〜イノシシもいます」

今年もわずかとなってきました。
神戸市営地下鉄の県庁前駅(西出口1.2付近)のショーウィンドウに
12/14(金)から12/26(水)まで「ひとはく」が出張しております!

展示内容は
来年の干支は「亥」です。
「猪」ついでに「豚」に関係した展示もしています。
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県庁方面に用事のある方や
ほっと一息いれたい方はごらんいただければ幸いです!

ちなみに・・・・
イノシシは助手席で運ばれました。
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展示物
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○イノシシ+うり坊
○イノデ(猪手) シダ植物です。 
  ワラビ巻のときに毛むくじゃらでイノシシの手を連想させます。
○シクラメン=ブタノマンジュウ
 クリスマスの定番の植物の和名です。
 大きな球根をブタが食べていたことからの英名の直訳です。
○河豚
 冬の料理の定番のフグです。大きなハリセンボンもいます。



                  自然・環境再生研究部  鈴木 武(記)
12月8日(土)・9日(日)のフロアスタッフとあそぼう画はくの日きれいなとりを描こうを行いました。

9日(日)には、現在開催中の『宮沢賢治の鳥』原画展 舘野鴻の描く精密画と鳥の標本の世界の作者、舘野鴻さんを迎え、一緒に鳥の絵を描きました。

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こどももおとなもたくさんの方が参加してくださいました。
舘野さんも大忙し!やさしくていねいなアドバイスにみんなも感激、ありがとうございました。
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みんなの真剣なまなざしショット。写真はごく一部です。みんなしっかり観察して描いていました。本当に画はく大集合って感じでしたよ♪

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描き上がったとりの絵は周りを切り取って、休憩コーナーの壁に貼っていただきました。。大きな木がとりたちでいっぱい!になりました。
とりたちの息づかいやささやきが聞こえてきそうですね。(写真をクリックで拡大!)

次回のフロアスタッフとあそぼうは12月15日(土)・16日(日)、クリスマス☆スノードームです。
みなさまのお越しをお待ちしています!

(フロアスタッフ 谷口・石倉)


christmas-lease&letter200x.jpg いよいよ子どもたちの待ちに待ったクリスマスシーズンとなりましたが、ひとはくでは三田松聖高校吹奏楽部21名のみなさんをお迎えして、「ひとはくサロンコンサート~クリスマスコンサート」と題したミニコンサートを行いました。

 トナカイや雪だるまに扮して演奏してくれたり、子どもたちに指揮体験をさせてくれたりと、趣向をこらして楽しませてくれました。そのようすをご報告します。
  
1年生11名、2年生10名で、元気いっぱいの演奏を聞かせてくれました。クリスマスツリーが飾られるなか、こんなに間近でクリスマスのメロディーを聞くのは本当に心がうきうきしてきます。「勇気100%」「あわてんぼうのサンタクロース」「ジングルベル」「アンパンマンマーチ」「イン・ザ・ムード」を聞かせてくれました。

  
また、曲紹介や司会もたいへんじょうずに行ってくれました。右はトナカイに扮して司会をしてくれているようすです。
  

今年は、子どもたちの中から指揮体験もさせてくれました。下左の写真はじょうずにリズムを取りながら高校生の吹奏楽部を指揮する小学生。下右の写真は、お姉ちゃんの助けを借りながらもアンパンマーチを指揮した3歳の男の子です。参加してくれてありがとうございました。
  

「ひとはくサロンコンサート~クリスマスコンサート~」にご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

来年は年号が変わることもあり、平成のクリスマス、年末は今回が最後となります。どうぞみなさま、佳きクリスマス、お正月をお迎えください。

生涯学習課 竹中敏浩  

 

県立篠山東雲高等学校では、「農業教育の特質を活かし、地域に貢献できる心豊かな人材の育成」をミッションとした幅広い教育活動を展開されています!
主な勉強として!今年度から・・
アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)

アグリ・サービス類型(草花・飼育)

フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

すごくおもしろそうな勉強をされてますね!
「関わるすべての人や自然・動植物を愛する心を育てる教育の推進」を実践されるとともに、小規模な学校なので・・
まさに師弟同行~先生と生徒が教育的実践を通してともに学びあう、励ましあう感じがいいですね~
関心を持たれた中学生のみなさん!ぜひ篠山東雲高校に!

ひとはくでも「共生のひろば(毎年2月開催)」などで出展、発表活動を行っておられます!


ひとはくが関係する事業で、中瀬館長がコーディネーターとして 
12月22日神戸で開催されるひょうご環境担い手サミットにおいても篠山東雲高校が活動発表をされます!

その学びの実践と、ひとはくと連携した現場実習として2名の先生方の指導のもと5名の生徒さんが、ひとはく入口前花壇を中心に花壇装飾実習を行われましたので、その様子をお伝えします!

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実習終了後は館内を見学されました!
青いダンゴムシはみなさん注目です!!
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                                生涯学習課 中前 純一

12/8(土)・9(日)のフロアスタッフとあそぼうは「画はくの日」を行います。
テーマは「きれいなとりを描いてみよう!」

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4階ひとはくサロンで開催中のミニ企画展 『宮沢賢治の鳥』原画展 舘野鴻の描く細密画と鳥の標本の世界 をみながら、絵を描いてみませんか?

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▲原画展の会場(画文集『宮沢賢治の鳥』をはじめ、絵本もご覧いただけます。)


鳥のはく製を間近で観察できますよ♪

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▲左から カケス・フクロウ

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▲左から カワセミ・モズ・ムクドリ



鳥の絵が描けたら、4階休憩コーナーにある大きな木に貼りつけよう!
すでに何羽か鳥がとまっていますね♪

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また12/9(日)の画はくの日は、絵本作家の舘野鴻さんを迎え、一緒に鳥の絵を描きます。舘野さんによるギャラリートークもありますよ。

原画制作にあたっての思いや宮沢賢治の世界について、原画を見ながらお伺いしてみませんか?

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画文集『宮沢賢治の鳥』
 本企画展では、この画文集の原画を展示します。

『宮沢賢治の鳥』原画展 舘野鴻の描く細密画と鳥の標本の世界

期 間:2018年10月6日(土)~2019年1月6日(日)
場所:4階ひとはくサロン

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12/9(日)  関連セミナー・イベント

 
■13:00~13:30「絵本作家 舘野鴻さんのギャラリートーク」

■13:30~15:00 画はくの日「きれいなとりを描いてみよう!」

  

みなさまのお越しをお待ちしております。

年末年始と冬季メンテナンス休館のおしらせ

 年末年始   2018年12/27(木)~2019年1/2(水)

新年は1/3(木)より、開館いたします♪
 

また博物館はメンテナンスのため、1/7(月)から長期休館いたします。

 冬期メンテナンス休館  2019年1/7(月)~2/8(金)


 

フロアスタッフまつだ

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。

 
12月のKidsサンデー(2日)は、晴れて あたたかく過ごしやすい日でした。

 

博物館の入口近くのイロハモミジの木は、たくさんの赤く色づいた葉を枝に
付けています。また、ヤツデの木の花が咲いています。

 

 

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 ▲イロハモミジの紅葉と、花が咲いているヤツデの木 (右下)
                                                        

 

 


Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 


午前中は、

 


まずはじめに 研究員による
「サンデーぜみ『赤い葉っぱをさがそう!』」が行われました。

 


『赤い葉っぱをさがそう!』では、みんなで外にでて赤い葉っぱを
さがして観察したり触ったりしてから採集しました。

 その後、部屋に帰ってから、専用シートに貼りつけました。
 
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                ▲赤い葉っぱをさがして、集めています

 

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               ▲いろんな赤い葉っぱを専用シートに張り付けます

 

5種類以上の木の、いろんな形の赤い葉っぱがありました!

 




午前中のフロアスタッフによるプログラムは、
「デジタル紙芝居『ヤマモモの長い旅』」が上演されたり、
「展示解説『3階 ダイジェスト ツアー』」が行われました。


『3階 ダイジェスト ツアー』では、3階の展示コーナーにある
イヌワシやコウノトリなどに関する標本を見たりクイズなどをしていました 。

 

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             ▲『3階 ダイジェスト ツアー』の様子

 


 

 

 

 

午後は、
 


ひとはく連携活動グループの人と自然の会の皆さんによる
「かわいいリースづくり・まつぼっくりのツリーづくり」や
「パネル シアター」が実施されました。


 
「かわいいリースづくり・まつぼっくりのツリーづくり」では、
いろんな木の実や葉っぱ、いろいろな色や形をした自然素材を使って、
ツルを巻いたものやマツボックリに飾りつけをして作品を作ります。

 

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     ▲「かわいいリースづくり・マツボックリでツリーづくり」の様子

 


みなさんステキな作品を作っていましたよ。

 

 

「パネル シアター」では、『あわてんぼうのサンタクロース』、
『十二支のはじまり』、『かさ じぞう』のお話を
大きなパネルと貼り絵を使って楽しく上演されていました。


『あわてんぼうのサンタクロース』のお話では、ハーモニカや
スズ、タンバリンなどの音にあわせて、「あわてんぼお~の~♪ 
さんた くろ~す~♪ ・・・」と みんなで歌っていましたよ。

         

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  ▲「あわてんぼうのサンタクロース」のパネルシアターの様子

 

 

 フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『ゆめのつづき』」が上演されたり、
「フロアスタッフとあそぼう!『ひとはくクイズ大会』」が行われました。


『ひとはくクイズ大会』は、チーム対抗でクイズに答えます。

 

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  ▲『ひとはくクイズ大会』の様子

 


「フロアスタッフとあそぼう!『ひとはくクイズ大会』」は、
12月1日(土)にも、開催されました。その様子は、
「こんにちは!フロアスタッフです♪ ~ひとはく☆クイズ大会 冬の陣~」
( http://www.hitohaku.jp/blog/2018/12/post_2574/)に報告されています。

 


午後の研究員によるプログラムは、「落ち葉 de アート」や
「サンデーさーくる『葉っぱ ぐるぐる をつくろう!(秋)』」が行われました。





「落ち葉 de アート」では、いろいろな色や形の落ち葉(押し葉や押し花)などを使って
自由に作品をつくりました。
 

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               ▲「落ち葉 de アート」の様子 




『葉っぱ ぐるぐる を つくろう!』では、用意されていた いろんな色や形をした
葉っぱから、自分で選んで葉っぱをぐるぐる回していましたよ。

 

 

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            ▲「葉っぱぐるぐるをつくろう!」の様子


葉っぱ~、ぐるぐる回ってますね~。しかも、二人とも 同時に2つの葉っぱを
使っています。







この日、2階で開催中の収蔵資料展「ひょうご五国の自然」に関連する(地学系、植物系、動物系(鳥類)、
まちづくり系の研究員4名が ひょうご五国の自然について リレー形式で解説する)一般セミナーも
開催されました。

そのセミナーが始まる前の時間に、セミナーを実施する部屋の前で、鳥類のはく製を用いての
標本の見方?の解説が行われていましたよ。

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▲研究員が鳥類の標本を使って来館した親子に解説しています



また、ひとはくKidsキャラバンで実施している「昆虫キューブ パズル」も登場しましたよ。


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▲「昆虫 キューブ パズル」の様子 

 

親子で昆虫キューブ パズルを組み立てています。

 

 <ちょっとした出会事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 3階の展示室の丹波竜の展示コーナー近くで、ピコピコ?
 (表記がむずかしい?)音がします。

 音のする方を見ると、スタンプを押している小さな来館者と
 そのお母さんがおられました(近くにお父さんも)。

 少し観察をさせてもらっていると、小さな来館者は、歩く
 とピコピコ音がなる靴(笛つきシューズ)をはいています。


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  ▲スタンプを押している小さな来館者とお母さん



    小さな来館者が押していたスタンプの近くにある
 『警鐘』のコーナーに、大きなトラのはく製があります。
 それを見つけた、お父さんは、小さな来館者を
 抱っこして、トラの顔に近づけて「こわくない?」と
 聞いておられました。

 

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  ▲お父さんに抱っこされてトラを見ている?小さな来館者

  
  
 小さな来館者は、恐くなさそうでした。というか、
 トラには あまり興味が なさそうでした。

 お父さんに伺うと、小さな来館者は 生後10カ月
 でした。それにしても ピコピコ 鳴らして
 しっかり 歩いていました。

 また、ご家族で来てくださいね。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

 


次回の Kidsサンデーは、2019年1月6日(日)に行われます。
 

 

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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデー プロジェクト 小舘

4階オープン・ラボにて
植物はかせ 黒田研究員のオープンセミナー「マツ葉で工作」がありました。

工作に使用するのは、クロマツの葉っぱです。
アカマツは柔らかくて、
ゴヨウマツは先が丸く、刺さらなくて扱いにくいそうで、
工作には、クロマツが一番良いそうです。
s-IMG_6035.jpgのサムネイル画像 

昆虫好きの少年より、チョウを作って欲しいとリクエストがあり
黒田研究員も悪戦苦闘されました!

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おしいところまでできましたが、なかなか蝶にはたどり着けませんでした。

私も途中参戦しました!マツの工作は簡単なようで奥が深い!なかなか楽しいです。

みなさんも是非やってみて下さい。

フロアスタッフ せら ゆうこ


今年もひとはくサロンに毎年恒例のクリスマスツリーが登場しました+゚☆゚

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緑のツリーも、黄金のツリーも幻想的です。

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オオシャコガイの中にはサンタさんもいますよ。
ぜひ記念撮影してくださいね(*^^)v

実はこのクリスマスツリー、毎年少しずつバージョンアップしているんです。
去年とどこが違うか、みなさんわかりますか?
(今年はリボンがふえましたよ!)



ところで、ひとはくサロン隣の休憩コーナーでは、毎月行われる「画はくの日」の作品が展示されているんですが......おや?

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なんだかいつもと様子が違う休憩コーナー


な、なんと、壁一面に大きな木が出現しています!
またまたクリスマスツリー?!と驚いていたら
実はこれ、次回の画はくの日のためにフロアスタッフが作成したんですよ。
(前回出勤した時にはなにもなかったのに、いつの間に......)

次回の画はくの日は、きれいなとりを描いてみよう!をテーマに

12月8日(土)はフロアスタッフと一緒に鳥の剥製を見ながらお絵かきをして、
12月9日(日)はなんと、絵本作家の舘野鴻さんをゲストにイベントを開催します!

ひとはくサロンではただいま、画家・舘野鴻の描く「宮沢賢治の鳥」原画展を開催中
原画展に関連して、12月9日には舘野鴻さんが画はくの日に特別出演される他、ギャラリートークも行われます!
原画展・イベントの詳細はこちらからどうぞ☆
画家・舘野鴻の描く精密画と鳥の標本の世界を是非ご覧ください!

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「ひとはく☆クイズ大会」をおこないました~!!
今まで何度もしているこのイベントですが、毎回大盛り上がり♪
今回も4つのチームに分かれて、楽しくも熱いバトルが繰り広げられましたよ!
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(手前からコウノトリチーム、丹波竜チーム、オランウータンチーム、アケボノゾウチーム)

3チームが優勝という大接戦!
どのチームも最後までイベントを楽しんでくれていましたよ(^^)

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ご参加ありがとうございました!

「ひとはく☆クイズ大会」は明日も開催!(景品もありますよ☆)
ぜひ、ご参加ください~!

フロアスタッフ かどはま・きただに

ひとはくでは、11月25日(日)に三田西陵高校子どもみらい類型の5名の生徒さんに来ていただき、「ペープサートと手遊び」を行いました。
身近な自然を題材にしたペープサート(紙人形劇)や手遊びを、子どもたち向けのイベントとして楽しんでいただきました。

  
(左)「はじまるよ!」のかけ声とともにはじまり、はじまりー!
(右)はじめはちょっと緊張していた子どもたちもすぐに引き込まれ、「はーい!」元気よく手を上げて答えます。

  
(左)ペープサートのはじまり。はらぺこあおむしの登場です。
(右)あおむしはいっぱい食べて大きくなり、美しいちょうになりました。

  
(左)キーボードを弾きながら手遊びで楽しませてくれます。
(右)子どもたちのお母さん、お父さんも楽しそう。子どもたちが楽しそうだとみんな楽しくなります。

caterpillar1.jpgこの「ペープサートと手遊び」は9月に予定していましたが、台風により中止を余儀なくされたものです。このたび、特にお願いして再度の計画なりましたが、子どもたちに楽しんでいただき、無事開催できて良かったと思います。
いっしょに楽しんでいただいた子どもたち、お父さん、お母さん、本当にありがとうございました。


生涯学習課 竹中敏浩



☆☆☆ 兵庫県立三田西陵高等学校 子どもみらい類型☆☆☆

 将来、教育に関する職に就くことを目指す生徒を対象に設置。学校設定教科「教育」を通じて、行動力・向上心・コミュニケーション能力等の教師としての人間力を育て、実習や体験活動を通して夢の実現に向けて高い意欲と実践力をもつ生徒の育成を図っている。

11/25(日)にひとはく探検隊「秋の葉っぱ」を行いました。

今年の深田公園は、紅葉が速く2週間前が見ごろで、少し淋しいと思っていたのですが・・・
色々な発見のある楽しい観察会でした。

小春日和の暖かい日でたくさんの方にご参加いただきました。
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隊長は、植物博士の高橋晃研究員です。

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写真の左がクヌギで右がケヤキ。
隊長に見分け方を習ったよ!丸みの入ったギザギザがあるのがケヤキの特徴なんだって。
今朝も街路樹の葉っぱが道路を覆っていて、普段見過ごしていたのですが、葉っぱを見ると、丸いギザギザがありました!ケヤキは街路樹にも使われているんだね。

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葉っぱに何かくっついてる!!!隊長が虫こぶって教えてくれたよ。
※虫こぶは、昆虫が関わって植物の細胞が大きくなってこぶみたいに見えることを言うんだ。
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色づいたサクラの葉っぱみーつけた!
 
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トウカエデの葉っぱは、鳥のあしあとみたいだよ!

その他にも色々な植物の観察ができました。

12月はひとはく探検隊「化石さがし」を行います。
館内をめぐりながら化石をみつけよう!

みなさまのご参加お待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ

みなさんこんにちは♪

秋晴れの空の下、公園をお散歩するのは気持ちが良いですね。

落ち葉やドングリを拾ったり、きのこを探したり、楽しいことがたくさんあります。

ところで、深田公園の入口(イオン側)にある大きな石の中に貝化石があるのをご存じですか?

もちろん博物館の中には化石がいっぱいあります。化石博士と一緒にさがしてみませんか?

12/23(日・祝)ひとはく探険隊「化石さがし」

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公園の色づいていた葉っぱも落ちはじめ、そろそろ冬仕度をしています。

みなさん、風邪などひかぬようお気をつけください。

フロアスタッフ てらお ゆみこ

3連休の2日目、フロアスタッフとあそぼう
「クリスマスリース」を行いました!


色を塗ったり、飾り付けをしたりしてオリジナルのリースづくり!

とってもステキなリースができあがりました(^^)
作品を少しご紹介します!
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みなさんにとって楽しいクリスマスになりますように。


~イベントでのひとコマ~

遠くに引っ越しをしたお友だちが、久しぶりに遊びに来てくれました(^^)!
背が高くなったね~!

みんなでリースづくりにも参加してくれましたよ☆
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楽しそうな笑顔にほっこりしたスタッフでした♪

フロアスタッフ にしぐち、きただに

11月23日(金・祝)にワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」をおこないました!
本物のアンモナイト化石から型を取ったシリコン型に、お湯でやわらかくしたおゆまるを入れて、
レプリカを作ります。
好きな色を選んで、オリジナルアンモナイトを作れる大人気のイベント♪
今回もたくさんの方が参加してくださいましたよ(^-^)

やわらかくしたおゆまるを、アンモナイト型にギュッギュッと押しこんで・・・
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出来た!!
嬉しそうなみなさんの笑顔に、スタッフも幸せな気持ちになりました♪
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作りたかったなぁ・・・というお友達、ご安心ください!
レプリカを作るイベント、まだまだありますよ!

12/24(月・休)はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」
アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。
1/3(木)ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」
カラフルなおゆまるから好きな色を選んで、自分だけのオリジナルアンモナイトをつくってみましょう。
(詳しくはタイトルをクリック☆)

ご参加お待ちしております。

フロアスタッフ かどはま




2018年11月21日、多可郡多可町のあさかこども園に Kids(キッズ)キャラバン に行ってきました!

当日の朝、移動博物館車(2t トラック)の「ゆめはく」で西脇市付近を走っていると霧が濃く、
前方の景色がよく見えない状態でした。

 

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▲ 西脇市の車道で撮影した風景

 

 

しかし、あさかこども園に「ゆめはく」が到着してしばらくすると・・・
だんだんと青空が広がってきました。

 

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▲ あさかこども園に「ゆめはく」到着!

 

 

展示室に変身した「ゆめはく」の中では、きれいな昆虫が展示してあります。

小さな園児さんたちが、年長・年中組さんよりも先に見学をしてくれました。

 

 


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     ▲小さな園児さんたちが、「ゆめはく」の中の美しい昆虫たちを観察!

 

また、園庭に展示されたカマキリの拡大模型を小さな園児さんたちが観察したり、一緒に記念撮影をしていました。

 

 

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            ▲園庭のカマキリの拡大模型を観察中!

 

 

 

 
年長・年中組さんたちは、時間になると遊戯室に集まって、みんなで ごあいさつ。

 

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 ▲ ごあいさつやスタッフの紹介をしています

 

 

 

 さあ、それぞれのプログラムの始まりで~す。

 


 

  

テラスでは、昆虫のキューブパズルをみんなで協力しながら 組み立てています。

 

 

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▲カマキリを組み立てているの かな?

 

 

 

 

それから、本物のアンモナイトの化石をさわってたり、観察をしました。

 

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▲アンモナイトの化石を観察中
 


いろんな虫たちを拡大装置で大きくして観察したり、

 

 

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 ▲チョウ類のハネを大きくして観察中

 




丹波竜のタペストリー(復元図)と一緒に記念撮影をしました。

 

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▲園児さんたち、それぞれ自分のキメのポーズで写してもらっています!

 

 

(上の写真にも 写っていますが、)
地元の「たかテレビ」の方が取材に来られていて、園児さんたちの様子を
撮影されていましたよ。

 

 

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▲カメラに向かって化石を見せている園児さん   

 

 

 みんな~、楽しかった~!

 ひとはくに 家族の人と来て下さいね~




 担当の先生方、お手伝いいただき ありがとうございました。





最後に、「ゆめはく」に乗って、帰ろうとすると、園の窓越しに 
小さな園児さんと先生たちが笑顔で手を振ってくれていました。
(こちらも笑顔になりました!) 

 
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▲手を振ってくれている 小さな園児さんたち(窓ガラスに「ゆめはく」が映っています)

 


                       スタッフ:塚本・櫻井・小舘(記)

11月17日(土)のフロアスタッフとあそぼうでは、きのこのモビールを作りました!

まずは、きのこのカサをかぶったスタッフがきのこのお話。

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さあ、モビールづくりです。
きのこのかたちの透明シートに模様を描いて・・・
木の枝にテグス糸で取り付けます。
最後にバランスをとって、できあがり!

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世界にたった一つのきのこのモビール。きのこのカサをかぶって、ハイ、ポーズ!

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ご参加いただき、ありがとうございました。

(フロアスタッフ たにぐち・いしくら)

11月18日(日)、ひとはくでは!
ひとはくとNPO法人 人と自然の会によるコラボ企画!
「ドリームスタジオフェスタ2018」が
ホロンピアホールで開催されました。

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また本館でも、多数のオープンセミナーが開催され
当日は、「関西文化の日」として、多くのお子様連れのお客様がご来館され
まさに「ドリーム」な一日でした!

主なイベントがこんなに・・・「イベント&セミナーの宝石箱や~」ということで
・秋の七草 もんきりあそび・身近な魚を使って魚拓をつくろう!
・チョウの鱗粉転写をしよう!
・イヌワシ紙飛行機を飛ばそう!
・紙芝居で読み聞かせ・クワガタムシの標本をつくろう!

・アンモナイト石けんをつくろう!・ミツバチの学習と蜜搾り
・惑星をクルクルまわそう!
・ダチョウの卵のアクセサリー
・松ぼっくりでフクロウをつくろう!・組みひもであそぼう!

・プロペラ付きぶんぶんコマ・竹笛をならそう!・走るカルガモ親子
・藤ツルのリースや松ぼっくりのクラフト  ほか
各会場は熱気と情熱が・・・
なかには・・・違いのわかる方には・・わかる超お宝が・・・(笑)
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来館されたみなさま・・
満員御礼!!感謝!!でございます!
みなさんの笑顔と熱気は・・・スゴイ!
まさに「ドリーム」な一日の様子をお伝えいたします!
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ご来館できなかった方は、12月もドリームスタジオが開催されていますので!
是非ご参加くださいね~詳しくはこちら

まだまだ・・ひとはくはイベント・セミナーなどの出し惜しみなんていたしません!
とことん・・・ひとはくファンのみなさまへ・・提供し続けますね~!
11月25日 生物多様性県民セミナー/ひょうご生物多様性保全プロジェクト団体活動発表会
12月8日   県政150周年記念国際シンポジウム「巨大恐竜、竜脚類の謎に迫る!」
12月9日  標本のミカタ「鳥類標本の世界~小林コレクションより~」
12月14日~24日 仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~(館外企画展)
平成31年2月11日  第14回 共生のひろば 


                                   生涯学習課 中前純一

 
 
兵庫県農政環境部が主催する

生物多様性県民セミナー/ひょうご生物多様性保全プロジェクト団体活動発表会 のお知らせ

2018年11月25日(日)は、人と自然の博物館にて、外来生物、特に「ヒアリとアライグマ」の話題を中心とした講演会があります。
当館からは、橋本佳明主任研究員が、ヒアリの最新の知見に基づいたお話をされます。
これにあわせて、同時に、オープンセミナーとして「アリの標本づくり」と「身近なアリの見分け方」も行い、実物のヒアリ標本や身近なアリを顕微鏡を使って観察します。
伊丹市昆虫館の長島学芸員による、顕微鏡での観察、アリの標本づくりの実演や、UVレジンを使ったアリの標本づくりも体験できます。

関心のある方は、ぜひお越しください。

チラシはこちら(PDF)

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--- 内容 ----------------------------------------------------

昨年はヒアリが大きくニュースに取り上げられましたが、今年はあまりニュースになりませんでした。果たして問題は解決したのでしょうか。
昨年の現状や学術的な蓄積、海運や物流の知見をもとに総合的に対策を組み立てた結果として、大きく改善された部分もありますが、まだまだ十分ではありません。見知らぬところで、いまもコンテナに乗ってやってきているかも知れません。グローバル化がますます進む現状では、決して安心することはできません。正しい知識をもって、正しく怖がり、準備することが大切です。今回の会合では、ヒアリ対策で先導的な役割を果たして来られた兵庫県立人と自然の博物館の橋本佳明主任研究員に、分類学、生態学、社会システムとの関連も含めた話題提供をしていただきます。
また、兵庫県の外来種問題は、実は課題山積です。そのなかでも、アライグマの問題は多くの人が知らない側面が多く、県内でもじわじわと分布域が広がっています。アライグマは生態系への影響や農業被害、そして公衆衛生にも関連します。兵庫県では森林動物研究センター等が中心となって、地域と協力して捕獲を進めています。そうした現状を知ってもらうために、森林動物研究センターの畑専門員に解説いただきます。外来種対策の実務的な現場と最新の情報をしっかりと学ぶ機会でもありますので、ぜひ皆様お越しください。
昨年のヒアリ対応時のこぼれ話や今後の外来種対策のあり方などを一緒に考えたいと思います。

また、当日は「ひょうごの生物多様性プロジェクト団体」による活動発表や、ひとはくオープンセミナーとして、スペシャルゲスト伊丹市昆虫館の長島学芸員をお招きし、超絶技法によって制作された美しい標本を用いて、身近なアリの見分け方と標本の作り方講座も開催して頂きます。手軽に入手できるマイクロスコープや簡易顕微鏡、スマホ用ルーペを使った拡大写真の撮り方など、とっておきのプロの技を学ぶことができます。実物のヒアリ標本も登場して、顕微鏡でじっくりと観察することができます。お得な一日になるかと思います。

日時: 2018年11月25日(日) 10時30分 ~ 16時30分(10時開場)
場所: 兵庫県立人と自然の博物館 
参加費: 無料 (別途、観覧料が必要です)
申し込み: 講座を受講される方は事前申し込みをお勧めします
      https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/documents/20181109_1418_1.pdf
      (ただし、会場に空席があれば聴講いただけます)
主催: 兵庫県農政環境部


話題提供
「アライグマをめぐる現状と課題」 
  講師:畑一志 氏(兵庫県森林動物研究センター 森林動物専門員)

「ヒアリにどう向き合うのか ~外来アリを正しく知って、正しく怖がる~」
  講師:橋本佳明 氏(兵庫県立大学自然・環境科学研究所准教授/兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)

関連団体による発表
  ・エコウイングあかし自然グループ
  ・淡路島の自然を愛する会
  ・ひょうご環境創造協会
  ・上山高原エコミュージアム
  ・海と空の約束プロジェクト
  
申し込みおよび詳細は以下のHPより
 https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20181109_1418.html


★ 同時開催:
オープンセミナー 13時~16時45分まで(4Fひとはくサロン)
 超絶技法による「アリの標本づくり」と「身近なアリの見分け方」講座を行います。
 手軽に入手できるデジタル顕微鏡をつかってヒアリを観察し、身近にいるアリの見分け方をお教えします。
 ヒアリの実態に関する解説スライドの上映や、UVレジンをつかって、ヒアリの樹脂封入標本をづくりも限定で体験できます(先着30名まで)。
   伊丹市昆虫館 長島聖大 学芸員
   兵庫県立人と自然の博物館 三橋弘宗 主任研究員

当日は、三田西陵高校生徒によるペープサートと手遊び(はらぺこあおむしの上演)もあります。
  http://www.hitohaku.jp/infomation/news/paper-puppet-theater1811.html

ひとはくの協力事業のお知らせです!
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO・神戸市中央区小野浜町1-4)で
ひょうご環境担い手サミットが12月22日(土曜日)に開催されます!

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中瀬館長が総合コーディネーターとして
体験ブースではひとはくも出展します!

ひとはくの「共生のひろば」でおなじみの

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一例ですが・・・
ポスターセッション活動事例発表団体では、あいおいカニカニブラザーズ
県立御影高校環境科学部生物班、県立西宮今津高等学校
県立有馬高等学校人と自然科、県立篠山東雲高等学校、
県立香住高等学校、県立香寺高等学校
など・・・

ひとはくファミリーのみなさんが多数参加されます!

すごい!なるほど!そんなことまで!深くうなずき、
笑顔こぼれる今日の出会いが未来につながりますね~
学校、NPOや企業、個人など多様なスタイルで環境保全・創造活動に取組んでいる
担い手の皆様が、取組事例や意見交換を通じて、環境の担い手たちが、
更に元気になることを目的に開催されるんですね~!
そして・・ひとはくはこれからも!ますますみなさんを熱くさせますね!(笑)

※ちなみに・・ひょうご環境担い手サミットはすごい人気なので参加申込みはおはやめに!
 詳細は兵庫県農政環境部環境創造局環境政策課 活動支援班 まで!!


当日、参加できない方やもっと手軽に自然や環境に興味がある人が集いたいな~と思われているみなさん!



2月11日、ひとはくのなんでも発表会「共生のひろば」がございます!


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約70題のポスターおよび展示ブースを中心の発表会で、
日頃の取り組み紹介、アート作品、

ユニークな標本などが一堂に集まります。
当日、来館いただきましたら、どなたでも参加できます(聴講の申込み不要)

2月11日は、色んな展示が登場するので、とてもお得な1日になりますよ!
発表には、1)口頭発表、2)ポスター・ブース出展の2つの方法があります。
口頭発表については、約15分でプロジェクター、各種パフォーマンスとします。
ポスターおよびブース出展については、ポスターや資料、標本、各種作品を設置できます。
ただし、物販の販売はご遠慮ください。


お申し込みは、下の「発表申込用紙」にご記入の上、
12月25日までにファックス(079-559-2015)、
もしくはEメール( kyosei(アット)hitohaku.jp
 ※(アット)を@に変換してください)でお送りください。

 >> 開催のお知らせと発表のお願い(募集の詳細)(PDFファイル
 >> 発表申込用紙(PDFファイルワードファイル
 >> 冊子原稿の作成要領(PDFファイル・ワードファイル
 >> 冊子原稿のサンプルファイル (ワードファイル)


                              生涯学習課 中前 純一  

11/11(日)は 標本のミカタVol.6 モミジをさがせ が行われました。
関連イベント
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隊長は 植物はかせの黒田研究員です。
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紅葉狩りをするには最高の秋晴れでした!

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黒田隊長と赤く色づいたモミジやタネを収穫(狩り)しながら観察したよ♪

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モミジ以外のものを狩りしている子もいたよ!(どんぐり狩りかな!?)

みなさん 秋を満喫していましたよ!

11/25(日)には、ひとはく探検隊「秋のはっぱ」を行います
みなさまのご参加お待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ




11月11日(日)フロアスタッフとあそぼう!「画はくの日」をおこないました。

今年度ひとはくでは、毎月第2日曜日にひとはく収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ」を開催しています。

160万点を超える収蔵資料をフル活用し、標本資料の面白さや標本を用いた自然の読み解き方を解説します。
今月は「モミジをさがせ」
前日10日の画はくの日は、深田公園へおでかけしてお絵かきをしました。
11日は「標本のミカタ」とコラボして、はかせのお話を聞きました!

まずは植物はかせの高野研究員からクイズ!
「モミジじゃないのは、ど~れだ??」
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モミジのタネには、遠くへタネを運ぶための翼がついてるよ!
モミジじゃないのは、こちらのアメリカフウでした↓
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さぁ!絵を描いていこう!
葉っぱと色鉛筆を並べて、色を確認しながら描いているお友達も!
みんな真剣に観察していますね。
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みなさんの作品が、ひとはくサロンを秋色に染めてくれていますよ☆彡
ぜひ見に来てくださいね!

ご参加のみなさん、ありがとうございました!!

25日(日)には、ひとはく探検隊「秋のはっぱ」がおこなわれます。
深田公園で色々な色のはっぱを見てみよう!

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

フロアスタッフ かどはま


フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」
今回は深田公園にでかけました(^^)
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イベントも終わりに近づいた頃のこと。
あらら?モミジの木の下でなにかを探しているお友だちを発見!
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なにを探しているのかな?
見せてもらうと...

たくさんのモミジのタネ
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小さくて見つけにくいのにすごい!
お家の庭に植えてみるそうです。元気に育つといいな♪

みなさんもぜひ、お散歩に出かけたら探してみてください!
深田公園の紅葉は、今が見頃です!
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そしてそして!今週末の17日(土)、18日(日)は、なんと...入館無料!

楽しいイベントも盛りだくさんですよ~!

>>イベントスケジュール11月号 
(↑気になるイベントをチェックしてくださいね☆)

フロアスタッフ きただに さやの

 ひとはくでは、今年も秋のトライやる・ウィークを、11月6日(火)から9日(金)まで受け入れました。今回は、神戸市立有野中学校有野北中学校横尾中学校の3校からそれぞれ2名の中学生が「職業としての博物館」を体験しに来てくれました。
 トライやるウィークは、平成10年度に開始され、今年で21年目を迎えています。受け入れる側は毎年のことでも各生徒にとっては初めての経験です。緊張感の中で成長していく6名の中学生の姿をご報告します。
写真は、緊張感の中、入館式のあいさつをする中学生たちです。



  
博物館ならでのトライやる・ウィーク、収蔵庫での資料整理! まずは植物標本の整理です。
尋常ならぬ資料数にびっくりしながらも根気よく取り組んでいました。

  
人と自然の博物館には、ふつうの自然史系博物館にはない古地図や古図絵の資料もあります。
また、図書類も多く収蔵されています。でもこれを整理するのは、その重量が大きいこともあってたいへんです。

  
収蔵品の整理ができても今度はラベル付けをする必要があります。左は放散虫のラベルをつくっているところです。細かい作業で、ますます根気が必要です。
ラベルが付いても、次にデータ登録が必要です。右は写真資料をデータベース登録しているところです。

  
ちょっと気分を変えて秋晴れの天気のもと、セミナーの材料を探しに出かけました。新しいセミナーの企画を立案することにトライです。

  
篠山市立今田小学校の児童のみなさんに「アンモナイトのレプリカづくり」のセミナーを行いました。
楽しんでもらえたでしょうか。小学生がまた、ひとはくのトライやる・ウィークに来てくれると一番嬉しいです。

  
来館者のみなさんにデジタル紙芝居も披露しました。「オランとウーたんのジャングル探検記

  
最終日、修了式であいさつする6名の中学生たち。開講の日の緊張した面持ちから大きく成長できました。
右は中学生たちが使っているノートの表紙です。さまざまな学びと思いを書き込んで帰ってくださいね。


これで、この秋実施の「トライやる・ウィーク」は終了となりました。
終了式でひとはくに来週も来たいと言ってくれたみなさん。そんな中学生のみなさんに博物館ならでは体験をしていただけたとしたら、ひとはくの職員一同たいへん嬉しく思います。この経験が今後の中学生活、ひいてはキャリア形成に役立つことを願っています。最後になりましたが、中学校の先生方、ご指導ありがとうございました。

生涯学習課 竹中敏浩 

今月の画はくの日は「モミジを描こう」
植物はかせの高野研究員と一緒に
深田公園に出て、じっくり観察しながら絵を描いたよ♪
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天気もよく、絶好の画はく日和(^▽^) モミジもきれいに赤く染まってる!

お父さん、お母さんもたくさん参加してくれました。
「葉っぱがギザギザしてる!」「ここは色が違うね!」
一緒に観察してみると、色々な発見がある!
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オレンジ黄色の色えんぴつも使ってキレイなモミジがたくさんできたね!

画はくの日は明日もします!(※明日は室内です)
ひとはくで芸術の秋を楽しもう(^^)♪

フロアスタッフ にしぐちひろこ、きただにさやの


11月9日(金)放送の朝日放送テレビ「探偵!ナイトスクープ」で、青いダンゴムシを探す依頼が番組で取り上げられていましたが、探偵役の真栄田 賢さんから「青いダンゴムシ」について質問されていたのが、ひとはくの鈴木武研究員です。

この機会にひとはくでは、生きた青いダンゴムシを展示していますので、ぜひご覧ください。
※当初12月2日までの展示予定でしたが、好評でお問合せも多くいただきましたので、12月26日(水)まで延長します。
  >> 好評のうちに12月26日終了しました

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鈴木研究員から

◎どんなダンゴムシですか?

ふつうにいるダンゴムシ( オカダンゴムシ) ですが、イリドウイルスに感染していて、ウイルスが殻の下に集まって青くなっています。近縁のワラジムシなども青いものが見つかります。

◎どこにいますか?

日本全国(北海道〜九州)で見つかっています。ヨーロッパや北米でも記録されています。
館山市では数百匹に1匹程度でした。関西では滋賀県野洲市に記録があるだけです。
兵庫県内での確実な報告は今のところありません。


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◎写真は青い3種類です

左からワラジムシ、オカダンゴムシ、コシビロダンゴムシの一種。
撮影は、2018 年11 月6 日千葉県館山市。

再度採集を行ったダンゴムシも合わせて展示しています。ただし、青いダンゴムシは短命ですので、ご覧になりたい方はお早めに来館ください。

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文責:生涯学習課 竹中敏浩

気温が下がって、秋らしくなってきましたね(^^)
ひとはくから見える深田公園も模様替えの真っ最中♪
見ているだけでウキウキします!
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そして秋といえば「食欲」「スポーツ」といろいろありますが、
やっぱり「芸術の秋」ですよね(^▽^)

今週の土日は、そんな秋にピッタリ!「画はくの日」を開催します!
テーマは「モミジを描こう!」
天気がよければ、お外でスケッチもしますよ(^^)♪
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温かい服装で来てくださいね。
親子での参加も大歓迎!ぜひ、ご来館ください!

フロアスタッフ きただにさやの

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
 
11月のKidsサンデー(4日)は、曇ったり晴れたりの日でした。
室内にいるとポカポカするような陽気でした。


 

博物館の周りの樹木は、もうすでに葉を多く落としている種類も
でてきました。

 

 

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▲オレンジ~赤色になった葉っぱを落とし始めたケヤキ(左側)と
  枝のほとんどの葉っぱを落としたハナミズキ(右側)                                                         

 

 


博物館の4階入口近くのコシアカツバメの巣ですが・・・。


10月15日ごろに南の方に飛んで行ったようです。
その後、コシアカツバメの巣には・・・



スズメが入っているようです。

 


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 ▲コシアカツバメの巣にスズメが・・・    
 (11月3日の朝の様子)






11月のKidsサンデーは、スペシャル版でした。

兵庫県のマスコットである「はばタン」が登場したり、
ひとはくKidsキャラバン(移動博物館車「ゆめはく」で
県内の幼稚園や保育所、こども園などに行かせていただく事業)
で実施しているプログラムなどが 行なわれましたよ。

また、ひとはくと連携している団体などが、いろんなプログラムを
実施してくれました!







それぞれのプログラムの様子などの報告で~す。


■はばタン登場!
「はばタンの環境学習」では、兵庫県の環境政策課の方による
環境に関する紙芝居が実施されました。

「はばタン」と一緒に紙芝居を見るのですが、「はばタン」が
会場ちかくに登場すると、すぐに多くの人に 囲まれました。

「はばタン」すごい人気!!


 

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▲みんなに囲まれている「はばタン」     ▲兵庫県環境政策課さんの環境の紙芝居のようす




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▲「はばタン」と一緒にハイポーズ!




■Kidsキャラバンのプログラムを体験!
「Kidsキャラバンたいけん」では、幼稚園、保育所、こども園などで実施している
プログラムなどが体験できました。


エントランスホールちかくでは・・・


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▲移動博物館車「ゆめはく」で「むしむし みっけ」のようす




ひとはくサロンでは・・・

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▲「昆虫キューブパズル」のようす



セミナー室では・・・

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▲「大きくして見てみよう!」のようす    ▲「化石をさわってみよう!」のようす






■ひとはくと連携している団体や、ひとはくの研究員・
 フロアスタッフのプログラムいろいろ!





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▲キッピー山のラボさんの「ごんぐり ころころ・ミニ」のようす




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▲兵庫県立こどもの館さんの「紙工作『にじいろシャボン玉をつくろう!』」と「みんなの夢を絵にかこう!」のようす


 
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▲「にじいろシャボン玉」と一緒にハイポーズ!






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▲フレミラしぜんクラブさんの「しぜんあそび『マツカサのツリー』『自由工作』」のようす



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▲木の実や枝などでつくった作品と一緒にハイポーズ!



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▲人と自然の会さんによる「パネル シアター」のようす





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▲ひとはく研究員による「秋のプチ むしむし たいけん ①ムシをつかまえる」のようす


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▲ひとはく研究員による「秋のプチ むしむし たいけん ②ムシをさわる」のようす






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▲フロアスタッフによる「フロアスタッフとあそぼう!『ティラノ★ハット』」(右側)


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▲ティラノ★ハットをかぶってハイポーズ!


他にも、デジタル紙芝居や展示解説なども実施されましたよ。


今回は、大学生のボランティアの方や、一般のボランティアの方、ひとはく連携活動グループの方
(牧さん、中谷さん、清水さん、門口さん、飯尾さん)が小さな子どもたちのサポートをしてくださいました。
ありがとうございました。




次回の Kidsサンデーは、2018年12月2日(日)に行われます。
 

 

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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘





11/4(日)のフロアスタッフとあそぼうは「ティラノ・ハット」を行いました。

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ティラノサウルスのぼうしをつくって恐竜になりきろう!



ティラノサウルスの頭骨レプリカがある1階展示室でつくりました。

恐竜クイズのあと、さっそくティラノサウルスのぼうしづくり。


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家族の人に手伝ってもらいながら一生懸命、組み立てていきます。


できあがったら、ティラノサウルスの頭骨レプリカの前で記念撮影!
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「ガォーッ!」迫力あるティラノサウルスになりきりです。

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ご参加いただきありがとうございました。

>>イベントスケジュール11月号 

ひとはくでは毎日イベントがあります。イベントスケジュールでチェックして、イベントにあわせて来館すればもっと楽しめます。
くわしくは「イベントスケジュール」からどうぞ♪

 

みなさまのお越しをお待ちしております! 




フロアスタッフまつだ

11月3日(土)、ワークショップ 「鳥の缶バッチづくり」 を行いました

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本物の鳥のはく製を見ながら自由に色を塗って
缶バッチメーカーで自分だけのオリジナル缶バッチにしました。


どれもすてきな作品ばかり♪♪♪

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ご参加いただき、ありがとうございました!



次回のワークショップは

11月23日(金・祝) 『とっても簡単!化石のレプリカづくり』 です!

くわしくは、こちら をクリック!



みなさまのお越しをスタッフ一同おまちしております。


フロアスタッフ たにぐち



先月末(2018年10月31日)、明石市の土山保育所に Kids(キッズ)キャラバン に行ってきました!

下の写真は、当日の朝、移動博物館車(2t トラック)の「ゆめはく」が、ひとはくの秘密基地!?から
出てきたところです。秋ですね~、紅葉が綺麗です。さあ、出発!!




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▲秘密基地!?から出てきた「ゆめはく」





目的の土山保育所に到着し、展示室に変身しま~す!!

 

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▲展示室に変身中の「ゆめはく」 

 

 


 

 


まずは、みんなで集まって、ごあいさつです。

 

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      ▲みんなで、ごあいさつ中

 





 さあ、はじまりで~す。




 

展示室に変身した「ゆめはく」の中では、キラキラな昆虫が展示してあり、みんなで観察をします。

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▲キラキラな昆虫標本をみんなで観察      ▲虫めがねをもってハイポーズ!

 

 

「ゆめはく」の近くでは、カマキリの拡大模型が展示されています。
カマキリのお腹を観察したり、小さいお友達はカマキリと一緒に記念撮影をしました。

 

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▲寝ころんで観察中               ▲カマキリの拡大模型と一緒に記念撮影!

 

 

 

 

お部屋では、昆虫のキューブパズルをみんなで協力してやっています。

 

 

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▲キューブパズル、うまくできた かな?

 

 

 

 

みんなで本物の化石やアンモナイトの模型をさわってたり、
観察をしました。

 

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▲アンモナイトの模型を観察中

 



それから、いろんなものを拡大装置で大きくして見てみたり、
拡大模型を使って観察しましたよ。

 


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 ▲小さいものを大きくして観察中



丹波竜のタペストリーと一緒に記念撮影をしたり、



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▲丹波竜のタペストリーとハイポーズ!





また「ゆめはく」と一緒に写真を撮ってもらったりもしました。



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 ▲「ゆめはく」と一緒に記念撮影!




みんな~、楽しかった~!

ひとはくにも 家族の人と来て下さいね~

 

担当の先生方、準備などもお手伝いいただき ありがとうございました。

 

 

 

                       スタッフ:西村・櫻井・小舘(記)


 

11月1日~2日に都道府県指定都市教育センター所長協議会、兵庫県立教育研修所主催の研修会が
甲南大学ポートアイランドキャンパスとひとはくで開催されました!

全国各地から地学教育の内容や指導方法について、
研究協議や発表を指導主事、関係職員のみなさんが取組まれました!

ひとはくは・・・兵庫県のみならず全国の地学教育を応援します!ということで
兵庫県立教育研修所とコラボして・・・・
充実のラインナップを準備させていただきました!

1日目は・・・三枝研究員が「丹波の地層と恐竜」と題して
        研究内容の紹介、講演
2日目は・・・前半は竹中社会教育推進専門員が現地研修で
        「兵庫県南部地震、阪神・淡路大震災と地学・防災教育」と題して
        阪神淡路大震災に関連した地学教育実践などについて解説
        後半は池田、久保田研究員による「兵庫の地質をさぐる~古代から現代まで~」と題して
        収蔵庫や恐竜ラボにある収蔵標本などについての解説

参加されたみなさんも・・・やはりその道のプロですので・・・
ひとはくの貴重な標本と研究員、専門員の解説に・・・歓声が・・・
ひとはくって・・・・収蔵標本がこんなにすごいのか!・・・
兵庫県はこんなすごい教育施設をもっているとは!・・・
本県にもひとはくのような施設が必要だ!!などなど

その熱い!雰囲気の一部ですが・・・取り急ぎ・・お伝えせていただきます!

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10/28(日)に、ひとはく探検隊「キノコGETだぜ!」を行いました。

探検隊長はキノコはかせの秋山研究員!
今月のイベントスケジュールの4コマまんがにも登場していますよ←イベントスケジュール11月号はこちらをクリック

キノコを探しに深田公園へ。さぁ!出発だ!!

落ち葉をかきわけ、木の根元をみてみると...キノコ発見です。

「みつけた!」
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みんながGETしたキノコを、秋山隊長が次々に鑑定していきます。
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博物館に戻って、収穫したキノコを並べて、秋山研究員とみんなで記念撮影。
たくさんとれましたね!

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ご参加ありがとうございました!!

イベントの報告書はただいま作成中。
できあがりましたら、4階オープンラボに掲示しますので見に来てくださいね。

次回のひとはく探検隊は11/25(日)「秋のはっぱ」です。

深田公園で色々な葉っぱを見てみよう!

みなさまのお越しをお待ちしております!

フロアスタッフ まつだ・かどはま

10月27日(土)フロアスタッフとあそぼう川でさかなつりを行いました。

川にはたくさんのさかな!みなさん早くつりたくてウズウズしていましたよー。

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川にみたてたシートの上に並ぶさかなたち、さて何種類あるかわかるかな。
上流アマゴ、イワナ。 中流カワムツ、オイカワ、オヤニラミ、アユ。 下流オオクチバス、カムルチー、ブルーギル、メダカ、ギンブナ、ヤリタナゴ、コイ。全部で13種類です!

 

ミッションカードを受け取ったら、そこに書かれたさかなを探し出し、エサを選んで~(エサも10種類もあるんです)
さあ!つろう!

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はやいはやい、どんどんミッションをクリア!みなさん何度もミッションに挑戦してくださいました。
あっという間に終了時間。もっとやりたい!の声も。
川でさかなつり!楽しかったね。

さて、11月3日(土)は関西文化の日で観覧料無料です。4日(日)はキッズサンデースペシャル版
11月最初の週末、たっぷりひとはくで楽しんでくださいね!

11月3日(土)は鳥の缶バッジづくり11月4日(日)はフロアスタッフとあそぼうティラノ★ハット
も開催します。(クリックで詳細)
どうぞ、ご参加ください。

(フロアスタッフ いしくら)


10月21日(日)前日に続きフロアスタッフとあそぼうひょうごのどうぶつ万華鏡を行いました!

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でき上がった万華鏡を持って、ツキノワグマになりきって写真を撮りました!
ご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ たにぐち・いしくら

2018年10月24日に神戸市の御影のどか保育園に   Kids(キッズ)キャラバン に行ってきました!


朝、園庭に 移動博物館車(2t トラック)「ゆめはく」が到着!!


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▲御影のどか保育園に「ゆめはく」到着

 


到着するとすぐに、どこからか、子どもたちの声がします。
まわりを見渡すと、

2階のベランダ?のところから、みんなでお出迎えをしてくれました。
園児のみなさんは、「ゆめはく」を見て興味深そうです。

 

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   ▲到着した「ゆめはく」に声をかけてくれている子どもたち



 

 準備ができたので、3階のホールで集まって、ごあいさつです。

 

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      ▲みんなで、ごあいさつ



さあ、いろんなプログラムの始まりです。

 



1階の入口近くでは、カマキリの拡大模型がお出迎え。


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▲カマキリの拡大模型を下から観察

 



展示室に変身した「ゆめはく」では、キレイな昆虫が展示してあり、
虫めがねを使ってよ~く観察しました。


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▲キレイな昆虫標本を「ゆめはく」の中で展示

 


生きたヘビなどもさわって観察しましたよ。





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▲鮮やかな色をしたヘビをさわっています
 


また昆虫のキューブパズルのコーナーなども用意しましたよ。

 



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▲みんなで協力しながらキューブパズルを完成させてます

 



ふつうは、平面に並べて作るのですが・・・
キューブを上下に積み上げて 完成させている子どもたちがいました。

スゴ~い。

みんなで考えてやってくれたんですね~。





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▲積み上げて作ったキューブパズルと一緒にハイポーズ






いろんな本物の化石をさわっています。




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▲アンモナイトや三葉虫の本物の化石をみんなでさわります






いろんなものを拡大装置で大きくして見てみたり、
拡大模型を使って観察しましたよ。




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 ▲拡大模型で観察

お世話をいただいた先生方、ありがとうございました。





 
◇◆ お知らせ ◆◇ 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 11月4日の「ひとはくKidsサンデー」は、スペシャル版で開催します。
 
   兵庫県のマスコットの「はばタン」が登場したり、
 Kidsキャラバンで実施しているプログラムが体験できるコーナーも
 ありますよ。また、移動博物館車「ゆめはく」も出動します!

 他にも いろいろなプログラムをやってま~す。

 ホームページで「Kidsサンデーhttp://www.hitohaku.jp/infomation/event/kidssunday1811.pdf
   をチェックして ひとはくに来て下さいネ!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 



                       スタッフ:八木・太田・塚本・小舘(記)

ひょうごけんにはたくさんのどうぶつが暮らしているんだ(^^)
じつは山の高さで住んでいるどうぶつが違うのは知ってるかな?
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(3階入口の展示でぜひ見てみてね!)

分光シートを紙コップにはってのぞくとあら不思議!
光に色がついて、虹みたいにキラキラしてる!
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完成した万華鏡とハイ、チーズ(^▽^)
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かわいいツキノワグマさんたち、参加してくれてありがとう。

ひょうごのどうぶつ万華鏡は明日も開催!
みんなもツキノワグマになりきって写真を撮ってみてね!

フロアスタッフ たにぐち はるな、きただに さやの

「これはこうしたらどうですか?」
「いいですね!」


なにやら相談する声が。
こっそりのぞいてみると...
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真剣な表情の佐藤さん(青色パーカー)と大西さん(黄色パーカー)

はかせと学ぼう「アンモナイト石けんをつくろう」を担当していた
佐藤さんと大西さんがブログを作成中

実は2人、これが記念すべき初ブログなんです!
どんなブログが完成したのかな...?

☆完成したブログはコチラ
↓ ↓ ↓
http://www.hitohaku.jp/blog/2018/10/post_2552/


「アンモナイト石けん」は11月18日も行います!
ほかのイベントもHPでぜひ、チェックしてくださいね(^^)

フロアスタッフ きただにさやの
西日本豪雨災害・大阪北部地震復興支援イベント
第17回 はたらくくるま大集合!in かとう

東条湖おもちゃ王国 第1駐車場で開催されました!


西日本最大級のスケール!!街中で働いている車が2日間限定で大集合!

展示台数約50台!!
パトカーや白バイなどの緊急車輌から、ショベルカーやクレーン車などの
重機関係まで様々な種類の車が一堂に集結

実際に乗車体験ができる車もあるので運転手気分を楽しむことができるよ!
ということで・・10月14日限定で・・・
多くのお子さんや保護者のみなさんがゆめはくにたくさん・・お越しいただきました!
スタッフみんなで・・お越しいただいた方がいつもより多いな~と思っていたら・・
14日だけで会場に1万2千人を超える方が・・・(笑)
ゆめはく・・本日も満員御礼でございます!

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ゆめはくのまわりのはたらくくるまのみなさんです!

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「ゆめはく」にきてくれたおともだちご参加ありがとうございました。
ぜひ、ひとはくにも遊びに来てくださいね!!

                     (スタッフ さいとう はぎした なかまえ(記))



ひとはくでは、今年収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」と題して、標本の面白さや自然の読み解き方を解説するスペシャル企画を、平成31年1月を除いて毎月第2日曜日に開催しています。
今回は、その第5回「アンモナイト大集合」と題して選りすぐりの250点の標本展示や、ギャラリートーク、オープンセミナーなどを行いました。ここではギャラリートークを中心にご報告します。

展示 ★約250点のアンモナイト大集合★

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ギャラリートーク

ギャラリートークでは、本館研究員生野賢司の「クイズで知ろう!アンモナイトの秘密」、ひとはく地域研究員で兵庫古生物研究会代表の岸本眞五氏から「淡路島で見つかるアンモナイト」を行いました。幅広い世代の方々にお聞きいただき、また「クイズで知ろう!・・」では手を挙げて熱心にご回答いただき、ありがとうございました。
  
生野賢司研究員からのお話は、クイズ形式で楽しくアンモナイトのことを学んでいただきました。右写真はアンモナイトやオウムガイと、巻貝の殻の違いを説明しているところです。巻いた殻をもっている点はそっくりでも、内部の構造を観察すると違いがあることを楽しく学んでいただきました。

  
アンモナイトにはさまざまな異常巻きのものが見つかっており、アンモナイトかどうかも怪しくなることがあります。さて、どれがアンモナイトでしょう?

  
岸本眞五 兵庫古生物研究会代表からは、淡路島でご自身が発見されたアンモナイト化石についてお話がありました。数多くの化石を前にして、具体的な発見場所も含めて語ってくださいました。
奇しくも翌15日は「化石の日」で、「日本にちなんだ名前のついたニッポニテスというアンモナイト化石の報告から定められた日」というお話もしてくださいました。

  
淡路島にちなんだ名前のついたディディモセラス・アワジエンゼDidymoceras awajienseの形態的な不思議さや、それが見つかる海岸についてお話しくださいました。
ギャラリートークのあと、岸本代表はディディモセラス・アワジエンゼや、淡路島で最も知られているプラビトセラス・シグモイダーレPravitoceras sigmoidaleの化石について、幅広い年代の方々に説明してくださいました。


オープンセミナー

オープンラボでは、オープンセミナー「アンモナイト石けんをつくろう」も行いました。たくさんの子供たちが集まって、綺麗なアンモナイト型の石けんをつくりました。子どもたちのようすはこちらからもご覧ください。
>>こんにちはフロアスタッフです♪

今回はアンモナイトをテーマとした様々なイベントにご参加いただき、ありがとうございました。次の「標本のミカタ」は11月11日(日)「モミジをさがせ!」です。またのご来場をお待ちしています。

生涯学習課 竹中敏浩

最近肌寒くなってきました。早くも冬の足音まで近づいてきたかのようです。

さて、本日のイベントは『はかせと学ぼう~アンモナイト石けんをつくろう~』を行いました!
まずは石けんの色とアンモナイトの型を選んでいただき...
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博士の話をみんな真剣に聞いています!
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そーっと...そーっと...
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どんな形に仕上がるかな♪
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たくさんのカラフルなアンモナイトの石けんが出来ました!


たくさんのご参加ありがとうございました!
まだまだ寒くなりますが、風邪に気をつけてくださいね(*^_^*)

フロアスタッフ 大西・佐藤

 みなさん!こんにちは!

公園の木々が色づきはじめ、すっかり秋めいてきましたね♪

 

開催していた「コレクション展 美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」が930日に終了いたしました。

心ときめく美しい蝶の標本の数々に、もっと展示して欲しいとの声をたくさん頂きました。

わたしたちスタッフも終わってしまうのかと残念に思っていたのですが・・・

106日より、新しい企画展が始まりました!!

 

県政150周年記念事業 展示特別企画「ひょうご五国の自然展」

収蔵資料(標本、剥製、レプリカなど)を用い、自然豊かな兵庫県・五国の自然の特徴や希少な生きものなどについて紹介・解説します。
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ミニ企画展 『宮沢賢治の鳥』原画展 舘野鴻の描く細密画と鳥の標本の世界

画文集『宮沢賢治の鳥』に用いられた原画22点と、原画に登場する鳥の剥製をならべて展示します。描かれた鳥の姿を剥製と見比べながら、宮沢賢治の童話の世界に思いを馳せていただけたらと思います。
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どちらも見ごたえのある展示です!!

開催期間は平成30106()~平成3116日(日)まで。

ぜひ足をお運びください☆彡

フロアスタッフ かどはま




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10/8(月・祝)のワークショップは、「恐竜ストラップづくり」でした。


恐竜の絵を自由にかいてオリジナルのストラップをつくってみましょう!

両面タイプのストラップです。
片面は、ティラノサウルスやタンバティタニス(丹波の恐竜)など図柄を選び、もう片方の面に絵を描きます。


恐竜や自分の似顔絵、博物館でみたアンモナイトの絵など、いろいろなものを描かれていましたよ。


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とてもステキなストラップができましたね!


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▲写真はクリックで拡大します

たくさんのご参加ありがとうございました。

10/14(日)は、収蔵資料スペシャル企画「アンモナイト大集合」があります。

13:00~16:30の間、アンモナイトせっけんづくりなど、アンモナイトに関するイベントがたくさんあります。

 
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▲アンモナイトせっけんづくりの様子


みなさまのお越しをお待ちしています!

 

>>イベントスケジュール10月号 

 

フロアスタッフまつだ


月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
 
10月のKidsサンデー(7日)は、台風25号の影響でしょうか、
曇の流れが速く、晴れたかと思うと すぐに曇ったりして
(秋だと言うのに)蒸し暑い日でした。

 

しかし、博物館の周りの樹木は、秋らしく
葉が色づきはじめています。

 

 

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 ▲葉っぱが赤っぽく色づいているハナミズキの木                                                         

 

 


博物館の4階入口近くのコシアカツバメの巣ですが・・・。

他の巣よりも、少し遅れて子育てをしていた
コシアカツバメの巣の1つは、昼間は姿が見えません。

9月下旬の夜は、コシアカツバメが顔をだしているのを何回か確認しており、
Kidsサンデーの次の日(10月8日)の夜にも顔が少しでていたのを確認しました。

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 ▲コシアカツバメの巣       ▲コシアカツバメの顔がみえる  ▲コシアカツバメの顔が少しみえる  
 (10月8日の朝の様子)        (9月22日の夜の様子)       (10月8日の夜の様子)




別のコシアカツバメの巣で、
Kidsサンデーの夕方、コシアカツバメの親鳥がヒナに餌を運んできていた巣を

次の日の朝、見てみると、

その近くにスズメがいました。

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 ▲写真の右上にコシアカツバメの巣、近くの照明器具の上にスズメが2羽止まっています(10月8日朝)

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▲照明器具の上に止まっているスズメ(10月8日朝)

 

コシアカツバメの巣の近くにいるスズメ。コシアカツバメがいなくなったら
巣を使おうとしているのかなあ?


 

 

 


Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 


午前中は、

 


まずはじめに 研究員による
「サンデーぜみ『クズの葉っぱをさがそう!』」が行われました。

 


『クズの葉っぱをさがそう!』では、研究員からクズの葉っぱの
お話を聞いて、外にでてクズの葉っぱをさがして採集したり、
その葉っぱを使ってあそんだりました。

 

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 ▲クズの葉っぱを採集しています

 

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 ▲いろんな形のクズの葉っぱを専用シートに張り付けて完成


クズでも いろんな形をした葉っぱがあるの
 わかったかな?

 


午前中のフロアスタッフによるプログラムは、
「デジタル紙芝居『ヤマモモの長い旅』」が
上演されたり、「展示解説『ボルネオジャングル探検ツアー』」が行われました。


『ボルネオ ジャングル探検ツアー』では、1階の「熱帯雨林」の展示コーナーで見られる
生きもののクイズなどをしていました 。

 

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 ▲『ボルネオ ジャングル探検ツアー』の様子


世界一大きな花「ラフレシア」のお話も ありましたよ。

 


お昼の時間帯には、4階のひとはくサロンで、
北摂三田高等学校 邦楽部の高校生の皆さんによる
「ひとはくサロンコンサート」がありました。

来館者は、うつくしい琴の音色を楽しんでおられました。
また琴の体験教室もありました。 

 

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▲邦楽部の高校生による「琴」の演奏の様子(オオスズメバチも うっとり?!) 

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▲琴の体験教室の様子


詳しくは、ひとはくブログ記事
『県立北摂三田高等学校邦楽部による「ひとはくサロンコンサート」が開催されました』

http://www.hitohaku.jp/blog/2018/10/post_2550/

に掲載されています。

 






午後は、
 


ひとはく連携活動グループの  人と自然の会 の 皆さんによる
「葉っぱ・木の実でポストアート」や「パネル シアター」が実施されたり、
フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『ススキ草原のオーケストラ』」が
上演されたり、「フロアスタッフとあそぼう!『ハロウィン クイリング』が
行われました。

 
「葉っぱ・木の実でポストアート」では、いろんな木の実や葉っぱ、
枝、幹を切ったものなどいろいろな色や形をした自然素材を使って
作品を作ります。



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     ▲「葉っぱ・木の実でポストアート」の様子

 

女の子が、自分の作品を見せてくれました。

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  ▲すてきな作品と一緒に

 



「パネル シアター」では、『ぐり と ぐら』、『さんまい の おふだ』
のお話を大きなパネルと貼り絵を使って楽しく上演されていました。

『ぐり とぐら』のお話が終わったあと、「大きな栗の木の下で」と
「小さな栗の木の下で」をみんなで歌を歌いながら、おどって楽しそうでした。

         

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  ▲「パネル シアター」の様子

 

 

 

『ハロウィン クイリング』は、細長い紙をくるくる巻いて、ハロウィンの
かわいいモチーフを作ります。




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  ▲『ハロウィン クイリング』の様子

 

みなさん かわいい作品ができていました。
 

「フロアスタッフとあそぼう!『ハロウィン クイリング』」は、
10月6日にも、開催されました。その様子は、
「こんにちはフロアスタッフです!~ハロウィンクイリング~」
( http://www.hitohaku.jp/blog/2018/10/post_2549/ )に報告されています。


午後の研究員によるプログラムは、
「サンデーさーくる『ひっつきむし で かお』」が行われました。

 

『ひっつきむしでかお』では、研究員からの ひっつきむしのお話を聞いたり、
拡大装置を使って拡大して観察したあと、

みんなで ひっつきむしを使って「かお」を作りました。



どんな作品ができたかな?

 
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            ▲できた作品をもってハイチーズ!

 

 みんな個性的な作品を作ってくれていました。

 

 <ちょっとした出会事>
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 3階の展示室で、小さな来館者が何かのぬいぐるみを
 背負っています。
 
 よく見ると、それは ぬいぐるみ みたいな
 恐竜型のリュックでした。

 その小さな来館者は、4人の家族連れのようです。

 熱心に展示をみてくれていたので、タイミングを
 見計らって 声をかけてみました。
 
 小さな来館者は、3才とのこと。
 お母さんによると、リュックの中には、お菓子と
 着替えが入っているそうです。
   
 小さな来館者は、おしゃべりが好きなようでした。
 (おじさんにも、いろいろと恐竜のことを教えてくれてありがとう。)
 
 カメラを向けると、自然な感じで撮れなかったので、
 少し時間を置くようにして様子を見ていました。


 「丹波の恐竜化石」の展示のところで、お姉ちんと
  展示物を見ているところを写真に撮らせていただきました!


 お姉ちゃんが展示をやさしく説明してくれていましたよ。


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  ▲恐竜型のリュックを背負って展示を見ている 小さな来館者

 上の右側の写真、恐竜が小さな来館者を背負っているようにも見えませんか?


 また、ご家族で来てくださいね。

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この日は、連休中だったからなのか、大阪府、京都府、愛知県、千葉県などの
他府県の家族の来館も ありました。



今回は、兵庫県立こどもの館のスタッフの方が  いくつかのプログラムで
子どもたちのサポートをしてくださいました。お疲れ様でした。



次回の Kidsサンデーは、2018年11月4日(日)に行われます。
 



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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

台風が過ぎ去り、さわやかな秋晴れの日ですね~
秋は芸術の季節!県立北摂三田高等学校邦楽部をお招きして、秋の「ひとはくサロンコンサート」が開催されました。
ご存知のとおり・・・県立北摂三田高等学校邦楽部は全国大会出場の常連校でございます。

過去の実績を紹介しようとしたら・・・一部ですが・・(笑)
このまま掲載してくと・・実績だけのページになりそうなので・・・
第29回全国高等学校総合文化祭(青森大会)日本音楽部門出場
第29回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門兼第20回兵庫県高等学校邦楽コンクール最優秀賞

第30回全国高等学校総合文化祭(京都大会)日本音楽部門出場
第30回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門兼第21回兵庫県高等学校邦楽コンクール最優秀賞

第31回全国高等学校総合文化祭(島根大会)日本音楽部門出場
第31回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門兼第22回兵庫県高等学校邦楽コンクール最優秀賞

第32回全国高等学校総合文化祭(群馬大会)日本音楽部門文化庁長官賞
第32回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門兼第23回兵庫県高等学校邦楽コンクール最優秀賞

第33回全国高等学校総合文化祭(三重大会)優良賞
第33回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門演奏会兼第24回兵庫県高等学校邦楽コンクール金賞

第34回全国高等学校総合文化祭(宮崎大会)文化庁長官賞
第34回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門演奏会兼第25回兵庫県高等学校邦楽コンクール金賞

第34回全国高等学校総合文化祭(福島大会)出場
第35回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門演奏会兼第26回兵庫県高等学校邦楽コンクール銀賞

第36回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門演奏会兼第27回兵庫県高等学校邦楽コンクール金賞
第36回全国高等学校総合文化祭(長崎大会)出場
第37回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門演奏会兼第28回兵庫県高等学校邦楽コンクール銀賞

第38回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門演奏会兼第29回兵庫県高等学校邦楽コンクール最優秀賞
第39回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門演奏会兼第30回兵庫県高等学校邦楽コンクール銀賞
第40回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門演奏会兼第31回兵庫県高等学校邦楽コンクール金賞
第41回兵庫県高等学校総合文化祭邦楽部門演奏会兼第32回兵庫県高等学校邦楽コンクール金賞
第41回全国高等学校総合文化祭(長野大会)出場

ほんとうにすごいですね~
さすが・・・見事な演奏は伝統と日ごろの鍛錬の成果ですね~ 
鍛錬の様子も・・・すごいです!
サンテレビ「情報スタジアム 4時!キャッチ」でも・・・紹介されています!

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演奏のほか、琴の体験教室も行われました!
お子さんたちも興味津々でしたね~
「博物館で琴」 一生の思い出に残る体験ですね~

生徒さんたちの丁寧な教え方で・・曲が弾けましたね~

琴って・・よーく見ると木材ですね~

まさにひとはくにぴったりな楽器ですね~

琴の材料をさがしてみましょう!
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世界の森へリンク)

材料は桐だそうです・・・桐は比較的他の木材に比べて軽量ですが、
琴に使用される部材は寒い地域で生育された目の詰まった重いものが適しているそうです。
木の直径が琴の幅より太く成長するには、20年以上!
また、普通の板目で30年以上、柾目(まさめ)では60年以上が必要といわれています。
もちろん、天然の材料なので同じものはひとつとしてないとのこと・・・奥が深いですね~
ご鑑賞いただいた皆さま、体験教室にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

県立北摂三田高等学校邦楽部のみなさん、感動をありがとうございました!
次の大会に向けて、頑張ってください!

ひとはくは頑張る高校生を応援し続けます!


                            生涯学習課 中前 純一


10月6日(土)フロアスタッフとあそぼう

ハロウィンクイリング」をおこないました。

みなさ~ん!

ハロウィンと言えば・・・カボチャ!!!

みんなでカボチャのタネをかんさつしました。
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さて、みなさんはクイリングって知っていますか?

細長い紙をくるくる巻きつけてつくる工作です!

初めに

カボチャをみんなで作ります。


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あとは・・・

ハロウィンのモチーフのぼうしやおばけやネコなど

好きなものをつくって・・・完成です!!!

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明日7日(日)はキッズサンデー

ハロウィンクイリング

行います。

 

皆様の来館、心よりお待ちしています。

 

フロアスタッフ  にしぐちひろこ

今年は秋口に雨が多く、野山を歩くと様々な種類のキノコにであいます。ですが今日博物館に同定依頼を頂いたキノコの大きさにはびっくり!一緒に写っているのは同定を担当した秋山研究員です。モミタケというそうです(自然・環境評価研究部 高野温子)
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9月29日(土)、
フロアスタッフとあそぼう 『きのこのモビール』
を行いました!


今回用意したきのこは3種類。

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きのこについて学んだあと
みんなでモビールをつくりました。

完成品がこちら!↓


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いろとりどりのキノコが完成しました!
ぜひ、おうちに飾って楽しんでくださいね♫
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『きのこのモビール』は、11月も開催予定です!
くわしくは、イベントスケジュール11月号でご確認くださいね。
みなさまのご参加をおまちしております☆
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フロアスタッフ たにぐち
9月27日に,兵庫県民会館で日本造園修景協会研修会が開催され,そこで.ヒアリの講習を行ってきました.

この研修会は,都市緑化に関わっておられる公園協会や行政,造園業者の方々に向けたものです.これまでは,樹木の病害虫対策などの講習がメインで,外来生物に関する講習は,初めての企画になるようです.しかし,都市緑化は,時として,外来生物問題を引き起こす原因になってきました.例えば,法面緑化のために導入されたオオキンケイギクは外来生物化して,在来の生物相に思わぬ悪影響を及ばしています.このため,H18年に,オオキンケイギクは特定外来生物に指定され,今は駆除の対象になっています.ヒアリについても,ちょうど先週,韓国の内陸部大邱市で,造園のために中国から輸入された石材に,女王アリを含むヒアリのコロニーが発見され,韓国でのヒアリ定着が懸念される事態が起こったところです.

外来生物にとって,断片化した生物多様性しか持たない都市生態系は,ライバルとなる生物や捕食者などが不在の好適地です.事実,農村部などと比べて,都市部には,より多くの外来生物が定着していることが知られています.単に,都市の美化という観点だけで緑化を進めれば,経済グロバール化の進展で外来種が持ち込まれる頻度が高まっている現在,ますます,外来生物を呼び込むことにもなりかねません.講習では,都市緑化においても,正しく外来生物問題を理解していただき,ヒアリをはじめとする外来生物が侵入しにくい環境の創出や,外来生物の早期発見への体制構築に取り組んでいただけるように,お話をさせていただきました.

ヒアリの日本侵入で,外来生物問題がようやく日本社会全体に強く認識されることになり,地方自治体での研修だけでなく,多様な集まりで,外来生物について講義をさせていただく機会をいただくようになりました.時間的にも,体力的にも,かなり厳しいですが,博物館の研究者として,大学人として,その責務の一つを果たすべく,できるだけ,全てのリクエストに対応させていただこうと思っています(系統・昆虫 橋本佳明).
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涼しく過ごしやすい季節になってきましたね。


10月の3連休、小さなお子さまから大人の方まで一緒に楽しめるイベントをご用意しております!
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最初は...ハロウィンイベントです♪

 

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6(
)7() ハロウィンクイリング

細長い紙をくるくる巻いて、カボチャなどハロウィンのモチーフをつくってみましょう。

(参加費無料)








7() キッズサンデー

毎月第1日曜日はKids(キッズ)サンデー」(年11回)

小さなお子様と一緒に楽しめるプログラムがたくさんありますよ。




また、北摂三田高校邦楽部による秋の「ひとはくサロンコンサート 」も開催します。

 

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演奏のほか、琴の体験教室も行います。
この機会に琴の調べを楽しみ、体験してみませんか?





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8(月・祝) 恐竜ストラップづくり

恐竜の絵を自由にかいてオリジナルのストラップをつくってみましょう!

※両面タイプのストラップです。片面は、ティラノサウルスやタンバティタニス(丹波の恐竜)など図柄を選べます。(参加費100)


 



>>イベントスケジュール10月号 NEW



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ひとはくでは毎日イベントがあります。
イベントスケジュールでチェックして、
イベントにあわせて来館すればもっと楽しめます。
オープンセミナーの情報も、「イベントスケジュール」からどうぞ♪


 

▶▶トップ > 博物館について > ひとはくのイベント

みなさまのお越しをお待ちしております!

フロアスタッフまつだ

■9月26日(水)、兵庫県立教育研修所が高等学校・特別支援学校の先生方を対象に行う現職理科教員研修「専門性を高める地学講座」がひとはくで行われました。県下13名の先生方が参加され、実験・観察の知識・技能の修得や、博物館と学校教育の連携(=博学連携)をもとにした教材研究のあり方について研修が行われました。

P1040555.JPGのサムネイル画像■午前中は、ひとはく生野賢司研究員から「古生物を題材とした探究活動のヒント」と題して、アンモナイトを題材に、化石レプリカを作成し探究活動につなげるための基礎知識や実験・観察の技能を研修し、古環境の復元という探究活動につなげる学習活動の事例について学びました。
 アンモナイトの基礎知識として、一般に考えられているよりもアンモナイトの生息期間が長いことや、オウムガイとアンモナイトの違い、アンモナイトによる古環境の復元などについて学びました。


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(右)シリコンの雌型と熱可塑性エラストマーで、作成・剥離が容易なレプリカを作成しています。


  

(左写真)熱可塑性エラストマーで雌型を作成し、石膏で雄型を作成しています。作成に時間はかかりますがより精緻なレプリカが作成できます。
(右写真)作成したレプリカを用いて、形態的特徴から種の同定を行っています。



■午後は、社会教育推進専門員の竹中より「博物館を活用して深い学びへ」と題して、博学連携をもとにした深い学びにつながる学習活動の進め方について事例を研修し、ひとはくの地学系展示の紹介を行いました。次に、館内常設の地学系展示をグループで見学し、教育研修所奥田健二指導主事より「ひとはく展示物やセミナーを活用した授業改善」をテーマに研究協議が行われました。

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(左)博物館を活用した授業改善の例や、収蔵品の借用方法、常設展示の地学系展示について講義を行いました。
(右)博学連携による授業改善について研究協議を行いました。「生物の進化史のドラマを生徒に作成させる」など、生徒の主体的な活動を引き出す興味深い授業改善例が考えだされました。



■先生方には体育大会や音楽会など学校行事の多い時期に博物館での研修にご参加いただき、大変ありがとうございました。私は、学校の先生方が普段感じておられるよりも博物館はずっと近い距離にあると感じています。生涯学習社会となり知識基盤社会が進む中で、自然科学Natural Scienceの基礎である博物学と学校教育との連携はより意味を増すこと思います。次回また、先生方や生徒さんたちとともに探究活動ができる日を心待ちにしています。

生涯学習課 竹中敏浩

9月23日(日)に
ひとはく探検隊「ドングリの赤ちゃんをさがそう」を行いました!


実りの秋が近付いてきましたね

深田公園で地面に落ちる前のドングリをさがしたよ

今回の探検隊長は植物はかせの高野研究員です!
プロフィールはこちら



深田公園に出発☆
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高野研究員に高枝切りバサミで
木になっているドングリの赤ちゃんをとってもらったよ。
地面に落ちる前のドングリは緑色をしています!

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よくみてみるとドングリは大きさや形がちがいます。
ドングリのなる木の種類が違うからなんです。

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地面に落ちていると、ついつい拾いたくなるドングリ。
大人も子供もだいすきですよね!
大好きなのは人間だけではないんです。
イノシシやツキノワグマやリスなど、
たくさんの動物も好んで食べていますよ。

ドングリをぜひ観察してみてくださいね!


くわしい報告書はただいま作成中です!
完成しだい4階ひとはくサロンに貼り出しますので、ぜひ見にきてくださいね。


次回のひとはく探検隊は10月28日(日)
ひとはく探検隊「キノコGETだぜ!」

深田公園に、きのこを探しにでかけよう!

時間:13:00~(所要時間約1時間)
場所:4階ひとはくサロンに集合
定員:20名・参加費無料
※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。
定員になり次第終了します。
 


毎週土・日と祝日に好評上映中の
フロアスタッフの手作り「デジタル紙芝居」に新作ができました!!
「ヤマモモの長い旅」
氷上回廊って聞いたことありますか?
兵庫県丹波市氷上町にある低地帯「氷上回廊」を題材にしたお話です!

くわしくはこちらのブログへ☆
http://www.hitohaku.jp/blog/2018/09/post_2538/

次回の上映は
10月6日(土)14:30~
10月7日(日)11:00~  です。

ひとはくスタッフは、元気に皆さまのご来館をお待ちしています!


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連休の最終日、9/17は、「チョウのハンコペーパーバッグ」をおこないました!

今回は3種類の新作が登場(^▽^)♪

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ちなみに!ハンコはすべてスタッフの手作りですよ~!

作品を一部、ご紹介!
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はなやかでとてもオシャレな作品がたくさん!
みんなお気に入りのチョウは見つかったかな?

今回登場した新作のチョウたちも登場している、
コレクション展「美しき蝶たちとの出会い」は9/30まで。
この秋はひとはくで自然の芸術をぜひお楽しみください!

フロアスタッフ きただに さやの
9/16(日)のフロアスタッフとあそぼうは、昨日に引き続き「ヒラヒラちょう」を行いました!
はじめにお話をきいて、さっそくヒラヒラ動くチョウを作っていきます!

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本物を見ながら模様を描いたり、想像して個性豊かに描いて......

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みなさんとってもかわいくて、かっこいい、ステキなチョウを作ってくださいました(*^_^*)

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さいごは作ったチョウといっしょにハイポーズ!

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ご参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

フロアスタッフ ふじわら さき

9月15日土曜日、兵庫県立宝塚北高等学校の1・2年生43名が来館し、「フィールド実習」の一環として化石発掘体験と館内見学を行ってくれました。


この「フィールド実習」は、宝塚北高校が兵庫県教育委員会の実施する「ひょうごスーパーハイスクール事業」を利用して実施されているもので、午前中は丹波市の丹波竜化石工房と篠山川河床の丹波竜(学名タンバティタニス・アミキティアエ)発見現場の見学、午後はひとはくの展示見学と化石発掘体験が行われました。
1年生は、高校で物理と化学を学んでいるそうですが、さまざまな分野への興味関心を広げ、知識を深めていくために、この実習を企画されているそうです。

今回体験したことをもとに、高校生がますます自然科学への興味関心を深めていってくれたらありがたく思います。

  
(左写真)篠山層群の岩石から、ハンマーも使いながら化石を探し出そうとしています
(右写真)校長先生の指導も受けながらじっくりと取り組んでいます

  
(左写真)この日開始の緊急速報展「世界に1点コウベタヌキノショクダイ標本」に見入る男子生徒諸君
(右写真)ヒアリ展示の内容と100倍ヒアリ模型を見比べる女子生徒諸君。ヒアリの小ささにビックリ!


生涯学習課 竹中敏浩

9/15(土)のフロアスタッフとあそぼうは「ヒラヒラちょう」 

ヒラヒラ動くちょうちょをつくってみましょう!


最初に4階休憩コーナーに展示されている「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」の
モルフォチョウのお話をききました。

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●●● 空飛ぶ宝石とよばれるモルフォチョウの色のひみつ ●●●

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▲キプリスモルフォ


展示ではメタリックブルーのちょうちょですが、実は色素によるものではありません。
モルフォチョウの翅の表面に、屋根瓦のように並んでいるりん粉のでこぼこが光の干渉によって、
色づいてみえるのです。この色づいて見える現象を「構造色」といいます。

モルフォチョウは、角度をかえてみると色が変化します。おもしろいですね~

今回のヒラヒラちょうは、キプリスモルフォをもとにシルエットをつくりました。
本物のモルフォチョウをみながら色を塗ったり、自分で好きな模様をかいて塗ったり...。

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とてもステキなちょうちょができました!たくさんのご参加ありがとうございます。

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明日16日(日)も「ヒラヒラちょう」のイベントがあります。

また、17日(月・祝)は、ワークショップ「チョウのはんこペーパーバッグ」を行います。

みなさまのお越しをお待ちしております!

江田コレクション展について
 くわしくはコチラ→→「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」

ただいま博物館の4F、3F、2Fに世界の蝶類標本 600点以上が展示されています。

 

フロアスタッフまつだ

毎週土日と祝日に好評上映中の、フロアスタッフの手作り「デジタル紙芝居」

今日は、できたてホヤホヤの新作デジタル紙芝居をご紹介させて頂きます♪

 新作    デジタル紙芝居『ヤマモモの長い旅』

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ようちゃんは田舎のおじいちゃんの家の近くにあるヤマモモが大好きです。
ある日、妖精のヤーモに出会い、妖精たちがつぶやいている言葉を知ります。
それは旅するタネへの祈りの言葉でした。

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ようちゃんは、妖精ヤーモやおじいちゃんと話をしながら、ヤマモモがどんな旅をしてきたのかを考えます。
ヤマモモの旅とは、どんなことなのか、ぜひご覧くださいね!

制作こぼればなし

毎週土・日と祝日に上演されるデジタル紙芝居、みなさんは何作あるか知ってますか?
現在上演しているのは、この「ヤマモモの長い旅」を加えて、なんと17作!!
全てフロアスタッフが作ったものです。
今回も、博物館の展示とお客様を結びたい!とのフロアスタッフの熱い思いで制作しました。

今回のデジタル紙芝居と関連した展示は、本館3階中央の氷上回廊。立体地図とモニターの映像です。
日本列島には、背骨のように南と北を分ける高い山脈があります。
でもなんと!その連なりにたったひとつ低い場所があるんですよ。

そこを通って、むかしから人間やいろいろな生き物が山を越えずに日本海側と太平洋側を行き交うことができました。
この通り道を「氷上回廊」といいます。
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専門の研究員からアドバイスを受けながら、約半年かけてデジタル紙芝居が完成しました。

さて、ここでこっそりお教えします。主人公の、ようちゃんって名前。
実はヤマモモについて調べている時、漢名が楊梅(ようばい)だということを知りました。

そこで、ヤマモモが大好きな主人公をようちゃんにしたというわけです。

新作の次回上演は、9月17日(月)11:00~です!

(フロアスタッフ いしくら)





9月に入り、空気が少しづつ秋めいてきましたね。
9月8日(土)・9日(日)のフロアスタッフとあそぼう!は
収蔵資料スペシャル
『標本のミカタ「色んな資料で見る阪神間の風景」』に合わせて
画はくの日「古写真に色をつけよう」をおこないましたよ♪
大雨洪水警報が出るほどの、あいにくのお天気でしたが、
たくさんのお友だちが参加してくれました!!


白黒写真しかなかった頃、昔の人は顔料で写真を彩っていました。
まるでカラー写真かのような、美しい写真の数々。
今回は、参加してくれた皆さんに、自由に色をつけてもらいました。
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まずは、古写真はかせの福本研究員からのお話。
ふだんは非公開の貴重な資料を見せてもらいました!
子どもはもちろん大人も興味津津ですね~(p_-)
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1日目はそれぞれの古写真に色を塗り、2日目は大きな古写真に色を塗りました!
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色鮮やかなカラー写真が出来上がりました\(^o^)/
ご参加のみなさま!ありがとうございました!!
完成した作品は4階ひとはくサロンに掲示しています☆
ぜひ見に来てくださいね!!
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フロアスタッフ かどはま

今年度ひとはくは、標本資料の面白さや標本を用いた自然の読み解き方を解説する収蔵品スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」を1月を除き毎月第2日曜日に開催します。160万点を超える収蔵資料をフル活用したいという思いで進めていきますので、よろしくお願いします。

第4回は9月9日(日曜日)に「色んな資料で見る阪神間の風景」と題して、
前半は赤澤研究員の「クイズ!古写真に見る暮らしと自然」、
大平研究員の「クイズ!資料に見る阪神間の妖怪」、
後半は福本研究員のギャラリートーク「まち歩きの作り方」が開催されました。

今回は、阪神間のさまざまな風景を様々な資料で見比べたり、
絵図で表現されている事、古写真に写っているもの、映画に映し出される風景
同じ場所を、時代を超えた、様々な目線で見比べました!
参加されたみなさんは・・・
ひとはく研究員が様々な資料を活用している様子を見て、写真や風景の絵と言った身近な存在そのものも貴重な資料になり得るということを実感して頂けたのかと思います。
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参加されたみなさまは・・・研究員の解説に興味津々!
「展示物を個別に解説してもらえるなんて~感激~」
「こんな古い資料、映像が・・・見られるなんて~」
「ひとはくの資料の奥深さがハンパねえ~」
「古地図すごろくに小さなお友達は大興奮」
「今日、ひとはくにこれてラッキーでした!」

当日の様子を・・・一部ですが・・・みなさまにお伝えいたします。

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参加できなかったみなさまに朗報でございます!
セミナーがまだ間に合います!
ひとはくが所蔵する名所図会や古地図といった資料を片手に、
今と昔を感じながら、まちを歩くセミナーもございます!

関係セミナーのご案内



                                   生涯学習課 中前純一






「夏休み中の課題「三田で一番好きな場所を描こう。」で、人と自然の博物館が描かれてますよ~。」とご連絡をいただきました。ひとはくに一番近い弥生小学校の子供さんの作品です。ご本人の了解を得ましたので、ここに掲載させて頂きます。博物館スタッフとして、とてもうれしい出来事でした(自然・環境評価研究部 高野温子)。

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「昆虫大捜査線」シリーズは、みんなで自由に虫とりをして、どんな虫がいるのか調べてみよう!
という、大規模イベントです。

今年も、7月から10月にかけて、いろんなところで実施します。

秋の部 第二弾は、風のミュージアム(有馬富士公園休養ゾーン)です。

有馬富士公園は、じつは、とても広いです。
みなさんがよくご存じなのは、パークセンターやキッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)のある「出合いのゾーン」ですが、「有馬富士」の北側、千丈寺湖(青野ダム)に面した「休養ゾーン」までが、有馬富士公園です!!
休養ゾーンには、「新宮 晋 風のミュージアム」があります! 大芝生広場があります!

この秋、休養ゾーンでは、いろんなイベントがあります。その第一弾でもあります。

さあ、どんな虫がいるのかな? みんなの実力を、見せてくれっ!!

はじめての開催です。申込不要・抽選なし。随時受付とします。
時間も、10時から15時。その間、自由に虫とりしてください!


konchuleafA_arimafuji2018.jpg ← このチラシのPDFファイルをダウンロード


【日時】平成30年10月6日(土)10時〜15時(随時受付)
  雨天の予備日:翌10月7日(日)(7日も雨の場合は中止)
  順延・中止の連絡:当日朝に、有馬富士公園ホームページでご確認ください。


【場所】県立有馬富士公園 休養ゾーン 大芝生広場
  兵庫県三田市尼寺(にんじ)968

【アクセス】
 公共交通機関でのアクセスは、ほぼ不可能です。
 県立有馬富士公園パークセンターより車で約10分。駐車場無料。


windmus_access.png まちがえないでね!!


【対象】小学生まで(保護者同伴)

【定員】定員なし(駐車場が満車の場合は入園いただけないことがあります)

【申込】不要(現地で受け付けしてください)

【講師】八木 剛(県立人と自然の博物館)・池田 大(三田市有馬富士自然学習センター)
    協力:ひとはく連携活動グループ「テネラル」(お兄さんたち)ほか



【スケジュール】
  虫の捕まえ方 ①10:00〜10:10 ②13:00〜13:10
  結果発表・質問タイム ①11:30〜12:00 ②14:30〜15:00
  その他は、フリーです。自由に虫とり、つかまえた虫を展示。


【持ち物】虫アミ、虫カゴ、持参ください。飲料水等熱中症対策、虫よけ等、各自必要なもの。



【問い合わせ】079-559-2001(人と自然の博物館)



windmus_20150915_095444.jpg 大芝生広場
iwate_6113.jpg こんなイメージです。

主催:休養ゾーン活性化推進委員会



(八木 剛)

9月3日(月)夕方に神戸市営地下鉄「県庁前駅」のショーウィンドーにコレクション展「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」の関連で、江田コレクションの美しい蝶の標本を展示しました。


場所は、県庁前駅 西出口1付近になります。
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江田コレクションのごく一部の蝶の標本で、9月6日(木)16時ごろまでのわずかな期間ですが、県庁前駅をご利用の方々には見ていただけるとうれしいです。
(お知らせ)好評につきこの展示は、9月10日(月)11時まで延長となりました。

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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


なお現在、兵庫県立人と自然の博物館では、コレクション展「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」を開催し、200種以上の外国産美麗蝶類標本を展示しています。詳しくは >> 
開催は9月30日(日)までですので、是非 、ご覧ください。


兵庫県立人と自然の博物館
山内 健生
鈴木 武




8月30日(木)に
ワークショップ~ラフレシアをまわそう!~を行いました!


ラフレシアのかざぐるまを作りましたよ(*^_^*)

世界最大級の花「ラフレシア」
ラフレシアはほかの植物から栄養をもらっている寄生植物。


赤い花びらに白い斑点模様を描いて、ラフレシアの形に組み立てました♪


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うでにつけて、風でクルクルまわるラフレシアのかざぐるまが完成☆


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ひとはくの1階「共生の森」には、ボルネオジャングルを再現した展示があります。
本物のラフレシアの標本もありますよ!

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。



9月のイベントスケジュールはこちら

みなさまのご来館、心よりお待ちしております!


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月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
 
9月のKidsサンデーは、晴れたり曇ったりの不安定な天気でした。

 

秋ですね~。博物館のエントランスホール近くのエノキの果実が色づいてきました。

 

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▲果実がオレンジ色に色づいてきた エノキの木                                                         

 


博物館の4階入口近くのコシアカツバメの巣ですが・・・。

7月はじめにスズメに巣を奪われたと思われるコシアカツバメが
7月上旬から新しい巣を作りだし7月中旬には完成していた、
と思っていたのですが・・・。

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▲7月に作られたコシアカツバメの巣(8月5日の様子)


その後、何日か経ってから、さらに 泥だんごを積み上げはじめて
入口を狭くしていました(スズメ対策でしょうか?)。


 

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▲少し泥だんごが積み重ねられ入り口が狭くなった
コシアカツバメの巣(8月13日の様子)




観察をつづけていると、さらに入り口が狭くなっていきました。

入り口が徳利の首の部分のように細長い形になるのかな?
と期待していましが、その後、形に変化がない日が続いています。



Kidsサンデーの日の夕方、この巣をみると、
3羽のコシアカツバメが顔を出していました(どれがヒナなのかなあ)。


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 ▲3羽のコシアカツバメが顔を出しています(9月2日の夕方の様子)


旅立ち(巣立ち)の日も 近いのかなあ?






Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。




午前中は、




まずはじめに 研究員による
「サンデーぜみ「字がかける葉っぱをさがそう!」が行われました。

 


『字がかける葉っぱをさがそう!』では、研究員から葉っぱの
お話を聞いて外にでて葉っぱを採集しました。

 

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 ▲葉っぱを採集しています

 

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 ▲つまようじを使って葉っぱに字を書いています

 
いくつかの種類の葉っぱを比べてみました。

どの葉っぱが 字をはっきり書けるか わかったかな?


午前中のフロアスタッフによるプログラムは、
「デジタル紙芝居『オランとウーたんのジャングル探検記』」が
上演されたり、「展示解説『ひょうごのどうぶつツアー』」が行われました。


『ひょうごのどうぶつツアー』では、「森に生きる」の展示コーナーで見られる
生きもののクイズなどをしていましたよ 。

 

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             ▲『ひょうごのどうぶつツアー』の様子


リスが食べているもののお話もありましたよ。





午後は、
 


ひとはく連携活動グループの人と自然の会の皆さんによる
「よく飛ぶ紙トンボをつくろう!」が実施されたり、
フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『丹波の恐竜タンタンものがたり』」が
上演されたり、「フロアスタッフとあそぼう『ひとはく宝さがしラリー』が
行われました。

 

         


『ひとはく宝さがしラリー』では、1階の展示を中心に指定された「展示物」
を みんなで さがしていました。

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  ▲『ひとはく宝探さがしラリー』の様子

 
いくつ さがすことができたかな?





午後の研究員によるプログラムは、「くるくる回るタネ の もけい をつくろう!」や
「葉っぱぐるぐる をつくろう!」、「サンデーさーくる『キラキラなムシのかざりをつくろう!』」が
行われました。

 

『キラキラなムシのかざりをつくろう!』では、研究員からの キラキラなムシの
マメコガネのお話を聞いたり、その生きた個体の観察をしたりしたあと、
みんなで アワビの貝殻のかけらを使ってキラキラな マメコガネのかざりを作りました。

 


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        ▲できた作品をもってハイチーズ!

 

 みんな上手に作っていました。

 



 <ちょっとした出会事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 「キラキラなムシのかざりをつくろう!」のプログラムが
 終わった後、小さな来館者が自分のノートに
 一生懸命に何かを描いていました。
 
 研究員が話をしたキラキラなムシを描いてくれているのかなと
 覗いてみると・・・、

 どうやら、木工用ボンドの『入れ物』を観察していて、 
 その『入れ物』のラベルの「文字」を描いているようです。
 
 はじめ、(簡単な?)「木工用」の「木」の字かなと
 思っていたのですが、
 出来上がったら、(難しい?)「速乾性」の「速」の字でした。
 ラベルの字が赤だから、赤インクのボールペンを使っていましたよ。
  
 お父さんとお母さんに伺うと、この小さな来館者は5歳児さんでした。

 しっかり観察しながら、描いてくれていましたよ(素早く描いて、
 ソクカンセイ)。
 

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▲「速」の字を一生懸命に描いている小さな来館者


 また、ご家族で来てくださいね。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆






 


次回の Kidsサンデーは、2018年10月7日(日)に行われます。
 

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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

9月1日2日 フロアスタッフとあそぼう

ひとはく宝さがしラリーをおこないました。

宝の地図をもって謎をとき、ひとはくにあるお宝をさがそう!
まずは、ルールの説明です。
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クイズは全部で6問!!

1階展示室のみあります。

制限時間は10分!! 走ったり、大声を出すと・・・失格になるかも?

のスタッフの声に みなさん真剣に聞いています!!

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さぁ!スタートです。

保護者の方と一緒に謎をといていきます。


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みなさん全問正解できたかな?!

ご参加いただき、ありがとうございました。

 

9月もいろんなイベントがあります。

 

皆様のご来館、お待ちしています。

 

フロアスタッフ  にしぐちひろこ



8月さいごの日、ワークショップ 『ひょうごの妖怪缶バッチ』 が行われました♪

兵庫にすむ妖怪6種類の中から
好きな妖怪を選んで缶バッチをつくりました!

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りゅう・かっぱ・かしゃ
かまいたち・ぬえ・うみぼうず


選んだ妖怪に、色鉛筆で自由に色を塗ります。

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色が塗れたら、専用の機械でプレス!

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妖怪缶バッチの完成~!

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次回のワークショップは...

9月17日(月・祝) 『チョウのはんこペーパーバッグ』

9月24日(月・祝) 『とっても簡単!化石のレプリカづくり』


みなさまのお越しを、スタッフ一同お待ちしております!


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8月28日(火)と29日(水)の2日間、大学生対象の「県庁インターンシップ」を実施しました。兵庫県の他の機関では従来から大学生対象の県庁イターンシップを実施していましたが、博物館では今年初めての実施となりました。
また、大学生対象には、学芸員の資格を取得するための博物館実習を行っていますが、その視点とは異なる経験や視点から博物館を捉えてもらえたと思っています。2日間の限られた期間の活動でしたが、その様子をご報告します。


  
ワークショップ「貝のストラップ」を他のフロアスタッフと一緒に行いました。実施には、"仕込み"と"練習"が欠かせません。片隅でまずは練習です。

  
子どもたちがどんどん集まってきて、一緒につくったり、質問してくれたり-。夢中になってつくってくれるのはたいへん嬉しくも、ありがたくもあります。

  
次はデジタル紙芝居の上演。今日の演目は「ぶくぶく あわわ~森から川へのおくりもの~」です。川の中の2匹のコバントビケラの生態を、もう一人のフロアスタッフとのかけ合いで楽しく演じます。ご清聴ありがとうございました。

さまざまな将来への希望を持っておられる大学生の方々に、学びの場を提供していくのも博物館としての役割と考えております。今後もこようなインターンシップ事業を継続していきたいと考えています。ご協力いただいた来館者の皆さま、ありがとうございました。

生涯学習課 竹中敏浩

8/26(日)ひとはく探検隊「ひとはくってなあに?」をおこないました!

「ひとはくは博物館になる前、別の建物でした。それはなんでしょう?」
みなさんなにか知っていますか(^^)?実は...!

今回は福本研究員と一緒にひとはくの秘密を探る探検にでかけました!

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4階出入り口を出て、まずは博物館の屋上に向かいました。
屋上はどうなってるのかな?
実は、誰もが通れる〇〇になっているんです!

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福本研究員から秘密を聞くたびに、みんなからは思わず
「へぇ~!」という声が。


今から30年前、ここ深田公園では住宅博覧会が行われました。
当時の写真を振り返りながら現在と比べてみます。

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普段は通れない研究棟にも入りました!少し暗いけど大丈夫かな?

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詳しいイベントのようすは報告書に掲載します!
楽しみにお待ちください☆
(秘密の答えも報告書で発表しますよ!)


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暑い中たくさんのご参加、ありがとうございました!       


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8/28(火)のいちにち遊べるワークショップは「恐竜ストラップをつくろう」を行いました!


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兵庫県で発見されたタンバティタニスをはじめ、いろいろな恐竜のストラップをつくったよ。

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かわいい恐竜をかいてくださいました。たくさんのご参加ありがとうございます。

8月のワークショップは31(金)まで毎日あります!

くわしくはコチラ▶▶▶ 8月のワークショップ


9月のイベントスケジュールはコチラ

みなさまのお越しをお待ちしております!

 

 

フロアスタッフまつだ

8月27日のワークショップは「ぶんぶんゴマ~ダンゴムシ~」を行いました。
ダンゴムシのぶんぶんゴマをつくって、くるくるまわしてみよう!

ダンゴムシの絵に色をぬって、土台の裏には好きなものをかきます。

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穴をあけて、糸を通すと......できあがり☆

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コツをつかむまでは少し回すのがむずかしいですが、一度できるとぶんぶんという音とともに勢いよく回り続けます。
ぶんぶんゴマを回せたら「みてみて!」「できた!!!」と見せてくれるみなさんの笑顔がとってもステキでした。

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たくさんのご参加ありがとうございました!

8月ももう残りわずか。9月のイベントスケジュールができました!
9月のイベントスケジュールはコチラです。
みなさまのご来館をお待ちしております!


フロアスタッフ ふじわら さき

「昆虫大捜査線」シリーズは、みんなで自由に虫とりをして、どんな虫がいるのか調べてみよう!
という、大規模イベントです。
7月から10月にかけて、いろんなところで実施します。


秋の部 第一弾は、9月16日(日)、あいな里山公園(神戸市北区)です。


あいな里山公園(国営明石海峡公園 神戸地区)では、今年度、ひとはくのセミナー「ユース昆虫研究室」を開講しています。
2008年度・2009年度、開園前の当地で開講しており、10年ぶりの現地にどんな虫がいるか、中学生たちが、ほぼ毎月、調査しています。
この日は、ユース昆虫研究室の実施日ですので、中学生たちが作成中の標本や、彼らの虫とりのようすも、ごらんいただけます(その辺にいないかもしれませんが)。

定員なしですが、事前申込が必要です。

【日時】 平成30年9月16日(日)10:30〜13:00
    雨天の予備日:翌9月17日(月祝)

【場所】あいな里山公園 農村舞台集合 受付10:00〜
  〒651-1104 神戸市北区山田町藍那字田代
  http://kobe-kaikyopark.jp

【アクセス】
 神戸電鉄「藍那」駅から、徒歩20分(虫とりしながら歩くと、楽しいです)。

 阪神高速北神戸線「しあわせの村」出口よりすぐ。
「しあわせの村」本館前から、無料送迎バスあり。しあわせの村へは、神戸市バスなどのアクセスがあります。 複雑ですので、すいませんが、各自お調べください。

【申込】事前申込が必要です。電話:078-591-8000(9〜17時)へ。

【参加費】無料(ただし、公園の入園料大人450円が必要です(中学生以下無料)。駐車料金:普通車1日500円)

【対象・定員】小学生まで(保護者同伴)・定員なし(事前申込が必要です)

【内容】
虫の捕まえ方を説明したあと、自由に虫とり。つかまえた虫を展示。
午前、午後の終わり頃に、虫の解説と質問タイム。

【講師】八木 剛(県立人と自然の博物館)ほか

【持ち物】虫アミ、虫カゴ、持参ください。飲料水等熱中症対策、虫よけ等、各自必要なもの。

【申込・問い合わせ】
あいな里山公園管理センターへ、お電話で。電話:078-591-8000(9〜17時)

〆切はとくにありません。

aina_0193.jpg 農村舞台
aina_0540.jpg 多様な環境に、多様な虫がいます。


(八木 剛)

「第3回 高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」事後学習会を、8月26日に兵庫県立人と自然の博物館で開催しました。

8月7日に帰国してから、19日ぶりに仲間と再会して、みんなとても嬉しそうでした。
事後学習として、今日は午前中から台湾で見られた動植物について、台湾に同行した先生方から解説いただくとともに、土壌動物の仕分けなどの実習をしました。
学習会の最後には、普段は見ることのできない博物館収蔵庫の中で、台湾の鳥類の標本を見るスペシャルプログラムも用意されていました。
終了後、ツアーに同行した講師・スタッフ陣ひとりひとりに対して、高校生達からお礼の寄せ書きが贈られました。思いもかけないプレゼントに大感激でした!!

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木洋平


  
(左)19日ぶりに5府県から集まった生き物調査体験ツアーin台湾の高校生メンバーです。
(右)秋山主任研究員から台湾の植物について解説を聞く高校生たち。

  
(左)池田主任研究員からの解説。(右)太田研究部長からの解説を聴く高校生たち。

  
実習として土壌動物の仕分けを行いました。

  
(左・右・左下)双眼実体顕微鏡を用いて土壌動物の観察を行いました。

  
(右)布野研究員からひとはくの収蔵庫で台湾の鳥類の標本について説明を聴く。

  
最後に高校生たちからプレゼントをいただきました。台湾への引率・指導を行った花博協会とひとはくの研究員らにメッセージカードをいただきました。「台湾最高」の文字とともに、素晴らしいサプライズ!でした。

夏休みも残すところあとわずか。
みんな宿題は終わったかな?

8/25(土)はフロアスタッフとあそぼう!「ひとはくクイズ大会」を行いました。
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チームに分かれて、一人ずつ答えていきます。
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クイズの中より、1問
チョウは、前足で味が分かる。○か×か?さあどっち?
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答えは○。
昆虫は、前足で味が分かったり、植物を見分けたり、
オス、メスの判断をするんだって!(昆虫はかせ の 八木研究員に伺いました。)
このクイズには、みんなもビックリ!でした。

それでも、みんな生きものをよく知っていて接戦でしたよ。
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楽しいクイズ大会は不定期で行っています。(次回開催は未定です。)
みんな、ひとはくHPでイベントはチェックしてね!ココをクリック

皆さまのご来館、お待ちしています。
フロアスタッフ せら ゆうこ
8月22日に,尼崎市でヒアリの講習会を実施してきました.

尼崎は,昨年5月末に,日本で初めてヒアリ侵入を確認した場所です.その後,尼崎市ではヒアリの侵入は起こっていませんが,市の環境創造課では,日本で初めてのヒアリ対応に,翻弄された経験をベースに,今後の「もしも」に備えた様々な対策を検討されているところです.そこで,今回は,自然環境課の方々への講義を兼ねて,市内の物流業者や海外から資材を輸入されている製造業者の方々に向けたヒアリ対策講習会を行いました.講習会には,尼崎市の危機管理安全局の方々の参加もあり,受講者数は50人近くになりました.また,会場には,実体顕微鏡まで用意いただいてので,ヒアリ標本を持参し,受講者に実物のヒアリを見ていただく機会を提供することもできました.

尼崎市は,港湾施設を有しているわけではありません.しかし,その立地から,尼崎は,神戸港などに陸揚げされた海外コンテナが陸送され,ここから,積載荷物が大阪や兵庫県など日本各地へ運ばれていく,物流の拠点となっています.今回の講習では,尼崎市の特性にそったヒアリ対策立案に,少しでも,お役に立てるように,お話やアドバイスをさせていただきました.市民の安全な暮らしを守る責務には,国や都府県,そして,市町村に違いはありませんが,それぞれが取り組むべき課題は,各地域や行政単位によって異なります.そうした違いを互いに認識した上で,国と地方自治体,そして市民との協働体制を作れるかが,ヒアリ対策の成否を決めるのです(系統・昆虫 橋本佳明)

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夏休み自由研究特集 むし・いし・うし!

但馬牧場公園とのコラボ企画、実施しました。

猛暑の合間の、さわやかな一日でした。

日時 平成30年8月19日(日)10:00~15:00
場所 兵庫県立但馬牧場公園

landscape_0237.jpg ゆめはくが停まってますよ。わかりますか?

〜 〜 〜 〜 〜 〜 当日のようすです 〜 〜 〜 〜 〜 〜

むし! 昆虫大捜査線
自由に虫とりをし、つかまえた虫をその場で展示。牧場公園にどんな虫がいるのか、みんなで調べてみよう!
担当:八木 剛

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自由に虫とりをしてください。つかまえた虫を、1匹ずつ、チャック袋に入れましょう。

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同じなかまごとに、展示していきます。種類分けは、虫にくわしいスタッフが、します。
みんなで虫とりをした結果、70種類、258匹の昆虫が、みつかりました!

いし! 化石さがし体験
新温泉町産の石をかなづちで割って、植物や昆虫の化石を探してみよう!
担当:半田久美子

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新温泉町には有名な化石産地があり「おもしろ昆虫化石館」があります。大森館長さんが応援に来てくださいました。
館長さんのお話のあと、石を割って化石さがし。みつかったかな?

うし! 牛のお医者さん体験
牧場公園の牛の胸の音を聞いたり、体重をはかったりして牛のお医者さんになってみよう!
担当:但馬牧場公園 獣医師 田原和彦

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牧場公園だから、牛!! 田原課長のお話のあと、牛をさわってみます。おとなしいです。
こんなに牛をさわれるところは、日本中でここしかない!らしいです。いい自由研究になりますね。


移動博物館車「ゆめはく」、出動!
内容は、定番の「むしむしみっけ」です。
担当:藤本真里・大平和弘・福本 優

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但馬牛博物館の前、牛のとなりにいる、ゆめはくです。
キャラバンで訪問したこども園の子どもたちも来てくれました。ありがとう!


最後に、オマケです。
前夜、こんなこともしました。
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寒くてあまり虫は採れませんでしたが、星空のすてきな夜でした。



協力スタッフ:池田 大・高見咲恵(三田市有馬富士自然学習センター)/室崎隆春・脇村涼太郎(ひとはく連携活動グループ テネラル)/大久保 昇・藤本桃子・八重樫あすか(博物館実習生)

(八木 剛 記)

ひとはくでは今年も、高校生が"県庁インターンシップ"に取り組んでいます。
このインターンシップは、県庁や県関係機関、県警察本部において、就業体験を実施し、生徒が自己の将来の在り方・生き方について考え、目標を持って主体的に進路選択ができるようにするとともに、高校生に夢を実現する力を身に付けてもらうことを目標に行っているものです。
今年は3人の高校生が、8月20日(月)からひとはく独特のインターンシップに取り組んでいます。その様子をご報告します。

  
ひとはく県庁インターンシップは、打合せから始まります。来館者のみなさんに楽しんでもらえるように、また小さな子どもたちの事故のないように、生涯学習課の課員とフロアスタッフの方々と打合せを行います。

  
子どもたちにアンモナイトのレプリカづくりを行うため、カラフルなおゆまる(=プラスチック粘土)の準備を行ったのち、子どもたちにつくり方の説明を行います。小学生の子どもたち相手に、臆せずにうまく説明ができました。

  
「イヌワシ紙飛行機を飛ばそう」のイベントを広い年齢層の来館者に説明し、楽しんでもらうことができました。自ら"イヌワシ"となってアピールも!

ここまでの様子をご報告しましたが、この"県庁インターンシップ"は24日(金)まで続きます。次回は高校生自身がリポータとなってご報告を行う予定ですので、ご期待ください。

生涯学習課 竹中敏浩

夏休みの宿題は終わったかな?
8/27(月)~31(金)の期間中は、いちにち遊べるワークショップが毎日あります♪




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27(月) ぶんぶんゴマ ~ダンゴムシ~

ダンゴムシのぶんぶんゴマをつくって、
くるくるまわしてみよう!(参加費:無料)







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28(火) 恐竜ストラップをつくろう 

恐竜の絵を自由にかいてオリジナルのストラップをつくってみましょう!
※両面タイプのストラップです。
片面は、ティラノサウルスやタンバティタニス(丹波の恐竜)など
図柄を選べます。(参加費:100円)




 

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29(水) 貝のストラップ

本物の貝をつかってストラップをつくってみよう!
(参加費:無料)







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30(木) ラフレシアをまわそう!

 

ラフレシアのかざぐるまをつくります!
うでにつけてくるくるまわそう!(参加費:無料)







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31(金) ひょうごの妖怪缶バッチ 


ひょうごにすむ妖怪、「ぬえ」「かまいたち」「りゅう」「かしゃ」
「うみぼうず」「かっぱ」の中から好きな妖怪を選んで、色をぬって、
オリジナルの缶バッチをつくろう!(参加費:100円)




いずれも

時 間:10:30~16:00 時間内は随時受付 (11:30~13:00は昼休憩)
場 所:4階オープン・ラボ
定 員:50名 ※材料がなくなりしだい終了します。

 

このほかにもたくさんのイベントがあります。みなさまのお越しをお待ちしております!

>>夏休みの自由研究について

★夏休み期間(~8/31まで)  無休 で開館しています。


9月もイベントがもりだくさん!

>>9月イベントスケジュールはコチラ

 

フロアスタッフまつだ

みなさんこんにちは!

夏休みもあと少し。楽しい思い出は、たくさんできましたか?

ひとはくでは、8月18日.19日にフロアスタッフとあそぼう!「モールで恐竜をつくろう!」を行いました。

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カラフルなモールを折り曲げたり、ぐるぐる巻いて、二種類の恐竜をつくりました。
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首としっぽが長い植物食の丹波の恐竜:タンバ・ティタニス・アミキティアエ(通称:タンタン)と、肉食の恐竜:ティラノサウルス類です。
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少し難しいところもありましたが、みなさん説明をよ~く聞いて、一所懸命つくりました!
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完成! みんなで記念撮影をしました。

ひとはくでは、これからもまだまだイベントを開催します! イベントスケジュールはこちら

みなさまぜひご参加ください。

フロアスタッフ てらお ゆみこ

夏休み、ひとはくはたくさんのお客さんでおおにぎわい!
自由研究の調べものをしにくる人もいっぱいです(^^)

8/13(月)はこの夏2度目の開催!
はかせと学ぼう「さわってアンモ」をおこないました!
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箱に入っている化石を触って当てるクイズに挑戦!
「あ!わかった!」手を入れてすぐに答えがわかる子もいました。

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小さいお友だちはお母さんと一緒に。
答えはなんだろう?

最後にアンモナイトはかせの生野研究員からぬり絵のプレゼント!
虹色のアンモナイト、かっこいいね!
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たくさんのご参加ありがとうございました!

8月27~31日まで毎日ワークショップを行います!
イベントスケジュールはコチラ
楽しく作りながら、学んでみませんか?
自由研究、夏休みの工作にもまだまだ間に合いますよ~(^0^)!

たくさんのご来館、お待ちしております。

フロアスタッフきただにさやの

今年度ひとはくは、標本資料の面白さや標本を用いた自然の読み解き方を解説する収蔵品スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」を1月を除き毎月第2日曜日に開催します。160万点を超える収蔵資料をフル活用したいという思いで進めていきますので、よろしくお願いします。

第3回は8月12日(日曜日)に「美麗な蝶類標本 ~江田コレクションの魅力~」と題して、前半は櫻井研究員が「チョウはなぜ美しい」と題してオープンセミナー、後半は橋本佳明研究員、山内研究員による「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」の展示解説が開催されました。
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参加されたみなさんは研究員の解説に興味津々!
「やはり本物は違いますね~」
「美しさがハンパねえ~」

当日の様子を・・・一部ですが・・・みなさまにお伝えいたします。

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参加できなかったみなさまに朗報でございます!
関連セミナーがまだ間に合います!
お急ぎください!

蝶の標本の解剖
(1)開催日時:平成30年8月24日(金) 14:00~16:00 
(2)会  場:4階実験セミナー室
(3)定  員:15名(中学生以上を対象)
蝶の標本の解剖の申込み

                      生涯学習課 中前純一

今日「山の日」はもっとも新しい国民の祝日です。ひとはくでは昨年に引き続き県立北摂三田高等学校 吹奏楽部をお招きし、「ひとはくサロンコンサート」を開催しました。演奏前からたくさんの方々にお集まりいただき、およそ120名の方々に夏のブラスの響きを楽しんでいただきました。皆さま、ほんとうにありがとうございました。

  

2年生の部長さんのあいさつに始まり、お父さんお母さん世代にも懐かしい「学園天国」「銀河鉄道999」、高校生たちに人気の関ジャニ∞の「がむしゃら行進曲」、Greeeenの「オレンジ」の4曲を演奏してくれました。
  

それから生徒さんたちによる曲間の軽妙なMC!!さすが関西人(?)と思わせるかけ合いや、ちょっぴり高校生活の一端をのぞかせてもらったような会話など、楽しませてくれました。
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素晴らしい演奏をしていただいた北摂三田高校吹奏楽部のみなさん、ありがとうございました。おかげで特別な「山の日」にすることができました。からだ全体でリズムを取りながら聴いてくれた小さなお友だちも本当にありがとうございました。


北摂三田高校吹奏楽部は「地域に愛されるバンド」を目指して、狭間が丘夏祭りへの参加や高齢者福祉施設の訪問等にも積極的に取り組んでおられるそうですが、今後さまざまな場面でのご活躍を祈りしたいと思います。


生涯学習課 竹中敏浩

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
 
8月のKidsサンデーは、晴れの、すご~く暑い一日でした。
 

博物館のエントランスホール近くでは、ムクゲの花が咲いています。

 

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▲暑い日に似合う?ムクゲの花                                                            


「あつい」と言えば・・・、コシアカツバメとスズメの「あつい」バトル。

博物館の4階入口近くはコシアカツバメの巣がいくつかあります。
そのうち、7月はじめに(「あつい」バトル?の末)スズメに巣を奪われたと
思われるコシアカツバメが7月上旬から新しい巣を作りだし7月中旬には完成していました。

 

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▲7月に作られたコシアカツバメの巣の変化のようす
(左の写真が7月8日、中央の写真が7月10日、右の写真が7月13日にそれぞれ撮影)


また、Kidsサンデーの「あつい」日の夜、コシアカツバメの巣をみると、
涼みたいのでしょうか、巣の入り口に体を半分くらい出している
コシアカツバメもいました。

 

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▲コシアカツバメの巣の「あつい」日(8月5日)の夜の様子

 

 

Kidsサンデーのプログラムの「あつ~い」様子などの報告で~す。

 

 

 

午前中は、

まずはじめに 研究員と博物館実習生による
「サンデーさーくる1『バランス』の工作」が行われました。
その後、研究員による『泥だんご をつくろう!』が行われました。

また、ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるんプラザ)さんと
研究員のコラボ企画「いしころ あそび」が実施されました。

 

「『バランス』の工作」では、
「チョウのモビール」を作ったり、「葉っぱゆらゆら やじろべえ」を
作ったりするコーナーがありました。


『チョウのモビールをつくろう!』では、研究員のチョウ類についての
お話を聞いたり、博物館実習生から作り方を教わりながらモビールを作ります。 

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▲「チョウのモビールをつくろう!」のようす

 

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 ▲「チョウのモビール」、うまくバランスとれているかな?

 
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                                  ▲できた作品と一緒にハイ、ポーズ!

 

『葉っぱ ゆらゆら  やじろべえ を つくろう!』では、
博物館実習生から作り方を教えてもらっています。



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                   ▲「葉っぱゆらゆら やじろべえ」を作っています

 

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▲できましたね~、バランスとれていますね~ 




『泥だんご を つくろう!』は、人気のプログラムです。

4階入口ちかく(屋外)で実施され、暑い中、皆さん
一生懸命に 泥だんごを作っていました。
(このプログラムは午後も実施されました)

 


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             ▲『泥だんご を つくろう!』の様子




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▲暑いので、ベビーカーに乗った赤ちゃんが扇子で風をおくってくれています




『いしころ あそび』では、砂を観察する「すなくらべ」や、
好きな石ころを選ぶ「いしころランキング」、石ころをつないでゆく「いしころコネクト」、
石ころで指輪をつくる「ゆびわ づくり」など、いろいろなプログラムが行われていましたよ。
 (このプログラムは午後も実施されました)

 


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              ▲『いしころ あそび』の様子

 


 

それから フロアスタッフによるプログラムは、
「デジタル紙芝居『丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム』」が
上演されたり、「展示解説『ボルネオ ジャングル探検ツアー』」が行われました。

 


『ボルネオ ジャングル探検ツアー』では、ボルネオのジャングルで見られる
生きものなどのクイズで盛り上がっていましたよ 。また熱帯のアリ類の説明
を聞いて、あちら こちら から「へえ~」の声が。

  

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     ▲『ボルネオ ジャングル探検ツアー』の様子

 

 


午後は、
 
ひとはく連携活動グループの人と自然の会の皆さんによる
「ダチョウの卵の殻でストラップ作り」や「パネル シアター」
(「ブレーメンの音楽隊」と「てんぐとかっぱとかみなりどん」)が
上演されました。


 『ダチョウの卵の殻でストラップ作り』は、開始してから
すぐに 定員いっぱいになってしまいました。

 

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 ▲『ダチョウの卵の殻でストラップ作り』の様子

s-IMG_3112.jpg ← こんなに素敵なストラップが作れるんですね~。



『パネルシアター』では、ハーモニカやタンバリン、スズ、タイコなどの楽器を使って
いろんな効果音?をだされていました。

 

 

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             ▲『パネルシアター』の様子

 

 


午後のフロアスタッフによるプログラムは、
「デジタル紙芝居『ススキ草原のオーケストラ』」が
上演されたり、「フロアスタッフとあそぼう『アクアリウムをつくろう!』」が
行われました。

 
デジタル紙芝居『ススキ草原のオーケストラ』では、いろんな鳴く虫が
登場したようです。

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▲デジタル紙芝居『ススキ草原のオーケストラ』の様子                  



 

『アクアリウムをつくろう!』では、
海の中の生きものたちが水の中にいるような涼しげな感じがするアクアリウムを
皆さん真剣に作っていました。

 

 

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                     ▲『アクアリウムをつくろう!』の様子

 

 

 

午後の研究員と博物館実習生によるプログラムは、
「サンデーさーくる2『まわる』の工作」が行われましたよ。

 

「『まわる』の工作」は、『葉っぱぐるぐる』を作って遊びました。

 
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        ▲『葉っぱ ぐるぐる』で遊んでいま~す

 

 みんな上手に葉っぱを ぐるぐる回していました。

 

 


 <ちょっとした出会事>
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 3階の「氷上回廊」の展示のところで、小さな来館者が、
 展示してある生きものの名前(カタカナ)を一生懸命
 読んでいるところに遭遇しました。



 近くにおられたお母さんに伺うと、Kidsキャラバン
 (幼稚園・保育所などに、博物館車「ゆめはく」で行かせて
 いただき、展示やプログラムを行う事業です)で伺った
 幼稚園の園児さんだったのです。


 Kidsキャラバンが すごく楽しかったそうで(うれしいですね~)、
「ひとはくに 行きたいと 息子がいうので来ました」とのことでした。
 

 

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▲3階展示室で出会った、Kidsキャラバンへ行かせていただいた幼稚園の園児さん

 

 また、ご家族で来てくださいね。

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今回は、関西ユース(大学生のボランティア)の皆さん
(高野さん、中谷さん、古塚さん、徳平さん、西田さん、西村さん、
岸本さん)や、博物館実習生の皆さん(前田さん、川岸さん、垣内さん、
三好さん、塩谷さん、上野さん)、
それから、キッピー山のラボの皆さんの他、他の博物館関係の皆さんも
子どもたちのサポートをしてくださいました。
お疲れ様でした!


次回の Kidsサンデーは、2018年9月2日(日)に行われます。

 

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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

博物館での社会体験研修最終日にワークショップを行いました。
アンモナイトのレプリカ作りとブンブンごま作りをしました。
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アンモナイトのレプリカ作りでは、本物のアンモナイトからとった型を使って、2つの色を選び、世界に一つのオリジナルレプリカを作りました。
レプリカ作りとともに、アンモナイトの化石を見たり、触ったりして、参加したみなさんは目を輝かせていました。
この活動を通して、古生物に興味を持ってくれたら嬉しいです。
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ブンブンごま作りでは、アンモナイトの絵を描いてこまを作りました。
最初は回せなかったお子さんも、練習して回せるようになり、こぼれんばかりの笑顔が見られました。
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どちらの活動もたくさんの方々に参加していただき、初任者一同感謝しております。
本研修で学んだことを、学校現場でもいかしていきたいと思います。
今日一日、ありがとうございました。
三田市立けやき台中学校 田中洸
三田市立武庫小学校   柿花かおり
三田市立三田小学校   谷口奈子
三田市立三田小学校   上田真也

「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾7日目」最終日です。

今日は9時にホテルをチェックアウトし、お土産屋さんに向かいました。忘れ物が無いように、スタッフ側で最後各部屋をチェックして回っていると、男子部屋の一室で、サッカーW杯で話題になった日本代表の書き残しメモにそっくりなものがデスクに(笑)。
お土産物屋さんに寄った後は、桃園国際空港に直行し、帰国の途につきました。高校生たちは出国ゲートを前にして、「楽しかった。帰りたくない。」と口々に言い合っていました。空港には6日間、台湾側のカメラ撮影係として参加してくれていた動物園の実習生が見送りに来てくれていました。
約2時間半のフライトの後は、関西国際空港にて、出迎えの保護者が囲む中、簡単な解散式を行い、ツアー本番を終えました。

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この7日間、天候にも概ね恵まれ、予定していたプログラムをほぼ全て実施することができました。また、慣れない食べ物で、少しお腹を壊した子などがいましたが、20名の高校生全員が元気に帰国することができました。
最後に、閉会式の日本側代表として、ひとはく秋山先生のご挨拶を紹介します。
「長いと思っていたこの6日間があっという間に過ぎました。こうやってみんなの顔を見てみると、初めて会った時に、とてもぎこちない表情だったのが、今とても良い顔をしています。
この6日間でたくさんの生き物の調査方法を学びましたが、一番大切なことは、もしかしたら日本と台湾の高校生同士が大切な友達になれたことかも知れません。是非、今回友達になれた絆をこれからも大切にしていってください。」

今年の高校生たちはシャイなのか、初めの頃は本当に大人しく心配もしておりましたが、最後にはこちらが考えた以上に、明るくすがすがしい表情で家路についてくれたのが印象的でした。

本ツアーの実施に際し、ご協力をいただきました全ての方々に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。今月下旬には、事後学習会でもう一度集まります!

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平

  

  

  

   



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「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾6日目」です。
今日は午前中にコウモリトラップの確認にフィールドに出かけた後は、屋内でコウモリについての講義と。体長測定などに関する実習を受けました。午後からは6日間の総まとめとして、グループごとのポスター作成・発表をしました。

本日のプログラム
・コウモリトラップの確認
・コウモリについての講義&体長測定など
・ポスター作成&発表
・閉会式

コウモリトラップは非常にユニークな形をしていて、ハープ状に張られた釣り糸に引っかかり落下したコウモリを、下にある受け袋で捕獲するというものです。
昨日の夕方にコウモリが通り抜けそうな場所を見つけ、トラップを仕掛けていました。今朝のトラップ確認では1匹だけの捕獲と少しさびしい結果となりましが、「本当にとれると思っていなかった」と高校生たちも興奮気味でした。

午後からのポスター製作は、日台の高校生が合同で8グループを形成し、これまでで印象に残ったプログラムについて短時間で作製するものです。なかなか言葉が通じない中、片言の英語や身振り手振りでコミュニケーションを図ります。シャイな高校生の中には、6日間でほとんど台湾人高校生と会話する機会のない子もいましたが、このときばかりはそうもいきません。みんな必死で"伝えよう"とする姿が見られました。描きあげた努力の成果をそれぞれ5分程度でみんなの前で発表をしました。

最後に閉会式です。日本の高校生たちは台湾の高校生一人一人にメーッセージ色紙と折り紙を贈ろうと、昨日の夜遅くまでホテルの部屋で準備をしていました。
6日間寝食を共にした高校生とはようやく打ち解けたところでお別れするのが辛く、色紙を渡すところで感極まる高校生も見られました。
明日は、とうとう最終日です!

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木洋平


  

(左)昨晩仕掛けたハープトラップをワクワクしながら調べると、(中) あっ、何かかかってる!(右)動物園の講義室では、台湾の哺乳動物学界の重鎮、林良恭教授による台湾のコウモリ類についての講義がありました


  

(左)ハープトラップにかかっていたテングコウモリの一種(Murina sp.) (中)実物を手に、コウモリ類の測定法を習う (右)班ごとに二題ずつ、日・台の高校生が共同で、今回観察した生き物のうち特に面白かったもの、印象に残ったものをポスターで発表する準備を進めます


  
言葉の壁もなんのその、身振り手振りに筆談も交えて意思疎通もスムース

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(左)参加者全員を前に発表会。なんとか自分たちの想いを伝えようと必死です。(中・右)お互い評価しあった結果、特に評価の高かった3題には賞状と記念品が送られました。


  
(左・中)日本の高校生たちは、前夜ホテルで遅くまでかかって最終日に台湾の高校生たちに渡す記念品を手作りで準備していました。(右)記念品を渡す高校生たち。

  
ポスター発表会の終わった会場で記念品を渡す高校生たち。台湾の高校生たちも、様々な手書きメッセージを準備してくれていました。

  
(左)いよいよお別れ。バスの中と外、手を振りあって別れを惜しみます
(中・右)最後の夕食はホテルでの本格的な中華料理。大皿に盛られてくるのを各々が小皿に取り分けて味わいます
「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾5日目」です。
今日は朝食後にホテルからバスで15分の台北市立動物園に直行、1日動物園内で過ごし、多彩なプログラムを実施しました。
本日のプログラム
・動物園遊歩道における生き物観察
・動物園内の昆虫館見学
・野生動物の追跡調査体験
・キノボリトカゲの食性調査
・コウモリトラップの設置
・夜間生物観察

キノボリトカゲの食性調査は、毎年多くの高校生が印象に残ったプログラムとして挙げる人気の調査メニューですを。高校生たちが体験した調査方法は、極力トカゲの身体を傷つけずに胃の内容物を調べるものなのですが、実際に生きたトカゲを使って実施するので、どの生徒も真剣そのものです。
今回のツアーでの夜間観察では、過去の開催と比べて多くのヘビを観察することができました。普段ヘビを至近距離で観察する機会はほとんどありませんが、今回は、ひとはく太田先生と池田先生、台湾の専門家がヘビの出現ごとに詳しい解説をしてくださり、安全を確保した上で実際に触れることもできました。
プログラムの合間の休憩時間には、誕生日を迎えた日本人女子高校生と、グループリーダーを務めてくれている台湾人ボランティア大学生の二人へバースデーソングとお誕生日ケーキのサプライズがありました。台湾側主催者のご好意に感謝です!
今日で大半の生物調査体験を終え、明日は日台高校生の交流がクライマックスを迎えます。

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木洋平

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葉の上で獲物昆虫を待ち構えるハナグモの一種  動物園内の歩道を歩きながら生き物を探す

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何かが見つかる度に足を止め、実物を前に講師の解説に聞き入る

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(左)動物園内で電波発信機をつけたカメを探してみる
(右)この日が誕生日の日台それぞれの参加者にハッピーバースデーの歌とともにサプライズでケーキが!

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間近で見ることができた台湾固有のカササギの仲間ヤマムスメ(Urocissa caerulea)と、その飾り羽を拾いご満悦の布野先生

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動物園内で捕まえたスウィンホーキノボリトカゲ(Japalura swinhonis)に口から管を入れ胃内容物を吸い出す実習
「ちょっとごめん、君たち朝ごはんにどんな虫を食べた?」

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コウモリ類を捕獲するためのハープトラップを動物園内の歩道に仕掛ける

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(左)カタツムリ類を専門に食べるセダカヘビ(Pareas atayal)登場
(右)続いてタイワンオオガシラ(Boiga kraepelini)も登場

第3回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾 4日目です。
2泊3日の日程で滞在した東眼山に午前中に別れを告げ、台北市内に帰ってきました。今日は1日生き物観察を小休止し、台湾の高校生との交流や文化を学ぶことを目的に、市内各所をめぐりました。

本日のプログラム
・龍山寺参拝
・龍山寺周辺のお店でグループごとに昼食
・国立故宮博物院見学
・公館夜市(ナイトマーケット)にてグループごとに夕食


龍山寺


土曜日ということもあり、どこも多くの人手で賑わっていたことや、時間的な制約があったことから、じっくりと巡ることは叶いませんでしたが、龍山寺と故宮博物院では、主だったものは全員が見学でき、高校生たちに台湾の文化の片鱗を感じてもらえたのではないでしょうか。

また、今日は台湾でポピュラーな料理をお店で味わうことができました。夕食の後の集合時には、今回ボランティアリーダーとして参加している大学生が購入してきた"臭豆腐"の味見をしてみる輪ができ、ここではとても盛り上がりました。
独特の香りのするこの料理、みんな尻込みをしていてなかなか食べようとしませんでしたが、結局、その場にいた日本人のほぼ全員が挑戦しました。"意外に全然いける!"との声が多かったです
明日は台北市立動物園に戻り、様々な生物調査体験を実施する予定です。

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木洋平


  

  

  

  

  

  

8月4日のワークショップは、昨年大人気だった「アクアリウムをつくろう!」を行いました。

アクアリウムのテーマは「深海」
ダイオウイカをはじめとする、深海のいきものたちのパーツを使ってアクアリウムをつくりました!

まずはじめにお話を聞いてから、アクアリウムつくりに挑戦です。

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潜水艦に絵を描いて、パーツをホッチキスでとめていきます。

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パーツができたらキラキラパウダーと貝殻を入れて、水を入れていきます。

そーっとフタを閉めたら......アクアリウムの完成です

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みなさまお疲れさまでした!

明日、8月5日(日)はイベント盛りだくさんのキッズサンデー!
アクアリウムをつくろう!」は明日も開催します。先着20名様の数量限定です。

みなさまのご参加を、スタッフ一同心よりお待ち致しております!

フロアスタッフ ふじわら さき
8月2日,この7月に,新たに赴任された環境省の外来生物対策室室長が人博に来館.ヒアリを始め,外来アリ問題対策の今後の方針について,協議を行いました.そのあと,一緒に,神戸市に向かい,神戸港コンテナヤード視察や神戸市環境局でのヒアリ対策進捗状況について意見交換を行いました.そして最後に,西宮市にある兵庫医科大へ,毒虫刺噛被害の専門家・夏秋先生のとこへお伺いして,ヒアリ健康被害対処法について,医学的知見からのご意見を伺いました.
 今回の協議では,対外的な課題として,ヒアリの国内侵入頻度を減らすために,中国とのヒアリ対策協働体制を早急に構築するための手立てについて提言を行いました.国内の課題として,ヒアリ定着阻止のためには,市民や企業との協働による早期発見の仕組み構築が必須であることから,リーフレットなどの改定など啓蒙普及活動を,より強化すること.さらに,国が直接的にできることには限界があることを踏まえて,地方自治体がもっと積極的にヒアリ対策に取り組んでいけるよう,その支援や協力体制を早急に構築していただけるように提言しました.神戸市や兵庫県,京都府,岡山県など,ヒアリを始めとする外来生物問題に先進的な取り組みを進めている地方自治体がある一方で,国ませのまま,具体的な対策の策定に踏み出さない地方自治体も,まだまだ,多いように思えます.ヒアリの直接的な被害から,住民の暮らしを守る具体的な取り組みは,やはり地元の地方自治体にしかできないことです.今後のヒアリ対策の方針としては,法整備や予算的措置を含めて,国と地域の役割分担を,どのように展開していくのかが,特に,重要な点ではないかとお話ししました.もちろん,国と国,国と地方,役所と役所など,課題をクリアーしていくためには,乗り越えなければならない様々な壁があり,すぐに実現できる課題もあれば,実現に時間がかかる課題や.時には,泣く泣く方向修正を図らないといけない課題も出てくるでしょう.そんな時に,少しでも良い知恵を絞り出せるように,「思索し,提言し,行動する博物館」として,シンクタンク活動においても,尽力できればと思っています(系統・昆虫 橋本佳明)
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第3回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾 3日目です。
今日は1日東眼山に留まり、周辺の生き物観察や、コケ植物の標本作成方法を学びました。
本日のプログラム

・野鳥観察
・遊歩道沿いでの生物観察
・コケ植物の標本作成
・夜間観察


アオタテハモドキ Junonia orithya

今年は鳥類を専門とするひとはく布野先生が講師陣に加わったことで、3回目にして初めて野鳥観察のプログラムが組まれました。どちらかというと昆虫や植物など、地上近くにいる生物を好む高校生が多い中、上を見上げて双眼鏡で鳥を観察する体験は新鮮だったようで、みんな楽しそうに取り組んでいました。

ひとはく秋山先生指導によるコケ植物標本作成に取り組んだあと、フィールド調査に出かける予定が、突然の雷雨により急遽中止に。時間を持て余すかと思えば、みんな小さい頃に覚えたあやとりや折り紙を思い出しながら、台湾の高校生たちに教えはじめました。結果的に台湾の高校生との距離が一気に縮まり、休息を取りながらの楽しい時間が過ごせました。
夕方には雨もあがり、夜間観察は予定通り実施しました。雨上がりのせいなのか、3種のヘビを発見し、太田先生の詳しい解説を聞きながら、みんな熱心に写真を撮っていました。

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木洋平

  
シロテンハナムグリ Protaetia orientalis   林道沿いの斜面で蘚苔類の観察・採集

  
林道沿いの斜面で蘚苔類の観察・採集  採集した蘚苔類の試料を用いて秋山先生指導のもと標本作成

  
雷のため外出できなくなった時間を使って日・台高校生の交流   あやとりの実演も

  
さすが高校生どうし!折り紙も一緒に楽しんでどんどん打ち解けていきました

  
打ち解けていい笑顔です          朝食前の野鳥の観察会

  
(左)観察会で声を聞き、姿を拝むことができたゴシキチョウ Megalaima oorti
(右)見事な保護色と擬態のアイフィンガーガエル Kurixalus eiffingeri

  
(左)タイワンアオハブ Trimereurus stejnegeri の体の構造を観察しているところ
(右)夜間のライトトラップの様子


第3回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」2日目です。今日は午前中に台北市立動物園から、バスで2時間ほどの距離にある東眼山自然教育センターにやってきました。
この施設は標高1000メートル近くの場所にあり、動物園とは生物相が異なります。
特に今日は過去2回の開催で見られなかった生物がたくさん観察でき、高校生たちも興奮の1日を過ごしました。
本日のプログラム
・野鳥観察
・東眼山に移動
・東眼山自然教育センター指導員による施設や周辺で見られる生物の解説
・遊歩道沿いでの生物観察
・夜間観察

このツアーでは、台湾の主催者側がたくさんのフルーツを準備してくださいます。
今日は日本ではなかなか見ることのできない生のライチが出ました。日本で食べられる冷凍のライチと違い、非常にみずみずしくて美味しいです。日本の高校生たちは、ライチの簡単な剥き方を教わりながら、たくさん頬張っていました。
東眼山は奥深い地にあり、通信環境があまりよくありませんが、可能な限り高校生たちの様子をお伝えします。

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                     公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
                                佐々木洋平
8月1日に,人博の教職員セミナーで,「外来種問題を,どのように,学校で教えれば良いのか」について,ヒアリの例に,4時間ぶっ通しで講義を行いました.
 まずは,もともと南米のアリだったヒアリが,ヒトの経済活動のグローバル化に伴って,北米,そして環太平洋地域に分布を広げ,最悪の侵略的外来アリになったことを講義し,なぜ,ヒアリが最悪なのかを,社会性昆虫としてアリの生態から解説しました.そして,外来種問題を教える上で,先生方が理解しておく必要がある「人為的移入と自然分散」,「外来種の生態的解放」,「地理的障壁と固有種の進化」「共進化と生物多様性の増大・維持の仕組み」について,イラストなどを駆使して,できるだけ平易に,わかりやすく講義を行いました.例えば,ヒアリが,海上コンテナ輸送によって,たった60年ほどで3大陸に分布を拡大したように,外来種の場合,その生物が本来持っている移動能力を超えて,短時間に,長距離の分散が起こります.その結果,分布拡大地で在来の生物たちと共進化する余裕も与えられず,さらに,本来の生息地にいた天敵や競争相手がいないために,異常に増殖してしまうのです.その結果,在来の生物を駆逐し,人の暮らしにも被害を及ばすことになるのです.
 外来種問題は,人の営みが引き起こした問題です.人が責任を持って外来種問題の解決に取り組むしかありません.そして,そのためには,外来種問題を正しく知って,正しく理解し,正しく行動できる社会の実現が不可欠です.これから社会の主流となっていく子供達に,どのように外来種問題を教えていくのか,その手助けに,少しは尽力できたかと思っています.実際,講義の後のアンケートでは,「これまでで,最高に役に立つ講義」だったという感想も頂けました.また,セミナーでは,実物のヒアリやアカカミアリ標本を観察して頂き,その見分け方も伝授しました.子供達の安全を見守る先生方のヒアリ不安症を,少しは解消できたかなとも思っています(系統・昆虫 橋本佳明)
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とてつもなく暑いですね・・・
でも、虫たちは、元気ですよ。

恒例の「むしむしたいけん」ですが、昨年に引き続き、県立有馬富士公園「出合いのゾーン」内にある「キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)」にて、開催します。

8月11日(土・祝)・12日(日)・14日(火)・15日(水)の4日間です。
(13日(月)は、キッピー山のラボが、お休み。ひとはくは開館しています)

ひとはくから車で15分くらいです。申しわけないですが、公共交通機関でのアクセスは、とても悪いです。

時間は、11:00〜16:00(お昼休みあり)

参加費は、2歳以上、お一人100円。小学3年生以下の児童は保護者同伴でご入場ください。同伴の保護者の方も、お一人100円。ご協力をお願いいたします。「魔法のスタンプ」を押しますので、何度でも再入場いただけます。

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昨年のようすをもっと見る(その1)
昨年のようすをもっと見る(その2)

キッピー山のラボでは、この夏も、ちっちゃな子どもたち向けの「むしさんデビュー」や、「あさむし」など、むしむし体験イベントがたくさん!

くわしくは、お問い合わせください。
TEL:079−569−7727(代)
HP:http://kippy-labo.wixsite.com/kippy-labo

(八木 剛)

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教職員や学校を利用した地域活動をしている皆さん、人間と自然や環境に関わる活動をしている市民団体とNPO・NGOの皆さんへの呼びかけです。
 研究紀要「人と自然 Humans and Nature」編集委員会では、論文(原著論文・総説・報告・資料)の原稿と、意見や書評、さらにそれらに分類できない論文以外の原稿を募集しています。教職員の皆さんは、夏休みの間に普段とは違った活動をしようと張り切っておられることでしょう。また市民団体とNPO・NGOの皆さんは、長年、取りためたデータをまとめ、全国に発信する良い機会です。

 夏休みを活かして、論文原稿や論文以外の原稿をまとめてみませんか?

 論文の掲載には、博物館内外の専門家による審査があります。論文以外の原稿は研究紀要編集委員会の承認があれば掲載されます。
 専門家からは、通常、2、3回の書き直し要求がありますので、場合によって博物館の研究者と連絡をとり、その研究者に共著者になってもらって投稿をするのも良いかもしれません。
 10月中旬までに審査を通って受理された原稿は、その年の12月までに掲載する予定です。それまでに受理が出なくても、じっくりと書き直せば、次の年には掲載されるはずです。皆さまのご投稿をお待ちいたします。

 投稿締め切りが廃止されました。原稿に投稿カード(http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/seiri-form.xls)を添えてご投稿下さい。メールの添付書類でお送り下されば結構です。コンピュータが使えないなどの特別な場合を除いて、郵送はしなくてかまいません。その他、必要なことは投稿規定(http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/bosyu&toukoukitei.html)に書いてあります。投稿規定を、よくお読み下さい。何かわからない事があれば、三谷雅純までメールでお問い合わせ下さい。

投稿先・問い合わせ先:研究紀要「人と自然 Humans and Nature」編集委員長 三谷雅純 宛て
mitani(アット・マーク)hitohaku.jp[(アット・マーク)を @ に変えて下さい。]

 投稿を、心よりお待ちいたします。

                                                               研究紀要「人と自然 Humans and Nature」編集委員長 三谷雅純

7月30日のワークショップは「プラバンづくり」を行いました。
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プラ板とは...
プラスティックの透明板に絵を描いてオーブントースターで焼くと
薄い板が約1/4に縮んでしっかりした厚みになるものです。

今回は、今開催中の
コレクション展「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」
に合わせて、モルフォチョウやシジミチョウの下絵も準備しました。
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下絵を写したら、絵を切り抜いて焼きます。
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焼けたら、ヒモや飾りをつけて完成!可愛い作品ができました。

次回のワークショップは...
27(月)ぶんぶんゴマ
28(火)恐竜ストラップをつくろう
29(水)貝のストラップ
30(木)ラフレシアをまわそう!
31(金)ひょうごの妖怪缶バッジ  イベントはここをクリック☛

夏休みも8月に突入!
この暑い夏は、是非ひとはくへ涼みに来てください。
皆様のお越しをフロアスタッフ一同お待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ


日本と台湾の高校生計40名が台湾のフィールドで1週間、大学の研究者等から生物の調査手法等を学ぶ「第3回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」が今日から始まりました。
気温は日本とそれほど変わりませんが、やはり台湾は湿度が非常に高く、少し動くだけでも汗だくになります。そんな気候の中ですが、初日から高校生たちは精力的に動きました。
初日のプログラムは以下のとおりです。
・渡航
・台北市立動物園内にて顔合わせ
・動物園内見学
・歓迎夕食会
・動物園遊歩道での夜間生物観察

夕食会では、台湾の高校生から歓迎の色紙をもらい、みんなすごくうれしそうでした。
明日からのプログラムでよりたくさんの生き物と出会い、知識を深めるとともに、両国の高校生同士の交流が活発になってくる様子を見るのが楽しみです。

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                                      公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
                                                                              佐々木洋平



7月最後の日、31日のワークショップ「とびだせ!イヌワシ」
イヌワシのポップアップカードをつくりました。


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イヌワシの標本を見ながら、写生するようにじっくり描いてくださるお友だちや、イメージをひろげて描いてくださるお友だち...
いろんなイヌワシができました。
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折り曲げたカードを開いたとき、イヌワシが飛び出すときのみんなの笑顔!!
何度も開いたり閉じたりして楽しんでくださっている姿、空にかざして想像をふくらませている姿に触れ、スタッフも感激!し、うれしくなりました。

たくさんの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

(フロアスタッフ いしくら)

「暑いねぇ(@_@;)」があいさつがわりのような毎日ですね。
みなさん、暑さに負けず、夏休みを楽しんでいますか?

7/26(木)ワークショップ「ふうりんをつくろう!」をおこないました!
平日にもかかわらず、たくさんのお客様が来てくださいました☆彡

紙コップに絵を描いて、ひもを通し、その先に鈴をつけます。
風に揺れると、チリン♪チリン♪と音がなるよ!
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さぁ、つくってみましょう!
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かわいいオリジナルふうりんが出来上がりました!!
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ご参加のみなさま、ありがとうございました!!

夏はまだまだこれから!
ひとはくでは、たくさんのイベントをご用意してます。
イベントスケジュール夏休み特大号をチェックしてみてくださいね!!←詳しくはここをクリック!
みなさまのお越しをお待ちしております(*^_^*)

フロアスタッフ かどはま
「ひとはく夏の陣」とも呼ばれる教職員・指導者セミナーが、7月30日(月)から始まりました。

このセミナーは、小、中、高等学校、特別支援学校、幼稚園、保育園の教職員の方や、環境体験学習等を指導されている方々を対象として8月3日(金)まで開催されるものです。子どもたちの興味関心や深い理解につなげようと、先生方が熱心に受講くださいました。

第1日目のようすをご報告します。
G01小さな子どもの指導者向け 身近な植物観察の仕方 比較的低い年齢層の子どもたち向けに身近な植物の観察を行う場合のセミナーです。深田公園での実際の植物の観察を含めてセミナーを行いました。
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G02千葉と兵庫のチバニアン マスコミでも話題となった「チバニアン(千葉時代)」ですが、約78~13万年前の地質時代の国際的な名称が千葉県市原市の地層を基準にチバニアン(千葉時代)と呼ばれることになりました。手前は、博物館所蔵資料のチバニアンの約78万年前の境界を含むボーリングコアです。
  

G03石ころから学ぼう! 受講された方々が学校周辺で採集して持参された約20個の石ころを観察し、石ころ標本セットを作成しました。石ころを通じて地球の歴史の一コマを解き明かしていこうとしています。右写真はどんな年齢層の子どもたちが地球科学的な事象に興味を持つかを恐竜を例に説明しています。
  

G04植物体の内部構造を調べる 実際に植物の茎や葉を切ったり、表皮を剥いだりしてプレパラート作りの実習をし、顕微鏡を用いて細胞レベルで構造を観察しました。右写真は、茎の維管束の構造について、顕微鏡を用いて観察しています。
  

G05デンデンムシとダンゴムシ 身近にいながらその割には生態の解明には至っていないダンゴムシですが、子どもたちへのアピールはピカイチです。深田公園の落ち葉の下からダンゴムシを捕まえて観察を行い、授業に生かすことを考えました。
  

連日35℃を越える猛暑の中、また学期末の面談等でお忙しいなか、セミナーを受講していただいた先生方、お疲れさまでした。この教職員・指導者セミナーは今週いっぱいまで行いますが、セミナーに関係するかどうかに関わりなく、またひとはくをご利用ください。

生涯学習課 竹中敏浩



7月上旬は、暑い暑い日照りが続いたかと思えば、大雨の影響もあり、様々な場所で多くの影響があったのではないかと思われます。

そんな状況の中、夏休みの自由研究のため、小学生女児とお母様がご来館くださいました。

今回の豪雨で田んぼや水路が激しく増水し、普段は見かけない子ガメを、道で発見したとのこと。

どこから流されて来たのかもわからず、保護も兼ねて自宅で飼育し観察することにされたそうです。

カメを飼育するにあたり、ご自分で色々調べているとのことでした。

両生類や爬虫類の図鑑を監修しているひとはくのカメ博士 太田研究員よりアドバイスを受ける事に!

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事前に調べた資料をもとに質問をされていました!

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ニホンイシガメの子どもでした!
太田研究員によると、50~60年位前より輸入されて日本にやって来たアメリカミシシッピアカミミガメの野生化したものが増えているのに比べて、在来種のニホンイシガメは数が減っているそうです。
太田研究員より、見分け方のポイントを教えて貰いました。(甲羅のギザギザなど)
メスかオスか見分けるにはまだ早いとのことで、あと数年経てばわかるそうです。

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これは、ニホンイシガメの糞です!
市販の亀の餌を与えているとのことで、餌と同じ色でした!

外来種による固有種への影響が問題視されていますが、
自然災害による突然の環境の変化も、生き物に与える影響が大きいということを実感しました。


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こちらのご家族は、自由研究のために、四季を問わず自宅近くの水路で生きものの採取と観察を続け、博物館に調べに来られました。
三橋研究員より、見分けるポイントなどを教わりながら、同定をしています。

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アルコールに浸けて保管されていたものを、乾燥しないように水に浸して観察しました。

ひとはくでは、夏休みの自由研究や高校生の課題研究に役立つ セミナー行っております。
詳しくは こちらのブログをご覧ください。

   フロアスタッフ てらお


7月29日(日)に
はかせと学ぼう!~ひょうごの妖怪~を行いました!


解説は妖怪はかせの大平研究員です!
プロフィールはこちら



自然豊かな兵庫県にはたくさんの妖怪がすんでいると言われています。

みんなは妖怪をみたことあるかな?!

ひょうごの妖怪○×クイズをしたよ!\何問正解したかな?/
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ひとはくで普段は未公開の妖怪の資料を特別に公開
妖怪について書かれた古い資料を見せてもらったよ!
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ひとはくのある三田市にも出現するカッパ!!
みんなでお皿をつくって、カッパに変身!
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最後に記念撮影!とてもよく似合っているね
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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。


次回のはかせと学ぼうは
8月13日(月)~形であてる化石クイズ「さわってアンモ」~
箱の中に入っている化石をさわって形だけで種類をあてるクイズにチャレンジしてみましょう。
化石はすべて本物です。
場所:4階オープン・ラボ  時間:13:00~15:00        



みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

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27日(金)夏休みワークショップ

「ペーパークイリング」をおこないました。

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何をつくろうかな?お母さんも一緒に・・・
細長い紙をくるくる巻いて、好きなものをつくっています。



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兄弟3人の作品完成です!!!



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いろんな作品が完成しました。
たくさんご参加いただき、ありがとうございました。

 

夏休みのイベント、まだまだたくさんあります。

7月ワークショップ

30日(月)「プラ板づくり」

31日(火)「とびだせ!イヌワシ」

 

8月イベントスケジュール

 

博物館で夏休み、楽しいひとときを過ごしませんか?

皆様のご来館、心よりお待ちしています。


フロアスタッフ  にしぐちひろこ

 

7月26日,東播磨県民局で,ヒアリとアカカミアリ対策について講習会を開催してきました.

ヒアリなどの外来生物問題では,港湾地域での水際対策にばかりに関心が払われがちです.しかし,ヒアリやアカカミアリが発見される場所は,実は,内陸部の事業所敷地内が圧倒的に多いのです.これは,海外から運ばれてくるコンテナは,輸送途中の盗難などを防ぐために,輸出先で封印され,発注主のところに届いて,初めて,開封されるからです.さらに,優秀な日本の物流システムでは,港に陸揚げされたコンテナは,早ければ1日か2日で内陸部の事業所に陸送されてしまいます.このため,ヒアリやアカカミアリの定着を防ぐには,水際だけではダメで,内陸部の事業所の方々との協働が極めて重要になるのです.

播磨地域は,神戸,阪神地域と並ぶ,鉄鋼、造船、機械などの産業が集積する兵庫県の大都市地域です.このため,中国をはじめ海外の様々な国から,神戸港に陸揚げされたコンテナが,この地域に運ばれてきます.西播磨県民局に続いて,東播磨県民局でも,ヒアリとアカカミアリの講習会を実施したのは,播磨地域も外来生物問題の最前線にあるからです.
この日も猛暑でしたが,製造業や物流産業など様々な業種から,41名もの方に参加頂けました.講義では,一旦,ヒアリやアカカミアリの定着を許せば,健康被害だけでなく,経済活動へも大きな損害を与える続ける存在であることや,女王アリを見つけて完全駆除することは非常に困難で,侵入発見時に適切に対応することが,唯一の防除策であることなどを,お話しました.また,ヒアリやアカカミアリの標本を持参し,実物の観察会も行いました.みなさん,やはり,ヒアリやアカカミアリが,こんなに小さいのかと,驚かれていました.テレビなどの画像からは,殺人アリと報道されたこともあり,もっと巨大なおどろおどろしいアリのイメージがあるようです.

今後も,尼崎市や川西市,奈良県などで,続けてヒアリとアカカミアリの講習会を実施する予定になっています.しばらく,猛暑が続くようで,移動だけでも,かなり消耗しますが,人博が掲げる「思索し,行動し,提言する博物館」をモットーに,ぶっ倒れないよう気を配りながら,頑張ります(系統・昆虫 橋本佳明)
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ひとはくは、゚。+。キラキラ光る ゚。+。美しい鉱物がたくさんあります。


●●● 2F展示室「元素の原料になる鉱物」コーナー ●●●

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元素の原料のほとんどは鉱物です。


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▲同じ緑柱石ですが、水色はアクアマリン(左)、緑色はエメラルド(右)です。


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▲バラの花の形をした石膏(砂漠のバラ) (左)、孔雀石(くじゃくせき) (右)

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▲金によく似た黄鉄鉱(おうてっこう) (左)、石英(水晶) (右)

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閃亜鉛鉱(せんあえんこう) (左)、ブラックライトをあてると光る 蛍石(ほたるいし) (右)



●●● 1F展示室「動く大地」 ●●●

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ひょうごの岩石と鉱物コーナーでは、世界でもまれな白いヒスイが展示されています。

ヒスイというと緑や青が目に浮かびますが、白いヒスイはめずらしいですよ。


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▲大きな紫水晶もあるよ(左)、さわれる紫水晶(右)は4F鉱物コーナーの引き出しに


★夏休み期間(~8/31まで)は  無休 で開館しています。

フロアスタッフまつだ

たいへんな暑さの中ですが、待ちに待った夏休みが始まりました。
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さて、この時期、多くの小学生・中学生は夏休みの自由研究に取り組むことと思います。また、高校生の中には、課題研究や自然科学系部活動の研究をこの夏休みに取り組む人たちも多いと思います。
そんな小・中・高のみなさんをひとはくでは、展示や収蔵品の資料、セミナーやイベント、図書等で応援したいと思います。どうぞひとはくに実際にご来館いただくか、Webサイトのひとはくを訪れていただき、存分にご活用ください。

何を研究したらよいか分からない、どんなことが自由研究になるだろう★★

★7月・8月にさまざまなセミナーやイベントを行っています。植物の観察、化石の発掘体験、さかなの解剖、泥だんごなどのセミナーやイベントからヒントをつかんでください。

 >>7月の一般セミナー(申込が必要ですが一部まだ間に合います。)
 >>8月の一般セミナー(申込が必要です。一部は締め切らせていただきました。)
 >>オープンセミナー(申込不要。当日参加OK。)

 >>イベントスケジュール夏休み特大号
 >>イベントカレンダー 7月 8月

★ひとはくサロンの図書レファレンスコーナーでは、小学校の自由研究から高校のSSH課題研究に役立つような本や図鑑を集めて置いています。一度ご覧ください。
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 ひとはくの蔵書の中から、自由研究や課題研究のヒントになりそうな本を集めました。小・中学生の自由研究については現役高校生の意見も取り入れて集めています。

研究していて分からないことが出てきた、名前が分からない★★

★昆虫の名前調べや、岩石を調べたりするセミナーを行います。
 >>7月の一般セミナー(申込が必要ですが一部まだ間に合います。)
 >>8月の一般セミナー(申込が必要です。一部は締め切らせていただきました。)
 >>オープンセミナー(申込不要。当日参加OK。)

★ひとはくには、昆虫や植物、岩石・化石、都市計画などの専門の研究員がいます。来館して直接質問してもらっても結構です。実物を持参してくだされば、より的確な回答が可能になります。ただし、研究員は夏休み中も講演や講習会に出かけていますので、博物館にいることを事前に電話などで確かめてから来館してください。

★ひとはくのWebページの「お問合せ先」の「お問い合わせ入力フォーム」から質問する方法もあります。ただし、回答には少し時間を要する場合もあるのでご注意ください。写真等を送られる場合は鮮明なものをお送りください。
 >>お問合せ入力フォーム

研究はできたけどまとめ方が分からない、どうしたら見やすくまとめられるだろう★★★

★ひとはくサロンのカウンター横には、ひとはくの研究員が発刊した論文が置かれています。論文の抜き刷りはお持ち帰りいただくこともできます。こんな論文を参考にしながらまとめてみてください。高校生の課題研究はもちろんのこと、小・中学生の自由研究でも項目の立て方は、同じです。
ひとはくのWebページには論文の簡単な紹介も掲示しているので参考にしてください。
 >>ひとはく研究員の発表論文紹介(2017年)
 >>ひとはく研究員の発表論文紹介(2018年)

hitohakuhakase150x150.jpg ひとはくの展示やセミナーなどをきっかけに、ナチュラリストをこころざす児童・生徒諸君が現れてくれたら、たいへん嬉しく思います。

生涯学習課 竹中敏浩

今年度ひとはくは、標本資料の面白さや標本を用いた自然の読み解き方を解説する収蔵品スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」を1月を除き毎月第2日曜日に開催しています。160万点を超える収蔵資料をフル活用したいという思いで進めていきますので、よろしくお願いします。


第2回は7月22日(日)に、「海の無脊椎動物たち~イカタコエビカニ~」と題して、イカやタコなどの頭足類およびエビやカニなどの甲殻類の標本約100点(魚類に寄生するウオノエ科標本、日本海の中・深層性エビ類標本、兵庫県相生市の干潟のカニ類標本などを含む)の展示を行いました。
また、相生で小学生ながら素晴らしいカニの観察を継続している"相生カニカニブラザーズ"こと、大角一尋くん、大角涼斗くん兄弟を招いて、ひとはくの和田年史主任研究員と共に、「カニって、すげぇ!」と題したギャラリートークを開催しました。ここではギャラリートークを中心にご報告します。

  
"相生カニカニブラザーズ"こと、大角一尋くん、大角涼斗くん兄弟によるギャラリートーク「カニって、すげぇ!」です。
まずは、カニカニクイズ。カニのことをよく観察している"カニカニブラザーズならではのクイズでした。写真は「あわをふくのはなぜ?」でした。

  
続いて、カニの足の自切についてのクイズ。どこの部分を切り離して逃げるか、自分で観察してクイズにしているからこその説得力です!
ギャラリートークのあとは、カニに実際に触れてみての観察です。最初は少し尻込みだった子どもたちが。。。

  
しだいに黒山の人だかり。小学生たちにとってやっぱりカニは面白い!ですよね。
カニの動きに子どもたちの歓声がたくさん上がっていました。

この収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」、次回第3回は8月12日(日)、「美麗な蝶類標本~江田コレクションの魅力~」(担当:橋本佳明主任研究員・山内健生主任研究員)です。ご参加のうえ、世界中の美しい蝶をどうぞご堪能ください。

生涯学習課 竹中敏浩

みなさん こんにちは!

7月22日(土)に、ひとはく探検隊「水辺のいきものを捕ろう!」を行いました。

隊長は高橋鉄美研究員でした。

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道具の使い方を教えてもらい、深田公園のビオトープにGO!

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エサを入れたかごを仕掛けます。

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しばらく待つ間に、網で探します。

水草でわかりにくいけど、ミナミヌマエビやヤゴ、アメリカザリガニの赤ちゃんが入っていました!
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いよいよ かごを引き上げると、大きなアメリカザリガニをゲット!
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猛暑の中、ご参加頂きありがとうございました。

次回のひとたんは、8月26日(日) 福本隊長の「ひとはくってなぁに?」です。
みなさまのご参加をお待ちしております。

フロアスタッフ てらおゆみこ












24日(火)は夏休みワークショップ第一弾!
「ひとはくぬりえ」をおこないました~!

表紙に絵を描いたり、飾り付けをして、
オリジナルのぬりえ本をつくりましょう☆

図鑑を見ながら、細かいところまで丁寧に描いてくれました。
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(昆虫と恐竜はやっぱり大人気!ツノがかっこいい!)

世界で一つのぬりえ本ができた!
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カラフルで、見ていてうきうきしますね(^▽^)
お家に帰って、ひとはくを思い出しながらぬってくれると嬉しいな...

夏休み、お外で遊ぶのもいいけれど...ぜひ!ひとはくへお越しください!
楽しいイベントがいっぱい!ステキな出会いが待っていますよ♪

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7/21(土)は暑い夏にぴったり!
フロアスタッフとあそぼう「うちわづくり」を行いました~!

今回のテーマは"ダイオウイカ"
まだまだ謎がいっぱいのいきものです。

さっそく、うちわづくり開始!
海の中を泳ぐダイオウイカ、すごい迫力!
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うら側には、自由に好きな絵を描いたよ(^^)
図鑑をみながら、本物そっくりに描いてくれたお友だちも!

作品の一部を紹介!
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このうちわで暑い夏を乗り切ろう!

みなさん~熱中症には気をつけて、楽しい夏休みをすごしてね(^^)

ご参加ありがとうございました~!

(フロアスタッフ きただに さやの)

ヒトの<こころ>の進化などー2

障がいのあるネアンデルタール人は幸せだったか?ー2

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 イラクのシャニダール洞窟で見つかったネアンデルタール人の男性がシャーマンだとしたら、どんなことしたでしょう? 狩猟や採集を生業(なりわい)とするピグミーの、人と人との付き合い方を考えれば、威圧的に振る舞い、時には仲間にとっても危険な存在であるシャーマンだった。わたしには、そんなふうに思えます。

 もちろん、これは空想です。空想ですが、根拠はあります。

 第一にネアンデルタール人の<こころ>――現生人類とは種(しゅ)が違うのですから、<こころ>の進化の有様(ありよう)もどこか違うでしょう。しかし基本は同じはずです。なぜなら、現生人類とネアンデルタール人は交雑できるほど遺伝情報が似ていたのです。現実に、我われの遺伝子の1.8 パーセントから2.6 パーセントがネアンデルタール人に由来するものだとわかりました。ネアンデルタール人のゲノム解析は、2例成功しているそうです(ナショナル ジオグラフィック, 2017) (5)。そうすると、<こころ>のあり方も、違うのだけれど、どことはなく似ている。それが当然だ。そんな気がします。

 第二に、現生人類である障がいのあるピグミーの生活からの類推です(戸田美佳子, 2011 (6); 2015 (7))。

 戸田美佳子さんはカメルーン南東部の熱帯雨林に分け入って、民族名を「ヤンゲレ」や「ボマン」と自称する農耕民と、民族名を「バカ」と自称するピグミーが住む村で、村人とともに暮らしながら障がい者の生活を記録し考察しました。人類学の記録ですが、障害学という学問――障がいを医学的にだけ捉えるのではなく、誰でも持っている多様性の一部と捉えるならどう考えるべきか、どう振る舞うべきかを考察する学問 (8)――でもあります。

 「農耕民と狩猟採集民が一緒に住むシチュエーションは考えにくい」と感じられている方が多いでしょう。でも、わたし達の住む東アジアでも、かつては山里の農家と山の上に住む猟師が物ぶつ交換をした――農家はアワや大根といった作物を、猟師は獲物の新鮮な肉や乾燥した皮を持ち寄って交換した――例はどこにでもあったことです。ことによると、それが市場(いちば)の始まりであったのかもしれません。アフリカでは農耕民が地球規模の乾燥化によってサハラ南部のサバンナを追われ、もともと森に住んでいたピグミーと、偶然、出会い、共存しました。現在の農耕民はディアスポラ(故郷喪失者)の子孫ということになります。

 戸田さんが調べた障がい者は、ヤンゲレとボマンと自称する農耕民がそれぞれ一人ずつ、狩猟採集民のバカが二人の、計4人でした。ヤンゲレの男性:ノエルとボマンの女性:ソフィーはポリオに罹(かか)り、その後遺症で下半身がマヒしています。バカはいずれも男性で、一人:ジャノは失明し、もう一人:アインビは両下肢と右手が硬直しています。

 ノエルは生活習慣が違うバカから奥さんをもらいました。日常生活を助けてもらうためです。またミシンを使う裁縫技術を身に付けていて、カカオ畑の経営と共に現金収入を得る手段にしています。

 ソフィーも現金収入のためのカカオ畑を持っています。戸田さんの本や論文を読んでいると、ソフィーという人は障がい者だということを忘れさせるほどの働き者で、たいていの家事労働はこなします。自分ひとりでできない時は、親族の子どもに手伝ってもらってやっているようです。

 ジャノは中途失明者のようです。生まれつき目が悪かったのかもしれませんが、それでも本当に失明したのはつい最近のことのようです。ジャノは杖をついて歩き回り、元来は女性の仕事とされている台所仕事を手伝います。台所に行ってマニオク(=キャッサバ、イモノキの芋のこと)の製粉を手伝ったり、草刈りをしたりして、食料を手に入れています。

 アインビもカカオ畑を持っていますが、自分自身では畑の世話ができず、彼に代わって世話を頼める人もいないということで、ムスレムのハウサの商人に頼んで、畑を人に貸し出しています。写真で見ると、ピグミーが作るモングル (Mongulu) と呼ばれるドーム型のテントの家ではなく、農耕民と同じような土壁の四角い家に住んでいます。動き回れないので、普段はこの家で座って過ごすことが多いようです。

 狩猟の季節になると、アインビは狩猟採集民の血が騒ぐらしく、普段は動けないのに狩猟のリーダーとして森に入ろうとします。そんな時は同じバカの青年が背負って、狩猟キャンプまで連れていってくれるのだそうです。

 村から狩猟キャンプまでといえば、わたしの経験でも数十キロメートルはあります。それに、いくら小柄だとはいってもアインビは大人の男性です。それを背負って行くのです。森の中では、けもの道しかありません。わたしが若い時に背負える荷の重さは、長時間の歩行を考えると30キログラムが限度だったでしょうか。アインビの体重は50キログラムはあるはずです。いくら屈強なピグミーだといっても、限度を越えているように思えます。しかし狩猟の季節には、決まってアインビを背負ってキャンプに出るのです。アインビには、そのようにさせる魔力が備わっているかのようです。

    *

 このような障がい者の生活を、どう考えるべきでしょうか。日本で見るみじめさはみじんも見当たりません。それぞれ詳しく調べてみれば障がいゆえの弱さ、不便さはあるのでしょうが(障がい者でなくても、弱さ、不便さはあって当たり前です)、4人が4人とも、自分自身の制限の中で自由に生きています。そればかりか、男性/女性、農耕民/狩猟採集民、障がい者/非障がい者の枠(わく)を、軽がると越えているように思えます。戸田美佳子さんのお書きになった『越境する障害者――アフリカ熱帯林に暮らす障害者の民族誌』(7) のタイトルは、おのずと人が縛られる習慣や文化的規制、障がい者の場合は心身の状態ではなく社会の思い込みから受ける制限を越えて、おのおのが主体的に振る舞うさまを表現しています。

 「アフリカ熱帯林に暮らす障害者」には、日本のような福祉制度はありません。例えば、病院で診てもらったら、障がいが何級で、障害者年金がもらえるとか、もらえないとかいった行政の決まりは、あるのかもしれませんが、森の奥の村までは届きません。しかし、親族や村、村の中の複数のグループから生まれるコミュニティは相互扶助の助けとなっています。そして何よりも、一人ひとりの人が自立しているのです。言うなら、一人ひとりの障がい者は、暗黙の内に周辺に追いやられるのではなく、コミュニティの真ん中にいて、その他の人と同じように、その人なりの機能を果たしているのです。ことによったら自らが「障がい者」だという意識もないのかもしれません。(9)

 ネアンデルタール人のシャニダール1は、威圧的に振る舞い、時には仲間にとっても危険な存在であるシャーマンだったのではないか。わたしは、そう書きました。シャーマンは誰にでもなれるものではありません。シャーマンは「神」や「精霊」と交信し、「霊界」とこの世をつなぐ特別な人です。シャーマンであるためには、トランスと呼ばれる特殊な心理状態になって普通の人であることを止め、またその人がシャーマンであることを誰も疑わないだけの権威が必要です。「神」や「精霊」の言葉を伝えるのですから、人びとに対して威圧的であることは当然であり、「神」や「精霊」が怒ったら危険な厄災が引き起こされるのです。その危険を避け、村に平穏をもたらす術を知っているのも、またシャーマンなのです。

 シャニダール1が現代の福祉制度で言う「ケア」を受けたために、重度の障がいがあっても長く生きることができたという意見がありました。わたしは違うと思います。シャニダール1はコミュニティの中心にいて、他の人と同じように人としての機能を果たし、その上で長く生きたのです。

 シャニダール1は、ことさらに不幸であったとも、幸せであったとも思いません。ごく普通のネアンデルタール人として、自然体で生きたのだと思います。

 本稿は 2018年5月13日(日)に行った ひとはくセミナー「F01霊長類学 頭の体操(2018年版)」の内容を元に再構成しました。

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(5) 「ネアンデルタール人のゲノム解読、我々の病に影響」(ナショナル ジオグラフィック News, 2017.10.10)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/101000384/

(6) 戸田美佳子(2011)アフリカに「ケア」はあるか?―カメルーン東南部熱帯林に生きる身体障害者の視点から―. アジア・アフリカ地域研究, 10 (2): 176-219.
https://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/dl/publications/no_1002/AA102_5_toda.pdf

(7) 戸田美佳子(2015)『越境する障害者 アフリカ熱帯林に暮らす障害者の民族誌』(明石書店)
http://www.akashi.co.jp/book/b195995.html

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 なお「障がい者/非障がい者」というのは、わたしの書き方です。本当の意味で、世の中に「健常者」はいないのだが、今は「障がい者」の定義に含まれない人がいるという思いを表しています。

(8) 少し過激なことを書きます。わたしは、もうすぐ高齢者になる重度障がい者なのですから、過激なように聞こえても、ただ徒(いたずら)に過激というわけではありません。社会の主流派は決して口にしない(少なくとも、わたしの職場では耳にしたことがない)ことを書きます。

 ある社会に住む人びとが、この多様性なら認めてやろう、別の多様性は別の地域で住んで欲しいといった選別をするなら、社会の価値観は単調になります。現実にヒトは遺伝的に、あるいは文化的に多様な存在です。そして多様なヒトに、それぞれの生きがいや生き方を支える考えを認めるのが健全な社会だと思います。しかし、例えば日本の現状は厳しい格差社会であり、競争社会なのですから、特定の人は最初から競争に参加できず、社会の主流から外れた人生を選ばざるを得ない現実があります。男女格差や日本人と外国人の格差は歴然としてあり、例えば100メートル競走のような「競争」では、当然のことですが、高齢者や障がい者は「負けるのが当たり前」なのです。それなのに「(年齢や麻痺を考えない)公正な競争で負けたのだ」と言って、暗黙の内に社会の周辺化――生きがいや生き方を支える思想を捨て去ること――を強制する。わたしの目に日本はそういう社会に写ります。多様性が新しいイノベーションを生み出すことは事実ですが、その意見をよくよく聞いてみると「多様性を認めるふりをすればお金が儲かる」といった類(たぐ)いの、社会の主流派にだけ都合の良い、(その一方で「多様性」の当事者であるはずの周辺に生きる人びとには何の関係もない)お金儲けの話であることが多いように思います。

(9) 戸田さんの論文(2011)を読んでいると、「障害」にあたる現地の単語が出てきます。ただし、戸田さんは「調査地においては,「身体的障害をもつ人々,奇形,湾曲した体をもつ人々」の意味をもつ単語が存在する.バカ語では「ワ・フォア(wà póà)」,カコ語では「モ・ジェンティ(mojέmtí)」という.ジャノ♂やアインビ♂も,「ワ・フォア」である.さらに,運動面に障害をもっており歩くことが困難な状態にある人々を,バカ語で「ワ・クマ(wà kúmà:「脚が自由に動かない人々」の意味)」と呼ぶ.アインビ♂は特に「ワ・クマ」と認識されている./ただしこのような語には,「動かない」や「目が見えない」といった機能障害の状態を示す以上の社会的意味を見出すことは難しかった.つまりは,身体的な差異は,人々によって認識されているが,当該社会のなかで個々の人格の正当性を失ったり,可能性に影響を与える言説として語られてはいないのである.」(189ページ)と書いています。「♂/♀」は生物学では「オス/メス」を表しますが、人類学では「男性/女性」を表します。



三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

この日は化石発掘体験セミナーが行われました。

連休2日目、猛暑の中にも関わらず、30名以上の方が参加してくださいました。

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化石発見にいちばん大切なことは、よく観察すること!!これが発見への近道になります。

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       これ化石かな~??               細かく観察してくれています!

みなさんのけんめいな調査によって、骨のかけらやカエルなどの化石を発見することができました!

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        化石見つけたよ!                 発見の記念にピース!

発見された化石は、今後の貴重な研究資料となりますので、発見者のお名前といっしょに大切に保管させていただきます。


暑い中、本当にお疲れさまでした!


化石発掘体験セミナーは、7月以降も開催していますので、ぜひぜひご参加ください!

セミナー申し込みは博物館ホームページ、メール、ハガキ、FAXで受付をしております。

今年度開催日
8月5日(日)
8月12日(日)
9月16日(日)
10月14日(日)
3月24日(日)

▲くわしくは、上記の日程をクリックしてください。

申し込み締め切りまでに参加人数に満たない場合は、締め切りを延長する場合がございます。

詳しくは博物館のセミナーページでご確認ください。

(定員になり次第、締め切りとなります)


みなさまのお越しをおまちしております!

みなさん、夏休みの予定は決まりましたか?

7月~8月まで博物館は、アクアリウムづくり や アンモナイト化石のレプリカづくり など、
イベントがもりだくさんですよ!

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▲アクアリウムづくり(左)、アンモナイト化石レプリカづくり(右)

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>>イベントスケジュール夏休み特大号(7/21~8/31まで)

▲クリックで夏休みイベント情報が表示されます。







●●● 「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」 ●●●

ただいま博物館の4F、3F、2Fに世界の蝶類標本 600点以上が展示されています。

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万華鏡のようにキラキラした蝶がいっぱい!

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▲世界最大のチョウ、アレクサンドラトリバネアゲハ(3F)


>>モルフォ蝶の壁ー江田コレ展2018「美しき蝶たちとの出会い」見どころ案内①

 

●●● 恐竜ファルカリウス 全身骨格 ●●●

 

3F入口にあった首長竜クリプトクリダスは、
丹波市の「丹波竜化石工房ち~たんの館」に出張中(期間7/18~9/4まで)。


かわりに、ファルカリウスの全身骨格(レプリカ)がお出迎え。



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細くて長い首、前足に長いかぎ爪をもつ、テリジノサウルスの仲間です。

 

化石発掘体験セミナー

化石発掘セミナーは、2018年度より事前申込制になっております。くわしくはコチラ→★

 

★ 7/18~8/31の夏休み期間は 無休 で開館しています。

 

フロアスタッフまつだ

7月16日(月・祝)フロアスタッフとあそぼう丹波竜のハンコバッグをつくろうでした。

タンバ・ティタニスのハンコを紙袋に押してオリジナルのハンコバックをつくりました。

まずは、部分のハンコを組み合わせてタンバ・ティタニスの全身骨格を押そう!どこからはじめる~
P1200008.jpg 頭から長い首...背骨とあばら骨...しっぽ...前足...後ろ足...

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紙袋に全身がおさまるように、あたりをつけて~、グイッと押します。
全身骨格の周りには、ロゴマークやイラストのハンコ。
そして、紙袋の裏面にはお絵かき。
みなさんお絵かきもとっても楽しそうでしたよ。

P1190969.jpg 発掘現場の写真をバックにはいポーズ!
自分だけのオリジナルバッグの完成です!

たくさんの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

(フロアスタッフいしくら)



暑い日が続いています!
そんな日は、ひとはくへ涼みに来ませんか?

夏休みは、フロアスタッフのイベントが盛りだくさん
夏休みの宿題のヒントにイベントに参加しよう!

夏休みイベントは ココをクリック

7月のワークショップ 時間10:30~16:00(11:30~13:00は昼休憩)
24日(火) ひとはくぬりえ  オリジナルのぬりえ本をつくろう!
26日(木) ふうりんをつくろう! チリン♪チリン♪鳴る「ふうりん」をつくろう!!
27日(金) ペーパークイリング 細長い紙をくるくる巻いて好きなものをつくろう!
30日(月) プラ板づくり ひとはくの標本をプラ板でつくってみよう!
31日(火) とびだせ!イヌワシ イヌワシの展示を見ながら、とびだすカードをつくろう! 

私は、30日の「プラ板づくり」を担当します。
現在行われている コレクション展「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」
にあわせて、チョウの下絵を準備しました。
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↑の写真はどちらが標本だかわかりますか? もちろん右が標本です。

スカシツバメシジミタテハは、南米のチョウでハネが透明!
プラ板で再現すると本物そっくりに仕上がります。
イベントに参加して、2階展示室でほんものと見比べてみてください!

みなさまのご参加おまちしています!

フロアスタッフ せら ゆうこ



人と自然の博物館では、海の日の今日、近隣の県立北摂三田高等学校邦楽部の皆さん14名にお越しいただき、「ひとはくサロンコンサート」と題して琴の演奏を披露していただきました。
演奏2回の合計でおよそ250名の方々にお聞きいただきました。ご来場のみなさまありがとうございました。

    

北摂三田高校邦楽部は、今年8月に行われる全国高等学校総合文化祭出場校に選ばれています。今回はその本番での曲を披露していただきました。曲目は、沢井忠夫 作曲「石筍」。鍾乳洞の中で長い年月をかけて石筍が成長していくさまを描いた琴の現代曲で、高校生には難しいレベルです。その難しい曲を自然の情景豊かに演奏しきってくれました。1年から3年まで14名の北摂三田高校邦楽部の部員のみなさん、ありがとうございました。

  

また、琴の体験教室も行いました。琴爪(ことづめ)をつけて、生まれて初めて琴の音を出した子どもたちをはじめ、以前に琴を演奏していたのが懐かしくと言って参加された大人の方々など、多くの方々に楽しんでいただきました。

  

  

このように幅広い年齢層の方々に楽しんでいただいたひとはくサロンコンサートとなりました。ご鑑賞いただいた皆さま、体験教室にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

ひとはくとしては、8月11日山の日に同じく北摂三田高校の吹奏楽部の皆さんを招いて、山の日「ひとはくサロンコンサート」を催します。山の日にはブラスバンドの音色とともに博物館の展示をお楽しみください。

生涯教育課 竹中敏浩

7月16日(月・祝)、「高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾」の事後学習会を行いました。
この生きもの調査体験は、今年3回目となりますが、8月1日(水)~平成30年8月7日(火)までの日程で、台湾北部の台北市動物園(園内に動植物の豊富な森や渓流が広がっています)や東眼山で、ひとはくの研究員の指導のもと、動物・昆虫・植物の観察を台湾の高校生といっしょに行う予定になっています。


16日は、参加する20名の高校生諸君が、大阪府・兵庫県・奈良県・岡山県から集合し、旅行会社から詳細の説明を受けるとともに、ひとはくの研究員から調査内容の説明や注意事項を聞きました。

  
左右写真:秋山主任研究員からコケ類を含む植物標本のつくり方の研修を受けました。生徒諸君は限られた時間のなか、一生懸命に取り組んでいました。

  
左写真:UVレジンを用いて封入したのち、紫外線を当てて樹脂を固め、ジャゴケ封入標本を作成しました。

右写真:新聞紙に挟んで植物標本を作成しました。

  
左写真:太田研究部長から爬虫類の調査で留意すべき点を学んでいます。また、毒蛇について注意すべきことも学びました。「台湾にも毒蛇は生息しており、特にアマガサヘビに注意すること。」等々。
右写真:池田主任研究員から、文献・書物のことについて学んでいます。

  
左写真:山内主任研究員から自身がどんな高校生であったか、どのように博物館の研究員になったかを聞きました。動植物に興味ある高校生にとっては一種のキャリア教育でした。
右写真:山内主任研究員が館内から集めてきた「台湾で見られる蝶類」の標本です。昆虫好きの高校生は美しい羽根色にうっとり。

事前学習とは言え、今日から今年の「高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾」の体験や交流は始まりました。次に出会うのはいよいよ本番当日8月1日となります。男女合わせて20名の高校生の皆さんが元気に集合するのをお待ちしています。

生涯学習課 竹中敏浩

7/14(土)に引き続き、

フロアスタッフとあそぼう「海の貝ペーパーウェイトづくり」を行いました。

★    1日目の様子はコチラ ★

タカラガイを使って、素敵なペーパーウェイトができました!


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カラーシールでとてもカワイイ花を作ってくださったお客様も♪

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ご参加いただきありがとうございました。



タカラガイは、3階入口近くの「世界の貝」というコーナーに展示されています。
P1190890.JPGのサムネイル画像


また4階ひとはくサロンにあるミュージアムボックスには、
「巻貝のなかま ほんもの図鑑」をはじめ、貝にさわれるボックスがいくつかあります。

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▲4階 貝にさわれるコーナー(画像クリックで拡大)

ぜび、本物の貝にさわってみてくださいね。




次回のフロアスタッフとあそぼうは、7/21(土)「うちわづくり」です。

 ダイオウイカのうちわをつくってみよう!

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▲イベント詳細はタイトルをクリックしてください。 

7/18~8/31の夏休み期間は  無休 で開館しています。



フロアスタッフまつだ

7/14(土)のフロアスタッフとあそぼうは、 「海の貝ペーパーウェイトづくり」でした。

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タカラガイを使って、オリジナルペーパーウェイトをつくろう!

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むかしの人は、お金の代わりに貝殻を使っていました。
これを『貝貨(ばいか)』と言います。そして、その多くは『タカラガイ』が使われていました。

タカラガイのお話が終わったら、いよいよ工作です。

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タカラガイをつけたあとは、カラーシールやビーズを好きなところにはりつけてね。


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とても素敵なペーパーウェイトができました♪
シールを上手に使って、ユニークな顔をつくってくださった方も!

ご参加いただきありがとうございました。


明日、7/15(日)「海の貝ペーパーウェイトづくり」を行いますよ。

またひとはくは、兵庫県が県政150周年を迎えるにあたり、7/12(木)~16(月・祝)まで入館無料となっております。

この機会に、ぜひ遊びに来てください。

 フロアスタッフまつだ

本館4Fサロンの壁に,空飛ぶ宝石と称されるモルフォ蝶の標本を並べました.モルフォ蝶は,中南米に生息する大型のチョウで、オスの翅は、まばゆいほど光輝くメタリックブルーをしています.その美しい翅の色は,実は,色素によるものではありません.CDの記録面側に刻まれた凹凸が光を干渉して虹色に見えるように,モルフォ蝶の翅は鱗粉にある棚状の襞が光の干渉を起こし,鮮やかな色を生み出しているのです.普段,私たちが目にする色は,「色素が光を吸収することで見える色」ですが、モルフォ蝶のように,表面の微細な構造に光が反射・干渉して生まれる色は「構造色」と呼ばれています.
構造色には,見る角度によって色を変化させるという特徴があります.展示しているモルフォ蝶の標本を,是非,色々な方向から鑑賞してみて下さい.反射する光が見せる、モルフォ蝶の眩惑的な輝きに,あなたも,魅了されることでしょう(系統昆虫 橋本佳明・山内健生).

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7月7日(土)、8日(日)のフロアスタッフとあそぼう画はくの日「カニを描こう」でした。

カニの目は昆虫と同じ。六角形の小さな単眼がたくさん集まった複眼です。
カニは魚と同じ。えら呼吸。水を取り入れてその中の酸素を吸います。知ってたかな?

クイズでカニのことをくわしくなったところで、いよいよお絵かきです。
透明のプラスティック樹脂に包まれた封入標本や、ビンの中で液体に浸かっている液浸(えきしん)標本を観察しながら、鉛筆や色鉛筆でスケッチしました。

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よ~く見てるね!からだの細かいデコボコ、足のつき方。いろんな角度から観察して描いてくださったお友だちもいました。
 
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仕上がった絵は4階ひとはくサロンの休憩コーナーに展示しています。
素敵な絵がいっぱいです。必見!みなさまどうぞご覧くださいね。

8日(日)大雨警報のため延期になった「ひとはく収蔵資料スペシャル企画 標本のミカタVol.2海の無脊椎動物たち~イカタコエビカニ~」は22日(日)に開催。(クリック!)
こちらもどうぞお楽しみに!
みなさまのお越しを心よりお待ちしています。

フロアスタッフいしくら

みなさん、「但馬牛博物館」って、ご存じですか?
但馬牧場公園の中にあります。今年4月、リニューアルオープンしました。人と自然の博物館も、お手伝いしましたよ。
そんなご縁で、この夏、初のコラボ企画を実施します。

夏休み自由研究特集 むし・いし・うし!

人と自然の博物館・牧場公園の専門家と、楽しく遊んで自由研究もできるスペシャルイベントを用意しました。
いっぱい体験して学んでくださいね!

日時 平成30年8月19日(日)10:00~15:00
場所 兵庫県立但馬牧場公園
   兵庫県美方郡新温泉町丹土1033 TEL: 0796-92-2641
   「湯村温泉」から車で15分くらいです。
参加費:無料、申込:不要
※ ただし、定員があるイベントは、当日9:00〜現地で受付、先着順とします。

〜 〜 〜 〜 〜 〜 内 容 〜 〜 〜 〜 〜 〜

むし! 昆虫大捜査線
自由に虫とりをし、つかまえた虫をその場で展示。牧場公園にどんな虫がいるのか、みんなで調べてみよう!
対象 幼児〜小学生
定員 なし
時間 10:00〜15:00自由参加
講師 人と自然の博物館 主任研究員 八木 剛
持ち物 虫とりアミ、虫かごなど
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いし! 化石さがし体験
新温泉町産の石をかなづちで割って、植物や昆虫の化石を探してみよう!
対象 小学生以上(低学年は保護者同伴)
定員 80名
時間 ①10:00~ ②11:00~ ③13:00~ ④14:00~(各回20名)
講師 人と自然の博物館 主任研究員 半田久美子
持ち物 特になし
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うし! 牛のお医者さん体験
牧場公園の牛の胸の音を聞いたり、体重をはかったりして牛のお医者さんになってみよう!
対象 小学生以上(低学年は保護者同伴)
定員 40名
時間 ①10:30~ ②13:30~(各回20名)
講師 但馬牧場公園 獣医師 田原和彦
持ち物 タオル、軍手、長靴
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移動博物館車「ゆめはく」も、出動します!
内容は、定番の「むしむしみっけ」です。
対象 どなたでも
時間 10:00〜15:00
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bokujokoen2018leaf.jpg ← このチラシをダウンロード

お問合せ
むし・いし・ゆめはく → ひとはく
うし → 但馬牧場公園 TEL: 0796-92-2641(木曜休園)


(八木 剛)

夏の特別企画,江田コレクション展2018 「美しき蝶たちとの出会い」が7月7日から,始まりました.
 残念なことに,人博には,たくさんの標本を並べられる特別展示室などがないので,本館の色々な場所に,200種を超える世界の美麗な蝶や希少な蝶,変わった形の蝶などを,所狭しと,お洒落に展示してみました.開館以降,最大規模のコレクション展です.空飛ぶ宝石と呼ばれるモルフォ蝶を眺めながら,休息していただけるコーナーもあります.是非,今年の夏は,博物館で涼を取り,美しき多様性の世界に浸るひと時を,お過ごしください.お待ちしております(系統・昆虫研 橋本佳明 山内健生)

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月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
 
7月のKidsサンデーは、晴れのよい天気でした。
 

博物館のエントランスホール近くでは、ネジバナの花が咲きだしています。

 

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▲芝生地に咲いているネジバナの花                                                            


博物館の4階入口近くにあるコシアカツバメの巣のうち、
今年5月中旬にできた巣を7月1日の朝 見ると、なんとスズメが
顔を出しているではありませんか。先週まではコシアカツバメが
出入りをしていたんですが・・・。

 

 

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▲スズメが顔をだしている、元?コシアカツバメの巣(今は、スズメの巣?)

前の週の様子は・・・

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▲スズメが入る前(6月25日)のコシアカツバメの巣  

つぎの6月18日の写真と比べると、6月25日以降の巣は
泥だんご が つぎ足されて、入り口のところが、少しだけ
トックリの細くなった部分のようになっています。
(スズメ対策だったのではないかと思うのですが・・・)

先々週の様子は・・・

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▲スズメが入る前(6月18日)のコシアカツバメの巣


 

Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 



午前中は、

まずはじめに 研究員による「サンデーぜみ『アメンボをゲットしよう!』
が行われました。その後『泥だんご をつくろう!』が行われました。


『アメンボをゲットしよう!』では、
研究員からアメンボの捕まえ方や運ぶ時に注意することなどを伝授してもらってから、
みんなで深田公園にでて、水面にいるアメンボをさがしました。

 

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▲研究員からアメンボのことを教わっています

 
みんなで、外に出てアメンボを捕まえます。

 

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  ▲水辺でアメンボを さがしています      ▲ビニールプールにアメンボを入れます
                        (博物館の建物に映ったようす)


みんなで、たくさんのアメンボや、その他、オタマジャクシやマツモムシなど
いろいろな生きものを見つけていましたよ。




『泥だんご を つくろう!』では、
みんなそれぞれ、いろんな大きさの泥だんごをつくっていました。
お父さんのは大きいですねエ~。
(このプログラムは午後も 実施されました)


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   ▲『泥だんご を つくろう!』の様子



 

 

それから フロアスタッフによるプログラムは、
「デジタル紙芝居『丹波の恐竜たんたんのナイトミュージアム』」が上演されたり、
「展示解説『 海の仲間たちツアー ~大きな骨は何の骨?~』」が行われました。



デジタル紙芝居が上演されるシアター内は、 たくさんの人が上演されるのを
待っていました。
 

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▲『丹波の恐竜たんたんのナイトミュージアム』が始まる直前の様子                  





 展示解説では、海の仲間たちのクイズで、ウミガメの仲間のクイズもありましたよ 。
アオウミガメの「アオ」は・・・。




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                ▲『海の仲間たちツアー』の様子

 

 


午後は、
 
ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるんプラザ)さんと
研究員がコラボした企画『いしころは おもしろい!』が実施されました。

『いしころは おもしろい!』では、石ころをつないでゆく「いしころコネクト」や
砂を観察する「すなくらべ」、好きな石ころを選ぶ「いしころランキング」など、
いろいろなプログラムが行われていましたよ。

 

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              ▲『いしころは おもしろい!』の様子

 みんな~ たのしかった~?



それから、
 ひとはく連携活動グループの人と自然の会のみなさんによる
パネルシアター(「とべない ほたる」と「たなばた」の お話)が
行われましたが、様子を撮影しようと思ったのですが 間に合わず、
あとかたづけも終わって、みなさん移動されようとしていました。

そこを無理を言って、看板とともに写真を撮らせていただきました。
みなさん笑顔で対応してくださいました。



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▲パネルシアターを上演された人と自然の会のみなさん


パネルシアターの中に でてくるホタルは、きれいにお尻が光っていたそうです。
見たかったな~




午後のフロアスタッフによるプログラムは、
「フロアスタッフとあそぼう『ささ舟をつくってみよう!』」や
「デジタル紙芝居『オランとウ―たんのジャングル探検記』」が 行われました。

 

『ささ舟をつくってみよう!』では、
ササ舟を作ったら、屋外の特設会場(?)に設置された専用の装置(?)で
ササ舟を流して遊んでいましたよ。

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       ▲『ササ舟をつくってみよう!』の様子


ササ舟は、水に うまく浮かんだ かな? 

 

 

午後の研究員によるプログラムは、

『チョウのモビールをつくろう!』や『解説!丹波の恐竜化石』、
「サンデーさーくる『カエルぱっちんをつくろう!』」が行われました。



『チョウのモビールをつくろう!』では、アゲハチョウの成虫と幼虫の標本を観察したり、
それらの写真をみながら、成虫と幼虫の絵に色塗りをします。

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 ▲研究員が標本を使って説明をしています

 

 

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 ▲チョウのモビール、うまくできるかな? ▲できた作品と一緒にハイ、ポーズ!



『解説!丹波の恐竜化石』では、恐竜ラボで、化石をクリーニングするときに
使う道具などの詳しい説明もありました。

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▲『解説!丹波の恐竜化石』の恐竜ラボでの様子



『カエルぱっちんをつくろう!』では、研究員から、身近に見られるカエル類の
話を聞いて、パチンと はねる おもちゃをつくりました。


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                           ▲『カエルぱっちんをつくろう!』の様子 

 

 


 <ちょっとした出来事>
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 博物館の開館時間のすこし前に、4階入口の近くで、
 コシアカツバメの巣の写真を撮っていると・・・

 開館を待っておられる、小さな女の子とそのお母さんが
 いらっしゃいました。

   その女の子の手には、植物が・・・。

 そこで、思わず声をかけてしまいました。


 お母さんによると、
 すこし前に、その植物で遊んでおられたそうで、
 どんな遊びをしていたのか、教えてもらいましたよ。


 女の子は、「ひとはく」(博物館)のことを
 「きょうりゅう」と呼んでいて、
  今日も「きょうりゅう いこう」と言って来館されたようです。
  

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   ▲博物館の入口近くで出会った親子さん

 

 後で、お父さんと合流されて、Kidsサンデーのいろんな
 プログラムを体験してくれていました。
 
 また、ご家族で来てくださいね。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 



今回は、関西ユース(大学生のボランティア)のお姉さんお兄さん
(西さん、野坂さん、上中さん、坂田さん、龍見さん、中谷さん、
岸本さん)が 子どもたちのサポートをしてくれました。
お疲れ様でした!




次回の Kidsサンデーは、2018年8月5日(日)に行われます。


 

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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

ヒトの<こころ>の進化などー1

障がいのあるネアンデルタール人は幸せだったか?ー1

三谷 雅純(みたに まさずみ)


 イラク北部からイラン西部、トルコ南東部にかけては、クルディスタンと呼ばれる地域が広がります。山岳地帯で、「国を持たない最大の民族」であるクルド人が住む地域として有名です。ちなみに「クルディスタン」は「クルド人の土地」という意味です。「アフガニスタン」や「パキスタン」と同じく「-イスタン」という接尾辞が、「~の土地」とか「~の多く住む場所」を表しています。クルディスタンのイラク北部は、とくにクルド人自治区と呼ばれ、一時は観光産業や油田で活発な経済活動をしていたのですが、その後、独立を求めるクルド人自治区の住民投票に対して、見せしめのためでしょうか、イラク政府は今でも経済封鎖をしているそうです。

 そのクルド人自治区のトルコとの国境に近いあたりに、シャニダール洞窟があります。洞窟の中は広く、ウェブで見ると、小さな村ならすっぽり一つ入ってしまうような空間です。このシャニダール洞窟からは、ネアンデルタール人の骨が10体も見つかりました。

 広場のような洞窟で見つかった何体ものネアンデルタール人です。今は滅びてしまったネアンデルタール人の生活や価値観――何を大切に思い、どのように扱ったのか――、そして運がよければ、ネアンデルタール人の価値を象徴するもの――例えば現生人類のお墓で言えばマンモスの牙で作ったビーズや、東アジアの例ですが埴輪(はにわ)などの人形、太刀など――が見つかるかもしれません。ビーズや埴輪(はにわ)は、それがあるからといって生命を長らえさせるものではありません。しかし、わたし達と同じようにネアンデルタール人にも、抱くイメージ、つまり象徴性があるのならば、役には立たないけれど、それでも大切にしたかった何かが見つかるのではないか? そんな期待が膨らみます。

    *

 ネアンデルタール人の遺骨のまわりの土からは花粉が見つかりました。

 思考をめぐらせた研究者は、最初、この花粉は死者に供えられた花束からこぼれたのではないかと考えました。現代の葬式のように、ネアンデルタール人も死者を送る儀式を行ったのかもしれない。ということは「花束」が死者とその死を悼(いた)む象徴物ということになります。そればかりではありません。「死後の世界」さえも信じていたのかもしれない。わたし達は、豊かな精神性は我われだけのものだと思い込んでいます。しかし、ネアンデルタール人が死者を悼(いた)むのなら、彼らの精神性は我われと同じではないのでしょうか。そう思えてきます。

 でも本当でしょうか?

 実は、その後、いろいろ異論が出てきました。ある研究者は、風に運ばれた花粉が土に混ざっただけだと言い、また別の研究者は、ネズミか何かの小動物が集めてきた果実や花に付いていた花粉だと主張しました。つまり、ネアンデルタール人の精神性を、必要以上に高く見積もらなくてもいいと主張したのです。

 わたしは「埋葬と花束」の議論よりも、ずっと気になっていたことがありました。それは研究者にシャニダール1と呼ばれている高齢男性の遺骨のことです。シャニダール1の年齢は40歳から50歳と見積もられているそうです。

 「40歳から50歳」で高齢とは、おかしなこと言っていると思うでしょうか? わたしはアフリカ中央部のコンゴ共和国で、友だちの40歳の誕生日を祝う集いに参加したことがあります。その人は男性の外交官で、地方の村に住むのではなく、ブラザビルに家を持っていました。ブラザビルに住む人は栄養も良く、医療も整っています。男性の生活は、わたしの生活と同じように思えました。そのお祝いの席で挨拶に立った男性が「40歳まで生きる幸運は誰にでもあることではない」と言ったのです。それを聞いてわたしは、コンゴ共和国では人生のとらえ方が違うのだと思い知りました。

 日本人の平均寿命は、今や男女とも80歳を越えたそうです。当時のコンゴ共和国ではもっと短かったでしょう。しかし、生きた生物は、いつか必ず死にます。長く生きた人と早く生涯を終えた人のどちらが偉いというわけではありません。寿命が長いか短いかは本質的な問題ではありません。寿命の長さは相対的にしか測りようがないのです。

 実のところ、ネアンデルタール人の「40歳から50歳」は、十分に長寿だと思います。そして何よりもわたしが驚いたのは、シャニダール1には片手がなく、片目が見えず、うまく歩けなかった上に、聴力にまで障がいがあったということが分かったのですTrinkaus and Villotte, 2017 in PLOS One)(1)

    *

 ネアンデルタール人は狩猟や採集を生業(なりわい)とします。山岳地の狩猟では、丈夫な足腰とつよい体幹が求められるでしょう。そのような環境で障がい者が何かの役に立ったでしょうか? 通常は、何の役にも立たないでしょう。しかし、シャニダール1は飛び抜けて長寿だったのです。重度の障がいを負いながらです。ネアンデルタール人の間には、無償のケアが成立していたとでも言うのでしょうか?

 そうかもしれません。カラハリ砂漠に住むサン(ブッシュマン)やアフリカ中央部の熱帯雨林に住むピグミーは、よく「平等な社会」だと言われています。これは狩猟能力に差があっても――狩りのうまい人、へたな人がいるのは当然です――平等に獲物を分けるのです。老人や障がい者も平等です。そしてこれは、「神の前では平等だ」ということを体現しているのです。

 もちろんサンやピグミーに体系化された高等宗教はありません。その上、現生人類とネアンデルタール人は違います。ですから、ネアンデルタール人が平等主義者で、「重度の障がい者にも同じだけの肉や野草を分ける『無償のケア』が成立していた」と言いたいわけではないのです。そうではなくて、あたかも「無償のケア」に見える狩猟採集する民であれば、おのずと一定の価値観があったのではないか。それは現代の狩猟採集民の思考から類推すると「神」の概念が一番ありそうに思えると言いたいのです。

    *

 あるいはいっそ、このネアンデルタール人の集団は、高齢な障がい者に特別な意味を認めていたのだとしたらどうでしょう。例えばネアンデルタール人と彼らの神や精霊をつなぐシャーマンです。

 今は京都精華大学マンガ学部で教え、自分でマンガ『ナチュン』をお描きになっている文化人類学者の都留泰作さんは、京都大学の大学院生時代にピグミーの精霊儀礼を研究されています(都留, 1996; 2014(2), (3)。都留さんによれば、ピグミーは森に住む精霊を信じていて、自分たちと同じように森を移動し、キャンプを作り、儀礼では人に憑依して人を威圧したり、中には道化のように振る舞って踊るのだそうです。

 わたしはこの論文を読んで、日本でもかつて盛んだった正月の「門付け」を連想しました。「門付け」は稲の取り入れが一段落した農民が各地をまわり、言祝(ことほ)ぐための芸能を見せたもののことです。「門付け」から現代の漫才が起こり、また神社のお神楽(かぐら)や、仏教の「説教」もここから起こったそうです。わたしの祖母は子どもの頃、四国の高松に住んでいましたが、村むらをめぐって、面白おかしくお「説教」をするお坊様のことを懐かしく話してくれたものでした。

 ピグミーの精霊は人びとの間の諍(いさか)いや、ギクシャクした仲間関係を修復してくれます。日本の「門付け」は稲作農耕と深い関わりがありますが、ピグミーは農耕が大の苦手です。少なくとも、わたしの知っているピグミーは苦手でした。

 ネアンデルタール人のシャニダール1がシャーマンだとしたら、どんなことしたでしょう? ネアンデルタール人が狩猟や採集を生業(なりわい)とすることを考えれば、シャニダール1はピグミーの子どもたちに愛される道化のような精霊ではなくて、威圧的に振る舞い、時には仲間にとっても危険な存在であるシャーマンだった。そんな気がします (4)。

 次に続きます。

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(1) Trinkaus and Villotte (2017) External auditory exostoses and hearing loss in the Shanidar 1 Neandertal. PLOS One
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0186684
が原典ですが、日本語で書かれた GIZMODO のページ:
https://www.gizmodo.jp/2017/10/neanderthals-with-disabilities-survived.html
も見つけました。

(2) 都留泰作 (1996) バカ・ピグミーの精霊儀礼. アフリカ研究
https://www.jstage.jst.go.jp/article/africa1964/1996/49/1996_49_53/_pdf/-char/en

(3) 都留泰作 (2014) カメルーンの森に踊る精霊. FIELDPLUS
http://repository.tufs.ac.jp/bitstream/10108/78072/1/field-11_p14-15_kai.pdf

(4) 農耕民であるバンツーも精霊の存在は信じています。しかし、それは人に害をなす危険な存在だと見なしています。かつて、わたしがいたカメルーン南西部のカンポに住むバンツーは、精霊をマキザールと呼んでいました。マキザールは自然霊で、悪霊だということでした。それに比べてカメルーン南東部に住むバカ・ピグミーの精霊は、おどろおどろしい悪霊ということは無く、威圧的に振る舞う精霊も出てきますが、たいていは子どもに人気のあるコミカルな精霊です。まるで着ぐるみのようです。




三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

 6月30日(土)7月1日(日)に
フロアスタッフとあそぼう「ササ舟をつくってみよう」を行いました!

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ササといえば、ササの葉さらさら~♪みんなで「たなばたさま」を歌ってから、ササ舟作りです。
まずは葉っぱの大きいクマザサで、次に博物館の周辺にあるネザサ。晴れたので外にササを採りに行きました。

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ササ舟を初めて作るお友だちも多かったけど、みんな一生懸命作ってくださいました。

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そーっと水に浮かべたり、小川のかわりにじょうろの水で流したりして、ササ舟あそびを楽しみました。

ササの葉を見つけたら、また作ってみてね!
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

 次回のイベントは7月7日(土)8日(日)
フロアスタッフとあそぼう「画はくの日~カニの絵を描こう~」(クリック!)


みなさまのご来館、心よりお待ちしております!


(フロアスタッフ くまもと・いしくら)

 

 

 


 

 

 

「昆虫大捜査線」シリーズは、みんなで自由に虫とりをして、どんな虫がいるのか調べてみよう!
という、大規模イベントです。
7月から10月にかけて、いろんなところで実施します。


7月15日(日)のはりちゅう(播磨中央公園)に引き続き、
第二弾は、7月22日(日)、淡路島のウェルネスパーク五色(高田屋嘉兵衛公園)です。


ここでは、はじめての開催です。どんな虫がいるのかな? みんなの実力を、見せてくれっ!!
定員なしですが、事前申込が必要です。

前日は、JR姫新線イベント列車「むしむし号」ですね。
「むしむし号」に落選した方は、こちらで遊びましょう!



sumoto2018-240.jpg このチラシをダウンロードする


【日時】 平成30年7月22日(日)午前の部10:00〜12:00・午後の部13:00〜15:00
雨天の予備日:8月26日(日)(1ヶ月先になります)順延の場合は、洲本市のホームページに掲載


【場所】ウェルネスパーク五色(高田屋嘉兵衛公園)
  〒656-1301 兵庫県洲本市五色町都志1087
  Tel: 0799-33-1600


【アクセス】
(バスの場合)神戸三宮(神姫バス神戸三宮バスターミナル)から高速舞子経由で、直行バス(三ノ宮-西浦線)があります。三宮から1時間半、高速舞子から1時間程度です。時刻などは、淡路交通のホームページでご確認ください。
(お車の場合)神戸淡路鳴門自動車道「淡路島中央」スマートインター(最近できました。ETC専用)から、30分くらい。
駐車場無料。


【対象・定員】小学生まで(保護者同伴)・定員なし(事前申込が必要です)


【内容】
午前の部、午後の部とも、虫の捕まえ方を説明したあと、自由に虫とり。つかまえた虫を展示。
午前、午後の終わり頃に、虫の解説と質問タイム。


【講師】八木 剛(県立人と自然の博物館)ほか


【持ち物】虫アミ、虫カゴ、持参ください。飲料水等熱中症対策、虫よけ等、各自必要なもの。


【申込】
チラシ裏面に必要事項を記入し、または、以下の情報を紙に書いて、
洲本市教育委員会生涯学習課へ、FAXでお申し込みください。FAX番号:0799-26-1510

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参加する時間帯 ・午前 ・午後 ・両方
参加児童の氏名(ふりがな)・生年月日・性別・学校等名・学年
保護者の氏名(ふりがな)
住所・電話番号・緊急連絡先
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申込〆切:7月17日(火)


【問い合わせ】
洲本市教育委員会 生涯学習課 TEL:0799-24-7631


主催:すもとっ子MANABIプロジェクト実行委員会
共催:兵庫県立人と自然の博物館・洲本市公民館運営審議会
後援:ウェルネスパーク五色
協力:NPO法人こどもとむしの会


kofunkan2017_2491.jpg musi_display_3477.jpg イメージとしては、こんな感じ(別会場での写真です)

(八木 剛)

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夏休みに川あそびして、生き物観察したい人へ

兵庫県西播磨県民局の主催により、千種川(上郡町)にて、水辺の生き物の観察会を8月23日(木)に実施いたします。
淡水魚や水生昆虫を採集して、じっくり観察したい方は、ぜひお申込みください。
場所は千種川水系の支流、鞍井川のさらに支流の小さな川です(下の写真)。
当日は、採った生物を水槽に並べてミニ水族館にしたり、石礫を組んでちょっとした生き物の隠れ家づくりなども行います。

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詳しくは以下のページをご覧ください。

【水辺の生き物ふれあい大作戦のページ】
https://web.pref.hyogo.lg.jp/whk02/30mizubenoikimonofureaidaisakusen.html

申込みは、8月8日までに、西播磨県民局県民交流室環境課にお願いします(参加無料!)。
姫路駅前に集合してバスで移動。ひょうご環境体験館、金出地ダム、そして鞍居川での観察会と盛りだくさんです。

(みつはしひろむね)

君も化石発掘調査員になってみませんか?


恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。
発掘体験セミナーでは石を細かく割って新たな化石を探し出します。

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人気の発掘セミナーですが、平成30年度より事前申込み制に変更になっております。
申込みは博物館ホームページ、メール、ハガキ・FAXで受付をしております。

今年度開催日

7/15(日)

8/5(日)

8/12(日)

9/16(日)

10/14(日)

3/24(日)

 ▲くわしくは、上記の日程をクリック

 時間:1回目10:00~11:00、2回目14:00~15:00

場所:ひとはく恐竜ラボ 定員:各回25名 受講料:800円

●小学生1年生以上は保護者なし、おひとりでご参加できます。(保護者の付添は不要です。)また、幼児の場合は保護者の参加が必要です。受講時間の希望を備考欄に第1希望、第2希望とご明記ください。

現在7月15日のセミナー受付しております。

7月1日が締め切りとなりますので、ご参加希望の方はお申込み

お忘れなく!

皆様のご参加お待ちしております。


※発見された化石は貴重な研究資料として大切に保管させていただきますので、お持ち帰りいただけません。

24日はひとはく探険隊「虫の赤ちゃんさがし」をおこないました!
虫の赤ちゃんってどんな形だろう?
隊長の櫻井研究員と一緒に、観察してみましょう☆
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(まずは幼虫の見つけ方を教えてもらったよ!)

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さっそく深田公園へ!
さぁ、どんな赤ちゃんにであえるかな?

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ゴマダラチョウハグロハバチの赤ちゃんを発見!
ほかにもたくさんのいきものを観察しました!

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「せんせい!これはなんの赤ちゃん?」「こっちにもいたよ!」
みんなとても上手に見つけてくれていました!すごい!

くわしい探険隊のようすは「報告書」にのせますのでお楽しみに(^▽^)

暑い中、たくさんのご参加ありがとうございました!

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6月16日と17日,大阪で,連続して3箇所でヒアリの侵入が発見されました.2000匹を超える大きなコロニーがコンテナに潜んでいたこともあり,荷下し作業をされていた方と,環境省の職員の方が,ヒアリに刺されるということまで起きました.
これを受けて,環境省から職員がヒアリに刺されないための装備や,刺された時の対処法について,アドバイスを求められました.装備について色々とアドバスをしていたら,それは,私が熱帯雨林へアリの調査に行く時のいつも格好だと気がつきました.熱帯には刺されると,飛び上がるくらい痛いアリがたくさんいます.しかし,調査には,採集や実験道具も持っていくので,装備は軽装で,かつ身を守れるものになります.例えば,スズメバチなどと比べると,アリはサイズが小さいので,使い捨ての薄いゴム手袋があれば,毒針が貫通することはありません.足元は,どうしても注意がおろそかになり,手に比べて皮膚が薄いので,ゴム長靴か,足袋のようなもので,しっかりと守っておくのが無難です.さらに,虫除けスプレーを長靴にかけておくと,アリが寄り付きにくくなるので,より安心です.採集には,私はハンディ掃除機を吸虫管の代わりに使っています.これは,口で吸う吸虫管で採集に時間をかけていると刺される確率が上がるのと,土などを吸い込んでしまうを避ける意味もあります.

私が長年の熱帯でのアリ調査から編み出したスタイルやノウハウが,ヒアリ対策の最前線に立つ方々の安全を確保することに役立つとは,想像もしていませんでした.しかし,経済のグローバル化がますます進み,思いもよらない生き物たちが,続々と侵入してくる,今,海外で昆虫や植物など,自然を相手に基礎的な調査をしてきたノウハウが,実は,一番役に立つ時代になったと言えそうです(系統・昆虫 橋本佳明)
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美しき蝶たちを,ちょっと美術館風におしゃれに展示するために,シックな色合いのドイツ箱スタンドや,額縁のようなドイツ箱枠を,あたらたに開発して,夏の江田コレ展の準備を進めています.展示する200種以上の蝶の選定は完了し,それらの標本を,収蔵庫から,展示用に新しくドイツ箱に並べる作業を黙々と行っています.標本を損ねることなく,できるだけ見栄え良く並べる作業は,気の抜けない作業ですが,みなさんに,美しき多様性の世界を堪能していただけるよう,頑張っています(系統・昆虫研究室)

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6月16日(土)、兵庫県立大学自然・環境科学研究所主催の「人と自然の博物館・森林動物研究センター 大学院公開セミナー」がひとはくで開催されました。ひとはくの研究員の一部は、兵庫県立大学自然・環境科学研究所の教員を兼務し、博物館を拠点に研究や教育活動などを行っています。今回の大学院公開セミナーは初めての試みでしたが、大学生から社会人までの幅広い年齢層の方々が数多く集まってくださいました。
 セミナーの第1部では、最初に高橋晃所長より大学院の概要説明があり、その後、6研究部門(地球科学・系統分類・生態・環境計画・生物資源・森林動物)の教員らがそれぞれの研究内容を紹介しました。各研究部門15分ずつの発表でしたが、それぞれの研究の魅力が凝縮された内容で、大学院の魅力を感じていただけたと思います。
 第2部では、各研究部門の演示プログラムが用意され、研究施設の見学も行われました。希望する教員らと直接面談する様子も見られて、各受講者にとっては有意義な時間になったことでしょう。今後もこのような機会を増やし、興味関心のある方々に、ひとはくや森林動物研究センターの大学院で学ぶきっかけを提供していきたいと思います。

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大学院や各研究部門の詳細は、HPからもご覧いただけます>> http://www.hitohaku.jp/shizenken/kyousei/

(和田 年史(わだ としふみ)/生態研究グループ)

6月16日(土)17日(日)のフロアスタッフとあそぼうカタツムリペーパークイリング

カタツムリは巻貝の仲間。陸の巻貝。
触角は4本、長い2本には目がついてるんだよ
カタツムリはヤドカリみたいに殻をかえません、殻もからだといっしょに大きく成長します。

最初にクイズで、カタツムリにちょっとくわしくなったら、
細長くリボン状に切った紙をくるくるっと巻いて、カタツムリのカードをつくりました!

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台紙にお絵かき。葉っぱやお花、雨粒や太陽・・・。みんな、カタツムリからいろんな発想がわいてきたようです。みんなの創造力に脱帽!

カードにモールで持ち手をつけて完成です!「はいポーズ!」

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カードが出来上がったところで、ほんもののカタツムリ登場!鈴木研究員にお借りしました。
「ほんとに触角が4本あるね。」じーっとみつめて観察したり、触ってみたり、みんな大喜びでした。

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さて、6月23日(土)には、鈴木研究員によるオープンセミナー「カタツムリをさわろう」もあります。
みなさま、ぜひぜひお越しくださいね。

(フロアスタッフ いしくら)
6月13日に,西播磨県民局で,ヒアリ・アカカミアリ対策についての講習と同定実習を行ってきました.西播磨は,4月8日に,インドネシアから神戸港を経て,播磨町にある事業所に搬送されたコンテナからアカカミアリが発見され,その対応に,少し苦労されたとも伺っていたので,兵庫県にある自然史博物館として,日本の外来種問題の最前線にある研究機関として,講習会を実施させていただくことにしました.

会場となった西播磨県民局には,所管地区の市町村から40名以上の参加がありました.つい最近に,アカカミアリの侵入を受けたこともあり,みなさん,真剣に聴講され,講義と実習後には,活発な質疑応答で,大幅に時間延長して対応させていただきました.

アカカミアリの侵入発見は,4月8日以降も,5月28日 インドネシアー成田空港ー茨城県東海村(事業所),6月3日 台湾ー神戸港ー愛媛県新居浜市(事業所),6月11日 台湾ー東京港ー千葉県柏市(物流倉庫)と続いています.アカカミアリはヒアリと同属のアリで,原産地もアメリカ大陸ですが,ヒアリと違って,台湾,中国,そして東南アジアからインド,アフリカまで,すでに,世界中に侵入定着していることで,今後も,ヒアリ以上に,日本への侵入が起こると予想されます.外来種対策の肝は,早期発見と早期駆除です.このためには,監視の目を増やし,その質を高める地域行政の取り組みが必須になります.思索し,提言し,行動する自然史博物館として,地域行政が地域の人々の安全な暮らしを守るために取り組む「火アリ用心,戸締り用心」に,これからも,お役に立てるように,微力ですが,尽力していきます(系統・昆虫 橋本佳明).

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今年度ひとはくは、標本資料の面白さや標本を用いた自然の読み解き方を解説する収蔵品スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」を1月を除き毎月第2日曜日に開催します。160万点を超える収蔵資料をフル活用したいという思いで進めていきますので、よろしくお願いします。

 第1回6月10日(日曜日)「イネ科標本の世界」と題して、イネ科標本、ドライフラワーや、イネ科の分子系統樹絵巻を展示しました。
また、「コムギとヒトの深ーい?関係」と題したギャラリートークを開催しました。

ギャラリートークを行ってくださったのは、森直樹 神戸大学大学院農学研究科 教授です。
現代人にとってコムギはコメと並んでもっとも身近に食料として利用している植物です。野生エンマーコムギがおよそ1万年ごろヒトに栽培されはじめ、どのように栽培植物のコムギへと変化していったかを中心に、コムギとヒトの関わりについて非常に分かりやすく解説してくださいました。それは、単にコムギの形質変化のお話にとどまらない、コムギとヒトの1万年余りにわたる一大叙事詩のようなお話でした。


  
(左写真)本年度スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」いよいよ開幕です。
(右写真)この日は三田祥雲館高等学校第1学年で「自然科学への誘い」を選択している生徒さん30余名が来館し、授業の一環としてこのギャラリートークを聞いてくださいました。

  
(左写真)北アフリカの街角で売られていたマカロニコムギのパン。普通はパンをつくるのに向かないマカロニコムギを使ってパンを作る、そんな地域文化の豊かさをお話しくださいました。コムギの多様性が人類の文化の多様性を生んでいるようです。
(右写真)コムギの原産地に近いトルコ南部におけるコムギの遺伝学的調査のもよう。

  
(左写真)ヒトの約10万年前ぐらいの出アフリカから、約1万年前の農耕の開始、これと並行して起こるコムギの栽培植物への変化を絵巻物のように解説してくださいました。
(右写真)コムギの原産地に近いトルコ南部におけるコムギの遺伝学的調査のもよう。

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(左写真)野生エンマーコムギの生育状況。
(右写真)野生エンマーコムギから栽培植物コムギへと、人との関わりの中で変化するのにどのくらいの時間を要するかについてお話しいただきました。人類の文化が形づくられていく背景にある植物の変化に驚きと感動でした。

 

  

(左写真)お話が非常に分かりやすく興味をひくものであっただけに、講演後には高校生が多くの質問を寄せていました。「二倍種、四倍種、・・・」生物で習った遺伝に関する知識がしっかりと役立っています。
(右写真)イネの系統樹についても森教授を質問ぜめ。科学はこんな質問のワイワイガヤガヤから発展します。


  

(左写真)カラスムギの種子の芒をしめらせて、芒の運動を説明する森教授。
(右写真)デジタル顕微鏡で種子を拡大しながら、その構造について説明する森教授。丁寧な説明に生徒たちは一生懸命メモを取っています。


  

身近に生えているイネ科植物を実体顕微鏡で観察。この身近な植物についても、ひとはくの高野研究員に質問がたくさん寄せられました。


  

オープンセミナー「お出かけ画はくの日イネ科植物を描こう」で描いたものを高野研究員のところに持ち込んで名前を尋ねる子どもたちも現れました。きれいなスケッチと植物の知識が融合します。とっても熱心なまなざしが印象的でした。


  

先ほど森教授がやってくれたことを子どもたちも実践。カラスムギの種子を湿らせ芒の動きを観察しています。芒の動きが繁殖に役立っていますが楽しい動きです。ほーらこの通りと見せてくれる手の動きも素晴らしい手つきです。

この収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」、次回第2回7月8日(日曜日)「海の無脊椎動物たち~イカタコエビカニ~」(担当:和田年史・三橋弘宗・山内健生)を行います。どうぞご来館ご参加ください。

生涯学習課 竹中敏浩


今年度より毎月第2日曜日は、収蔵資料スペシャル企画~標本のミカタ~が開催されます。

6/10の日曜日は第1回目「イネ科標本の世界」でした。
それに合わせてフロアスタッフのイベントもイネ科の植物を描きました。

みなさん イネ科の植物って知ってますか?
みんなが食べる、ご飯もパンもイネ科です。
私たちの生活になくてはならないのがイネ科の植物です。

米や麦だけではなく、私たちのまわりにはイネ科の植物がたくさんあります。
博物館の周辺にもイネ科の植物がいっぱい!

ということで・・・スペシャルゲスト 植物博士の高野研究員と植物採集をしました。

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朝から大雨の予報だったのに外にいけたよ~!草むらの入って、採った草を高野研究員に見てもらってイネ科かどうか確認したよ

採集した植物をじっくり観察しながら描いたよ!
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予告 標本のミカタ 第2回開催は 
   7/8(日)「海の無脊椎動物たち ~イカタコエビカニ~」

13:00~16:30 4階大セミナー室に、標本がずらりと並んでいます!

13:00~13:30 ギャラリートーク
         地元の相生市で研究者も驚くカニ類調査を実施し、今注目されている
                           小学生の兄弟「カニカニブラザーズ」が、カニの秘密や魅力を語りま
                           す。

13:30~14:00 フロアスタッフとあそぼう!「画はくの日~カニの絵をかこう~」
         相生カニカニブラザーズと一緒にカニを観察しながら描いてみよう!

海の生き物のの不思議をぜひご覧ください!
みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ



ひとはくでは、今年も中学生の「トライやる・ウィーク」を受け入れを行っています。春は2週に分けて受け入れますが、第2週は6月5日(火)から6月8日(金)まで行いました。


■6月5日(火曜日)
今回は、三田市立藍中学校、けやき台中学校、神戸市立有馬中学校、宝塚市立南ひばりが丘中学校の4校から、6名の中学生が「職業としての博物館」を体験に来てくれました。中学生の成長のようすをご覧ください。
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(左写真)各中学校でペナントやのぼりをご用意いただきました。ありがとうございます。
(右写真)入館式での6名の緊張した面持ち。小学校等でひとはくに来たことがあり、仕事としてはどんなことが行われているのだろうと興味をもってくれた生徒が多いようです。ひとはくを選んでくれたことに感謝です。

入館式を終えると、早速ひとはくならではのトライやる・ウィークが始まります。

  
(左写真)深田公園にある池で、高橋鉄美研究員の指導のもと水棲生物の調査を行っています。アメリカザリガニ、メダカなどが生息しています。
(右写真)3人とも「魚とりで遊んだことはあまりないんです」と言いながら、すぐに慣れてたくさんの水棲生物を採集していました。さすが中学生!順応が早い!

  
秋山研究員の指導のもと、古い研究紀要「人と自然」「Nature and Human Activities」を整理しています。博物館は研究機関で、研究したことを発表するのも仕事。でも、古いものをリニューアルしていく必要もあります。こんな地味な仕事も博物館の仕事です。

■6月6日(水曜日)
  
(左写真)来館者対応を担っているフロアスタッフさんと朝の打合せ。聞きもらしは禁物、集中力が必要です。
(右写真)3階入口にて小学生の団体をお出迎え。緊張しながらもにこやかな笑顔が求められます。

  
(左写真)ダンゴムシの生態を描いたデジタル紙芝居「ころころだんちゃん」を上演。初対面の方々の前で緊張気味です。
(右写真)この紙芝居は手遊びも付いています。説明がはっきりしていて、大人の方々も皆やってくれました。初めての上演でこんなに大人の方々がやってくれるのは快挙です!

  
櫻井研究員の指導のもと、セミナーで使用する昆虫の模型をつくっています。針金を切って曲げて...小学校の図画工作の時間にも針金細工は行ったとのこと。さまざまな教科の経験が生きるのもトライやるウィークの良いところです。

■6月7日(木曜日)
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(左写真)高野研究員の指導のもと生物系収蔵庫での作業を体験。入室の注意を聞き、ものものしい大きな扉に緊張ぎみ。
(右写真)3名みんな動物に興味があるそうで、動物標本を少し見学。ひとはくの広い収蔵庫に「体育館より広い!」と感激。

  
(左写真)植物標本整理の説明を受ける。標本に少しは興味を持ってくれたでしょうか。より興味を持ったら「標本のミカタ」のセミナーへどうぞ。>>収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ」第1回「イネ科標本の世界」
(右写真)三橋研究員の指導のもと、展示準備を行っています。食い入るようなまなざしが真剣さを表しています。

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(左写真)今の中学生の情報リテラシーは優秀! 少し指導を受けただけで、指導のあと初体験のソフトを使って作成できました。
(右写真)できた展示サインを会場へと運んで掲示します。位置、高さ、角度を検討中。この経験を中学校の文化祭でも生かせるかな。

■6月8日(金曜日)
  
植物の標本を整理中。植物分類の約300の科に分類していきます。真剣に、慎重に標本を見る目が印象的です。

  
デジタル紙芝居「ころころだんちゃん」を上演。上演後はダンゴムシについて昆虫との違いを説明です。はっきりと分かりやすい説明でした。しっかり聞いてくれた小学生たちにも感謝です。

  
(左写真)あっと言う間に終了式を迎えてしまいました。小山生涯学習課長(右手前)の「将来、博物館で働きたいですか?」という問いに全員挙手。
(右写真)4階入り口前で集合写真。今回は中学生の協力・協働の姿勢に感心しました。

今回トライやる・ウィークで職業としてのひとはくを経験してくれた中学生の皆さん、ありがとうございました。今回の中学生たちは、他の生徒を気遣いながら全体の成果を上げていける諸君でした。そんな素晴らしい姿勢はこれからの学校生活でも将来の職業でも生きることと思います。これからも優れた特質を伸ばしていってください。最後になりましたが、中学校の先生方、ご指導ありがとうございました。

生涯学習課 竹中敏浩

この夏,7月7日から,当館で「美しき蝶たちとの出会いー江田コレ展2018」を開催します.本コレクション展のポスターやチラシ,バーナー,サムネイル,解説ラベルのデザインをしました.

 江田コレクションは、兵庫県芦屋市で幼少期を過ごした江田茂さん(1930~2008)が趣味で収集した昆虫標本です。標本数は27万点余りで、その半数近くが蝶類標本です。これらは世界中から集められたもので、東南アジアはもちろんのこと、中央アジア、南北アメリカ、アフリカの標本も多数含まれています。今ではワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)で採集や商取引がきびしく禁じられており、入手が不可能に近い種も含みます。「美しき蝶たちとの出会い―江田コレクション展2018」では、こうした膨大なコレクションの中から選りすぐった200種の蝶を展示・解説します。系統分類研究部の昆虫担当2名で,現在,頑張って,準備作業を進めています.美術品のように美しい蝶、珍奇な姿の蝶、不思議な生態の蝶などが展示されますので、是非、足をお運びください (系統・昆虫 橋本佳明).

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月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
 
6月のKidsサンデーは、晴れのよい天気でした。
 

博物館のエントランスホール近くでは、ザクロの花が咲きだしています。

 

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▲ザクロの花が咲いています                                                            


博物館の4階入口近くには、いくつかのコシアカツバメの巣があります。

そのうち、今年5月中旬にできた巣では、入口のところに、コシアカツバメ
の頭が見えます。

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▲もう子育て中?のコシアカツバメの巣


また、その近くの場所で、コシアカツバメが新しい巣を5月下旬から
作り始めています。

 
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▲新しく作られているコシアカツバメの巣
 
 

Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 

午前中は、

まずはじめに 研究員による「サンデーぜみ『バッタの赤ちゃんをさがそう!』が行われました。

『パッタの赤ちゃんをさがそう!』では、
研究員からバッタの赤ちゃんの捕まえ方を伝授してもらってから、
みんなで深田公園にでて、芝生地にいるバッタの赤ちゃんをさがしま~す。




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             ▲研究員からバッタの赤ちゃんの捕まえ方を教わっています

 


みんなで、外に出てバッタの赤ちゃん捕まえます。

 

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 ▲芝生地でさがしています            ▲小学生のお兄ちゃんは、大人のバッタも捕まえました!


みんなで、いろんなバッタの赤ちゃんや、キリギリスの赤ちゃん、その他たくさん見つけていました。




それから
フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『くるりんひらりん空のたび』」が
上演されたり、「展示解説『 海の仲間たちツアー ~大きな骨は何の骨?~』」が行われました。



 『くるりん ひらりん 空のたび』の紙芝居が終わって、森のエビフライの解説や、
実物などを使った説明がありましたよ。                  

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               ▲『くるりん ひらりん 空のたび』の様子                  


 展示解説では、大きな骨の解説や、海の仲間たちのクイズで、みなさん盛り上がっていました 。

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                ▲『海の仲間たちツアー』の様子 

 


午後は、
4階のひとはくサロンで、
ひとはく連携活動グループの 人と自然の会(めだかの学校)の皆さんによる
カエルの鳴き声によく似た音がなる「紙の工作」が実施されました。


人と自然の会の方たちに優しく教えてもらいながら
みんな上手に作品を作っていましたよ。4階のひとはくサロンでは、
「ゲコ、ゲコ。ゲコ、ゲコ」が いっぱいでした。



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▲小さな来館者と、人と自然の会の方とお話中    ▲完成した作品を持ってハイポーズ

 

また、野外では、キッピー山のラボ(三田市立有馬富士自然学習センター)と
ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるんプラザ)さんと
のコラボの『葉っぱで色水あそび』が実施されました。

まず、色水あそびをする葉っぱを自分たちでさがします。

 

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           ▲葉っぱを自分たちで採集しています

 
葉っぱや花びらで色水を作っています。

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             ▲葉っぱが違うと色水の色がちがう?

 

みんな~ たのしかった~?

 


午後のフロアスタッフによるプログラムは、
「フロアスタッフとあそぼう『古代のサイ アミノドンをつくろう』」や
「デジタル紙芝居『ゆめ の つづき』」が 行われました。



『古代のサイ アミノドンをつくろう!』では、
展示されているザイサン アミノドンの模型と一緒に自分で作った作品を持って
記念撮影をしていましたよ。

 

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▲一生懸命に背景の色をぬったりしています  ▲アミノドンの模型(展示物)と一緒にハイチーズ

 

デジタル紙芝居『ゆめのつづき』では、ハスの妖精のハスミンが
いろいろな生きものと出会います。バリバリの関西弁の生きものも
でてきますよ。

 

 

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 ▲『ゆめ の つづき』の紙芝居の様子

 

 

 

午後の研究員によるプログラムは、
「サンデーさーくる『ツバメのような形の紙ヒコーキをつくってとばそう!』」が行われました。





『ツバメのような形の紙ヒコーキをつくってとばそう!』では、研究員から
コシアカツバメのお話を聞いてから、紙ヒコーキをつくって、
みんなで飛ばしました。

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▲コシアカツバメの写真を見ながら色をぬっています  ▲皆でとばしました 

 うまく飛んだかな?


<ちょっとした出来事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 3階 入口近くには、「森に生きる」という展示があります。

 この展示は、兵庫県で見られる動物たちを展示しています。
 その展示を熱心に見ておられる家族がいました。


 4才の男の子がお父さんに、「これはなに?」「これはなに?」と
 1つ1つの動物の名前を聞いていました。

 お父さんは、名前の表示を確かめて男の子に答えておられました。
 (その場面のシャッターチャンス?は、逃してしまいました。)
 
 

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 ▲家族で熱心に展示を見ておられます

 後で、お父さんに伺うと、神戸市に住んでおられるとのことでした。
 また、ご家族で来てくださいね。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

 
今回は、関西ユース(大学生のボランティア)のお姉さんお兄さん
(星野さん、龍見さん、忍田さん、古塚さん)が 子どもたちの
サポートをしてくれました。お疲れ様でした!

 


次回の Kidsサンデーは、2018年7月1日(日)に行われます。


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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


 

昨日に引き続き
フロアスタッフとあそぼう「古代のサイ ザイサンアミノドンをつくろう」
を行いました!

1日目の記事は こちら☆


平成12年、神戸市北区赤松台と上津台でザイサンアミノドンの化石が産出しました。
ザイサンアミノドンは胴長短足で、角はなく現在のカバのように河川やその周辺で生活していたと推定されます。

折り方がむずかしいところもありましたが、お父さんお母さんと協力しながらみなさん一生懸命つくってくださいました(^^)

できあがった作品を手に、記念撮影♪

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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!

次回のフロアスタッフとあそぼうは...

6月9日(土)、10日(日)
『おでかけ画はくの日~イネ科の植物を描こう~』


外に出て、イネ科の植物を観察しながら絵を描いてみましょう!
詳しくは こちら☆

みなさまのご参加をおまちしております!
フロアスタッフ たにぐち

「昆虫大捜査線」シリーズは、みんなで自由に虫とりをして、どんな虫がいるのか調べてみよう!
という、大規模イベントです。

今年も、7月から10月にかけて、いろんなところで実施します。

第一弾は、播磨中央公園(はりちゅう)です。
今年は、時期を変えて7月です。さあ、どんな虫がいるのかな? みんなの実力を、見せてくれっ!!

昨年、募集300名に対して600名くらいの応募があったため、今年は、申込不要・抽選なし。随時受付とします。
時間も、10時から15時。その間、自由に虫とりしてください!


musi_leaf_240.jpg このチラシのPDFファイルをダウンロード


【日時】平成30年7月15日(日)10時〜15時(受付9:30〜随時)
  雨天の予備日:翌7月16日(月・祝)
  順延・中止の連絡:当日朝に、播磨中央公園ホームページでご確認ください。

【場所】県立播磨中央公園「四季の庭」
  〒679-0212 兵庫県加東市下滝野1275-8
  TEL.0795-48-5289


【アクセス】
(電車の場合)JR加古川線「滝野」駅下車 2km
(お車の場合)中国自動車道「滝野・社」ICから西へ3km
 ※ 播磨中央公園は広いです。「四季の庭」へは第5・第4駐車場が近いです。駐車場無料。


【対象・定員】小学生まで(保護者同伴)・定員なし(ということで、人が多すぎるかもしれません。あらかじめご了承ください)


【申込】不要(現地で受け付けしてください)


【講師】八木 剛(県立人と自然の博物館)・協力:ひとはく連携活動グループ「テネラル」(お兄さんたち)ほか


【スケジュール】
  虫の捕まえ方 ①10:00〜10:10 ②13:00〜13:10
  結果発表・質問タイム ①11:30〜12:00 ②14:30〜15:00
  その他は、フリーです。自由に虫とり、つかまえた虫を展示。


【持ち物】虫アミ、虫カゴ、持参ください。飲料水等熱中症対策、虫よけ等、各自必要なもの。


主催:(公財)兵庫県園芸・公園協会 播磨中央公園管理事務所
共催:兵庫県立人と自然の博物館
後援:兵庫県北播磨県民局・加東市・加東市教育委員会


これまでのようす(↓)

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(八木 剛)

6月1日,姫路で開催された兵庫県博物館協会の研修会で,これまでの人博のヒアリ対策への貢献を例に,「外来種問題でも,自然史博物館が一番役に立つ」という内容の講演をしてきました.

 2010年,愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で,「2020年までに侵略的外来種とその定着経路を特定し、優先度の高い種を制御・根絶すること」等を掲げた愛知目標が採択されました.これを受けて、環境省、農林水産省及び国土交通省は、2015年に「外来種被害防止行動計画」を策定し,目標の実現を目指すことになりました.ヒアリをはじめ侵略的外来種は、生態系や人の生命・身体だけでなく、農林水産業,物流,商業等のさまざまな人の活動に多大な被害を与えることが国内外で知られています.このことは,広く多様な主体が連携して,合意のもとに取り組む体制がないと,外来種問題は解決できないことを示しています.外来種被害防止行動計画でも「社会において外来種対策を主流化する」ために,その対策の必要性を国民全体に広く浸透させ、その解決に向けた行動を促すための、適切な普及啓発と、人材の育成を進めていくことを計画の一つに掲げられています.しかし,昨年,2017年に,神戸港で,国内初のヒアリ侵入が発見された以降の社会パニックや,対策の経緯を見ていると,必ずしも,外来種対策を社会の主流化することが,うまくいっているとは言えないでしょう.

 大学や研究機関が広く市民に,直接的に,啓蒙や教育活動を行うことは難しいですが,自然史博物館は,生物多様性や生態系の重要性やそれらの保存の必要性を社会へ実装できる場です.人博では,このために,蓄積した標本資料や高度な研究成果を活用して,セミナーや自然観察会,展示などの生涯学習を数多く行い,大きな成果を上げてきました.まさに,博物館は,外来種問題とその対策の必要性を国民全体に広く浸透させ、その解決に向けた行動を促すための、適切な普及啓発と、人材の育成を進めていくことができる機関です.神戸港でのヒアリ国内初侵入は,国際貿易が盛んな兵庫県が、改めて外来生物の侵入リスクが高く、我が国の外来種問題の最前線に立たされていることを再認識させてくれました.外来種問題の最前線にある自然史博物館として,「外来種問題でも,博物館が一番役に立つ」と言えるように,微力ながら頑張っていければと思っています(系統・昆虫 橋本佳明)

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6/2(土)のフロアスタッフとあそぼうは「古代のサイ アミノドンをつくろう!」でした。

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神戸層群吉川層(約3800万年前)から発見されたザイサンアミノドンは半水生の動物で
姿はカバに似ており、
ツノはありませんでした。
実は絶滅したサイの仲間の大多数にツノはなかったといわれています。



※ザイサンアミノドンの名前は、カザフスタンのザイサン盆地で最初の化石が発見されたことにちなんでいる

3階展示室でアミノドンの歯の化石をみたあと、いよいよペーパークラフトをつくります!

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折り目をつけて、貼りあわせるとアミノドンができたよ!

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背景ぬりえカードに色がぬれたら完成です。


最後にアミノドンの生体復元像と一緒に記念撮影♪



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s-P1190431.jpg s-P1190432.jpg s-P1190433.jpgのサムネイル画像

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ご参加いただきありがとうございました。






明日、6/3(日)も「古代のサイ アミノドンをつくろう!」を行います。

キッズサンデーでイベントもたくさんありますので、ぜひお越しください。

 

フロアスタッフまつだ

ひとはくでは、今年も中学生の「トライやる・ウィーク」を受け入れを行っています。春は2週に分けて受け入れますが、まず1週目は5月29日(火)から6月1日(金)まで行いました。

今回は、三田市立八景中学校、富士中学校、ゆりのき台中学校の3校から6名の中学生が「職業としての博物館」を体験しに来てくれました。今回も1週間で中学生が成長していく様子に館員が逆に元気をもらいました。中学生の成長のようすをご覧ください。

■5月29日(火曜日)
  
三田市内の3中学からトライやる・ウィークのペナントを抱えてやってきてくれました。でも、入館式では緊張した表情。やはり初めての博物館員の体験で、不安もいっぱいだったと思います。

  
(左写真)深田公園を臨んで、その生態系について小舘研究員から学ぶ中学生たち。ひとはくは深田公園の自然も生かしながら博物館のセミナーやイベントを行っています。
(右写真)収蔵庫棟1階で、三枝研究員と一緒に地学系標本の整理を行っています。地味でたいへんな仕事ですが、展示やセミナーを行うには欠かせない仕事です。

■5月30日(水曜日)
  
佐藤研究員の指導のもと、アンモナイト石けんをつくるための石けん材料を秤量する中学生たち。これも来館者にセミナーを楽しんでもらうための準備です。

  
(左写真)佐藤研究員とともに岩石標本を整理しています。
(右写真)来館者をエントランスでお迎えする中学生たち。恥ずかしがらず大きな声であいさつができました。

  
(左写真)デジタル紙芝居「ころころだんちゃん」の手遊びを説明。来館者が一緒にやってくれるのが嬉しいですね。
(右写真)紙芝居の台詞を一生懸命演じる中学生。しっかりした声でダンゴムシのだんちゃんを演じてくれました。

■5月31日(木曜日)
  
(左写真)半田研究員の指導のもと、植物化石の標本整理をする中学生たち。
(右写真)植物化石の補修について学んでいます。真剣なまなざしで学んでくれました。

  
(左写真)標本のラベルの作り方、整理の仕方を学んでいます。ここでも真剣なまなざしが大変印象的でした。
(右写真)サビキコリやフタモンウバタマコメツキについて学んだあと、楽しく生態を学ぶ紙模型をつくります。

  
(左写真)フタモンウバタマコメツキの跳ね上がり紙模型をつくる中学生たち。来館者に楽しんでもらうために数多くつくるためには、集中力と根気が必要です。
(右写真)この日は各中学校の先生たちが訪問してくださったので、学んだことを先生たちに説明しています。久しぶりに出会う先生を前に、ほっとして学校での顔に戻ったような姿に館員はほっこりとしました。

■6月1日(金曜日)
  
(左写真)最終日となって朝の打合せも慣れてきました。フロアスタッフとともに打合せを行い来館者をお迎えします。
(右写真)デジタル紙芝居「ころころだんちゃん」を演じる中学生たち。

  
加藤研究員の指導のもとアンモナイトの石膏レプリカを作成しています。多様な種の研究と、それを来館者に学んでもらうためにはレプリカ作成は欠かせません。丁寧な作業でレプリカづくりに取り組んでいます。

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(左写真)あっという間にトライやる・ウィークの1週間が終了し、退館式に臨む中学生たち。
(右写真)最後にみんなで記念写真。入館式と対照的な自信を持った笑顔です。

今回トライやる・ウィークで職業としてのひとはくを経験してくれた中学生の皆さん、ありがとうございました。皆さんが1週間を修了した笑顔とその成長は、館員にとってのエネルギー源となりました。この経験が皆さんの今後の中学生活、ひいてはキャリア形成に役立つことを願っています。最後になりましたが、中学校の先生方、ご指導ありがとうございました。

生涯教育課 竹中敏浩


5月27日(日)に
ひとはく探検隊「さとやま」の中を歩こう
をおこないました!

今回の隊長は、植物はかせの橋本佳延研究員です!
橋本佳延研究員のプロフィールは★こちら★

「さとやま」って何だろう?
「さとやま」は昔話でおじいさんが山へ柴刈りにいく山。人が手入れして・利用している山のことだよ。
でも、「さとやま」の主役は森のいきものや植物たち。
「お邪魔しまーす」の気持ちで、森に入ろうね(*^_^*)

ブイブイの森(南公園)に向かって、いざ出発!!
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森の空気はひんやりしていて、気持ちいい!!
地面をさわってみると冷たくて、アスファルトと全然ちがうね。
水分をたくさん含んでいるからなんだって!
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森のさわやかな空気を感じ、森の音に耳をかたむけてみよう!!

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展望台に到着!!
三田市は山に囲まれていることが、よくわかるね☆彡
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いつものひとはく探検隊より、長い時間の探検でしたが、みんな最後まで元気に歩きました!!
ご参加ありがとうございました!!

くわしい報告書はただいま作成中です!
完成したら4階ひとはくサロンに掲示しますので、ぜひ見にきてくださいね\(^o^)/

次回のひとはく探検隊は
6/24(日)ひとはく探検隊「虫の赤ちゃんさがし」
詳細はこちらをクリックしてご覧ください。

みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

フロアスタッフ くまもと・かどはま
5月30日に,広島県で地方自治体向けのヒアリ講習会を実施してきました.広島県環境県民局や広島市や呉市などの市町職員,県の港湾局の方々など40名ほどの参加者に,「ヒアリ対策A to Z 」というタイトルで,ヒアリがなぜ怖いのか,ヒアリの侵入ルートとルート別の対策の考え方などを講義しました.90分の長い講義でしたが,参加者の皆さんは最後まで真剣に聞いてくださいました.講義の後の質疑応答でも,たくさんの質問があり,広島県がヒアリを始め外来種問題に真剣に取り組まれていることが,よく分かりました.翌日,広島県環境県民局の方から,参加者の皆さんが「来てよかった」と感想を寄せられているとメールをいただき,次回は,是非,ヒアリ同定実習会を実施して欲しいというリクエストも頂きました.
 いろいろなところへ出向いて,多くの講義を行うのは,正直なところ,体力的に,そして,ルーチンの仕事もあるので,大変です.しかし,環境省・農林水産省・国土交通省がH27年に策定した「外来種被害防止行動計画~生物多様性条約・愛知目標の達成に向けて~」でも,外来種による被害を防止するための考え方と指針として,社会において外来種対策を主流化するために,まずは,「外来種問題とその対策の必要性を国民全体に広く浸透させ、その解決に向けた行動を促すための、適切な普及啓発と、人材の育成が必要です」と謳われています.自然史博物館は,まさに,生物多様性や生態系の重要性を社会に実装する場で,外来種問題を知り,理解し,行動する市民を育成することができる機関です.ヒアリ騒動を契機にして,外来種問題を正しく知り,正しく行動できる社会の実現に,博物館の研究員として,そしてアリの研究に生涯をかけて取り組んできた大学研究者として,少しでも貢献できればと思って,頑張ります(系統・昆虫 橋本佳明)

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JR姫新線イベント列車「むしむし号」で行く 虫とり大作戦 in 西はりま天文台公園

今年も開催!!むし大好きなみんなのための、夢企画です!
昆虫の専門家、虫にくわしいお兄さん・お姉さんたちといっしょに 列車の中では「むしむしクイズ大会」と「車内むしむしたいけん」。 天文台で、思いっきり虫とりしちゃおう!

【開催日】 平成30年7月21日(土) 雨天決行 9時00分 JR姫路駅4番乗り場 集合

【参加費】 無料 ※ただし、JR乗車券は各自購入 (乗降駅~佐用駅の切符をお買求めください)

【対象・募集定員】 幼児~小学生とその保護者80名(応募多数の場合は抽選)

【申込方法】
下のチラシをダウンロードし、裏面の申込書に必要事項を記入の上、郵送またはFAXで下記まで。
- - - - - - - - - -
兵庫県西播磨県民局総務企画室総務防災課
〒678-1205 兵庫県赤穂郡上郡町光都2-25
FAX: 0791-58-2328
- - - - - - - - - -

【申込締切】平成30年7月3日(火)必着

【問い合わせ】同上 TEL:0791-58-2113

【実施主体】
主催 兵庫県西播磨県民局
共催 姫新線利用促進・活性化同盟会,兵庫県立人と自然の博物館
協力 兵庫県立西はりま天文台、西はりま天文台公園、ひょうご環境体験館、佐用町昆虫館

昨年のようすです
IMG_3165.jpg むしむし号@姫路駅姫新線ホームIMG_3189.jpg 車内むしむしたいけんCIMG9549.jpg むしとりのコツを指南IMG_3201.jpg むしとりのようす

JR_musimusi2018-180.jpg ← このチラシのPDFファイル(裏面に応募用紙)

兵庫県西播磨県民局のホームページにも同じ情報があります。

(八木 剛)


5月27日(土)にフロアスタッフとあそぼうのぞいて!ホタル」をおこないました。
みなさんホタルを見たことがありますか?
兵庫県では、成虫が夜に光るのは3種類。ゲンジボタルヘイケボタルヒメボタルです。
それぞれ姿や大きさ、光りかたが違います。
そして、棲んでいる場所も違います。
詳しくはホタルの発光(動画コンテンツ)をご覧くださいね。

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黒い箱の中にホタルのくらす場所をつくります。
小川や田んぼ、木がたくさん生えた森など自由に描きました。


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つぎに、ひかるヒミツの蓄光パウダーを水のりで溶いたもので、ホタルを描きいれます。
乾かして~、よ~く光に当てたら、いよいよ箱の中をのぞきます。

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「うわっ光ってる!」「見えた!」「ぼーっと光ってる」「もっとたくさん光らせたいよ」などなど・・・
みなさん何度も光に当てて、発光を楽しんでいました。
本物のホタルにも出会える季節です。参加されたお友だちからも「このあいだ、ほんもののホタルみたよ」って!
みなさんも会えるといいですね。

さて6/2(土)、3(日)フロアスタッフとあそぼう
「古代のサイ アミノドンをつくろう!」です。
ご参加お待ちしています!

(フロアスタッフ いしくら)


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神戸市で発見された古代のサイ「 ザイサンアミノドンを知っていますか?

神戸層群吉川層(約3800万年前)から歯などの化石が産出したアミノドンは胴長短足で、
角はなく、現在のカバのように河川やその周辺で生活していたと推定されています。


6/2(土)、3(日)のフロアスタッフとあそぼうは
「古代のサイ アミノドンをつくろう!」
です。

アミノドンのペーパークラフトをつくってみませんか?


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時間:13:30~14:00 
場所:3階丹波の恐竜化石展示室
定員:20名 参加費:無料

※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。



3階丹波の恐竜化石展示室に、アミノドンの生体復元像や発見された歯の化石の展示がありますので、ぜひご覧ください。

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ご参加お待ちしております。

 

フロアスタッフまつだ

5月23日,京都府環境部の「外来種バスターズ」委員会に,委員として参画してきました.

 外来種の侵入定着を防ぎ,地域の安全な暮らしを守るためには,外来種が定着・分布拡大する前に発見して,初期段階で駆除するのが,一番有効な手立てです.しかし,行政だけで,十分に,外来種監視の目を光らせるのは,なかなか難しいところです.そこで,京都府は,本年度から,行政と民間,そして市民の協働で,外来種の監視,駆除に取り組む「外来種バスターズ隊,監視協力隊」を立ち上げることにしたのです.このような試みを本格的な施策として,地方自治体が実行する試みは,これまでに例の無い,画期的なものです.

 外来種バスターズを実施していくためには,対象とする外来種の選定だけにとどまらず,正確な自然科学の知識に基づいて,外来種の発見や駆除が行える人材育成にも,行政担当者だけなく民間企業や市民を含めて,広く取り組む必要があります.「思索し、行動し、提言する博物館」の研究員として,また「社会から信頼され評価される、世界水準の大学」の教員として,私がこれまでに人博や兵庫県大で蓄積した研究成果や啓蒙・教育活動のノウハウを生かして,この画期的な取り組みが成功するように,微力ながら支援していこうと思います.そして,この活動で得たノウハウを,地域の自然と安全な暮らしを守るために,兵庫県での環境施策や外来種対策に還元できるように,しっかりと学んできます(系統・昆虫 橋本佳明).

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5月22日に,岡山県環境文化部自然環境課主催の第2回ヒアリ講習会を実施してきました.今回は,港湾関係者向けということで,倉敷市の水島港近くの倉敷市環境学習センターで,3時間の講習.70名を超える港湾事務所,事業者,荷主の方々の参加がありました.
 講習会では,まず,「ヒアリ対策A to Z」のタイトルで,なぜ,ヒアリが怖いのか,ヒアリの侵入ルートは2つ,各侵入ルートごとに,どのような対策が必要かを講義,続いて,岡山県が用意してくださった実体顕微鏡と,人博から持参したヒアリやアカカミアリの標本を使って,ヒアリやアカカミアリの一次スクリーニングの実技講習を行いました.さらに,今回は,特に,現場でヒアリに遭遇することが多い方々が対象でしたので,肉眼で,ヒアリやアカカミアリと,アリグモや在来のアリを区別するポイントについても講義してきました.倉敷市の港湾地区は,岡山駅から車でも1時間以上の距離があり,人博から近いようで遠い場所での講習会ということもあり,結構,体力的に疲れましたが,ヒアリ水際防衛の最前線におられる方々に,直接,講習をさせていただける貴重な機会となりました.
 明日は,京都府の環境部自然環境保全課が計画している,行政と民間,市民の力を集結して外来生物対策にあたる「外来種バスターズ」組織委員会に参画してきます.これから,ますます,経済のグローバル化が進む中で,地域に,生物多様性保全に関わるセンターや自然史博物館があることが,いかに,外来生物対策に力になるのかを実感しています.人博の存在価値,そして,大きくは,日本の自然史博物館の意義をアッピールする好機ととらえて,少々,くたびれてきましたが,外来種から地域の方々の安全な暮らしを守る手助けのために,頑張ります(系統・昆虫 橋本佳明)

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こんにちは♪♪♪
暖かくなったり、寒くなったり、気温差がある日々が続きますが・・・
風邪などひいていませんか?

フロアスタッフのイベント案内です。

~6月のイベント~

フロアスタッフとあそぼう 13:30~

 ★ 2(土)・3(日) 「古代のサイ アミノドンをつくろう」

    3階丹波の化石展示室
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 ★9(土)・10(日) 「お出かけ画はくの日」~イネ科の植物を描こう!~

  4階オープン・ラボ集合

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外に出て、イネ科の植物を観察しながらかいてみよう!

 

 ★ 16(土)・17(日) 「カタツムリペーパークイリング」

     4階オープン・ラボ 
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 ★ 23(土)  「川でさかなつり」 

  2階展示室


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    上流・中流・下流どんな魚がつれるかな?

 

★ 30(土) 「ササ舟をつくってみよう!」 

 4階オープン・ラボ 


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ひとはく探検隊 13:00~

★ 24(日) 「虫の赤ちゃんさがし」 隊長:櫻井研究員

 4階ひとはくサロン集合

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   赤ちゃんってどんな形?公園でさがしてみよう!

  

 

博物館で楽しいひとときを過ごしませんか?

皆様のご来館、心よりお待ちしています。

 

                フロアスタッフ  にしぐちひろこ

 JICA(独立行政法人国際協力機構)が行っている課題別研修のうちのひとつの研修として今日、ひとはくで6カ国の研修員の方々が研修を行われました。また、この機会に館内の展示を見学して頂きました。このようすをご報告します。

 今回の課題別研修のテーマは「市場メカニズムを活用した持続的森林・自然資源管理」で、日本で5月13日から6月24日まで研修されています。世界6カ国(ブラジル・ホンジュラス・ケニア・レバノン・チュニジア・ウガンダ)から来られた研修員の方々ですが、研修員といっても学生ではなく、それぞれの国でこのテーマに取り組まれている専門家や行政の方々で日本の技術を学びに来られています。ひとはくでは今日1日GIS(地理情報システム)を用いた自然資源管理について学ばれました。
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6カ国6名の研修員の方々。本日研修の講師を務めた本館の三橋弘宗主任研究員(右から3番目)、JICA関係者(両脇)とともに。

  
(左写真)スマホに「館ナビ」kan-naviアプリをインストールしていただき、英語の解説を見ながら各自の興味のある展示をご覧いただきました。館ナビには日本語や日本語(子ども用)の案内もありますので、次回ご来館の際にはお試しください。>> ご自身のスマホを使って「展示解説」が楽しめます!
(右写真)「世界の森」展示を見る研修員の方。自国から運ばれてきた展示物を見ていただきました。

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(左・右写真)興味を感じていただけたのは、やはり兵庫県産の丹波竜タンバティタニスの展示です。母岩に含まれる様子を再現した模型の展示を熱心に写真に撮られていました。

  左写真は、研修を終えられ出発される6カ国6名の研修員の方々です。三橋研究員(左手前)から豊岡での研修についての励ましを受けています。
これから豊岡市までバスで移動され、現地で研修を続けられるとのこと。遠く海外に来られてタイトなスケジュールで研修されるのは、体力的にもかなり厳しいことと思います。お体に留意され、6月24日まで研修を続けられるよう願っています。


生涯学習課 竹中敏浩 

みなさんこんにちは!
5月19・20日の両日、フロアスタッフとあそぼう「くるくるとぶタネ」を行いました。

みなさんは「フタバガキ」という植物を見たことがありますか?
日本にはありませんが、熱帯雨林に自生しています。
木の高さは、およそ30~40メートル位ですが、70メートル近くになるものもあります。
タネは高い所から、回転しながら落ちます。
どんな工夫があるのか、タネの標本を見て模型を作りました。
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完成したフタバガキのタネの模型を飛ばしてみました。
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くるくるっと回りながら落ちるタネには、工夫があります。
二枚の翼を、少しずらしてV字になるように取り付けるのがポイントです!
みなさんも、タネの模型作りにチャレンジしてみてくださいね。

 フロアスタッフ てらお ゆみこ 



昨年に,ヒアリについて,「見慣れない赤いアリに注意」というフレーズが注意喚起のチラシやポスターに使われたためか,今も,赤い体色のアリを見つけた方から,ヒアリかもしれないという問い合わせが博物館にあります.特に,この時期,胸部と腹部の一部が真っ赤なムネアカオオアリの結婚飛行シーズンで,このアリを見て,ヒアリと思う方が多いようです.
 台湾で撮影したヒアリの生態写真(肉眼での印象に近い倍率)とヒアリ・アカカミアリの体色と在来アリの体色に比較表を掲載しておきます.見てわかるように,ヒアリは,むしろ茶色から黒っぽく見えるアリで,決して,赤いアリではありません.また,殺人アリと騒がれたことで,みなさんのイメージの中では,ヒアリは巨大なアリと思われている方が多いようですが,体長は,小型の働きアリで2mmぐらい,一番大きな働きアリでも6mmほど,女王アリも1cmぐらいの大きさです.アリ界では,ヒアリは中肉中背のアリです.ムネアカオオアリは働きアリでも体長1cmぐらい,女王アリは2cmもある日本で最大のアリです.
 人博では,小型から大型の働きアリまで,実物のヒアリ標本を展示しているので,一度,実物を見に来てください.「百聞は一見にしかず」です.実物を実際に見ることができるのが,自然史博物館の良さ.そして,人博では,外来生物の事や生物多様性を学ぶことができるセミナーも多数開講しています.「百見は一考に如かず,そして,百考は一行に如かず」です.正しく知って,正しく怖がり,正しく行動できるようになれますよ (系統 昆虫 橋本佳明)

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ひとはく & 森林動物研究センター
(兵庫県立大学大学院環境人間学研究科共生博物部門)

  大学院の魅力を1日で紹介します!
 博物館での研究活動や野生動物管理に興味のある方ならどなたでも歓迎です。大学院の魅力を体験してください。また、一般の皆様にも興味深い内容となっていますので、ぜひお越しください。

■概要
日時:平成30年6月16日(土曜日)
定員:20名
受講料:無料
内容:第1部 大学院の研究紹介(13時~14時45分)*内容は下のとおり
   第2部 各研究部による実演的な研究紹介(14時50分~16時00分)*内容は下のとおり
申込締切:6月14日(木曜日) ※先着順とします
備考大学院への進学の相談にもご希望の教員が直接対応します.

■お申し込みはこちらから>> ひとはく&森林動物研究センター 大学院公開セミナー 申込

チラシのダウンロードはこちらから>> 大学院公開セミナーチラシ
内容詳細

 ひとはく および 森林動物研究センターの大学院(兵庫県立大学環境人間学研究科共生博物部門)では、修士課程の大学院生および社会人学生の受け入れを積極的に行っています。今回の「人と自然の博物館・森林動物研究センター 大学院公開セミナー」は、博物館での研究活動や野生動物管理の実践に興味のある大学生や一般社会人向けの公開セミナーです。
 セミナーの第1部では、地球科学・系統分類・生態・環境計画・生物資源・森林動物の6研究部門の教員が、各部門15分ずつ、自然史や人と自然のあり方についての様々な研究を紹介します。
 第2部では、研究部門に分かれて、標本資料や動画等を用いた研究の紹介、収蔵庫やジーンファームの施設公開などを予定しています。

研究部門 第1部 13:00~14:45 第2部 14:50~16:00
6研究部門の教員が、各部門15分ずつ、研究を紹介します。

三枝春生准教授
『篠山層群(中生代前期白亜紀)から産出する脊椎動物化石の研究について』

太田英利教授
『生物の多様性を、標本を使って科学する: 系統分類学、多様性生物学へのいざない』


高橋鉄美教授
『生態研究部門の研究紹介』

赤澤宏樹教授
『公園・街路樹のつくりかた』

石田弘明教授
『里地里山の生物多様性の保全に向けて』

横山真弓教授
『野生動物管理の最前線を学ぶ』

『顕微鏡観察による珪藻化石を用いた古環境研究の紹介』
『乾燥標本収蔵庫の昆虫標本の実見』
『動画を用いて紹介する「動物行動学」の魅力』
『深田公園の自然のデザイン』
『ジーンファーム(野生植物を育成・増殖するための施設)を活用した活動の紹介』
『野生動物の骨格標本と動画を交えた研究紹介』


 大学院の詳細は、HPからもご覧いただけます>> 
http://www.hitohaku.jp/shizenken/kyousei/

 このセミナーは大学院進学希望者だけではなく、一般の皆様も対象としていますので、お誘い合わせの上、ぜひお越しください。

兵庫県立人と自然の博物館
主任研究員 和田年史


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4/30(月)、5/5(土)
「はかせと学ぼう ~アンモナイト石けんつくろう!~」を行いました~(^▽^)

あか、あお、きいろにみどり、好きな色の石けんをつくろう!
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石けんをつくる前に、佐藤研究員からアンモナイトのお話。
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2メートルもあるアンモナイトが見つかったこともあるんだって!
おとなよりもずっと大きい!

石けんのもとを溶かしたら、型に流しこみます。
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(どんな石けんができあがるのかドキドキ!)

固まるまで約30分...

ステキなアンモナイト石けんができました~!
色もとってもさわやかですね!
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母の日のプレゼントにする!というお友だちも。
きっと最高のプレゼントになりますね!

たくさんのご参加、ありがとうございました(*^▽^*)

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教職員・指導者セミナーは、夏休みの7月30日~8月3日に集中して開講し、レベルアップや苦手克服にも対応できるセミナーです。中堅教諭等資質向上研修(10年経験者研修)や初任者研修としても活用できます。

受講対象者は、小、中、高等学校、特別支援学校、幼稚園、保育園の教職員の方や、環境体験学習等を指導されている教員以外の方です。

ただいま、今年度分を参加受付中です。一次締め切りは6月15日(金) 次締め切りは7月15日(日) までとなりますので、お早めにお申し込みください。


すぐにお申し込みされる方はこちらからどうぞ>>
 教職員・指導者セミナー一覧


■タイムテーブル
今年度は7月30日(月)~8月3日(金)に開講しますが、タイムテーブルは下のようになっています。
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■申し込み方法
○「申込書」(学校等に配布したもの、またはホームページよりダウンロード)に必要事項を記入のうえ、FAXまたは郵送、もしくはホームページからお申し込みください。
 お申し込みはこちらからどうぞ>> 教職員・指導者セミナー一覧
一次締切は6月15日(金) です。
○定員を超えたセミナーについては、抽選により受講者を決定します。
定員に満たないセミナーは、7月15日(日)を最終締め切り とし、先着順にて定員まで募集を行います。
○受講決定通知は、一次締め切り終了後から所定の手続きをした上で、学校長または所属長宛に送付します。受講決定通知は、当日の入館証を兼ねていますので、必ず持参してください。
○教職員・指導者セミナーのお問い合わせは 079-559-2002 へ電話seminar@hitohaku.jpへメール 生涯学習課 教職員・指導者セミナー担当までご連絡ください。

■セミナーガイド
○ひとはくのセミナーガイドをダウンロードされる場合はこちらからどうぞ。>>
 「セミナーガイド2018(全体)」 「セミナーガイド2018(教職員・指導者セミナーページ)」

5/13(日)の「画はくの日」は、昨日と同じ ~アメリカマストドンを描こう~ を行いました。

1階展示室にいるマストドンをじっくりみて、絵をかいてみよう♪



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アメリカマストドンは高さが約3mある、とても大きなゾウの仲間です。
マンモスに似ていますが、実は頭の形も歯の形も違います。

マストドンの歯は山のような突起が並んでいますが、マンモスはギザギザが無い洗濯板のような歯が特徴なんですよ。

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正面、横、おしりから色んな角度で描いて頂きました。

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たくさんのご参加ありがとうございました。













次回の画はくの日は、6/9(土)・10(日)です。

「画はくの日~イネ科の植物をかこう!」

 

外に出て、イネ科の植物を観察しながらかいてみよう!
色鉛筆など道具は貸出します。

▲くわしくはタイトルをクリックしてください。

 

フロアスタッフまつだ

5月11日に,岡山県の環境文化部自然環境課主催の自治体向け「ヒアリ対策講習会」が開催されました.岡山県のヒアリ有識者会議の委員を務めている関係もあり,この講習会で,講師として,ヒアリを始めとする外来アリ対策の講義と,持参した標本を使って,ヒアリやアカカミアリの一次スクリーニング技術の実習を行ってきました.同課で,ヒアリや外来生物問題に積極的に取り組まれている継山さんのご尽力もあり,岡山県下の市町村から,40名近い方々の参加がありました.また,地元のテレビ局や新聞社も取材にこられ,講習会の様子を熱心に撮影したり,参加者にインタビューをされていました.

 講義では,まず,ヒアリを正しく知って,正しく怖がるために,「なぜヒアリが怖いのか」から講義をしました.ヒアリが怖いのは殺人アリだからではなく,ヒアリの侵入定着を許すと,地域の生態系や生物多様性だけでなく,農業や商業活動という人の営みにも大きな被害をもたらし,さらには自然を愛好する文化までを破壊するモンスターだから恐ろしいのです.そして,アリと言う生き物の凄まじい繁殖力と,それ故にヒアリの駆除は難しいこと,それでは,その強敵に,どのように,立ち向かえば良いかを,できるだけ具体例をあげて,お話しをさせていただきました.

 実習では,持参した在来のアリと,ヒアリ,アカカミアリの標本を各テーブルにお渡し,岡山県に用意いただいた実体顕微鏡を使って,参加者の方々にヒアリとアカカミアリのスクリーニングを体験していただきました.顕微鏡の標本画像をスクリーンに投影する装置で識別のポイントを解説しながら,参加者のところを回って,一緒に顕微鏡を覗き,さらには,その合間にテレビ局のインタビューも受けるという,かなりハードな実習講義でした.しかし,人博で作成したヒアリとアカカミアリの一次スクリーニングの教科書を開いて,実体顕微鏡を使うのが初めてという方や,老眼で顕微鏡を覗くのに苦労されている方が,一生懸命にアリの標本を見ておられるので,へこたれるわけには行かず,頑張りました.実習では,参加者の皆さんが,実際にヒアリの標本を見て,思っていたよりもヒアリが小さいと驚かれていたのが印象的でした.すぐにヒアリやアカカミアリを同定できるようになるのは無理だとしても,実物を知ったことで,他のアリをヒアリやアカカミアリと簡単に間違えることはなくなるに違いありません.博物館でヒアリの展示を作り,実物の標本を配架している意義も,ここにあります.実物を多く保管している博物館は,外来生物の問題でも,一番役に立つところなのです.

 岡山県では,さらに,倉敷市で港湾関係者を集めて,ヒアリ対策講習会を開催される予定で,そこでも講師を務めることになっています.外来生物問題と地域の自然や生活を守るために,人博と兵庫県も頑張ってますが,岡山県,さらに頑張っておられます.(系統 昆虫 橋本佳明).

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本日の画はくの日は、一階で 一際目を引く「アメリカマストドンを描こう」でした。

アメリカマストドン と マンモス はどう違うのかな?
はじめに簡単な説明とクイズをしてから、お待ちかねの お絵かきタイム!

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とっても大きなアメリカマストドンを見上げながらも、みなさま一生懸命描いてくれています。

えんぴつで下書きをしてから色をぬったり、下書きなしで直接クレヨンで描いたり。
人によって まったく描き方が違うのが面白いですね。
出来上がった絵も個性があふれていて、どれも本当に素敵な作品ばかりです。
本日描いていただいた作品は約1ヵ月、4階ひとはくサロンに掲示しています!
ぜひ見に来てくださいね♪

ご参加のみなさま、ありがとうございました☆

明日も画はくの日「アメリカマストドンを描こう」を行いますので、どうぞご参加ください!


フロアスタッフ ふじわら

 5月9日に,芦屋市環境衛生協会主催で開催された市民向けの害虫対策講習会で,ヒアリの講演をしてきました.
平日にもかかわらず,100名近い方々が講習会に参加してくださり,講演する方としても熱が入りました.

ヒアリは殺人アリ?
 講習会は,蚊が媒介する病気の話とその対策と,ヒアリ対策のお話の二本立てでした.昨年度,ヒアリは殺人アリだと騒がれたこともあり,人への刺噛被害に,どうしても,皆さんの関心がいきがちです.私も,神戸で日本初のヒアリ侵入が発見された当初は,米国では年間,何人もの人がヒアリで亡くなっているという情報もあり,ヒアリは怖いアリだと思っていました.しかし,その情報をよく調べてみると,必ずしも,科学的な根拠に基づくものではないことがわかりました.例えば,何かの虫に刺された一般の方が,正確に,その虫をヒアリと同定できるわけはなく,ハチやアリのような虫に刺されたという報告例の中から,これは,ヒアリに刺されたのだろうという推定に基づく数字のようでした.そこで,住居環境などが日本に似た台湾に直接,出向いてヒアリ被害の現状を伺ってくることにしました.台湾は,米国からヒアリが侵入して10年になります.台北にある保健所で話を伺うと,ヒアリによる台湾での死亡例は,これまでに0人で,ヒアリに刺された多くの方は,薬局でヒスタミン軟膏等を買って,自分で対処されているということでした.私も,その時にヒアリの野外調査を行い,2回ほどヒアリに刺されました.刺された瞬間は,かなりの痛みがありましたが,その後は,少し赤く腫れただけで,特に,体に異変を感じることはありませんでした.もちろん,ヒアリによるアナフィラキーショックが起こるかどうかは,刺された人の体質によるところが大きいので,安心はできません.しかし,殺人アリという表現は,少々,大げさであることがわかりました.

ヒアリが怖いわけ
 ヒアリの侵入と定着を許すと,怖いのは,ヒアリがアリだからです.アリは,卵を産むのと長生きするのが仕事の女王アリと,雑用をこなす働きアリが一緒に,家族で巣を作って暮らす昆虫です.産卵マーシンの女王アリは毎日膨大な数の卵を産むことができ,ヒアリの女王アリは1日1000個以上の卵を産むことが知られています.その結果,ヒアリの巣にいる働きアリの数は,6年ぐらいで,20万匹を超えるまでに増殖します.ヒアリは雑食性で,花の蜜から種子,動物,時には,機械油までを餌にすることがわかっています.このため,中国では農作物の花がすべてヒアリに食い荒らされて,巨額の農業被害が生じたり,米国では電気ボックスなどにヒアリが入り込み,ケーブルなどを齧ることで停電などの経済被害まで起こっています.ヒアリは,単に健康被害を引き起こす衛生害虫ではなく,農業から産業まで,人の営みすべてに大きな被害をもたらすモンスターなのです.さらに,ヒアリを駆除するためには,いくら働きアリを殺しても意味がありません.何十万匹という数のアリの中から,産卵する女王アリをピンポイントで攻撃し,殺さないと駆除することはできないのです.ヒアリが本当に怖い理由は,こうしたアリという生物の特徴にあります.ヒアリを正しく怖がり,ヒアリと正しく戦っていくためには,まずは,ヒアリやアリという生き物の事を正しく知る必要があります.

 博物館には,アリを研究する私のような,基礎的な自然史研究に取り組む多彩な研究員がいます.ヒアリと正しく戦うために,アリという生き物のことを正しく知る必要があるように,外来種問題をはじめ,生物多様性や生態系の保全や県民の安全な暮らしを守るためには,実は,博物館が有する自然科学の成果が役に立つことを,ヒアリは示してくれました.今後も,微力ではありますが,これまでの研究成果を,少しでも社会に還元できるように,尽力してまいります(系統 昆虫 橋本佳明)

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ゴールデンウィーク最終日の5/6(日)、
フロアスタッフとあそぼう!「ひとはく宝さがしラリー」
をおこないました!!
この日はイベントもりだくさんのキッズサンデー!
たくさんのお客様が参加してくださいました\(^o^)/

宝の地図をもって謎をとき、ひとはくにあるお宝をさがそう!
展示をよーく観察すると、いつもは気付かなかった面白いものが見つかるよ!
そんな展示の中にあるお宝を、みんなにさがしてもらいます♪

まずは、やり方の説明です。
みなさん、真剣な面持ちで聞いてくれてますね。
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さぁ!スタートです!!
保護者の方と相談しながら、えんぴつ片手に、謎をときます。
みんなじっくり観察してくれていますね☆彡
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答え合わせをしましょう!
全問正解のお友達もたくさんいましたよ(^_^)v
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参加してくださったみなさま、ありがとうございました!!

5/12(土)・13(日)のフロアスタッフとあそぼう
「画はくの日」
博物館の展示をじっくりみながら、絵を描いてみましょう。
色鉛筆など道具は貸出します。何を描くかは、来てのお楽しみ♪

みなさまのご参加をお待ちしております!!

フロアスタッフ かどはま

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
 

5月のKidsサンデーは、朝は晴れていましたが、午後から風が強くなって
曇りだしました(不安定な天気です)。

 
 
春ですね~。
博物館のまわりでは、ヒラドツツジの花がたくさん咲いています。

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▲ヒラドツツジの花がきれいに咲いています                                                            

 

博物館の入口近くではコシアカツバメの巣づくりも始まっています。

 

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▲先月中旬から つくり始めたコシアカツバメの巣
 (くちばしに泥だんごをくわえています)
 






Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 

午前中は、

まずはじめに 研究員による「サンデーぜみ『ツツジのなかまの花や葉っぱをかんさつしよう!』」や
「泥だんごをつくろう!」が行われました。

 

『ツツジのなかまの花や葉っぱをかんさつしよう!』では、
みんなで深田公園にでて、ツツジのなかまをさがしま~す。





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▲深田公園でツツジのなかまを見つけました

 

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           ▲ヒラドツツジの花をじっくり観察中!

 

 ヒラドツツジの花や葉っぱには、どんな特徴があったかな?


「泥だんご を つくろう!」は、エントランスホールの前の芝生地で
実施されました(このプログラムは、午後も行われました)。




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▲エントランスホール前の芝生地で実施されました



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          ▲みんな集中して 泥だんご を つくっています


みんな上手につくっていましたよ。




それから
フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『丹波の恐竜タンタンのひとはくナイトミュージアム』」が
上演されたり、「展示解説『 ボルネオ ジャングル探検ツアー』」が行われました。

 

『 ボルネオジャングル探検ツアー』では、クイズに答えたり、ドリアンの果実の重さや匂いを体験するなど
していましたよ。

 
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  ▲ボルネオジャングル探検ツアーの様子

 

 

午後は、


フロアスタッフによるプログラムは、
「フロアスタッフとあそぼう『ひとはく宝探しラリー』」や
「デジタル紙芝居『アンモナイト物語』」が 行われました。

 


『ひとはく宝探しラリー』では、ルールのお話を聞いてからスタート。
小さな来館者は、家族で探したり、フロアスタッフのお姉さんに聞いたりして探していましたよ。

 

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 ▲『ひとはく宝探しラリー』の様子

 

 


デジタル紙芝居『アンモナイト物語』では、たくさんの来館者で
アースシアターは熱気ムンムンです。どんなアンモナイトが登場していたのかな。

 


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 ▲『アンモナイト物語』の紙芝居が始まる直前の様子
   
 

 


 

2階の多様性フロアでは、 
ひとはく連携活動グループの 人と自然の会 の皆さんによる
「パネルシアター『おおきな かぶ』、『さんびき の こぶた』」が
上演されましたよ。

 


『さんびき の こぶた』では、タンバリンやスズ、手作りの打楽器(?)などの効果音が・・・。
すごいですね~。

 

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▲パネルシアターの様子。効果音もバッチリです

 

 


午後の研究員によるプログラムは、
『解説!丹波竜の骨格模型』や
「サンデーさーくる『葉っぱぐるぐるをつくってあそぼう!』」が行われました。


『解説!丹波竜の骨格模型』では、4月27日から展示されている丹波竜(タンバティタニス・
アミキティアエ)の全身骨格模型(10分の1の大きさ)と頭骨模型(実物の大きさ)も
含めて恐竜化石の詳しい説明が行われました。

 

 


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▲新しく展示された丹波竜の頭骨模型の解説中!

 




『葉っぱぐるぐる を つくって あそぼう!』では、研究員から
葉っぱのお話を聞いてから、いろんな葉っぱを使って、
葉っぱがぐるぐる回る おもちゃをみんなでつくりました。

 

 

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▲研究員が葉っぱの話をしています



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▲こうやって、つぎは こうやって・・・・       ▲お父さんも 「葉っぱぐるぐる」 を しています

 

 うまくできたかな?

 


<ちょっとした出来事 その1>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 2階 生物多様性フロアには、「ひょうごの昆虫」という標本
  展示があります。

 この展示は、兵庫県で見られる昆虫の標本を展示しています。
 その展示で、少年3人が標本を指さしをしたりしています。


 そ~と近づいて聞き耳を立てると・・・


 「次は、コアシナガバチ をさがそう―」と三田市内に分布があるハチの名前を
 言って、展示している標本の中から探すことをしていました。


 声をかけて『昆虫は好き?』と聞いてみると、小さい来館者
 の男の子に「こんちゅう って?」と逆に聞き返されました。


 この少年3人は、三田市に住んでいる小学校 5年生のお兄ちゃんと、
 2年生の男の子(小さい来館者)の2人でした。

 

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 ▲一生懸命に昆虫の標本を見ている? 少年たち

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 ▲昆虫標本の前で記念撮影です。ハイ、ちーず!



 再び『「ムシ」が好きなの?』と聞くと、「そうでもない。」と
 (あっさり)応えが帰って来たので、『あっ、そうか。』と
 (声のトーンが さがりぎみに)言ってしまい、なぜか
 さびしい気持がしました。
  
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 



<ちょっとした出来事 その2>
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

 4階 の「ひとはくサロン」と呼んでいる場所には、休憩
 コーナー、図書コーナー、さわれる標本のコーナーなどが
 あります。


 その「ひとはくサロン」のテーブルで、地学関係の研究員が
 小さな来館者(男の子)とその家族に対応をしていました。


 近くで話を聞かせてもらうと、どこかで見つけた石などを
 研究員に見てもらっている最中でした。

 
 男の子が持ってきてくれたケースの中には、ジュースの王冠
 やスーパーボールなど、いろんなものが入っている中に、
 石(化石を含む)も たくさん入っていました。
  たぶん、彼の宝箱なのでしょうね(おじさんも 宝箱
 もっているよ!)。 


 石の中には、植物の化石も入っていたようで、「ひとはく
 サロン」に展示されている「さわれる化石」を研究員から
 紹介されていましたよ(あごヒゲを生やした方は、
 男の子のパパです)。

 

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 ▲研究員に見てもらっている小さな来館者とその家族

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 ▲ひとはくサロンのさわれる化石を見ています


 宝箱の中には、植物化石の他に、どんな石が入っていたのかな?
  
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
 


 

 

次回の Kidsサンデーは、2018年6月3日(日)に行われます。

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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

 




 

昨年に引き続き、今年は6/24(日)・7/28(土)・7/29(日)・8/11(土)の全4日間の日程で、『海の生きもの調べサマースクール in いえしま』を開催します(申し込み締切日は610日(日) です)。

このセミナーは、海辺の生きものや自然環境に興味をもつ小学5年生または6年生を対象に、姫路市沖の「いえしま自然体験センター」を拠点として活動するサマースクールです。初めて開催した昨年の様子を以下に紹介します。

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昨年のセミナー参加者が取り組んだ研究テーマは「魚の口の長さ調べ」・「家島にいたヒトデの研究」・「ヒメハゼの研究」・「ヤドカリの貝殻の違い」・「磯の生き物調べ」・「ウニの移動について」・「魚の体」・「イシダタミ貝の研究」などでした。このセミナーでは、オリジナルの夏休み自由研究もサポートします。ぜひ一緒に面白い研究に取り組みましょう。

(和田 年史(わだ としふみ)/生態研究グループ)

ゴールデンウィークも後半になりました。

ただいま博物館の4階ひとはくサロンで、ゴールデンウィーク特別企画「チョウがいっぱい!」を行っております。


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チョウの羽に絵を描き、モビールにしてひとはくサロンの天井につるしてみませんか?
4階ひとはくサロンをチョウでいっぱいにしましょう!

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花柄、水玉もよう、ハートに

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にじいろやチョウのもようを描いて、色とりどりのかわいいチョウがいっぱい!



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ゴールデンウィーク特別企画「チョウがいっぱい!」

開催期間:~5/6(日)まで 
参加費:無料








※ゴールデンウィーク後も「チョウがいっぱい!」の作品は、しばらくのあいだ展示します。

 

イベントもいっぱい!な「ひとはく」に遊びにきてください♪

 

フロアスタッフまつだ

ゴールデンウィークの合間の5月2日(水)、大阪府堺市にある大阪府立泉北高等学校総合科学科の第1学年3クラスの生徒さんたちが、ひとはくに来館し、実習を行ってくれました。たいへん興味を持って礼儀正しく実習を行ってくださいました。そのようすをご報告します。

特注セミナー概要説明
この実習は、ひとはくの「特注セミナー」という講座をご利用いただいています。講師を務める和田主任研究員(海洋生物学・頭足類学)と生野研究員(古生物学・地質学)からセミナーについて説明を行いました。また、あわせて和田研究員から科学系人材を目指す生徒さんたちを意識して「博物館の学芸員という仕事」というテーマでもお話をさせていただきました。(写真右)
  

「解剖して"イカ"を知ろう!」・・・和田年史主任研究員
和田研究員から、模型を使ってイカのからだの構造や生態について説明を行ったのち、2人1組でスルメイカの解剖を行いました。ふだん食品として売られているスルメイカでも、いざ解剖となると恐る恐る解剖ばさみを入れていくこととなります。
  
でも慣れてくると、講義として聴いたからだの構造を、実際に目で見て触って確認をしていました。科学は、実物を目で見て手で触れることから始まります。今日の感触を忘れないでいてくださいね。
  

「化石のレプリカを作って標本にしてみよう」・・・生野賢司研究員
化石レプリカの雌型をもとに、熱可塑性のプラスチック粘土を用いてアンモナイト4種の化石レプリカを作成しました。その後、生野研究員からアンモナイトの産地のひろがりや産出年代について学びました。アンモナイトの世界的なひろがりは意識できたでしょうか。
  

博物館館内見学
(左写真)「兵庫県南部地震建物被災状況図」に見入る生徒たち。阪神淡路大震災を起こした兵庫県南部地震では堺市でも震度4を記録していました。しかし、今の高校生が生まれる前のことです。展示をもとに少しでも実感を持ってくれることが、将来の東海地震、南海地震に備えることとなるでしょう。
(右写真)ヒアリの展示に見入る生徒たち。昨年、マスコミでも大きく取り上げられたヒアリの日本への侵入ですが、ヒアリとの戦いは始まったばかりです。ただしい知識を身につけてくださいね。
  

大阪府立泉北高校は、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校のひとつで、特に総合科学科は、実験・実習を数多く取り入れ、生徒の科学的感性の育成を目指しておられます。来館してくださった生徒さんたちが、科学の基本であるNaturel Science=博物学を、自らの科学的な素養として将来の社会貢献に生かしてくれたら、博物館としてこの上ないことです。

生涯学習課 竹中敏浩

中国から帰国早々,神戸港のコンテナから,ヒアリらしいアリが発見されたので,同定確認して欲しいという連絡が,神戸市,兵庫県,環境省からありました.標本の到着を待って調べてみると,ヒアリではなく,同属のアカカミアリでした.アカカミアリも,ヒアリと同様に有毒の針を持ち,刺されると非常に危険なアリで,特定外来生物に指定されています.

 アカカミアリが見つかったコンテナは,3月22日にインドネシアのジャカルタから,合成繊維の材料を積載して4月5日に神戸港へ陸揚げされたもので,26日に県内の工場へ陸送され,荷下しの時にコンテナ内にアリがいることが通報されました.空コンテナは神戸港へ戻され,燻蒸によってアリは殺虫,神戸港などに逃げ出していないかを念のために調べるモニタリング調査が行われています.

ヒアリよりも厄介なアカカミアリ
 アカカミアリも,ヒアリと同様に,米国南部から南米にいたものが世界に広がったものです.その習性や生態的特性はヒアリと変わらず,侵入地で健康被害だけでなく,農業被害や生物多様性の破壊など,深刻な問題を引き起こしています.さらに,ヒアリよりも怖いのは,アカカミアリが,インドネシアを始め,中国からベトナム,タイ,マレーシア,インドまで,アジア熱帯のほぼ全域,そしてアフリカ大陸にまで,侵入・定着していることです.このため,今後,ますます経済のグローバル化が進めば,アカカミアリの侵入頻度がウナギのぼりに高くなることが懸念されます.実際,アカカミアリの発見は,今年に入って,すでに,これが2件目になります.1件目は,4月14日に,なんと,長野県の住居屋内で,生きたアカカミアリの女王アリが発見されました.海外から輸入された什器類に紛れて国内に侵入したのではないかと推測されています.ヒアリの侵入は全国版のニュースになることが多いですが,なぜか,アカカミアリだと報道されないようです.しかし,実は,アカカミアリの方が防衛ラインを突破して,国内に定着してしまう可能性が高い,ヒアリよりも怖い外来アリなのです.

ヒアリとアカカミアリの識別ポイントー博物館の標本が役に立つ
 アカカミアリはヒアリと同じトフシアリ属のアリなので,形や体色,大きさなどが,非常によく似ています.両種を見分けるには,顕微鏡などを使って,大アゴの付け根など細部を,よく観察する必要があります.その中で,見やすいのは,アカカカミアリには,前脚の付け根あたりの胸部側面板に突起や張り出した辺がある点です.人博に長い研究時間をかけて収集集積したアリの標本などを使って調べた結果では,少なくともアジア全域に分布するアカカミアリには,この特徴が安定して見られます.一方,ヒアリには,このような突起はありません.博物館に多くの標本を集積・保管しておくこと,そして,それを活用出来る研究者がいることが,外来種問題でも大きな力になるのだと,実感しています.(系統分類 昆虫 橋本佳明)

(写真上段:神戸港で発見されたアカカミアリ,写真下段:アカカミアリの識別ポイントー胸部側面の突起)

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環境省のヒアリ有識者会議のメンバーとして,環境省,国立環境研究所の五箇さんと一緒に,中国広東省広州市に,日中両国ヒアリ対策会議に行ってきました.

 広東省にある華南農業大学(中国重点大学)の中国ヒアリ研究センターで,その先生方や中国中央政府の生態系・環境保護部,地元広東省環境保護庁の方々と,中国でのヒアリの現状や,その対策についての情報・意見交換を行い,そのあと,実際にヒアリが高密度で生息している造成地に出向いて,その駆除作業の視察もしました.


中国でヒアリは農業害虫・・・

 今回の視察で,中国では,ヒアリは主に農業害虫として捉えられていることがわかりました.例えば,ヒアリは色々な作物の花を,花蜜を集めるために食害し,その結果,結実が妨げられ,農業に大きな損益が出ているとのことです.さらに,ヒアリが増えるにつれて,その被害は林業,そして住居地域での健康被害にまで拡大しています.これを受けて,華南農業大学の昆虫学の先生方は,14年をかけてヒアリ対策に関する基礎的な研究成果を積み上げ,現在,30以上の特許からなるヒアリ駆除のための新薬開発に成功されていました.さらに,その散布方法についても,ヒアリの生息状況の違いに合わせた精緻なマニュアルを作成・公表,そのレベルの高さに,驚かされました.


科学的な駆除方法を開始・・・

 現在,この科学的な駆除方法に基づいて,本格的なヒアリ駆除が開始されたところのようです.広東省では年間20億円近い対策費を計上して,農業,林業,環境の各部署による合同チームがヒアリ対策に取り組んでいました.まだ,限定された地域ではありますが,ヒアリの根絶に成功した面積は広がっていました.国内では,中国での,このような情報は全く入ってきません.やはり,現場に飛び,顔と顔を突き合わせて,話し合うことの重要性を痛感しました.特に,外来種問題は,まさに国際協働の課題でもあるわけですから,積極的な交流が求められるのは当然のことといえるでしょう..


日本へのヒアリ侵入を防ぐには・・・

 日本へのヒアリ侵入を防ぐためには,今後も,日中でヒアリ対策に関する協議を進め,中国との協働体制を構築していく必要があります.兵庫県は,中国との貿易量が国内でも最大規模を誇る港の一つである神戸港を抱える,外来種問題の最前線にある地域です.そして,広東省は,兵庫県の姉妹県の一つで,この省には多くの日本企業が進出しており,日本への輸出量最大規模を有する港の一つである南沙港を抱えています.国と国,そしてアリや害虫駆除の研究者同士,さらに,地域と地域との積極な交流が,ヒアリを始め,今後,増大するであろう外来種の対策に大きな力となることを,実地で学ぶことができた視察となりました.近いうちに,華南農業大学の先生や広東省の方々を兵庫や人博,県立大学にお呼びできる機会を作り,県下のヒアリ対策に少しでも貢献できるよう努力してまいります.

(系統分類研究部,昆虫 橋本佳明)


(写真 上段:華南農業大学の熱烈歓迎電光掲示,写真 二段目左:大学のホームページに掲載された日本ヒアリ視察団の記事.写真 二段目右:大学入り口で記念写真ー五箇先生にポーズを合わせて)

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(写真三段目左:ヒアリ研究センターで情報と意見交換会,写真三段目中:広東省環境庁,写真三段目右:広東省環境庁での意見交換会,写真下段:広東省広州市郊外のヒアリ生息地で,ヒアリ駆除作業の視察)

4月28日(土)、兵庫県立宝塚北高等学校グローバルサイエンス科の生徒さんたちが、ひとはくを訪れて実習や見学をされました。
この授業は、学校設定科目「自然科学探求」の授業の一環として実施されているもので、ひとはくへは、科学の基本や探求する姿勢を学ぼうとやってきてくれています。科学好きな生徒さんたちの積極的な学びの様子をご紹介させていただきます。

【午前10:00~12:00】「タンポポを調べてみよう~謎の多い身近な植物」と題して、鈴木武研究員の講義を受講しています。
  
(左)タンポポは身近にある植物なのに、誤解や分からないことも多い植物であることの問題提起を受けています。
(右)小学校2年の国語教科書にも登場するほど身近な植物。でも「実はこの挿絵に描かれているタンポポは特徴から見てセイヨウタンポポなんですよ。」という説明に、「エーっ」という驚きと「へえーそうだったのか」。

  
(左)事前に自分で採集してきたタンポポの特徴を調べる男子生徒。しっかり特徴に注目しています。
(右)鈴木研究員が示す身近な昆虫。でも様々に疑問点をはらむことに興味津々。科学はこんなワクワクや、仲間とのワイワイガヤガヤから出発します。

【午後13:00~15:10】
2班に分かれての実験実習を行いました。高野温子研究員による「DNA抽出実験」古谷研究員による「身の回りに潜む小さな化石」の2つの実験実習を行いましたが、指導を行った博物館員一同、ていねいに取り組む姿に関心をしました。

  
(左)チャートのなかにある小さな化石についての説明を受けています。
(右)ルーペや実体顕微鏡を使いながら岩石の表面を調べていきます。

  
(左)高野研究員から受けたDNAの抽出方法について質問をする生徒。質問から理解が深まります。
(右)ていねいで慎重な操作。科学は地道な努力を求められます。

【午後15:20~16:30】「博物館で学ぶ」と題して、館内展示を見学しながら課題解決学習に取り組んでいました。
  
(左)大阪湾で捕獲されたナガスクジラ(体長9.6m)の骨格標本を見学する生徒。まだ残るにおいもいっしょに感じてください。
(右)ていねいにメモを取りながら見学。こんなに一生懸命見学してくれてひとはくは嬉しいです。

高等学校では、次の学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」が求められ、『探求』する学習活動が求められているところです。ひとはくは、宝塚北高校が「自然科学探求」の授業で目指しておられるような探求的な学習活動を強く支援していこうと考えています。学校・学科単位でも個人でも、探求的な学習活動への一助として、どうぞひとはくをご活用ください。

生涯学習課 竹中敏浩



 兵庫県立宝塚北高等学校グローバルサイエンス科-宝塚北高校Webページより- 
グローバルサイエンス科では,多くの理数科目や課題研究,実践的な英語の授業等を通して,科学的探究心や表現力を高めます。大学や博物館での講義や実習は,自らの進路を考えるきっかけとなります。また,シアトル研修で国際感覚を磨き,グローバル社会におけるトップリーダーとなる人材を育てます。

4月28日は、はかせと学ぼう!~ろ過実験コンテスト~を行いました!

実験の先生は、三橋研究員です。

最初に、三橋研究員からろ過についての説明がありました。


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いよいよ、ペットボトルで作った装置を使って、よごれた池の水をきれいにする実験に挑戦しました。


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石や砂をどんな順番で入れると、きれいな水が出るのかをみんなで考えて行いました。



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きれいになるまで、何度も挑戦し、


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ここまできれいになりました!

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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!


これからも、はかせと学ぼう!に是非ご参加ください。

 

フロアスタッフ  なかご

ひとはくではこれまで、3階丹波の恐竜展示室において、2006年に発見され2014年に新属新種として認められた植物食恐竜、通称"丹波竜"=学名"タンバティタニス・アミキティアエ"の化石の産出状況のレプリカや生体復元像(右)を展示していました。 tambatitanis1.JPG 

これに加えて、昨日4月27日(金)より、タンバティタニス・アミキティアエ全身骨格模型(10分の1)実物大頭骨模型を展示しました。昨日は、新聞各紙(朝日、毎日、読売、神戸、産経、六甲タイムス)とサンテレビに取材いただき、この展示担当の三枝春生主任研究員が説明を行いました。 
   
熱心に取材いただき、さまざまなご質問をいただきました。
■大きさに関するご質問:体長約15mを10分の1にして、1,5mの模型を製作
■製作方法:3Dプリンタによる製作
■材質に関するご質問:10分の1全身骨格模型は硬質プラスチック、実物大頭骨は樹脂
■これまで発見されている部分は:全身骨格では肋骨・血道弓・尾椎など、頭骨では歯骨・脳函など
■推定の参考にしているのは:アジアや南米などで発見されている他の竜脚類などを参考にして推定

   
ちょうど昨日は、兵庫県立大学附属中学校の生徒さんたちが見学に訪れてくれていましたが、新聞社の取材の様子も含めて写真を撮り、見学をしてくれていました。

今回展示を開始したタンバティタニス・アミキティアエの全身骨格・頭骨模型以外にも、北米で発見されたカマラサウルスの頭骨レプリカ、アパトサウルス(かつてブロントサウルスと呼称)の骨格模型(12分の1)も引き続き展示されていますので、これらと比較もしながら展示をお楽しみください。

これら恐竜化石のほか、緊急速報展「篠山層群からみつかった小さな植物化石」や、原始的な真獣類(哺乳類の一種)"ササヤマミロス・カワイイ"の展示などで、かつてこの地域が個性豊かな生物たちの繁栄の地であったことを感じていただければ、うれしく思います。

このゴールデンウィーク期間中、4月30日(月)、5月5日(土)、6日(日)には、今回取材を受けた三枝研究員による展示解説が行われます。
また、5月6日(日)には「化石発掘体験セミナー」(申込締切4月29日(日))が開催されます。 


ゴールデンウィーク期間中、ぜひ、ひとはくへもお立ち寄りください。


生涯学習課 竹中敏浩

4/22(日)に、 ひとはく探検隊「たんぽぽをさがそう」tanpo.jpgを行いました。

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探検隊長は植物はかせの鈴木研究員です。






外国からきたセイヨウタンポポ(外来タンポポ)と、在来のカンサイタンポポのみわけ方について勉強した後は、深田公園へたんぽぽを探しに出発!

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みわけるポイントは、花の下にある総包片(そうほうへん)。
そりかえっているのが、セイヨウタンポポで、そりかえっていないものがカンサイタンポポです。

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さっそく、タンポポをみつけました!
咲いているのはセイヨウタンポポがほとんど。カンサイタンポポはどこかな?
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一生懸命さがしていると...「カンサイタンポポがみつかりました!」との声が
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鈴木研究員から「たくさん咲いてる中からよくみつけたな~」とほめてもらえてうれしかったね。


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タンポポのわたげもみつけました。


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茎(くき)をみると、とても長いですね。
タンポポは花が咲き終わるとタネをつくる準備をするために横倒れになり、

準備ができると花が咲いていたときよりもぐんと茎をのばして、綿ぼうしをつくるんですよ。

 

鈴木研究員のお話を聞いて、花が咲いているタンポポと茎の大きさくらべをしているお友達も♪
ご参加いただきましてありがとうございました。


タンポポは黄色だけではなく、白いタンポポ(シロバナタンポポ)もあります。
世界では白いタンポポはめずらしいのですが、西日本に広くみられ、三田市でも時々みることができます。

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◀4階インフォメーションに
 シロバナタンポポの標本がありますので、
 手にとって観察してみてくださいね。








5月のひとはく探検隊は、「さとやま」の中を歩こう three.jpgです。

博物館に近いブイブイの森(南公園)を散策してみませんか?

 ▲くわしくは、タイトルをクリックしてください。

フロアスタッフまつだ


4月21日は、ひとはく宝さがしラリーをおこないました!

ひとはくの中には、ふだんは見逃してしまいそうですが貴重なお宝がたくさんあります。
地図を頼りに博物館の展示クイズをときながら、ひとはくの宝さがしに挑戦!
今回は三階展示室がテーマです。
たくさんの展示物の中からお目当ての宝をみつけることができるでしょうか!?

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クイズが解けたら最後は答え合わせ。
みんな正解できたかな?

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全問正解!とピースをして教えてくれました(*^_^*)

今日と同じイベントが、5月6日(日)にもあります。

今回参加できなかった方は是非ご参加ください!

フロアスタッフ ふじわら さき
s-P1010428.jpg  博物館入口にあるハナミズキがきれいに色づいています。

ひとはくはゴールデンウィークもたくさんのイベントがありますよ♪


●●●
 化石発掘体験セミナー ●●●

 

多くの化石が入っている可能性がある恐竜化石の周りの泥岩を、細かく割って新たな化石を探し出すというセミナーです。

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人気の発掘セミナーですが、今年(2018年度)から申込み方法が変わりました。
今までは当日受付でしたが、事前申込み制に変更になっております。
申込みは博物館ホームページ、メール、ハガキ・FAXで受付をしております。


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▲くわしくは、2018年セミナーガイドをご覧ください(クリックするとみられます)



化石発掘体験セミナー・年間スケジュール(10) 

 

4/15(日)(終了しました) 4/29()5/6()6/10()7/15()

8/5()8/12()9/16()10/14()3/24()



▲くわしくは、上記の日程をクリック

 

いずれも

時間:1回目10:00~11:00、2回目14:00~15:00
場所:ひとはく恐竜ラボ 定員:各回25名 受講料:800


●小学生1年生以上は保護者なし、おひとりでご参加ください。(保護者の付添は不要です。)また、幼児の場合は保護者の参加が必要です。受講時間の希望を備考欄に第1希望、第2希望とご明記ください。

 発見された化石は持ち帰ることはできません。記念品をプレゼントします。

 

4/29()の化石発掘体験セミナーですが、申込み締切を4/27()まで延長しました。

定員になりしだい締切です。申込みされる方は、お早めに!



週末の4/22()は、ひとはく探検隊「たんぽぽをさがそう」があります。

深田公園で身近な植物たんぽぽの観察をしてみませんか?

 

みなさまのご参加お待ちしております。

 

フロアスタッフまつだ


4月14日(土)・15(日)に、フロアスタッフとあそぼう「川でさかなつり」を行いました。

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ブルーシートをに見立て、フロアスタッフ手作りのさかなをならべます。

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上流...
アマゴ
やイワナ


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中流
...アユ、カワムツ、オイカワなど

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下流...
ブラックバスやブルーギル、カムルチー、メダカ、ギンブナ、ヤリタナゴ、コイ

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フロアスタッフから釣り方の説明を聞いて、それぞれのさかなに合わせてエサを釣り竿につけて釣ります。

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レアカードのさかな(なまえはひみつ!)を一番最初に釣りあげるのは誰かな?
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どんなエサで、どのさかなが釣れたかな?

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アユの友釣りの紙芝居も見ました!

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みなさま、ご参加いただきありがとうございました。

フロアスタッフとあそぼうの開催予定

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みなさんこんにちは!
今月の画はくの日は、ミニ企画展「六甲山のキノコ展2018~野生のキノコの不思議な魅力~でおこないました!

はじめにキノコについてのクイズをして、次はどんなキノコがあるのか、くるりと一周しました。
どのキノコを描こうかと、みなさんわくわくしながら展示を見ています。
描くものが決まったらいざ、お待ちかねのお絵かきタイム!

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みなさん熱心にキノコを描いています。どんな絵が描けたかな?
完成品は4階休憩コーナーに展示されていますよ!

今月の画はくの日のテーマでもある六甲山のキノコ展2018~野生のキノコの不思議な魅力~」は、
当館および兵庫県立御影高等学校、兵庫きのこ研究会が共同開催しているミニ企画展です。
5月25日(金)までの期間限定ですので、まだ見てない方はぜひご覧ください!


次回の画はくの日は、5月12日(土)と13日(日)です。
予約不要ですので、ぜひみなさんご参加ください(*^_^*)

フロアスタッフ ふじわら

ひとはくでは、2月11日から4月22日まで、開館25周年記念展示・国際共同特別展示「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり」を開催していますが、この展示の関連セミナーとして、4月8日(日)に普及講演会「エチオピア大地溝帯で初期人類の進化と石器技術の発達を探る」を開催しました。

70名の定員を設定させていただきましたが、それ以上のお申し込みをいただき、熱心に聴講いただきましたので、ご報告します。

司会進行はひとはくの主任研究員 加藤茂弘が務めました。加藤研究員は、長年にわたって諏訪教授と共同で研究を進め、この地域の化石が出る地層の探索や、その年代の決定などの役割を担っています。


講演1
として、
諏訪 元 教授(東京大学総合研究博物館館長)より、「エチオピアにおける古人類学調査、長期研究をふり返る」と題してご講演いただきました。
「多地域進化説」と「アフリカ起源説」に始まり、なぜアフリカの大地溝帯、なぜエチオピアのコンソ遺跡が古人類調査に大きな意味を持つのか、を分かりやすくお話しいただきました。化石から言える脳容積の増大と、石器から言える製作技術の充実の関係について、道具や音声言語などで共進化が起こったのではないかと解説いただきました。
  

講演2として、佐野勝宏 准教授(早稲田大学高等研究所)より、「石器テクノロジーの発達とデザインの変遷」と題してご講演いただきました。
なかでも人類の進化段階と石器の製作技術の進歩について分かりやすくお話しいただきました。260万年前のオルドワン石器文化における剥片の具体的な製作方法の解説に始まり、時には技術革新を起こしながら石器の製作技術の進化と人類進化の関連について解説くださいました。
  

講演ののち、
質疑応答を行いましたが、人類進化と石器の使用の関連をはじめ、日本における石器文化、地質年代の決定方法など、多岐にわたるご質問をいただき、この分野への関心の高さがうかがい知ることができました。
  

先の開館25周年記念展示・国際共同特別展示「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり」、また
開館25周年記念展示「エチオピア調査写真25選」は、4月22日(日)まで開催していますので、この講演内容と合わせ、どうぞお見逃しなくご覧ください。

生涯学習課 竹中敏浩

はかせと学ぼう!「さわってアンモ」を行いました。

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化石博士の生野研究員と一緒に、カラーボックスの中の化石をさわって、化石の名前を当てるクイズをしました。

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壁に貼ってある化石の写真を見て、ボックスの中身を当てていきます。

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ヤッター! 全問正解!


この化石は、大昔の海の中でどんな暮らし方をしていたのかな?

いったいどうやって化石になったのかな?
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アンモナイトって、カタツムリに良く似た形をしてるけど、イカタコの仲間なんだって!

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恐竜のウンチの化石だよ! 臭い? 大丈夫! 石になっているから、におわないんだ!

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なんだかこわいなぁ~。自分の手は入れたくないよ~、おにいちゃんにお願い!

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一度手を入れたら、ほらもう大丈夫! でも見ちゃダメ! さわって当てようね!

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だから~、出して見ちゃダメだってば! (^_^;)

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同じような形の三葉虫の化石が二種類あるよ! さぁ、どちらかな?

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形も色もいろいろ! 化石がいっぱいあって楽しいな! 
館内に展示してある化石も観察してみてね!

これからも、はかせと学ぼう!に是非ご参加ください。

はかせと学ぼう! 年間スケジュール


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博物館エントランス近くのサクラ(ヤエベニシダレの仲間)がとてもきれいに咲いています。

エントランス内のデルタドロメウスもお花見を楽しんでいますね。

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▲写真 ヤエベニシダレの仲間(左)、デルタドロメウス(右)

4階ひとはくサロンには、展示をみるだけでなくさわって体感できる、
ミュージアムボックスがあります。

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◀棚にボックスがたくさん並べられているので
    好きな箱をとりだして遊んでみよう!




ミュージアムボックスは、植物・昆虫・鳥・動物・貝など様々なジャンルがあります。

どんなものがあるのかというと...




 ミュージアムボックス    



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 イノシシのほねだぞ!


本物のイノシシの頭のほねにさわってみよう。
人間のほねとのちがいもわかるよ。

 




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● 巻貝のなかま ほんもの図鑑

タカラガイやクモガイなどを観察しながら、
ほんもの図鑑パズルを完成させよう。







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 七宝(しっぽう)を飾ろう!

金・銀・ラピスラズリ・水晶などの鉱物やサンゴにふれてみよう。
それぞれの宝にまつわるお話も楽しめるよ。








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 川でさかなつり 

アマゴ・イワナ・アユがそれぞれどんなエサでつれるかな?
川に見立てたブルーシートを使用して、さかなつりをしよう!







ミュージアムボックスは全部で20種類以上あり、今回紹介したものはごく一部です。

 


●●● 顕微鏡をのぞいてみよう ●●●

3階入口近く、ノミの分類学者・阪口浩平氏コレクションのコーナーには、ノミの常設展示があります。
顕微鏡をのぞいてみると、ノミが大きくみえますよ。


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ミュージアムボックス以外にも、体験型展示やイベントがたくさんありますので、お楽しみください♪



フロアスタッフまつだ

ひとはくのホロンピアホールでは、4月4日(水)に
兵庫県教育委員会阪神教育事務所主催の平成30年度初任者研修が開催されました!


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平成30年度阪神地区で採用された200名を超える先生方が兵庫の教育について、
特色ある取組等について研修をされていました!

みなさん、ひとはくへ来られるまで緊張されている様子・・・
はじめて阪神地区に勤務される先生方も・・
緊張と不安のあることかと・・・
しかし・・・ひとはくに来れば!・・・
小学生のころ校外学習でひとはくに来ました!とか・・・
懐かしいですね・・・実家に帰った感じで落ち着きます!
環境は抜群ですね~公園の桜や緑が美しい・・・など言われる先生方も
みなさん、元気ハツラツとした顔で研修されていましたね!
お昼には館内を見学されたり・・・・
今度はぜひ、児童・生徒を引率して来ます!とうれしい言葉をいただきました!
ひとはくには幅広いテーマの展示や本物の標本が多数あります。
本物を見ることで、理科の楽しさに触れることができ、学習への動機づけが期待されます。
また、展示と合わせてワークシートの利用やセミナーを受講することで、
教科書の内容から一歩踏み込んだ学習ができます!

研究員やフロアスタッフによる特注セミナーを申し込むことができるので、
学校からのリクエストに応じたテーマでの講義にも対応しています。

内容等については、ご相談くださいね!

団体利用について  特注セミナー

初任の先生方 ぜひ ひとはくを活用して 情熱あふれる魅力ある先生になってくださいね! 
ひとはくは がんばる先生方をいつまでも応援しています!


                         生涯学習課 中前 純一
                           



さくらも満開を迎え、やっと待ちに待ったがやってきました!

春といえば、出会いと別れの季節・・・

フロアスタッフから、みなさまにご報告です。

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1年間フロアスタッフとして活躍されていた
紅一点ならぬ、 黒一点 った田畑さんが、この度ひとはくを卒業されました。

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いつも穏やかで、物腰やわらかな田畑さん。
こどもたちにもやさしく笑顔で対応される姿が印象的でした!

化石のレプリカづくりやひとはく探検隊、画はくの日などなど...
イベントでも多くのお客様を明るく楽しませ
一緒に働いている私たちにとっても本当に良いお手本でした。

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\こんなおちゃめな一面も!/

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以下、田畑さんからのメッセージです。


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ひとはくではたくさんの幸せを皆さまからいただきました。
過ごした時間は1年と短いものでしたが、ひとはくでの思い出は
一生忘れません!
またひとはくに来ますっ!!
ありがとうございました^ ^

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別れはさみしいですが、春は新しい出会いの季節でもあります。


4月からはフロアスタッフも新メンバーが加わり、
お客様にもっとひとはくを楽しんでいただけるよう
楽しいプログラムを準備してみなさまをお待ちしております!


今後とも、ひとはくフロアスタッフをどうぞよろしくおねがいいたします。
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4月1日(日)のフロアスタッフとあそぼう人気の定番きょうりゅう骨パズル

  
まずは、どちらがタンバティタニスかな?


 ① ※たんたん.gif  ②ヨロイリュウ2.gif
そう!首としっぽが長くて、頭が小さい植物食の恐竜、①が正解。

さあ!目の前の大きなパズルであそびます。
「ひとちゃんチーム」と「はくちゃんチーム」に分かれて、どちらのチームがパズルを早く完成できるかな。
首かなしっぽかな。みんなパーツを回しながら、一生懸命はまる場所をさがしていました。


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簡単そうに見えて、なかなか難しいんですよ。フロアスタッフ自らやった実感です。
でも、ずっしりした重さと手触りは木特有で、カタッとはまると気持ちいい!
1回戦目はどちらのチームも6分以上かかったのに、2回戦目はどちらも3分台。
すごいな~こどもたちに脱帽です。

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最後に大きなパズル前で、みんなで記念撮影をしました。ご参加ありがとうございました。

次回のフロアスタッフとあそぼうは4月7日(土)画はくの日です。(クリック)
どうぞ、お越しください!

フロアスタッフ いしくら

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
 

4月のKidsサンデーは、晴れて気持ちのよい天気でした。

 

春ですね~。
博物館に隣接する深田公園の芝生広場では、レジャーシートなどを広げて
お弁当を食べたり、くつろいでおられる家族やグループがいましたよ。



博物館のまわりでは、ハクモクレン、コブシの花がピークをすぎて
しまいましたが、ソメイヨシノが満開です。また、ラッパズイセンが
たくさん咲きだしています。

 

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▲深田公園の芝生広場                   ▲エントランスホール近くのソメイヨシノ
                                                           

 


Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 

午前中は、

まずはじめに 研究員による「サンデーぜみ『根っこのちっちゃな
イモをさがそう!』」が行われました。

 

みんなで深田公園にでて、さがしま~す。

いろんな草をシャベルでほり出して根っこを観察します。



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▲『根っこのちっちゃなイモをさがそう!』の様子

 

 

フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『タヨウ星人スナ・メリメリの冒険』」が上演されたり、
「展示解説『3階展示室ダイジェスト ツアー』」が行われました。

 

『3階展示室ダイジェスト ツアー』は、いくつかの展示コーナーをテンポよく見学します。


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  ▲次々に いろんなコーナーを見学!

 

 

午後は、


フロアスタッフによるプログラムは、
「フロアスタッフとあそぼう『きょうりゅう骨パズル』」や
「デジタル紙芝居『たんぽぽレストラン』」が 行われました。

 


『きょうりゅう骨パズル』では、丹波竜の骨パズルをみんなで組み立てます。
難しい部分もあり、どこの骨か、大人に聞いている子もいました。




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 ▲『きょうりゅう骨パズル』の様子

 

 


デジタル紙芝居『たんぽぽレストラン』では、はじめのあいさつのあと、
スタッフの「たんぽぽ、たべたことありますか~」の質問からスタート。
どんなレストランだったのでしょう。

 

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 ▲『たんぽぽレストラン』の紙芝居が始まる直前の様子
   
 

 


 

 
ひとはく連携活動グループの 人と自然の会 の皆さんによる
たのしい工作の『かわいい花の風車づくり』や、
「パネルシアター『はらぺこ あおむし』、『みつばちマーヤ』」が
上演されましたよ。



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▲かわいい花の風車のみほん



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▲『かわいい花の風車づくり』の様子



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▲ふ~って風をおくると、くるくる回りま~す



パネル シアターの
『はらぺこ あおむし』のお話の最後に、「ちょうちょう」の歌を
みんなで合唱です!小さい子も大きな声で歌っていましたよ。

 

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▲パネルシアターの様子

 

 


午後の研究員によるプログラムは、『解説!丹波の恐竜化石』、
「サンデーさーくる『カエデのなかまのくるくる回るタネの模型をつくろう!』」が行われました。

 

 『解説!丹波の恐竜化石』は、小さな子どもたちを含む たくさんの方が参加されていました。
研究員の解説を一生懸命にメモしている少年も いましたよ。



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 ▲「解説!丹波の恐竜化石」の様子


 

サンデーさーくる『カエデのなかまのくるくる回るタネの模型をつくろう!』は、
カエデ類のタネを実際に飛ばしてから、小さな紙とクリップを使って模型をつくりました。

 

 

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▲『カエデのなかまのくるくる回るタネの模型をつくろう!』の様子

 

 

 


<ちょっとした出来事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 1階 共生の森のコーナーには、「花と仲良しは だあれ?」
  という展示があります。

 この展示は、熱帯雨林で見られる植物の花粉を
  どんな生きものが運んでいるかを当てるものです。
 
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   ▲「花と仲良しは だあれ?」の展示



  生きものの絵が描いてあるカギを、それぞれの花の
   絵がある扉のカギ穴に入れると、正解していれば
  「ピン・ポン」と音がなって、その扉が開きます。
   開いた扉の奥には解説が書いてあります。


  たまたま通りがかったときに調度、兄妹で
  やってくれていました。

 

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  ▲兄妹で挑戦してくれています

  
「ピン・ポン」(正解)となったあと、
 お父さんやお母さんが解説を読んで子どもたちに
 説明してくれていました。



 しかし、妹さんは、「ピン・ポン」の音が
 聞きたいのか、扉が開くのが楽しいのか、
 何度も やっていましたよ。
  
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 


 今回は、関西ユース(大学生のボランティア)の徳平さんが、
子どもたちへのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。

 

 

次回の Kidsサンデーは、2018年5月6日(日)に行われます。

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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!


                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

こんにちは!フロアスタッフです♪
大変暖かくなり、お散歩日和がつづきますね!


3月31日(土)はフロアスタッフであそぼう!はひかるいきものをおこないました!

ひかるいきものであるホタルイカの模型をつくって遊びました(*^_^*)


光るひみつは・・・光をあてると明りを蓄えて暗いところでも光る「畜光パウダー」を使ってホタルイカの模型を光らせます。

ひみつの粉をボンドにまぜてホタルイカの模型に塗ります!

ホタルイカが発光する部分は目の側面とお腹、そして腕です♪
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上手にぬれてるかな?!





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光を当てて・・・






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暗いところではこんなに光っています!


ひかるホタルイカを可愛がってください^^


ご参加いただきありがとうございました!


フロアスタッフ たばた こうじ

ユニバーサル・ミュージアムをめざして100

これで、おしまい

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 「人と自然 Humans and Nature」28号に「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者は何を手がかりに視聴覚材料を理解するのか――人の肉声を使ったマルチメディアDAISY による検討――」という原著論文を書きました三谷雅純, 2017)(1)。この論文には何が書いてあるかを説明します。

    *

 身近な話題から始めます。失語症者によくいらっしゃる「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者」、つまり「耳は普通に聞こえるのに、聞く脳の機能が落ちている方」と話をする機会のある人は、わたしが何を言っているのか、わかるはずです。「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者」であっても、目の前に現にいる人――合成音声で「しゃべる」ロボットではダメです――と話をすると何となく通じるものです。私たちは、そのことを取り立てて不思議には感じません。しかし、せっかく目の前にいる人と話が通じても、人の発した言語音――人の〈ことば〉を構成する音――を録音したCDなどを聞いていただくと、まったく理解できないことがあります (2)

 たぶん、自閉症スペクトラムと同じように「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者」といっても、言語音が認知できる程度は人によってまちまちで、まったく認知できない方もいらっしゃいますが、時どきは何を喋っているのかがわかるという方もいます。録音した音声には音しか記録されていませんので、音以外の情報を参考にしようにも、参考にするべき情報がないのです。高次脳機能障がい者の一部には、言語音、つまり話し声が「風」や「水の流れ」の音と同じように聞こえてしまうのです。

 ですから、人に頼んで、目の前で直接喋ってもらうというのが、どなたにも分かりやすく伝える方法です――非効率的な気もしますが、人間の会話は、元来こうしたことの積み重ねです。ところが緊急放送ではそうもいきません。そのよい例は災害速報のように緊急性が求められる場合です。その時は、緊急放送でもよく使われるフォルマント合成音声や波動接続型合成音声ではなく、生身の人があらかじめ吹き込んでおいた肉声を再生して使うことが一番です。生きた人の肉声なら、たいていの人に伝わります (3)

    *

 さて「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者」が、面と向かって喋ってくれたら何を言っているか大体わかるのに、言語音だけだと、とたんにわからなくなる現象――「高次脳機能障がい」の認識がない人でも、肉声の録音だけではわからないとおっしゃった人が、少数ながらいらっしゃいました (3)――は、学問的には多感覚統合 (4) といいます。皆さんも、電話よりも会って話をした方が、細かいところまでよくわかったという経験があるでしょう。

 それならば、「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者」にとって、文章やイラストレーションでは、理解を助ける上でどれが重要ということがあるのだろうか? あるいは「文章とイラストレーションをいっしょに提示したら、もっとわかりやすくなった」ということはあるのだろうか? さらに「わかりやすさが変わるパターン」には、「高次脳機能障がい」の認識がない人と高次脳機能障がい者で差があのだろうかという疑問に答えようとしたのが、わたしの昨年の論文です三谷雅純, 2017) (1)

 文章とイラストレーションの認識は、脳の中で理解に至る機序が違います。それによって脳内で働く部位も変わります。文章とイラストレーションを同時に示したら、理解するには多くの部位が協力するのかもしれません。また高次脳機能障がい者は、多くの場合、脳に損傷を負った人ですが、それならば「脳に損傷を負っていない人」というのは、本当にいるのでしょうか?――「損傷」の程度や社会で生きる困難さによっても違いますが、わたしは、本質的には、いないと思っています。

 人の会話は元来が多感覚的です。言語音は耳で聞きます。同時に会話では、表情や唇の動きによっても多くの情報を得ます。それによって、おおよそ何を言っているのかがわかりますし、表情や唇の形は笑っていたり怒っていたりも示します。全体の「雰囲気」という、言葉で表現することが難しいものも何となく感じるものです。反対に言うと、人が実験素材を読み上げることもできますが、表情や唇の変化は、知らない内に実験を受けて下さる方に影響を与えてしまいます。視聴覚実験では操作できることが大切です。一回ごとに言い方や書き方が変わっては比較にならないのです。生きた人に実験場に来てもらうのではなく、マルチメディアDAISY形式という決まった方法で行うのは、こういった理由があります。

 結果は障がいがある人もない人も、文章とイラストレーションをいっしょに示した方がよく理解できるというのはいっしょだったのですが、障がいの軽い人はイラストレーションの情報を、障がいの重い人は文字情報をよく使うらしいという結果になりました。ただし、この結果は、本当に脳内機序のせいなのか、それまでの生活のためなのかという点をよく考えないと、とんでもない間違いを犯してしまいます。例えば、障がいの重い人はリハビリテーション自体があまりできないでしょうが、障がいの軽い人なら〈ことば〉に代わる方策をリハビリテーションとして訓練します。ですからイラストレーションの使用になれている(かもしれない)からです。

 この原著論文を、本当に論文といえるものかどうか審査して下さった方のお一人は、多感覚統合の研究は人間の言語の本質に迫るものと評価して、「脳機能障がいを持つ人がどうやって視聴覚材料を理解するのかに焦点をあてた研究は、非常に貴重であり、筆者のこれまでの一連の研究と関連させることによって、言語理解とは何か?ということを深く考えるきっかけになるものと期待されます」とコメントを寄せて下さいました。わたしが確かめたいことは、まさに「人間の本質とは何か」です。これを確かめるためには、人間の〈ことば〉における多感覚統合の研究は、今後、進めるべき大きな課題です。

 その意味でこの論文三谷雅純 (2017))(1) は、高次脳機能障がい者の立場を確かめるという意味もありますが、障がいの有るか無いかを越えた、人間の〈ことば〉そのものを探りたいという、わたしの希望の反映でもあるのです。

☆   ☆

 「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」も100回目となりました。このタイトルでエッセイを書くのは、そろそろ終わりにしたいと思います。

 実を言うと「ユニバーサル・ミュージアム」という言葉は、わたしのオリジナルではありません。神奈川県立生命の星・地球博物館が『ユニバーサル・ミュージアムをめざして : 視覚障害者と博物館』と題してシンポジウムをなさり、それを平田大二さんや奥野花代子さん、田口公則さん (5) が中心となって、『生命の星・地球博物館開館三周年記念論集』 (6) としてまとめられたことがはじまりでした。1999年のことです。

 当事はバリアフリー・デザインという概念が、わたし達のこころに少しずつ浸透し始め、多くの障がい者に開かれた生涯学習施設として、博物館のリニューアルが図られ始めた時期でした。ところが視覚障がい者だけは博物館のリニューアルでは「無視された」、といって悪ければ「あまり重要な参加者」とは見なされてこなかった歴史があります。そのことがあったので、神奈川県立生命の星・地球博物館では「視覚障害者と博物館」に焦点を当てたシンポジウムを開き、記念論集をまとめたのです。「博物館」といえば、展示品は「ガラス・ケースに大切に入れておくもの」と(入館者も、博物館員にとっても)決まっていましたが、ガラスを触って嬉しい人はいません。視覚障がい者の観察は触らなければ始まらないのです。

 2001年から国立民族学博物館に来られた広瀨浩二郎さんは、全盲という「特長」を活かし、ご自身を「蝕常者」と呼んで、まさに「視覚障害者と博物館」というテーマを人類学的に深めていかれました。ただし、広瀨さんが企画されたシンポジウムは、テーマを視覚障がい者に絞ったものではなく、シンポジウムでは、わたしのような高次脳機能障がい者も参加することができました (7)

     *

 いろいろな脳機能が多数者と異なる高次脳機能障がい者や、高次脳機能障がい者の中でも失語症者は、世の中に多数いるにもかかわらず、日本の社会がその存在をどこまで認識しているのか、依然、わたしには疑問のままです。社会的には、高次脳機能障がい者はさまざま場面で不利益を被(こうむ)っています。その不利益は、人との音声言語を使った会話であり、最近はやりのAI(人工知能)による人工合成音声です (3)。就職や昇進の不利益もあります。セミナーや講演を聞く時には要約筆記という技術がある (8) のですが、多くの場所では使いません。少なくとも人と自然の博物館では、わたしの知る限り、使ったことはありません――わたしのセミナーは例外として。第一、「要約筆記」という技術を知らない人が多いのではないでしょうか。

 障がい者に対して、博物館や美術館といった生涯学習施設では、どう接遇したらよいのかと意識して働く博物館や美術館、動物園の職員が産まれました。しかし多くの館・園では、やはり一部の人にとどまっています。「流行り」としてバリアフリーやユニバーサル・デザインを標榜することはあるでしょうが、それを理解してやっているとは思えません。なぜなら、バリアフリーやユニバーサル・デザインに当事者が参加する機会は、ほとんどないからです。

 視覚障がい者にもまして、高次脳機能障がい者への視線は厳しいままです。国の接遇マニュアルに類した文書にも、十分には載っていません。これが、わたしがこのブログ「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」を書き綴った理由です。この意識はどこまで通じたのでしょうか?

 ブログ「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」は終わりにしますが、基本的に書くことは好きなので、書き続けていきます。いつか、どこかのページで、再会できたらうれしいです。

 今年、もう一つまとめた原著論文を[福祉のまちづくり研究」に載せてもらいました (9)。こちらもよろしく。


(おわり)

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(1) 三谷雅純 (2017) 言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者は何を手がかりに視聴覚材料を理解するのか――人の肉声を使ったマルチメディア DAISY による検討――
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/2017-002.pdf

(2) ユニバーサル・ミュージアムをめざして95: 高次脳機能障がい者には聞こえない J-アラート
http://www.hitohaku.jp/blog/2017/08/_j-/

 2018年 3月22日をもって緊急地震速報の予想のしかたが変わりました。新しい予想のしかたはPLUM法(Propagation of Local Undamped Motion)と呼ぶそうです。しかし、情報を伝える声については、放送局や自治体に任せているのか何も情報がありません。どのような声で伝えるのかを見守りたいと思います。

(3) 三谷雅純 (2015) 聞くことに困難のある人がわかりやすい音声: 視覚刺激の付加により高次脳機能障がい者の理解は進むか http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/NO26_004-1.pdf

 もちろん、ろう者には伝わりませんし、難聴者は音自体を聞くことが苦手です。昔の聾学校(ろう・がっこう、現在の聴覚特別支援学校)では、「口話」が授業の要(かなめ)でした。喋ったときの口の形から、相手の話を「読みとる」というものです。今は「口話」よりも手話(=サイン・ランゲージ)がもっと正確だとわかっています。

 さまざまな人のあり方を:
三谷雅純 (2013) 生涯学習施設は言葉やコミュニケーションに障がいを持つ人とどう向き合うべきか : 総説
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/No24_04-1.pdf
にまとめてみました。

(4) ユニバーサル・ミュージアムをめざして 83: 人は人の〈ことば〉を待っている(2016年11月29日)
http://www.hitohaku.jp/blog/2016/11/post_2257/

田中 章浩, 積山 薫 (2011) 特集「多感覚コミュニケーション」の編集にあたって. 認知科学.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/18/3/18_3_381/_pdf

(5) : ユニバーサル・ミュージアムをめざして47:人びとを迎えるために-1(2014年2月14日)
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/02/post_1833/
田口公則さんが人と自然の博物館でやって下さった、視覚障がい者への接遇と神奈川県立 生命の星・地球博物館開館の取り組みを紹介してくださった記録があります。

(6) 『生命の星・地球博物館開館三周年記念論集』のウエブ情報は、「博物館検討シリーズ(II) ―生命の星・地球博物館開館三周年記念論集―ユニバーサル・ミュージアムをめざして―視覚障害者と博物館―」
http://nh.kanagawa-museum.jp/faq/3ronshu/index.html
全文が読めます

(7) 国立民族学博物館・広瀬浩二郎(編)(2007)『だれもが楽しめるユニバーサル・ミュージアム――"つくる"と"ひらく"の現場から』読書工房
https://honto.jp/netstore/pd-book_02777423.html

(8) ユニバーサル・ミュージアムをめざして61:インクルーシブ。 ん? 何のこと?-2(2014年12月16日)
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/12/post_1958/

ユニバーサル・ミュージアムをめざして76:『バリアフリー・コンフリクト』を読む-2(2016年1月12日)
http://www.hitohaku.jp/blog/2016/01/post_2107/

(9) http://www.hitohaku.jp/shizenken/news/2018/03/post-18.html
のうち「(自然・環境科学)研究所からのお知らせ」「研究報告『言語音の認識が難しい高次脳機能障がい者に適した緊急災害放送』を探る研究をしました。」をご覧下さい。「福祉のまちづくり研究」に載せた
三谷雅純 (2018) (原著論文)「言語音の認識が難しい高次脳機能障がい者が理解しやすい災害放送とは?――肉声への非言語情報の付加に注目して――」(公表より8か月は有料。8か月をめどに無料のオープン・アクセスに移行)の解説があります。




三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館


こんにちは!フロアスタッフです(*^_^*)

だんだん春も近くなり暖かくなってきましたね。
公園のいきものも活動的になってきます!

さて、3月25日(日)はひとはく探検隊の日です!

今月のテーマは冬の鳥を観察しよう!

探検隊長は鳥博士の布野研究員です。

今回の探検隊もたくさんのお友だちが集まってくれてとてもうれしいです!

まず最初は、布野研究員から双眼鏡の使い方の説明がありました。

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ひとはくの中で野生の鳥を見つける練習を行いました。双眼鏡の操作はバッチリかな!?




いよいよ出発です!!




まずは4階入口でツバメの巣を発見!

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土を使い分けて巣を作っています!





次は円形劇場につきました!

深田公園を観察してみるとカワラヒワがいました!

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特別に16倍の望遠鏡を使って観察しています!




最後は深田公園で観察を行いました!
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野鳥は発見できたかな?

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最後にホオジロが姿を見せてくれました(*^_^*)



今回、発見した野鳥は全部で8種類でした。
コシアカツバメ、ハシブトカラス、ドバト、シジュウカラ、
カワラヒワ、メジロ、ハクセキレイ、ホオジロ


とても天気が良く気持ちいい探検でした!

ご参加くださったみなさまありがとうございました!
4月もイベント盛りだくさんでみなさまのお越しをお待ちしております!
      
4月イベントカレンダー

フロアスタッフ たばた

3月21日(水・祝)のフロアスタッフとあそぼうギフチョウのペーパーバッグでした。

ギフチョウは「春の女神」と呼ばれています。待ち焦がれた春に美しい姿であらわれます。
日本の固有種で、三田にも生息していますが、個体数が少ないので、なかなか出会えません。
標本をじっくり見て、ギフチョウのクイズをした後は、ペーパーバッグにはんこを押して、
オリジナルのバックをつくりました。
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みなさん素敵なバッグができました!

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ご参加ありがとうございました


次回のフロアスタッフとあそぼうは、3月31日(土)のひかるいきものです。(クリック!)


フロアスタッフ いしくら

ひとはくファンのみなさま

ご存知のとおり・・・3月21日に 
ひとはくは公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会との共催で


特別セミナー『固有種のふしぎ』が開催されました!




ホームページにこのセミナーの開催をお知らせしたら・・・
すぐに定員に達することになり・・・
当日の会場はアカデミックなムンムンです!
大セミナー室 満員御礼でございます!
残念ながら・・・ご参加できなかった みなさまから
いきたかったのに~ さみしいわ~ とのお言葉をいただきましたので・・
ほんの少しだけですが・・当日の様子をお伝えいたします!

当日の主な内容
開会挨拶  田中 充(公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会専務理事)
基調講演  『固有種と広分布種 ― 生物地理学と種形成』
       岩槻 邦男(兵庫県立人と自然の博物館名誉館長,
             2016年コスモス国際賞受賞者
講 演①  『固有種はどうやって生まれたか』
       高野 温子(兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)
講 演②  『チャルメルソウとキノコバエの律儀な関係』
       奥山 雄大(国立科学博物館研究主幹)
事例紹介① 『日本固有の両生爬虫類・鳥類・哺乳類について』
       太田 英利(兵庫県立人と自然の博物館研究部長)
事例紹介② 『日本の固有種 飛べない昆虫、コブヤハズカミキリ類について』
       中峰 空(箕面公園昆虫館館長)
閉会挨拶  高橋 晃(兵庫県立人と自然の博物館次長)

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P1040393.JPG P1040400.JPG            

なんと!終了後には・・・スペシャルなオプション!
参加者にみなさんたち 3カ所に分かれて収蔵庫&館内見学会でございます!
(ひとはくジーンファーム、生物系収蔵庫、液浸収蔵庫)

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残念ながら・・・ご参加できなかった みなさま また、本日ご参加いただいたみなさま!
もっと学びの深化が・・・ぜひ この後は ひとはくセミナーを活用いただき、
ゆたかな ひとはくライフをお過ごしいただければ幸いです!
 

                            生涯学習課 中前 純一

3月17日(土)、18日(日)  
フロアスタッフとあそぼう 『たんぽぽコースター』 を行いました!

みなさんはたんぽぽの花が小さい花の集まりだってことを知っていますか?
ひとつの花を取り出すとこんな形をしています。

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たんぽぽの花に見立てた色画用紙を一枚一枚重ねて、まあるい形にしていきます。
これをラミネートすると、たんぽぽコースターの完成です!

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かわいいたんぽぽのコースターが完成しました!
ぜひお家で使ってくださいね!

また、たんぽぽの花をみつけたらじっくり観察してみるのもおもしろいですよ(^^)



ご参加いただき、ありがとうございました。

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ユニバーサル・ミュージアムをめざして99

 
童女はどのように石牟礼道子になったのか

 
三谷 雅純(みたに まさずみ)


 職場に行く時は私鉄を2本とJRを利用します。大抵は空いているのですが、たまたま空いていないことがあります。そんな時は、わたしの障がいを見て誰かがさっと席を譲ってくれます。にっこり笑って席を譲ってくれる方は年配者に多いようです。譲られたら、座る前に頭を下げて微笑み返します。若い人も席を譲ってくれるのですが、表情はどこかぎごちない――笑って譲られた経験は思い出せません。照れがあるのでしょう。

 
 名前も知らないある親切な男性は、わたしを座らせてから、問わず語りに何年か前に定年を迎えたこと、体力があるので、今でも週に何回かは勤めに出ていること、現役のころは警察官で、きっちりと定年まで勤め上げたことなどを、穏やかに、誇りを持って語りました。まじめ一筋に、朗(おお)らかに、きちんと生きてきた人生が目に浮かびます。今も幸せな日びを送っておられるのでしょう。

 
 年配の上司とおぼしき人が、部下でしょうか、それまで横に座っていた青年を立たせて、席を譲ってくれたこともあります。青年は素直に従い、笑いながらそれまでの話を続けます。青年にとっては、座るのも立つのも、何も変わらないという雰囲気です。

 
 一駅ぐらいなら立っていくこともあります。実は電車で立つぐらい(二駅、三駅なら)何でもないのです。しかし、わざわざ立って席を譲ってくれたのだからと、にっこり頭を下げて席に着く。わたしぐらいの年齢になると、それが礼儀だと誰かにさとされました。だから座る前に頭を下げ、にっこりと微笑むのです。

 
    *

 
 いつもの席に腰を下ろすと、向かいの席の女性が二人、何やら話をしていました。ただし、快活にしゃべり合うのではなく、中年の女性が高齢の女性に、一方的にしゃべりかけているようです。中年の女性は何かを熱心に説明し、それに高齢の女性は頷いて聞いているのです。ここまでなら普通のことと了解していただけるでしょう。お二人の会話が普通と違うところは、中年の女性には表情がないことです。しゃべる口調も単調です。高齢な女性の方は、そんなことは気にしないといった風情で、話の合間にはよく笑い、ウンウンとうなずき、終始上品なほほえみを絶やしません。

 
 次が終点です。わたしは連れ立って降りるのだとばかり思っていました。ところが高齢の女性は挨拶をして、ひとりで駅の出口へと向かいます。後には中年の女性だけが残されました。連れだとばかり思い込んでいましたが、お二人は連れでも何でもない。電車の中で隣り合わせただけだったのです。

 
☆   ☆

 
 2018年 2月に石牟礼(いしむれ)道子さんが亡くなりました。90歳でした。パーキンソン病だったそうです。

 
 石牟礼さんは苦界浄土(くがいじょうど) わが水俣病(1) の作者として有名です。水俣病というのは、有機水銀による中毒性の中枢神経系疾患のことで、公式には1950年代に確認されました。いわゆる産業災害の典型として知られています。チッソ水俣工場がメチル水銀で汚染された排水を九州の水俣湾に流したために食物連鎖を通じて人にも取り込まれ、多くの魚を食べていた漁民を中心に発症しました。手足や口のまわりがマヒし、やがて言語障がいや聞く・見ることが困難になります。中でも妊婦が汚染された魚を食べた場合、胎児性の水俣病が起こる可能性があります。胎児性水俣病というのは脳性マヒに似た症状を起こすそうです。

 
 石牟礼さんは、あまりにも『苦界浄土 わが水俣病』の出版が有名なため、世間では水俣病の告発者だと思われています。しかし、ここでは石牟礼さんの小さい頃の経験を書いた葭(よし)の渚(なぎさ) 石牟礼道子自伝(2) を取り上げます。『葭の渚』を読むと、水俣病のことを書かずにはおれなかった女性の感性――石牟礼さんは詩作や文筆の好きな一主婦でした――がよく分かるからです。

 
    *

 
 石牟礼さんは、お祖母さんのことを「おもかさま」と呼びます。お祖母さんの名は吉田モカでした。それで「おもかさま」と呼んだのです。

 
 「おもかさま」は『葭の渚』では,現在では、たぶん統合失調症とか、認知症と呼ぶのであろうと思えるお祖母さんです。盲人でもありました。「祖母・おもかさま」(59ページから74ページ)を読んでみると「ままんご」という表現が出て来ます。まだ童女であった道子が、「おもかさま」と ままごと(飯事)をして遊ぶ。遊び相手には道子が一番よい。道子が相手をしていると「狂気の発作」が出ることはめったになかったからです。

 
 入り婿の父親は亀太郎という名前です。道子にとって「おもかさま」は母方のお祖母さんでした。ですから、元来、亀太郎と「おもかさま」に血のつながりはないのです。しかし、時代を背景にしたものでしょうか、それとも水俣という地域の習慣でしょうか、亀太郎は「おもかさま」を大切にしました。例えば「おもかさま」に用意した食事のおかずは、小骨を気にしないで食べられるイワシのさくら干しでしたし、幼い道子が「おもかさま」を連れて花を摘みに行く時は、裏の田んぼでレンゲを摘むようにと子ども用の花かごを持たせたりしたそうです。道子と「おもかさま」には、人々が行き交う表通りよりも、裏通りの田んぼが安心だったからです。

 
 「おもかさま」は地域の人からも大切にされました。豆腐屋の軒先で何やら意味不明なことをつぶやいていて店の人が困っていることもありましたが、道子に手を引かれて田んぼの畦(あぜ)を花かごを持って歩く姿には、地域の人びとは唖然としながらも、微笑みながら見送ったようです。

 
 道子の家の近所に妓楼がありました。そこで働く女性――年齢からいえば少女――は、道で「おもかさま」が迷っていると、手を引いて家まで連れて来てくれることが常でした。水たまりがあると女性が「おもかさま」に水たまりがありますと言って、いっしょに注意深く歩いてくれたそうです。

 
 妓楼で働く少女は道子とも遊んでくれました。そんな少女のひとりは、すみれという名でした。薩摩(さつま)の出身でした。16歳だったということです。少女が結う桃割れは髪結いさんに結ってもらうのだそうです。(「『末廣』のすみれの悲劇」、101ページから111ページ)

 
 そのすみれが殺されるという事件が起こりました。犯人はすみれに片思いをした中学生だということです。旧制ですから、今でいう高校生でした。昔の中学校は進学を前提にしていたのでしょうから、エリートだったに違いありません。そんな中学生がすみれを殺したのです。いくら旧制だといっても、中学生と妓楼はおかしな組み合わせです。きっと道を行くすみれを見初めて、思いを深くした挙げ句、犯行に至ったのでしょう。

 
 すみれは担架に乗せられて店から運び出される時、村で着ていたままの、そまつな寝間着を着ていたそうです。死ぬ間際に「おっかさん」とつぶやいたということです。

 
 石牟礼さんにとっては、水俣の地域の人と過ごした時間が糧(かて)となり、お祖母さんやお祖母さんを取り巻く家族の雰囲気、そして妓楼の少女たちと過ごした経験が栄養となって、後の水俣病患者への共感となったのではないでしょうか。

 
 後に石牟礼さんは、当事、チッソ水俣工場で働いていた人びとも苦しかっただろうと語ったそうです。

 
    *

 
 「おもかさま」が、泥の中の蓮根(れんこん)から蓮の花の咲くようすを語って聞かせたことがあったそうです。
 
 「蓮の花はな」
 ものやさしい声でおかもさまが言っている。めずらしいことに家族の会話にはいってきたのだ。
 亀太郎がはっと座り直した。
 「あい、蓮の花はな」
 全員が耳を集中した。
 「蓮の花は、あかつきの、最初の光にひらくとばえ。音立てて」
 「音立てて、でござりやすか」
 「菩薩さまのおらいますような音さてて、花びらが一枚ずつひらく」
 「花びらが一枚ずつ」
 「一枚ずつ、中に菩薩さまがおらいます」
 白象に乗った菩薩さまの絵が床の間にあった。父が時おり、おもかさまは「常の人とはちがう」といって敬うことがこの時わかった気がした。
「祖母・おもかさま」、72ページから73ページ)
 
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(1) 石牟礼道子『新装版 苦界浄土(くがいじょうど) わが水俣病』(講談社文庫)
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062748155
 
(2) 石牟礼道子『葭(よし)の渚(なぎさ)』(藤原書店)
 
 
 
三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

s-P1130049.jpg外で深呼吸してみると、
暖かくてなんだか懐かしい香りが...
春ですね~(^▽^)♪

ちなみにこちらは昨年撮影した桜です。
満開の桜を見る日が待ち遠しい今日この頃...




さて、今回はイベントのお知らせです!
ひとはくでは、4月もイベントが盛りだくさん!
(気になるイベントは名まえをクリックしてみてください)

~フロアスタッフとあそぼう~
4/1(日) 「きょうりゅう骨パズル」
     -大きな恐竜の骨パズルを、みんなで組み立てよう!
4/7(土) 「画はくの日」
    
-展示をじっくり見ながら絵を描いてみよう!
4/14(土).15(日) 「川でさかなつり」
     ー上流、中流、下流どんな魚がつれるかな?
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4/21(土) 「ひとはく宝さがしラリー」
      -謎を解き、ひとはくのお宝をゲットしよう!

~はかせと学ぼう!~
4/8(日)「形であてる化石クイズ~さわってアンモ~」
    -化石をさわって、種類をあてるクイズにチャレンジ!
4/28(土) 「ろ過実験コンテスト」
     -自然が水をきれいにする仕組みを体験!
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4/30(月・休) 「アンモナイト石けんをつくろう!」
     -アンモナイト石けんのレプリカづくりをしよう!

~ひとはく探検隊~
4/22(日)「タンポポをさがそう」-深田公園でタンポポを観察しよう!

~ワークショップ~
4/29(日・祝) 「とっても簡単!化石のレプリカづくり」
     -自分だけのオリジナルレプリカをつくろう!
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また、春休み期間中(4/1~4/8)はデジタル紙芝居も毎日上映!(11:00~/14:30~)
※1日のに午後の紙芝居は15:00~

ご家族と、お友だちと、ひとはくで春を感じてみませんか?

春に新生活がスタート!という方も多いと思います。
朝晩の寒暖差も大きいので、風邪をひかないよう、
お身体にお気をつけくださいね(^^)

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こんにちは、フロアスタッフです☺


今週のフロアスタッフとあそぼうは、
月に一度の「画はくの日」


3月のテーマは、「ひょうごのどうぶつを描こう!」
イノシシやシカ、イヌワシなど...かっこいい動物がいっぱい!


10日、11日の2日間、たくさんのおともだちが参加してくれました!
これには、ひとはくの動物たちも大喜びです!!

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まず最初はみんなでどうぶつの足あとクイズを行いました!
どの動物の足あとか分かったかな!?



いよいよ、ひょうごのどうぶつを描いていきます!
どのどうぶつを描こうかきまったかな?
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どうぶつたちの絵、とても上手に描いてくれました!


1ヵ月間、4階の休憩コーナーに飾らせていただきます!
1年間はひとはくの4階カウンターで保管していますので、
また遊びに来てくれたときにお返ししますっ!!


みなさまのご来館お待ちしています!


フロアスタッフ たばた

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
 

3月のKidsサンデーは、曇ったり、晴れたりの不安定な天気でしたが、
気温は4月並みの暖かな一日でした。

博物館の入り口ちかくのツツジ類の植え込みの中から、
シャリンバイ という木が伸びて 
葉の おもて面 が赤くなって  目立つものがありました。

 

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▲ツツジ類の植え込みの中から伸びているシャリンバイ




Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 

午前中は、

まずはじめに 研究員による「サンデーぜみ『もういいよ!
かくれんぼした木をさがそう!』」が行われました。

 

 「みっけ ボ~」を持って、深田公園にでて、かくれんぼ している木を
みんなで さがしま~す。

みつけた木の葉っぱ を さわったりして観察します。

 

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             ▲『もういいよ!かくれんぼした木をさがそう!』の様子

 

 

また、ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるん・ぷらざ)さんと研究員との
コラボ企画の『石ころパラダイス』や、キッピー山のラボ(有馬富士自然学習センター)さんの
「キッピー山からこんにちは『石ころ ゆびわ づくり』」など、石ころを使った
いろんな プログラムが行われました(これらは、午後も実施されました)。

 

 

 『石ころパラダイス』では、いろんな石ころを並べて つなげていく『石ころ コネクト』や、
『いしころ しらべ』、『いしころ ヨーヨー』、『すきな石ころ、標本づくり』など
たのしい  石ころプログラムがいっぱいでした。

 

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  ▲『石ころ パラダイス』や『石ころ ゆびわ づくり』の様子




それから、フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『アンモナイト物語』」が上演されたり、
「展示解説『ひょうごのどうぶつツアー』」が行われましたよ。



展示解説『ひょうご の どうぶつツアー』は、クイズに答えながらの見学です。


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  ▲コウノトリの展示の前で 解説中!



 

午後は、


フロアスタッフによるプログラムは、
「フロアスタッフとあそぼう『トントン紙ずもう ~春場所~』」や
「デジタル紙芝居『くるりん ひらりん 空のたび』」など が 行われました。




『トントン紙ずもう』では、自分で 土俵 と 力士 をつくりました。


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 ▲自分たちで つくった 土俵 と 力士で、親子で とりくみだ!


ちかくでは、「ひとはく大相撲 ~春場所~」が行われていました。



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 ▲行司などになりきって「はっけ、よ~い!のこった!のこった!」

 


デジタル紙芝居『くるりん ひらりん 空のたび』では、上演場所である
アースシアターがお客さんで満員で、熱気ムンムンとなったので
入口の扉を開けて上演していると・・・
途中から 小さなお客さん二人が覗いていましたよ。

 


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 ▲開いている扉からデジタル紙芝居を覗いている小さなお客さん
   
 

 


 

 
また、ひとはく連携活動グループの 人と自然の会 の皆さんによる
「パネルシアター『ぽん ぽん  ぽけっと』、『てぶくろ』、『はるよ こい』」が
上演されましたよ。

『ぽん ぽん ぽけっと』では、いろいろな動物のポケットから、ものがでてきます。

「なにが でてくるかな~」と、クイズっぽく やっておられたのですが・・・、
小さな  お客さんたちからは、質問される前から答え(動物に関係するものの名前)が
すぐに(ポン ポン と?)でていましたよ。

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▲たのしい貼り絵のお芝居のパネルシアター




午後の研究員によるプログラムは、『解説!丹波の恐竜化石』、
「サンデーさーくる『マツボックリで  けん玉 をつくろう!』」が行われました。



 『解説!丹波の恐竜化石』は、わかりやすい解説で
小さな子どもたちを含む たくさんの方が参加されていました。

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            ▲「解説!丹波の恐竜化石」の様子


 

サンデーさーくる『マツボックリで けん玉 をつくろう!』は、
マツボックリのお話しを聞いてから 「けん玉」をつくります。



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           ▲『マツボックリで  けん玉 をつくろう!』の様子

 

できあがった「けん玉」を使って 遊んでいま~す。


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 ▲「けん玉」遊び、上手に できてま~す

 

 


<ちょっとした出来事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 4階 ひとはくサロンには、「恐竜大集合!」というボックス
 があります。

 このボックスには、柔らかい素材で できた恐竜の模型が
 たくさん入っています。

 大人気で、これを使って小さい子が よく遊んでいます。

 

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  ▲恐竜の模型が入ったボックス「恐竜大集合!」

  
 この日も
 ある男の子が「にくしょく、ばっ かり~」と言って
 いくつもの恐竜の模型を かかえていました。

 
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    ▲肉食恐竜の模型を集めている男の子



 また、別の男の子は「がお~、がぶ~」などと言って
 草食恐竜が、他の恐竜を噛んでいる真似をしていましたよ。
 

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      ▲草食?恐竜が、肉食?恐竜を・・・

 
  みんな、恐竜の名前をよく知っていました。
  好きなんだね~

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 


 今回は、関西ユース(大学生のボランティア)の、伊東さん、牧さん、古塚さん、
洞出さん、野崎さんが子どもたちへのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。

 



次回の Kidsサンデー2018年4月1日(日)に行われます。

 

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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!


                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

 



 

3/3(土) フロアスタッフとあそぼう 「トントン紙ずもう・春場所」を行いました♪


土俵を組み立てて、おすもうさんに好きな色をぬったらできあがり。



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さっそく指で土俵をトントンたたいて戦います。小さいのでお持ち帰りにも便利なサイズです。

また大きな土俵を使って「ひとはく大ずもう大会」が行われました。

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登場するおすもうさんは、すべて兵庫県出身のいきものたち。

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▲左から、キベリハムシ(神戸市・六甲山)、コウノトリ(豊岡市)、
タンバティタニス(丹波市)、ツキノワグマ(養父市・氷ノ山)です。


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「はっけよ~い、のこった!」 

勝負は大盛りあがりでした。

登場した兵庫のいきもの力士たちは、すべて博物館の3階に展示されているので本物も、ぜひみてくださいね。




明日3/4(日)、「トントン紙ずもう・春場所」がありますよ。

みなさまのご参加お待ちしております。


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「トントン紙ずもう・春場所」

時間:13:30~14:00
場所:4階ひとはくサロン
定員:20名
参加費:無料

※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。

 

 

フロアスタッフまつだ

昨年5月に崎市、続いて神戸港で、日本で初めてヒアリが確認されたことを受け、昨年7月より緊急速報展としてヒアリについての展示を行っていましたが、メンテナンス休館後の2月11日より、3階展示室で常設展示として展示を行っています。
ヒアリについては、社会性をもつ生態で爆発的な繁殖を行うことが最も脅威と考えられていますが、正しい知識を得て対処をしていくため、どうぞご覧ください。


(左写真)3階展示室に新しい常設展として、設営をしているところです。(右写真)ヒアリの巣の特徴を分かりやすく展示しました。ポテトチップスに群がるヒアリのようすも良くお分かりいただけると思います。
  

(左写真)ヒアリも含めて外来アリの標本を展示をしています。アリの個体の小ささを実感していただけると思います。(右写真)台湾で撮影されたヒアリの巣のようすも動画でご覧いただけます。
  

(左写真)完成写真です。(右写真)手前は約100倍サイズのヒアリの模型です。
  


アリは小さな生きものですが、高度な社会性を武器に大きな繁殖力を示すために、農業も含めて我々人間の生活への影響大です。しかし、間違った知識で生態系を壊してしまえば、ヒアリやその他の外来アリの繁殖を助けることにもなりかねません。まずは、ひとはくでヒアリの実物をご覧ください。

なお、ヒアリに関する解説と、平成29年7月~平成30年1月まで開催しました緊急速報展は、以下のページでご覧ください。
■兵庫県尼崎市および神戸市で見つかったヒアリについて(解説)
http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/solenopsis2.html

■緊急速報展「ヒアリとアカカミアリ」(平成29年7月~平成30年1月)

http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/solenopsis.html

生涯学習課 竹中敏浩

こんにちは!フロアスタッフです♪


2月25日(土)は
「はかせと学ぼう!~アンモナイト石けんをつくろう!~」を行いました。



この日は朝から参加希望のおともだちがたくさん来てくれました。
そのおかげで今回のアンモナイト石けんは満員になりました!
ありがとうございます^^



まず、佐藤研究員からアンモナイトについての説明がありました。
皆さん一所懸命、佐藤研究員のお話を聞いていました。
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いよいよ、作業開始です!

溶かした石けんの液体をアンモナイトの型に流し込んでいきます。
型に流し込んで30分後、アンモナイト石けんの完成です!
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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!!


3月も楽しいイベント盛りだくさんです! 
イベントスケジュール3月


みなさまのご来館をお待ちしています!


フロアスタッフ 田畑

 昨日、関西圏の地方自治体環境担当の方々を主な対象とした、環境省主催のヒアリ講習会が新大阪で開催され、この講習会で「ヒアリ対策 A to Z」というタイトルで、70分、2コマ、講義させていただきました。
 当日は、兵庫県を始め、地元の尼崎市や宝塚市、西宮市、さらには、大阪、京都、奈良からも参加いただき、総勢140名を超える参加者がありました。皆さんが、ヒアリ対策をどのように策定されるか、悩んでおられるようで、集中して講義を聞いていただき、講義の後の質疑でも、多数の方から、ヒアリのモニタリング手法から、駆除方法、市民への啓蒙活動、さらには、予算の話まで、様々な問いをいただきました。私の講義は、分かりやすかったと好評をいただき、自分たちのところでも、講習会や実習会を開いてほしいというリクエストも多くいただくことになりました。時間と体力が許す限り、そのご希望に答えたいと思っています。
 講習会では、私の他に、東京から環境省ヒアリ対策の責任者から、これまでのヒアリ侵入事例の総括や、神戸市環境局の方が、日本で一番先進的な神戸市のヒアリ対策マニュアルの紹介があり、どれも充実した内容でした。
 最近は、ヒアリがマスコミでも、あまり取り上げられなくなりましたが、その侵入は昨年度の11月末まであり、今後も、長く続くと予想されます。今、その対策を進めておくことが、安心安全な地域を作るために求められます。(橋本佳明)


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こんにちは!
4階ひとはくサロンに展示していた【デルタドロメウス】【特定外来生物ヒアリ関連】が移設しました!



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【デルタドロメウス】エントランスホール

恐竜たちがお出迎えしております!

迫力満点☆ぜひ記念撮影してね!







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【特定外来生物ヒアリ関連】→3階展示室


ヒアリについて、くわしくは ★コチラ★ をクリック

ぜひご覧ください!




2月のイベント情報
※詳細はイベントスケジュールをご覧下さい。

2月24日(土)はかせと学ぼう!~わらで紙づくり~
煮詰めたわらを材料にして、はがき大の紙を作ります。
1回100円で、作品はお持ち帰りできます。仕上げの乾燥作業はご自宅でお願いします。                                      

時間:13:00~15:00
場所:4階オープン・ラボ
定員:30名(10分ごとに3名ずつ)
参加費:100円
※当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。


2月25日(日)はかせと学ぼう!~アンモナイト石けんをつくろう!~
アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。
石けんが固まって完成するまでに約30分を要します


①13:00、②13:30、③14:00、④14:30 
各回定員15名

※当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。


ひとはくスタッフは元気に皆さまのご来館をお待ちしてますよ~!

フロアスタッフ くまもと まなみ


こんにちは♪

2月18日(日)フロアスタッフとあそぼう

はばたけ!コウノトリを行いました。

最初にクイズをしました!

コウノトリはどちらかな?コウノトリの食べるものは?

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  こたえられたかな?

さっそく、パタパタとはばたくコウノトリをつくりましょう!

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コウノトリの足と目の周りの色をぬって・・・完成!!

湿原のジオラマではばたかせたり、エサをとったりして遊びましょう!

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最後に記念撮影!!

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ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。



                       フロアスタッフ  にしぐちひろこ



2月18日(日)、ホロンピアホールにてフォーラム「日本の恐竜時代を探る!」を開催しました。このフォーラムは、県政150周年記念 人と自然の博物館&県立大学自然・環境科学研究所25周年記念として開催したものです。ホロンピアホールには約300名の方々においでいただき、記念講演とフォーラムを開催しました。また、大セミナー室ではこのもようを映像配信でご覧いただきました。そのようすをご報告します。

冒頭、兵庫県教育委員会 高井芳朗 教育長より挨拶、ひとはく 高橋晃 次長より本フォーラムの趣旨説明を行ったのち、記念講演、フォーラム、パネルディスカッション、質疑応答を行いました。

■記念講演
真鍋真 国立科学博物館分子生物多様性研究資料センター・センター長より「恐竜時代に日本から想いを馳せる」と題して記念講演をいただきました。本日のフォーラムの意義を一般の聴衆にも分かりやすく解説いただきました。最後には、「これまでに学名がついている恐竜は何種類いるでしょう?」とクイズも出していただき、会場に集まった児童・生徒に日本の恐竜研究の夢を与えてくださいました。
  

■第一部フォーラム「日本の恐竜時代を探る」
池田忠広 兵庫県立人と自然の博物館研究員/兵庫県立大学特任助教より「篠山層群の恐竜・小型脊椎動物化石、その多様性について」と題して講演を行いました。池田研究員はカエルなどの両生類が専門分野で、「大型脊椎動物が注目を受けることが多いが、もちろんその時代にも小型の脊椎動物の世界が存在していたはず。このような小さな生き物も含めて総合的に研究することで、当時の生物や環境の様子を知ることが出来るのです。」と篠山層群の化石研究の意義について語りました。
  

山田敏弘 金沢大学准教授より「日本に恐竜がいた頃の植物」と題してご講演をいただきました。復元図の中に描かれる植物に始まり、中生代の植物の進化を分かりやすくお話しくださいました。肉食恐竜が生息するには植物の繁茂が必要で、恐竜の進化を支えた植物進化と自然環境の変化を生き生きと眼前に描き出してくださいました。植物進化をきちんと踏まえた古環境復元が重要であることを改めて認識させていただきました。

  

柴田正輝 福井県立大学講師/福井県立恐竜博物館研究員より「手取層群の恐竜から見る、前期白亜紀のアジアにおける恐竜の進化と広がり」と題してご講演いただきました。一般の聴衆にとっては福井県というと、恐竜のゆるきゃらでも知られるようになってきましたが、福井県でこれまでに発見されたフクイサウルス、コシサウルス、フクイラプトル、フクイティタンを中心にお話しくださいました。また、この冬の福井の豪雪や、福井県立大学の学生実習としての「ハンマー隊」などのユーモアに会場はほっこりとさせていただきました。
  

小林快次 北海道大学総合博物館准教授より「白亜紀末の恐竜の世界:世界における日本の重要性」と題してご講演をいただきました。北海道むかわ町と兵庫県洲本市から発見されたハドロサウスル亜科とランベオサウルス亜科の恐竜化石を中心に日本(旧日本領)で恐竜研究を行う意義について分かりやすくお話し下さいました。また、日本で発見された最古の恐竜化石ニッポノサウルスを例に、恐竜研究における再研究の意義と、それを行うための博物館の役割についてもお話し下さいました。

  

■第二部 パネルディスカッション「日本の恐竜時代〜その研究の展望〜」
・コーディネーター:三枝春生 兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館
・パネリスト:真鍋真、小林快次、山田敏弘、柴田正輝、池田忠広
第二部では、ご講演いただいた研究者の方にパネルディスカッションを行っていただきました。大型化石の少ない日本で日本人としての特質を生かしながら恐竜研究を行う意義や利点についてお話し下さいました。
  

■会場映像ライブ配信と質問受付コーナー
会場の一角に質問受付コーナーを設けて来場者に質問を記入いただきました。多岐にわたる質問を多数寄せていただきありがとうございます。また、会場の関係で先着順で受付をさせていただきましたが、大セミナー室で映像配信をご覧いただいた方々もおられました。熱心にご覧いただきありがとうございました。
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■質疑応答 回答者:第一部・第二部演者
ご講演いただいた方々に、会場の質問受付コーナーに寄せられた質問を選びながらご回答いただきました。会場と演者が一体となった感覚で、ご質問いただいた皆さまに良い時間を過ごしていただけたことと思います。
  

最後に閉会にあたって、兵庫県立大学学長 太田勲 よりご挨拶をさせていただき、閉会としました。

日本の恐竜研究の進展は目覚ましく、本日はまさに日本の恐竜時代を探るフォーラムになったと思います。ご来館いただいた皆さま、本日のフォーラムにご参加いただきありがとうございました。

生涯学習課 竹中敏浩

2月17日(土)
「はかせと学ぼう!~ちょっと観察、この植物(冬)~」
を行いました!

今回のはかせは、植物はかせの小舘研究員です☆

はじめにミッションカードと植物観察ブックをみんなに配りました。
はかせからお話をしていただいたあとに、今日のミッションを提示。

①枝の先のピンク色で丸いものを探せ!
②枝の先の″タケノコ″みたいなものを探せ!
③「× (バツ)」のかたちの草を探せ!

みんなミッションをクリアできるかな???

外は寒いので少し早足で現場に向かいます。
地面に生えたバツの草を探したり、枝先のタケノコを探したり。
枝先の丸いものは、ピンク色もチラホラとあるけれど、
ちょっとまだ時期がはやくて色づいていない白いものが多かったね。



実習室に戻って、今日のミッションのお話をしてくださいました。
拡大鏡を使ってミッション①のヤブツバキの花芽を切開して断面を見たり、
ミッション②のシラカシが小さい葉で覆われている様子を見たり、はかせの手の毛を見たり......。
  
                         ↑ヤブツバキの断面を拡大鏡で観察した図

ミッション③の×(バツ)のかたちをした草はオランダミミナグサといって、
短い毛の生えた小さな葉がネズミの耳に似ていることからその名がついたそうです。

また、はかせが持ってきてくれたふわふわの毛で覆われたハクモクレンや
べたべたな樹液をまとったトチノキを実際にさわって観察しました。
植物は冬を生き残るために様々な工夫をしているんですね(*^_^*)

最後に採集した植物を植物観察ブックに貼りつけて、完成です!

  

ご参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

フロアスタッフ ふじわら

   2月11日(日・祝)、13回目を迎えた「共生のひろば」を開催しました。当日は、発表者約300名、聴講を合わせて約2,000名の皆さまにご来館いただいて素晴らしい『ひろば』としていただきました。まずは、ご発表いただいた皆さま、そしてご来館いただいた皆さまにお礼申し上げます。

(左写真:博物館の展示物の中に「共生のひろば」案内矢印。ひとはくの「共生のひろば」は博物館展示物の間で、身近な自然環境のことなどをテーマで発表し、交流することが他にはない面白みです。) 

今年は、口頭発表8本、紙芝居2本、ポスター発表77本で、全部で87本の口頭発表・ポスター発表をいただきました。これは、13回のなかで2番目の多さです。その発表と交流のようすをご報告します。

■ギャラリートーク
  
まず、中瀬館長からのあいさつの後、ギャラリートークとして、ひとはく研究員橋本佳明による「ヒアリ騒動最前線こぼれ話」を行いました。昨年神戸港で日本への侵入を確認した時のこぼれ話や、ヒアリの本当の恐ろしさは、「社会性昆虫として分業による凄まじい繁殖力を持つ点にある」と短い時間の中にまさに最前線の思いが込められていました。

■ポスター発表
ポスター発表は77本の発表をいただきました。個性豊かなポスターをはじめ、展示物、プロジェクタによる映像など、それぞれ工夫を凝らした発表方法で、素晴らしい発表ありがとうございました。
  

  

左は、あいおいカニカニ調査隊 カニカニブラザーズによる「超個性的な干潟のカニたち~相生湾のカニ調査~」のポスター、家族連れを一目で引き付けるポスターでした。右は、2017年の「高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾」に参加した高校生たちがその成果を発表しています。
  

「共生のひろば」の特徴は何といっても世代を超えた学びと交流にあります。写真は高校生の発表に熱心に聴き入り、質問や示唆をしてくれている一般の方々です。こんな場を作り出せることを嬉しく、またありがたく思います。
  

■紙芝居
  また、アースシアターでは日本野鳥の会ひょうごによる「やまばとになったわらし」と、兵庫県立大学環境人間学部学生団体いきものずかんによる「ゆうたくんとイヌワシ」の2本の紙芝居が行われました。
自然環境を子供たちにも分かりやすくまとめたお話でご家族連れも楽しみながら学んでおられたようです。

■口頭発表
口頭発表では8団体から発表がありました。一般の方々でNPOとして環境保全活動をされている方から、高校生、小学生に至るまで多様な年代の方々や団体からご発表いただきました。
  

  

■表彰
素晴らしい発表をいただいた方々には、ひとはくから館長賞、館長特別賞、名誉館長賞を贈らせていただきました。表彰を受けていただいたのも、小学生から高校生、一般にいたるまでさまざまな年代の方です。
  

このように「第13回共生のひろば」は自然や環境に興味がある方々の活発な議論や交流が行われる中で閉会となりました。ひとはくでは来年度も「共生のひろば」を計画中です。皆さまとまた交流できることを楽しみにしております。

生涯学習課 竹中敏浩

2月10日までメンテナンス休館をいただいていたひとはくですが、2月11日(日・祝)より、新しい企画展と常設展示を加えて開館しております。その展示をすこしご紹介します。

■開館25周年記念展示 国際共同特別展示「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり」
  

東京大学総合研究博物館とひとはくの主催で、エチオピア文化観光省文化遺産調査保全庁、コンソ古人類調査隊、ゴナ古人類調査隊、ミドルアワシュ調査隊のご協力を得て、最古の石器からしだいに「美しさ」さえ感じられる石器に変化していくようすをご覧いただけます。下の「エチオピア調査写真25選」と合わせてご覧ください。

 詳しくは>>http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/oldest-hand-axes.html

■開館25周年記念展示「エチオピア調査写真25選」
  
諏訪元 氏(東京大学総合研究博物館)と河野礼子 氏(慶応大学)のご協力を得て、エチオピアにおける調査写真を展示しています。上の「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり」と合わせてご覧いただき、人類の石器文化が始まった当時のようすをご想像ください。
 詳しくは>>http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/ethiopia.html

■ミニ企画展「六甲山のキノコ展2018~野生のキノコの不思議な魅力~」
  

兵庫県立御影高等学校とひとはくの主催で、兵庫きのこ研究会と神戸市立森林植物園のご協力を得て、約500種600点のキノコを展示しています。これほど多くのキノコを1か所でご覧いただけるのは貴重な機会です。香りの体験コーナーや生育環境のジオラマもあります。

 詳しくは>>http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/rokkokinoko2018.html

■緊急速報展「トンネルから見つかった恐竜-篠山層群の角竜類-」

2月4日付の新聞各紙で報道いただきましたが、丹波市・篠山市の市境付近で工事が進んでいる川代第一トンネルの掘削によって生じた岩砕から発見された角竜の化石を緊急速報展として展示しています。今後、角竜類の進化や当時の古環境復元につながると考えられています。
※この展示の化石は撮影禁止とさせていただきます。ご協力をお願いします。
 詳しくは>>http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/ceratopsia.html

■ミニ企画展「淡路島のモササウルス類」

兵庫古生物研究会とひとはくの主催で、大阪市立自然史博物館のご協力を得て、「淡路島のモササウルス類」を開催しています。淡路島から発見された"海の王者"とも呼ばれる海棲のトカゲ類の化石をどうぞご覧ください。

 詳しくは>>http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/mosasaurus.html


■「ヒアリ」緊急速報展から常設展へ
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昨年5月に崎市、続いて神戸港で、日本で初めてヒアリが確認されたことを受け、昨年7月より緊急速報展としてヒアリについての展示を行っていましたが、このたび3階で常設展示として展示を行いました。ヒアリについては社会性をもつ生態で爆発的な繁殖を行うことが最も脅威と考えられていますが、正しい知識を得て対処をしていくため、どうぞご覧ください。(また追ってメイキング画像をブログとしてお届けします。)

このように、さまざまな企画展や常設展示の更新でみなさまをお迎えします。
ひとはくにどうぞご来館ください。

生涯学習課 竹中敏浩

ひとはくファンのみなさま!
2月11日「共生のひろば」から ひとはくは開館します!

ひとはくはメンテナンス休館中でしたが・・・1月13日~1月28日まで
ひとはくの情熱は・・・ついに・・・館外まで  ということで

伊丹市に飛び出しました!
予想を超える多くの観覧者のみなさんがお越しいただきました!
「日本酒の自然誌 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~」
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関連セミナー  シンポジウム

観覧者の方やマスコミの方からも好評をいただき、その中で・・・

前回は京都でされたんですよね~
こんな素晴らしい展示やセミナーがあるんだったら・・・
前回の京都にもいったのに~残念やわ~  とうれしいお言葉を・・
いただきましたので・・・
実は・・・あるんです!映像が・・・しかも解説つき!多言語対応!
HitohakuMovieの中に!感動の映像が・・ぜひご覧ください。

                  生涯学習課 中前純一


「サイエンスフェアin兵庫」は兵庫県のSSH高校と兵庫県教育委員会からなる兵庫「咲いテク」事業推進委員会が主催する、高校生の課題研究的な学習を支援するための発表会です。
今年10回目を数えますが、最初は神戸高校の講堂で200名ほどの高校生で行われ、次には神戸国際展示場でコアSSHの事業として、昨年からは、神戸大学・兵庫県立大学・甲南大学との連携により、3大学のポートアイランドのキャンパスや研究施設で行われています。
兵庫県立人と自然の博物館"ひとはく"は、今年も一般団体として参加しました。そのもようをご覧ください。

  
ブースの展示に黒山のひとだかり。その真ん中にいたのは、ヘラクレスオオカブトでした。

  
そして、道ばたや庭の石の下にいるダンゴムシのなかまで、海に生息するオオグソクムシです。さすが、サイエンスフェアに来ている高校生、ひとはくの鈴木研究員の説明に興味津々で耳を傾け、聞き入ってくれました。

  
こちらは、山内健生主任研究員のチョウの説明に聞き入る高校生。
右の写真は、「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」の説明を聞く高校生。2018年には、8月1日~7日に実施予定です。募集案内はできあがり次第、(公財)国際花と緑の博覧会記念協会とひとはくのWebに掲載しますので、ふるってご応募ください。

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そして、ブース全体としては、この混雑ぶり!繁華街の雑踏のようです。
今ではこの盛況ですが、サイエンスフェアin兵庫も当初は、なかなか質問が出ず、引率の先生方はハラハラしながら見守り、質問をお手伝い、という様子でした。
今では、質問も応答も高校生の方が素晴らしいくらい、高校生全体のレベルアップが頼もしいです。そして、ひとはくもこんな高校生の「科学の学び」を支援していきたいと思います。


生涯学習課 竹中敏浩


自然史レガシー継承・発信実行委員会では、平成30年1月13日(土)~ 28日(日)まで、みやのまえ文化の郷伊丹市立伊丹郷町館にて「日本酒の自然誌 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~」を開催しました。
会期中の1月27日(土)、関連セミナーとして、シンポジウム「まちかど博物館のつくりかた」を行いました。本シンポジウムでは、歴史的建造物を舞台とした「まちかど博物館」をしつらえ、日本の自然誌と文化の持つ魅力をより多くの人に知っていただくポイントについて、先進事例に学ぶとともに意見交換を行って、課題とノウハウを共有しました。そのようすをご覧ください。

まず、人と自然の博物館 中瀬館長よりご挨拶させていただいたのち、三橋弘宗主任研究員より、「地域の歴史的建造物を博物館に」という趣旨説明を行いました。
  

事例報告(13:25-16:05)では多様な例をご提示いただきました。 
◆「鳴く虫と郷町」でつながる地域と博物館 伊丹市昆虫館副館長 坂本昇 氏
  
2006年から12年間続けて来られた「鳴く虫と郷町」のイベントを紹介しながら、地域の人たちが活躍する舞台づくりについてお話しくださいました。展示だけでなく会場の良さを再認識できるイベントづくりについて、事例をお話しくださいました。

◆時空の住処「岐阜アートフォーラム」~息づく空間への挑戦~ 各務原市中央ライフデザインセンター 藤田敦子 氏
  
それまで誰も考えなかった「寺院空間における美術文化の創出と発信」を10年間継続されてきた事例についてお話しくださいました。誰もが区別なく時間と空間を共有し、表現者・鑑賞者の区別なく一緒にひとつの創出活動に向かうことを目指して、それまでの既成概念に捉われない美術作品の展示方法や音楽芸術とのコラボレーションの事例についてお話しくださいました。

◆街を使ってアート展示をする意義 KYOTOGRAPHIE共同代表 仲西祐介 氏
  
2011年の東日本大震災を受けて新しい芸術表現の場"KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭"を創設された中西祐介氏が、洋館や町屋に写真作品をどのようにインテグレートするか、アート作品を美術館から持ち出して町の中で見せるのは何故か、などについてお話しくださいました。町おこしでアート作品やアーティストが使われることも多いが、「アーティストの疲弊と少しの町おこし」が残ることが最も悪い例として、ユニークベニューを使うことで、新しい写真=芸術の表現を形づくる過程についてお話し下さいました。
  
(左)2017年のテーマ"LOVE" (右)ゴリラの巨大な写真作品を前にした霊長類学者山極壽一氏と狂言師茂山千三郎氏による対談について説明

◆お寺から始める人づくり、地域づくり~アイドルライブからお寺葬まで~ 浄土宗龍岸寺住職 池口龍法 氏
  
龍岸寺(京都市下京区)の住職として、"てら*ぱるむす"というアイドルグループや「フリースタイルな僧侶たち」というフリーペーパーの発刊に関わっておられるという非常に柔軟な「入口」のお話に始まり、「お寺の本堂に入ってもらうことだけでも大きな宗教体験である」と考え、「大勢の人たちが集える場がお寺であるべき」、「宗派を超えて今、人に必要なものは何だろうと考えている」など、深淵なことがらについてもお話し下さいました。「入口は柔らかいのですが、やってる内容は仏教的にも難しいことをやっているんです」という言葉が印象に残りました。
  
(左)浄土系アイドルてら*ぱるむす (右)龍岸寺門前に掲げるお経と現代的な解釈を、見た人がツィート

事例報告をいただいたことをもとに質問と意見交換を行いました。短時間ではありましたが、歴史的建造物を借用する場合のハードルの越え方など実務的なことから、美術館や博物館でなく「まちなか」に展示を設けるのは「空間の力を借りること」という「まちかど博物館」のテーマに至ることについても意見交換が行われました。
  

事例報告で提示された事例や、意見交換で出された意見は多様なものです。しかし、そんな多様性であったり、彩り豊かに生活を潤すものがすなわち文化であり、自然科学をも育むものと感じさせられました。自然史レガシー継承・発信実行委員会によるによる企画展は28日で終了しましたが、このシンポジウムの趣旨が生かされ地域が豊かに創生されていく期待を感じました。

生涯学習課 竹中敏浩

1月28日(日)に神戸で開催される「第10回サイエンスフェアin兵庫」に・・・
今回もひとはくは・・出展いたします!

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会場は兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス 神戸大学統合研究拠点コンベンションホール
甲南大学フロンティアサイエンス学部(ひとはくは6F講義室です!)などです!
 
今回も1000名を超える高校生などが参加し、科学技術分野における研究や実践発表の場として
口頭発表やポスター発表が行われます!
そして・・・今回の・・・
ひとはくの出展タイトルは・・・いろいろな「虫」でございます!
世の中にはいろいろな「虫」がいます。きれいな虫、かっこいい虫、変な虫......。
さまざまな昆虫やダンゴ虫などの標本や生体を展示します。
その形や生活の不思議などを紹介しますね!

また、「高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾」の説明もしていますので
興味のある方は どんどん質問して下さいね~!

ひとはくとしても、「研究や実践の拡大・充実・活性化」というフェアの目的にかなうべく、
出展し、高校生などと交流をさらに図ります!
昨年も・・・・ひとはくブースはいつも「大入り満員」でございました。
標本の説明等を兼ねたミニセミナーや高校生や参加者からの質問など
研究員が熱心に説明と研究のアドバイスをいたしますね!

高校生のみならず!ひとはくファンのみなさまも
ぜひ!当日会場にお越しくださいね~
ひとはくはみなさんの夢の実現を応援します!

それでは会場でお待ちしております!

                            生涯学習課 中前 純一
1月13日(土)より、「日本酒の自然誌 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~」が開催され、関連セミナーやワークショップも始まりました。

シンポジウム「まちかど博物館のつくりかた」には、まだ空席もありますので、どうぞお申込みください。
>>シンポジウム詳細はこちら


(左)メイン会場となっている伊丹市郷町館旧岡田家住宅・酒蔵


1月13日には、「都市の歩き方・番外編」を皮切りに、関連セミナーも始まりました。
江戸情緒あふれる旧岡田家住宅・酒蔵にて集合。説明を聞いたのち、町歩きに出かけます。伊丹は、清酒発祥の地と言われ、江戸時代には池田(現在の大阪府池田市)とならぶ酒処として隆盛を誇ったと言われています。当時の絵図の中に、当時の人々の「伊丹」のイメージを追いかけつつ、街路のなかに江戸の風情を見つける町歩きです。
  

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また、旧岡田家住宅・酒蔵を中心に展示を行っています。この中では、お酒のラベルに使われている特徴的な生物や鉱物も展示しています。酒造りには日本の自然が育むお米のほかに水と麹菌・酵母菌が欠かせませんが、ラベルにも多様な自然を描いてきたと改めて認識させられる思いです。

(左)動物をモチーフにした酒ラベルとそのモデルの動物。トキ、ライチョウ、クマタカなど、ここに使われている動物は日本で絶滅したか、絶滅が危惧されているもの。
(右)オオサンショウウオがラベルに描かれているラベルとオオサンショウウオ

  

(左)エメラルド (右)ラピスラズリ
  

(左)クジラをモチーフにしたラベルも案外多い    (右)日本酒づくりを支える水環境についての展示
  

(左・右)イネ科の系統樹とその標本の展示。酒米として使用されているイネの品種の展示もあります。
  

会場となっている伊丹郷町館は、旧岡田家住宅・酒蔵(国指定重要文化財)と旧石橋家住宅(県指定文化財)、新町家を合わせた江戸情緒あふれる施設です。
(左)旧岡田家住宅・酒蔵の立派な梁         (右)みやのまえ文化の郷中庭の風情豊かな日本庭園
  

こんな風情豊かな場所で、自然史レガシー継承・発信実行委員会として館外展示をさせていただいていますが、まさに自然史の「レガシー」を形づくることが可能となる思いです。皆さまもぜひ展示やセミナー、ワークショップにおいで下さい。


生涯学習課 竹中敏浩

ひとはくファンのみなさま

1月13日より 
ひとはくの情熱は・・・ついに・・・館外まで  ということで

「日本酒の自然誌 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~」
伊丹市で開催しております!

本日、朝の様子と・・・
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三橋研究員がマスコミの方の取材対応中のショットです!

早朝から・・・ぞくぞくと来場者の方が来られていました!
「えっ!入場無料なんですか?」
「安心してください!事実です」
「うそ!」「ほんま!」「これはすごい!」という声が聞こえてきました!(笑)
 
 会場の雰囲気・展示は圧巻の一言でございます!
 
 国指定重要文化財と自然科学の目線
 酒蔵と伝統的家屋のもつ建築空間としての魅力
 酒造りに欠かせない米と水と発酵、イネの仲間(イネ科植物)の生物進化
 米作りに必要な水循環や生態系、酒造りに適した地下水を育んだ
 北摂地域の地形・地質特性
 発酵の生物学的プロセスに着目したパネルや生物標本、模型を交えて解説

 ひとはくを中心とした主催する
 北海道博物館栃木県立博物館国立科学博物館三重県立総合博物館
 伊丹市昆虫館大阪市立自然史博物館北九州市立自然史・歴史博物館
 計8館の情熱が熱いですね~
 (情熱は熱いですが・・展示場所は少し寒いので・・温かい服装でお越しくださいね!)

 展示をちょっぴりですが・・・お伝えいたしますね!
 詳細は現地にて・・・ご確認くださいね~
 

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                        生涯学習課 中前純一
ひとはくファンのみなさま

ご存知のとおり・・・
メンテナンスのため1月9日~2月10日まで休館させていただいておりますが
1月13日~1月28日まで

ひとはくの情熱は・・・ついに・・・館外まで  ということで

「日本酒の自然誌 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~」
開催します!

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期間:平成30年1月13日(土)~ 28日(日)
   (ただし月曜日は休館)
会場:みやのまえ文化の郷 伊丹市立伊丹郷町館
   (旧岡田家住宅・酒蔵、旧石橋家住宅) 
〒664-0895 伊丹市宮ノ前2-5-28 

開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
入 場 料:無料

お酒にまつわる様々な自然について楽しめるセミナーなどについては・・
お知らせいたしましたが・・・
なんと!27日(土)には 東リ いたみホール 多目的ホールにて

シンポジウム「まちかど博物館のつくりかた」を開催いたします! >>お申込はこちら
 
生物標本に代表される自然史標本の価値をより多くの人々に体感していただくためには、博物館への来訪を増やすだけでなく、多くの方が過ごす身近なまちかどに自然史にゆかりのある資料や展示物を運び、博物館のような空間をしつらえる方法が有効です。多くの人が集まる空間として、近年、ユニークベニューが着目されています。わが国の文化財建造物の多くは自然物を多用して建てられた木造建築物が多いことから、自然史標本のもつ学術的な価値に加え、文化的な価値を引き出すことが出来る魅力ある空間があわさることで今までにない魅力を引き出せる可能性があります。近年、文化財保護法の改正の議論では、文化財の保存と活用のあり方が検討されており、文化財の価値を損なわない手法でその価値を今以上に引き出すことのできる具体的な利活用方法が求められています。
そこで、本シンポジウムでは、ユニークベニューの一つである歴史的建造物を舞台とした「まちかど博物館」をしつらえ、日本の自然誌と文化の持つ魅力をより多くの人に知っていただくために必要なポイントについて先進事例に学ぶとともに、意見交換を行い課題とノウハウを共有します。特に、近年関心が高まっているインバウンドや観光資源としての側面にも着目し、どのような
価値を生み出すことが可能かについて検討します!
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酒蔵や町家、社寺などの歴史的建造物は貴重な地域資源であり、
これらの施設を
多様な方法で活用している事例やその展望と課題などを紹介します。
 開催日時:
平成30年1月27日(土)13:00~17:00
 会  場:東リ いたみホール 多目的ホール(兵庫県伊丹市宮ノ前1-1-3)
 募集定員:100名(締切1月20日(土))
 演  者:坂本昇(伊丹市昆虫館)、池口龍法(浄土宗龍岸寺)、

      仲西祐介(KYOTOGRAPHIE共同代表)、
      藤田敦子(各務原市中央ライフデザインセンター)

締め切りが迫っております!1月20日(土)までにお申し込みくださいね~
>>お申込はこちら

                      
生涯学習課 中前純一

明日からのメンテナンス休館前、最後の祝日です。
今日は「はかせと学ぼう!~アンモナイト石けんをつくろう!~」をおこないました。
あいにくのお天気でしたが、たくさんのお友達が参加してくれましたよ!

本日のはかせは、佐藤研究員です!

まずは、アンモナイトについてのおはなし。
今は絶滅してしまい、生きている姿を見ることの出来ないアンモナイト。
でもその仲間と会うことは出来ます。
アンモナイトは頭足類といって、イカやタコの仲間なんです。
アンモナイトは大きなもので、殻が2・5メートルもある種類もいたんだって\(◎o◎)/! 
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次に石けんをホットプレートで温めて溶かしていきますよ。
ドロドロになったら慎重に型に流し込んで、しばらくして冷えてかたまったら・・・
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完成!!
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参加してくださったみなさま、ありがとうございました!!

明日からひとはくはしばらくお休みとなります。
次の開館は2/11(日)です!!
みなさんにまたお会い出来るのを、スタッフ一同心待ちにしてます!

フロアスタッフ かどはま
1/6、7 と ワークショップ「トントン紙ずもう」を行いました。

みなさん 紙相撲 ってご存知ですか?
大人の方は、懐かしいって方も多いと思います。
箱を指でトントンと振動させて、お相撲さんに見立てた紙の人形を倒しあうという簡単な遊びです。

土俵の箱を作って、お相撲さんに色付けしたら完成!
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そして、お正月ということで、ひとはくサロンには、ひとはく国技館が!!
博物館の標本たちが、お相撲さんになって登場しました。
普段はゲームが好きなちびっこ達も、はじめての体験だったのか
意外と楽しんでくれて、大盛り上がりでした。

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明日より博物館は長期休館に入ります。
次回開館は2/11です。

しばらく 皆様に会えないのが残念!
また、次回元気な笑顔をみせてくださいね。
楽しみにしていますよ。

フロアスタッフ せら ゆうこ

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。

 

1月のKidsサンデーは、晴れたり、雲ったりの 不安定な天気でした。
博物館の周りの カンツバキの花は、満開です。


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▲ひとはく本館入口ちかくにある カンツバキ(右側)

 


 

Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 


午前中は、

まず はじめに研究員による「サンデーぜみ『星のような形の草をさがそう!』」が行われました。

 

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         ▲『星のような形の草をさがそう!』の様子



四つ葉のクローバー(シロツメクサの小葉が4つある葉)を
「人生で はじめて見つけた~」と喜んでいる子がいましたよ。

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▲四つ葉のクローバーを 見つけて喜んでいます

 

また、フロアスタッフによる「ワークショップ『トントン紙ずもう』」や
「デジタル紙芝居『くるりん ひらりん 空のたび』」、
「展示解説『ボルネオ ジャングル探検ツアー』」などが行われました。

『トントン紙ずもう』では、
家族の人に手伝ってもらいながら、土俵やお相撲さんをつくっている子もいましたよ。

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   ▲紙のお相撲さんや土俵をつくっています   ▲自分で作った土俵で、お父さんと対戦しています。


ちかくでは、「ひとはく大相撲」が行われていました(この『トントン紙相撲』は、午後も 行われました)。

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  ▲スタッフ手作りの土俵と力士で、フロアスタッフのお姉さんと 対戦だ!

 
デジタル紙芝居『くるりん ひらりん 空のたび』は、
上演時間に間に合わず、終了直後、解説のポーズをしてもらい撮影しました。

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  ▲デジタル紙芝居 上演直後(!?)の様子   
 

展示解説『ボルネオ ジャングル探検ツアー』は、クイズに
答えながらの見学です。

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  ▲『ボルネオ ジャングル探検ツアー』の様子 

 

午後は、

研究員による「解説!丹波の恐竜化石」、
「サンデーさーくる『イヌの小さなおきものをつくろう!』」が行われたり、
フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『丹波の恐竜タンタン ものがたり』」などが行われましたよ。


 オープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」は、たくさんの方が参加されました。

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 ▲「解説!丹波の恐竜化石」の様子

 



サンデーさーくる『イヌの小さなおきものをつくろう!』は、自然素材を使っての工作です。

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           ▲『イヌの小さなおきものをつくろう!』の様子

 
今年の干支にちなんでイヌのおきものをつくりました。
うまく できたかな~

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 ▲できあがった作品を見せてくれています


また、ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるん・ぷらざ)さんと研究員が
連携したプログラム「川のいしころ」が 2回行われました。

武庫川と加古川のそれぞれの「いしころ」を
かんさつして標本セットをつくりました!


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                                             ▲オープンセミナー「川のいしころ」 の様子

 

 

 

<ちょっとした出来事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 4階 ひとはくサロンには、ぬり絵のコーナーがります。

 ここにある色エンピツで一生懸命に(何も見ないで)
 シュモクザメ(英名:ハンマーヘッド・シャーク)の
 絵を描いている子がいました。


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  ▲シュモクザメを真剣に 描いている様子


 聞いてみると、家にシュモクザメの模型をもっているとのこと。
 日ごろから、よく観察しているのでしょうねえ~。


 その後、灰色のエンピツを自分の右耳に差して(?)
 今度は、赤色のエンピツをもち、タコの絵を描きはじめ
 ました。(なぜ、タコを描きだしたと分かったのかというと、
 その子が「タコ、かこ~」と言ったからです。)


 近くにいたお父さんが、「タコのアシは、なんぼん?」
 などと聞かれていました。

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    ▲ タコの絵を描いている 様子
 
  シュモクザメとタコ、どちらも 上手に描けていましたよ~

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 


 今回は、関西ユース(大学生のボランティア)の、長尾さん、中西さん、新熊さん、
徳平さんが子どもたちへのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。

 

次回の Kidsサンデーは、2018年3月4日(日)に行われます。

 


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 ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘






明けましておめでとうございます(^0^)!

2018年最初のひとはく探検隊
「冬の虫とりペナントレース」を行いました~。
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虫はそれぞれ、色んな方法で冬を過ごします。
今回は落ちている枝の中を探してみたよ。
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チビクワガタを発見!なんと3匹も...すごい!!

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こちらはミルワーム
他にもカメムシカミキリムシの幼虫など、
たくさんの昆虫に出会えましたよ(^▽^)

朝からたくさんのご来館、本当にありがとうございました!

ひとはくは年始も元気に開館中!
ぜひ、遊びに来てくださいね☆



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みなさま、新年あけましておめでとうございます。

人と自然の博物館は、1/3(水)から開館しています!

本年もひとはくを、よろしくお願いいたします。



 ★★★ イベントのご案内 ★★★

1/6(土)・7(日) ワークショップ「トントン紙ずもう」

紙のおすもうさんをつくって、みんなで戦わせてあそぼう!


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1/7(日) キッズサンデー

小さな子どもたちが楽しめるプログラムをたくさんご用意しています。

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1/8(月・祝)  はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」

 

アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカをつくります。
小さなお子様も簡単につくれますよ!石けんが固まって完成するまでに約30分かかります。

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▲▲くわしくは、各イベントのタイトルをクリック


博物館はメンテナンスのため、1/9(火)から1カ月ほど長期休館します。


 冬期メンテナンス休館        2018年1月9日(火)~2月10日(土) 
 


開館は2/11(日)からです。 



1/8(月・祝)までお正月イベントはもりだくさんです!

みなさまのご来館お待ちしております。

 

フロアスタッフまつだ

ひとはくファンのみなさま

ご存知のとおり・・・12月28日~1月2日まで休館でございます。
新年は1月3日から開館いたします!
また、メンテナンスのため1月9日~2月10日まで休館させていただきます。

ひとはくが休館なんて・・
さみしい・・・
耐えられない・・・
これからどうしていいのかわからない・・・
休館中なのにエントランスホールまで来てしまった・・・
そんな、経験が・・・あるのではないでしょうか?

そんな・・ひとはくファンのみなさまへ朗報です。
ひとはくはメンテナンス休館中に・・・熱くやります!
ひとはくの情熱は・・・ついに・・・館外まで  ということで

昨年は京都  「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」


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今回は伊丹市に飛び出します!

「日本酒の自然誌 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~」
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期間:平成30年1月13日(土)~ 28日(日)
   (ただし月曜日は休館)
会場:みやのまえ文化の郷 伊丹市立伊丹郷町館
   (旧岡田家住宅・酒蔵、旧石橋家住宅) 
        〒664-0895 伊丹市宮ノ前2-5-28 
 

 開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
 入 場  料:無料
 
 展示コンセプト
 ●日本の文化である酒づくりは、自然の恵みに支えられてきた
 ●日本酒のラベルには地域に根差した自然が象徴的に描かれている
 ●酒造りの基盤となる、米、水、麹をとりあげる

開催期間中の週末には、お酒にまつわる様々な自然について楽しめるセミナーや、
「こも巻き」「酒ラベルづくり」などのものづくりワークショップも開催し、
大人から子どもまで楽しめる時間をご用意します!
関連セミナーの項目へジャンプ

2019年ICOM京都大会や2020年オリンピック・パラリンピックの開催が機会となり、
我が国の伝統文化や歴史的建造物(=レガシー)の活用への期待が高まっています。

この館外企画展は、国内各地の自然史博物館が協力し、歴史的建造物のもつ空間の趣と自然史標本のもつ美しさを融合させ、日本の自然の魅力と価値をより効果的に伝える展示手法を模索する実験としても位置づけています!
本企画展が国内各地にある豊かな地域資源を掘り起こす手法を考える一助となる事例となれば幸いです!


ひとはくは・・・・この情熱で 我が国や兵庫県の自然史のみならず!
みなさんの生涯学習に熱く貢献しますね!

それでは伊丹でお待ちしております!

                               生涯学習課 中前 純一


来年1月の「ひとはく探検隊」は...
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今年に引き続き、来年も開催します!!

冬に昆虫なんているの...?
そう思っているあなた!ある場所に実はいるんです!

探検の舞台は深田公園
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さぁ、昆虫はかせの八木研究員と一緒に
2018年最初の昆虫採集へ!レッツゴー!

イベントの詳しい情報はこちら→


新年は 1月3日(水) より、開館いたします。

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ユニバーサル・ミュージアムをめざして98

「ガラスの天井」とマイノリティの主張-2

三谷 雅純(みたに まさずみ)




 一般の企業やお役所で活躍する障がい者は,ほとんどいない.いや,「いない」というのは言い過ぎだが,人数は圧倒的に少ない.それはなぜだろうと考えていて,あることに気が付きました.障がい者団体や福祉施設以外での活躍の仕方が,障がい者自身,どのようなものかを示していないのではないか.ことによると社会で活躍する,ということに無自覚なままではなかったのか.そう気が付いたのです.つまり,別の言い方をすると,普通の障がい者が未来に夢を託せる「障がい者の成功モデル」が存在しないのです.

 それにしても「障がい者の成功モデル」って どんなものでしょう? そのことを考えている時に,また「ガラスの天井」という言葉に出会いました.今度は,京都大学人文科学研究所の竹沢泰子さんがお書きになった「ミックスレイス日系人アーティストの作品と語り:人種カテゴリをめぐる解釈と表現の戦略」という論文 (3) に使われているのを見つけたのです.

 竹沢さんが「ガラスの天井」という言葉をお使いになった背景を説明しておきましょう.

 1941年の日米開戦以前からアメリカに住んでいたロジャー・シモムラさんは,アメリカで評価を受ける美術家であり,画家です.5歳から両親や祖母の共にアメリカの強制収容所で過ごしました.この強制収容所の経験から,シモムラさんは「人種偏見や強制収容を題材とした作品を発表し続けている」(253ページ)のだそうです.シモムラさんは,日系アメリカ人は普通のアメリカ人として扱われるべきであって,日系アメリカ人をステレオタイプな「日本人」(=出っ歯でメガネをかけた小柄な人物)と混同することには意義を唱(とな)えてきたのだそうです.シモムラさんは,「ガラスの天井」によって社会的な位置づけが低く抑えられている.そうおっしゃるのです.

 ここで,シモムラさんが抱えた困難は人種偏見であって,女性を軽く扱うこととは意味が違うという意見が聞こえてきそうです.でも考えてみて下さい.「人種主義」というのは,現実を無視して特定の集団を重用し,同時に別の集団を蔑視することです.もちろん女性は同じ集団に属します.これは当たり前です.しかし,女性をゆえなく軽視する行為は「人種主義」と同じだと思います.

 「人種」や「民族」は現実に存在するじゃないかという反論もありそうです.ところが「人種」や「民族」に,生物学的な実態はないのです.その集団のたどってきた歴史や,住んでいる環境が違っているだけです.わたしは「人種」や「民族」というものは,ある集団のマジョリティーが(知らず知らずのうちに)自分たちの都合で創り上げた虚構だと思っています (4) (5)

    *

 では,わたしがあるかもしれないと感じている「障がい者の成功モデル」の「障がい者」とは,いかなる存在なのでしょう? 実は障がい者も「ガラスの天井」に社会進出を阻まれる女性と同じです.「社会の構成員」であることは間違いないのですが,決して「社会の主流」にはなれない――それどころか社会の周辺に押しやられる――存在です(誰にせいで?).

 なぜ障がい者が「社会の主流」になれないのかと言うと,

① トロトロしていて生産性が低い.
② 体力がない.つまり,必要な場合にも,加重な労働には耐えられない.
③ 疲れやすくて集中力が保たない.

 早い話が,よーい,ドンで勝ち負けを決める「競争」というやつに負けてしまうのです.そればかりか,階段のように上へ昇ることが成功の証(あかし)である社会では,周りの人は障がい者が昇進することを嫌がる(=昇進しそうになると邪魔をする)ようになるのです.

 まあ,「一見,競争に負けてしまう」というのは,実は障がい者の側にも責任があります.何の工夫もないままだから「競争に負けてしまう」のです.ああでもない,こうでもないと工夫したあげく,(当人も自覚していなかった)あっと驚くようなやり方で「勝ってしまった」ということは,十分にありえることだと思います.世間的には,そんな変革を「イノベーション」と呼んでいます (6).

    *

 「イノベーション」「社会システムの革新」と訳すのなら,社会システムは「生産性を向上させ,競争社会で生き残る」ようにも変革できますが,「多様な人が共に幸せになる」ようにも変革できるのです.

 でも「多様な人が幸せになるような革新」では「競争に勝つ」というものでは ないのじゃないか.実は,わたし自身,そう思っています.と言うか,「健康な男性だけが勝ち残る」という固定したルールでは,女性や障がい者は,そしてマイノリティのあの人やこの人は勝ち残れないことが確実です.

 ここで一つ言っておくべきことがありそうです.それは「競争に勝ち残る健康な男性」など本当はどこにもいません.これはアッケラカンとした,身も蓋もない事実です.自分たちの都合に合わせて「人種」や「民族」を創り上げたのと同じです.一点の曇りもない「健康な男性」など,空想の産物に過ぎません.どこまでもフル・スピードで加速し続けられる人はいません.どんな人でも家に帰ったら「ああ,今日も疲れた」と言ってへたり込み,「どうして皆が感じていることが分からないのだろう.どうして(職場や学校で)人を不機嫌にさせてしまうのだろう」と悩み,それこそ,わたしと同じように ドタバタ,ウロウロ,オロオロ,ジタバタしているのではないのでしょうか.どうなのでしょう.

 「健康な男性」など、どこをどう捜しても いない.にも関わらず,「健康な男性」を前提とした(誰も勝てない)競争があるかのように振る舞う.そのくせ,女性や社会的マイノリティ,さまざまな「人種・民族」,多種多様な「障がい者」は,(建前上)「いることが当然である」としながら,「ガラスの天井」という「暗黙の了解」もまた、存在することが当然であるとする社会に生きている.このような(日本の? それとも「人」,あるいは生物学的な「ヒト」という存在に?)幾重にも意味が重なりあう社会は,それはそれで人類学的な分析の対象ならば,とてつもなく面白いのです.しかし,今はそんな悠長(ゆうちょう)なことを言っている場合ではありません.女性や障がい者やマイノリティは(それに現在では人数の多くなった高齢者も)どう生きていくのか.障がい者が,どう社会で成功するか......ん?

 ......そもそも「障がい者の成功モデル」という発想自体が,競争を前提としていたりして? 少なくとも、虚構に満ちた「強いものが生き残る競争社会」のモデルでは、どこにも出口はありません.

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(3) 『人種神話を解体する3 「血」の政治学を越えて』(川島浩平 編,竹沢泰子 編,東京大学出版会)
http://www.utp.or.jp/book/b307345.html
の内,竹沢泰子さんご自身が執筆された「第III部 自分らしい生き方を求めて,第8章 ミックスレイス日系人アーティストの作品と語り:人種カテゴリをめぐる解釈と表現の戦略」のことです.

(4) (5) このことを詳しく説明する余裕はありません.
『人種神話を解体する1 可視と不可視のはざまで』 (4)
http://www.utp.or.jp/book/b307357.html
『人種神話を解体する2 科学と社会の知』 (5)
http://www.utp.or.jp/book/b307355.html
を読んで,ご自分で理解し,判断して下さい.

(6) 「イノベーション」(innovation) を「技術革新によって生産性を向上させること」だと思っている人が,特に日本人には多いのですが,これは明らかに違います.競争社会の企業の振る舞い,つまり競争社会で生き残ることと「イノベーション」は,もともと全く異なる概念です.「イノベーション」をあえて訳すなら,「社会システムの革新」とでも訳すべきでしょうか.社会システムは,もちろん生産性を向上させ,競争社会で生き残るようにも革新できますが,多様な人が幸せに暮らせるようにも革新できるのです.





三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

 

 

12月24日(日)に
ひとはく探検隊地学系収蔵庫探検」を行いました!

 

今回の隊長は石ころはかせの古谷研究員です
隊長の古谷研究員のプロフィールは☆こちら☆

日ごろは見ることができない化石や鉱物の地学系収蔵庫を探検しました



まず最初に、収蔵庫入る前にフロアスタッフよりクイズを出題しました!!

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   \全問正解できたかな~?/

収蔵庫は大切な標本や資料をたくさん保管しています


探検隊長の古谷研究員を先頭に大切なものがたくさんある地学系収蔵庫へ出発!

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いつも見ている展示室とはまったく違う雰囲気でドキドキでした!

 

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普段は入ることのできない収蔵庫を探検し、
たくさんの
貴重な標本を間近で見て
みんなの目がキラキラと輝いていました(*^_^*)

くわしい報告書はただいま作成中です!
完成しだい4階ひとはくサロンに貼り出しますので、ぜひ見にきてくださいね。

 

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

 

 

次回のイベントは
1月3日(水)ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」
カラフルなおゆまるから好きな色を選んで
自分だけのオリジナルアンモナイトをつくってみましょう。
詳細はこちらをクリックしてご覧ください。

次回のひとはく探検隊は
1月4日(木)ひとはく探検隊「冬の虫とりペナントレース」
詳細はこちらをクリックしてご覧ください。



博物館のおやすみのおしらせ

年末年始   2017年12月28日(木)~2018年1月2日(火)

新年は 1月3日(水) より、開館いたします。

メンテナンス休館   2018年1月9日(火)~2月10日(土)

 

みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

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12月23日のイベントはクリスマス☆スノードムでした!

なんと!!スノードームに、3階展示室「森に生きる」の標本のどうぶつたちが登場しました!
ひとはく ならでは!です。
兵庫県とその周辺に生息するどうぶつ(ニホンジカ・ホンドキツネ・タヌキ・ニホンザル・ツキノワグマ・ニホンノウサギ)をクリスマスツリーを囲むように取り付けます。
水のりにラメを入れて水をいっぱい注ぎ、ぎゅっとフタをしたら出来上がり!

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まわりにお絵かきして・・・・世界に一つのオリジナルのスノードームです。

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   s-1.jpg  光をあびるとキラキラ輝く雪が舞うよう。
お家にかざって楽しんでくださいね。

たくさんのご参加ありがとうございました!

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こちらは人と自然の博物館【ひとはく】です!

ただいまこちらでは、年明けに行われる大イベント
「ひとはく正月場所」(ワークショップ「トントン紙ずもう」)
準備が急ピッチで行われております!
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スタッフが作っているのは...
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土俵です!こちらで熱い戦いが繰り広げられるわけですね!!

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約400人の力士たちも準備完了☆
オリジナルに彩られ、参加する時を今か今かと待っていますよ~!

一方、土俵では...
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ひとはくの2大横綱、タンバティタニスデルタドロメウスが!
年明けに向け、準備に余念がありません。
他のひとはく部屋力士たちも、ぞくぞくと登場していますよ~!

ひとはく正月場所は6日(土)、7日(日)開催です。
みなさんもオリジナル力士で参戦しましょう!

詳しくはこちらから

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県立篠山東雲高等学校では、「農業教育の特質を活かし、地域に貢献できる心豊かな人材の育成」をミッションとした幅広い教育活動を展開しています。
「関わるすべての人や自然・動植物を愛する心を育てる教育の推進」を実践している学校で、ひとはくでも「共生のひろば(毎年2月開催)」などで出展、発表活動を行っています。
12月13日も生徒のみなさんは手慣れた手つきで ひとはくの花壇の装飾実習に励まれていましたね!
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さて・・今回は「関わるすべての人や自然・動植物を愛する心を育てる教育の推進」を実践している学校として
ひとはくに 門松を持ってきていただきました!
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この門松やはり・・・ただものではありません!
竹は放置竹林や丹波市山南町の若松、同校や県立播磨農業高校が育てた葉ボタンや小菊などを使用され
同校の1,2年生計10人が、11日から製作に入り、約600個を作られているとのことです!


他のホームセンターのものとはセンスが一味違いますね~と思ったら・・・

なんと!生徒さんたちが一つひとつ手作り! 
指導されている先生は技能五輪全国大会フラワー装飾 銀メダリストの先生だとか!
やっぱり・・ほんまもんは違うはずですね(笑)

また、かわいいリースもいただいたので!ひとはくサロンに飾る予定です!
     
                         生涯学習課 中前 純一





12月23日(土)、24日(日)は、今年最後の週末の開館となります。多くの方々のご来館をお待ちしております。



(→4階ひとはくサロンを彩るクリスマスツリー)

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現在、ひとはくでは、次の企画展を開催中です。
開館25周年記念展示 ひとはく研究員のいちおし25選(秋の部)として、「岩槻名誉館長が選ぶシダ25選」「中瀬館長が選ぶ"にわ"25選」「ボタニカルアートでみる日本の固有植物25選」
また、収蔵資料展「ひょうごの針葉樹」トピックス展「北但層群産の魚類化石群標本」を開催しています。
加えて、緊急速報展「ヒアリとアカカミアリ」も延長開催中です。

詳しくは 企画展のページhttp://www.hitohaku.jp/exhibition/planning.html からもご覧いただけます。


また、この週末はさまざまなイベントも目白押しです。
23日(土)のイベントは、ワークショップ「クリスマス☆スノードーム」 、デジタル紙芝居「ぽこぽこぽこ~森をつなぐ~」、展示解説「ひょうごの自然じまんツアー」、ギャラリートーク「ひょうごの針葉樹」 、デジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」を開催します。

24日(日)のイベントは、デジタル紙芝居「アンモナイト物語」、展示解説「ひょうごのどうぶつツアー」、ひとはく探検隊「地学系収蔵庫探検」、星・宇宙へのとびら~冬の星空案内~、デジタル紙芝居「オランとウーたんのジャングル探検記」です。

どうぞ、この週末ひとはくへお越しください。館員一同、お待ちしております。

なお、年末年始は、26日(火)~27日(水)と、1月3日(水)~8日(月・祝)までの開館となります。
また、その後、1月9日(火)~2月10日(土)までは休館となります。詳しくは、イベントカレンダーをご覧ください。新年も引き続きひとはくをよろしくお願いします。

生涯学習課 竹中敏浩


moose-4floor.jpg 4階ひとはくサロンで展示中のヘラジカの剥製
ヘラジカはシカ科の中では最大のもので、平らなへらのような形の角は幅2mに達する個体がいるそうです。この剥製の角も大変立派です。

よくトナカイと間違われますが、トナカイとは角の形も異なります。「赤鼻のトナカイ」の歌のなかでもトナカイはReindeer。ヘラジカはelkやmooseと呼ばれるもので別種の動物です。
お子さんに「シカとトナカイはどう違うの」と聞かれて困ったお父さんは、是非この剥製をお子さんと一緒に見に来てください。

ユニバーサル・ミュージアムをめざして97

「ガラスの天井」とマイノリティの主張-1

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 時間を振り返る余裕が(一時的にですが)出ました.このブログを見直してみると,8月以降,2回しか「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」が書けませんでした.夏は長期の休みというところが多いので,落ち着いて,普段はできそうもない仕事にじっくりと取り掛かれそうです.反対に言うと,我われ研究者にとっては学会の全国大会が集中する時期です――今年,わたしはコミュニケーション障害学会,霊長類学会,福祉のまちづくり学会と三つの学会に出席しました.自分で書いた論文の原稿も投稿しなければなりませんし,わたしは査読のある研究紀要「人と自然 Humans and Nature」の編集委員長を拝命しています.その上,今年は,自然・環境科学研究所の社会人大学院生相手の講義がありました.秋も似たようなものでした.そんなこんなで ドタバタ,ウロウロ,オロオロ,ジタバタしてしまい ついに「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」の続きが書けませんでした.

 閑話休題(話題を変えて)

 国谷裕子さんが『キャスターという仕事』(1) という本をお出しになっています.国谷さんはNHKの〈クローズアップ現代〉という番組のキャスターを長く務められ,さまざまな立場の人にインタビューをしてきた方です.当人はできればそっとしておきたいこと,我われには聞きたくても聞けないことを,私たちに代わって聞いてくれました.

 その国谷さんが,アメリカの大きな ICT(情報通信技術)企業の CEO(最高経営責任者)になったカーリー・フィオリーナさんという女性にインタビューをした話題が載っています (2).

 フィオリーナさんは,女性であることと経営能力は関係ないのだから,ことさらに女性 CEO を話題にして欲しくなかったそうです.しかし,国谷さんは「逡巡(しょんじゅん)はしたが,フィオリーナさんの意向を受け入れないという選択をし,多くの女性たちが感じている見えないガラスの天井や女性だからこその苦労についてもインタビューをした」(139ページ)のだそうです.

 企業や大きな組織で働く人にとって「ガラスの天井」はよく聞く言葉ですし,リアルな現実です.実感があります.マイノリティや「人種・民族」,そして第一に女性を差別して,その人の業績や貢献は無視して,一定以上の役には就かせないという「暗黙の了解」のことです.「暗黙の了解」ですから,皆,「ガラスの天井」のことはよく知っているのですが,仲間内では「決して口に出してはいけない」ことなのです.仮に話題にしようとすると,どの人も逃げるように去って行きます.

 フィオリーナさんは企業の中で「セクシャル・ハラスメントなどに耐えながら(昇進という)階段を昇り詰めていった」(140ページ)のですが, CEO になったときには「ガラスの天井については話さない」(140ページ)というルールを,ご自身に対して課したそうです.結果的に国谷さんはその決意を破らせてしまいました.お仕事柄しかたのないことでした.

 「セクシャル・ハラスメントなどに耐えながら階段を昇り詰めて」いき,CEO になったときには「ガラスの天井については話さない」というルールを,ご自身に対して課す.残念ながらフィオリーナさんは,その後,その ICT 企業の CEO を追われるのですが,お仕事には並大抵ではないエネルギーを注がれたのだということが,よく伝わる逸話(いつわ)です.

 フィオリーナさんと同じように努力をしている人びと――多くの女性や社会的マイノリティ,さまざまな「人種・民族」――を,わたしはよく知っています.子どものときに仲の良かった○○さんや□□君がそうです.フィオリーナさんは大企業の中でもエリートですから,「多くの女性や社会的マイノリティ,そしてさまざまな『人種・民族』」と一括(ひとくく)りにされることには抵抗があるかもしれません.しかし,「利益を拡大して競争に勝つ」というような,(決して社会全体にではなく)一企業への貢献を果たすだけの人を企業エリートと呼ぶならば,「多くの女性や社会的マイノリティ,さまざまな『人種・民族』」は,そのようなエリートには縁もゆかりもない人たちでしょう.自分たちの存在が多様であるだけでなく,何を大切に思うのかという感じ方,考え方も多様であろうと感じます.

 現代という時代は,建前上,「多くの女性や社会的マイノリティ,さまざまな『人種・民族』」,そして多種多様な「障がい者」は,「いることが当然である」としながらも,「ガラスの天井」という「暗黙の了解」もまた当然のこととしています.日本の社会はヌエのようです.何やら得体のしれない怪物に見えてきます.

 実は,わたし自身が国谷裕子さんの『キャスターという仕事』という本を読んでいて,ハッと思い当たるところがあったのです.ひょっとすると「ガラスの天井」に邪魔されてきたのは女性だけではなく,マイノリティである自分自身も同じだと,今さらながらに気が付きました.そう言えば学生時代に出会ったあの人や,社会人になって出会ったこの人は,なぜ黙ったまま,表情も変えずにわたしの座るイスを蹴り上げたのだろうと、今さらながらに思うのです.

    *

 ここまで考えてみて,もう一つ気が付いた事があります.それは,今まで「障がい者の成功モデル」は なかったのかも しれない ということです.

 女性が仕事をする時,「同じ能力」があれば,「これまで優遇されていた男性よりも,かえって女性の方が優遇されるので,逆差別だ」と言われていると書いたネットの文章もありましたが,わたしの周りを見回してよく考えてみても,この主張はとても信用できません.それは競争の基準を「健康な」(=自分ではまだ障がい者の意識のない)男性の視点に置いたらそうなるのかもしれませんが,「ガラスの天井」は厳然として存在しています.その何よりの証拠に,世の中の主軸になる女性は、圧倒的に数が少ないのです.

 同じように「成功した障がい者」は,ほとんどいません.障がい者団体や福祉施設で活躍している障がい者は多くいらっしゃいます.しかし,一般の事業体で活躍する障がい者は、ほとんどいない.それはなぜだろうと考えていて,よく言われるように世の中の仕組みが「健常な男性」を基準に作られていることは事実ですが,障がい者団体や福祉施設で活躍する以外の活躍の仕方が,当事者自身,どのようなものかを示していないのだと気が付いたのです.つまり,人は多様な存在だと感じている方は,たくさん いるのだが,いざ自分で接する時,どう接してよいのか分からないのだろうと気が付いたのです.

 でも「障がい者の成功モデル」って どんな ものでしょう?

 次に続きます.

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(1) 『キャスターという仕事』(国谷裕子,岩波新書 c0236)
https://www.iwanami.co.jp/book/b279043.html

(2) 日本記者クラブ賞受賞記念講演会 国谷裕子 NHK「クローズアップ現代」キャスター
https://www.jnpc.or.jp/archive/conferences/22640/report




三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

12/17(日)ひとはくでは、
はかせと学ぼう「ちっちゃな化石をみつけよう!」を行いました!

今回は、化石はかせ の古谷研究員!
(古谷研究員のプロフィールはコチラ!)

まずは化石をみつけてみましょう!
チャートという石を拡大してみると...
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ちっちゃなつぶみたいな化石が見えた!
みなさんとっても上手にルーペを使いこなしていました!
(スタッフも見習わなければ...)

放散虫化石のレプリカづくりもしました!
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"放散虫"はお米よりもゴマよりも
ずっとずっと小さな生きものだったんだって!

作るのに少しコツがいるけど、とても上手です^^
s-P1170411.jpg(とてもきれいにできました!)

寒い中、たくさんのご来館ありがとうございました!

もうすぐクリスマス!
みなさん、今年はひとはくで過ごしませんか?
楽しいイベントがいっぱいですよ^^
12/23(土)ワークショップ「クリスマス☆スノードーム」
12/24(日)ひとはく探検隊「地学系収蔵庫探検」
(詳しくはクリック!)

風邪に気をつけてお過ごしください~^^

フロアスタッフ てらお ゆみこ・きただに さやの

12月17日(日)、ひとはくでGSC-Hyogo(グローバルサイエンスキャンパスひょうご)ひとはくツアーが行われました。
このプログラムは、JST(科学技術振興機構)のサポートのもと、神戸大学を実施機関として、兵庫県立大学、関西学院大学、甲南大学と共同で運営するもので、国際的に活躍できる未来の科学者を育てるプログラムです。
その一環として今日は、ご指導にあたっておられる大学の先生方や大学院生たちと、ひとはくで学びました。自然科学を志す高校生たちの学びをご覧ください。

(左)講義と実習に集まった高校1・2年生。科学を志す高校生が豊岡・姫路・神戸など県内各地から集まりました。
(右)実習では生物系収蔵庫を見学しました。まずは、収蔵庫へ入るときの注意事項。「収蔵庫の大敵は高温・多湿と虫害。虫が入らないように良く靴を拭って・・・」。厳重な生物系収蔵庫を前にして注意を受け、高校生たちもやや緊張の面持ち。

  

(左)モルフォチョウの美しい羽の色の説明を山内主任研究員から聴き、その色の美しさに感動の受講生たち。
(右)オオセンチコガネの各地の標本を見ながら色の地域差の説明を聞き、その多様性の不思議さにふれる受講生。
  

(左)アブ科の標本を見ながら、吸血性のもの、吸血性でないもの説明を聞いて、生態の不思議さにふれる受講生。
(右)クワガタムシ科の標本を見て、その勇ましく魅力的な姿に感動の声をあげる受講生たち。
  

(左)鳥類の仮剥製を見ながら、研究用としてはどうして仮剥製を用いるかなど、基本的なことを三原地域研究員から学ぶ受講生たち。
(右)キジ科の剥製を見ながら、見事な羽根色に魅了され、歴史上この羽根が使用された物語に聞き入る受講生たち。
    

(左)(右)カエデ属の標本をもとに、植物標本を残していく意義や、博物館の果たす使命などについて、高野主任研究員から学ぶ受講生たち。
  

(左)絶滅危惧種とレッドデータブックについて学ぶ受講生たち。
(右)ひとはくが所蔵するタイプ標本を見ながら、博物館がタイプ標本を保管する重要性について学ぶ受講生。
  

収蔵庫見学のほか、研究の基本についての講義も行いました。講師を務めた橋本佳明主任研究員は、今年ヒアリの研究で各方面から注目されましたが、「研究とは何か、研究者とは何か」をテーマに講義を行い、GSC受講生の今後の研究について助言を行いました。
  

未来の科学者を目指す高校生が、自然科学の基礎となる博物館に来てくれることは、大変光栄なことと思います。今日受講してくれた高校生たちのこれからの成長に期待したいと思います。

なお、グローバルサイエンスキャンパス事業については下をご覧ください。
・科学技術振興機構「グローバルサイエンスキャンパスとは」
 https://www.jst.go.jp/cpse/gsc/about/index.html
・GSC-Hyogo 根源を問い革新を生む国際的科学技術人材育成挑戦プログラム
 プログラム http://www.org.kobe-u.ac.jp/gsc-hyogo/id.html

生涯学習課 竹中敏浩

12/16(土)に、クリスマスまでカウントダウンしながら楽しめるカレンダー
「アドベントカレンダーづくり」というイベントを行いました!

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毎日ひとつずつ窓をあけると、いろんな絵がでてくるしかけになっています。

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どんなものを描こうかな?

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ちょうちょや恐竜、カブトムシなど博物館ならではの絵をかいてくださっていますね♪

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できあがったら、フロアスタッフよりクリスマスプレゼントが!

袋のなかにプレゼントが入っているので、
開けるのは25日まで楽しみに待っていてね。




最後にシカのなかで世界一の大きさを誇るヘラジカの前で記念撮影!

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▲集合写真はクリックで拡大します

大きなものでは肩の高さ2m、体重800㎏に達し、最終氷期(およそ7万~1万年前)には
日本列島にも生息していたといわれています。
こんなに大きな生き物が日本にいたなんてビックリですね。

ご参加ありがとうございました!

 ミュージアムショップ 

ミュージアムショップはひとはくのエントランス(入場無料)にあります。

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恐竜や昆虫をはじめ、博物館グッズが充実していますので、クリスマスプレゼントにぴったりですよ。

~ミュージアムショップでお土産をみつけよう♪~  ←くわしくはコチラ

博物館にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

 

 博物館のおやすみのおしらせです

 年末年始         2017年12月28日(木)~2018年1月2日(火)


新年は1/3(水)より、開館いたします。

 冬期メンテナンス休館       2018年1月9日(火)~2月10日(土)     
                       

フロアスタッフまつだ

ひとはくでは、12月16日(土)にホロンピアホールにて、神戸大学児童文化研究会による「ひとはくミュージアムシアター」が上演されました。
演目は、児童劇「すずめの恩返し」です。小さな子どもたちと、お父さん、お母さん、ご来場ありがとうございました。
おはなしは、神様の国のすずめ姉妹。人間のお姉さんからお団子をもらうところから始まります。ある日、この姉妹の大好きな人間のお姉さんが病気になってしまいましたが、その原因はこわーい山男にたましいを食べられてしまったからです。小さなすずめ姉妹は機転を利かせて、山男からお姉さんを助け出そうとします。

(左)オープニングでは、アイヌの文化にちなんだクイズ大会をしてくれました。
(右)いよいよ物語のはじまり、はじまり。小さな妹すずめは人間の生活に興味しんしんです。
  

(左)妹すずめは姉から人間に近付いてはいけないと厳しく言われます。
(右)それでも、妹すずめは姉のいないうちに人間に近付き、人間のお姉さんにやさしく接してもらい、食べものももらいます。妹すずめは人間のお姉さんにあこがれます。でも、そのうち人間のお姉さんが病気になってしまいます。
  

(左)その原因は、こわーい山男が人間のお姉さんのたましいを食べてしまったからでした。たましいを取りもどすべく、姉妹すずめは相談しました。
(右)やったー!見事!姉妹すずめのはたらきでお姉さんは元気を取りもどしました。アイヌのコタン(村)ももとの平和なコタンにもどりました。姉妹すずめは「少しでも恩返しができてよかった。」
  

(左)お姉さんから「この前は助けてくれてありがとう。このお酒は少しばかりのお礼です。」と、お酒をもらいます。「これからもコタンにいつでも遊びに来てください。」と言ってもらいました。めでたし!めでたし!
(右)終わった後には、出演者から子どもたちにぬり絵が配られました。劇中では、恐かった山男もほんとうはやさしいお兄さんでした。
  

今年も「ひとはくミュージアムシアター」にご来場いただき、どうもありがとうございました。

☆★神戸大学児童文化研究会(どうけん)について★☆
神戸大学児童文化研究会は、子ども会、児童劇、人形劇という3つのグループに分かれて活動をしておられますが、今回公演いただいたのは、児童劇のグループです。この研究会は、大正4年から活動しておられる長い歴史の研究会です。

生涯学習課 竹中敏浩

 
平成30年1月20日(土)~21日(日)にイオンモール姫路リバーシティーで開催される
ひょうごミュージアムフェア
ひとはくが出展します!!(1月20日(土)のみ
ひとはくの出展内容は!
ひとはくの大人気プログラム
カラフルな おゆまる を使った「とっても簡単!化石のレプリカづくり」に挑戦!です!!

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みなさん1月20日(土)はひょうごミュージアムフェアへGO!
会場でお待ちしています!

その他にも・・兵庫県内の博物館や美術館、動物園、植物園、水族館などがあつまり、
様々な体験ができます。
楽しいワークショップや見どころがたくさん!

開催日 平成30年1月20日(土)~21日(日)
    (ひとはくの出展は20日(土)のみ)
時 間 10時00分~16時00分
場 所 イオンモール姫路リバーシティー(1階タワーガーデン・2階マジックガーデン)
    〒672-8064 姫路市飾磨区細江2560番地
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                          生涯学習課 中前 純一

 

県立篠山東雲高等学校では、「農業教育の特質を活かし、地域に貢献できる心豊かな人材の育成」をミッションとした幅広い教育活動を展開しています。
「関わるすべての人や自然・動植物を愛する心を育てる教育の推進」を実践している学校で、ひとはくでも「共生のひろば(毎年2月開催)」などで出展、発表活動を行っています。

「共生のひろば」県立篠山東雲高等学校の主な発表
篠山東雲高校の水田にすむカエル
地域資源を有効活用~ありっ竹使い切る!!~
研究紀要『人と自然』県立篠山東雲高等学校の先生の投稿
竹チップのマルチングがダイズ品種(丹波黒大豆)の栽培と雑草の防除に及ぼす影響

ひとはくが関係する事業で、中瀬館長がコーディネーターとして 
大平和弘研究員橋本佳延主任研究員がグループディスカッションファシリテーターとして参加の
12月27日神戸で開催されるひょうご環境担い手サミットにおいても篠山東雲高校が活動発表をされます!


また、当館の研究員も直接、環境などに関わる研究について指導・助言を行っており、成果として
今年度もなんと!「農業高校の甲子園」と呼ばれる第68回日本学校農業クラブ全国大会において、プロジェクト発表会Ⅰ類(生産・流通・経営)で見事に全国優秀賞も受賞されています!
今回も6月に続き、その学びの実践と、ひとはくと連携した現場実習として2名の先生方の指導のもと11名の生徒さんが、ひとはく入口前花壇を中心に花壇装飾実習を行われましたので、その様子をお伝えします!
(本日も某学校評議員の方が実習内容を見学されていたり・・・八木研究員が蝶が舞う素晴らしい花壇だ!と生徒さんを激励していたり・・・)
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生徒のみなさんは手慣れた手つきで花壇の装飾実習に励まれました!
植え込みの速さに感心です!
終了後はみなさん館内を見学されました!
館内の展示内容が来年度の研究テーマの参考になります!
個別の研究について、また相談にいきますね!など 生徒さんからと嬉しい言葉をいただきました!
それでは・・次回は共生のひろばでお会いしましょう!



                         生涯学習課 中前 純一

12/10(日) 『画はくの日~博物館の標本を描こう~』の2日目を行いました!

世界最大のシカ〝 ヘラジカ 〟や、世界一危険な鳥〝 ヒクイドリ 〟、鋭い歯が特徴の大型肉食魚類〝 アリゲーターガー 〟など...
前日同様、そうそうたる顔ぶれがそろいました!!もちろん、すべて本物(はく製)です。
本物を目の前に絵が描けるなんて、ひとはくならではですね♪

さぁ!○×クイズに挑戦したあとは、さっそくお絵描きです。

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生きていたら絶対近づけない危険な生きものも、はく製なら思いっきり近づいて観察できます!

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はく製と向き合って、じっくりと観察していただけました!

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みなさん楽しんでいただけた様で、おおきなはく製を移動させて集めた甲斐がありました(^^)
(移動にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました~)

描いていただいた作品は、4階の休憩コーナーに展示しています!
みなさまの作品の中から、ひとはく研究員が〝はかせ賞〟を選んでくれますよ~。
お近くの方もそうじゃない方も、年末年始のお休みにぜひ見にいらしてください♪


年内は 27日(水)まで 開館
年明けは 1月3日(水)から 開館しています☆
※ただし、1月9日(火)~2月10日(土)まではメンテナンス休館します。
 博物館は開館していないのでご注意ください。


みなさまのお越しをお待ちしております!


                               フロアスタッフ たにぐち

christmasbell.jpg ♪あわてんぼーのサンタクロース クリスマス前~にやってきた♪
ひとはくにもちょっとあわてんぼーの、雪だるまさんとトナカイさんがやってきたようです。

クリスマスの近づいた12月10日(日曜日)、ひとはくでは、三田松聖高校吹奏楽部の皆さんをお迎えして「ひとはくサロンコンサート~クリスマスコンサート~」を開催しました。


こんなにたくさんの方々にお集まりいただきました。ありがとうございました。
曲紹介は、三田松聖高校の2名の女子生徒さんが行ってくれました。

  

指揮は、三田松聖高校吹奏楽部顧問の出水先生です。雪だるまに扮して演奏してくれたのはチューバ奏者の男子生徒さんでした。
  

クラリネットや、トロンボーン、サックスも活躍です。
  

「アンパンマンマーチ」では希望してくれた子どもたちに、鈴を演奏してもらいました。雪だるまさんとトナカイさんから鈴を受け取って演奏の準備です。高校生のバンドとの共演は、きっと生まれて初めてだったと思いますが、素敵に演奏してくれました。参加してくれた9人の子どもたち、ありがとう!
  

トナカイさんがデルタドロメウスと共演です。
小さな子どもたちは全身で拍子を取りながら聴いてくれました。20分ほどのミニコンサートでしたが、楽しんでいただいたようで、お聴きいただいた皆さま、演奏してくれた三田松聖吹奏楽部の高校生皆さんに感謝です。ありがとうございます。
  

みなさまのもとに素敵なサンタクロースがやってきて、良いクリスマスとなることを願っております。

生涯学習課 竹中敏浩

こんにちは!
いよいよ寒さが本格化してきましたね、雪がふっている地域もちらほら・・・
みなさん風邪をひかないように気を付けてくださいね(*^_^*)


さて、今日は~「画はく日」 博物館の標本を描こう~を行いました!
みんなでヘラジカ、アリゲーターガー、オオヒクイドリなど描きました。


はじめは今日の標本に関係したクイズを行いました!
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いよいよ、スケッチの開始です(^^)



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ひとはくサロンにオオカミがやってきました!


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ヘラジカ大きいなぁ・・・


描いてくださった絵は4階ひとはくサロンに飾っています!
今日はたくさんのご参加ありがとうございます!!

明日も画はくの日を行います!
みなさんのご来館おまちしています☆

フロアスタッフ 田畑


12月になるとクリスマスが待ち遠しいですね♪

ひとはくはかせは、トレードマークのはかせぼうしをぬいで、サンタに変身。

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ちょっとぼうしが大きいが...
赤ずきんではない。サンタじゃ!

 









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4階ひとはくサロンのクリスマスツリーも
イルミネーションがとてもきれいです。




そんなクリスマスをカウントダウンしながら楽しめるカレンダー
「アドベントカレンダーづくり」というイベントが12/16(土)にあります。

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好きな絵や模様をかいてオリジナルカレンダーをつくろう!
毎日ひとつずつ窓をあけると、いろんな絵がでてくるよ。クリスマスまでわくわくしながら過ごせるね。
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クリスマスプレゼントつきカレンダーなので、
クリスマス当日はすてきなプレゼントが袋のなかにはいっているよ。お楽しみにs-s-kutusita.jpg


12/16(土) フロアスタッフとあそぼう「アドベントカレンダーづくり」                                         

時間:13:30~14:00
場所:4階オープン・ラボ
定員:20名 参加費:100円           



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クリスマス関連のイベントはほかにもあるよ!

12/23(土・祝) ワークショップ「クリスマス☆スノードーム」
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ひとはくオリジナルのスノードームをつくろう!

 

時間:10:30~16:00 時間内随時受付  11:30~13:00は昼休憩
場所:4階オープン・ラボ
定員:50名 参加費:300円
所要時間:約15分

※小学校低学年は保護者と一緒にご参加ください。
※材料がなくなりしだい終了します。

 

フロアスタッフまつだ

12月に入り、北風がピューピュー・・・すっかり寒くなってきました。
でも!もうすぐ楽しいクリスマスがやってきますね\(^o^)/
みなさん、サンタさんへのお願いは決まりましたか?

ひとはくサロンは、クリスマスムード満載です。
デルタドロメウスの足元には、トナカイさんたちが集っていますよ(*^_^*)
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クリスマスツリーや窓飾りは、昼間もきれいですが、
日が陰ると、より一層ロマンチックにひとはくサロンを彩ってくれます。
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ひとはくのイベントも、クリスマスムード☆彡
第一弾として、2日(土)に「クリスマス☆モビール」
3日(日)に「クリスマス☆どうぶつビンゴ」をおこない、たくさんの方が参加してくださいました。

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              クリスマス☆モビール             クリスマス☆どうぶつビンゴ

「えっ・・・参加できなかった・・・(>_<)」そんなお友達もご安心ください!
ひとはくでは、まだまだクリスマスイベントをおこないますよ!!

12/10(日)ひとはくサロンコンサート~クリスマスコンサート~
三田松聖高等学校吹奏楽部によるクリスマスサロンコンサートです。
すてきな演奏を聴いて、クリスマスの雰囲気を味わってみませんか?

12/16(土)フロアスタッフとあそぼう「アドベントカレンダーづくり」
カレンダーをつくってお家にかざろう!
(定員:20名 参加費:100円)

12/23(土・祝)ワークショップ「クリスマス☆スノードーム」
ひとはくオリジナルのスノードームをつくろう!
(定員:50名 参加費:300円)

↑それぞれのイベントの詳細は、タイトルをクリックしてください↑

みなさまのお越しを、スタッフ一同、心よりお待ちしております。


フロアスタッフ かどはま
先週の日曜日はキッズサンデーで沢山のお客様で博物館は大賑わい。

わたしたちフロアスタッフは、13:30~
フロアスタッフとあそぼう「クリスマス☆どうぶつビンゴ」をおこないました。

最初に兵庫県の動物やクリスマスツリーに利用される植物「モミ」についてのお話。
みんな元気に参加してくれてたよ。
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クリスマスにちなんで、ニホンジカとトナカイの違いについてもクイズをしたよ。
ニホンジカはオスしかツノが生えないけど、トナカイにはオスもメスもツノが生えるんだって。
みんな知ってたかな?
お話やクイズの後は、お待ちかねのビンゴ大会!
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少し早いひとはくからのクリスマスプレゼントみんな何が当たったかな?

今年もあと残すところ3週間!
みんなさんにも素敵なサンタさんが訪れますように☆☆☆

フロアスタッフ せら ゆうこ
ひとはくの協力事業のお知らせです!
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO・神戸市中央区小野浜町1-4)で
ひょうご環境担い手サミットが12月27日(水曜日)に開催されます!

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中瀬館長がコーディネーターとして 
大平和弘研究員橋本佳延主任研究員がグループディスカッションファシリテーターとして参加します!

事例発表では、「六甲山のキノコ展」でひとはくと関係の深い

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「キノコに夢中な高校生」県立御影高校環境科学部生物班の発表をはじめ
一例ですが・・・
ポスターセッション活動事例発表団体では、
ひとはくと連携協定を結んでいる県立有馬高等学校人と自然科
ひとはくの「共生のひろば」でおなじみの
県立篠山東雲高等学校、県立大学附属高等学校 県立農業高等学校
県立香住高等学校、県立香寺高等学校
昨年度開催された収蔵資料展「温古写真大作戦!!むかしの写真で未来をつむごう」
農村歌舞伎の衣装展示に協力いただいた
県立播磨農業高等学校  など・・・
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ひとはくファミリーの学校が多数参加されます!

すごい!なるほど!そんなことまで!深くうなずき、
笑顔こぼれる今日の出会いが未来につながりますね~
学校、NPOや企業、個人など多様なスタイルで環境保全・創造活動に取組んでいる
担い手の皆様が、取組事例や意見交換を通じて、環境の担い手たちが、
更に元気になることを目的に開催されるんですね~!
そして・・ひとはくはこれからも!ますますみなさんを熱くさせますね!(笑)

※ちなみに・・ひょうご環境担い手サミットが12月27日(水曜日)はすごい人気で
 募集定員をオーバーとのことです。(参加者募集は締め切られています。)
 詳細は兵庫県農政環境部環境創造局環境政策課 活動支援班 まで!!


当日、参加できない方やもっと手軽に自然や環境に興味がある人が集いたいな~と思われているみなさん!

2月11日、ひとはくのなんでも発表会「共生のひろば」がございます!
約70題のポスターおよび展示ブースを中心の発表会で、日頃の取り組み紹介、アート作品、
ユニークな標本などが一堂に集まります。
当日、来館いただきましたら、どなたでも参加できます(聴講の申込み不要)
2月11日は、色んな展示が登場するので、とてもお得な1日になりますよ!
発表には、1)口頭発表、2)ポスター・ブース出展の2つの方法があります。
口頭発表については、約15分でプロジェクター、各種パフォーマンスとします。
ポスターおよびブース出展については、ポスターや資料、標本、各種作品を設置できます。
ただし、物販の販売はご遠慮ください。

 >>募集の詳細(PDFファイル
 >>発表申込み用紙(PDFファイルワードファイル
 >>発表要旨の作成要領(PDFファイル・ワードファイル
 >>要旨作成のサンプルファイル (ワードファイル)

続きは「共生のひろば」でお待ちしております!
■日 時  平成30年2月11日(日・祝) 午前10時から午後5時
場 所  兵庫県立人と自然の博物館 4階ひとはくサロンおよびセミナー室ほか

                              生涯学習課 中前 純一  


月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。

 

12月のKidsサンデーは、風もふかず、雲がほとんどない、穏やかな晴れの日でした。

 

博物館の周りのコナラの木の葉は、オレンジ色になっています。

青空には、飛行機雲がいくつも見られました。

 

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▲ひとはく本館のガラス面にコナラの     ▲ひとはくのエントランスホール前の芝生地
 オレンジ色の葉が映りこんでいます      空には、飛行機雲が・・・

 


 

Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 


午前中は、研究員による「サンデーぜみ『火山でできた石ころをさがそう』」、
「風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう」が行われました。
また、フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『オランとウーたんのジャングル体験記』」や
「展示解説『ひょうごの自然 じまんツアー』」などが行われましたよ。



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         ▲館内外で観察する『火山でできた石ころをさがそう』の様子
 

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▲4階ひとはくサロンでの「風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう」の様子


 

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▲3階での『ひょうごの自然じまんツアー』の様子

 

 

それから、この日は特別にエントランスホール前の芝生地で、いろんな絵本が
並べられた、研究員による「絵本の国」が行われましたよ。

また、兵庫県立有馬富士公園内にある三田市立有馬富士自然学習センターから
「キッピー山からこんにちは!『どんぐり ぼうし づくり』」も特別に実施されました
(午後にも1回実施していただきました)。

 

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▲絵本がいっぱいの「絵本の国」の様子

 

 

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                              ▲「どんぐり ぼうし づくり」 の様子

参加者の何人かの方に、出来上がった「どんぐり ぼうし」を かぶって
クリスマス・ツリー(※)の前で 写真を撮らせてもらいました。

                             ※ このキレイなツリーや、窓の装飾などは、明石にお住まいの
            大本さんご夫妻が 毎年ボランティアで お持ちいただき、
            セッティングしていただいております。

 

 

 

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       ▲ クリスマス・ツリーの前で、ハイポーズ!!

 



午後は、研究員による「落ち葉でアート」、「くるくる回って落ちる種子を観察しよう!」、
「解説!丹波の恐竜化石」、「サンデーさーくる『砂の標本をつくろう』」が行われたり、
フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『くるりん ひらりん空のたび』」、
「フロアスタッフとあそぼう『クリスマス☆どうぶつビンゴ』」が行われましたよ。




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s-IMG_5388copy_edited-1.jpg s-IMG_5393copy.jpg   s-IMG_5381copy.jpg
▲4階オープン・ラボでの「落ち葉でアート」の様子



作品ができました!!!

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▲作品と一緒にハイポーズ!





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▲4階ひとはくサロンでの「くるくる回って落ちる種子を観察しよう!」の様子

 
 

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▲3階からスタートした「解説!丹波の恐竜化石」の様子

 

 

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                     ▲4階実習室での『砂の標本をつくろう』の様子




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 ▲3階での「クリスマス☆どうぶつビンゴ」の様子

 


2階のひとはく多様性フロアでは、
NPO法人 人と自然の会さんの「パネルシアター『あわてんぼうのサンタクロース』、『十二支のものがたり』
『かさ じぞう』」が上演されました。

『あわてんぼうのサンタクロース』では、みんなで歌を歌って盛り上がっていましたよ。
 

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▲「あわてんぼうのサンタクロース」をみんなで合唱中!

 

 


 

 

  <ちょっとした出来事>
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  4階ひとはくサロンには、カマキリ、オオクワガタ、
  オオスズメバチ、キベリハムシ、カブトムシなどの
  昆虫の拡大模型が展示されています(これらの中には、
  ときどき、いなくなる昆虫があります)。


  その場所で、1歳ぐらいの子が、抱っこされて
  拡大模型を見ているところに遭遇しました。

  少し観察させてもらっていると・・・、

  その後、その子は自分で歩いて大型模型の近くに行って、
  カブトムシを指さしていました。

  なぜだか、シャッター・チャンスと思い、写真を
  撮らせてもらいました。

 

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    ▲ カブトムシの拡大模型の方を指さしていた
       ちっちゃな来館者

 
    こっちを向いてくれたのですが、指先が・・・

    カブトムシ好きなのかなあ~

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次回の Kidsサンデーは、年が開けて、2018年1月7日(日)に行われます。

 
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 ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

 

4階ひとはくサロンに、毎年恒例のクリスマスツリーが設置されました。


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ヒアリの展示のすぐ隣で、クリスマスイルミネーションを楽しむことができます♪

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クリスマスオーナメントがとてもきれいですね。








クリスマスのイベントもたくさん用意していますので、ぜひ博物館に遊びに来て下さいXmasuhitohaku1.jpg

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▲くわしくはコチラをクリック


フロアスタッフまつだ

12/2(土)は「クリスマス★モビール」をつくったよ!
今回は海のいきものがテーマ、みんなが知っているいきものはいるかな?

海にすんでいる、ダイオウイカ
寿命は長い?短い?
正解を発表するとみなさんから感動の声が!

クイズのあとは早速モビールづくり
ヒモにシルエットをくっつけてみよう。
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赤いサンタさんの帽子にデコレーションしたら、
オリジナルのモビールができた!

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12月もイベントが盛りだくさん!
詳しくはコチラ
みなさんにお会いできるのを待ってます~(^▽^)

フロアスタッフ きただにさやの、くまもとまなみ

11/26(日) フロアスタッフとあそぼう「タンバティタニス・ハット」を行いました!

丹波の恐竜は「丹波竜」という愛称で呼ばれていましたが、2014年に新種の恐竜として
「タンバティタニス・アミキティアエ」と学名がつきました!


3階展示室にあるタンバティタニスの本物の化石をみて、クイズに答えたあと、

いよいよタンバティタニスのぼうしづくり。



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完成した帽子に、白地シールに好きな絵を描いてはりつけると...できあがり!

さっそく、「タンバティタニス」と名前を覚えてくださったお友達もいらっしゃいましたよ。

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最後はタンバティタニスの産状レプリカの前で記念撮影です。

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ご参加いただきましてありがとうございました。

 

フロアスタッフまつだ

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11/25(土)
 フロアスタッフとあそぼう「タンバティタニス・ハット」を行いました!


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2006年に化石が発見された
丹波の恐竜のぼうしを作って、恐竜になりきろう!

丹波の恐竜は「丹波竜」という愛称で呼ばれていましたが、2014年に新種の恐竜として

「タンバティタニス・アミキティアエ」と学名がついております。

恐竜○×クイズのあとは、いよいよタンバティタニスのぼうしづくり。

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あっという間に完成です。さっそく「ガオーッ!」

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最後にデジタル紙芝居「丹波の恐竜タンタンものがたり」の映像を背景にアースシアターで記念撮影しました。

「・・・せ~の」
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みなさん、とてもいい表情ですね。ご参加いただきましてありがとうございました。


明日、11/26(日)も「タンバティタニス・ハット」のイベントを行います。

くわしくは、上記のタイトルをクリックしてください。


 

●●● おすすめ恐竜スポット ●●●

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3階入口の壁面には、丹波の恐竜(タンバティタニス)の原画を描かれた小田隆さんによる
大迫力の丹波の恐竜たちがお出迎えしております。

記念撮影もできますので、ぜひお楽しみください♪

●●● ミュージアムショップ ●●●

ミュージアムショップでは、色んな恐竜グッズがありますよ+゚☆゚+o

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Woody Heart 恐竜3Dペイント

ティラノサウルスやステゴサウルスなど天然木フィギュアに、アクリル絵の具6色と筆がついているので、
ペイントしてオリジナル恐竜をつくろう!









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◀当館の三枝研究員監修の
「丹波の恐竜フィギュア」販売中!

 

 






明日のイベントもご参加お待ちしております(^^)

フロアスタッフまつだ

みなさま スーパーサイエンスハイスクール(SSH)をご存知でしょうか?
文部科学省では、将来の国際的な科学技術人材を育成することを目指し、
理数系教育に重点を置いた研究開発を行う「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業
平成14年度から実施されています!

兵庫県では・・・
この事業を兵庫「咲いテク」事業とし、高校・大学・企業・研究機関等が連携して、
主に課題研究的な活動を通じて科学技術人材の育成を図ることを目的とされ、
県内のSSH指定校9校と県教育委員会が合同で兵庫「咲いテク」事業推進委員会を
組織して、神戸高校を事務局として、運営されています!

じつは・・・
ひとはくも毎年「サイエンスフェアin兵庫」
研究員が各校の研究に関するお手伝いをしております!

さて・・・今回は   
兵庫「咲いテク」プログラムとして!
プログラムは大学や企業、研究機関等と連携した人材の育成ということなので・・・
やっぱり・・ここは・・・違いがわかる・・・ひとはくですよね~ 
県内SSH指定校の県立三田祥雲館高校ひとはくと連携協定締結校)が
幹事校として「シミュレーションで読み解く地域の自然環境」を企画され、
三橋研究員が講師としてセミナーが開催されました!

県内各地から高校生が集まり、会場の学び熱気が・・・熱いです!
(本当にエアコンの温度設定を下げました!(笑))

ひとはくはこれからも高校生の学びを支援します!

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                                    生涯学習課 中前 純一

ひとはくの共催事業のお知らせです!
やまなみホール(丹波市山南町谷川)丹波竜フェスタ2017が11月26日(日)に開催されます!


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当日は「篠山層群の脊椎動物化石 ~現状と今後の展望~」と題して
ひとはくの池田研究員の講演もございます!
そのほか 第一線で活躍されている研究者を講師にお迎えし、
世界や日本の恐竜研究の最前線について講演会を行われます!

グルメ屋台コーナーでは、丹波市内の飲食店の出店に加え、
連携市町の特産物販売コーナー、久下自治振興会による野菜販売を行われるとのことです!
また、会場内には、お子様に大人気の「丹波竜のちーたん」も遊びに来たり。
小さなお子様から大人の方まで、一日中楽しんでいただけるイベントだそうです!
秋の紅葉シーズン ドライブがてらに・・
午前はひとはく!午後はやまなみホールへ!!(ひとはくから北へ!!1時間程度です!)

ご家族・ご友人お誘い合わせの上、是非ご来場ください。

 日時:平成29年11月26日(日曜日) 10時00分~16時00分
 場所:山南住民センター、やまなみホール、丹波竜化石工房ちーたんの館
    丹波市山南町谷川1110

                               
                                 生涯学習課 中前 純一


11月3日(金)、18日(土)、19日(日)は「関西文化の日」でした。関西一円10府県で約690館の博物館が無料となりしました。ひとはくにも19日(日)を中心(1日で1797名の来館)に、たいへん大勢の方々がご来館くださいました。19日を中心にご報告します。

下の写真は19日に行われたドリームスタジオフェスタのようす。左から、人と自然の会ネイチャークラフトクラブ「プロペラ付きブンブンゴマ」「ブランコ」「クルクルレインボウ」、櫻井研究員「チョウの鱗粉転写をしよう!」、人と自然の会カワセミの会、布野研究員「コウノトリの巣をつくろう!」、布野研究員「はかせと学ぼう!~イヌワシ紙飛行機を飛ばそう!~」、三原ひとはく地域研究員「葉脈の標本をつくろう!」、人と自然の会花工房「ダチョウの卵の殻でストラップづくり」です。


18日(土) 藤井研究員による「はかせと学ぼう!飛ぶタネの観察」。風に乗って飛ぶタネを観察しました。
  

19日(日) ひとはく研究員らによるイベントに加え、NPO法人人と自然の会主催、ひとはく共催によるドリームフェスタが行われ、小さな子どもたちからご年配まで、老若男女を問わず、広い世代の方々にご来館いただきました。
フロアスタッフによるデジタル紙芝居「丹波の恐竜タンタンものがたり」も、アースシアターの中は親子連れで超満員となりました。
  
ホロンピアホールを中心に行われたドリームフェスタのもようです。左写真の手前から、人と自然の会古代の会による「組み紐であそぼう!」、高橋研究員「身近な魚を使って魚拓をつくろう!」、人と自然の会ネイチャークラフトクラブ「プロペラ付きブンブンコマ」「ブランコ」「クルクルレインボウ」です。右写真手前は、ネイチャークラフトのようすです。
  
左写真はアピス同好会による「はちみつ瓶詰め体験」。右写真のステージ上は兵庫県立大学の学生グループいきものずかんによる「紙芝居で読み聞かせ~ゆうたくんとイヌワシ」です。
  
左写真は、人と自然の会カワセミの会、布野研究員による「コウノトリの巣をつくろう!」です。 右写真は、人と自然の会星の会による「地球や惑星をクルクルまわそう!」です。 
  
左写真は、布野研究員とフロアスタッフによる「はかせと学ぼう!~イヌワシ紙飛行機を飛ばそう!~」です。右写真は、人と自然の会里山の会による「藤ツルのリースや松ぼっくりのクラフト」です。大きな素敵なリースができたようです★☆★。
  
下の写真は、佐藤研究員による「はかせと学ぼう!~アンモナイト石けんをつくろう!~」です。
  

「関西文化の日」は、長い歴史と豊かな文化を育んできた関西一円において、その芸術・文化資源を気軽に利用する機会を提供することにより、関西地方を文化事業で活性化させることを目的に2003年11月より始まったものです。近畿地方2府4県に三重・福井・徳島・鳥取の4県を含めた地域で行われており、美術館、博物館、資料館等の文化施設では入館無料で開放し、文化に親しんでいただく機会を提供しています。
今年のひとはくは、こんなにも大勢の方々にご来館いただきました。まさに楽しみながら人と自然の関わりについて学んでいただく機会、文化に親しんでいただく機会を提供できたように思います。来年も多くの方々のご来館をお持ちしております。ありがとうございました。

生涯学習課 竹中敏浩


11月18日(土)に

「はかせと学ぼう!~飛ぶタネの観察~」  を行いました!

今回のはかせは、植物はかせの藤井研究員です

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藤井研究員の楽しいタネのお話をききました。
タネは手や足がないので自分で移動することができないですよね。
植物はさまざまな工夫をしてタネを遠くに飛ばす工夫を身につけてきたのです!

今回は飛ぶタネ(フタバガキ、ハネフクベ、ニワウルシ、プテロシムビウム)の模型をつくりました
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タネの模型ができたらさっそく飛ばしてみましたよ!
種類によって全然違う飛び方でした


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くるくると回りながら落ちるタネの模型をみて
\すご~い!/という声がたくさん聞けました(*^_^*)

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。



あす11/19(日)はドリームスタジオフェスタが開催されます。
↓詳しくはこちらをご覧ください。↓
http://www.hitohaku.jp/infomation/event/dreamstudiofest.html
さらに、「関西文化の日」のため入館無料です。
どうぞこの機会に兵庫県立人と自然の博物館をご利用ください。




みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

 フロアスタッフ くまもとまなみ

 

11/12(日) 「画はくの日スペシャル」2日目!!
今回の画はくの日は、おそとでおえかき☆
1日目は、午前中は雨模様だったのに、たくさんの方が参加してくれました!
2日目は・・・?この日もご家族でたくさんの方が集まってくれましたよ\(^o^)/

寒くなりませんように・・・そんなスタッフの心配を吹き飛ばすような快晴!!
ぽかぽか陽気の秋空の下、みんなでお絵かきしましたよ☆彡

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まずはモチーフを探します。
カエデの葉や、どんぐり、きのこ・・・そこここに、秋を感じますねぇ。

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完成!!

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みなさんの描いてくれた絵が、ひとはくサロンを秋色に染めてくれてますよ♪
ぜひ、見に来てくださいね!
参加してくださったみなさま、ありがとうございました!!

フロアスタッフ せら・かどはま
ひとはくに兵庫県議会の超党派で構成されている文化振興議員連盟の
議員のみなさんが来館されました!!
管内調査として・・・県内の文化施設など
展示物・展示内容だけでなく運営面についても調査をされているそうです!

中瀬館長、石田研究員、池田研究員の熱い!!解説に
ひとはくの研究内容をはじめ、化石の発掘、観光資源としての活用、経済的効果など
議員のみなさんから たくさん質問いただきました!
ひとはくのポテンシャルは・・どこにもひけをとらない、世界のトップクラスかと・・・
(さながら兵庫県の未来を担う!ひとはく特別委員会みたいですね~)

それでは・・・
ひとはくでの熱い!!調査の様子をお伝えします!!

館内展示
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収蔵庫
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                              生涯学習課 中前 純一  


兵庫県立人と自然の博物館は、11月12日(日)に開催された
ひょうご教育フェスティバルにブースを設け出展しました。
会場は西宮市立浜脇小学校・浜脇中学校です!

各地域の先生方などが参加し、教科などの各分野における研究や
実践発表の場として行われ熱気がいっぱいです!

そして・・・今回の・・・
ひとはくの出展タイトルは・・・「人と自然の博物館展」でございます!!

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さまざまな昆虫や化石などの標本を展示し、その形や生活の不思議なども紹介しました!

そして・・・メインイベントは

ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」



ひとはくとしても、「学校教育支援」の目的にかなうべく、出展し、
多くの先生方や子どもさんなどと交流をさらに図ることができました!
開始時間前にかかわらず・・・ひとはくブースはいつも「大入り満員」でございました!!

先生方からも、12月に遠足でひとはくに行くんですよ~!と嬉しいお言葉が・・・

標本の説明等を兼ねたミニセミナーや参加者からのひとはくへの質問など
安井生涯学習課長、半田研究員が熱心に説明と研究のアドバイスを行いました!

会場の様子です!

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                          生涯学習課 中前 純一

ひとはくでは、7日(火)から10日(金)まで秋の「トライやる・ウィーク」を行いました。

今回のトライやる・ウィークは、神戸市立有野中学校、有野北中学校、北神戸中学校の3校からそれぞれ2名の中学生が「職業としての博物館」を体験しに来てくれました。ここでは8日から10日までのようすをご紹介します。

なお、7日のようすについては、こちらをご覧ください >> 秋の「トライやる・ウィーク」が始まりました

8日(水)
今日も2つの班に分かれて実習を行いました。1班は布野隆之研究員の指導ものと、展示標本の計測です。標本となっている動物の生態研究の基礎として計測し、また館内・館外で展示を行う場合の基礎資料として計測を行いました。普段は間近に見ることのできない標本を実際に計測し、研究や展示管理の一端を体験してもらいました。
  

  
 
2班は、小舘誓治研究員の指導のもと実習を行いました。作っているのはコメツキムシの仲間(昆虫)の紙模型で、体をひっくり返されてしばらくすると、バネのように勢いよく起き上がろうとします。来館する子どもたちに分かりやすくその反応を示すための模型を作成しました。この作業のかたわらでは、本物のコメツキムシの仲間(サビキコリの生きた個体)がはねていました。
  

9日(木)
今日の1班は、高橋鉄美研究部長の指導のもと、論文整理を行いました。英語で書かれた魚類の論文でしたが、「英語は苦手です。」と言いながら、電子化を行っていました。中学生に「英語は実際にこんな場面で必要」と知ってもらえたら嬉しいです。
  

2班は、小舘誓治研究員の指導のもと、深田公園に生息する昆虫やハ虫類などの観察や、カエデ類の果実の採集を行いました。
草刈り直後の暖かい日であったことも手伝って、いろいろな生物を発見することができました。左の写真で、右手にあるのはダンゴムシ、左手にあるのはカナヘビです。右の写真はカマキリとその巣です。
  
トウカエデの果実の採集も行いました。翼果(よくか)ともよばれる羽を持った果実で、風でうまく運ばれるようにできています。ちょうどここに中学校の先生方も指導に駆けつけてくださり、生徒たちを励ましてくださいました。
  

1109-25.JPG この日は、日本経済新聞社の記者の方からトライやる・ウィークについての取材も受けました。取り組んでいるようすの写真撮影に加え、インタビューも行ってくださいました。
進路希望というのは人から尋ねられることでより深く考えることができたりもします。中学生にとっても良い機会になったと思います。


10日(金)
最終日は、1班がデジタル紙芝居「オランとウーたんのジャングル探検記」の上演です。3人でうまく分担しながら上演できました。また、入口で来館の子どもたちへの挨拶も行いました。研究とともに、来館者に楽しみながら科学を学んでいただくという博物館の使命を体験してもらいました。
  

  

2班は、来館者がいつでも触って見ることができる標本の整理です。ラベルを用意した後、4階のオープンラボの標本コーナーに準備しました。今度ひとはくに来た時には、自分が整理した標本を手に取ってみてくださいね。
  

これで、この秋実施の「トライやる・ウィーク」は終了となりました。ひとはくのトライやる・ウィークに参加した中学生の皆さんは、いずれも理科に興味があったり、学芸員になりたかったりといった方々でした。そんな中学生の皆さんに博物館ならでは体験をしていただけたとしたら、ひとはくの職員一同たいへん嬉しく思います。この経験が今後の中学生活、ひいてはキャリア形成に役立つことを願っています。最後になりましたが、中学校の先生方、ご指導ありがとうございました。

生涯教育課 竹中敏浩 
11月の画はくはスペシャル!ということで、
お外へスケッチに行きました!

あかきいろオレンジみどり...秋の植物はとってもオシャレ♪
s-P1160941.jpg(この葉っぱ、きいろとあかがまじってる!)
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(お父さん、お母さんも一緒に描いたよ!)

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秋ならではの色合い!とってもステキな作品ですね!

画はくの日スペシャルは、明日もおこないます!
少し寒いので、暖かいお洋服で来てね(^▽^)

フロアスタッフ きただにさやの
11月4日(土)
フロアスタッフとあそぼう「アンモナイト万華鏡」をおこないました!

アンモナイトとは...?
恐竜がいた時代、海の中にたくさんいた生きもので、
実は、日本でも化石が見つかっています。

アンモナイトについてクイズをしたら、
早速、万華鏡づくりの始まり。
s-P1160792.jpg(画びょうで穴を作業はみんなで慎重に!)
紙コップに「分光シート」を貼って組み立て...

アンモナイトに色をぬっていきます!
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(片面ずつ、お母さんと一緒に色ぬり)       (おそろいの青いアンモナイトが完成!)    

カラフルなアンモナイトがいっぱい!
とってもオシャレな万華鏡が完成しました~!
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たくさんのご参加、ありがとうございました!

11/18(土)、19(日)はなんと!入館料が無料です!
イベントもたくさんありますよ~!(詳しくはコチラ

みなさんにお会いできるのを心より、お待ちしています^^♪

フロアスタッフ きただにさやの

ひとはくでは、今年5月から6月にかけて、三田市立の8中学校(八景・上野台・長坂・藍・狭間・富士・けやき台・ゆりのき台)と宝塚市立西谷中学校、神戸市立有馬中学校からトライやる・ウィークを受け入れました。

今月は、神戸市立有野中学校、有野北中学校、北神戸中学校の3校からそれぞれ2名の中学生が「職業としての博物館」を体験しに来てくれました。今週は6名の中学生の成長をご報告します。

今日は、2つの班に分かれ、1班は動物生態学専門の布野隆之研究員の指導で、鳥類を中心に希少な生物を保全し管理を行っていく博物館の役割について、実習をもとに学びました。2班はフロアスタッフの指導のもと、デジタル紙芝居を練習し、小学生を前に上演して、博物館の普及活動を体験的に学びました。

1班のようす
  
普段はなかなか入ることができない収蔵庫で鳥類の剥製を見ながら、博物館がどうして鳥類の剥製を保存するのか、そのことと人類の生活がどんな関連が生じる可能性があるのか、などを学びました。写真はオオワシを渡され、その大きさと重さを実感として感じとっているところです。

  
写真左は、1971年に豊岡市で死んだ野生最後のコウノトリです。その大きさと今にも動き出しそうな生き生きとした表情に驚きながら、兵庫県と豊岡市がどうして「コウノトリの野生復帰」に取り組むかについて学びました。写真右は、収蔵庫の引き出し整理の説明を受けているところです。普段は見ることのできない引き出しも自由に見ることができます。トライやる・ウィークの『役得』と言えるかも-。

  
午後は深田公園で野鳥観察です。写真左の視線の先にはキジバトがいます。野鳥の見つけ方、見分け方について体験しました。

2班のようす
2班の今日は、デジタル紙芝居の上演です。地球の自然史と人類との関わりについて、子どもたちにも分かりやすく物語仕立てにまとめたものがデジタル紙芝居です。
  
まずは、観覧者のいないアースシアターで練習をしました。最初はなかなか声が出ず、声出しからの練習です。

  
いよいよ小学生を迎え入れて上演です。今日はタンバティタニスの生態と化石になるまでをまとめた物語です。練習の成果で声もしっかり出るようになりました。3人で手分けした息もぴったり、なかなかの演技派です!

  
写真左:最後までしっかり上演できました。聞いてくれた小学生たち、ありがとう。写真右は、フロアスタッフが説明するタンバティタニスについての追加説明を聞いているところです。自分が上演すると説明も良く分かりますね。

1班の研究活動、2班の普及活動ともに博物館にとっては大切な活動です。トライやるウィークは今週いっぱい10日まで続きますが、1週間の実習を通して、博物館の活動の一端を体験的に学んでくれたとしたら嬉しいです。

生涯学習課 竹中敏浩

月の第1日曜日ひとはくKids(キッズサンデーです。

 

 

11月のKidsサンデーは、気持ちの良い晴れの日で、
野外での活動も  やりやすい感じでした。


博物館の周りのケヤキの木の葉は、黄色くなったり、赤くなったりしています。

 

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▲ひとはくの入口ちかくにあるケヤキの木         ▲ケヤキの黄色くなった葉


ひとはくの4階入口ちかくにある コシアカツバメの巣には、
10月中ごろから、スズメが出入りしています。

 

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▲ コシアカツバメが旅立った巣にスズメが入っています
  (10月28日撮影)

 

 

 

Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 

今月は、ホロンピアホールで、「ミュージアム・コンサート」が開催されました。
これは博物館の研究員と、アマチュア・オーケストラに所属されている
木管楽器奏者の5人の方とのコラボで行われたものです。


演奏されたのは「花は咲く」や「夕焼け小焼け」、「故郷」などやアニメ・ソングなど
みんなが知っている曲ばかりでした。これらの曲に関連して、研究員が
写真などを交えながら、お話を加えていましたよ。


客席では、家族連れや小さな赤ちゃんを連れたお母さん、ご年配の方などいろんな方が
聞いておられました。

 

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▲「ミュージアム・コンサート」のようす                ▲アミーチ・ウインド・アンサンブルほかの皆さん
                                                                              (楽器はフルート、オーボエ、ファゴット、ホルン)

 

それから先月に続いて、4階オープン・ラボで、
県立三田西陵高等学校の生徒さんによるプログラムがありました。
今回は「絵本の読み聞かせ」に加えて「手遊び」が実施されました。

 

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▲高校生の皆さんによるプログラム(「手遊び」)のようす

 

このプログラムについては、『三田西陵高校生による「絵本の読み聞かせ&手遊び」が行われました』として、
下記のアドレスに詳しく報告されています。

http://www.hitohaku.jp/blog/2017/11/post_2404/

 


 

 
そして、2階のひとはく多様性フロアでは、
NPO法人 人と自然の会さんの「パネルシアター『コン コン クシャン』、『さるかにがっせん』ほか」
が上演されました。

『コン コン クシャン』では、ブタさんやゾウさんなど、いろんな動物が、それぞれ形の違うマスクを
する歌で盛り上がっていましたよ。
 

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▲「コン コン クシャン」をみんなで合唱中!

 

 

また、3階では、アース シアターでフロアスタッフの「デジタル紙芝居
『オランとウーたんのジャングル体験記』、『くるりん ひらりん空のたび』」や
「展示解説『ひょうごの自然 じまんツアー』」などが行われました。

 

 

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▲『ひょうごの自然じまんツアー』のようす


野外での活動として、
ひとはく探検隊『きのこGETだぜ!』がフロアスタッフと研究員とで実施されました。

深田公園にでて、「きのこ」をさがしに探検です。
 

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▲『きのこGETだぜ!』のようす。いろいろなきのこをさがせたかな?


なお、『こんにちは!フロアスタッフです♪ ~ひとはく探検隊「きのこGETだぜ!」~』
として、下記のアドレスにも報告されています。

http://www.hitohaku.jp/blog/2017/11/get_1/

 


研究員によるオープンセミナーとしては、
「サンデーぜみ『きいろのおち葉をさがそう!』」、「くるくる回って落ちる種子を観察しよう!」、
「解説!丹波の恐竜化石」、「サンデーさーくる『はねる生きもののおもちゃをつくろう!』」が行われました。

 

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▲深田公園にでて観察する『きいろのおち葉をさがそう!』のようす
 

 



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▲4階オープン・ラボでの「くるくる回って落ちる種子を観察しよう!」のようす

 

 

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▲3階からスタートした「解説!丹波の恐竜化石」のようす

 

 

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▲4階実習室での『はねる生きもののおもちゃをつくろう!』のようす

 

 


今回は、関西ユース(大学生のボランティア)のお姉さん(徳平さん)や
お兄さん(古塚さん)が、子どもたちへのサポートをしてくれました。
お疲れ様でした。





<ちょっとした出来事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「丹波の恐竜化石」の展示のところで、家族連れの方が
写真撮影をしているところに遭遇しました。

それは、発掘作業をしている作業員に成りきるコーナーで、
小学生の男の子が体験をしていました。

私も、写真を撮らせてもらいました。

 

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▲長ぐつや作業着、ヘルメットなどを身に付けて
 成りきっている小学生

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▲カメラの方を向いてくれたところ


彼は、将来、発掘などをする仕事につきたいそうです。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆






次回の Kidsサンデーは、12月3日(日)に行われます。


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 ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

 

紅葉の季節真っ盛りですね。

こんにちは!フロアスタッフです!

11月5日(日)は ~ひとはく探検隊「きのこGETだぜ!」~ を開催しました!

はじめに秋山研究員によるコースの説明やお話がありました。
その後、みなさん一緒に深田公園をめざして出発~!


まずは公園に行く前にエントランス前で探検開始です!

今日の天気は気持ちのいい晴れ。絶好の探検日和になりました(*^_^*)


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そしていよいよ深田公園にて探検開始!
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どんどんきのこが発見されていきます!
秋山研究員も大忙しです♪



最後は館内に帰ってきてみんなで今日の成果を確認しました。
きのこゲットだぜ!
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今日はきのこにたくさん触れて身近に感じられましたね(*^^)v
みんなの家の近くにもきのこがあるかもっ!?

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!!


フロアスタッフ 田畑

ひとはくでは、各月第1日曜日にはKids(キッズ)サンデーを行っています。11月は先月に引き続き、三田西陵高等学校子どもみらい類型ほかの高校生たちに来館いただき、「絵本の読み聞かせ&手遊び」を行いました。

 

開始時間になると、「はじまるよ!」のかけ声でオープニング。前回はかなり緊張気味でしたが、今回は柔らかな笑顔ではじまりました。そして、いよいよ読み聞かせ。最初の絵本は「かえるをのんだととさん」です。ちっちゃなお友達、しっかり聞いてくれてありがとう。
  

2冊目の絵本は、絵本の王道(?)「ぐりとぐら」。この絵本を読みながら育ったと言われる方々も多いのではないでしょうか。子どもたちのみならず、お父さん、お母さんにも懐かしく聴いていただきました。
  

今度は手遊びの王道『大きな栗の木の下で』。何度もアンコールありがとう。そして最後は、内容のふか~い、そしてちょっと悲しくて泣けてくる「こんとあき」です。落ち葉の季節にこの絵本を読むと、ぼろぼろになったこんのことを本当に愛おしくなります。
  


kodomo-mirai200x.jpg 子どもたちと大人の方々40名あまりの方々にお集まりいただき、絵本を一緒に楽しむ企画となりました。ご来場いただきありがとうございました。絵本と手遊びをしてくれた三田西陵高校子どもみらい類型のみなさん、ありがとうございました。


ひとはくでは、今回の会場のオープンラボの横、レファレンスと読んでいる場所に、いつも絵本を用意しています。その横にはもちろん小学生、中学生向けの図鑑や科学や環境が主題の本も。そして、中・高校生以上にはひとはく研究員の論文紹介も。子どもたちが絵本に始まり、だんだん本に親しみ、科学技術や環境に興味を持ちながら成長してくれることを願っています。


生涯学習課 竹中敏浩 

こんにちは!フロアスタッフです♪
秋も深まってきましたね。博物館の周りの深田公園の木々も紅葉しています。

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11月の画はくの日は、博物館の外に出てお絵かきします。
秋の木や葉っぱはどんなかたちをしているかな?どんないろかな?...
風を感じ光を浴びながら、みんなで楽しくお絵かきしましょう。

フロアスタッフとあそぼう 画はくの日 
11月11日(土)・12日(日)13:30~14:00
13:30 4階ひとはくサロン集合 → みんなで博物館外でお絵かきをします。
 ☆ 画用紙と色鉛筆などの画材は貸出しします。
  寒くなることもありますので、暖かい服装でご参加ください。

(雨天時は館内で実施します)

「画はくの日」って?
毎月開催しているフロアスタッフによるイベントです。
館内の展示物(標本、資料など)をじっくり観察して描きます。テーマは植物・動物・恐竜・昆虫・水生生物...など毎回のお楽しみ。
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今回はめずらしく屋外での開催です!
みなさま、ご参加ください!!

(フロアスタッフ いしくら)

11/3(金・祝)
三橋研究員とフロアスタッフによる はかせと学ぼう「ろ過実験コンテスト」が行われました。

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汚れた水をきれいにするしくみを学ぶため、ペットボトルでつくったろ過器を使って実験しました。

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水道から蛇口をひねるときれいな水がでてきますが、どうしてかな?

それは浄水場で汚れをとりのぞいているから。


水族館の水も、ろ過装置を使ってきれいにしているのですよ。
「ろ過」と聞くと難しい言葉だけど、身近な所で使われているんだね。


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三橋研究員のお話のあと、さっそく、ろ過器づくりに挑戦!
逆さにしたペットボトルの底に綿をしいて、砂や小石を入れていきます。

そこに少しにごっている池の水をそそいでいくと...

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砂や小石を通して不純物がとりはらわれて、きれいな水がでてきました!

「おもしろ~い」

最初は白くにごっていた水も何度も何度もろ過するうちに、透明の水になりました。
実験は大成功!ろ過のしくみがよくわかりましたね。
ご参加いただき、ありがとうございました。

 

次回のはかせと学ぼう!は、

11/18(土) はかせと学ぼう!~飛ぶタネの観察~

風散布植物のタネを実物を使って解説します。
ご参加おまちしております。



(フロアスタッフまつだ)

ひとはくファンのみなさまへ
 
毎日・・ひとはくにいろいろな質問やお問い合せがまいります!!
なんと4月から動物・昆虫・植物・化石など数百件を超え、各研究員が回答・解説をさせていただいております!!
その回答や解説の参考に 
お知らせいたします!!(少しだけ研究員気分が体験ができるかも??)


みなさま ひとはくの収蔵資料検索システムをご存知でしょうか?




ご存知のとおり・・・
ひとはくでは、動物・昆虫・植物・鉱物・岩石・化石等の自然史系標本や、
古地図・古絵図・映像・画像・書籍等の自然・環境に関する資料の収集に努めています!

開館前から続く一連の収集活動により、2016年度末には資料点数が161万点を越えるまでになりました。
このシステムは・・・収蔵されている161万点以上に及ぶ膨大な資料の一部を、ごらんいただくことができます!

例 植物
                    

例 昆虫

     


>> 収蔵資料検索システム をクリックして、ぜひ体験してみてください!!



                     生涯学習課 情報管理室 中前純一

10月29日(日)は
「はかせと学ぼう!~アンモナイト石けんをつくろう!~」を開催しました♪

雨の降る中でしたが、たくさんのおともだちが集まってくれて、とても感激です!


レプリカづくりで人気のアンモナイト!今回は石けんでアンモナイト作りました★


まずは佐藤研究員からアンモナイトについてのおはなしがありました!
そのあと、溶かした液体の石けんをアンモナイトの型に流し込んでいきます。
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じょうずに流しこめたかな??



30分冷やして固めると...!!





アンモナイト石けんの完成~♪
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とてもきれいにできました!!
笑顔がまぶしいです!


11月にはいっても楽しいイベントがたくさんあります♪
 11月のイベントスケジュールは、こちら

みなさんのご来館お待ちしています!!

フロアスタッフ 田畑


10/27(土)のフロアスタッフとあそぼうはハロウィン★ぱたぱたコウモリをおこないました!

コウモリって・・・血を吸ったり?!何だか怖いイメージ・・・(@_@;)
いえいえ、血を吸うコウモリは世界でもほんの数種類なんです。
街中でもよく見かけるイエコウモリは虫を食べます。
そんなイエコウモリのぱたぱたおもちゃを作ってみましょう!

まずはコウモリについての○Xクイズ!
コウモリは鳥のように見えて、私たちほ乳類の仲間。
飛べるほ乳類はコウモリだけです。
大きなコウモリマントを使って、コウモリの羽の仕組みを学びました。
みんなクイズ、正解出来たかな?
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さぁ作ってみましょう!
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作ったあとは、コウモリに変身して、はい!ポーズ!
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ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました☆彡

フロアスタッフ かどはま


移動博物館車「ゆめはく」、活躍中です。

11月4日(土)、「コモーレ丹波の森」で行われる「ものづくりはっぴいステージ」に、出展いたします。
出し物は、キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)の持ちネタ「どんぐりコロコロ」です。
子どもたち、遊びにきてね。

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こちらは、10月14日(土)・15日(日)に東条湖おもちゃ王国で開催された「第16回 はたらくくるま大集合inかとう」でのようすです。
このときほどたくさんの車は出ませんが、「ゆめはく」では、楽しく遊べますよ。

キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)では、秋企画「どんぐりいっぱい」を開催中。
新企画「まいにちどんぐり」では、会期中、いつでも「どんぐりコロコロ」して、遊べます。
12月17日まで。

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第4回 ものづくりはっぴいステージ」Inコモーレ丹波の森 開催のお知らせ

商品を販売します! わたしたちの「手」づくりを「手」に取ってください!!
障がい者就労支援事業所等で毎日一生懸命作っているわたしたちの商品をぜひお買い上げください。
イベントでの売り上げは、わたしたちの工賃となります。
みなさんのご協力をお願いします。


● あつまれ! はたらくくるま
おなじみのあのクルマからこんなクルマまで、いろんなしごとをささえるクルマをみてください。

● ステージ発表
手話パフォーマンス、障がい者ダンス、キッズダンスをお楽しみください。

● 作品展・体験コーナー
絵画等の作品を展示します。さをり織りや福祉ネイルを体験できます。

● 日 時 11月4日(土曜日) 10時~15時

● 開催場所 コモーレ丹波の森(丹波市柏原町母坪335-1)

● 主 催 丹波市・ものづくりはっぴいステージ実行委員会

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monodukuri.jpg このチラシのpdfファイル


(八木 剛)

ひとはくエントランスホール前の芝生に何やら点々と続く線。
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そしてよく見ると、、、、大きな円弧を描くようにカーブしています。
 
s-P1160667.jpg 近づいてみると、、、、キノコです!

うわあ~たくさん!!キノコが生えてる!

ひとはくの秋山研究員に聞いてみました。
生えていたのは、コムラサキシメジ。薄い紫色のキノコです。
ここには毎年コムラサキシメジの「フェアリーリング」が見られるとのこと。
フェアリーリングとは、キノコがつくり出す輪のことを言うのだそうです。
「妖精の輪」素敵な呼び名ですね。妖精が輪の中で踊り出しそう。
この輪は年々同心円状に外に大きくなります。
フェアリーリングをつくるのは、植物の根っこと仲良く育つ菌根菌(きんこんきん)の仲間です。
アカマツの根っこと共生するマツタケ、シラカバの根っこと共生するベニテングタケなどもフェアリーリングをつくります。
コムラサキシメジは芝生の根っこと共生しているんですね。夏は芝生の輪の部分が良く成長し、緑の輪になっていたそうです。
キノコの不思議もっと知りたくなりますね。
s-P1160671.jpg 教えてくれた秋山研究員。
11月5日(日)にはひとはく探検隊「きのこGETだぜ!」もあります。お楽しみに!

(フロアスタッフ いしくら)

日曜日と月曜日にかけて台風が通りましたが
みなさん大丈夫でしたか?

今朝の博物館は、落ち葉や枝拾いからはじまりました。
幹が折れている木もあり台風の大きさをまじまじと感じました。

そんな週末の日曜日に
フロアスタッフとあそぼう!「ハロウィン★クイリング」を行いました。
スタッフの心配ははずれて、雨の降る中でしたが沢山の参加がありました♪

クイリングは、細長く切った画用紙をくるくると渦巻き状に丸めて、形を作るものです。
みんなで工作の前にゲストの『コウモリ君』に登場してもらいました。
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生涯学習課:安井課長がコウモリになって登場!迫力満点です(*^_^*)

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みんな真剣にクイリングの説明をじっくり聞いています。

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くるくると紙を巻いているところ。

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完成して「コウモリ君」に報告しているところ。

みんな素敵なカードが完成しました。ハロウィン本番までおうちに飾ってね。

フロアスタッフ せら ゆうこ



10月21日(土)、「はかせと学ぼう」が行われました!

今回のテーマは ちょっと観察この植物(秋)』

植物はかせの小舘研究員 が、秋にみられる植物をた~くさん紹介してくださいました♪

s-P1160420.jpg秋の植物といえば?
カエデ、イチョウ、クリ、ススキ・・・
いろんな植物がありますね!

その中から、まずはイロハモミジとトウカエデのタネをご紹介。

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タネによって回り方もちがいます!


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これはアオギリのタネ。ふしぎな形でしょう?
丸い種子が重しになって、くるくるとまわって落ちます!

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アオギリのタネは、にぎると簡単に粉々になります。
地面に落ちた衝撃で丸い種子がはじけ飛ぶように工夫されているんだね。

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さぁ!みんなでとばしてみよう!


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さいごに、巨大ひっつきむし 登場!!
ツノがのびたようなとってもふしぎな形をしていますが、これもりっぱなタネなんです。

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ツノの先が鋭くなっていて、一度ひっつくとなかなか離れませんよ~。

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これからいろんなタネが実る季節です。
博物館周辺にもどんぐりをはじめいろんな植物がみられます。
ぜひ観察しながら散策してみましょう♪

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!



フロアスタッフ たにぐち
今年もひとはくのハロウィンこっそり?(*^_^*)進行中です。

s-P1160407.jpg 昨日ひとはくに来てくれたおともだち。
コウモリに変身して、ハイポーズ!

明日10月22日(日)のフロアスタッフとあそぼう
ハロウィン★クイリング。かぼちゃやお化けの楽しいカードができるよ!詳細はこちら(クリック)

そして、来週10月28日(土)は、ハロウィン★ぱたぱたコウモリ。私たちの身近に暮らすイエコウモリのペーパークラフト。コウモリクイズもしますよ。詳細はこちら(クリック)

ぜひ、ご参加くださいね!待ってます!!

(フロアスタッフ いしくら)

10月15日はフロアスタッフと遊ぼうきょうりゅう骨パズルを行いました!

大きな恐竜の骨パズルを、みんなで力を合わせて組み立てます!
今日組み立てたのは...丹波竜こと【タンバティタニス・アミキティアエ
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最初は、「丹波竜」について クイズを交えながら楽しく学びました!
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丹波竜について詳しくなったところで、いよいよパズルの組み立て開始(^◇^)
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みんなで組み立てた後、「ステゴサウルス」チームと「ティラノサウルス」チームの2グループに分れました。
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どちらのチームも仲間と一緒に奮闘しながら、完成させていました!
今回も大勢のご参加ありがとうございました。

次回のフロアスタッフと遊ぼうは、22日の≪ハロウィン★クイリング≫です!
詳細はこちら→
ぜひお越しください(*^_^*)

フロアスタッフ さとう あやか
肌寒い日が続き、深田公園もだんだん秋の装いです。
s-P1160354.jpg(葉っぱが色づき始めています!)

秋といえば、「芸術の秋」ですよね(^^)
ひとはくでは月に一度、「画はくの日」というイベントを開催しています。

毎回テーマが違うので、何度参加しても楽しいですよ~!
イベントの最初にはクイズもあります。
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                                                                 (イベントでしか出会えない標本もたくさん!)

次回の「画はくの日」は11/11(土)、12(日)です。

テーマは来てのお楽しみ♪
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(本物そっくりな力作!)            (作品は1ヶ月間展示いたします^^)

親子での参加も大歓迎!ご家族で標本を観察しながら、楽しく絵を描いてみませんか?
画用紙や色えんぴつなどは、貸し出しいたします(^0^)

秋の休日はぜひ、ひとはくへ!

フロアスタッフ きただに さやの
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ミュージアムショップは、ひとはくのエントランス(入場無料)にあります。
ひとはくオリジナルグッズをはじめ、プロ仕様の虫・魚とり網といった調査道具、ポストカード、館員の書籍などを取りそろえておりますよ。


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人気なのはタンバティタニス(丹波竜)などの
恐竜フィギュア。

おもちゃ屋さんにはない本格モデルです!








恐竜組み立てキットは大小さまざま。
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卵型カプセルになっていて、中を開けると恐竜が出てくるものも!(画像クリックで拡大)


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Woody Heart 恐竜3Dペイント

天然木フィギュアに、アクリル絵の具6色と筆がついているので、ペイントしてオリジナル恐竜をつくろう!







紫水晶などの鉱物や オオサンショウウオなどの水生生物のぬいぐるみもかわいいよ♪

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他にも昆虫フィギュアなどがたくさんあり、みているだけでも楽しいですよ。
博物館にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

 

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 ミュージアムショップ営業時間 

平日(火曜日~金曜日) 12:00~16:00
土・日・祝 11:00~16:30
月曜日 休み

※なお、月曜日であっても博物館開館の場合、開店いたします。

 

フロアスタッフまつだ

秋の行楽シーズンですね~
ひとはくファンの方をはじめ、兵庫県に来られた方に朗報でございます!!
なんと!!ひとはく エントランスホール付近で公衆無線LANが利用できるようになりました!!
エントランスホールでのお土産のお買いものや待ち合わせ、ご休憩の際に無料で利用できます!!
はじめて兵庫県に来られた方、ひとはくの次にどこへ行こうか?
なーんて お役にたてるかも知れませんね!

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公衆無線LANその名前は「Hyogo_Free_Wi-Fi」です!
兵庫県が・・・
海外からの兵庫県への来訪者等の利便性向上を目的に、公衆無線LAN「Hyogo_Free_Wi-Fi」を整備し、
兵庫を訪れるインバウンド客獲得の増加を推進するとともに、関西広域観光への対応を目的としています。

他にも県立施設等71カ所に整備しているそうです!
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さて・・スマホなどからの接続方法です・・・
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ただし・・エントランスホール付近でしか「Hyogo_Free_Wi-Fi」に接続できません。
※注意1 スマホなどWiFi連続接続時間は30分です。
※注意2 ひょうごツーリズムガイドのHPに接続されます。
※注意3 ひとはく館内のWiFiではありませんので・・・
     ひとはくスタッフが・・・接続方法についての対応ができないことご容赦ください。
     サービス・接続方法について不明な場合は、ご自身でWi-Fiサポートデスク 
     0570-783-506(10時00分~18時00分)にお問い合わせください。

でも・・安心してください!
ひとはく館内へ入館すると・・・・ひとはくの館内WiFiがありますので!
館内全域で無線LANによるインターネット接続を無料でご利用いただけます!

また・・・海外の来館者の方へのサービスとして
ひとはくでは、展示物に近づくと、スマートホンで展示物の説明がみられるアプリ
【館ナビ】を実証実験として試行しています英語版での展示解説も楽しめます!
ぜひ、ご自身のスマ-トホンを使って「展示解説」をお楽しみください。
【館ナビ】の利用方法について 
 利用方法の詳細はこちらから(PDF1.68MB)

それでは・・・みなさまのご来館をお待ちしております!

                             生涯学習課 中前 純一



 

10月8日(日)に
フロアスタッフとあそぼう
「画はくの日~ハロウィンバージョン~」   を行いました!
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ひとはくでは毎月第二土曜日を「画はくの日」として、
毎月テーマを変えて、博物館の展示物をみんなで描いてもらうイベントを行っています。
今月はハロウィンバージョンです
4階ひとはくサロンで
普段は公開していない少し怖い!?標本を描いてもらいました♪


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コウモリや 1mを超えるアリゲーターガーのほか、
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ふだん非公開のカラスフクロウ
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そしてクジャクのはねなど色んなものを描いていただきました。
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作品は約1カ月間4階ひとはくサロンに掲示して、
そのあとは博物館で1年間保管します。

取りに来てくれたらいいことがあるかも?!(*^_^*)


ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 





次回のイベントは
10月14日(土)ひとはく探検隊「『秋のさとやま』の中を歩こう」
博物館に近いブイブイの森(南公園)を散策します。
時間:13:00~15:00
場所:4階ひとはくサロンに集合
定員:20名・参加費無料

当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。

※小学2年生以下は保護者同伴でご参加ください。
歩いて山のなかに入りますので、よごれてもいい服装(長袖、長ズボン)でおこしください。
※雨天中止

みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

 

フロアスタッフ くまもと・まつだ

 

10月9日はフロアスタッフとあそぼう とっても簡単!アンモナイトのレプリカづくり をおこないました!

カラフルなおゆまるの中から好きな色をえらんで、自分だけのオリジナルアンモナイトを作ってみよう!

アンモナイトはリエリセラスとオルソスフィンクテスの二種類から一種類選んでいただきます。

どちらのアンモナイトの型もすべて本物の化石から型どりしているので、ひとつひとつ微妙に形が違います。
一つ一つ手で見比べながら型を見る姿は、みなさま真剣です。
型が選べたらおゆまるを二本選んでもらい、スタッフがお湯でやわらかくしていきます。
おゆまるは熱が加わるとやわらかくなり、冷えると固まる性質があるので、
あたたかいうちにねじったり、のばしたりして、型にはめると......

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自分だけのオリジナルアンモナイトのレプリカが完成!

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ご参加してくださいましたみなさま、ありがとうございました!

フロアスタッフ(ふじわら)
10/7(土)はかせと学ぼう!~ドングリの観察~をおこないました!!

木々が色づきはじめ、秋めいてきましたね♪
公園で、通学路で、ドングリがコロコロと転がっています。
可愛くて、ついついポケットに入れてしまいますよね(*^_^*)
おとなもこどもも大好きなドングリについて、たくさん教えてもらいましょう!
教えてくれるのは、植物はかせの藤井研究員です。←はかせについて詳しくはコチラ

ドングリとは??ブナ科の植物の果実のこと。
ハカマ(殻斗)がくっついているのが特徴です。
ドングリの見分け方を教えてもらったり、いろんなドングリを見せてもらったりしましたよ!

お話のあとは、ドングリこまを作ったり、ドングリを紙に貼ったりして遊びました☆

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参加いただいたみなさま!ありがとうございました☆彡

はかせと学ぼう!は、それぞれ専門の研究員がわかりやすく解説をし、楽しくあそびながら学ぶオープンセミナーです。
わからないことをいっぱい質問もできますよ!
10月のはかせと学ぼう!は・・・

21日(土) 「ちょっと観察、この植物(秋)」
身近な植物をみんなで、ちょこっと観察してみます。
天気がよければ、深田公園に出て植物をさがしてみましょう。

29日(日) 「アンモナイト石けんをつくろう!」
シリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。

↑詳しくはタイトルをクリックしてください!

みなさまのお越しを心よりお待ちしております!

フロアスタッフ かどはま

ひとはくのある深田公園も紅葉が少しずつ始まり、秋を感じさせます。秋は芸術の季節。県立北摂三田高等学校邦楽部をお招きして、ひとはくサロンコンサートを開催しました。「八橋検校作 六段の調べ」と「吉崎克彦作 風の音」を演奏していただきましたが、第1回、第2回合わせて、およそ200名の方々にお集まりいただき、琴の音色を楽しんでいただきました。

2年生の部長さんから、「1曲目は伝統的な琴の響、2曲目は激しや穏やかさなど表現の変化を楽しんでください。」と曲紹介があり、コンサートが始まりました。
普段は耳にすることの少ない和音階を、紅葉の始まった深田公園と、デルタドロメウスの復元骨格をバックに聴くことは非常に不思議な体験で、時間や空間を超えたものを感じさせてくれました。

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今回は、琴の体験教室も行ってもらいました。琴爪(ことづめ)をつけて、生まれて初めて琴の音を出した子どもたちや大人の方々も多かったと思いますが、希望して参加していただいた皆さまに楽しんでいただけたようでした。
  

  

  

このように幅広い年齢層の方々に楽しんでいただいた今回のひとはくサロンコンサートとなりました。ご鑑賞いただいた皆さま、体験教室にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。


なお、ひとはくでは高校との連携に積極的に取り組んでおり、11月5日に三田西陵高校子どもみらい類型による「絵本の読み聞かせ&手遊び」、12月10日に三田松聖高校吹奏楽部による「ひとはくサロンコンサート~クリスマスコンサート~」を予定しています。どうぞご参加、ご鑑賞ください。

生涯学習課 竹中敏浩

月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。

10月のKidsサンデーは、朝夕はちょっと空気がひんやりして
秋らしく感じられる日でした。

 

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▲ハナミズキには、赤い果実がなっています

 

ひとはくの4階入口ちかくに巣をつくっているコシアカツバメ。 
スズメと攻防しながら、まだ、3羽くらいいるようです(10月3日現在)。

 

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▲ コシアカツバメ(10月3日に撮影)

 

Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。



今月は、
県立三田西陵高等学校の生徒さんによる「絵本の読み聞かせ」
が実施されました。


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▲高校生が親子向けに「絵本の読み聞かせ」



このプログラムについては、『三田西陵高校生による「絵本の読み聞かせ」が行われました』として、
下記のアドレスに詳しく報告されています。

http://www.hitohaku.jp/blog/2017/10/post_2386/

 


 

 

それから、三田市の有馬富士自然学習センター(キッピー山のラボ)さんによる
「キッピー山からこんにちは!『ひっつきむし あそび』」や、

 

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▲ひっつきむしで、いろんな遊びをしましたよ~  ▲何をかんさつしているのかな~

 

NPO法人 人と自然の会さんの「自然工作『壁紙や額縁をつくろう!』」、
「パネルシアター『まんまるさん』『さんまい の おふだ』ほか」が実施されました。

 

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▲『自然工作』のブースのようす                ▲キレイな作品と一緒に、ハイポーズ!

 

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▲「まんまるさん」上演中!





また、フロアスタッフの「デジタル紙芝居『ススキ草原のオーケストラ』、『ゆめ の つづき』」、
「展示解説『ひょうごの自然 じまんツアー』」、「フロアスタッフとあそぼう!『ひょうごの妖怪★たてばんこ』」
などが実施されました。




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▲『ひょうごの自然じまんツアー』のようす     ▲『ひょうごの妖怪★たてばんこ』のようす
  ニホンザルも聞いている?


『ひょうごの妖怪★たてばんこ』は、
 『こんにちは!フロアスタッフです~ひょうごの妖怪★たてばんこ~』として、
下記のアドレスに詳しく報告されています。
 
http://www.hitohaku.jp/blog/2017/10/post_2385/





研究員によるオープンセミナーとして、「サンデーぜみ『ひっつっきむしをさがそう!』」、
「絵本の国」、「解説!丹波の恐竜化石」、「サンデーさーくる『ひっつきむし で かお』」が行われました。

 



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▲『ひっつきむしをさがそう!』のようす
 


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▲『絵本の国』のようす





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▲「解説!丹波の恐竜化石」のようす

 



『ひっつきむし で かお』に参加してくれた皆さんで~す

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▲『ひっつきむし で かお』のようす

 

 


今回は、関西ユース(大学生)のお兄さん(三上さん)や、
ひとはく連携活動グループ「run♪run♪plaza(るん♪るん♪プラザ)」の
お姉さん(門口さん)が、
子どもたちへのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。


次回の Kidsサンデーは、11月5日(日)に行われます。

 

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 ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

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今日は中秋の名月で、お月見の日。十五夜ともよばれています。
秋の鳴く虫たちの声をききながら、月をゆっくりとながめるのもいいですね。


博物館の隣にある深田公園は、
エンマコオロギマツムシ、美しい鳴き声から「鳴く虫の女王」とよばれるカンタンなど
秋になるとさまざまな鳴く虫の声を楽しむことができます。※鳴く虫は通常、オスしか鳴きません。


鳴く虫の声は、博物館のホームページから鳴き声をきくことができますよ。


フロアスタッフによるデジタル紙芝居で鳴く虫の声♪を楽しむのもいいですね。


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10/8(日)
デジタル紙芝居ススキ草原のオーケストラ

 

場所:3階アースシアター

時間:14:30~(所要時間15分)







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◀鳴き声 当てクイズ(挑戦してみよう!)

 

 

また、10/8(日)は県立北摂三田高等学校邦楽部をお招きして、
ひとはくサロンコンサート(秋の部)を開催します。

演奏のほか、琴の体験教室も行います。ひとはくで芸術の秋をお楽しみください。

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場 所 演奏・体験教室とも4階ひとはくサロン
定員・参加料はありません。(ただし、大学生以上は観覧料が必要です。)

〔演奏〕
第1回:12:00~12:10
第2回:13:00~13:10
曲目:「六段の調べ 八橋検校作曲」「風の音 吉崎克彦作曲」

〔琴の体験教室〕
時間:12:15~12:30
内容:主に子どもたち対象に琴にさわって簡単な曲を奏でてみます。
   曲目は「トトロのテーマ」「さくらさくら」など。







▲くわしくはコチラ


フロアスタッフまつだ

ひとはくでは、各月第1日曜日にはKids(キッズ)サンデーを行っています。10月は「絵本の国」も行いましたが、今回は子どもたちによりいっそう絵本に親しんでもらおうと、三田西陵高等学校子どもみらい類型ほかの高校生たちに来館いただいて「絵本の読み聞かせ」を行っていただきました。

2年生放送部の生徒さんによるお知らせ放送のあと、「はじまるよ!」のかけ声でオープニング。高校生もちょっと緊張気味です。そして、いよいよ読み聞かせ。ちっちゃなお友達、しっかり聞いてくれてありがとう。高校生もだんだん調子ができてました。
  

高校生のお姉さんたちが読むのもだんだん慣れてきました。子どもたちとの距離も少しずつ近づいていきます。そして、お話の間には手遊びも。お母さん、お父さんの協力もあって、子どもたちも身体を動かしながら楽しんでくれました。
  

最後のお話のあとは、みんなで歌を楽しんでおしまいです。子どもたちも高校生も笑顔のひとときでした。
  

ひとはくとしては、このようなイベントは初めての企画でしたが、子どもたちと高校生の笑顔を見て、開催して良かったと感じました。

ひとはくでは、今回の会場のオープンラボの横、レファレンスに常時絵本も用意しています。少し年齢層が上がると、科学や環境の話題を含む絵本も。そして、そして、中・高校生以上にはひとはく研究員の論文紹介も。ちょっと話が早回しになってしまいましたが、子どもたちが絵本に始まり本に親しみながら成長過程をたどってくれることを願っています。


生涯学習課 竹中敏浩

10月になりましたね!外はすっかり秋模様です。
ひとはくの周辺にはたくさんドングリのなる木があります。
ドングリを拾いながらお散歩するのも楽しいですよ♪


10月1日(日)、フロアスタッフとあそぼうでは
『ひょうごの妖怪★たてばんこ』 を行いました。
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江戸時代のペーパークラフト立版古(たてばんこ)。
ひとはくが収蔵する「西国名所図会」の西宮の風景をもとに
ひょうごの妖怪を使った博物館オリジナルのたてばんこを作りました。

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まずは最初に「ひょうごの妖怪クイズ」を行いました。
妖怪になりきったスタッフの迫真の演技
お客さまからも笑いが起こります!
(ブログではお伝えできないのが残念です...)

クイズのあとは、いよいよたてばんこ作りです。

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最後は、できあがった作品を手にひょうごの妖怪と一緒に記念撮影。
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ぜひ、お部屋に飾ってたてばんこを楽しんでくださいね♪




フロアスタッフ たにぐち

 

みなさん、こんにちは!

さわやかな秋空の下、黒田研究員と「はかせと学ぼう!~たのしい草あそび~」を行いました。

まずは、ツバキの葉っぱで「ぞうり」を作ったり、クルクルっとまるめて笛にしました。

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2枚のシイの葉を重ねてならしました。
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JCOMさんが取材に来られていました。カメラを向けられてうまく音がでたかな!?
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クズの葉っぱで音をならしてみよう!
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カヤの細い葉っぱを両手ではさんで息を吹くと音がでます。
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わたしも草笛吹いてみよっと!
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今回も大勢のご参加ありがとうございました。
10月の「はかせと学ぼう!」は、7日(土)、21日(土)、29日(日)です。(詳細はこちら
みなさまのご来館をこころよりお待ちしております。

フロアスタッフ てらお ゆみこ




  

9月24日(日)
ひとはく探検隊「ダンゴムシを探そう」を行いました!

 

今回の隊長・鈴木研究員が、フロアスタッフと
一緒に深田公園にどんぐりを探しに出かけましたよ!
ダンゴムシはかせの鈴木研究員のプロフィールは☆こちら☆

 
深田公園に出発する前に、鈴木隊長よりお話がありました。
「今日は深田公園に色のついたダンゴムシを探しますよ!色は    緑   桃   青    金  です!」

 実は、マーカーで色をつけたダンゴムシを前日の夜に深田公園に放したそうです(*^_^*)


バケツ・熊手・スプーンを持って出発☆
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探検隊では見つけた生き物のことを、研究員にすぐ聞けます♪
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スズメガの幼虫を発見☆


\ダンゴムシ発見!青色だ!/ 

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みつかったダンゴムシ☆
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見つけたダンゴムシは
緑6匹桃8匹青20匹金9匹 
合計43匹 でした♪

※色はペイントマーカーでつけました。ダンゴムシは2か月ぐらいで脱皮をするので色は無くなるそうです。


くわしい報告書はただいま作成中です!
完成しだい4階ひとはくサロンに貼り出しますので、ぜひ見にきてくださいね。

 

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

 

次回のイベントは
9月30日(土)「はかせと学ぼう!~楽しい草あそび~」
深田公園に生えている植物を使って草あそびをしましょう。
詳細はこちらをクリックしてご覧ください。


 

次回のひとはく探検隊は
10月14日(土)ひとはく探検隊「『秋のさとやま』の中を歩こう」
博物館に近いブイブイの森(南公園)を散策します。
詳細はこちらをクリックしてご覧ください。

 

 みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

 フロアスタッフ くまもとまなみ

ひとはくでは、兵庫県県土整備部土木局総合治水課と共催で明石工業高等専門学校の協力を得て、ミニ企画展「みんなで取り組む総合治水展」を開催しています。
この企画展は、「ながす」、「ためる」、「そなえる」の3つの観点から、河川・下水道での対策、雨水の流出を抑制する流域対策、浸水時の被害を軽減する減災対策が県内の各地でどのように実施されつつあるかを展示しています。また、県下の工業高校や高専とカリキュラム連携事業で製作した模型の展示・実験や、 見て触れる雨水タンクなどの展示も行っています。



ジオラマをつかったじっけんだよ!

また、9月23日(土)には解説とジオラマを使った実験も行いました。

  
まずは、総合治水対策の説明を聞いてから、ジオラマ模型にじょうろで雨を降らせ、何秒で川の水が危険水位にたっするかを計りました。

  
今度は、校庭貯留や降水タンクなど治水対策の施されたジオラマ模型を用いて、同じようにじょうろで雨を降らせました。明らかにこちらの方が、危険水位に達するまで雨量も時間も必要でした。
参加してくれた子どもたちは、治水対策の必要性を体験的に知ってくれたと思います。写真の中でもしっかり指さし確認してくれています。

「みんなで取り組む総合治水展」は10月1日まで開催です。ジオラマ模型を用いた実験はもうありませんが、明石工業高等専門学校作成のプロジェクションマッピングは見ていただけます。どうぞみなさんご来場ください。
>>「みんなで取り組む総合治水展リーフレット」


生涯学習課 竹中敏浩

ひとはくでは、9月23日(土)より、三田市立中学校の「理科自由研究作品展」を開催中です。


  
中学生の皆さんが自分で見つけたテーマを、中学校で学んだ科学の方法にしたがって探求してまとめた成果が理科自由研究です。このうち、優秀作品を「理科自由研究作品展」として、ひとはくサロンに展示しています。各中学校から選ばれてきた優秀作品であるだけに、どの作品も非常に立派な作品ばかりです。この中から未来のサイエンティストが生まれるかも。。

10月3日(火)までの展示ですので、作品が展示されている中学生やその保護者の皆さまもお見逃し無く。

ご覧いただいた中学生にちょっとアドバイスですが、このひとはくサロンのもう少し奥には、ひとはく研究員の最近の論文も掲示されています。大学・博物館レベルの研究はどう違うのか、同じなのか。もちろん探求の深さは違うのですが、自然に対する興味や静物に対する愛情は同じものです。どうぞそんなところも見て感じてくださいね。1、2年生は是非来年の自由研究のヒントにもしてください。
生涯学習課
竹中敏浩

9月22日(金),神戸市環境局より要請を受け,主任研究員橋本佳明が講師を務め,同市環境局環境保全部自然環境共生課や保健所の方々を対象とするヒアリ講習会を実施しました.

※本講習会で使用した手順書はこちらからダウンロードできます.>>ヒアリとアカカミアリの疑いがあるアリの1次スクリーニング手順 非営利目的であれば出典を明記してご利用いただて結構です.(CC-BY NC4.0


講師を務めた橋本佳明の感想です.
「4時間に及ぶ,講義と実習というハードなプログラムで,講師の方がむしろ疲れ気味であったにもかかわらず,実習生のみなさんは,終始,真剣に,そして,熱心にプログラムに取り組んでいただきました.
少しでも,お役に立てたなら,幸いです.」

以下,その講習会の模様と資料(このページ下部からダウンロード可)を掲載します.


 ヒアリの増加について説明,驚異となる繁殖力.    アリの繁殖システムについて説明
  


 講習会の様子.細かい作業です.          ヒアリの特徴,前伸腹節・腹柄節・後腹柄節の説明
  


 アカカミアリの頭部について説明           比較のため在来種の特徴について説明
  



左写真は,鏡下で特徴を確認し,手順書と見比べながらスクリーニング(せんべつ)を行っているところです.

慎重に丁寧に行うことでスクリーニングを行うことができます.



※写真提供は神戸市環境局自然環境共生課より

主任研究員 橋本佳明
生涯教育課 竹中敏浩

いま話題のヒアリですが、ひとはくでヒアリの標本が展示されているのはご存知でしょうか?

ヒアリは赤茶でツヤがある(腹部は暗色)南米原産のアリで、特定外来生物種に指定されています。

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▲ヒアリ(写真撮影:橋本佳明 主任研究員)

4階ひとはくサロンで開催中の緊急速報展「ヒアリとアカカミアリ」は、多数の関心を寄せていただき、期間を2018年1月8日まで延長しております

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▲ヒアリの体長を100倍にした拡大模型も展示されています(写真左)


ヒアリの近縁種であるアカカミアリの標本や、
在来のアリとの見分け方パネルなどもありますので、ご覧ください。

・思ったより小さかった!?                 

ヒアリの体長は2.5~6mmと小型ですので、
来館されたお客様から「想像より小さくてびっくりです!」というお声をよくいただきます。



・ヒアリかも?



ひとはくでも多数の問い合わせがあるのですが、多くの場合、在来のアリ類です。
生活に影響がない場合、むやみに駆除する必要はありません。

ヒアリの侵略から私たちを守ってくれるのは、日本のアリです。むやみに殺虫剤をまくと、ヒアリの定着を防ぐために戦ってくれる在来アリまで殺してしまいます。



 ヒアリかどうか、わからないときは、まず環境省などの専門機関に報告してください。




環境省から提供されている下記のファイルをご覧ください。

ストップ・ザ・ヒアリ(ヒアリの特徴・生態・駆除方法・刺された時の対処方法等の参考)

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◀【最新版】
危険生物ファーストエイドハンドブック 特別編集「ヒアリ」
 文一総合出版会からでました。

 →ダウンロードして、どなたでもご覧になれます。





ヒアリについて、くわしくは ★コチラ★ をクリック

     

フロアスタッフまつだ

ユニバーサル・ミュージアムをめざして96

分からないことを,分からないままに受け入れる

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 穏やかな表情で雑誌を売る男性がいます.にこにこ笑っているわけではありません.といって,ただ無表情で立っているのでもありません.さり気なく,興味を持つ人が現れるのを待っているのです.

 押しつけがましさは全くありません.物を売るのですが,セールス・トークをしている現場に立ち会ったこともありません.ただひたすら穏やかな顔をして,黙って待ち続けます.

 通路を行き交う人びとが先を急ぎます.人びとは興味なさそうに通り過ぎますが,本当に先を急いでいるわけではありません.大きな街では,どこもそうなのでしょうが,多くの人がいるように見えて,実は一人ひとりが孤立しています.そんな人たちにも,この社会に意見はあるのでしょう.しかし,その意見を積極的に表すわけではありません.第一,その意見にしたところで,たいていはオリジナルではなく,「大勢の人が言っていた意見」の受け売りのようです.急いで行く先に待っているのは,それぞれの人が眠る場所なのです.

 そんな人ごみで穏やかな顔をして立ち続けるようすは,まるで修行僧です.道行く人に見やすいように、雑誌を片手で掲げて持っています.腕がだるくなります.大変でしょう.しかし,ずっと同じ姿勢を取り続けます.マガジン・ラックに立て掛けても同じ効果はあるのでしょうが,それを生身(なまみ)の人間がやっている.きっと そうすることに意味があるのです.

 わたしがよく出会う男性は気さくな人で,行くとにっこり笑いながら挨拶をしてくれます.そして必ず,ひと言,二言,話をします.わたしはよく,その雑誌を買います.この雑誌のファンなので、その人でなくても,見かければ いつも買うのです.しかし,実を言うとその売り手からは,どこか懐かしい,子ども時代の思い出が漂うような気がしています.

    *

 わたしがその雑誌「ビッグ・イシュー日本版」(1) を買って立ち去ろうとしたとき,商品の片隅に,見慣れない冊子が立て掛けてありました.その冊子には『ギャンブル依存症からの生還―回復者12人の記録』(2) とタイトルが付いています.しゃがみ込んで,しげしげと眺めていると,わたしの様子に気が付いた男性は,「興味がある?」と聞きました.わたしが頷(うなず)くと,「持って行っていいよ」と言いました.

 売り物ではないのかと躊躇(ちゅうちょ)したのですが,売り物ではないようです.男性に迷惑を掛けているのではないと分かり,安心して貰うことにしました.ギャンブル依存症とは,生まれついてのものと言うより後天的なものなのですが,脳に痕が残る症状だと認識しています.それがどんな症状なのかに興味があったのです.

 家に持って帰って、早速,開いてみました.すると,その冊子をまとめたギャンブル依存症問題研究会の代表が,精神科医で作家の帚木篷生(ははきぎ・ほうせい)さん (3) でした.帚木さんのお名前を,わたしは『ネがティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』(4) という本で知っていました.源氏物語五十四帖の巻名「帚木(ははきぎ)」と「蓬生(よもぎう)」から付けたペンネームだということです.

 精神科医として,帚木さんはアルコール依存症やギャンブル依存症の患者たちと,回復を目指していっしょに苦労してきました.特にギャンブル依存症は、関係した本を多く書いていらっしゃいます.『ネガティブ・ケイパビリティ』は特にギャンブル依存症についてお書きになったものではありません.人間にとっての「共感」や「楽観的希望」についてお書きになった本です.例えば抗うつの治療薬は、自殺の危険がありますから,重度であれば必ず飲まなければいけません.しかし軽度ならプラセボ,つまり「偽薬」でも,直ると信じることが、かえって副作用がない分,身体への負担がなくて良いと言います.帚木さんは医者ですが,プラセボ効果を評価しておられます.これが「楽観的希望」です.

 ネガティブ・ケイパビリティとは,不確実なことや曖昧な問題を前にして,安易に解釈せず,分からないまま,どうしようもないまま受け入れる能力のことです.鷲田清一さんの臨床哲学(「アートと哲学」(5))に通じるのかもしれません.

 ネガティブ・ケイパビリティは,ギャンブル依存症とも関連の深い言葉です.ギャンブル依存症から抜け出すために自助グループ:GA(Gamblers Anonymous:「名前を名乗り合わないギャンブル依存症者たち」とでも訳すのでしょうか?)(6) に参加している人は,自分の置かれた状況を匿名で告白して、次の祈りを総和するそうです.神学者:ラインホルド・ニーバーが唱え始めた祈りです.

ニーバーの祈り(Serenity Prayer)

神よ
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、
変えることの できないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
(大木英夫訳)

 GA はアメリカ合衆国で起こった自助グループですから,キリスト教の教えは素直に受け入れられました.そして同じ概念の教えが,宗教を越えてイスラム教や仏教にもあるそうです.

 自助グループで使う言葉に,「ギャンブルに対して無力であり、思い通りに生きていけなくなったことを認めた」というのがあるそうです.これを「ギャンブルをして負けて,借金を作る自分は無力だ」と解釈するのは間違いで,「自分はギャンブル依存症という病気だから、勝っても負けてもギャンブルからは逃れられないし,一生楽しむことはできない.だから2度とギャンブルはできないんだ」と解釈するべきだと,冊子『ギャンブル依存症からの生還』に書いてありました.いったんギャンブル依存症に陥ってしまったら,もう完治することはない.後は再発しないように、うまく付き合わなければいけない.癌(がん)でいう「寛解(かんかい)」と同じです.

 初めは,帚木さんもニーバーの祈りが何を言っているのかわからなかったそうです.しかし,2008年に帚木さんご自身が急性骨髄性白血病と診断され,ご自分でも闘病を続ける中で,この祈りの意味が理解できるようになったということです.この経験があったからこそ『ネガティブ・ケイパビリティ』を書かれたのかもしれません.

 わたしが子ども時代,同級生だった あの子やこの子は,今頃どこで,どうしているのでしょう.

--------------------------------------------------------------------
(1) 「ビッグ・イシュー日本版」
https://www.bigissue.jp/

(2) 『ギャンブル依存症からの生還―回復者12人の記録』
http://www.bigissue.or.jp/activity/info_16083101.html

(3) 帚木篷生(ははきぎ・ほうせい)さん
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%9A%E6%9C%A8%E8%93%AC%E7%94%9F

(4)『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』(帚木篷生 著,朝日選書)
http://book.asahi.com/reviews/column/2017052800012.html

(5)「ユニバーサル・ミュージアムをめざして87:アートと哲学」
http://www.hitohaku.jp/blog/2017/01/post_2281/

(6) ギャンブル依存症から抜け出すために自助グループ: GA(Gamblers Anonymous)
http://www.gajapan.jp/




三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館
 

18日はワークショップ「アンモナイト化石のレプリカづくり」をおこないました!
大人気イベントなだけに、朝からお客様がたくさん(^^)♪
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オレンジ...好きな色を2色選んで混ぜれば、
世界で一つのオリジナルレプリカが完成!
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カラフルでとってもきれい!
たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回のアンモナイト化石のレプリカづくりは、10/9(祝・月)に開催予定です!

たくさんのご参加をお待ちしています~(^0^)

フロアスタッフ きただにさやの

9/17は天気予報では、台風直撃の日曜日。
しかし、思ったよりも風も雨もなく三連休中日ということで、
たくさんのお客様が来館されました。

フロアスタッフとあそぼう!「イヌワシをとばそう!」2日目
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イヌワシはかせの布野研究員の話を聞いて、模型をつくったら、
みんなで外に飛ばしに行きました。
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イヌワシは上昇気流にのって飛ぶので、パタパタはばたかないそうです。
滑空するようすが、本物そっくりです。
工夫して滞空時間がと~ても長いお友だちもいましたよ!
ご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ  せら ゆうこ
9/16日、フロアスタッフとあそぼう!「イヌワシをとばそう!」
おこないました♪

今回のスペシャルゲスト!とりはかせの布野研究員が、イヌワシに変身して登場!!
イヌワシのことをいろいろ教えてくれました。

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イヌワシは、昔は力の象徴で、お殿さまに大事にされてたんだって。
でも、今は数が少なくなっていて・・・みんながおとなになる頃には、絶滅してしまうかも。
みんなで守っていかなければならない動物なんだね。

イヌワシグライダーを作ったあとは、イヌワシの大きな巣まで移動して、
はかせから、お話を聞きました。
さぁ、いよいよとばしてみよう!!

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最後にみんなで記念写真☆
はい!ポーズ!!かっこいいグライダーができたね(^_^)v

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ご参加のみなさま、ありがとうございました☆彡

このイベントは、明日もおこないます!
お天気が少し心配ですが・・・みなさまのお越しをお待ちしております♪

フロアスタッフ かどはま
みなさまにお知らせです!

ひとはく研究員は館外でも活躍中です!!

9月23日(土祝)に関西広域連合主催のフォーラム
「関西の活かしたい自然エリアの活用を考える」で
橋本佳延主任研究員
『広域でつむぐ新しい生物多様性の価値 ~ 関西の活かしたい自然エリア ~』と
題して基調講演を行います!
当日参加は可能ですが、配布資料などの準備のため事前申し込みにご協力くださいね!
午前中はひとはく!午後は川西!秋の行楽シーズンを満喫ですね!


日時: 平成29年9月23日(土祝)13:30~16:45 (開場 13:00)
会場: 川西市みつなかホール (兵庫県川西市小花2-7-2)
主催: 関西広域連合

申込方法  注!(申込先はひとはくではありません!)
サイトに掲載されているチラシ裏面のFAX申込書を用いるか、メールにて以下の項目
をお知らせ下さい。

●お名前 ●ふりがな ●ご所属 ●お電話場号 ●E-mailアドレス をご記入の上、
  9月20日(水)お申込み締め切り

Eメール送付先:shizenforum2017(あっと)chiikan.co.jp 
(あっと)を@にしてください。




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※「関西の活かしたい自然エリア」をご存知ですか?

関西の2府6県4市により構成される関西広域連合は環境保全分野の取り組みとして、

森・川・海のつながりを重視した23の広域的なエリアを「関西の活かしたい自然エリ
ア」として選定しました。(http://www.kouiki-kansai.jp/contents.php?id=46
複数の自治体にまたがるような広域的なもので、かつ、ひとまとまりで捉えられる
テーマを持っているエリアが選定されています。
またエリアMAPには、主要な貴重な自然環境の位置を示すことで情報共有も目的とし
ています。
保全のみを目的としておらず、エリア内にある貴重な自然環境の価値を多くの人と分
かち合えるようにMAPをどう活用していくのがよいかも検討が進められているところ
です。

今回のフォーラムは、これらのエリアを活かす方法を地域で活躍する市民団体や識者
とともに探ります。
詳細は、下記のサイトをご覧ください。
http://www.chiikan.co.jp/news/201709116118/


                                    生涯学習課 中前 純一
いつもはエントランスにひっそりと置かれている
恐竜頭骨化石レプリカがひとはくサロンにドードーンと登場!
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置く場所によって見え方がちがいますね!

フロアスタッフとあそぼう「画はくの日~デルタドロメウスを描こう~」
を行うために、恐竜を集結させてみました。


イベントでは、まずはじめに 久保田恐竜化石総合ディレクターより
恐竜の色についての解説があります。
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恐竜化石では、羽毛恐竜の色は一部わかっているものも・・・・
詳しく知りたい方は、

画はくの日は、9/10 本日13:30~も行われます。
みなさまのご参加、スタッフ一同お待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ
本県の教育委員会ではタイ王国との教育関係者交流事業として
国際感覚を有する指導者の育成のため、タイ王国からの教育関係者を受け入れをされています!
この事業は平成18年度から実施されており、本年で12年目を迎えるそうです!
タイ王国の教育省と本県の教育委員会が連携し、若手管理職等の相互交流を行う
重要な取組みになっています!
風土・文化が異なる本県とタイ王国の間で、双方の学校管理職が授業等に参加するなどの
研修を実施し、その成果を今後の教育実践に役立てるとともに、タイ王国との友好親善を
推進されます!

ということで・・・なんと!
ひとはくがタイ王国との教育関係者交流事業の視察・研修先 第1号に選ばれました!
(やはり・・・教育関係に熱い・・ひとはくですから・・・・)
視察・研修中は・・・
タイ王国教育関係者のみなさんからたくさん質問もあり!
高野研究員の熱い解説もあり!
日本語・タイ語・英語と・・・多言語が飛び交う世界でした!
お国がらが違えど・・・人と自然の共生は万国共通ですね~
世界の教育にも貢献する「世界のひとはく」です!
それでは・・・
その様子をお伝えします!
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9/2(土)にオープンセミナー

「恐竜の組み立てを見よう!」~謎の恐竜デルタドロメウスの全身復元骨格がやってくる~

4階ひとはくサロンで行われました。

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▲4階インフォメーションカウンター前に並ぶ骨格標本




デルタドロメウスは、1996年にモロッコの白亜紀後期の地層から発見された、全長約8メートルの肉食恐竜です。
国立科学博物館から借りたレプリカ標本を、組み立てられる様子を見学できるという事で、
朝からたくさんのお客様がお越しになられました。

親子で見学されていた方から「恐竜の組み立ては初めてみるから、楽しみ!」との声も。

 久保田恐竜化石総合ディレクターの解説のもと、専門業者の方により次々と骨が組み立てられていきます。

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脚を土台でしっかり支えて、胴体、しっぽをつけ、


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頭が最後に組み立てられると...








デルタドロメウスの完成です!
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大人になるとティラノサウルスに匹敵する大きさに達し、その後ろあしの形状から足の速い恐竜であったと考えられています。

 

組み立てが終わったあとは、デルタドロメウスと写真を撮ったり、間近で骨格を観察したりと
とても楽しむことができました。

※完成したデルタドロメウスは、2018年2月~博物館のエントランスホールで展示されています。

9月のイベントは ★コチラ★ をクリック

 

フロアスタッフまつだ

月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。


9月のKidsサンデーは、ちょっと秋が近づいてきた感じがする
晴れたり、曇ったりの日でした。


8月下旬までは、アブラゼミやクマゼミがたくさん見られましたが・・・

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▲エントランスホール前のハナミズキの幹にとまっているセミたち(8月下旬



ひとはくの4階入口ちかくに巣をつくっている(恒例?の)コシアカツバメ。 
まだまだ、まだ子育て真っ最中!!


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▲ ヒナが大きく口をあけています

 

Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。



今月は、
三田市の有馬富士自然学習センター(キッピー山のラボ)さんによる
「キッピー山からこんにちは!『ひっつきむし で ムシかざり』」や、

 

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▲ひっつきむしで『ムシかざり』をつくりま~す  ▲『ムシかざり』をつけて、はいポーズ!



NPO法人 人と自然の会さんの工作のプログラム「よく回る風車作り」や、

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 ▲『よく回る風車作り』のブースのようす     ▲人と自然の会の方が丁寧に指導されています

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▲キレイな風車!



研究員によるオープンセミナーの「風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう」、
「解説!丹波の恐竜化石」や、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居『ころころ だんちゃん』、『スミスネズミと100年の森』」、
「展示解説『ひょうごのどうぶつツアー』」、「フロアスタッフとあそぼう!『川で さかなつり』」
などが実施されました。

 

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▲『風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう』のようす 

 

 

また、今月は特別に、筑波大学土壌学研究室の皆さん
(田村先生、羽生さん、段さん)による「光る泥だんごをつくろう!」
(午前・午後に各1回)が実施されました。

みんな楽しそうに、作っていましたよ。

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保護者の方が、夢中になっている姿も・・・。

みなさん、泥だんご、ピッカ、ピカになりましか?



今回は、関西ユース(大学生)のお兄さん(伊藤さん)や、
泥だんごが大好きなお姉さん(片山さん)が、
子どもたちへのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。



次回の Kidsサンデーは、10月1日(日)に行われます。


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 ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

 

こんにちは!フロアスタッフです!

今日9月3日(日)も

昨日に引きつづき、フロアスタッフとあそぼう 「川でさかなつり」 を行いました!
今日もたくさんのお友だちに参加していただきました。ありがとうございます!!


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どんなおさかながつれるかな??

うまくつるためのコツを聞いて...

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いざ実践!!上手におさかなつれるかな?


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みなさん、積極的に参加してくださり
とても上手に あゆ などのさかなを つることができましたね(^^)

ありがとうございました!!

次回のフロアスタッフとあそぼうは
9月9日(土) 画はくの日 です!!

みなさまのご来館、心よりお待ちしております。

フロアスタッフ 田畑

みなさん、こんにちは!
9月2日は、フロアスタッフとあそぼう 「川でさかなつり」を行いました。
満員御礼、たくさんの人たちにご参加していただきました!

川は上流・中流・下流にわかれていて、魚はそれぞれ決まった場所を住処にしています。
はじめに簡単に説明してから、フロアスタッフが取り出したのは「ミッションカード」!
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みなさんに釣ってもらう魚はミッションカードで決めてもらいます。
では実際にミッションカードに示された魚を釣ってみます。
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いつもドキドキ魚釣り、今日は釣れました。

ミッションカードと釣り具を渡したら、次はエサを選んでもらいます。
魚によって食べるエサが違うので、実はエサ選びが一番大事なのです。

目当ての魚のエサを持っていざ、魚釣りへ!
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みなさんたくさん釣ってくれました!

魚の生態についてお話をして
最後に参加してくださったみなさまに認定書をお渡ししました。
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参加してくださったみなさまありがとうございました!

9月3日はキッズサンデー
明日もフロアスタッフとあそぼう 「川でさかなつり」を開催します。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

フロアスタッフ  藤原

8/31(木)の フロアスタッフのワークショップは「恐竜ストラップをつくろう!」

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8月最後のワークショップ、たくさんのお客様にご参加いただきました。
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作っていただいたのは、すべて兵庫県で発見された恐竜です。

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▲兵庫県で発見された恐竜とほ乳類化石

(※ティラノサウルスは先祖にあたるティラノサウルス類が発見されています。)

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素敵な作品がたくさんできました。ありがとうございます!

3階の丹波の恐竜化石展示室にホンモノの化石がありますので、ぜひご覧くださいね!



次回のワークショップは

9/18(月・祝) 「とっても簡単!化石のレプリカづくり」です。

カラフルなおゆまるから好きな色を選んで
自分だけのオリジナル、アンモナイトをつくってみましょう。
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時間:10:30~16:00 
   随時受付/11:30~13:00は昼休憩 
場所:4階オープン・ラボ
参加費:100円

※材料がなくなりしだい終了します。

 

フロアスタッフまつだ

8月の ひとはく は親子連れで、連日大賑わい。

8月30日(水)ワークショップ『プラ板づくり』
も朝からたくさんの方が参加してくれたよ。
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下絵を選んで、プラスチックの板にマーカーで
なぞって絵を描いたら、形に切り・・・

ひもを通す穴を開けたら、オーブントースターで焼くよ!
すると大きさが1/4に小さくなっちゃうよ。

ひもを通してビーズやスパンコールで飾りをつけたら
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                         パパやママと一緒に飾りをつけるのっておもしろいね!

完成~!
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みんなどんなところに飾るのかな?ランドセルにつけるって言ってた子もいたよ。
素敵な笑顔!素敵な作品!
みなさんに会えてとっても楽しい1日でした。(*^_^*)
ご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ せら ゆうこ




8/28(月)は、ワークショップ「たてばんこをつくろう!」を行いました!

みなさん、「たてばんこ」ってご存じですか?
たてばんことは、絵を何枚も重ねて立体の絵をつくる、
江戸時代のおもちゃなんです!
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今回は、台場クヌギに集まる昆虫のようすを
たてばんこでつくりました!

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図鑑をみながら本物そっくりにぬってくれたり、自分の好きな色でぬってくれたり
色がぬれたら、台場クヌギの台紙にくっつけて完成!

作品を一部ご紹介!
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個性豊かで、美しい作品がいっぱい!
たくさんのご参加、ありがとうございました☆

(なかには、余った紙を上手につかって昆虫が飛び出す工夫もされていました...)
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勉強になります...!


フロアスタッフ きただにさやの

ひとはくは開館25周年を記念して「ひとはく研究員のいちおし25選」を行っております。

この開館25周年記念展示は、初夏・夏・秋・冬の4期に分けて実施。夏の部は、12の展示があります。

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▲くわしくはコチラ

そのひとつ「こわい?かわいい??ひょうごの妖怪25選」

3階・4階の展示室のあちこちに25種類の妖怪がパネルで隠れていますよ

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妖怪と記念撮影もできます♪

▼完全こうりゃくシート「妖怪みっけ」が4階にあるので、妖怪シートを手に入れて妖怪はかせになろう!

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全部みつけたら記念にシートを持って帰ってね。


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★人と自然の博物館がある三田市の妖怪を2つご紹介★

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▲「かっぱ」と「りゅう」です。画像クリックで拡大します。


自分のすんでいる地域にどんな妖怪がいるかな?
展示室にかくれている妖怪をさがしにきてくださいね!

 

期間:平成29年7月15日(土)〜9月10日(日)まで

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ちなみに、4階ひとはくサロンには「フロアスタッフのおしごと25選」の展示があります。

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ぜひご覧ください☆彡


フロアスタッフまつだ

こんにちは

8月29日ワークショップ「モールでジャングルづくり」を行いました。

立体カードを組み立てて

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モールで、オランウータンとストローでくるくる巻いてヘビつくります。


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完成!!



ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

     

      フロアスタッフ  にしぐちひろこ

8月27日(日)、 ワークショップ 「ひょうごの妖怪★缶バッチ」 が行われました!

9月10日まで開催中の開館25周年記念展示「こわい?かわいい?ひょうごの妖怪25選」より、6種類の妖怪のバッチをご用意。
すきな妖怪を選んで缶バッチをつくりました!
FullSizeRender.jpgのサムネイル画像左上より時計まわりに かしゃ ぬえ うみぼうず りゅう かっぱ かまいたち


缶バッチの機械で、まずは表面をプレス!
続いて裏蓋をプレスします。

s-IMG_1477.jpg力のいる作業でしたが、みなさんの力を借りて大成功!かっこいい缶バッチが完成しました(^^)

完成した妖怪バッチをつけて、記念撮影♪


【親子でのご参加、ありがとうございます♪】        【妖怪ぬりえも上手に塗ってくださいました!】
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 【両胸に妖怪をつけて、はいポーズ!】          【おんなのこに大人気だった"かまいたち"!】
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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!

開館25周年記念展示「こわい?かわいい?ひょうごの妖怪25選」9月10日(日)まで開催しております。
ひょうごの妖怪たちに会いに、ぜひ人と自然の博物館へお越しください!
スタッフ一同お待ちしております。
フロアスタッフ たにぐち

ユニバーサル・ミュージアムをめざして95

高次脳機能障がい者には聞こえない J-アラート

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 2017年 8月29日に全国瞬時警報システム(ぜんこく・しゅんじ・けいほう・システム、J-アラート)が鳴り響きました.東北や北海道が中心だったので,わたしの住む近畿では,鳴ることはありませんでした.朝,テレビを付けると全国瞬時警報システムのニュースをやっていたので,目にした方が多いと思います.

 わたしは「全国瞬時警報システム」や「全国瞬時警報システムの訓練」のニュースに接するたびに,本当に大切な情報ならば,もう少し何とかならないのか,という感情が湧いてきます.それは全国瞬時警報システム,つまり J-アラート の警戒を伝える音声が,ロボットのような男声(おとこ・ごえ)だからです.

 その音は、明らかにフォルマント合成の人工合成音声です.フォルマント合成の音(肉声の声ではなく「音」)は機械的な変換はすぐに出来ますが,高次脳機能障がい者には,何を伝えようとしているのか,よく理解できません.厳密には,聴覚的な認知の苦手な高次脳機能障がい者や失語症者は,ということです.詳しくは,

三谷雅純 (2015):聞くことに困難のある人がわかりやすい音声 :視覚刺激の付加により高次脳機能障がい者の理解は進むか.(人と自然 26: 27−35)
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/NO26_004-1.pdf



三谷雅純 (2016):公共放送で使われる人工合成音声が聞き取りにくいコミュニケーション障がい者の実態把握.(JR西日本あんしん社会財団 平成27 年度研究助成 研究実績報告書)
http://www.jrw-relief-f.or.jp/results/2014/img_2014/kenkyu2014_06.pdf

をご覧下さい.

 今,学会誌「福祉のまちづくり研究」に投稿をしている わたしの論文では,高次脳機能障がい者には,アラーム自体も認識が難しいことを述べています.アラームも認識できないのでは,一部の人には「警報システム」に役を果たせないことを意味します.

 独居しておられる高次脳機能障がい者は、案外,多いのです.







三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

8月最後の日曜日の8/27、ひとはく探検隊「海の生きもの探険」をおこないました!!
博物館の中で海の生きもの探険とは??
なんと!!普段は入ることのできない収蔵庫を探険し、海の生きものの標本を見てもらうことが出来るんです。

探険隊長は、水の生きもの博士の三橋研究員です!

4階ひとはくサロンに集合し、「兵庫のイカ・タコ類25選」を見てから、
収蔵庫へ出発(^_^)/
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厚い扉の奥は、たくさんの標本が!!
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収蔵庫を探険した後は、収蔵庫から持ってきた標本を見て、絵を描きました。
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ご参加のみなさま、ありがとうございました!!

9月のひとはく探検隊は「ダンゴムシを探そう」←詳しくはタイトルをクリック★
博物館周辺にはどんなダンゴムシがいるかな?
博士と一緒にダンゴムシを探して観察してみよう!

みなさまのお越しをおまちしております☆彡

フロアスタッフ かどはまえりこ

8/27(日)フェリー「さんふらわあ」で六甲アイランドから
明石海峡大橋をめぐる船旅に「ゆめはく」が出動しました。

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自動車の駐車場になる船内で、展示です!
準備中の様子です!
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12時の出航ですが、11時くらいになると!たくさん子どもたちやってきてくれました!
来場者の方の中に・・この夏の教職員セミナーを受講された先生も!(嬉)
他府県の来場者も多く、ひとはくのことについても熱い質問がたくさんありました!
鈴木研究員の熱い解説!!

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航海の様子です!明石海峡大橋も近づいて来ました!

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来場者の方に「ひとはく」も猛烈アピールです!
ひとはくへインターンシップで来ている県立大学の今西さん(写真右)が
ゆめはくの展示について 熱いお誘い!!(ゆめはく満員御礼です!)
子どもたちは釘付けです!!

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 来場者のみなさん 
 次回はひとはくで お待ちしていますね!           
                               (中前 記)

8月26日(土) フロアスタッフとあそぼう画伯の日「恐竜がいた時代」をおこないました!

はじめに簡単なクイズをして、2006年8月に丹波で発見された新種の恐竜、タンバティタニス・アミキティアエを筆頭に、兵庫県で発掘された化石のお話をしました。

画用紙を手に持つとみんなお気に入りの場所へ一直線。
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化石や復元図を見ながら、みんな思い思いの恐竜がいた時代の様子を描いてくれました。
参加して下さったみなさま、ありがとうございました!

次回の画伯の日は 9月9日(土)、10日(日) です。次回もご参加お待ちしております!

(フロアスタッフ ふじわら・てらお)

 県立高等学校の生徒が取り組んでいる県庁インターンシップですが、4日目・5日目を終え、インターンシップが終了しました。博物館で行うインターンシップらしい取り組み、高校生らしい取り組みとして成果を修めることができたと思います。その様子をご紹介します。

〔第4日目・8月24日〕
 系統分類グループの高野主任研究員の指導のもと、植物標本の整理を行いました。丁寧に慎重に扱う必要のある植物標本。じっくりと取り組んで博物学の基礎を学びました。
  

<左:植物分類学が専門の高野主任研究員から標本の整理方法を学びながらの作業です>
<右:半田ごて、接着剤、新聞紙・・・七つ道具を使いながらの作業です>

〔第5日目・8月25日〕

 午前中は、来館者にデジタル紙芝居を上演しました。篠山鳳鳴、篠山東雲、宝塚北の3生徒で協力して3種類のアンモナイトをキャラクター豊かに演じ、来館者に「アンモナイトが化石になってひとはくに来るまで」を分かりやすく説明することができました。
  
<左:デジタル紙芝居アンモナイト物語の始まり、はじまり!>
<右:3種類のアンモナイトをキャラクター付けをしっかりと演じ分けています>

 午後には、小さな子どもたちを中心とした来館者を対象に、アンモナイトのレプリカづくりを行いました。年代の近い高校生が指導するレプリカづくりを子どもたちも楽しんでくれた様子でした。

  
<子どもたちに分かりやすく説明> <ティラノハットも板についた楽しいお兄さん>

  
<左:退館式では一人ひとり感想を述べました。身振り手振りも入れて説得力ある話し方です>
<右:博物館前で記念撮影>

 これでインターンシップも終了です。県庁インターンシップは、高校生が自己の将来の在り方・生き方について考え、目標を持って主体的に進路選択ができる力を養うために行っています。今回参加した生徒の皆さんが、継続して自己実現をする力を身に付けることを願います。


生涯学習課 竹中敏浩

こんにちは。インターンシップで,ひとはくでの体験活動をしている今西です。
夏休みも終わりに近づいてきました。みんな夏休みの宿題は終わったかな?
今日はワークショップ「ミクロの世界を見てみよう」を行いましたので紹介します。



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顕微鏡で微生物探し!見つけられたかなー?



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微生物探しの後はモビールづくり!!上手にできるかな?



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完成!!!                   上手に出来ました!!




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ぬり絵も行いました!!

参加してくれたみんなありがとう!!

兵庫県立大学 今西

〔県民情報番組〕ひょうご"ワイワイ"の取材を受けました。
ひょうご"ワイワイ"は、第3日曜を除く毎週日曜日、朝8:30からサンテレビで放送中の県民情報番組です。兵庫県の取り組みや地域のホットな話題など、県民情報盛りだくさんの番組です。

今日は、兵庫県広報専門員の清水奈緒美さん、高曽根里恵さんが、ひとはくを訪れて、テレビカメラとともに取材をしてくれました。その取材のようすを少しご紹介します。

  
<1F生物の歴史の展示を撮影中> <1F霊長類の進化とヒトの起源の展示を取材>

  
<1Fヒトの起源の展示を撮影中> <3Fタンバティタニスの化石を撮影中>

  
<4Fひとはくサロン オープンラボ> <オープンラボのアンモナイト化石に興味津々>

この夏は、親子連れから年配の方々まで、また今日もオーストラリアからの留学生が来館するなど遠方からご近所の方々まで、本当に多くの方々がひとはくにご来館いただきました。ありがとうございました。
今日取材を受けた番組は、下記のとおり放送が予定されています。またのご来館の参考にどうぞご覧ください。

hyogowaiwai.jpg ひょうご"ワイワイ" 特集のコーナー
「あいたい兵庫ガイドブック(仮)」

サンテレビ
 9月10日(日)あさ8:30~9:00
(再放送)
 9月11日(月)夕方6:00~6:30



生涯学習課 竹中敏浩
県立高等学校の生徒が取り組んでいる県庁インターンシップですが、ひとはくでは2日目・3日目を迎えて博物館らしい取り組み、高校生らしい取り組みになってきました。その一端をご紹介します。

〔第2日目・8月22日〕
 環境計画研究グループの藤本真理研究員、福本優研究員の指導のもと、「そとはく」と題した子どもたち向けの取り組みを行うとともに、より多くの子どもたちを集めるにはどのような点を改善すれば良いかということを話し合いました。
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<準備・片付けも自分たちの力で行います><"そとはく"のできあがり。大勢来てくれるかな>

  
<子どもたちを呼び込んで朝顔の折り紙><できた折り紙はゆめはく号へ貼ります>

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<左:うまく行ったところ、行かなかったところを話合い>
<右:藤本研究員の経験も参考に・・・三人寄って良いアイデアを出そう!>

〔第3日目・8月23日〕
 今日は、昨日までの篠山鳳鳴、篠山東雲、宝塚北の3生徒のほか、武庫荘総合高等学校の生徒1名も加わって行いました。
 地球科学研究グループの佐藤事業推進部長の指導のもと、高塚山付近の大阪層群から産出した貝化石の標本整理を行いました。今日行ったことは、標本紙箱の整理とラベル貼りという地味なもので、根気の要る作業です。しかし、自然界に存在するものを収集・記録するという博物学にとっては基礎・基本となることで、高校生たちはこれを体験的に学び取ったことと思います。
  
<左:リストと照合しながら間違いのないように紙箱に入れていく>
<右:紙箱にバーコードの付いたラベルを貼付する>

 インターンシップも残り少なくなりました。あと2日間、これまでと同様、頑張ってくれることを願います。
生涯学習課 竹中敏浩

夏休みもいよいよ終わりに近づいてきました。
ひとはくは、8月後半もイベントが充実していますよ。

8/27(日)~31(木)の期間中は、いちにち遊べるワークショップが毎日あります♪




27(日) 「ひょうごの妖怪★缶バッチ」


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開催中の企画展「ひょうごの妖怪25選」の
妖怪6種類の中から、好きな妖怪の缶バッジをつくろう!







※デザインは予告なく変更される場合がございます。予めご了承下さい。



28(月) 「たてばんこをつくろう!」
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絵を組み立てつくる、江戸時代のおもちゃ
たてばんこで、台場クヌギに集まる昆虫のようすを
つくってみよう!









 29(火) 「モールでジャングルづくり」

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モールでどうぶつを作って、

小さなジャングルを完成させよう!






30(水) 「プラ板づくり」

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好きな絵をかいて、
オリジナルのプラ板をつくってみよう!







31(木) 「恐竜ストラップをつくろう」
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恐竜の絵を自由にかいて
オリジナルのストラップをつくってみましょう!








▲くわしくは、各イベントのタイトルをクリックしてください。

いずれも

時間:10:30~16:00 時間内は随時参加OK (11:30~13:00は昼休憩)
場所:4階オープン・ラボ
参加費:100円

※材料がなくなりしだい終了します。

このほかにもたくさんのイベントがあります。みなさまのお越しをお待ちしております!

7/21~8/31の夏休み期間は  無休 で開館しています。

 

フロアスタッフまつだ

8/15(日)ワークショップ「昆虫のはんこペーパーバッグ」をおこないました。
お盆ということで、博物館は朝からおおにぎわい☆彡
「昆虫はんこペーパーバッグ」にもたくさんの方が参加してくださり、午前中で整理券50名が
売り切れになり、大盛況でした!!

会場は、3階展示室の大きな台場クヌギの前。
スタッフ手作りの消しゴム昆虫はんこを押して、紙で作ったクヌギの葉っぱと
クヌギのどんぐりストラップをつけます。自由に絵を描いて完成!!

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参加してくださったみなさま、ありがとうございました!!
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▲クリックで拡大します

ひとはくでは、夏休み最終日まで、ワークショップや各種イベントをご用意してます☆
みなさまのお越しを、スタッフ一同お待ちしております♪

フロアスタッフ かどはまえりこ

今日、8月21日(月)、「高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾」の事後学習会を行いました。8月1日~5日まで、台湾で貴重な経験を積んだ大阪・京都・兵庫の3府県の高校生たちが、ひとはくで再び集い、調査体験ツアーの振り返りと学びのまとめを行いました。
この日は,山内主任研究員による土壌動物のサンプリングと仕分け実習をメインの授業として行いました。
  

<左:秋山主任研究員から今日の趣旨説明>
<右:実習室にて山内主任研究員からツルグレン装置とウィンクラー装置について説明>
  
<ウィンクラー装置について説明>    <ウィンクラー装置を自分たちで組み立てる>

実習室での説明に続いて、ひとはくの位置する深田公園で土壌のサンプリングを行い、装置を使って土壌動物の抽出を行いました。
  
<マダニの採集方法を学ぶ>      <草むらで採集を試みる>
  
<左・右:シフターによる土壌の採集>

実習室に戻り、深田公園で採集した土壌を装置にかけました。
午後からは、最初に調査体験ツアーの全体アンケートを書いた後、振り返りテストを行いました。テストと言えども調査体験ツアーはひと味違います。【第1問】東眼山の標高は? 【第5問】スウィンホーキノボリトカゲの胃内容物の調査を行った結果、本種は何を捕食していることがわかったか? 体験をよ~く思い出せば解ける問題です。
  
<左:深田公園で採集した土壌を装置にかけて土壌動物の抽出を行う>
<右:振り返りテスト。うーん、思い出せたかな??>

双眼実体顕微鏡を用いて土壌動物のソーティング(仕分け)を行いました。自分たちの足下に、こんなに多様な土壌動物の世界が広がっているのです。
  

  

<左:高校生たちの見ている土壌動物の世界はこんな世界です。中央はヤスデ類とワラジムシ類です>
<右:吸虫管も用いながら土壌の中から動物を探し出す>


山内主任研究員から土壌動物のことや研究のことなどについて、尽きることなく学んでいました。

「土壌動物の生態は良く分かっていない。1種の生態を研究したとしても論文が書けるぐらいです」・・・

この言葉にキラリと目を輝かせる生徒もいました。

これで、今年の「高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾」は幕を閉じます。今年は台風の影響を受け、2日の短縮を余儀なくされました。しかし、生きもの好きの高校生が、日本と台湾の高校生とも交流しつつ豊かな自然の中で調査を体験して、ナチュラリストの芽を育んでくれたのではないかと思います。参加の高校生たちが今後もその芽を育て続けてくれることを願っています。


生涯学習課 竹中敏浩

平成29年度の県庁インターンシップが始まりました。このインターンシップは、県立高等学校生徒を対象に行われるものです。

兵庫県教育委員会としては、就職・就業をめぐる環境の変化等の中で、若者の勤労観、職業観が変化し、社会人・職業人としての基礎的、基本的な資質を高校生に身に付けさせることが社会における課題となっていると考えています。このため兵庫県においても、県庁や県関係機関、県警察本部において、就業体験(インターンシップ)を実施し、生徒が自己の将来の在り方・生き方について考え、目標を持って主体的に進路選択ができるようにするとともに、生徒に夢を実現する力を身に付けさせることを主旨として行うものです。

今年、ひとはくにおける県庁インターンシップは、8月21日(月)から25日(金)の5日間を予定しています。兵庫県立篠山鳳鳴高等学校、篠山東雲高等学校、宝塚北高等学校から1名ずつ参加しました。

13時30分、生涯学習課で入館式を行うところからスタートしました。3人とも緊張の面持ちです。
  

左は総務課でも挨拶する生徒たち。社会人の基本はもちろん挨拶することから始まります。この後、実習開始にあたり、館内を見学しました。右の写真は生物系収蔵庫。こんなところを見学するのもインターンシップならではです。
  

次は、本館の総務課で実習を行いました。事務系の仕事も博物館を支える大切な仕事です。
また、ひとはくではイベントやセミナーの情報をしっかり広報することも不可欠です。右の写真は、印刷用紙を準備する生徒たち。
  

第1日はこんな様子で無事終了しました。3人は、公務員になりたいとか、博物館で働きたいといった志望動機でひとはくのインターンシップに参加してくれています。5日間でどんな成長が見られるか、楽しみにしたいと思います。

生涯学習課 竹中敏浩

8月20日(日)に
フロアスタッフとあそぼう
「恐竜モビール~丹波竜とその仲間たち~」を行いました!

かわいい恐竜たちのモビールをつくりましたよ★
まず、丹波竜についてお勉強♪

2006年に丹波市で恐竜の化石が発見されました。そして、
2014年に新種の恐竜として「タンバティタニス・アミキティアエ」と命名されました。


次はシルエットクイズ!「なんのシルエットかな~?」
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正解は曲竜類(ヨロイリュウ)でした!



次は、モビール作り★
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ひもに 丹波竜や 恐竜たちをはりつけましたよ!

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とてもかわいい恐竜モビールができましたね(*^_^*)

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

 

次回のイベントは
8月26日(土)フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」
博物館の展示をじっくり観察しながら絵を描いてみましょう。
色鉛筆など道具は貸出します。
時間:13:30~14:00
場所:来てのおたのしみ♪
定員:なし
参加費:無料

 

みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

 フロアスタッフ くまもとまなみ

 


8月20日(日)、赤穂市立海洋科学館で開催された「夏屋台実験教室『サイエンス寺子屋』」に
移動博物館車「ゆめはく」で参加しました。

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▲赤穂市立海洋博物館で展開した「ゆめはく」

 


「サイエンス寺子屋」は、夏休みを利用して、子どもたちに
科学遊びや物づくりの楽しさ、科学への興味・関心を持って
もらうことを目的に開催する実験教室です。



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▲「サイエンス寺子屋」の受付付近のようす

 


ゆめはくの中では、キレイな昆虫が展示してあり、「むしむし みっけ」という
プログラムを実施しました。ゆめはくの前では、昆虫キューブ・パズルも登場!

また、ゆめはくの近くの ひとはくのブースでは、体験型のプログラム
「アオギリのタネ の もけいを つくって 飛ばそう!」を行いました。


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 ▲ゆめはくの中での「むしむし みっけ」のようす。 ▲昆虫キューブ・パズルをみんなでしているところ


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▲アオギリという植物の本物のタネ(果実)を  ▲アオギリのタネの模型をつくっているようす
 飛ばしているところ

 


科学館の運営協力隊の皆さんがいろいろな寺子屋(ブース)を実施されていました。

 

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▲ピロティーでは、いろんな寺子屋が実施されています

 

兵庫県立赤穂高等学校の生徒さん や 赤穂市内の小学校の先生方も
ボランティア・スタッフとして活躍されていました。

ひとはくのブースにも、赤穂高等学校生の守安さんと元科学館職員の
掃部さんがお手伝いをしてくださいました。

 
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▲寺子屋終了後、「ゆめはく」の前で記念撮影

ゆめはくが帰る際、ボランティアスタッフの皆さんが見送ってくれました!!

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▲見送ってくれている ボランティアスタッフの皆さん


寺子屋を担当された皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、暑い中、お疲れ様でした。


◆お知らせ
現在、赤穂市立海洋科学館では、開館30周年記念の特別展「太陽系の旅」(8月31日(木)まで)が開催されています。
ご家族連れで行かれてはいかがでしょうか。

赤穂市立海洋科学館は、兵庫県立赤穂海浜公園の中にあります。

入館は、午前9時~午後4時まで。火曜は休館です。
高校生以上300円、小中学生150円。
詳しくは、赤穂市立海洋科学館のホームページ(http://www.ako-kaiyo.jp/)をご覧ください。

 

 

                                     ひとはく 塚本・小舘(記)

8月19日(土)、20日(日)のフロアスタッフとあそぼう「恐竜モビール~丹波竜とその仲間たち~」
s-P1150382.jpg  19日(土)の様子をのぞいてみましょう。
まずは、シルエットクイズ!
s-P1150387.jpg  影絵を見て〇☓でこたえます。
どっちかな~?

s-P1150437.jpg  丹波竜とその仲間たちをひもにはりあわせて・・・・

s-P1150451.jpg  モビール完成!みんなで記念撮影です。
風にゆらゆら~、壁や床にうつる影も楽しんでくださいね。

明日20日(日)も「恐竜モビール~丹波竜とその仲間たち~」(クリックで詳細)を行います。

みなさまのご参加をお待ちしてます!

(フロアスタッフ いしくら)

8月14日(月)、 ワークショップ 『アクアリウムをつくろう!』 をおこないました!

今回のアクアリウムのテーマは「深海」。
ダイオウイカをはじめとする、深海のいきものたちのパーツを使ってアクアリウムをつくりました!

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夏休み真っ只中とのこともあり、朝からたくさんのお客様がご来館されました!
ホッチキスでパーツをとめるだけなので、つくりかたはとっても簡単です♪

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パーツが完成したらお水を足して、そ~っとふたをして・・・

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アクアリウムの完成です!


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開館と同時にたくさんのお客様に来ていただいて、大盛況のうちに終了しました!
早くから来ていただいたのにご参加いただけなかったお客様、本当に申し訳ありませんでした。

ひとはくでは毎週楽しいイベントを開催しております。
詳しくは毎月発行のイベントスケジュールをご覧ください。
★イベントスケジュール8月号

みなさまのご参加を、スタッフ一同心よりお待ち致しております! 

フロアスタッフ たにぐち

★★ちなみに...★★

残念ながら今回のイベントにご参加いただけなかったお客様より、「つくりかたを教えてほしい」とのお問い合わせがいくつかありました。
そのなかで、「さっそく同じようにつくってみました!」と、オリジナルアクアリウムを持って午後から来館されたお客様がいらっしゃいました
!!!
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す、すごい!!
ハワイが好きとのことで、ハワイのビーチをイメージした素敵なアクアリウム♪
うれしいですね!(^^)

みなさんもぜひ、おうちでオリジナルのアクアリウムをつくってみてはいかがでしょうか?

むしむしたいけん2017、キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)にて、5日間で652名の方が楽しんでくださいました。

子どもたちのキラキラなようすを、スナップ写真でご紹介します。


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たくさんのコメントも、ありがとうございました。スタッフ一同、励みになります。

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むしむしたいけん、来年の開催は未定ですが、虫にふれる機会は、つくっていきたいと考えています。


キッピー山のラボでは、8月中、「むしさんデビュー」(30日までの水・金 10:30〜11:30)、「あさムシ!」(20日(日)・27日(日) 10:00〜11:00、「生きものタッチ」(27日(日)までの土日 13:00〜16:00)と、まだまだ虫にふれる機会があります。ぜひいらしてください。

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【むしむしたいけん2017 スタッフ】
ユーススタッフ(ひとはく連携活動グループ「テネラル」・博物館実習生ほか)
(大学生)合田裕一・坂本貴海・新熊千遥・辻本光史朗・長尾いろは・中谷朱里・洞出七海・堀内湧也・福田 洵・溝手 舜
(高校生)内田隼人・濱田悠太・福井 翔・室谷泰智
大人たち
(キッピー山のラボ)池田 大・奥井かおり・高瀬優子・高見咲恵・長谷川真奈維
(NPO法人こどもとむしの会)吉岡朋子
(兵庫県立人と自然の博物館)八木 剛


(八木 剛 記)

ひとはくで、
神戸大学児童文化研究会
によるひとはくのイベントひとはくミュージアムシアター「寒い大地の熱い人!?」が2017年9月3日(日)に上演されます!
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あらすじは

ある夏の暑い日のこと、王様であるダフィ―はかき氷を食べるために、家来に氷を探してくるように命じた。ロサとベニ―の二人の家来は、噂の「溶けない氷」のある北極へ向かう。北極に着くと、そこには心も体も熱く燃え上がっているマッチという女の子がいた。

ぜひみなさまのご観覧をお待ちしております!

日時 9月3日(日)13:00~13:30
     開場は12:30から
場所 人と自然の博物館 ホロンピアホール
    ホロンピアホールへは博物館3階入口からお入りください。
    観覧は無料です(高校生以下は観覧料が無料ですが、
         それ以外の方はひとはくの館覧料が別途必要です)。
                            

                             生涯学習課 
                               

今日「山の日」は昨年より実施された新しい国民の祝日です。ひとはくでも特別な催しをと考え、県立北摂三田高等学校吹奏楽部をお招きし「ひとはくサロンコンサート」を開催しました。ひとはくサロンでの簡単な支度のコンサートであったにも関わらず、演奏の30分以上も前からたくさんの方々にお集まりいただき、およそ250名の方々にお聞きいただきました。お集まりいただきました皆さま、ほんとうにありがとうございました。



高校生に大人気のポップスやアニメソングとして、MONGOL800の歌で知られる「小さな恋のうた」、欅坂46の「サイレントマジョリティー」、エヴァンゲリオンの主題歌「残酷な天使のテーゼ」の3曲を演奏してくれました。
  
<野球の応援歌にもよく使われる「小さな恋のうた」>  <生徒さんたちが曲紹介>

  
<左&右:本当にたくさんの方々にお集まりいただきありがとうございました>

素晴らしい演奏をしていただいた北摂三田高校吹奏楽部のみなさん、ありがとうございました。おかげで特別な「山の日」にすることができました。こんなサロンコンサートを行うことは、25周年を迎えるひとはくでも初めての試みでしたが、小さなお子さんがからだ全身でリズムを取りながら聞いてくださるようすを見るとやって良かったと思います。

北摂三田高校吹奏楽部は「地域に愛されるバンド」を目指して、狭間が丘夏祭りへの参加や高齢者福祉施設の訪問等にも積極的に取り組んでおられるそうですが、今後さまざまな場面でのご活躍を祈りしたいと思います。

生涯学習課 竹中敏浩

むしむしたいけん2017開幕しました!!


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今年の会場は、県立有馬富士公園「出合いのゾーン」内にある、キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)
ジャンボクワガタ「つよしくん」のいるところです。


会場の「学習室」は、ひとはく実習室より少し広く、なんとなく、登場する虫たちの種類も多いかもしれません。

たぶん、来場者数は ひとはくより少なく、ゆったり楽しんでいただけます。

会場内は、これまでと同じ、生きた昆虫にふれるコーナー、ぬりえコーナー、ベビーコーナーです。
蚊帳(かや)の中には、トンボやセミ、バッタ、チョウなど、よく飛ぶ虫が、
テーブルの上には、カブトムシ、クワガタムシ、ミズカマキリなど、あまり飛ばない虫がいます。

スタッフのお兄さん、お姉さんたちといっしょに、やさしくさわってください。

登場する虫は、ひとはく開催時とちょっと違います。違いがわかるかなあ~~

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「むしむしたいけん」は、8月10日(木)~13日(日)・15(火)の5日間です。
 ※ 14日(月)は、キッピー山のラボの休館日となります。

参加費:2歳以上の方、お一人100円。まほうのスタンプで、再入場は自由。

(キッピー山のラボ、有馬富士公園の入館料、入園料は、無料です。)

この間、ひとはくでは、「いしころ あそび」を開催しています。
ひとはくへも、ぜひ、いらしてください。

(八木 剛)


 長~い夏休みも,学校によっては 折り返しに近づいてきているのではないでしょうか。
 ひとはくでは,その長い夏休みを楽しんでもらえるよう たくさんのイベントをしています。

 今日のオープンセミナーは とっても簡単!アンモナイトのレプリカづくり です。
 ただ,今日のイベントをしているのは フロアスタッフとはちょっと違います・・・。
今日のオープンセミナーは,主に 学校の初任者の先生方が行いました。
 今年度の初任者の先生の研修は,7月31日(月)~8月4日(金)で行われた教職員・指導者セミナーの運営補助の他に館内でのイベントの実施も行いました。

 今日 社会体験研修をした石田先生・孤杉先生・和田先生の感想です。
「今回、イベントに参加されたみなさんとレプリカ作りをさせていただきました。
 レプリカ作りを通して化石に興味を持つ子どもたちの様子を見ることができました。
 実物に触れることで子どもたちの学びがさらに深まると感じました。
 自分の好きな型、色を選び、自分だけのレプリカを作る子どもたちの目はきらきらと輝いていました。
 私たちも楽しい時間を過ごすことができました。」

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 参加してくださったみなさんも,楽しくレプリカをつくっていました。
 アンモナイトのレプリカづくりは,11日(金・祝),12日(土),13日(日)の3日間連続で行います。
大人気のイベントの一つ,レプリカづくりに ぜひご参加ください!
                                                       生涯学習課 上田

月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。


8月のKidsサンデーは、少し曇ったりする時間帯もありましたが、
晴れて、とても暑い日でした。

ひとはくの 4階入口ちかくに巣をつくっているコシアカツバメ。 
狭い入口から2羽が顔を出していますが、巣の中は、暑くないのでしょうか。



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▲エントランスホール前の広場(背が高い木は、セコイアという木)  



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▲ 2羽のコシアカツバメが見えます    ▲ エサを運んできて あたえています

 

 

Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 

午前中は、
研究員による「絵本の国」、「泥だんご を つくろう!」(これらは午前中にスタートし、午後も開催)、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「展示解説『ボルネオ ジャングル探検 ツアー』」
ひとはく連携活動グループの Labones(ラボーンズ)さんの「丹波の恐竜化石発掘セミナー」などが実施されました。


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▲絵本がいっぱい「絵本の国」    ▲クイズをしながら解説を聞く「ボルネオ ジャングル 探検 ツアー」




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▲子どもだけでなく大人にも人気の「泥だんご を つくろう!」 (4階入り口ちかくで)


  

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▲できあがった泥だんご     ▲私たちの巣も「泥だんご」でできています!
                 (コシアカツバメ談!?   4階入り口ちかく)





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    ▲Labones(ラボーンズ)さんの「丹波の恐竜化石 発掘セミナー」のようす


◆また今月の「サンデーぜみ」は、『「みき で かお」を さがそう!』で、博物館実習生が実施してくれました。
このプログラムは、外に出てセコイアの木の幹で「かお」をさがします。




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            ▲ セミナー室で お話を聞いて     



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 ▲みんなで外にでて、セコイアの木の幹で「かお」をさがしたり、木の観察をします 

 

 

午後からは、


フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「フロアスタッフと あそぼう!」が実施されました。
また、ひとはく連携活動グループrun♪run♪plaza(るんるん・ぷらざ)さんの
「run♪run♪サンデー『みずでっぽうであそぼう!』」、同じく連携活動グループの
NPO法人 人と自然の会さんの「高くあがる紙トンボ」、「パネル シアター」、
研究員によるオープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」、「サンデーさーくる『はねる おもちゃを つくってみよう!』」
が実施されました。

 

◆今回の「フロアスタッフと あそぼう!」は、『ひとはくクイズ大会~夏の陣』です。

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▲ グループに分かれてクイズに答えて、 正解すると両手をあげて大喜び~

 参加したみなさん、いくつ正解したかな?

 


◆「run♪run♪サンデー『みずでっぽうで あそぼう』」では、深田公園にでて
いろんな『みずでっぽう』であそびました。

 

 

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▲みずでっぽう たのしそう          ▲いろんな  的 に あてます

 

 

◆今回の「パネル シアター」は、『ブレーメンの音楽隊』、『てんぐと かっぱと かみなりどん』
などのお話でした。太鼓もあり、とても賑やかでしたよ。

 

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▲ 『てんぐと かっぱと かみなりどん』上演中  

 


◆「高くあがる紙トンボ」は、牛乳パックなどをつかってつくります。
できた紙トンボは、人と自然の会のスタッフの方が やさしく飛ばし方を教えてくれました!


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             ▲「高くあがる紙トンボ」のようす


◆「解説!丹波の恐竜化石」では、丹波の恐竜化石の発見からクリーニングのことまで、
研究員から詳しく説明を受けていました。

 

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▲ 恐竜の化石の発見時の解説中
     
  


◆サンデーさーくる『はねる おもちゃをつくろう!』では、研究員による
カエルのクイズがあり、そのあと、カエルの はねる おもちゃの工作をしました。

いい作品ができましたね~

 
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▲できた作品と一緒に ハイ! ポーズ!! 



今回は、博物館実習生(大学生)の、お兄さん、お姉さん(中塚さん、今城さん、福田さん)が、
一部のプログラムを実施したり、子どもたちへのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。

 

 


次回の Kidsサンデーは、9月3日(日)に行われます。

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 ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 



                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


 

■第2回高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾 5日目■
生きもの調査体験ツアーin台湾5日目です。 今日は帰国日!朝からバスで土産物屋さんに行きました。お茶の試飲のあと、家族や友達へお土産を探しましたが、約15分で全員完了!決断が早い子達です。
  

その後、国立台湾博物館(土地銀行展示館)の見学に行き、古代生物の化石などを見学して回りました。高校生たちはここでもミュージアムショップなどでお土産を購入していました。延長カリキュラムに参加していた台湾の高校生ともここでお別れ。博物館の前でいつまでも手を振ってくれていいました。
  

昼前には桃園国際空港に到着。帰国の途に就きました。台風5号の影響で、九州南部付近で飛行機が揺れる時間が続きましたが、大半の高校生は疲れて眠っていました。 ほぼ定刻通りの17時過ぎに到着し、解散式を行いました。
  

2回目となりました「生きもの調査体験ツアーin台湾」が無事に終了しました。
怪我をする子も病気にかかった子も無く、元気に帰国することができました。 台風のおかげでスタートが2日遅れましたが、スケジュールの再調整と、フィールド調査に出た時にだけ雨が止むという幸運、台北市立動物園側の多大なる配慮のおかげで、予定していたカリキュラムに近いメニューをこなすことができました。 多くの生物の調査方法を学べたという点では、昨年を凌ぐ成果が出たのではないかと思います。
  
  
また、今年の高校生は天真爛漫な子が多く、初日から台湾の高校生と積極的に交流を図る姿には感心させられました。多くの高校生が、異国の友達ができたことに対して大きな喜びを感じていることが彼らの笑顔から伝わってきました。
  

最後に、日本人高校生リーダー格の高3男子が、閉会式で呼びかけた言葉が印象に残っていますので紹介します。
「今回の調査体験ツアーに参加したことは、とても大きな経験になりました。高3の僕の高校生生活はあと少しだけど、みんなにはまだ時間がある。高校生活の間で、こんな素晴らしい体験ができるのは、僕らにとってかけがえのない財産になる。今後、このような機会があれば、積極的に参加していきましょう!」
まさに主催者側が高校生たちに望んでいることを代弁してくれました。

本ツアーの実施に際し、ご協力をいただきました全ての方々に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。

公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平

7月31日(月)ワークショップ~はばたけ!コウノトリ~をおこないました。

コウノトリの展示前で、ぺーパークラフトを組み立てました。
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ストローを上げ下げすると、ハネがぱたぱた動きます。飛んでるみたいだね~。

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コウノトリは、ハネを広げると2メートルにもなるんだよ。
大人のコウノトリは、声を出してなかないよ。くちばしを合わせてカタカタ、
クラッタリングでコミュニケーション。

これを機会に、コウノトリに興味をもってもらえたかな。
みなさまご参加ありがとうございました。

(フロアスタッフいしくら)

■第2回高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾 4日目■ 

生きもの調査体験ツアーin台湾4日目です。
今日の朝のカリキュラムは、昨日動物園内の遊歩道にしかけたコウモリを捕える罠、ハープトラップを確認しに行きました。成果はタイワンカグラコウモリが1匹と、昨年に比べると数が少なかったですが、初めて間近で見るコウモリに、みんな目を輝かせていました。
  
<左:動物園内に設置したコウモリ用ハープトラップの結果を見回る>
<右:やったー!タイワンカグラコウモリ(Hipposideros armiger)がかかっていた>

  

<タイワンカグラコウモリ(Hipposideros armiger)> <ハープトラップを回収>

その後、台湾におけるコウモリ研究の第一人者、林良恭先生(台中市にある東海大学生物系教授)から講義を受けた後、グループごとにコウモリの個体計測方法や、DNA調査のためのサンプル採取(コウモリの飛膜を小さく切り取る)方法などを学びました。


昼からは、この4日間で学び、印象に残った生きものについて、日本と台湾の高校生が8つの混合グループに分かれ、合同で1枚のポスターを製作しました。1時間と限られた時間しか与えられない中、片言の英語とジェスチャーだけで、少しでも完成度の高いものを作ろうと必死でがんばっていました。 製作後、1グループずつ5分の発表をしました。発表方法も各グループ趣向を凝らし、英語やアクションを使いながら発表する班、軽妙な話術で笑わせながら知識不足をごまかす!?班など、様々でした。最後に、高校生、講師、スタッフ全員での投票で上位3位を決定し、表彰がありました。
  
  
  

いよいよフィナーレ。日本の高校生からのサプライズとして、台湾の高校生へのメッセージカードのプレゼントがありました。彼らはこの準備のため、生きもの調査から帰ったあと、ホテルの一室に集まって夜遅くまでがんばっていました。 心を込めて作った色紙に台湾側の高校生もすごく喜んでくれていました。
  
<前夜のカード準備の様子>      <メッセージカードを渡す、緊張の瞬間>
  
<メッセージカードを渡す。なんとなく照れ臭い、でも嬉しい。>

  
左右とも:入賞グループ>

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<入賞グループ>            <無事に修了式を終えることができました>

閉会式後に、一旦夕食を取りに市内レストランに向かった後、動物園に戻りました。今回は2日間短縮日程だったこともあり、延長カリキュラムが組まれ、動物園の研究者があらかじめ捕獲しておいてくれた有毒ヘビを観察しながら、ひとはく太田先生から説明を受けました。
  

<左:動物園のスタッフが捕まえてくれたタイワンアオハブ(Trimeresurus stejnegeri)を観察>
<右:プラケースの実物を前に、毒蛇の毒の作用、毒蛇に咬まれた際の処置について説明を受ける>

明日はいよいよ最終日です!

公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平

■第2回高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾 3日目■

生きもの調査体験ツアーin台湾3日目です。今日は盛りだくさんの1日になりました。
朝7時半にバスで出発し、台北市内で一番古く、300年近い歴史をもつ龍山寺の参拝に向かいました。
  
龍山寺(18世紀半ばに建てられた台湾で一番古いお寺)の見学>


拝観後、台北市立動物園にバス移動し、遊歩道の散策とハコガメ追跡調査体験をしました。
台北市立動物園では、個体数の減少したハコガメの保護に取り組んでおり、野生に放つ際に、マイクロチップをカメの甲羅に装着し、追跡調査ができるようにしているそうです。今日の体験では、動物園職員が予めチップを装着した甲羅を園内に隠し、それを受信アンテナで探し出すことを試みました。
  
<左:台北私立動物園にいたツマムラサキマダラ(Euploea mulciber)>
<右:台北私立動物園にてセマルハコガメ(Cuora flavomarginata flavomarginata)の電波発信器を使った追跡研究のレクチャー


  
発信器を装着した模型を使っての追跡のデモンストレーション

昼前には、午後からのキノボリトカゲの食性調査のため、高校生みんなでトカゲの捕獲に挑戦しました。キノボリトカゲは木の幹などに同化していて非常に見つけにくく、すばしっこいため、捕獲するのは大変です。森の中でトカゲを探し出せる眼と、素早く捕まえる腕の両方が問われ、皆が苦戦する中、 "トカゲハンター"なるセンス抜群の日本人高校生が多くのキノボリトカゲを捕まえました。
  
<左:発信器を装着した模型を使っての追跡のデモンストレーション>
<右:スウィンホーキノボリトカゲ(Japalura swinhonis)の雄>

昼食後にはみんなが楽しみにしていたキノボリトカゲの食性調査です。

ひとはくの太田先生の指導のもと、キノボリトカゲの胃にスポイトで水を流し込み、再び吸い出して、何を食べていたかを調べます。
繊細な手の動きが要求されることから、高校生たちも恐る恐るといった様子でしたが、トカゲを傷つけまいと、真剣な表情で取り組みました。個体によって食べている量や内容物が違うのですが、主にアリやハエの仲間などが胃の中から取り出されました。
  
<雌をノギスを使って測定> <一人ずつスウィンホーキノボリトカゲの胃内容を吸いてみる>

  

<左:スウィンホーキノボリトカゲの胃内容を吸いてみる>
<右:吸い出された胃内容物の一例、アリや他の昆虫の外骨格の破片などが含まれている>

夜には、明日のコウモリ観察のための捕獲トラップを、遊歩道に設置しに行きました。明日の朝、どんなコウモリがかかっているか楽しみです!
  
<コウモリ捕獲用のハープネットの解説と設置>

公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平

■第2回高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾 2日目■

08021005.JPG <東眼山森林遊楽区はやや標高があるためスギの仲間なども生えており、表面には蘚苔類や地衣類も見られる>

2日目の今日、午前中は、東眼山の施設周辺の遊歩道を散策しながら、コケ植物の観察・採集と、トカゲ(キグチキノボリトカゲ)やヘビ(ナンダなど)などの動物と昆虫などの観察をしました。昨年に比べて今年は多くのトンボを見ることができ、高校生たちは捕虫網で捕獲しながら、その特徴を観察していました。

  
        <東眼山森林遊楽区で様々な昆虫などを観察>
  

  
<左:ヤブヤンマ(Polycanthagyna melanictera: 左側)と右ヒロオビオニヤンマ(Anotogaster klossi:右側)>
<右:キグチキノボリトカゲ(Japalura polygonata xanthostoma)の雌>

午後からはコケ植物の観察と同定です。秋山先生の指導のもと、双眼実体顕微鏡やルーペを駆使しながら、数種類のコケの形態をじっくりと観察しました。コケ植物の観察をするのは初めての高校生が多く、興味を持って取り組んでいるのが伺えました。

  
<東眼山森林遊楽区内で採集したコケの仲間を観察>


  
<台北市立動物園のパンダ舎2階レストランで行われた歓迎晩餐会>

夕方に東眼山を後にし、バスで台北市立動物園に向かいました。
夕食の後は早速夜間観察に出発。東眼山での夜間観察と同じく、ライトトラップや遊歩道沿いの生物観察でしたが、高地の東眼山とは明らかに生物相の違いが見られ、標高の低い台北市内にやってきたことを実感しているようでした。
また、ここではハグルマヤママユという希少な蛾を観察することもでき、蛾の好きな高校生が嬉しそうな表情をしているのが印象的でした。

  
<左:台北市立動物園内で実施したライトトラップで集まった昆虫を吸虫管を使って採集>
<右:イソウロウグモ(Argyrodes sp.) のオオジョロウグモ(Nephila pilipes)への労働寄生について解説中>

それにしても、台湾に来る前から、ツアー期間中は雨予報ばかりだったはずですが、我々が野外フィールドに出る時に限って、なぜか雨が止み、屋内作業に入ると雨が降るという幸運がずっと続いています。この状況が最終の8月5日まで持ってくれますように!

公益財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平

■第2回高校生のための生きもの調査体験ツアー1日目■ 


 去年に始まった「高校生のための生きもの調査体験ツアー」も、今年で2回目となりました。 台風9号、10号と立て続けに2つの台風が台湾に上陸したことから、残念ながら2日遅れの開催となりましたが、今日、2つの航空便に分かれて渡航、台湾に無事到着し、スタートしました。

    関西国際空港より出発          台湾桃園国際空港に到着
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 桃園国際空港で合流、バスに乗って、まずは台湾北部の高地、東眼山の自然教育センターに向かいました。到着と同時に土砂降りの雨。スーツケースを抱えながら、なんとかセンターの屋根に逃げ込みましたが、みんなびしょ濡れ。いきなり着替えからのスタートです。
 その後、日本と台湾の高校生がグループごとに着席、英語や身振り手振りで自己紹介をしながら初対面の交流がなされました。まだ緊張感が解けていない中、台湾の高校生たちからサプライズのウェルカムカードを1人ずつもらい、日本の高校生たちも緊張が溶けたような笑顔を見せてくれました。
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 夕食の後は、今年1回目の夜間観察。 遊歩道沿いに生息するヘビ(シュウダやバイカダなど無毒のもの)やキグチキノボリトカゲ、カエル(スウィンホーガエル、ヒキガエルの仲間)などを観察しました。

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 また、施設前では恒例のライトトラップを実施、去年のツアーでは現れなかったヤママユやオオミズアオも姿を見せてくれました。

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 明日は夕方まで東眼山に滞在し、昼間に活動する生きもの達を観察する予定です。 まだ始まったばかりのツアー、高校生たちの成長を見るのが楽しみです!


公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平

 兵庫県立北須磨高等学校のサイエンスクラブ部員3名が来館し、ひとはくの岩石試料を用いて放射線測定実験を行いました。
 同校サイエンスクラブは、日本各地の中高校生が自然環境中の放射線を測定し、放射線地図を作るプロジェクト「ゆりかもめプロジェクト」にも参加しています。今日は、ひとはくが所蔵する岩石試料の中でも兵庫県内の岩石試料を中心に、ガイガー計数管方式の放射線測定器を用いて、岩石種による放射線量の違いを測定するために来館しました。
 高校生が自分たちの住む自然環境に興味を持ち、連携して調査を行っていこうとすることは、地球環境を次の世代に引き継いでいく上でも素晴らしいことです。北須磨高校サイエンスクラブの生徒の皆さんは、8月11日に福島県で行われる情報交換会を目指してデータをまとめていくそうですが、今後の継続した取り組みへ向けエールを送りたいと思います。

ガイガー計数管方式の放射線測定器を用いて岩石種ごとの放射線量を測定

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佐藤事業推進部長(兵庫県立大教授)より収蔵庫内の化石標本の説明を受ける
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神戸層群の植物化石の産出地点地図を見て
北須磨高校がその中心にあることを知る   展示室で兵庫の岩石の展示を見学
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兵庫県立人と自然の博物館
竹中敏浩

みなさん!夏休み、楽しんでますかー?

夏といえば・・・海!山!かき氷!怪談?!

ひとはくでは開館25周年を記念して、「ひとはく研究員のいちおし25選」の展示をおこなっています。

そのひとつ「こわい?かわいい??ひょうごの妖怪25選」

ちょっとこわくて、とってもかわいい妖怪たちが、博物館のあちらこちらで

みなさんをお待ちしてるんです(^O^)/

 

7/30(日)はかせと学ぼう!「妖怪の絵をみてみよう!」は、
そんな妖怪たちについて、紹介をしました!

解説するのは・・・妖怪はかせ!こと、大平研究員です。(大平研究員についてはコチラをごらんください→

 

自然豊かな兵庫県には妖怪の伝承がたくさんあり、100種類以上の妖怪がいたんだって。

その中でも、大平研究員のいちおし25体を、クイズを交えながら紹介!

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妖怪について書かれた古い書物や、浮世絵も見せてもらいましたよ!

普段は収蔵庫に大切に保管されている貴重な資料です。

美しい浮世絵に、みんな目がくぎづけです。

  

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 その後、みんなでかっぱのお皿づくり!かわいいカッパさん発見☆彡

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みんなでかっぱに変身して、はいチーズ!!

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 参加してくださったみなさま!ありがとうございました!!

ひとはくは夏休み中、休まず開館しています。

たくさんのイベントをご用意して、みなさまのお越しをお待ちしてます!

 

フロアスタッフ かどはまえりこ

2017年6月27日に宝塚市の中山五月台小学校に   School(スクール)キャラバン に行ってきました!


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▲中山五月台小学校                                                ▲「ゆめはく」が到着


中山五月台小学校は、アカマツ林やコナラ林などの森の緑に囲まれた素敵な学校です。
 移動博物館車(2t トラック)「ゆめはく」は、学校に到着すると体育館のそばに駐車し、展示室へと変身!?



体育館では、
ノコギリクワガタの拡大模型やティラノサウルスと頭骨のレプリカなどの展示や
くるくる回るタネをもつ植物の標本展示、さわれる化石の解説コーナーを設けました。
また昆虫のキューブパズルや恐竜のキューブパズルなどのコーナーなども用意しましたよ。


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▲ ノコギリクワガタの拡大模型を下から観察       ▲本物の化石をさわっています

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▲研究員から恐竜化石のお話を聞いています     ▲研究員からのアンモナイトの説明を聞いています


体育館のそばで、展示室に変身した「ゆめはく」では、キレイな昆虫が展示してあり、
この中から自分が選んだカードと同じものを見つける「むしむしみっけ」を行いました。

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▲キレイな昆虫標本を「ゆめはく」の中で展示     ▲みんなで「むしむしみっけ」をやっています

 
体育館と「ゆめはく」では、時間ごとに、いろいろな学年の児童が見に来てくれて賑わっていました。

一方で、それぞれの学年にあわせて、研究員が里山のお話や、校庭にでて植物の観察などを行いました。

 

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▲研究員による里山のお話                ▲校庭にでて研究員と一緒に植物観察

 

 

お世話をいただいた先生方、ありがとうございました。


学校の夏休み期間は、Schoolキャラバンもお休みです。



ひとはくは、夏休み期間は休まずオープンしていて、いろいろなプログラムをやってま~す。

ホームページをチェックして ひとはくに来て下さいネ!

 

                       【スタッフ:古谷 裕・石田弘明・塚本健司・小舘誓治(記)】

  ひとはく研究員の情報提供などが・・・ヒアリ対策などの
  未経験の事象に対処するときこそ、研究機関の役割が重要になります。
  これまで蓄積した学術情報や基礎的な情報、自然史標本を活用し、
  生涯学習機関とのして役割を果たしたいと思います!
 
 ひとはく研究員が世界を救う!!日本で一番 熱い 博物館!!つづき でございますね! 

 ヒアリに続き、マダニについても・・・・
 マスコミに大きく取り上げられている状況でございます。

 そのようななか、本日はマダニについて株式会社TBSテレビから取材がありました!

 マダニ研究20年の山内研究員への取材の様子(ほんの一部ですが・・)をお伝えします!

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 取材中ですが・・子どもたちや大人の方へ熱く昆虫について解説しています!

 自然な感じが、ひとはくのいいところですね~
 でも・・周りの方がテレビ関係の取材している?と・・うすうす感じられて・・・
 みなさん・・あれどっかで?・・みたことある研究員?・・
 テレビで見たことあるで~ あの男性・・・マイク付けてるで~とヒソヒソ話が・・・
 そうなんです・・・最近、マダニでテレビに出演中の山内研究員なんです!
 ひとはく研究員は・・・
 A○B48のように・・会いにいける研究員なんです!
 気付かれた時は・・・みなさん少し興奮されている様子でした!

 実は・・聞くところによりますと・・・山内研究員
 またまた・・・体を張る 取材も敢行されたとか・・・
 アクション・演技派 研究員ですね~
 どのような映像が放送されるか、楽しみですね!
 
 放送番組は・・・
 
 7月29日(土)午後10時放送 TBS(関西は毎日放送)
 『新・情報7daysニュースキャスター』(予定)です!!


                           
生涯学習課 中前 純一



本日のワークショップは
「ツキノワグマだ!ガオ~」

クマのぼうしを作ってツキノワグマになりきりました♪

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みなさん丁寧にのりをつけたり、
かわいい目を描いたり、
一生懸命作っていましたよ♪

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とってもかわいいツキノワグマですね(*^_^*)


ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました



次回のワークショップは、
7月28日(金)
「化石のレプリカに色をぬろう!」
石膏で作った化石のレプリカに色をぬろう!
時間:10:30~16:00 随時受付/11:30~13:00は昼休憩  
場所:4階オープン・ラボ   参加費100円
定員50名 ※材料がなくなり次第終了します。

みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

 

フロアスタッフ くまもとまなみ




ひとはくは・・平成29年4月1日から当館の観覧料等を一部改正し、
今まで有料であった高校生の観覧料が4月1日より、無料となっています!
クラブ活動、夏休みの課題研究やレポート作成で、ひとはくを利用されてはいかがでしょうか?
また、夏休みの学校帰りなどに・・ちょっと・・ひとはくへ
落ち着いた環境なので・・自習勉強にも最適ですよ!(WiFiも無料で利用できます!)


クラブ活動では・・・
7月17日(月・祝)には、県立北摂三田高校邦楽部によるサロンコンサートを開催されました!
つづいて・・・
8月11日(金・祝)には、北摂三田高校吹奏楽部によるサロンコンサートを開催します!

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    日時 8月11日(金・祝)12:15~
  場所 兵庫県立人と自然の博物館4階ひとはくサロン
    出演 兵庫県立北摂三田高等学校吹奏楽部

  さて、本日は!県立三田祥雲館高等学校の生徒さん達が来館してくれました!
  三橋研究員の特注セミナーの様子です!! 
  セミナーでは地理ソフトを利用して研究方法のアドバイスも行われました!!
  生徒さん達の研究成果が楽しみですね!! 
      P1030916.JPG 
 ※三橋研究員の指導を受けた学校は・・・
   研究成果において全国最優秀・文部科学大臣賞など数多くでておりますね~
   あるところからは・・・キングメーカー三橋と呼ばれているとか・・・
   
   昨日も・・・ある学校から最優秀を受賞しましたと・・うれしい報告があったようです!

  高校生のみなさん!
  クラブ活動、夏休みの課題研究やレポート作成において
  ひとはくに来館して・・・研究員に相談してみませんか?
  きっと、みなさんのお役にたつと思いますよ!!

  また、7月30日からは!
  第2回「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」に多くの高校生が参加します!
  ツアーの様子は昨年同様にブログで紹介しますね!
 
 ひとはくは高校生の学びを支援していきます! 

                            生涯学習課  中前 純一






  ひとはく研究員の情報提供などが・・・ヒアリ対策などの
  未経験の事象に対処するときこそ、研究機関の役割が重要になります。
  これまで蓄積した学術情報や基礎的な情報、自然史標本を活用し、
  生涯学習機関とのして役割を果たしたいと思います!
 
 ひとはく研究員が世界を救う!!日本で一番 熱い 博物館!!でございますね! 
 
 最近、ひとはく研究員が体を張る 取材もたびたび・・・ 
 
 某 読○テレビのニュース番組で蚊について、Y内研究員が解説・・・
 二酸化炭素と蚊の関係を説明していたら・・・
 なぜか・・・蚊がたくさんいる 箱のなかにY内研究員が腕を入れて・・・
 実証実験に・・・
 腕が蚊だらけに・・・滅茶苦茶に刺される映像がお茶の間に・・・(涙)
 (本当はテレビ局のスタッフが腕を入れることだったのですが・・なぜかY内研究員が・・
 まさに芸人さんの職務領域まできています!)
 
 同じくY内研究員 某 東京 お台場にあるテレビ局の『Mr.サ○デー』
 7月23日(日)22:00~23:15 放送
 マダニについての取材を受けております。
 さて・・どんな映像が・・放映されたのか・・要約ですが・・
 ※これも・・マダニを手のひらにのせて・・・(リポーターの方がかなり・・驚愕され・・)
  マダニから身を守る最適な服装を紹介し、山道で調査を開始
  マダニを採取、足元に付着したマダニは、膝の裏や股間などの柔らかく湿った場所を目指す。
  マダニの唾液には痛みやかゆみを抑えるので、刺されてもほとんどの人は気付かないという。
  この日は30分で約40匹のマダニを採取した。
  マダニは致死率の高いウイルスを持っている可能性がある。
  SFTSは致死率20%以上。Y内研究員は、刺されて具合が悪くなったら
  すみやかに医療機関を受診するよう勧めた。


 と先週ブログ掲載しておりましたが・・・・・
 
 ヒアリに続き、マダニについても・・・・
 マスコミに大きく取り上げられている状況でございます。

 7月26日(水)も 某 テレビ○日のワイドショ―にY内研究員が出演しマダニについて解説しております!
 
 マダニなどの衛生動物がどのような姿かたちをしているのかを知っていただき、
 被害の予防に役立てていただけたらと思います。ということで・・・

 「ひとはく研究員のいちおし25選(夏の部)」マダニ等の衛生動物の標本も展示しています!!
     25summer05-amblyomma.jpg   
 
 衛生動物の実物標本をご覧になったことのある方は少ないと思います。
 当館は今年で開館25周年を迎えました。
 そこで、この数字にちなみ、当館に収蔵されている衛生動物25種類の標本を選び、
 その危険性やエピソードを交えて紹介しています。

 ぜひ!ひとはく2階多様性フロアにお越しください!!


                      生涯学習課 中前 純一


ユニバーサル・ミュージアムをめざして94

違和感あり!ー2

三谷 雅純(みたに まさずみ)




 杉田俊介さんとの対談『現代思想』2017年5月号「特集=障害者――思想と実践――」『「障害者+健常者運動」最前線――あいだをつなぐ「言葉」』,青土社)(6) の中で,熊谷晋一郎さんは「『健常』を自認するマジョリティが作るコミュニティと,障がい者などマイノリティのコミュニティの間には大きな壁がある」とおっしゃっています(39ページ).元来、地続きのマジョリティとマイノリティに間に「大きな壁がある」.そう言われて素直にわたしが頷(うなず)けるのは,「健常」を自認する人たちに,わたしが障がい者コミュニティの一員として繰り返し自分たちの立場を説明するのだが,憶えているのはその時だけで,明日になれば,きれいさっぱり忘れている.そうした体験が積み重なるときです.しかし「健常」を自認する方も,我われマイノリティが感じるストレスと同様のストレスを感じている人が多くいるらしい.これは「健常者」の立場から発言をしていた杉田さんがおっしゃったことです.

 熊谷晋一郎さんは、この対談の中で,とても大切なことを言っておられます.それは,

「当事者研究の中で大事にしている理念の一つに,『責任』という概念があります.被害者として自己規定するというよりも,何か人生に問いを投げかけられてそれに応答しなければならないという責任を課せられている存在として,自分のことを見なす,ということですね」(43ページ)

という言葉です.ここでは「健常」を自認する人も障がい者も同じです.我われは自分のことを「被害者として自己規定」しがちです.皆が忘れがちな他人の立場を思い出してもらうには,自己主張である「被害者としての自己規定」が必要です.大きなストレスを感じている人なら誰でも,被害者として自己主張しなければなりません.しかし「被害者としての自己主張」だけでは前に進めません.もともと人は「被害者」としてだけ生きているはずはない.いわば「被害者」でもあり,「加害者」でもあるのです.社会的には,もともと「マジョリティーもマイノリティもない」というのが建前なのです.

 熊谷さんの言葉を、介護者と終末期の人という別の角度から解釈してみましょう.

 熊谷さんは,人は「何か人生に問いを投げかけられてそれに応答しなければならないという責任を課せられている存在」だとおっしゃいます.ここでおっしゃる「責任」とは何でしょうか.「健常」を自認している人ならば,死に近い終末期の人が外出を望んでいるとして,あなたが介護者だとしたら、どのように応答するでしょう? その人が、自分は死が近いことを知っているのだが,外の空気を吸うくらい,あまり生死に関係はないとしたら,多くの人は喜んで外出に付き合うでしょう.しかし,外出が死期を早めてしまうとしたら簡単に答えは出ません.引き止める方が無難でしょうか? それでも,死ぬ前に,ひと目,外の風景を見て死にたいとおっしゃったらどうでしょう? 外出を助ける判断をする方が多いのではないでしょうか.人の思いを汲んで人は何かをしたり,あえて何もしなかったりする.そこにコミュニケーションが成立します.

 これまでの当事者研究では,障がい者を対象としてきました.熊谷さんは脳性マヒですが,わざと自分とは異なる(と一見,思われている)発達障がいを、職業的な研究者としては見てこられました.そこでどのようなことに興味を持ったのかというと,精神科医は発達障がい者が人との関係を持つことに困難がある.これは「脳の構造に障がいがある」からだと言う.しかし,そうなら反対に「脳の構造に障がいがない」とはどのようなことを言うのだろうか.そんな「健常な脳」を持つなど仮想的なことで,人は皆,大なり小なり凸凹(でこぼこ)があると考えるべきではないか.そういうことだったそうです (7)

 熊谷さんの興味には,わたしの興味と同じものを感じます(例えば「ユニバーサル・ミュージアムをめざして19: 霊長類学者がユニバーサルな事を考える理由」)(8).そしてこのような問い掛けは,仮想的に「均質な人間像」を想定して成り立つ日本社会に違和感を申し立てることでもあります.

    *

 脳性マヒ者の団体「青い芝の会」で代表をしていた横塚晃一さんが,「鏡の前に立て」と言ったそうです.この対談には

「『鏡』というのは物理的な鏡とは限らず,当事者研究の場自体が『鏡』というか,お互いを映し合う『鏡』であるはずです.それこそ精神分析ではないですが,人は真実の自己を見つめることができない.自己肯定は自己欺瞞であり,常に嘘が入ってくる.他人の言葉を通過して自己に返ってくる言葉にこそ真理が宿る.真理は私的に所有できない.自己の身体という真理ですら」(45ページ)

 という杉田さんの発言がありました.

 わたしは,どこで「横塚晃一さんが『鏡の前に立て』と言った」ということを失念していましたので,わたしの持っている横塚さんの著書から「鏡の前に立て」という言葉を探してみました.すると,有名な『母よ!殺すな』という本の中に「脳性マヒ者としての真の自覚とは、鏡の前に立ち止って(それがどんなに辛くても)自分の姿をはっきりとみつめることであり、次の瞬間再び自分の立場に帰って、社会の偏見・差別と闘うことではないでしょうか。」横塚 2007:87ページ)(9) という言葉がありました.たぶん,これが「鏡の前に立て」ということです.

 「社会の偏見・差別と闘う」などと、闘う手段によっては何とも物騒なと感じる方もいるのでしょうが,わたしは「自分の存在を社会的・客観的に見つめ直した上で,もう一度,当事者の立場に立ち還って粘り強く意見を述べることだ」と解釈しました.「鏡を見ること」とは,主観だけの思いを客観化して,マイノリティー・マジョリティーという立場を越えて回答を見つけようという障がい者側の努力であると感じたのです.

 熊谷さんはご自分が主催する当事者研修会に,元オリンピック選手やダルクの人にも参加してもらったそうです.ダルク(DARC: Drug Addiction Rehabilitation Center)というのは薬物依存症からの回復と社会復帰支援をはかる民間の支援施設のことです.その研修会について:

「切り口としては,「能力主義」と「コミュニケーション」の二つを掲げました.結構たくさんの大学生が来てくれたのですが,いわゆる障害を持っている人はもちろん,一般大学生もだし,トップ アスリートさえも能力主義で参ってしまっている.オリンピック出場選手のように超人とされる人も、熾烈なしのぎの削り合いのなかで消耗している.オリンピックの終わった後は,まるで戦争が終わった後にPTSDを抱えた傷痍軍人のような状況に陥る場合だってあるんだと,語って下さいました.ある面で,ピークを過ぎたアスリートも,ダルクと近いリカバリーの道筋を歩いているのです.超人とされる人から、障害者とされる人まで,みんな同じようなメタファー構造のなかで苦しんでいるということを感得してもらうようなイベントをやりました.」(49ページ)

とおっしゃっています.PTSDとは「心的外傷後ストレス障害」のことで,Post Traumatic Stress Disorder の頭文字をつなげたものです.この発言は,マイノリティであるかマジョリティであるかを問わず,現在の日本列島では何か異常なことが起こっている.そのことを具体的に示しています.

 もう一度書きます.

 現在の社会システムは,人びとに「実在しそうにない仮想の人間」であることを押しつけています.わたしは,そこに強い違和感があります!

---------------------------------------------------------
(6) 対談『「障害者+健常者運動」最前線――あいだをつなぐ「言葉」』(熊谷晋一郎+杉田俊介,34ページから53ページ)『現代思想』2017年5月号「特集=障害者――思想と実践――」(青土社)
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3040

(7) SYNODOS 「当事者研究」の可能性について語る(荒井裕樹 × 熊谷晋一郎)(2013年11月18日)
http://synodos.jp/welfare/6180
http://synodos.jp/welfare/6180/2
http://synodos.jp/welfare/6180/3
http://synodos.jp/welfare/6180/4
の後半(/3/4)にありました.

(8) ユニバーサル・ミュージアムをめざして19: 霊長類学者がユニバーサルな事を考える理由−2 (2012年12月11日)
http://www.hitohaku.jp/blog_old/2012/12/post_1661/

(9) 『母よ! 殺すな』(横塚晃一 著, 立岩真也 解説, 生活書院)
http://www.seikatsushoin.com/bk/9784903690148.html



三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

むしむし大好きなみなさまへ、朗報。

6月に三田市野外活動センターにて「スーパーむしむしキャンプ」をしました。
このときは、400名近くのお申し込みをいただき、残念ながら、抽選でご参加が叶わなかった方もたくさんいらっしゃいました。

よく似た内容で、9月、淡路島にて、「むしむしキャンプ」を行います(ひとはく共催)。
講師陣としては、私のほか、大学生のお兄さんお姉さんが行きます。「スーパー・・・」のように豪華じゃないですが、オカリナ演奏付き。
時期的・場所的に、カブトムシやクワガタムシはいませんけれど、あまりぱっとしないがレアなバッタや、その他、海浜性のマニアックな虫が楽しいです。

先着順での受付となっていますので、申込は、お急ぎください!!

■日時:平成29年9月9日(土)12:30~9月10日(日)12:30
■会場:国立淡路青少年交流の家(兵庫県南あわじ市阿万塩屋町757-39)
■対象:子どもとその保護者
■定員:
 テント泊 15組50名程度
 宿泊棟泊 15組70名程度 ※いずれも先着順

■参加費:
 大人 1,540円
 子ども(小学生) 1,510円
 子ども(4歳以上) 1,510円
 子ども(3歳以下) 200円

■申込み:下のチラシをダウンロードして裏面の申込書に必要事項を記入し、E-mailまたはFAXにて、国立淡路青少年交流の家へ、お申し込みください。
awaji-musimusicamp2017_leaf.pdf(チラシ:PDF1.4MB)


■募集〆切:8月10日(木)※先着順に受付します。

■お問合せ:0799−55−2696(国立淡路青少年交流の家)


(参考↓)6月24日〜25日に三田市野外活動センターで開催した「スーパーむしむしキャンプ」のようすです。
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(八木 剛 記)

23日(日)はひとはく探検隊「水辺の生きものを捕ろう!」を行いました!
仕掛けの網を使って挑戦!
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水辺は生きものの宝庫です!
さぁ、どんな生きものが見つかるかな?

ザリガニゲンゴロウメダカなど
たくさんの生きものを捕まえることができました!
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アメリカザリガニは元気いっぱいです!

夏は外に出かける機会も多く、生きものにたくさん出会えます。
お家に持ち帰って飼う場合は「責任を持って最後まで飼う」
生きものとの大切なお約束です(^^)!

暑い中ご参加いただき、ありがとうございました!

ひとはくでは、好奇心をくすぐるプログラムを準備し、
みなさんをお待ちしています!
スケジュールはコチラ
夏休みはぜひ、ひとはくへ           フロアスタッフ きただに さやの

兵庫県が発行している広報紙 ニュー ひょうご ごこく の取材がありました!

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例 平成29年春号(NO.525)平成29年4月1日発行


※「ごこく」とは、兵庫県がかつては摂津・播磨・但馬・丹波・淡路という5つの国であったことにちなみ、
「五国」をやわらかく表現。個性豊かな5つの地域が、春夏秋冬それぞれの季節ごとに見せる表情を美しい写真と
ともにお伝えします。

 とのことで・・・年4回(8月,10月,1月,4月)発行されています!
 兵庫県の広報 です!

 ついに・・ひとはくの取り組みがテレビなどで・・・
 全国規模で知られるようになり・・
 日本で一番 熱い 博物館といっても過言ではないかと思います!! 
 開館25周年記念展示もありますからね!
 
 取材といえば・・・ 

 ひとはく研究員の情報提供などが・・・ヒアリ対策などの
 未経験の事象に対処するときこそ、研究機関の役割が重要になります。
 これまで蓄積した学術情報や基礎的な情報、自然史標本を活用し、
 生涯学習機関とのして役割を果たしたいと思います!
 また・・・日本経済を動かす状況にもなっている昨今・・・
 
 最近、ひとはく研究員が体を張る 取材も・・・ 
 
 某 読○テレビのニュース番組で蚊について、Y内研究員が解説・・・
 二酸化炭素と蚊の関係を説明していたら・・・
 なぜか・・・蚊がたくさんいる 箱のなかにY内研究員が腕を入れて・・・
 実証実験に・・・
 腕が蚊だらけに・・・滅茶苦茶に刺される映像がお茶の間に・・・(涙)
 (本当はテレビ局のスタッフが腕を入れることだったのですが・・なぜかY内研究員が・・
 まさに芸人さんの職務領域まできています!)
 
 同じくY内研究員 某 東京 お台場にあるテレビ局の『Mr.サ○デー』
 7月23日(日)22:00~23:15 放送
 マダニについての取材を受けております。
 さて・・どんな映像が・・放映されるのか・・楽しみですね!

 さてさて・・・もとにもどりまして・・今回は・・
 本日・・・ひとはくに取材スタッフ・リポーターさんたちが来館され、
 館内ロケ、撮影、インタビューが行われました!
 一部ですが・・紹介しますね!
 
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 どんなページになるか・・楽しみですね!

                        生涯学習課 中前 純一








暑〜い夏がやってきました。セミたちも、元気になってきましたよ。

さてさて、恒例の「むしむしたいけん」ですが、今年は、県立有馬富士公園「出合いのゾーン」内にある「キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)」にて、開催します。おまちがえのないよう、ご案内いたします。
※ 「キッピー山のラボ」は、当館がその設立に関わり、2016年度よりプログラム運営を行っている、いわば姉妹施設です。
  ひとはくから車で15分くらいです。申しわけないですが、公共交通機関でのアクセスは、とても悪いです。

「むしむしたいけん」は、8月10日(木)〜13日(日)と15日(火)の5日間、開催します(14日(月)は、キッピー山のラボが、お休み)。

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時間は、11:00〜16:00(お昼休みあり)
参加費は、2歳以上、お一人100円。小学3年生以下の児童は保護者同伴でご入場ください。同伴の保護者の方も、お一人100円。ご協力をお願いいたします。「魔法のスタンプ」を押しますので、何度でも再入場いただけます。

内容は、だいたい、これまでと同じですが、蚊帳の中の虫は、周辺で調達していますので、ちがうと思います。
カブトムシ、クワガタムシ、セミ、バッタ、トンボ、ちょうちょ・・・いろんな虫に、たっぷり、ふれてみましょう。

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むしむしたいけん、昨年のようすは、こちら

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むしむしたいけん2017縮刷ポスター(pdf1MB)


★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

「キッピー山のラボ」では、夏休み中、「みんなのなつむし」と題して、昆虫の展示や、昆虫に関連したワークショップを、どっさりご用意しています。とくに、8月13日(日)は
「なつむしまつり」で、いろんなイベントがあります。

kippy-logo.gif natsumushileaf.jpg ← このリーフレットのPDFはキッピー山のラボHP


会期中のワークショップをいくつかご紹介すると・・・

むしさんデビュー【乳幼児向け・無料】
むしをさわったことのないおともだち、今年の夏にむしさんデビューしよう!
開催日:7月26日(水)・28日(金)・8月2日(水)・4日(金)・9日(水)16日(水)・18日(金)・23日(水)・25日(金)・30日(水)
時刻:10:30~11:30

あさムシ!【幼児~小学生向け・無料】
朝から有馬富士でむしとり!
開催日:毎週日曜日 8月27日(日)まで。
時刻:10:00~11:00 9:40~受付
持ち物:虫とり網、虫かご、帽子、水筒

生きものタッチ【どなたでも・無料】
みんな、むしとあそぼう!(presented by キッピーフレンズ)
開催日:7月23日(日)・29日(土)・30日(日)・8月6日(日)・11日(金・祝)・12日(土)・13日(日)・19日(土)・20日(日)26日(土)・27日(日)
時刻:13:00~16:00

昆虫標本づくり【小学4年生限定・参加費100円】
昆虫標本の作り方を伝授!
開催日時:8月5日(土)10:00~15:00【要事前申込:〆切 7月26日。空き状況により受付延長】
定員:15名(抽選)
※ 館内受付・往復はがき・FAXのいずれかで申込ができます。
 参加者全員の〒住所、氏名、年齢、電話、FAX番号を記入の上
 〒669-1313 三田市福島1091-2 キッピー山のラボ 『昆虫標本づくり(8月5日)』係まで。FAX: 079-569-7737
 締切後、折り返し連絡します。

むしふくじまん大会【幼児~小学生・無料】
特設ステージで、みんなのお気に入りの「虫服」を自慢してね!
開催日時:8月13日(日)14:00~15:00  受付:12:30~
定員:15名(先着順) 参加費:無料
服装:昆虫の柄や模様のついている服(和・洋・手作り・既製不問)
​ゲストコメンテーター:和田かおり(神戸ファッション美術館学芸員)

ほかにも、たくさんのプログラムがあります。
くわしくは、キッピー山のラボのページをごらんください。

(八木 剛 記)

7月17日(月)に引き続き、今日22日(土)のフロアスタッフとあそぼうは
「ひまわりモビール」でした!

今回もたくさんのお友だちが集まってくれました(^-^)

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みなさん、ひまわりのクイズやモビールの作り方などの説明を熱心に聞いてくれて
大変うれしく感じました!


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どんなひまわりモビールをつくるのかな?色をぬったり花びらを貼ったり真剣に取り組んでいます!
そして、いよいよ・・・
完成!!
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自分で作ったひまわりモビールを持って記念撮影☆彡
みなさんいい笑顔しています(^-^)ご協力ありがとうございました!

夏休みもひとはくではイベントがたくさんあります。
みなさんのお越しをお待ちしております!!

フロアスタッフ 田畑 幸司

暑い日がつづいていますが、いかがお過ごしでしょうか?
ひとはくでは夏休み期間中もイベント盛りだくさんですよ(*^_^*)


7月末のイベント情報詳細はイベントスケジュールをご覧下さい。

7月22日(土) フロアスタッフとあそぼう「ひまわりモビール」
         かわいいヒマワリのモビールをつくろう!
         時間:13:30~14:00 場所:4階オープン・ラボ
         定員:20名  参加費:無料
         ※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。
         定員になり次第終了します。

7月23日(日) ひとはく探検隊「水辺のいきものを捕ろう」
         深田公園のビオトープで生き物をとって観察しよう!
         時間:13:00~(所要時間約1時間)
         場所:4階ひとはくサロンに集合 定員:20名・参加費無料
         ※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。
         定員になり次第終了します。

7月27日(木) ワークショップ「ツキノワグマだ!ガォ~」
         クマのぼうしを作ってツキノワグマになりきろう!
         時間:10:30~16:00 随時受付/11:30~13:00は昼休憩  
         場所:4階オープン・ラボ   参加費無料
         定員50名 ※材料がなくなり次第終了します。 
 
7月28日(金) ワークショップ「化石のレプリカに色をぬろう!」
         石膏で作った化石のレプリカに色をぬろう!
         時間:10:30~16:00 随時受付/11:30~13:00は昼休憩  
         場所:4階オープン・ラボ   参加費100円
         定員50名 ※材料がなくなり次第終了します。 
 
7月29日(土) ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」
         カラフルなおゆまるから好きな色を選んで
         自分だけのオリジナル、アンモナイトをつくってみましょう。
         時間:10:30~16:00 随時受付/11:30~13:00は昼休憩  
         場所:4階オープン・ラボ   参加費100円
         定員200名 ※材料がなくなり次第終了します。  

7月30日(日) はかせと学ぼう!~妖怪の絵をみてみよう!~
         ひとはくに所蔵されている普段未公開の妖怪の資料を特別公開します!
         みんなで妖怪の絵に色をつけよう!
         時間:13:00~(所要時間約1時間)場所:4階ひとはくサロン
         定員:20名・参加費無料
         ※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。
         定員になり次第終了します。

7月31日(月) ワークショップ「はばたけ!コウノトリ」
         コウノトリの模型を作ってパタパタはばたかせてみよう!
         時間:10:30~16:00 随時受付/11:30~13:00は昼休憩  
         場所:3階展示室  参加費無料
         定員50名 ※材料がなくなり次第終了します。 




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みなさまのご参加おまちしています。




ひとはくは今年25周年です!
開館25周年記念展示「フロアスタッフのおしごと25選」
4階ひとはくサロンギャラリーで行っています!

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大人気の4コマ漫画も見れますよ~(*^_^*)

ご来館の際はぜひ、ご覧ください。
(フロアスタッフ くまもとまなみ)

 

2017年6月29日に加古川市のおりーぶ保育園にKidsキャラバンに行ってまいりました。
梅雨で雨がぱらぱら降ったりやんだりでしたが、移動博物館車「ゆめはく」の展示も実施できました。

 
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はじめに教室に全員集合しました。これはなんでしょう? 「ダンゴムシ!」

拡大模型で、こんなに大きさがちがうのに、一瞬で正解がでました。

 

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つぎはノコギリクワガタの大きな模型です。

おなかも観察したら、駐車場のゆめはくへ。

 

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ゆめはくでは「むしむしみっけ」。虫めがねを使ってじっくり観察しました。

 

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教室にもどって「さわれる化石」コーナーを体験。

これなあに? アンモナイトをさわってみたり、丹波竜の骨のレプリカを持ってみたりしました。

 

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「おおきくしてみよう」コーナーでは何でも大きく写します。キャー、ダンゴムシおおきい!うごいてる!

隣の別府幼稚園からも見にきてくれました。

 

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昆虫のキューブパズルもうまくできたよ!

 

10時から11時までの短い時間でしたが、全部のコーナーを体験。

終了後には、ゆめはくの前で記念撮影しました。

 

7月のKidsキャラバンは14日が最終日、夏休みはお休みです。

9月5日からまた始まりますので、おたのしみに!

【スタッフ:高橋 晃・古谷 裕・生野賢司・半田久美子(記)】

salon-hougaku2.jpg 人と自然の博物館では、海の日の今日、近隣の県立北摂三田高等学校邦楽部の皆さん14名にお越しいただき、「ひとはくサロンコンサート」と題して琴の演奏を披露していただきました。

演奏2回の合計で200名を超える方々にお聞きいただきました。ご来場のみなさまありがとうございました。館としても初めての試みでしたが、海の日に普段のひとはくとは少し違った企画として楽しんでいただけたとしたら、館としてもたいへん嬉しく思います。



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北摂三田高校邦楽部は、今年8月に行われる全国高等学校総合文化祭出場校に選ばれています。本日はその本番での曲を披露していただきました。曲目は牧野由多可作曲「花舞」。たいへん難しい曲でインターネット上にも大人の方々の演奏動画がアップロードされている曲目です。こんな難しい曲を経験の浅い高校生が?と思ったのですが、1年から3年14名の部員の方々が日頃の練習の成果よろしく素晴らしい演奏を披露してくれました。ありがとうございました。

ひとはくとしては、8月山の日に同じく北摂三田高校の吹奏楽部の皆さんを招いて、山の日「ひとはくサロンコンサート」を催します。山の日にはブラスバンドの音色とともに博物館の展示をお楽しみください。

生涯教育課 竹中敏浩

7月17日、京都では祇園祭の山鉾巡行と神幸祭がおこなわれていますね。
ひとはくでは、本日、夏の代表的な花ひまわりをテーマにフロアスタッフとあそぼう「ひまわりモビール」をおこないました。

花びらをはったり描いたりしてひまわりを作り、ヒモでつなげてモビールにします。

まず初めに、ひまわりの説明をして
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簡単なクイズをしました!
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ひまわりは身近な花ですが、知らないこともたくさん。

そのあとは、ひまわりの花びらをはったり描いたりしてもらって...
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完成!
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みんなかっこよくてかわいい、すてきなひまわりモビールを作ってくれました。
たくさんのご参加ありがとうございました!

7月22日(土)にも同じイベント「ひまわりモビール」を行います!
※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。

ぜひご参加ください!

フロアスタッフ ふじわら さき

ひとはくでは、7月14日(金)に記者プレビューを行いました。
神戸新聞北摂総局の神谷千晶記者にご来館いただき、展示について説明ののち展示をご覧いただきました。

    橋本佳明主任研究員から説明        大平和弘研究員から説明
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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
開館25周年記念展示「ひとはく研究員のいちおし25選」(夏の部)
ひとはくは開館25周年を迎えます。研究員が自分の研究分野の中から25周年にちなんで25点選んで展示しますが、夏の部は12の展示を行います。■植物の『○○ で かお』って、どんな かお? ■和田研究員が選ぶ兵庫のイカ・タコ類25選 ■フロアスタッフのおしごと25選 ■これってアリ?橋本研究員が選ぶアリに化けるクモ写真25選 ■山内研究員が選ぶ衛生動物25選 ■髙橋研究員が選ぶ花25選-美しい色と形 ■髙橋研究員が選ぶ木材組織25選-ミクロの美デザイン ■藤井研究員が選ぶ兵庫の水草25選 ■藤井研究員が選ぶ兵庫の湿性カヤツリグサ25選 ■藤井研究員が選ぶ兵庫の外来植物25選 ■古谷研究員が選ぶ小さな化石が見つかった学校・児童館・幼稚園25選 ■こわい?かわいい??ひょうごの妖怪25選
トピックス展「ブリキのカメ展-カメの玩具にあらわれる外来種の影響」
収集家の方が集められたカメの玩具を経時的に並べ、時代とともに色合いが、ちょうど野外で見られるカメ類の変遷に対応して、地味なものから派手なものへと変わってきている様子をご覧頂きます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

説明のあとは実際の展示を研究員と一緒にご覧いただきましたが、熱心にご質問いただきながらご覧いただきました。クモはなぜ自分をアリに似せるのでしょうか?、植物組織がしっかりと見える厚さはどのくらいなのでしょうか?、などなど。

同じようにさまざま疑問を持たれる方もおられるかと思いますが、どうぞご来館のうえ、展示をご覧いただきますようお願いします。
  ■これってアリ?橋本研究員が選ぶアリに化けるクモ写真25選
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  ■髙橋研究員が選ぶ木材組織25選-ミクロの美デザイン(左下)
  ■トピックス展「ブリキのカメ展-カメの玩具にあらわれる外来種の影響」(右下)
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また、広報プレビューを行っている傍らでは、フロアスタッフの勉強会が開かれていました。
ひとはくの職員一同このように準備を重ね、みなさまのご来館をお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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生涯学習課 竹中敏浩


7月9日(日)、フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」アメリカマストドンを描こう!
を行いました!
前日に引き続き、たーくさんの方が参加してくれました☆

はじめにアメリカマストドンについてのお話をして、
さぁ!描いてみましょう!!

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大きな大きなアメリカマストドン、どのアングルから描こうかな?
みんなでぐるりと取り巻いて、じっくり観察しながら描いています。

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フロアスタッフとあそぼう!
「画はくの日」は、親子での参加、大歓迎ですよ~!!
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みなさん大迫力のアメリカマストドンを描きあげてくれました\(^o^)/
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ご参加のみなさま、ありがとうございました☆彡
約1か月、4階ひとはくサロンに掲示しています!ぜひ見に来てくださいね♪
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さて、今週末のフロアスタッフとあそぼうは・・・
「セミのペーパークラフト」
夏の昆虫といえば、「セミ」!
みんなでセミのペーパークラフトをつくってみましょう。←詳しくはこちらをクリック

みなさまのお越しをお待ちしております!

フロアスタッフ かどはま

ひとはくは・・平成29年4月1日から当館の観覧料等を一部改正し、
今まで有料であった高校生の観覧料が4月1日より、無料となっています!
クラブ活動、夏休みの課題研究やレポート作成で、ひとはくを利用されてはいかがでしょうか?
また、夏休みの学校帰りなどに・・ちょっと・・ひとはくへ
落ち着いた環境なので・・自習勉強にも最適ですよ!(WiFiも無料で利用できます!)

クラブ活動では・・・
7月17日(月・祝)には、県立北摂三田高校邦楽部によるサロンコンサートを開催します。
この機会に琴の調べの深さに触れてみませんか。
今回演奏していただく県立北摂三田高等学校邦楽部は、全国高等学校総合文化祭の常連として活躍し、今年も8月1日宮城県で行われる大会に県代表として出場予定です。琴と言えば、お正月によく耳にする「春の海」などのイメージを持っておられると思いますが、今回の演奏は十三弦と十七弦を用いてオーケストラのような広がりと深い情景描写の感じられる曲目です。
日本の伝統楽器がこんな音楽を奏でるのだと驚いていただけることと思います!
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8月11日(金・祝)には吹奏楽部によるサロンコンサートも開催されます!

夏休みの課題研究やレポート作成では・・・

高校生のみなさんの教育支援や地域の自然や環境に関する問い合わせに対応しています。
ひとはくには、分野ごとに精通した研究員がいますので、様々な質問や問い合わせに対応することができます。

>>当館の研究員の一覧はこちらをご覧ください
>>ひとはくセミナー ~ひとはくで学ぶ~
>>お問合わせはこちら

環境学習や総合学習のテーマ設定や指導、様々なかたちでひとはくの高度利用が進められています。
さらに、より密接な連携を推進するために、高等学校と学校教育支援に関する協定を結び、
相互に連携した授業(高校連携セミナー)やイベント等を行っています。
これまでに、県立有馬高校県立三田祥雲館高校など連携した教育プログラムを実施しています。

県立有馬高校連携セミナーの様子
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これまでに博物館と学校の連携によって行った事例は多数あります。
部活動での利用、地域づくりイベントへの参画、共同での展示会の実施やイベントの開催、
野外セミナー、共生のひろば などの参加などがあります。ぜひ参考にご覧ください。

 >> 「学校との連携事例」はこちら 
 >>   県立宝塚北高等学校グローバルサイエンス科による卒業研究発表会
 >> 「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」はこちら
 >>   第2回「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」の事前学習会
 >>   県立篠山東雲高等学校によるひとはく入口前花壇装飾実習
 >>   開館25周年記念ミニ企画展「高校生が選ぶ六甲山のキノコ25選」
 >> 「第9回サイエンスフェアin兵庫」


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エントランスホールに学校紹介パネルを展示しています!
ひとはくへお越しの際はぜひ!ご覧下さい!                                                         
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おまけ・・・
実は・・ひとはくで・・レアですが(不定期・人気がありすぐに売り切れる・問い合せ不可)
ひとはくによく来館される方だけの・ひみつ?
連携している県立有馬高校人と自然科県立篠山東雲高校地域農業科の生徒のみなさんが
実習で栽培した新鮮な野菜を販売しているんです。(レアなので・・遭遇したら幸運です!)
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今回、野菜を持ってこられた県立有馬高校人と自然科の新任のY先生に野菜の取扱の
お話をお伺いする中で・・
なんと!第5回ボルネオジャングルスクールの卒業生とのこと!
小学校6年生で参加し、ボルネオジャングルスクールはいい思い出で、昨日のように覚えています!
ダナンバレー研究用ロッジ、夜の動植物観察、マリアッティ博士のお話
ボルネオでの様々な体験が自分の将来を考えるきっかけにもなり、教育の道へ進みました!
ひとはくと関係している学校にこれてうれしいです!
これからもひとはくと連携して生徒たちによりよい農業・環境教育を実践したいです!
と こころ強い言葉をいただきました!

ひとはくの25年取り組みは・・・教育の人材育成にも大いに貢献!してますね~
ボルネオジャングルスクール卒業生の活躍はひとはくにとっても大変うれしいですね~
さて・・
25周年ということで「ひとはく研究員のいちおし25選(夏の部)」が7月15日(土)より開催されます!
ひとはく研究員が自らの研究分野の中から、開館25周年にちなんで25点選んで展示します。
ひとはく研究員の熱い思いが・・・
それでは・・高校生のみなさんのお越しをお待ちしておりますね!

                           生涯学習課 中前純一

 

兵庫県立人と自然の博物館、(公財)国際花と緑の博覧会記念協会台北市立動物園
(財)台北動物保育教育基金会が、合同で企画主体となり、7月30日(日)~8月5日(土)の日程で
実施される
第2回「高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾」
の事前学習会が開催され
近畿各地域から参加する高校生がひとはくに集まりました!

このツアーは日本からの参加高校生および台湾からの参加高校生に対して、
ひとはくの研究者および台北市立動物園研究員が指導役として付き、
研究員それぞれの専門分野の視点から、台湾北部のフィールドで動物や植物、昆虫を観察、
採集するなど、生物相調査を実施し、本格的な生態研究を体験すると共に、 海外の青少年との
交流によるコミュニケーション能力の向上を図ります!

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ひとはくだからできるプレミアムアクティブラーニングですね!

そんなプレミアムな・・・事前学習会の内容をわずかではありますがレポートいたします!

参加高校生の自己紹介
  生物の学びを極めたい!知力を充実させたい!
  生き物が好きで情熱が湧いて・・応募しました!
  キノコ博士になりたい!
  なかには昨年のツアーに参加して・・・まだまだ勉強をしたい!
  高校生のみなさんがツアーへの意気込みを語りました!
  まさに研究の熱さ日本一の「兵庫県立人と自然の博物館高等学校」のようですね~

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参考資料の展示
 高校生のみなさんの後方には台湾の昆虫関係の貴重な参考資料がずらりと並べてあります。
 これだけでも企画展なみの充実ですね!

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 高校生から研究員への質問が多く、ツアー期間中に・・もしかして新種大発見!が期待できそうな雰囲気です!
 
 事前学習会を通して、研究員の話をもっと聞きたい!
 また、研究についてヒントを得たのではないかと思います。
 研究って本当に楽しいですね!
 この続きは、台湾で!
 ※ツアーの様子は昨年同様にブログで紹介しますね!
 
 ひとはくは高校生の学びを支援していきます! 

                                   生涯学習課  中前純一






本日のフロアスタッフとあそぼう「画はくの日」
本館1階でひときわ目立っている大きなアメリカマストドンを描きました。

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平べったい頭の上の形と、山と谷をくりかえすような歯の形。まずはみんなでじっくり観察しました。   


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迫力満点!みんなお気に入りの角度からアメリカマストドンを描きます。

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できたあ~!描いた作品を見せてもらい、「画はく認定書」をお渡ししました。 アメリカマストドンを囲んで子どもも大人もいっしょに画はくの日!


「来てのお楽しみ♪」の画はくの日ですが、こっそりお教えします。
実は明日もアメリカマストドンを描きますよ~。
紙や色鉛筆などは貸し出しをしています。
13:30に1階展示室にお集まりください。ご参加お待ちしていま~す!

(フロアスタッフ いしくら)
兵庫県立人と自然の博物館では、5月26日にヒアリが尼崎市で確認されたことを受け、7月1日より緊急速報展「ヒアリとアカカミアリ」を開催しています。7月6日に東京でもヒアリが見つかったと東京都と環境省が発表したことを受け、本日は、テレビ各局4社によるこの速報展と橋本佳明研究員への取材がありました。
橋本研究員からは、展示をもとにヒアリとアカカミアリの特徴や留意すべき点を、各社ごとにていねいに回答を行いました。

各社のレポーターの方々に感想を伺うと、みなさん、「思っていたより小型でこんな小さなアリが人の命を脅かすような被害を起こすのか?!」と驚かれます。
市民のみなさんも本館のホームページに掲示している解説などをもとに、ヒアリの防除について必要な知識を得ていただくとともに、ますます進むグローバル化のなかで外来生物の問題をお考えいただければと思います。
なお、本日の取材の内容は下の日程で放送されます。ヒアリのことについて知るための参考にしてください。

NHK神戸  7月 7日(金)18:30~ 関西ローカルニュース
毎日放送  7月 7日(金)14:15~ ちちんぷいぷい
サンテレビ 7月10日(月)21:30~ ニュースポート
J:COM  7月13日(木)10:30~

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                             生涯学習課 竹中敏浩
平成29年5月26日に国内で初めて尼崎市で確認されたヒアリは、危険な外来生物です。
その後の緊急調査により神戸港でもヒアリとアカカミアリが確認されています。
また、他府県でもヒアリが確認されています。
ヒアリとアカカミアリは攻撃性が高く、刺されると非常に激しい痛みがあり、
アレルギー反応を引き起こすこともあります。

ひとはくは
こうした被害を未然に防ぐための啓発の一環として標本を展示し、
在来種との見分け方等をパネルで解説する速報展を7月1日より開催したところ
ひとはくへ本日も・・・マスコミ各社が取材に来られました!

今回の緊急速報展「ヒアリとアカカミアリ」をはじめ
研究活動をベースとして、資料の収集や収蔵管理、展示、セミナーなどの生涯学習、
シンクタンク活動、設立当初からのポリシーである、「思索し、行動し、提言する博物館」として、
研究成果を自然環境の保全や再生、地域づくりへと繋げる試みが、
ひとはくだからできる「強み」ですね~
兵庫県のホームページにも掲載されています!
兵庫県教育委員会記者発表(平成29年6月)にも掲載されています!

お聞きするところ・・新聞社をはじめ・・・
テレビも・・・ほとんどのチャンネルが来られているとのことで
朝から橋本佳明主任研究員、生涯学習課をはじめフロアスタッフも分刻みのスケジュール調整で大忙しです。

テレビカメラ・記者の方々でひとはくサロンは報道機関臨時ブースに・・

緊張感ある取材の様子をみなさまにお伝えします!

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新聞・テレビをご覧になられたみなさま!
ぜひ!来館いただき、展示をご覧くださいね!
みなさまのお越しをお待ちしております!

                           生涯学習課 中前純一 

JR姫新線車両(たぶん2両編成新型ディーゼルカー:キハ122/127)を貸し切って、虫とりに行こう!
虫好き&鉄道好きのみなさん(自分もそうですが)には、たまらない企画です!!

「車内むしむしクイズ」、「車内むしむしたいけん」も、ご用意しています。お楽しみに!
天文台公園は、虫のレベルも、けっこう高いです。

募集期間が短くなっています。〆切に間に合うよう、お申し込みください。

実施日:平成29年8月5日(土)
会場:JR姫路駅発の列車に乗り、佐用駅下車、バスで天文台公園へ。復路は佐用駅解散。
対象:幼児〜小学生とその保護者
募集定員:80名(多数の場合抽選)
申込締切:平成29年7月13日(木)必着

申込・問合せ先は、ひとはくではありません。兵庫県西播磨県民局です。

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申込方法:このチラシ(ここからダウンロード↓)の裏面に必要事項を記入の上、郵送またはFAXで申し込んでください。
JR姫新線イベント列車「むしむし号」参加者募集チラシ(pdfファイル)

お問合せは、兵庫県西播磨県民局へ。
県のホームページもあわせてご覧ください。

(八木 剛)

ユニバーサル・ミュージアムをめざして93

違和感あり!ー1

三谷 雅純(みたに まさずみ)




 熊谷晋一郎さんは「高齢化や二次障害というのは,カフカの『変身』(1) ではありませんが,世界への信頼の構造みたいなものがガラッと失われる経験です」『現代思想』2017年5月号「特集=障害者――思想と実践――」の対談『「障害者+健常者運動」最前線――あいだをつなぐ「言葉」』(熊谷晋一郎+杉田俊介),青土社)(2)(49ページ)と述べています.そして「『ある朝起きたら身体が変わっていた』というときの痛みは急性疼痛(とうつう)で,身体に対する予期みたいなものが失われるのだけれど,やがて二次的・三次的に他者や世界に対する信頼みたいなものも失われる」(50ページ)と続けておられます.

 老人になったり何か病気になると,老眼や肩の痛みが出てくる.それは自然なことだと知っている.けれども,昨日までとは違って急に目が悪くなったり肩が痛んだりして,初めて,若い頃とは身体の反応が違うのだと気付く.寝ても十分には眠れなくなり,回復も遅い.もう歳なのだから,しかたがないと諦めもする.ただし,その時,困ったことが起こる.それは身体の反応の違いによって周りの世界が変化し始めるのだ.

 高齢になったり病気を経験したりすると,人の親切が身に染みる.人と人のつながりを強く感じる.それでも悪意をもって足を引っかける人に出会うことがある.わざと転ばそうとする人がいる.その幼稚な感性と,そんな人が実在することに,心底,驚く.たくさんいるわけではない.社会人になれば,たとえ「転ばせれば面白い」と思っても,思うだけで本当に転ばせようとはしない(と信じている).それよりも,どう付き合えばいいのかわからないのは、人が赤ん坊や高齢者といったライフ・ステージに従って変化するものだということを知ろうとしない人だ.「露骨に足を引っかけて転ばそうとする人」なら,見た人が義憤に駆られて「やめろ」と言えるが,「人はライフ・ステージによって自ずと変化する」ことを無視する人の態度には,要求してしかるべきだと多くの人が言うしかないことを、高齢者や病気を経験した人にはできないと知った上で要求していることが見て取れる.それが積み重なると「他者や世界に対する信頼みたいなものも失われる」結果になる.

 この熊谷さんの言葉は,こういう意味だと解釈しました.

    *

 熊谷さんは「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」の別の回 (3) にも取り上げました.東京大学の教員で,障がい者の当事者研究に取り組んでおられます.

 熊谷晋一郎さんは、ご自身が脳性マヒです.当然,脳性マヒ者の当事者研究をやっておられると誤解してしまいますが、そうではなく,研究としては発達障がい者,特にアスペルガー症候群の当事者研究をしておられます (4).自分自身の障がいとは異なる障がいを取り上げることを,上に挙げた対談では:

「当事者研究というと,もしかしたら『内に籠(こも)ってやっているだけ』という世間のイメージがまだあるかもしれません.しかし,いわゆるピア・カウンセリング的なものだけじゃなく(当事者研究は)それを外に開こうとしているところが、野心的な試みであり,最前線的な感じがします」(41ページ)

と,お相手の杉田俊介さんが語っています.「ピア・カウンセリング」(5) というのは,「同じような立場の人が,自分の経験を踏まえて、お互いに相談に乗り合う」といった意味です.つまり,従来なら当然のように、脳性マヒ者は脳性マヒ者,高次脳機能障がい者は高次脳機能障がい者とくくられて,そのグループのなかで意見を言い合うというのが普通でしたが,熊谷さんは,自分の障がいとは異なる障がいを取り上げている.杉田さんはそこに「人と人を結ぶ言葉があるのではないか」と言うのです.

 杉田さんは元介護現場で働いていた方です.その経験を踏まえて,

「自分のようなタイプの男性(=『健常』を自認し、社会的には権力のあるジェンダーに属する人:三谷)は,制度的にも法的にも社会資源的にも圧倒的に恵まれていて,そのことをひたすら反省し続けて,『絶望』とか言っている暇もなく,漸進(ぜんしん)的に社会変革することにコミットするしかない.(障がい者などの:三谷)マイノリティでないという絶対的な自覚の下でそう思ってきたし,今も基本的にはそう思っています.しかし,身体や無意識のレベルではそれについていけず,身がもちませんでした」(40ページ)

とおっしゃいます.また,

「私は男性の中の弱さや無能さを見つめて,自分の中の被害者意識――何に対する被害者意識かわかりませんが,複合的に自分は幸福ではない,あるいはいろいろなものに虐げられている,しかしマジョリティであるがゆえにそれを表面化することはできないし,それを言葉にしてしまうと差別になるという自縄自縛(じじょう・じばく)のなかで,だんだん自分が衰弱していく感じでしょうか」(40ページ)

ともおっしゃっています.何のために「ひたすら反省し続けて」いるのだろうかとか,「『絶望』とか言っている暇」もないのだとしたら,「絶望」に到るまで持っていた「希望」は,いったいどのようなものだったのだろうというふうに,いろいろ疑問は沸いてきます.しかし,まじめに高齢者や障がい者の介護現場で,さらに幼児を預かる現場でも,働いておられる方なら頷ける感情なのでしょう.いずれにせよ介護現場というのは杉田さんのおっしゃるように,精神的には,そうとうきつい職場だということがわかります.

 今,「健常」を自認する方の中には,障がい者などのマイノリティが感じるストレスと同様のストレスを感じている人が多くいるらしい.このこと自体は,わたし自身の脳塞栓症(のう・そくせん・しょう)の発症が,人間の生理を無視した仕事の量と加重なストレスにあったことを思えば――発症したのは,わたしにとって何の既往症もない,「健常」な中での出来事でした――大いに頷(うなず)けることです.しかし,「健常」を自認するマジョリティが作るコミュニティと障がい者などマイノリティのコミュニティの間には大きな壁がある.その壁は,多くの人にとって軽がると越えて行けるというものではないらしい.そのことを,熊谷さんは,

「もしかしたらかつてないほど,水面下ではマジョリティとマイノリティの置かれている状況や不安の中身は地続きになっているかもしれないので,極端に不安を排除に転化すると,かつてないほどに両者が相容れない様相を呈してしまう」(39ページ)

とおっしゃっています.元来、地続きのマジョリティとマイノリティに間に「大きな壁がある」と言われて,わたしに頷(うなず)けるのは,何度も何度も障がい者コミュニティの一員として,「健常」を自認するマジョリティのコミュニティに対して自分たちの立場を説明するのだが,憶えているのはその時だけで,明日になれば,きれいさっぱり忘れている.そうした体験を思い出すときです.

 しかし,それでもコミュニケーションは続けなければなりません.その努力を放棄すれば,排除の矛先は,まず,わたしを含むマイノリティに向かうことは確実だからです.そもそも「マジョリティに属すると自認している人」というのは,排除されることが恐ろしいから大勢に従っている人たちではないでしょうか.「マジョリティに属する」ことを止めてしまえば,その人たちもマイノリティとして排除される.そう予見しているのかもしれません.裏返せば,「金太郎飴のように個性のない人」など、現実にはいないのだけれど,「個性がある」と主張したのでは、この日本ではとても生活していけない.だから,もともと備わっていた個性を「ないもの」として生きている.そんな気がします.

 次に続きます.


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(1) フランツ・カフカ『変身』(青空文庫)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001235/card49866.html
 「青空文庫」というのは,著作権が消滅した作品や,著者が許諾した作品のテキストを公開している,インターネット上の電子図書館です.有名な作品が無料で読めます.

(2) 対談『「障害者+健常者運動」最前線――あいだをつなぐ「言葉」』(熊谷晋一郎+杉田俊介,34ページから53ページ)『現代思想』2017年5月号「特集=障害者――思想と実践――」(青土社)
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3040

(3) ユニバーサル・ミュージアムをめざして81: 「私だけ」のものと「あなたたち」
http://www.hitohaku.jp/blog/2016/10/post_2233/

(4) 「当事者研究に関する理論構築と自閉症スペクトラム障害研究への適用」(熊谷晋一郎,博士論文[東京大学])
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/handle/2261/59583

(5) 「ピア・カウンセリング」に限らず,「ユニバーサル・ミュージアム」や「コミュニケーション・デザイン」など,高次脳機能障がい者や失語症者には意味の取り方が難しい表音文字の続く言葉が多くて,苦労します.機会ある毎に書いていることですが,それでも理解できないようなので何度でも書きます.このような表音文字で表した言葉は,高次脳機能障がい者・失語症者は理解しにくく大変です.わたしの友人である高次脳機能障がい者や失語症者の皆さんも,このエッセイを読んでくれるのですが,「表音文字の連続は理解しにくい」と何度も言われます.これを,例えば「ピア・カウンセリング」は「相互相談」,「ユニバーサル・ミュージアム」は「皆の博物館」,「コミュニケーション・デザイン」は「交渉のあり方」といった表意文字で表せば,意味は正確ではないものの、どのような言葉かは理解してもらえます.ましてや「・」(中黒)を省いた「ピアカウンセリング」や「ユニバーサルミュージアム」,「コミュニケーションデザイン」としたのでは,頭から高次脳機能障がい者・失語症者の理解を拒んでいるのと同じです.流行っているのでしょうが,止めて下さい(と言っても,止めない人は,止めないのでしょうね).心ある人に申し上げます.一番わかり難いのは「平仮名(ひらがな)」の連続で,「片仮名(カタカナ)」だと幾分わかると聞きました.もちろん,表意文字の漢字が一番わかりやすいのです.





三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。


7月のKidsサンデーは、晴れたり、曇ったりの天気でした。

ひとはくの4階入口ちかくに巣をつくっている 
コシアカツバメ、まだまだ子育て中です。



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               ▲ コシアカツバメの親がヒナにエサを運んでいます



スズメも、コシアカツバメの巣!?で子育て中です。

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 ▲ スズメの親がヒナにエサをあたえています   




Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。



午前中は、

研究員による「サンデーぜみ『3つの小さな葉のかんさつ』」、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「展示解説『ひょうご の どうぶつ ツアー』」などが実施されました。

 

◆『3つの小さな葉 の かんさつ』では、外に出て、「3つの小さな葉がセットになって 1枚の葉」
となっている植物を観察しました。

まず、セミナー室で研究員から、お話を聞いてから...みんなで外へ。

 

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▲ 観察する植物の特徴のお話中


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▲ 外にでて、特徴をきいた植物をさがします        ▲葉っぱをちぎって、見て見て

部屋に戻ってから、葉っぱや茎を拡大して観察しました!

 

◆「展示解説『ひょうごの どうぶつ ツアー』」では、3階の展示室で
フロアスタッフがクイズを出して、みんなで答えながら展示をめぐります。

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▲ イノシシのクイズや展示の解説中


みんな~ クイズ正解したかな?

 


 

午後からは、


フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「フロアスタッフとあそぼう!『風にのって  とぶタネ』」が実施されました。
また、ひとはく連携活動グループrun♪run♪plaza(るんるん・ぷらざ)さんと研究員とのコラボによる
「run♪run♪サンデー『あ・め・ん・ぼ』」、
NPO法人 人と自然の会さんの「パネル シアター』、
研究員によるオープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」、「サンデーさーくる『ぴょんぴょんガエルを つくって あそぼう!』」
が実施されました。

 

◆今回の「フロアスタッフと あそぼう!」は、『風にのって とぶタネ』です。
みんなでくるくる回ってとぶタネとグライダーのようにとぶタネの紙のもけいをつくりました。

 

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                                         ▲ フタバガキ や ハネフクベ のタネ のもけい をつくっています

 

参加したみなさん、楽しかったかな?

 


◆「run♪run♪サンデー『あ・め・ん・ぼ』」では、
研究員からアメンボに関するお話とクイズなどをして外へ。

 
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 ▲研究員からのアメンボのお話とクイズ

 

深田公園にでて、水辺でアメンボをつかまえます。

 

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▲アメンボをつかまえています                  ▲アメンボのかんさつ

  

アメンボを捕まえることができたかな?

 


◆今回の「パネル シアター」は、『たなばた』『とべない ほたる』のお話でした。
七夕飾りもありましたよ。

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▲ 『とべない ほたる』上演中  

 


◆「解説!丹波の恐竜化石」では、丹波竜の大きさ(体長)を実際に巻尺を
使って みんなで体感しました。そのあと、3階展示室や恐竜ラボで
詳しく解説がありました。

 

 

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▲ 丹波竜の長さの体感しています                                  ▲ 恐竜以外の化石も解説


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▲恐竜ラボにて解説中
     
 参加されたキッズのみなさん、たのしかったかな?

 


◆サンデーさーくる『ぴょんぴょんガエルを つくって あそぼう!』では、研究員による
世界一大きなカエルのクイズや、そのカエルの骨格レプリカを見たりしました。
また、カエルの はねる おもちゃを工作しました。

 

 

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▲研究員によるカエルのクイズ 

     

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 ▲カエルのおもちゃを工作中



みんな、工作うまくできましたか?



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       ▲ カエルのおもちゃをもって、はいチーズ!


今回は、関西ユース(大学生のボランティア)の、
徳平さん、坂口さんが 子どもたちへのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。

 

 


次回の Kidsサンデーは、8月6日(日)に行われます。

 

 

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ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 


                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


 






7/1(土)・2(日)のフロアスタッフとあそぼうは、「風にのってとぶタネ」を行いました。

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熱帯の森の大きな木、フタバガキのタネ
グライダーのように滑空するハネフクベのタネの模型をつくりました!

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フタバガキのタネ

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ハネフクベのタネ                ▲ハネフクベのタネを飛ばしてます!


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上手につくって飛ばすことができましたね!

本物のフタバガキのタネは、1階展示室に展示されていますのでまた見に来てください♪

 ご参加ありがとうございました。 

フロアスタッフまつだ

ひとはくのホロンピアホールでは、兵庫県教育委員会阪神教育事務所主催の阪神地区第1回防災教育研修会が開催されました。

 IMG_20170627_133218.jpg    IMG_20170627_133207.jpg                                      

阪神地区の先生方が防災教育の取組等について研修をされました!
みなさん、防災とういうことで・・・
児童・生徒はもちろん、学校周辺のことも関係することから先生方は少し緊張されている様子でした!
阪神・淡路大震災やその後の自然災害の教訓を生かすため、学校防災体制の整備・充実や、
「兵庫の防災教育」の深化・充実に向けた具体的な取り組み状況や震災・学校支援チーム(EARTH)
紹介・被災地支援などの報告が行われました!

研究員による特注セミナー【地震関係】を申し込むことができるので、
学校からのリクエストに応じたテーマでの講義にも対応しています。
内容等については、ご相談ください!
次回は学校でのお越しをお待ちしておりますね!
ひとはくは がんばる先生方を応援しています!
                                                                                生涯学習課 上田雄一郎
6月25日(日)。みなさん楽しみにしていてくださったひとはく探検隊「いきものみっけ
開催の直前雨が本降りになって、深田公園には出かけられませんでした。残念!
...しかし、こんなことでは終わりません。
探険隊長のムシはかせ、山内研究員が収蔵庫から貴重な昆虫標本をたくさん持って来てくれました。

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とってもきれいな色。かわった形。みんな自分の気に入った標本を見つけて、わくわくしながら絵を描きました。

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途中、山内研究員から昆虫クイズ。みんな三択問題を一生懸命考えて、楽しい時間を過ごしました。
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ご参加ありがとうございました。

7月のひとはく探検隊は「水辺のいきものを捕ろう!です。(詳しくはクリック!)
みなさまのお越しをお待ちしています。

(フロアスタッフいしくら)
 

県立宝塚北高等学校グローバルサイエンス科では、
総合的な学習の時間には多くの理数科目や課題研究、
実践的な英語の授業等を通して、科学的探究心や表現力を高められておられます!
(理科は物理・化学・生物の3科目を履修し、実験・実習も多く取り入れておられるそうです。)
大学や博物館での講義や実習やシアトル研修で国際感覚を磨き、
グローバル社会におけるトップリーダーとなる人材を育てる実践をされています!

今回は、ひとはくと連携したその学びの実践の発表の場として、
グローバルサイエンス科の生徒さんが、
ひとはく・ホロンピアホールで卒業研究発表会
を行われましたので、
その様子をお伝えします!

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ひとはくとしても、高校生のみなさんが活躍されている姿をたいへんうれしく思います!
ぜひ、お気軽に研究発表の場として、ひとはく・ホロンピアホールを活用してくださいね!


4月より高校生の観覧料がなんと!無料です! 気軽にひとはくへお越し下さいね!
落ち着いた環境なので・・自習勉強にも最適ですよ!(WiFiも無料で利用できます)

これからもひとはくは高校生の学びを支援します!

                                  生涯学習課 中前純一

6/24(土)はフロアスタッフとあそぼう
「光るきのこのしおりをつくろう!」を行いました!

「シイノトモシビタケ」というキノコがモデルです。
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実はこのキノコ、ある生きものと同じように光っています。
なんという生きものか覚えているかな?

キノコのお話のあとは早速、つくってみましょう!
黒い紙に描いてあるキノコに、畜光パウダーをぬっていきます。
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みなさん真剣な眼差しです!

ぬれたらライトにかざして、光をためます。
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さぁどんな風に光るのかな?わくわくしますね!

3・2・1でお部屋の電気を消した瞬間...
「おお!光ってる!」という感動の声が続々と!
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本物のシイノトモシビタケみたい!
みなさんキレイに光っていました(^0^)

梅雨に入り、お外で遊べない日も続くかも...
そんな時は博物館で、楽しく学んでみませんか(^^)?

みなさんのお越しを心より、お待ちしています☆

フロアスタッフ きただに さやの
みなさんこんにちは!

今日は、梅雨のあい間の晴天でした。

エントランスホールのまわりの木々は、青々と元気に成長しています。
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近づいてよく見ると、たくさんの実がなっていました。
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植物にとって恵みの雨、適度に降ってくれるとうれしいですね!(*^_^*)

晴れたらこんな夕日が見られるかも...

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みなさまのお越しを、こころよりお待ちしております。

 ( フロアスタッフ てらお ゆみこ )


ユニバーサル・ミュージアムをめざして92

ドキュメンタリストの民俗学―2

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 金子 遊さんの『辺境のフォークロア』を読んだ感想の続きです.金子さんはドキュメンタリストで,民族誌に強い関心をお持ちです.『辺境のフォークロア』も日本列島と他の地域の,境界が滲(にじ)んだ場所の民俗とドキュメンタリーの記録です.

 金子さんはアレクサンドル・ソクーロフが映画「ドルチェ―優しく」(13) を撮った課程をていねいに追いかけます.「ドルチェ―優しく」は奄美群島のひとつ加計呂麻島(かけろま・じま)で,島尾ミホの晩年を記録した映像です.自身が作家であったミホは島尾敏雄(―・としお)の妻でした.敏雄の書いた小説『死の棘』(14) に登場する「妻」のモデルとなった女性です.

 『辺境のフォークロア』では,映画「ドルチェ―優しく」の初めに説明の(金子さんの言い方では「映画小説的な」)部分があり,その後,ドキュメンタリーの手法で加計呂麻島(かけろま・じま)のミホの生活を撮っていきます.今,「説明の」と書きましたが,もちろんこれはソクーロフが根拠なく創造した映像ではありません.ドキュメンタリー作品によくある,主題に至る部分を手短に語り,主題が,なぜ主題であるのかを,観客に納得してもらうための前置きのようなものです.ただし,その前置きは島尾ミホが自分自身で語ったのではなく,いろいろな記録をつなぎ合わせることで表したものだと思うのです.

 「映画小説的な」部分では,島尾敏雄が海軍の隊長として長崎県から加計呂麻島(かけろま・じま)に赴任してきたこと.ミホは敏雄と恋仲になったこと.敏雄が命じられるだろうと思っていた特攻攻撃は,ついに命じられることはなく,敏雄が出撃したら,短刀でのどを突いて,昔から村では「死んだ霊が村に帰るお盆に目印にした」大きな岩のところで海に飛び込むつもりでいたこと.夫・島尾敏雄の立場から小説『死の棘』に描かれたミホの精神病棟への入院などが語られたのではないでしょうか.

 それでも,これらはソクーロフにとっては前置きにすぎません.ソクーロフはこのようなことを説明した後,現在の島尾ミホと娘のマヤの暮らしをドキュメンタリーとして静かに追います.小説家として有名な島尾敏雄の妻であり,小説『死の棘』に描かれた島尾ミホのドキュメンタリーです.常識的には『死の棘』に描かれた数かずの場面を入れるというのが常套手段のように思います.ところがソクーロフはそうはしない.もっと地味な加計呂麻島(かけろま・じま)の生活を痰たんと追いかけ続けます.そこに主題となる奄美や加計呂麻島の民俗が,色濃く表れます.

「奄美大島や加計呂麻島を訪れると気づくことだが,島の外海を向いた浜では,空と陸地の境界線を目で追っていくと必ず水平の海にたどり着く.視線のつきる崖にある山の稜線の先端には,大抵,切り立った大きな岩がある.土地の人はこれを立岩(たてがん,りつがん),または『立神(たちがみ,たちがん)』と呼ぶ.古来島人は,死者の国が水平線の向こうにあると考えることが多かった.『立神(たちがみ,たちがん)』はその集落に住む人にとって『ここから先の沖に黄泉(よみ)の国がある』というランドマークであり,年に一回,(お盆の)マツリのときに集落へやってくるコーソガナシ[先祖の霊]や来訪神にとっては『こちらに集落がある』という灯台のような働きをしてきたといわれる.」(第1章 琉球・奄美考,38ページから39ページ)

 立岩(たてがん,りつがん)は映画「ドルチェ―優しく」では何度も描かれます.それは島尾敏雄が特攻に出るとき,ミホが短刀でのどを突いて入水しようとした場所であり,ミホのお母さんが潮干狩りの最中に事故で命を落とした特別な場所だからです.そして村人にとっても,生者であるか死者であるかを問わず大切にする「特別な場所」でした.ソクーロフはミホやマヤを通してそれを撮りたかったのではないか.金子さんは,そう考えます.

    *

 琉球や奄美では,広く竜宮(りゅうぐう)が黄泉(よみ)の国であったと考えているそうです.そこはまた,現世(げんせ:うつしよ)の再生も担っていて,例えば「人間は生まれるとき,赤子が遠い海の彼方から小舟に乗って浜に寄せられて来る」(第1章 琉球・奄美考,41ページ)と信じられていたそうです.『古事記』(15) 以来,今でも信仰を集める天照大神(あまてらす・おおみ・かみ)のような「太陽の神格化」ではなく,海の底に竜宮(りゅうぐう)があると考える.このことは柳田國男も『海上の道』(16) で指摘しているそうです.

 このように書くと,何だか映画「ドルチェ―優しく」は陰鬱(いんうつ)なドキュメンタリーだと思うかも知れません.しかし,映画「ドルチェ―優しく」は,まさに奄美の「優しさ」を描いた作品だと思うのです.ドルチェ (dolce) とは,イタリア語で甘いデザートのことです.それが「おだやかな」とか「甘美な」,あるいは「優しい」と意味が転用されるようになりました.実際に島尾ミホさんの『海辺の生と死』(17) という作品を読むと,底抜けに優しいミホさんのお父さんやお母さんの振るまいが語られます.例えば,お父さんが商売にしていた南洋真珠をこっそり盗み,売り飛ばしていた人をかばってやり,そればかりか,その盗人(ぬすっと)を警察からもらい受けてくる話や,お母さんが幼児のたどたどしく語る口調を暖かく見守っていた話です.お母さんが微笑みながら見守った幼児は,皆,戦争のとき,沖縄で死んでいきました.ついに成人はしなかったそうです.

 沖縄や奄美で暮らしたことのある人は,土地の人たちが「甘えている」と見ているのかもしれません.わたしは沖縄や奄美で暮らした経験はありませんが,屋久島で過ごした経験があります.屋久島は沖縄や奄美とは違うのですが,それでも屋久島の「おだやかな」「優しい」人びとのことを思い出します.ソクーロフが映画「ドルチェ―優しく」で表現したかったことは,「おだやかな」「優しい」加計呂麻島(かけろま・じま)の人びとの,生者と死者が渾然(こんぜん)一体となった民俗だったのではないでしょうか.

 島尾敏雄は小説を書くために東京に住みますが,ミホが病気になり,入院する舞台は千葉県です.加計呂麻島ではありません.仕事のために東京に出ていなければ,ミホは病気にならなかったかもしれない.屋久島の「おだやかな」「優しい」人びとのことを思うと,わたしには,そう思えます.

    *

 金子 遊さんが『辺境のフォークロア』で描いた社会のあれこれは,現在の社会とは明らかに違います.現代の社会とは違う社会を、今さらのように描いて、何か価値があるのでしょうか.このことをあからさまに言い直せば,人類学やドキュメンタリーは何のためにあるのでしょう?

 わたしは,我われの社会がひと色に染まらないためだと思います.例えば「日本文化」と安易に言ってしまうのではなく,日本列島の文化的な背景には,いろいろな ものが ある.それは今も息づいている.そのことを再確認するためには,常に努力が必要なのです.

 それをドキュメンタリストは映像で表現します.文章とは違う映像の表現です.「ドキュメントは純文学的でないと いけない」などとは言いません.商品としても完成したドキュメンタリーは数多くあります.要は、その中に努力がどこまで表れているかだと思います.

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(13) 映画「ドルチェ―優しく」アレクサンドル・ソクーロフ
http://www.queststation.com/feature/sokurov.html

(14) 『死の棘』(島尾敏雄,新潮文庫)
http://www.shinchosha.co.jp/book/116403/

(15) 『古事記』(青空文庫)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001518/card51732.html

(16) 『海上の道』(柳田國男,青空文庫)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001566/card54331.html

(17) 『海辺の生と死』(島尾ミホ,中公文庫)
http://www.chuko.co.jp/bunko/2013/07/205816.html



三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

6月17日(土)・18日(日)、熊本県立装飾古墳館で行われた「ミュージアムキッズ!全国フェア」に出展しました。
ゆめはくは、「特設ステージ」としても、活躍しました。

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18日(日)は、くまモンが、ステージにやってきました。
右は、くまモンに刀をとられてしまった、ころう君鞠智城PR隊)

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くまモンころう君、トラりん(京都国立博物館)が、ゆめはく上で、「くまモン体操」を踊りました。
3匹(?)の元気な踊りに、ゆめはくは持ちこたえられないのではないか、と、ハラハラ。

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17日(土)は、アバちゃん(長崎ペンギン水族館)が来てくれました。

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人面石くん(壱岐市立一支国博物館:壱岐市公認キャラクター)も。けっこう人気ありましたよ。

(八木 剛 記)
6月7日(水)にトライやる・ウィークの中学生3名がフロアスタッフの
お仕事を体験しました。


館内巡回や団体様のお出迎え、イベントの見本づくり。
午後からは、50名以上のお客様の前でデジタル紙芝居の上演や
展示解説のクイズの出題などを体験されました。

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展示解説のクイズを出しているところ



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イベントのツキノワグマの帽子つくってポーズ!
つくった帽子は、7/27のワークショップ『ツキノワグマだ!ガォ~』
の見本で使わせてもらいます(*^_^*)

笑顔の素敵な3人!とっても頑張ってくれました。
また、博物館にあそびに来てね。
会えるのを楽しみにしています。 

フロアスタッフ せら ゆうこ


県立篠山東雲高等学校では、「農業教育の特質を活かし、地域に貢献できる心豊かな人材の育成」をミッションとした幅広い教育活動を展開しています。
「関わるすべての人や自然・動植物を愛する心を育てる教育の推進」を実践している学校で、ひとはくでも「共生のひろば(毎年2月開催)」などで出展、発表活動を行っています。

「共生のひろば」県立篠山東雲高等学校の主な発表
篠山東雲高校の水田にすむカエル
地域資源を有効活用~ありっ竹使い切る!!~
研究紀要『人と自然』県立篠山東雲高等学校の先生の投稿
竹チップのマルチングがダイズ品種(丹波黒大豆)の栽培と雑草の防除に及ぼす影響

また、当館の研究員も直接、環境などに関わる研究について指導・助言を行っており、成果として
昨年度はなんと!「農業高校の甲子園」と呼ばれる第67回日本学校農業クラブ全国大会において、プロジェクト発表会Ⅱ類(開発・保全・創造)で見事に全国最優秀賞に輝くとともに、県下の学校教育及び社会教育の分野で、その行為が多くの人々の模範となるような立派な行為や有益な研究・発明した個人や団体を表彰し、その功績を讃える「ゆずりは賞」も受賞されています!

今回は、その学びの実践と、ひとはくと連携した現場実習として2名の先生方の指導のもと11名の生徒さんが、ひとはく入口前花壇を中心に花壇装飾実習を行われましたので、その様子をお伝えします!

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エントランスホールに学校紹介パネルを展示しています!
ひとはくへお越しの際はぜひ!ご覧下さい!


ひとはくとしても、高校生のみなさんへの支援が実を結び、活躍されている姿を 
たいへんうれしく思います!

4月より高校生の観覧料がなんと!無料です! 気軽にひとはくへお越し下さいね!
落ち着いた環境なので・・自習勉強にも最適ですよ!(WiFiも無料で利用できます)

これからもひとはくは高校生の学びを支援します!

                            生涯学習課 中前純一


6月10日、11日は画はくの日でした!今回は昆虫標本をみんなで観察し、自由に描いてみました。



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みんな、もくもくと絵を描いています(^^)




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ひとはくサロンにいっぱいのお友だちが集まってくれました!!



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こんなにたくさん描いてくれました、ありがとうございます(^O^)/



来月の画はくの日は7月8(土)、9(日)です。

みなさんのご来館をお待ちしています!!
フロアスタッフ 田畑幸司

今週6月3日(火)~6月9日(金)にも、中学生の「トライやる・ウィーク」を受け入れました。中学生の新鮮な感覚からは本当に元気をもらいます。
今週は、三田市立中学校(八景長坂富士ゆりのき台)から7名、神戸市立有馬中学校から2名が「職業としての博物館」を体験しに来てくれました。9名の中学生の成長をご報告します。

6月6日(火)初日
    植物標本作製            飼育中のダンゴムシの種類分け 
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   来館者調査の整理            昆虫標本作製の準備
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6月7日(水)
  来館者に大きな声であいさつ       来館者にデジタル紙芝居の上演
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  紙資料の虫干し
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6月8日(木)
   博物館収蔵庫で昆虫標本を見る      昆虫標本の作製
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6月9日(金)
    両生類標本のラベル付け         深田公園で素材準備
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    来館者調査のまとめ
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初日とは違った面持ちの退館式のようす    最後にみんなで記念写真
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中学生にとって本当にあっという間の4日間だったと思いますが、展示物の準備にも来館者への対応にも心配りをしながら実習している様子がうかがえました。
皆さんの成長の様子を見て、ひとはくの職員も元気をもらえました。これを機会にしながら引き続き「職業」について考えてもらえたなら、ひとはくとしても充実感を感じます。
「職業としての博物館」を体験してくれた中学生の皆さん、ありがとうございました。

生涯学習課 竹中敏浩

ユニバーサル・ミュージアムをめざして91

ドキュメンタリストの民俗学―1

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 インターネットを見てみると,テレビの世界では一時衰退していた「ドキュメンタリー」というジャンルが,また勢いを盛り返していると出て来ました.そう言えば,撮りためた記録映像を新たにまとめ直した「NHKスペシャル」「新・映像の時代」(1) は,確かに心に響くドキュメンタリーですし,「プラネット・アース」(2) は,制作費に縛られることなく撮りたいように撮れる,言い換えれば作り手の持っている才能を思いのままにぶつけることのできる作品でした.動物ドキュメンタリーの「ダーウィンが来た」(3) は,比較的若い作家が作品の良し悪しでしのぎを削る,健全な競争の場になっている気がします.

 民放では,TBS系列で放送している「世界遺産」をよく見ます.中でもアフリカ中央部の「サンガ川流域の森林地帯」(4)(つまり「ンドキの森」)はとても楽しみにしていました.「世界・ふしぎ発見!」(5) は土曜日の夜,わたしの家では夕食の後の放送なので,何も考えずに気楽に見ることができます.フジ・テレビ系列で関西テレビが制作している「ザ・ドキュメント」(6) という番組もあります.もっとも「ザ・ドキュメント」は不定期放送の上,現在は深夜の放送ですので,関西で活躍している知った人が主人公になることもあるのですが,わたしは直(じか)に見ることができませんでした(そんな時は,ある方がDVDに取って送って下さいました).

 金子 遊(ゆう)さんは映像作家を名乗っています.「映像作家」をウィッキペディアで確かめると,「映像作品の制作を専攻する作家を総称する概念」とあります.「ビデオグラファー」とも呼ばれるそうで,「コマーシャル、ドキュメンタリー、ライブイベント、短編映画、教育映画、結婚式やプロモーションビデオなど映像作品の制作」を仕事とする人とあります.つまり,何でもかんでも映像関係の仕事をすれば映像作家を呼ぶようです.

 金子さんには「民族誌学」という経歴もあります.不思議な気がしました.というのは,職業を「映像作家」という総称で括(くく)りながら,「民族誌学」では個別の学問の名がかぶせてある.しかも「民族誌学」は学問の名前であって,職業名ではないのです.ここは「ドキュメンタリスト」と「民族誌学研究者」とでもしなければ,統一がとれない気がするのですが,いかがでしょう? ちなみに,「研究者」という言葉は職業研究者を指して呼ぶことが多いのですが,何か別の職業を持っていて,市民の立場で研究をする「市民研究者」もいらっしゃいます.

 ここは,わたしが勝手に解釈して,金子さんをドキュメンタリストと呼んでおきます.違っていたら,ごめんなさい.でも国立民族学博物館に行けば,さまざまな民族の記録映像,つまりドキュメンタリーが閲覧できますし,ドキュメンタリーといっても学術的な記録だけではなく,一般のビデオ店で購入できる作家性に富んだ作品もあるからです.作家性に富んだドキュメンタリーでは,商業映画と変わらず一般の興味を引く作品があります.金子さんの本から知ったのですが,ロバート・フラハティというドキュメンタリストが,映画撮影には対象に働きかけ「創造する」方法と,なすがままにして事実を「発見する」方法があると言ったそうです.この言葉には説明が要ります.本当に「なすがまま」にしたのでは作品になりません.監視カメラの単調な映像は作品とは呼びません.「発見する」方法でも,カメラの位置を変えたり,即物的には関係ないのだけれど,テーマを象徴的に描くシーンがあれば挟んだりして,撮影者の「発見した事実」を浮かび上がらせる努力は常にあります.ましてやドキュメンタリーは作り手と対象の共同作業がなければ,作品としては完成しません.

    *

 というわけで,

 金子 遊さん『辺境のフォークロア:ポスト・コロニアル時代の自然の思考』(7) を読んでみました.日本列島に展開する文化を紹介した人類学の本だと思って読み始めました.「ポスト・コロニアル時代」からはエドワード・サイード『オリエンタリズム』(8) を思い出しますし,「自然の思考」という言葉はクロード・レヴィ=ストロース『野生の思考』(9) を想像します.それにしても,「辺境」とは何のことだ(?)と思いながら読み進めたのですが,「はじめに」で日本列島や琉球弧へ,また千島列島へとつながる曲線や,小笠原からマリアナ諸島へ,さらにヤップ島へとつながる島弧の文化的繋(つな)がりを「辺境」と呼んだのだと理解することができました.

 それにしても,次に出て来たのが「柳田國男(やなぎだ・くにお)」です.サイードやレヴィ=ストロースとは,だいぶ趣(おもむき)が違います.「柳田國男」と言えば,例えば『遠野物語(とおの・ものがたり)(10) では岩手県遠野に伝わる河童(かっぱ)や天狗(てんぐ)といった妖怪や土地に伝わる祭の由来といった農村に伝わるあれこれを記録しました.また『蝸牛考(かぎゅう[=かたつむり]・こう)』(11) では,「かたつむり」を日本各地ではどのように呼ぶかを調べ,新しい言葉は京の都(みやこ)に起こり,中部や中国,関東と四国,東北と九州に行くにしたがって,より古い言葉が残っている(つまり,昔の京都の言い方が方言として残っている)という「方言周圏説(ほうげん・しゅうけん・せつ)」のより所となった本です.ただし「方言周圏説」はあくまで一つの説に過ぎません.有名な説だと言っても,後になって間違いが見つかることは,よくあるものです.

 わたしにとって柳田國男という人は,立派な民俗学者でしたが,それこそ「辺境」の「自然の思考」を顧みなかった人に思えます.理念的な仮想の「日本」を生きた人に思え,例えば稲作農村以外の人の暮らしや,被差別者の暮らしは(本当はその多様性は大切だと分かっていたのかもしれませんが)文章で十分には表しませんでした.金子さんはそんな柳田國男を,なぜ取り上げるのだろうと不思議に感じました.しかし,これも読んでみて解ったような気がします.それは柳田國男の文献を借りた「辺境」の時間を過去に遡(さかのぼ)る試みだったのではないでしょうか.

 今はもう,都会に「自然の思考」はありません.よく捜せば,あるのかもしれませんが,たいていは痕跡が残るだけです.あるのは市場(しじょう)だけが大切だという画一的な価値観です.仮に「自然の思考」に似たものがあったとしても,それは人間の行いから染み出たものではなく,市場での価値(=生産ラインや流通,小売りの経費)だけで評価される,キレイにお化粧直しされた「商品」なのです.人類史のなかで分泌されたものの蓄積ではありません.その,今では稀な(しかし,かつてはすぐ側にあった)思考を「人びとの文字にならない語り」(つまり「口承伝承」)から読み解く試みが『辺境のフォークロア』なのです.

    *

 日本列島の南,と言うよりもフィリピン諸島の東とか,ニューギニア島(=パプア島,イリアン島)の北と言った方が分かるかもしれません.そこをミクロネシアと呼びます.ミクロネシアは,かつてドイツやイギリス,日本の植民地になり,太平洋戦争では日本帝国の統治を受けました.グアム島やサイパン島,硫黄島は太平洋戦争の歴史のなかで,わたし達にも馴染みのある名前です.またマーシャル諸島のビキニ環礁はアメリカ合衆国が何度も核実験を行ったところです.

 そのミクロネシアのサテワヌ島は,もっとも原始的な生活習慣や信仰を残す島でした.そこにはカナカ人と呼ばれる肌の黒い人びとが暮らしていました.サテワヌ島は,彫刻家で民俗学研究者の土方久功(ひじかた・ひさかつ)が7年間を過ごした島として有名です.

 土方は,島にいる間,カナカ人の女性と暮らしました.その女性や女性の親族から聞くことが多かったのかもしれません.土方の著作『サテワヌ島の神と神事』(12) の中に,島民の「霊魂」概念を書いた文章があるそうです(現物は見ていません).それを金子さんが解釈したものが以下の文章です:

「サテワヌ島の人たちが不思議だと感じたのは,人間にしても動物にしても生きているものが死んでしまうということだった.ところが,その死んだはずの人がときどき夢のなかに出てくるということが起きる.死んだ人が自分を訪ねてきて,自分と話したり笑ったりする.そこから推して考えると,人は死んで肉体がなくなっても,すっかり消えてしまうのではないらしい.死んだ人のなかにあった何かが残るのだ.――(中略)――そのようにして,肉体と霊魂の二元論が生まれてくる.」(『辺境のフォークロア』第4章 マリアナ・南洋考,p. 186)

 島では,人が死に,埋葬してから四晩経つと,霊魂を送る火を焚くそうです.「魂送り」です.

「それ(=「魂送り」)が終わると,死んだ人の霊魂は家の外を自由に歩きまわるようになる.そこへ親類たち氏族の霊魂がやってきて,さまざまな島へ連れて行って見物させてくれる.こうして,サテワヌ島民の宇宙観,宗教観ができあがる.あらゆるものが死後は霊魂になるので,それらは島民のまわりの世界に無数に満ちていて,しかもどこへでも勝手に歩きまわることができる.」(『辺境のフォークロア』第4章 マリアナ・南洋考,pp. 187-188)

 わたしはアフリカのカメルーンやコンゴ共和国で親しくなったピグミーたちが,わたしの調査に付き合って森の中で幾晩も過ごすと,家族のいるキャンプを恋しがって,夜,皆が寝静まってから,魂だけがキャンプを訪れて「妻や子どもに会ってきた」と言っていたことを思い出しました.肉体は調査地に置いたままです.

「人間が自分の親しい人の死を前にした時に持つ心情と,その心の痛みを乗り越えようとするときに描く想像力のあり方として,これほど自然に思えるかたちもないということである.ここまでくれば,自然界のあらゆる『わからないもの』の背後に霊や神が発生する段階までは,あと一歩だといっていい.」(『辺境のフォークロア』第4章 マリアナ・南洋考,p. 188)

 次に続きます.

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(1) 「NHKスペシャル」「新・映像の時代」
https://www.nhk.or.jp/special/eizo/

(2) 「プラネット・アース」
https://www.nhk-ep.co.jp/topics/planetearth2-20170317/

(3) 「ダーウィンが来た」
http://www.nhk.or.jp/darwin/

(4) TBS「世界遺産」「サンガ川流域の森林地帯」
http://www.tbs.co.jp/heritage/archive/20130331/

(5) 「世界・ふしぎ発見!」
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

(6) KTV「ザ・ドキュメント」
https://www.ktv.jp/document/

(7) 『辺境のフォークロア:ポスト・コロニアル時代の自然の思考』(金子 遊,河出書房新社)
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226194/

(8) 『オリエンタリズム』(上・下)(エドワード・W.サイード,平凡社ライブラリー)
http://www.heibonsha.co.jp/book/b160202.html

(9) 『野生の思考』(クロード・レヴィ=ストロース,みすず書房)
http://www.msz.co.jp/book/detail/01972.html

(10) 『遠野物語』(柳田国男,青空文庫)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001566/card52504.html

(11) 『蝸牛考』は青空文庫で準備中でした.作家別作品リスト:No.1566 柳田国男
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1566.html

(12) 『ヤップ離島サテワヌ島の神と神事』
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001383287-00



三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

 月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。



6月のKidsサンデーは、さわやかな感じの晴れ!
青空にコシアカツバメが  ス~イ スイ と飛んでいました。


ひとはくエントランスホールちかくでは、ヤマボウシの花が咲いています。

 

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 ▲ ヤマボウシの花
   


Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 

午前中は、
研究員による「サンデーぜみ『ヤマボウシのかんさつ』」、『絵本の国』、
ひとはく連携活動グループrun♪run♪plaza(るんるん・ぷらざ)さんによる「run♪run♪サンデー『しゃぼん玉 とばそ!』」、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「展示解説『ひょうごのぼうぶつ ツアー』」などが実施されました。

 

『ヤマボウシ の かんさつ』では、外に出てヤマボウシの木を見つけて花や葉っぱを観察しました。
セミナー室で研究員から、ヤマボウシの話を聞いてから...みんなで深田公園へ。



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▲ みんなで外に出てヤマボウシをさがします  ▲これはヤマボウシによく似たハナミズキの木です

 

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▲葉っぱをちぎって観察

 

部屋に戻ってから、花や葉っぱを観察したり、研究員の話を聞きました!

 

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▲ 部屋に戻ってみんなで、観察中


 



『絵本の国』では、深田公園でさわやかな風がふく中、ゆったりと
研究員が選んだ絵本や写真集などを楽しみました。

 

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▲ お父さんやお母さんが、読み聞かせをされている方もいました

 

お気に入りの絵本、見つかりましたか?

 


『しゃぼん玉 とばそ!』では、エントランスホールの前で、しゃぼん玉を飛ばしました



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▲子どもも、大人も、たのしそう  


みなさん、楽しんで たくさん、飛ばせましたか?





午後からは、


フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「フロアスタッフとあそぼう!」が実施されました。
それから、NPO法人 人と自然の会さんの「音のなる工作『カエルの紙コップ工作」』、
研究員によるオープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」、「サンデーさーくる『ツバメのような形の紙ヒコーキをつくってとばそう!』」
が実施されました。

 

今回の「フロアスタッフとあそぼう!」は、『ホタルをつくろう!』です。
ホタルのお話しや○×クイズをしたあと、お尻の部分が光るボタルをつくりました。

 

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▲ ○×クイズをしています           ▲ 出来たホタルをもってハイポーズ!


参加したみなさん、楽しかったかな?

 


『カエルの紙コップ工作」では、紙コップを使ったカエルの鳴き声がする工作です。
館内のあっちこっちで、カエルの鳴き声が「ゲコゲコ」していました。

 

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▲うまく出来ました、ゲコゲコ!     ▲受付をしている 「人と自然の会」の皆さん




「解説!丹波の恐竜化石」では、恐竜の化石などについて 研究員から
詳しく解説がありました。

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▲ 化石が発見された経緯の説明中
     

 おとうさんに、肩車をしてもらっているボクは、よく見えているかな?



サンデーさーくる『ツバメのような形の紙ヒコーキをつくってとばそう!』では、研究員がコシアカツバメのお話をしたあと、
ツバメ型の紙ヒコーキをつくって みんなでとばしました。

 

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▲研究員によるコシアカツバメの話       


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▲できた紙ヒコーキを とばしています。



みんな、コシアカツバメのように ス~イ スイ と、とばせた かな?





今回は、関西ユース(大学生のボランティア)の、伊藤さん、三上さん、高野さん、牧さん、
徳平さんが子どもたちへのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。


 

 次回の Kidsサンデーは、7月2日(日)に行われます。

 
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ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 


                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


 

今年もひとはくは、中学生の「トライやる・ウィーク」を2週に分けて受け入れます。まず、第1週の5月30日(火)~6月2日(金)に行った7名の中学生の成長をご報告します。

三田市立中学校(上野台狭間けやき台)から6名、宝塚市立西谷中学校から1名がひとはくの「トライやる・ウィーク」に来てくれました。

5月30日(火)初日
入館式でのやや緊張した面持ち       博物館収蔵庫で資料の整理
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5月31日(水)
深田公園の生物多様性の森で里山整備実習  台本を読んでデジタル紙芝居を上演
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6月1日(木)
地学系の博物館収蔵庫で資料整理     深田公園に出かけて水生生物の調査
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 ジーンファームの維持管理作業
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6月2日(金)
化石のレプリカを作成する型をつくる  尼崎市立浜小学校児童にアンモナイトのレプリカづくり説明
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初日とは違った面持ちの退館式のようす  みんなで記念写真
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館としてもあっという間の4日間でしたが、博物館を職場として体験してくれた中学生たちにお礼を述べたいと思います。また、参加した中学生たちがさまざまな体験を通して成長してくれることを願います。

生涯学習課 竹中敏浩

今朝はカラリとしていて、少し肌寒いお天気でしたね。
6月3日(土)、4日(日)フロアスタッフとあそぼう「ホタルをつくろう!」が行われ
たくさんの方が
参加してくれましたよ☆

今ごろの季節、水辺では美しく光るホタルに出会うことがあります。
成虫は1週間から10日間ほどしか生きられない、はかない昆虫です。
今日はその中でも、一番身近に見かけることがある「ゲンジボタル」を作ります!

スライドでホタルについてお話をした後は、○×クイズ!
みんな正解したかな??

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では作っていきますよー!

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光るこな(蓄光パウダー)のシールで光らせます!
写真はちょっと暗くて分かりにくいですが・・・^_^;

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みんなのホタルのお腹がふんわり光ってます!
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!



フロアスタッフ かどはま

今年、兵庫県立人と自然の博物館は、開館25周年を迎え、「ひとはく研究員のいちおし25選」と題した企画展を6月から2月まで順次開催します。
これに先立ち、6月2日(金)、記者プレビューを行いました。新聞4社(朝日、毎日、読売、神戸)の記者の方々が出席されましたが、研究員への質問、展示標本についての質問、標本にまつわるエピソードなど、熱心に取材いただきました。
取材をもとに新聞掲載もされると思いますが、何よりたくさんの一般の方々や子どもたちに展示をご覧いただきたいと思います。特に、展示中の植物標本シジミヘラオモダカや六甲山のキノコ標本は中学生・高校生が採集したものです。同年代の中学生や高校生はぜひご覧ください。

展示についての説明
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展示プレビュー 「高校生が選ぶ六甲山のキノコ25選」
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展示プレビュー 「黒崎先生が選ぶ、拡大して眺める頌栄標本25選」
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トライやるで博物館のお仕事体験中の中学生2名の受け入れを行いました。

s-P1140020.jpg朝の館内巡回・・・スタンプはちゃんと押せるかな?

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週末のイベント準備

s-P1140044.jpgデジタル紙芝居練習の様子
紙芝居の本番は、10名ほどのお客様の前で緊張しましたが、
しっかりはっきりセリフが言えていました。バッチリでしたよ。

フロアスタッフの職業体験お疲れ様でした。
明日からも笑顔を忘れずに頑張ってね!

フロアスタッフ せら ゆうこ


5月28日(日) ひとはく探検隊『ひとはくの岩石と鉱物』 が行われました!

今回の探検隊長は 加藤研究員!
s-P1130851.jpgフロアスタッフ作の鯰絵(なまずえ)はっぴがよくお似合いです!!

普段は公開していない めずらしい岩石や鉱物が一堂に集められました!
そして、今回は特別に クイズブック もご用意(^ ^)
クイズを解きながら、加藤研究員が順番に石を紹介します!


Q たべることができる石のなまえは?


正解は 岩塩!

実際に岩塩をなめてみました。どんな味かな?
以下、みなさんの反応!↓

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表情がいろいろ物語ってますね(笑)


続いての問題。

Q テレビみたいにものが透けてみえる石は?

正解は テレビ石

文字の上に石を置いてみてみよう。テレビのブラウン管みたいに下の文字が透けてみえるよ!


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次は2階展示室へ移動。

玄武洞の玄さんのモデルになった玄武岩(げんぶがん)が展示されているよ!
 玄武岩の特徴は6角形
※この石は5角形に見えますが、実は頭の上部分にも一つ辺があります!わかるかな?


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続いて1階展示室へ。

Q 花のなまえがついてる石は?

正解は さくら石!

さくらの花びらみたいな模様がきれいな石です。(写真中央)

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そして、これは兵庫県の天然記念物の鉱物 ヒスイ輝石!
ヒスイといえば緑色を思い浮かべますが、兵庫のヒスイの色は白!


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紫水晶(むらさきすいしょう)もきれいですね~。みんなウットリ。(写真右)


さぁ、また4階にもどってきました。

今日のために加藤研究員が特別に用意した、さまざまな岩石や鉱物たち!
手にとってじっくり観察していただきました。

 
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すきな石はあったかな?(^^)
クイズブックを使って、家でもういちどおさらいしてみてくださいね!
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ユニバーサル・ミュージアムをめざして90

ミトコンドリア・イブとY染色体・アダム―2

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 南アフリカのカラハリ砂漠に住む狩猟採集民サンには,遺伝的に近い別のグループがいます.コイコイと呼ばれる牧畜民です.コイコイは、昔は「ホッテントット」と呼ばれたそうです.サンとコイコイは隣り合った地域に住み――「隣り合った」の感覚が分かりにくいのですが,日本で言えば「隣の県」ぐらいなのでしょうか?――,遺伝的にも近いのですが,サンが狩猟採集民であるのに対して,コイコイは牧畜民だそうです.

 アフリカの乾燥地に住む牧畜民は、多くがウシを世話します.ですから、どこか日本の畜産業と同じように聞こえます.しかし,アフリカの牧畜と産業としての畜産業には大きな違いがあります.日本の畜産業は市場経済が前提です.ウシやブタを育てて市場(しじょう)に出し,小売店で売るために肉にするのです.畜産業者にとって家畜は商品です.しかしアフリカの牧畜は全く異なります.ウシは〈神からの預かり物〉です.乳を搾ったり,食肉として利用することもありますが,量はあまり多くないはずです.それよりもウシは〈財産〉として大切に保護します.例えば結婚をする時の「婚資(こんし)」としてなら,花婿が花嫁の家族に支払う貨幣のような役割をはたします.また子どもへ「相続」したりします.〈ウシ〉とは,本来,肉をとるための家畜ではなく,わたしが経験した森のなかの〈火〉と同じように,ある意味で宗教的な象徴なのです.アフリカでウシを追う若い男――狩猟採集民サンの女性が日常のカロリーや栄養を得る採集をし,男性が象徴的な「狩猟」という行為をするのと同じです――は,言ってみれば「(神に仕える)神職」のような存在だと言えます.

 ここでコイコイの生活について調べてみようとしたのですが、わたしに読める適当な文献が見つかりませんでした.それで東アフリカのケニアに住む人ですが,コイコイと同じく乾燥地に住む牧畜民のマサイの社会について調べることにしました.コイコイとは違うのでしょうが、基本は同じはずです.またマサイではありませんが,『性の人類学』河合香吏さん「チャムスの民俗生殖理論と性――欺かれる女たち」(5) という論文で東アフリカの牧畜民についてまとめておられます.これも参考になりました.

 マサイは,サンのような平等主義者ではなく,社会的階層のある社会を形作って暮らしているそうです.わたしたちの知る資本主義社会とは異なり,あくまで「神の前に」という前提があるのですが,ウシという〈財産〉を持つ人と持たない人がいる.つまり人びとの間に社会的な身分差がある.そういうことになります.

 身分の差異は人びとの婚姻観にも影響しています.狩猟採集民であるサンが明確な婚姻制度を保っているのかどうか、わたしには責任を持って言えませんが,どちらかと言えば婚姻するまでは「乱婚的」であり,いったん結婚したら「一夫一妻的」になるのではないでしょか.しかしマサイは制度として一夫多妻だそうです.多くの家族を養うには財力が必要です.人生の経験も必要なはずです.財を持ち人生経験が豊富な人というのは、普通は比較的高齢です.皆の信望を集める村長さんのような存在でしょう.そんな人が一夫多妻になるのだと思います.

 宗教も発達しています.サンは菅原さんに「死んだら砂になる」と語ったそうですが,マサイは一神教を奉じています.我われにも身近なキリスト教やユダヤ教,イスラム教と同じではありませんか.

    *

 もちろんマサイとコイコイは違います.一緒にすべきではありません.しかし,社会の基本は同じだと思っています.コイコイの社会にも「婚姻制度」や「身分」,「財産」や「宗教」といった象徴的な概念の形作った何かが存在するに違いありません.そんな気がします.

 ところが,サンとコイコイは,遺伝的にはひじょうに近いのです.サンとコイコイのふたつの民族を合わせてコイサン人,あるいはカポイドと呼びます.言葉に似たところが多くあるそうです.そしてコイサン人がひとつにまとめられているのは,外見や言葉が似ているだけではありません.Y染色体上のDNAの並びが,とてもよく似ているのです.

 Y染色体というのは,ヒトを含む哺乳類に共通の,オスの遺伝子が乗った染色体のことです.オスにだけある染色体というのですから,それに乗った遺伝子は父から息子へと伝わることを意味します.ということは,この染色体の遺伝子を調べれば父系の先祖を調べることができそうです.わたしは先ほど「Y染色体上のDNAの並びが,とても似ている」と書きました.ふたつの民族は同じ父系の祖先から出て来たに違いありません.あるいは,いつの時代かはわかりませんが,いっしょに住んだことがあるに違いありません.

 どんな生物でも突然変異は常に起こっていますが,突然変異の起こったY染色体の遺伝子がとてもよく似ているのです.しかし狩猟採食民と牧畜民です.生きている社会や生きる価値観がまるで違います.それなのに遺伝子は似ている.不思議です.

 ここで注意しておくことがあります.Y染色体に限らず,普通,突然変異は「中立的に起こる」と言われています.進化が中立的に起こるとは,大部分の突然変異は「自然淘汰の影響を受けない」という意味です.つまり、生まれたコドモに強い/弱いはないのです.ごくごくたまに,コドモが多く生まれたり,あるいは全くできなかったりするような突然変異もあるはずですが,我われの身近で今日も起こっていることは,そのような淘汰に影響する変異は無視できるほど希(まれ)だということです.

 さて,

 Y染色体の遺伝子と同じように,母からコドモに伝わる遺伝子がミトコンドリアDNAです.ミトコンドリアとは,わたしたちの細胞にある小器官のことです.エネルギーの供給にとても大切な働きをしています.そのミトコンドリアは,ミトコンドリアだけのためのDNAを持っています.それが母親からだけコドモに伝わるのです.ということはY染色体と同じように,母系の先祖はミトコンドリアDNAで辿れることになります.そしてミトコンドリアDNAも,コイサン人ではよく似ていると分かっているそうです.

 コイサン人は,一番,人類の祖先に近い遺伝子を持っているそうです.その人たちは狩猟採集民として,同時に牧畜民として生きている.ちなみに,その祖先のそのまた祖先の......というふうに辿ると,ついには全人類の共通の先祖に行き着けそうです.その人(現実にはその先祖と同世代の人びと)は,推定してみると,現在のアフリカ中央部のカメルーンにあたる地域にいたようでした.その仮想的な祖先をミトコンドリア・イブと呼びます.ミトコンドリア・イブと同じ意味で,父系を辿るとY染色体・アダムに行き着きます.Y染色体・アダムのいた場所には,いくつかの説があります.しかし,いずれにしてもアフリカであることは間違いありません.

    *

 森に住むピグミーとバンツーも関係も,サンとコイコイの関係に似ています.狩猟採集民のピグミーと農耕民のバンツーには,平等主義者と社会的な階層の中で住む人とか,「死んだら森になる」と言っている人と立派な宗教を信じる人といった差異はありますが,遺伝的にはとても近いのです.

 もっとも「遺伝的に似ている」ことは当然だとも言えそうです.というのは,ピグミーとバンツーの間には抜き差しならない差別・被差別の関係があって,農耕民であるバンツーは「自分たちだけが本当の人である」と考え――そもそも「バンツー」という言葉が "本当の人" という意味です――,ピグミーを人だとは見なしていません.そのため一夫多妻のバンツーは夫婦そろって高齢になり,身体が弱ると,ピグミーから「嫁」をもらって,年老いた妻にできなくなった畑仕事をさせるのです.反対にピグミーがバンツーをめとることは,基本的にありません.わたしはそうした例を知りません.第一,森で野生植物を採集して生活することなど,バンツーにはできそうもありません.

 ですからピグミーとバンツーが遺伝的に似ていても当たり前なのです.ただし,ふたつの民族が仲良いから似ているのではありません.厳然とした差別・被差別の関係があっても,混じり合うことは可能だったということです.

    *

 ヒトの遺伝的な多様性は,チンパンジーやゴリラに比べれば,比較にならないくらい低いものでしかありません.「人種」を越えたヒトの間の遺伝的な差異よりは,わたしとわたしの住んでいる町内のどなたかとの遺伝的な差異よりも,ずっと小さなものである可能性があります (6) .人間は,いったん小さくなった集団の遺伝的な効果――専門的には「ボトルネック効果」と呼びます――がとても大きいのです.その遺伝的な多様性の小さな生き物が,さまざまな生業で生きている.わたしはピグミーとして育った青年が,いったん町で教育を受けた後,「森の暮らしに帰る」と言い残して村を去り,ピグミーの狩猟採集生活に戻ったことが忘れられません.


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ピグミーのンナンガさん.わたしの森の師匠.

 このエッセイは,わたしの今年のひとはくセミナー「霊長類学 頭の体操2017年版」(5月14日)で喋ったことを基にしました.

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(5) 河合香吏 (1994)「チャムスの民俗生殖理論と性――欺かれる女たち」,高畑由起夫 編著『性の人類学』(世界思想社),pp. 160-203.
http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&code=0510

(6) ベルトラン・ジョルダン (2013) 『人種は存在しない -人種問題と遺伝学』(中央公論新社)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024313931-00





三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

5月27日(土)のフロアスタッフとあそぼうは、モールでジャングルづくり!!!でした。

一年中暖かく雨の多い熱帯雨林のジャングルには、たくさんのいきものが暮らしています。
紙でジャングルを組み立てて、モールでオランウータンとカラフルなヘビをつくりました。

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モールをくるくる巻いて、ヘビの長いからだをつくります。みんな真剣、すごい集中力でつくってくださいました。 


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できあがったモールのいきものと、ハイ、ポーズ
ジャングルの木の枝にオランウータンがつかまり、木の幹にあいた穴からヘビが出ています。

 
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モールのいきものたちでいろんなポーズをつくって、楽しんでくださいね。

次回6月3日(土)、4日(日)のフロアスタッフとあそぼうホタルをつくろうです。
ぜひ、ご参加ください。お待ちしています!

(フロアスタッフ いしくら)

5月21日(日)、 はかせと学ぼう!『ちっちゃな化石をみつけよう』 が行なわれました!

今回のはかせは 古谷研究員です! 

加古川下流から拾ってきた石の中から、放散虫化石の入ったチャートという石をさがします♪

チャートの特徴は表面がツルツル!
たくさんある石の中からチャートを見つけられるかな?
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石を水でぬらして、ルーペで化石をチェック!
見つけたらはかせに確認してもらうよ。
大きなモニターに映し出して化石を見てみよう!

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見事みつかった化石は、おみやげにお持ち帰りいただきました♪
このあとさらに! 放散虫化石のレプリカづくり もおこないましたよ~(^○^)

もりだくさんの内容でしたが、みなさんいかがでしたか!?
12月にも同じイベントを行います。
今回参加された方も、参加できなかった方も、
ぜひ次回もお越しください★

スタッフと研究員共々おまちしております!


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ユニバーサル・ミュージアムをめざして89

ミトコンドリア・イブとY染色体・アダム―1

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 ニシゴリラ(かつては「ニシローランドゴリラ」と呼びました)を,コンゴ共和国のオザラ国立公園で観察していたことがあります.森の奥まで二日かけて川をボートで遡(さかのぼ)ったところで,村からはずいぶん離れたところでした.もともとはリンガラ語だと思うのですが,現地の言葉で〈バイ〉と呼ばれる湿地性の草原があります――アフリカのそのような草原を,今では英語でも "bai" と呼ぶようになりました.水辺に生える草を食べるために,そこにゴリラが集まってくるのです.わたしはゴリラたちの振る舞いを身近に見る機会を得ました.

 

 ゴリラの社会はシルバーバックと呼ばれる1頭のオスと複数のメスで作られます.基本的に,メスは互いに血縁はありません.そんなところから「ハーレム」と呼ばれたりします.でも人間の作るハーレムとは少し違うようです.人間のハーレムは,ひとりの男に何人かの女が嫁ぐ婚姻習慣のことです.わたしの見知ったアフリカ中央部の森に住むバンツーの農家では,高齢になった村長さんが働き手として若い娘を迎えていました.ですから主体はどうしても男が選択しているように感じました.しかし,ゴリラは違うようです.

 違うところの第一は,メスがオスを品定めしていたことです.例えば若いオス――ソリタリーと呼ばれる,まだメスとペアになっていないオス――と若いメスの出会いでは,オスはあらぬ方を向いて「草を食べている振り」をしています.するとメスがゆっくりと近づいてきて,オスを品定めするように選びます(そのように見えました).メスの気に入れば,メスはオスと並んで歩き始めます.気に入らなければ別べつの方向に歩み去ります.そしてメスとオスがペアーになっていたとしても,新しく表れたオスが気に入れば,メスは平気でオスを取り替えます.一方のオスはというと,メスが選ぶのをおとなしく座って待っているのです.ペアーになっていたオスにとっては当然ですが,新しく表れたオスも気が気ではないはずです.オスたちの早鐘のように打つ心臓の音が聞こえてくるようでした.

☆   ☆

 関西学院大学の高畑由起夫さんが執筆され,まとめられた本が『性の人類学――サルとヒトの接点を求めて』 (1) です.高畑さんはわたしの大学院時代の先輩です.1994年に出た本ですから,ずいぶん前です.出てすぐ読んだ覚えがあるのですが,その時は,何やら生物学で突き詰めていけばヒトが分かる気がして,高畑さんが霊長類学と共に苦労してやっておられる社会学や,場合によっては哲学まで含んだアプローチに,わたしとは方向が違うという思いがしたものでした.

 本当のことを言えば,「方向が違う」と言うよりも,高畑さんの努力は「自分には無理」な伊谷純一郎さんの学問スタイルに近いものでした.人と自然の博物館の準備室長(実質的な初代館長)で,学部時代にわたしの指導をしていただいた伊谷さんが論文や本で示しておられた,複雑な現象から真実を捉え,大胆に抽象化して描き出す.そういう能力は,とても自分にはない気がしていました.それで,伊谷さんとは別の方向を探ろうと足掻いていたというのが近いのかもしれません.

 後になって,ヒトの感覚とか遺伝とかいった多様性,つまり具体的には「発達障がい者」(=発達凸凹者)の心や,ろう者の〈ことば〉の感覚,盲人のとらえる世界の姿といったものを,例外として無視してよいわけはない.近代になって人間の価値を生産性だけで測るようになり,人の多様な能力が例外と見なされ,脇に押しやられていたのだが,こういった多様性は,決して忘れてはいけないことじゃないのかと気付いた時,高畑さんの試みは,とても大切なアプローチだと思い直したのです.それで『性の人類学』を再読してみました.今回は特に,菅原和孝さんの「狩猟採集民の母性と父性――サンの場合」(2) を読み直してみて,新たに感じたことを書いておきます.

☆   ☆

 菅原さんが調査したサンというのは,一般には「ブッシュ・マン」と呼んだ方が分かるかもしれません.南アフリカのカラハリ砂漠を中心に住む狩猟採集民のことです.狩猟採集では,①男は動物を狩り,女は植物を採集する.しかし,②おもなカロリーは男の捕る動物の肉ではなく,女の集める植物のいろいろな部位から得る.③いわゆる「核家族」より大きな社会単位は安定していない――つまり「村長」や「知事」,「首相」や「大統領」は存在しない.④はじめから財産はほとんどなく――あっても弓矢ぐらいでしょうか――「相続」という概念は存在しない,といった特徴があるそうです(菅原さんの記載をわかりやすくするために,わたしなりに書き直してみました).

 わたしが長く付き合った森の狩猟採集民ピグミーにも言えるのですが,母親の子どもに対する授乳期間は,日本の多くの母親で見られるよりも著しく長いのです.菅原さんは,サンの授乳期間は3,4年も続くと述べています.ヒトの子どもは2歳ぐらいになる前に歯が生えていますから,それから後の授乳はお母さんに負担です.乳歯が乳首にあたり,とても痛い気がします.それならなぜ狩猟採集民が長く授乳するのかというと,わたしはピグミーの例から,バース・コントロールだと思っていました.授乳している間は妊娠しないのです.なぜ狩猟採集生活でバース・コントロールが大切かというと,妊娠したお母さんにとって移動しなければいけない生活は大変だからです.家屋というものを持たず,自然の素材だけで組んだテント暮らしです.一日に10キロメートルとか,場合によってはそれ以上も歩くのです.

 ついでですから言っておきますが,わたしは何も「ピグミーはバース・コントロール,つまり産児制限の科学的な知識があって,授乳期間を長くしている」と言っているのではありません.そうではなく,生活の知恵をして「(科学的な根拠はわからないが,結果的に)授乳期間が長い方が移動生活が楽だということを経験的に知っていた」と言っているのです.たぶんサンも同じことでしょう.

 女性は赤ん坊に授乳するだけではなく,子どもを育て,木の実や芋を採集し,現実の生活に必要な作業をします.

 それなら男性はどんな作業をするのでしょうか? それは狩猟です.獣(けもの)を倒して,その肉をキャンプまで持ち帰るのです.ただしサンの狩猟は,食物として肉を得るという目的もあるのでしょうが,それよりも獣(けもの)の肉には、単にカロリーや栄養を得るためよりも,もっと象徴的な意味があるようです.

 わたしは昔,コンゴ共和国のンドキの森 (3) (4) で調査をしていた頃,(狩猟採集民のピグミーではなく,農耕民である)バンツーの猟師モゲッサ・マルセルさんといっしょに森を歩いていたことがありました.わたしは霊長類の調査をしているのですから、動物を見かけたら,まず双眼鏡を出します.しかしマルセルさんは,動物によっては銃を構えます.しとめる動物は森林性のウシの仲間ダイカーやイノシシが多かったと思います.

 マルセルさんは手際よく獣(けもの)を捌(さば)き,火をおこして肉を乾燥させます.生肉は腐りやすいし,乾燥させないと重くて村まで持ち帰れません.農作業に忙しい妻や子に食べさせたい一心です.その肉を乾燥させる火で,わたしはある日,ゴミを燃やしていました.すると,いつもの穏やかなマルセルさんらしくない強い口調で、わたしを叱ります.

「それは〈火〉だぞ!」

 猟師のマルセルさんにとって,〈火〉はわたしが感じる以上に神聖なものなのでしょう.生きて動く野生動物を神の恵みである〈肉〉に変えてくれるもの.われわれにとっての〈稲〉とか,アイヌにとっては〈クマ〉に近いのかもしれません.サンにとっても,狩ってきた〈肉〉はカロリーや栄養で測る以上に尊いものなのだと思います.

 だからだと思います.サンは〈肉〉を平等に分けます.狩りに参加した男性ばかりでなく,女性や子ども,老人や障がい者にも、平等に分けるのです.「神の視線は誰にも平等に注がれている」と言うかのようです.まるで,神を前に行う神聖な儀式のようです――もっとも,サンに我われが認識しているような高度な宗教はありません.菅原さんには「死ねば砂漠の砂になるだけ」と語ったそうです.そう言えば,ピグミーも「死んだら森になる」と言っていました.

 次に続きます.

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(1) 高畑由起夫(編)『性の人類学――サルとヒトの接点を求めて』(世界思想社,1994年刊)
http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&code=0510

(2) 菅原和孝 (1994)「狩猟採集民の母性と父性――サンの場合」『性の人類学』,pp. 204-229

(3) 三谷雅純 (1996) 『ンドキの森―アフリカ最後の原生林』(どうぶつ社,絶版)
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN15594185

(4) 三谷雅純 (1997) 『ゴリラの森の歩き方―私の出会ったコンゴの人と自然』(地人書館)
http://www.chijinshokan.co.jp/Books/ISBN4-8052-0535-0.htm




三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

kaaeruka.jpg6月イベントのおしらせです。

6/4(日)は「Kids(キッズ)サンデー

この日は、小さなお子さまが楽しめる体験型プログラムがたくさんありますよ♪


 

  フロアスタッフとあそぼう   土日祝 13:30~


3(土)・4(日)『ホタルをつくろう!』

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光るいきものホタルの模型をつくって、光らせてみよう!  
                                            

場 所:4階オープン・ラボ
定 員:20名
参加費:100円





10(土)・11(日)『画はくの日』 

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博物館の展示をじっくり観察しながら絵を描いてみましょう。
色鉛筆など道具は貸出します。

場所:来てのおたのしみ♪
定員:なし 参加費:無料





17(土)・18(日)『川でさかなつり』

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上流・中流・下流、どんなエサでどんな魚がつれるかな?
川に見たてたブルーシートを使って魚つりをします。

場所:2階展示室
定員:15名
参加費:無料





24日(土)『光るキノコのしおりをつくろう!』

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梅雨の季節に六甲山で光るキノコのしおりをつくろう!                                            

場 所:4階中セミナー室
定 員:20名
参加費:100円






   ひとはく探検隊  


25日(日) 探検テーマは...「いきものみっけ!

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ひとはくの研究員を隊長に、深田公園を探検します。
どんな発見があるかお楽しみ♪

時間:13:00~(所要時間約1時間)
場所:4階ひとはくサロンに集合
定員:20名・参加費無料




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▲「ひとはく探検隊2017年間予定はこちら



※フロアスタッフとあそぼう・ひとはく探検隊は
 当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、参加申し込みの受付を開始。
 定員になり次第終了します。

6月から発掘セミナーがはじまります!

18(日) 丹波の恐竜化石発掘セミナー 

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恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。

発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。 

① 10:30~11:30 ②14:00~15:00
場所:ひとはく恐竜ラボ南側スペース




受付時間 10:00~
 先着順で定員50名になり次第終了(1回目25名 2回目25名)

受付場所 ひとはく恐竜ラボ (観覧券をご購入の上、受付ください。)

※幼児は保護者とペアでご参加ください。
 
発見された化石は持ち帰ることはできません。記念品をプレゼントします。

ご参加お待ちしております♪ 

フロアスタッフまつだ

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5/20(土)のフロアスタッフとあそぼうは、

「プテラノドン万華鏡」









 


 

プテラノドンは恐竜ではなく、恐竜の生きていた時代にいた「翼竜(よくりゅう)」という空飛ぶ爬虫類の仲間です。


さっそく万華鏡をつくっていきます。

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光に当てると虹色にみえる分光シートを紙コップにはって、もう片側の紙コップに針で穴をあけて...
プテラノドンをつけたらできあがり。

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ご参加いただきまして、ありがとうございました。



3階丹波の恐竜化石展示室には、兵庫県淡路島でみつかったアズダルコ科の翼竜の首の骨の化石があります。
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▲アズダルコ科の翼竜の頸椎(首の骨の化石)

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◀アズダルコ科翼竜チェージャンゴプテルス(臨海浙江翼龍)


※アズダルコ科は翼を広げた幅が10m以上といわれる大型の種類の翼竜を含むグループです。

淡路島で発見された個体は翼を広げた幅が5~6mあったと推定されています。




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トゥプクスアーラ(天井からつりさげられている翼竜レプリカ)

これらは3階丹波の恐竜化石展示室にありますので、ぜひ見にきてくださいね。

フロアスタッフまつだ

6/25(日)、7/8(土)、7/21(金)・22(土)、8/6(日)の全5日間の日程で、ひとはく25周年スペシャル企画セミナー『海の生きもの調べサマースクール in いえしま』を開催します(申し込み締切日は6月11日(日) です)。

兵庫県の瀬戸内海側に位置する「いえしま自然体験センター」を拠点として、おもに夏休みの期間中を通して海辺の自然環境や生きものに興味・関心を持つ子どもたちを育成するサマースクール型のセミナーです。博物館や大学の専門家とともに海辺の生きものや自然環境を調べます。オリジナルの夏休みの自由研究もサポートします。ぜひご参加ください。
(和田 年史(わだ としふみ)/生態研究グループ)

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5/13、14の土日は月に一度の画はくの日!
今回のテーマは「水にすむいきものを描こう!」
2階展示室で行いました!

へとつながっていて、場所によってすんでいる生きものも違います。
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上流、中流、下流そして海。すんでいる生きものを簡単にご紹介☆

なかでも中流にすんでいるアユは意外なもので釣っています...
みなさん、知っていますか^^?
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2階に詳しい展示があるので、ぜひ確認してみてください!

アマゴ、アオザメ、ナガスクジラ...みなさん真剣な眼差しです。
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歯の形など小さな特徴まで丁寧に描いてくれました!

こちらはアオウミガメ
こうらの模様や、質感まで...素晴らしい力作ですね!
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(アオウミガメさんもとても嬉しそうです^∨^)

参加してくださったみなさんに認定書をお渡ししました^^
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次回の画はくの日のテーマは来てのお楽しみ♪
お父さん、お母さんも大歓迎ですよ~

週末には楽しいイベントをご用意してお待ちしています!
詳しくはこちら
(※一部終了しているイベントがございます。日程をご確認ください。)

ぜひ、ひとはくへお越しください!
スタッフ一同心よりお待ちしております(^▽^)

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ひとはく25周年記念スペシャル企画セミナー
「お見せします ひとはくのレガシー 5xGo!ーガッツリ収蔵庫ツアー」の第一回目地学系収蔵庫ツアーが実施されました.

地学系収蔵庫には,神戸層群の植物化石をはじめ4万点を超える動植物の化石標本や7000点以上の岩石資料,断層調査で採取された1500点のボーリンコア資料など,ひとはくにしか無い貴重な標本資料が保管されています.

博物館の奥にある,いつもは非公開の地学系収蔵庫の大きな鉄の扉が開くと,そこには,たくさんの標本がぎっしりと並んだ棚が.研究員がゾウの化石や植物化石を手に熱い解説トークを始めると,参加者の皆さんは夢中になって標本を見つめいました.小さな植物化石を棚から取り出して顕微鏡で見たり,キノコのタイプ標本化石を観察したりと収蔵庫に入らないとできない体験もあり,1時間半の収蔵庫ツアーに.皆さん,外に出るのが名残惜しそうでした.

収蔵庫は博物館の心臓で,そこに収めらた標本資料は博物館の展示やキャラバン活動を支える赤血球です.これから毎月,25周年特別企画として,ひとはくの5つの収蔵庫で色々な標本資料ごとに研究員が収蔵庫ツアーを実施していきます.

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ひとはくの熱い心臓に触れることができる,
このチャンスに,是非,ひとはくへおいでください!    (橋本佳明)




ゴールデンウィーク終わりの5/6(土)・7(日)

フロアスタッフとあそぼう!「ひとはく宝さがしラリー」
おこないました!

ひとはくの展示には、ふだんは見逃してしまいそうだけど、実はびっくり!な

お宝展示がいっぱい\(◎o◎)/!

宝さがしブックと地図を手に、みんなにクイズを解いてもらいます。

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どこだろう??

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 あった!よーく見ながら、描いてみよう!

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さて答え合わせです。

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全問正解したよ!ここは分からんかったー!

みなさん一生懸命、クイズを解いてくれました(^o^)/

ご参加のみなさま、ありがとうございました☆彡

 

この土日のイベントは

5/13(土)・14(日)13:30~14:00

フロアスタッフをあそぼう「画はくの日」

展示をみながら、じっくり絵をかこう!

色鉛筆や画用紙など道具は貸し出します。

 

みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

 

フロアスタッフ かどはま

月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。


5月のKidsサンデーは、晴れでした。


ひとはくの4階入口ちかくでは、コシアカツバメが巣づくり中です。

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 ▲ コシアカツバメが、がんばって(?)巣づくり中!
   


Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。


午前中は、
研究員による「サンデーぜみ『木の葉っぱのかんさつ』」、
キッピー山(有馬富士自然学習センター)さんによる「キッピー山から こんにちは『あおむし けむし こんにちは』」
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「展示解説『ボルネオ ジャングル探検ツアー』」などが実施されました。

 

『木の葉っぱのかんさつ』では、外に出てツツジ類の花と葉っぱを観察しました。
セミナー室で研究員から、ツツジ類の話を聞いてから...みんなで深田公園へ。

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▲ 研究員からの話                    ▲みんなで外へ 

 

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▲じっくり観察しています

 

部屋に戻ってから、葉っぱの毛などを みんなで観察しました!

 

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▲ みんなで、観察中

 

『あおむし けむし こんにちは』では、春にでてきた かわいい(?)あおむしさん や
けむし さんたちを キッピー山のコミュニケーターの人たちにアドバイスを受けながら 触ってみます。
女の子も男の子も楽しそうに触っていましたよ。

 

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    ▲きょうだいで、触ったり、スタッフさんに説明してもらっている様子  



どんな感触だったのかな?




「展示解説『ボルネオ ジャングル探検ツアー』」は、
ジャングルに生息する生きものについてクイズをしながら、展示を見学します。

 

 

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▲フロアスタッフからの説明        ▲クイズをしています


参加したみなさん、クイズは正解しましたか?


 

 

午後は、


フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「フロアスタッフとあそぼう!」が実施されました。
NPO法人 人と自然の会さんの「パネル シアター」、
研究員によるオープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」、「サンデーさーくる『自分だけの お相撲さんを つくって あそぼう!』」
が実施されました。

 

今回の「フロアスタッフとあそぼう!」は、『ひとはく宝さがしラリー』です。
展示室の3階で、指定されたものをさがしながらクイズを解いていきます。

 

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▲ 熱心ですね~            ▲ みんなで集まって、さがせたか、どうか、チェックです


参加したみなさん、宝物をさがせたかな?

 

ちなみに『ひとはく宝さがしラリー』のブログでの報告は、
「こんにちは! フロアスタッフです♪ ~ひとはく宝さがしラリー~」として下記に掲載されています。
http://www.hitohaku.jp/blog/2017/05/post_2306/
こちらもご覧ください。

 


また、フロアスタッフによる午後のデジタル紙芝居は、『ぶくぶくあわわ ~森から川へのおくりもの~』でした。

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▲ 準備完了!(デジタル紙芝居を上演するシアターの入口)

 

「パネル シアター」は、小さい子に人気です。
今回の「パネル シアター」は、『おおきなかぶ』『ぐりとぐら』『さんびきのこぶた』のお話でした。
『おおきなかぶ』では、太鼓にあわせて「うんとこしょ、どっこいしょ」などのかけ声をみんなで一緒にしていましたよ。

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▲ 『おおきな かぶ』のパネルシアター

 

 

「解説!丹波の恐竜化石」では、恐竜の化石などについて 研究員から詳しく解説がありました。

 

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▲ 丹波竜の模型の前から解説スタート
     

 


『自分だけのお相撲さんをつくってあそぼう!』では、研究員がマツ類のお話をしたり、外国の
マツボックリを触ってみたりしたあとで、みんなでマツ葉と紙などで力士をつくりました。

 

 

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▲研究員によるマツ類の話                     ▲マツボックリやマツ葉のかんさつ    

 

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▲ 家族で力士をつくっています          ▲作った力士でお相撲大会! はっけよ~い  


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▲ 指でトントントンと、台をたたいて遊びます


みんな、たのしく遊べたかな?


今回は、関西ユース(大学生のボランティア)の高野さんが活躍してくれました。
また、キッピー山のラボ(有馬富士自然学習センター)のスタッフさんにも
子どもさんたちへのサポートなどをしていただきました。



三田市内にある有馬富士自然学習センターでも 小さな子ども向けのプログラムを
いろいろ実施していますよ。
(「キッピー山のラボ」で検索してみてください。)

 

 


<ちょっとした出来事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

ひとはくには、専用の用紙にスタンプを押す場所があります。
小さな女の子がスタンプを押している場面に遭遇しました。

お父さんの「ぺったん、ぺったん、ぺったん」のかけ声とともに
トントントンとリズムよく押していましたよ。
(そんなに押して、だいじょうぶ?)

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▲ 声をかけたので、カタマッテしまいました
(しかし、このあと、バイバイと手をふってくれました)

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

 

次回の Kidsサンデーは、6月4日(日)に行われます。

 

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ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 


                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


 




5/3(水・祝) ワークショップは「ティラノ★ハット」でした。

恐竜のぼうしをつくって、ティラノサウルスになりきり!

  ガォォーツ!!

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4階ひとはくサロンでは、ゴールデンウィーク特別企画
「ジャングルをつくろう」を行っております。
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◀ラフレシアから顔(*^_^*)をだして
 写真をとることもできるよ!








葉っぱや木の実に好きな絵をかいて、みなさんに はりつけてもらいジャングルをつくっていきます。
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また、5/4・5は、ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」
があります。
ご参加おまちしております。

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コシアカツバメ

4月中ごろから、博物館4階入口ちかくの
高架下で巣作りをしています。
腰のあたりが赤っぽいことから
この名前がつきました。






フロアスタッフ まつだ

ゴールデンウィークが始まりました!

ひとはくの4階サロンでは、GW特別企画で『熱帯ジャングル』が出現!
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みなさんが、葉っぱや木の実、動物などを貼りつけていき、
GW最終日に完成予定です。

29日の初日は小さなお客様がドリアンの実に色をつけてくれました。
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また、ラフレシアの花も咲いていて・・・
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顔を出してポーズをとることもできるよ!

そして・・・参加していただくと何かいいことがあるかもしれません(*^_^*)

皆様のご参加 スタッフ一同お待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ
 
【受付は、終了しました】
350名を超えるご応募をいただき、抽選とさせていただきました。
ご参加いただけなかったみなさん、すいません。
キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)では、この夏、「みんなのなつむし」と題し、ちっちゃな子から楽しめる昆虫プログラムを、増強いたします。ぜひお越し下さい。

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2017年6月24日(土)から25日(日)にかけ、三田市野外活動センター(小柿)にて、「スーパーむしむしキャンプ」を開催します。

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虫をとるためのキャンプだ。キャンプのついでに虫をとるのではない。

自由に、とことん、虫とりをするために、キャンプをします。

たくさんの昆虫専門スタッフが参画します

池田 大ほか(キッピー山のラボ)
八木 剛・山内健生(兵庫県立人と自然の博物館)
​中峰 空(大阪府営箕面公園昆虫館)
長島聖大(伊丹市昆虫館)
中谷康弘(橿原市昆虫館)
久保弘幸・吉岡朋子・中瀬大地(NPO法人こどもと虫の会、佐用町昆虫館)
ユーススタッフ:室崎隆春(兵庫県立大)・徳平拓朗(神戸大)・中谷朱里(神戸親和女子大)・坂本貴海(近畿大)ほか
※ 途中からの参入、途中退出のスタッフもあります。


宿舎は蚕棚の相部屋(バンガローやテントサイトもあり)、食事は各自でご用意、お風呂もありません(シャワーあり)。
生きる力も必要です。覚悟の上お申し込みください。

6月24日(土)14:00〜25日(日)10:00の間、キャンプ場は貸切となり、参加者以外の方はご利用できません。

お申し込み先は、キッピー山のラボになります。ひとはくではありませんので、ご注意ください。
申込み方法等のくわしくは、キッピー山のラボ ホームページをごらんください。

または、以下のチラシにて(↓)
musimusicamp2017_leaf-s.pdf

主催:キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)
共催:三田市野外活動センター

(八木 剛 記)

4/23(日)に ひとはく探検隊 『さとやま』の中を歩こう を行いました

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探検隊長の橋本佳延研究員と一緒に、博物館から歩いて15分のブイブイの森(南公園)へ!
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森林ボランティアの方と合流して林の中にすすいんでいったよ!

今の時期は、樹木の葉っぱが開いていない
ので、林の中が明るいです。









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ヘビイチゴ(写真左)とシュンラン(写真右)がきれいに咲いていました。

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ブイブイの森で一番多い木はコナラ! ▲ニオイタチツボスミレはとてもいいかおりでした。
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ミヤマガマズミ

花びらが5枚あるようにみえるけど、つながっているよ!
合弁花(ごうべんか)といいます。

←写真をクリックすると画像が拡大します




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▲ウワミズザクラ 花の根元にはあま~いミツがありました。

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いろんな発見があって楽しかったですね!
ご参加くださいまして、ありがとうございました。








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◀今回の『さとやま』の中を歩こうの報告書です。
 クリックで拡大します。







次回のひとはく探検隊は、加藤研究員による 
5/28(日) ひとはく探検隊「ひとはくの岩石と鉱物」です。
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詳細はクリック

2階ひとはく多様性フロアと、1階「ひょうごの岩石と鉱物」のコーナーをメインにご案内します。

みなさまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ まつだ

ゴールデンウィークは・・・ひとはくに行こう!!(^^)!!

 

☆4階ひとはくサロンがジャングルに・・・

     ★葉っぱ・ドリアン・鳥の用紙にメッセージや絵をかいて

     みんなでジャングルをつくろう!!

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☆いろんなイベントがありますよ♪

     ★4/29・30日→『川でさかなつり』2階展示室 定員各回15名 

     13:30~14:00(2回実施) 無料
 

     ★5/3日 →『ティラノ★ハット』4階オープン・ラボ 定員①②合わせて50名

     ①10:30~11:30 ②13:00~16:00 参加費100円

 

     ★5/4・5 日→『とっても簡単!化石のレプリカづくり』4階オープン・ラボ

     ①10:30~11:30 ②13:00~16:00 参加費100円

 

     ★5/6・7日 →『ひとはく宝さがしラリー』3階展示室 定員20名

     13:30~14:00 無料

~5月イベント~

  ★ 13・14日→「画はくの日」場所は 来てのおたのしみ♪

  13:30~14:00 無料

 

  ★ 20日→「プテラノドン万華鏡」4階オープン・ラボ 定員20名

  13:30~14:00 参加費100円

 

  ★ 21日→「ちっちゃな化石をみつけよう」4階オープン・ラボ 定員各回15名 

  ①13:00~ ②14:00~ 参加費100円


  ★27日→「モールでジャングルづくり」4階オープン・ラボ 定員20名

  13:30~14:00 参加費100円


  ★ 28日→「ひとはくの岩石と鉱物」4階ひとはくサロン集合 定員20名 

  13:00~14:00 無料


 

 ※定員があるイベントもあります。詳しくはイベントスケジュールを見てね♪

 

博物館で楽しいひとときを過ごしませんか?

皆様のご来館、心よりお待ちしています。

 

                フロアスタッフ  にしぐちひろこ

みなさん こんにちは!(*^_^*)

いつも、フロアスタッフのイベントにご参加くださいましてありがとうございます。

4月22日(土)開催の「フロアスタッフとあそぼう!画はくの日」は、~ボルネオジャングルを描こう!~でした。
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画はくの作品は、4階ひとはくサロン 休憩コーナーにて展示中です。

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ひとはく博士賞もありますよ!

次回、画はくの日は 5月13日(土)・14日(日) です。イベントのご案内はコチラをクリック

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

  フロアスタッフ てらお



4/15(土) はかせと学ぼう!のテーマは「ならそう草笛」。
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植物はかせの黒田研究員・フロアスタッフと一緒に植物のことを勉強しながら草笛をならしました。
午前中は曇っていて天気が心配でしたが、午後のイベント開始時は晴れていいお天気でした。


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▲深田公園ではアリアケスミレ(写真右)がキレイに咲いていますよ♪

 ヤブツバキ 

厚くてテカテカとしたツヤがある葉っぱ。

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さっそく、くるくると葉っぱを巻いて吹いてみます。

うまく吹けるかな?
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◀ツバキの葉に切り目をいれると草履(ぞうり)になりました!









 チガヤ 

河原や畑の土手でみることが多い植物で、屋根をふく材料や茅の輪くぐりのときなどに使われていますね。

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親指の先とつけねでチガヤの葉っぱをはさんで鳴らします。

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◀博物館3階展示室にチガヤ群落の展示がありますよ。












 シラカシ   

シラカシは2枚の葉っぱを縦におって重ねて吹きます。

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コツをつかんで何回も鳴らしているお友達もいましたね。
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ご参加くださいまして、ありがとうございました。

 

次回のはかせと学ぼう

5/21(日) 古谷研究員による「ちっちゃな化石をみつけよう」s-s-12datafiles.jpg

加古川下流部で採集された石ころの中からルーペを使うと小さな化石が見える石を探します。
石を探した後は、放散虫化石拡大模型のレプリカを、プラスチック粘土で作ります。

時間:①13:00~②14:00~(各回定員15名)
場所:4階オープン・ラボ 参加費:100円
※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。


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▲「はかせと学ぼう」年間予定はこちらをクリック

ご参加お待ちしております♪ 

フロアスタッフまつだ

ひとはくで、神戸大学児童文化研究会によるひとはくのイベント
ひとはくミュージアムシアター「不思議ふしぎの世界の3時のおやつ」が2017年5月7日(日)に上演されます!

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あらすじは

くるみお嬢様は、お勉強もお稽古も大嫌い。お稽古につれて行こうとする執事のレプトンから逃げて、広いお庭に隠れました。でもたどり着いたのは、かえるのみどりさんや、魚屋のフォトが住む不思議な世界!くるみお嬢様の冒険がはじまります。

ぜひみなさまのご観覧をお待ちしております!

日時 5月7日(日)13:00~13:30
     開場は12:30から
場所 人と自然の博物館 ホロンピアホール
    ホロンピアホールへは博物館3階入口からお入りください。
    観覧は無料です(高校生以下は観覧料が無料ですが、
         それ以外の方はひとはくの館覧料が別途必要です)。
    チラシはこちら                           

                             生涯学習課 
                               


ひとはく周辺は桜が満開で、春風が心地いいです。

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博物館エントランス近くには、
野生のサクラ 薄紅色のエドヒガン










そしてヤエベニシダレの仲間が咲いております。
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ほかにも色とりどりの花がたくさん。

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ヤブツバキ(千重咲き品種) 









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ユキヤナギ






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◀キュウリグサ

 

薄い青色のキュウリグサは、葉っぱをもむとキュウリのにおいがするといわれています。

花の大きさが約3mmほどの小さい花ですので、
よ~くさがしてみてくださいね。






 「深田公園でこの植物をさがそう」コーナー  


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4階ひとはくサロンの窓ぎわには、深田公園の植物がわかる
「深田公園でこの植物をさがそう」コーナーがあります。

植物観察のポイントがかかれてあり、
季節ごとに入れ替えもありますので、ぜひご覧ください。






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公園の植物情報がかかれた案内もありますので、
これを持って植物たんけんしよう!






今週末の植物イベント (詳細は各タイトルをクリック)


4/15(土)  はかせと学ぼう!~ならそう草笛~

4/16(日)  タンポポのボトルフラワー



 

ご参加お待ちしております♪

フロアスタッフまつだ

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博物館のまわりも、いろとりどりの花々が咲き誇っています(^ ^)

 
エントランス横のヤエベニシダレのなかまも、満開です♪

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さて、
4月からフロアスタッフ
2名の 新メンバー が加わりました!

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藤原さん  田畑さん です!

 


研修中は緊張の面持ちでしたが、おふたりともとっても素敵な笑顔です♪

ではでは、おふたりの意気込みを
どうぞっ!↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まだまだわからないことだらけですが、笑顔でがんばります!よろしくお願い致します(藤原)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
笑顔で元気よく頑張ります。よろしくお願いいたします。(田畑)






2名の新メンバーと一緒に、フロアスタッフ一同笑顔で皆さまをお迎えいたします。
どうぞよろしくお願いします♪namae.jpg

博物館前の桜が咲きはじめ 春めいてきました s-s-sakurara.jpg

「ひとはく探検隊」「はかせと学ぼう!」年間予定のおしらせです♪

 ひとはく探検隊 は、いろいろなテーマで館内や深田公園を探検するイベントです。
どんな発見があるかお楽しみ♪



4月のひとはく探検隊は

4/23(日) 『さとやま』の中を歩こう
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橋本佳延研究員と一緒に博物館に近いブイブイの森(南公園)を散策します。

時間:13:00~15:00
場所:4階ひとはくサロンに集合
定員:20名・参加費無料(★雨天中止)

小学2年生以下は保護者同伴でご参加ください。
 歩いて山のなかに入りますので、よごれてもいい服装でおこしください。


 

当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。
定員になり次第終了します。





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 ひとはく探検隊 年間予定2017

◀くわしくは左のポスターをクリックしてください














はかせと学ぼう は、みなさまの「知りたい」を刺激するワークショップをいろいろご用意しております。

4月のはかせと学ぼう (詳細は各タイトルをクリック)

4/9(日)  ~立体魚拓にチャレンジ~

4/15(土)  ~ならそう草笛~


4/16(日)  ~アンモナイト石けんをつくろう!~

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はかせと学ぼう! 年間予定2017

◀くわしくは左のポスターをクリックしてください




ご参加お待ちしております♪

 







フロアスタッフまつだ

4月8日(土)
「はかせと学ぼう!~ちょっと観察、この植物(春)~」
を行いました(*^_^*)

今回のはかせは、植物はかせの小舘研究員です☆
 
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1.ピンク色の花をつけたちいさな草をさがせ!
2.みどり色のブラシみたいなものをさがせ!
3.あかい枝をさがせ!
はかせからの3つのミッションを聞いて外に出ました。
 
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ハウチワカエダの枝が赤くなっています。     みどりのブラシ発見! スギナの節で遊びました。
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土を掘るとツクシとスギナは根っこでつながっていました。ピンク色の花の草あるかな~。

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ミッション完成!(*^_^*)              みんなで記念撮影です。

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春の植物を探し観察しながら、小舘研究員の楽しいお話をききました。

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました

 

次回のはかせと学ぼう!は
あす4月9日「はかせと学ぼう!~立体魚拓にチャレンジ~」です。
シリコンで型を取って、石こう魚拓を作ります。
魚の種類は当日のお楽しみ♪
①13:00~②14:00~
参加費は100円。定員各回20名。
※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。
定員になり次第終了します。

 

みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

フロアスタッフ くまもとまなみ いしくらまきこ

 

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4月になりました!
博物館周辺の桜のつぼみもぷっくり膨らんで、まもなく開花しそうです♪

 

今日は春休み中の新6年生3人組がひとはくにあそびにきてくださいました(^ ^)
電車に乗って来られたそうですよ~

 

せっかくなので、コウノトリになりきってもらいました!!

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バッサ! バッサ!
★画像をクリックするとうごきます!


ひとはくでたのしい思い出できたかな?

4月からの新生活、新学期、たのしみですね!
ひとはくも4月からもよおしもりだくさんでがんばります☆



今週末のイベント♪
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

4月8日(土) 13:00~14:00 定員20名 参加費無料
『ちょっと観察、この植物(春)』
身近な植物をみんなで、ちょこっと観察してみます。天気がよければ、深田公園に出て植物をさがしてみましょう。
※当日10:00から4階インフォメーションで受付開始します。


4月9日(日) ①13:00 ②14:00 定員各回20名 参加費100円
『立体魚拓にチャレンジ』
魚の種類は当日のお楽しみ♪
シリコンで型を取って、石こう魚拓を作ります。
※当日10:00から4階インフォメーションで受付開始します。



みなさまのお越しをおまちしております♪

                                                  フロアスタッフ たにぐち

月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。


4月のKidsサンデーは、晴れでした。しかし気温はやや低く、少し肌寒い感じです。


ひとはくの周辺に植えられているヤブツバキ(千重咲き品種)のピンク色の花は満開。
コブシは、1本の木に2つほどのつぼみが、ほころんでいる状態です。

コブシの花、はやく咲かないかなあ---
 

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 ▲ヤブツバキ(千重咲き品種)の花       ▲コブシのつぼみから白い花びらが・・・


Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 

午前中は、
研究員による「草の葉っぱや茎のかんさつ」、絵本や写真集がいっぱいの「絵本の国」や、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「展示解説」などが実施されました。

 

◆「草の葉っぱの茎のかんさつ」では、外に出て特徴のある葉の付き方をしている草をさがして観察します。
セミナー室で研究員から、冬を過ごした草の葉っぱのお話を聞いてから...みんなで深田公園へ。

芝生地のところで草をさがします。

 
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▲ 草の葉っぱのお話          ▲みんなで草をさがしています


研究員から説明を受けながら、草の葉っぱや茎をじっくり観察します。

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▲この葉っぱ  は~  この茎 は~


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             ▲ じっくり、かんさつ。  

参加してくれたみなさん、時間がすくなくて、ごめんなさい。(研究員談)
(だれだ~、「早く終わってよかた~」と言っている子は~)(研究員余談)




◆「絵本の国」は、やさしい音楽が流れ、ゆったりとした空間でいい感じ~。
深田公園の芝生地で行われる予定でしたが、少し肌寒い気温だったので、館内で。

たくさんあるので、どれにしようかな~と迷っている子も。

絵本を読んでいる彼、写真を撮るために、声をかけてしまったので、カメラを意識しています。


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▲好きな絵本みつかったかな?      ▲カメラを意識している男の子



午後は、


フロアスタッフの「フロアスタッフとあそぼう!」、「デジタル紙芝居」、
NPO法人 人と自然の会さんの「ダチョウの卵の殻でストラップ作り」、「パネル シアター」、
研究員のオープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」、
「くるくる回るタネの模型をつくろう!<アオギリのタネ>」などが実施されました。



◆「フロアスタッフとあそぼう!」では、『春のチョウをつくろう!』で
チョウの工作をしました。

その様子は、ひとはくブログの 4月2日付けの
「こんにちは!フロアスタッフです♪~フロアスタッフとあそぼう!春のチョウをつくろう!の巻~」
に報告があります。
(こちらを ごらんください。→ http://www.hitohaku.jp/blog/2017/04/post_2294/ )

また、フロアスタッフによる午後の「デジタル紙芝居」は、「くるりん・ひらりん  空のたび」で
くるくる回るタネ のお話でしたよ。


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▲デジタル紙芝居を上演しているシアター



◆「ダチョウの卵の殻でストラップ作り」では、卵の殻にキラキラしている材料や
カラフルなマニュキアなどで思い思いに、くっつけたり、塗ったりします。


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▲ 人と自然の会の皆さんが受付されてます  ▲キレイなストラップ(みほん)と材料


親子で作って、ハイポーズ。すてきなストラップが出来ました!
 
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▲ 親子で作りました!


◆「パネル シアター」では、はじまる前に、「ぐーちょきばーで、なにつくろー」と、
みんなで楽しそうに歌っていましたよ。
今回の「パネル シアター」は、『もりのくまさん』『はらぺこ あおむし』『みつばち マーヤ』のお話でした。

 
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▲ 子どもたちも 前にでてきて歌ってます   ▲『もりのくまさん』のパネルシアター

 


◆「解説!丹波の恐竜化石」では、
いろんな恐竜の特徴や、鳥類と恐竜の関係など、ジェスチャーを加えながら
研究員から詳しく解説がありました。


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▲いろいろな恐竜の解説中        ▲鳥類と恐竜の関係の解説中
     



◆「くるくる回るタネの模型をつくろう!」では、研究員がアオギリという木のタネを上に投げて
くるくる回って落ちる様子をみんなでかんさつしたり、自分たちでも飛ばしてみましましたよ。

その後、アオギリのタネの模型を作りました。

 

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▲アオギリの本物のタネを飛ばしています  

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▲ アオギリのタネの模型を作っています

みんな、うまく作れたかな?




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▲みんなでタネの模型を飛ばしてみたり、「くるくる回るタネをもつ植物」などの展示を見ました。

この日は、キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)のスタッフさんが
応援に駆けつけてくれて、プログラムの準備や 子どもたちのサポート、写真撮影など
を担当してくれました。お疲れ様でした。

 

 

 参加してくれたみなさん、楽しんで もらえましたか?

次回の Kidsサンデーは、5月7日(日)に行われます。

 

 

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ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 


                   Kidsサンデープロジェクト 小舘




みなさんこんにちは!(*^_^*)

ちらほら桜の花も咲き、ようやく春めいて来ましたね♪

4月1日、2日に開催した 「フロアスタッフとあそぼう!」では、

「春の女神」とも呼ばれる、ギフチョウの標本を観察し、

チョウをモチーフにした工作を行いました。
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3階展示室の「ナチュラリストの幻郷」には、チョウの標本がたくさんあります。
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世界のチョウの鮮やかな色彩の中に、日本の固有種「ギフチョウ」を見つけました。
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さすが!「春の女神」。優美な華やかさを感じます。
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さっそくチョウのハネに色をぬり、二種類の太さのストローをつけて完成!
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長い方のストローをひっぱると、チョウのハネがひらひら~と動きます。
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ひとはくの中でも、しばし春を感じて頂けたでしょうか?
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ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

これからも、フロアスタッフのイベントをよろしくお願いいたします。

        フロアスタッフ:にしぐち・きただに・てらお
ある日のこと、植物はかせの小舘研究員のもとへお手紙が届きました。
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①ひらべったくて、黒っぽいまめ
②きみどりいろのけんみたいなもの
③枝に茶色い葉がついている木
この3つの正体を調べてほしいという調査依頼!

というわけで!今回のひとはく探検隊
「早春の植物を観察しよう!」では、その正体を調査しましたよ~!
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深田公園へ出て、さっそく発見したのは...
フジのタネ!
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たくさん見つけましたね~(^^)
このタネの形はもしかして...?

黄色いお花でおなじみ、ラッパスイセン!
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あれ、このつぼみは何かに似てるかも...?

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そのほかにも、ツクシドングリなども発見(◎0◎)!

参加してくださったみなさん、とても熱心に植物を観察していました!
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はたしてひとはく探検隊は、手紙に書かれた植物の正体を
見つけることができたのでしょうか...!?

調査結果はぜひ、博物館でお確かめ下さい(^▽^)☆

たくさんのご参加、ありがとうございました!

だんだん暖かくなり、春の気配が近くなってきましたね。
新生活スタートを前に、体調を崩されないようにお過ごしください。

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春休みの最初の土曜日!
今日のイベントは、はかせと学ぼう!「アンモナイト石けんをつくろう!」
たくさんのみなさんが参加されました☆
本日のはかせは、アンモナイトはかせの佐藤研究員です。
初めにアンモナイトについてのお話がありました。

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アンモナイトって、何の仲間なのかな?
かたつむり?巻貝?
実は・・・イカやタコの仲間なんです\(◎o◎)/!

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アンモナイトについて、お勉強したあとは・・・

石けんを溶かして、シリコン型に流し込みます。
本物のアンモナイトから型を取ったシリコン型なので、とてもリアルなレプリカが出来上がりますよ!

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お湯に入れると溶けてしまうので、ご注意を。
ご参加のみなさま、ありがとうございました!!

明日のイベントは、
ひとはく探検隊「早春の植物を観察しよう!」
みなさまのお越しを心より、お待ちしております。

フロアスタッフ かどはまえりこ

3月20日(月・祝)

ワークショップ 『ミニチュアジャングルをつくろう!』

が行われました!

 

ボルネオジャングルを舞台にしたデジタル紙芝居「オランとウーたんのジャングル探検記」の絵を元に、組み立てると立体のジオラマになるおもちゃ絵の一種〝立版古(たてばんこ)〟を作りました。

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のりを使って、風景を一枚一枚貼り付けていきます。
細かい作業もありましたが、おとうさん、おかあさんも一緒に作っていただきました。

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みなさん、はさみの使い方もとても上手です!

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4枚の風景を重ねると...立体的なジャングルの完成です!

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ぜひお家に飾ってくださいね~(^ ^)

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!


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少しずつ春めいてきました。
今日の「フロアスタッフとあそぼう!」は 春の味覚「ホタルイカ」の
模型をみんなで光らせたよ!
イカ・タコはかせの 和田研究員よりホタルイカの身の隠し方を教えていただくと
皆さん「へー!」「そうやったんやー!」と驚きの声があがっていましたよ。

IMG_9434.jpgIMG_9435.jpgホタルイカの模型に光るヒミツをつけて・・・  光をためると・・・・

IMG_9438.jpgIMG_9439.jpg暗闇で光ります。

このイベントは明日も行います。

3連休真っただ中!

ひとはくへのお越しをスタッフ一同お待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ

3月11日、12日の画はくの日はミニ企画展「六甲山のキノコ展2017」の会場で行いました。
イベントが始まる前から、どのキノコを描こうかとみなさん熱心に展示を見てくださっていました。

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よ~く観察してるね。キノコのことをよく知っていて、キノコの名前を教えてくれたお友達もいたよ。

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できあがった作品は、さっそく4階ひとはくサロンに展示しました。
クレヨンの線で力強く描かれたキノコやカラフルなキノコ、色鉛筆で繊細に描かれたキノコ、菌糸をのばして地面に生えているキノコなど様々です。

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※クリックで拡大

どの作品も楽しんで描いてくださったのが伝わってきます。
どうぞ、みなさんご覧ください。

さて、3月18日(土)・19日(日)のフロアスタッフとあそぼうは、「ひかるいきもの」。
そして20日(月・祝)は、「ミニチュアジャングルをつくろう!を行います。
※詳細は「タイトル」をクリック

みなさん!ぜひ、お越しください。待ってま~す。

(フロアスタッフ いしくら)

月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。


3月のKidsサンデーは、晴れ、ときどき曇りの天気でした。

ひとはくの周辺に植えられているヤブツバキ(花弁が多い品種)のつぼみの先の方がピンク色になっています。
(もうすぐ咲くかなあ---)

 
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 ▲ヤブツバキ(千重咲き品種)のつぼみ


Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

午前中は、
研究員による「ねっこの観察」や、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「展示室ツアー」などが実施されました。

 

根には、いろいろなものがありますが、今回の「ねっこの観察」では、外に出て
ドングリをさがし、ドングリの根を観察します。

セミナー室で研究員から出題された「ねっこ クイズ」や「ドングリ クイズ」など
をしたり、ドングリなどについてのお話を聞いてから、みんなで深田公園へ。

 
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▲「ねっこ クイズ」や、根の観察ポイントの話 ▲みんなで深田公園にでます


ドングリのなる木の下でドングリを探して根っこを観察します。

 
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▲ 根っこを一生懸命掘っています     ▲根っこを観察中

みんな、ドングリの根っこを見つけられたかな?
 

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▲ 根っこについてお話中         ▲拡大装置で拡大してみんなで観察中


 セミナー室へもどってから、採ってきた根っこを拡大して観察しました。

午後は、

研究員のオープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」、
NPO法人 人と自然の会さんの「パネル シアター」、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「フロアスタッフとあそぼう!たんぽぽペーパークラフト」、
キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)さんの「キッピー山から こんにちは! 
まゆだまコロコロ」などが実施されました。

 

「解説!丹波の恐竜化石」では、
恐竜化石の発見から現在までにクリーニングされて展示している標本を中心に研究員から詳しく解説がありました。

 

 

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▲丹波の恐竜化石の詳しい解説       ▲子どもたちも熱心に聞いています
     

  

2階では、「パネル シアター」がはじまる前に、たのしい、おはぎの歌?をみんなで歌います。
今回の「パネル シアター」のお話は、「はるよこい」、「ねずみのよめいり」でした。


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▲ みんなで うたを歌い楽しそう!      ▲「はるよこい」のパネルシアター

 

 


「フロアスタッフとあそぼう!」では、たんぽぽのペーパークラフトをつくりました。

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▲ 作り方のお話を聞いています ▲ 図鑑でタンポポに寄ってくる虫を調べています

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▲たんぼぼクラフトできあがり。

しかけで、花が開いたり、閉じたりします。虫も寄ってきます。

 

また、フロアスタッフによる午後のデジタル紙芝居は、「たんぽぽレストラン」でした。


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▲紙芝居がはじまる直前のようすです。たんぽぽクラフトをもっている人もいますよ

 

「キッピー山からこんにちは!まゆだまコロコロ」では、
「まゆだま」(カイコガの蛹の繭)に絵を描いたり、色を塗ったりしたあと、転がして遊びます。

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▲「まゆだま」に絵を描いたり色をぬって・・・ ▲ それから、ひみつ?の細工をして... 

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▲転がしてみます

 
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▲転がしてみます            ▲小さい子も 転がしています

いろんな転がり方をして たのしいね。

 

 今回もいくつかのプログラムでは、関西ユース(大学生)のお姉さん(牧さん、松尾さん)が
子どもたちのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。


 


<ちょっとした出来事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

ひとはくに、よく来てくれる兄妹さんが、お家でつくった、
口がパクパクするワニ(お兄ちゃんの作品)と、
かわいいフクロウ(妹さんの作品)を見せてくれました。

上手に作っているね~!! すご~い。

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▲自分たちで作った作品を見せてくれている兄妹

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



次回の Kidsサンデーは、4月2日(日)に行われます。

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ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 


                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


4日の土曜日、今日は春のお花である「たんぽぽ」をつくるイベント
フロアスタッフとあそぼう「たんぽぽペーパークラフト」をおこないました!

まずは簡単な○×クイズ
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たんぽぽはすごく身近な植物ですが、知らないこともたんくさん!

スペシャルゲスト鈴木研究員のお話もありましたよ!
実はたんぽぽ、太陽の光でひらいたりとじたりするのです。
雨の日にたんぽぽを観察するのも楽しいかも...?)
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たんぽぽの秘密をたくさん教えてもらい、
参加されたみなさんも とっても充実した表情でした!

お話のあとは、早速ペーパークラフトをつくります。
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少し細かいところはお父さん、お母さんと協力。

たんぽぽにやってくる生きものも描いてもらいました!
チョウやハチ、いろいろないきものが登場です!
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(なにを描こうかな...?お父さんと相談中)  (カラフルなチョウを描いたよ!)

本物みたいにひらいたり、とじたりするたんぽぽが完成!
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最後にたんぽぽ博士の鈴木研究員と一緒にハイ、チーズ♪
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かわいいたんぽぽがたくさん咲きました!
みなさんもこの春はぜひ、たんぽぽを観察してみてくださいね!

ご参加ありがとうございました(^▽^)

5日、日曜日はイベントもりだくさんのキッズサンデーです!
たんぽぽペーパークラフトも引き続き行いますので、
ぜひ、ひとはくにお越しください☆

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フロアスタッフとあそぼうは、昨日に続きおひなさまづくりでした。
しかし、今日のおひなさまはミニ版!!恐竜ミニおひなさまです。

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ティラノサウルスのおだいりさまとトリケラトプスのおひなさま❤かわいくて強そうです。


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着物のからだを組み立てて、顔をつけます。扇子や烏帽子でおしゃれして完成!

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ひとはくならではの恐竜おひなさま、お家にかざってくださいね。
たくさんのご参加ありがとうございました。

来週3月4日(土)、5日(日)のフロアスタッフとあそぼうたんぽぽペーパークラフト
です。春の花たんぽぽをみんなで作りましょう!詳しくは、ここをクリック。

(フロアスタッフ いしくら )

2/25(土)のフロアスタッフとあそぼうは、「大きなおひなさまづくり」を行いました。

みんなで力をあわせて大きな恐竜おひなさまをつくろう♪

まずは着物を組み立てて...

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ティラノサウルスとトリケラトプスの顔(^_^)をつくりました。

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できあがった恐竜の頭を組み立てた
着物にのせました。

「ガオォーッ」と聞こえてきそうですね。







大迫力のおひなさまができあがりました。

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ティラノサウルスの口から顔をだしたり、
恐竜のぼうしをかぶって記念撮影。











最後はみんなで写真を撮りました。ご参加いただきまして、ありがとうございます!



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3月末まで展示しておりますので、また恐竜おひなさまに会いにきてくださいね!
記念撮影もできますよ♪

 

明日2/26(日)は、本日つくった恐竜おひなさまのミニバージョン
恐竜ミニおひなさまづくり」を行います。

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恐竜の顔のミニおひなさまをつくって、おうちでかざろう!

時間:13:30~14:00
場所:4階オープン・ラボ
定員:20名
参加費:200円





 

※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。

ご参加お待ちしております♪

フロアスタッフまつだ

2017年2月22日、認定こども園 湊川短期大学附属 神陵台幼稚園へ、Kidsキャラバンに行ってまいりました。
今年度最後のKidsキャラバンです。

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寒い日も多かった今年の冬でしたが、この日は朝からいいお天気。
空の色、建物の色、それにゆめはくの色。パステルカラーで、きれいでしたよ。

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キャラバンのはじまりはじまり〜 お遊戯室に入るには、カマキリの下をくぐらなければなりません。

2_DSC_1579.jpg はじめに、クイズで、ひとはくの紹介をします。

3_DSC_1599.jpg どんぐりとまゆ玉。コロコロ転がるなかまたち、たいけんコーナー。

4_DSC_1601.jpg 本物の化石にさわります。ふしぎな形です。

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恐竜キューブパズルや、生きた虫たちも登場。

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ゆめはく車内で。虫めがねで大きくして観察したあとは、むしむしみっけ。みんな、優秀だったよ!

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園長の濱田康助先生(左端)は、じつは、ずいぶん以前、ひとはくで働いていたことがあったので、お友だちで〜す。
こんな再会ができるのも、うれしいですね。

平成28年度(2016年度)のKidsキャラバンは、これでおしまいです。もうすぐ(3月上旬を予定)、平成29年度(2017年度)の募集を開始しますよ。ホームページにご注目ください。

【スタッフ:古谷 裕・鈴木 武・高瀬優子・八木 剛(記)】

もうすぐひなまつりですね。

ひとはくでは、一足先にひなまつりイベントを行います。

2/25(土) 「大きなおひなさまづくり」

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みんなで力を合わせて、大きな「恐竜おひなさま」をつくろう!
できた作品は、4階ひとはくサロンで3月末まで展示します。

時間:13:30~14:00
場所:4階オープン・ラボ
定員:15名
参加費:無料





2/26(日) 「恐竜ミニおひなさまづくり」

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恐竜の顔のミニおひなさまをつくって、おうちでかざろう!

時間:13:30~14:00
場所:4階オープン・ラボ
定員:20名
参加費:200円







いずれも、当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。
定員になり次第終了します。

 

ご参加お待ちしております♪

 

フロアスタッフまつだ

2/19(日)フロアスタッフとあそぼう「画はくの日~はくせいひょうほんをかこう!」をおこないました!

「いつもは見ることのできない標本をじっくり見てかいてみよう」

さてどんな標本が登場するのかな?

 

ダダーン!!タイリクオオカミ!!
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 ダダーン!!イヌワシ!!
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大迫力の標本に、みんなの目はくぎ付け\(◎o◎)/

 さぁ描いてみましょう!

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たくさんの方が参加され、たくさんのステキな作品が出来上がりました☆彡

ご参加のみなさま、ありがとうございました!!

作品は4階ひとはくサロンに掲示しております。ぜひ見に来て下さいね!

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次回のフロアスタッフとあそぼうは・・・

2/25(土)大きなおひなさまづくり

みんなで力を合わせて、大きな「恐竜おひなさま」をつくろう!

できた作品は、4階ひとはくサロンで3月末まで展示します。

2/26(日)恐竜ミニおひなさまづくり

恐竜の顔のミニおひなさまをつくって、おうちでかざろう!

 

みなさまのご参加を心よりお待ちしております!

 

フロアスタッフ かどはまえりこ

2/18(土)のイベントは、はかせと学ぼう!「ちょっと観察、この植物 冬編」
植物はかせの小舘研究員と一緒に、植物観察にでかけました。
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はかせから出されたミッションは3つ
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さぁ、どんな植物がみつかるかな?

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植物は寒さや虫から自分を守るためにが生えているそう
近くで見てみると...本当だ!ふさふさしてる!

木の幹にあるキズのようなもの人間でいうとは「口」部分
ここから息をしています。
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指でふさいでしまうと、苦しくなっちゃうかも!?

みなさん、見事!ミッション達成!
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お部屋に帰ったら、持って帰ってきた植物を大きなテレビに映して見ました。
普段は見ることができない植物の姿に大興奮!
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「すごい!つぼみを切ると玉ねぎみたいになってる!」

子どもたちの観察する力に、スタッフもたくさん勉強させていただいた一日でした!

ご参加いただき、ありがとうございました!

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ユニバーサル・ミュージアムをめざして88

水木しげるさんの「幸福の七カ条」

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 ずっと不思議に感じていることがあります。それはあまりに多くの若者がゲームに夢中になっていることです。別にゲームそれ自体は健全な遊びだと、わたしも知っています。ここで言っているのは常軌を逸している(とわたしの目には見える)ゲームへの没頭です。

 通勤のために朝と夕方、電車に乗ると、例外なくゲーム機に夢中になっている若者がいます。小型のタブレットやスマート・フォンを覗いている人には、メールをチェックしたり電子書籍を読んでいる人もいるのですが、ゲームをしている人は両手の指がせわしなく動いているので、すぐそれとわかります。中には混み合った駅で歩きながらやっている人がいたりします。電車の中でじっとしてやる分には気にしないようにしていますが、駅を歩きながらとか、夢中になって階段の途中で立ち止まってまでやられると、大いに迷惑です。しかし、わたしが迷惑だと思っても、やっている当人は意に介していないようです。

 テレビを見ていても、やたらと多いゲーム・ソフトの宣伝には違和感を覚えるようになりました。商品を宣伝するのはごく当たり前のことですが、わたしはゲームは知らないので、宣伝を見せられても意味がわかりません。だいたい現代の若者はテレビを見なくなったと聞きますから、ゲームの宣伝をするのにテレビは場違いな気がします。ひょっとするとそれは若者に向けたメッセージではなく、わたしのような、社会的には十分に落ち着いている(はずの)中年や老人をターゲットにしているのかもしれません。ということは、60歳を過ぎたわたしの世代にも、ゲームの愛好者が多くいることを意味します。中年や老人の現実逃避は......、ん?

 なぜこれほど多くの人がゲームに夢中になるのでしょう。ゲームは架空の世界です。いくら事件が起こっても、現実に反映されることはありません――少なくとも、わたしの知っている現実世界には、反映されたことがありません。それなら、何を思って架空の世界に夢中になるのでしょうか? というより、架空の物語世界に夢中になることが不思議だと感じるわたしが変なのでしょうか? それなら、仕事やアルバイトをしてお金を稼ぎ、家に帰ってゆっくり過ごし、眠りに着く。季節になれば、ちゃんと納税をするという、当たり前の生活と当たり前の社会を、そのような人びとはどう感じているのでしょう? 「眠る場所や食べるものは、なければ生きていけないから、身の回りにあることは我慢するが、できれば(架空世界のように)目の前から消えて欲しい」。そんな認識なのでしょうか?(あえてですが、かなり、ひどいことを言っています。わたしの本当の考えは、最後に書きます)

    *

 ここまで考えてきて、水木しげる さんのことを思い出しました。まんが「ゲゲゲの鬼太郎」 (1) で有名な水木さんは、元祖「架空の世界」の住人かもしれません。奥様の武良布枝さんが『ゲゲゲの女房』 (2) というご夫婦の自伝をお書きになりました。そのことは知っていましたが、わたしは残念ながら読んでいません。幸い『ゲゲゲの女房』を原作にした連続テレビ小説(題は同じ「ゲゲゲの女房」 (3) )がNHKで放送されましたが、わたしはこちらの方なら見たことがあります。

 連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の中で、水木しげるさんのやることは、とても変なのです。変なのですが、でも、おやりになることは、少なくともわたしには納得できます。例えば「おばけ」です。普通「おばけ」は恐ろしいものです。しかし、水木さんの周りで暮らす「おばけ」は、のんきで楽天的です。かえって人間の方が怖い。ずっと怖い。人間には明と暗の二面があるからです。怖い「おばけ」もいるのでしょうが、水木さんの側には近寄らないらしい。テレビまんが『ゲゲゲの鬼太郎』 (4) に出てきたおばけたちも、「(おばけの世界には)学校も~ 試験も何にもない♪」と歌っていたぐらいです。

 本当のところ、水木さんは「おばけ」や人生をどう感じていたのかは わかりません。しかし、戦争中、ニューギニアでいっしょに過ごした村人との交流 (5) は生涯忘れがたいものだったようです。そこでは「おばけ」が身近に感じられたのでしょう。幼い頃、鳥取の境港で馴染んだ「おばけ」たち (6) とニューギニアで出会った「おばけ」 (7) とは親戚筋だったのかもしれません。水木さんにとって「おばけの世界」は理想郷に近いものだった気がします。

 以前、どこかで紹介したことがあるかもしれないのですが、水木さんにとって軍隊とは非人間的な組織でした。規律に違反したと言ってはむやみに殴り、反抗は許さず、理不尽さが支配していました。誰が書いていたのかは忘れてしまいましたが、自分の死や敵軍よりも、本当の恐怖は、本来、味方であるはずの自軍の上官だったという感想を読んだことがあります。上官は一時の憂さ晴らしや自分自身の惨めさの裏返しとして部下を殴ったのです。

 水木さんは見張りの時、双眼鏡で鳥を見ていて遅刻し、おかげで敵軍の爆撃を逃れて、味方は全滅したが自分は生き残ったと語っています。ただ、再度の爆撃で吹き飛ばされて、軍医に十徳ナイフで左手を切り取ってもらったそうです。

 この残酷な人間関係や息の詰まりそうな硬直した組織と対照的なのが、日本軍の近くに住むニューギニアの村人の生活です。芋とバナナを植え、粗末な小屋に住み、日本の暮らしからは想像できないほど呑気な生活でした。水木さんは、よほど、この村人の生活が気にいったらしく、何度も村人のもとに通ったそうです。鳥取で馴染んだ「おばけ」たちと親戚筋に当たるニューギニアの「おばけ」のことを書きました。それは村人が儀礼で踊る伝統的な精霊のことです。この戦争体験や現地の村人の生活は、水木さんのいろいろなマンガや文章に、繰り返し繰り返し書かれています。

    *

 水木さんがお書きになったものに「幸福の七カ条」があります。『水木サンの幸福論』 (8) という本に出てきます。それは:

第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。

というものです。

 ここで水木さんがおっしゃっていることの基本を、わたしの解釈を元にお伝えします。

 つまり、世間でいう「成功」を求めても幸せにはなれない。それよりも、自分なりにやりたいことや、やらずにはおれないことを見つけられた人が本当の意味で幸福だ。戦争は人の一生に残酷な傷をもたらす。傷とは人に付けられ、あるいは人に付けたものだ。そして本当の幸せは物質的な物やお金にあるのではなく、こころの豊かさにある。そうおっしゃっているような気がします。

 最初に挙げたゲームという「架空の世界」に夢中になる人びとは、決して「しないではいられないこと」をし続けているわけではないでしょう。無為な時間をうっちゃるためにゲームに夢中になる。「無為な時間をうっちゃるため」なのだから、人生に成功するか、しないかに関わらず、ゲームに重大な意味はない。ただゲーム会社の利益に貢献しているだけだ。そう思えてしまいます。

 わたしはこの人たちを特別な人たちだとは決して考えていません。この人たちは、もう一人のわたしです。わたし自身の明日の可能性です。それは昔、水木さんが軍隊という非人間的な組織で出会ったような「殴られた部下の一人」であり、「殴った上官の一人」でもあります。ただ水木さんとの違いは、「なければ生きていけない眠る場所や食べるもの」を捜し、世間的な「成功や栄誉や勝ち負け」に縛られ、夢を見続けていることではないでしょうか。夢はかなうこともあります。しかし、努力をしてもかなわないことが、案外、多いものです。

 それよりもわたしは、芋とバナナを植える生活にあこがれます。

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(1) まんが『ゲゲゲの鬼太郎』(ちくま文庫 ほか)

(2) 『ゲゲゲの女房』(実業之日本社文庫)

(3) 連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(NHK)
http://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=asadora82

(4) テレビまんが『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ など)

(5) ユニバーサル・ミュージアムをめざして81:「私だけ」のものと「あなたたち」
http://www.hitohaku.jp/blog/2016/10/post_2233/

(6) 『のんのんばあとオレ』(ちくま文庫)

(7) 『水木しげるの娘に語るお父さんの戦記』(河出文庫)

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(8) 『水木サンの幸福論』(角川文庫)




三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

人と自然の博物館では、ひとはく地域研究員や連携活動グループをはじめ、地域の自然・環境・文化を自ら学び伝える活動を行っている方々が、お互いの活動を知り、活動の質をあげ、新たな展開のヒントを得る場として、「共生のひろば」を開催しています。2006年からはじめて、12 回目となりました。開催した発表会では、口頭発表・ポスター発表等を合わせて80件を超えるの発表があり、活発な情報交換ならびに交流がおこなわれました!子どもからシニアの方、自然観察を始めて間もない方、超プロフェッショナルの方、どなたでも参加できるのが「ひとはく」のいいところですね!

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今回もひとはくのライブ映像配信機器を活用して、大セミナー室で開催された加藤研究員のギャラリートーク「人類誕生の時代を探る試み」や各種団体、学校などの口頭発表などをビデオカメラで撮影した映像をライブ映像配信機器や配信サーバー・無線LANを活用して中セミナー室やひとはくサロンでモニター等に生中継を来館者に提供し、研究内容の効果的な発表や来館者の理解度の向上に役立てております!

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ギャラリートーク
「人類誕生の時代を探る試み」(加藤研究員) 
ギャラリートーク終了後もみなさんから研究に関する質問がたくさんありました!
また、研究に関する個別の質問が学生さんなどからもあり・・・このままだと・・
夕方までいきそうな雰囲気でしたね~
みなさんの知的好奇心はアフリカ大陸より熱い!!
  
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口頭発表
口頭発表の部では、地域の活動団体や高等学校、大学を含め8団体の発表があり
質疑応答などもあり会場は熱気があふれておりました!
10代の方々の発表が多く・・・
みなさんに元気なエネルギーが・・・青春っていいですね~

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ポスター発表など
ポスター発表があり、参加の皆様たちも互いの活動を知る場として観覧するとともに
観覧者からの質問に回答されている光景が見られました。
また、当館の研究員が参加者の研究への助言も行いました。
その場で研究員の特注セミナー状態です!

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また、ひとはくでは
12日からはミニ企画展「淡路島の和泉層群北阿万層の化石調査」
本日からはミニ企画展「六甲山のキノコ展2017~野生のキノコの不思議な魅力~」
ミニ企画展 ひとはく研究員展2017「ひとはくの今」が開催しています!
本日、「共生のひろば」は終了しますが、まだまだ、ひとはくは企画展が盛りだくさん!
みなさまのお越しをお待ちしております。

                               情報管理課 中前純一 

 
兵庫県立人と自然の博物館は、1月29日(日)に開催された
第9回サイエンスフェアin兵庫にブースを設け出展しました。

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会場は兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス 神戸大学統合研究拠点コンベンションホール・ラウンジ
甲南大学FIRST(ひとはくは7F レクチャールームです!)
 
今回も1500名を超える高校生などが参加し、科学技術分野における研究や実践発表の場として口頭発表やポスター発表が行われアカデミックな熱気がいっぱいです!
そして・・・今回の・・・
ひとはくの出展タイトルは・・・いろいろな「虫」でございます!
世の中にはいろいろな「虫」がいます。きれいな虫、かっこいい虫、変な虫......。
さまざまな昆虫やダンゴ虫などの標本や生体を展示します。その形や生活の不思議などを紹介しました!

ひとはくとしても、「研究や実践の拡大・充実・活性化」というフェアの目的にかなうべく、
出展し、高校生などと交流をさらに図ることができました!
ひとはくブースはいつも「大入り満員」でございました。
標本の説明等を兼ねたミニセミナーや高校生や参加者からの質問など
研究員が熱心に説明と研究のアドバイスを行いました!
高校生のみなさん!ぜひ!未来の研究者をめざして頑張ってください!
ひとはくはみなさんの夢の実現を応援します!

それぞれの"ひとはく研究員"の"研究"ぶりを感じ取ってもらえたと思います!

会場の様子です!

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鋭意準備中です!         標本をセット
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ほんものは迫力も・・ちがいますね~
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ひとはくブースは高校生で満員です!   まわりには高校生がたくさん!

高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾の紹介コーナーも!
こんなやりとりも・・・
高校の先生方から・・
教科の研修として行きたいんですが・・・
大人はむりですか・・・?
参加できたら・・絶対スキルアップして・・授業にいかせるんですが・・・など
違いのわかる方(理科の先生方)はどれだけ充実した内容か・・すぐにわかっていただけるんですね~

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なんと!フェア当日は兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス となりの
理化学研究所計算科学研究機構スーパーコンピュータ「京(けい)」の見学・紹介もありました!
 
今回サイエンスフェアに参加された高校の中には、2月11日(土・祝)に
兵庫県立人と自然の博物館で開催される
第12回 共生のひろば(2017年2月11日)でも発表される高校もあります。

そして・・・
高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾(ブログ)
参加してくれた高校生も!
次は「共生のひろば」でお会いできることを楽しみにしていますね。
                                

                                 情報管理課 中前純一

ユニバーサル・ミュージアムをめざして87

アートと哲学

三谷 雅純(みたに まさずみ)




 高次脳機能障がい者や失語症者の皆さんといっしょに、当事者に聞きやすい公共放送のあり方を探っています。実験的に作ったサンプルを視聴してもらい、聞きやすいとか、よくわからないといったことを教えてもらうのです。その音声素材として、プロのアナウンサーに「わざと大げさに読んで下さい」とか、同じ文章を「わざと棒読みで読んで下さい」などと無茶なことをお願いして、その音声を録音させてもらっています。関西テレビCSR活動です。アナウンサーの皆さんが協力してくれたのです。ちなみに CSR とは "Corporate Social Responsibility" の頭文字をつないだもので、「企業の社会的責任」という意味です。

 アナウンサーはプロなので、録音する小部屋に入る時はテレビで見るような、言わば「よそ行きの顔」になっています。ただし、わたしと同様、皆さん、生身の人間なのですから、家に帰ってまで「よそ行きの顔」でいるわけはありません。家ではちゃんと眠り、ちゃんと食事をする普通の家庭人です。当たり前です。

 それなら、どのように「よそ行きの顔」に変身するのかというと、わたしが話をうかがった男性は、寝起きは1時間ほど発声練習(だったと思います)をしないとカメラの前に立てないとおっしゃっていました。のどや舌が滑らかに動かなくては、アナウンサーの仕事に差し障りがあるとおっしゃるのです。その修練は毎日繰り返す習慣なのでしょう。

 俳優や歌手といった人たちも同じだと思います。舞台では広い観客席の後ろまで台詞(せりふ)や歌声を届けなくてはいけません。肺活量やドレミファソラシドの音域は、毎日の練習が高い能力を維持するポイントだと聞いたことがあります。落語家や漫才師でも、きっと似た習慣があるのでしょう。

 実はわたしも、ここ10年以上、自(みずか)らに音読を課しています。口をなめらかに動かすためのリハビリテーションです。夕方30分ほど、本を手に持って読み上げます。もし音読をサボるとどうなるかというと、たちまち失語が出て舌やのどが滑(なめ)らかに動かなくなります。会話にならないのです。わたしの場合、会話ができないでそのまま放っておくとせっかく考えたことが形にならず、頭から消えてしまいます。思いついたということは憶えていますから、気持ちの悪いこと甚(はなは)だしいのです。わたしは仕事でセミナーの講師や大学の講義があります。ですから「考えたけれど、頭から消えてしまった」のでは、聞く方が何事が起こったのだろうと戸惑ってしまいます。わたしにとって「〈ことば〉にする」ことは、「思ったことを定着させる」ことなのです――このコラムも「せっかく感じたことだから、わたしの頭から消えてしまう前に定着させたい」という思いで文字にしています。

☆   ☆

 音読する本は、いろいろなジャンルから選びます。わざと漢字だらけの『論語』の解説書を選んでみたこともありました。実を言うと、これにはほとほと手こずりました。それでも終わりまで読み上げました。まだ病後1年目か2年目のことです。

 ついこの間までは、新年を越えて鷲田清一さん『素手のふるまい アートがさぐる〈未知の社会性〉』(1) を音読していました。この本の音読は、開始したのが2016年11月30日、し終えたのは2017年 1月 8日ですから(わたしの癖で開始と終了の記録を付けています)、およそ40日かかったことになります。

 鷲田清一さんは哲学者です。哲学者の文章は難しいものが多いのですが、鷲田さんの文章は読みやすく――それでも充分難しいのですが――、その上、わたしの普段の思考法とは違うので多くのことを教えてもらいます。

 そもそも『素手のふるまい』とは何のことでしょう。それは生身の人間が、さまざまなことにどう振る舞ったかを表す言葉だと思います。2011年 3月11日に東日本大震災が起こりました。被災した東北地方は大きな打撃を受けました。震災の後、土地の人びとと共に、多くのボランティアが復興に参加しました。その中でアートという人間の営みが人びとにどう受け止められたか。そのことを中心に――鷲田さんご自身は震災の記録を意図して書いたのではないとおっしゃっていますが――「アートと社会の錯綜した関係」(p. 239、「おわりに」)を観察し、思索した結果できあがった本でした。

☆   ☆

 この本を音読し始めた時は、どうアートと哲学が繫(つな)がるのだろうと疑問でした。人間なら誰でもアートを作る行為はできます。それでもアートを仕上げるのは特別です。少なくとも他人に見せるためには作品としてしっかりしていなければいけません。きっと「特異な才能を持った天才が、何かのひょうしに創り出したもの」なのではないか。そう思ってしまいます。

 それにしても哲学とアートです。哲学は「理詰めの学問」です。それにくらべると、アートに理屈は必要でしょうか? 理屈よりも感性が必要なのではないでしょうか? 「哲学は理屈、アートは感性」、そう考えれば、まるっきり逆の営みと言えそうです。そうした二つが結びつく余地はどこにあるのでしょう?

 この疑問は音読する内に解消されたように思います。

☆   ☆

 例えば作業を効率化させようとする時にはルーティン化しようとします。流れ作業なら、いちいち考えなくてもいいのだし、計画は誰か他人が立ててくれるのが普通です。それに作業の方法がバラバラでは一定の出来上がりは保証できませんし、少ない人数で大量の作業をこなすためには統一が必要です――それが仕事というものです。まさに仕事のマニュアル化です。しかし、さまざまで具体的な個人が生活する時、「仕事」では推しはかれない、あれやこれやは付きものです。ましてや、どうなるのかわからない社会で生きていくのです。なぜ生きていくのかという目的さえはっきりしない場合があります。リアルな人生では、そんな曖昧さが当たり前なのです。そのことを鷲田さんは、

「政治的な判断においても、看護・介護の現場でも、芸術制作の過程でも、見えていないこと、わからないことがそのコアにあって、その見えていないこと、わからないことに、わからないままにいかに正確に対処するかということが問題なのである」(p. 107、「3 強度 志賀理江子の〈業〉」)

とおっしゃいます。そして、それに続けて現代人の振るまいを指して、

「人びとはそれとは逆方向に殺到し、わかりやすい観念、わかりやすい説明を求める。一筋縄ではいかないもの、世界が見えないものに取り囲まれて、苛立ちや焦り、不満や違和感で息が詰まりそうになると、その鬱(ふさ)ぎを突破するために、みずからが置かれている状況をわかりやすい論理にくるんでしまおうとする」(同上)

とおっしゃいます。しかし、アートを創るという行為はマニュアル化はできません。一回ごとに呻吟(しんぎん)し、思い悩んだあげくに出てくる制作です。そこが哲学と同じだと考えておられるのだと思います。リアルな人生の曖昧さに耐えながら「わからないままにいかに正確に対処するか」が大切であると言っているのです。哲学は個人の思考した結果を他人にわかってもらわなければ意味がありません。皆にわかってもらうためには理屈が必要です。一方、アートは「感性」が大切です。ただし、なぜ「感性」が大切なのか、そのわけはと言うと、ここでも皆にわかってもらうためなのです。そのひらめきは直感で得たものなのでしょう。このひらめきを得る過程が考え続けることではないか。わたしはそう解釈しました。

☆   ☆

 鷲田さんは、当たり前の言い方を疑っています。例えば、

「いまわたしたちの社会に流通している「エコ」「多様性」「安心・安全」「コミュニティ」「コミュニケーション」「イノヴェーション」などの概念は、それを仔細に吟味すればさまざまな不整合や撞着(どうちゃく)に突き当たるはずなのに、さらなる吟味を抑圧し、それに対して正面からは異を唱えさせなくする思考の政治力学が根強くはたらいている。わたしたちの思考を催眠状態に置くような力学である。」(pp. 104-105、「3 強度 志賀理江子の〈業〉」)

とおっしゃいます。よくある「時代の言葉」を疑う。少なくとも、その根源に立ち返って吟味する。それができない現代の人びとは我慢して考え続けることができないと言うのです

 自然現象や環境問題と対比させて考える場合、我われはつい「人」を単純化してしまいます。つまり「均質な人間像」を想定してしまいます。しかし、現実に「均質な人間」などはいません。赤ん坊や子ども、成人、高齢者といったライフ・ステージや発達段階、性・ジェンダー、遺伝的多様性、障がいの有無などは、時と場合に応じて適切に区別しなければ、人権でさえ十分に尊重できない場合があります。例えば、いくらわかりやすい言葉であっても、まだ〈ことば〉の話せない赤ん坊に口で説明するのでは何もわかりませんし、高齢者や身体障がい者に災害から身を守る術(すべ)を説明する時には、体力的なことを考慮しなければ意味がない場合があります。そのことを『素手のふるまい』では、

(個人個人の態度で大切なことは)「おなじ一つのものへと結集ないしは糾合させられることの拒否ということだろう。これを裏返していえば、一つへまとめることのできない多様性の徹底した擁護ということだ。」(p. 236、「8 点描」)

と表現していらっしゃいます。その上で、アートというものを

「生を丸くまとめることへの抗いとして、アートはいつも世界への違和の感覚によって駆動されているはずである。」(p. 238、「8 点描」)

と書くのです。ここで言うアートとは「わたし達の生活実感」に近い意味を持つのだと思います。

 鷲田さんは観念的な思弁の哲学者ではなく、具体的なもろもろの問題と格闘する「臨床哲学者」です。理論も大事なのですが、「臨床」はごちゃごちゃとややこしく、無駄が多く、互いに矛盾することがよくあります。そして「臨床」と言う以上、問題の解決を目指さなくてはならないのだと思います。ただ頭に思い描いただけの、現実にはどこにもいない「人」ではなく、さまざまな立場で問題を抱えて困っている、あるいは問題が解決して笑っている具体的な〈人〉こそ、哲学的に対象とするべき課題だとおっしゃっているのだと思います。

 「臨床」であつかうさまざまな問題は、まさに「ごちゃごちゃとややこしく、無駄が多く、互いに矛盾することがよくあ」るけれど、それに耐えて考え続けようと呼びかけておられます。我われの人生そのものへの応援のような気がします。

☆   ☆

 思えば、わたしのような研究者は、哲学者や『素手のふるまい』に出てくる写真家とか陶芸家と、本質的には同じ存在であったような気がします。ところが現実には、「研究」とは名ばかりの何やらレベルの低いルーティンでお茶を濁し、本来の仕事であるはずの発見の喜びは二の次になっています。作業の効率ばかりがうるさく言われます。その中で鷲田さんのおっしゃることを実践するには、研究者の側に大きな勇気が必要です。しかし、

「知らぬ間にだれによってともわからず設定された社会の構成秩序、その軸線や書き割り(分割線)に沿って生きることができないし、生きようともしない人びと、それが『はぐれ者』である。」(p. 222、「7 〈はぐれ〉というスタンス」)

という生き方は、「アートはいつも世界への違和の感覚によって駆動されているはず」の人びとによって無骨に実践され続けるのだと信じています。第一、研究者は、「他人と違う視点を見つける」ことが生きがいなのですから。

 次は池澤夏樹さん『終わりと始まり』(2) を音読しています。

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(1) 『素手のふるまい』(鷲田清一 著、朝日新聞出版)

(2) 『終わりと始まり』(池澤夏樹 著、朝日文庫)


三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究ユニット
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

2017年1月20日、三木市立志染保育所へ、Kidsキャラバンに行ってまいりました。

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三田は雪が降っていましたが、三木はちょっと春めいた陽射しで、とてもいいお天気。


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園庭の「ゆめはく」は、定番の「むしむしみっけ」。虫めがねでじっくり見たあとは、同じ虫を見つけて遊びます。

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お遊戯室は、保育所お隣の「隣保館」です。ティラノサウルス頭骨レプリカや、拡大昆虫タペストリで、いつもと違う雰囲気に。

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「ティラノサウルスに食べられちゃうぞ ごっこ」かな。先生方も、ノリノリっ!

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さわれる化石のコーナーでは、まだ化石って何?というちっちゃな子も、ふしぎな形を楽しみます。

sijimiH170112.jpg  化石をくるんでいる「プチプチ」が、楽しかったりして。

sijimiH170113.jpg 「恐竜キュープパズル」を見守るのは、「かんちょうせんせい」。


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みんなの大好きな、どんぐりです。スプーンやお箸で、集めたり、ならべてみたり。どんぐりにも、いろんな大きさ、形があるね。「どんぐりむし」も、人気でした。

キャラバンは短い時間ですが、身近なもの、きれいなもの、珍しいもの、ふしぎなものに触れることが、みんなの好奇心を高めるきっかけになればいいな、と思います。
「ひとはくKidsキャラバン」は、これからも続けていきます。乞うご期待。

※ 準備とスムーズな運営にご協力くださった、志染保育所の先生方、ありがとうございました。

スタッフ:中瀬 勲・藤本真里・半田久美子・塚本健司・八木 剛(記)

1月3日、7日、8日は酉年の年頭を飾るイベントコウノトリになりきろう!を行いました。

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▲7日の様子です。バッサバッサ!はばたきながら飛んでいるみたい。


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▲8日の様子です。たくさんのお友だちが参加してくださいました。ひとはく上空で、はいポーズ

そして、今日9日(月)は、いつも大人気のアンモナイトレプリカ
とっても簡単!化石のレプリカづくりを行いました。

今日担当の「まみちゃん」こと大学生の松田さんが、大学卒業にともない今日でフロアスタッフ卒業です。
笑顔のまみちゃんが大好きなこどもたちも、ひとはくで会えなくなるとさびしい思いをされるかな~。
P1120386.jpg まみちゃんお疲れさまでした、そしてありがとう!!



さて、明日より2月10日(金)まで、ひとはくは臨時休館(冬期メンテナンス休館)です。
また2月11日(土)より皆さまにお会いできるのを、スタッフ一同楽しみにお待ちしています。

開館初日の2月11日(土)には共生のひろば」が開催されます。
そして、2月もわくわく楽しいイベントが目白押し!です。

くるくるとぶタネ 2月11日(土)2月12日(日)
ちょっと観察この植物(冬)2月18日(土)
画はくの日2月19日(日)
大きなおひなさまづくり2月25日(土)
恐竜ミニおひなさまづくり2月26日(日)
  ★をクリックして、チェック!!
どうぞ、ご参加ください。

(フロアスタッフいしくら)
ひとはくは、1月29(日)兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス
(ポートライナー「京コンピュータ前」駅下車スグ)などで
開催される第9回サイエンスフェアin兵庫にブースを設け出展します!

前回も1500名を超える高校生などが参加し、
科学技術分野における研究や実践発表の場として
口頭発表やポスター発表が行われました!
フェア当日の会場はとってもアカデミックな熱気がいっぱいなんです!

前回の様子です!

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 鈴木研究員のダンゴムシセミナー    秋山研究員の植物セミナー
 
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 山内研究員の標本セミナー       ひとはくブースは高校生で満員です!


ちなみに・・・ひとはくとサイエンスフェアの関係につきまして・・・

主催の兵庫「咲いテク」事業推進委員会は・・・
高校・大学・企業・研究機関等が連携して、主に課題研究的な活動を通じて
科学技術人材の育成を図ることを目的とする、いろいろな行事・プログラム、
「兵庫『咲いテク』事業」を運営されています!
兵庫県教育委員会と県内SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
指定校8校(神戸高明石北高尼崎小田高加古川東高龍野高豊岡高
神戸市立六甲アイランド高武庫川女子大附属中高)により組織されています!

実はひとはくとも関係が深く・・・研究員が
研究支援や相談、セミナー受講などで来館いただいている学校ばかりでございます!

そして・・・今回の・・・
ひとはくの出展タイトルは・・・いろいろな「虫」でございます!
世の中にはいろいろな「虫」がいます。きれいな虫、かっこいい虫、変な虫......。
さまざまな昆虫やダンゴ虫などの標本や生体を展示します。その形や生活の不思議などを紹介します。
そのほかにも・・・当日のお楽しみです!

ひとはくとしても、「研究や実践の拡大・充実・活性化」というフェアの目的にかなうべく、
ブースを出展し、高校生などと交流をさらに図りたいと思います!
それぞれの"ひとはく研究員"の"研究"ぶりを感じ取ってもらえるよう頑張ります!

研究員は出展に向けて鋭意準備中です!乞うご期待!

見学~入場料は無料です。
どなたでも見学していただけます。

日時 平成29 年1 月29 日(日) 10:00 ~ 16:30
会場(今年度は3 会場での分散開催になります。)
兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス(7F 大講義室・中講義室、5F 小講義室)
神戸大学統合研究拠点コンベンションホール・ラウンジ
甲南大学FIRST(7F レクチャールーム、6F セミナー室)
※ひとはくは7F レクチャールームの予定です!
3 会場ともポートライナー「京コンピュータ前」駅下車スグ

昨年度の様子はこちら

追伸

実はサイエンスフェア参加した高校生などが・・
ひとはくに・・・たいへん興味を持ってもらって・・・

共生のひろばに多くの高校生が参加・見学をしてくれました!
当日の様子(ブログ) 共生のひろば(単行本) 
今年度はこちら
第12回 共生のひろば(2017年2月11日)

そして・・・
高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾(ブログ)
参加してくれた高校生も!

志のある高校生などをひとはくは・・・
末ながーく支援していきますね!
それでは・・・来館お待ちしておりますね!

                     情報管理課 中前純一




ユニバーサル・ミュージアムをめざして86

インフォームド・コンセント(十分に説明を聞いた上での同意)


三谷 雅純(みたに まさずみ)


 わたしがやっているメーリング・リスト「サイエンス・サロン」にお便りを下さる方が、新聞で見たと言って大阪府堺市の国際障害者交流センター、通称ビッグ・アイ (1) のことを紹介して下さいました (2)。ネットで調べてみると、ビッグ・アイ の主な活動は芸術・旅行・セミナーの三つのようです。

 芸術は障がい者にも多くの愛好者がいます。わたしがよく話題として取り上げる高次脳機能障がい者や失語症者には、〈ことば〉のコミュニケーションは苦手な人が多いので、絵や写真、音楽といった〈ことば〉に頼らなくても成立する芸術は人気が高いのです。

 ビッグ・アイは障がい者に旅行を勧めています。ビッグ・アイが進めている「バリアフリー・ユニバーサル デザイン旅行」とは、さまざまな障がい者が行きやすいようにと考えた旅行のことです。全国の旅行会社や団体にアンケートを採った支援対象の障がいとは、視覚障がい(全盲)、視覚障がい(弱視など)、聴覚障がい、知的障がい、精神障がい、車いす(歩行不可)、車いす(歩行可能)、電動車いす、人工透析、高齢者(要介護)、高齢者(要支援)、療養者となっていました (3)

 ビッグ・アイのホームページには、各旅行社が寄せたアンケートも載っていました。アンケートの中には重度障がい者や重複障がい者、電動車いすの利用者とともに、脳梗塞、脳血管障がいの後遺症のある人や知的障がい者の援助が得意だと答えたところもあります (4) 。しかし多くの旅行社は、どちらかと言えばコミュニケーションの取りやすい障がい者の援助が多い気がしました。

☆   ☆

 わたしは高次脳機能障がい者や失語症者の協力を得て視聴覚実験を行っています。どんな緊急放送や館内放送であれば高次脳機能障がい者や失語症者は聞きやすいのかを知りたいのです。病気をして以来のわたしの友人には、もともと多くの高次脳機能障がい者や失語症者の皆さんがいますから、常識的なことであれば何のためらいもなく頼んでみます。たいていは「視聴覚実験をしたいので協力して下さい」と言うと、気楽に応じてくれるのです。しかし、わたしは実験を研究としてやるのですから、被験者の皆さんには重い責任があります。そこで「インフォームド・コンセント」、つまり「十分に説明を理解した上での同意」をもらっています。

 「十分に説明」をする時、書類だけでは読んでも分からない人がいます。書類はフォントや行間を直して高次脳機能障がい者や失語症者にわかりやすくした文章を使うというだけではなく、同じ文章をスライドにし、プロジェクターで投影して画像を大きく拡大して、わたしが声に出して読んで説明することを試みています。

 高次脳機能障がい者や失語症者にわかりやすい文章は、だいたい書き方が分かってきました (5) (6)。ところが書いた文章だけでは全く理解できない人がいます。失語症状の重い人です。そんな人には人の肉声が理解してもらいやすいのだ (7) と分かりました。ゆっくり、読み上げると分かってもらえます。そこに笑顔が加わると、リラックスしてもっと分かりやすくなります。ですから、被験者への説明に、わたしが微笑みながら声に出すことは、とても効果的なのです。

☆   ☆

 高次脳機能障がい者や失語症者に研究の内容を説明して「十分に説明を聞いた上での同意」をもらうことが重要な理由は、その他に、まだあります。それを理解するためには、高次脳機能障がい者や失語症者の立場を我が身に置き換えて考えてみることが近道だと思います。

 あなたは理性的に考えることができるのですが、肉声であっても説明を聞くのが苦手であったり、声に出すことがなかなかできないとします。考える能力や結論はあるのです。ただ結論を伝える方法はないのです。

 このような時、成年後見制度を利用すればよいと考える人がいるかもしれません。「成年後見制度」とは、認知症や知的障害、精神障害などで判断能力が低下している人のために助けてくれる人を、家庭裁判所に頼んで選んでもらうことです。財産の管理や契約を安全に行うために必要です。しかし、「結論を伝える方法がない」状態と「判断能力が低下している」状態とでは全く異なります。今は成年後見制度を利用することはおかしいのです。成年後見制度では何も解決しません。

 高次脳機能障がい者や失語症者というのは、ひとりで言葉の通じない外国に出かけた時のようものかもしれません。何しろ「結論を伝える方法がない」のですから。このあたりが多くの人には理解できないようです。

 そこで、我われが期待する制度が「会話パートナー」です (8)。「会話パートナー」は高次脳機能障がい者や失語症者の考えを「翻訳する」「通訳する」という重大な、しかも難しい役割を担っています。

☆   ☆

 わたしは自分の行う視聴覚実験で使うために人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(文部科学省・厚生労働省, 2014)(9) を参照しました。読んでみると研究者の責務や組織の責任、被験者に対する人権の配慮など、だいたいは頷(うなず)けることばかりでした。その中でひとつ、わたしが注目した記述がありました。それは研究者の出す研究計画書を倫理や科学の見方からおかしくないかを判断する倫理審査委員会の構成要件まで読み進んだ時です。そこには:

倫理審査委員会の構成は、研究計画書の審査等の業務を適切に実施できるよう、次に掲げる要件の全てを満たさなければならず、①から③までに掲げる者については、それぞれ他を同時に兼ねることはできない。会議の成立についても同様の要件とする。
① 医学・医療の専門家等、自然科学の有識者が含まれていること。
② 倫理学・法律学の専門家等、人文・社会科学の有識者が含まれていること。
③ 研究対象者の観点も含めて一般の立場から意見を述べることのできる者が含まれていること。
④ 倫理審査委員会の設置者の所属機関に所属しない者が複数含まれていること。
⑤ 男女両性で構成されていること。
⑥ 5名以上であること。

とありました(倫理指針の16ページ)。わたしが注目したのは、この内の ③ です。「研究対象者」とは、視聴覚実験では被験者のことです。つまり「研究対象者の観点も含めて一般の立場から意見を述べることのできる者」とは、高次脳機能障がいや失語症であればその当事者が、それが難しければ家族や支援者といった「自然科学や人文・社会科学の有識者ではなく、一般の立場から意見を述べることのできる者」が、必ず倫理審査委員会のメンバーに入っていなければいけないと書いてあるのです。これはまさに当事者(か、それにきわめて近い人、少なくとも共感できる人)の参加をうながすものです。

 国の委員会には障害者基本計画にかかわる取り決めに意見を言う障害者政策委員会が定められています。この委員には当事者か、それにきわめて近い人が多く含まれています (10)。地方自治体にも、例えば兵庫県には建物の作りや仕組みが障がい者にとって使いやすいかどうかをアドバイスする「福祉のまちづくりアドバイザー」として、障がい当事者の立場から意見を言う「利用者アドバイザー」がいます (11)。また千葉県の「障害のある人に対する情報保障のためのガイドライン」(12) 改定のための会議委員には、多くの障がい者団体の方が参加されています。

 しかし国と地方公共団体を含めて、その他、数多くの委員会に障がい者は参加していません。上に上げた福祉現場のごく一部に参加しているだけです。わたしは、当事者が自らに関わる社会の仕組みに意見を言うことは当たり前だと感じます。それとともに一般の社会には、障がい者を初めとするさまざまなマイノリティが住むことが当然なのだから、マイノリティがマイノリティとして社会の仕組みに意見を主張することも当然のはずです。マジョリティだけで構成された国や地方自治体の委員会など、どれだけ頑張っても当事者の生の声は聞こえてきません。

 いくつかの障がい者に関わる法律や条令は、これまで、目につきやすい身体障がいをもとに立案され、施行されてきました。そんな中で、発達障がいや高次脳機能障がい、失語症など、脳に関わる障がいは最近になって組み込まれました。行政の中にも当然、脳に関わる障がい者のエキスパートはいます。しかし、組み込まれた歴史が浅く、その知恵が組織全体に共有されていないのです。そのためにエキスパートのいる部署では対応ができる場合もありますが、系統だって対応しているところは存在しない、と言って悪ければ、ごくひと握りです。

 どなたかの「医学研究のための倫理審査委員」などは、わたしは当事者なのですから、ぴったりです。同様にマイノリティの多様な意見が活かされない社会は、マジョリティにとっても住みにくい。わたしはマイノリティのひとりとして、つくづく、そう思っています。

----------------------------------------------------------
(1) 国際障害者交流センター、通称ビッグ・アイは
http://big-i.jp/contents/about/about_big-i.html
にあります。

(2) 紹介して下さったのは、産経新聞【日曜に書く】「障害は人にあるのではない、環境にあるのだ」(論説委員・佐野慎輔さん)の
http://www.sankei.com/column/news/161218/clm1612180004-n1.html
http://www.sankei.com/column/news/161218/clm1612180004-n2.html
http://www.sankei.com/column/news/161218/clm1612180004-n3.html
でした。

(3) ビッグ・アイの旅行に関する取り組みは、バリアフリー・ユニバーサルデザイン旅行に関して
http://big-i.jp/contents/pages/worldi/udtravel/
にありました。

(4) とくに脳梗塞、脳血管障がいの後遺症のある人や知的障がい者の援助が得意だと答えたアンケートは「チックトラベルセンター」(名古屋)のものでした。回答は:
http://big-i.jp/contents/pages/worldi/udtravel/answer_tictravel.html
にあります。

(5) 三谷 (2011) ユニバーサル・ミュージアムで文章はどう書くべきか: コミュニケーション障がい者への対応を中心にした年齢,発達,障がいの有無によるギャップ克服の試み. 人と自然 Humans and Nature 22: 43−51.
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/HN22_06_43_51-1.pdf

(6) 三谷 (2013) 生涯学習施設は言葉やコミュニケーションに障がいを持つ人とどう向き合うべきか : 総説. 人と自然 Humans and Nature 24: 33−44.
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/No24_04-1.pdf

(7) 三谷 (2015) 聞くことに困難のある人がわかりやすい音声: 視覚刺激の付加により高次脳機能障がい者の理解は進むか. 人と自然 Humans and Nature 26: 27−35.
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/NO26_004-1.pdf

(8) 「ユニバーサル・ミュージアム:言葉でない〈ことば〉を「通訳」すること」
http://www.hitohaku.jp/blog/2016/11/82/

(9) 文部科学省・厚生労働省(2014)「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」
http://www.lifescience.mext.go.jp/files/pdf/n1443_01.pdf
 厚生労働省 (2008) 「臨床研究に関する倫理指針」
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/kousei/i-kenkyu/rinsyo/dl/shishin.pdf
にも似た約束はあるのですが、「研究対象者の観点も含めて」という文言(もんごん)が抜けています。

(10) 内閣府 障害者政策委員会のページ:
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/seisaku_iinkai/index.html#shouiinkai

(11) 兵庫県の福祉のまちづくり(福祉のまちづくり条例・バリアフリー関連事業)のページ
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks18/kendo-toshiseisaku/hukumachi/201209_renewal/hukushi_top-page.html
「チェック&アドバイス制度」
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks18/kendo-toshiseisaku/hukumachi/201209_renewal/check_and_advice.html
があります。しかし、これは「福祉のまちづくり」という枠組みだからなのかもしれませんが、情報保障の見方は弱いようです。

(12) 千葉県の「障害のある人に対する情報保障のためのガイドライン」のページ
https://www.pref.chiba.lg.jp/shoufuku/shougai-kurashi/jouhouhoshou/
は情報保障に特化したものですが、高次脳機能障がい者や失語症者の意見はあまりないようです。





三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究ユニット
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

ユニバーサル・ミュージアムをめざして85

ヒトが地球に残す跡

三谷 雅純(みたに まさずみ)


 昼食を摂った後、昼休みはいくつかの雑誌をインターネットで眺めて過ごします。雑誌と言っても娯楽誌は読む習慣がないので、たいていは科学に関係したものです。本当はソファに寝転がって読めばいいのですが――学生時代、ある人から「科学誌は研究室のソファに寝転がって読むものだ」と教えてもらいました――わたしのいる研究室にソファはありません。それで仕方なく机に座って読んでいます。「ネイチャー」「サイエンス」という雑誌は、申し込めば最新号のさわりを無料で送ってくれます。もともとは英語で書かれていますが、わたしがよく使う「ネイチャー・ハイライト」「今週のサイエンス」は日本語の翻訳です。

 「最新号のさわり」ですが、時には興味を引かれて内容を読みたくなることがあります。しかし記事は有料です。ちょっと「興味を引かれた」ぐらいでいちいち購入していては、いくらお金があっても足りません。そんな時は同じ著者を Google Scholar という検索サイトでひいてみます。すると、大抵はよく似た題名の記事が無料で出てくるのです――「学問は全ての市民に開かれているべきだ」という「オープン・アクセス」の主張です。わたしはよく、この無料の記事を利用しています。

 "Anthropocene"(人新世:ひとしんせい、じんしんせい、アントロポセン = 近年の地質学的な時代の内、「人類の時代」である現代をあらわす造語)という言葉を知ったのも、そんな昼休みでした。

 "Anthropocene" はまだ本当の学術用語ではないと思います。2015年の「ネイチャー」にあった記事 (1) も、この言葉は議論の最中だとありました。しかし、現在が「人類の時代」だという主張は素直にうなずけます。現代を「人類の時代」と呼ぶのは、大気組成の異常な変化やプラスチックごみの増加、農地の拡大と栽培植物の増加、それに野生生物の異常な絶滅といった事情があるからだとしていました。従来の認識で、現代を含む時代は完新世(かんしんせい:Holocene)と言います。しかし、ヒトという生物がむやみに増えて地球に影響を及ぼすようになったことで、地質年代を自然現象とだけ捉えることには無理があると気づいた研究者がいました。この認識では「人類の時代」に新しい名前をつけべきだと考えた人が表れたことも当然でしょう。

 ただし、わたし自身はこの "Anthropocene" という言葉には違和感を感じました。決して専門家の戦わす議論が分かったからではありません。わたしはただ専門家の議論を読むだけで、判断する力や経験はありません。では何に対する違和感だったのでしょう。

 それはどうやら、むやみに増加した「ヒトの繁殖」という現象を指して、人自身が「新しい時代」だと名付けることへの違和感だと気がつきました――決して「違和感があるから認めない」と言っているのではありませんよ。そうではなくて自然現象として捉えてきた地質年代の区分を、言ってみれば「人為現象」である人口の急上昇で区切るのは、別の基準(=ダブル・スタンダード)を当てはめているのではないか。しかし、それってどういうことなんだろう。そんな違和感です。

 もちろんヒトと他の生物の間に本質的な相違はありません。ヒトは地球に生まれた生物の一種です。それなのに、わたしが「ヒトだけが特別だ」と感じるのは、現代に生きる(=ヒトだけがめったやたらに増えた"特別な時代"(まさに「人類の時代」!)を生きるという意味論的な「どうどう巡り」をしてしまった)わたしだけの特別な感覚なのかもしれません。

 学術用語は客観的な基準が必要だが、1,000年、2,000年という進化史的には圧倒的に短い時間の幅だけで地質年代を区切るのは変だ。第一、今は増えているとはいっても人口増加は不安定なものかもしれない。案外ヒトは、近い将来、絶滅しているかもしれない。だから客観的な基準として適当ではないのではない。そういった感覚から出たものかも しれません。

 このような「研究者っぽい」理屈をこねくり回しました。しかし、もっとよく考えてみると、わたしには全く別の感情があるのだと気がつきました。それはまるで運命論者のような感情です。詳しく言うと、わたしの人生は、すでに行く末が決まっているかのような感覚です。もちろん理性的に考えれば「わたしの行く末が決まっている」ことは断じてない。そのことはよく知っています。しかし、心のどこかで「すでに行く末が決まっている」という心の隙間があるのだと気が付いたのです。何だか奇妙な言い方ですね。

☆   ☆

 母が里帰りをして出産したため、わたしは、祖母の住んでいた香川県高松市で生まれました。その時、母方の親族が讃岐(さぬき)の人であるというのは、わたしの意思ではありません。生まれ出て、物心ついたら母方の親族が讃岐(さぬき)に住んでいた。そのことに気がついた。それだけのことです。

 わたしは生まれてすぐ大阪の下町で育ちました。母は大阪生まれですので、いろいろな人がいっしょに暮らす大阪の空気が肌に合ったのでしょう。この大阪育ちということも、わたしの意思ではありません。大阪では、さまざまな民族性や立場の違う人たちが、ひとつのコミュニティで一緒に暮らします。当然、わたしの遊び仲間もいろんな人がいました。このいろんな人たちと一緒に育ったことも、もちろんわたしの意思ではありません。わたしの意思ではありませんが、このような仲間に囲まれて育ったことは、わたしという人間の人格形成に大きく影響したことも間違いありません。

 わたしが研究者という職に就いたのは「たまたまだった」と思っていました。しかし今となっては、研究者以外の人生は考えられません。研究者以外にも、それなりには生きていけたのかもしれません。そうかもしれませんが、研究者以外の人生には何も具体的なイメージが浮かびません。そういう意味では、わたしの人生は「必然だった」と言えるのでしょう。

 まるで本物の運命論者のようです。

 ここまで考えてから、ふと、亡くなった母の態度には「運命論者」とはまったく違う、「意思の強さ」というものを感じていたことに思い当たりました。「母が里帰りして、わたしを産む」のは祖母がいない不安からそうしたのかもしれません。しかし決して必然ではなかった。そこには明確な意思があります。大阪のさまざまな人がいる中で、わたしを育てたのも、育て方に理想があったのでは なかったのでしょうが、それでも意思は感じます。わたしの行く末が「運命的に」決まっているなどということは(わたし自身が理性的に考えた結論のように)ありえない。そうではなくて、おおよその方向は意思で決められるのかもしれない。こんなふうに考えてみました。人生はポジティブに生きるべきです。ただし、場合によってポジティブに生きることは大変ですが。

☆   ☆

 これから先、"Anthropocene" が学術用語として認められるかどうかは分かりません。専門家でないわたしに判断はできません。わたしはヒトも含めて生物は、いつか絶滅するのが自然な理(ことわり)だと思っていますが、"Anthropocene" は「人為的な影響力を抑制しなければ人間は存続できない」と考えた研究者の重要な問題提起にとどめておくべきかもしれません。

 いずれにしても言えるのは、「ひとつの基準」(今の場合は一定の地質年代の名前の付け方)を大切に守り続けることが本当に必要かと問い直す態度は、意識してそうしなければ、既存の事実に流されるということです。

-------------------------------------------------------------------
(1) Richard MONASTERSKY (2015) Anthropocene: The human age. (NATURE)
http://www.nature.com/news/anthropocene-the-human-age-1.17085
http://www.nature.com/polopoly_fs/1.17085!/menu/main/topColumns/topLeftColumn/pdf/519144a.pdf

 その他のわたしが見つけたサイトをお知らせしておきます。

ナショナル・ジオグラフィック日本版「シリーズ 70億人の地球ー地球を変える『人類の時代』2011年3月号」
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/1103/feature02/index.shtml
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/1103/feature02/_02.shtml

「Cover Story: 人類の時代:人新世(Anthropocene)」Nature 519, 7542(2015年3月12日)
http://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/61700

毎日新聞2016年1月28日「我々の世代は...新たな地質年代『人新世』に突入か」
http://mainichi.jp/articles/20160128/k00/00e/040/207000c

日経サイエンス 2016年12月号「特集:人新世を考える」
http://www.nikkei-science.com/201612_060.html

 わたしが見つけた中で一番新しいのは
Colin N. Waters et al. (2016) The Anthropocene is functionally and stratigraphically distinct from the Holocene. (SCIENCE)
https://www.eas.ualberta.ca/wolfe/eprints/Waters_et_al_2016.pdf
でした。



三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究ユニット
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

1/4(水) ひとはく探検隊!「冬のむしとりペナントレース」を行いました。

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冬に虫っているの?と思うかもしれませんが、朽ち木(くちき)の中に冬越ししている虫がいるのですよ。

深田公園へ虫さがしするまえに、隊長の八木研究員から虫を捕まえるコツを教わりました。

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「朽ち木をみつけたら手でわって、
   木の皮をめくって探してみよう。
  
   なるべく手で折れるくらいのやわらかい木が
    みつけやすいですよ!」







探険道具のスコップを持って深田公園へ出発です。

寒いですが、空は晴れていて良いお天気♪

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朽ち木をみつけると、みんなさっそくスコップでコンコンとたたき割ります。

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虫を発見!

八木研究員に鑑定してもらいます。

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コガネムシの幼虫、クチキムシ、ゴミムシダマシカミキリムシなどたくさんの虫がみつかりました。

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▲なんとキマワリタケ(冬虫夏草)もありましたよ。

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チビクワガタを発見!


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  八木研究員より、

「チビクワガタは肉食なので
   ソーセージをあげるといいですよ」

 とアドバイスも頂きました。












寒いなか、たくさんのご参加ありがとうございました。

今回のイベントで持って帰った虫は、おうちで大切にそだててくださいね。


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次回ひとはく探検隊は、3/26(日)「早春の植物を観察しよう!」です。

植物はかせの小舘研究員と一緒に深田公園へ早春の植物を観察しましょう!

ご参加おまちしております。

 

博物館はメンテナンスのため、1/10(火)から長期休館いたします。


 冬期メンテナンス休館    2017年1月10日(火)~2月10日(金)



メンテナンス後の開館は2/11(土)です!



 フロアスタッフまつだ

 

新しい一年がはじまりましたね!

ひとはくは1月3日(火)から開館しています☆
初日から多くのお客様にお越しいただきました!
ありがとうございます(^ ^)

1月3日のフロアスタッフとあそぼう「コウノトリになりきろう!」
コウノトリの帽子をつくって、みんなで兵庫県の県鳥コウノトリになりきりました!

おおきなスクリーンを使ってコウノトリクイズ!
日本のコウノトリはどっちかな?
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さっそく帽子をつくろう!
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コウノトリの目の周りの色は何色だったかな?
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できあがった帽子をかぶって、大空を飛んでみよう!!!
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さいごに、みんなで集合写真をパチリ★
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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!!

「コウノトリになりきろう!」1月7日(土)、8日(月)も開催されます★
まだ参加されていない方、ぜひ今年の干支の酉になりきってみましょう!

『コウノトリになりきろう!』
【日時】2017年1月7日(土)、8日(日)
【時間】13:30~
【参加費】無料
【定員】20名
【受付方法】当日10時から博物館4階インフォメーションカウンターで受付開始します。

みなさまのご参加をおまちしております。


フロアスタッフ たにぐち

平成29年2月8日(水)に開催される兵庫県主催の
「ひょうご環境担い手サミット」にひとはくは協力しています!


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一人で出来ないことでも誰かと手をつなぐと・・・
驚くようなことができちゃうかもしれません!

様々な角度から地域の環境の課題に取組む個人や団体の「エコラボレーション」が、
明日のふるさと兵庫を創る力になります。

サミットで出会い、「ワクワク」と心が動いたら、早速できることからはじめてみませんか?
NPOや企業、個人など多様なスタイルで環境保全・創造活動に取組んでいる担い手の皆様に
お集まりいただき、取組事例や意見交換を通じて、
環境の担い手たちが、更に元気になることを目的に、
「ひょうご環境担い手サミット」が開催されます。

ひとはくからは
第1部パネルディスカッション ~「ワクワク」が人をつなぎ、地域の環境課題を解決する原動力になる~
コーディネーターは中瀬 勲館長

第3部 グループディスカッション ~エコラボレーションで出来そうなこと、ワイワイ話そう~
ファシリテーターとして
橋本佳延主任研究員 上田萌子研究員 大平和弘研究員が登壇します!

ひとはくファンのみなさま!ぜひご参加をお待ちしております!

1 日 時 平成29年2月8日(水)13時00分~16時45分 
2 会 場 兵庫県公館 大会議室 神戸市中央区下山手通4丁目4番1号
       神戸市営地下鉄 県庁前駅下車 西5番出口すぐ

3 定 員 150名程度(環境保全に取組んでいる個人、団体)
4 参加費 無料 
5 内 容
   第1部パネルディスカッション~「ワクワク」が人をつなぎ、
   地域の環境課題を解決する原動力になる~

   <コーディネーター>中瀬 勲氏(兵庫県立人と自然の博物館 館長)
   <パネリスト>
   鈴木 克哉氏(NPO法人里地里山問題研究所(さともん) 代表理事)
   井上 保子氏(非営利型 株式会社 宝塚すみれ発電 代表取締役)
   第2部ポスターセッション~キラリ☆輝く活動をする30団体が大集合!!~
   第3部グループディスカッション~エコラボレーションで出来そうなこと、ワイワイ話そう~
   <コーディネーター>清野 未恵子氏(神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 特命助教)
   <ファシリテーター>15名
6 参加申し込み方法  ※注 問い合わせ・申し込み先はひとはくではありません。
   締め切り:平成29年1月19日(木)
   参加を希望される方は、氏名、年齢、性別、所属、
   連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)を

   ご記入の上、郵送またはFAXで下記までお申し込みください。
   電話や電子メールでの申し込みも受付いたします。
   参加決定の連絡はいたしません。
   申込者多数により参加いただけない場合のみ連絡します。
7 問い合わせ・申し込み先
   兵庫県 農政環境部 環境創造局 環境政策課 活動支援班
  〒650-8567 神戸市中央区下山手通5丁目10-1 電話: 078-362-9895 FAX: 078-362-4024
   電子メール: kankyouseisakuka@pref.hyogo.lg.jp

                                  情報管理課 中前純一

 

今年も残すところあとわずかですね☆
今年もたくさんのお客さまがひとはくに来てくださいました。
ほんとうにありがとうございました!

来年も1月3日(火)から開館していますので、ぜひあそびにきてくださいね♪



新年最初のイベントは...

『コウノトリになりきろう!』

コウノトリの帽子をつくって、みんなで兵庫県の県鳥コウノトリになりきろう!
くわしくはこちら(画像をクリックで拡大!)↓

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スタッフ一同みなさまのお越しをお待ちしております(^^)
みなさま、よいお年を~

フロアスタッフ一同

ひとはく博士からクリスマスのメッセージが届きましたXmasuhitohaku1.jpg

+゚☆゚+o。o。o メリークリスマス +゚☆゚+o。o。o
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新年は1/3(火)より、開館いたします。みなさまのお越しお待ちしております♪

フロアスタッフまつだ

みなさんこんにちは。

2016年12月23日、年内最後のひとはく探検隊「150年前のひょうごの風景をみてみよう!」を行いました。

今回の隊長は、環境計画の上田萌子研究員でした。
普段は一般公開していない大変貴重な江戸時代の絵図と、古写真のアルバムを見ながらお話を聞きました。

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130年位前の古写真を拡大印刷して、みんなで色を塗りました。

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クリスマスムードたっぷりのひとはくサロンに、巨大な富士山が出現!
誰ですか?銭湯の壁と言っているのは!?
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なんと130年も昔に撮られた古写真です。みんなで色を塗り、カラー写真のようになりました。大昔、まだデジタルカメラのない時代には白黒写真だったので高価な外国土産でした。

上田萌子研究員による、最後の仕上げ!!
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記念撮影をして終了。
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ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

しばらくの間、ひとはくサロンに展示しますので、是非見に来てください。

次回のひとはく探検隊は、2017年1月4日(水) 「冬のむしとりペナントレース」 隊長は八木研究員です。詳細はコチラ

   
  フロアスタッフ  くまもと まなみ  ・ てらお ゆみこ

まっかな お鼻の トナカイさんは~♪で知られるクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」Xmasuhitohaku1.jpg
トナカイはシカの仲間で、シカ科トナカイ属に分類されます。

そしてシカのなかで世界一の大きさを誇るヘラジカ

大きなものでは肩の高さ2m、体重800㎏に達し、オスにみられるツノは最大幅2m近くに発達するとか!

その世界最大ヘラジカが"ひとはく"に展示されているのはご存知でしょうか?

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博物館2階展示室にヘラジカ頭部のはく製があるのですが、大迫力!

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◀3階入口近くの展示「森に生きる」の
 ニホンジカとくらべると...
 倍以上の大きさにびっくり。





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◀2015年に行われた
「学んで魅せる標本展」より


 左がニホンジカ、右がヘラジカ







アジア・ヨーロッパ・北アメリカなどの高緯度地域に生息しているヘラジカですが、
なんと最終氷期(およそ7万~1万年前)には日本にもいたそうですよ!

ぜひヘラジカを間近でみてくださいね。

  

フロアスタッフ まつだ

12/17(土)・18(日)のフロアスタッフとあそぼうは「ティラノ★ハット」でした。

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ティラノサウルスのぼうしづくり、みんな真剣!


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できあがったら、みんなで一緒にガォ~ッとほえながら写真をパチリ☆゚+o

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かわいいティラノサウルスがいっぱいでうれしいです。

ご参加いただきましてありがとうございました。
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▼博物館の12月・1月予定くわしくはコチラ▼
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★博物館のおやすみ★

 年末年始  平成28年12月26日(月)~平成29年1月2日(月)

新年は1/3(火)より、開館いたします♪

フロアスタッフ まつだ

そろそろ大掃除の季節ですね!
これを機に「模様替えをしよう!」なんて方も多いと思います。
ひとはくでも、館内にあるブラックボードの絵を新しくしました~(*^▽^*)

3階入り口、みなさんをお出迎えするのは...
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イヌワシ
(キリッとした目が凛々しくてとってもかっこいいですね❤)
3階「森に生きる」に展示があります。

そして2階に降りると...
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次はタマゴタケモドキがお出迎え。
とても美味しそうな名前ですが食べられるのでしょうか...?
2階奥にある展示を見て、確認してみてくださいね☆

今年も残すところ2週間となってきました。
もうあっという間に年末ですね~(^^)
時間の流れる速さに驚いている今日この頃です。

みなさんもよい年末、新年をお迎えください。

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ただいま4階ひとはくサロンのインフォメーションカウンターで、

12/4(日)まで京都で開催されていた館外企画展

「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」にもありました
内野敦明氏によるMosslight-LED(モスライト)が展示されています。

LED照明とコケ植物が合わさったテラリウムで、幻想的なコケの世界が楽しめますよ。
使われているコケは、トヤマシノブゴケ、ホソバオキナゴケ、ヒノキゴケの3種類です。

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また世界最大の2枚貝「オオシャコガイ」も同じく4階ひとはくサロンで展示されています。

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南太平洋やインド洋のサンゴ礁の浅瀬に
生息していて、大きいものは120㎝を超えるとか!

ぜひ、さわって大きさを体感してみてね♪










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博物館のおやすみのお知らせです。

 年末年始  平成28年12月26日(月)~平成29年1月2日(月)

新年は1/3(火)より、開館いたします♪


また博物館はメンテナンスのため、1/10(火)から長期休館いたします。


 冬期メンテナンス休館   平成29年1月10日(火)~2月10日(金)

2/11(土)
から開館いたしますので、

お楽しみに♪

▼博物館の楽しいクリスマスイベントの予定くわしくはコチラ▼

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フロアスタッフ まつだ

12月11日(日)の「フロアスタッフとあそぼう」はクリスマス☆スノードーム。
ひとはくならではの、スノードームを作りました!
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ニホンジカ・ニホンザル・タヌキ・イヌワシ・ツキノワグマ・ノウサギ
イノシシから自由に選んで、動物をツリーの周りにホッチキスで付けます。

この動物たちどこかで見たことありますね!そう!博物館3階入り口の
「森に生きる」の展示の動物たちです

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次に容器に入った糊と水を合わせた透明の液に小さなキラキラパーツを
入れて、水を容器いっぱいに満たしたら、ツリーの動物たちをフタに
取り付け、液の中へ。フタをしっかり閉じてできあがりです。

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キラキラ光ってきれいだね~。みんな満足そうな笑顔でした。
ひとはくオリジナルのスノードーム、お家でも楽しんでくださいね。

さて、今日ひとはくサロンでスタッフが1月のイベント準備をしていると、
小さなお友だちがやってきてくれたので...
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さっそく「コウノトリになりきろう!」の羽を着けて、バッサバッサ
はばたいてもらいました。
みなさんもぜひお越しくださいね。
「コウノトリになりきろう!」1月3日(火)、7日(土)、8日(日)です。
お楽しみに。

(フロアスタッフ いしくら)

ユニバーサル・ミュージアムをめざして84

「わがまま」の境界

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 とんでもなく「わがまま」な人がいます。自分の思い通りにならないと、我慢できなくて暴れだします。そのような人の相手をしていると、誰でも疲れてしまいます。その疲れから投げやりになって、思わずその人の我を認めてしまうのです。

 発達障がいがある人の行動は、付き合った経験のない人には予想できないので「わがまま」だと誤解されがちです。でも、よく聞いてみると、その人なりの理由があるものです。

 自閉傾向のある人は「わがまま」だから「自分ひとりに閉じこもる」のだと誤解されています。でも、最近読んだ東田直樹さんの『自閉症の僕が跳びはねる理由』 (1) には、

「人として生まれてきたのに、ひとりぼっちが好きな人がいるなんて、僕には信じられません。/僕たちは気にしているのです。自分のせいで他人に迷惑をかけていないか、いやな気持ちにさせていないか。そのために人といるのが辛くなって、ついひとりになろうとするのです。」(13.みんなといるよりひとりが好きなのですか? p. 39)

とあります。東田さんも、心から人との関係を求めていることがわかります。しかし、人生の楽しみ方は多くの人(定型発達の人)とは違うのかもしれません。それを:

「僕らは、みんなに分からない楽しみを持っています。それは、自然と遊ぶことです。
 人とかかわるのが苦手なのは、相手が自分のことをどう思っているのだろうとか、何を答えたらいいのだろうとか、考え過ぎてしまうからです。
 自然は、いつでも僕たちを優しく包んでくれます。
 きらきらしたり、さわさわしたり、ぶくぶくしたり、さらさらします。
 見ているだけで吸い込まれそうで、その瞬間、僕は自分の体が生まれる前の小さな分子になって、自然の中にとけていくような感覚に襲われます。とてもいい気持ちで、自分が人だということも、障害者だということも忘れてしまうのです。
 自然は、僕がすごく怒っている時は、僕の体を落ち着かせてくれるし、僕が嬉しい時には、僕と一緒に笑ってくれます。
 自然は友達にはなれない、とみんなは思うかも知れません。しかし、人間だって動物なのです。僕らの心の奥底で、原始の時代の感覚が残っているのかも知れません。
 自然を友達だと思う心を、僕はいつまでも大切にしたいのです。」(47.自閉症の人の楽しみをひとつ教えてくれますか? p. 110-111)

とおっしゃっています。まるで研究者によくある人生の楽しみ方です。実はわたしも似た楽しみ方をします。ですから、東田さんのおっしゃることは、とても他人事だとは思えないのです。

☆   ☆

 もうひとつの「わがまま」が、我慢強い人によくある「我の張り方」でしょう。多くの人には耐えられそうもない状況で、我慢してでも、ひとつのことをやり通します。それはそれで尊いことですが、周りの人にはただの「わがまま」に思えて、辟易(へきえき)します。

 例えば体を動かすことが好きな人がいて、毎日、練習に励んでいるとします。ところが一日でも体を動かさないと、何か怠けているような気持ちになって、いたたまれないのです。時には、運動以外の大切な用事で一日が潰れてしまうことがあります。その用事は運動よりも大切なことなのに、当人は「運動をしていないこと」が気になってしかたがないのです。昔、体を何時間も痛めつけ続けないではおれないというレスリングの選手がいました。その人の「練習」は鍛錬を超えていて、もう「苦行」の域に達していました。そして、その人はすでに健康でなどありませんでした。健康であるかどうかは、二の次になっていたのです。

 ダイエットやボディビルにも、同じことがあります。ダイエットもボディビルも、もともとは健康のためにするものです。しかし、極端なダイエットやボディビルが健康を損なうことは、よく耳にします。皆さんの周りには、痩せ過ぎの若者や薬を飲んでまで筋肉を付けようとするボディビルダーはいませんか。

 でも、ひとつのやり方が習慣になると、ついつい習慣に溺れてしまうという経験も、よくあります。この「つい習慣に溺れてしまう」のは、人の、あるいはヒトの本質なのかもしれません。わたし自身、ほとんど習慣で物事をこなしているのです。

 我慢強い人も、誰かに強いられてしている のではなく、「そうしなければ生活ができない」という背景があった。根拠があるわけではありませんが、そんな気がしています。

☆   ☆

 哲学者の鷲田清一さんが写真家の植田正治さんとともに『まなざしの記憶』 (2) という本を書いていらっしゃいます。その「Ⅱ 跡」の中の「花を贈る」という文章に:

「花には、華やぎがある。妖しさがある。
 濡れがある。熟れがある。
 棘がある。毒がある。
 迷いがある。狂いがある。
 生きとし生けるもののいのちの悶えが、そっくり映されている。
 が、花は散る。枯れる。そして落つ。ここにもまたいのちの定めがくっきり映されている。だから、花を贈るというのは、やがて咲くこと、やがて萎むこともぜんぶひっくるめて、いのちのしるしを贈ることなのだろう。祝福はほろ苦いものでもあるのだ。」(p. 56)

とお書きです。わたしには「花」は「人」のように聞こえます。芽吹き、枯れ落ちるというのは、まるで当たり前の人生を過ごしてきた人の一生のように思えます。

 「わがまま」な性格には、まるで、わがままでない人との間に、明白な境界があるようです。しかし、よく考えると、その境界は曖昧です。「棘」も「毒」も、ましてや「迷い」も「狂い」も、すべて、わたし達の人生そのものなのかもしれません。

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(1) 東田直樹さんの『自閉症の僕が跳びはねる理由』は角川文庫(19802)で出ています。

(2) 鷲田清一さんと植田正治さんの『まなざしの記憶』は、角川ソフィア文庫で出ています。



三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究ユニット
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

12/10(土)に行われた「フロアスタッフとあそぼう!~画はくの日 かたつむりをかこう~ 当日の様子は コチラ

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博物館の4階ひとはくサロンにある
「おばあちゃんの部屋」は
ミニ企画展
 「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」
のとなりにあるため かたつむりグッズでいっぱい!!
いくつあるか分かるかな?

ひとはくはかせ賞の3作品は、この部屋にあります。



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どの作品も力作ぞろいで
賞を決める はかせ も
困っていましたが、
今回は、この三名の作品に
決定しました。

画はくの日は、
フロアスタッフとあそうぼう!
毎月第2週の週末に行っています。

みなさんも是非参加して
ひとはくはかせ賞 をめざしてみませんか?

みなさまのご参加お待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ

そうだ!カタツムリを見に行こう!
12月9日(金)~1月9日(月・祝日)まで開催中の
ミニ企画展「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」

katatumuri2016.jpgのサムネイル画像
多くの方にご覧いただきありがとうございます!

関連いたしまして
12月4日(日)まで京都で開催された

館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」
大好評をいただきました!口コミや多くのマスコミに取り上げていただき
たいへん多くの方にご覧いただけたことに・・・・
担当した・・ひとはくの研究員のみなさんは・・・
充実感とともに感動で頬に涙が・・・
展示をご覧いただいた多くのみなさんは・・
ひとはくに大変興味をもっていただけたことが何よりです!
やっぱり・・「ひとはく」っていいですね~

ひとはくはどこにあるんですか?
とお問合わせもたくさんいただきました。
兵庫県の三田市にあり、中国自動車道 神戸三田インターから10分です!
ぜひ!お越し下さい!観覧料は大人210円です!中学生以下はなんと無料!団体割引もあります!
車だと・・・京都、大阪からだと1時間かかりませんから・・
と調子よく・・お答えいたしましたが・・・

ひとはくビギナーの方へ・・今までご存知なかった事実をお伝え出来ておりませんでした・・・
※ホームページの交通アクセスには掲載しております。

実は・・・ひとはくには、駐車場がないことを・・・

ご来場の際にはこれらの点ご理解の上、公共交通機関等をご利用ください。
しかし・・遠方からなので・・車でと・・多くの方が考えれるかと思います。
でも・・安心してください!
ひとはくには、駐車場はございませんが近隣には有料駐車場がございます!

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名   称 電 話
イオン三田店(フローラ88)(3F~6F) 079-562-4711 4時間まで無料サービスがあります。
観覧券(半券)を駐車券にそえてイオン三田店(フローラ88)1Fインフォメーションにご提示ください。
平面駐車場
(㈱北摂コミュニティ開発センター)
079-563-1951 営業時間内(7:00~19:00)1回500円
以後20分毎100円加算。
営業時間外は出庫のみ可能ですが、料金は加算されます。
立体駐車場
(フラワータウンパーキングセンター)
079-563-1908 最初の1時間まで320円 以後20分毎に100円加算


また・・遠方からお越しいただく方など・・
一部の車のナビゲーションシステムなどでは・・・
エントランスまでたどり着けない!
入り口がわからない!・・・ひとはくの敷地が広すぎて迷子になりそう!
ジーンファームや深田公園まで歩いてしまわれるなど・・・

ひとはくビギナーの方にお役に・・・
近隣の駐車場からミニ企画展「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」の展示まで
歩いてみました!
周辺地図です!

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                         イオン三田店(フローラ88)駐車場入口
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平面駐車場                    立体駐車場
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橋にひとはくの横断幕、下側に青色の看板があります。
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青色の看板近くの道を道沿いに歩くと右側にエントランスホールが見えます。                      
P1090751.JPG 02_2-thumb-270x193-95.jpg  
エントランスホールには観覧券販売機・ミュージアムショップがあります。
P1090752.JPG P1090724.JPG                          
観覧券を購入されましたら右側奥の階段を降りてください。
※車イス・ベビーカー等の方は階段を降りられずに右側手前の円柱に沿って奥の4階入口へお進みください。
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階段を降りると3階入口が見えてきます。
入口が3階にあるのもなかなか珍しいと思います。
注:博物館は4階建てになっております。お帰りの際はご注意ください。
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3階入口から真っ直ぐに進むと階段があります。
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階段をあがり4階へ、その後右側に進みます。
※車イス・ベビーカー等の方は4階入口から真っ直ぐにお進みください。
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                                  情報管理課 中前純一  

12/10(土)のフロアスタッフとあそぼう~画はくの日は、
「かたつむりをかこう!」を行いました。

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12/9(金)よりはじまったミニ企画展「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」
かたつむり標本をみながら絵をかきました。

※かたつむりの軟体部分は工芸作家の河野甲さんの
高度な造形技術によってつくられたもので、殻は本物が使われています。



 かたつむりのお話をききながら...どのかたつむりをかこうかな~?

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かたつむりを捕まえたことはあるけど、こんなにたくさん種類があるなんて知らなかった!


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かたつむりそっくりな緑色の殻をもったアオミオカタニシや
オオケマイマイという毛の生えたかたつむりなどいろんな種類のかたつむりをかいていただきました。

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できあがった絵は4階ひとはくサロンで展示されています。

ぜひ見にきてくださいね☆彡








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ミニ企画展「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」

期間: 平成28年12月9日(金)~平成29年1月9日(月・祝)
場所:4階ひとはくサロン

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▲チラシ詳細は画像をクリック


フロアスタッフ まつだ

12月9日(金)~1月9日(月・祝日)まで開催される
ミニ企画展「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」

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みなさん!これも本当にすごいですよ~!

この展示は文部科学省生涯学習政策局の委嘱を受けて実施する
「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」としての巡回展で、
橿原市昆虫館を皮切りに西日本を中心として、全国各地の性質が異なる様々な博物館の
立地や特性を活かした巡回展示を行い、各館をまわるたびにコンテンツが充実してゆく
スパイラルアップ型展示です!
現在、研究員がハリキッて準備しています!

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今回の展示では、工芸作家の河野甲さんと共に高度な造形技術によって
創作された軟体部分をつけて、

リアルなカタツムリの姿を再現し、芸術と生命の融合をはかりました。
これまでとはちょっと違った視点で

カタツムリの魅力に触れ、カタツムリと人と自然の素敵な関係を探ります。
近年では、生息地の改変や外来種の移入が課題として顕在化し、
カタツムリも例に漏れず、
その生息状況が悪化しています。
この展示では、身近なところに生息しているカタツムリを通じて、

生活環境や自然と生きものを感じ、考えるきっかけを創りたいと考えています。
最新の研究トピックや兵庫県で普通にみられる種類、希少な種類についての紹介、
カタツムリの名前が冠せられた昆虫なども交えます!

寒い季節になりますが、ひとはくの熱い展示を体験してただければと思います。(o^^o)

準備中の様子です!
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展示物は日本国内および兵庫県内に生息するカタツムリの標本(約200点)と
生息状況や生態に関する
解説を中心として、河野甲氏による造形作品を展示します。
特別なトピックスとして、柳田国男氏による民俗学の古典「蝸牛考」の紹介のほか、
外来種のカタツムリ、
ヘビとカタツムリの共進化に関する最新研究事例や
貝のような巣をつくる水生昆虫のカタツムリトビケラに
ついて標本等を
活用して紹介しますので!ぜひお楽しみください!

                          
                              情報管理課   中前純一

現在、ひとはくで好評開催中の
写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~』
関連する特別セミナーとして、
ひとはくセミナー「リアル!日本庭園のジオラマをつくろう!」が12月4日(日)に開催されました!

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作り方は簡単。粘土で地形をつくって、石を据え、樹木を植えて、コケや芝をはります。

この手順は実際の庭づくりと同じなんです!

樹木を針金と造花とスポンジでつくったり、コケや砂をつける作業に、四苦八苦されていましたが??
みなさんとっても楽しそうでよかったです!(笑)

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完成した作品は、どれも本物の日本庭園のようで、「風情」を感じますねぇ。

あれ?どこかで見たような緑のモコモコの作品が!?

なんと!『写真展「風情 Fuzei」』のクロード・ルフェーブルさんの写真の構図を
再現してつくられた方がおられました!感動です。

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ルフェーブルさんの写真↓

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クロード・ルフェーブルさんの写真40作品を展示している、
『写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~』は、
来年1月9日(月・祝)まで開催しています。

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みなさまのお越しをお待ちしております!!

写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~チラシはこちら


(自然・環境マネジメント研究部 大平和弘)

 

12月3日(土)、4日(日)はフロアスタッフとあそぼう
「マツボックリでツリーをつくろう!」を行いました!

今月末はクリスマス!ということで、マツボックリにデコレーションをして
オリジナルのクリスマスツリーをつくりました!

今回、デコレーションしてもらったのは「ダイオウショウ」という種類の大きなマツボックリ。
私たちが普段みるアカマツの2~3倍はありそうな大きさです。
ダイオウショウは北アメリカ原産だけど植物園や公園などに植えられているので日本でもみられるよ。

ビーズや綿で飾り付けをしていきますよ~!
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(お星さまはてっぺんにしよう。)                       (このビーズはここにつけて!)                   
みなさんとても真剣に、そして楽しそうに作業していました(^^)

みなさんのとっても素敵な作品を少しご紹介します♪
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「とっても楽しかった!」その言葉にスタッフもこころがほっこり❤
今年のクリスマスもみなさまにとって楽しい思い出になりますように!

たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回の週末は...
10日(土)「画はくの日」-ひとはくの展示をじっくりみながら絵を描こう!
11日(日)「クリスマス☆スノードーム」ーキラキラひかるスノードームをつくってみよう♪

たくさんのご参加、お待ちしております!
寒い日が続きますが、みなさん体調にはお気をつけください。


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月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。


12月のKidsサンデーは、午前中は晴れ、午後は曇って、しだいに雨が降ってきました。

ひとはくの周辺の樹林では、コナラの葉のオレンジ色やタカノツメの葉の黄色が目立っています(午前中)。

 
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 ▲ひとはく周辺の樹林           ▲タカノツメの黄色い葉(左)とコナラのオレンジ色の葉(右)


Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。


午前中は、
研究員による「チビクワガタをみっつけよ!」や、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「展示室ツアー」などが実施されました。

 

「チビクワガタをみっつけよ!」では、
セミナー室でチビクワガタのお話しや、みつけるための道具について
研究員から説明がありました。

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▲ チビクワガタや、みつけるための道具などの説明




そのあと、みんなで深田公園へ。


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▲ワクワクしながら、深田公園へ


樹林の中に入って、ムシが  いそうな朽木を さがします。

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▲みんな、集中して チビクワガタ さがし      ▲朽木の中をさがすのですが・・・見つかったかな~



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▲こんな、やわらかい幹 を探すと いいよ。     

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▲みんな、チビクワガタを みつけられたかな?


みつかったかどうか、どれくらい捕れたか、発表!
1人で、5匹を見つけた男の子もいたようですよ。
 


「展示室ツアー」は、本館1階のボルネオの熱帯雨林の展示で探検です。
たのしいクイズやお話しを聞きながら、探検をします。

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▲みんな! クイズ、わかるかな?         ▲実物標本(ウツボカズラなど)も登場。






午後は、

研究員のオープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」、「落ち葉をはりつけ 絵をかこう」、
NPO法人 人と自然の会さんの「ミニ凧づくり」や「パネル シアター『十二支のはじまり』など」、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「フロアスタッフとあそぼう!マツボックリのクリスマスツリーをつくろう」、
キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)さんの「キッピー山から こんにちは! プチ葉っぱコネクト」などが実施されました。

 

「解説!丹波の恐竜化石」では、
恐竜化石だけでなく カエル類やトカゲ類の化石の話もありました。

  

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▲丹波の恐竜化石の解説中!           ▲トカゲ類の化石の解説中!

 



「落ち葉をはりつけ 絵をかこう」では、
いろいろな葉っぱや実を使って、台紙に貼りつけてオリジナルの絵をつくります。

 

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▲いろいろな葉っぱや実を選んで・・・      ▲お兄ちゃんと妹さん、それぞれで つくります。
                         お兄ちゃんは「葉っぱ大王」をつくりました。




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▲この男の子は、お父さんと協力して・・・      ▲「てぃらのさうるす」をつくりました!



 

「ミニ凧づくり」では、
人と自然の会の皆さんに手伝ってもらって、小さい子どもたちも
一生懸命つくっていました。 かわいい凧が、できていました。

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▲見本のミニ凧です     ▲一生懸命つくっています。 

 


「パネル シアター」では、
はじまる前に、いろんな動物がマスクをする歌を歌っていましたよ。

そのあと「十二支のはじまり」のはじまり、はじまり。



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▲ みんなで うたを歌い楽しそう!        ▲「十二支のはじまり」のパネルシアター




「フロアスタッフとあそぼう!」では、
マツボックリのクリスマスツリーをつくりました。
かわいくて豪華なクリスマスツリーができあがっていました。



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▲ 親子で協力しあいながら つくっています。 ▲ お母さんのスマホに向かって、作品と笑顔で記念撮影。





「デジタル紙芝居」では、「くるりん、ひらりん 空のたび」が上演されました。
今回は、アカマツのタネのお話です。


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▲ 紙芝居がはじまる前のお話の様子。     ▲ 終わった後に、大きなマツボックリなどの実物標本の観察も。



「キッピー山からこんにちは!プチ 葉っぱコネクト」では、
いろいろな色の葉っぱを大きな紙に貼って、つなげて行きます。


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▲いろいろな形や色の「葉っぱ」を選んでいます。      ▲つながっていく葉っぱ        



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▲ 葉っぱコネクト!


今回もいくつかのプログラムでは、関西ユース(大学生)のお姉さん(中西さん)が
子どもたちのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。



次回の Kidsサンデーは、来年の 3月5日(日)に行われます。

ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 


                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

12月10日(土)に、豊岡市竹野町の竹野スノーケルセンター(環境省)で「海の生きもの勉強会」が開催されます(以下のチラシを参照)。まだ人数に余裕があるようですので、興味のある方はぜひご参加ください。

08_海洋生物勉強会チラシaaa.jpg環境省が管轄している「竹野スノーケルセンター」では、多くのパークボランティアの方々がおられ、兵庫県内の子どもたちにスノーケリングを体験させて、海中の生きものの魅力を伝えてくださっています。今年度は、竹野スノーケルセンターと共催でひとはくセミナーを開催しました(6月のひくブログを参照:http://www.hitohaku.jp/blog/2016/06/post_2167/)。さらに、日本財団の「海の学び ミュージアムサポート」の助成を受けて、大学生を対象とした若手育成セミナーも実施しました(以下の写真)。環境省も若手のパークボランティアを募集しており、当館の活動が環境省パークボランティアの活性化につながればと思っています。上記の「海の生きもの勉強会」では、パークボランティアの皆さんと一緒に来年度実施を計画している海洋生物共同調査の話もさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

(和田 年史(わだ としふみ)/生態研究グループ)
 
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12月4日(日)まで京都で開催される
館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」
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11月26日(土)には、齋藤彰准教授(大阪大学大学院工学研究科)による
ワークショップ
「戦国武者を飾った陣羽織の羽根の謎:ミクロの科学で知る生物の知恵」を開催しました。

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こちらが陣羽織。推定400年前の逸品です!

不思議なことに、陣羽織は遠くから眺めると「真っ黒」ですが・・・

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近くで見ると「きらびやかな緑色」に見えます。
また、近くで見ると鳥の羽根であることが分かります。
陣羽織は、何の羽根でできているのでしょうか?

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齋藤彰さんの分析によると、その正体は・・・・
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キジでした!
キジの羽根は「微細な構造で光を反射して発色」するため、見る距離や角度で色が変わるそうです。
このため、陣羽織は遠くでは黒色、近くでは緑色に見えるという訳です!
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そして、キジのように「構造で色を発色」することを「構造色」と言うそうです。
驚いたことに、構造色は「何年たっても色あせない」そうです!
つまり、陣羽織は、400年前と同じ輝きということになります!! これは驚きですね!!!

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みなさまも、400年前の輝きをご覧になりませんか?

陣羽織は12月4日まで公開中です。

 

布野 隆之((ふの たかゆき)/生態研究グループ)

 

ユニバーサル・ミュージアムをめざして83

人は人の〈ことば〉を待っている

三谷 雅純(みたに まさずみ)


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 今、やっている研究は、ある失語症者に人工的に合成した音で機械に音読をさせて、短い文章を聞いてもらおうと思ったことがきっかけでした。肉声ではありません。ロボットのような「声」、というよりもただの「音」と言った方がよいと思います。その男性はたいへん知的な方なのに、失語症のために普通に書いた文章は読み取れません。表音文字の平がなやカタカナが分からないとおっしゃいます。そこで合成音声で文章を読み上げてみたらどうだろうかとコンピュータをお持ちして試していただいたのです。

 合成音声で文章を読み上げるときは、読んでいる位置がはっきり分かるように、後ろが黄色く反転するものが多いのです。こうすることで見たときに、どこを読んでいるかがわかりやすくなります。一方、失語症でない人は読み上げた文章を聞くとき聴覚が働きますから、本来、目に頼らなくてもいいはずです。その方は合成音声で「喋る」文章を「聞いてみて」、その瞬間、目が輝きました。何を言っているのかまでは分かりませんでしたが、「コンピュータが何かを喋っている」ことは分かったそうです。それまでとは異質な感覚があったのでしょう。

 試していただいたのは、わたし以外の失語症者の認識を、わたしが、あれこれ経験し始めたばかりの頃でした。疲れていなければ、わたしは文章を黙読することに不自由はありません。ただし疲れていると、黙読しても頭に入る文章が断片的になります。その結果、読み取れなくなります。そんな時、わたしの場合は「日本語音声合成エンジンに読み上げてもらうと文章の意味が理解できる」ことに気がつきました。日本語音声合成エンジンの人工音声は何種類かが選べます。女性の声や男性の声、子どもの声などです。わたしは女性の声を選んで使っていたのですが――「魅力的な声」というよりも、あくまで機械が作るロボットに近い声です――喋った内容は、わたしにとって、よく理解できたのです。この経験がありましたから、ひょっとしたら先ほどの男性も理解できるのではないかと考え、それで試していただきました。

 この男性の「文章を人工合成音で読み上げた音を聞いたら目が輝いた」という結果は、わたしに勇気を与えました。そして、いろいろな側面から「なぜ目が輝いたのだろう」と考え、マルチメディアDAISYに行き当たりました。

 DAISYはもともと視覚障がい者の読書用に開発された技術です。多くの人は文字を視覚で捕らえます。視覚を使わない人に、普通の本(点字で書いていない本、つまり墨字(すみじ)の本)は読めません。そこで視覚を使わない人にも本を読んでもらいたいと考えた人が、録音を利用して内容を聴覚で捕らえるように工夫したものです。はじめはボランティアさんに吹き込んでもらっていましたが、コンピュータ技術が進歩したおかげで、機械だけでも「音声まがい」の音が出せるようになりました。DAISYは日本語音声合成エンジンを利用する「磁気情報で表した文章」といったイメージです。だからコンピュータとか専用の読み出し機がなければDAISYは読めません。

 マルチメディアDAISYは、このDAISYに、さらに絵や写真などが付けられるように工夫したものです。研究によって、マルチメディアDAISYは視覚を使わない人だけでなく、文字の識別しにくいディスレクシアの人、学習障がいの人にも理解しやすいことが分かりました。そればかりではなく、その他のさまざまな「文字」に取っ付きの悪い人にも読書ができると分かってきたのです。わたしは最初、マルチメディアDAISYで作ったいろいろな文章――絵本や展示解説――を試していただき、何人かの失語症者や高次脳機能障がい者に理解できることを確かめました。しかし、中にどうしても分からないという人もいました。とくに人の肉声でなく合成音声、つまりロボットのような声で喋るのが分かりにくいという人が多くいました。(1) それはなぜだろうと考え、多くの失語症者や高次脳機能障がい者にわかってもらえるものは,どのようなものだろうかと、あれこれ考えたのが,このわたしの研究です。(2)

☆   ☆

 普通の紙に書いた文章よりも、マルチメディアDAISYで分かる人が増えるのは、いくつかの脳の感覚をともに刺激するからではないでしょうか。音声以外の例をあげます。失語症で音の繋がりが言語に結びつかない人の場合、「文字」なら意味が分かるのではないか。なぜなら「文字」は目で見る視覚刺激だからです。もちろん点字は指先で触って感じる文字ですが、ここでは取りあえず置いておきます。

 あるいは「文字」であっても、失語症者や高次脳機能障がい者にとっては、表音文字か表意文字かでわかりやすさが異なる。わたしに失語症者の文字理解について手ほどきをしてくれた男性のように、表音文字の平がなやカタカナは分からないが、表意文字の漢字なら分かるという方がよくいます。漢字や絵と平がなやカタカナでは、脳の中で、解釈を担う部位が違うからというのが理由だそうです。マルチメディアDAISYは音と文章、それに絵や写真で構成された表示形式ですから、その内どれかが理解できるのではないか。

 これがわたしが最初に考えた失語症者や高次脳機能障がい者にわかりやすい「文章」の仕組みでした。でも、これではまるで機械です。つまり機械の部品のように、脳はパーツが組み合わさって精巧な働きをしているというイメージです。失語症や高次脳機能障がいはパーツのいくつかが壊れてしまった。だから,壊れてしまったパーツはあきらめて、別の働きの異なるパーツを増やして、そのどれかで代行させよう。わたしは最初、そう考えたということです。

 この認識は、すぐに間違っていることに気がつきました。わたしの例で説明しましょう。すでに示した人工的に合成した音で機械に「音読」してもらうこととは別のことです。

 例えば長い文章があったら、まだ元気な内は読んで理解できます。そして疲れてくると、だんだん理解が難しくなってきます。どんな具合に難しくなるのかを振り返ってみれば、読んでみて心の中で「音」にすることはできるのですが、その「音」の「意味」が理解できないのです。

 別に失語症や高次脳機能障がいでなくても、似たことは多くの人が経験しているはずです。でもそんな時、読みやすくする方法があります。それは読みたい言葉に赤い下線を引いたり、黄色のマーカーで強調することです。あるいはフォント、つまり字のデザインを変えて見やすくすることです。人によるのかもしれませんが、わたしは太いフォントにすれば見やすくなります。行間を空けることも効果があります。そして決定的なのは、ちょうどこの文章でしているように、意味の切れ目で文章を分けることでした。

 コンピュータであれば、そのようなことは簡単です。下線やマーカーは自由に引けますし、フォントを変えることも、行間を空けることも、すぐにできます。「意味の切れ目で文章を分ける」というのは、意味が変わったら空の一行を挟むということです。

 これらは「視覚情報を加える」ことです。文章を読む時、黙読であっても、いったん心の中で「音」にして、その「音」が言語音なら、それに対応するイメージを思い浮かべる。そういった過程が必要です。しかし、下線やマーカー、フォントの違いは、基本的に視覚的なイメージです。ですから、視覚的なイメージから、いったん心の中で「音」にする「文字」とは関係がないはずです。でもこのような「視覚情報を加える」ことで、わたしは明らかに読みやすくなりました。これはいったい何でしょう?

 難しい言葉ですが「多感覚統合」と呼ばれる現象です。「多感覚統合」が人のコミュニケーション行動に見られれば「多感覚コミュニケーション」(3) になります。

 「多感覚統合」は新しく研究され始めたテーマです。なぜ「多感覚統合」が起こるのか、その細かな脳内で起こるメカニズムはとりあえず置いておいて、具体的にどのような現象なのか、何の役に立つのかが盛んに研究されています。わたしは「多感覚統合」「多感覚コミュニケーション」という現象を知ってから、この現象は失語症者や高次脳機能障がい者にわかりやすい放送法やコンピュータを使った文章作成法にも応用できるのではないかと考えました。

☆   ☆

 アフリカの森の夜、一日の仕事----わたしの調査の手伝いや狩り----を終えた狩猟採集民のピグミーたちは、焚き火を囲んで輪になります。その日のできごとを、身振りや手振りを交えて、おもしろ可笑しく仲間に語って聞かせるのです。森にお酒はありませんが、お酒があれば、もっと大げさな身振りになるのでしょう。

 今朝、ミタニはゾウ道でメスのチンパンジーに出会った。
 チンパンジーは逃げもせず、興味深そうな顔をして、地面にしゃがんでいた。
 ミタニは双眼鏡を出して、チンパンジーの顔を覗いた。
 するとチンパンジーは厭がって、背中を向けた。
 ミタニも覗くのは止め、双眼鏡を下ろした。
 チンパンジーはミタニの方をちらりと見た。
 もう一度、ミタニはチンパンジーの顔を覗いた。
 チンパンジーは、また背中を向けた。

 これだけのことを、身振り手振りを交えて延えんと語るのです。小一時間にもなるでしょうか。さほど可笑しいことだとも思えません。しかし、みんなは笑い転げています。わたしも、つられて笑ってしまいました。

 これが人と人のコミュニケーションの本質です。言葉は大切です。ただ言葉だけではなく、そこにジェスチャーや大げさな表情が加わると、ついつい笑ってしまうのです。焚き火の輪の話は、カバが歩いてきてミタニのテントを見ると驚いて止まった話だとか、夜中になるとテントの近くに(ウシの仲間の)ダイカーが表れるのは、塩味ほしさにミタニがしたオシッコを舐めに来ているのだとかいった話になることもあります(大げさに聞こえますが、本当に語り合っていたことです)。

 もともとピグミーの世界に文字はありません。あるのは話し言葉と表情や身振り・手振りです。このような狩猟と採集に頼った生活と夜の焚き火の楽しみは数十万年に渡って、言葉を使って喋り合うことだけなら100万年ほども続きました。多分、この狩猟採集時代に形づくられたものの感じ方が、わたし達の脳の構造の原型を形づくったことは間違いありません。

 こうして成り立つ会話が「多感覚統合」の見本です。対面でするコミュニケーションは「多感覚統合」の代表です。

 確かに会話は言葉だけでも伝わります。しかし伝わることは無味乾燥です。決して「高揚感」は表せません。表情や身振り・手振りのジェスチャー――気分が乗ってくるとダンスまでが重なって「高揚感」が表れます。時にはその「高揚感」が昂じてトランス状態に陥ることさえあります。

 わたし(=ミタニ)をダシに笑い興じている分には、トランス状態にまで陥ることはないのですが、表情や身振り・手振りといった目から入る刺激が言葉のもたらすイメージを拡大していることは事実です。このような「多感覚統合」によって、失語症者や高次脳機能障がい者で文字がわかりにくい人には役立つかもしれません。言語音だけではイメージに結びつかない失語症者や高次脳機能障がい者も、ひょっとしたら小さな核が拡大されて、イメージが生き生きと広がるかもしれない。失語症者や高次脳機能障がい者は年相応の理解は保っているのだから、ちょっとして刺激から理解可能なイメージが再生できるかもしれない。

 わたしはそんなことを考えました。

 人は家族やコミュニティの中で暮らしています。そこで人はいつも誰かの〈ことば〉を待っているのです。



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(1) 三谷 (2012) DAISYを使ったコミュニケーション障がい者にもわかりやすい展示解説の試み.人と自然 Humans and Nature 23, 61-67.
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/No.23-061-1.pdf

(2) 三谷 (2015) 聞くことに困難のある人がわかりやすい音声: 視覚刺激の付加により高次脳機能障がい者の理解は進むか. 人と自然 Humans and Nature 26, 27-35.
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/NO26_004-1.pdf

(3) 田中 章浩, 積山 薫 (2011) 特集「多感覚コミュニケーション」の編集にあたって. 認知科学.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/18/3/18_3_381/_pdf
雑誌「認知科学」に「多感覚コミュニケーション」の特集が組まれていて、J-Stage から幅広い論文を無料で見ることができます。同じ雑誌に載っていた代表的な論文では:
田中 章浩 (2011) 顔と声による情動の多感覚コミュニケーション
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/18/3/18_3_416/_pdf
は「顔と声による情動」の研究成果をまとめてあります。また、
高橋 麻衣子, 巌淵 守, 河野 俊寛, 中邑 賢龍 (2011) 児童の読み困難を支援する電子書籍端末ソフトTouch & Readの開発と導入方法の検討
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/18/3/18_3_521/_pdf
は「多感覚コミュニケーション」を応用した読み困難を支援する電子書籍端末ソフトについて検討した結果が載っています。


三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究ユニット
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

雨降りのなか今日もひとはくは、おお賑わい。
たくさんの方が来館してくださいました。

4階インフォメーションカウンターには、オスのスズメバチが登場!
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え!!!危ない!!!刺されちゃうって思った方、ご安心を。
オスは針をもっていないので安全なんです。
はじめは、おっかなびっくりで触れなかったお友達も、さわりだしたら可愛くて...
スズメバチをさわるなんて初めて!!っと大人も子どもも大興奮でした。

もうひとつ登場したのは、
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豚バラそっくり!の石
その名も「豚肉石(ぶたにくいし)」そのまんま。

おいしそうな脂身に見えますよね?











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今日来てくれていた
ユヅキくんも、
さわってみると固いな~
っと、お肉そっくりの石に
びっくりしていました。

いろいろな体験ができる「ひとはく」
へ、みなさんも是非おこし下さい。

スタッフ一同お待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ

ただいま4階ひとはくサロンにて、恒例の クリスマスツリー が設置されています。

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ひとはくサロンの中央に緑のツリー、
窓際にゴールドのツリーがあり、クリスマスイルミネーションが楽しめますよ♪

夕方になるとレインボーの明かりがついて幻想的に...


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▼16:30以降になるとライトアップがより一層キレイにみえますberu.jpg

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また11/19(土)に実施したフロアスタッフとあそぼう「実物大!丹波竜を描こう」の絵は
4階ひとはくサロンの壁に展示されています。


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▲写真をクリックすると拡大します

大きいので壁一面ではおさまりきらない大迫力の丹波竜(タンバティタニス)をみにきてくださいね。
恐竜と大きさ比べをしてみるのも おもしろいかも♪

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★「実物大!丹波竜を描こう」イベントの様子は
  コチラをクリック


◀「実物大!丹波竜を描こう」イベントで
   サロンの床に丹波竜をならべたときの様子









博物館で楽しいクリスマスイベントもご用意していますのでぜひお越しくださいXmasuhitohaku1.jpg


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▲くわしくは画像をクリック



フロアスタッフ まつだ

現在ひとはくで開催中の
『写真展「風情 Fuzei」
~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~』

関連する庭園の特別セミナーとして、
ひとはくセミナー 中瀬勲館長 庭園スペシャル講座
テーマ 「日本庭園の美学」が11月26日(土)に開催されました!
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シリーズ2回目となるスペシャル講座の内容は、
「日本庭園のデザイン技法」についてです!
「借景」や「縮景」にはじまり、日本人なら誰しもが
聞いたことのある「七五三」の法則、

庭木の剪定の仕方まで!とっても勉強になりました!
一見するとむずかしく格式高い内容のように
感じるかもしれませんが、

館長ならではの親しみのあるトークスタイルで、
参加者の方も思わず「なるほど!」と

言いたくなるシーンばかりです。
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館長スペシャル講座は、次回で最終回です。
是非、この機会に館長直々のお話を聞いてみましょう。
「世界の庭園と庭づくり」
12月11日(日)13:30~15:00


その他関連講座として、庭園技法をミニチュアで実践できる!?
セミナーも受講者受付中です!
「ひとはくセミナー リアル!日本庭園のジオラマをつくろう!」 
12月4日(日)13:30~15:30

現在ひとはくでは、
『写真展「風情 Fuzei」
~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~』が好評開催中です。
写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~チラシはこちら

フランス人写真家クロード・ルフェーブル氏が、
8年の歳月をかけて日本中の日本庭園を撮影した選りすぐりの写真をフランスから
ひとはくへ! さながら、美術館のような雰囲気です!
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この時期ぴったりの紅葉の庭園写真に、あなたも「風情」を感じてみませんか?
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           (自然・環境マネジメント研究部 大平和弘)

12月4日(日)まで京都で開催される
館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」

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11月20日には、中瀬勲館長による
ワークショップ「日本庭園の伝統と海外での多様な展開」が開催されました!

「日本の庭は何処から? そして、何処へ?」というサブタイトルで、
日本庭園の「曲水」の原点や、
海外で日本庭園の要素が反映されている事例の紹介、
日本庭園の情緒的自然観、館長自らが作庭に携わった

カナダ・エドモントンの「KURIMOTO JAPAN GARREN」の事例などを
ご紹介いただきました。

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とくに、日本庭園は「否定の美」「引き算の美」であること、
エドモントンの作庭に隠された裏話など、

参加された皆さんは興味津々のようでした。
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この会場である花洛庵さんの町家にも、立派なお庭や坪庭、茶室があり、
それを事前にじっくり見られた館長。
スライドを直前に追加され、町家の庭には、戸を開け放つと風がとおり、
夏でも気温が5度程度は下げる、
自然と生活するためにうまく考えられた
仕組みがあることをご紹介されていました。

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お庭のお話を聞くにはぴったりの京町家ならではロケーションの中、
皆さん入り込むように熱心に講座を拝聴されていました。

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そんな町家のお庭と自然史の展示物がうまく調和した
館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」に、
どうぞ足をお運びください!

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                         (自然・環境マネジメント研究部 大平和弘)

12月4日(日)まで京都で開催される
館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」

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11月23 日(水)には、秋山研究員と内野敦明氏による
ワークショップ
「京町屋 坪庭に生きるコケたち・あかりとコケ」がありました。
内野氏には今回の展示で、
美しいコケのテラリウム(MossLight-LED)を制作いただきました!
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秋山研究員からは京都で見られるいろんな種類のコケや、
自然界でのコケの役割について。
花洛庵のお庭には、ぜんぶで21種類ものコケ植物があるそうです!
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内野氏からはモスライトの、照明の工夫について。
コケにあてる光の強さや色は、コケの色が一番美しく見えるよう調節してあるそうです。

 

講座が終わると、みなさんすっかりコケに夢中です!
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秋山研究員:「あのあたりに、準絶滅危惧種のアカスジゴケ生えています」

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ずっと見ていたい気持ち...とてもよく分かります。
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気がつくと外は日が暮れて、昼間は目立たない哺乳類の剥製が
光で浮かび上がっていました。
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どの展示も日本文化の元であるためか、町屋の雰囲気にとてもよくなじんでいます。

 

会期中は、午前10時から午後6時まで開館しています。

日が暮れてからも、昼間とはちがった雰囲気の展示を見ることができます。
近くに来られた際は、ぜひ帰りに立ち寄られてみてはいかがでしょうか?
 

みなさまのご来場、心よりお待ちしております!

 

三原 菜美((みはら なみ)/生態研究グループ)


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ジングルベ~ルジングルべ~ル
                            
すずがなる~


12月といえば!クリスマス





ひとはくには、今年の最後まで
き~~っと?!楽しんでもらえるイベントがたくさんありますよ~

12月のイベント情報※詳細はイベントスケジュールをご覧下さい。

12月3日(土)4(日)
フロアスタッフとあそぼう「マツボックリのクリスマスツリーをつくろう」

12月10日(土)
フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」

12月11日(日)
 フロアスタッフとあそぼう「クリスマス☆スノードーム」


12月3日(土)4(日)
 
フロアスタッフとあそぼう「ティラノ★ハット」

12月23日(金・祝) ひとはく探検隊「150年前のひょうごの風景をみてみよう!」

12月24日(土) ワークショップ「クリスマスカードをつくろう!」

12月25日(日) はかせと学ぼう!~アンモナイト石けんをつくろう!~


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とっても盛りだくさん!!(*^_^*)

ひとはくスタッフは寒さに負けず元気に
皆さまのご来館をお待ちしてますよ~


フロアスタッフ くまもと まなみ


秋も深まり、紅葉がキレイですね!
少し寒いですが、お散歩に出かけるのも楽しい季節になりました(*^▽^*)

さて、実は秋はキノコのシーズン!
というわけで、11/23(水)はフロアスタッフとあぞぼう
「きのこをつくろう!」を行いました☆

好きな色の絵具で、きのこに色をつけていきます。
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が人気!
図鑑をみながら塗ってくれている子もいました。

つまようじとボンドで組み立てたら完成です!
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とってもカラフルなきのこがたくさん!

作品を一部、ご紹介します☆
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カプセルにいれて、素敵な秋のおみやげになりました!

たくさんのご参加、ありがとうございました(^∨^)♪

次回のイベントは、フロアスタッフとあぞぼう
11/26(土)「きょうりゅう骨パズル」
11/27(日)「モールで恐竜をつくろう!」です!

ご来館を心より、お待ちしております(^O^)/
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11月20日(日)はドリームスタジオフェスタで館内は大にぎわい。
4階オープン・ラボでは、丹波竜発見10周年を記念して、
ワークショップ「丹波竜ペーパーバッグ」をおこないました!

丹波竜のはんこを押してオリジナルのペーパーバッグをつくりました。
まずは中央に丹波竜の骨格。からだ、首、しっぽ、前足、後ろ足、どこから押そうかな~。
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丹波竜の骨格のまわりには、脳函や尾椎、血道弓などの骨や、ひとはくのロゴ、丹波竜発見10周年のロゴ、丹波竜の学名「タンバティタニス・アミキティアエ」など、たくさんのはんこを自由に押します。

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ペーパーバッグの片面は自由にお絵かき。とっても楽しんで描いてくださいました。
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できた~!名まえタグを持ち手につけて、お気に入りのバッグができました。
たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。

次回のフロアスタッフとあそぼうは、明日11月23日(祝・水)きのこをつくろうです。
ご参加お待ちしています。

(フロアスタッフ いしくら)


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12月4日(日)まで京都で開催される
館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」

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みなさん!これは本当にすごいですよ~!
全国の自然史系博物館8館が協力して、
京都に残る伝統文化や歴史遺産を自然史科学の観点から

捉えなおし、文化を支えた日本の自然をテーマとした企画展です!

有力戦国武将着用との伝承がある揚羽蝶文様で鳥の羽をまとった
陣羽織(花洛庵所蔵)のミステリー
日本庭園の苔やシダの多様性、
着物や絵画に登場するツルの紹介など、多様な生物や化石を町屋の空間を

活かしての展示です!

秋の京都散策を兼ねてぜひ!花洛庵へと・・いうことで・・


お越しいただく際の事前の資料として・・
熱い展示物・・ほんの一部だけですが掲載します!
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派手な宣伝
看板もございませんが・・・
入り口にはシャコガイが・・・
ハンミョウも・・・
あまりの大きさと展示物にみなさん立ち止まられ
みなさんは花洛庵へ・・・

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和室の入り口には
今回展示している全国自然史系博物館の紹介と
自然史レガシー継承・発信実行委員会 

代表 中瀬館長のあいさつ文がございます!!
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有力戦国武将着用との伝承がある
揚羽蝶文様で鳥の羽をまとった陣羽織です!
写真ではお伝えできないのが残念ですが・・
光のあたり方で色が変化して見えます!
手品かと・・・真剣に思いました・・
実際に見たらタイムスリップしそうです。(笑)
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みなさまお馴染みの丹波竜もおります!

ひとはくにいないと思ったら・・・出張中ですね!
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 MossLight-LED  がとても神秘的な雰囲気を醸し出してくれます。
見ているだけで・・心が落ちつきますよ!     
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かたつむり・・これだけの種類は圧巻です!
驚きの声が・・・聞こえます!

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  歴史や理科で学習した人類の進化がご覧いただけます!
 実物はもっと・・・迫力が!
 会場は明るいので・・・怖くはありません!
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和室にツルやコウノトリ、まわり廊下にはクマもおります。
やっぱりクマは大きいですね~
先月のひとはくの企画展より・・大きく見えるのは気のせい?

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坪庭にある植物の標本です!
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超絶完成度のチャノキ、オケラ、ヒツジグサの封入標本です。
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ひとはくの研究員も花洛庵で交代で準備や
展示設営、
来場者の方への展示関係の質問にも
お答えしております!

みなさまのお越しをお待ちしていますね!

                  情報管理課 中前純一
11月19日(土)は、今年は丹波竜化石発見から10年目を記念して...
実物大の丹波竜をみんなで描きました!

皆さんの想像を超える大きな大きな丹波竜にびっくり!!!
あまりに大きいので足や首などパーツに分けてぬったよ。
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みんなで力を合わせて よいしょ よいしょ
運んで重ね合わせて完成させました。






P1110501.jpg完成!
記念に写真をパチリ。

残念ながら全体は
カメラに収まりきれませんでした。

丹波竜ってとっても大きな生きものだったんだね!

明日のフロアスタッフの催しは、
またまた丹波竜を使って「ペーパーバッグ」
つくるよ!是非 ご参加ください。

フロアスタッフ  せら ゆうこ




s-IMG_8517.jpg布野研究員がイヌワシになりきって
巣づくりをしています!

この巣は NPO法人 人と自然の会「かわせみの会」の方々が、
せっせと段ボール約40箱分の枝を集められて作成されたものです。

明日のドリームスタジオ フェスでようやくお披露目です!
明日来てくれた ちびっこ は巣にのって、布野研究員みたいに
イヌワシの体験ができます。


明日は13時~15時はイベントが盛りだくさん!
みなさんのお越しをスタッフ一同お待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ

11月19日(土)から~12月4日(日)まで京都で開催される
館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」

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みなさん!これは本当にすごいですよ~!
全国の自然史系博物館8館が協力して、京都に残る伝統文化や歴史遺産を自然史科学の観点から
捉えなおし、文化を支えた日本の自然をテーマとした企画展です!

有力戦国武将着用との伝承がある揚羽蝶文様で鳥の羽をまとった陣羽織(花洛庵所蔵)のミステリー
日本庭園の苔やシダの多様性、着物や絵画に登場するツルの紹介など、多様な生物や化石を町屋の空間を
活かしての展示です!

寒い季節になりますが、ひとはくの熱い展示を体験してただければと思います。(o^^o)

準備の様子です!
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やはり・・・展示物がすごいので・・・普通に道を歩いてても・・・迫力ありすぎて・・・
視線が・・・(宣伝のたて看板などはございません(笑))
みなさん花洛庵の方へ・・・

準備中にも関わらず・・・・多くの方が見学に来られました!
なかには午前はお一人で・・午後には家族でこられた方も・・・ありがとうございます!
19日からは・・・ばっちり展示が完成していますので!お楽しみに!


おまけ・・・
そうだ!花洛庵(京都市中京区油小路通四条上ル藤本町)へ行こう!
注.会場にはトイレ、駐車場はございません。
ご来場の際にはこれらの点ご理解の上、公
共交通機関等をご利用ください。

ということで阪急四条大宮駅から四条堀川方面へ歩いて花洛庵まで行ってみました!
四条堀川の交差点を渡って1分もしないところで油小路通りの標識が見えたら通りを左に!
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歩いて1分ぐらいで・・・
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シャコガイなどが・・・玄関先にございますので・・・
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                                 情報管理課  中前純一
ひとはくは、学校教育への支援を明確に目標と位置付け、学校の学習カリキュラムや課題に応じて、
希望する分野に応じた研究員を講師として派遣しています!
標本や資料が持っている迫力やおもしろさを体験していただくために、
移動用の展示キット一式をもって、学校に出かけて展示する「学校キャラバン」を行っています。
昆虫標本や恐竜化石などのレプリカや本物を学校で・・・満喫してください!
キャラバン事業の詳細はこちら

さて、今回は・・・
移動博物館車「ゆめはく」号が、様々な標本や資料をのせて・・・・
11月8日(火)に、県立北はりま特別支援学校へ行ってまいりました!

こちらの学校は、北播磨地域における特別支援教育のセンター的役割を担われている学校で、
学校内外の多様な児童生徒の支援・育成に向けて、先生方の更なる高い専門性と
確かな実践力を身につけ、先進的な特別支援教育の研究を推進されているそうです!
「みんな大好き!成長し続ける学校」っていいですね!

のどかな田園地帯にあり、周りの自然環境は抜群ですね~
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 校庭は芝生化されていますね~
 当日の体育の授業を見学させていただくと
 みなさん楽しそうに授業に取組んでいましたね~!              
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準備の様子です!
今回は中学部の生徒のみなさんに満足していただくために
学校の先生方とひとはくの研究員が練りに練っての・・・スペシャルプログラム
いつもの学校キャラバンより大盛りの内容です!
ひとはくの研究員・スタッフは・・・
生徒のみなさんが興味・関心を持ってもらえるかな~
リハーサルと動きの確認です!

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セミナーの様子です!
 
紙芝居「アンモナイト」
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 クイズ「アンモナイトクイズ」
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セミナー「化石のレプリカづくり」
ひとはくではおなじみの「化石のレプリカづくり」

カラフルなおゆまるから好きな色を選んで

自分だけのオリジナル、アンモナイトをつくってみましょう。

みなさん、はじめての体験で、緊張気味に静か~に作業されていました。
材料の配色に工夫したり、アンモナイトの型枠に入れるのも素早くできましたね~
10分後にアンモナイトの型枠から外すと・・みなさんから歓声が・・・・
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このレプリカ・・・本物のアンモナイトみたい!
ひとはくのクオリティの高さは本物と見間違えるレベルです!(色は違いますが)
みなさん・・・急に・・・にぎやかになりました!
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セミナー「学校近くの石ころをよくみてみよう」
石やその中に含まれる物を観察し、土地の様子やでき方を調べたり、化石の発見も!
石から色々なことがわかることを学びます!
今回の教材も・・・古谷研究員が学校の近くでとれた石を準備して・・・

生徒のみなさんにいろんな石を配って、音を確認してもらったりルーペで見てもらいます。
な~んだ石ころかと思うと・・・顕微鏡の映像をスクリーンに映すと・・・
なんと・・・化石が・・・
みなさんの驚きの声が・・・・
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セミナー「さわれる丹波竜」
丹波竜の映像をみたり丹波竜などの化石を実際にさわってもらいました!
丹波竜化石レプリカの迫力はさわるだけでわかりますね~
さわった化石から考えて・・・大きさが15m以上?
そんな大きかったんだ!みなさんの驚きの声が・・・
セミナーでは・・・
生徒さんや先生方から「よーくできたアンモナイトレプリカですね~」
半田研究員「今回はせっかくの機会ですから・・・アンモナイトは本物ですからね~!」
生徒さんや先生方「えっ!そんな貴重なものさわっていいんですか?」
みなさん・・・急にザワザワと緊張感が・・・
半田研究員「ひとはくですので、今回は化石をさわってもらっていいんですよ~」
先生方「みなさん落とさないように・・・石じゃないからね~・・・とても貴重で・・・・」(先生・・・汗が)
本物の教育効果は・・・説得力がありますね~!
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午後はフリータイム。
小学部・高等部のみなさんも見学に来てくれました!
また、化石についても生徒さんからの質問が多数ありました!

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先生たちも「化石って本当に石なんやね、でもきれい!」・・・
もっとはやく来れば・・・よかった・・・もっとみたい・・・いい教科の研修なります!など  
ひとはくとして・・そのお言葉が聞けて・・たいへんうれしいです!    

生徒のみなさんからプレゼントをいただきました!
スタッフ一同感謝です!
高等部のみなさんが作られた手作りの製品です!     
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博物館に来る機会の少ない県内の学校を回ろうという学校キャラバン。
とても楽しんでもらえたと思います。

スタッフ 藤本真里・古谷 裕・半田久美子・清水文美・山本梨香・中前純一(記)

ユニバーサル・ミュージアムをめざして82

言葉でない〈ことば〉を「通訳」すること

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 田中昌明さんと田中加代子さんはすてきなご夫婦です。訪れると、いつも微笑(ほほえ)んで迎えてくれます。たいていは、まず加代子さんが出てこられ、昌明さんは笑いながら作業所の仕事を続けておられます。おふたりとも背が高いのですが、威圧感はまったくありません。わたしと妻も、あんなご夫婦になれたら素敵だなと言い合っています。

 お二人は、「トークゆうゆう」という名前の、失語症者や高次脳機能障がい者のための地域活動支援センターを主催していらっしゃいます。地域活動支援センターというのは、障がい者が地域に出た時に活動しやすいように援助する施設です。「トークゆうゆう」(つまり「悠々と話そう」)という名前からも分かる通り、この施設の役目は、失語症者や高次脳機能障がい者が余裕を持って喋れるように手助けすることです。参加者の大半は失語症者や高次脳機能障がい者なのです。

 今まで何度か書きましたが、失語症者や高次脳機能障がい者の内面は、ごく普通に、年齢とともに変化していきます。そして理性が失われることはありません。

 言葉は、多くの場合(手話を除いて)、言語音(げんご・おん)が耳に入り、脳に届いてから始まります。脳に届いた「ただの音の繋がり」にしか過ぎない言語音が、「内言語」と呼ばれる複雑な信号の流れになって、言葉の運んできた意味を解釈したり、昔覚えた別の言葉を思い出したりします。そして「これは面白い」とか、「それは、ちょっと違うな」といった反応の仕方を決めていきます。こうして新しく産み出された内言語の反応(ここでは、まだ「意味のある音」ではありません)は、再び音の繋がりの言語音に変換され、喉や舌などの筋肉によって発音されるのです。多くの人では、これが頭の中で一瞬の内に起こります。ですから内言語は存在をまったく意識できません。多くの人は「内言語」という言葉すら知りません。まるで言語音が耳に届くと応えが自動的に口から飛び出す。そう誤解してしまうのです。

 「トークゆうゆう」は地域活動支援センターですから、そこに集まる人は大切な活動の方針を合議で決めます。昌明さんは失語症の重い後遺症があります。会議は大切だと分かっていても、司会がうまくできません。そこは加代子さんの出番です。加代子さんは「トークゆうゆう」に集まった一人ひとりの思いを推し量り、意見はそれで良いかと確かめつつ、会議を進めていきます。こうして「トークゆうゆう」の合意が出来上がっていくのです。

 少し勘のいい人であれば、どなたにでもできそうです。しかし、ことはそれほど単純ではありません。

 会議は集まった人たち全員で行います。10人ぐらいでしょうか。皆さんそれぞれ自分の思いがあります。例えば、ある人は会則はもっと緩い方がいいと思っているかもしれませんし、別の人は、会則なのだから厳密に守らないといけないと考えていたりします。司会者はそのばらばらの思いを汲んで、会の総意としてひとつにまとめるのです。参加者は失語症者や高次脳機能障がい者です。通常の意味で議論はできません。言語音や文章がうまく表現できないのです、しかし、言語音になる前の内言語では、それぞれの意思をしっかりと持っている人が多いのです。気持ちをくみ取り、その人の意見に寄り添う。しかし、自分の思いと混同してはいけないし、誰かの見方をしてもいけない。その上、秘密は絶対に守らなければいけません。本当に難しいのです。

☆   ☆

 「トークゆうゆう」の田中加代子さんのような立場の人を、失語症者の「会話パートナー」と呼んでいます。いくつかの先進的な地域では、失語症者とコミュニケーションを図れる会話パートナーの養成に取り組んでいます。役所に会話パートナーがいれば、たとえ失語症者が一人で手続きに来ても、(スムーズにとは言わないまでも)「言語音で名前を告げない」ので追い返す愚かな真似は、ずっと減ると思いますーー選挙の時、そのような「一人で言語音で名前を告げること」を有権者の条件としている自治体があったそうです。あるご婦人は、投票する権利があり、投票する意思があるのに、失語症で「一人で言語音で名前を告げること」ができないばっかりに、職員から投票を拒否されたということです。(1)

 そのご婦人はあきらめて、しょんぼりしていたそうです。気持ちが萎えそうです。投票所の職員は、どうして自分のことを理解しようとしないのか。悔しさで胸が潰れます----わたしの個人的な思いですが、拒否した職員も,実はご婦人の失語症のことをご存じだったのではないでしょうか。しかし、マニュアルで「一人で言語音で名前を告げること」と書いてあり、それ以外のその方の確認方法が書いてなかったような気がします。マニュアルのせいで、お二人の間には変な溝ができたのかもしれません。

 あきらめて、しょんぼりしてしまったけれど、最初は腹立たしかった。しかし、自分ではどうすることもできない。そんな時、会話パートナーがいて、言いたいことをくみ取ってくれれば、当事者も精神的にずっと楽になるでしょう。会話パートナーが役所や病院にいてくれれば、いろいろな手続きもスムーズに進む気がします。

 もちろん職場では事情が異なるでしょう。仕事は自分のためだけにするのではありません。仕事に関わる同僚や、その他の関係者に対しても重い責任があります。それに働く人一人ひとりには、その人独自の発想やアイデア、作業を進める手順が重要なことが、よくあります。もちろん、自分勝手に仕事の段取りを変えてしまっては、大きなトラブルになることがありますーー旅客機の運航には厳密なマニュアルがあって、決められたとおりに運行しなければなりません。しかし、自由な発想が新たな展開につながる。これはよく聞く話です。仕事を推進していくためには、他の人が思いつかない自由な発想が必要です。その時、通常の会話パートナーでは、変幻自在の発想まで汲み取って「言語音に翻訳する」のは難しいだろうと思います。何しろ、自由な発想はどこから何が飛び出すか分からないのですから。

☆   ☆

 「脳ーマシン・インターフェース」という技術があります。「脳」は人間の脳という意味です。「マシン」は機械です。そして「インターフェース」が「間をつなぐもの」といったような意味です。今、さかんに研究されている、新しい分野です。

 わたしの脳がコンピュータに命令を出すとします。その時、命令を伝える「インターフェース」はキーボードやマウスに当たります。そしてコンピュータが返事を返すには、ディスプレイに写すといった方法があります。わたしの手がキーボードやマウスを操作して、目でディスプレイに写った情報を読み取るのです。ところが「脳ーマシン・インターフェース」では、手や目を使わず、わたしの脳で考えるだけで「マシン」であるコンピュータに命令を伝えます。不思議です。

 別の例で説明します。部屋の電灯を点す場面を想像して下さい。電灯はスイッチで点します。スイッチの入れる時、多くの人は手で操作します。ところが「脳ーマシン・インターフェース」では、考えるだけでスイッチが入るのです。まるで魔法です。しかし「脳ーマシン・インターフェース」を使うと、本当にスイッチが入るのです。

 どのような仕組みかというと、生きた脳を傷つけずに詳しく調べる方法に fMRI とか近赤外分光法という技術があります。fMRI は難しい呼び方なのですが、漢字を使って「磁気共鳴機能画像法(じき・きょうめい・きのう・がぞう・ほう)」とも言います。病院で撮ってもらう MRI(磁気共鳴画像)の応用です。近赤外分光法は脳を流れる血液から、脳のどこが活発の働いているのかを推定します。このような技術によって脳の神経細胞の情報を取り出し、その情報を機械に送って操作するのです。例えば「義手ロボット」に脳の情報を送れれば、手や足の全てが麻痺した人も、物をつかんだり、持ったりできます。(2)

 記憶したり,「急いでやらなきゃ」と次にやることを計画を立てて行うといった高次脳機能についても研究は進んでいます。進んではいますが、まだ人の代わりをロボットが行うにはギャップがあるようです。ましてや「言語音や手話サインと読み取ったり、音やサインで発話したり」といったコミュニケーション機能の代行は、とても難しそうです。〈ことば〉を話す代行、つまり「会話パートナー」や「コミュニケーション支援者」をロボットが実現するためには、もっと神経細胞のネットワークを詳しく知る必要があるからです。〈ことば〉が脳に届いてから、意味のある言語音であるか、風の音とかの環境音であるかを識別して以後の神経ネットワークについては、まだ分からないことが多いのだと認識しています。

 ということは、内言語にまで立ち入って翻訳することは(今のところ)不可能ですから、「会話パートナー」や「コミュニケーション支援者」は当事者に〈イエス〉か〈ノー〉で答えてもらい、内面を探りながら、真意を聞く。その上で翻訳するという気持ちが大切だと分かります。でも、それなら、決まった会話は助けられますが、自由な発想が要求される職場での就労支援は難しそうです。

 自由な発想で新たなことに挑戦する必要が求められる職場とは、例えば「研究職」はその最たるものだと言えます。研究者はルーティンやマニュアルよりも、発想の活発さや独創性を重視します。そんな研究者も「会話パートナー」や「コミュニケーション支援者」に頼れないものかと夢想することがあります。事実、わたしの知る研究者には病気や事故で失語症や高次脳機能障がいになった方がよくいらっしゃいます。そのような方は、わたしも含めて、研究のスタイルや人生の目標を大きく変えることが多いようです。わたしの場合、それまでの野外調査を主にする研究はできなくなりました。しかし、幸いにしてコミュニケーション・デザイン研究ユニットという新しい研究部門が発足しましたので、人類学調査の延長線上にある研究が、失語症者や高次脳機能障がい者の協力でできています。わたしは会話パートナーの訓練を受けたことはありませんが、自分自身が失語症者であり、高次脳機能障がい者ですので、自然と互いの気持ちが分かるのです。

 わたしのケースは幸運な例外です。しかし、わたしと同じ悩みを持っている失語症者、高次脳機能障がい者は多くいらっしゃいます。そのような人と、どのように共感を持つべきか。これもまた人類学の重要な課題です。


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(1) 毎日新聞2013年07月18日大阪朝刊に、二木一夫さんがお書きになった発信箱:1票のバリアフリー」の事です。
http://www.hitohaku.jp/blog/2013/08/post_1762/

(2) 以下のような文献がありました。

日経サイエンス  2003年1月号「思考でロボットをあやつる」M.A. L. ニコレリスと J. K. チェーピン
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0301/robot.html

「ブレインーマシン インターフェイスの現状と将来」長谷川良平,電子情報通信学会誌,2008

http://www.journal.ieice.org/conts/kaishi_wadainokiji/2008/200812.pdf

「ブレイン・マシン・インターフェースの基礎と臨床応用」平田雅之ほか,脳外誌,2013

https://www.researchgate.net/profile/Takufumi_Yanagisawa/publication/271237212_Brain-Machine_Interfaces_Principles_and_Clinical_Application/links/56b33c5608aed7ba3fef83ad.pdf




 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究ユニット
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~
オープニングセレモニーとして

ひとはくセミナー 
「クロード・ルフェーブル氏&館長と行く!日本庭園Fuzei(風情)ツアー」


10月8日(土)に京都で開催されました!

中瀬勲館長とともに、写真撮影の舞台となった、京都の日本庭園「渉成園」と「南禅寺」を
見学する豪華な半日ツアーです!

特別ゲストとして、フランス人写真家のクロード・ルフェーブル氏と、
フランス人の日本庭園研究家のエマニュエル・マレス氏、

庭を手入れされている庭師の植彌加藤造園の方をゲストにお迎えし、
日本庭園の見方や「風情 Fuzei」についてお話を伺うことができました!

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渉成園で庭師の方に解説をしていただきました。

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ルフェーブル氏も撮影した南禅寺の石(手前・ひとはくでも写真を展示中)
庭師の方から、実は六道のうち「地獄」を表現した石だとの解説を受けて、
ルフェーブル氏もびっくり!

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最後は南禅会館でツアーを振り返り、日本庭園の風情の魅力に迫ります!

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クロード・ルフェーブル氏より、日本庭園の風情の魅力について
厚く語られたのが印象的です。

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エマニュエル・マレス氏より、日本とフランスの庭の
とらえ方の違いについてお話いただきました。

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植彌加藤造園の加藤氏より、庭師として情景を育む視点について
お話をいただきました。

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中瀬館長より、「風情」や「情景」は、ともに「情け」が入っている
日本独特のとらえ方ではないか、とのまとめがあり、参加者一同納得!

庭園がはじめての方も、詳しい方も、新たな発見ができた大満足な一日でした!

今回されたみなさま!また、庭園に興味のある方!
庭園ビギナーの方!を含め・・・みなさまにご案内です!

① ひとはくセミナー 中瀬勲館長 庭園スペシャル講座 

    テーマ   「日本庭園の伝統的技法」 11月26日(土)13:30~15:00
                「世界の庭園と庭づくり」 12月11日(日)13:30~15:00
  場 所:兵庫県立人と自然の博物館 4階実習室 
  受 付:各回ごと事前予約制(定員各20名)、
      受講料各回500円(別途観覧料必要)

  内 容:時代とともに移り変わってきた日本庭園の潮流や伝統的な
      デザイン技法について、
事例を用いて解説します。
                館長自らが計画・造成に関わった海外の日本庭園もご紹介します。       

② ひとはくセミナー リアル!日本庭園のジオラマをつくろう!
     日 時:平成28年12月4日(日)13:30~15:30
   場 所:兵庫県立人と自然の博物館 4階実習室
   講 師:大平和弘研究員 
   受 付:事前予約制(定員各20名)、受講料1000円(別途観覧料必要)
     内 容 : 石や粘土、模型材料などを使って、リアルな日本庭園風の
                 ジオラマを自由につくります。

                 簡単なのに奥が深いので、子どもさんから庭づくりにご興味の
                 あるご年配の方まで、
幅広く楽しんでいただけます。
                 自分だけの素敵な庭をつくって、お家に飾ってみませんか。

みなさまのお越しをお待ちしております。


             (自然・環境マネジメント研究部 大平和弘)

 

 11月13日(日)に はかせと学ぼう!飛ぶタネの観察 をしました。
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藤井研究員からタネについての話を聞いたよ。

IMG_8482.gifこの葉っぱ見たことあるかな?
ケヤキの葉っぱ。
普段見るものより小さい
葉っぱの根元にこっそり花を咲かせて
そこのところに実(タネ)ができるんだ。

小さな葉っぱ4~5枚ついた枝ごと落として
風に乗って飛ぶんだって。

←写真の葉っぱにも根元にタネがついてるよね。
 みえるかな?



お話のあとは、本物のタネを観察したり、模型を飛ばしたりしたよ。
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     ↑作ったハネフクベを飛ばしているよ!
小さいおともだちも夢中になってタネを何回も何回も飛ばしたよ。

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ハネフクベの模型作りもやりました。
別名アルソミトラ。
グライダーの原型になったタネたよ。


みんなタネについて興味をもってくれたようでよかった~(*^_^*)














次の週末は、19日(土)13:30~
フロアスタッフとあそぼう「実物大!丹波竜をみんなで描こう!」を行います。
全長15Mの丹波竜にみんなで色をつけるよ!
参加費無料、定員先着20名、当日10時より受付を4階インフォメーションにて

みなさまのご参加おまちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ







兵庫県立人と自然の博物館では、古生物学・岩石学/生態学分野での任期付研究員を募集しております。
当館での業務内容は、地球科学及び生物学を基盤とした、人と自然の共生に関する調査・研究、教育普及等の業務を担っていただきます。
任期は、2017年4月からの3年間です。条件などの詳細は、下記のURLをご参照ください。

http://www.hyogo-c.ed.jp/~board-bo/kisya28/2811/281102jinnji.pdf

応募締切は11月30日(必着)ですので、お急ぎご準備・ご応募下さい。
各種試験(専門試験、面接)については、12/15(木)に実施されます。
どうぞよろしくお願いいたします。
                                                                                 (みつはしひろむね)

 
 ひとはくは,春だけでなく 秋にもトライやる・ウィーク を受け入れています。

  今回(11/8~11/11)は,
   神戸市立有野中学校  神戸市立有野北中学校 より2名と
   神戸市立北神戸中学校 より1名
   そして,期間中2日間と3日間ですが,神戸大学附属中等教育学校 より2名の
 合わせて7名が ひとはくに来てくれました。
 (神戸大学附属中等教育学校からは,3年生がインターンシップ学習として来ています。)

  7名が2つのグループに分かれ,春の時と同じように研究員の先生の指示を聞いて
 活動や作業をしていきました。
  最終日は,2年生の5名で 役割を決め,練習を繰り返し,自分達で館内放送も行い,
 デジタル紙芝居「丹波の恐竜タンタンものがたり」を堂々とすることが出来ました。

  
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  「初日と比べて,声が大きくなりましたね。そして,明るさが出ましたね。」
 最後のあいさつをした後,生涯学習課の課長から4日間での変化を感じた励ましの言葉がありました。
   

  中学校生活も折り返しをまわり,これからの自分を見つめていく時期に,
 社会体験をすることを通して どれだけ自分を高めることが出来たかが大切だと思います。
 
  単なる作業の裏側に どんな意図があり,
  地道な活動の裏側に どのような思いが込められているのか。
 それを直接聞くのではなく,自分の感覚でとらえるようと意識することが出来たか。
  
  同じことをするにも,意識一つで素敵なものにも無駄なものにもなっていきます。
 めまぐるしく時代が動いている今だからこそ,自分個人としての意識をしっかりと持って
 これからを過ごしていってください。
  そして,調査や研究をするための場所として,また ひとはくに来てくれるのを待つとともに,
 これから自分を信じて進んでいく道を応援しています。


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 生涯学習課  上田 雄一郎

11月5日(土)
 「はかせと学ぼう!アンモナイト石けんをつくろう!」を行いました!

今回のはかせは、古谷研究員です☆

↓最初に古谷研究員からアンモナイトのお話を聞きましたよ(*^_^*)
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アンモナイトのお勉強をしたら、
石けん作り開始です(*^_^*)

↓石けん素材を熱して溶かしていますよ~!
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↓本物のアンモナイト化石からとったシリコン型に
石けん素材を流しこみ、 石けんが固まるまで待ちました
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アンモナイト石けんの完成です~(*^_^*)
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手を洗うのがとても楽しくなりそうな
すてきなアンモナイト石けんが出来ていましたよ~(*^_^*)


ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました

 




次回のはかせと学ぼう!は
11月13日(日)13:00~14:00
「はかせと学ぼう!~飛ぶタネの観察~」
風散布植物のタネを実物を使って解説します 。
場所:2階展示室 
定員なし、参加費無料 です!          



みなさまのご来館、心よりお待ちしております!


(フロアスタッフ くまもと)




11月6日(日)ひとはく探検隊「きのこGETだぜ!」を行いました!!

当日はキッズサンデースペシャルで、ひとはくは大にぎわい☆彡

ひとはく探検隊にもたくさんの方が参加してくださいました♪

さぁ!きのこはかせの秋山研究員と一緒に、秋の深田公園へきのこ探しにでかけよう(^O^)/

 

いざ!出発!!

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道なき道を踏み分け、坂を上り、また下り・・・

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芝生の上、木の根元、探しまわります!

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はかせのところへ、見つけたきのこを持って行って ・・・「ねぇねぇはかせ、このきのこはなぁに??」


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長い道のりでしたが、弱音を吐くちびっこは全くいません!

みなさん、たくましい(^_^)v

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探険カゴはきのこであふれかえっています☆








こんなにたくさんのきのこが集まりましたよ!

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はかせより「きのこ採集をした後は、必ずきれいに手を洗ってくださいね。」とのことでした。

 

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました

こちらのイベント報告のポスターは、ただいま作製中です。

また4階ひとはくサロンに貼りだしますので、見に来てくださいね!

 

さて、この土日のイベントは・・・

 

11月12日(土)

フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」

展示を見ながら、じっくり絵をかこう!

場所は来てのお楽しみ♪
詳しくはコチラをクリック


11月13日(日)

はかせと学ぼう!「飛ぶタネの観察」

風散布植物のタネを実物を使って観察します。
詳しくはコチラをクリック

 

みなさまのお越しを心よりお待ちしております!

フロアスタッフ かどはま

11月6日の朝は、曇の空模様でパラパラっと雨も...。

ひとはくの周辺のケヤキも紅葉(黄葉?)してキレイな葉っぱが、
ハラハラとおちてきています。


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 ▲3階入口ちかくのケヤキ(右側)


11月の Kidsサンデーは、スペシャル版でした。

「何がスペシャル か」というと、いろんな地域から、小さな子ども向けのプログラムを
もって 様々な団体・グループの皆さんが、ひとはく に来てくれました。

 

「Kidsサンデー・スペシャル2016 in ひとはく」の様子を写真で紹介しま~す。



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▲「おちばのプール」(NPO法人人と自然の会 里山クラブ)


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▲「見たこともない不思議な生き物をつくろう」(兵庫県立美術館)


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▲「ふしぎな ひもつくり」(兵庫県立考古博物館)

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▲「淡路島で採れた石をキャンバスにオリジナル作品を描こう」(国立淡路青少年交流の家)

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▲「秋いろ まーぶりんぐ♪」(Atelier-S2 ほか)



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▲「キッピー山からこんにちは!『どんぐりであそぼ!!』」(三田市立有馬富士自然学習センター)


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▲「カセキはキセキの贈りもの」(高梁市成羽美術館)



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▲「キラキラ☆星座万華鏡」(加古川総合文化センター・NPO法人人と自然の会 星の会・姫路市科学館)




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▲「よく飛ぶ 紙トンボ」(NPO法人人と自然の会 めだかの学校)


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▲「秋のプチむしむし たいけん」(NPO法人こどもとむしの会)



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▲「貝で布をそめてみよう!」(九州国立博物館)



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▲「木の実 の こうさく」(フレミラしぜんクラブ(フレミラ宝塚))

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▲「秋のパネル シアター『まんまるさん』『さるかにがっせん』『てぶくろ』」(NPO法人人と自然の会)



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▲「ひとはく探検隊『きのこ GET だぜ!』」(ひとはく研究員・フロアスタッフ)


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▲「風にのって飛ぶタネの模型をつくろう」(ひとはく研究員)


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▲「兵庫のおおきな化石 ~解説!丹波の恐竜化石」(ひとはく研究員)

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▲「デジタル紙芝居『丹波の恐竜タンタンものがたり』『オランとウーたんのジャングル探検記』」(フロアスタッフ)



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▲「兵庫のちっちゃな化石」(ひとはく研究員・run♪run♪plaza)


 

※ 今回は、東北で活躍している「東北ユース」と関西で活躍している「関西ユース」の
 大学生のボランティアのお姉さん、お兄さんも  子どもたちのサポートをしてくれました。


来館してくれた皆さん 楽しんでいただけましたか?


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次回の Kidsサンデーは、12月4日(日)に行われます。



ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 


                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


 

本日(8日)午後より、トライやる・ウィークの中学生3名が、フロアスタッフを体験されました。

イベント準備のお手伝いして頂きました。

11月23日「きのこをつくろう!」の準備は・・・

図書でキノコの本を探し、紙粘土で作ったキノコに色をぬってもらいます。

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12月3・4日「マツボックリのクリスマスツリーをつくろう」はマツボックリの飾りをつけてもらいました。

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作っていただいた作品は、イベントの見本として使わせていただきますね。

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あと2日間、ひとはくで、いろんな体験をして頑張ってくださいね♪

フロアスタッフ  にしぐちひろこ


ひとはくは、博物館は多くの標本や資料、専門性の高い研究員等を有し、
来館者等の利用に供することを一つの使命とする機関です!

「人と自然の共生」をテーマに、県民に開かれた博物館として開館以来
その高い専門性と豊富な資料を活かし

県内外の学校団体が人と自然の調和のあり方を学べる場として活動しています!
さて、11月4日は小学生のみなさんへの学習支援です!
尼崎市立わかば西小学校、西宮市立名塩小学校の2校が来館
尼崎市立わかば西小学校5年生は、特注セミナー「丹波竜の化石と植物化石」
西宮市立名塩小学校3年生は、特注セミナー「アンモナイトのレプリカ作り」

今回の2校もとても特色のある小学校で・・・・
尼崎市立わかば西小学校は・・・
今年の4月に西小学校と若葉小学校の統合されて、新しく開校された学校です!
わかば西祭りがあり、学校に地域・保護者の方が数百人の人が来られたり、
地域の中心の学校です。夏休みには、サマースクールが行われ、
なんと・・出席率は約9割だそうで、多くの児童が水泳・ソロバン・学習をがんばっています。
西宮市立名塩小学校は・・・
学校がある名塩地区は「和紙の里」としてでたいへん有名なところで、
教育活動の中に名塩和紙学習を取り入れ、児童の手すきによる和紙はがきで
お年寄りに心のこもった便りを書いたりされているそうです。
なんと・・卒業証書は児童の手ですいた和紙だそうです!
地域との環境学習にがんばっています!

セミナーの様子です!
半田研究員 「丹波の恐竜化石と植物化石」

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上田指導主事 「アンモナイトのレプリカ作り」

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ひとはくは、これからも末長く・・小学生のみなさんを応援していきます!

先生方へ
ひとはくは・・・学校での教材開発や地域の自然や環境に関する問い合わせに対応しています!
分野ごとに精通した研究員がいますので、様々な質問や問い合わせに対応することができます!
また、教科の研究部会や各自治体の教育委員会等での研修等に対応しておりますので・・・
お気軽にひとはくへご相談ください!              
                                  情報管理課
                                    中前純一
 

 
「ソーマトロープ」って知っていますか?
2つの絵を表裏に貼り合わせて、くるくる回すと1つの絵に見える!ものです。
10月29日(土)の「フロアスタッフとあそぼう!」ハロウィン★ソーマトロープでした。

まずは、カボチャ色の丸い紙にランタンの顔を自由に描いて・・・
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メガネの絵と合わせてくるくる回すと・・・カボチャがメガネをかけてるよ。
s-P1110166.jpg メガネのジャックオーランタン!

つぎは、ハロウィンにちなんだ生きもの・・・コウモリとクモのソーマトロープ。

作る前に、コウモリとクモのクイズをしました。
博物館1階の展示、ボルネオジャングルのジャワオオコウモリは何を食べる?
答えは・・・くだもの!三田で見られるイエコウモリは昆虫を食べるよ。
クモはどこから糸を出す?答えは・・・お腹にある6この糸いぼから出すよ。
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くるくる回すと、コウモリがハネをぱたぱたさせて飛んだかな。

最後にカボチャマン登場です。
「今日作ったソーマトロープを家族のかたに見てもらいましょう。ほめてあげてくださいね。」
「では家族のかたといっしょにカボチャマンのところにお菓子をとりにきてくださ~い。」
とってもやさしいカボチャマンの登場に、みんな笑顔。
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参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

次回の「フロアスタッフとあそぼう!」は11月12日(土)画はくの日です。
展示をじっくり観察しながら、楽しく描きましょう。
ぜひ、ご参加ください。

(フロアスタッフ いしくら)

11月~12月のセミナーのお申し込み〆切が近づいてきました。

11月は特別企画のセミナーも満載です。
京都で開催される館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」

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関連講座(セミナー)が開催されます!
(1)【テーマ】 日本庭園の伝統と海外での多様な展開
 講師:中瀬 勲(兵庫県立人と自然の博物館 館長)
 日時:2016年11月20日(日)15:00~16:00 (開場14:30)
 会場:花洛庵 奥座敷(京都市中京区油小路通四条上ル藤本町)
 参加費: 500円(入場料)
 募集定員:約20名(高校生~大人)要申込(締切11月10日(木))
(2)【テーマ】 京町家 坪庭に生きるコケたち・あかりとコケ 
 講師:秋山弘之(兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員 / 兵庫県立大学 准教授)
      内野敦明(MossLight-LED 制作者)  
 日時:2016年11月23日(水・祝)(仮)13:00~14:00 (開場12:30)
 会場:花洛庵 奥座敷(京都市中京区油小路通四条上ル藤本町)
 参加費:500円(入場料)
 募集定員:約20名(高校生~大人)要申込(締切11月13日(日))
(3)【テーマ】戦国武者を飾った陣羽織の羽根の謎:ミクロの科学で知る生物の知恵
 講師:齋藤 彰(大阪大学大学院工学研究科 准教授) 
 日時:2016年11月26日(土)(15:00~16:00)(開場14:30)
 会場:花洛庵 奥座敷(京都市中京区油小路通四条上ル藤本町)
 参加費:500円(入場料)
 募集定員:約20名(高校生~大人)要申込 (締切11月16日(水))
 
チェックがまだの方は、下記のセミナータイトルをクリックして、
内容をお確かめいただき、
お申し込みをお待ちしております。

寒い季節になりますが、ひとはくの熱い学びを体験してください(o^^o)

2016年11月

開催日 セミナータイトル ジャンル
2016/11/12(土) E12古写真と絵図から読み解く植生景観と人のくらし 基礎講座
2016/11/13(日) E13料理教室&うんちく DE 地域再発見「山田錦でつくった酒」 体験する講座
2016/11/13(日) B37加西市畑町のシダを見る 見る講座
2016/11/15(火) D17土壌動物の観察 基礎講座
2016/11/18(金) H07霊長類学が描くヒトの姿-われわれは何者か?(有高連携セミ) 基礎講座
2016/11/19(土) D18動物の体のつくりとしくみ 2. 爬虫類 見る講座
2016/11/19(土) B38六甲山「森の植物」観察会(秋) 体験する講座
2016/11/20(日) B39ノジギク観察会 見る講座
2016/11/20(日) B40淡路・三熊山に登って植物を見よう 体験する講座
2016/11/20(日) E19 日本庭園の伝統と海外での多様な展開 見る講座
2016/11/23(水) B45 京町家 坪庭に生きるコケたち・あかりとコケ 基礎講座
2016/11/26(土) E16中瀬勲館長 庭園スペシャル講座「日本庭園の伝統的技法」 考える講座
2016/11/26(土) B41芦屋市奥山地域で多様性を知る 体験する講座
2016/11/26(土) D19 戦国武者を飾った陣羽織の羽根の謎:ミクロの科学で知る生物の知恵 基礎講座
タイトルをクリックすると詳細が見られます。受講申込も続けてホームページ上でできます。

2016年12月

開催日 セミナータイトル ジャンル
2016/12/4(日) E18リアル!日本庭園のジオラマをつくろう! 体験する講座
2016/12/4(日) F05むすぶ、ひらく、ユニバーサルなこと 2016 考える講座
2016/12/11(日) E17中瀬勲館長 庭園スペシャル講座「世界の庭園と庭づくり」 考える講座
2016/12/11(日) B42カヤツリグサ科勉強会 体験する講座
2016/12/18(日) B43海岸の植物・植生と環境 基礎講座
タイトルをクリックすると詳細が見られます。受講申込も続けてホームページ上でできます。

 

生涯学習課 

好評開催中の 写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~

多くのみなさまに、ご覧いただきましてありがとうございます!
写真展をご覧いただいた来館者のみなさんのお話を拝聴いたしますと・・・・

・展示されている日本庭園写真の美しさに、見とれてしまいます。
・本当の日本庭園、美術館にいるような感じですね。
・日本人の美意識をあらためて、フランス人写真家の
 クロードルフェーブル氏に教えていただきました。
・人と自然の共生の新たな世界観いいですね。
・文化・芸術の秋にふさわしい内容ですね。
                                  
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さて
今回は、写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~の開催に関連して

スペシャル講座 ひとはくセミナー 中瀬勲館長 庭園スペシャル講座
テーマ 「日本庭園の美学」が11月3日(木・祝)に開催されました!

スペシャル講座の内容は
時代とともに移り変わってきた日本庭園の潮流や伝統的なデザイン技法について、事例を用いて解説や
中瀬勲館長自らが計画・造成に関わった海外の日本庭園の紹介などがあります!

スペシャル講座の様子です!

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今回を含め全3回の予定です!   申し込み締切までわずかですのでお急ぎ下さい! 
テーマをクリックすると申し込みページにリンクします。   

  「日本庭園の伝統的技法」 11月26日(土)13:30~15:00
  「世界の庭園と庭づくり」 12月11日(日)13:30~15:00

その他にも大平研究員による関連講座
「ひとはくセミナー リアル!日本庭園のジオラマをつくろう!」 12月4日(日)13:30~15:30

内容は石や粘土、模型材料などを使って、リアルな日本庭園風のジオラマを自由につくります。
簡単なのに奥が深いので、子どもさんから庭づくりにご興味のあるご年配の方まで、
幅広く楽しんでいただけます。自分だけの素敵な庭をつくって、お家に飾ってみてはいかがでしょうか。


                                       情報管理課 
                                          中前純一

ひとはくは、博物館は多くの標本や資料、専門性の高い研究員等を有し、
来館者等の利用に供することを一つの使命とする機関です!

「人と自然の共生」をテーマに、県民に開かれた博物館として開館以来
その高い専門性と豊富な資料を活かし

県内外の学校団体が人と自然の調和のあり方を学べる場として活動しています!

前回に続き・・・10月28日は県立農業高等学校(農業科1年生)、
県立有馬高等学校(人と自然科1年生)の2校が来館

県立農業高等学校は特注セミナーとして小舘研究員
県立有馬高等学校は高校連携セミナーとして藤井研究員がセミナーを担当しました!

今回の2校もとても特色のある学校で・・・・
なんと!この少子化の時代に中学生の進学希望者数が
高校の募集定員を大幅に超える人気のある学校です!

実は・・・ひとはくとの関係は・・・どちらも深いですね!

県立農業高等学校は・・・
農業科、園芸科、動物科学科、食品科学科、農業環境工学科、造園科、生物工学科、
7つの各学科に実習棟、農場があり、全国最大規模の農業高校だそうです。

全国クラスの農業研究のコンクールでは2年連続最優秀賞など多数受賞、県教育委員会からも
農業の拠点校として指定され、全国トップレベルの研究施設や設備が導入されているそうです!

また、本年2月11日に当館で開催された
「共生のひろば」で、すばらしい研究発表をしていただきました!
研究の詳細はこちら 
共生のひろば 11号
加古川下流域における魚類種の変化 人為的攪乱による湿地の変化について
標識再捕法の精度についての検証実験 環境DNA 手法を用いた希少種調査方法の確立第2報


県立有馬高等学校は・・・
人と自然科、総合学科、2つの学科に、大温室、講義棟、農場もあり、明治時代から続く、
県下で4番目に古い学校だそうで、今年120周年を迎えた学校です。

こちらも全国クラスの農業関係のコンクールでは毎年最優秀賞を受賞するなど、県教育委員会から
学校教育や社会教育等の分野で、多くの人々の模範となるような立派な行為や有益な研究・発明をした
個人や団体を表彰する「ゆずりは賞」の常連校だそうです!

ひとはくとは、平成17年度から連携協定を締結し、ひとはくの研究員が年間を通じて高校生たちに
新しい研究内容を講義しています!

また、学校設定科目の授業内において実施されている、「有馬富士公開セミナー」などでは、
ひとはくの研究員がアドバイザーとして支援しています!


セミナーの様子です!

 小舘研究員 「森林の植物と土壌の話」

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 ※特注セミナーは来館される団体様向けのセミナーです。
 
 藤井研究員 「植物生態学入門」


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 ※高校連携セミナーは県立有馬高等学校の生徒といっしょに一般の方も受講されるセミナーです。


ひとはくと連携・来館いただいている学校からは・・・
最近 ひとはくのご指導により・・・児童・生徒たちが・・・
○○コンテスト全国最優秀賞・文部科学大臣賞など受賞しましたと
うれしい報告をたくさんいただいております!

とある教科の全国大会・コンクールでは・・・
最優秀賞は兵庫県(ひとはくとの連携している学校)が独占とのこと
全国的にみても・・・博物館でのキャラバン事業をはじめ、
高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾、 
サイエンスフェアin兵庫など、高校生の教育・研究支援など学校との親密度は・・・ひとはくは・・
数ある博物館なかで・・・教育支援日本一なのかも?
結果にコミットできるのは・・・やっぱり「ひとはく」ですね!

ひとはくは、これからも末長く・・自然を学ぶ志のあるみなさんを応援していきます!
その仕掛けとして!教科や総合的な学習、課題研究などの科目に取組む高校生には、
ぴったりのひとはくだからできる館外企画です!

館外でも積極的に話題を提供していきますので、ぜひご期待・ご来場下さい!

第一弾!11月19日(土)から12月4日(日)まで
    花洛庵(京都市中京区油小路通四条上ル藤本町)で開催
   「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」(館外企画展)

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第二弾!12月4日(日)にグランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)で開催
      12F特別会議場(大阪市北区中之島5丁目3番51号)
    「第10回生物多様性協働フォーラム」

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                                 情報管理課
                                   中前純一

10月22日(土)、はかせと学ぼう!「ちょっと観察!この植物(秋)」をおこないました!!


植物博士の小舘研究員と一緒に、博物館横の深田公園で、秋の身近な植物をちょこっと観察☆


s-P1100899.jpgのサムネイル画像       


 今回の参加者は植物が大好きな男の子のご家族と、

大学生のお兄さん達です。
  








まずは、小舘研究員より今日のミッションが言い渡されました!!

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ミッションのひとつ、「はね」があるタネについて説明をしていたところ、参加の男の子より、

「それってアルソミトラだよね?」とひと言!

難しい学名を言ってくれました\(◎o◎)/! これには博士も大学生のお兄さん達も、感心することしきりでした☆彡

 


さぁ!公園に出発!!

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A地点では、ひっつきむしの「アレチヌスビトハギ」、

緑色のどんぐり、「はね」があるタネ(イロハモミジ)

を発見!

 







場所を変えて、C地点では、きれいに色づいたイロハモミジから、「はね」があるタネをゲット!

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ビオトープのあるD地点では、ひっつきむしの「アメリカセンダングサ」を発見!


むむっ!奥にフランクフルトのような物体が?!これも博物館に持って帰って見てみましょう!

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大きなモニターで拡大してみます。

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ひっつきむしのひっつく仕組みが

よく分かります。









さきほどのフランクフルト、実はガマという植物です(^o^)

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博士のハンドパワーでもみ崩していくと・・・

綿に変身?!

 









最後に、見つけた植物をシートに貼っていきました☆彡

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ご参加いただいた みなさま、ありがとうございました!!

 

さて、次回のはかせと学ぼう!は・・・

10/30(日)

「アンモナイト石けんをつくろう」

アンモナイトのシリコン型に石けん素材を流し込み、アンモナイト化石のレプリカを作製します。
詳しくはココをクリック

みなさまのご参加、心よりお待ちしております!

フロアスタッフ かどはま



10月22日(土曜日)に兵庫県民会館にて
「ナチュラルヒストリー~これまでの貢献と今後への期待~」が開催されました!
ナュラルヒストリーに関するシンポジウムです!
公益財団法人 藤原ナチュラルヒストリー振興財団
今までは主に関東中心にシンポジウムを開催されていましたが、今回はひとはくが共催し、
関東以外ではじめて、神戸で開催することができました!!
今回のシンポジウムは、講演の他、研究者等によるパネルディスカッションも行い、
参加者の皆様のご質問等も頂戴しながら、
ナチュラルヒストリーの現在像と将来について考える機会にしようというものでございます。

内容は盛りだくさんです!参加者は200名近くになりました!
参加された方々は高校生~シニアまで研究機関・企業だけでなく、
行政関係、教育関係、自然や生物に興味のある方など・・・
一番遠い参加者は東北から・・・
ひとはくの幅広さと同じですね。

アカデミックな当日の様子をお伝えします!
受付の様子です!会場満員御礼!
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受付の横には、ナチュラルヒストリーシリーズ
岩槻邦男名誉館長の本も数冊ございます!
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総合司会は兵庫県教育委員会事務局 土屋社会教育課長が務められました!(左)
はじめの挨拶をされる主催の公益財団法人藤原ナチュラルヒストリー振興財団 下河邉和彦理事長(右) 
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第1部はひとはくの研究員による基調講演です!
  第1部 基調講演  
     池田忠広太田英利(人と自然の博物館/兵庫県立大学)
     「篠山層群の化石群:恐竜とともに生きたカエル・トカゲ
     滅びたものたち、生き残ったものたち」
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兵庫県丹波市・篠山市に分布する篠山層群(白亜紀前期)からは、
恐竜とともにカエル・トカゲ類といった小型脊椎動物化石が多数産出しています。
白亜紀前期の化石は世界的に乏しいことから、同分類群の進化の過程や初期の
多様性の解明に大きく貢献するものと考えられています。
本講演では、これらの篠山層群産カエル・トカゲ類化石がどのような生物なのか、
化石種や現生種との比較によって明らかになった最新の研究成果をもとに紹介されました!
 
     高橋 晃高野温子(人と自然の博物館/兵庫県立大学)
     「兵庫県の植物相研究:播磨の絶滅危惧種オチフジの秘められた生活史」  
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兵庫県の植物相研究の歴史や
植物研究家らの協力によって明らかになってきた、兵庫県産植物の話題として、
絶滅危惧種オチフジの生活史を解説
オチフジはシソ科の多年草で、現在自生が確認されている集団は西播磨地域にしかない
絶滅危惧種です。
本講演では、知られざるオチフジの生活史について、
和歌山県と兵庫県だけという変わった分布の謎、保全に取り組む地元の活動の紹介に加えて、
最近中国南部から見つかった「オチフジ」と日本のオチフジとの関係等も紹介されました!

    第2部 パネルディスカッション  
     コーディネーター 太田英利
     パネリスト  岡本 卓(京都大学) 角野康郎(神戸大学)
              光明義文(東京大学出版会、 財団評議員)
              西方敬人(甲南大学) 
   
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ナチュラルヒストリーの分野で、今後期待される新しい展開について、
生物科学分野や社会からの新しい情報も取り入れて、議論されました!
会場からも質問も多く、参加者の皆様とディスカッションしながら、
ナチュラルヒストリーの現在像と将来について考える機会になりました!

閉会の挨拶は人と自然の博物館 中瀬 勲館長です!

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ひとはくはこれからも・・ナチュラルヒストリーを含め、
どんどん皆様に「人と自然の共生」をテーマとした自然史系の博物館として
館外でも積極的に話題を提供していきます!ぜひご期待下さい!

第一弾!11月19日(土)から12月4日(日)まで
    花洛庵(京都市中京区油小路通四条上ル藤本町)で開催

   「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」(館外企画展)

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第二弾!12月4日(日)にグランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)で開催
      12F特別会議場(大阪市北区中之島5丁目3番51号)
    「第10回生物多様性協働フォーラム」

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                                 情報管理課
                                   中前純一




ユニバーサル・ミュージアムをめざして81

「私だけ」のものと「あなたたち」

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 半年ほど、「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」を書かずにいました。いつまで待っても新しい文章がアップ・ロードされないので、三谷は病気なのではないかと心配して下さった方がいました。心配して下さって、ありがとうございます。でも大抵の方は、その方その方の日常の流れがあまりにも速すぎて、いつの間にか、そんなブログがあったということを忘れていたのではないでしょうか。

 世の中全体が、お一人お一人の人生に対して目まぐるしく変わり続けることを求めています。それも有無を言わさずにです。それに応じて情報の質がどんどん劣化し、無数にあるどうでもいいこと、吹けば飛ぶようなことばかりが幅を利かせるようになりました。その洪水の中から、本質的に大事なことを見分けるのが難しくなったのだと思います。「忘れてしまって差し支えないこと」、というよりも「忘れなければ、明日の作業に取りかかれないこと」で溢(あふ)れてしまった。そういうことだと思っています。わたしは、どうしてもしなければならない「明日の作業」そのものから、「どうでもいいこと、吹けば飛ぶようなこと」が再生産され、皆さんの貴重なはずの人生の時間が、いつの間にか無駄に消費されてしまわないようにと祈っています。

 今では違うのかもしれませんが、少なくとも、かつてのサモアやニューギニアの人びとは、昨日も明日も変わらない、貧しく平穏な生活をしていました。芋畑があり、豚を飼う生活です。まるでわたし達の住む世界とは別の惑星の話です――実はわたしは、若い頃から、芋畑があり豚を飼う生活に憧れていました。今でもです。『水木しげるの娘に語るお父さんの戦記』 (1) に書いていた水木さんと同じ心境です。

 病気ではないかと心配して下さった皆さん、わたしは元気です。これからは、また「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」を続けていきます。書きたいことは、いくらでもあります。

☆   ☆

 神奈川県にある「津久井やまゆり園」という施設で、19人の重い障がいのある入所者が、無抵抗のまま殺されるという事件が起こりました。東京大学先端科学技術研究センターの福島 智さんは、「重複障害者は生きていても意味がないので、安楽死にすればいい」という容疑者の言葉から、「『ナチス、ヒトラーによる優生思想に基づく障害者抹殺』という歴史的残虐行為」を連想した」(毎日新聞 2016年7月28日夕刊)(2) とおっしゃいます。

 『ナチス、ヒトラーによる優生思想に基づく障害者抹殺』とは、いわゆる「T4作戦」と呼ばれる、精神障がい者を安楽死させる考えのことです。「精神障がい者」には、後に身体障がい者やアルコール中毒者なども含まれるようになりました。戦後のニュールンベルグ国際軍事裁判によれば、「T4作戦」によって虐殺された人びとは、およそ27万5千人とされているそうです(鳥飼行博研究室HPに引用) (3)

 今、「虐殺された人びとは27万5千人」と書きました。この文章を読んでも、「27万5千人」という人数が多いのか少ないのか、よくわからなかった方が多いのではないでしょうか。27万5千人というのは、例えば日本でいえば北海道の函館市山口県下関市の2016年の人口をやや上回るくらいです (4)。何年も掛けてですが、それだけの人を淡たんと殺害した。ユダヤ人やジプシー(ロマ)の人と同じように、27万5千人の障がい者を殺した。ここで注意しておきたいことは、「善良な普通の人びとが、『ナチスの命令で』障がい者を淡たんと殺した」という事実です。普通の人たちが殺した。このことを障がいのある当事者は決して忘れません。なぜなら、それは「町内のお隣さんや職場の同僚が、ある日突然、町内会の用事や職場の仕事として、あるいはそのついでに、何げなく自分を殺しに来る」ことを意味しているからです。

 福島さんと同じく東京大学先端科学技術研究センターの熊谷晋一郎さんは、ご自身の経験を踏まえて、次のようにお書きです。

「私が生まれた1970年代は、脳性まひの子どもが生まれると早期のリハビリで、なるべく健常児に近づけようとするのが一般的だった。もし健常児に近づけなければ、親亡き後、人里離れた大規模施設に入るしかない。当事の、一部の介助者や支援者の愛や正義を笠に着た、うまくリハビリの課題に応えられない寝たきりの私たちを足で踏みつけるなどの暴力。それに対して何もできない怒りと無力感が、緊張とも弛緩(しかん)ともつかない、内臓が落ちそうな感覚にさせた。事件は、あの日々に私を連れ戻すのに十分なものだった。事件報道に触れ、あの頃の身体感覚はよみがえり、街ゆく人々が急に自分を襲ったりしないかと、身構えるような感覚を覚えた。」(朝日新聞 2016年10月16日)(5)

 「津久井やまゆり園」事件から、障がいの当事者は、大なり小なり似た感覚を覚えました。その意味で、この事件はわたしたちの日常に隠れた人間性の一面を暴き出したと言えます。人が人を愛することは紛れもない事実ですが、それとともに、時に人は日常の延長として、激しく(あるいは、こっそりと)暴力を振るうのです。紛争や戦闘は、そのような暴力が顕在化した姿です。

☆   ☆

 先頃亡くなられた永 六輔さんは『大往生』 (6) の中で次のような医者の言葉を引用しています。

「患者にとって病気は『私だけ』のものなのに、私たち医者は『あなたたち』という扱いをしてしまうんです。/反省しています。」(「Ⅱ 病い」、46ページ)

 病気が「私だけ」のものという感覚は、物心ついてからの出来事が、時間軸に沿って厳然と存在したからだという気がします。病気というと日常の節制が足りないとか、遺伝的な問題があるとかといった原因捜しに陥りがちです。実際にそうした見方も必要なのでしょうが、病気が重ければ重いほど、あるいは生き残っても、後遺症によって人生が大きく換わってしまったら、病気というのは人生の中でもかなり重みのある出来事になる。ちょうど家族の誕生や愛する人との分かれと同じようにです。その重みのある出来事のひとつだから、病気以外のさまざまな出来事とともに「患者にとって病気は『私だけ』のもの」なのです。

 一方、ある意味で医者は科学者でなければなりません。科学的な思考ができなくては務まりません。病気を類別し、見極めて治療法を探るのですから、大局的な視点がなければなりません。類別して病気を見ているために、ついつい患者を「あなたたち」と呼んでしまうと言うのです。

 しかし、医者が科学者であるというのは、「医者という人間」の一面にしか過ぎません。医者であれば、患者の過去の思い出や現在の生活がもたらす満足といった、医療データ以外のさまざまな事実にも向き合うことが求められます。ですから、ひとりの人間として患者と対峙する目もまた必要なのです。この思いが「反省しています」という言葉になりました。

 なぜこの医者の言葉を思い出したかというと、「津久井やまゆり園」事件があった直後、わたしの周りでは「人権の根拠」が話題になったからです。

 どの人にも人権がある。そのことは当然です。しかし、よく考えてみると、みんな「どの人にも人権がある」と口にするだけで、はっきりと「全ての人には人権がある」理由はわからない。本当にわかっている人は少ない。と言うより、殆どいない。動物にさえ「人権を認めるべきだ」という人までいる。その時、動物には認められない人権が、なぜ、どの人にも認められるのだろうかと考えていて、「人生を流れる時間の貴さ」に思い至り、先の言葉を思い出したのです。

 人は一人ひとりが掛け替えのない存在だ。なぜなら、その人にしかない人生という歴史を生きているから。この事実は誰も否定できない。だから、どのような人であれ、一人ひとりの人権は守られなければならない。

 これが、わたしが考えて得た結論です。当然、異論はあるでしょう。

 動物に過去の思い出や時間の流れの意識はありません。ヒトの仲間であるゴリラやチンパンジーでさえ、今を懸命に生きているだけです。ですから動物に「人生を流れる時間の貴さ」、つまり「人権」に当たるものはない――「人権」がないからといって、むやみに動物を残酷に扱っていいと言っているわけではありませんよ。残酷に扱ったら、その人の意識の側に「残酷に扱った」という事実が刻まれる。無意識にです。そう信じています。

 「津久井やまゆり園」事件の後、世の中では、犠牲者の実名を明かすべきだという意見がありました。しかし、ご遺族は拒んだようです。実名を明かすことで、何の躊躇もなく障がい者を差別する日本の社会から、何らかの制裁があるかもしれない。こう考えたご遺族は、無言の「暴力」に向き合ってきたのだと思います。

 ただ何人かのご遺族は、この世に生きた証として、実名を明かすことで「その人に名前があった」という事実を残そうとされました。

 わたしなら、どうするでしょうか?

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(1) 『水木しげるの娘に語るお父さんの戦記』(河出文庫)

(2) 毎日新聞 2016年7月28日夕刊 「相模原殺傷 尊厳否定『二重の殺人』全盲・全ろう東大教授」強者優先の社会を連想...福島智氏
http://mainichi.jp/articles/20160728/k00/00e/040/221000c

(3) 鳥飼行博研究室HP「◆ナチスの障害者安楽死T4作戦:Aktion T4 Nazi Germany's Euthanasia programme」
http://www.geocities.jp/torikai007/1939/t4euthanasia.html

(4) 函館市の2016年の人口:
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2015020600107/
下関市の2016年の人口:
http://www.city.shimonoseki.lg.jp/www/contents/1174015659661/index.html

(5) 「相模原事件が問うもの 少数派の排除、暴力を生む」[文]熊谷晋一郎  [掲載]2016年10月16日
http://book.asahi.com/reviews/column/2016101600003.html

(6) 『大往生』(永 六輔 著、岩波新書)



三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館



10月16日(日)東条湖おもちゃ王国でおこなった
「第15回はたらくくるま大集合inかとう」のイベントの様子を紹介します!

 イベントでは、パトカーや消防車などの人気のくるまが大集合し、
いろんなくるまの仕組みやお仕事の様子を知ることができました!

 

ひとはくは移動博物館車「ゆめはく」を出動!
今年は化石を た~くさん 展示しました♪
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普段はなかなか経験することのできない化石の発掘を体験したり~♪(写真左)
ホンモノの丹波竜の化石の一部とおなじ形、おなじ重さのレプリカをさわったり~♫(写真右)
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とってもたのしいイベントでしたよ(*^_^*)

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「ゆめはく」にきてくれたおともだちご参加ありがとうございました。
ぜひ、ひとはくにも遊びに来てくださいね!!



フロアスタッフ くまもと まなみ

 

10月23日(日)
ひとはく探検隊「どんぐりをひろいに行こう!」を行いました!

 

今回の隊長の高野研究員とフロアスタッフと
一緒に深田公園にどんぐりを探しに出かけましたよ!
植物はかせの高野研究員のプロフィールは☆こちら☆


公園に行く前にどんぐりのお勉強をしました♪
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深田公園に出発しましたよ(*^_^*)

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▲シラカシの青いドングリです。              ▲クヌギもたくさん落ちてたよ

アラカシ、シラカシ、コナラ、クヌギ、アカガシなど
みんなが、だいすきなどんぐりがたくさん落ちていました(*^_^*)
 

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  \どんぐりたくさんひろったよ!/

 

報告書のポスターは、4階ひとはくサロンに貼り出しておりますので、ぜひ見にきてくださいね。

 

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

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次回のイベントは
10月29日(土)フロアスタッフとあそぼう「ハロウィン★ソーマトロープ」
2つの絵が1つに見える!?ソーマトロープをつくってみよう!
詳細はこちらをクリックしてご覧ください。

次回のひとはく探検隊は
11月6日(日)ひとはく探検隊「きのこGETだぜ!」
秋山研究員と深田公園にキノコを探しにでかけよう!
詳細はこちらをクリックしてご覧ください。

 

 

みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

 

 

フロアスタッフ くまもとまなみ

ひとはくは、博物館は多くの標本や資料、専門性の高い研究員等を有し、
来館者等の利用に供することを一つの使命とする機関です!
「人と自然の共生」をテーマに、県民に開かれた博物館として開館以来
その高い専門性と豊富な資料を活かし
県内外の学校団体が人と自然の調和のあり方を学べる場として活動しています!

夏の高校生県庁インターンシップにつづき
今回は、ひとはくの高校生への学習支援・特注セミナーです!
ひとはくでは、なんと!団体で来館された場合には、研究員による
特注セミナーを申し込むことができます。

また、学校からのリクエストに応じたテーマでの講義にも対応しています。
内容等については、ご相談くださいね!
本日は、県立西宮今津高等学校県立篠山東雲高等学校の2校が来館、
館内展示見学ののち
当館研究員による特注セミナーを受講されました!

この2校はとても特色のある学校で・・・・
県立西宮今津高等学校は・・・
総合学科で大学のように個人の興味・関心、進路希望に応じて自分で自分の時間割が作れたり、
大学と連携した高大連携教育を推進されているそうです!

県立篠山東雲高等学校は・・・
地域農業科で農業教育の特質を活かし、地域に貢献できる心豊かな人材の育成を目標にコンテスト等で
内閣総理大臣賞など多数受賞されているそうです!

セミナーの様子です!

橋本佳延主任研究員 「兵庫の里山とその保全」
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三橋弘宗主任研究員 「エネルギーの農業利用」
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この2校は・・・本年2月11日に当館で開催された
「共生のひろば」ですばらしい研究発表されている学校です!

研究の詳細はこちら 
共生のひろば 11号
西宮市夙川の生物環境調査 -イシマキガイを手がかりに-
地域資源を有効活用~ありっ竹使い切る!!~
来年2月11日も「共生のひろば」研究発表をお待ちしてますね!

ひとはくは、高校生への学習支援に力を入れています!

高校生のみなさん!研究のことなら・・・いつでもお気軽に相談をお待ちしていますね!

先生方へ
ひとはくは・・・学校での教材開発や地域の自然や環境に関する問い合わせに対応しています!
分野ごとに精通した研究員がいますので、様々な質問や問い合わせに対応することができます!
また、教科の研究部会や各自治体の教育委員会等での研修等に対応しておりますので・・・
お気軽にひとはくへご相談ください!

                                  情報管理課
                                     中前純一

秋も深まりだんだん肌寒くなってきましたね。

11月は小さなお子様とご家族の方が一緒にお楽しみいただけるイベント
「Kidsサンデー」スペシャルバージョンとなっております。(通常よりも多くの出展団体があります)

11/6(日) 「Kidsサンデー・スペシャル2016inひとはく」

木の実の工作や、秋のプチむしむしたいけんなどさまざまな楽しい体験型のプログラムがありますよ♪

bannerkidssunday1611.jpg ◀くわしくはコチラをクリック

 

また11/20(日)は、NPO法人 人と自然の会やひとはく研究員によるイベント
「ドリームスタジオフェスタ」があり、通常よりたくさんのプログラムをご用意しております。
※11/20(日)は「関西文化の日」のため観覧料は無料です。(イベントによって別途参加費は必要)

 

土日祝13:30~はじまるフロアスタッフとあそぼうのイベントは...

 フロアスタッフとあそぼう 

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当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、参加申し込みの受付を開始。
   定員になり次第終了します。

 

 12日(土) 『画はくの日』

s-datafiles.jpg博物館の展示をじっくり観察しながら絵を描いてみましょう。

時間:13:30~14:00
場所:来てのおたのしみ♪
定員:なし
参加費:無料

                                   


19日(土) 実物大!丹波竜をみんなで描こう!』

s-Tambatitanis .jpg今年は丹波竜の化石が発見されて10周年!
実物大の丹波竜の絵に、みんなで色を付けて完成させよう! 

時間:13:30~14:00                         
場所:4階大セミナー室
定員:20名・参加費無料
                                                                                     


23日(水・祝) 『きのこをつくろう!』
         
s-s-kinokowotukuro.jpg紙粘土に色をつけてオリジナルのキノコをつくろう!


時間:13:30~14:00
場所:4階オープン・ラボ
定員:20名・参加費無料


                                                                    
                                     
26日(土) 『きょうりゅう骨パズル』
                       
  s-kyouryuupa.jpg大きな丹波の恐竜パズルをみんなで完成させよう!     
        

時間:13:30~14:00
場所:3階恐竜化石展示室前
定員:各回10名(15分×2回実施)
参加費:無料
                                                 

27日(日) 『モールで恐竜をつくろう!』

 s-s-MEMO0016.jpgモールで恐竜をつくってみましょう!

時間:13:30~14:00
場所:4階中セミナー室
定員:20名
参加費:100円                                                              



このほかにもたくさんのイベントがあります。みなさまのお越しをお待ちしております!

フロアスタッフ まつだ

ひとはく探検隊とは、ひとはくの研究員が隊長となって、公園や博物館を探検するイベントです。

10/23(日)のひとはく探検隊は「どんぐりひろいに行こう!」
※当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、参加申し込みの受付を開始。
定員になり次第終了します。

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時間:13:00~(所要時間約1時間)
場所:4階ひとはくサロンに集合
定員:20名・参加費無料
※小学2年生以下は保護者同伴でご参加ください。


※少雨決行(大雨の場合、4階ひとはくサロンでどんぐりのお話をします)

◀くわしくはコチラをクリック 





博物館横の深田公園を散策して、植物はかせの高野研究員と一緒にどんぐりをひろいにいきませんか?

ひとはく博士もひとあし先に、どんぐりをひろいに行きました。

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公園は
どんぐりがいっぱいじゃ!







みなさまのご参加おまちしております。

★★昨年度の「どんぐりひろいに行こう!」の様子★★  ◀くわしくはコチラをクリック
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ひとはく探検隊の年間スケジュールコチラをクリック

フロアスタッフ まつだ

10/15(土)、16(日)はハロウィン企画第2弾!
フロアスタッフとあそぼう「ハロウィン★おめんづくり」を行いました!
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木の実や落ち葉をつかって、オリジナルのおめんを作ります!
どんな作品ができるのか、とても楽しみですね~(*^〇^*)

まず最初は×クイズ」を出題!
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「まる~!」「これはバツだ!」
みなさん、たくさん正解できたかな?
とても盛り上がっていました!

好きな材料を選んだら、さっそく作業開始です!
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どんぐりを鼻にしたり、大きな葉っぱで髪の毛を作ったり...
個性豊かな作品がたくさん出来上がっていきます!

作業も終わりに近づいたとき、なにやら、怪しい影 が...!
なんとカボチャのお化けが登場!
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クイズに正解できたおともだちには
素敵なプレゼントもありましたよ(^^)♪
お父さん、お母さんも大笑い!

つくったおめんをかぶって...はい、ポーズ!
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(※写真はクリックしていただくと拡大されます)
たくさんのご参加、ありがとうございました!

まだまだ10月にはイベントがたくさん!
詳しくはこちらをご覧ください

みなさまのご来館を心よりお待ちしております。
朝晩は寒くなってきたので、体調にはお気をつけくださいね~(^-^)/

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ひとはくでは、来館者のみなさんがより
ひとはくに興味を抱いていただくため、いろいろな仕掛けを用意しています!

まずは・・・
地学・動物・植物等の特定のテーマごとに各種学習素材(標本、模型、図書、冊子など)が箱詰めされたボックス(ミュージアムボックス)を
ひとはくサロン内の棚に配置し、自由に利用できるようにしています。
ひとはくサロンのタブレット端末(展示情報システム)とも関連しており、学びの深化が期待できますね~

salon_img1.jpg  topgamen.jpg  

ミュージアムボックスの利用方法  

そして・・・
また、来館者のみなさんがお持ちのスマートホンを利用して展示物の説明がみられるアプリ【館ナビ】もぜひ!インストールしてお試しください!
【館ナビ】を実証実験として試行しています。英語版での展示解説も楽しめます!

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 館ナビの利用方法


ひとはくは日々アップデートをしています!

さて・・・開催中の企画展や展示物にも・・・わかる人にはわかる・・・渋いものを発見したので紹介します!

収蔵資料展「温古写真大作戦!!むかしの写真で未来をつむごう」

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来館者の方が少し離れたところから・・・見られると・・・
えー!ひとはくの中に本物の電車がある!と思われる方が多数いらっしゃるほど
一円電車(レプリカ)の本物感がすごいですね~ 一円電車の詳細はこちら

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農村歌舞伎の着物がとてもきれいで迫力がすごいですね~
提供の部分を見ると・・・兵庫県立播磨農業高等学校
部活動で「郷土伝統文化継承クラブ(播州歌舞伎)」があるんですね~
敷地は30haで西日本最大級の広さ!体育や部活などで校内1周走るだけで数キロに・・
校内に歌舞伎の舞台もあるそうです!
また、兵庫県教育委員会の郷土伝統文化継承推進校にも指定されているそうです!
学校案内はこちら

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ひとはくオープン時の写真・三田市内の誓文払い・ウド小屋の写真 なかなか渋い写真です!
エントランスホール周辺が人でいっぱいですね~
まさに・・・「ひとはく」の開館が地域のみなさまに期待されていたのかがわかりますね~
三田市内の誓文払いも活気があり・・子どもから大人まで・・みんなが楽しみにしていたイベントですね~
三田特産のウドを栽培する小屋ですね~ ちょっとうんちく・・・
三田のウドは大正5年に有馬農林学校(現兵庫県立有馬高等学校)の野間三五六氏が大阪の三島へ視察に行き、
門外不出のうど株を、特に学校試験用として持ち帰り、地域産業振興のため前中大蔵氏に試作を依頼したのが始まりだそうです!
昭和・平成の最初を思い出し・・・写真を前に5分ほどたたずめば・・・
淡い青春時代に・・・ノスタルジーにひたれますよ!!(笑)

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当館の企画展の幅広さはすごいですよ!
なんとあのスターの若かりし頃の写真まであります!
ぜひ!どこにあるかさがしてみてくださいね~
ヒントは・・・♪はーるばる来たぜ~○○
       キタサンブラック  

それでは・・・・みなさまのお越しをお待ちしております!

                            情報管理課
                              中前 純一





ひとはくは、学校教育への支援を明確に目標と位置付け、学校の学習カリキュラムや課題に応じて、
希望する分野に応じた研究員を講師として派遣しています!
標本や資料が持っている迫力やおもしろさを体験していただくために、
移動用の展示キット一式をもって、学校に出かけて展示する「学校キャラバン」を行っています。
昆虫標本や恐竜化石などのレプリカや本物を学校で・・・満喫してください!
キャラバン事業の詳細はこちら
さて、今回は・・・
移動博物館車「ゆめはく」号が、様々な標本や資料をのせて・・・・
10月11日(火)に、神戸市立星和台小学校へ行ってまいりました!

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閑静な住宅街にあり、グラウンドからは六甲のやまなみが見えますね~
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学校の中庭には「ゆめはく」・・・玄関には・・「トリケラトプス」!
当日は学校公開デ―でもあり、来校される保護者や地域のみなさんから・・・
うわ~!すごいな~!と・・・驚きの声が!(つかみは上々です!この勢いでセミナーへ!)

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6年生の理科の授業「大地のつくりと変化」です!!
土地やその中に含まれる物を観察し、土地の様子やでき方を調べ、土地のつくりと変
化についての考えを持つことができるようにすることを学びます!
今回の教材は・・・古谷研究員と教頭先生が学校の近くでとれた石を準備して・・・
(古谷研究員のスペシャルな仕掛けが・・・)
児童のみなさんや保護者の方にも石(チャート)を配って、ルーペで見てもらいます。
な~んだ石ころかと思うと・・・石ころをある液体に浸すと・・・
なんと・・・放散虫化石が・・・大発見・感動です!(児童も保護者も大歓声です!)

放課後にも、化石などの質問にたくさんのみなさんが来てくれましたね。
ぜひ、6年生のみなさんは中学校に進んでも興味のある学びを大切にして下さいね!

ひとはくは、末ながーく、みなさんの学びを支援していきます!

スタッフ 古谷 裕・上田雄一郎・中前純一(記)


「小さな学校キャラバン2016」はこちら     
 

ユニバーサル・ミュージアムをめざして80

和地 俊さんの『私のサックス』(あるいは『私とサックス』)(1)

三谷 雅純(みたに まさずみ)

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 若い頃、通った店がありました。静かにジャズを聴きながら、お酒やおしゃべりを楽しむ店です。お酒が出るので、ひとりで入るのは気恥ずかしくて、大抵は誰か仲のいい友だちを誘っていました。地階に下りていく店です。左京区の大学の近くでした。

 店には静かなジャズが流れているので、場違いに騒ぐ人などいません。この店に来ると、わたしは、つい何か考え事をしてしまうので、友人が話しかけても生返事ばかりでした。雰囲気から言えばウイスキーが似合うのでしょうが、アルコールの強いウイスキーだと酔ってしまいます。わたしはいつもビールを飲んでいました。

 普段は、この店ではレコードをかけるのですが、時にはミュージシャンが演奏に来ることがありました。演奏するのはわたしと同世代の若者ばかりだった気がします。名前の売れた、よく知られた人が演奏することはありませんでした。きっとプロを目指す若者が修行の場にしていたり、ひょっとするとアマチュアの音楽好きが練習の成果を試しに来ていたのだと思います。

 フラットなフロアーで生の演奏を聴くのは、何となく恥ずかしいものです。舞台のように演奏者と観客の間に距離がありません。同じ目線で演奏をし、ジャズを聴きます。演奏者もわたしも目を合わすのが恥ずかしくなり、つい目を伏せて演奏をし、目を伏せて聴くのです。トランペットもあったのでしょうが、今でも記憶に残るのはピアノとサックスです。

 先日、和地 俊さんと奥様のえり子さんが演奏するのを聴かせていただきました。えり子さんがピアノを弾き、俊さんがサックスを吹きます。わたしは思わず自分の青春時代を思い出しました。演目も静かなジャズで、ぴったりです。わたしは楽器を弾いた経験がほとんどないのですが、聴く側としては、どのジャンルよりもジャズが好きです。それも静かなジャズが好みです。静かなジャズは心を穏やかにしてくれます。

『私のサックス』(あるいは『私とサックス』)は、和地 俊さんがミュージシャンの立場から、ご自分で経験したことを思い出し、思い出を語った本です。ただし書店で売っている本ではありません。和地 俊さんご自身が作って自費出版の本です。表紙には山田厚子さんの絵が添えられています。筆で描いた絵に派手さはありませんが、その絵は落ち着いた和地さんの雰囲気をよく表しています。

☆   ☆

 和地 俊さんは、左手だけでサックスを演奏します。51歳の時、脳出血になったのです。そのため右手は使えず、言葉も出ません。

 この文章を読んだ皆さんは、ご自身が左手だけでサックスを演奏する場面を想像してみて下さい。小指から人差し指までで穴をふさぎ、それを親指で支える。それにしても、片手ではぐらぐらしそうです。支えるのが親指だけでは不安定です。そのあたり、和地さんは両ももでサックスのお尻(=カーブのふくらみ)を支えて安定させ、指の自由を確保していらっしゃるのでしょう。もしこの通りなら、和地さんは、いつも座って演奏なさることになります。

 『私のサックス』を読んでいて知ったのですが、音楽療法士という仕事があるそうです。体が不自由になったとき、もしその人が音楽に親しんだ人ならば、残された機能を工夫して、もう一度、音楽を楽しめるようにする。そういうお仕事のようです。

 和地さんも音楽療法士の世話で、人に聴かせるだけのサックスが吹けるようになりました。よく聞くことですが、最初はそれまで吹いていたようなまともな音が出ず、はじめて〈ピィー〉と音が出たときには、思わず泣いてしまったということです。

 同じように人の活動を支える仕事に、園芸療法士や臨床美術士があります。園芸療法士は、植物が育つ喜びを活かして人の活動を助けてくれます。臨床美術士は絵画や陶芸、あるいは彫刻の技術を、不自由になった機能を補い、あるいは人によっては「障がい」を負ったから得た感覚を活かして、新しい世界を創造する。そのような手助けをして下さるそうです。

 「障がいを負って得た感覚を活かして、新しい世界を創造する」とは、どういうことでしょう。普通に考えれば「障がいを負う」というのは、「五体満足」な状態から何か機能が欠けたのですから、「補い」こそすれ、「新しい世界を創造する」とは言い過ぎだと感じるかもしれません。

 しかし、こんなふうに考えてみればどうでしょうか。つまり、確かに、ある機能はなくなったのだけれども、それは「健常な機能の一部が欠けた」というだけではなく、代わりに別の機能が付け加わった。しかし、大抵の人は付け足された機能に気が付かず、おまけにせっかくの新しい機能を活かそうとしないもんだから、ついには「本当になかった」ことになる。新しい能力は最初から生まれなかったことになる。今までのリハビリテーションは、そんなところが多かったのかもしれません。

 今さらながら気が付いたのですが、失語症者の集まりでは、音楽や絵画、陶芸といった活動が盛んなのです。そして、多くの人と同じように、生まれついての才能と人一倍の努力が決め手になるのかもしれませんが、人によっては以前とは異なった才能が芽吹き、思いもしなかった大きな花を咲かせる。そういうこともある。そういうことだと思います。ちょうど、和地さんのサックス演奏のように。

☆   ☆

 和地さんは、ホスピスを兼ねた病院の院長から頼まれて、イタリアのカラーラという街を訪れたことがあったそうです。リビエラ海岸に近いトスカーナ地方の歴史的な街だということです。そこで演奏会をしたのです。

 病院では、患者さんたちが力を合わせて、さまざまな活動をしています。例えばバルコニーにはレモンの木をプランターや鉢に植えていますし、壁一面に広がるタペストリーが飾ってあります。それは皆、患者さんたちの作品だというのです。

 演奏会は、小さな部屋に満員の患者さんたちが待ちかまえて、始まったそうです。患者さんたちは、そこが病院であることを感じさせないくらいドレス・アップしていました。日本の病院では、ともすると、一日をパジャマで過ごしていたりしますが、そこがイタリアなのでしょう。客を迎えるときには、どちらが迎える側で、どちらが訪れた側かを混同することはないようです。

 こんな話を聞くと、人生の意味について考えさせられます。ホスピスにいる、死期の近い患者さんだといっても、生活を送る上での礼儀と見栄えは、まだ死期から遠い頃と何も変わりはない。考えてみれば、「死期に近い患者さん」と「〈今はまだ死なない〉人生の盛りにいる人」の違いとは何でしょうか? そもそも、違いなどあるのでしょうか?

 和地さんのサックスは、イタリアの人びとにも受け入れられました。院長は和地さんが左手だけで吹き続けているサックスに、いたく感銘を受けたということです。イタリアでは、障がい者になると家に閉じこもり、外に出なくなるそうです。ただし、これは歴史の古い街の「悪しき習慣」だと思います。歴史が古いとバリアフリーの設備が少なくなり、そこに住む人びとも「当たり前」のこととして古い習慣を受け入れている。そういうことのような気がします。

 そして古い習慣に閉じ込められた人の中から、「障がい者」側の人間として、とんでもない発想が生み出される(かもしれない)。これは「不自由」ということを知らずに暮らす人びとにはとても着想できない、新しい発想だと思います。

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(1) 和地 俊さんの『私のサックス』の表紙には『私とサックス』という題名がありました。題名など、細かいところはどうでもよいということでしょうか。それもまた、見識です。

 『私のサックス』(あるいは『私とサックス』)は、「第31回日本失語症協議会 全国大会」の懇親会場で、参加者の皆さんに配られました。「第31回日本失語症協議会 全国大会」では、わたしも招待講演者としてお話しをさせていただきました。

「第31回日本失語症協議会 全国大会」の内、「ゆっくりと、じっくりと、社会の主人公になる」です。
http://hyogo-pt.or.jp/event/wp-content/uploads/sites/6/6d2e9eb64b3b469b015de4df1414f687.pdf

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三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

3連休の中日、10月9日(日)の午後は、はかせと学ぼう~楽しい草あそび~でした。
朝方までの雨がうそのように、お日様が顔を出し秋晴れです!
さあ、植物はかせの黒田研究員と博物館の外に出発。

さっそくツバキの葉っぱをまるめて、あっという間に笛ができました。"ブーブーー"音でたかな。
ツバキの葉っぱに切り目をいれると・・・草履(ぞうり)!
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シラカシの葉っぱにつまようじをさしてフーって吹くとくるくる回る風車(ふうしゃ)!
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ススキの葉っぱのロケットやエノコログサの競馬、チガヤの笛。
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クズは知ってるかな?くずもちのクズだよ。葉っぱで器を作って、上からたたくと、
手の中で風船みたいに破裂してポン!といい音。
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歩きまわりながら、つぎからつぎへと植物はかせがあそびを紹介してくれました。
あっという間の楽しい1時間でしたね。
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終了後、博物館にもどる黒田研究員のお尻に、さっき"ひっつきむしあそび"をした
アレチノヌスビトハギのタネがいっぱいついているのを発見!
やさしいお友達がとってくれました。

みなさんも草あそびしてみてくださいね。

次回はかせと学ぼう10月22日(土)~ちょっと観察、この植物(秋)~です。
みなさんのご参加お待ちしています。

(フロアスタッフ いしくら)

10/8(土) 、フロアスタッフと研究員のコラボイベント
はかせと学ぼう!ドングリの観察を行いました。

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まずは、植物はかせの藤井研究員によるドングリのお話。
クヌギ、コナラ、シイ...いろんなドングリがありますね。

そして今回は特別に、東南アジアの大きなドングリをみせてもらいました。

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コナラの仲間のドングリで、穴があいているのは げっ歯類(げっしるい:ネズミやリスなどのなかま)がかじったためだそうです。
他のドングリとくらべても、大きいのがわかりますね。

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▲クリックで拡大します

お話のあとはドングリのコマをつくってまわしてみたり、
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ドングリを釣って数をきそうドングリ釣り をしたり、
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ドングリを使ってオリジナルの動物をつくるなど、もりだくさんで楽しんで頂きました。
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ご参加くださいましてありがとうございます。

博物館の隣にある深田公園でもドングリがたくさん落ちておりますので、
よかったらひろって観察してみてくださいね。

フロアスタッフ まつだ

月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。


10月のKidsサンデーは、曇ったり晴れたりの日でした。

ひとはくの周辺では、キンモクセイの花の香がして、ハナミズキの果実が赤くなっています。

 

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 ▲円形劇場ちかくにあるキンモクセイの花         ▲エントランスホールよこの通りにあるハナミズキの果実


Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

午前中は、
ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるんぷらざ)さんと
研究員のコラボ企画「run♪run♪さんぽ どんぐり みっつけよ!」や、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「展示室ツアー」などが実施されました。

「どんぐり みっつけよ!」では、
セミナー室でドングリについて「知っているかな~」ってことを参加者に質問して、
「知ってる」か「知らなかった」のどちらかにシールを貼ってもらいました。

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▲ドングリの「知ってる」、「知らなかった」のシール貼り

そのあと、みんなでドングリを拾いに外へ行きました。

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 ▲みんなで外へでて、ドングリの木の周りで説明を聞く      

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 ▲ドングリをさがすのですが・・・見つかったかな~


2~3種類のドングリ(果実)と「かく斗」を集めてくれた人が多かったのですが、
中には、4種類の人もいました。 


午後は、

研究員のオープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」、
NPO法人 人と自然の会さんの「花の風車」や「パネル シアター『ハッピーバースデーおつきさま』など」
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「フロアスタッフとあそぼう!ハロウィン★キャンディーポットをつくろう!」、
キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)さんの「キッピー山から こんにちは!<どんぐり あそび>」などが実施されました。


「花の風車」では、
始まる前からたくさんの人が並んでいました。うまく作れましたか?

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▲ 開始前からたくさんの人が並んでいます      ▲皆さん熱心につくられています

「パネル シアター」は、
きれいな お・つ・き・さ・ま が登場していましたよ。

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▲ みんなで いっしょに うたいながら 手ぶりをしたりして楽しそう


「フロアスタッフとあそぼう!ハロウィン★キャンディーポットをつくろう!」では、
カボチャの形をした  かわいいポットを作って、
別の場所へ行って合言葉「ごちそうしないと・・・」を言うと、

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▲ フロアスタッフに教わりながら、
  キャンディー ポットをつくっています

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               ▲ できました~ カボチャの形をした  かわいいポット

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▲ 合言葉「ごちそうしないと・・・」を言って、  ▲ クイズに答えて・・・

やさしい魔女さんから、おみやげ を ポットに入れてもらっていましたよ。(いいなあ~)


「キッピー山からこんにちは!<どんぐり あそび>」では、
どんぐりを使った いろんな遊びがやってきましたよ。(ここでは、2つの遊びの様子を紹介しています。)

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               ▲「<どんぐり あそび>」の様子


どれも たのしそうでしたよ。

上の写真の他にもいろいろな「どんぐり あそび」をもって来てくれたのですが、それらは、
キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)で、
10月15日(土)から2017年1月9日(月・祝)までの期間に開催されている
「どんぐり が いっぱい」で体験できるそうですよ。

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 ▲ 「どんぐり が いっぱい」のチラシ

それぞれで体験できる日が違いますので、詳しくは、「ありまふじイベント情報」
http://www.hyogo-park.or.jp/up_img_nw/6433_nw_file1_3423462.pdf
や 有馬富士自然学習センターのホームページなどでご確認ください。



この日の午後、3階の展示「丹波の恐竜化石」の
「隊員になって写真を撮ろう!」のコーナーで・・・
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 化石の発掘現場の調査隊員になりきって、ヘルメットや
作業着を着て、記念撮影をされている ご家族が
いらっしゃったので、私も写真を撮らせてもらいました。
(ちなみに、この展示コーナーは 常設です)


 今回もいくつかのプログラムでは、関西ユース(大学生)のお姉さん、お兄さん
(中西さん、中谷さん、長尾さん、松尾さん、伊藤さん)や
博物館実習生のお兄さん(池田さん)が  子どもたちのサポートをしてくれました。

みなさんお疲れ様でした。


次回の Kidsサンデーは、「スペシャル」バージョンで11月6日(日)に行われます。

ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 


                   Kidsサンデープロジェクト 小舘






10月に入り、ハロウィンの飾り付けで
ひとはくは、とてもにぎやかですよ

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10月1日(土)、2日(日)
フロアスタッフとあそぼう 「ハロウィン★キャンディーポットをつくろう」を行いました!



かぼちゃのおばけの小物入れをつくりましたよ(*^_^*)
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かぼちゃのクイズは、わかったかな~?
みんな元気よく「はーい!」と手をあげて答えてくれました


さて、いよいよキャンディポットづくり(*^_^*)
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少しむずかしいところは、パパやママと一緒につくりました(*^_^*)


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個性豊かなキャンディーポットの完成です!
とってもすてきなポーズ!!でパシャリ(*^_^*)


みんなで、ひとはくに出現した!?かぼちゃのおばけをさがしたよ
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どこにいるかな~?
みつけたーーー!と大興奮!!

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普段はとってもやさしい博物館スタッフが、かぼちゃのおばけと魔女に変身~

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。


次回のイベントは
10月8日(土)「はかせと学ぼう!~ドングリの観察~」
ドングリの実物を使った解説をします。
詳細はこちらをクリックしてご覧ください。

10月9日(日)「はかせと学ぼう!~楽しい草あそび~」
深田公園に生えている植物を使って、草あそびをしましょう。

詳細はこちらをクリックしてご覧ください。


みなさまのご来館、心よりお待ちしております!


フロアスタッフ くまもとまなみ
ひとはくへの団体来館が難しい学校を訪問する「小さな学校キャラバン」シリーズ。
9月30日(金)は、神崎町立越知谷小学校へ行ってまいりました!
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とてもおしゃれな校舎ですね~ 
川のせせらぎも聞こえます。教育環境は抜群ですね!
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準備の様子です!
博物館実習の大学生のお兄さんも準備から参加しました!
ハラビロカマキリもはじめてのキャラバンで緊張しています!(笑)
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昆虫標本にライトをあてると宝石のような輝きが!(感動には細かな演出が大切ですね)

午前中はゆめはく&展示見学です!
校長先生もあるものを持って・・・
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展示の恐竜にちなんで・・・校長先生が「恐竜ひょうたん」を持ってこられました!
別名「ダイナソーコード」 たしか・・ユウガオの変種で・・
アメリカでは魔除けとして栽培されているようです。

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八木研究員のハラビロカマキリを利用した道徳学習?
みなさんいい子にしていますか!ハラビロカマキリの下を通れば・・・
うそをつく子は・・ハラビロカマキリに食べられちゃうぞ~
みんなは冗談とわかっていても・・・ハラビロカマキリのリアル感に圧倒され・・・
一瞬シーンと・・・・ハラビロカマキリの下を通れば、みんな笑顔です!

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給食の時間です!
研究員も各クラスで児童たちと一緒に給食をいただきながら・・・
みんなは研究などの色んな質問していましたね!

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午後はみなさんお楽しみのセミナーです!
 1~2年生は八木研究員の越知谷の昆虫採集
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 3~4年生は半田研究員の越知谷の植物
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 5~6年生は古谷研究員の越知川の石を調べよう
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今回のキャラバンは、博物館に出向くのとはちがい、
興味対象が焦点化され、一つの展示物やセミナーに対しても友達同士の意見交流などで
より深く興味をいだかせることができたのではと思います!

みなさんの感想を一部ですが・・・紹介しますね~  

2年生女児
 「恐竜と虫がやってきた。」
アクティブセンターに、恐竜と虫がやってきました。中に入ると、恐竜の頭の骨がありました。大きかったです。
他に、おおさんしょううおの本物の骨があってすごかったです。他にも魚が入っているやつもありました。
外に出てみると、虫を積んだ車がありました。車の中を見てみると、本物の虫が飾られていました。
きれいな蝶々がいっぱいいて、私は青い蝶々がきれいだなぁと思いました。他にもきれいな蝶々が見られてよかったです。
1年男児
 「先生あのね。」
博物館で、カブトムシを見つけて、嬉しかったよ。マツモ虫を捕まえて嬉しくて、他にもいっぱいつかまえたよ。
2年女児
 「博物館が学校に来た!!」
私は、博物館が来る前に楽しみにしていました。朝の会をやっているときに、まだかな、まだかなぁと思っていました。1時間目と2時間目は、 いつもと一緒でしたが、3時間目の途中、博物館を見せてもらいました。1番すごかったのは、ティラノサウルスの骨とカマキリの大きいやつです。
キャラバンカーにも乗りました。昆虫がいっぱいました。その中で私が、1番好きな蝶々が見つかりました。光ってて綺麗です。
お昼ご飯は、八木先生と食べました。給食は、T先生とR君の好きなかぼちゃコロッケでした。 また、5~6時間目に虫取りをしました。虫を捕まえるのが楽しかったです。私は、バッタとカマキリと蝶々を捕まえました。蝶々は、カマキリが食べるので、 Rちゃんにあげました。虫取りが終わると捕まえた虫を、教室に持って入り、八木先生の話を聞いたり、お友達が捕まえた虫を見たりしました。
育てるのが難しい虫と、育てるのが簡単な虫も教えてくれました。話が終わると八木先生とお兄さんが帰ってきました。でも、ちょっとしてから、八木先生が網を置いて帰っているのに気が付きました。でも、八木先生が帰る前に気がついてよかったです。 帰る用意をしていたら、バッタの飛び跳ねる音がして、カマキリにバッタがかまれた気がしました。おかしいなと思って、Rちゃんに聞いてみたら、 Rちゃんが、「Mちゃんが捕まえた虫が、お土産を置いていったんとちゃうか?」と言いました。私はほんまやなぁと思いました。
今日は1日楽しかったです。また、博物館の人が来たらいいなと思いました。

学校でのアクティブラーニングの支援・実物資料を提供できることが、博物館の強みです。
書物やウェブからは得られない本物の「実感」を、教室に!ですね。 

帰る時はみんなで来てくれて、大きな声であいさつしてくれてうれしかったです!

スタッフ 半田久美子・古谷 裕・八木 剛・坂田昌隆・中前純一(記)

「小さな学校キャラバン2016」はこちら     
 

9月25日晴れのちくもり ちょうど良い気候です♪        

ダンゴムシ博士の鈴木隊長と『ダンゴムシの観察』を行いました。♪^^♪

出発前に!!

先生より、「今日はピンク・青・白・緑の色つきダンゴムシを探しに行きます!」

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実は・・・昨日夕方に、4色のダンゴムシ(写真左)をガード下に放したそうです。

鈴木隊長と一緒に、バケツ・熊手・スプーンを持って出発です☆^^☆

ガード下に行く途中に・・・

ダンゴムシ発見!!色は・・・ついてないです。

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ガード下に到着です☆^^☆

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実は・・・↑この場所に各色のダンゴムシを100匹ずつ計400匹放しています。

みんな必死で色つきダンゴムシを探します。どこにいるかなぁ?!

思ったより、なかなか見つかりません!・・・お父さんが「青色みつけました」!!!

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バケツをのぞくと・・
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サロンに戻って☆^^☆

何匹つかまえたかな??

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ピンク7匹・青10匹・白3匹・緑6匹  計26匹見つかりました。

隊長より

夏に同じやり方で行った時は・・ピンク30匹が固まって見つかったんだけど・・・季節によって、動きが違うこともわかった。
ダンゴムシは乾燥に弱いので、夜に動きがあるのかも???

※色はペイントマーカーでつけました。ダンゴムシは早ければ2週間ぐらいで脱皮をするので色は無くなるそうです。

 

みなさんご参加頂き ありがとうございました。

 

10月のひとはく探検隊は

23日 日曜日
高野隊長の『どんぐりひろいに行こう!』です。

みなさまのご参加お待ちしています。

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      フロアスタッフ  にしぐちひろこ

 

 

 

虫の音が聞こえてくる季節になりましたね。
9/24(土)のフロアスタッフとあそぼうでは鳴く虫ペーパークラフト」を行いました。

まずは、鳴く虫クイズ!
エンマコオロギ・スズムシ・キリギリス・マツムシ。鳴き声を聞いてどの虫かわかるかな?
スピーカーから出る鳴き声に耳を澄ますと......「ヒリヒリヒリー」や「チンチロリン」
それぞれ違った鳴き声ですね。
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みなさん大正解!フロアスタッフも驚くほど、みなさんよく知っておられました。

みんなで「虫の声」の歌をうたって、「あれマツムシが鳴いている~

さて、いよいよ鳴く虫の代表、スズムシづくりです。
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からだに頭や足、透明のシートでできたハネをつけます。
スズムシのオスは幅の広いハネを持っていて、そのハネにあるヤスリ部分とまさつ片をこす
り合わせて、鳴き声をだしています。
みんなのつくったスズムシは音は出ませんが、2つのハネを立てて震わせてみました。

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できあがった大きなスズムシを持って、みんなで記念撮影!
ご参加ありがとうございました。

次回のフロアスタッフとあそぼうは、10/1(土)ハロウィン★キャンディポットをつくろう
です。ご参加お待ちしています!

(フロアスタッフ いしくら)
夏の間 イベントなどに出かけていた昆虫さん達が,何か を見ているようです。

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何を見ているのかというと...
DSC_0929.JPG  理科の自由研究の作品でした。

  ひとはくでは,三田市中学校 理科自由研究作品展 が,4階 ひとはくサロン にて行われています。

 今年度は,三田市の各学校を代表した32作品が並んでいます。
 

 32作品の題は,以下ようになっています。

【長坂中学校】 ・氷の色の変化を見てみよう ・サビについて
【八景中学校】 ・土壌生物の研究~足元の小さな世界を覗く~ ・キノコの採集観察
        ・血液型の法則を調べる 
・DNAの研究 ・液状化現象に関する研究
【けやき台中学校】・ミョウバンの巨大結晶作り
         ・野菜のゆで汁でどのくらい油のしみが落とせるのか?

         ・ガウス加速器実験 ・川の水質調査
【上野台中学校】 ・日本トカゲの生態・行動その4 ・平行に見えない平行線 ・ガムをとかす食材!?
         ・お肉をやわらかくする方法 ・自作スピーカーの性能調べ

DSC_0963.JPGのサムネイル画像  DSC_0964.JPGのサムネイル画像

【ゆりのき台中学校】・雑草はどのような状況で枯れるのだろうか? ・子宝草について
          ・武庫川の水質調査 
・カイワレダイコンの発芽に及ぼす影響
【藍中学校】 ・水や砂の温度変化を調べよう ・ビタミンCの検出 ・インクの色の変化
       ・体や環境に優しい物

【狭間中学校】・バナナと紫外線 ・保温について ・豆乳が豆腐になるのはなぜ???
       ・汚れをキレイに落とす方法 
・界面活性剤とカイワレ大根の成長の観察
【富士中学校】・イオンの動きを見る実験 ・浮き上がれ翼 ・身近な植物の維管束の観察



  題を見るだけでも,面白そうであったり 興味をひかれたりするものが たくさんですね。

  三田市の教育委員会が選んだ賞や,理科の先生方が選んだ賞に加え,ひとはくの研究員等で選んだ「ひとはく賞」もあります。
 (ひとはく賞は,28日以降に決定します。)

  作品展は,29日まで行われています。
 作品展を見ていただく時刻は,16:45まで(29日は15:30まで)になっています。
 

  ハチさんや カマキリさんは,皆さんよりも一足先に 作品の見学をしています。
 まばたきもせず どうやら 作品に見入ってしまったようです。
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  皆さんも,ハチさんやカマキリさんと同じように,
 生徒の皆さんが 夏休みに調べてまとめた力作を,是非ともご覧ください。

  また,フロアスタッフの楽しいイベントにもご参加ください。 


  生涯学習課  上田 雄一郎 

朝晩は涼しくなり、虫の声も聞かれるようになりました♪
すっかり秋ですねぇ(*^_^*)
運動会に音楽会!イベントもりだくさんの2学期ですね!

夏休みが終わり、ひとはくサロンは・・・

大型昆虫模型オールスターが出張から帰ってきました☆

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 和田研究員によるオープンセミナーで作製した大きなダイオウイカが天井をはためき・・・

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はかせと学ぼう「古写真に色をつけよう!」で色づけした色鮮やかな古写真の桜が咲きほこり・・・

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小さなお友達に人気のパズルは、新しいものが加わりました!

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P1100604.jpgのサムネイル画像おやおや??こんなところに足跡が・・・?
たどってみると・・・












P1100606.jpg9/17(土)から始まったミニ企画展「ひょうごのツキノワグマ:保護管理のあゆみとこれから」
へと続いていました。
兵庫県のツキノワグマの保護管理の現状について、ご紹介しています。
http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/tukinowaguma2016.html








また10/8(土)からは写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~」
も始まります。
http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/teienntirasi.pdf

おとなの方も楽しんでいただける展示ですので、ぜひ足をお運びください!

さてさて!今週末のイベントは!!

9/24(土)フロアスタッフとあそぼう「鳴く虫ペーパークラフト」
虫の声を聞いて、鳴く虫のペーパークラフトをつくってみよう!
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=13463

9/25(日)ひとはく探検隊「ダンゴムシの観察」
博物館周辺にはどんなダンゴムシがいるかな?ダンゴムシ博士とさがして観察しよう!
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12825

みなさまのご参加、心よりお待ちしております!!

フロアスタッフ かどはま






 

9/22のワークショップは「恐竜ミニストラップをつくろう」でした。
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表はタンバティタニス(丹波の恐竜)やティラノサウルスの絵を、
もう片方の面は恐竜や自分のすきな絵を自由にかいて、オリジナルストラップをつくります。

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素敵なストラップができました!

当日は雨にもかかわらず、たくさんのお客様にご参加いただきました♪

ありがとうございます。

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9/24(土)のフロアスタッフとあそぼうイベントは

「鳴く虫ペーパークラフト」です。

虫の声を聞いて、鳴く虫のペーパークラフトをつくってみよう!

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くわしくはコチラをクリックしてください。

 

フロアスタッフ まつだ

大きな台風も過ぎ去り、いよいよ秋ですね!
季節の変わり目ですが、みなさん体調は崩されていませんか?
風邪など十分お気をつけくださいね(^^)

さて、9月17日(土)、18日(日)は
フロアスタッフとあそぼう「川でさかなつり」をおこないました!

2階展示室に大きなが登場!
上流・中流・下流、どんなお魚がつれるのでしょうか?
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ミッションカードを配って、さっそくつりスタートです☆
エサによって、つれる魚も違います。
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みなさん、きちんとエサを選び、上手に釣ってくれていました(^▽^)

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一度にこんなにたくさんつったお友達も!
(釣ってくれたご本人は恥ずかしいのか かくれてしまいました...^□^;)


最後に「認定書」をお渡ししました。
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今回もたくさんのつり名人が誕生していましたよ~!
(画像はクリックすると拡大されます。)

秋もひとはくはイベントがもりだくさんです!
ぜひ、お越しください!

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9月17日(土)に
ミニ企画展「ひょうごのツキノワグマ:保護管理のあゆみとこれから」
の内容と関連して

最新の研究成果、県や地域における被害対策の取り組みについて森林動物研究センター
職員
および豊岡市の鳥獣対策員による特別セミナーが開催されました!!

展示の様子です!

来館者のみなさんはクマのはく製の迫力に驚かれていました!

みなさんのお話を拝聴いたしますと・・・なかには・・・
・今年はクマに関する報道が多かったね~とか勉強になりますなど
・ある御夫婦は・・奥さまから
 お父さん!ツキノワグマより体重がおもたいやんか・・もうビールはだめよと言われ
 クマのはく製を5分ばかり見つめられていたお父さん(涙)
・骨格標本だけならクマに襲われても勝てそうと思うけど・・・
 はく製をみてしまうと・・・絶対無理やわ~ など

実際のクマの体重より大きくみえるので・・・
その他の展示物も実際に使用されているもので
本物の迫力が伝わってきますから・・・
テレビや写真でみるのとはかなりちがいますね!

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企画展特別セミナー演題は
 第1部 ツキノワグマのモニタリング結果から
 ・兵庫県のツキノワグマはどこで生活しているのか?
  ―過去から現在までの分布状況―
 ・ドングリの豊凶からツキノワグマの人里への出没を予測する
 ・ツキノワグマの巧みな暮らしぶり―行動と繁殖―
  兵庫の山にツキノワグマは何頭いる?
 第2部 兵庫県および地域での取り組み
 ・兵庫県における保護管理の方針と現場での対応
 ・地域における取り組み―豊岡市の事例―

セミナーの様子です!

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テレビ・マスコミ取材もありました!

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                          情報管理課 中前純一

こんにちは。3連休の予定は決まりましたか?

ひとはくはイベントもりだくさんですよ♪

9/17(土)・18(日)のフロアスタッフとあそぼうは「川でさかなつり」

川に見たてたブルーシートを使って展示室内で魚つりをします。どんな魚がつれるかな?

くわしくはコチラをクリックしてください→ 「川でさかなつり」

 
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また、9月の1日あそべるワークショップのおしらせです!

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9/19(月祝) 「とっても簡単!化石のレプリカづくり」

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カラフルなおゆまるから好きな色を選んで
自分だけのオリジナル、アンモナイトをつくってみましょう。

時間 10:30~11:30 / 13:00~16:00(時間内はいつでも参加OK)
場所 4階オープン・ラボ(小学2年生以下のお子様は保護者同伴)
参加費:100円 ※材料がなくなりしだい終了

9/22(木祝) 「恐竜ミニストラップをつくろう」

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恐竜の絵を自由にかいてオリジナルのストラップをつくってみましょう!

時間 10:30~11:30 / 13:00~16:00(時間内はいつでも参加OK)
場所:4階オープン・ラボ 定員:午前午後合わせて50名
参加費:100円 ※材料がなくなりしだい終了


 

みなさまのご参加お待ちしております。

 

フロアスタッフ まつだ

9月10日(土)・11日(日)のフロアスタッフとあそぼう画はくの日
ボルネオジャングルを描こう!でした。

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熱帯雨林のボルネオジャングルにはたくさんの生き物が暮らしています。
まずはどんな生き物がいるのか少し見てみましょう。
みんなの頭の上にはジャワオオコウモリが飛んでいますよ。

みんなで共生の森の展示を見てまわった後は、いよいよお絵かきです。
何を描くか決まったかな。

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一番人気はビルマニシキヘビ!大きくなると体長7メートルにもなります。
マメジカを飲み込んでる!みんなよ~く観察していました。

木の上にはオランウータンのこどもたちが!
大好物のドリアンの実のトゲトゲまで、しっかり描いていました。
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今ではボルネオジャングルでもなかなか出会えない絶滅寸前のスマトラサイや、
3本角のモーレンオオカブト、寄生植物のラフレシアやの茎に住むシリアゲアリ、
イチジクが好きなクロサイチョウや絞め殺し植物など。
ジャングルのさまざまな生き物たちを描きました。
出来上がった絵はさっそく4階ひとはくサロンの休憩コーナーで掲示しています。
みなさん見にきてくださいね。

次回のフロアスタッフとあそぼうは、9月17(土)・18日(日)川でさかなつりです
ご参加お待ちしています。

(フロアスタッフ いしくら)
10月1日(土)~2日(日)に神戸ハーバーランド スペースシアターで開催される
ひょうごミュージアムフェア2016
ひとはくが出展します!!(10月2日(日)のみ
ひとはくの出展内容は!
ひとはくの大人気プログラム
カラフルな おゆまる を使った「とっても簡単!化石のレプリカづくり」に挑戦!です!!

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みなさん10月2日(日)はひょうごミュージアムフェア2016へGO!
会場でお待ちしています!

その他にも・・兵庫県内の博物館や美術館、動物園、植物園、水族館などがあつまり、
様々な体験ができます。
楽しいワークショップや見どころがたくさん!

開催日 平成28年10月1日(土)~2日(日)
    (ひとはくの出展は2日(日)のみ)
時 間 10時00分~16時00分
場 所 神戸ハーバーランド スペースシアター 
    神戸市中央区東川崎町1丁目3番3号
    神戸ハーバーランド センタービル地下1階

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                       生涯学習課
                        上田雄一郎

月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。

9月のKidsサンデーは、前日までの予報では、台風の接近で「曇りのち雨」でしたが 曇ったり晴れたり の
「あつい」日になりました。

ひとはくの周辺では、エノキの果実でいろんな色がみられ、クヌギの若い果実(ドングリ)が大きくなって
きています。

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▲エントランスホール前にあるエノキの果実          ▲円形劇場ちかくにあるクヌギの若いドングリ



Kidsサンデーの様子をご報告しま~す。


午前中は、

ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるんぷらざ)さんと
研究員のコラボ企画「run♪run♪さんぽ バッタ みっつけよ!」や、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「展示室ツアー」などが実施されました。

「バッタ みっつけよ!」では、深田公園にでて、

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 ▲バッタのお話を聞いて・・・

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  ▲バッタとり、スタート!

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 ▲うまく、つかまえられるかな?

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▲どんなバッタがみつかったかな?みんなでかんさつ


午後は、

フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、
キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)さんの
「キッピー山からこんにちは!<はっぱコネクト>」や、
研究員のオープンセミナー「かわいい!いしころや さん」や「解説!丹波の恐竜化石」、
フロアスタッフと研究員の『はかせと学ぼう!「古写真に色をつけよう!」』などが実施されました。

 
「かわいい! いしころや さん」では、

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▲ いしころの色々な お話を聞いて、


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  ▲ステキな 指輪やペンダントなど の  かざり をつくりました!


「キッピー山からこんにちは!<はっぱコネクト>」では、

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▲やり方の説明を聞いて・・・

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▲みんなで いろんな葉っぱを はりつけて行きます

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▲約3m×5mの大きな作品ができました!


「古写真に色をつけよう!」では、

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   ▲古写真の説明を聞いて、色エンピツや絵の具を使って色ぬりをします!


「古写真に色をつけよう!」の詳しい様子は、フロアスタッフの報告(「こんにちは、フロアスタッフです! 
~古写真に色をつけよう!~」 http://www.hitohaku.jp/blog/2016/09/post_2213/  )があります。
 できあがった作品は、4階ひとはくサロンで、只今展示中!!
 




いくつかのプログラムでは、関西ユース(大学生)のお姉さん、お兄さん
(中西さん、中谷さん、高野さん、牧さん)や博物館実習生のお兄さん(池田さん)が
子どもたちのサポートをしてくれました。

今月のKidsサンデーも 子どもたちでいっぱいで「あつい」一日でした。


次回の Kidsサンデーは、10月2日(日)です。

ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

                       (Kidsサンデープロジェクト 小舘)




9/4(日)はキッズサンデー!
はかせと学ぼう!
「古写真に色をつけよう!」をおこないました。
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白黒の写真に色をぬり、カラー写真にしてみましょう!

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今回使う写真は、なんと150年前に撮影されたもの!
150年前というと...江戸時代!すごい!

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当時、写真はとても貴重なものだったらしく、
海外の方にはおみやげとしても人気だったとか^∨^

まずは、色えんぴつで桜以外に色をぬります。
木、人、空...だんだん写真がに変わっていく!
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子どもたちはもちろん、お父さん、お母さんも
楽しんでぬってくれていました(^▽^)

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色えんぴつでぬったあとは、スポンジでさくらに色をつけます!
ピンク色を少ししみ込まして...スタンプのようにポンポン。

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見事なさくらが咲きました!
とても華やかでステキですね~!

こちらの作品は、4階ひとはくサロンで展示中です!
本物は迫力もありますよ~!
ぜひ、ひとはくに咲いたさくらと一緒に写真をとってみてくださいね!

たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回のフロアスタッフとあそぼうは...
9/10(土)、11(日)「画はくの日」です!
テーマは来てのお楽しみ!
道具は貸し出しますので、どなたでも参加大歓迎です☆
(前回のイベントの様子はコチラから→)

みなさんのご参加、お待ちしております(^O^)/

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楽しい夏休みも終わってしまいましたね・・・

また2学期から、勉強に、スポーツに、頑張っていきましょう\(^o^)/

 

9/3(土)、フロアスタッフとあそぼう!「くるくるとぶタネ」
をおこないました!

 みなさん、博物館1階のボルネオジャングルを探検していただいたことはありますか?

ボルネオジャングルは高い木が多いのが特徴です!

そのひとつに「フタバガキ」という、少し変わった形のタネを持つ木があります。

フタバガキのタネには、より遠くまで飛ばすことができるよう、つばさが付いています。

今日は、その模型を作りますよ♪

 

まずは、フタバガキの大きな板根を前に、実際の標本をながめます。

不思議な形だね・・・

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さぁ!作っていきましょう!

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出来上がった「くるくるとぶタネ」を、1階から2階へと上がるスロープの上から、落としてみます!

残念ながら、写真が無いのですが・・・

くるくるくるくる・・・おーっ!まわるまわる!!

みんなで楽しく飛ばすことができました♪

 

ご参加下さったみなさま、ありがとうございました☆彡

 
さて!明日9/4(日)は、キッズサンデーです!

http://www.hitohaku.jp/infomation/event/kidssunday1607.pdf

 イベントもりだくさんで、みなさまもお越しをお待ちしております!

 

フロアスタッフ かどはま

それは9月2日(金)のこと。
設備さんがリフトを使って、とても大きななにかを
サロンの天井から、つるしてくださっています。
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s-IMG_8175.jpgその正体は...

ダイオウイカ!なんと実物大!
8月に行ったオープンセミナー「ダイオウイカの絵を描こう!」で作られた作品です!
イベント様子はコチラをクリック→
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見事、ひとはくサロンを泳いでいます^▽^!
すごい迫力!こんな大きなものが泳いでいるなんて...
海の広さを改めて実感させられます。

ぜひ、みなさんもこの大きさ!体感してみてください☆
このダイオウイカは4階ひとはくサロンで展示中です!


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8月31日!!!夏休み最終日にもかかわらず、ひとはくはたくさんの人でおお賑わい。

宿題終わったかな?の質問に微妙な返事の方もいらっしゃいましたが...(;一_一)
駆け込みで「自由研究」の仕上げに研究員に問い合わせている人もチラホラ。
最後まで頑張っているなあ~と感心しました。

ワークショッププラバンづくり!では、たくさんの方が参加されて、
とっても楽しい時間を過ごすことができました。
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笑顔いっぱいのステキな作品にたくさん出会うことができました!
みなさ~ん、ご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ せら ゆうこ


夏休み最後の日曜日、8月28(日)
ひとはく探検隊「いきものミッケ!」を行いました!


天気予報では雨と予想されていましたが、
雨は降らず、涼しくて探検日和でした!
4階ひとはくサロンから出発して
外に出て深田公園で色々な昆虫をさがしましたよ(^_^)

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隊長の山内研究員に見つけた昆虫のことを聞いています

「みつけた~!」「隊長この昆虫はなに~?」など
たくさんの声が飛び交っていましたよ(*^_^*)

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みなさん元気いっぱいでたくさんの昆虫をみつけていましたよ


くわしい報告書は
4階ひとはくサロンに貼り出しますので、ぜひ見にきてくださいね。

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この日に行われたイベントの様子を続けてご紹介します!

高野研究員によるオープンセミナー「花を大きくしてみると?」

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普段なかなか目にすることのない、
小さい花を顕微鏡で拡大して観察しました♪

みなさん目を輝かせて顕微鏡を覗いていましたよ。









和田研究員によるオープンセミナー「みんなでダイオウイカの絵を描こう!」

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大きな模造紙にみんなで実物大のダイオウイカを描きました
とっても素敵なダイオウイカですね!



次回のひとはく探検隊は、
9月25日(日
ダンゴムシの観察です。

博物館周辺にはどんなダンゴムシがいるかな?
ダンゴムシ博士とさがして観察しよう!
昨年の探検隊の様子はこちら
をクリックしてご覧ください。


みなさまのご来館、心よりお待ちしております!

フロアスタッフ くまもと まなみ

  1. 8月27日(土) 『ひとはく☆クイズ大会』 がおこなわれました!
    大盛り上がりのクイズ大会でしたが
    盛り上がりすぎて写真に収めるのをすっかりわすれてしまったので
    (ごめんなさい...)

    4コマ漫画で当時の様子をお送りいたします!
    ↓↓↓↓クリックで拡大↓↓↓↓

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    優勝は... オランウータンチーム でしたー!!

    優勝チームには豪華プレゼントが!
    その他のチームにも参加賞が贈呈されました♪



    なかなかむずかしい問題もあって、大人の方も結構悩まれていましたね!
    たのしんでいただけましたでしょうか?
    ひとはくでは毎週イベントを行っていますので、次回もぜひご参加くださいね。

    来週9月3日(土)のフロアスタッフとあぞぼうは...

    『くるくるとぶタネ』です!
    フタバガキの種の模型をつくって、みんなで飛ばしてみましょう!

    みなさまのご参加をお待ちしております!

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8月24日(水)、県庁インターンシップという職業体験の学習プログラムでひとはくに来た高校生が、フロアスタッフの業務を体験されました!

今回は、デジタル紙芝居「オランとウーたんのジャングル探検記」を
高校生3人に上映していただきました(^○^)

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↑オランウータンの説明をするSくん、お話を読み聞かせるKさんとMさん。

大勢のお客様を前に最初は緊張した面持ちでしたが、3人ともしっかりと読み上げてくれました!
最後はお客様の温かい拍手もいただきましたよ。

また、紙芝居以外にもイベント準備のお手伝いや、館内案内も放送していただきました。
今回の経験をぜひ今後の学校生活に活かして頑張ってください!

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フロアスタッフ たにぐち

8月20日(土)、21日(日)のフロアスタッフとあそぼう!は、万華鏡づくりでした
 テーマは昆虫!!です。

はじめての虫とり...「虫とりしたいけど、虫はどこにいるのかな~???」
フロアスタッフが虫とり網を片手に尋ねます。

ご参加のみなさんは「モンシロチョウはキャベツ畑!」「カブトムシはクヌギの樹液!」と
元気な声で次々教えてくださいました。
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さて、昆虫万華鏡をつくります。1つの紙コップの底に空いた小さな四角い窓に分光シートを貼って、
もう1つの紙コップの底には針で小さな穴を20個あけます。
2つの紙コップを貼り合わせて、まわりに虫の写真や絵を貼ります。
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好きな昆虫を描いたり切り取って貼ったり、個性あふれる万華鏡ができました。
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分光シートを貼った四角い窓を覗くと、小さな穴から虹色のきらきら輝く光線が見えた!!
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リボンテープで首からりさげて、ポーズもきまってますね!
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ご参加ありがとうございました。

8月27日(土)のフロアスタッフとあそぼうは、ひとはく☆クイズ大会です。
みんなでクイズに挑戦! こちらもぜひご参加くださいね。

(フロアスタッフ いしくら)


高校生がひとはくや兵庫県庁、県警などで就業体験をする「県庁インターンシップ」が22日から、始まっています!
県内の県立高校生徒116人が26日まで体験し、将来に役立てます!働くことへの関心や意欲を高めようと、県教育委員会が毎年行っている事業です。
ひとはくでは、県立有馬高校県立農業高校県立伊丹北高校の生徒さん達が体験実習をしています。
自己紹介した後、ひとはく職員から館内の諸注意等を受け、実習に入りました!
期間中は他では体験ができない、研究体験やフロアスタッフ体験など幅広い分野を持つひとはくを体験してもらいますね!!

実習の様子

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今回のインターンシップ参加者の中には・・・
今年2月に開催された「共生のひろば」に出展してくれた生徒さんも・・・
ひとはくとしてはたいへんうれしいですね!
ひとはくはインターンシップを通じて、生徒のみなさんのスキルアップもお手伝いしていきます!
                      
                              生涯学習課
                               上田 雄一郎  
 
ひとはくの収蔵庫には、さまざまな昆虫はじめ、植物、鳥類、哺乳類等100万点の資料が収められています。
8月20日(土)にオープンセミナーとして、ふだん非公開の生物系収蔵庫を特別公開しました!


準備の様子

山内研究員がフロアスタッフからヘッドホンマイクの使用方法についてレクチャーを受けています。
マイク音声はばっちり!
準備万端です!!

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生物系収蔵庫ツアー参加者のみなさんが集まってこられました。
参加者は幼児からシニアの方まで幅広い年齢の方々です!


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ツアーの様子

高橋研究員から収蔵庫の概要説明と注意点のレクチャーです!
参加者のみなさんのワクワクしている様子がうかがえますね!

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布野研究員から鳥類標本の説明です。
標本ロッカーを参加者のみなさんで動かします!
ロッカーを開けると「すごい」「うわー」歓声が聞こえます。
参加者のみなさんから
標本は迫力があります。勉強になります。などのお言葉をいただきました。
標本が醸し出す好奇心はすごいです!

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高橋研究員から植物標本の説明です。
こちらも「すごい」「うわー」歓声が聞こえます。
100年前の牧野富太郎博士の植物標本もあり、植物標本の魅力に圧倒されています!

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山内研究員から昆虫標本の説明です。
標本のあまりの美しさに感動されて・・
参加者のみなさんがカメラを持ってミニ撮影会です!

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参加者されたみなさんは魅力的な標本に囲まれて・・・
あっという間にセミナーの予定時間がきてしまった感じではないでしょうか?
今回は一部ではありますが、ひとはくの研究内容を感じていただけたのではないでしょうか?
ひとはくの資料ページに今回の参考資料がありますのでご覧いただければ幸いです!!


次回も生物系収蔵庫ツアー開催いたしますのでお楽しみに!!


おまけ・・「ひょうごの昆虫展」のパネルをよくみると  

8月10日(水)に
ラジオ関西 「時間です!林編集長」 編集部員のサクサク行こか 
わがまちひょうごのコーナーに兵庫県の昆虫について山内研究員が出演しました!
なつかしい林編集長がひとはくで昆虫にに変身している様子も「ラジオ関西ブログ」はこちら

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                              情報管理課
                                中前 純一
8/15、16は大人気イベント「とっても簡単!化石のレプリカづくり」を行いました!

あたためると柔らかくなるを使って、
アンモナイト化石のレプリカ作り!!
s-P1100327.jpg(何色にしようかな...?)
たくさんある色から好きな色を2つ、選んでいきます(^^)

ねん土のようにこねて、型にはめたら水につけて...
あとは待つだけ!
s-P1100320.jpg(ドキドキ...キレイにできているでしょうか?)
わずか1分ほどの待ち時間ですが、なぜか長く感じてしまう...
固まったら、完成です☆

みなさんがつくったレプリカを一部ご紹介(^0^)/
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(画像はクリックすると拡大されます。)

どれも違う、ステキな作品ばかりですね~(^▽^)
たくさんのご参加、ありがとうございました!

夏休み終盤の30日(火)にもレプリカづくりを行います!
自由研究にもピッタリ!
「世界で一つのオリジナルレプリカ」つっくてみませんか?

また8月の後半もイベントがたくさん(^^)♪

8/29(月)
ワークショップ「ピロピロ・アケボノゾウをつくろう!」
(詳しくはコチラ→

8/31(水)
ワークショップ「プラ板づくり」
(詳しくはコチラ→

みなさんのご来館をスタッフ一同、心よりお待ちしております!

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むしむしたいけん、今年も開幕しました。

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今年は、これまでに登場した虫たち(同種の別個体も含む)の標本を展示しています。
今、中にいる虫たちを、標本で確認できます。
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ほかは、例年どおり。

よく飛ぶ虫は蚊帳(かや)の中。おとなしい虫はテーブルの上に。
水の中には、人気のイモリのほか、タガメもいます。
ぬり絵もあります。
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ベビーコーナーには、ダンゴムシや、小さなクワガタムシ=チビクワガタとネブトクワガタが。
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例年、来てくれる子どもたち、再会できてうれしいです。子どもたちの成長も楽しみです!
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むしむしたいけんは、8月20日(土)まで。
会場は、実習室
時間は、11:00〜16:00(お昼休みあり)
参加費は、2歳以上、お一人100円。小学3年生以下の児童は保護者同伴でご入場ください。同伴の保護者の方も、お一人100円。ご協力をお願いいたします。

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「まほうのスタンプ」を押して、何度でも再入場いただけます。

(八木 剛 記)

8月14日(日)のひとはくはとってもにぎやかでした!
研究員とフロアスタッフの催しもこの日はダブル。
1つ目は、ひとはく探検隊「夏の植物を描こう!」

まずは、隊長の植物はかせ大谷研究員からレクチャーを受けて、外に出発!!

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夏の強い日差しにも負けず、みなさん絵に描く植物を一生懸命探してくださいました。
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ひとはくサロンに戻って、さあ描きましょう!
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お父さんやお母さんもいっしょに参加してくださいました。
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細かな部分までじーっくり観察して描いておられ、スタッフもとっても感激しました!。

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そして2つ目は、はかせと学ぼう!「わらで紙づくり」


ちょうど今頃、みなさんをきつい日差しから守ってくれる「麦わら帽子」
今回は植物博士の黒田研究員と一緒に、その材料である「わら」で、
「紙」をつくるイベントをおこないました!
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日曜日だということもあり、たくさんの方が参加してくださいました!

わらを煮て作った液を写真(↓)のように流しいれて、
ハガキと同じ大きさの紙を作ります^^♪

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黒田研究員の手元を見る目は真剣そのもの!        全体にむらが出ないように...上手です!

お手本をみせてもらい、さっそく作業開始です!
最初は難しいようすだった子どもたちも、すぐにコツをつかみ上手に作ってくれました!

P1100299.jpgドキドキの瞬間!
流し込めたら、ゆっくりすだれをはがしていきます。
最初は大胆に、最後は慎重に!

紙づくりはなかなか奥が深いですね...!


「この紙であばあちゃんに手紙を書くの!」

そう言ってくださる声を聞いて、私たちも心まで温かくなりました...(*^∨^*)

今日のイベントが、みなさんの楽しい夏の思い出になりますように。

たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回のイベントは...

8/20(土)、21(日)

フロアスタッフとあそぼう「万華鏡づくり」
キラキラひかる分光シートを使って、万華鏡をつくります!
s-P1040886.jpg前回のイベントのようす
(受付、参加費のご確認はコチラ→

8/28(日)
ひとはく探検隊「いきものミッケ!」
昆虫博士の山内研究員と一緒に、深田公園でいきものを探します!
どんないきものに出会えるでしょうか?
s-2 (49).jpg 昨年の探検隊のようす
(受付等、詳しくはコチラ→

たくさんのご参加、お待ちしております!

みなさん、とても暑い日が続いているので、
熱中症など体調に十分お気をつけください~!!

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ひとはく では、夏休みの期間に博物館実習生(大学生)の受け入れをしています。


実習生は、オリエンテーションや来館者対応の実習のあと、
いくつかのコースに分かれて研究員と一緒に実習を行います。

そのうちの1つのコースの「自然素材を使った親子向けプログラムの
企画・実施に関する実習」の実習生がマツボックリをテーマに展示を制作しました。


その展示「マツボックリ の ひみつ」を 本館 4階 エレベーターちかく(実習室よこ)に
現在、展示しています(8月21日(日)まで展示する予定)。

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夏休みの自由研究のヒントになるかな?

展示を見に来てくださ~い。


なお、となりの実習室では、8月13日(土)~20日(土)の連続8日間、
生きたムシが触れる「むしむし たいけん」が実施されます。

 

            コミュニケーション・デザイン研究グループ 小舘


 

8月9日(火)、大阪の吹田市立博物館で開催されたイベントに
移動博物館車「ゆめはく」で参加しました。


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博物館実習の大学生のお兄さんたちも準備から参加しました!!

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あっという間に子どもたちがいっぱい来てくれました! 
満員御礼です!!

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鈴木研究員の解説に・・・うお―!と歓声が聞こえて・・大人の声? 子どもたちは?
大人のみなさんも・・しばし・・子どもに戻って・・鈴木研究員にいろいろと質問されていました!
大人になっても感動することは大切ですね! 

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吹田市役所の方も取材に来られていました!
取材内容は吹田市の広報「市報すいた」(9月発行)に掲載される予定です!

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おまけ
吹田市立博物館の展示室を見学してみると・・
ひとはくの標本たちも出張展示されております!!
この他にもたくさんありました!

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                                        情報管理課 
                                         中前 純一
                          

夏休みのひとはくは イベント以外にも 多くのことが 行われています。 
学芸員を目指す 大学生の人達が 博物館実習で ひとはくに来ています。
そして,初任者の先生方も 社会体験研修として ひとはくに来ています。

初任者の先生の社会体験研修は 2回に分けて行われました。
1回目の 8月1日と2日に社会体験で来た2人の先生は 教職員・指導者セミナーの来館者対応を2日間行いました。

そして2回目は,8月9日と10日の2日間です。
今日 8月9日は ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」をしました。
はじめてのワークショップに最初は戸惑っていた4人の先生も だんだんと慣れてきていました。

実際にやってみた感想を一人の先生に書いてもらいました。

「普段と違う場で、子どもたちと接しました。
数十分という短い間で見られる子どもたちの表情に私自身、元気をもらいながら体験することができました。
明日の活動でも、今日学んだことを活かしながらがんばりたいと思います。」
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明日も  ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」があります。
先生の参加は 午後からになりますが,午前からのお越しをお待ちしています。


生涯学習課 上田
8/7は、ひとはくでは「キッズサンデー」 フローラ88では「88まつり」
がありフラワータウン周辺は、大賑わい!

ひとはくも、夏の88まつり 野外ステージに出店してきました。

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ひとはくの大人気プログラム
カラフルな おゆまる を使った「とっても簡単!化石のレプリカづくり」に挑戦!
しました。古代のいきものアンモナイト「リエリセラス」を模りました。

猛暑の中、定員オーバーの32名のちびっこ達と親御さんが参加されました。
制限時間 30分の時間との戦いでしたが
楽しく無事に終了できました。


フロアスタッフ せら ゆうこ


月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。

8月のKidsサンデーは、晴れで暑い日でした。

ひとはくの周辺では、アベリア(ハナゾノツクバネウツギ)の花が
たくさん咲いていたり、ヤマボウシの若い果実が大きくなってきています。


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▲アベリアの花                   ▲ヤマボウシの若い果実


Kidsサンデーの様子 の ご報告で~す。


午前中は、

ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるんぷらざ)さんと
研究員のコラボ企画「run♪run♪さんぽ しゃぼんだま とばそ!」や、
連携活動グループのLa bones(ラ・ボーンズ)さんの「丹波の恐竜化石発掘セミナー」、
研究員のオープンセミナー「風にのって とぶタネの模型を作ろう」、
フロアスタッフの「デジタル紙芝居」、「展示室ツアー」などが実施されました。


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午後は、

連携活動グループのNPO法人 人と自然の会さんの「よく飛ぶ紙トンボ」や「パネルシアター」、
フロアスタッフの「フロアスタッフとあそぼう ひとはく宝さがしラリー」、「デジタル紙芝居」、
研究員のオープンセミナー「たねたね おえかき <なつやさいへん>」や「解説!丹波の恐竜化石」
などが実施されました。

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いくつかのプログラムでは、大学生のボランティア「関西ユース」のお姉さん、お兄さん
(福本さん、新熊さん、松尾さん、牧さん、高野さん)や
博物館実習生のお姉さん、お兄さんも 子どもたちのサポートをしてくれました。
子どもたちの笑顔がいっぱいの一日でした。

なお、ひとはくでは、現在、下記のような展示を開催しています。

・丹波の恐竜化石発見10周年記念「丹波竜展」(~8月31日(水)まで)
・「ひょうごの昆虫展」(~9月4日(日)まで)
・トピックス展「岡山県津山市から産出したオキナワアナジャコ属新種化石」(~10月23日(日)まで)
・収蔵資料展「温古写真(おんこしゃしん) 大作戦!」(~11月13日(日)まで)


また、8月13日(土)~20日(土)(連続8日間)は、生きたムシが触れる

「むしむし たいけん」が実施されます。



次回の Kidsサンデーは、9月4日(日)です。

ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

            (Kidsサンデープロジェクト 小舘)






8/6(土)・7(日)にフロアスタッフとあそぼう「ひとはく宝さがしラリー」を行いました♪

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8/6(土)の宝さがしラリーの様子はコチラをクリック

地図を頼りに博物館の展示クイズをときながら、貴重な博物館のお宝をさがしていきます。

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ティラノサウルスのぼうしをかぶったお客様もいらっしゃいました!

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以前、ひとはくの「ティラノ★ハット」というイベントに
ご参加くださったときのものだそうです。

とてもよくお似合いでしたよ(^^)












最後はクイズの答え合わせ。

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兵庫県の県の石に指定された黄銅鉱(おうどうこう)アンモナイトなど貴重な標本にさわっていただきました。

ご参加ありがとうございました!


8/9(火)・10(水)のイベントは、 「とっても簡単!化石のレプリカづくり」

自分だけのオリジナルアンモナイトのレプリカをつくってみませんか?

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場所 4階オープン・ラボ
(小学2年生以下のお子様は保護者同伴)

時間 10:30~11:30 / 13:00~16:00
(時間内はいつでも参加OK)

※材料がなくなりしだい終了








ほか 15日(月)・16日(火)・30日(火)も行います!


ぜひお越しください。

7/21~8/31の夏休み期間  無休 で開館しています。

フロアスタッフまつだ


8月に入って、最初の土曜日!
8/6はフロアスタッフとあそぼう
「ひとはく宝さがしラリー」を行いました!
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今回は1階展示室の問題です。
植物から鉱石までいろいろな問題を出題!

お宝の地図を片手に早速、問題にとりかかります!
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展示をじっくり観察しながら、一問一問答えを書きこんでいきます。
フロアスタッフのカメラにも気付かないほど...みなさん真剣!

ご参加くださったみなさんには「お宝」をプレゼント!
嬉しそうな表情に、こちらまで笑顔になりました(^^)♪
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なにがもらえるかは、参加をしてのお楽しみです~\(^o^)/

たくさんのご参加、ありがとうございました!

そして明日、7日(日)は月に1度の「キッズサンデー」です!
今回もみなさんの好奇心をくすぐるステキなイベントがいっぱいですよ~(*^_^*)
←詳しくはコチラ!)

フロアスタッフとあそぼうは本日から引き続き、
「ひとはく宝さがしラリー」をおこないます!
←受け付け方法などはコチラ)

ぜひ、ひとはくにお越しください!
スタッフ一同、心よりお待ちしております(^▽^)


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今年も、夏がやってきました!

恒例の「むしむしたいけん」今年も開催します。
8月13日(土)から20日(土)、連続8日間です。

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カブトムシ、クワガタムシ、セミ、バッタ、トンボ、ちょうちょ・・・
いろんな虫に、たっぷり、ふれてみましょう。

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毎年来てくれるみんな、大きくなったかな?
今年初めてのみんなも、お待ちしています。

大学生・高校生のおにいさん・おねえさんが、子どもたちをやさしくエスコートしてくれるから、初めてのみんなも、安心だよ。

ドレスコードは「むし」! 昆虫ファッションで来てくれると、うれしいです!

会場は、実習室
時間は、11:00〜16:00(お昼休みあり)
参加費は、2歳以上、お一人100円。小学3年生以下の児童は保護者同伴でご入場ください。同伴の保護者の方も、お一人100円。ご協力をお願いいたします。

今年は、「ひょうごの昆虫展」を4階ひとはくサロンにて開催しています。
たくさんの虫の標本、じっくりごらんください。

むしむしたいけん、昨年のようすは、こちらから。

さらに、今年は、キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)も、
「キッピー山の なつ むし あそび♪」として、「夏は、むし」キャンペーン中です。
ちょっと足を伸ばして、有馬富士にも、ぜひいらしてください。

キッピー山のラボ、イベント情報は、こちらから。

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(↑)このチラシのpdfファイル(779KB)

(八木 剛)

7月31日(日)、赤穂市立海洋科学館で開催された「サイエンス寺子屋」に
移動博物館車「ゆめはく」で参加しました。

「サイエンス寺子屋」は、夏休みを利用して、子どもたちに科学遊びや
物づくりの楽しさ、科学への興味・関心を持ってもらうことを目的に
開催する実験教室です。

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ゆめはくの中での展示は、「キラキラな昆虫たち」です。
また、ゆめはくの近くでは、「ぶんぶんゼミをつくろう!」を実施しました。


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会場には、たくさんのブースがありましたが、全てを見て回れなくて残念でした。

地元の兵庫県立赤穂高等学校の生徒さんも、ブースを出していました。
また、赤穂高校の生徒さんたちは、ボランティアとしても大活躍してくれました。
ひとはくのブースには、3人の生徒さんがお手伝いをしてくれて、
子どもたちは、高校生に教えてもらって、上手に工作をしていましたよ。

(また、今年は、関西福祉大学のブースが増えて、大学生の皆さんが
ボランティアとして他のブースでも応援してくれていたと
科学館の方から伺いました。)

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ひとはくブースを手伝ってくださった皆さんと、「ゆめはく」と一緒に記念撮影です。


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只今、赤穂市立海洋科学館・塩の国では、
第30回特別展「丹波の恐竜となかまたち」が8月31日(水)まで開催されています。


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また、展示説明会が下記のとおり予定されています。

日時:8月14日(日) 午前11時、午後1時、および午後2時から
            それぞれスタート。

講師:兵庫県立人と自然の博物館 古谷 裕 主任研究員


お近くの方も、そうでない方も、海洋科学館に行ってみてくださいね。
海洋科学館は、兵庫県立赤穂海浜公園の中にあります。

入館は、午前9時~午後4時まで。火曜は休館です。
高校生以上300円、小中学生150円。

詳しくは、赤穂市立海洋科学館のホームページ(http://www.ako-kaiyo.jp/)をご覧ください。


                 (コミュニケーション・デザイン研究グループ 小舘)



 


太陽が休みなく降り注ぐ今日この頃...
みなさん、この夏はどこかいかれましたか?
海、お祭りなど夏は楽しいイベントがいっぱいですよね(^^)

さて!7/31(日)はフロアスタッフとあそぼう「ひまわりモビール」を行いました!
いろいろな色を使って、オリジナルのモビールを作ります☆
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どんなひまわりができるのかな?

とても身近なひまわり、しかし意外に知られていないことも多いのです(^^)
夏に咲くイメージがあるひまわりですが実は...!
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なんと正解者1名という難問クイズも...!

みなさんにひまわりについて知っていただいたところで、
さっそくモビールを作っていきます。
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ノリではりあわせて、透明のフィルムに絵を描いていきます。
たくさんの色で組み合わせを変えながら、みなさん真剣!
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丹波竜を描いてくれたおともだちも!
ほかにも好きなキャラクターや似顔絵をかいている子もいました。
とっても上手でスタッフも思わず感動です。

ひとはくにたくさんのひまわりが咲きました!
きいろオレンジあか...
とてもカラルフで、みているこちらが笑顔になりますね(^^)
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たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回のフロアスタッフとあそぼうは...
「ひとはく宝さがしラリー」です!(←詳しくはコチラ!)
宝の地図をもって、謎をときお宝を探します!
とってもわくわくしますね~(^▽^)

みなさんのご参加、お待ちしております!

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夏休みに入り、2週続けてワークショップを開催。その様子をお伝えしま~す。

  まずは7月23日(土)のワークショップラフレシアをまわそう
  ラフレシアのかざぐるをつくりました!「ラフレシアをまわそう!」

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  世界最大級の花「ラフレシア」。ラフレシアはほかの植物から栄養をもらっている
      寄生植物。
  みんなよく知っていました。
  赤い花びらに白い斑点模様を描いて組み立てます。
             

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  できあがったら、うでにつけて...  歩き出すと...  ラフレシアがまわった!!!
  くるくるラフレシアをまわしていっぱい遊んでくれました。
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  たくさんの方が作ってくださいました。ありがとうございました。


  ◆次は7月30日(土)のワークショップ里山の昆虫はんこバッグ
  昆虫のはんこを自由にエコバッグに押して、オリジナルのバッグを作りました!

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 3階展示室の「北摂の里山」の展示前で
                                                           開催しました。
  
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  はんこにぐぐっと体重をかけて、しっかり押します。

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  クヌギの樹皮から染み出る樹液に集まる昆虫たち。昼と夜では違う種類の昆虫が
      集まります。
  
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  できたよ!!昆虫バッグ! このほかにもたくさんのすてきな❤昆虫バッグができま    
  した。
  ご紹介できなくてごめんなさい。
  
  8月のワークショップもぜひご参加ください!

  8月のワークショップ 10:30~11:30 / 13:00~16:00 
              ※材料がなくなり次第終了します

  ◆とっても簡単化石のレプリカづくり
  
          開催日:9日(火)、10日(水)、15日(月)、16日(火)、
              30日(火)
          場 所:4 階オープン・ラボanmo_02.jpg
          参加費:100円

 

  ◆ピロピロ・アケボノゾウをつくろう!          
          開催日:29日(月)
          場所:2階ひとはく多様性フロア
          参加費:無料
          定員:50名
  
  ◆プラ板づくり
          開催日:31日(水)
          場所:4 階オープン・ラボ
          参加費:100円
          定員:50名

                           (フロアスタッフ くまもと、いしくら)
  
今日は
ひとはくに
すてきなコウノトリさんが
飛来しました!

s-IMG_7926.jpgなんと!この衣装
お母様の手作りだそうです。

兵庫県立コウノトリの郷公園に行って
コウノトリにはまったそうです。

型紙もなしで作られるなんですごい!





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コウノトリの折り紙完成!
目のまわりも赤く塗って完璧!

今日の1コマでした。

フロアスタッフ せら ゆうこ
今日で生き物調査体験ツアーも最終日です。
午前中にホテルからバス移動でお土産物屋さんに寄り、
昼過ぎの航空便で帰国しました。
みんな無事に健康で帰ってくることができ、何よりです。
関西国際空港では、多くの出迎えの保護者に囲まれながら、
解散式を開催しました。

最終日の様子です!!

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この7日間、日本では見られない生き物をたくさん観察、調査し、
多くの知識を得ることができました。
また、不慣れな環境に身を置いたことで得られたたくましさや、
海外の高校生と交流する際の語学力向上の自覚など、
多くの思いも得て、帰宅したのだと思います。
近い将来、進路の選択を考える時に彼ら、彼女らにとって、
このツアーの経験が、その一助になることができれば、
企画側として、こんなに嬉しいことはありません。

今後は8月に2回の事後学習会を実施して、
今回得たものを更に磨き上げていく予定です。

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平
今日で台湾の高校生と共に過ごすのも最終日です。
午前中に昨晩に仕掛けたコウモリトラップを見に行きました。
コウモリの他、甲虫類も何種か採集できました。
その後、林良恭先生(東海大学)によるコウモリの講義がありました。

昼食の後は、日本と台湾の高校生のグループ8班による
ポスター作成&発表がありました。
限られた時間の中で、しかも意思疎通が十分でない中、
どこの班も悪戦苦闘していましたが、
英語や身振り手振りで必死にコミュニケーションを取り、
課題に取り組む高校生たちの姿に6日目の成長を確かに感じ取りました。

閉会式の後は、お別れの時間です。
台湾の高校生はバスの姿が見えなくなるまで手を振ってくれました。
明日はいよいよ日本に帰国です!

ツアーの様子です!!
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公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平

生き物調査体験ツアー5日目です。今日の台湾もうだるような暑さです。
そんな中、今日はたくさんのカリキュラムがあり、
高校生たちは元気いっぱい生き物を追いかけていました。

午前中は台北市立動物園内の遊歩道沿いに生息する生き物を観察しました。
今日はたくさんの鳥類を観察することができ、台湾の専門家の解説のもと、
日本の高校生は双眼鏡を食い入るように見つめていました。 

午後は鳥園、熱帯生物園を見学をしたあと、
夕食に日本とは全く作り方が違って具だくさんな"台湾式おにぎり"
を作って食べました。
日本の高校生の中にはきれいな三角形の日本式おにぎりを作って見せて、
台湾の高校生に見せている子もいました。

夜はコウモリ調査のためのトラップを班ごとに製作したあと、
キノボリトカゲのの食性調査を実施しました。
どちらも高校生全員が初体験のもので皆真剣に取り組んでいました。

ツアーの様子です!
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公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平

夏休みがはじまりました!!夏休み最初のひとはく探検隊は・・・


「水辺のいきものを捕ろう!」
を行いました。

深田公園のビオトープで、生き物を捕って観察しました。

隊長は魚博士の高橋鉄美研究員です!
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 まずは、先生から捕り方のお話

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ビオトープに到着                        練り餌(ねりえ)をしかけて、池に入れ、20分待ちます



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その間に、網ですくってみよう!

 







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つかまえた!ウシガエルのおたまじゃくし!大きい!
ミナミヌマエビも捕れたよ!

クロメダカやヤゴもいました!

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 しかけにもたくさんのザリガニが入っていたよ!
 はじめて ザリガニを持つ子はおっかなびっくり!!

 

最後の隊長のお話では・・・

「外来種もいるので、他のところで放してしまうと、生態系がくずれてしまいます。

 外来種でなくても捕ったところではないところに放してしまうと生態系が崩れます。

 飼うときは最後まで(死ぬまで)面倒をみましょう!」

みんなも生き物を飼うときは注意しようね!

 8月ひとはく探検隊二本立てです!

8月14日(日)13:00~14:00

「夏の植物の絵を描こう!」ポスターal.pdf

8月28日(日)13:00~14:00

「いきものミッケ!」ポスターol.pdf

 

みなさまのご参加、心よりおまちしております。

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フロアスタッフ かどはま えりこ

 

生き物調査体験ツアー4日目となり、
元気な高校生たちにも少し疲れが見られるようになりました。
そこで!元気を充電するため
この日は生き物観察を一休みし、
台湾の文化や食に触れる日になりました。

午前中の早いうちに東眼山に別れを告げて、
台北で最も古い歴史のあるお寺、龍山寺の見学をしました。
午後からは国立台湾博物館に行き、主に台湾の自然史について
学びました。

夕方からはお楽しみの夜市散策です。
今回向かったのは台湾大学前の公館夜市です。
台湾の高校生からおすすめの食べ物などを教わりながら、
恐る恐る口に運ぶ姿が印象的でした。
暑い1日でしたが、夜市で食べる台湾名物の
マンゴーかき氷に皆大満足で元気回復ですね!

ツアーの様子です!
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公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平
3日目は東眼山自然教育センターに留まり、1日カリキュラムを実施しました。
午前中は実のなる植物の採集や、爬虫類(主にキノボリトカゲの仲間)や両生類
(カエル)、昆虫類(主に蝶、甲虫)の観察、午後からは採集した植物の同定や
標本の作成方法、土壌動物の採集方法などを学びました。
非常に多種多様な生物が生息している東眼山で、解説を担当する先生方も大忙し
でした。

夜は昨日に引き続いてのライトトラップでした。
多くの蛾類が飛来し、体中に蛾がくっついても観察を続ける高校生たちには、
引率スタッフもそのアグレッシブさに大変驚きました。

今日の自由時間は日本と台湾の高校生が一緒になって、
「だるまさんが転んだ」に興じる場面も見られ、
スタッフもその様子を微笑ましく眺めていました。

ツアーの様子です!
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公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平


「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」2日目になりました。
この日は朝食後に台北市動物園周辺を散策したあと、
台北市よりバスで2時間の場所にある東眼山自然教育センターに移動しました。

ここは標高約800メートルにある場所で、低地の台北市内とは生物相が異なります。
昼食を摂った後、センター周辺の林に生物調査に出かけました。
それぞれの分野の専門家の指導のもと、
標本用の草本やコケ植物の採集、ヘビ、カエル、昆虫の観察をしました。
夜はライトトラップによる昆虫観察と、夜の遊歩道散策をしました。

2日目に入り、台湾の高校生と少しづつ打ち解け、お互い片言の英語で会話する姿を
頻繁に見かけるようになりました。
海外の高校生と接する貴重な機会ですので、この流れで積極的にコミュニケーションを
図ってくださいね!!

ツアーの様子です!
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公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木 洋平
こちらは24日(日)13時過ぎに無事台湾に到着し、初日の活動を終え、2日目に入ったところです。
初日は、15時頃、台北市立動物園に到着し、日台の高校生によるアイスブレーキングのゲームのあと、
1時間ほど、動物園内を散策しました。
台湾固有種の動物を中心に、先生方にご解説いただきました。

ビュッフェ形式の夕食の後は夜の生物観察に向かい、カエル、ホタル、ヘビ(弱毒)などを観察しました。

参加者全員、2日目を健康な状態で迎えています。
高校生のみなさんとひとはくの先生方は朝の生き物トラップ観察に出発されました!

ツアーの様子です!
 
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郊外ということで、wifi環境が安定しませんので、折を見て、またご報告します!

花博記念協会 佐々木洋平
7月18日(月) はかせと学ぼう『古写真とひょうごの風景』 が行われました!

今回のはかせは、環境計画の 上田萌子研究員 です。

博物館の3階にて開催中の 収蔵資料展「温古写真大作戦!!むかしの写真で未来をつむごう」 の展示解説を行いながら、みんなで古写真に色をつけました!

まずは、上田研究員による展示解説です。

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今回の企画展では、兵庫県内の自然やまちの変遷をたどる古写真や
日本最古級の風景写真集(!)、六甲山の古動画など、博物館に収蔵する貴重な資料を特別公開しております☆
風景写真集は、当時の外国人観光客に人気のお土産だったそうですよ。

s-P1090888.jpg前回のはかせと学ぼう!で制作した、実物大の一円電車も展示されています!(^○^)

はかせと学ぼう!「実物大!一円電車のクラフトづくり」の様子はこちら★


展示会解説のあとは、みんなで古写真に色をぬりました♪
当時は白黒写真しか撮れなかったので、カラー写真は手塗りで色を付けていたそうです。
(手間のかかる作業ですよね~...)
当時の気分に浸りながら、色鉛筆で古写真に色をつけます!

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個性的な作品の数々が出来上がりましたよ(^^)

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お見事っ!!(ぱちぱちぱち)

写真の中の人たちはもうこの世にはいないし、遠い遠い昔話の世界のように思われますが
色を塗ることでちょっとだけ身近に感じれたんではないでしょうか?(^-^)

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!



★おまけ★
とってもキュートなこの女の子の古写真...↓

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当時の女性の写真にしてはめずらしく、満面の笑みにおちゃめなポーズ♡
おやおや?だれかに似ているような...

むむっ!?

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フロアスタッフきただにさんだー!!(@○@)
きっとご先祖様ですね(笑)



みなさまのご来館をお待ちしております(^^) 
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ひとはくのキャラバン事業の一環で、85日(金)から7日(日)まで相生市文化会館(なぎさホール)「みんなで発見!相生の自然と生きもの展」を開催します。大型昆虫模型や鳥類のはく製、魚類の封入標本などを展示するほか、関連イベントとして研究員らによる野外観察会を行います。また、期間中「相生の生きものマップ」を作成&展示するため、会場にて生きものの写真を募集します。展示コーナーへの入場は無料ですので、ぜひご来館ください。


○ 相生市でのキャラバン事業の概要
日時:平成2885日(金)~7日(日)10001700

場所:相生市文化会館(なぎさホール) 1F ホワイエ
   相生市相生6丁目1番地1

〔野外観察会〕
8/5(金)「はじめてのバードウォッチング」by 布野研究員
        定員20名 参加費無料(定員になり次第締め切り、先着順)
        申し込み先 相生市環境課(0791-23-7137)
8/6(土)「おわん島(蔓島)で探検観察会~植物と打ち上げ貝を調べよう~」
                  by 三原研究員&和田研究員
        定員20名 参加費無料(定員になり次第締め切り、先着順)
        申し込み先 相生市環境課(0791-23-7137)
8/7(日) ひとはくセミナー「市民参加型カニ調査in相生」by 和田研究員
        定員30名 参加費500円(中学生以下:350円)
        申し込み先 兵庫県立人と自然の博物館 生涯学習課 セミナーのページはこちら
 

※いずれも要申込。詳しくはチラシをご覧ください。

                                                                  三原 菜美((みはら なみ)/生態研究グループ)

チラシはこちらから⇒相生キャラバンチラシ2016.pdf
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7/17(日)のフロアスタッフとあそぼうは「恐竜うちわづくり」でした。

兵庫県で発見された数々の恐竜のお話を聞いてから、うちわに自由に絵をかいて頂きました。


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▲兵庫県で発見された恐竜とほ乳類化石

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完成したものはこちら♪

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みなさん、とても上手です。恐竜うちわであつ~い夏をのりきってくださいね!
ご参加ありがとうございました!

 

ご紹介したタンバティタニス(丹波の恐竜)ですが発見から10周年を記念して、
恐竜や化石に関する展示・セミナー・イベントを夏休み期間に開催します。

丹波の恐竜化石発見10周年記念「丹波竜展」

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▲詳しくはこちらの画像をクリックしてください。


★7/21~8/31の夏休み期間 無休 で開館しています。

フロアスタッフ まつだ


みなさん!突然ですが、一円電車」ってご存知ですか?
一円電車とは、兵庫県養父市にある明延(あけのべ)鉱山を走っていた電車のことです。
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乗車料金が一円だったことから、「一円電車」と呼ばれていました。
(みなさんの誰もが知っている国民的アニメにも登場しているそうです...!)
詳しくはコチラをご確認ください☆

さて16日(土)は大平研究員とフロアスタッフによる
はかせと学ぼう「実物大!一円電車のクラフトづくり」を行いました!
実際に一円電車に乗ったとこともあるという
地元の方も、お手伝いにきてくださいました!
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水色と黄色の車体が
とってもオシャレ!

一円電車についてのお話の後、2チームに分かれて作業開始!
電車を組み立てるチーム!
両面テープをはがして、ていねいに作業していきます。

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最後の仕上げは先生と


ちいさいお友達がみんなで折り紙などを使って、
一円電車の中の飾りをつくりました!
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なにもなかった電車の中が
とてもはなやかになりました(^^)


完成したところで、一円電車を3階の展示室に運びます!
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みなさん力を合わせて、
運んでくれました!


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3階展示室に到着!
あと少しですよ~!


3階展示室に設置完了!
すごい迫力ですね!
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お客さまからも
思わず拍手が...!


ご参加くださいましたお客さま、明延のみなさん、ありがとうございました!
こちらの一円電車は7/16~始まった3階中央の展示
収蔵資料展温古写真大作戦!!昔の写真で未来をつむごう!で展示されています!
ぜひ!見にきてくださいね(^^)

次回のフロアスタッフのイベントは...
7/23(土)
ワークショップラフレシアをまわそう!
7/24(日)
ひとはく探検隊水辺のいきものを捕ろう!


夏休みは、自由研究にもってこいのプログラムがいっぱいです!!

ぜひ!博物館にいらしてください!
スタッフ一同、心よりお待ちしております(*^▽^*)

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皆さんこんにちは!
もうすぐ夏休みがはじまりますね(*^^)v

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この夏ひとはくにやって来た ハラビロカマキリ(♀) の拡大模型です。


大型昆虫模型は特に大人気で、毎年夏休みはひっぱりだこ状態で貸し出されているのですが、
今年は新入りのハラビロカマキリ(♀)が躍動感あふれるポーズで皆様をお出迎え~
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細部にもこだわって作られているので、見応えのある模型です。八木研究員も大満足の出来栄え!

s-1468378589633.jpg塚本さん(総務課)とご対面!
「わたしをゆめはくで連れてって」と言わんばかりのチャーミングな瞳に圧倒されたとか!?
でも...しばらくは箱入り娘でいてね!
s-DSC_4975.jpg作者の
造形作家 河野 甲 先生もにこやかに~

フロアスタッフも心の中で除幕式~(*^_^*)


たくさんのお客様に喜んでもらえるとうれしいな♪ by ハラビロカマキリ


フロアスタッフ一同、皆様のご来館を心よりお待ちしております。

7月9日(土)10日(日)

画はくの日~ひょうごのどうぶつを描こう!~を行いました。

3階入口のどうぶつについてのクイズです。

ニホンザルのおしりはどれかな?  ニホンジカの足あとはどれかな?

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どうぶつをよく見て描きましょう!!

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たくさんのご参加ありがとうございました。

 

16日(土)  はかせと学ぼう!『実物大!一円電車クラフトづくり』です。

17日(日)    フロアスタッフとあそぼう『恐竜うちわづくり』参加費100円です。

 

みなさまのご参加お待ちしています。

     

                フロアスタッフ  にしぐちひろこ

兵庫県立人と自然の博物館、(公財)国際花と緑の博覧会記念協会台北市立動物園
(財)台北動物保育教育基金会が、合同で企画主体となり、7月24日(日)~30日(土)の日程で
実施される

「高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」
の事前学習会が開催され
近畿各地域から参加する高校生20名がひとはくに集まりました!

このツアーは日本からの参加高校生および台湾からの参加高校生に対して、
ひとはくの研究者(4名)および台北市立動物園(4名)計8名が指導役として付き、
研究員それぞれの専門分野の視点から、台湾北部のフィールドで動物や植物、昆虫を観察、
採集するなど、生物相調査を実施し、本格的な生態研究を体験すると共に、 海外の青少年との
交流によるコミュニケーション能力の向上を図ります!

ひとはくだからできるプレミアムアクティブラーニングですね!

そんなプレミアムな・・・事前学習会の内容をわずかではありますがレポートいたします!


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 公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会担当者からの説明

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 ツアーに同行するひとはく研究員からの自己紹介
 (研究員の高校生時代のお話もあり・・高校生に向けて研究に対する熱いメッセージもあり・・)

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 参加高校生の自己紹介
 (生物部部長で生物の学びを極めたい!や運動部関係で体力のみならず知力を充実させたい!
  帰宅部だったけど・・生き物が好きで情熱が湧いて・・応募しました!など
  なかには「ボルネオジャングル体験スクール」卒業生も・・・・
  高校生のみなさんがツアーへの意気込みを語りました!)

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 参考資料の展示
 高校生のみなさんの後方には台湾の昆虫関係の貴重な参考資料がずらりと並べてあります。
 これだけでも企画展なみの充実ですね!

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 実習カリキュラムの説明・調査のための実習
 高校生から研究員への質問が多く、ツアー期間中に・・もしかして新種発見!が期待できそうな雰囲気です!
 
 事前学習会を通して、研究員の話をもっと聞きたい!
 また、研究についてヒントを得たのではないかと思います。
 研究って本当に楽しいですね!
 この続きは、台湾で!
 
 ひとはくは高校生の学びを支援していきます! 

                                    情報管理課
                                       中前純一               
                
ひとはくへの団体来館が難しい学校を訪問する「小さな学校キャラバン」シリーズ。
7月5日(火)は、たつの市立揖保川中学校へ行ってまいりました。

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さすが中学校、広々した校庭に、ゆめはくも小さく見えます。

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主な対象は2年生、3クラス。理科の「無脊椎動物」の単元に資することをねらいとし、実物標本を用いての形態観察を行いました。
研究員の小話のあと、1人1匹、昆虫標本を手元に配布し、ルーペや実体顕微鏡を用いて、じっくり観察。
「虫キラ〜イ!」という生徒も少なからずおりましたが、そんな子に限って、黙々と観察していたり。
私たちとは体のつくりがずいぶん違うこと、発見し、感じてもらえたかな。

実物資料を提供できることが、博物館の強みです。
書物やウェブからは得られない本物の「実感」を、教室に。
他校の先生方も、ぜひご利用ください。

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ゆめはくでは、世界の昆虫を用いた「むしむしみっけ」に、「いろいろな兵庫の昆虫」を展示。
「むしむしみっけ」は、中学生にもじゅうぶん、人気でした。
あわせて、カタツムリやナメクジ、昆虫などの生体に触れるコーナーも開設。
1年生、3年生も、お昼休みを利用して、これらのコーナーを体験しました。

(八木 剛・鈴木 武・塚本健司)

7月2日(土)から、あさご夏の昆虫展〜むしむし大集合〜が、あさご芸術の森美術館(兵庫県朝来市)で、開幕しました。
会期は、9月4日(日)まで。

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初日の7月2日(土)は、「出張むしむしたいけん」をしました。
7月31日(日)にも、「出張むしむしたいけん」があります。(ただし、ゆめはくは、行きません。)

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展示室内のようすです。
ひとはくから、ゴホンダイコクコガネ、オオセンチコガネの大型模型のほか、約100箱のチョウ類標本を展示しています。
世界のチョウが壁一面にならぶ展示は、圧巻です。ぜひ、ごらんください。
かっこいいゴホンダイコクコガネは、シカの糞を食べている昆虫で、朝来市にはたくさんいます。でも、見たことない人多いのでは?
実物の標本も展示してますよ。

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Kidsサンデーで、みんなが描いてくれた作品も、きれいに展示してます。見に来てね。
左:むしむしお絵かき<墨絵へん>(6月)、右:むしむしお絵かき<クレヨンへん>(5月)の作品。

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みんなのお絵かき作品は、増えてます。これらは、6月に実施した「チャイルドむしむしアートキャンプ」での作品。
生きた昆虫をモチーフにした作品は、とっても、ステキです。

小学生対象「チャイルドむしむしアートキャンプ」は、7月30日〜31日(1班)、7月31日〜8月1日(2班)にかけても、実施します。
1班は、夜の虫とり(灯火採集)も行います。
このチャンスをお見逃しなく。→ お申し込み、お問合せは、あさご芸術の森美術館へ。
電話:079-670-4111

あさご夏の昆虫展〜むしむし大集合〜のチラシ(PDFファイル1.4MB)

(八木 剛:自然・環境再生研究部)

2016年6月25日(土)、26日(日)、仙台市卸町サンフェスタで開催された「ミュージアムキッズ!全国フェア」で、ゆめはくは、「特設ステージ」として、活躍しました!!

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約2,000平米の大会場には、ゆめはくも、アクアラバン(アクアマリンふくしま)も、中に。
北海道から沖縄まで50を超えるミュージアム関係者が出展。2日間で、6,300人の来場者をお迎えしました。

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ゆめはくは、まん中で、特設ステージとして、活躍しました。
つぎに、ショーのいくつかを、ご紹介しましょう。

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「トラりん」登場(京都国立博物館)
トラりんは階段を上がれないので、リフトで登場しました!

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「ワクワクおもしろ実験ショー」(ムシテックワールド)
全国トップレベルのサイエンスショー、さすがの盛り上がりです。

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「石器づくりショー」(仙台市縄文の森広場)
アヤシイ旧石器人、最高でした。

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有名な「ブラック星博士」(明石市立天文科学館)による「てんもんクイズたいかい」です。

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「むしとりのたつじんショー」(不詳、私です)

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「ミュージアムワールドのプリンセス」(神戸ファッション美術館ほか)です。
かわいいです!

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ステージの練習をしているところです。

ほとんどリハーサルなしで、うまくいったのも、ステージ総合演出係:大本晋也さん(国立淡路青少年交流の家)のおかげです。
ありがとうございました。

以上、ゆめはくのステキな使われ方、でした。
「ミュージアムキッズ!全国フェア」全体のようすは、こちらをごらんください。
キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センターも「モグラのトンネル」で出展し、大好評を得ました)

(ミュージアムキッズプロジェクト 八木 剛・古谷 裕・塚本健司・高瀬優子)
7月2日の土曜日に、美方郡新温泉町の居組県民サンビーチにおいて、ひとはくセミナー「夜の渚でスナガニの観察」を開催しました。昨年度豊岡市の気比の浜で開催して以降、今回が2回目のセミナーでした。セミナーでは、身近な砂浜海岸の生きものを紹介した後、日が暮れてから砂浜に出かけて、波打ち際付近を走り回るスナガニをじっくりと観察しました。海の家に戻った後、捕まえたスナガニのオス・メスや甲らの幅の計測なども行いました。スナガニがたくさん暮らす、自然豊かな砂浜海岸の大切さが少しでも伝わっていればと思います。

近年、波浪環境の厳しい日本海側の砂浜海岸では、波の作用によって陸地が削り取られる海岸侵食が深刻化し、適切な管理が行われていない海岸部では、砂浜への車の乗り入れやゴミの散乱等が生態系に与える影響が懸念されています。スナガニの仲間は砂浜海岸の人的利用の影響を評価する指標生物としても知られ(昨年出版された研究報告も参照ください:
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/NO26_003.pdf)、兵庫県の日本海側では新温泉町の居組県民サンビーチと豊岡市の気比の浜で多くのスナガニを観察することができます。自然豊かな砂浜海岸とそこに暮らすスナガニたちをぜひ観察しに行っていただけたらと思います。

(和田 年史(わだ としふみ)/生態研究グループ)

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月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。

7月のKidsサンデーは、晴れたり曇ったりの天気でした。

ひとはくの周辺では、ヤマモモの果実が赤くなってきたり、
ムクゲの花が咲いています。

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▲ヤマモモの果実                            ▲ムクゲの花

Kidsサンデーの様子をご報告しま~す。
今回は、どんなプログラムがあったのかな?

ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるんぷらざ)さんと
研究員のコラボ企画「run♪run♪さんぽ アメンボ みっつけよ!」は、
研究員のアメンボについての説明のあと、皆で深田公園にでました。

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▲アメンボの解説                ▲深田公園にでました。晴れています

虫とり網をもって、みんなでアメンボを捕まえて観察しました。大きなオタマジャクシも、いましたよ。

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▲網をもってアメンボ捕り              ▲自分で、ケースに入れられるかな

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▲アメンボの観察                 ▲大きなオタマジャクシにビックリ!

「デジタル紙芝居」や「川でさかなつり」、「展示室ツアー」は、
フロアスタッフが担当しています。
「川でさかなつり」、どんなエサでどんな魚がつれたかな。

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▲「川でさかなつり」のやり方の説明

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 ▲上流で魚釣り中

「パネルシアター」は、ひとはく連携活動グループのNPO法人
人と自然の会の皆さんのプログラムです。

「とべないホタル」「たなばた」のたのしいお話です。
貼り絵が光っていました。

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▲すごい! パネルシアターの貼り絵が光っています


「キッピー山のラボ から  こんにちは!」は、三田市有馬富士自然学習センターからの
プログラムです。今回のテーマは、<すみながし>です。
黒、青、緑の専用絵の具を使って、素敵な模様のチョウを作りました。
大学生のお兄さんお姉さんも手伝ってくれました。
出来上がりはどうかなあ~

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 ▲「すみながし」の説明

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    ▲やり方を教えてもらって・・・

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 ▲自分でやってみます          ▲「出来上がりで~す」って、これは大学生のお兄さんのでした


オープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」は、恐竜関係の展示や恐竜ラボを研究員が案内するものです。
みなさん熱心に聞いておられました。

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   ▲3階の「丹波の恐竜化石」のコーナー          ▲みなさん熱心に聞かれています



さて、本日(7月3日)まで開催されていた写真展「ニュータウンの森のなかまたち」。
主催である「ごもくやさん」の中田さんが、本日も来館者に丁寧に説明をされていました。
(展示期間中、博物館に何度も来ていただきました。中田さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした!)
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             ▲丁寧に説明されている中田さん(写真中央の方)

なお、ひとはくでは、下記のような展示を 現在開催していたり、夏休み期間に予定しています。

・トピックス展「木の葉にお灸をすえる。」(~7月18日(月)まで)
・ひょうごの昆虫展(~9月4日(日)まで)
・収蔵資料展「温古写真(おんこしゃしん) 大作戦!」(7月16日(土)~11月13日(日))
・丹波の恐竜化石発見10周年記念「丹波竜展」(7月21日(木)~8月31日(水))


次回の Kidsサンデーは、8月7日(日)です。

ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!
                                                                                  (Kidsサンデープロジェクト 小舘)

 

県民情報番組 ひょうご"ワイワイ"の取材を受けました!!
レポーターはおなじみの高曽根里恵 広報専門員です!
「ひとはく」の魅力をいろんな角度から紹介していただきます!


同番組の特集コーナー にて紹介されます!
是非ご覧ください!
放 送 局:サンテレビ
放送予定日:7月10日(日) 8:30~9:00
再 放 送:7月11日(月) 18:00~18:30 

ひょうごワイワイplus+ (ブログ)

撮影風景の一場面をみなさんに紹介いたします! 
橋本佳明主任研究員、山内健生主任研究員、大平和弘研究員が出演予定です!
放送当日を楽しみにして下さいね!

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番組紹介予定の企画展
「ひょうごの昆虫展」

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収蔵資料展「温古写真大作戦!!むかしの写真で未来をつむごう」

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                         情報管理課
                          中前 純一

梅雨の雨続きでしたが・・・今日は雨もあがりお天気になりました。☆^^☆

とり博士の布野隊長と『初夏の鳥をさがそう!』を行いました。

出発前に!!
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4階ひとはくサロンで、双眼鏡の使い方を布野隊長に教わります。

では♪^^♪

布野隊長と一緒に深田公園の鳥を探しに出発です。
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4階入口付近で・・・コシアカツバメ発見!!! 

ツバメとコシアカツバメの巣の見分け方を教わりました。☆^^☆


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あっ-!ヒヨドリ発見!!!  赤い実を食べています。

橋の下でハト発見!!!   電線にスズメ発見!!!

なんと円形劇場を降りている途中に
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空の上に・・・ミサゴ発見!!! 見ていると・・・ずーっと高く上がって行きました。

(ミサゴが見られるのはめずらしいと隊長に聞きました。)


深田公園に降りて、隊長より

「どこかに巣がありますみなさん♪^^♪探して下さい

と声がかかりみんな夢中で双眼鏡で探しています。

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遠くの松の木に巣を発見!!!カラスの巣を望遠鏡で見ました。


メジロ.jpgヤマガラ.jpgそして博物館の階段の横でメジロとヤマゲラ発見!!!




1時間の間に、7種類の鳥と3種類の巣を見つける事が出来ました。

みなさんご参加頂き ありがとうございました。



7月のひとはく探検隊は

高橋鉄美隊長の『水辺のいきものを捕ろう!』です。

 

みなさまのご参加お待ちしています。

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                 フロアスタッフ  にしぐちひろこ


         



 




 

大阪府立大学生命科学域の学生17名が来館してくださり、特注セミナーを開催しました!

大学生のみなさんは
生物の機能と生命現象の解明、自然環境、自然現象の理解と、それらの調和と持続的な利用のための基礎から応用までの広範な科学的知識と技術を修得するとともに、豊かな教養と問題解決能力、高い倫理観と創造力を身につけ、社会の多方面で貢献できる人材を育成という生命環境科学域の教育目的にそって勉学にいそしんでいらっしゃいます。

そんな大学生のみなさんに「ひとはくの研究員」が自然環境に関する研究をはじめ、環境保全活動、地域づくりや環境教育に関する活動への熱い思いをお伝えしました!


今回の内容は4本立ての特別豪華プログラムです!

博物館が扱う資料について  上田研究員
生物系収蔵庫の解説・見学  鈴木研究員
環境系収蔵庫の解説・見学  上田研究員
地学系収蔵庫の解説・見学  加藤研究員

わずかばかりですが・・・・・・セミナーのアカデミックな雰囲気をお伝えいたします!

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研究員の収蔵資料の解説に大学生のみなさんから「お~」と歓声が聞こえていました!
貴重な資料を前にしたら・・・その迫力に圧倒され・・・数時間があっという間に過ぎたのではないでしょうか?
もっと・・・研究員の解説を聞きたいとの声を多くお聞きしましたので・・・
安心して下さい!いつでも「ひとはくの研究員」は研究の相談にのりますから!
研究に関するお問い合わせはこちら

それでは大学生のみなさん!次回のお越しをお待ちしております。

                                       情報管理課
                                         中前 純一
ささのは~ さ~ら さら~ のきばにゆれる~
おほしさま き~らきら きんぎんすなご

もうすぐ七夕ですね!
七夕かざりは 竹に飾るのに 歌では
『ささ』と歌われています。

竹と笹ってどうやって見分けるの?

答えはとっても難しいそうです。
茎が覆われているのがササ、覆われていないのが竹です。

さらに種類を見分けるには、葉、茎、花をみなければ分らないんです。

ですが、竹の花は60年に1度しか咲かないし、しかも咲いた竹はそのあと枯れてしまうので
1世代ではできない研究なんですね。

今日のフロアスタッフとあそぼうでは、タケやササの葉っぱをつかって
ササ舟をつくりました。
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皆さん ササブネを作ったことがありますか?の質問に
保護者の方もチラホラ手が挙がりました!!!









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草遊びもたまには楽しいものです。

ぜひ外で作ってみてください。



フロアスタッフ せら ゆうこ
今朝(6月24日)、ひとはくの移動博物館車「ゆめはく」が宮城県仙台市に向かって出発しました!

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 ▲ひとはくの移動博物館車「ゆめはく」、仙台へ向かって出発!

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▲只今、営巣中のコシアカツバメも 顔を出してお見送り?

この週末、6月25日(土)と26日(日)に
仙台市の仙台卸商センター産業見本市会館「サンフェスタ」1階 展示場で
「ミュージアムキッズ!全国フェア」が開催されます。

これは、「こども☆ひかりプロジェクト」が主催するイベントで、北海道から
沖縄まで50以上のミュージアムが集合し、子ども向けの様々なプログラムが
実施されます。


 「こども☆ひかりプロジェクト」は、東日本大震災後に、
オールジャパン、オールミュージアムで、被災地の子どもたちを元気づけよう!
ということで始まった、全国のミュージアムによる、子どもたちのための、プロジェクトです。


ひとはくも このプロジェクトに参加し、
移動博物館車「ゆめはく」(特設ステージとして活躍予定)とともに、ひとはくスタッフも
色んなプログラムを実施します。


詳しくは、「こども☆ひかりプロジェクトのホームページ」
http://www.kodomohikari.com/2016/05/01/mkidsfair2016/
をご覧ください。


                                                    コミュニケーション・デザイン研究グループ 小舘

初夏らしく、4階ひとはくサロンに七夕かざりが登場しました。

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ササの葉と飾り付けが風に「さらさら・・」。窓にはみなさんに参加していただく
「天の川をつくろう」。

どんなおねがいかこうかな~
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ほし★型の用紙にねがいごとやメッセージ、絵などをかいて、窓にペタンとはります

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みんなのほしが集まって、天の川が空にあらわれます!

7月10日ごろまで4階ひとはくサロンで行っています。みなさんどうぞご参加くださ~い。

(フロアスタッフ いしくら)


 はかせと学ぼうサボテン・多肉植物のふしぎ」を行いました!

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はかせが育てているたくさんのサボテンと多肉植物を持ってきてくれました!

スライドを見ながら植物はかせの大谷研究員からサボテン・多肉植物のおはなしを聞きました。
s-P1090422.jpg  s-P1090428.jpg みなさん「なるほど~」と興味津津

植物が生きていくためには水が必要ですが、水が少ない砂漠などで暮らすサボテンや多肉植物は、葉や茎に水を蓄えたり、葉をトゲに変化させたり、乾燥に適応した奇妙なかたちに進化しています。
ハオルチアやリトープスのように、植物体のほとんどが地下に存在し、葉の上面の透明な「窓」から日光を取り入れて暮らしているものもいます。フロアスタッフもサボテンのトゲと多肉植物の窓の役割についてクイズを出しましたが、楽しんでいただけたでしょうか。


サボテンと多肉植物について学んだあとは、じっくり観察しながら絵をかきました。
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好きなかたちのサボテンや多肉植物をえらんではじめま~す

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 しっかり観察、すごい集中力!

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できたら、はかせに見てもらって、サボテンや多肉植物のなまえや特徴を聞きました。
みなさま、ご参加ありがとうございました。

6月25日(土)のフロアスタッフとあそぼうササ舟をつくって浮かしてみよう!です。

そして、26日(日)のひとはく探検隊は、初夏の鳥をさがそうです

楽しい学びとあそびがいっぱいです!みなさま、ご参加お待ちしております。

(フロアスタッフ かどはま・いしくら)

今日のフロアスタッフとあそぼうは「ホタルを光らせよう!」でした。
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ちょうどこの季節、三田でも日が暮れてあたりが暗くなると、流れのおだやかな小川では
光ながら飛ぶゲンジボタルを見ることができます。

ほんもののゲンジボタルは体長15~20mmですが、今日は体長13cmの模型づくりからです。

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できあがったゲンジボタルの模型に畜光パウダーのりをぬって、光をあてます。
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オスはお腹の下のほうの2段が光ります。畜光パウダーをぬった部分によ~くライトの光をあてておいて・・・

部屋の光を消すと!!  光るゲンジボタルの完成です。
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「光ってる!!」みんなの声が聞こえます。
ライトの光をさらにあてたり、畜光パウダーのりをぬり重ねたり、もっと光らせようとみんないっしょうけんめい。
なんども部屋の電気を消して、ホタルの光あそびを楽しみました。
 
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ご参加いただきありがとうございました。
ほんもののゲンジボタルにも出会えたらいいですね。

明日6月19日(日)は、はかせと学ぼう「サボテン・多肉植物の不思議」です。

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ぜひご参加ください!!

(フロアスタッフ まつだ・いしくら)

月の第1日曜日は「ひとはくKids(キッズ)サンデー」です。

6月のKidsサンデーの朝は、雨模様でした。
ひとはくのある深田公園のヤマボウシの木もぬれています。


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     ▲雨にぬれる深田公園のヤマボウシ

Kidsサンデーの館内の様子をご報告しま~す。
いろいろなプログラムで、館内は  にぎわっていましたよ。

ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるんぷらざ)さんと研究員の
コラボ企画「run♪run♪さんぽ ちっちゃな おはな みっつけよ!」は、
残念ながら、雨のため外へ出れませんでした。

あらかじめ用意されていた「ちっちゃな、ちっちゃな花」などを拡大したりして
みんなで観察しました。

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     ▲花をさわりながら観察                ▲拡大してみんなで観察

「デジタル紙芝居」「きょうりゅう骨パズル」、「展示室ツアー」は、
フロアスタッフが担当しています。
「デジタル紙芝居」は、特に人気があり開演20分前だというのに、たくさんの方が
アースシアターで待っておられました。

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 ▲デジタル紙芝居が上演されるアースシアター  ▲フロアスタッフとあそぼう「きょうりゅう骨パズル」

「音のなる工作」は、ひとはく連携活動グループのNPO法人
人と自然の会「めだかの学校」の皆さんのプログラムです。

紙コップやストローを使って・・・どんな音が鳴るのかな?

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   ▲小さなお友だちもお父さんやお母さんに手伝ってもらってつくっています

キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)からは、
「いもむし♡けむし」で、昆虫の幼虫たちがやってきました。

部屋の中は、いろいろな歓声?悲鳴?があがっていてにぎやかです。

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   ▲「いもむし♡けむし」の会場           ▲さわっても平気だよ!
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   ▲ 興味しんしん!                  ▲あっちも、こっちも

あさご芸術の森美術館とのタイアップ企画「むしむし お絵かき <墨絵(すみえ)へん>」は、
スペシャルゲストの京都国立博物館の水谷さんのご指導のもと、
キッズたちが墨絵に挑戦です。

思うように描けたかなあ~
うわあ、上手だね~

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   ▲スペシャルゲストの水谷さんからの説明     ▲しんけんそのもの

オープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」は、恐竜関係の
展示や恐竜ラボを研究員が案内するものです。

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    ▲展示室内での解説              ▲恐竜ラボでの解説
                               ※ 博物館本館を出てすぐ、エントランスホールの横にある平屋建ての建物が
                                『ひとはく恐竜ラボ』です。
                                      土・日・祝日のみ開館しています。(2015年4月1日より)
                                      時間:10:00~17:00(作業員が休憩中の場合もございますが、施設内は
                                      ご見学いただけます)無料で見学できます。

 

昼からは雨もあがり、日も差してきました。
エントランスホール前の芝生地では、午前中?閉じていた
ニワゼキショウやブタナの花が開いていました。

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   ▲ニワゼキショウの花             ▲ブタナの花

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次回のKidsサンデーは 7月3日(日)です。

ご家族みんなで、ひとはくへお越しくださ~い!

                      (Kidsサンデープロジェクト 小舘)

6月11日(土)、12日(日)
 フロアスタッフとあそぼう   画はくの日 ~昆虫標本を描こう!~ を行いました!

つちはんみょうをはじめとする昆虫の標本をじっくり観察しながら、みんなで絵をかきました♪

♪1日目の様子♪
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♪2日目の様子♪
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1日目、2日目とも大盛況だった「画はくの日」!
4階休憩コーナーの壁はみなさんの作品でいっぱいになりなした~!!

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力作揃いなので、「ひとはく博士賞」を選ぶのがむずかしそうですね~。
(今回は昆虫の先生に「ひとはく博士賞」を選んで頂きます☆)

絵の展示は今日から1カ月間、その後も1年間は博物館で保管しています。
ぜひ取りにいらしてくださいね。(参加賞があるかも...!?)

ご参加頂きましたみなさま、ありがとうございました☆



 ★5月の画はくの日に参加されたみなさまへ★ 
絵本作家、舘野鴻(たてのひろし)さんから、参加されたみなさまひとりひとりに直筆のメッセージが届いています!
舘野さんのポストカードも人数分お預かりしています。
すでに絵を取りに来られた方も、まだ取りに来られていない方も、ぜひ一度、博物館にお越しください!!

詳しい記事はこちら→http://www.hitohaku.jp/blog/2016/06/post_2166/

本当にすばらしいメッセージばかりなので、ぜひぜひご本人の手に渡ってほしいです。
もし参加者にお知り合いの方がいたら、教えてあげてください!(> <)

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豊岡市竹野町の竹野スノーケルセンター(環境省)において、6/4(土)~6/5(日)にひとはくセミナー「海中の生きもの観察&スキンダイビングのスキルアップ講座」を開催しました。

竹野スノーケルセンターのパークボランティアの方々をはじめ、県内外の大学生らも参加して、少人数でしたが充実した内容のセミナーを開催できたと思います。室内で安全・救急救命講習を受けた後、海中で生きものを観察するためのスノーケリングやスキンダイビングの基礎を学び、実際に生きものに触れて、身近な海の生きものの魅力を感じていただきました。来年度も竹野スノーケルセンターと共催で、さらに多くの方々に参加いただけるセミナーを開催したいと考えていますので、興味のある方はぜひご参加ください。
(和田 年史(わだ としふみ)/生態研究グループ)

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只今、4階ひとはくサロンで開催中の 舘野鴻(たてのひろし)つちはんみょう 絵本原画展は、みなさんみられましたか?この展示は今週末で終わります。
見られてない方は、是非日曜日までにご覧ください。
昆虫の細密画がとっても素晴らしいです!私もあまりの美しさに絵本を購入した一人です。

この展示が始まった5/14に舘野さんが来館されワークショップが行われました。
s-P1090021.jpg「画はくの日~昆虫標本を描こう~」
参加の皆さんの作品が、休憩コーナーの壁に飾られています。
今日はなんと!舘野さんより一人ひとりに直筆コメントが届きました。
描かれたみなさんに舘野さんからのプレゼント!「センチコガネのポストカード」もお預かりしています。ご参加された皆様、一度ご来館ください。コメントとポストカード、もちろん絵もお返しします。すでに絵を取りに来られた方のコメントもお預かりしています。
是非、再度のご来館お待ちしております。

                        フロアスタッフ せら ゆうこ

博物館に再度来られない方に向けて、舘野さんからのコメントのデータを載せます。
実際は、直筆カードです!1枚1枚丁寧に書いてくださっています。

●ふじた さくらさん
 チョウの形、色合、デザインがしっかり捉えられていて、これがアカタテハだということが伝わります。
 さくらさんがアカタテハをこう見てこうとらえた、ということを、その絵を見る人に伝える。それが絵を描くときの
 の大切な気持ちだと思います。色の選び方やぬりかたも丁寧ですね。画面には、アカタテハはいいバランスで収まっています。整える力があると思います。
 
●えんどう ゆうさん
 虫を描こう、といって、ひとつの虫だけを描くのではなく、箱の中に虫がならんでいる様子を描いていますね。
 ひとつの虫を描いていると、その虫の周りが見えなくなってしまうことが多くあります。こうして、描こうとするものをすこしはなれて見る、というのは大事な見方ですね。私の描いている絵本も、描こうとしている虫だけを描いているわけではないんですよ。
 
 ●えんどう りくさん
 ゆうさんと同じように、並んでいる様子を描いています。そのひとつひとつが虫だということもちゃんと伝わって来ます。 線は力強いですが、そーっと描いている線もあります。そうしことは技術です。絵は、強い、弱い、濃い、薄い、など、そういうリズムでできています。そんなことも楽しみながら描いてくださいね。
 
 ●はしもと ななえさん
 くっきりした赤と青がきれいですね。四角い紙のなかにいる虫のいる場所もちょうどよくて、またそれぞれのしたにいる黒い虫も、より赤と青を際立たせています。ここに文字を入れると、かっこいいポスターになるかも。
 
 ●ふじわら あきほさん
 背景も描いてくれましたね。時間があればもっとたくさんチョウを描けたかもしれませんね。そうしたらにぎやかで
 楽しい絵になったかも。地面の草は見て描いたわけでなないですので、あきほさんは普段からいつもこういう草を見て知っている。でも、知っている、のと、描ける、というのはぜんぜん違うことなんです。毎日使っているお茶碗を描いてください、といっても、見ないで描ける人はほとんどいません。描くために見る、というのはただ見るのとは違うことなのです。
 
 ●まるた ももさん
 チョウがたくさん飛んでいて、その背景も描いてくれています。ぜんぶ描いてあるわけじゃないけど、それが空だな、雲だな、太陽だな、花だな、木だな、と見る人が思えば、見る人は自分の頭のなかでひとつの風景をどんどんつくっていきます。全部説明するようにきちんと描いていると、見る人の想像する自由をなくしてしまうこともあります。私の絵は、説明しすぎなので、良い絵ではないかもしれません。
 
 ●いまい ゆいこさん
 ゆいこさんの絵にはものがたりがありますね。高い山に住んでいるたくさんの珍しいチョウが、みんなして女の子のところに降りてきて遊ぼうとしているのかな?それとも、一緒に遊んでいたたくさんの珍しいチョウが、高い山に帰って行くのかな?それとも、このあと女の子もチョウになって高い山を目指して飛んで行くのか・・・絵の中に漢字で書いた名前も、画面を引き締めています。
 
 ●まるた あこさん
 がんばって描いていたね。できあがりの絵はとってもカラフルになって、見ていてたのしくなります。気持ちは色になります。色は気持ちになります。それが見る人に伝わるのが、絵だと思います。絵は形だけではないんですよ。自由に描いていいのです。
 
 ●とびなが けいいちろうさん
 堂々としかっりした線と色で描いてくれました。画面から出て来そうです。情景やほんもののようなかんじを出す絵もありますが、そうしたものを越えた、説明できないおもしろさやかっこよさが描かれた絵も私は好きです。本物を見ながら描いた絵ですが、ほんものにとらわれすぎる必要もないんですよ。
 
 ●もりた はづきさん
 虫を描こう、といって、描かない描き方もいいですね。なぜかというと、私にはこの絵の中のどこかに虫がいると思っています。虫を描く、ということを伝えるために、虫の住む環境だけ描いて、虫を言う。虫は、私たちが気付かないだけで、道路の植え込みやちょっとした草むらにも住んでいます。伝えたいことをあえて描かずに伝えるという美しさを意図したのかどうかはわかりませんが、私はそのような言い方がとても好きです。
 
 ●ふじた みのりさん
 イチモンジチョウの模様がしっかり観察され、それを丁寧に描こうとしている、とても誠実な絵だと思います。その人がどういう性質を持っているのかは、線を見てわかるものです。絵を描く時だけでなく、いつもの生活のなかでも、自分のことをきちんと伝えようとする、人のことをきちんを知ろうとすることは大切だな、と思います。とても清々しい、私の好きな絵です。
 
 ●さかた ひよりさん
 チョウが飛んでいる風景を描いてくれました。主役はアカタテハですね。きれいな絵だな、と感じましたが、それは色の塗り方にあるのでしょう。色鉛筆をすき間無くさーっと薄く塗るのはなかなか難しいことだと思いますが、ひよりさんはそれがとても上手に出来ています。アカタテハが、絵の真ん中より上にいることと、地面にあるお花の背の高さと位置で、絵のリズムがよくなっています。
 
 ●さかた たえこさん
 アカタテハの形がもっとも正確に表現できている絵でした。描こうとする虫などの写真を下敷きにして、それをなぞることを「トレース」といいます。それに対して、みんながやっていたことはトレースではなく、本物を見て、なぞらずに描くということ。描こうとする虫の形を見て、とらえて、理解して、さらにそれを理解したまま描いてゆく。なぞれるなら簡単なこと。なぞらないことで、人間の脳と手はものすごい力を発揮しようとします。うまくかくことは重要ではありません。うまく描こう、という気持ちと行為が大事なのです。失敗しながらそうして掴んだ力こそ本物です。
 
 ●いまい あやこさん
 センチコガネ、見事ですね。どう描けばてかてかしたようになるのかを、少しお話しましたね。この絵は、ちゃんとてかてかして見えます。しかしこれは本物ではなく、紙にかかれた色の濃い、薄いだけのかたまり。つまり「うそ」なのです。でもその「うそ」で、見る人は夢を持てたり、楽しいきもちになったり、驚いたり、悲しんだり気持ちよくなったりします。絵は「うそ」ですが、そんなふうに人の気持ちをどこかへ連れて行ってくれたり、豊かにすることができる素晴らしいものなのです。
 
 ●こむた かほさん
 ちいさく描かれたチョウと人。まわりにひろがるなにもない空間。そこになにかが描かれれば、見る人はそのなにかとの関係を探そうとする。それがいいことだとかわるいことだとかは、絵には関係ありません。見る人の問題でもあります。絵に描かれたなにもない余白には、説明されるよりも深くて広い意味が沈殿しています。説明されることは、時に見る人の美意識を破壊することもあります。かほさんの絵にひそむ静かな不安定に緊張を感じる私です。
 
 ●まるた はなさん
 たてのひろし賞とさせていただきました。
 私の絵は、汚れきっています。作為だらけ仕掛けだらけ、人を驚かせようとか楽しんでもらおうとか下心しかありません。しかもたいしてうまくない。「絵を描こうね」といって描いたものは、まちがいなく「絵」です。そう言われて、わたしなら何かを描こうとしてしまいます。はなさんのような純粋な瞬発力はとうの昔に失っています。
 はなさんの無垢な線は、私が忘れていたものをたくさん気付かせてくれました。そしてこれからのはなさんの未来や可能性に思いを馳せます。同時に、こういう人たちに誠実であるためにはどうすればよいのか、そう思いました。
 
 
 ●ちはら たもんさん
 センチゴガネですね。顔、触覚、足のギザギザ、羽根のすじなど、細かいところによく気がついています。
 面白いのは色ですね。たもんさんはこう見えてこう思った。これを「解釈」といいますが、それをこう描いた、というのは「表現」。どちらもだれかに縛られることはありません。その先には、解釈と表現が見る人に伝わっているか、ということがあります。伝えたいと思っているのに伝わってない、とするなら、伝わるにはどうすればいいのだろう、となります。そんなこんなしていると、絵描きさんになってしまうおそれがありますから、あまり深く考えないほうがいいかもしれません。お父さんとそんなことをお話するのも楽しいと思いますよ。
 
 ●おかもと ちあきさん
 オオミズアオ、何とも言えない清潔な上品さ、美しさがありますね。わたしは描いたことがないのですが、描いてみたいです。ちあきさんの絵は、ショーウィンドウのディスプレイみたいですね。絵は、なにをどこに置くか、とか、色の配置をどうするか、とか、リズムや明暗の要素も必要です。絵本だと、その次の絵、というつながりも必要になります。絵をどうつなげるかで、 世界がどんどん広がります。ちあきさんの絵には、そのあとの物語も期待してしまいます。
 
 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 舘野 鴻 TATENO,Hiroshi


 



ひとはくでの トライやる・ウィーク も最後の週になりました。

 3週目(6/7~6/10)は,
  三田市立狭間中学校より4名と
  田市立上野台中学校と 田市立けやき台中学校
  戸市立有馬中学校 より1名
 の7名が ひとはくに 来てくれました。

 今回も,学校が分かれた2つのグループごとに,研究員の先生の指導のもと 活動をしました。
 ひとはくには たくさんの研究員がいるので,これまでとは また別の研究員の先生との活動でした。
 内容は, 特注セミナーの準備 や  ボーリングコアなどの資料整理 ,カタツムリや植物標本の整理 などを行いました。

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 また, 八木研究員の特注セミナー「虫取りペナントレース」の補助 もしました。

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  お兄さんらしく,一緒に虫取りをしたり 捕った虫を袋に入れたりと たくさんの活動をしました。
 (統計のために袋に入れた虫は,その後元に戻しています。)



  日頃の生活とは違い,裏方での仕事や 活動までの準備・片付け など,ひとはくでの体験を通し,
 物事を 今ある位置からだけではなく 様々な角度から見ることが出来るように
 なっていってくれたらと思います。
 

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  虫が苦手だった小学生の子ども達も いつの間にか 虫の世界に入り込んでいたように,
 どんなことに対しても「いやいや」の やらされている ではなく,
 自分からやっていこう という気持ちで 何でも吸収して 大きくなっていって下さい。


  ひとはくでの トライやる・ウィークは,これで前半が終わりました。(後半は秋にあります。)

  トライやるウィークだけでなく ひとはくは,みなさんを応援しています。
 "学びの場"として ひとはくに 来てくれることを 待っています。

                                  生涯学習課
                                  上田 雄一郎

 ひとはくでは,先週からトライやる・ウィークの中学生が来ています。

 2週目(5/31~6/3)は,
  三田市立富士中学校より3名と
  三田市立八景中学校と 三田市立ゆりのき台中学校より2名,
  三田市立長坂中学校の1名
 の8名が ひとはくに 来てくれました。
 
 今回は
,それぞれ学校の違う3グループに分かれて,研究員の先生の指導のもと 活動をしました。
 活動は,研究員の先生や日にちによって違い,
資料・部屋の整理 や  標本作り ,植物の分布調査 など様々でした。   

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 最初は,学校の違うグループなので話も少なかったけど,日を重ねていくにつれ 会話や連携もどんどんとれてきて,雰囲気もさらによいものになっていきました。

 そして,最後のあいさつでは,「ありがとうございました。」という言葉が,全員から出ました。
 実際に体験したこと以外にも,日常の生活が誰に支えられているかに気づき,感謝の気持ちを忘れず,自分も誰かを支えている 立派な社会の一員であることに自信を持って 成長していって下さい。

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                        生涯学習課      
                                        上田 雄一郎 
              

6月に入って、最初の週末ですね!
ひとはくでは4日(土)にフロアスタッフとあそぼう
「きょうりゅう骨パズル」をおこないました!
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この大きな丹波竜に、骨のピースをはめていくのです!
みんなで協力して、丹波竜を完成させますよ~!

まずは丹波竜のお話から。
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正式なお名前は「タンバティタニス・アミキティアエ
長くて、難しいけれどきちんと意味がありましたね(^∨^)

それでは早速、パズルスタート
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これはくびの部分かな?それともしっぽかな?

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骨の一部だと意外に難しい...!

みんなで協力して、見事完成!!
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3つもピースをはめたという子も!
すごい(^0^)!

「きょうりゅう骨パズル」は明日もおこないます!
ぜひみなさん、ご参加ください!

それ以外にも明日は「キッズサンデー」ということで、
イベントがたくさんですよ~(*^∨^*)
詳しくはコチラ

みなさんのご来館を心よりお待ちしております!

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6/4(土)・5(日)の13:30~はじまるフロアスタッフとあそぼうのイベントは

「きょうりゅう骨パズル」です。

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このように巨大ピースを持ち、みんなで力をあわせて組み立てていきます。



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おおきな丹波の恐竜(タンバティタニス)のパズルにみんなでチャレンジしてみませんか?



「きょうりゅう骨パズル」


時間:13:30~ 場所:4階ひとはくサロン
定員:各回10名(15分×2回実施) 参加費:無料

※当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、
参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。

 

ご参加おまちしております♪

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予告:丹波の恐竜発見から10周年を記念して...

「丹波竜展」
7月21日(木)〜8月31日(水)

丹波の恐竜化石発見から10年を記念し、恐竜や化石に関する展示・セミナー・イベントを
夏休み期間中に開催します。

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▲くわしくは画像をクリックしてください。

フロアスタッフ まつだ

みなさま、いつもフロアスタッフのイベントにご参加いただきありがとうございます。
5月28日(土)、29日(日)のフロアスタッフとあそぼうは、希少動物~イヌワシをつくろう!~」を行いました。
リアルに作られたイヌワシの巣の模型と本物のイヌワシのはく製を観察して、鳥博士の布野研究員からお話しを聞きました。
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スタッフのクイズの後には、みんなで紙を折ってグライダーのように飛ぶイヌワシを作りました。
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スタッフの説明通り紙を折って頂くのですが、向きが逆になって苦戦!ちょっと難しく感じたお友達もいたかもしれません。
なんとか無事全員が完成!
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記念撮影をして、いざ館外へ!みなさん、広い安全な場所で飛ばしてね!
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「わー、すごーい!」歓声があがります。
イヌワシは空気の流れに乗って、ほとんど羽ばたかないで長い距離を飛ぶことができます。
まるで、ハンググライダーやグライダーのようですね。
実際にイヌワシが飛ぶ姿を見てみたいものですが、残念な事にイヌワシの数は減ってしまっているそうです。
鳥博士の布野先生は、希少動物の調査・研究をして保全したいと熱く語られていました。

布野研究員のセミナーはこちら
フロアスタッフとのイベントはこちら

フロアスタッフ いしくら まきこ・かどはま えりこ・てらお ゆみこ
今日もひとはくサロンはファミリーでお越しのお客様でおおにぎわい!
いつもひとはくをご利用頂きありがとうございます。

サロンでは、山内研究員によるオープンセミナー「甲殻類標本をスケッチしよう」が行われていました。

山内研究員の解説とともに、本物の標本を間近に観察してスケッチをしました。
形をただ書き写すのではなく、細部までじっくりと観察をして描くことができます。
わからないところを質問しながら、みなさん真剣に取り組んでいます。
いつも感心するのですが、本当にみなさんの集中力と観察力は凄いです!

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s-P1090295.jpg完成したスケッチを山内先生に見ていただいて、ハンコをゲット!

「みなさん、よくできました!」

次回6月4日(土)の山内研究員によるオープンセミナー(当日受付制)はこちら

一般セミナー(事前申込制)のお申し込みはこちら

フロアスタッフとのイベントはこちら

みなさまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ てらお ゆみこ


5月24日(火)~27日(金)までの4日間 中学生4名が 
ひとはくで「トライやる・ウィーク」を実施しました。
今年のひとはくは 「トライやる・ウィーク」を3週にわたって,3回受け入れます。
 

1週目は,宝塚市立西谷中学校の2名 と 西宮市立塩瀬中学校の2名が 
ひとはくに 来てくれました。

初日から,研究員の高野先生の指導で 標本箱の整理 や 
植物の標本を作成する作業などを 行いました。    


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そして,最終日の金曜日は,ひとはくの スタッフとしても 頑張ってくれました。
開館の時は,朝からたくさん来館した方を あいさつで出迎えをし,
特注セミナー「アンモナイトのレプリカ作り」では保育園児のみなさんの前で,手順の説明や注意することをしっかりと伝えることが出来ました。

「最初のあいさつの時と比べて,この一週間でたくましくなったように感じます。」
博物館を代表してあいさつをした 生涯学習課の課長の言葉です。
短い期間とはいえ,学校とはまた違う体験が そう感じさせたのかもしれません。

これからの中学校生活でも,ひとはくでの体験に加え 
たくさんの経験をして 成長していって下さい。
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                                     生涯学習課  
                                      上田 雄一郎 

4階入口外の天井になにやら見慣れないものが...
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これはなんだろう?
少し観察してみると...


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なにかがのぞいた!
この鳥の正体は「コシアカツバメ
この時期になると、博物館にやってくる渡り鳥です。
この子はまだ子どものよう。
元気に巣立ってほしいですね(^▽^)!

博物館の周りには、コシアカツバメ以外にも
たくさんの鳥たちを見ることができます!

そんな今見られる鳥を一緒に観察してみませんか?
6/26(日) ひとはく探険隊「初夏の鳥を観察しよう!」
とり博士の布野研究員と一緒に、深田公園で鳥の観察をします☆
詳しくはコチラ↓
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12822

双眼鏡を使っての観察なので、とってもよく見えて楽しいですよ~(^0^)!

みなさまのご参加、心よりお待ちしております!


フロアスタッフ きただにさやの

6月5日(日)ひとはくKidsサンデーでは、「むしむしお絵かき<墨絵へん>」を、いたします!
5月1日(日)「クレヨンへん」に続く第2弾。
虫の標本を手元に見ながら、お絵かき、しちゃいましょう。

本日(5月24日)、リハーサル実施。
墨でむしさんの絵を描くと、こうなります(↓)

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なかなか、味わい深い作品が描けましたっ!! これは、ハマりそうです。

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お絵かきに、挑戦する、おねえさんたち
(左:当日のスペシャルゲスト、京都国立博物館 研究員 水谷さん、右:たまたま別件で来館された、神戸アートビレッジセンター 大泉さん)

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水谷さんのお話に、へえ〜、墨って、そうだったのか〜〜
当日は、「墨」と「水墨画」について、楽しくお話しいただきます。

昨年、京博は、「琳派400年」で盛り上がりました。みんな、見に行ったかな?
そのとき生まれた公式キャラクター「トラりん」も、墨画(尾形光琳 筆「竹虎図」)がモチーフなんだリン!


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進行のリハーサルをしています。
Kidsサンデーは、こうやって、周到〜な準備のもと、子どもたちをお迎えしているのです!

★ むしむしお絵かき<墨絵へん>★
6月5日(日)13:30〜15:00 4階 実習室にて
13時から受付開始。先着15名となっております。
汚れてもいい服装で来てね【確実に、汚れます】
参加費:無料
※ みなさんの作品は、7月2日(土)から9月4日(日)、「あさご芸術の森美術館」で、展示します。
返却を希望される場合は、10月または11月のKidsサンデーにお越し下さい。

6月 ひとはくKidsサンデーのプログラムは、こちら(PDF直リンク)をごらんください。

(八木 剛)
5月22日(日)に、ひとはく探検隊「木の花をさがそう!」を行いました。
朝からお申し込みをいただき、満員御礼となりました。

初夏と言うには暑すぎる中、多数ご参加くださいましてありがとうございます。

早速、たんけん隊長の半田久美子研究員と博物館の外に出て、木に咲く花をさがします。

「小さなつぼみも見逃さないように。よーくさがしましょう!」
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「あっ!なにかついてる!」
「桜の花が散ったあとに、サクランボができてますね~」
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「オープン・ラボに戻って、観察してみよう!」

「それでは、花と花ではないものをそれぞれ別のテーブルに分けてみましょう!」
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ヤマボウシ、クリ、ツツジ(オオムラサキ)、ザクロ、イヌツゲ、ヤブウツギ、トベラ、シャリンバイ、イロハモミジ、オオバボダイジュ、シナノキ、コナラなど

子顕微鏡を使って、大きく拡大して見てみましょう。
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「ヤマボウシの花は白い?」          「花をよく見てみましょう!」
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「実はこれがヤマボウシの花の集まりです。」 「つぼみに十の形の割れ目が開いて花がさきます。」        
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花弁のように見えていた白い部分は、苞(ほう)と言います。花を目立たせるための工夫だそうです。


「これは、クリの花です。一本がひとつの花のように見えますが、大きくして見ると小さな花の集まりであるのがよくわかります」
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      (左)クリの雄花     (右)クリの雌花
    


サクランボも大きくして見ると、何かにかじられたあとが!

でも、セーフ!タネはかじられていませんでした。
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普段は見過ごしてなかなか気が付きにくいのですが、木をよく見てみると花が咲いていることがわかりました。
ドングリやクリなど実を付ける木には必ず花が咲きます。みなさんも観察してみてください。

半田研究員のセミナーはこちら
フロアスタッフのひとたんはこちら をクリック!

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(フロアスタッフ いしくら まきこ・てらお ゆみこ)

みなさーん、さわやかな初夏をいかがお過ごしですか?
私たちフロアスタッフは、今年もゴールデンウィークをたくさんのお客様と楽しく過ごすことができました。ご来館くださった皆さま、誠にありがとうございました。
お客様への感謝の気持ちはもちろんのことですが、私たちフロアスタッフは、活動を支えて下さっている方々にも日々感謝しています。今日はフロアスタッフがどのようにイベントを企画しているかをご紹介したいと思います。

以前のブログで「小学生やトライやる・ウィークの中学生からヒントやアイデアをいただいて~」というのを書いたことがありましたが、今回は研究員の先生からご提案を頂いたイベントについて書きたいと思います。
例えば、先日行ったワークショップ「ビーチコーミングって何?」は、研究員の和田先生が作られたミュージアムボックス(海辺の打ち上げ貝類)がきっかけでした。
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ミュージアムボックスは、お客様がいつでも自由にご利用頂けるように、4階のひとはくサロンに常設しています。
「ミュージアムボックスを多くのお客様に知って頂くためにも、イベント等でどんどん活用して下さい!」と、和田先生が拾い集めた大量の貝殻を提供して下さいました。
s-FB_IMG_3373147066.jpg「えっ!こんなにたくさん!?」と最初は驚きました。と同時に「よっしゃー!これだけあればかなり自由度の高いイベントの企画が出来る!」と感じたのは言うまでもありません(笑)

イベントを企画するには当然の事ですが、予算や材料、道具の調達、日程、場所、定員、スタッフの数等を決める必要があります。先に内容を考えても予算が無ければ、企画も出来ません。今回はかなりラッキーな状況でした。
と言うわけで、スタッフばかりが得をするのは申し訳ないので、宣伝も兼ねて無料イベントにすることにしました。
和田先生から貝殻の使い方について色々とアドバイスを頂きましたが、今回はタカラガイになぞらえた「お宝探し」のキーワードと「貝のストラップ作り」に絞りました。
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和田先生による、浜辺で収集したビーチコーミングコレクションの解説。

s-s-P1080871.jpg細かい作業が少し難しかったかも!?


s-P1080880.jpgワ-クショップの様子

漂着物を調べるのは、人の暮らしと海の環境の関わりを知るために役立つそうです。
夏休みに向けて海水浴など海辺に行かれる事がありましたら、みなさんも是非ビーチコーミングを楽しんでみてください。
  フロアスタッフ てらおゆみこ

5/14(土)のフロアスタッフとあそぼう!画はくの日は~
絵本作家の 舘野鴻(たてのひろし)さんをお迎えしてスペシャルバージョンで行いました。
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現在4階ひとはくサロンでは、
偕成社より4月に出版されたばかりの新作
絵本「つちはんみょう」の原画展を行っています。
絵本も素晴らしいのですが、原画をみると
さらに感動します!




 
原画展をバックに山内研究員が準備してくださった昆虫標本をみながら絵を描いていきます。
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ひとりひとり丁寧に教えていただきました。

「チョウの触角には、細かい節があるのは知ってるかな?
僕が描くときは数えて描きます。
触角の節は書かなくてもいいけど、足の節や毛の様子を描くと
本物っぽくなるよ」

「光っているようにみえるところは、色が薄くなってるから
見たまま薄く塗ると光がかけるよ!」

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などなど たくさんアドバイスをいただきました。


←みんなが描いた作品はひとはくサロンに掲示中です。





今週の土日の催しは、ココをクリック
みなさまのご参加お待ちしています。

フロアスタッフ  せら ゆうこ

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小さなお客さま:「外で見つけたんだけど、このむしなんていうの?」
フロアスタッフ:「ちいさなハサミがクワガタみたいだけど?なんだろうね?」
フロアスタッフ:「むしのせんせいにきいてみましょう!」
山内研究員:「ちいさいけどクワガタですよ!図鑑で名前を調べてみましょう!」
      「チビクワガタというんですよ!」
小さなお客さま:「やったー!クワガタや!」
小さなお客さまのお母様「こどもに虫は自然の山にいるのを教えたかったんです。よかったです。」

今日ひとはくではこんな会話が交わされていました。


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チビクワガタは定規で測っても1cmちょっとの小さな虫です。

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写真中央は現在博物館4階で開催されている
「舘野 鴻(たてのひろし) 絵本「つちはんみょう」原画展」(←原画展の情報はココをクリック)
の作者の舘野さんです。舘野さんは昆虫の細密画で絵本を描かれているのですが、
「このチビクワガタ欲しい!!!」と叫んでおられました。


                 フロアスタッフ せら ゆうこ
 

5/15(日) 、フロアスタッフとあそぼう「ひとはく宝さがしラリー」を行いました♪

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宝の地図をもって展示されている生き物の謎をとき、ひとはくにあるお宝をさがそう!というゲームです。


宝さがしブックにかかれてあるクイズに答えながら、博物館のお宝をみなさんでさがしていただきました。

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標本をみながら、最後は答えあわせ。いくつ正解できたかな?

宝さがしブックにかかれてあるものは、すべて兵庫県でみられるものです。

みつけてくださった生き物のなかには、数が少なくなっている貴重な生き物もいます。
博物館にはまだまだいろんな宝物がありますので、どんなものがあるかさがしてみてくださいね~



ひとはく宝さがしラリーは、5/21(土)にもあります。

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▲詳細は画像をクリック



人と自然の博物館のお宝を一緒にさがしてみませんか?
みなさまのご参加お待ちしております。
イベントはほかにもたくさんありますので、1日お楽しみいただけますよ。

※博物館は当日にかぎり再入場できます。
再入場の際にチケットの半券のご提示くださいませ。


フロアスタッフ まつだ

【セミナー情報】
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 ひとはくで毎年開催している「教職員・指導者セミナー」

 学校の先生方が受講しやすいよう、夏季休業中に集中してセミナーを提供しております。学校での授業に役立つ内容や、自分自身の興味関心を高める内容など、気軽に受講していただけるものが多くあります。

 学校団体でひとはくにお越しになられる先生方には、特注セミナー等でお馴染みの研究員も多数ラインナップしております。是非お申し込みください。

 また学校の教員の方だけでなく、幼稚園や保育園の先生方は勿論のこと、ふだん学校の環境学習などで関わっていらっしゃるNPO団体や支援者の方々もご受講いただくことができます。
 ご不明の点は、ひとはく教職員・指導者セミナー担当(上田)までお尋ねください。 
 tel 079-559-2002

 なお、セミナーはお電話でお申し込みいただくことは出来ませんので、所定の用紙にご記入のうえFAXでお申し込みいただくか、下記の一覧表のタイトルをクリックし、Webからお申し込みください。

教職員・指導者セミナー

主に学校・幼稚園・保育園の先生等を対象にしていますが、環境体験学習等を指導されている教員以外の方もご受講いただけます。
開催日 セミナータイトル ジャンル
2016/8/1(月) G01小さな子どもの指導者向け 身近な植物観察の仕方 体験する講座
2016/8/1(月) G02石ころから見つけよう!小さな化石 体験する講座
2016/8/1(月) G03火山灰の鉱物やガラスを観察してみよう 体験する講座
2016/8/2(火) G04地理情報システム演習 ~パソコンで地図をつくる~ 体験する講座
2016/8/2(火) G05ジャコウアゲハから学ぶ生物多様性① 体験する講座
2016/8/2(火) G06ジャコウアゲハから学ぶ生物多様性② 体験する講座
2016/8/2(火) G07身近な化石教材について 体験する講座
2016/8/3(水) G08身近な生き物の観察と指導法 体験する講座
2016/8/3(水) G09丹波の地層と化石 体験する講座
2016/8/3(水) G10 障がいのある子どもが感じていること 基礎講座
2016/8/3(水) G11虫を見分ける 体験する講座
2016/8/4(木) G12ひょうごの森と身近な樹木 見る講座
2016/8/4(木) G13宇宙と水中の世界を知る 体験する講座
2016/8/4(木) G14川の水生昆虫調べと授業への活用 体験する講座
2016/8/5(金) G15写真とふれあう 古い写真とカメラづくり 体験する講座
2016/8/5(金) G16デンデンムシとダンゴムシ 体験する講座
2016/8/5(金) G17丹波の恐竜化石と小動物化石 体験する講座
2016/8/5(金) G18外来種の現状と対策 考える講座
タイトルをクリックすると詳細が見られます。受講申込も続けてホームページ上でできます。
    生涯学習課    上田雄一郎                     
毎年恒例ゴールデンウィーク特別企画「大きいものシリーズ」
昨年は巨大こいのぼりのウロコを作りましたが、今年はチョウの翅づくりをしました。
総参加者は330名!たくさんの方にご参加いただきました。
みなさんそれぞれメッセージや絵を描いてくれましたよ。

熊本の地震を心配したり、平和に暮らせますように!
というようなやさしさに溢れたメッセージもたくさんあって
フロアスタッフもとっても癒されました♪

今日は、完成したチョウをサロンに吊り下げる作業をしました。
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設備担当の島地さんにご協力いただきました。

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触角を貼りつけるのにフロアスタッフもおそるおそる高所作業台へ登りました。

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写真では大きさが伝わらないですが、実際はかなり大きいです。

みなさんもチョウをみに『ひとはく』にお越しください。

今週末の14日(土)からは、絵本作家 舘野 鴻(たての ひろし)さんの
「つちはんみょう」の原画展がはじまります。
14日当日は、舘野さん本人と昆虫の絵を描くイベント「画はくの日スペシャル」
行います。昆虫標本を見ながら絵を描いてみよう!
皆様のご参加お待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ


長いゴールデンウィークも今日で最終日!
みなさん、どこかに行かれましたか?(*^_^*)
ひとはくは多くのお客様で賑わっていましたよ


5月7日(土)8(日)

フロアスタッフとあそぼう「くるくるとぶタネを行いました!

熱帯の森のフタバガキという大きな木が落とす、ふしぎなタネの模型をつくりました

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フタバガキについてのお話を聞いています(*^_^*)とっても高い木なんだね

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自分の好きな色のフタバガキのタネをつくって、高いところから落としました(*^_^*)

くるくると回りながら落ちるふしぎなタネの模型の完成です!




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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。


次回のイベントは、5月14日(土)
フロアスタッフとあそぼう「画はくの日スペシャル~絵本作家の舘野鴻(たてのひろし)さんと昆虫を描こう~です。
今回は特別バージョンで、絵本「つちはんみょう」の作者、舘野鴻(たてのひろし)さんと一緒に昆虫の絵をかきましょう♪


みなさまのご来館、心よりお待ちしております!



フロアスタッフ くまもと まなみ





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5月5日は、こどもの日!
こどもの日のたべものといえば「かしわもち」「ちまき」ですね♪

ひとはくでは、作り方が大変そうな「ちまき」にスポットライトを当て
ササの葉を使って模型のちまきをまくイベントを行いました!

今回はクマザサという大きなササをつかいました。
ちまきの巻き方は、三田の老舗和菓子屋「松栄堂」さんで教わりました!
(松栄堂さん、ありがとうございました!!)


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みなさんじょうずに巻けました!!

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最近は、かしわもち の方がお店でも人気のようですが、ちまき は まくのが大変で手間がかかる分、
つくる方の思いもたくさんこもっているはずです。
ちまきのよさや おいしさを知ってもらえたらうれしいです。

そして、家でもぜひ ちまきづくりにチャレンジしてみてください♪

巻き方は こちらから↓
つくりかた.pdf



ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!



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また、ちまきを巻くにあたりご協力いただきました『松栄堂』さん。
突然のお願いにも関わらず快く引き受けてくださり、丁寧に巻き方を教えてくださいました。
松栄堂さんのちまき、大変おいしかったです!
本当にありがとうございました。

松栄堂さんの情報はこちらから。
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ゴールデンウィーク真っ只中!

今日もひとはくは、たくさんの方で賑わいました。

4階ひとはくサロンでは、「巨大チョウの翅」をみなさんにデザインしてもらって
いますが、予定より早く完成しそうです!

スタッフもチョウに変身してみました!
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みなさんもチョウに変身してみませんか?
皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ

5月1日(日)は少し汗ばむほどの陽気のなか、ひとはくKidsサンデーがおこなわれました。

★run♪run♪さんぽ くすのきみっつけよ!
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ルンルン♪の足どりで楽しい時間になりました。


★モグラの穴たいけん
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キッピー山のラボ・コミュニケーターの田丸さん、高見さんが、モグラのトンネルをもってきてくれました!

参加したかったな~!という皆さんにお知らせです☆
キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)で
5月5日(木・祝)「モグラのトンネルたいけん」があります。
時間:10:30~12:30、13:30~15:30
参加費:100円☆特製缶バッチつき!
皆さん、ぜひお越しくださいね!

詳しい情報はこちら!


★Gallery Hyohonbako~雑貨屋さん風、ミュージアム~たいけん会
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雑貨屋さん風ミュージアムが期間限定オープン!
ご来店、まことにありがとうございました!
GalleryHyohonbakoの展示は5月15日(日)までです。


★むしむしお絵かき<クレヨンへん>
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NPO法人こどもとむしの会近藤画伯を迎え、本物の昆虫標本を直接見てお絵かきしました。
今回の作品は夏にあさご芸術の森美術館に展示されます。


ほかにも館内で多くのプログラムがおこなわれました。
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次回のKidsサンデーは6月5日(日)です。
皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!

            <ひとはくKidsサンデープロジェクト>

5/20(金)-5/22(日)にかけて、当館にて一般セミナー『博物館で学ぶ「動物行動学」基礎講座』を開催します(申し込み締切日は5月18日(水) です)。

「Animal Behavior: An Evolutionary Approach 第10版 (2013)」および「行動生態学 原著第4版 (2015)」を用いて、本学問分野の基本的な考え方や奥深さを学びます。動物のナチュラルヒストリーや博物学に関心を持つ高校生・専門学校生・大学生・社会人等の方々、個々の動物の行動観察という手法を通して大学院で研究をしたいと考えている方にお勧めです。興味のある方はぜひご参加ください。
(和田 年史(わだ としふみ)/生態研究グループ)

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こんにちは♪
ゴールデンウィークに突入し、いいお天気ですね。

フロアスタッフとあそぼう「川でさかなつり」では・・・
神戸新聞さんの取材も入りヽ(^o^)丿
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川に見立てたブルーシートを使っての魚つり♪                         
上流・中流・下流、どんなエサでどんな魚がつれるかな?

ミッションカードクリアめざしてスタートです!
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何回ミッションクリアできたかな?

明日5月1日も「川でさかなつり」行います。

明日はキッズサンデーのイベントももりだくさん!!
こちら

 

みなさまのご来館心よりお待ちしています。

         フロアスタッフ  にしぐちひろこ

 

「公益財団法人尼崎緑化公園協会」さんからのお誘いで、4月29日(金・祝)に尼崎市の上坂部西公園で開催された尼崎市制100周年記念「2016春の花と緑フェスティバル」に出展させていただきました。
会場は小さな子どもたちからシニアの方まで幅広い年代の方々がたくさん来られています!
会場の様子

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少し風がありましたが行楽日和、ゆめはくは上坂部西公園お隣の尼崎市立上坂部小学校のグランドで、恐竜化石などは児童ホーム内で展示です!荷台を開き、準備にとりかかります。
なんと!ゆめはくのために・・特別に看板まで作成していただきありがとうございます!
準備中の様子

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準備中ですが見学させてもらっていいですか?との声 今回の一番乗りはシニアの方でした!
きれいなチョウチョやわ~ すごいね~ 世界には色々な生き物がいるんですね~ 
ひとはくには他にもたくさん展示してますよ!三田市にあるんですよ~などと・・・みちのりもご説明し
今度はひとはくに行きまね!とうれしいお言葉をいただきました!お越しいただくのをお待ちしております!
生涯、勉強ですね~ ひとはくは、シニアの方の生涯学習も応援いたします!
魅力満載の「ひとはくセミナー」もよろしくお願いします!
展示中の様子

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そうこうしているうちに子どもたちがやってきました。ひとはく・展示ブース周辺はあっという間に大賑わいです!

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大盛況となりました。恐竜や化石に興味があるお客さんも多かったので、次回お誘いいただければ、研究員による特別セミナーも開催してもいいかもしれませんね。
こうご期待!
尼崎市のみなさんありがとうございました!!

スタッフ  半田久美子・藤本真里・上田雄一郎・東ゆかり・齊藤須摩子・中前純一(記)

キャラバン事業はこちら
ゴールデンウィーク初日の博物館は大賑わい

いろんな催しにご参加いただきました!今日の様子をご紹介します。

NPO法人 人と自然の会による四季の星空案内 替え歌あり♪クイズあり!
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ラボーンズによる「丹波の恐竜化石発掘セミナー」

ハンマーで石をトントン!

化石をさがしているところ。





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フロアスタッフとあそぼう!で

アオスジアゲハについて解説していろところ。






遠くは広島から来られていましたよ!

ゴールデンウィークはまだまだ始まったばかり。
ひとはくは、5/8まで休館日なしです。
みなさん是非あそびに来てくださいね~!

               フロアスタッフ せら ゆうこ
オオムラサキ.gifいよいよゴールデンウィークがはじまりました!
ひとはくではゴールデンウィーク特別企画をご用意しております☆


『大きなチョウをみんなでつくろう!』

チョウのはねには「鱗粉(りんぷん)」とよばれるウロコのようなものがついています。
鱗粉に見立てた色画用紙にメッセージや絵をを書いて、みんなで大きなチョウを完成させましょう!

※ゴールデンウィーク中はどなたでもご自由にご参加いただけます!


さっそく、可愛いお客様にご参加いただきました☆
りん粉に絵を描いたら、大きなチョウのはねにはります。

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チョウの前に立って、記念撮影☆

フロアスタッフもチョウに変身!!

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安井課長もノリノリです!!


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りん粉には願いごとやメッセージを書いてくださいね☆
(フロアスタッフへの叱咤激励、イベントの感想なども大歓迎でございます!)

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まだまだ色のさみしいチョウですが
ゴールデンウィークにたくさんのお客さんに来ていただいて
カラフルなチョウになればいいなと思います!

みなさまのお越しをおまちしております♪
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4月24日(日)のひとはく探検隊はひとはくの岩石と鉱物

みなさん岩石と鉱物ってなんでしょう?
難しい質問だったかな?

ふだん私たちが石と呼んでいるのは、岩石が砕けたもの。
岩石の中で、同じ成分(金属)でできているのが鉱物と呼ばれるものだよ。

たんけん隊長の加藤研究員から、まずは普段非公開の標本を見せてもらったよ。
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ホタル石や、方解石などみんなじっくり観察したよ!
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写真右は黄銅鉱(おうどうこう)は金と間違えられるから愚か者(おろかもの)の金と呼ばれていたんだって!

みんなでクイズもやったよ。
Q.食べられる鉱物がある?○か× さあどっち?

答えは、岩塩(塩のかたまり)もちろん塩はみんな食べたことあるよね!
    岩塩も鉱物の一種なんだ。
日本では、海水を蒸発させて塩を作るけど、ヨーロッパやアフリカでは、
地中に埋まっている岩塩を掘り出して、砕いて塩にするんだって。

クイズの後は1階・2階展示室に移動していろんな岩石をみたよ。

1階の赤いドームの中には ヒスイもあるよ。
ヒスイの産地は世界で4か所だけ。
中央アメリカ、中央ロシア、東南アジア、そして日本なんだ。
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参加してるみんなから、隊長に質問もたくさん出たよ!
・鉱物の色が違うのは錆びたからですか?
・電気はとおるんですか?
・どうやってみつけるの?
・割っても柄はおなじなの? などなど

みんなこの興味をずっーと持ち続けて未来の研究者になってね!

次回のひとはく探検隊は5月22日(日)「木の花をさがそう」
詳しくはココをクリック!!
たんけん隊長は、半田(はんだ)研究員。
みんなの参加をまってるよ!

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                     フロアスタッフ せら ゆうこ









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もうすぐ、まちにまったゴールデンウィーク!
みなさん予定は決まりましたか?

ひとはくでは、イベントもりだくさんでみなさまをお待ちしております☆
お友だち、ご家族と、ぜひご一緒にお越しください!


それではGWのイベントの紹介です
※クリックで詳細

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


4月29日(金・祝)
  ☆『丹波の恐竜化石発掘セミナー』
  ☆『はるのむしキュービック』
  ☆『四季の星空案内~春編~』


  30日(土)
  ☆『春の花をさがしにいこう』
  ☆『川でさかなつり』

5月1日(日) ♪この日はキッズサンデー
  ☆『川でさかなつり』
  ☆『解説!丹波の恐竜化石』
   ・・・・ほかにもイベント多数あります!くわしくは コチラ
  2日(月)
  
☆『ビーチコーミングってなに?~貝のストラップをつくってみよう!~』
  ☆『化石を見てみようさわってみよう』

  3日(火・祝)、4日(水・祝)
  ☆『とっても簡単!化石のレプリカづくり』

  5日(木・祝)
  ☆『丹波の恐竜化石発掘セミナー』
  ☆『ミニちまきをまいてみよう!』

そして!GW期間中だけの特別企画もあります☆
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『大きなチョウをつくろう!』
チョウのはねには「鱗粉(りんぷん)」とよばれるウロコのようなものがついています。
鱗粉に見立てた色画用紙にメッセージを書いて、みんなで大きなチョウを完成させましょう!


 


みなさまのお越しを 心よりお待ちいたしております!



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shinrinsyokubutsu2_1.jpgまだ少し肌寒い時期ですが、六甲山を流れる生田川の源流域にて水生昆虫の観察会を行いました。大勢の方が参加くださり、ありがとうございました。場所は、森林植物園の東側で、トゥエンティ―クロスと呼ばれている場所です(詳細はこちらのリンクをご覧ください)。
三ノ宮からおよそ1時間で行けて、自然豊かな綺麗な渓流にたどり着ける貴重な場所です。水はとっても冷たくてきれい、まさに六甲山の恵み。悪戯で同僚に北アルプスの穂高で水生昆虫の調査してきたと写真を見せたら信じていたくらいです(六甲山にも新穂高という頂があります)。

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この早春時期は、実は水生昆虫の観察には、もっとも向いています。というのは、川でとれる水生昆虫は基本的には幼虫なんで、暖かくなるとどんどん成虫になって羽化して、川のなかには小さいものしか残っていないのです。だから、ちょっと寒いし、水は冷たいですが、この時期がとても良いので、ぜひお勧めします。観察会は、無事に天候にも恵まれて、サワガニ、ヘビトンボやオオヤマカワゲラ、コシボソヤンマ、マルバネトビケラ、コバントビケラなど大きくて上流域に特徴的なものがたくさん採れました。採集できた川虫は50種類以上、一通りの水生昆虫を観察できました。
水浸しになった子ども、ヘビトンボとサワガニに噛まれた子どももいましたが、終わりの時間まで全力で観察して、最後はまだ採りたいとの声があったので、なんとか成功かなと思います。これから大型連休をむかえますが、川の生き物を学習してみたい方、ハイキングがてらに川探索したい方に、六甲山はお勧めです。
(三橋弘宗)

4月23日(土)、フロアスタッフとあそぼう! 「はるのむしキュービック」

をおこないました!

絵合わせパズルを作って、はるのむしについて知ってもらおう!というイベントです。

 

まずは主役の虫について、クイズをおりまぜながら、紹介します。

春に鳴く虫は、どんな声で鳴くのかな?

春の蝶は、どんな姿をしているのかな?

標本をしっかり観察して、さぁクイズです!

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では、キュービックを作っていきましょう!

切り開いた牛乳パックをつなげて、サイコロ状に仕上げます。そこにはるのむしシールを貼ります。
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キュービック(サイコロ)に組み合わせるのが、ん~・・・むずかしい(*_*;

しかし、キッズのみなさんは「できたー!!」とつぎつぎ完成!

みなさんの柔軟さはすごいですね!!

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完成しました☆彡
 ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!

家でも、パズルを楽しんでくださいね!

 

「はるのむしキュービック」は来週29日(金・祝)もおこないます!
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=13128

祝日ですので、たくさんのご参加をお待ちしております♪

 

明日24日(日)は、

ひとはく探検隊 「ひとはくの岩石と鉱物」

2階ひとはく多様性フロアと、1階「ひょうごの岩石と鉱物」のコーナーをメインにご案内します。

 http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12820

みなさまのご来館、心よりお待ちしておりますヽ(^o^)丿

フロアスタッフ かどはまえりこ

ひとはくで、神戸大学児童文化研究会によるひとはくのイベント
ひとはくミュージアムシアター「迷子のふたりとおかしの家」が2016年5月8日(日)に上演されます!

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あらすじは

森で迷子になったヘンゼルとグレーテル。
でもスマホがあるから大丈夫!と思っていたら子どもを食べる魔女の手下があらわれて!?
ふたりはちゃんとお家にかえれるのか!?

ぜひみなさまのご観覧をお待ちしております!

日時 5月8日(日)13:00~13:30
   開場は12:30から
場所 人と自然の博物館 ホロンピアホール
   ホロンピアホールへは博物館3階入口からお入りください。
   ※高校生以上の方は観覧券をご購入の上、ご入館ください。
   チラシはこちら                           

                             生涯学習課 
                               

                        

 

新学期が始まりましたね

新しいクラス、新しい友達、ドキドキワクワク(*^_^*)
みなさん、新しい生活にはもうなれましたか?

 
4月17日(日)

はかせと学ぼう!~アンモナイト石けんをつくろう!~

を行いました。

いつも大人気のこちらのイベント☆

今回もたくさんのお客様が参加して下さいました!!

 

まずは、佐藤研究員からアンモナイトについてのお話。

アンモナイトは貝のように見えて、実はイカやタコの仲間。

アンモナイトにさわりながら、ふむふむ・・・皆さん、真剣な面持ちで聞いてますね(^_^)v

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さぁ!石けんつくり、スタート!

本物のアンモナイト化石から型をとったシリコン型に、溶かした石けんを流し込みます。

P1080557.jpg    おぉー溶けてる、溶けてる・・・
 
慎重に流し込んでいきます。

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 はい!完成です!!

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石けんとして使ってしまうのが、もったいないくらいキレイですね☆彡

 ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!

 

さて、この土日のフロアスタッフによるイベントは、

★4月23日(土)13:30~14:00
フロアスタッフとあそぼう
「はるのむしキュービック」
絵あわせパズルをつくって、「はるのむし」のことを知ろう!
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=13118

★4月24日(日)13:00~14:00
ひとはく探検隊
「ひとはくの岩石と鉱物」
2階ひとはく多様性フロアと、1階「ひょうごの岩石と鉱物」のコーナーをメインにご案内します。
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12820

みなさまのお越しを、スタッフ一同心よりお待ちしております(^O^)/


フロアスタッフ かどはまえりこ

4/16(土) 、フロアスタッフと研究員のコラボイベント
はかせと学ぼう!ちょっと観察 この植物(春)を実施しました。


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まずはひとり1枚ミッションカードを手にして、
(◀画像クリックで拡大します)








深田公園に行って植物はかせの小舘研究員と一緒に
ミッションカード」にある花や葉っぱを探しにでかけました。

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さっそく、ミッションスタートです。







 


 

「みなさん、みてください」

小舘研究員がオオバコの柄(え)の部分をゆっくり、ゆっくりひっぱると...中からすじが出てきました。

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このすじは、維管束(いかんそく)といって、水や栄養分の通りみち。

 

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「おもしろ~い」「さっそく、やってみよう!」


オオバコの柄(え)の部分をひっぱって、
上手にすじが出せましたね。






違う場所に移動して...


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クローバーがたくさんあるしげみにきました。

よつばのクローバーはみつかったかな?







 


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▲アリアケスミレ(左)、シロツメクサ(右)もきれいに咲いていましたよ。

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植物がたくさんとれたので、
博物館にもどって顕微鏡で観察。


ヨモギの葉を大きくしてみると、毛がはえていますね。
葉のうらも白いです。







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とってきた植物は、植物採集シートにはりつけます。

白い花はシロツメクサやアリアケスミレなど、

きいろい花はタンポポ、キツネノボタンがありましたね。

みごとミッションクリア!おめでとうございます。



 

深田公園にはまだまだいろんな植物がありますので、ぜひ観察してくださいね。

「ちょっと観察 この植物」 今回は春編でしたが、秋と冬にもあります。



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 はかせと学ぼう!の年間スケジュール はこちらをクリック


 

ご参加お待ちしてます(^_^)

フロアスタッフ まつだ


4月10日(日)

2016年の新企画 はかせと学ぼう!ならそう草笛」を行いました!

今回は植物はかせの黒田研究員とフロアスタッフと一緒に身近な植物を使って草笛をならしました!

植物はかせの黒田研究員のプロフィールは★こちら★

植物のことを学びながら楽しく草笛を吹きました(*^_^*)
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今回はツバキ、チガヤ、シラカシ、タンポポを草笛にしました!
葉っぱによってなる音が全然違うんだね!

はかせのお話を聞いてメモをとっているお客さんもいらっしゃいました♪

みなさん、とても上手に草笛をならせていましたよ(*^_^*)

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。


次回のイベントは、4月16日(土)
はかせと学ぼう!~ちょっと観察この植物(春)~ です。

はかせと学ぼう!の2016年度年間スケジュールはこちら↓
年間ポスター.pdf


みなさまのご来館、心よりお待ちしております!


フロアスタッフ くまもと まなみ




 昆虫記で有名なファーブルは,フランスのアベロン県サン・レオン村に生まれました.フランスは日本人に人気の海外観光スポットですが,彼の生まれ故郷であるアベロン県やサン・レオン村のことを知る人は少ないのではないでしょうか.アベロン県はパリからおおよそ600km,フランス中南部に位置しています.面積は8,735平方kmで,人口はおよそ26万人ほどです.一帯はグラン・コースと呼ばれる石灰岩の高原地帯で,起伏の多い地形の谷間には清流が流れ、小さな村が点在しています.村々には中世期の町並みが当時のままに多く残されており,フランスで最も「美しい村」が多い県として知られています.ファーブルが生まれたサン・レオン村も谷間の小さな村で,ファーブルが暮らした頃と変らぬ風景が彼の生家とともに今も残っています.また,少年ファーブルが生家の窓からいつも眺めていたサンレオンの丘の上には,ファーブル生誕地を記念して昆虫博物館ミクロポリスがアベロン県によって建てられています.  ファーブルの故郷アベロン県が兵庫県と姉妹県になっていることを知っている人も多くないかもしれません.2000年に兵庫県が淡路島で開催した国際園芸・造園博「ジャパンフローラ2000」に,アベロン県がファーブル館を出展したことを契機として、両県は2000年11月6日に姉妹・友好協定書を取り交わしました.さらに,両県交流のはじまりがファーブルであったことから,この協定書の中でファーブルをテーマとする文化交流を,ひとはくとミクロポリス館が中心となって進めて行くことが定められました.これを受けて,2002年にはミクロポリスで開催された国際会議「ファーブルと昆虫学の初期」で,ひとはくの研究員が講演を行いました.それ以降も,2008年にひとはくで開催された「昆虫記刊行100年記念日仏共同企画ファーブルにまなぶ」展で,アベロン県副知事とミクロポリ館長を招聘して国際会議を開催するなど,様々な活動を両館で展開してきました. 2015年はファーブルが世を去って100年目に当ります.それを記念して,アベロン県からひとはくに,日本の人々にもっとファーブルの故郷のことを知ってもらいたい,そして,未来のファーブルたちを育むために一緒にもっと活動を展開していきましょうというメッセージが届きました.そこで,「ファーブルの故郷からのメッセージ ー ひとはくとフランス アヴェロン県・ミクロポリスの国際交流活動報告展」を開催し,これまでの交流活動を紹介するとともに,ファーブルの故郷からのメッセージを皆さんにお届けします.        会期 4月10日から5月10日まで    場所 人博本館4F ひとはくサロン FB1.jpg FB2.jpg FB3.jpg      (橋本 佳明)
ひとはくのホロンピアホールでは、兵庫県教育委員会阪神教育事務所主催の平成28年度初任者研修が開催されました。

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平成28年度阪神地区で採用された300名を超える先生方が兵庫の教育について、特色ある取組等について研修をされていました!
みなさん、緊張されている様子でしたが・・・ハツラツとした顔で研修されていました!
なかには小学生の頃、校外学習でひとはくに来ましたなど・・・懐かしいですね・・・展示が変わっている・・・おもしろそうなどの声を多く聞きました!
今度はぜひ、児童・生徒を引率して来ます!とうれしい言葉をいただきました!
ひとはくには幅広いテーマの展示や本物の標本が多数あります。本物を見ることで、理科の楽しさに触れることができ、学習への動機づけが期待されます。また、展示と合わせてワークシートの利用やセミナーを受講することで、教科書の内容から一歩踏み込んだ学習ができます!
研究員やフロアスタッフによる特注セミナーを申し込むことができるので、学校からのリクエストに応じたテーマでの講義にも対応しています。内容等については、ご相談ください!
初任の先生方 ぜひ ひとはくを活用して 情熱あふれる魅力ある先生になってください! 
ひとはくは がんばる先生方を応援しています!
生涯学習課  上田雄一郎

 

さくらの花も満開、暖かくなりました。
外を歩くだけでも春を感じられる、今日この頃ですね^^♪

さて、ひとはくでの4月最初のイベントは、
フロアスタッフとあそぼう「たんぽぽペーパークラフト
2日と3日の2日間、行いました!
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(写真はカンサイタンポポ)
みなさんの身近にもあるお花、たんぽぽ!
そんな可愛らしいお花を、今回は画用紙で作っていきます!

作るのは、セイヨウタンポポカンサイタンポポの2種類。
まずは簡単にたんぽぽのお話をしました。
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色、大きさなどを比べてみると、たくさん違いがあります。
みなさん積極的に特徴を教えてくれました(^▽^)!

それでは早速、作業開始です!
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みなさん真剣!
ストローに黄色と緑の画用紙をまいていくと...
だんだんたんぽぽらしくなってきましたよ!

完成した方もちらほら...するとここでサプライズゲストが!
植物博士の鈴木研究員がかわいいたんぽぽと一緒に来てくださいました!
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自分のつくったたんぽぽと見比べる子も^^


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2日間でこんなにたくさんの素敵なたんぽぽが咲きました!
なんだかとても幸せな気持ちになりますね(*^∨^*)
たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回のイベントは...
4/9(土)フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=13095

4/10(日)はかせと学ぼう!「ならそう草笛」
植物はかせの黒田研究員と、身近な植物で草笛をならしてみましょう!
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12871

みなさまのご来館、心よりお待ちしております!
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博物館エントランス近くに植えてある野生のサクラ、 「エドヒガン」の花が咲きました。

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(写真・赤マルに囲まれたものがエドヒガン)

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▲野生のサクラ エドヒガン



みなさんがよくご存じのサクラ、ソメイヨシノはこのエドヒガンとオオシマザクラが交配して誕生したとか。

エドヒガンは兵庫県ではめずらしいサクラで、
兵庫県版レッドデータブックのCランクに指定されています。

ぜひ、ひとはくにお花見にきてくださいね。

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ほかにも、▲ユキヤナギ

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◀ツバキの花が咲いています♪

 








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また、4/2(土)・3(日)のフロアスタッフとあそぼうは「たんぽぽペーパークラフト」です。

カンサイタンポポとセイヨウタンポポをつくろう!
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時間:13:30~14:00
場所:4階オープン・ラボ
参加費:無料
定員:20名

※当日10:00から
4階インフォメーションカウンターにて、
参加申し込みの受付を開始。
定員になり次第終了します。



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4月のイベント案内は画像をクリック



フロアスタッフ まつだ

本日のフロアスタッフとあそぼう! ひかるいきもの をおこないました。

今日はスペシャルに、海の生きものはかせ 和田研究員のお話を聞くことができました!
おとなも子どもも興味津津!!
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光る生きものはキレイなだけじゃなくて意味があって光ってるんだよ。
(知りたい人は明日も行うので参加してね♪)

お話の後は、ふしぎな光る粉を、ホタルイカの模型につけていくよ!
できたらライトで光をためて
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照明を消して暗くすると・・・
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s-IMG_5800.jpg  暗闇にぼんやりと光ります。
明日も、はかせの登場があるかも!ワクワク(*^_^*)
みなさん!ひとはくへ遊びに来てくださいね♪
スタッフ一同お待ちしてます。

フロアスタッフ いしくら まきこ ・ せら ゆうこ
みなさん、春が来ました!
今年はもう、ちょうちょを、見ましたか?

さて、兵庫県立六甲山自然保護センターで、4月1日から5月31日の間、
「六甲山系のチョウの変遷50年」と題した特別展示が開催されます。

六甲山系では、これまで、90種近くのチョウが記録されています。
この展示では、そのすべてを、平尾榮治さんのコレクションを中心に、美しい標本で紹介しています。
また、半世紀にわたる観察で、平尾さんが気づかれたチョウ類相(どんなチョウがどれくらいいるか)の変化を、
いくつかのトピックスで紹介しています。

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5月14日(土)13:30〜15:00には、平尾榮治さんご自身による、講演と展示説明会も開かれます。

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(↑)このチラシのPDFファイル

六甲山自然保護センターは、六甲山上「記念碑台」にある小さな施設です。
眺望抜群ですので、ハイキングがてら、ドライブがてら、ぜひご見学にいらしてください。
アクセスなどの詳細は、センターのホームページでお確かめください(注:3月31日までは冬期休館です)


(八木 剛)
3月21日(月・祝)ひとはくは朝からたくさんのお客様にお越しいただきました!

フロアスタッフとあそぼう どうぶつビンゴ は今日が最終日!
大盛り上がりで幕を閉じました☆

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ひとはくサロンでもみなさんそれぞれ楽しんでおられましたよ~

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大人気のミュージアムボックス「さかなつり」!
指でハートマークをつくってくれました♡楽しんでもらえたかな?


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ほかにも、パズルや恐竜フィギュアで遊ばれているお客さんもいらっしゃいました♪


ひとはくでは春休みもイベント盛りだくさんです!


3月26日(土)27日(日) ひかるいきもの』

ひかるいきものホタルイカの模型を作ります。畜光パウダーを使って暗闇で光らせるよ!

くわしくは ☆こちら☆



ぜひあそびにいらしてください♪

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   ボルネオジャングル体験スクール事業の総括として、卒業生や関係者が一堂に会し、事業の成果や課題を共有することで今後の新たな方向性を探るとともに、親睦や交流を深める場として、また、永年にわたり当事業実施運営に絶大なご支援ご協力を賜った方々に対し感謝状を贈呈し、その功績を讃え感謝の意を表するつどいスペシャルを開催しました!
   当日は、神戸市内でボルネオ・ジャングルスクール卒業生の懐かしい面々が顔を合せました。
 第1回目の卒業生から15回生までの卒業生と保護者の方々を含め多くの参加者がありました。
 また、ボルネオ・ジャングルスクールでお世話になったマリアッティ教授、ノー教授、安間先生をはじめ日本教育振興財団宮木様にもお越しいただきました。

第1部 感謝状贈呈と記念講演

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     主催者挨拶  中瀬勲 館長                 来賓・主催者等紹介 

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                     感謝状贈呈(兵庫県教育委員会から) 

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   記念講演  河合雅雄 名誉館長               マリアッティ 教授

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     第1部 閉会挨拶 岩槻邦男 名誉館長


    

第2部 ボルネオジャングル体験スクール卒業生のつどい

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  安間繁樹先生を囲んでトーク  卒業生による今だから話せる想い出、スクールから得たもの等についての話
  *安間先生・橋本先生・OB(コーディネーター:高橋)

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                       情報交換交流会

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  閉会挨拶 坂田昌隆次長               

                                                                        
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                                                              参加者全員で記念撮影

    現在、スクール卒業生の多くは大学などへ進み、さらには生物学者、研究員、医師、獣医師、看護師、教員など、すでにそれぞれの道で活躍している卒業生が多数います。 かれらの近況報告によると、何年経ってもジャングルでのことを覚えていて、スクール修了後に思い描いていた将来像を、いま着実に実現しようとしていることがわかります。
    ひとはくは、これからもみさなんの夢の実現を応援します! 

ボルネオジャングル体験スクール17年間の記録編集委員会   代表 高橋 晃
                                                              

   
         

4階ひとはくサロンにて展示していたコンニャク。 →前回の様子 

「もうすぐ花が咲きます」と展示を始めてから10日経ってもまだ咲かない...
 
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もしかして枯れたのか?と思っていた矢先、













咲いた!
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無事花が咲きました!

ただいま、4階サロン中央で展示しております。ぜひ、みに来て下さいね。

ただ、臭いが独特なのでコンニャクのそばに顔を近づける際はご注意ください。

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コンニャクの花について詳しくはコチラに解説があります。
2012年、コンニャクの花が開花した様子
 
 (詳細はここをクリック)  

フロアスタッフ まつだ

3/19(土)・20(日)・21(月・祝)のフロアスタッフとあそぼうのイベントは...

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最初に、3階展示室「森にいきる」でイノシシやツキノワグマなど動物たちのお話を聞いてから、
ビンゴ大会を行いました。

 3/19(土)の様子  

クイズに答えながら、楽しく動物のことをお勉強。本物のはく製は迫力がありますね。


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 3/20(日)の様子 

動物のお話を聞いたあとは...まちに待ったビンゴ大会!

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スタッフが動物の絵がかかれたボールを1つずつ箱からとりだし、
ビンゴカードにみなさん、それぞれマルで囲んでくださいました。

ビンゴの方にはプレゼントがあります♪
3/21(月・祝)「どうぶつ★ビンゴ」を行いますので、ぜひご参加くださいませ。


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「どうぶつ★ビンゴ」

時間:13:30~14:00 場所:3階展示室
参加費:無料 定員:30名

※当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、参加申し込みの受付を開始。
定員になり次第終了します。

フロアスタッフ まつだ

3月13日(日)のひとはく探検隊は「海の生きもの探険」!!

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まずは3階展示室と収蔵庫を探険。
海の生きものの液浸標本や触れるプラスティネーション標本。はじめて入った収蔵庫にみんなわくわく!です。


P1080026.jpg「みんなの眼の大きさはどれくらいかな?」

和田研究員からダイオウイカの特徴のお話を聞きました。
「①ダイオウイカの眼はバレーボールくらいの大きさがあります!」
ダイオウイカは②ヒレが❤ハート型で小さい ③なが~い触腕にもところどころに吸盤がある

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さあ、ダイオウイカを描こう!
兵庫県新温泉町で見つかったダイオウイカの原寸大の大きさでヒレの先から腕の先まで
4メートル13センチ、触腕を加えるとはもっともっとなが~い!
海で泳いでいるときは、赤い色をしています。
みんなで、黒のクレパスで縁どって、はみださないようにきれいにぬります。

a.JPG完成です。すごい迫力!海で会ってみたいなあ

P1080059.jpg和田研究員からひと言。「すばらしいダイオウイカができました!!」

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

完成したダイオウイカはしばらく4階ひとはくサロンに展示しています。どうぞご覧くださいね。

3月19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)の「フロアスタッフとあそぼう」は、
どうぶつビンゴです。クイズやビンゴで楽しくひょうごの動物を知ろう!
ぜひお越しください。

(フロアスタッフ いしくら)


ユニバーサル・ミュージアムをめざして79

では、どうするのか?-2

三谷 雅純(みたに まさずみ)




 わたしの書いた論文「聞くことに困難のある人がわかりやすい音声:視覚刺激の付加により高次脳機能障がい者の理解は進むか」 (1) に添って見てみましょう。

 軽度の人びとは、まるでスピーカーから出たすべての言葉を好き嫌いなく飲み込むように理解しました。肉声はもちろん、合成音であっても、まるで気にしていないかのようです。そして文章を表す挿し絵がなくても、「理解できる」という反応は変わらなかったのです。反対に重度の人は、穏やかな人格で認知機能は充分であったとしても、文章となった途端に分からなくなるようでした。言語音が言葉として意味のない環境音と同じように聞こえてしまうのです。中でも、フォルマント合成音と呼ばれる電気的なロボット音が苦手なようでした。もともと人の肉声を切り出して、音のパーツを組み立てるようにして作る波動接続型合成音だと、少しは「ことば」だと認識ができるようです。

☆   ☆

 日本では、「バリアフリー新法」(2015年 1月改正)改正「障害者基本法」(2011年12月発行)(2) などその他の関連法で、障がい者に取っての障壁を取り除く「整備をしよう」という意気込みは伝わって来ました。工業化製品の品質でもJIS(日本工業規格)によって規格が定められ、JIS高齢者・障害者配慮設計指針 (3) によって、たとえば高齢者は耳が遠い人がいるし、そうでなくても難聴者はいるのだから、そうした人にも配慮した製品作りやサービスのあり方を決めておきましょうということです。今は高齢者や難聴の人の都合だけを言いましたが、同じような配慮はその他の障がいや新しく日本に越してきた人、性差別を受けそうな人びとにも、「こんな配慮でどうだろうか」といった配慮の仕方が考えられています。この国際的な取り決めがISO規格です。

 

 つまり、難聴者やろう者、視覚障がい者を考慮した規準は、すでにあるのです。それなら「そうした規準を守りましょう」と言えばよい。そうではないですか?

 ところが、それが違うのです。どこが違うかというと、そこには、今、障害者差別解消法(2016年 4月施行)(4) で話題になっている「合理的配慮」(5) という問題を理解する必要があります。

 障がい者は、一人ひとり、何が障壁になるかが違います。同じ失語症者と言っても、わたしと別の人では、はっきり違うのです。現実には障がい者と「健常者を自認している人」の間には、差別は現在していますし、障がい者以外にも、さまざまな理屈をつけて、人は人を、それも反撃してこない(と信じている)弱い人を差別したがるものです。そして、こんなことは障がい当事者からは、なかなか言い出せません。言い出せば「あること、ないこと言い立てる、やっかいなヤツだ」と思われるからです。

 差別されてきた人は、その事を身に染みて知っています。ですから、軽はずみな告発はしません。勇気は持っていても、後先のことを考えたら、簡単には告発しません。

 では,どうするのか? それを解消する方法が「合理的配慮」(5) だと考えられています。今は、まだ「考えられている」だけです。本当の解決につながるかどうかは、わかりません。また「合理的配慮」を企画した人の意図がどこにあったかは、わたしにはわかりません。「合理的配慮」は個別の思いを救い上げる機能が、偶然にせよ、あるだろうということです。

 以前にひとはくブログに書いた話題から、よい例を捜してみましょう。例えば、車イスで斜面を下りるのはできそうに思えますが、実際に下りてみると、簡単ではないとすぐにわかります (6)。車イスを操作する練習は、わたしも入院したとき、すぐにしました。それで、わかるのですが、斜面は前向きに下りるものではなく、ブレーキが効きやすいように、後ろ向きに下りるものです。しかし、斜面を後ろ向きで下りるというのは難しい。他人に対する信頼感がなければ、とてもできません。しかし、一般の人が車イスの事情を認識しているとは、わたしにはとても思えません。特にスマホでゲームに夢中になりながら周りを見ないで歩く人がいたり、どこでも平気で自転車を飛ばす人がいるのでは、とても下りる気にならないのです。そんな時、車イスで斜面を下りる恐ろしさは、当人でなければ理解できません。「合理的配慮」とは、素直に立場の違う人の事情を聞いてみて、車イスで移動しやすい勾配を考えたり、それが経済的にできないのなら、人が後ろから支えてあげるといった配慮をすることなのです。――当然、人件費は余分にかかります。それでも「合理的配慮」は、社会にとって大切だと考えたということです。

☆   ☆

 高次脳機能障がい、特に失語症というのは、通常の感覚器官に問題があるというよりも、それを取り込んだ脳の中で起こる障がいのことです。「神経心理学的な配慮」があればありがたいのですが、今は、まだ「神経心理学的な配慮」は病院で行うだけで、一般社会で行うことではない。「神経心理学的な配慮」は夢のまた夢です。ではどうするのかと言うと、ひとつは脳の持つ潜在的な可能性を信じること、もうひとつはコミュニティの包摂力を信じることです。

 脳というものは、研究すればするほど不思議なことがわかってきます。以前は「ウェルニッケ野は言葉を聞く(=言語音を解釈する)中枢、ブローカ野は言語音を作り出す中枢」と考えられていました。わたしも、長い間、そう信じてきました。しかし、今ではそれ以外の機能を多く担っており、さらに他の部位と密接な神経連絡があるとわかったのです。それを活かす方法は、わたしの研究によっても、具体的に探れるかもしれません。

 「包摂」とは、コミュニティが多様な人びとを取り込んで、互いに助け合うことです。難しい言葉のようですが、聞いてみれば当たり前のことです。ただ、「互いに助け合う」というところがミソです。「障がい者」だからといって、一方的に助けられるのではありません。助け、また助けられるのです。一方的に助けられると言うのでは、わたしなら大いに不満です。できないことは、いくら無理強いされても、できません。しかし、わたしでなければできないことも、たくさんあるのです。そのことを無視して、あるいは、わざと、「そういった特性は見ない」でおいて、「障がい者だからできない(はずだ)」と決めつけるのは、あまりにも理不尽です。それはおかしい。

 わたしは、そう思っています。

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(1) 三谷雅純 (2015) 聞くことに困難のある人がわかりやすい音声:視覚刺激の付加により高次脳機能障がい者の理解は進むか. 人と自然 Humans and Nature 26: 27-35.
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/NO26_004.pdf

(2) バリアフリー新法:高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行令(2015年 1月改正)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H18/H18SE379.html
改正「障害者基本法」は<わかりやすい版>が障害保健福祉情報システムのホーム・ページに載っていました:
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/6laws/kihon_easy_no.html

(3) JIS高齢者・障害者配慮設計指針は,例えば:
「高齢者・障害者等配慮設計指針 事務機器-報知音」(JBMS-71: 2006)
http://hyojunka.jbmia.or.jp/hyojun2/upload-v3/archive/JBMS-71.pdf
など

(4) 障害者差別解消法(2016年 4月施行)は,内閣府から「障害者差別解消法の推進」:
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai.html
が出ています.

(5) 「合理的配慮」とは,wikipedia によれば、「障害のない人も、その人自身が持つ心身の機能や個人的能力だけで日常生活や社会生活を送っているわけではない。日常生活や社会生活を営むにあたり、様々な場面で人的サービス、社会的インフラの供与、権利の付与等による支援を伴う待遇や機会が与えられているのである。ところが、こうした支援は、障害のない者を基準にして制度設計されており、障害者の存在が想定されていないことが多く、障害者はその支援の恩恵を受けられないといった事態が発生することになる。その結果、社会的障壁が発生する。障害者が利用できるように合理的配慮を提供しないことは、実質的には、障害のない者との比較において障害者に対して区別、排除又は制限といった異なる取扱いをしているのと同様である。 例えば、ホールでの講演において、聴衆に対するサービスとしてマイクが使用される。聴衆はこのサービスがないと講演内容を聞くことができない。障害がない人々に対しても、人的サービス、社会的インフラの付与などの支援(配慮)がある。障害のない人々は、これらの支援(配慮)を受けて日常生活・社会生活を送ることができる。しかし耳の聞こえない人々にはこの支援を利用することができない状況が発生し、これが社会的障壁となる」とあります.一部、読みやすいように変更しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E7%90%86%E7%9A%84%E9%85%8D%E6%85%AE

(6) ひとはくブログに:
「聞いてみて、初めてわかることがある-1」
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/06/post_1883/
「聞いてみて、初めてわかることがある-2」
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/06/post_1884/
があります。



三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

ユニバーサル・ミュージアムをめざして78

では、どうするのか?-1

三谷 雅純(みたに まさずみ)




 元来、さまざまな人が利用する生涯学習施設でも、マルチメディアDAISYは役に立ちそうです。このことは、このひとはくブログにも何度か書きました (1)。

 DAISY(Digital Accessible Information System)というのは、コンピュータで使う機械語で作った文章のことです。XHTML (Extensible HyperText Markup Language) と書いた方がよく解るという方も、いるかもしれません。人生の途中で視力を失ったが、習ったことがないので点字がよく解らないという方には、DAISYが福音になりました。また点字は解っても、コンピュータをよく利用するという方には、とても便利です。文字を読むように音声で発音してくれます。そして書籍と同じように文章の途中からでも自由に聞き直せるのです。テープレコーダーが現代風にアレンジされて、コンピュータで扱い易い形になったと言えばよいでしょうか。

 DAISYが聴覚以外の感覚、例えば視覚も使えるとしたら、どうでしょう? つまり、読んでいる文章に合わせた絵や写真が流れるのです。これは、コンピュータで表された絵本とか写真集、動画であればテレビや映画の字幕スーパーの感じです。どのようなものか理解できるでしょうか? 流れる文字を機械が声に出して読んでくれて、その上、読んだ文字の色が変わるのです。カラオケ・ボックスで流れる画面の感じと言った方が近いのかもしれません。

 絵や写真、動画の入ったDAISYを、特にマルチメディアDAISYと呼びます。マルチメディアDAISYは、視覚に頼らない人はもちろんですが、字がうまく読めない人にも役に立つと分かってからは、学校現場では積極的に取り入れられました。教科書をマルチメディアDAISY図書にすれば、字がうまく読めない多くの子どもが理解しやすくなるのです (2)。今では、マルチメディアDAISY図書を使って認知症など多くの人に分かりやすい図書ができないかと工夫しています (3)。興味の対象になる本のテーマを選びさえすれば、マルチメディアDAISYは一般の人にも理解しやすい形式です (4)

 もちろん、ご自分の頭で考えたり、感じたりするタイプの方は、もうわかっているはずです。視覚で世界を捉えることがない人や、聴覚で世界を捉えることがない人にとって、マルチメディアDAISYに意味はありません。絵や写真は目で見て意味があるのだし、音声は耳で聞いて意味があるのですから。

☆   ☆

 ということで、わたしはマルチメディアDAISYが高次脳機能障がい者にも役に立つのではないかと考えて、特に失語症の皆さんに手伝っていただいて視聴覚実験をくり返してきました。

 音で聞く。文字を読む。色を反転させてどこを読み上げたかを示す。音を聞く時は、アナウンサーの肉声が録音してあれば、読み方のスピードやニュアンスも伝わります。絵や写真ならば情景を理解しやすいでしょうし、動画であればもっと多くの情報が伝わります。ものを見たり音を聞いたりといった働きは、脳の別べつの場所が担っているとされています。わたしたちは情報を別べつの場所で処理し、理解し、統合して、「美しい花が咲いている」とか「この人は見た目は恐そうだが、やさしい人に違いない」といった高度なことを判断しているのです。

 マルチメディアDAISYを科学的に言い直せば、聴覚だけでなく文字情報や絵・写真・動画といった視覚から受け取る情報、複数の感覚から受け取る情報を、脳の中で統合して理解しやすくしているのだということになります。字がうまく読めない人や認知症の人は「脳の多様性」があるのですから、うまく聞き取れない人がいる高次脳機能障がい者も、マルチメディアDAISYなら理解できるのかもしれません。

 そう考えて、マルチメディアDAISYを聞いていただいたのです.しかし、結果は予想通りに、とはいきませんでした。

 わたしの書いた論文「聞くことに困難のある人がわかりやすい音声:視覚刺激の付加により高次脳機能障がい者の理解は進むか」 (5) に添って見てみましょう。

 まず、実験を受けていただいた方の中で、自分は高次脳機能障がいではないと自覚している方――この論文では高次脳機能障がい者が主人公ですので、「高次脳機能障がいではないと自覚している方」を「非障がい者」と呼びました――は、今までよく報告されている (3) ように、絵の入ったものの方が、音声だけで読み上げるよりも、より理解しやすいと答えました。

 一般に合成音は聞きづらいものですが、絵の入ったマルチメディアDAISYの形式にすると、肉声と同じように理解しやすいと答える人が多くなります。この結果から、ロボットのような機械の話す合成音でも、充分に理解しやすいと感じるのだと思います。......なぜって、ロボットは存在そのものが絵や写真のように視覚を刺激するのですから。

 ところが、高次脳機能障がい者、中でも失語症者では、程度の軽い人も、重い人も、それぞれにマルチメディアDAISYへの反応が非障がい者とは違っていました。

 軽度の人びとは、まるでスピーカーから出たすべての言葉を「好き嫌いなく飲み込む」ように理解しました。肉声はもちろん、合成音であっても、まるで気にしていないかのようです。そして文章を表す挿し絵がなくても、「理解できる」という反応は変わらなかったのです。

 反対に重度の人は、穏やかな人格で、どのようなことも、充分に理解しているように見えたとしても、文章はまるで分からないようでした。言語音(げんご・おん)が、言葉としては意味のない環境音(かんきょう・おん)と同じように聞こえるのです。中でも、フォルマント合成音と呼ばれる電気的なロボット音が苦手なようでした。もともと人の肉声を切り出して、音のパーツを組み立てるようにして作る波動接続型合成音だと、少しは「ことば」だと認識できるようです。

 フォルマント合成音は電気的な合成音ですから、キー操作で入力すれば、それだけで文章から音が出ます。波動接続型合成音では合成法を身に付けないと音は出ません。それでも、操作はそれほど難しくありません。肉声が一番良いのですが、それが無理なら,波動接続型合成を使えば重度の人でも何か喋っていると気が付いて、注意してくれるのかもしれません(ただのノイズにしか聞こえないのかもしれませんが)。

 次に続きます。

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(1) 例えば:
「失語症者に助けてもらう−1」
http://www.hitohaku.jp/blog_old/2012/06/post_1556/
「失語症者に助けてもらう−2」
http://www.hitohaku.jp/blog_old/2012/06/post_1563/
「失語症者に助けてもらう−3」
http://www.hitohaku.jp/blog_old/2012/07/post_1564/
「学校の先生といっしょに考えてみた−1」
http://www.hitohaku.jp/blog_old/2012/08/post_1599/
「学校の先生といっしょに考えてみた−2」
http://www.hitohaku.jp/blog_old/2012/08/post_1607/
「ユニバーサルなホームページを考える事」
http://www.hitohaku.jp/blog/2013/03/post_1701/
「人びとを迎えるために-2」
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/02/post_1834/

(2) 例えば、金森裕治ほか (2010) 特別支援教育におけるマルチメディアデイジー教科書の導入・活用に関する実践的研究. 大阪教育大学紀要 59: 65-80.
http://150.86.125.91/dspace/bitstream/123456789/25255/1/KJ4_5901_065.pdf

(3) 河村 宏 (2011) デジタル・インクルージョンを支えるDAISYとEPUB. 情報管理 54: 305.315.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/54/6/54_6_305/_pdf

(4) 三谷雅純 (2013) 生涯学習施設は言葉やコミュニケーションに障がいを持つ人とどう向き合うべきか: 総説. 人と自然 Humans and Nature 24: 33-44.
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/No24_04.pdf

(5) 三谷雅純 (2015) 聞くことに困難のある人がわかりやすい音声:視覚刺激の付加により高次脳機能障がい者の理解は進むか. 人と自然 Humans and Nature 26: 27-35.
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/NO26_004.pdf




三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

12日(土)、ひとはくにてフロアスタッフとあそぼう「画はくの日」が行われました!

今回は特別に池田研究員にご登場いただき、丹波の恐竜についてわかりやすく解説していただきました!
池田研究員のプロフィールは☆こちら☆

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恐竜化石についてお勉強したところで、さっそくみんなで絵を描きました!


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※クリックで拡大!

化石や恐竜の絵を見て描いてくれたり、自分で考えたオリジナル恐竜を描いてくれたお客さんもいましたよ♪
みなさんの力作は4階休憩コーナーに1ヶ月間展示しています!
ぜひ見にいらしてくださいね♪

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3月、いよいよ春ですね!
ひとはくの周りでも枝先に葉っぱの赤ちゃんを見つけたり、
足もとに小さな花を見つけたり...とうれしい発見が増えてきました*^^*

3月のKidsサンデーの様子をレポートします!

3月の「自然ってすごいラボ&プレイルーム」のテーマは、「か・せ・き」でした。

「か・せ・き☆ラボ」では はかせの使う道具「ルーペ」を使って
どの石に化石が入っているか観察しました。

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観察のあとは 小さな化石の300倍レプリカづくり&
化石が入っている石「チャート」さがしに挑戦!


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チャートさがしでは、たくさんのキッズがすぐに発見!
保護者の方もはかせもびっくり☆


「か・せ・き☆プレイルーム」では
小さな化石のぬりえや、石をよーく見て絵をかく石アートをたいけん!


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(ハムスター)              (左から、ねずみ、ひつじ、ひつじ)

みんな自分の作品の石をはかせに鑑定してもらっていました。
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この他にも楽しいイベントがたくさん実施され、多くのキッズの皆さんが参加していました。

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<解説!丹波の恐竜化石>               <パネルシアター>

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<フロアスタッフとあそぼう「モールで恐竜をつくろう」>→くわしいご報告はコチラ!


次回のKidsサンデーは5月1日(日)です。

4月のKidsサンデーはお休みですが、
ひとはく連携活動グループ NPO法人 人と自然の会さんによるイベントなど
キッズの皆さんが参加できるイベントが盛りだくさんですので、
ぜひ、遊びに来てくださいね!

          (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

4階オープン・ラボに、巨大な何かが現れました!!!

ひとはくのキャラクター
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横に並んで大きさを比較してみましたよ!



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大きいですね!!


(あ、間違えました。
はくちゃんではなくフロアスタッフのきただにさんでした・・・。)


謎の巨大物の正体を知りたい人は
13日(日)に行われる『ひとはく探険隊~海の生きもの探険~』に、是非ご参加ください☆
くわしくはこちらです

みなさまのご参加をお待ちしております♪

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コンニャクが何からできているか知っていますか?
実はコンニャクは「コンニャクイモ」からつくられます。

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▲コンニャクイモ(球茎から成長します)


ただいま、4階インフォメーションカウンターにて
そのコンニャクイモが開花準備をはじめています。

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▲左が3/6(日)撮影、右が3/10(木)撮影

比べてみると、成長しているのがわかりますね。
コンニャクの花が咲くと独特の臭いを放つそうですよ。


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いったいどんな臭いなのか?
もうそろそろ花が咲きそうなので、ぜひ、みにきてくださいね(^_^)

高さは1mをゆうに超えています...!

 



 2012年、コンニャクの花が開花した様子
 (詳細はここをクリック)  
 




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「新刊コーナー」

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4階図書コーナー「新刊コーナー」が新設されました。
新刊はこちらでチェックできますよ~。


フロアスタッフ まつだ




3月になり、気候も暖かく過ごしやすい日が増えてきましたね!
3月5日(土)6日(日)にフロアスタッフとあそぼう「モールで恐竜をつくろう!」を行いました(*^_^*)




今回モールでつくるのは、丹波の恐竜ティラノサウルスです!

最初に少し恐竜のお話をして、さっそく作ります!

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細かい工程が多く、小さいお友達は、お父さん、お母さんにお手伝いしてもらいながら作っています。

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ガオォーー!!
カラフルな恐竜がたくさんできあがりました(*^_^*)
ご参加いただきありがとうございました!




次回のイベントは、
3月12日(土) フロアスタッフとあそぼう!「画はくの日」
3月13日(日)
 ひとはく探検隊「海の生きもの探検」
です!
 
みなさんのお越しを、心よりお待ちしております!!

 

フロアスタッフ  くまもと まなみ





2月28日(日)、フロアスタッフとあそぼう『おひなさまづくり』の2日目が行われました!
となりにお雛様がいなくてちょっぴりさみしそうなお内裏様...
はやくお雛様来ないかなぁ。

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一日目に引き続き、植物はかせの小舘研究員によるおはなしがありました(^^)
桜、桃、梅。
どれもよく似ている花だけど、ちがいはどこかな?
種の形もそれぞれちがいます。
さわってたしかめてみよう!

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おはなしのあとは、さっそくおひなさまづくり。
巨大折り紙で、五人囃子と三人官女の着物を折ります。

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最後は、さらに巨大な折り紙でお雛様の着物を折ります!

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おひなさま完成!!

s-P1070891.jpg※クリックで拡大!

おひなさまは、4階ひとはくサロンにて3月末まで展示しております。
是非みにきてくださいね♪

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2/27(土)、本日のフロアスタッフとあそぼうは
「おひなさまづくり」を行いました!

まずは小舘研究員のお話
さくら、もも、うめ...とてもよく似ているけれど
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ある部分が見分けるポイントです。

お話のあとはさっそく、おひなさまづくり!
みんな協力して、上手につくってくれました(^▽^)!
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お内裏さまを1番上にかざって、
三人官女、五人囃子はどこかな?
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着物の模様になるシールをはって...
いよいよ完成!

ひとはくサロンがいっきにはなやかになりました!
お内裏さまも誇らしげに見えますね。
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ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!

明日、2/28も引き続き
フロアスタッフとあそぼう「おひなさまづくり」を行います!

果たして、どんな素敵なものができるのでしょうか...!
今からとっても楽しみですね~(^0^)

みなさまのご参加、心よりお待ちしております!
一緒に「ひとはく雛」を完成させましょう

名前ロゴフロアスタッフとあぞぼう.png
人と自然の博物館では、博物館の活動・運営に関してご意見や提言をいただく場として、博物館協議会を開催しております。
委員は公募委員を含む学識経験者などの方々に「ひとはく」について協議いただきます!

平成27年度 兵庫県立人と自然の博物館協議会
日 時 平成28年3月8日(火) 14:00~
場 所 兵庫県立人と自然の博物館 4階 大セミナー室

傍聴について
定員は15名です。
当日の会議を傍聴希望の方は、会議の当日、協議会の開会予定時刻の30分前までに、
あらかじめ住所、氏名その他会長が必要と認める事項を記載した傍聴申出書を会長に提出し、傍
聴証の交付を受けて下さい。

人と自然の博物館協議会の詳細はこちら

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こんにちは!!

昨日に引き続き、フロアスタッフとあそぼう「たんぽぽモビール」

をおこないました☆

今日もたくさんのお客様がご参加くださいました♪

 

まずはたんぽぽについてのおはなし。

ひとつのお花のように見えるけど、実はたくさんの小さなお花の集まりなのです。

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さあ作りましょう!!

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じゃーん!!完成\(^o^)/

みなさん、自由な発想で、自分だけのオリジナルたんぽぽモビールを作り上げてくれました!!

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ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました☆彡

 

さて、次回のフロアスタッフとあそぼうは

2/27(土)・28(日) 
「おひなさまづくり」

みんなで力を合わせて、「ひとはくおひなさま」をつくろう!

http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12367

みなさんのご参加を心よりお待ちしております。

 

フロアスタッフ かどはまえりこ

今日の「フロアスタッフとあそぼう」は
一足お先に春らしく たんぽぽのモビールをつくりました。
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素敵な作品がたくさん仕上がりました!
明日も13:30~行います。(受付は10:00~先着20名です)
みなさんも参加してみませんか?
フロアスタッフ一同、皆様のご参加をお待ちしております。

          フロアスタッフ せら ゆうこ

2月13日(土)と14日(日)、フロアスタッフとあそぼう『スイーツの街をつくろう❤』が行われました!
画用紙を使ってお菓子の家をつくり、みんなで街づくりをしました♪

みんなが住みたい街ってどんな街かな?
すてきな街をつくるには何が必要だろう?

みんなで考えながら、街をつくっていきます!

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13日(土)は、ひとはくの大平和弘(おおひらかずひろ)究員 にご登場いただきました!!
大平研究員のプロフィールはこちら

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大平研究員に街づくりについてのお話をしていただきました。
小学生に向けてのセミナーも実施されているので、先生のお話はとってもわかりやすく
フロアスタッフもお客様と一緒に「フムフム」とお勉強させていただきました♪

最後は、みんなで完成した街と一緒に集合写真を撮りました♪

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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!

また
急遽ご登場いただいた大平先生、急な話にも関わらず快く引き受けてくださりありがとうございました!
これからもどんどんフロアスタッフと研究員のコラボレーションができればいいなと思います♪




次週、2月20日(土)と21日(日)
フロアスタッフとあそぼう
は...

『たんぽぽモビール』です!


みなさまのお越しを心よりお待ちしております♪



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私たちの身近な自然にはどんな動物がすんでいるのでしょうか?

セミナー参加者の方と一緒に、博物館のすぐ横の深田公園で調査を行いました。12月から2月まで、赤外線センサーで動物を感知する自動撮影カメラを5台セットした結果、いろいろな動物たちが撮影されました。夜に活動する動物は、普段は目にすることが少ないですが、これからも動物たちが身近にすめるような環境を未来に残して行きたいですね。
(高木 俊 / 自然・環境マネジメント研究部)

(左)キツネ (右)タヌキ  この2種類は5年前に行った調査でもよく撮影されています。
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(左)テン (右)ヤマシギ ほかにはネズミ類やネコ・こども・研究員(!)が撮影されました

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こんにちは!暖かくなったと思いきや、寒~い日が続いたり・・・みなさん、風邪など引かれてませんか?

元気いっぱい☆ひとはくスタッフは、みなさんのご来館をお待ちしていますよー!


さて、1か月のメンテナンス休館を経て、開館したひとはく。

展示がいくつかかわりました☆彡

 

まず大きくかわったのが「丹波の恐竜化石展示室」

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 ちびっこに人気の復元画が展示室内に登場!!

目の前の恐竜化石は一体どんな姿をしていたのか?!鮮やかに目に飛びこんできますよ\(◎o◎)/!

またそれぞれの発掘場所ごとの展示説明が加わり、より分かりやすくなりました!

そして!!お正月のニュースにもなっていた「下部白亜系篠山層群から発見された卵化石」

臨時展示が行なわれています。

もしも獣脚類の卵化石だとしたら・・・今まで発見された中で、世界最小の恐竜の卵化石発見(@_@;)!となるかもしれません!!

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ひとはくでの展示は2/28(日)まで。その後、3/5(土)~3/31(木)までは、丹波市のちーたんの館での展示となります。

ぜひこの機会に、ホンモノの化石を皆さんの目でお確かめ下さい!!

 

他にも・・・

                              
 トピックス展示                       
                                           
 「兵庫のタンポポ 2015」

  2/6(土)~4/24(日)

  誰もが知っている植物、タンポポについての展示です。

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    ミニ企画展  
                                                                     

  「六甲山のキノコ展 2016」 

  2/11(木・祝)~5/7(土)

  今年は毒キノコに注目!

  ニオイ体験コーナーもあるよ!

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などなど、見どころ盛りだくさんです!!

 

土日祝はもちろん!スタッフのイベントがありますよー!

次回のフロアスタッフとあそぼう

2/27(土)・28(日)「おひなさまづくり」

みんなで力を合わせて「ひとはくおひなさま」をつくろう!

http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12367

スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております\(^o^)/


フロアスタッフ かどはまえりこ


2月11日(木)、ひとはくでは「共生のひろば」が開催されました。館内が大賑わいのなか、

フロアスタッフとあそぼう♪画はくの日~昆虫標本をみてかこう~を行いました。
今回は3階「江田コレクション」の展示のすきな昆虫標本をみんなでみてかきました!


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ご参加いただきありがとうございました!

完成した絵は4階休憩コーナーに掲示しておりますので、よかったらまた見に来てくださいね!
みなさんにまたお会いできるのをとっても楽しみにしています♪




次回のフロアスタッフとあそぼう♪は、
2016年2月20日(土)、21日(日) 「たんぽぽモビール」です!
かわいいたんぽぽのモビールをつくろう☆
 
みなさんのお越しを、心よりお待ちしております!!

 

フロアスタッフ  くまもと まなみ



 人と自然の博物館では、ひとはく地域研究員や連携活動グループをはじめ、地域の自然・環境・文化を自ら学び伝える活動を行っている方々が、お互いの活動を知り、活動の質をあげ、新たな展開のヒントを得る場として、「共生のひろば」を開催しています。2006 年からはじめて、11 回となりました。開催した発表会では、口頭発表・ポスター発表等を合わせて例年の倍以上の90件を超えるの発表があり、活発な情報交換ならびに交流がおこなわれました。

ギャラリートーク
「ダイオウイカの謎に迫る最新研究」(和田研究員)            
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口頭発表
口頭発表の部では、地域の活動団体や高等学校を含め8団体の発表がありました。

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ポスター発表
ポスター発表があり、参加の皆様たちも互いの活動を知る場として観覧するとともに観覧者からの質問に回答されている光景が見られました。
また、当館の研究員が参加者の研究への助言も行いました。

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特設会場での展示

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展示の部(共生のひろば展)

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また、兵庫県立人と自然の博物館4階ひとはくサロンでは第11回共生のひろば展として4月3日(日)まで展示されています。
地域で活動されている各団体のこの素晴らしい研究や成果は一見の価値あり! 是非一度ご覧下さい。

                                 情報管理課 中前純一



hiroba2016_annai_s.JPG以前からアナウンスしておりましたとおり、2月11日(祝)に第11回共生のひろばを開催します。

 どなたでもご参加いただけます。ぜひ、ご来館ください(混んでますが・・・)。この日はスペシャルです。

共生のひろばとは、いわゆる「市民学会」で、幼稚園児からレジェンドまで、あらゆる立場の方が、日頃の活動や研究の成果を発表する、なんでもありな発表会です。これまで、ひとはく地域研究員や連携活動グループの方に限定していましたが、今回からは、広く参加者を公募したところ、この時期にも関わらず、県内外から多くの団体さんのエントリーがありました。その数、なんと90件近いテーマ。小さな学会よりもずっとたくさんの発表数があり、それぞれが大変ユニークです。小学生が取り組み外来種対策もあれば、NPO等によるシカの被害対策に関するはなし、都市公園での1年間の生態調査もあれば、はたまた生き物コレクションの迫力ある展示もあれば、プラナリアの実験や茅葺民家の暮らし紹介など、とても多様性です(プログラムはこちら)。そして、何よりも、参加される方々がとてもユニークで面白い。そんな方々と、丸一日、交流できる機会があるのが、共生のひろばの特徴です。ポスター発表が中心で、参加者どうしでの議論が深まり、あらたな活力が生み出されることを期待しております。

環境科学分野や教育分野に携わっておられる方々にとっても、新たな発見がたくさんあるはず。各地で展開されている保全活動や教育普及の活動の事例があつまりますので、色んな工夫が参考になるかと思います。学校教育や大学教育とは違う、ミュージアムでも生涯学習に関心があるかた、もっとヤヤコシイ言い方をすれば社会構成主義に基づくアクティブラーニングに関心がある方にも、実践教育の様相をお伝えできると思います。そして、何よりも、こうした地域での自律的な取り組みの質と数が、ひょうごの自然を支える原動力になっていることが実感できるのではないでしょうか。

プログラムなどは以下のサイトにあります。
http://www.hitohaku.jp/infomation/event/kyousei11th.html

また、当日は、当館の和田研究員によるダイオウイカに関する最新研究の紹介(若いダイオウイカの標本も登場!)や、伊丹市昆虫館の長島さんによるピンセット講座なども開催されます。興味のある方は、ぜひ、ひとはくへお越しください。

それと、毎年恒例の御影高校による六甲山のキノコ展2016が開催されるほか、最新研究からのトピックスとして恐竜?卵化石の実物展示もあります。ぜひ、みなさまお誘いあわせのうえ、博物館にお越し頂ければと思います。

(みつはしひろむね)

rokko_kinoko2016_photo1.jpg今年も御影高校環境科学部のみなさんによるキノコ展を開催します。2月11日から5月7日までの開催です。ゴールデンウィークは5月8日までなんですが、後片付けしないといけないので、7日で終了です。お間違えないように。ただ、8日は後片付けしてますので、そんな様子を覗きたい人には良いかもしれません(関心ある人はお声掛けください、片付け手伝わされるかも・・・)。
ことしで、なんと8回目です。これまで六甲山の再度山での調査成果をもとに積み上げてきた成果をもとに、標本づくりやデータ分析の結果をとりまとめての展示です。今回は、これまで着目してこなかった、毒キノコに注目し、毒キノコだけをとりあげて紹介するほか、毒キノコはいったいいつの時期に多いのかなど、分析した結果が紹介されます。
また、毎年恒例のきのこの匂い体験コーナもあります。ともかく、約500種のキノコを一堂に並べていますので、圧巻です。
きのこに興味のあるかたは、ぜひお越しいただければと思います。

 六甲山のキノコ展2016の紹介はこちらです → HP


(みつはし ひろむね)

ひとはく。にぎやかに開館しました!!
 メンテナンス休館明けの2月6日(土)7日(日)、「フロアスタッフとあそぼう~川でさかなつり~」を行いました。
 上流・中流・下流どこでどんなエサでつるのか、みなさんワイワイ楽しくミッションカードを見ながら大奮闘!
 釣りあそびを通じて、川に暮らす魚の場所や暮らし方の違いを知り、身近な川の自然に目をむけるきっかけとなったでしょうか。

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 ご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました。

 ここでさかなつりファンのみなさんに耳より情報です。
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 4階ひとはくサロンのミュージアムボックスに「さかなつり」のボックスがあるのをご存知ですか。
 ぜひ、あそんでみてくださいね!

次回の「フロアスタッフとあそぼう」画はくの日です。
 博物館の展示をじっくり観察しながら絵を描いてみましょう。
 道具は貸出しします。

 日時:2月11日(木・祝) 13:30~14:00
 場所:来てのおたのしみ♪・・・ヒントは昆虫だよ♪
 定員:なし   参加費:無料



そして「フロアスタッフとあそぼう」スイーツの街をつくろう♡
 画用紙を使ってヘクセンハウス(お菓子の家)をつくってみよう!
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 日時:2月13日(土)・14日(日) 13:30~14:00
 場所:4階オープン・ラボ
 定員:20名
 参加費:無料
 ※当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、
 参加申し込みの受付を開始。
 定員になり次第終了します。




どうぞ、お越しください。

(フロアスタッフ いしくら)

 兵庫県立人と自然の博物館は、1月31日(日)神戸国際展示場で開催された第8回サイエンスフェアin兵庫にブースを設け出展しました。
 今回は1500名を超える高校生などが参加し、科学技術分野における研究や実践発表の場として口頭発表やポスター発表が行われアカデミックな熱気がいっぱいです!
 ひとはくのブースでは、研究員が生きた数種類のダンゴムシはじめ、ヘラクレスオオカブトやカタツムリ、顕微鏡を用いて標本の説明等を兼ねたミニセミナーを開催しました。


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       準備と打ち合わせ中です!     顕微鏡で見られる標本をセット    

     DSC02727.JPG  P1070812.JPG                                    
        ひとはく紹介パネル        山内研究員の標本セミナー              
                                   
       DSC02867.JPG  DSC02852.JPG                                                                                           
      鈴木研究員のダンゴムシセミナー    秋山研究員の植物セミナー
                                    
         DSC02856.JPGのサムネイル画像     P1070826.JPG                                                
               ひとはくブースは高校生で満員です!   研究員のまわりには高校生がたくさん!


    会場の様子です!

               DSC02712.jpg     DSC02714.jpg  
                          開会式             参加者のみなさん 
        
              DSC02748.JPGのサムネイル画像  P1070799.JPG   
                       学校紹介パネル                 ポスター発表 

      P1070802.JPG  DSC02765.JPG      
 研究アドバイスを行う鈴木研究員                       ポスター発表                                                

P1070806.JPG                     DSC02800.JPG                            
「ねこみみ」による脳波の研究                                                  ポスター発表    
                                                                                                        
        
展示に興味をもって質問に来る高校生たちにひとはくの研究員が熱心に説明と研究のアドバイスを行いました!
高校生のみなさん!ぜひ!未来の研究者をめざして頑張ってください!
ひとはくはみなさんの夢の実現を応援します!

今回サイエンスフェアに参加された高校の中には、2月11日(木・祝)に兵庫県立人と自然の博物館で開催される
第11回共生のひろば」でも発表される高校もあります。
次は「共生のひろば」でお会いできることを楽しみにしています。

                                  情報管理課 中前純一

ashiya_gairai2.jpg2月6日から芦屋市にある芦屋市民センターのギャラリーでは、外来種展を開催しています。
2013年に芦屋市北部にある仲の池で、ため池の水を抜いて工事を行おうとしたところ、池底は外来種だらけ。巨大なアリゲーターガーをはじめ、スポッテドガー、ソウギョ、オオクチバス、ブルーギルなど、外来魚の楽園となっていました。これらの魚はすべて捕獲し、その一部を人と自然の博物館にてはく製とし、今回の会場にて展示しています。アリゲーターガーは1m以上の大きさでとても迫力があります。これ以外ににも、外来種のことをより良く知ってもらうために、アライグマやカミツキガメなどの標本も並べています。仲の池での環境調査や外来種駆除の様子などをふくめて展示しています。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

開催日時 : 2016年2月6日(土) ~ 2月15日(月) 
場所   : 芦屋市市民センター ギャラリー(3F)
主催   : 芦屋市 ・ 兵庫県立人と自然の博物館
協力   : 三洋テクノマリン株式会社
*もちろん無料です。


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(みつはしひろむね)

お待たせしました!冬期メンテナンス休館を終えて、
ひとはくは、2月6日(土)から開館です!

◆2月6日(土)・7日(日)のフロアスタッフとあそぼう!は「川でさかなつり」。
川に見立てたブルーシートを使って魚つりをします。
上流・中流・下流、どんなエサでどんな魚がつれるかな?


s-datafiles.jpg時間:13:30~14:00
場所:2階展示室
定員:15名参加費:無料
※当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、参加申し込みの受付を開始。
定員になり次第終了します。

 









2月6日(土)から
臨時展示「下部白亜系篠山層群から発見された卵化石」が始まります。

丹波竜発掘現場脇(丹波市山南町上滝地内)において、獣脚類恐竜もしくは鳥類と考えられる非常に小型の卵化石等が、密集した状態で複数発見されました。 恐竜の卵か鳥の卵か?ご自身の眼でご覧になりませんか?

期 間: 2016年2月6日(土)~ 2月28日(日)
場 所: 兵庫県立人と自然の博物館   3階 丹波の恐竜化石展示コーナー
展示物: 実物標本ブロック3点、パネル等

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みなさま ぜひ、ひとはくにお越しください!!

(フロアスタッフ いしくら)



                

 
 丹波竜発掘現場脇(丹波市山南町上滝地内)において、獣脚類恐竜もしくは鳥類と考えられる非常に小型の卵化石等が、密集した状態で複数発見され、ニュースや新聞でも大きく取りあげられました。

   これらの化石の発見は国内では他に例がなく、世界的にも極めて稀であり、恐竜類・鳥類の繁殖行動の進化を解明する上で貴重なものであるといえます。
(※許可を得て手で触れています)


 そこで、今回発見された卵化石の臨時展示を行います。恐竜の卵か鳥の卵か?ご自身の眼でご覧になりませんか? 手で触れることは出来ません....




    期 間: 平成28年2月6日(土)~2月28日(日)


    場 所: ひとはく3階 丹波の恐竜化石展示コーナー




↓  記者発表の詳細はこちらをご覧ください ↓
  http://www.hitohaku.jp/research/h-research/kaseki-20160108news.html


 是非 ひとはくへお越しください!!

生涯学習課

ユニバーサル・ミュージアムをめざして77

『バリアフリー・コンフリクト』を読む-3

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 さらに『バリアフリー・コンフリクト』を読んだ感想の続きです。

 『バリアフリー・コンフリクト』には、岡 耕平さんがお書きになった「『障害者雇用』って本当に必要なの?」という章があります。「障害者雇用」とは、ひとはく のような公共施設はもちろんですが、私企業も、一定の人数で障がい者を雇わないといけないという制度です。雇わなければお金を払わなければいけません。反対に言えば、お金を払いさえすれば「障害者雇用」に知らんぷりができてきました。

 今、書いたように、お金を払ってでも知らんぷりをしたい企業が、現実にあります。そのような「企業の論理」とは、いったいどのようなものでしょう?

 岡さんは、厚生労働省の実施した平成20年度障害者雇用実態調査 (1) から見えてくる、現代の企業が障がい者を雇う時に抱く懸念を次のようにまとめています。



「社内には障害者にできる仕事はおそらくなく、障害者が安全に働くための保証もできない。一度雇用すると簡単には解雇できないために雇う前に適正を見極めたいが、障害者の適正を把握するのは難しい。さらに、従業員が障害特性について理解できるかどうか、障害者がどの程度意欲を持って仕事に取り組んでくれるかどうか不安だ。」(81ページ)

「こうした懸念は、とりわけ障害者雇用そのものに高いハードルを感じている企業の実感として、かなり一般的なものかもしれない。つまり、多くの企業は障害者に非障害者と同様のパフォーマンスを期待しており、にもかかわらずそれが満たされないのではないかという不安を持っているということだ。」(81ページ)


 「非障害者と同様のパフォーマンス」は、わたしにも似た経験があります。ある方はわたしの能力には何も関心を示さず(あるいは、仕事はおいおい憶えていくだろうから)、わたしの2種2級の障害者手帳だけを見て「健常者と同じように働けるのなら雇ってあげる」とおっしゃったのです。残念ながら、わたしにはその方が求めるパフォーマンスは発揮できませんでした。発揮できないから2級の障害者手帳を持っているのだし、それでも、求めるパフォーマンスに代わる才能は充分にあるつもりです。2級は重度障がいです。わたし一人で二人の障がい者を雇ったことになります。何のことはない、その方は「2種2級の障害者手帳を持った健常者」を求めておられたのです。この「多くの企業は障害者に非障害者と同様のパフォーマンスを期待」する実態には根深いものがあります。簡単にはぬぐい去れません。

☆   ☆

 近藤武夫さんは「読み書きできない子どもの難関大学進学は可能か?」の中で、(障がい者に対する)合理的な配慮など「社会では通用しない」と主張される方に対して反論を試みています。



「『(障害に伴う配慮を社会が、あるいは企業や公共施設などの事業体が提供することは)理想であり現実には存在しないもの』だという言外の前提、つまり配慮がない状態で示される能力を規準にするような考え方をその発言者が持っていることを示している。また、障害による困難・弱みは周囲の配慮でサポートし、それ以外の強みの面でその人の能力を見ようとする考え方を、『甘い』『生ぬるい』考えとして認めない態度が透けて見える。』(108ページ)


 資本主義経済のもとでは、私企業はしのぎを削る競争をしています。その意味では「社会では通用しない」という言葉も安易には否定はできません。ただ、わたしたちは民主主義の社会に生きているのですから、民主主義に根ざした主張も大切です。近藤武夫さんは障がい者の支援をしている側にそれなりの覚悟を求め(障がい当事者にも同じだけの覚悟を求めておられるのだと思いますが、ここでは「支援をしている人たち」に対して):


「周囲からの配慮が得られにくい状況に対して、障害者の側の準備性を高めようと支援していくことは非常に大切である。具体的には、障害当事者が出会う現実場面への対処法としてアサーション(相手の主張も認め、自分の意見も上手に伝える)技法を学ぶ機会を提供するなどのコミュニケーション支援を用意するといったアプローチが考えられる。」(108ページ)


と述べています。

 2016年 4月から「障害者差別解消法」が正式に施行されます (2)。「障害者差別解消法」では差別行為を禁止していますが、「合理的配慮」をしないでいると「差別」をしたことになってしまいます。このことは行政機関では当然ですが、私企業でも努力義務があります。

 つまり先ほどの、「合理的配慮」は理想だが現実の「社会では通用しない」という言い方は、法律の上でも「通用しない」のです。ただし、わたしの経験から言うと競争社会はこれからも続きますし、配慮することを「甘い」「生ぬるい」とする態度が社会的マジョリティ(=「健常な働き手」=気が付いていないだけの「障がい者」)には喜ばれるままだと思います。

 『バリアフリー・コンフリクト』は2012年に出た本ですが、その後、人の心が劇的に変わったという実感はありません。最初に「時代は変わった」と書きましたが、それは根深い感情が見え難くなっただけだとも言えるのです。

 我われの社会は、時として過度な競争を煽(あお)ります。そんな時、障壁が乗り越えられない人がいるのなら、その人が自力で乗り越えられるように配慮する。互いに障壁を作らないように工夫する。工夫したものを社会に示す。思い出して下さい。それが公共施設の役割だったはずです。『バリアフリー・コンフリクト』はその道しるべを示しました。

 ひとはくをはじめとする生涯学習施設では、どうあることが、競争で社会システムから抜け落ちたものを補填(ほてん)することになるのでしょうか? わたしは今、改めて、そのことを考え直してみたいと思っています。

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(1) 平成20年度障害者雇用実態調査(厚生労働省職業安定局, 2009)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000002fxj.html

(2) 「障害者差別解消法」
http://www.normanet.ne.jp/~jdf/pdf/sabetsukaisyohou2.pdf




三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

ユニバーサル・ミュージアムをめざして76

『バリアフリー・コンフリクト』を読む-2

三谷 雅純(みたに まさずみ)


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 前回から『バリアフリー・コンフリクト』という本を読んだ感想を書いています。

 このようなコンフリクトは、何もバリアフリー技術が必要な人にだけ起こるのではありません。一番きびしい形で表れるのは「障がい者」と「健常者」、言い換えれば社会的マイノリティと普通に暮らしている人の間で起こるコンフリクトです。このコンフリクトは進学や就職の時に見られますし、もちろん就労してからも直面するでしょう。

☆   ☆

 最近は望んだ人なら誰でも(それ相当のお金を払いさえすればですが)大学などに入学できるようになりました。学校によっては(試験制度があるにもかかわらず)試験など受けず、学校説明会に参加して氏名と住所を書いただけで入学できるというところまであります。一方、難関大学の入学試験は、以前より、もっと厳しくなっているようです。

 ここで少し変なことを書きます。がまんして読んで下さい。

 入学試験では問題用紙に書いた文字を解読し、文章や数式を書き込んで答えます。また面接試験では話し言葉による応答のようすを調べます。字が認識できなければ、問題に何が書いてあるのかわからず、文章や数式を頭の中で構成できなければ、例え理解していても解答は示せません。何よりも鉛筆を持つ腕(比喩ではなく字義通り「腕」です)がなければ解答は書けません。入学試験は生物学的な意味で「健常者間の競争」の面が強い学校行事です。

 そのような入試制度は「障がい者」には不公平な気がします。そこで、その人に応じた形で不公平をなくすべきだと考えた人がいました。そうしなければ、せっかく類(たぐ)いまれな才能でも、その才能が活かされないからです。こうして入試のあり方にバラエティを持たせることになりました。ただし皆が同意できて、しかも、あまりお金もかからない範囲でなければなりません。このような配慮をすることにした大学が、今日ではたくさん出てきました。

 配慮の例をあげましょう。例えば文章をうまく読めないディスレクシアや視覚で世界を認識しない人には、画面を合成音で読み上げるスクリーン・リーダーというソフトを搭載したコンピュータを用意します。このコンピュータでなら才能を的確に示せるかもしれません。

 ただし、通常、自分で文章を読めない学生がコンピュータに読んでもらったからと言って、スムーズに理解し、解答を構成できるとはかぎりません。そこで、受験生にもよりますが、回答する時間にも配慮を設けました。大体、通常の1.5時間ほどの時間が許されているようです。

 しかし、これではまともな競争にはならないという不満が出ます。かえって不公平だという意見が必ず出てきます。批判が起きて当然でしょう。

 もっとも強い批判は、今、まさに競争にさらされている受験生からのものです。受験生であれば、自分たちは過酷な受験競争に耐えているのに、その競争を「免除」されている者がいると主張するかもしれません。

 社会人になって働いている人はどうでしょう。その人たちは次のように言うかもしれません。競争では障がい者が不利な立場に置かれているのは理解できる。その不利益を是正するのが正義だと思う。しかし、社会に出て働く時には、企業の競争の論理に従うという前提がある。それに社会はきれい事だけで動いているわけではない。言葉にはしないが〈暗黙の了解〉は山のようにある。それをあからさまにバリアフリー・コンフリクトだと言い立てるのは精神構造が未熟だと思う。子どもっぽい気がする。〈正義〉は確かに必要だが、同時に社会には〈競争の論理〉も必要だ。

 多くの方が肯ける主張のはずです。こういう主張は、どこか変でしょうか?

☆   ☆

 日本は資本主義経済の社会です。民主主義、つまり市民(=国民、県民、納税をしている外国籍の人など)が異なる意見をぶつけ合い、合意を得て生活をしていく制度であることに間違いはありませんが、それとともに資本主義という経済システムは力が強い。圧倒的です。いきおい資本主義の覇者(つまりお金持ち)が社会の主流になることは当然なのです。

 企業はお金で測る利益を最大化することが使命です。それが企業の存在意義です。市場(しじょう)の動きに合わせて機敏に反応し、自在に商売の仕方を変えていく。ただし商道徳は守らなければなりません。商道徳と法律や、今日なら国際的な約束事を守りさえすれば、それは「健全な競争」なのですから、どんどんやるべきです。競争に負けるのは、負けるだけの理由(=怠け者であった、先見の明がなかった、etc.)があったからです。

 しかし、この論理でモノを開発し続けるとしたら、もっとも多数をしめる購買者の好むモノばかりが世に溢れることになりそうです。その結果、社会的マイノリティしか買わないモノは市場に出回らなくなります。あるいは、とんでもなく高いものになってしまいます。電動義手の値段や要約筆記者とか手話通訳者の労賃がそうだと思います(ちゃんと確かめたわけではないので、間違っていたら、ごめんなさい)。これでは社会的マイノリティの立場は不利なままです(し要約筆記者や手話通訳者も、せっかく高い技術を身に付けているのに、社会的な立場は不安定なままです)。

 先ほどの入学試験の配慮に対して批判した人のご意見は、どこが変なのでしょう?

 わたしは〈暗黙の了解〉や〈競争の論理〉のルールが、多数者の意見だけで決められている点だと思います。マイノリティの意見は、聞き慣れていないだけに珍奇に聞こえるでしょう。しかし、珍奇に聞こえるからと言って真実でないわけではありません。

 広く市場に認められた技術が「珍奇な障害者支援技術」に転化されている例を紹介しましょう。それは携帯電話です。スマートフォンではありません。プッシュ・ボタンがデコボコの、昔ながらの携帯電話です。スマートフォンは液晶画面でデコボコがないために、視覚を使わない人には使えません。また片手で操作はできたとしても、「できる」というだけで実用的ではありません。そのために左手だけで操作するわたしのような者には、片手にすっぽりと収まらないサイズのものは使えません。

 開発の分野では「リープ・フロッグ」(蛙飛び)という用語が使われているそうです(「役立つはずなのに使われない......」,p. 39)。発展途上国で顕著です。街もない、電気もない、水道も通っていないという村で、携帯電話だけが普及している不思議な場所が、地球上には案外多くあるそうです。そんなところでは家族や地域の人と共有で携帯電話を持ち、100円ほど払って取得した個人のSMSアカウントを利用する。携帯電話は便利です。遠く離れた村の人とでも、家畜の買い付けが交渉できます。バッテリーは「充電屋」にお金を払って充電してもらうのだそうです。

 この「リープ・フロッグ」は、もちろん障がい者にも当てはまります。携帯電話は広く認められた技術です。それが「珍奇な障害者支援技術」にも転化されています。例えばわたしは失語が出る時にも、携帯メールでなら安心してコミュニケーションができますし、視覚を使わない人は電話として普通に使っています。

☆   ☆

 ここまでは障がい者などの社会的マイノリティと普通の人の区別は明白だという前提で書いてきました。ところが現実の我われは、障がい者/非障がい者の境界を、いとも簡単に超えてしまうのです。

 どういうことか説明しましょう。飯野由里子さんは「障害者への割引サービスをずるいと感じるあなたへ」(129ページから146ページ)の中で、こう述べています:


「それまで自分とは歴然と異なる他者として捉えていた障害者が、実は自分と同じかもしれないという可能性に気付いた時、非障害者のなかにはどのような感情がわき上がってくるのだろうか。また、ヤングが指摘しているように、もしそうした感情が障害者に対する不満や敵意として表出され、両者の間に深刻なコンフリクトを生み出していく可能性があるのだとしたら、社会のバリアフリー化を支持するわたしたちの取り組みには今後どのような修正が加えられるべきだろうか。」(143ページ)



 ヤングというのはイギリスの社会学者ジョック・ヤングのことです (1)。彼は、安全な場所にいると思い込んでいる人が何かを不当に奪われていると感じたら、「福祉に依存している者」とか「働けるのに働こうとしない者」といった、(本当はそんなことはないのに)ステレオタイプ化されて描かれがちなマイノリティ(ヤングの元の文章では「貧困者」)に対して、理由なく敵意を抱く(142ページ)と述べています。

 これを読んだ時、わたしは震え上がりました。

 わたしの認識では、特に発達障がいでは定型発達者(つまり普通の人)と「発達障がい者」の間に明白な境界はなく、誰しもが大なり小なり発達のデコボコは抱えているものです。「自閉症スペクトラム」という、最近ではよく聞くようになった言い方はこの認識に立っています。このことを言い直せば「自分は健常だと自負していても、社会のシステムと競争のルールが少し変わっただけで、たちまち『障がい者』に落ちてしまう」人は、案外多いということです。社会システムや競争のルールを変えようなどと言っていると、とんでもない目に遭う。ヤングはそう忠告しているくれているのです。

 次に続きます。

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(1) ヤング,J.C., 木下ちがや・中邑好孝・丸山真央訳 (2008) 『後期近代の眩暈(めまい)――排除から過剰包摂へ』 青土社.
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%B8%E5%B4%FC%B6%E1%C2%E5%A4%CE%E2%C1%DA%F4



三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

ユニバーサル・ミュージアムをめざして75

『バリアフリー・コンフリクト』を読む-1

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 『バリアフリー・コンフリクト 争われる身体と共生のゆくえ』 (1) という本を読みました。

 ありきたりの意見が載った本だと、軽く考えて読み始めました。しかし、この本には類書とはまったく異なる論理があり、考察がありました。しかもその論理には説得力があります。いつもこのブログには、値段の安い、手頃な本を紹介するように気を付けているのですが、この本は値段に関係なく読む価値がありました。

 中邑賢龍さん福島 智さん (2) が編者となって、多くの研究者や教員、当事者の言葉を集めて一冊にまとめた本です。立場はいろいろであり、意見もいろいろです。おのおのの著者が自分の頭で考えて書いたのですから当然です。ただし、どの著者の論点も、「バリアフリー・コンフリクトという新しい争いは、どう乗り越えたらいいのだろう」という一点に集約します。そこには経験の反映があり、さまざまな出合いからの思いがあり、実践から得た智恵がありました。決して「どうすれば乗り越えられるのか」という難問に、安心できる解答が提示してあるわけではありません。言ってみれば、この本は自分で考えていくための道しるべなのです。そこに読む価値があると思いました。

 紹介します。

 バリアフリーやユニバーサル、インクルーシブという言葉は、今や常識に近いものになっています。わたしがこのブログを書き始めた頃は、「ユニバーサル・ミュージアム? 何それ?」とか、「インクルーシブ・デザインって流行っているの?」という反応が、博物館人の中からも、現実にありました。それが(自分ではそれらの必要性が実感できなくても)そのような言葉を口に出すことが、ためらわれるようになりました。この数年のことだと思います。

 これはこれでいいのです。ところが、バリアフリーが浸透しても、それによって全てがうまく行くかと言うと、どうもそうではないらしい。バリアフリーが浸透したはずの社会のあちこちで、二次的なバリアー、つまり新たな障壁が目立っているのです。そのバリアーにはどう対処したらいいのだろうと考えて書いたのが、この『バリアフリー・コンフリクト』です。

☆   ☆

 バリアフリー・コンフリクトの例を二つ挙げます。

 視覚で世界を認識しない人が街を歩く時、点字ブロックは欠かせません。多くの点字ブロックは弱視でも確認しやすいように黄色の素材でできており、盲人が使う白杖(はくじょう)でもわかりやすいように、野球のベースより少し小さいぐらいの大きさがあります。しかし、点字ブロックはツルツルしていて、特に車イス利用者にとっては「キャスターの向きが変わって進行方向が定まらない」のです。またデコボコしているために車イスで乗り上げると「振動で体位が安定しない」、さらには「雨天の時は滑りやすい」といった今までなかったバリアーが生まれました(24ページから26ページの「コラム1 〈点字ブロックに見るバリアフリー・コンフリクト〉)。

 ここで「デコボコしているために『振動で体位が安定しない』」という訴えは、当事者でなければイメージしにくいかもしれません。蛇足ですが説明しておきます。体幹を支える筋肉が弱い人や体幹が曲がりがちで真っ直ぐに座れない人がいます。脳性マヒの人はそうです。そのような人が点字ブロックの上を車イスで通ると、姿勢が不安定になって恐いとおっしゃっている、ということです。蛇足でした。

 ちなみに、わたしは歩くとき、車イスはおろか杖(つえ)も使いませんが、それでも雨が降って濡れていると、点字ブロックは滑りそうな気がします。そのために恐る恐る歩いています。あるいは、わざと点字ブロックを避けて歩きます。

 これがバリアフリー・コンフリクト、つまり「バリアフリーの葛藤」の具体的な例です。視覚で世界を認識しない人にとって点字ブロックは、ぜひとも必要な道しるべです。街からなくなれば、この先は危ないのか、行って安全なのかがわからなくなります。しかし、車イスを利用する人にとっては点字ブロックの恐い人がいるのです。

 赤ちゃんを乗せるベビーバギーにも、似たところがあるかもしれないと思ってベビーバギーを押すお母さんのようすを見てみました。しかし、車イスのような大きな一対の車輪と方向を決めるキャスターではなく、ベビーバギーは前輪と後輪が付いているので、点字ブロックの上でも「進行方向が定まらない」ということはないようです。ただし、赤ちゃんに振動が伝わるからだと思いますが、わたしが見ていたお母さんは車輪で点字ブロックをまたぐようにして進んで行きました。

☆   ☆

 別の例を挙げましょう。

 大人は赤ちゃんに呼び掛け、赤ちゃんはその声に反応して笑い、手足をバタバタさせます。これが聴者(=音や音声で世界を認識する人)の赤ちゃんの反応です。しかし難聴の赤ちゃんは音声で呼び掛けても反応できません。音が認識しにくいからです。すると困ったことが起こります。「ことば」(=ふつうは音声言語)の概念が育たないのです。ではどうするかというと、補聴器で音を拡大します。こうすることで音の世界が認識できるはずです。

 もっとも、難聴には伝導性難聴と感音性難聴があります。伝導性難聴は聴覚自体に問題があって起こる難聴ですが、感音性難聴は耳の奥から神経や脳の聴覚を司るところに問題があって聞こえが悪くなります。多くの難聴者は感音性難聴で、たいていは耳鳴りを経験します。

 赤ちゃんの時に補聴器を使い始めた子どもは「音に溢れた世界」を知り、「言語音」を取得する。めでたし、めでたし。

 このように思うかもしれません。しかし補聴器がすべての難聴者に役立つというわけではないのです。補聴器で音を拡大したとしても、聴者が聞くようなクリアーな音は望めず、ノイズに埋もれた濁った音でがまんしなければいけないということは、よくあることだそうです。そこで救世主として現れるのが手話(=視覚言語)の存在です。

 難聴者やろう者にとって、手話はなくてはならない〈ことば〉です。自分に認識できない口話(こうわ:クチビルの形から話を類推すること)で無理をしてコミュニケーションするのではなく、手話だと何でも自由に話せます。手話に支えられた文化、つまり視覚言語という独自の体系で生活することは、難聴者やろう者にとって何とも心穏やかです。

 そして補聴器を使ったり、最近では人工内耳という機器をサイボーグのように手術で耳に埋め込む技術の開発は、手話やろう者の文化を否定するという主張がろう者の側から出されました(木村・市田, 1995)(3)。人工的に「聞こえを良くする」ことは、ろう文化という言語的マイノリティの抑圧だとおっしゃるのです(大沼直樹「人工内耳によって『ろう文化』はなくなるか. p. 65」)。そこに意見の対立が生まれます。これもまたバリアフリー・コンフリクトです。

 そしてバリアフリー・コンフリクトは、点字ブロックや手話の使用にだけ見られるのではありません。もっとも厳しいコンフリクトが社会の主流で生活をする人びと、つまり自分は「健常だと自認する人びと」と「バリアフリー・デザインを必要とする人びと」の間で起こっています。

 次に続きます。

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(1) 中邑賢龍・福島 智(編)『バリアフリー・コンフリクト 争われる身体と共生のゆくえ』(東京大学出版会、2012年 8月初版、2,900円)
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-052024-9.html
barrier free conflict.jpg

(2) 中邑 賢龍さんのホームページは:
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/research/people/staff-nakamura_kenryu_ja.html
福島 智さんのホームページは:
http://bfr.jp/
盲ろうの大学教員として非常に有名な方です。

(3) 木村晴美・市田泰弘 (1995) ろう文化宣言.現代思想,1995年 3月号,青土社.わたしは2000年 4月に再販された『ろう文化』で読みました。それほど木村さんや市田さんの「ろう者とは母語として手話を使うマイノリティだ」という主張のインパクトが高かったのだと思います。



三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

ユニバーサル・ミュージアムをめざして74

放送音が聞こえるか?

三谷 雅純(みたに まさずみ)


 博物館に集まっていただいて、〈ことば〉の大切さを調べる聴覚実験をしています。と書いても何のことかわからないでしょうから、説明をします。

 ここ10年ほど、わたしは人の多様性について調べることが多くなりました。中でも〈ことば〉は重要です。この5年ほどは、高次脳機能障がいの人に頼んで聴覚実験を受けてもらっています。被験者(実験を受けていただく方を、こう呼びます)になっていただいて、放送を模した録音の音声を聞いていただき、「今の録音はよく理解できた」とか、「一回聞いただけでは理解できなかった」といったことを答えてもらっているのです。

 「高次脳機能障がい」というのは、病気や事故で脳の一部にダメージを負うと、その後遺症でなります。失語症は高次脳機能障がいの一種です。脳の一部にダメージを負うと〈ことば〉が話せなくなったり、聴覚には問題がなくても音声が人間の声として認識できなくなったりするのです――大抵は耳鳴りがして、ノイズが聞こえる人が多いそうです。人によっては物事の決断が付かなかったり、尊大に見える態度をとったりもするようです。そして高次脳機能障がい者に例外なく言えることは、極端な疲れやすさです。わたしもそうですが、何時間か続けて根を詰めた作業をすると、気が遠くなります。そんな時、わたしにとっては、甘い紅茶がごちそうです。

 幸いわたしは(疲れていなければ)言語音(げんご・おん)を人間の言葉として認識できるので、どのような放送でも、わりと聞きわけられます。しかし、高次脳機能障がい者の中には、聞くことが難しい人が、案外多くいらっしゃいます。そのような人には、どんな工夫をしたら放送音を聞いて理解できるようになるのでしょうか。それを、いろいろ試しているのです。これが聴覚実験の目的です。

 それにしても、なぜ高次脳機能障がい者にとっては、それほど放送音が聞こえるかどうかが問題なのでしょうか? たとえ聞こえなくても、身近な人やご家族がいれば、その人がよく聞いていて、教えてあげればいいでしょうに。

 それはそうです。しかし、身近な人といっしょに暮らしている人ばかりとは限りません。独り暮らしの人も多くいるのです。

 ご自分が高次脳機能障がい者だとして、ひとりでいる時に「緊急災害情報」が流れてきたと想像してみて下さい。「緊急災害情報」です。例えば海岸に近いところに住んでいるのなら、「今から津波が来るから、急いで高台に避難しろ」と促しているのかもしれません。大雨の時には、土砂が流れ込れむから、坂の下や川のそばを離れろと言っているのかもしれません。津波の来ない内陸に住んでいるのなら、地震の時は「あわてて外に出ると、かえって危険かもしれない」と言っていることだってあるのです。ところが高次脳機能障がい者は言語音が聞き取りにくく、何を言っているのかがわからないのです。

 放送は娯楽や楽しみだけではありません。生命に関わる重大なニュースが流れることもあります。「緊急災害情報」で、逃げろと呼び掛けているのか、あわてて外に出るなと言っているのかでは対応がまったく異なります。そんな時、工夫のない放送を並べ立てるのでは危険です。どうすれば、わかりやすい放送になるのかを考えておくことは、とても大切なのです。どうすればよいかがわかったら、放送局に言って、いっしょに可能な放送の仕方を工夫してもらえるでしょう。聴覚実験では、その根本の部分を調べようというのです。

 高次脳機能障がい者にとっては、音声の理解は生死を分けるかもしれません。

☆   ☆

 人と自然の博物館のある三田は阪神地区の北側にあります。阪神地区には阪神・淡路大震災がありました。震災の時、わたしは看護師の妻と一緒にコンゴ共和国北部の国境に近い村:ボマサにいました。そしてボマサ村からウエッソという地方都市に出たときに、「西日本のコーベをいう大都市が地震で壊滅した」と聞かされました。それまでニュースというものは何も聞くことができませんでした。わたしはたちの悪い冗談だと思いました。「西日本」と「震災」が、わたしの頭の中ではすぐに結びつかなかったのです。ところが阪神・淡路大震災は現実に起きていました。阪神地区に大きな地震は起きないというのは、ただの神話にすぎなかったのです。

 実験に協力して下さった方の多くが、この震災の経験者でした。当然、実験では聞きたくもない災害情報を、何度も聞いてもらわなければなりません。そうしなければ、信用のできるデータが得られないからです。

 なるべく精神的な負担にならないように、それまでの実験では学校唱歌や童話の絵本を題材にしてきました (1)。得られる結果が同じなら、無理をして恐い情報を聞く必要はないからです。しかし、それだと緊迫感が違います。本物だけが持つ何かは得られません。それで今回は、直接「緊急災害情報」を使ってみることにしたのです。

 聴覚実験で精神的な安全を取るか、実際の放送に近い「緊急災害情報」を取るか。どちらも一長一短がありそうです。ただ、被験者の方は恐いのを押して実験に協力したのですから、わたしには真剣に分析に取り組む義務があります。


Y&F20151114.jpg博物館で聴覚実験を受けていただいた後の若者と家族の会の皆さん。
ひとはくブログに載せる了解をいただいています。皆さん、笑顔が素敵です。


 もちろん高次脳機能障がい者ばかりではなく、普通に放送の内容がわかる人――病気や事故で脳の一部にダメージを負ったことがない人と自然の博物館で働いている人――にもこの実験に協力していただきます。その第一の目的は、来館者の多数を占める若い人から高齢の方まではどんな放送が聞きやすいかが調べられます。そして第二に、高次脳機能障がい者と比較したデータを取ることによって、高次脳機能障がい者の反応がより明白になるからです。

 今まで取ってきたデータの結果は、「人と自然 Humans and Nature」25号 (2) や26号 (3) にあります。

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(1) 小学生向けのお話『くんくんくん おいしそう』を題材に使った時のようすは「失語症者に助けてもらう」
http://www.hitohaku.jp/blog/2012/06/post_1556/
http://www.hitohaku.jp/blog_old/2012/06/post_1563/
http://www.hitohaku.jp/blog/2012/07/post_1564/
にあります。

(2) 「生涯学習施設の館内放送はどうあるべきか:聴覚実験による肉声と人工合成音声の聞きやすさの比較」 25: 63-74.
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/No25_02.pdf

(3) 「聞くことに困難のある人がわかりやすい音声: 視覚刺激の付加により高次脳機能障がい者の理解は進むか」 26: 印刷中.

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

今年のお正月はぽかぽかあたたかく、晴天に恵まれましたね。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。



2016年最初の開館日だった1月3日に開催された
1月のKidsサンデーの様子をレポートします!



毎年恒例のNPO法人 人と自然の会の皆さんによる
「ひとはくのお正月~日本の昔あそび~」が行われました。
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たくさんのキッズの皆さんが凧を作って、深田公園で凧あげを楽しんだり、
羽根つきをしてぽかぽかになったり、昔ながらのお正月遊びを楽しんでいました^^

1月の「自然ってすごいラボ&プレイルーム」のテーマは「まつぼっくり」

「まつぼっくり☆ラボ」では松ぼっくりの実験をしました。
 
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松ぼっくりを水に入れるとどうなるでしょうか?!

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皆さんもお家で実験してみてくださいね。



「まつぼっくり☆プレイルーム」では
大ザル小ザル松ぼっくり入れや、けん玉つぼっくりづくりに挑戦しました。

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にんべん「人」に今年の干支を表す「申」で「伸」(のびる)という漢字になりますね。
今年もキッズの皆さんの好奇心がのびのび~っとのびますように!

次回のKidsサンデーは3月6日(日)です。(2月お休みです。)

ひとはくは今日から冬期メンテナンス休館に入り、2月6日(土)からオープンします!
2月も土日を中心にキッズの皆さんの参加できるイベントが盛りだくさんですので
遊びに来てくださいね!→イベントの予定はコチラをチェック!

            (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)


新年 明けまして おめでとう ございます。
旧年中はたくさんのご来館、誠にありがとうございました。
本年も宜しくお願いいたします。


2016年1月4日(月)フロアスタッフとあそぼう♪
「干支のおもちゃをつくろう!」を行いました(*^^)v

今年はサル年ということで、サルの仲間の「オランウータン」を題材とした
のぼるおもちゃを作りました。(^_^)

まずはオランウータンを知ってもらうため、クイズです!
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全問正解できたかな?(*^_^*)

では、のぼるおもちゃをつくります

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完成!上手にのぼっていきます。

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ご参加いただきありがとうございました!

明日より博物館は
 冬期メンテナンス休館  2016年1/6(水)~2016年2/5(金) となります。

2月もイベントのご参加をお待ちしております。ぜひイベントスケジュールをご覧ください。

2月のフロアスタッフとあそぼうタトルクリックで詳細が見れます)
2月6日(土)、7日(日)・・・川でさかなつり
  13日(土)、14日(日)・・・『スイーツの街をつくろう♡』
  20日(土)、21日(日)・・・『たんぽぽモビール』
  27日(土)、28日(日)・・・『おひなさまづくり』

みなさまにお会いできるのを楽しみにしています!

フロアスタッフ くまもとまなみ

さて、今年も残りあとわずかですね(*^_^*)

 12月26日(土)フロアスタッフとあそぼう♪「ミニアルバムをつくろう!」

をおこないました☆彡

 1枚の紙の中央に切れ目を入れて、パタパタたたむと・・・小さな本のできあがり!

 春夏秋冬のイラストにぬりえをしていきますよー!
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 まずは、それぞれのイラストについてのお話と作り方の説明から・・・

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 さあ!色を塗っていきましょう!
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 星やお花の切り抜きを貼ったり・・・
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 どの色を塗ろうかなぁ
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 皆さん、ていねいに塗ってくれていて、最後まで塗りきれなかったですね^_^;

 続きはおうちでゆっくり仕上げてくださいね♪

   ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

 

 さて、2016年1月4日(月)、5日(火)のフロアスタッフとあそぼう♪は、 「干支のおもちゃをつくろう!」です!
 かわいい2匹のオランウータンの子供達が、スルスルと木登りしますよ☆

 http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12770

 みなさんのお越しを、心よりお待ちしております!!

 

フロアスタッフ かどはまえりこ

12/23(水・祝)、ひとはくに『はばタン』が遊びにきてくれました。
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いつもニコニコ笑っている『はばタン』は、ひとはくでも大人気。

この日の フロアスタッフとあそぼうのイベントは「ティラノ★ハット」でした。

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ティラノサウルスのぼうし、うまくできるかな?

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サイズを調整して... うしろのオビもかわいくデザイン

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クリスマスツリーの前で、記念撮影ですberu2.jpg

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ご参加いただき、ありがとうございました!

次回12/26(土)のフロアスタッフとあそぼうは、『ミニアルバムをつくろうです。

今年をふりかえるミニアルバムをつくってみよう!
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12/27(日)は、いちにち遊べるワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」 

カラフルなおゆまるから好きな色を選んで
自分だけのオリジナル、アンモナイトをつくってみましょう。

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▲くわしくは、イベントのタイトルをクリックしてください。

ひとはくは、12/27(日)まで開館しております!


 年末年始のおやすみ       2015年12/28(月)~2016年1/2(土)


 冬期メンテナンス休館  2016年1/6(水)~2016年2/5(金)

フロアスタッフ まつだ



早いもので12月も残り僅かとなりました。

今年も多くのお客様にご来館頂き、誠にありがとうございました。

 

気温が低い日が続いていますね。

 ひとはくスタッフは今年残り僅かな開館日も

寒さに負けず元気に皆さまのご来館をお待ちしております!

 

イベント情報  ※詳細はイベントスケジュールをご覧下さい。

12月26日(土) 今年を振り返る「ミニアルバムづくり」

12月27日(日) 大人気!「とっても簡単化石のレプリカづくり」

 

2015年12月28日(月)~2016年1月2日(土)は

                  年末年始のお休みです。

 

2016年1月3日(日)イベント多数! キッズサンデー」

2016年1月4日(月)5日(火)「干支のおもちゃをつくろう!」

 

博士とても楽しそうです(*^_^*)
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ひとはくでお正月を過ごしてみてはいかがでしょうか?

皆さまのご参加お待ちしております(*^_^*)

 


今年も多くの方にさまざまなイベントにご参加頂きましたこと、

スタッフ一同、心より感謝し御礼申し上げます。

 

来年度もたくさんの笑顔にお会いできることをとても楽しみにしております。

フロアスタッフ くまもと

12月19日(土)、フロアスタッフとあそぼう『クリスマススノードーム』が行われました♪

ペットボトルを使って、きらきらひかるスノードームをつくりました☆
スノードームのなかに入るキャラクターは・・・

タンバティタニス(丹波竜)
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アンモナイト
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オオムラサキ
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ペットボトルのなかには、あらかじめキラキラが入っています。
そこに水と洗濯のりを入れると・・・
キラキラがペットボトルのなかでふわふわ漂ってとってもきれいです♪

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ペットボトルに自由に絵を描いてもらったら・・・
スノードームの完成です!(※クリックで拡大します)

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みなさん個性的なスノードームができあがりました~!
おうちにぜひ飾ってくださいね☆


ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
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12/23(水・祝)のフロアスタッフとあそぼうは「ティラノ★ハット」です。

ティラノサウルスのぼうしをつくって、ティラノサウルスに変身しませんか?

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ひとはくのクリスマスツリーの前で、記念撮影もできますよ。

ひとはく博士がトレードマークの はかせぼうし をぬいで
ティラノサウルスに変身!

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みなさまのご参加
お待ちしております。

 





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フロアスタッフ まつだ

もうすぐクリスマスですね♪
ひとはくのクリスマスツリーは、ご覧になられましたか?Xmasuhitohaku1.jpg
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4階ひとはくサロンに設置してある「クリスマス★メッセージボード」コーナーにも
たくさんのメッセージが集まりました。

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ステキなメッセージ、ありがとうございます。

まだまだ募集していますので、
ぜひメッセージをかいてくださいね






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▲12月のイベント案内はこちら

博物館のおやすみのお知らせです。


 年末年始   2015年12/28(月)~2016年1/2(土)

新年は1/3(日)より、開館いたします♪

 

また博物館はメンテナンスのため、1/6(水)から長期休館いたします。

 冬期メンテナンス休館  2016年1/6(水)~2016年2/5(金)

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2/6(土)から開館いたしますので、
お楽しみに♪









明日12/19(土)の13:30~フロアスタッフとあそぼうはクリスマス☆スノードームです。

ひとはくで、キラキラひかるスノードームを作りましょう!


フロアスタッフ まつだ

12月12日(土)・13日(日)に

フロアスタッフとあそぼう!画はくの日「はくせいひょうほんをかこう!」

を行いました☆

 

今回は、いつもは展示していない大型動物の標本や、外来種の動物標本など迫力満点の標本がいっぱい\(◎o◎)/!

 目玉その1 イヌワシ!!          目玉その2 タイリクオオカミ!
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かっこいいー!!

アリゲーターガーカミツキガメもいますよ。
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さあ!好きな標本をじっくり観察して描きましょう!

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どんな色かな?                  
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ふむふむ、歯はこんな感じ・・・
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指は何本かな?
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みなさん、素晴らしい観察力ですね!

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描いていただいた作品は、4階休憩コーナーに展示しています!

ぜひ見に来てくださいね。

ご参加くださった皆さん!ありがとうございました☆彡

 



次回、フロアスタッフとあそぼう!は

12月19日(土)「クリスマス☆スノードーム」です!

もうすぐクリスマス!ひとはくで、キラキラひかるスノードームを

作りましょう!
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12356

皆さまのご参加、お待ちしております!

フロアスタッフ かどはまえりこ

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12月6日(日)、ひとはく探検隊が行われました!

今回のテーマは『ダンゴムシの観察』。

 

ダンゴムシをさがしに、みんなで博物館の外に探検にでかけました!

寒いこの季節、ダンゴムシは発見できるかな?

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まずは隊長の鈴木研究員からダンゴムシのおはなしがありました。

隊長が今日のために用意してくれた熊手を持って、いざダンゴムシさがしに出発!!

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ダンゴムシは暗くて湿った場所がだいすきです。熊手を使って落ち葉の下を掘ってみます!

ダンゴムシはいるかな?

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プランターや石の下ものぞいてみよう。気をつけて持ちあげてね!


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いました!ダンゴムシ!...ではなく、これはキマワリの幼虫です。

ダンゴムシや!どこにいるんだい!

 
その後、深田公園まで移動~。

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宝探しのごとく、土をほりほり!!

「見つけた!」の声がちらほらと聞こえてきました。多い子は10個以上集めていましたよ!すごい!


ダンゴムシ以外のいきものも発見しました。
こちらは、ヤマナメクジの卵。※写真中央の白いぷつぷつ

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つるつるのタピオカみたいできれい!まさかこれからあのヤマナメクジが生まれるとは...ブルブル。

 s-P1070161.jpg隊長も思わず叫んだ!こちらは「コシビロダンゴムシ」。
う~む、素人が見てもなかなか違いがわかりませぬ。
少し赤みがかった顔が特徴のようです。

博物館に戻って、どんなダンゴムシがみつかったかみんなで観察しましょう!

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おぉ!ハナダカダンゴムシの赤ちゃん発見!?また、ダンゴムシ以外にもカブトムシの幼虫も見つけました!

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本日採集したダンゴムシの種類は...

オカダンゴムシ

ワラジムシ

ハナダカダンゴムシ

コシビロダンゴムシ

ハクタイダンゴムシ

ヒメフナムシ

 計6種類でした!!

 

寒い中ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!

くわしい報告書はただいま鋭意作成中です☆
完成しだい4階ひとはくサロンに貼り出しますので、ぜひ見にきてくださいね!
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ひとはくの周りでは、晩秋を彩るコナラの黄葉が見ごろを迎えています。
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いよいよ今年も残すところ あと20日あまりとなりました。
寒い日が増えてきましたね。キッズの皆さんは元気にお過しでしょうか?

12月6日は今年最後のKidsサンデーが行われました。
この日は 朝から冷え込んでいたにもかかわらず、
開館直後のワークショップにもたくさんのご参加がありました。
ご来館くださった皆さま、ありがとうございます!

◆たねタネ☆ラボ
植物専門の小舘研究員と一緒に、親子でいろんな「たね」の観察、実験をしました。
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「ドングリ」が入っているのはこれかな?
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あ~あった!
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「ドングリ」は水に浮くかな?沈むかな?実験してみよう!
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ポチャン!「お~」
結果は・・・皆さんお家で実験してみてくださいね!


◆落ち葉をはりつけ 絵をかこう
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いろんな色、形の落ち葉をはって、自由に絵をかきました。

◆ミニ凧作り
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お正月に飾って遊べる、かわいい凧を作りました。ステキなお正月になること間違いなし!

◆ひとはく探検隊「ダンゴムシの観察」
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鈴木研究員を隊長にダンゴムシ探しに出発!!
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めずらしいダンゴムシ、見つかるかな?

詳しくはフロアスタッフの報告をチェック☆

◆解説!丹波の恐竜化石
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展示室には兵庫県内で見つかった恐竜やほかの生きものの
ほんものの化石がたくさんあって、びっくり!

◆たねタネ☆プレイルーム
「とぶタネじっけんじょう」、「どんぐりマラカスこうぼう」、「どんぐりボウル」の
3つのコーナーで、タネで遊んだり、タネを使った工作をしたりしました。
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「ニワウルシ」のタネを床においた「まと」をめがけて落としたら・・・何点かな?


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好きなドングリをケースに入れて、音を確かめて、
カラフルなテープなどでステキに飾りつけたらマラカスのできあがり。


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マイドングリボールを選んで、ドングリのピンをたおす「どんぐりボウル」。
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このあと、ストライクがでました☆

皆さんもボールとピンにぴったりのドングリをひろって、
どんぐりボウルに挑戦してみてくださいね!

2016年1月のKidsサンデーは1月3日(日)です!
NPO法人人と自然の会の皆さんによる「ひとはくのお正月」では、
はねつき、こままわし、凧づくりなど日本のお正月遊びがもりだくさんです!

新しい年のはじめに、キッズのみなさんにお会いできるのを楽しみにしています^^

               <たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト>

≪おまけ≫
「どんぐりボウル」のために開発したピンを並べる道具です。
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お家にある厚紙や段ボールで作れますよ^^

              

ユニバーサル・ミュージアムをめざして73

「異文化」間の対話

三谷 雅純(みたに まさずみ)


 異文化に属する研究者おふたりの対話を「拝見する」機会がありました.

 対話は議論ではありません.相手を言い負かすことが目的ではなく,相手の意見も認めながらも自分の意見をしっかり示すものです.ですから「対話」が成立するためには,自分の意見をしっかり持つこと,そして互いに度量の大きさや精神的な余裕が必要です.

 おふたりは異なる文化に属する方です.文化に重い軽いはありません.その意味でおふたりは自分の属す文化に高いプライドを持ち,同時に異なる文化には敬意を払うべきだと,日頃からヒリヒリと感じておられるはずです.

 まず男性がその対話の意義を説明します.おふたりの研究者に共通してわかる〈ことば〉は,もちろんあるのですが,日常,使っている〈ことば〉は異なります.そのために,一見,おふたりがコミュニケーションすることは難しそうです.ところが現在のICT(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー:情報通信技術)を使えば,そんなおふたりがコミュニケーションすることも,さほど難しくなくなりました.この対話のテーマ設定や話に必要な時間はどれくらいを想定しているかといった打ち合わせは,メールを使えばまたたく間にできてしまいます.このようにして打ち合わせをなさったのでしょう.

 にこにこ微笑んでおられる女性は流れるように手を動かします.笑っておられること以外わたしにはわからなかったのですが,確かに口元も動いているようでした.ただ,女性のおっしゃったことがわかる方はあまりいないらしく,女性は意味の切れ目で〈ことば〉を止め,それを同時通訳者の女性が訳していかれます.男性も女性の〈ことば〉がわからないので,通訳の方が訳すのを待ってご返事をなさいます.

 対話はこうしてゆっくりと,しかし確実に進んでいきました.

 その対話から,わたしも初めて女性のたどった道筋を知りました.その女性によれば,研究職に就くまで女性は旅行会社に勤めていたそうです.最初はコンピュータの画面上で,その内,自分と同じ〈ことば〉をしゃべる人たちの旅行に添乗するようになったそうです.

 女性の転機はヨーロッパで国際語に出会ったことでした.幸い女性はその国際語も身に付けていたので,旅行者の日常の〈ことば〉とその国際語の間で通訳することができました.つまり,その女性は4言語かそれ以上を使いこなせたことを意味します.これは希有な才能だと思います.

 対話はまだまだ続きます.通訳の方も,おひとりでは疲れてしまいます.そのために,通訳者が交替してあたりました.(1)

☆   ☆

 もう,おわかりかも しれません.対話をしていた男性研究者は広瀬浩二郎さん (2),女性研究者は相良啓子さん (3) とおっしゃいます.おふたりとも(わたしの知る限り)ごく普通に日本で過ごしてこられました.日本語はわかりますし,話すこともできます.しかし,女性の日常お使いになる〈ことば〉は音声日本語ではありません.日本手話といいます.日本手話は日本語ではありません.文法が違います.ですから日本手話をお使いになる方は,それだけで,少なくともふたつの〈ことば〉を使いこなしていることになります.

 広瀬さんは視覚に頼らずに世界を見る研究者として,このブログにも何度か登場願いました.指先の感覚が鋭いことから,自分では視覚に頼らずに世界を見る人たちのことを「蝕常者」と呼んでおられます.また「蝕常者」の学びのスタイルや学問のあり方を「手学問」と呼んでいらっしゃいます.

 相良啓子さんはこのブログにご登場願うのは初めてです.相良さんは十代後半まで聴者(ちょうしゃ:聴覚に頼って世界を聞く人)でしたが,お多福風邪の後遺症で,ろう者になったということでした(ご自身で,確か,そうおっしゃいました).

 この文章の出だしでは,わざとおふたりの名前や,お使いの〈ことば〉を伏せて記述を進めました.そのために,どこかの少数言語を話す(晴眼者で聴者の)おふたりの対話だと思われた方もいたでしょう.この勘違いは,半分,当たっています.どこが当たっているかというと,日常の〈ことば〉が違う異文化に属する人と人の対話だという点です.広瀬さんは視覚に頼らにずに音声言語で,つまり聴覚言語でコミュニケーションを取っておられますし,相良さんは聴覚に頼らにずに日本手話で,つまり視覚言語でコミュニケーションを取っておられます.聴覚言語と視覚言語というコミュニケーションの仕方が違うおふたりの対話を可能にするのが,ひとつはコンピュータのようなICTであり,もうひとつは人による日本手話-音声日本語の同時通訳です.(もう一度強調しておきますが,日本手話は日本語とは文法の異なる別の言語です.現在のところ日本手話に書記体系はありません.日本手話-音声日本語の同時通訳は,大変な技術なのです.)

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☆   ☆

 それにしても広瀬さんや相良さんのことを「異文化に属する」とは,ずいぶんひどい言い方だと憤慨された方がいるでしょう.同じ民族なのは明白なのに,その人たちを,まるで「異民族あつかい」するとは何事だと怒る方がいらっしゃるかもしれません.わたしは「異民族あつかい」をしているのではないのです.「異文化に属する」と言っているのです.

 それなら「文化」とは何で決まるのしょうか? 習慣で決まりますか? それとも食事の調理法?

 コミュニティの多くの人が共有する地域の歴史でしょうか? あるいは〈ことば〉の違いですか?

 いろいろな側面があります.その中で,わたしは〈ことば〉が一番わかりやすいと思います.〈ことば〉は自分自身を表現する重要な手段のひとつだからです.今,わたしは「言葉」や「ことば」ではなく,カッコ付きのひらがなで「〈ことば〉」と表現しています.これは通常の発話言語(=聴覚言語)だけでなく,手話(=視覚言語)も言語の仲間だということを表そうとしたからです.その〈ことば〉で,それぞれが異なる存在であることを主張する.ここではそれを「文化」と表現したのです.その「文化」というものがはっきりと示すのが,目を使わずに世界を認識する広瀬さんの存在であり,耳を使わずに世界を認識する相良さんの存在だと感じるのです.このことを,もっと別の言い方をしてみましょう.それは「一人ひとりがそれぞれ異なる存在であることを主張する〈ことば〉を持つ」のですから,当然,我われも,個別の「文化」に属するのだと思います.

 例えば幼い子どもは,〈ことば〉がうまく扱えません.そのような子どもも,ここでいう「文化」を持つのでしょうか? わたしは持つと言えるのではないかと思います.もちろん,通常の意味で「文化」を持つ主体はコミュニティを構成する人びとです.子どもは最初から人びとに含まれてしまいます.その人びとが〈ことば〉で独自性を主張するから「文化」なのです.しかし,ここで「子ども」と言ったのは,「子どもは〈ことば〉で自己主張はできないけれど,独自の世界観を持つに違いない」と思ったからです.子どもたちは〈ことば〉がうまく扱えない.しかし,子どもたちなりの世界の見方をしている.アイヌやピグミーや手話を日常使っているサイナーといった人びとは「無文字文化」に生きる人です (4) が,「子ども」とは「無言語文化」とでも言いたい存在に思えたのです.

 考えてみれば,わたしのような失語症者や高次脳機能障がい者とまとめられる人や知的障がい者,認知症者の中にも,決して数は多いわけではないのでしょうが,高度な「無言語文化」の体現者が存在します.まだ地域を移って間もない移民や難民も同じかもしれません (5).〈ことば〉で自己は表現できない.しかし,理性で(あるいは人間としての自然なの感情で)世界を捉えている.おいしければ,「おいしい」と(〈ことば〉ではなく態度や表情で)表し,美しいものに接したら,素直に「美しい」と(〈ことば〉ではなく態度や表情で)伝える.

 そのような一人ひとりの居場所は,元来は〈ことば〉のいらない美術館や音楽ホールにあるのでしょうか?

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(1) 国立民族学博物館公開シンポジウム「ユニバーサル・ミュージアム論の新展開-展示・教育から観光・まちづくりまでー」(2015年11月28日~29日)
http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/news/rm/20151128-29

(2) 広瀬浩二郎さんのHPは
http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/organization/staff/hirose/index
にあります。

(3) 相良啓子さんのHPは
http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/organization/staff/sagara/index
にあります。

(4) もちろん「無文字文化」に属するからといって,「文字を使わない」などということではありません.アイヌ民族は日本語で読み書きをしますし,そればかりかアイヌ語を話せるアイヌ民族は,今となってはほとんどいないと思います.ピグミーも母語以外に,共存するバンツーや旧宗主国の音声言語を話しています.サイナーは手話を表す文字はありませんが,日本語の読み書きには,当然,不自由しません.

(5) わたしの書いた生涯学習施設は言葉やコミュニケーションに障がいを持つ人と どう向き合うべきか : 総説
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/No24_04.pdf
に、高次脳機能障がい者や知的障がい者,認知症者やまだ地域を移って間もない移民な難民といった人びとが理解しやすい文章の書き方をまとめました。

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

 

少し早いけど・・・メリークリスマス!.∵.。!(^^)!¨¨.・。*.*.


12月5日(土)に行われたフロアスタッフとあそぼう!「クリスマスリースをつくろう!」にご参加くださいましてありがとうございました。年内まだまだたくさんのイベントを準備しております。またのご参加を心よりお待ちしております。(*^_^*)♪                      (フロアスタッフ てらおゆみこ)


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12月2日に「ゆめはく」は、淡路島に行ってまいりました。
今回は今年度限りで閉校が決まっている淡路市の北西部にある淡路市立富島小学校(淡路市富島)を訪問しました。
全校児童数は50名で来年度から近隣の室津小学校とともに北淡小学校に統合されるとのことです。
児童のみなさんに思い出と感動を「ゆめはく」は届けます!


淡路に向けて出発!             明石海峡大橋を渡るゆめはく 
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淡路市立富島小学校到着です。       展示の準備中です。 
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昆虫タペストリー              いろいろなひっつきむし 
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ティラノサウルス頭骨            淡路の化石
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「丹波竜の話」               「淡路の化石の話」     
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「木の実の話」               ドングリの説明
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オオスズメバチが大人気でした!       ティラノサウルスの大きさにびっくり!
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富島保育園のみなさんも見学         チョウチョがきれいですね!
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ゆめはくも満員です!            チョウチョとガの違いは何かな?
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化石や植物のお話の中で子どもたちは熱心に手をあげたり、質問をしてくれました。
なかにはかなり専門的な質問もあり、子どもたちの勉強熱心さに感動しました。
帰るときはグラウンドから子どもたちが大きく手をふってくれて、とてもうれしかったです!

スタッフ  高橋 晃・半田久美子・坂田昌隆・塚本健司・中前純一(記) 

小さな学校キャラバン2015はこちら

ひとはくにクリスマスがやってきましたXmasuhitohaku1.jpg

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4階ひとはくサロンにて、恒例の クリスマスイルミネーション が設置されています。

ツリーと一緒に記念撮影もできますよ。
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左が昼間の様子です。夕方になって館内が薄暗くなるとイルミネーションが映えますね。


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今年は、華やかなゴールドのツリーもあります+.。゚












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「クリスマス★メッセージボード」 コーナー


クリスマスかざりに自由にメッセージをかいて

ツリーにかざりつけしませんか?すきな絵をかいてもOK♪

ご希望のお客さまは、
4階のスタッフに気軽にお声掛けくださいねs-s-kutusita.jpg






12月も クリスマス★スノードームづくりなど色んなイベントをご用意しております。

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▲くわしくは、こちらをクリック

ひとはくは12/27(日)まで開館しております。

年末年始のおやすみ 2015年12/28(月)~2016年1/2(土)

                    フロアスタッフ まつだ

もうクリスマスまで1カ月をきりました。
クリスマス一色の町にとてもうきうき(^^)♪

さて、今回はクリスマスにぴったり!
マツボックリでツリーをつくろう!」のイベントを行いました!

可愛くデコレーションして、自分だけのオリジナルツリーをつくりましょう
まずはマツボックリのお話から。
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マツボックリの種はどんな形?
みんな興味深々!

お話の後は早速作業開始です!

ビーズにお星様に、雪の結晶...どれをつけようかな?
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もう完成間近!うきうきするね!

仕上げはお父さん、お母さんと。
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グルーガンでマツボックリを土台につけて完成です(^o^)☆

手作りのツリーとみんなの笑顔。
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きっと素敵なクリスマスになりますね!

最後に4階サロンのツリー前ではい、ポーズ♪
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可愛いツリーの集合に、スタッフも感激!

たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回のフロアスタッフとあそぼうは12月5日土曜日「クリスマスリースをつくろう!」
手作りの可愛いリースをつくってみませんか?
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12353

4階サロンもすっかりクリスマス仕様
ぜひ、綺麗なツリーに会いに来てくださいね。
ご来館を心よりお待ちしております(^^)

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11月14日(土)15日(日)「淡路ワールドパークおのころ」で開催された、ふれあいの祭典(エコフェスティバル)に、出展いたしました。
帰り道、満を持して撮影したショットです。

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EOS 70D + SIGMA 30mm f/1.4 EX DC HSM,ISO400 f/1.4 1/125

ゆめはく:塚本健司・阿在沙織
撮影隊:高橋 晃・八木 剛

土 つち ツチ

2015年11月18日
今、ひとはくでは「2015年国際土壌年記念 巡回展 土ってなんだろう?」を開催しています。

 ここから詳しく ↓ 
http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/tutiltutenandarou.html

 会場の写真をちょこっと.....見に来てね!!
 私たちの足下には、いわゆる地面があって土があって、その上に立っているんですが、普段から【土】を意識している人は少ないんじゃないかなと思います。土の中には、目に見える昆虫や動物、植物はもちろんのこと、微生物もたくさん(億の単位で!!)いるという.....!!
 今年ノーベル賞を受賞された大村さんも微生物のおかげと語ってらっしゃいます。
 毎日口にしているお米や野菜も土がなければ育たない。

 「土」といっても様々な土があります。赤い土、黒い土、石ころの多い土、火山灰の土,,,,
 人間と土の関わりについても展示しています

 そんなすごい土のヒミツを見つけに是非この機会にひとはくにお越しください。

 巡回展は11月29日(日)までです!!
 
     なお、29日は関連セミナーとして次のイベントがあります。
        オープンセミナー「顕微鏡で土の中の動物を観察しよう」
          日  時:平成27年11月29日(日)13:00~16:00
          場  所:4階 実験セミナー室


生涯学習課

11月14日(土)に、画はくの日~博物館の標本を描こう~を行いました。
今回のテーマは..明日が展示期間の最終日だということで、「企画展 学んで魅せる標本展」です!


みんな展示をじっくり観察して、一生懸命描いていました!

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おっきくて大迫力のヘラジカは大人気! ずーっと、ずーっと昔には日本にも住んでいたんだって聞いて、びっくり!


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展示の近くでじっくり観察...。 普段近くで見ることのない生き物もこんなに間近で観察できました♪


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時間も忘れて熱中して描いていたので、みなさんとっても素敵な絵が完成していました♪


完成した絵は4階休憩コーナーに掲示しておりますので、よかったらまた見に来てくださいね!
ご参加いただきまして、ありがとうございました!
みなさんにまたお会いできるのをとっても楽しみにしています♪

フロアスタッフ  まつだ まみ

11月3日(火・祝)と7日(土)tmb.jpg
フロアスタッフとあそぼう「オリジナルとんぼをつくろう!」が行われました♪

 

本物そっくりのとんぼの模型をみんなでつくります!


作り始める前に、とんぼ○×クイズ大会が行われました♪
みなさん元気よくクイズに答えてくれていましたよ(^v^)


○×クイズが終わったら、さっそくとんぼづくりです!
説明を聞きながら、みなさん真剣に取り組んでくださいました!

★★★11月3日(火・祝)のようす★★★

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バランスよく土台にのるかな...?          のりました!!!

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★★★
11月7日(土)のようす★★★

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ほんものの標本を見ながら、とんぼの翅(はね)をていねいにに描いてくれました!


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親子でご参加いただいたり、おとうさんや彼女!?へのプレゼント用に作られるお客さまもいらっしゃいました!
オリジナルとんぼ、気に入っていただけたかな?(^^)

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★★★★★★★★★ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!★★★★★★★★★


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先日のブログでも紹介しましたが、
11/3(火)、関西テレビ「よ~いドン!」に人と自然の博物館がテレビで紹介されました。

博物館の玄関である3階入口、兵庫県でみつかった丹波の恐竜たちがお出迎え♪

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そしてタレントの円広志さんに、古谷研究員が 3階 丹波の恐竜化石について解説。

丹波の恐竜化石は、新種の恐竜としてタンバティタニス・アミキティアエという学名がついております。

ご覧になられているのは恐竜の産状レプリカですが、本物タンバティタニスの化石も展示されていますよ。

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▲タンバティタニスの しっぽの化石である尾椎(びつい)の重さ体験コーナーもあります。


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円さんが かぶってらした恐竜は、エントランスの
ミュージアムショップ「かぶりもの」コーナーに♪

大迫力の恐竜になりきってみよう!






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◀当館の三枝主任研究員の監修の
「丹波の恐竜フィギュア」販売中!










恐竜以外にも、動物、昆虫、植物いろいろなものが博物館にあります。
イベントもたくさんありますので、ぜひお越しください。
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 フロアスタッフ まつだ 

11/8(日)ひとはく探検隊「きのこGETだぜ!」を行いました!
当日が雨...。まさかの中止!?と思いきや、なんとか雨が上がってくれました!
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朝からたくさん集まってくださったみなさんのおかげでしょうか(^^)?


外はすっかり秋模様、落ち葉の中を進んでいきます。
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さぁ、どんなきのこに出会えるかな?

みなさん地面とにらめっこ!真剣です!
落ち葉の下、木の根元...まるで宝探しのようですね(^^)!
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「見つけた!」そんな声があちこちから!
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「これはなんですか?」
秋山研究員のまわりはたちまち子どもたちでいっぱい!

みなさん、とても上手にきのこを探してくれました!
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見つかったきのこはなんと10種類以上!
スタッフも大興奮のひとはく探検隊でした(^▽^)!

ちなみに、今はきのこだけではなく、
紅葉のベストシーズンでもあります!
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深田公園も美しい秋の景色を楽しんでいただけますよ。
 
ぜひ一度、お越しください(^∨^)

次回のひとはく探検隊は12月6日に行われる「ダンゴムシの観察
http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key11843_subkeyFILE3
身近な生きものダンゴムシ、じっくり観察してみましょう!

みなさまのご参加、こころよりお待ちしております!

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ユニバーサル・ミュージアムをめざして72

「柳に風」
「河合雅雄さんがおっしゃったこと」へのご感想-2

三谷 雅純(みたに まさずみ)


 このブログは、自分では認識できない多様な人びとの感覚や世界観もあるんだとおもしろがって書いています。河合雅雄(かわい まさを)さんの書かれてきたことも、本質は同じだと思います。

 前回書いた兵庫県宝塚市のシンポジウムでご一緒した日本脳外傷友の会の東川悦子さんは、河合さんの「柳に風」について、こうお書きです。


 本日の「柳に風」のお話も、東京下町生まれの私にとっては、ちょっと反省させられるお話しでもあります。まあ最近は歳のせいか、まともにあちこちにぶつかって、喧嘩を吹っ掛けることはなくなりましたが......。

 <ケ・セラ・セラ>と思う反面、日本脳外傷友の会を立ちあげた動機も、あまりにも脳損傷者への施策が何もなっかったことへの怒りから発しています。運動を始めてみれば、あちこち問題だらけ。そして今や、日本国憲法さえもあやしくなっているという世の中に、怒らずにはいられないという気もします。

 5歳で終戦を迎え、子供ながら、焼け野原(の中)で、絶対戦争のない平和な国を作ろうと思っていたのですから。その後70年も頑張って働いてきて、 こんな世の中しか作れなかったのかと思うと、死んでも死にきれないという気もします。

 一方で、なるようにしかならいのだから、<ケ・セラ・セラ>。今日も元気に終わった、明日も元気に働こうとも、思うのですね。

 忙しい日々の中で、「あれ、こんな花が咲いた!」と喜んだり、おいしいもの食べて満足したり、単純なものです。

 「昨日又、かくて ありけり、明日もまた かくて ありなん」(1) の東川です



 姫路循環器病センターで言語聴覚士をなさっている高月容子さんも、似た感想を送って下さいました。


 毎日カリカリしながら生きていく中、この度の『柳に風』のお話はとても身に染みました。

 これからは『柳に風』を思いながら、出来るだけ肩のちからを抜いて生きていこうと思います。



 中西祥子さんは高次脳機能障がい当事者の立場から、次のような感想を送って下さいました。文意を変えないように気を付けながら、少し読みやすくしました。中西さん、これでいいですか?


「柳に風」の話 ほんとうに 私も そう思いました。

私は 子供時代から 心臓が 悪い事は わかってたけど、私には ナカナカ(なまじっか)体力が あったのです。心臓の事には自覚が ないし 対策も 何もしてないので、心房細動の不整脈が原因で 脳梗塞に なったのです。それで 後遺症が 残りました。

8年前に (別の)大きい病気をしたので 自覚しようとしてます。頑張り過ぎないように してます。

私の後遺症の「失語症」と「聴覚失認」は、脳の中で 別々に起こっていると 思っています。

(脳梗塞の)入院時に 担当の先生から 「一過性脳虚血発作(TIA)が 以前から2~3回 あったと思います」って 言われた。入院の時から 「前ぶれ」のような事が 気づきに(なって、)思い出しました。その時から 妹と筆談でコミュニケーションが 出来ました。

通院の時に 難しい本で(=を示して) ST(=言語聴覚士の)先生から「聴覚失認」(とは、どういうものか)を教えてもらいました。

「一度の脳血管障害で 両側の聴皮質や聴放線が障害されることはまれで、多くは過去に脳血管障害の既往(きおう)があり、そのときは一次的に片麻痺や失語症状が出現するが回復し、そのあとに反対側の大脳半球に脳血管障害が生じて、初めて言葉も音楽も聞き取れなくなる。」

「(中西さんの)聴皮質あるいは聴放線が損傷されているにもかかわらず、聴覚作用は完全に失われることはない。残存聴覚作用は脳のどの部位で認知されているのか。単なる半射作用なのか、まだわかっていない。大脳に副次的な聴皮膚の在存がありうると推測している。このようにもう一つの聴覚神経系は脳のどこにあるかを明らかにすることが大きな課題として投げかけられている。」

私の障がいを このメモでは 解りました。それで 前向きに できました。



 以前のこのコラムで登場をお願いした関 啓子さん (2) は、ご自身が神戸大学で言語聴覚士を目指している学生に教えている方です。また高次脳機能障がい当事者でもあります。


 私にとって「柳に風」と言う河合雅雄さんの発言は、レジリエンス(=回復力や復元力)という意味に解釈され、大変深い内容と思います。クローズアップ現代でも取り上げられた「折れない心」を意味します。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3486_all.html

番組によれば、(ナチスの行ったユダヤ人や障がい者に対する)ホロコースト(=大量虐殺)を経験した子どもたちの調査の結果、落ち込み前向きに進めない子どもがいた一方で、トラウマを乗り越え前向きに明るく生きた人たちもいたそうです。

その人たちに共通する性格傾向は、逆境にあっても楽しみを見出す、ユーモアを解するなど人生に前向き・肯定的とくくれるようなものであったとのこと。

私は自分の経験を語るとき、よくこの言葉を借用しています。


 皆さん、ありがとうございます。

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(1) 「昨日又、かくて ありけり、明日もまた かくて ありなん」は、島崎藤村の「千曲川旅情の歌」の二番のはじめ「昨日またかくてありけり 今日もまたかくてありなむ」から取ったものだと思いますが、東川さん、違いますか?

(2) 関 啓子さんのホームページは、
http://brain-mkk.net/
です。


三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

ユニバーサル・ミュージアムをめざして71

「柳に風」
「河合雅雄さんがおっしゃったこと」へのご感想-1

三谷 雅純(みたに まさずみ)


 今回のコラム「河合雅雄さんがおっしゃったこと (1) に興味を持って下さった方から、いくつかご感想をいただきました。ありがとうございます。

 本題に入る前に、少しだけ寄り道です。

 10月に兵庫県宝塚市で高次脳機能障がいの啓発シンポジウムが開かれました。これに参加してきました。シンポジウムでは言語聴覚士の方が「高次脳機能というものを、どうとらえるべきか」とか、高次脳機能障がい者ご自身の対談が企画されていたので、わたしにとっては本当によい勉強になりました。わたしも失語症という高次脳機能障がい者のひとりですが、ダメージを受けた脳の場所は一人ひとり違うので、さまざまな高次脳機能障がい者の意見は新鮮です。新しい認識が得られるのです。

 脳にダメージを受けた「さまざまな高次脳機能障がい者」というのは、ちょうど手足や内臓など、ダメージを受けた身体の場所によってそれぞれ違う症状が出ることに似ています。脳は身体のいろいろな場所を個別にコントロールしているからです。ただし、身体の動きを司るだけではなく、脳は思考や感情といった形にはならない重要な働きもしています。身体のコントロールよりも、もっと広い範囲にわたるのです。

 夕方からシンポジウムの参加者が集まって、歓談と意見交換をする機会がありました。本当であれば、わたしは夕方から行われる催しには参加しません。高次脳機能障がいのせいで、極端に疲れやすいからです。しかし、その日は大勢の高次脳機能障がい者が参加しています。医師や言語聴覚士もいます。体調が悪くなっても大丈夫そうです。安心して任せておけばよいでしょう。わたしは歓談に参加して、おしゃべりを始めました。

 しゃべり始めて一時間も経った頃、おかしな感じがしました。初めての感覚です。最初は何が起こっているのか、よくわかりませんでした。

 おしゃべりをしている相手の口元が、音もなくパクパクと動いています。その上、微笑んでいます。でも声は聞こえません。確かにワーンというノイズは聞こえるのですが、言葉が聞こえない。ふしぎな感覚でした。わたしは、これが「聴覚失認」かもしれないと思い当たりました。厳密には違うのかもしれません。しかし、ノイズは聞こえるのに言語音は聞こえなくというのは、いかにも「聴覚失認」だと思えてしまいます。

 いずれにせよ、その聴覚失認(もどき?)の感覚がわたしの身に生じて初めて、やっと「聴覚失認」を実感できた気がしました。聴覚失認という現象が不思議でも何でもなくなりました。それまでのわたしは「言語音が聞こえる」のは当たり前でした。言葉は身近にあったのです。それが具体的に「聴覚失認」を体験したのです。

 大げさに聞こえるのかもしれませんが、自分自身の「聴覚失認」は、研究者として貴重な体験だった気がします。

 10分ほどして、わたしの聴覚はもとに戻りました。わたしと話をしていた人は医療関係者でしたので、わたしのようすが変だと気が付いたかもしれません。でも幸いなことに、その方はごく自然に振る舞い、微笑んで、わたしが話し始めるのを待っていて下さいました。きっと、ようすは変だが、その内、元に戻るということを経験から知っておられたのでしょう。

☆   ☆

 このブログに書いてきたことは、多様な人びとの感覚を見直し、人を「目が見えない」とか「耳の聞こえない」といったマイナスのイメージで捉えるのではなく、こんな世界観もあるんだとおもしろがる。伊藤亜紗さんが『目の見えない人は世界をどう見ているのか』で書かれたこと (2) を、目を使わない人だけでなく多様な人を対象に書くことでした。ですから、このコラムは福祉がテーマではありません。ましてや自分のことでもあるのですから、失語症や高次脳機能障がいの不利益を訴えて「哀れを誘う」ことでもありません。わたしの書くことに障がい者の「不幸」や「悲しみ」といったテーマ設定はありえません。

 河合雅雄(かわい まさを)さんの書かれてきたことも同じだと思います。

 性格によるのか、志向によるのかはわかりません。「自分は河合さんと似たところがあるから、河合さんのように偉いのだ」などと言うつもりもありません。河合さんは河合さん、わたしはわたしです。それぞれ別の人格なのですから、個人個人、分けて判断してもらうべきだと思っています。

 インドネシアに連れて行っていただき、わたしが脳塞栓症を発症した後も、いっしょにフィールド・ワークをして下さった元京都大学霊長類研究所の渡邊邦夫さんは、次のような感想を送って下さいました。意味がわからないといけませんので、カッコに入れて補います。


私も河合さんから「柳に風」の話を聞かされたことがあります。

河合さんは、子供の時から喧嘩はそれなりに強かったんだけど、いかんせん結核をやったせいで(体力が)長続きしない。すぐに熱が出るので学校を休むことが多く、(そんな時)裏山に入っては自然と語らっていたんでしょうね。それで、いろんな思いやイメージを膨らませて、人にわかりやすく伝える術を身につけたんだと思います。

「原稿を頼れた時に、イメージがすっと湧いてきたものは、すぐに書ける。そうでないものは、呻吟しても、なかなか書けない」と言っておられました。長い自然との語らいによって身についたものを、一気に文章にして書いていく。それが面白く読める含蓄のある文章の基になっているんでしょうね。

自分の不幸を話のネタにして、笑い飛ばしてしまう。

このアフリカのロアロア(=ロア糸状虫)にやられた時でも、医者に行ったら他にもたくさんの熱帯病を持ち帰っていて、大変重宝がられたとか、(河合さんの書かれた)『ゴリラ探検記(3) でもジープが横転して大怪我をしながら、「『ライオンがいるぞ』と言って気を失った」と書く。

事故の時に一緒だった水原洋城さん (4) に、本当ですかと聞いたら、「肋骨を何本も折って、アコーディオンみたいになっていて、イタタ!イタタ!しか言わなかった」とか。

こうやって前向きにプラス思考で生きて行くのがいいんでしょうねぇ。なかなか真似のできないことです。

サル学者の仲というのも、必ずしも、いつもいいだけじゃなかった。当然でしょうね。河合さんは「いつもは仲が悪いけど、何事かがあれば団結するんだ」とも言ってました。

私は川村(俊蔵:しゅんぞう)さん (5) の弟子だったけれども、河合さんには可愛がってもらいました。本当は私が勤務した宮崎県の(京都大学霊長類研究所)幸島観察所には直系の弟子をいれたかったのでしょうけれども、そんなことは、おくびにも出さずに、幸島の運営だけでなく、たくさんの支援を頂きました。

偉い先生はたくさんいたけれども、やっぱり人間的に、とてもできた先生だったなぁと思います。だから今でもたくさんの人に取り巻かれているし、91歳になっても、まだ重要なポストで活躍できる。堺屋太一さんが「80歳過ぎて、まだ影響力を残していたら、人は妖怪と呼ぶ」と書いてますが、まぁ、河合さんは大妖怪でしょう。


 わたしのひとはくブログを覗いて、いつもご感想を下さる山家健盛さんは、下さったお手紙の中で、このように書いておられます。


私は 伊谷先生や河合先生のご著書 何冊か読んでおります。河合先生の事は三谷さんからもお聞きしておりますが、ご自身でも片肺がつぶ(潰)れている事を書いておられます。弟さん(=ユング派の心理学者だった河合隼雄さんのこと:三谷)の方が先にお亡くなりになったのに、河合先生は今もあちこちの会に出席して挨拶されておられます。

一病息災を体現されているのが、河合先生だと思います。

河合先生がおっしゃった『ヤナギに風について......』は、本当だと思います。しかし、ついつい かっとする事もあるのが日常生活で起こりがちな事かと思います。心したいものです。


 残りは次に続きます。

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(1) コラム「河合雅雄さんがおっしゃったこと」は:
http://www.hitohaku.jp/blog/2015/10/post_2074/

(2) 伊藤亜紗さんの『目の見えない人は世界をどう見ているのか』は:
http://www.hitohaku.jp/blog/2015/09/post_2065/
http://www.hitohaku.jp/blog/2015/09/post_2066/

(3) 『ゴリラ探検記』は光文社版や講談社学術文庫で出ていましたが、今は筑摩書房の全集
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480045065/
でしかないようです。

(4) 水原洋城さんは日本モンキーセンターの研究員、東京農工大学の教員をお勤めになりました。わたしの本棚を見ると『ニホンザル行動論ノート』(どうぶつ社)がありました。

(5) 川村俊蔵さんについては「河合雅雄さんがおっしゃったこと」
http://www.hitohaku.jp/blog/2015/10/post_2074/
に書いておきました。



三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

10月31日(土)、11月1日(日)の「フロアスタッフとあそぼう!」は
どうぶつビンゴでした。


まずは、動物の展示を見ながらクイズやお話をしました。

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さすが本物の動物を使った剥製の標本は迫力ありますね。みなさんとっても熱心にお話を聞いて答えてくださいました。


s-P1060660.jpg さて、いよいよお待ちかねのビンゴ開始!

スタッフが箱から動物のしるしのついたボールを1つずつ取り出します。
みなさん動物たちのお話を思い出しながら、動物の絵の描かれたビンゴカードにチェック!


s-1.jpg カードのチェックが並んだら「ビンゴ~!」

ビンゴになったお友だちから順番に、ステキなひとはくグッズのプレゼントがありました。

みなさんご参加いただき、ありがとうございました!!

次回11月7日(土)の「フロアスタッフとあそぼう!」はオリジナルとんぼをつくろう!です。
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12346

(フロアスタッフ いしくら)

10月21日から22日にかけて、ゆめはくは、坊勢(ぼうぜ)島に行ってまいりました。

坊勢島は、瀬戸内に浮かぶ家島諸島の一つ。
昨年は、お隣の、家島小学校を訪問しました。

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貨物船に乗って、島へ向かいます。
いいお天気で、上々の航海です。

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途中立ち寄った男鹿(たんが)島にて、授業で使う石をゲット。
島によって、地質が違うのです。

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港に、上陸しました。漁船がいっぱいです。

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丘の上にある、坊勢小学校に到着。
ちょうど体育館の工事で使えるスペースが限られ、入るのに苦労いたしました・・・

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丘の手前は、28度の急坂です。さすがのゆめはくも、入れません。
子どもたちはふだんから、坂道ダッシュで、体を鍛えています。

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ゆめはくの中は、昆虫たち。

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隣接する、坊勢幼稚園も、使わせていただき、大型模型や、岩石、化石を展示。

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とっても元気な児童のみなさん。お話も、ちゃんと聴ける、よい子たちでした。

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帰りの船がやってきました。
船を待っているとき、通りがかった園児さんが「あ、ゆめはく」と言ってくれました。うれしかったです。
また会えるといいね!

スタッフ 半田久美子・古谷 裕・中瀬 勲・塚本健司・八木 剛(記)

小さな学校キャラバン2015はこちら

hyouhon_mikage.jpg企画展「学んで魅せる標本展」の関連講座として、「自然史標本を魅せる多様なアプローチ」を10月25日に開催しました。

  プログラムはこちらです →  http://www.hitohaku.jp/blog/2015/10/post_2069/

おかげさまで、満員御礼!! 北海道、四国、九州そして沖縄の方まで、100人を超える色んな方々が参加くださいました。
一般親子で来てくれた人をはじめ、自然愛好家の方、各地の博物館の学芸員さん、ボランティアスタッフの方、水族館や動物園の関係者の方、展示会社の方、芸術作家さん、大学生、高校生、中学生、小学生、幼児、雑貨屋さんや市役所の方など、とってもバラエティーに富む聴衆でした。マニアックな内容なんだけど、幅広い層の聴衆が訪れてくれる、そんな自然史にまつわる講座ができればという念願がやっと叶いました。なぜか標本持参の参加者も多く、参加者どうしの交流や意見交換もはかどりました(豚の眼球の封入標本をプレゼントされちゃいました!)。これも、ユニークな演者のみなさんのおかげ、ありがとうございました。

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講演では、最初にわたくし三橋が、全体の趣旨説明として、標本づくりにもイノベーションが必要なこと、そしてその技法が誰もが取り組めるようにダウンサイジングすること、そして活用の場面と交流の舞台が必要であることについて説明し、今回のスピーカーの簡単な紹介を行いました。

ここからがお招きした講師のみなさんのお話です。

まずは御影高校の河合先生から、「高校生がつくるキノコ標本と展示」についての解説。
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キノコの標本作りの方法や、高校の授業や部活動(通称きのこ部)での取り組みを紹介。活動のなかで兵庫きのこ研究会さんとの連携が大きな役割を果たしていること、ひとはくとの関係についても説明いただきました。近隣公民館やショッピングモールでの展示、学会への参加、テレビ出演、当館の20周年での秋篠宮さんへのプレゼンテーションなど、標本があって、博物館の内外での活躍の場があったことが大切だったとのことでした。写真は、ゆめはく号をつかった1日だけのきのこ野外博物館の様子、実際の標本と採れたての標本を即興展示。YMCAさんの主催で小さい子供たち向けのきのこ観察会を行い、神戸界隈の大学生スタッフ、御影高校の生徒、神戸市、ハイキングにおとずれた年配の方々との交流が実現。幼児へのケアはYMCAや大学生のスタッフに応援いただいて役割分担。講演では、うまく連携を図ったさまざまな活動が紹介されましたが、どれも色んな立場の方々と協働し、多世代交流する、そんな舞台も標本がきっかけで生み出されています。アンケートには、こんな高校に通いたかったという声がありました(当然!)。ときどき、連携が目的になってしまうことがありますが、目的のための連携がごく自然体で表現されていました。

つぎは、えぞほね団sapporoです。こちらは新進気鋭の札幌発の標本づくりグループです。
発表者は、団長の工藤智美さん。さすが動物園のエデュケーター出身で説明が上手すぎ。ネタも最高、関西人より関西人ぽい?!
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札幌市博物館活動センターにて活動されているボランティアグループで、施設の展示をつくったり、札幌市内の各地でアウトリーチ展示やワークショップを開催されています。作成されているのは、哺乳類の骨格標本やプラスティネーション標本、透明標本、マグネットで着脱できる豚足など色々。団員はおよそ30名程度で、主婦の参加が多く、子どもを送り出してから、いそいそと活動されるとのこと。メンバーには多彩な方がおおく、特殊メイクの達人、デザイナーなど。そんなわけで、おしゃれなディスプレー、ユニークな表現(紙で鉄棒をつくって逆上がりするプラスティネーションのカエルが・・・)が特徴的。実験的な標本づくりに果敢に挑戦中で、触れる透明標本やにわとりの胚発生の様子を樹脂で固定するなど、先進的で先駆的な活動に周りが圧倒されました。今回参加されたプロの学芸員さんが、もっとも衝撃を受けたようです。こうした実験的な取り組みがあるからこそ、ボランティア活動に人が集まり、継続するのだろうという印象を多くの人が持ちました。活動の舞台となっている「札幌市博物館活動センター」の素晴らしいサポートも注目されました。新しく建設が予定されている札幌市立博物館が楽しみです。

つぎは、ウサギノネドコの吉村さんからの話題提供。京都で雑貨屋さん、宿カフェを営んでおられます。
もちろんキーワードは標本と自然の造形美!
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ともかく、標本が圧倒的に綺麗でおしゃれ。ホームページを見て頂ければ、一発で気にいっていただけると思います。もちろん、綺麗なだけでなく、ストーリーがちゃんと作られていて、キューブ状の標本を並べかえて、キュレーションできます。今回の演者のなかで、最も自然の造形美へのこだわりが鮮明な方でした、それとウニ愛!。生物系のスタッフだと、どうしても「名前」やら「レア度」から入ってしまうのですが、ごくごく身近なものに造形美を見出して、しかも自然の状態以上に綺麗に見せてしまう吉村さんのアート力に脱帽です。何度も繰り返します、綺麗すぎ。カフェや雑貨屋さんにやってきて、自然史に関心をもってくれる人がたくさんいるようで、博物館の大応援団の役回りを果たして頂いています。会場には、ウサギノネドコFANの方もたくさん来られていて、自然史博物館が近くなったというご意見も頂きました。ちなみに、美しい封入標本は、すべてピュア・アクリル樹脂製で作成されていて、僕らがつくる不飽和ポリエステルの樹脂とは違います。こっちの標本づくりは本気バージョンです。アクリル樹脂で簡単につくる方法を開発する気にちょっとなりました。

最後のおおとりは、成安造形大の宇野君平さんからの話題提供で、巨大な鉄鋼アート、サイエンスとアートが融合したワークショップの話し。会場から、来年予算とりますから来てください♡、とプロポーズの声も掛かりました。
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琵琶湖に生育している植物プランクトンをでっかく鉄鋼で再現してみたり、花粉をモチーフにした大きな鉄鋼オブジェが紹介されました。上の写真のスライドに出ているビワクンショウモを博物館の顕微鏡で覗いたときの衝撃をアートとして再現されています。小さなプランクトンをどう魅力的に展示する方法は、博物館業界でも大きな課題。宇野さんの方法は明快で、しかも自然史の研究者との連携をみごとにプロモ―ションされています(詳細はこちら)。顕微鏡で観察してスケッチ、そして粘土などで造形して、作品をみんなで鑑賞&解説、そして大きなアート作品を楽しむ。そのまま、水生昆虫で真似させていただきたいです(イカやクモ、種子で真似すると言ってるウチの学芸員さんたち・・・)。作成されたプランクトンの作品が成安造形大の屋外に飾られているとのことですが、琵琶湖博物館の方から双眼鏡でみたら、顕微鏡でプランクトンを見る感じになるっていう発想が面白すぎです。どれもスケールを上手に変化させて、人の心に響くように作品に活かされているのがすごい。琵琶湖でプランクトンファンが増えたとしたら、それは宇野さんのおかげかなと思えるほどでした。

4題の講演が終わったあとに休憩。なぜか標本持参の方もおられて特別披露。これから某所で活用されるシュモクザメのプラスティネーションが登場して、子どもも大人もエキサイティング(頼むから休憩してください)。
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休憩のあとは、パネルディスカッションです。
コーディネーターは、なにわホネホネ団の団長・西澤真樹子さんが登場し、進行をお任せ。
きっちり、たのしく質問をさばいていただきました。
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発表の補足などに加えて、標本づくりや作品づくりでの苦労やエピソードをパネリストから紹介いただきました。4題ともに、標本作りにストーリーがあり、色んな発表の場での交流が新たな価値を生み出してゆくことが良くわかりました。また、会場からの質問もたくさん。とってもマニアックな技術系の質問や運営のノウハウについてや、素朴な質問など、ともかく色んな観点からの質問が飛び交いました。印象に残ったのは、発表や展示する場としての博物館の役割、特に、多くの人が気楽に参加できて、研究者だけでなく、いろんな立場で何かに取り組んでいる方々との交流の場があることが重要であることを、パネリストをはじめ会場の方々に共感頂いたことです。発表する場があり、そこで議論することが最大の学びになり、活動を持続させる糧になるとのことでした。当館がこれまで10年来取り組んできた『共生のひろば』が、まさにその役割を果たしているとの指摘も。今年も2月11日、より幅広い層の方に呼びかけて開催しますので、こちらもどうぞよろしくお願いします(宣伝)。また、今年の12月12、13日は、京都で「いきもにあ」という生き物好きの方が集う大きなイベントもあります。関心のある方は、ぜひ。

最後に、こうした展示や標本づくりに関する公開講演会を開催する動機は、2013年に丸山宗利さんとのコーディネート企画で、九州大学総合研究博物館で開催された公開講座「自然史標本の最新作成技術と魅せ方」(togetterのまとめが面白い)に参画したことです。ここでも予想以上に多くの方が参加されて(会場が溢れかえる)、なおかつ自然史分野ではない方の参加、専門分野もバラバラの若い学生さんが熱心に聞いてました。僕が河川生態学の話をしても、こうはならないのに・・・。自然史に関心をもってもらうやり方として、もちろん野外観察や生物学の講座も大切なんだけど、博物館らしく展示という切り口から入ると、より多くの人が関われるし、ちょっと違った役割分担もできることを確信しました。

今回の講座でも、九大での状況をそのまま追体験することに。アンケート結果を拝見してもこれほど満足度が高いセミナーはかつてありませんでした。自然史博物館って実は面白いところなんですね、昔とはえらい変わりようですね、という声も。なかでも一番の感激は、20年間ずっと特定分野の講座しか参加したことが無かった人が、はじめてその分野以外の講座に参加して、しかも大変参考になったとのこと、そしてまた参加しますとコメントを頂いたことです。ちょっとだけ間口が広がったのかも。自然史の本質が多様性であるように、自然史の学び方や楽しみ方にも、もっともっと多様性が必要なのでしょう。スタッフ・演者一同、来年もこうした公開講座、どこかでやろう!ということで幕を閉じました。すばらしい演者の皆さん、ご参加くださった皆さん、会をもりあげてくださり、ありがとうございました。

(みつはしひろむね)

「西武庫公園ホタルの会」さんからのお誘いで,尼崎市の西武庫公園で開催された「第13回ふれあいひろば武庫21(武庫まつり)」に出展させていただきました。

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このイベントは,市民運動武庫地区推進協議会が主体となって,武庫地区管内の各種団体・事業所・各機関が連携し,毎年開催している武庫地区でもっとも大きなお祭りです。当日はからっと晴れた絶好の行楽日和。午前9時すぎに私たちが会場に到着した時点で,会場はすでにたくさんのひとたちで賑わっていました。さっそく移動博物館車「ゆめはく」の荷台を開き,セッティングにとりかかります。


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今回のメインの出し物は「葉っぱデザインルーム」。科学コミュニケーター・高瀬による発案です。男の子・女の子のイラストが描かれている台紙に,いろとりどりの落ち葉を貼り付けて,世界にひとつだけしかないお洋服をデザインしよう,というものです。前もって深田公園で集めておいた落ち葉を並べて,さあ準備完了。モミジバフウ,ソメイヨシノ,トウカエデなどの紅葉と,シラカシやセコイアなどの青々とした葉の対比が鮮やかです。


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それだけではさびしいので,「ゆめはく」の中にも展示をセッティングします。虫眼鏡で葉脈を観察できるコーナーや,色見本と落ち葉を比べてみるコーナーなど。
そうこうしているうちにお客さんたちがやってきました。展示ブース周辺はあっという間に大賑わいです。


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子どもたちの力作の数々。私たちでは思いもつかない視点でのデザインが目を引きます。シラカシのどんぐりやセコイアの葉をそのままアクセサリーとして使うセンスには脱帽しました。

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会心の一作を片手に。トウカエデの葉のシックな赤紫色が良い味を出しています。筆者はこの色は大好きなのですが,今日は何故かあまり人気がありませんでした。採集したときよりも若干色がくすんでしまっていたのが良くなかったか?反省です。

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「ゆめはく」車内もなかなかの盛り上がりでした。特に虫眼鏡コーナーが大人気。みんな熱心に葉を観察しています。


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結局,この日は600人ほどの方々がいらっしゃる大盛況となりました。植物の名前に興味がある様子のお客さんも多かったので,次にこのイベントを行うときは,研究員による葉っぱのミニ観察会も一緒に開催してもいいかもしれませんね。乞うご期待!
みなさん,ありがとうございました!!

(自然・環境再生研究部 大谷 記)






去る10月15日、ひとはくにあるタレントさんがご来館されました。

急いで展示室に向かうと・・・


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むむむ!?


ド派手な背広を着たおじさんがいる!!(@○@)
その隣にも見覚えのある後ろ姿が!


正解は...


関西テレビ「よ~いドン!」の取材でひとはくを訪れた、タレントの円広志さんでした!



ちなみに、円さんの隣に居るおじさんは我らがひとはくの古谷裕研究員です♪
タンバティタニスについて、解説をしてくださいました。

円さんの厳しいツッコミ!?もあったりして、和やかな雰囲気で撮影が行われていましたよ!

 

放送は11月2日(月)、3日(火)のいずれかの予定です。

関西テレビ「よ~いドン!」 9時50分~11時15分
※都合により放送内容が変更される場合もあります。
放送されるかどうかは当日までわからないとのことですのでご了承ください!




フロアスタッフ たにぐちはるな

10月24日(土)ひとはく探検隊をおこないました。

今回は「どんぐり拾いにいこう!」

おとなもこどもも大好きなどんぐりを、深田公園へ探しにでかけます!

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今日の隊長、植物博士の高野(たかの)研究員です。

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公園の木々も色づき、すっかり秋のよそおいです。

今年はシラカシが鈴なりに実っています。

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ここにも!あそこにも!
みんなのどんぐりバックは、どんぐりでいっぱい☆

 
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どんぐり以外のものも発見!こちらはキノコかな?おおきなカマキリもいました!


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たくさんのおみやげを持って帰っていただきました。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!!

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くわしい報告書はただいま鋭意作成中です☆
完成しだい4階ひとはくサロンに貼り出しますので、ぜひ見にきてくださいね!


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次回のひとはく探検隊は、「きのこGETだぜ!」です。
ポスターはこちら

11月はきのこのベストシーズン!きのこ探しにでかけましょう♪

みなさまのご参加、お待ちしております☆彡

 

フロアスタッフ かどはまえりこ

ユニバーサル・ミュージアムをめざして70

河合雅雄さんがおっしゃったこと


三谷 雅純(みたに まさずみ)



 今年(2015年)のノーベル生理学・医学賞に大村 智(おおむら さとし)さんが決まりました。アベルメクチンという物質を発見され、製薬会社といっしょに、アベルメクチンを基にしたイベルメクチンという似た名前の薬を開発されたそうです(ややこしい!)。Wikipedia によれば、イベルメクチンはリンパ系フィラリア症の特効薬だそうで、アフリカや中米、南米の国ぐにで駆虫薬として投与され、毎年およそ2億人もの人びとの生活を守っているそうです。

 リンパ系フィラリア症は、別名ゾウ皮病とも呼ばれています。「皮膚がゾウの皮のようになる病気」です。何とも、おどろおどろしい名前です。カメルーンで親しくしていた知り合いの奥さんは、首が腫れていたので、いつもスカーフで隠していました。また別の男性――この人はそれほど親しくはありませんでした――は股(また)のリンパ節に寄生されて、片足が木の幹のように膨れあがっていました。リンパ系フィラリア症ではなく、同じ仲間の寄生虫であるロア糸状虫症だったと思うのですが、調子が悪いとおっしゃるムスレムのお爺さんは、顔をのぞき込むと眼球に糸状虫がいるようでした。

 大村さんの研究は、このようなアフリカや中南米ならどこにでもある、そして人びとの生活を台無しにしてしまう寄生虫病を防いだのです。わたしも、アフリカでは確かノテジンというフランス製の薬を週に一回一錠服用して、糸状虫の寄生を防いでいた憶えがあります。

☆   ☆

 この「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」とノーベル生理学・医学賞の大村 智さんが何の関係があるのかと思われでしょう。実は人と自然の博物館名誉館長の河合雅雄(かわい まさを)さんがアフリカ中央部のカメルーンという国で、マンドリルというサルや、その他の樹上性霊長類の調査を指揮しておられた頃、ロア糸状虫症(=ロア・フィラリオシス)という小さな白いミミズのような寄生虫に感染されたことがありました。それを大村さんのノーベル賞受賞で思い出したのです。わたしは大学院生として、河合さんのカメルーン隊に入れてもらっていました。

 リンパ系フィラリア症とロア糸状虫症は別の寄生虫病ですが、フィラリアという同じ仲間の虫(糸状虫:しじょう・ちゅう)が寄生してかかる病気です。河合さんは日本に帰ってからロア糸状虫が見つかると、たくさんの原稿用紙を抱えて入院されたと記憶しています。ロア糸状虫の駆虫をしている間に、貯まった原稿を書いてしまおうとされたようです。

 河合さんは、精神的にタフでした。

 決して健康体というわけではありません。しかし、精神的にはタフでした。

 「河合雅雄さんが健康体ではなかった」などと書くと、このブログの読者には驚かれる方がいるかもしれません。しかし、健康体ではなかったことは、すでにご自身がいくつもの本に書いていらっしゃることです。秘密でも何でもありません。河合さんは小学校3年生の時、小児結核にかかったそうです。その結核のために片肺が潰れてしまいました。そのために体が弱かったのです。河合さんはわたしに、「片肺飛行の身体障害者だと申請をしていたら、もう少し税金が安くなったかなあ」と、笑いながら、冗談口で言っておられました。「片肺飛行」とは、エンジンが片方、止まってしまった飛行機ということです。

 療養で良くなっていたのですが、大学生になった時、結核は再発し、兵隊に行かずに篠山の家で療養されたとおっしゃいます。その療養生活のせいでだと思います。河合さんは小さな動物をかわいがり、飼っておられました。しかし、動物を飼っていたことの意味が、病気の経験のない方には通じないことがありました。

 人と自然の博物館でされた講演で、療養中にかわいがっていた小鳥を圧死させてしまったことがあると話されたことがあります。よく慣れた小鳥だったそうですが、背中で遊んでいて、急に河合さんが寝返りをうったために、背中と布団に挟まれて圧死してしまったのです。

 それを聞いた聴衆は河合さんのおっしゃっていることの意味がわからないという雰囲気でした。気まずい空気が流れました。

(あの偉い河合先生がおっしゃっているのだから、きっと大変なことに違いない。しかし、小鳥を殺してしまったことのどこが、それほど大変なのか、さっぱりわからない)

 河合さんは反応のないことに一瞬とまどい、しかし、気を取り直して講演を続けられました。講演会の最後には、何事もなかったように安心して、皆さん、拍手をしていました。

 今では有名になりましたが、河合雅雄さんが童話を書くときのペンネーム「草山万兎(くさやま まと)」は、ウサギの行動観察したことが由来だと伺っています。当事、大阪市立大学に勤めていた梅棹忠夫さんが河合雅雄さんの病気のことを知っていて、療養中の篠山の自宅でウサギを飼って、学問としてウサギの行動観察をするように勧めたのだそうです。

☆   ☆

 わたしが脳塞栓症になって以後、河合さんはよく「柳に風」の話をして下さいました。

「ヤナギは強い風が吹いても折れることがない。風を受けて流すからや。風に刃向かって行ったのでは、ぽきっと折れてしまう」

 これは、わたしや河合さんは体力がないことをよく自覚して、休む時には休む。そのことが大切だと言われていたのだと思っています。場合によっては諍(いさか)いに巻き込まれることもあるかもしれません。そんな時は「よく吹く風だ」と受け流しておくのが良い。そう言われていたのだと解釈しています。

 事実、河合さんは、今では90歳を超えておられます。

「伊谷(純一郎)は亡くなった。川村(俊蔵:しゅんぞう)も亡くなった」

 伊谷純一郎さんは、わたしの学部時代の、もうおひとりの恩師です。川村俊蔵さんは、直接、教えを受ける機会はありませんでしたが、(インドネシアの)スマトラ島の調査では大変に有名な方です。このコラムにも何度かご登場願ったかもしれませんが、川村さんの大学院生だった方が京都大学を定年退官された渡邊邦夫さんです。わたしは川村さんにはお世話になる機会がありませんでしたが、その代わり渡邊邦夫さんとはジャワ島のパンガンダラン自然保護区にご一緒して、病気をしてからも、調査に連れて行ってもらいました。

 伊谷さんと河合さんは仲が良かったのですが、河合さんによると、性格はずいぶん違ったそうです(わたしは学部学生という立場でしたので、伊谷さんには、河合さんに接したように親密に振る舞うことはありませんでした。わたしが人と自然の博物館に来たのは、伊谷さんにお誘いいただいたからです。河合さんはその後に館長として来られました)。

「伊谷はイラチや」
「思い込んだら、我慢できんのや」
「(病気の)経験がないので、ちょっとしたことでシュンとなる」

 伊谷さんは体力があったが、「柳に風」と受け流すことができず、ぽきっと折れてしまう。そんなことをおっしゃっていたのです。そういえば伊谷さんには、うつの時がありました。

☆   ☆


「伊谷は亡くなった。川村も亡くなった」

 同僚が亡くなるというのは心細いものです。河合さんでも諍(いさか)いに巻き込まれることがあったに違いありません。しかし、体力がないことを自覚して「柳に風」と力を受け流し、決して折れることはありませんでした。90歳を超えた今でも活躍しておられます。

 わたしは先日、61歳になりました。


KAWAI_Masawo_90_years_old.jpg90歳のお祝いの席で 左から、わたし、中川尚史さん(京都大学)、奥さま、河合さん 
/三浦慎悟さん(早稲田大学)が撮って下さいました。

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(1) 梅棹忠夫(うめさお ただお)さんは国立民族学博物館の初代館長でした。

(2) 伊谷純一郎さんは京都大学理学研究科で教員をなさり、その後、人と自然の博物館の準備室長をなさいました。言うならひとはくの第ゼロ代館長です。

(3) 川村俊蔵さんは大阪市立大学で動物行動学の教員をなさり、京都大学霊長類研究所でアジアの霊長類の行動を研究なさいました。

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

東条湖おもちゃ王国で行われた、第14回「はたらく くるま 大集合! in かとう」
「ゆめはく」は、昨年、一昨年に引き続き、出展させていただきました

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「はたらく くるま 大集合!」は、パトカー、消防車、レッカー車等々、任務に特化した「くるま」を集めたイベントです。
移動博物館車「ゆめはく」も、当館と加東市が連携協定を結んでいることもあり、加東市観光協会さんから、お声かけいただきました。

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10月17日(土)当日は、秋晴れ。抜けるような青空です。
9時30分の開始早々、たくさんのちっちゃな子どもたちがやってきました。

真ん中にデーンといるのは、陸上自衛隊さんの「03式中距離地対空誘導弾・発射装置」。
さすが、存在感あります。
制服着用体験では子ども用の制服も用意されており、体験した子どもたちへは自衛隊グッズのプレゼントなども。
見習わないといけません・・・


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ゆめはくも、すぐに、子どもたちでいっぱいになりました。
ネタは、鉄板の「むしむしみっけ」。
みんなは、いくつ、見つけられたかな〜

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今日は「はたらく くるま」なので、スペシャルとして、「ゆめはく」の運転席にも乗ってもらえます!
みんなも、大人になったら、「ゆめはく」に乗って、日本中の子どもたちのもとへ、出かけてね!!


ところで、おとなりには、「ゆめはく」によく似たかたちの車がとまっています。

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これは、神戸市立博物館の「おきしお夢はこぶ号」(置塩こども育成基金活用車)です。
「ゆめはく」の1年後に誕生した、移動博物館車です。
今回、はじめてのツーショットです!

ミュージアムの「はたらく くるま」が増えるのは、うれしいことです。
機会があれば、いっしょにお出かけしたいですね!

スタッフ 西村 敦・八木 剛
アシスタント 佐藤順子・徳平拓朗


(八木 剛 記)

10月になり葉っぱも色づいてきましたね(*^_^*)
そして、10月と言えばハロウィン

本日、10月17日(土)『ハロウィン★モールでクモづくり』が行われました☆+。

まず、スタッフの説明と共にモールでクモをつくり

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かぼちゃに顔やハロウィンの文字、おばけの絵などを描いてくれたので、オリジナルの可愛いかぼちゃがたくさんできました!(^^)!

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そしてその後は...
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ハットやマントを装い、ほうきを持って...魔法使いに変身!

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つくったクモと一緒にパシャリッ!!!

明日、10月18日(日)も行っておりますので、たくさんのご参加お待ちしております♪

ハロウィン変身コーナーは、10月末まで常設で4階ひとはくサロンにございます。
ぜひ、変身してみてください♪
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フロアスタッフ  いのうえ なるみ

2015年9月29日(火)、福島県棚倉町の棚倉幼稚園に、キャラバンに行ってきました!!

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ひとはくは、棚倉町の里山の自然環境を活かした地域づくりをお手伝いしています。
2014年から植物の調査を、2015年にはさらに昆虫の調査を行い、棚倉町の里山には、多様な生物が生息していることがわかりました。
そこで、自然資源を活かした取り組みの例として、「ひとはくKidsキャラバン」を開催することになりました。

tanag_0_1530.jpg ← 棚倉町の生物調査のようす。先頭は、岩槻邦男名誉館長。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

さて、棚倉町には4つの幼稚園があります。スクールバスを使って、他の3つの園の園児たちも、棚倉幼稚園に集合。
年少、年長あわせて276人の園児たちを対象に、2時間で4つのメニュー+ゆめはくの見学、という、なかなかチャレンジングなプログラムです。そのようすは・・・

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前日夕刻、各園の先生方と打合せをし、荷下ろしをさせていただきました。
朝9時、プログラムスタートです。棚倉幼稚園の広いお遊戯室は、園児たちでいっぱいに。
とってもお行儀のよい、子どもたちでしたよ。

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「はっぱ で おようふく」(年少さん)
好きな葉っぱを使って、ちっちゃな おようふくの着せかえカードをつくります。
いろんな色や形の葉っぱがあることを、楽しんでもらうプログラムです。

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「いろんなタネであそぼ」(年長さん)
いろんなタネの観察をし、ひっつきむし(棚倉町では「バカ」と呼びます)で「顔」をつくってみたり、風で飛ぶタネで、あそびました。

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「むしむしたいけん」(年少さん)
蚊帳の中に入って、むしさんとなかよくなろう! いろんな昆虫の標本を見て、ぬりえもしました。

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「かせき の レプリカ を つくろう」(年長さん)
クイズのあと、プラスチックねんどでアンモナイト化石のレプリカづくり。いろんな化石や石の観察も。

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ゆめはくの中は「キラキラ☆りゅうぐうじょう」(自由見学)
今回は、時間の関係で、棚倉の子どもたちに作品を創ってもらうことはできませんでしたが、海の底でキラキラ光るお魚たち(のイメージ)を楽しんでいただきました。
(中の作品は、「いわて子どもの森」の子どもたちによるものです)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

幼い子どもたちは、葉っぱ、虫、石といった身近な自然と、すぐに「お友だち」になれます。
棚倉町にはたくさんの生き物がいますから、「お友だち」が、もっともっと増えたらいいなと思います。
そして、園児たちのキラキラした表情こそが、身近な自然の大切さ、重要性を、あらためて大人たちに伝えてくれるのではないかと思います。

当日のようすは、早々と、幼稚園のホームページでもご紹介くださっています。ぜひごらんください!
棚倉町立棚倉幼稚園
同 高野幼稚園
同 近津幼稚園
同 社川幼稚園からは、とてもていねいなご感想をいただいています。
ありがとうございました。

- - - - - - - - - スタッフ - - - - - - - - - - - - -
ひとはく:石田弘明・古谷 裕・小舘誓治・塚本健司・八木 剛
協力:清水文美・高瀬優子・吉岡朋子(こどもひかりプロジェクト)
協力:小沼佳菜実・葛西有咲・萱場優紀・佐藤 萌(こども☆ひかりユース)
   小林慧人・徳平拓朗・宇野宏樹(ひとはく連携活動グループ テネラル)

(八木 剛 記)

10月10日(土)、12日(月)に
ロアスタッフとあそぼう「画はくの日」をおこないました!

今回はハロウィーンヴァージョンということで、
クモやチョウなど、いろいろな標本を用意しました!
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みなさん、真剣!
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細かいところまで、しっかりと観察して描いていました。
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身近な生き物も、じっくりみてみると
新しい発見があってとても面白い!

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今回の画はくの日で、大人気だったオオヒクイドリ
かっこよく描いてもらえてよかったね。

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今回もたくさんのご参加、ありがとうございました!
描いてくださった絵は4階の休憩コーナーで展示しています!

ぜひ、見に来てください(^^)

次回のフロアスタッフとあそぼうは
17、18日の「ハロウィン★モールでくもづくり」です。
リアルなクモをモールでつくってみませんか?
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12340

みなさまのご参加、お待ちしております。

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10月に入り、実りの秋を迎えましたね。
ひとはくの周りの深田公園でも、実りに実っているものを発見!!

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(答えはページのさいご↓)

10月4日のKidsサンデーは気持ちのよい秋晴れの一日でした。
ひとはくではしんけんな眼差しのステキなキッズにたくさん出会いました!

◇展示室ツアー「ひょうごの自然じまんツアー」

キッズもおとなも一緒に兵庫の自然についてのクイズに挑戦して一喜一憂。

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◇よく回る風車づくり

お花のような可愛い風車を作りました。

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◇パネルシアター

展示室がシアターに早変わり。ゆったりとした雰囲気でお話が聞けます。

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◇解説!丹波の恐竜化石

ひとはくの化石専門の研究員のレクチャーをききました。

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◇ひとはく★HALLOWEEN

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チョウ、トンボ、カメムシ...好きな生きものを選んで仮装しました!

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二人が選んだのは...かっこいいオニヤンマ!

詳しいご報告はコチラから



◇ひっつきむしラボ&プレイルーム

ラボではどのひっつきむしがどんなものにつくのかを実験!

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プレイルームではひっつきむしでいろんな顔をつくったり、
顕微鏡でひっつくひみつを発見したりしました。

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みんなで作ったハロウィンタペストリーの前で、はいポーズ!

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じつは このタペストリーの材料が、最初に公園で見つけた実っているものでした。

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ということで、発見したのは...

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コレ!草むらに入ってコレが服に付くと洗濯しても取れないことがあります。
答えは、ひっつきむしの一つ、アレチヌスビトハギ(マメ科)の実でした。


11月1日(日)はKidsサンデー・スペシャル2015inひとはくが行われます。
(主催:こども☆ひかりプロジェクト、協力:兵庫県立人と自然の博物館)

全国各地のミュージアムから、楽しいプログラムを持ってキッズに会いに来てくれますよ。
夏に大好評だった「むしむしたいけん」の秋バージョンや落ち葉のプールもあります。
キッズの皆さん、11月1日はひとはくに集合してくださいね~!

                 (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

 

 

「学んで魅せる標本展」企画展講座
  自然史標本を魅せる多様なアプローチ
   
20151005kouza.jpgこの講座では、自然史標本との接し方には、色々なスタイルが存在し、研究者だけでなく色々な人が関われることを知って頂ければと考えています。標本と言えば、昆虫をピンで刺して並べたもの、植物を台紙に貼ったものなどを想像しがちですが、それだけではありません。樹脂に封入する方法や動物の骨格標本、クラゲのゼリー標本など色んな方法があります。種類だけでなく、関わり方や活用の目的も多様。身近な自然素材を活かした素敵な雑貨、小さな微生物をモチーフにしたアート作品、高校の生物部や市民団体が取り組む標本づくりなど、発想しだいで自由な世界をつくりあがることができます。
このセミナーでは、そんな自由な世界を楽しんで頂ければと考えていますので、みなさま気兼ねなくご参加くださればと思います。  

 日時: 2015年10月25日(日) 13時30分~16時30分 終了しました。
 場所: 兵庫県立人と自然の博物館 大セミナー室
    (観覧料のみ必要です: 受講料・申込みは不要です、どなたでも何歳の方でも参加できます!)

【 内 容 】
  自然史標本の多様性 ~作り方と関わり方~  三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館)
  高校生がつくるキノコ標本と展示  河合祐介(兵庫県立御影高等学校)
  えぞホネ団Sapporoがつくる愉快な標本たち  工藤智美(えぞホネ団Sapporo・団長)
  自然の造形美を伝える、根付かせる    吉村紘一(ウサギノネドコ)
  小さな生き物を巨大化するアート  宇野君平(成安造形大学)
 
  会場を交えてのよもやま討論会 
  コーディネーター  西澤真樹子(なにわホネホネ団・大阪自然史センター)

 開催中の企画展情報はこちら(http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/hilyouhon.html
 当日のようすはこちら(http://www.hitohaku.jp/blog/2015/10/post_2078/

(みつはし ひろむね)

10月2日(土)、3日(日)『ひとはくHALLOWEENが行われました♪

ミドリメガネトリバネアゲハオニヤンマジンメンカメムシの3種類のお面が用意されましたよ!
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ちょっと不気味なお面たち...きみはどれがすきかな!?

それぞれ好きなお面を選んで作ったら、仮装パーティーのはじまりです

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マントやほうきなどのグッズをつかって、みなさんノリノリで記念撮影!

ぜひ昆虫お面でハロウィンパーティーに参加してくださいね♪
みんなの注目の的になること間違いなしですよ~(^○^)


ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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ユニバーサル・ミュージアムをめざして69

世界のとらえ方が違う人-2

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 『目の見えない人は世界をどう見ているのか』をお書きになった伊藤亜紗さんは,美学という哲学の一分野を研究していらっしゃいます.また,ご自身でアート作品を制作してもいらっしゃいます.

 美学というのはふしぎな学問です.もやもやとして輪郭が明らかでない,しかし,確かにそこにあるものを言語化する,言葉に直す試みだそうです.「輪郭が明らかでないもの」は,普通,言葉では表せません.なぜなら,「言葉にする」とは,何らかの意味で「形をはっきりさせる」とか「定義を下す」といった行為だからです.言葉では表せないものの代表が「美とか優美といった質をとらえる感性のはたらき」(p 25)であり,さらに「芸術」(p 25)だそうです.もやもやとして輪郭が明らかでないものを言葉に直そうとするのですから,美学では「質をとらえる感性のはたらき」や「芸術」が攻略の目標になるのです.

 伊藤さんはある時,世界はこうだと感じている,その感じ方は人によって違うのだと気が付いたと言います.世界とは実のところ,個人個人で皆,違うと言っていいのです.その感じ方,つまり伊藤さん個人とは異なる世界観を持つ代表者が「目の見えない人たち」でした.「世界のとらえ方が違う人-1」にも書きましたが,伊藤さんのアプローチは決して「世界の中心にいる健常者が施(ほどこ)す福祉」ではありません.「見方を変えれば,世界はがらっと変わる」.そのドキドキ感こそ,伊藤さんが本当に伝えたかったことだという気がします.

 同じような試みは別の本にもありました.志村真介さんのお書きになった『暗闇から世界が変わる――ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦』 (1) です.

 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(Dialog in the Dark: DID 〈暗闇での対話〉)はすっかり有名になりました.DIDのイベントを取り入れている博物館もあります.このコラムの読者には,ご存じの方も多いと思います.しかしDIDは,有名なわりに誤解を受けることが多いようです.「視覚障害者の暮らす世界を疑似体験できるイベント」だと誤解している方が多いのです.

 志村さんは「視覚障害者世界を疑似体験」することを否定はしません.否定はしませんが,しかし,このイベントの本質は違うと言います.まず,このイベントのようすを説明しておきましょう.

 DIDの会場は真っ暗闇です.その真っ暗ななかに,何かの品物や出来事があります(世界を目で見ている人にとっては,「隠されています」).その品物や出来事を使って暗闇だからこそできるしかたで楽しみます.楽しむ人は8人までのグループです.みんな「世界を目で見ている人」です.つまり普段は視力に頼って生活しています.ですがそこは暗闇です.視力は役に立ちません.きっと,すくんでしまって一歩も動けない人もいるでしょう.それを助けるのが「目の見えない人」なのです.DIDでは「目の見えない人」のことをアテンドと呼びます.

 アテンドとは「案内人」という意味です.「目の見えない人」にとって暗闇は日常生活を過ごしている場所です.暗闇を自由に動けなくては,そもそも生活自体が始まりません.暗闇を自由に動ける能力があるのですから,急に視力を失って立ちすくんでいる「目で見ている人」をガイドすることは簡単でしょう.雑作もないことのはずです.しかし,「目で見ている人」にとってはというと,そこでは「目の見えない人」がスーパーマンのように感じるはずです.暗闇という空間では「世界を目で見ている人」ができないことをするのですから.

☆   ☆

 日本では,本当に真っ暗闇にできる体育館のように大きな施設は,あまりないようです.しかし,DIDが始まったヨーロッパでは,例えば「暗闇のディナー(当然ワイン付き)」や「暗闇のボート乗船」といった催しがあると聞きます.8人もの人が一度に食べる「暗闇のディナー」には,ずいぶん大きな食卓が必要です.給仕は暗闇で日常生活を送るアテンドが勤めてくれるのでしょうが,それにしても料理を作ったり,運んだり設備は必要でしょう.第一,暗闇で注がれたワインをこぼさずに飲む時には,きっと緊張するはずです.「暗闇のボート乗船」に至っては,広い空間も必要ですが,それ以上にプールが必要になります.ぐらぐら揺れる不安定なボートに乗り込む時はアテンドを信頼して,普段は「目で見ている人」が「目の見えない人」に介助してもらう以外に方法はありません.

 日本のDIDは,例えば「世界を目で見ている」小学生が集まってロープを握り,キャーキャー言いながらそのロープを頼りに進むとか,その進んだ先に何かおもちゃが置いてあって,それを子どもたちはこわごわ触ってみるといったものだと聞いたことがあります(違っていたら,教えて下さい).その時のアテンドは「目の見えない」スーパーマンが務めてくれます.暗闇の中で自分がどこにいるのかわからなくなってしまった子は,このスーパーマンが見付けて,ちゃんと連れ戻してくれるそうです.

 状況が変化したら「世界を目で見ている人」は何もできなくなり,「目の見えない人」がスーパーマンに変身する.これが肝心です.

 ひとはくは,最近,少しずつ変わってきています.ですが「世界の中心にいる健常者が施(ほどこ)す福祉」が大事だと誤解している人は,まだ多いように思います.ひとはくにとって障がい者は,あくまで来館者の側にいます.接遇は大事なことですが,「障がい者が提供するサービス」というDIDのような発想は浮かばないようです.しかし,それでは伊藤さんが伝えたかった「見方を変えれば,世界はがらっと変わる」というドキドキ感は経験できません.「健常者が世界の中心にいる」のは,世の中の仕組みを組み立てたのが,たまたま「健常者」だったからです.この先「健常者」の定義が変わったら,もっとドキドキすることが起こるでしょう.ドキドキすることが起こらないのは,きっと,ひとはくの発想が「健常者が世界の中心にいる」時代の感覚を引きずっているからです.

 DIDはユニバーサル・デザインを取り入れているそうです.「目の見えない人」がアテンドとして,車イスの人やろう者にDIDを体験してもらうのです.ここまで読んできて,わたしの書いた状況が把握できるでしょうか? これを説明するために,少し長くなりますが『暗闇から世界が変わる』から引用します.

「あるとき電動車椅子の人が七人同時に入場したことがありましたが,この状態では暗闇の中をふつうに進むだけでもたいへんでした.ややもするとスピードの出る電動車椅子が互いにぶつかったり,アテンドが轢(ひ)かれてしまう危険性もあるのです.

 これではスタッフの負担が大きくなるだけでなく,なによりもゲストが心から楽しむことができないので,以降はすべての人を受け入れることを前提に,あえて制限をつける形に変えました.

 たとえば車椅子が必要な人は,電動ではなく手押しのものにしてもらいました.また耳が聞こえない聴覚障がいのある人には,事前にアテンドたちと打ち合わせをしてもらって,どのような形でコミュニケーションを行うかを決めるようにしました.その人のための特別ルールのようなものをつくるのです.この話し合いには,一緒に入場するユニット(=グループのこと:三谷)の他のゲストに入ってもらうこともあります.」(pp 100-101)

 つまり「暗闇のスペシャリスト」である「目の見えない人」は,アテンドとして車イスの人や耳の聞こえない人を遇するために,どうしたら安全に楽しめるのかを思案したと言うのです.考えてみれば「暗闇のスペシャリスト」なのですから,「目の見えない人」がアテンドとしてDIDの接遇に心を砕くのは当たり前です.しかし,「健常者が中心にいる世界」ではありえないことです.ありえないことですが,そこに本当の人間性があるのだと思います.

 志村さんは,「どんな立場や役割の人でもフラットになれる場所」がDIDだと言います.

「DIDという場を使って,多くの人たちに『新しい対話のあり方』を伝えたい.それによって世の中が変わっていく.そんなことを考えながらこれまで走り続けてきました.」(p 6)

ともお書きになっています.「新しい対話のあり方」とは,きっと「目の見えない人」(=アテンド)が,(車イスの人や耳の聞こえない人が含まれている)「世界を目で見ている人」といっしょになって議論する姿だと思います.

 なお志村真介さんご自身は,(たまたま)「世界を目で見ている人」のおひとりです.

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(1) 『暗闇から世界が変わる――ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦』(志村真介 著,講談社現代新書2306)
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三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

ユニバーサル・ミュージアムをめざして68

世界のとらえ方が違う人-1

三谷 雅純(みたに まさずみ)




 このブログ「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」を最後に書いたのは5月29日のことでした.更新してから4か月が経ってしまいました.わたしにとっては,あっと言う間でした.

 何をしていたのだと叱られそうですが,少しだけ言い訳をさせて下さい.

 兵庫県立大学の学生に出題する試験やレポートの問題を考えて採点するとか,学会に出席するとか,データを整理して論文を書くとか,博物館セミナーの準備をするといった大学や博物館で働いている研究者なら誰でもやることは,もちろん(きわめてたくさん)ありましたが,その中でも一番大変だったのが,人と自然の博物館で出している研究紀要「人と自然 Humans and Nature」の締め切りが7月31日だったことでした.

 研究紀要「人と自然 Humans and Nature」は市民科学者が投稿できる雑誌です.別に博物館や大学に属していなくても投稿できます.新たな発見があり,それを裏付けるデータがそろっていれば,どなたでも投稿できるのです.もちろん論文には論文の書き方の約束事があります.それをチェックしていただくために,経験のある方が読んで「ここは意見を弱めて,こんなふうに修正するべきだと思います」といったコメントを付ける制度(査読といいます)があります.出版するにはその査読を通っていただく必要があります.しかし,原稿の不備――体裁が十分に整っていないなど――といったことを除いて,投稿をお断りすることはありません.

 ただし,わたしの能力が問題です.

 わたしはというと,この研究紀要の編集委員長を拝命していますので,いろいろな方が「論文を書くのは初めてなのだが」と言って問い合わせてをしてこられます.その問いにお答えするのはわたしの大事な役目です.決して嫌になったりはしません.また執筆をしてみたいという方は,市民の立場で豊かな経験をお持ちです.皆さん,それ相当のプライドをお持ちです.そのプライドを尊重しながら,論文の原稿を書く初歩をお教えするのです.これはこれで,想像するよりもずっと大変なのです.どうしても時間がかかります.その問い合わせが混み合う「原稿の締め切り日」は特にそうでした.前後合わせて数か月間は,質問にお答えすることに忙殺されていました.

 そして,まだまだ編集委員会の作業は終わりではありませんが,それでも今,やっと(少しだけ)時間が取れたというわけです.今のは,このコラムが書けなかったことへの言い訳でした.

(今年の締め切りは過ぎてしまいましたが,自分こそはと思った方は,ぜひ来年の7月31日をめざして執筆して下さい.博物館での役割は変わるのが普通ですが,わたしが編集委員長を拝命している限り,どんな初歩的な質問にでもお答えいたします.ただし,わたしには失語症がありますので電話は止めて下さい.声しか伝わらない電話は苦手です.お手紙かメールか,あるいは直接お会いして話を聞かせて下さい.)

☆   ☆

 このコラムに書きたいと思ったことは,いくつもありました.その中からテーマにしたかったことを思い出して,書けることを書いてみます.まず最初は本の感想からです.

 このところ,いくつかの本が,従来,「視覚障害者」や「聴覚障害者」と呼ばれている人たちの感覚を見直し,「目が見えない人」とか「耳の聞こえない人」ではなく,こんな世界観もあるんだとおもしろがる,そのおもしろがり方を提案しています.素直に「世界のとらえ方が違う人」の存在を知りたいということだと思っています.例えば,伊藤亜紗さんのお書きになった『目の見えない人は世界をどう見ているのか』 (1) です.

 『目の見えない人は世界をどう見ているのか』は,なんとも謎めいたタイトルです.晴眼者(=目を使う人)にとって「世界を見る」という行為,つまり自分の周りの自然とか品物は目で見るのがあたりまえです.それを,わざわざ『目の見えない人は世界をどう見ているのか』とは,いったいどういう意味なのでしょう?

 いま,わたしは「自然とか品物」を例に出しましたが,それなら他人の態度はどうでしょう.「他人の態度」は,もちろん(表面的には)目で見ることができます.自分に親しみを感じてくれている人なら,親しみを感じていることの表現として,笑顔で接してくれるでしょう.親しみはおのずと立ち居振る舞いに表れるはずです.しかし,いつもそうでしょうか?

 笑顔で接してくれる人が皆,自分に親しみを感じているのなら,嘘をつく人はいないはずです.嘘つきでなくても,人は誰でも顔を合わせて人と接するときには,柔らかな態度を取るものです.でも,その人と別れた後でも好感を抱き続けるかどうかはわかりません.好感を抱き続けるには,一定の精神力が必要でしょう.つまり,「目で見てわかることには限度がある」ということです.そんな時は,目ではないところ(こころ? 脳?)で感じたことが重要になるのです.

 『目の見えない人は世界をどう見ているのか』で,伊藤さんがおもしろがっていることに,ものの「内」と「外」,「裏」と「表』は,目を使わなければ等価になるということがありました.どういうことか説明します.ある盲学校の美術の先生が紹介していた例だそうです.

 「その先生は授業で,粘土で立体物を作る課題を出しました.すると,ある全盲の子どもが壷のようなものを作り,その壷の内側に細かい細工を施(ほどこ)し始めたそうです.見える人からすると,細工を付け加えるならば,外側の表面に施(ほどこ)すのが『自然』です.しかしその子は壷の内側に手を入れ始めた.つまりその子にとっては,壷の『内』と『外』は等価だったということです.決して『隠した』わけではなく,ただ壷の『表面』に細工を施(ほどこ)しただけなのです.」(p 77)

 どういうことかわかりますよね.指先で触れているのが表面だとすると,その子にとっては指先で触れていける全てが表面です.手首を傾ければ,指先は「目の見える人」にとっての「外側」が触れます.また指を「くの字」に折り曲げれば「内側」にも触れることができます.どちらも触れることができるのですから,どちらも「表面」です.「目の見えない人」にとって「内」と「外」は関係ないのです.この話は強くわたしの印象に残りました.「内側に細工をするなんて,見えのしないのに」.そう,まさに目で見る人には「見えもしない」のです.しかし,目を使わない人にとっては,「見えて」当然です.

☆   ☆

 伊藤さんが「ソーシャル・ビュー」と呼ぶ,絵(や写真)の鑑賞技法があります.4,5人くらいの集団で絵を見て,おのおののが,見えたことを言葉(ことば)にします.それはどんな絵で,色使いはどうで,全体としてどんな印象を受けるかをしゃべり合うのです.しゃべる内容は,特に決まっていません.それぞれが自分の感じたままに言い合うのです.とても自由な鑑賞技術です.約束はひとつだけ.それは鑑賞する集団に目の見えない人が含まれるということです.

 ここまで読んだ方は,「晴眼者が目の不自由な人を助ける絵や写真の鑑賞会」をイメージしたかもしれません.しかし違うのです.ソーシャル・ビューとは,言ってみれば「鑑賞者のライブ感を大切にした,絵や写真を言葉にするプロセスを味わう技法」を言うのだそうです.

 ソーシャル・ビューのおもしろさを,伊藤さんは「見えないもの,つまり『意味』の部分を共有することにある」と表現しています.つまり,(目に頼った生活をしている人にとって美術鑑賞とは)「しばらく眺め,場合によってはまわりをまわったりして,自分なりに気になった部分を『入り口』として近づいてみる.もやもやしていた印象を少しずつはっきりさせ,部分と部分をつなぎあわせて,自分なりの『意味』を,解釈を,手探りで見付けていく」(p 165)ことです.この「遠回り」を,鑑賞する人たちみんなで共有しようというのがソーシャル・ビューです.「目の不自由な人を助ける」ボランティアのサービスとは根本的に違います.

 感想を言い合う途中で,目を使わない人は疑問に思ったことを問いかけます.例えば,ただ「水に飛び込む人がいる」と聞いただけでは幾通りもの情景が想像できます.そこを問いかけるのです.問いかけられた目を使う人は,もっと詳しく観察して「子どもです」「笑っています」「インドの景色のようです」と伝えます.こうして初めて目を使わない人にも具体的なイメージが湧くのです.これは目を使わない人が世界を見るとき,普段から,普通に行っていることだそうです.そして,これは目を使わない人に具体的なイメージを伝えただけではありません.疑問を問いかけることによって,目の見える人のイメージも確かなものになる.つまり,ここでは目に見えない人が誘いかけることで,目の見える人のイメージをより具体的なものに変えることができるのです.

 現代アートでは印象も大事ですが,解釈はもっと大切なのだそうです.一枚の抽象画があるとしましょう.人は一枚の抽象画からさまざまな印象が導き出せます.パブロ・ピカソの「ゲルニカ」 (2) という作品では「悲しみ」を感じた人もいるでしょうし,「怒り」を感じた人もいるでしょう.ところが「ゲルニカ」に描かれた顔を「奇妙」だと思ったり,「おかしな顔だ」と思った人もいて当然です.そう感じたからといって,別に変ではありません.美術の教科書には「ゲルニカ」は「戦争への怒りを表現した作品」だと書いてありますが――確か,そう書いてあったと思いますが――,教科書の解釈だけが正しいという保証はありません.

Guernica.jpg                 パブロ・ピカソ作「ゲルニカ」1937

 そのことよりも,解釈はさまざまであり,「怒り」を表現していると言われればそんな気がする.でもピカソの描く絵は漫画みたいで,確かに顔が「おかしい」と言われれば「おかしい」.どちらか一方が正しいというわけではありません.ここで本当に大切なのは,人の心に映った感情が「魔術的な変貌を遂げる」ということなのだそうです.このようにして,わたしたちは誰でも「頭の中の作品を作り直している」.目を使わない人は,そのようなやわらかなイメージで「世界を見ている」.そのことを,普段,目を使って生活している人にも経験してもらうのがソーシャル・ビューの本質です.伊藤さんは「他人の目で見る面白さ,他人の見方を自分で実感する豊かさを,ここでは見える人も経験するのです」(p 182)とおっしゃいます.

 次に続きます.

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(1) 『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(伊藤亜紗 著,光文社新書751)
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(2) 「ゲルニカ」(パブロ・ピカソ作,1937).『目の見えない人は世界をどう見ているのか』では,アメリカの画家マーク・ロコスの絵が紹介されていましたが,ここで紹介していいかどうか迷ってしまいましたので,ピカソの「ゲルニカ」の白黒版にしました.



三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

9月21日(月)から23日(水)までの三日間、『アンモナイトのレプリカに色をつけよう!』を行いました。

石こうのアンモナイトのレプリカに好きな色を塗りました。
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アンモナイトはイカ・タコの仲間で頭足類って言うんですよ~~!!
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ひとり黙々と塗っている子もいれば、兄弟仲良く塗っていたり

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おうちの方と一緒に頑張っていたりと、みなさん一生懸命に塗ってくれていました^^
             
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世界に一つだけのアンモナイトできたかな?(*^_^*)

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次のイベントは、9月26・27日(土・日)の『モールで恐竜をつくろう!』です。
たくさんのご参加お待ちしています(^_^)

フロアスタッフ  いのうえ なるみ

9月19日、シルバーウィーク初日!
アンモナイトの化石のレプリカづくりを行いました♪

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好きな色のおゆまると、化石の型をえらんで・・・


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作りかたの説明を聞いたら、さっそくつくりはじめます!


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ねじったり、のばしたりして、型にはめると・・・
自分だけの化石のレプリカの完成!
みなさんとっても上手に作っていただきました♪

化石のレプリカづくりは、明日も行っておりますので
是非ご参加ください!

フロアスタッフ さかなか あゆみ

8月と9月のシルバーウィーク☆(^.^)☆

フロアスタッフに仲間入りした大学生の井上さん・坂中さん・佐藤さん!!!

デジタル紙芝居やイベントに大活躍♪ (^.^)♪

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また土日にあえるかも?!

もう秋ですネ♪10月のイベントは・・・

フロアスタッフとあそぼうでは・・

ハロウィンイベントがもりだくさん(^.^)♪
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3日(土)・4日(日)          「ひとはく★HALLOWEEN」

10日(土)・12日(月・祝)    「画はくの日」~ハロウィンヴァージョン~

17日(土)18日(日)     「ハロウィン★モールでクモづくり」

25日(日)                            「きょうりゅう骨パズル」

31日(土)          「どうぶつビンゴ」

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ワークショップ 

  11日(日)    佐藤研究員と一緒に「アンモナイト石けんをつくろう!」
       

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ひとはく探検隊

24日(土)    高野研究員と一緒に深田公園に出かけます。

     「どんぐり拾いにいこう!」
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みなさまのご来館、心よりお待ちしております。

 

      フロアスタッフ  にしぐちひろこ

 

 

9月13日(日)に兵庫県の日本海側の砂浜海岸(香美町三田浜)で、ひとはくセミナー「兵庫の2つの海を知る(日本海編)-小型地曳網で魚の赤ちゃん調べ-」を開催しました。当日の天気は晴れで、海況も穏やかでした。新作の地曳網を用いた初めてのセミナーでしたので、地元香住高校の高校生らとともに網の運搬やセッティング等を綿密に打ち合わせし、ゆっくりと丁寧に網を曳きました。約20種類の稚魚が採集され、貴重なデータと標本を集めることもできました。これからも様々なセミナーを通して、兵庫県の海の魅力を伝えていきたいと思います。

(和田 年史(わだ としふみ)/流域生態研究グループ)

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9月13日(日)、ひとはく探検隊を行いました!
今回のテーマは「クモの観察
とても身近な生き物クモ、じっくり観察しました!

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絶好の探検隊日和!見事な秋晴れです!

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クモの巣が見えやすいようにきりふきで水をかけます。
どんなクモに出会えるかな?

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みなさん一度は聞いたことがあるジョロウグモ
こちらは今回の探検一番の大物!

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なんと水の上にもクモが!
これにはみんな大興奮でした!

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9種類のクモを発見!
みなさん大満足のご様子でした!

ぜひ、みなさんも探してみてください(^^)

たくさんのご参加ありがとうございました!

 

次回のひとはく探検隊は、10月24日(土)「どんぐりを拾いに行こう!」です。
みなさんが知っている可愛い木の実、どんぐりを集めてみませんか?
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=11531

たくさんのご参加、お待ちしております!
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本日(9月12日)フロアスタッフとあそぼう 画はくの日「川のさかなを描こう!」を行いました。
今回の舞台は、2階 水生生物の世界です!

たくさんの 小さな画はくさんたち が集まって下さいました♪

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おさかなの色って難しいかな...?? と思っていましたが、、、
みんなおさかなをじ~っと見て、色んな色を重ねて塗ったり色鉛筆をねかせて塗ったり、たくさんの工夫をされていました♪

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夢中になって描いていたら、、、あっという間に素敵な絵が完成しました
絵を描きながら、さかなについての理解が深まったと思います♪

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
完成した絵は4階休憩コーナーに掲示してありますのでまた見に来て下さい(*^^*)
みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。

フロアスタッフ まつだ まみ

今年もひょうごミュージアムフェア2015が実施されます。

  期日は  10月3日(土)~4日(日)
  時間は  10:00-16:00
  場所は  神戸ハーバーランド スペースシアター



 詳しい情報はこちらから↓↓

  http://www.hyogo-c.ed.jp/~rekihaku-bo/official/m-fair.html


 兵庫県内の美術館や博物館、動物園、植物園、水族館などが一堂に会し、親子でものづくり体験をしよう!! と銘打って、さまざまなブースの出展があります。

 是非ご家族おそろいでお出かけください!!

生涯学習課

 かつて、六甲山地に位置する東お多福山には、ススキが優占する広大な面積(約83ha)の草原が広がっていましたが、戦後の植林や土地開発、草原管理停止による森林への遷移により、現在は約9haにまで面積が縮小しています。また、ススキも衰退しネザサや優占する草原に変化、草原生植物の多様性が低下するとともに、ススキの穂が広がる景観が失われるなどの課題が発生しています。これらの解決のため、平成19年度より東お多福山草原保全・再生研究会が中心となり、当地でのススキ草原の景観の再生と、草原生植物の多様性の保全を目的とした活動がすすめられています。
 本展示では、当地の草原保全で目指すべき草原の姿を検討するために、約460点の古写真を収集、整理、分析し、当地の植生と利用の変遷を紐解くとともに、かつてのススキが優占していた頃の草原の姿を明らかにした結果を紹介します。また、1人でも多くの方にかつての東お多福山草原の姿を伝えることで、草原保全の目標像が共有されるとともに、保全活動の賛同者・参画者の輪が広がることを期待しています。
 なお、本展示は平成23年度~25年度科学研究費補助金若手研究B(課題番号:23701026、代表者 橋本佳延)で実施した古写真による東お多福山草原景観調査の研究成果の一部を使用しています。

1  展示概要
 ①  東お多福山草原の概要(場所、希少性、消失の危機など)解説パネル
 ②  東お多福山草原で撮影された1930年代以降の古写真と文献等情報により構成される草原の変遷をまとめた年表パネル(1点)
 ③  古写真の撮影地点(推定)の位置図および、同一撮影地点の現在の様子を収めた写真を比較するパネル
 ④  東お多福山草原の植生、景観、利用を特徴付ける古写真
 ⑤  大正期以降に発行された、東お多福山草原の写真を掲載したハイキングガイド(実物)
 ⑥  東お多福山草原における草原保全活動の紹介パネル

  ※会場によって展示物の構成が異なります。

2 主催・協力
  主 催:兵庫県立人と自然の博物館
      兵庫県三田市弥生が丘6丁目 電話:079-559-2001(代表) http://hitohaku.jp
  共 催:東お多福山草原保全・再生研究会ほか

3  担   当
                 兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境再生研究部 橋本佳延
             電話&FAX(直通):079-559-2014     

4 巡回日程・会場     終了しました。
(1)期間 9月16日(水)~9月29日(火)
   場所 兵庫県立美術館ホワイエ 神戸市中央区脇浜海岸通1-1−1
(2)期間 10月1日(木)~10月9日(金) 
   場所 伊丹市立生涯学習センター(ラスタホール)ロビー 伊丹市南野2丁目-3-25
(3)期間 11月5日(木)~11月19日(木)
         場所 神戸市シルバーカレッジ ホワイエ 神戸市北区山田町下谷上中一里山14-1
(4)期間 12月26日(土)~1月15日(金)
   場所 神戸市東灘区民センターロビー 神戸市東灘区住吉東町5丁目1-16
(5)期間 平成28年1月29日(金)~2月8日(月)
   場所 神戸市立灘区民ホール神戸市灘区岸地通1丁目1-1

   巡回展の詳細はこちらから

5  展示の様子 ※兵庫県立人と自然の博物館での展示構成。会場によって変更があります。

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朝夕涼しくなって、鳴く虫の声がにぎやかになってきました。
キッズの皆さんの周りではどんな声が聞こえているかな?

9月6日は朝から雨が降るなか、Kidsサンデーが開催されました。
足もとの悪いなか、ご来館くださった皆さまありがとうございました。

◆自然ってすごい!~ぴょんぴょんラボ&プレイルーム~

 ぴょんぴょんはねるカエルなどの生きものの観察や工作をして
 はねる生きもののひみつをさぐりました。
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◆わたしのひょうほん☆たからばこ(ひとはく連携活動グループrun♪run♪plaza)

 ショウリョウバッタ、オンブバッタ、イナゴなど
 本物の生きているバッタを見ながら、オリジナルバッタを作りました。
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 「からばこ」が「ひょうほん☆たからばこ」に大変身!
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ほかにもフロアスタッフによるイベントや

研究員によるオープンセミナーが博物館内で行われました。

次回のKidsサンデーは10月4日(日)です。

う~さぎうさぎ♪なに見てはねる♫...
うさぎが見たらはねると歌われているのは?
そう十五夜お月さま!今年の十五夜は9月27日(日)です。
お天気になるといいですね!


              (たかせゆうこ/キッズひとはく推進PJ)

 

ゆめはくの、九州初上陸です!

九州国立博物館(きゅーはく:福岡県太宰府市)で、9月13日まで開催されている「むしの考古学」展へのご協力の一環として
夏休み最後の土日、8月29日・30日に、行ってまいりました。

当日のようすは、九州国立博物館のブログでも紹介されています。

1_3420.jpg  神戸港にて乗船を待つゆめはく

2_3432.jpg 九州、上陸!!

3_3465.jpg 九州国立博物館。大っきいです。

4_3479.jpg きゅーはくのお客様をお迎えする、ゴホンダイコクコガネ

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出し物は、定番の「むしむしみっけ」に、夏の人気メニュー「むしむしたいけん」をそのままお持ちしました。豪華です。

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ゆめはく内での「むしむしみっけ」 。全部制覇した子もいましたよ。

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昆虫ぬりえコーナーは、体験型展示室「あじっぱ」の一角に

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子どもたちのキラキラは、ひとはくでも、きゅーはくでも、同じでしたよ!

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ひとつ、違うのは、きゅーはくには、海外からのお客様が多いことです。
こちらは、台湾からいらっしゃった方のコメントです。

13_3606.jpg 任務完了し、神戸へ向けて出発。新門司港にて。

九州のみなさん、九州を訪れたみなさん、何より子どもたちに「ゆめはく」と「むしむしたいけん」を楽しんでいただけて、充実した二日間でした。
最後になりましたが、機会を与えてくださった九州国立博物館のみなさまに、厚くお礼申し上げます。

【スタッフ】宇野宏樹・緒方裕大・堀内湧也・室崎隆春・吉村将弘・塚本健司・八木 剛

(八木 剛 記)
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長いなつやすみもいよいよ終わりに近づいてきましたね。
この夏、ひとはくにはたいへん多くのお客様がお越しになられました!
ありがとうございます(^^)

そこで、8月に行われたワークショップの様子をダイジェストでご報告します♪

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12日(水)13日(木)14日(金)29日(土)
『とっても簡単!化石のレプリカづくり』

ほんもののアンモナイトで型取りした型を使って、カラフルな"おゆまる"でアンモナイトのレプリカをつくりました!

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左から:井上さん、佐藤さん、坂中さん     
      この夏フロアスタッフに仲間入りした 大学生の井上さん、坂中さん、佐藤さんです。
      元気いっぱいにたくさんのお客様をご案内していただきました。
      彼女たちは、この後シルバーウィークまでお手伝いいただきます!
      みなさん 会いに来てくださいね♪

毎回大好評のレプリカづくり、多い日は一日300個以上でました!
次回は 9月19日(土)、20日(日)です♪

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

26日(水) 『プラ板づくり』

プラスチック板にいきものたちの絵を描いて、オリジナルのプラ板をつくりました!
標本や写真をもとに、みなさんとっても上手に描いてくださいましたよ♪
さっそくキーホルダーにしてかばんにつけていた方もいらっしゃいました!
自分だけのオリジナルキーホルダー、素敵ですね(^v^)

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

27日(木) 『ミニチュアジャングルをつくろう!』

立体のミニチュアジャングルのペーパークラフトをつくりました!
デジタル紙芝居、『オランとウーたんのジャングル探検記』を舞台に
「立版古(たてばんこ)」とよばれる江戸時代から伝わる立体的なペーパークラフトを
みなさんにつくっていただきました♪
出来上がった作品でさっそくみなさん遊ばれていましたよ!
家でもぜひ飾って遊んでくださいね~(^○^)

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

28日(金) 『移動博物館車「ゆめはく」をつくろう!』

移動博物館車「ゆめはく」のペーパークラフトをつくりました!
細かい作業がおおくてたいへんだったと思いますが、みなさん一生懸命つくってくださいました!(^_^)

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

30日(日) 『アンモナイト石けんをつくろう!』

カラフルな石けん液を型に流し込んでアンモナイトのレプリカをつくりました!
みなさん上手に型から出せました♪使うのがもったいないですね!

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

予想をはるかに超えるたくさんのご参加に、毎日うれしい悲鳴を上げて
いましたよ。

9月のシルバーウィークもワークショップは開催します。おたのしみに♪
皆様のご来館をお待ちしています。

フロアスタッフ たにぐち はるな
8月28日㈭、県庁インターンシップという職業体験の学習プログラムでひとはくに来た高校生が、
フロアスタッフの業務を体験されました!

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溝上くん・望月くん・谷くん

ワークショップのペーパクラフトのお手伝いや、館内案内も放送していただきました。
また午後からは、デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」
を3人に上映していただきました!

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3人とも緊張の面持ちでしたが、とても上手にセリフを読んでくださいました!
台本にすこしアレンジを加えたり、どうすればもっと良くなるかを意見交換したり
積極的に参加する姿が印象的でした。

今回のひとはくでの経験を、ぜひ今後の進路に生かしてもらえたらと思います!
一日お疲れさまでした♪

フロアスタッフ たにぐち はるな


夏休みも終わりに近づいてきました。楽しい思い出はいっぱいできたかな?
ひとはくは、小さなお子様から大人まで一緒に楽しめるイベント満載ですよ♪

9月のワークショップのおしらせです!
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ワークショップは午前と午後に分かれて1日開催しております。


9/19(土)、20(日)「とっても簡単!化石のレプリカづくり」

場所 4階オープン・ラボ(小学2年生以下のお子様は保護者同伴)
時間 10:30~11:30 / 13:00~16:00(時間内はいつでも参加OK)
※材料がなくなりしだい終了
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▲くわしくは画像をクリック



9/21(月・祝)、22(火・祝)、23(水・祝) 「アンモナイトのレプリカに色をつけよう!」
場所:4階オープン・ラボ(小学2年生以下のお子様は保護者同伴)
時間 ①10:30~11:30、②13:00~14:00、③14:00~15:00、④15:00~16:00
※各回20名、定員になり次第、終了

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▲くわしくは画像をクリック

前回の「アンモナイトのレプリカに色をつけよう!」の様子は、こちらをクリック!

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イベントに参加したら、1階展示室にある

「標本でたどる アンモナイトの歴史展」で色んなアンモナイトに会いにいこう!


クールスポット期間中(2015年7月1日~9月30日)は、観覧料は通常の半額です。

 

フロアスタッフ まつだ 

8月23日に、フロアスタッフとあそぼう「画はくの日~アンモナイトをかこう!~」が開催されました。

今回は、ミニ企画展「標本でたどる アンモナイトの歴史展」のアンモナイトをスケッチしました!

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生きていたころのアンモナイトを想像して、足を描いたり、カラフルな色を塗ったり...


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お友達と描いたり、兄弟で描いたり、とても楽しそうに描いてくれていました(*^_^*)


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素敵な絵がたくさん!!
ご参加いただきありがとうございました。

 

なお、ミニ企画展は10月12日(月・祝)まで行っておりますので、この機会に是非人と自然の博物館へお越しください♪
みなさまのご来館、スタッフ一同、心よりお待ちしております(^_^)☆

 

 

フロアスタッフ いのうえ なるみ


8月22日に、ひとはく探検隊「身近な里山、ひとはく生物多様性の森をあるこう!」を行いました。

みなさん、里山って何だかご存知ですか?
今回は、ひとはくの近くの里山に、植物博士の橋本研究員と探検に出かけました♪

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ハチがいたら怖いなぁ~、と恐る恐る足を踏み入れた里山でしたが...

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入ってみるとみんな普段見ることのない植物に興味津々
不思議なにおいのする植物や、くるくるまわって落ちる種大興奮

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自分から進んで落ちている木の実や、植物の芽、虫たちなどを探してみるようになりました♪
里山には色んな生き物が住んでいるのですね♪

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!
次回のひとはく探検隊は、9月13日(日)「クモの観察」です♪
みなさまにお会いできるのを楽しみにしています(*^_^*)

フロアスタッフ まつだ まみ

8月8日から15日まで、8日間にわたる「むしむしたいけん」、終了しました。
今年もたくさんのご来場、ありがとうございました!
毎年お越しくださってる方や、会期中5回!という方も。

musimusi2015_3134.jpg 子どもたちの笑顔で、大人も笑顔に!
今年は、幼児さんの割合が、昨年、一昨年よりも、高かったです。

musimusi2015_3226.jpg カラフルなぬり絵が、最終日には、壁いっぱい!



来場のみなさまの声をいくつかご紹介します。
たくさんのメッセージをありがとうございました。
眠れないくらい楽しみにしてくれてたんですね。励みになります!
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さてさて、むしファッションのみなさんです。
かわいいファッションなのに撮影しそびれた子も少なからず。ごめんなさい。
musimusi2015_3409.jpg musimusi2015_3406.jpg ← サンダルが、あおむしくんだ!
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最後になりましたが、子どもたちの笑顔のために尽力くださったスタッフのみなさんに、お礼を申し上げます。
それから、虫たちにも。
ありがとうございました!

むしむしたいけん2015スタッフ
足立千恵、伊藤むつみ、川崎菜穂子、黒川周子、清水文美、清水一陽、高瀬優子、山下大輔、山本梨香(大人)

宇野宏樹、緒方裕大、門口真輝、川崎安寿、阪上洸多、高野真哉、徳平拓朗、仲野慎二郎、福田 洵、牧田 習、室崎隆春、吉村将弘(大学生)
坂本貴海、菅澤祥史、中谷朱里、半井陽大(高校生)

スタッフたいけん
篠谷遼太、高垣喜温、比嘉洋太、脇村涼太郎(飛び入りの中学生:ユース昆虫研究室)
赤城ほのか、足立悠輔、越瀬らいむ、黒川 萌、八木 朔(小学生:Kidsインターンシップ)

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 
次は、11月1日(日)、「Kidsサンデースペシャル」の日、「むしむしたいけん 秋バージョン」を開催しま〜す。
夏と同じ虫たちも、ぜんぜん違う虫たちも登場しますよ。どうぞお楽しみに!
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* * * 

(八木 剛 記)


8/15(土)16(日)

フロアスタッフと遊ぼううちわづくりが行われました♪

 

今回は丹波の恐竜、兵庫の動物のうちわをつくります!

最初にうちわの白面に自由にお絵描き

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絵が描けたら台紙はシールになっているのでうちわに貼りつけます
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 完成です!!
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 みなさんとっても良い笑顔(*^_^*)

このうちわで暑さを吹き飛ばすぞ~~(*^^)v

 

 

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!

 

次回のイベントは、、8月22日(土)

ひとはく探検隊「身近な里山、ひとはく生物多様性の森をあるこう!」です!

みなさんのご参加お待ちしております。

 

フロアスタッフ くまもとまなみ

むしむしたいけん、連日、たくさんの子どもたちで賑わっています。
8月15日(土)まで。残り3日です。この機会をお見逃しなく。

ママ、パパ、すてきなショットが撮れますよ!
小さなチャレンジに挑む子どもたちのキラキラした表情、今がチャンスです。
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今年のむしむしたいけんには、こんな虫たちがいます。
(登場する虫は、日ごとに変わります。ご了承ください。)
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さてさて。ドレスコードは「むし」です。
みんなのかわいい「むしファッション」をご紹介しましょう!

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リボンが、ちょうちょなのでした。

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この日のために、姉妹で自作っ! うれしくて涙が出ます。
毎年来てくれて、ありがとう!

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全身、ちょうちょです!

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今年、2回目です。右は昨年。大きくなったね!

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ほかにもたくさんの「むしファッション」が。
ぜんぶご紹介できなくて、ごめんなさい。
みなさんも、楽しく「むしファッション」で来てね。
(もちろん、普通のファッションで、ご入場いただけます)

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「むしむしたいけん」は、博物館4階実習室にて。
11:00から16:00(ただし12:30から13:00はお昼休み)
参加費:1人100円(2歳未満無料。同伴の保護者の方も必要。観覧料別途。小学3年生以下は保護者同伴)
当日は「まほうのスタンプ」により、何度でも再入場可能です。

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(八木 剛 記)

みなさん、夏休みの宿題はすすんでいますか?

博物館には、課題研究にピッタリの展示がたくさんあります!すてきな出会い、発見があるかもしれませんよ。

「まだ課題研究が決まらない!」「決まったけどどうやって調べたらいいかわからない!」という方、是非ひとはくへお越しください!

 

ひとはくでは8月8日㈯9日㈰、『アンモナイトのレプリカに色をつけよう!』が開催されました!

石こうで型取りしたアンモナイトのレプリカに自由に色をつけました♪

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みなさん筆を使って、一生懸命アンモナイトに色を塗ってくれました!

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今回ご参加頂けなかったお客さまも、12日㈬、13日㈭、14日㈮、29日㈯には『とっても簡単!アンモナイトのレプリカづくり』が開催されます!
カラフルなおゆまるを使って、アンモナイトのレプリカをつくります。

詳しくはこちらをご覧ください↓
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=11893


みなさまのお越しをスタッフ一同お待ちしております。

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むしむしたいけん2015、8月8日(土)に開幕しました! 15日(土)まで連続8日間の開催です。

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初日から大にぎわい。うれしい悲鳴で、お楽しみいただいています。

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蚊帳(かや)の中には、セミや、トンボなど、よく飛ぶ虫が入っています。
バッタはちょっと少なめ。

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今年はクワガタムシが充実しています。

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イモリは、あいかわらず、大人気です。

今年は、部屋の一角に「ベビールーム」が登場。
0歳児さんから、安心してお楽しみいただけます!!
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"ドレスコード"は「むし」です。
とってもステキなむしファッションで来てくれたみんな、ありがとう!
(むしファッションでなくても、だいじょうぶですよ)
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「むしむしたいけん」は、博物館4階実習室にて。
11:00から16:00(ただし12:30から13:00はお昼休み)
参加費:1人100円(2歳未満無料。同伴の保護者の方も必要。観覧料別途。小学3年生以下は保護者同伴)
当日は「まほうのスタンプ」により、何度でも再入場可能です。

連日暑い日が続きますが、虫たちも、スタッフも、がんばります!

(八木 剛 記)

いよいよ8月に入りましたね!
キッズの皆さんはどんな夏休みを過ごしていますか?
8月2日のKidsサンデーの様子をご紹介します!

◆まゆだま☆ラボ&プレイルーム
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博物館実習生の皆さんがスタッフとして大活躍してくれました!
ラボではまゆだまから糸口を探して、糸取りを体験。


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プレイルームでは、本物のまゆだまに色やもようをかいて
作ったマイまゆだまを転がし台でコロコロ転がしました。


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↑まゆだまの糸を全部取りたい!とがんばったキッズもいましたよ^^

◆ソーマトロープでどうぶつを知ろう
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表と裏の2枚の絵をくるくる回転させてみると・・・あ!リスさんが美味しそうに食べてる!

◆昆虫標本をスケッチしよう
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みんなお気に入りの昆虫を選んで一生懸命見て、細かい模様や触角もちゃんとスケッチしていました。


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その他にも博物館のあちこちで真剣に楽しんでいる キッズの皆さんの姿を見ることができました。

さて、今週の土曜日、8月8日からは毎年大人気のむしむしたいけんがはじまります!(15日まで)
セミ、トンボ、クワガタムシ...今年はどんな虫に出会えるかな?
ドレスコードはむし。昆虫ファッションで来てくれたキッズにはなにかいいことあるかも!?

くわしくはコチラ

暑い日がつづいています。
キッズの皆さんは早寝早起きして、水分をたっぷりとって夏を楽しんでくださいね!


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「は~今日はよくころがった~。」(まゆだまたちの声!?)

             (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

ひとはくのキャラバン事業の一環で、8月11日(火)から16日(日)まで相生市立図書館で「身近な海の生き物展」を開催します。関連イベントとして、研究員らによる講話やお勧め図書の紹介もあり、夏休みの自由研究の相談にも応じます。展示コーナーへの入場だけでなく、各研究員の講話も無料ですので、ぜひご来館ください。

○ 相生市でのキャラバン事業の概要
日時:平成27年8月11日(火)~16日(日)9:00~17:00
場所:相生市立図書館 2F 展示コーナーおよび 3F 視聴覚室

〔博物館研究員のお仕事とお勧め図書の紹介〕
・8/11(火)「身近な海の生きもの」by 和田研究員(専門:海洋生物(イカ・カニなど))
・8/12(水)「牡蠣(カキ)について知ろう!」by 菊池研究員(専門:貝・化石など)
・8/13(木)「タンガニイカ湖の魚類の魅力」by 高橋研究員(専門:魚類など)
・8/14(金)「生きものどうしのつながり」by 高木研究員(専門:昆虫・哺乳類など)
・8/15(土)「鳥類のふしぎ」by 布野研究員(専門:鳥類など)
・8/16(日)「水辺の生き物とその暮らし」by 三橋研究員(専門:水生生物(水生昆虫など))

(和田 年史(わだ としふみ)/流域生態研究グループ)
チラシはこちらから.pdf
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みなさん、夏休みを満喫されていますか?
ひとはくでは、小さなお子様から大人まで一緒に楽しめるイベントが毎日あります♪
8月31日まで月曜日も休館日なしで、開館しておりますよ。

8月のワークショップのおしらせです!
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ワークショップは午前と午後に分かれて1日開催しております。

8/12(水)、13(木)、14(金)、26(水)、27(木)、28(金)、29(土)
場所 4階オープン・ラボ(小学2年生以下のお子様は保護者同伴)
時間 10:30~11:30 / 13:00~16:00(時間内はいつでも参加OK)
※材料がなくなりしだい終了

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▲くわしくは画像をクリック



8/30(日) 佐藤研究員とフロアスタッフのワークショップ
「アンモナイト石けんをつくろう!」
場所:4階オープン・ラボ(小学2年生以下のお子様は保護者同伴)
時間 13:30~15:30(時間内はいつでも参加OK)  ※材料がなくなりしだい終了
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▲くわしくは画像をクリック

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また、8/8(土)、9(日)
「フロアスタッフとあそぼう」は
『アンモナイトのレプリカに色をつけよう』を行います。


◀くわしくは、画像をクリック



1階展示室にある「標本でたどる アンモナイトの歴史展」は色々なアンモナイトに会えますよ。

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アンモナイトができたら、4階ひとはくサロンにある
世界最大のアンモナイトと写真を撮ってみよう!





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『学んで魅せる標本展』 
は2階ひとはく多様性フロアで開催中!

昆虫標本、透明化標本、大迫力のヘラジカ...博物館に収蔵されている
様々な方法でつくられている標本づくりの技法を紹介しております。ぜひご覧ください。

フロアスタッフ まつだ 

7月25日(土)にカエル岩で有名な香美町の今子浦海岸で、ひとはくセミナー「カエル岩の海辺で磯の生きもの観察」を開催しました。当日は朝から日差しが強く、熱中症も心配されましたが、最初の説明等をそこそこにして、早めに海の中に入って頭や体を冷やしながら観察会を進めました。約20名の参加者とともに磯の生きものを集めて、40種類以上を記録・観察することができました。セミナーを通して、海の生きものや身近な自然に興味を持っていただけたらと思います。

(和田 年史(わだ としふみ)/流域生態研究グループ)
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26日(日曜日)にフロアスタッフとあそぼう!「画はくの日」を行いました。

テーマは「博物館の標本を描いてみよう!」です。

みなさん7/18より始まった 2階ひとはく多様性フロアの「学んで魅せる標本展」
はご覧になられましたか?

今回はその標本をスケッチしました。

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標本と絵を見比べながらスケッチしています。

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              こんな怖そうな標本もよく見てみると面白いですよ。

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素敵な絵がたくさん仕上がりました。
ご参加いただきありがとうございました。

標本展はまだまだ続きます。
この機会に是非ひとはくへお越しください。
みなさまのご来館、スタッフ一同 心よりお待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ

 7月22日(水)に相生市環境課が主催する子ども里海クラブの活動「日本海スノーケリング体験 ~瀬戸内海との違いを学ぼう~」が開催され、この活動を講師としてサポートさせていただきました。開催場所は竹野スノーケルセンター(豊岡市竹野町)前の大浦海岸で、センターの方々にも色々と助けていただきました。

 当日、瀬戸内海側は朝から豪雨でしたが、日本海側の海辺に着く頃には雨も止み、透明度の高い海中をじっくり観察することができました。水中マスクとスノーケルを使って生きものを観察する方法を学び、相生市の海辺とは違った魅力を感じていただけたと思います。そして、改めて地元の海に興味を持つきっかけになればと思っています。兵庫県は瀬戸内海と日本海という2つの異なる海域を持ちます。兵庫県の海の魅力をこれからも伝えていきたいと思います
*本活動は「海の学びミュージアムサポート」の助成を受けて進められています。

(和田 年史(わだ としふみ)/流域生態研究グループ)

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むしむしたいけん2015

2015年7月22日
夏になりました!
ちっちゃな子どもたちも、むしデビューしちゃおう!!
恒例の「むしむしたいけん」今年も開催します。→ 開幕しました!  → 初日・二日目のようすむしファッション
8月8日(土)から15日(土)連続8日間です。
ぜひお越し下さい。

ドレスコードは「むし」! 昆虫ファッションで来てくれると、うれしいです!

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(↑)このチラシをダウンロード(PDF 2MB)

2014年のようす:スナップ写真来場者の声

(八木 剛 記)


7/12(日) ひとはく探検隊「ザリガニをつかまえよう!」が行われました♪

当日はとてもよく晴れて、絶好のたんけん日和でした(*^^)v

 

 

最初みつはし隊長のおはなしです!

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公園へ移動しザリガ二のエサ作り

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みなさん、やる気満々です!

 

今回のエサは、コイのエサと水を3:1の割合で混ぜ合せ、しっかりとコネコネ。

水に入れた時にバラバラにならないように固めにつくります。

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仕掛け網にエサをいれ、ため池に投げ入れます

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ザリガニが仕掛けに入るまで15分~20分まちます

長く待つほどザリガニが入る確率が高くなるそうで、

みなさん、暑い中仕掛け網を揚げるのを我慢していました(*^_^*)
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いよいよ引き上げますよー(^^)/~~~

ザリガニは入っているかな??

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ザリガニGET!(*^_^*)

暑い中たくさんのご参加ありがとうございました!

 

次回のひとはく探検隊は「夏の鳥をさがそう!」です。
詳しくはこちら→http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key12044_subkeyFILE1
みなさんのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ くまもとまなみ

もうすぐ待ちに待った楽しい夏休みがやってきますね。
7月のワークショップも、ワクワクするイベントがもりだくさん!
小さなお子様から大人まで一緒に楽しめますよ♪


7月のワークショップは 午前と午後に分かれて1日開催しております。
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7/28(火)、29(水)、30(木)、31(金)4日間

場所:4階オープン・ラボ(小学2年生以下のお子様は保護者同伴)
時間:10:30~11:30 / 13:00~16:00 (時間内はいつでも参加OK)
※材料がなくなりしだい終了

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▲くわしくは画像をクリック


 

また、7/18(土)、19(日)、20(月・祝)の「フロアスタッフとあそぼう」は
とっても簡単!化石のレプリカづくりを行います。

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8/12(水)・13(木)・14(金)・29(土)のワークショップも、
とっても簡単!化石のレプリカづくり」を行いますよ♪


また7/18(土)より「標本でたどる アンモナイトの歴史展」が

1階展示室ではじまります!

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▲くわしくはコチラ


8月のワークショップ
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▲くわしくはコチラ


クールスポット期間中(2015年7月1日~9月30日)は、観覧料は通常の半額です。

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▲くわしくはコチラ


ご参加お待ちしております。

フロアスタッフ まつだ 

夏の日差しが強く、まぶしくなってきましたね。
暑い日が続いていますがキッズの皆さんはお変わりないですか?

7月5日に行われたKidsサンデーの様子をレポートします!

◆しぜんってすごい!みずたま☆ラボ&プレイルーム

皆さんのお気に入りのカサは どんなカサでしょう?
午前中の「みずたま☆ラボ」ではカサにぴったりの
水を落とすとコロコロのみずたまになる葉っぱを探す じっけんをしました。
「ペタ」?「プク」?「コロコロ」?どんなかたちのみずたまができるかな?
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「よそう」と「けっか」がちがってびっくり!

午後の「みずたま☆プレイルーム」ではスポイトを使ってみずたまあそび!
花や葉っぱに水を落としてコロコロのみずたまをつくったり、
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色水を半紙に落として、みずたまもようをつくったりしました。
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プログラムで使用したハスの葉っぱは博物館の近くの方から分けていただきました。
ご協力いただきありがとうございます。

◆展示室ツアー「海の仲間たちツアー」

海の仲間たちのひみつをたくさん知りました。「サメの歯ってすごい~~>O<」
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◆フロアスタッフと遊ぼう「きょうりゅうほねパズル」
大きな恐竜のほねのパズルにお友だちと力を合わせて挑戦しました。
「ここ!きっとここだよ!」「やった~!」
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→くわしくはコチラをみてね!

◆パネルシアター

今回は七夕とホタルのお話。絵が光る☆特別なパネルシアターでした!
皆さんは天の川とホタル、見たことあるかな?

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次回のKidsサンデーは8月2日(日)です。
夏休みのひとはくは月曜日も開館しています。
高校生以上の観覧料はクールスポット期間中の特別料金になっています。
この機会に遊びにいらしてくださいね。
→くわしくはコチラをご確認ください!

早起きした朝や、雨上がりに散歩をすると、
葉っぱの上にキラキラ光るみずたまが見つけられるかも。
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キッズの皆さんも みずたまさがし してみませんか?
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                   (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

 

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セミの声も聞かれるようになり、もうすぐ夏休みですね。

ひとはくでは7月18日から収蔵資料展「学んで魅せる標本展」を開催します。
の関連イベントとして、7月20日には「解剖の日」ワークショップを予定しています。

イカや野菜といった身近な材料を解剖しながら、生き物のからだの作りを学べるイベントです。
さまざまな専門分野の研究員が解剖の実演をしながら、わかりやすく解説します。
事前申込みは不要ですので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

○「解剖の日」ワークショップ
日時:平成27年7月20日(月・祝)11:00~16:00  終了しました。
場所:4F セミナー室(中セミナー室・実習室・実験セミナー室)
※プログラムによって時間が異なります。詳細はチラシをご確認ください

 プログラム(予定)
・中をのぞいてみよう 野菜と果実
・昆虫の解剖
・魚の中ってどうなってんの?
・イカの解剖
・鳥のからだの秘密と骨格標本づくり
・企画展解説ツアー

チラシはこちらから(pdf)
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(高木俊/自然・環境マネジメント研究部)

4階のインフォメーションカウンターに
顕微鏡があるのをご存知ですか?
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植物の花粉や、ちいさな生きものなど色々なものが観察でき、
子どもたちはもちろん、大人の方にも大人気です♪

早速のぞいてみると...生きものの姿が!
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黒い目がとっても可愛いですね~(^^)!

さて、このみどり色の生きものの正体、
実は...これ!
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ガーデニングなどをされる方はよくご存じの
アブラムシです!
ちなみにこのアブラムシは、「バラミドリアブラムシ」
おもにバラ科の植物につくのだとか。

実はアブラムシにも寄生する植物によって
たくさんの種類があるのです!

みなさんもぜひ、観察してみてください!
小さいものを顕微鏡でのぞいてみると
発見があってとても楽しいですよ(*^_^*)!

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7月4日(土)、5日(日)フロアスタッフとあそぼう「きょうりゅう骨パズル」が行われました!

 タンバティタニスの巨大骨格パズルを、みんなで力を合わせて完成させます!

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タンバティタニスについてすこしお話したあと、さっそくパズルに挑戦です!

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いろいろな形の骨があって、結構むずかしいですよ~

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おとなの方にも手伝ってもらいつつ、約10分ほどでパズル完成!

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!

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7月4日(土)に豊岡市気比の浜で、ひとはくセミナー「夜の渚でスナガニの観察」を開催しました。開始直前から雨が少し降り出して、スナガニが出てくるかどうか心配しましたが、砂浜海岸の波打ち際で多くのスナガニを観察することができました。セミナーを通して、身近な海の生きものや砂浜海岸の保全に興味を持っていただけたらと思います。また皆様とお会いできるのを楽しみにしています。
(和田 年史(わだ としふみ)/流域生態研究グループ)

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27日(土)・28日(日)、6月最後の週末に
フロアスタッフとあそぼうを行いました!
今回は『アメリカマストドン☆ハット』
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かっこいいぼうしを作ります!
1階展示室にあるアメリカマストドンは、インパクト抜群!

みなさん、知っていましたか?
実はマンモスとはまた別の種類なのです!
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まずはその違いからお話ししました。

お話のあとは早速、作業開始!
両面テープをはがして、組み立てていきます。
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だんだんと形になっていきますよ...!

輪ゴムをつけて完成!
みんなかっこいいアメリカマストドンに変身!
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本物にも負けない迫力!すごい!

たくさんのご参加、ありがとうございました!


次回のフロアスタッフとあそぼうは『きょうりゅう骨パズル』です!
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みんなで協力して、大きなパズルを完成させましょう!

たくさんのご参加、お待ちしております!

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アジサイの花がきれいな季節です。4階ひとはくサロンの
インフォメーションカウンターもお花が満開!です。

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ダリアの花もいただきました。息をのむほど美しいとはまさにこれですね。

さて、最近のインフォメーションカウンターのニューフェイスといえばこの双眼実体顕微鏡です。

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レンズを覗き込むと・・・ネバネバ糸を引く花粉が!見える見える! 
みんなが「赤虫」と呼んでいるカベアナタカラダニだって、足のトゲトゲまで見える!
花の茎から汁を吸うアリマキのかわいい眼が見える!
ミクロの世界がひろがります。
みなさま、ひとはく4階インフォメーションカウンターへお越しくださいね。

そして、耳より情報!!
7月1日から9月30日まで、ひとはくは クールスポット として、観覧料が半額になります。

ぜひぜひ、ひとはくへ楽しく学びにお越しくださ~い。
(フロアスタッフ いしくら)

6月20日(土)、21日(日)の "フロアスタッフとあそぼう"は、
3階入口の「森に生きる」の展示場所で行いました。
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まずは兵庫県に生息する野生動物たちのはく製を見ながら、
クイズを交えて動物についてお話をさせていただきました。

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さあ、どうぶつソーマトロープをつくります。
動物カードと食べもの(エサ)カードを合わせて・・・
輪ゴムでとめて・・・くるくる回すと・・・
2枚の絵が一つに重なって見えるかな!?





「ニホンリスがマツボックリを抱えて食べてる!」
「ツキノワグマの口の中にドングリ、アリ、葉っぱがはいった!」
みなさんの楽しそうなお声が聞こえてきました。


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ご参加いただきありがとうございました。


さて、もうすぐ7月。梅雨が明けたら、夏休み!もう間近ですね。

ひとはくも、7月20日から夏休みバージョン

●8月31日まで休館日なしで、開館します!

●平日も11:00からデジタル紙芝居の上映が加わります。

そして、
●7月28日(火)から7月31日(金)は毎日4階オープンラボで、
 うきうきワークショップ
を開催します。

ひとはく探検隊も7月は2回あります!

このほか、7月のひとはくはイベントいっぱいです。
ぜひ、夏のひとはくを楽しみにお越しください。

詳しくはイベントカレンダーをご覧ください。
http://www.hitohaku.jp/MusePub/EventCalendar/?year=2015&month=07&day=01#cal_top

(フロアスタッフ いしくら)

 

博物館の玄関である3階入口。
入ってすぐ右手に、大きな恐竜の絵 があるのはご存知でしょうか?


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丹波の恐竜(タンバティタニス)の原画を描かれた小田隆さんによる

大迫力の丹波の恐竜たちがお出迎えしております。

描かれているのはすべて、兵庫県で発見された恐竜・ほ乳類です!


恐竜と一緒に記念撮影もできますよ♪

撮影のあとは、ぜひ本物の丹波の恐竜化石をご覧くださいね(^^)


クールスポット期間中(2015年7月1日~9月30日)は、観覧料は通常の半額です。

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▲くわしくはコチラ

フロアスタッフ まつだ 

6月13日(土)、14日(日)、フロアスタッフとあそぼう『あじさいペーパークイリング』が行われました!
紙をくるくる巻いて、かわいいあじさいのペーパークイリングをみんなでつくりましょう♪

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つまようじを軸にして、細い紙をくるくる巻いていきます。

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まだまだくるくる...

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うぅ、目がまわってきた...!?


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四枚の「がく」ができたら、1つにまとめます。
まんなかに丸いシールを貼って...あじさいの完成!

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たにぐちはるな.jpgつくりかたはとっても簡単なので、おうちでもぜひ作ってみてくださいね♪

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!


加古川からお越しの団体様向けに 
大平研究員による「妖怪ってどこにいる?」が行われました。
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兵庫県には、妖怪の伝説がたくさんあります。
みなさん 砂かけばばあ って知ってますか?
いったいその正体とは...

ひとはくでは、こんな楽しいセミナーもたくさん行われています。
みなさんも是非お越しください。

フロアスタッフ せら ゆうこ
ちらし

 6月20日(土) 第15回ヒメボタルサミットが 丹波市立和田中学校・丹波市立薬草薬樹公園ほかで開催されます。
 ひとはくからは、中瀬館長や八木主任研究員、ゆめはくも参加します。

 お申し込み・お問い合わせは ヒメボタルサミット実行委員会
   Tel 0795-76-2121  Fax 0795-76-2128 までどうぞ


 ↓↓ 詳しい情報は、このページをご覧ください ↓↓
http://moribito.in/modules/activity/index.php?content_id=301


生涯学習課

梅雨に入り、雨模様の日が多くなり、外遊びが出来なくなってしまいますが・・・

そんな時は、ぜひぜひ「ひとはく」に遊びに来てください♪

 

さて、6月7日(日)
フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」を行いました。

 

今回は3階入口から入ってすぐの昆虫標本「江田コレクション」を描いてもらいました!


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見つめる瞳は真剣そのもの・・・みんなすごい集中力です

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小さな画はくがいっぱい!

素晴らしい絵を、たくさん描いていただきました(^O^)/

 

参加していただいたみなさま、ありがとうございました!!!

作品は4階ひとはくサロンに展示しております。

ぜひ見に来て下さいね!

13,14日のフロアスタッフとあそぼう!は「あじさいペーパークイリング」

を作ります☆

みなさまのお越しを心よりお待ちしております!

 

フロアスタッフ かどはまえりこ

梅雨に入り、じめじめした気候が続いていますね...。
朝も肌寒いので、みなさん体調にはお気をつけください! 

さて、6月6日(土)にひとはく探検隊を行いました!
今回のテーマはこちら!↓
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わくわくするテーマですね^^!

雨が心配されましたが、当日はいいお天気でした!
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絶好の探検隊日和♪

お話しのあとは、早速!深田公園で探検開始!
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先生のお話に、みなさん真剣。積極的に質問をしていました。
 
身近にある生きた化石に感動!
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たくさんの発見にみなさん大満足の様子です^^!

たくさんのご参加、ありがとうございました!

 

次回のひとはく探検隊は...
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みなさんのお参加、お待ちしております。

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5月最後の週末、ひとはくでは
フロアスタッフとあそぼう「万華鏡作り」を行いました!
今回はアンモナイトがテーマです!
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まずは簡単なお話から。
現在も会えるアンモナイトの仲間ななんでしょう?
みなさんもよく知っている生き物ですよ!
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そしてこの万華鏡にかかせない「分光シート」の仕組みなどをお話しました。

アンモナイトに色を塗っていきます。
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赤、オレンジなど夏らしい明るい色が人気でした。

アンモナイトを貼れば、万華鏡の完成です!
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カラフルでとてもきれいですね^^

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どんな風に見えているのかな? 
みなさんとっても楽しそう♪

 たくさんのご参加、ありがとうございました!
6月も楽しいイベント満載です!ぜひお越しください!

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今年も梅雨の季節になりました。
長い雨はちょっとブルー...な時もありますが、
ピンク、ムラサキ、青、白...とカラフルなアジサイの花を見ると
楽しい気持ちになりますね!

さて、6月7日に行われたKidsサンデーの様子をご紹介します☆

◆にじいろ☆ラボ
にじいろのしゃぼん玉を作って観察した後は、にじいろの貝がらで作品を作りました!
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◆展示室ツアー「ひょうごの自然じまんツアー」
丹波市で見つかった恐竜、豊岡市で野生復したコウノトリ、兵庫県には
じまんできる生きもの、自然がいっぱい!
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◆ペットボトルで紙ロケット
息をふぅ~っと吹き込んで、ふくらんだビニール袋をポン!っとたたくと、
ロケットがいきおいよくピューンと飛び出します!
みんな、何度も夢中でチャレンジしてました!
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150607KS (16).JPG「ふぅ~っ」
 150607KS (17).JPGポン!「とべ~~」

◆フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」
キッズ画はくの皆さんが3階展示室の世界の昆虫たちをスケッチ。
作品は4階ひとはくサロンに展示してありますよ!
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◆「解説!丹波の恐竜化石」
キッズの皆さんも化石博士・古谷研究員のお話を一生懸命聞いていました。
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次回のKidsサンデーは7月5日(日)です。
梅雨が明けたら暑~い夏がやってきますね!
強くなった日差しの下、キッズの皆さんにお会いできるのを、楽しみにしています☆

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◇おまけ:宝物を見せてもらいました!
 お姉ちゃんが持っているのはにじいろの「ヤコウガイ」。
 2年前のひとはくのイベントで、磨いてつくった 宝物の「ヤコウガイ」を、
 にじいろ☆ラボに持ってきて見せてくれました。ありがとうございます!
 皆さんの周りにも、光のふしぎを感じる にじいろのものがきっとあるはす。
 探してみてくださいね!


               (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

 

ユニバーサル・ミュージアムをめざして67

「権利と義務」は誤解されている?

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 わたしは「ユニバーサル・ミュージアムをめざして66」 (1) で,「『権利/義務』は片方だけでも行使できるように思いますが,それは誤解です」と書きました.それに続けて「原理的にできません.『わがまま』な主張は,健全な倫理観から『許されない』のではなく,『主張』として成り立たないのです」と書きました.インクルーシブな社会のあり方について,ある人だけに生じた不自由を主張して直してもらうとすると,それは確かに,最初は個人の要求です.しかし,相手の行政や企業の担当者が誠実に取り上げて,どうしたらいいのだろうと当事者といっしょになって,一生懸命,考え始めた時点から,それはすでに「個人の要求」ではなく,「公(おおやけ)の要求」になると主張したのです.なぜなら,同じ不自由を感じている人は誰でも,その不自由さから解放されるからです.社会的に障壁だと気付かなかったことが,ひとりの主張や要求によって皆が気付けるのなら,立派に「義務」を果たしたと言えるのだと,わたしは考えました.なぜなら,その人の要求によって,社会が少し変わるからです.

 ところが,最近読んだ荻上チキさんの『未来をつくる権利 社会問題を読み解く6つの講義』 (2) という本に,「権利/義務」と無理に言わなくても,条件によっては「権利」だけで成立するという意味のことが載っていました.例えば「人権」がそうです.「人権」はどのような人でも、例外なく認められる権利です.「どのような人にも認められる」ということは,ある人が「寝たきりである」とか,「赤ん坊である」とか,「知的障がいである」といったこととは無関係に認められる権利であるということです.お母さんのお腹の中にいる胎児にすら認められています.さすがに受精卵には認められないでしょうから,成長が進んだ「いつの段階から,受精卵は人になるのか」という議論があったりします.人であれば例外なく認められる権利ですから,なかなか「義務」を果たせない人も,現実に存在します.

 荻上チキさんは,「権利」と「義務」を分けて考えます.「人権」は人であれば無条件に認められるものだが,誰が認めるのかと言えば,それは「国」だと言います.「人権」の場合は,「国」と「国民」の組み合わせで「権利」と「義務」のセットが成立するというわけです.つまり,「国」は「人であれば」という条件ですべての「国民」に「人権」を認めた以上,「すべての人が権利を行使できるような社会制度を整える『義務』が生じる」わけです.

 「権利/義務」は,条件によって「権利」は「権利」,「義務」は「義務」とバラバラにできるということは,言われてみれば当たり前のことです.納得できます.と言うことは,「ユニバーサル・ミュージアムをめざして66」でわたしが主張したことは,間違っていたということでしょうか? でも,最初に述べた「ユニバーサル・ミュージアムをめざして66」のわたしの主張を改めて読んでみても,どこが間違っているのかわかりませんでした.これはこれで理屈は通っているように思います.どこかに見落としているところがあるはずです.どこが,おかしいのでしょう.

☆   ☆

 このことを考えていて,わたしは,「国」と「国民」のそれぞれに「権利」と「義務」は存在するのだが,荻上さんの議論では,両方ある内の片側が見えなくなっているのではないか? つまり,「国」にとっての「権利」,「国民」にとっての「義務」は,理解するのが難しいので,まるで無いことにしているのではないか思い当たりました.

 早い話が「国」にとっては「人」のすべてが「国民」ではないということです.

 誤解を招きそうな言い方なので,きちんと説明しておきましょう.

 荻上さんは「国」とか「国民」とお書きですが,「国」や「国民」という言葉の使い方には,わたしの使い方とはギャップがあります.わたしなら「人権」のことを問題にするときは,「市民」という言葉を使います.「市民」というのは曖昧な言葉かもしれませんが,少なくとも「国民」とは違います.なぜなら,日本に住む人のすべてが日本国籍を持つとは限らないからです.

 元来,「国民」はひとつの民族ではありませんし,生まれたときからその国籍を持つと決まっていたわけではありません.例えば,現在は日本国籍をお持ちの作家 C.W. ニコルさんは,もともと南ウェールズにすむケルト民族です.長野県北部にある黒姫の森が気に入り,ニコルさんはそこに住み始めました.そのときはまだ日本人ではありませんでした.ニコルさんは日本人でないことに不便を感じたのでしょう.やがて日本に帰化をします.(3)

 横浜の中華街に生まれた陳 天璽(チェン・ティエンシ)さんが国立民族学博物館に就職したときは,台湾籍も中国籍も日本籍もない,まったくの無国籍でした.そいて移民やマイノリティ,国境や国籍の問題に研究者として取り組んでいました (4). 研究の必要上,調査で海外に出ることや,学会などで海外に出掛けることがよくありましたが,そのたびに自分の身分を保証してくれる国がない「無国籍」の苦労を身に染みて感じたそうです (5).陳さんもニコルさんと同じように,後に日本国籍を取りました.

 お二人の例は日本国籍が取れた幸運な例ですが,不都合がある人の全てが日本国籍を取れるとはかぎりません.例えば日本語が不自由だったり,経済的に自立していなかったりする人は,申請しても日本国籍は取れないと思います.難民はなかなか認めてもらえませんし,日本で生まれたとしても,難民の子どもが日本籍を取ることは,今でも難しいのではないでしょうか.つまり,ある人が帰化を申請したときに,認めるか認めないかを決めるのは,いわば国家の「権利」と言えそうです.「国家」は誰と誰を自分の国の国民と認めるのか決める「権利」を持ち,それ以外の人は国民とは認めない.一旦,国民と認めてしまったら,「すべての国民が権利を行使できるような社会制度を整える『義務』が生じる」のだと解釈できるのです.このことを,さらに別の言葉で言い直せば,(もちろん,国民であろうとなかろうと「人権」はあるに決まっていますが)国家は,少なくとも国民以外の人の人権には,(あまり?)配慮しなくてもよいとなってしまいます.だからこそ,ニコルさんや陳さんは,何か不都合を感じることがあったので,日本国籍をお取りになったのです.

☆   ☆

 ここまで考えてみて,わたしは,「国」と地方では人の捉え方が違うのだと思い当たりました(どちらかが悪いと言っているのではありませんよ.「人の捉え方が違う」と言っているのです.念のために).

 我われの感覚で地域コミュニティというと,何とかそこに住んでいる人の顔が思い浮かぶ範囲ではないでしょうか.隣近所よりももうもっと広い範囲で,かと言って市内の人全部ではかなり多過ぎる.そんな範囲に住む人は,どこそこの地方出身だというばかりではなく,外国籍の人や「ユニバーサル・ミュージアムをめざして66」で書いたような障がい者がいることでしょう.わたしたちは,お隣かそのまたお隣に,外国籍の人や障がい者が住んでいることを当たり前だと受けとめています.ひょっとすると地域によって感覚は違うのかもしれませんが,少なくともわたしが子ども時代を過ごした地域では,多くの外国籍の人や障がい者が住んでいました――わたしが育ったのは,大阪市内の下町です.ですから何となく,外国籍の人であっても「国民」だという気がしていたのです.しかし,実態は違っていて,市民感覚ではあって当たり前の「権利」でも,「国」のレベルでは認められていないことがよくありました.

 無国籍だった陳 天璽(チェン・ティエンシ)さんは,もともとご両親の国籍があった台湾に行ったとき,台湾籍がないということで入国を断られました.しかたがないので日本に戻ろうとすると,やはり国籍がないことを理由に日本にも入れなくて,途方に暮れという経験があるそうです.生きた人を,杓子定規な法律に当てはめての矛盾が出てしまうのです.杓子定規な法律に当てはめることを何か変だなと思ましたが,その「変だな」という感覚は,きっと「地域コミュニティ」とか「市民感覚で」といった日常感覚と国レベルで理解しておかなければいけない法律運営の混同があったのでしょう.

 国家レベルの感覚というのは,たぶん「法律を犯して悪いことをする人を取り締まる」ものでしょう.このことは日常のコミュニティで対応する人の数とは大きな開きがあるのですから,当然と言えば当然です.それに対して,地域コミュニティで顔の見えるレベルの人付き合いをするときは,最初から人を疑ったりはしません.疑っていたのでは,いっしょに暮らしていけません.「法律を犯して悪いことをする人」も現実にはいるのですが,地域コミュニティで暮らすとなると,「人びとの性格には悪いところもあるけれど,良いところもある」と気がつくものです.その気付いた良いところが国レベルの法律にも,何とか活かせないのだろうかと思ってしまいます.

☆   ☆

 「ユニバーサル・ミュージアムをめざして66」は「ユニバーサル・ミュージアムをめざして65」(6)とともに,「障害者差別解消法」が2016年(平成27年)4月から施行されることを話題にしたエッセーです.国が法律で障がい者差別を認め,解消する手段を法律にしたことは,すばらしいと思います.それとともに差別の解消は,元来,互いに顔の見える地域レベルでこそ、細やかに実現できるものだと思います.そのことを考えると,今はまだ気がつかない つまずきが出るのかもしれません.

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(1) ユニバーサル・ミュージアムをめざして66
http://www.hitohaku.jp/blog/2015/03/post_1988/

(2) 荻上チキさんの『未来をつくる権利 社会問題を読み解く6つの講義』(NHK出版)は:
https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00912162014

OgiueChiki_NHK_Press_FP_02.jpg

(3) C.W. ニコルさんのことは:
C・W ニコルさんと森を歩く――『アファンの森の物語』書評――
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/06/post_1888/
にあります.

(4) 陳 天璽(チェン・ティエンシ)さんのホームページは:
早稲田大学国際学術院のページは
http://www.wnp7.waseda.jp/Rdb/app/ip/ipi0211.html?lang_kbn=0&kensaku_no=6398
2013年3月までお勤めであった国立民族学博物館のページは
http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/organization/staff/chen/index
にあります.

(5) 陳 天璽さんの経験は,『無国籍』(新潮文庫 ち-6-1,552円)にくわしく書いてありますが,絶版になっていました.

Stateless_FP.jpgのサムネイル画像

(6) ユニバーサル・ミュージアムをめざして65
http://www.hitohaku.jp/blog/2015/03/post_1984/



三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

 

今年も、5月26日(火)から4日間 トライやる・ウィークの中学生が7名 ひとはくで体験しています。


 今週は三田市内の3中学校と宝塚市内の1中学校から受け入れています。


 2~3名のグループに分かれ、研究員の指導を受けながらいろんな体験をしています。



 ほんの一例ですが写真で活動紹介を....

 午前中、深田公園の池(?)で、メダカやザリガニ、エビなどを採集し、標本を作りました。

生涯学習課

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23日(土)、24日(日)フロアスタッフとあそうぼう『風にのってとぶタネ』行われました♪

風に乗って飛ぶ種の模型を作ってみんなで飛ばすイベントです。

今回は3種類、マツとニワウルシとツクバネの種を作りました!

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さぁみんなで飛ばしてみよう!どんな飛び方をするかな?

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みなさん大成功!!
ツクバネの作り方がちょっとむずかしかったかな?
でもみなさん上手に飛ばせましたね♪

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!



今週のフロアスタッフとあそぼうは『万華鏡づくり』です。
分光シートを使って、きらきら光る万華鏡をつくってみましょう!
参加費は100円です。

くわしくはこちらをご覧ください。
http://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=12433


みなさまのお越しをスタッフ一同お待ちしております。

 たにぐちはるな.jpg

 

昆虫好きは、お見逃しなく!!

当館「ゆめはく」がまいります。「いどうこんちゅうかん」が開催されます。

【日時】5月31日(日)9:00〜15:30
会場おおやアート村 BIG LABO(兵庫県養父市大屋町)

BIG LABOは、旧県立八鹿高校大屋分校をアートの拠点として改装した、養父市の施設です。
木造校舎も残されており、自然に囲まれた、とてもすてきな施設となっています。

ここで、9月1日まで、「アートこん虫てん」が開催されています。

当館の大型模型「キベリハムシ」も、こちらに出張中です。
15年前の当館企画展「ワンダフルデザイン」で使用した「蛾のネクタイ」も、展示していただいております。
(苦労してつくったのです。捨てなくてよかった)

会期は長いので、展示の見どころについては、夏休みくらいに、再度、ご案内しましょう。

ですが、スペシャルイベントは1回だけです。

5月31日(日)に、ゆめはくを運行し、NPO法人こどもとむしの会の協力を得て、昆虫をたっぷり体験できる「こん虫まつり」が開催されます。
ひとはく「むしむしたいけん」と同様、蚊帳の中で、チョウやトンボにふれ、カブトムシやクワガタムシをさわってあそびます。お絵描きコーナーも。

子どもたちは、展示を楽しみ、たくさん虫をさわってあそんでください。校内で虫とりもできますよ。
ママたちは、木造校舎内に最近オープンした「cabo7cafe」で、お茶でもしててください。
米粉を使った、いろんなパン、とてもおいしかったです。

日帰りドライブに最適。ぜひお越し下さい。

アートこん虫てんのチラシ(表面)です(↓)
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こん虫まつりのチラシです(↓)
biglabo_150531_leaf.jpg 

自然に囲まれた施設です(↓)
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(八木 剛)

太陽.gifぽかぽかあたたかい日差しが心地よい季節。
少しずつ夏の気配をかんじます♪


博物館の入り口付近でも、日光浴をしているトカゲs-tokage.jpg
子育て奮闘中のコシアカツバメKoshiakatu.pngが元気に飛び回っていますよ。

 

6月もひとはくではイベントもりだくさん!
それではさっそくご案内です☆

もよおしあんない6月.gif
s-hitohakutanken.jpg 6日(土)
ひとはく探検隊「生きた化石をさがそう!身近なジュラシックパーク」
ひとはくの研究員を隊長に、 深田公園を探検するイベント"ひとはく探検隊"。
今回は深田公園にでて"生きた化石"をみんなでさがします!

時間:13:00~
場所:4階ひとはくサロンに集合
定員:20名・参加費無料

当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。                




datafiles.jpg7日(日)
「画はくの日」

毎週第2日曜日(もしくは土曜日)は、画はくの日!
博物館の展示をじっくり観察しながら絵を描いてみましょう。

時間:13:30~14:00
場所:来てのおたのしみ♪
定員:なし
参加費:無料                


datafiles.gif13日(土)・14日(日)
「あじさいペーパークイリング」

かわいいあじさいのペーパークイリングをみんなでつくろう!

 時間:13:30~14:00
場所:4階オープン・ラボ
定員:20名
参加費:無料

当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。



ソーマトロープ画像.gif20日(土)・21日(日)
「ソーマトロープでどうぶつを知ろう」

2枚の絵を回転させて一つの絵に見えるおもちゃソーマトロープを作ってみよう!

時間:13:30~14:00
場所:3階展示室
定員:15名
参加費:無料

当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。






画像1.gif27日(土)・28日(日)
「アメリカマストドン☆ハット」

アメリカマストドンのぼうしを作って、アメリカマストドンになりきろう!

時間:13:30~14:00
場所:1階展示室
定員:20名
参加費:100円

※当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。






他にもオープンセミナーなど多数ございますので
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.hitohaku.jp/MusePub/EventCalendar/?year=2015&month=6

みなさまのお越しを、スタッフ一同お待ちしております♪
たにぐちはるな.jpg

長~~~いゴールデンウィークも終わりましたネ♪"

"

5月3日(日)と10日(日)のフロアスタッフとあそぼうは

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 を行いました。

デジタル紙芝居の「ひとはくナイトミュージアム」をみて・・・

   様子                     

みんなティラノになりきって
ガォー1 ガォー2



10日はスタッフのお手伝いに来て頂いた髙松さんもガォ~
ガォー3

たくさんのご参加ありがとうございました。(*^_^*)

16日・17日のフロアスタッフとあそぼうは

川でさかなつりです。

                         

みなさまのご参加お待ちしています。

     

      フロアスタッフ  にしぐちひろこ

 


 

5月9日(土)~画はくの日スペシャル 水彩スケッチ教室~を実施しました!
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この日は超スペシャル!!4階ひとはくサロンで現在「武庫川スケッチ展」を開催中の
宝塚むこスケッチ会の田村さん、三木さん、家喜さんを講師におむかえし、さあ開始です。
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深田公園の春の新緑をながめながら絵筆を走らせます。 親子・家族・友だちと、スケッチを楽しむほのぼのとした時間がながれます。

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さすが、講師の田村さんの筆はこび!!スタッフも感激。
参加されたみなさまも講師のかたからアドバイスをもらいながら、楽しいスケッチ教室。
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できあがりました!さっそく作品は展示させていただきました。
ご参加のみなさま、講師の先生がた ありがとうございました。

(フロアスタッフ いしくら)

5/5(火・祝)、ひとはく探検隊が行われました。
当日は青空が広がりとても良い天気。日差しも強く少し暑かったですね。

今回の探検テーマは...
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隊長の山内先生と一緒に虫とりアミを持って、深田公園へ出発!

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ナナホシテントウ、シジミチョウ、バッタ...色々な虫がみつかりました。

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▲ほかにセミの仲間のヨコバイ、鳥のフンにそっくりなゾウムシなどもミッケ。

なんとタケノコも発見!

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たくさんのご参加、ありがとうございました。

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探検隊の報告書は、4階ひとはくサロンに掲示されています。



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次回の6/6(土)ひとはく探検隊は
生きた化石をさがそう!身近なジュラシックパーク」です。

隊長の菊池先生と一緒に深田公園へでかけよう!どんな化石がみつかるかな?

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▲くわしくはこちらをクリックしてください。


                      フロアスタッフ まつだ 

こんにちはフロアスタッフです。
ゴールデンウィークみなさんお出かけしましたか?

ひとはくにも、たくさんの方が来られましたよ♪

     s-IMG_2910.jpg  
GW中は、こどもの日スペシャルということで皆さんに"こいのぼり"のウロコを
作っていただきました。

サロンにドド~んと飾られました。

延べ人数500名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました。





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設備担当の方に高所作業台を使って設置していただきました。

展示は、次回のキッズサンデー 6/7(日)までです。
迫力ある こいのぼり を是非 みに来てくださいね♪

フロアスタッフ せら ゆうこ


今年度はじめてのKidsサンデーが3日に行われました。
開館と同時に元気なキッズたちの声が聞こえてきました^^

◆『オープンセミナー 風にのって飛ぶタネの模型をつくろう』
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◆『フロアスタッフとあそぼう ティラノ☆ハット』
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◆『パネルシアター』
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◆『クスノキ☆ラボ』
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◆『葉っぱ☆プレイルーム』
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このほかのもよおしでも、キッズの皆さんが
ひとはくの博士たちや大切な宝物(資料)と出会ってドキドキわくわくしている様子を目撃しました。
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          150503kidssunday (13).JPG


明日は、こどもの日ですね!
こどもの日のひとはくは、「ひとはく探検隊」など ひとはくでしか体験できない
プログラムを準備してお待ちしています。
GW最後の日の6日にも楽しいもよおしがありますよ!
くわしくはコチラ

次回のKidsサンデーは6月7日(日)です☆
キッズの皆さんにとって楽しいこどもの日になりますように!

(たかせゆうこ/Kidsひとはく推進プロジェクト)

人と自然の博物館では展示をみるだけでなく、
さわれる化石・標本コーナーがあり、実際に展示物にふれて体感できます。

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さらに、4階ひとはくサロンに1つの箱に
標本・模型・図鑑・資料などが入った

ミュージアムボックス」があります。

大人も子どもも一緒に楽しめる体感ボックスで、


どんなものがあるかというと








「チリメンモンスターを探せ!」・「鳥とカエルの鳴き声を聞こう」・「鳥の羽をしらべてみよう」

「ひっつきむしだらけ」・「クモの封入標本をしらべてみよう」...

たくさんありますので全部はご紹介できませんが、この他にも色々なボックスがあります。

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▲「チリメンモンスターを探せ!」のボックス   (棚から好きなボックスをとりだしてね。)

さらに番号のかいてあるボックスは、
4階ひとはくサロンのテーブルに設置されている情報タブレットで詳しい案内をみることができます!

→→→→

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情報タブレットの
ミュージアムボックス」を押す






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ボックスのタイトルがあれば選択する

なければボックス番号を入力してOKボタンを押す

しばらく待つと...

 

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ボックスの情報がでてきました!

ビデオ解説でボックスの使い方をみてくださいね♪










「ミュージアムボックス」は誰でも気軽に持ち運んで頂いて遊ぶことができますよ。

わからないことがあれば、フロアスタッフにお気軽にお声掛けください。



    
                                                                フロアスタッフ まつだ 

s-IMG_2807.jpgじゃじゃ~ん

ひとはくサロンの窓際に
大きなこいのぼりが登場しました。

GW特別企画
【巨大なこいのぼりをつくろう!】
ゴールデンウイーク中に ひとはく に来てくれたお友達に、ウロコのデザインをしてもらうイベントです。



koinobori.gif5/6まで先着500名様が参加できます。
できた巨大こいのぼりは、6/7(日)まで4階ひとはくサロン中央にドーンと吊るして展示します。
開館中は随時ご参加いただけますので、ぜひお越しください!

みなさまのご参加お待ちしております。



他にもゴールデンウィーク中はイベントがたくさん!
詳しくはこちら→http://www.hitohaku.jp/blog/2015/04/post_2001/

フロアスタッフ せら ゆうこ

みなさん、こんにちは。ゴールデンウィークの予定はもう決まりましたか?

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博物館のとなりにある深田公園は、
青空が広がってとても気持ちいいですよ。












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少し公園を散策してみよう!










                \ たんぽぽを発見じゃ /                \   トンボもみっけ!   /  

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耳をすませると...鳥の鳴き声も♪ほかにどんな生きものがいるのかな?

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5/5(火・祝)は「ひとはく探検隊
ひとはくの研究員を隊長に、
深田公園を探検するイベントがあります。

探検テーマは「いきものミッケ!」
公園にでて一緒に探検しましょう♪


◀くわしくはこちらをクリックしてください。








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ゴールデンウィークは
とっても簡単!化石のレプリカづくり」もあります。



好きな色を使って、アンモナイトの化石レプリカを
つくってみませんか?

小さなお子様でも気軽にご参加いただけ
1日中あそべるイベントです。


◀くわしくはこちらをクリックしてください。









datafiles.jpg5/3(日)、10(日)
ティラノ★ハットもつくれます♪

時間:13:30~14:00
場所:4階中セミナー室
定員:20名
参加費:100円

※当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。



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深田公園は自然とふれあえる絶好のピクニック広場
お弁当をもって博物館へlet's go!



                       フロアスタッフ まつだ 

京都府立桃山高等学校の1年生の皆さんがスーパーサイエンスキャンプの一環で
博物館に来られました。
午前中は、研究員の講義です。
環境系、地学系、植物系の3コマを受けられました。

午後は館内展示室の自由見学です。
さらに、私たちフロアスタッフのもよおおし 展示室ツアー「ひょうごのどうぶつ」
もご覧いただきました。
実は、担当の いしくら は、展示室ツアー・デビューして2回目でした。
人数が多くてドキドキだったかもしれません。

兵庫県やその周辺の動物についての解説を温かく見守りながら聞いてくださり
楽しい時間を過ごすことができました。
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この中から未来の博士が誕生?
するかもしれません!
今後が楽しみな皆さんでした。


フロアスタッフ せら ゆうこ








気候も暖かくなり、過ごしやすい日が増えてきましたね!

みなさん、新生活の方はいかがですか?
無理をせず、体調には十分お気をつけください^^


さて、4/25(土)、26(日)にフロアスタッフとあそうぼう
『モールで恐竜をつくろう!』を行いました。
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今回モールでつくるのは、大人気の恐竜『ティラノサウルス』です!

まずはティラノサウルスのお話と作り方の説明です。
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丹波竜と同じ場所から発掘されたティラノサウルス類の化石は体のどの部分でしょう?
正解できたかな?

作業開始!みなさん、真剣です!
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小さいお友達は、お父さん、お母さんにお手伝いしてもらいながら作っています。
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 完成が楽しみ!!

仕上げをして、出来上がり!
水色、オレンジ、ピンクのカラフルなティラノサウルスがたくさん!
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とっても素敵ですね!
たくさんのご参加、ありがとうございました^^!


ゴールデンウィークもイベントが盛りだくさんです!
ぜひご家族と、お友達とひとはくにお越しください!
スタッフ一同、心からお待ちしております。

 

フロアスタッフ きただにさやの

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みなさん、こんにちは!
丹波の恐竜タンタンです。

4/25(土)・26(日)は、
モールで恐竜をつくろう」という
イベントがあるんだよ♪

楽しみだね、ヨロイリュウくん。









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へぇ!面白そう。どんな恐竜をつくるのかな?





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ガオーッ!!







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わ~ティラノサウルスだ、逃げろ~!





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ちょっと、驚かせてしまったかな...?
ということで、今回モールでつくるのは
ティラノサウルス」です。






モールでティラノサウルスをつくってみましょう!

 

時間:13:30~14:00 場所:4階中セミナー室
定員:20名 参加費:無料

当日10:00から4階インフォメーションカウンターにて、参加申し込みの受付を開始。
定員になり次第終了します。

ご参加お待ちしております。

                                                                                         フロアスタッフ まつだ 

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4月18日(土)19日(日)、フロアスタッフとあそぼう『オリジナルキノコのしおりづくり』が行われました♪

キノコのパーツを選んで組み合わせて、自分だけのオリジナルキノコをつくります!
さぁ、どんなキノコができあがるかな?

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クマタケ、チョコレートタケ、レインボーキノコ、マヨイタケ・・・などなど

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s-P1040524.jpgs-P1040520.jpgいろ~んなキノコができあがりました!
個性豊かでたのしいですね♪

s-P1040530.jpgs-P1040479.jpgできあがったキノコはラミネートでパウチして、しおりにしてお持ち帰りいただきました。

ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました!


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次回、4月25日(土)と26日(日)の フロアスタッフとあそぼう は...

『モールで恐竜をつくろう!』です!

詳しくは こちら をご覧ください



みなさまのお越しを心よりお待ち致しております。

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春がきて博物館のまわりは、たんぽぽで華やいでいます。
入口付近のハナミズキもキレイですよ。


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▲たんぽぽ(左)とハナミズキ(右)


さて、4月からフロアスタッフに3名の 新メンバーhanahana.jpg が加わりました。

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かどはま えりこさん、くまもと まなみさん、まつだ まみさんです。
とても素敵な3名の新メンバーと一緒に笑顔で皆さまをお迎えいたします。
どうぞよろしくお願いします♪

 
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4・5月のワークショップは、
小さなお子様でも気軽にご参加いただけ1日中あそべるイベントです。

「アンモナイト石けんをつくろう!」、「とっても簡単!化石のレプリカづくり」などがございます。

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くわしくはこちらをクリックしてください。





ゴールデンウィークもイベントをたくさんご用意しておりますので、
ぜひ"ひとはく"にお越しください。

                                          

              フロアスタッフ まつだ 

 セアカゴケグモ

2015年4月19日

 みなさん!!「セアカゴケグモ」をご存じですが?

 20年ほど前に大阪で見つかった時には、その名前からセンセーショナルなイメージを伴ってニュース等に取りあげられていましたが、兵庫県でも1997年に見つかって以来、ジワジワと生き続け、阪神地方を中心に定着してきているとか!!


 4月26日(日)までトピックス展示を行っています。是非一度、ご自身の眼でお確かめください。

 そして、28日には関連して「セアカゴケグモの生態と被害対策」セミナーもあります。
 下記のページを参考に、是非お申し込みください!!

  http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/red-back-spider.html


生涯学習課

ジャコウアゲハのさなぎは、「お菊虫」と呼ばれるのです。
「お菊」は、怪談、播州皿屋敷の悲しき主人公。
そこで、姫路市は、ジャコウアゲハを「市蝶」と定めました。

ん、これだけでは、よくわからない・・・
→ ジャコウアゲハ展へ、GO!!!

ひとはくからは、ジャコウアゲハのなかまのトリバネチョウなどの標本を出展。
また、高木 俊 研究員の講演会もあります。

ぜひ、GWは、姫路へ!

展覧会
【会期】2015年4月26日(日)〜5月9日(土) 毎日10:00〜17:00
【会場】大津みやび野ホーム(姫路市大津区大津町1丁目31-111)
【観覧料】無料

高木研究員講演会「山と里のジャコウアゲハ:餌が変わると暮らしも変わる」
【日時】2015年5月6日(水祝)13:30〜14:30
現地にて、参加無料。

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(クリックすると大きくなります)

ポスターの裏面は(↓)
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(八木 剛 記)

4月に入り雨続きのお天気でしたが・・・今日はとってもいいお天気☆^^☆"

さぁ!!!

大平隊長と一緒に「深田公園のひみつ」を探しに出発です☆"

さっそくクイズです。☆^^☆"
屋外ステージのひみつ深田公園について


この赤い水について↑この深田公園の土の下には・・・何が??

水をためる装置の地中ダムが!!!

←この赤い水は・・・

水をきれいにする「しかけ」は?


みんなクイズには正解したかな?


深田公園探索中に・・・

    あ!   ツクシだ!!!                                          メダカもいるよ!!!

あ!ツクシだ!!!メダカだ!!!


ご参加頂き ありがとうございました。

5月のひとはく探検隊は

山内隊長と「いきものミッケ!」です。

どんないきものがいるかな?
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みなさまのご参加お待ちしています。

     

      フロアスタッフ  にしぐちひろこ

ひとはくの周りの桜の木の枝先からは 雨に散った花にかわり
黄緑色のやわらかい葉っぱが顔をだしてきました。
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皆さんお変わりございませんか?

2015年度 Kidsサンデー 下記の日程で開催します!
2015年 5/3   6/7   7/5   8/2   9/6   10/4   12/6 、 2016年 1/3   3/6
これまでの実施の様子はコチラ

そしてそして!
5月のKidsサンデーに先がけて、4月19日(日)には
化石はかせ・古谷研究員の
『石ころと小さな化石』をテーマにしたプログラムを実施します☆
3月のKidsサンデーでも実施したプログラムですが、参加できなかった!という方、ぜひ ご参加くださいね!

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化石はかせと一緒に、皆さんのお家の近くでも見つけられる!かもしれない
化石がふくまれる石ころを観察して、小さな化石の拡大レプリカを作ってみましょう!

『石ころと小さな化石』
日時:4月19日(日)15:15~16:00
場所:博物館4階 大セミナー室
定員:15名
対象:小学3年生以下(未就学児は保護者同伴)

参加費:100円
受付方法:15:00から大セミナー室前で受付、定員になり次第受付終了します。

4月19日はNPO法人人と自然の会による『花工房』や
ドリームスタジオ『タンポポのボトルフラワーづくり』、
フロアスタッフによるプログラムなど キッズの皆さんも楽しめるイベントがたくさん!
くわしくはコチラ
皆さんどうぞ遊びにいらしてくださいね!


(Kidsひとはく推進プロジェクト/たかせ ゆうこ)




4月11日(土曜日)に毎月恒例の フロアスタッフとあそぼう!「画はくの日」 を行いました。
4月のテーマは「ひょうごのどうぶつ」 3階展示室のはく製標本を見て描きました。
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みんな真剣に標本をみながら描いています。
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力作ぞろいの絵が仕上がりました。
今日から1ヶ月間掲示されます。
みなさん見に来てくださいね。

フロアスタッフ せら ゆうこ

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4月4日(土)、5日(日) フロアスタッフとあそぼう「ひかるいきもの」を実施しました。
さて何がおこるのか?

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ひかるいきものづくり開始。今日はホタルイカの模型をつくりました。
みんな真剣な表情で畜光パウダー入りのボンドを塗っています。

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完成したものに光をあてて、しばらく待ちます。どんなふうに光るかわくわく。

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電気を消して、、、、
「ホタルイカ」が浮かびあがると、わーっと歓声があがりました!

つくったホタルイカをみんな大切に持ち帰ってくださっていました。
部屋を暗くして、光りながら海を泳ぐホタルイカを思い浮かべてくださっているかな。

(フロアスタッフ いしくら)


3月31日(火)、うきうきワークショップ『ミニチュアジャングルをつくろう!』が開催されました♪

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ボルネオジャングルを舞台にしたデジタル紙芝居『オランとウーたんのジャングル探検記』の背景を使って、立体的なジャングルのペーパークラフトを組み立てます!

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s-P1040318.jpgみんな上手につくってくれました♪




つくりおわった後、4階サロンに設置された巨大ホワイトボードでお絵描き大会がはじまりました!

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できあがったミニチュアジャングルを参考にして、真っ白のホワイトボード一面にジャングルを描いてくれました♪
(フロアスタッフもちゃっかり参加!)



ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!


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ユニバーサル・ミュージアムをめざして66

 

さまざまな人が創る社会-2

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

H26_poster (elder).jpg平成26年度「障害者週間のポスター」最優秀賞(中学生の部) 
埼玉県立特別支援学校大宮ろう学園中学部三年 石渡 智樹 くん(埼玉県)

 新しい「障害者差別解消法」は2016年(平成28年)4月から施行される予定です.すべての障がい者の尊厳と権利を保障する法律です.国際連合(国連)の「障害者の権利に関する条約」や2011年に改正された「障害者基本法」が基(もと)になっています.

 

 「障害者基本法」の改正や「障害者差別解消法」の成立では,一般の方には耳に新しい考え方が取り入れられています.それは「障がいの社会モデル」「環境配慮」にプラスした個別の「合理的配慮」です.難しい言葉(ことば)ばかりなので,まず,それぞれどういう考え方かを説明しておきます.

 

 「社会モデル」は,「個人モデル」とか「医療モデル」と呼ばれる考え方と対比して示されます.「個人モデル」も「医療モデル」も同じ考え方です.例えば交通事故にあって手や足を失ったり,頭に外傷を負ったりすれば,手術やリハビリテーションが必要です.そして事故に遭(あ)ったのは運が悪かったのだとか,あるいは自分が不注意だっただけだと,わたしたちは考えてしまいます.これが「個人モデル」とか「医療モデル」と呼ばれる考え方です.

 

 右や左をよく確認してから道を渡れば事故には遭わなかったのに,ぼんやりしていた自分が悪い.自分の不注意で事故に遭い,病院に入院してお金が要り,その上,人生が変わってしまったのだ.誰か文句を言う筋合いのものではない.わたしたちは,つい,そんなふうに考えてしまいます.

 

 でも現実には「事故がよく起こる曲がり角」が存在します.少なくとも誰もがそう信じている場所があります.そこでは,人間なら誰でもうっかりしてしまう何かがあるのではないでしょうか.いわゆる「ヒューマン・ファクター」です.「事故が起こったのが社会の責任だ」――「事故の多い曲がり角」を作ったという意味で――というのは,いくら何でも言い過ぎですが,事故にあった不幸を,全部ひとりで背負うべきだと,わたしは決して思いません.ましてや遺伝的な変異やお母さんが妊娠していた時の事故で障がい者になったのなら,まったく当人の責任ではないのです.「障がい」というのは,望まない事故や病気,遺伝的な変異の結果をそう呼んでいるだけなのですから.

 

 「障がい者」も市民であることは間違いないのですから,市民社会の一員として,社会の主流にいる人たちと同じだけの義務と権利を持つはずだ.そういう考え方が「社会モデル」です.現在,世界の主な考え方は「社会モデル」になりました.

 

 「環境配慮」とは,今までにあったバリアフリー・デザインやユニバーサル・デザインのことです.できるだけ多くの人が活動しやすくなるような 心づかい を言います.ただ「多くの人に認識されていないけれども不便なこと」というのが現にあります.例えば,今,流行りのタッチパネルは視覚以外の手がかりがありませんから,視覚を使わない人の役には立たないでしょう.それに,マニュアルに頼った「ユニバーサル・デザイン」ふうの施設も,人によっては,かえって活動し難(にく)くなることがあります.

 そんな時,むちゃな要求でないのなら,個人個人の不自由さから出てきた要求であっても,ちゃんと応じるべきだという考え方が「合理的配慮」です.この考え方なら,困ったときには「困っている」と言えるのです.国や地方公共団体は,そんな要求に誠実に対応する義務があります.民間企業でも努力しなければなりません.公共財を作り,管理する公共団体が,市民――国民ではありません.日本の国籍は持たなくても,納税の義務を果たし,要求する当然の権利を持つ市民――から出た個別の,しかし,その人の身になってみたら当たり前の要求には,誠意をもって応えるのが当然です.

 

 学校教育で行われているインクルーシブ教育は,すでに「個別の要求に合った対応」がなされている例です.手話や点字は勉強をするために大切ですし,時間のかかる人には時間をかけて課題――例えばテストなど――に取り組むことが認められます.ついでに言えば,このような配慮は「障がい者」ばかりでなく,いろいろな社会的マイノリティにも認められなければなりません.

 

☆   ☆

 

 先ほど「市民」と書きました.しかし,「市民」とは誰の事でしょう.

 

 「市民」とは,我われ一人ひとりのことです.ここで言う「市民」は,例えば「市民運動」(=草の根運動:a grass-roots movement)や「市民劇場」(a people's theater)で使う「市民」のことを指します.「神戸市に住む人」という意味で「神戸市民」と言ったりもしますが,ここでは,「特定の行政単位に住む人」という意味ではありません.「個人で自分の意見を持っている人」とか「権利を行使し,義務を果たす人」といった意味です.赤ん坊や幼児,子どもは大人と同じような判断力がなくて「市民」とは認められないという意見もあるでしょうが,ここでは,人権を持った人は誰でも「市民」ということにします.赤ん坊はやがて意見を持ちますし,おじいちゃんもきっと意見を持っていたはずです.よそから来た人にも,当然,意見があります.ですから赤ん坊の△△ちゃんは(まだ税務署で納税はできせんが)「市民」です.認知症の○○のおじいちゃんも,モスレムで日本に来たばかりの□□の奥さんも,みんな「市民」なのです.

 

当然,障がい者も,誰に恥じることのない「市民」です.

 

 (ここからは障がい者に向けて書きます)

 

 「市民」であれば,権利があると同時に義務があります.「権利/義務」は片方だけでも行使できるようにも思いますが,それは誤解です.原理的にできません.「わがまま」な主張は,健全な倫理観から「許されない」のではなく,「主張」として成り立たないのです.例えば,ある人だけに生じた不自由を主張して,施設のどこかを直してもらうとします.それは確かに,最初は個人の要求でした.しかし,行政や企業の担当者が誠実に取り上げて,どうしたらいいのだろうと当事者といっしょに考え始めた時点から,それはすでに「個人の要求」ではなく,「公(おおやけ)の要求」になるのです.なぜなら,同じ不自由を感じている人は誰でも,その不自由さから解放されるからです.社会的に障壁だと気付かなかったことが,ひとりの主張や要求によって皆が気付けるのです.その時,社会がほんの少し変わるでしょう.その人は「権利」を行使するとともに,立派に「義務」を果たしたのです.

 

 障がい者や病人や,見知らぬ土地に来たばかりの人は,その土地に住む人と,あまり大切な話をした経験がありません.どうして大切な話をしないのでしょう? 障がい者の例で言えば,まず第一に,社会的主流にいる人とは主張が異なります――マヒがあって大きな扉(とびら)が開けられない,視覚を使わないので触れなければ理解できない,聴覚を使わないので視覚言語(=手話)や書き文字でなければ理解できない.だから,わたしに変わって扉を開けてほしい,触(さわ)れるようにしてほしい,視覚言語や書き文字を使ってほしい.多くの人にとって,このような要求は奇妙に聞こえるのかもしれません.ですから今までは,大抵の場合,このような要求を主張しても「わがまま」だと言われたり,おだやかに無視されたりしてきました.第二に,社会的主流にいる人の言語,つまり普通のしゃべり言葉(ことば)を使ってご両親や介助者が本人の主張(だと信じていること)を代弁してきたので,その人なりに論理を組み立てる練習ができていないのです.

 

 しかし,いくら説得力があっても,皆に伝わらないのでは主張になりません.「十分な理由」を共通の言葉(ことば)で示すことは,経験のあまりない人にとって大変です――本当に大変です――が,何が言いたいのかが わかるように説明する責任があります.言ってもどうせ「わがままを言うな」と怒鳴られたり,無視されるだけだとあきらめていては,いくら待っても伝わりません.

 

☆   ☆

 

 もう一つ,自分の不自由を主張するときに,ぜひ考えてもらいたいことがあります.それはさまざまな属性を持った他者の存在です.これも障がい者の例で説明しましょう.

 

 世の中には,実にさまざまな障がい者がいます.と言うか「障がいの社会モデル」では,社会の主流にいない人は誰でも,生活をしたり,仕事をする上で,いろいろな不自由を感じています.その不自由さは,別の障がい者にわかる場合もありますが,多くは理解できません.

 

 わたしは右半身のマヒがあり,失語症もあります.ですから,言葉(ことば)の出ない歯がゆさは――自分の内言語では,もちろん何を言うべきかがわかっているだけに.そして,うまく言語化できないと,自分でも考えていたことが思い出せなくなるので――痛いほど感じます.しかし,聴覚を使わない ろう者が太鼓の演奏会で感じる空気の振動感や躍動感は,説明を聞くまで,本当のところはわかりませんでした.ていねいに説明をしてもらったから,空気の振動から音楽を楽しむ術(すべ)がわかったのです.

 

 ろう者が太鼓の演奏会で感じる空気の振動感と同じように,新奇な感覚は社会的な主流に属する人ばかりでなく,ほかの障がい者にもわかりにくいのです.しかし,複数の障がい者が自分の不自由さだけを主張するのでは,聞く方は困ってしまいます.どうしていいかわかりません.そこは心を広く持って,自分以外にもさまざまなことに不自由を感じる人がいるという前提で,共に不自由を感じなくする方法を探るべきです.そうしないと「市民」として「権利/義務」を行使することにはならないと思います.それよりも「共に不自由を感じなくする方法」を探ることで,思いもかけなかったアイデアが湧くものです.

 

 一人ひとりの多様さを,皆で感じ,考えてみることにしませんか? そうして産み出される社会は,今よりも,ほんの少しだけ暮らしやすくなると信じて.

 

 いかがでしょうか?

 

 

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館
寒い時期が過ぎ、ようやく暖かい季節がおとずれました。
生き物たちも元気に動きはじめ、自然がにぎやかになってきますね♪

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ひとはくは4月もイベントやセミナーなどで盛りだくさん!!

 新年度を迎えるにあたり、お知らせがございます。この3月をもって3名のフロアスタッフが卒業することになりました。

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フロアスタッフとして活躍されていました、「おの」さんが卒業されます。
フロアスタッフの中で一番長く勤められたベテランです。
いつもニコニコとした明るい笑顔でみなさんとの触れ合いを大切にされ、まるでお母さんの様なあたたかさで見守っていてくれていました。
イベントでは、マツボックリやドングリといった自然を使ったイベントを多くされており、自然との関わり方を上手に教えてくれました。

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今年からフロアスタッフとして活躍されている「いわき」さんです。
笑顔がとても素敵で優しく、いつでも彼女の近くは「春」のようにほがらかな空気でつつまれておりました。
お客さまからもスタッフからも大人気の方です!
お客さまとのコミュニケーションを大事にされ、イベントでも多くのお客様を明るく楽しませ、一緒に働いている私たちにとっても本当に良いお手本となる方でした。

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最後に私、「たなか ひろし」です。

みなさま今まで本当にありがとうございました!

春は別れもありますが、新しい出会いの季節でもあります。
4月からは新しいフロアスタッフが加入し、みなさまをご案内させていただくことになります。

私たちフロアスタッフは博物館を通じて、みなさまに色々な経験と思い出を持って帰ってもらえるように、これからも頑張っていきたいと思います。

今後とも是非、よろしくお願いいたします。

                                フロアスタッフ  たなか ひろし







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3月21日(土)「魅せる標本てん」の設営を行いました。
この展示は、2014年4月から2015年3月にかけて開講した、人と自然の博物館のセミナー「魅せる標本つくり隊−植物と昆虫のすてきな展示づくり−」の、一年間の成果です。
短期間の展示ですが、ぜひごらんください。

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春から秋にかけて、博物館のまわりの深田公園をフィールドに、各自が気に入った植物や昆虫を集め、標本を製作しました。

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冬、何やら工作をしています。「図工の時間」のようです。

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3月21日、いよいよ設営です。

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完成しました! かなり、達成感あります。

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遠目に見ても美しいよう、工夫いたしました!
(展示制作:足立千恵・近藤フミ子・高見咲恵・辰巳淳子・中川貴美子・本田邦視・高橋 晃・八木 剛)

標本は、必ずしも、専門的な研究のためだけのものではありません。
少し努力すれば、どなたでも、このような標本や展示をつくることができます。
やってみようかな!と思う方は、2015年度の本セミナーにご参加ください。
4月開講です。いっしょに達成感を味わいましょう。

(八木 剛)

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きょうのけんちくかの日の様子です。みんな楽しく自分のまちを完成させました。
あすも開催します!
みなさま、ぜひお越しください。

(フロアスタッフ いしくら)

ユニバーサル・ミュージアムをめざして65

 

さまざまな人が創る社会-1

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

 

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平成26年度「障害者週間のポスター」最優秀賞(小学生の部)
玉名市立玉名町小学校四年  両角 藍さん(熊本県)

 

 「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」,通称「障害者差別解消法」が2013年(平成25年)に成立しました.この法律には国際連合(=国連)の条約:「障害者の権利に関する条約」をめぐって,ちょっとした歴史があります.この条約はすべての障がい者の尊厳と権利を保障するための人権条約です.国連では2006年に採択され,日本も早く受け入れるつもりだったそうです.ところが日本の批准に対して,日本国内の主要な障害8団体で結成しているJDF(日本障害フォーラム)から待ったがかかりました.それは「日本の法律では,障がい者の権利が、きちんと保障されていない」からでした.批准してこの条約を認めるという前に,ちゃんと国内法を整備しなければいけない.ということは,言い換えれば「『障がい者の権利を保障して,差別を禁止する』日本の世論は十分に高まっていない」と指摘を受けたのです.そこで日本は2011年に「障害者基本法」を改正して,基本的な考え方を整理し直すことにしました.結局,日本の批准は2014年になりました.

 

 「障がい者を差別してはいけない」というのは当然のことです.しかし,何が差別になり,何が障壁(しょうへき)になるのか,たいていの人は戸惑うことがあるでしょう.そんな時は,本当に「障がい」が何だったのかイメージできません.イメージできないから「結果的に差別してしまう」ことがある.ことさら差別する気はないのです.しかし,そのために障がい者は,社会に出て働いたり,自分の立場で意見を言ったりできなくなる.これは大きな社会的損失です.このようなことをなくしましょうということで,「障害者差別解消法」は作られました.これで障がい者の権利を保障する気運は作られました.

 

 もちろん人のこころはさまざまですし,中にはあからさまな差別をする人も,現実に,います.「障がい者の権利を保障する」と言っても,まだ気運が整っただけです.この法律ができたのだから,今すぐ実践すればよさそうですが,なかなかそうはいきません.そのために,皆さんに「障がい者の権利」とか「差別の禁止」とかの意味をよく理解してもらおうと,準備期間を3年ほど設けたのです.施行は2016年(平成28年)4月の予定です.ずいぶん悠長(ゆうちょう)に思えますが,「差別の解消」は,それほど時間をかけなければ実現しないということです.

 

☆   ☆

 

 わたしは失語症の方としゃべっていて,困った顔をされたことがあります.どんなことを言った時かというと,わたしは,

 

「多くの人は『障がい』をネガティブなものと捉えがちです.ところが、見方を変えればポジティブに捉えることもできます.例えば,ろう者は手話で示された多くのジェスチャーを順に覚えて会話をしますが,これはろう者以外にはできません.ろう者にとって手話は母語の人も多いのですから,当たり前といえば当たり前です.聴者(ちょうしゃ:聞こえる人)の発話言語(=音声を発して意味を伝える言語)と同じように,ジェスチャーを覚えなければ手話のコミュニケーションは成り立ちません.

 

盲人も同じです.盲人にとって指先は目のようなものです.ものに触れることで,いろいろなことを認識します.ものの大きさや形,質感,光沢といったものまで認識できるのです.そのイメージの再現力は,目を使う人には及びもつきません.この鋭い指先の触覚があるからこそ,点字で意味を記録し,イメージを伝えることができるのです.

 

失語症者や高次脳機能障がい者は,なかなか言葉が出てきません.しかし,言葉になる前の〈ことば〉,つまり内言語(ない・げんご)では,しっかりものが考えられる人がいます.そうして考えたことの中には,当事者でなければ思いつかなかったことも,きっと多くあるはずです.

 

「障がい」とか,「障がい者」というと悪いイメージばかりを持ちがちですが,わたしも含めて失語症者や高次脳機能障がい者は,「~が足らない」のではなく,「他の人にはない~の長所がある」のだと考えることはできないでしょうか?

 

 これを聞いていた失語症者は困った顔をされました.

 

「失語症の長所って何ですか?」

「私は失語症でよかったと感じたことは一度もありません」

 

このように,おっしゃったのです.わたしは,そんなネガティブに考えなくてもいいのではないかと思いましたが,ポジティブに評価する理屈は,残念ながら,とっさには思いつきませんでした.でも絶対に,どこかいいところがあるはずです.でなければ,人間として価値があるのは,人生の盛りである「若者」の一時期だけということになりかねません.「若者」以外の大部分の人は,全員,どこかが欠けた人です.

 

 でもちょっと待って下さい.若者だけが完全な人間ではありませんよね.そんなことは当たり前です.赤ん坊には赤ん坊の才能があり――事実,赤ん坊には共感覚や写真のような記憶能力があるのだが,〈ことば〉の獲得とか象徴性の獲得とともにその能力を失うという話があります――,思春期の少年・少女には,おとなには見えない「過去」や「未来」がチラチラと見えてしまうというのは,都市伝説に過ぎなかったとしても,よく聞く話です.高齢者が互いに矛盾したことを共に認める能力がある――「清濁併せ呑む」――のは,長い人生の結果だと思います.だとすると失語症者や高次脳機能障がい者も,少し視点を変えただけで見え方ががらりと変わり,ポジティブな資質になるということが,きっとあるに違いありません.先ほど挙げた「内言語の沈思」はポジティブな資質ではないでしょうか.だとしたら,後は当事者の出した結論を聞き取り,普通の〈ことば〉に直す才能を持った「翻訳家」がいたら,「内言語の沈思」の結果は社会でおおいに役立つでしょう.

 

☆   ☆

 

 ひとはくを始めとする多くの公共施設は,バリアフリー・デザインやユニバーサル・デザインに取り組んできました.法律では,このような工夫を「環境整備」と呼んでいます.バリアフリー・デザインでは,目に付いた欠陥を直すことで,さまざまな人がスムーズに活動できるようにします.例えば段差があるときは,ゆるやかなスロープを渡すとかの工夫があると,たいていの車イス利用者や足もとが不安定な高齢者も安心して上り下りができます.ユニバーサル・デザインは,バリアフリー・デザインよりも,もっと多くの人が利用しやすい工夫を言います.理想としては,すべての人が使いやすくできれば,それに越したことはありません.

 

 それにしても「すべての人が使いやすい」デザインって,いったいどんなデザインなのでしょう? そんなことがありえるのでしょうか?

 

 わたしは,厳密にはありえないと思っています.しかし,ひとはくを始め,多くの公共施設が,現にユニバーサル・デザインを取り入れてきました.その理由は,ユニバーサル・デザインなら誰にでも「平等」に設計できるからです.公共施設では,何よりも見かけの「平等」が大切です.だから,そうしてきたという背景があると思います.法律で規準が決められたバリアフリー・デザインや,マニュアルに従ったユニバーサル・デザインです.現実にそれを使う障がい者には,どういうわけか計画に意見を言ったり,実地に使って確かめてみたりといった機会が,あまりないように思います.意見も聞かない,確かめてみることもしないために,公共施設では,使いたくても使えないといったことが,実は,よくあります.

 

 それは「体のいい差別」だと感じています.「バリアフリー」とか「ユニバーサル」とか言っているだけに,よけい質(たち)が悪く感じられます.

 

 さまざまな立場の人が集まって意見を出し合い,互いに自分以外の人の主張を尊重しあって,少しずつ,ひとつのものを創り上げていく.それは元来,すてきなことですが,手間もお金もかかります.しかし,今までそうした手間やお金をかけてこなかったことの方が不思議です.必要なことにまで手間とお金を惜しむのは本末転倒です.新しい「障害者差別解消法」は,障がい者の人権を守り,障がい者の権利を保障するための法律です.それは「さまざまな立場の人が集まって意見を出し合い,互いに自分以外の人の主張を尊重しあって,少しずつ,ひとつのものを創り上げていく」ことの保障でもあるのです.

 

 新しく何かを公共財として創り出す.その試みに,わくわくしませんか?

 

 この稿は続きます.次は障がい者の側の責任について書こうと思います.

 

 

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

梅の花も咲き、本格的な春が近づいてきました。
進学、卒業、就職など、生活環境が変わるかたは
新生活の準備はいかがでしょうか。


さて、3/14、15にフロアスタッフとあそうぼう

「モールでダンゴムシをつくろう!」を行いました!
水色、黄緑、ピンク、オレンジ、全部で4色。
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まずはダンゴムシのお話から。
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みんなが見たことがある、ダンゴムシ。
そんな身近な生き物の豆知識をご紹介しました!


作り方を説明後、早速作業開始!

少し難しい、足をつける作業は、お父さん、お母さんと。
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うまくできるかな?


本物のようにまるみをつけて、完成!
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カラフルなダンゴムシができました!
とっても可愛いですね(*^^*)♪

ご参加くださいましたみなさま
ありがとうございました!


次回のフロアスタッフとあそぼうは、
3/21、22の「けんちくかの日」です!
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自分のお家を作って、町を完成させましょう!

みなさんのご参加、お待ちしております!

 

フロアスタッフ きただにさやの

 

■■■ 4月開講セミナー ■■■
 2015年度一般セミナーの申し込み受付はもう始まっていますが、4月に実施予定のセミナーの〆切はもう目の前!!
 一般セミナーはいずれも先着順ではありませんが、お早い目にお申し込みください。定員を超えた講座につきましては抽選により受講者を決定します。
 申し込み〆切日を過ぎても定員に満たない場合は、お申し込みを受け付けることがあります。詳しくはお問い合わせください。
 なお、お電話でのお申し込みはできません。

    http://www.hitohaku.jp/musepub/SeminarTop.aspx

 下の表からセミナーのタイトルを選ぶと詳細が確認できます。またそのままWebから受講のお申し込みもできます。
 ぜひ、お申し込みください。

 ※館外で実施するセミナーの場合、詳しい集合場所や時刻、持ち物、天候による実施の有無等については、受講が決定された方あての受講証にてお知らせしております。

2015年4月実施のセミナー

開催日 セミナータイトル ジャンル
2015/4/3(金) J01 タネから育てる希少山野草 体験する講座
2015/4/4(土) E01 都市の歩き方・名所編 大阪市天下茶屋・北畠界隈を歩く 体験する講座
2015/4/5(日) A01 水を訪ねる 見る講座
2015/4/5(日) B01 タンポポを調べる(全4回) 体験する講座
2015/4/9(木) B02 日本一の里山、北摂地域の早春を観察しよう! 見る講座
2015/4/11(土) F01 虫や花のたのしい展示づくり 考える講座
2015/4/18(土) E02 都市の歩き方・名所編 大阪市玉造・深江界隈を歩く 体験する講座
2015/4/18(土) J02 愛蜂家基礎講座・上級(全4回) 体験する講座
2015/4/22(水) D01 カラスによるゴミ被害を解決しよう! 考える講座
2015/4/22(水) B03 一庫公園の里山の植物を調べよう(全5回) 体験する講座
2015/4/25(土) B04 芦屋市奥山地域で植物観察の方法を学ぶ 体験する講座
2015/4/26(日) B05 マツバラン観察会 体験する講座
2015/4/26(日) B06 植物多様性講座-植物の形を調べる(全9回) 考える講座
2015/4/26(日) C01 ユース昆虫研究室(全12回) 体験する講座
2015/4/28(火) D02 セアカゴケグモの生態と被害対策 基礎講座
2015/4/29(水) D03 春の川は水生昆虫だらけ:生田川編 体験する講座

是非ご参加ください。
生涯学習課
大変長らくお待たせをしておりましたが、2015年度の一般セミナーのお申し込みを受付させていただいております。


 下記のページからセミナーの一覧をご確認ください。
     http://www.hitohaku.jp/musepub/SeminarTop.aspx

 月ごと 分野ごと 講師ごと に見ていただくこともできます。

 また、お手元に印刷して残しておかれたい場合は、セミナーガイド2015のPDF版をダウンロードしていただくこともできますので、こちらもご活用ください。ファイルサイズは約2.6MBです。

    http://www.hitohaku.jp/seminar/files/2015seminar_guide.pdf

 年度の途中でセミナーが追加されることもございますので、時折ホームページのセミナー情報をチェックしてみてくださいね(o^^o)



 
  今回は一般セミナーのうち、じっくり学びたいという方を対象に、複数回(2回~12回)にわたり開催し、より深く専門分野を学んでいただける「じっくりセミナー」を設定(12講座)しています。

じっくりセミナー

初回開催日 セミナータイトル ジャンル
2015/4/5(日) B01 タンポポを調べる(全4回) じっくり
2015/4/11(土) F01 虫や花のたのしい展示づくり じっくり
2015/4/22(水) B03 一庫公園の里山の植物を調べよう(全5回) じっくり
2015/4/26(日) B06 植物多様性講座-植物の形を調べる(全9回) じっくり
2015/4/26(日) C01 ユース昆虫研究室(全12回) じっくり
2015/5/22(金) D04 生態学基礎講座 じっくり
2015/6/27(土) F04 多様性生物学リサーチ・トレーニング じっくり
2015/8/23(日) A11 火山灰を調べる(全5回) じっくり
2015/8/29(土) B21 きれいな植物標本をつくろう(全2回) じっくり
2015/10/3(土) B26 植物画を描こう(全2回) じっくり
2015/12/12(土) D15 センサーカメラを使った動物の撮影調査(全2回) じっくり
2016/2/27(土) A13 顕微鏡で花粉化石を調べる じっくり

タイトルをクリックすると詳細が見られます。
受講申込も続けてホームページ上でできます。是非ご参加ください!!
生涯学習課

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3月もたのしいイベントがたくさんありますよ!
 

1日中あそべる「うきうきワークショップ」は、小さなお子様でも気軽にご参加いただけるイベントです。

3/24(火)・25(水)・26(木)「とっても簡単!化石のレプリカづくり」
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3/27(金)「ちょうちょ・ペーパークラフト」
3/31(火)「ミニチュアジャングルをつくろう!」

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いずれも、

時間 10:30~11:30 / 13:00~16:00 

場所 4階ひとはくサロン

時間内はいつでも参加OKで、材料がなくなりしだい終了となります。

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▲くわしくは、こちらをクリックしてください。

  2015年のうきうきワークショップ年間予定 

▲くわしくは、こちらをクリックしてください。

                                        (フロアスタッフ まつだ)

3月1日、朝からちょっぴり冷たい春の雨が降るなか、Kidsサンデーがおこなわれました。

◆『小さな化石☆ラボ』
 化石博士と一緒に石ころ調べや化石のレプリカづくりを楽しみました。
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◆『か・せ・き☆プレイルーム』
 本物の化石を触って、小さな化石は顕微鏡で見て、触ったり見たりした化石のぬりえをしました。
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◆展示『しゅくがわダイナソー』
 西宮市立夙川幼稚園の皆さんが制作した恐竜をテーマにした絵画や、立体作品『タンタンすべりだい』を展示しました。
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『タンタンすべりだい』は大人気!
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『デジタル紙芝居』も「丹波の恐竜タンタン」のお話で、満員御礼でした☆
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他にも『パネルシアター』など館内では多数のプログラムが実施されました。
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雨のなか、お越しくださった皆さん、本当にありがとうございました。
そうそう、この時季に降る雨は「木の芽起こし」と呼ばれるそうです。
木の芽の目覚めさがし、楽しいかもしれませんね(*^^*)
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新年度のKidsサンデーは5月3日(日)からスタートです。

3月、4月の別れと出会いの季節をこえて、またひとつ大きくなった
キッズの皆さんに会えるのを楽しみにしています。
     
          (たかせ ゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

もうすぐ桃の節句ですね。

ひとはくサロンに「おひなさま」を飾りましたよ。
2/21(土)・2/22(日)のフロアスタッフとあそぼう!で 完成した手作りのおひな様です。

着物を着せて、柄を塗って作りました。
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ひとつひとつ個性的に仕上がっていますよ。
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展示期間は3月29日(日)までです。

みなさんも ひとはく雛 見に来てくださいね。

~3月のイベント予定~

 毎週土日13:30~ フロアスタッフとあそぼう!   
  1日(日)「くるくるとぶタネ」 植物のタネの模型を作って実際に飛ばしてみよう!  
  7日(土)・ 8日(日)「画はくの日」 展示をみながら絵を描こう!    
  14日(土)・15日(日)「「モールでダンゴムシをつくろう」 ダンゴムシのカラフルな模型をつくるよ。      
  21日(土)・22日(日)「けんちくかの日」みんなで町をつくるよ 。   
  28日(土)・29日(日)「たんぽぽコースター」たんぽぽの花はどんなかたちかな?

 春休み期間は~ うきうきワークショップ 10:30~11:30・13:00~16:00   
 24日(火)・25日(水)・26日(木)「とっても簡単!化石のレプリカづくり」 アンモナイトのレプリカだよ。   
   27日(金)「ちょうちょ・ペーパークラフト」 チョウの模型を作ります。   
 31日(火)「ミニチュアジャングルをつくろう!」ジャングルで立体カードをつくろう!

※詳しくは ひとはくHPをご覧ください。
みなさまのご参加をお待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ

2階展示室にやってきたひとはく博士は、巨大な何かを発見!

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長さは約70㎝、博士とくらべても大きいことがわかります。

まるでジャックと豆の木のようじゃな...

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さっそく虫めがねをとりだし調べる博士、すると...

これは...モダマじゃ!

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モダマはサヤが1mにもなる、マメ科つる性の植物。日本では沖縄のほうで生育しています。

名前の由来は種子が海に流れ着いてくることから、海藻の種子「モダマ(藻玉)」とついたそうです。

こちらのモダマはもちろん本物。さわってみてくださいね。

タネは5㎝くらい、平べったいカタチをしていますよ。
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▲モダマのタネは、4階ひとはくサロンカウンターにあります。

またタネ関連のイベントとして、熱帯の森の大きな木が落とすタネの模型を作ることができます。
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2/28(土)・3/1(日) フロアスタッフとあそぼう「くるくるとぶタネ」

時間:13:30~14:00 場所:1階展示室
定員:20名(参加費無料)

※当日10:00から4階ひとはくサロンにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。

(フロアスタッフ まつだ)

2月14日(土)、2月15日(日)にフロアスタッフとあそぼう、「川でさかなつり」を行いました。

s-P1030786.jpg小さなお子様から大人の方まで、楽しく魚釣りをしていました。


下流に生息する大きな魚(カムルチーやブラックバスなど)
をたくさん釣ってきてくれました!!











s-P1030797.jpg川にはたくさんの魚が泳いでいたので、
どの魚を釣るか迷ってしまう子も。















s-P1030814.jpgたくさんの種類の魚が同じ川でも、
上流・中流・下流と違う場所で、違うエサを食べながら生活し、暮らしていることを
参加してくださった方にお伝えしました。














みんな楽しく遊びながら学べました。また色々なイベントに参加してくださいね♪♪

(フロアスタッフ  たなか)




ヤドリギは漢字で書くと「宿り木」で、字のとおり木に宿る寄生植物です。といっても緑色の葉をもち、自分で光合成もするので、半寄生植物といわれます。

一昨日、植物研究家の小林禧樹さんが、ヤドリギをもって来て下さいましたので、4Fひとはくサロンに展示しました。

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小林さんは、2か月ほど前に、神戸市北区有野町で、高さ約15mのニセアカシアの木に、ヤドリギが付いているのに気づいたそうです。その木が工事で伐採されることになったので、工事の人に頼んでヤドリギを取っておいてもらうことにしたのだそうです。


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標本にする分以外に、枝についたままの直径1mほどもあるヤドリギを残してくれていたので、そのまま枯らすのはもったいないということで、ひとはくまで運んでくださいました。

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ヤドリギはふつう木の高いところについているので、遠くからボール状になった姿を見たことがある人は多いかもしれませんが、すぐ目の前でじっくり見る機会はそう滅多にあるものではありません


寄生している枝ごと水につけた状態で展示しましたので、しばらくは枯れずにいるだろうと思います。

この機会にぜひご覧ください。

 

「ヤドリギの種子散布者」と呼ばれるキレンジャクも展示しています。

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ヤドリギの果実は液果で、中にある種子は粘液質の果肉に包まれています。その実をキレンジャクやヒレンジャクが食べ、糞として出された種子が別の木の上に粘着して、そこで芽を出し、また新しいヤドリギが寄生生活を始めるのだそうです。

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残念ながら、展示しているヤドリギは、果実がすでに落ちた後で、右側の写真のような果実は見られません。

しかし、たった一つだけ残っていました。それが左の写真です。直径1cmにも満たない大きさですが、きれいな黄色でかわいらしい実です。
展示したヤドリギのどこに付いているか、探しに来てください

かわいいキレンジャクも、みなさんが来られるのをお待ちしています。

                                  (高橋 晃)

ユニバーサル・ミュージアムをめざして64

 

「ハンナ・アレントの『人間の条件』考」へのコメントなど

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

 わたしは「サイエンス・サロン」という市民団体のお世話をしています。Eメールや手紙を通して、科学に関してしゃべり合うという主旨の団体です。わたしが人類学や霊長類学に興味を持っていますので、テーマはどうしてもそちらに傾きます。でも人類学や霊長類学というのは、元来、世の中の問題を考えてみるのに相性がいいのです。そのおしゃべりや議論から、ひょっとしたら、普段、自分が思ってもみなかった新しい何かが生まれるかもしれない。そこでは専門家もシロウトもない。時どきは実際に集まってみると、もっと楽しい。形式張らない、ある意味でルーズな集まりです。形式や約束に囚(とら)われず自由に語り合う(当然、他人にも形式や約束を強制しない)というのと、議論は良識を持ってするというのが、ルールと言えばルールでしょうか。その「サイエンス・サロン」の参加者が、「『人間の条件』考-1」「『人間の条件』考-2」を読んで感じたことを書いて送って下さいました。その内のいくつかを紹介します。プライバシーに配慮して、一部、書き替えましたが、文意は変えないように気を付けています。「サイエンス・サロン」の参加者には、ひとはくブログに書いてもいいと同意をもらいました。

 

 どの方もアレントの『人間の条件』そのものではなく、小玉重夫さんが『難民と市民の間で』で取り上げた学校教育に集中してコメントを下さいました。ある年配の男性からは、次のようなお手紙をいただきました。

 

 

 スクール・カーストがあるとか 学校が監獄や難民収容所のような状況にあるとかが、日本の学校でも現実の実情としてあるのでしょうか。

 

 私の経験では、そんな話は全く信じられません。昭和20年(1945年)生まれの私の小学生時代には、先生方(私の場合 6年間で 4人の女の先生でした)は 我々生徒を平等に親切に育てて下さったと思います。現在の日本の学校は、ハンナ・アレントの書いた本にあるような状況になっているのですか。どなたか、現在の学校の様子を教えて下さい。

 

 私個人の思い出で言えば、小学校に入った時、幼稚園の様なお遊戯が無くなって、学校へ行くのが楽しくて仕方ありませんでした。小学校5、6年生の頃は、色々と生徒会がらみの役についたりしていましたので、卒業式の時は役から離れられる開放感で嬉しくてたまりませんでした。

 

 生徒会の役員には、志願してなるのではなく、全く立候補する事なく、学級会の無記名投票によって振り分けられる方式でなる仕組みでした。それで、成りたい役に就けるかどうかは、投票が終わるまで分かりませんでした。しかし、5、6年生になれば、学級会だけではなく、学校全体の生徒会での役が回ってくる仕組みだとは、皆 納得していた事だったと思います。生徒会で決めた事について、一々先生方に文句を言われた事もなかったようですし、当事の小学校のどこを探しても監獄や難民収容所のような所は、ありませんでした。

 

 

 現在、わたしは60歳になります。大阪市の公立中学校に通いました。そこでは家庭で満足に食事ができず、よく貧血で倒れ、あることがきっかけで教員やクラスの子どもと折り合いが付かなくて学校に出てこなくなった女の子や、成績は抜群によかったのに、学費が出せないからと中学を卒業してすぐ就職した男の子、卒業間近になって一家で夜逃げをし、実質的に中学校を卒業できなかった女の子などがいました。このような話は、わたしの子ども時代には嫌になるほどありました。全部、わたし自身の身近で起こったことです。お手紙を下さった男性にその話をし、今だけでなく、わたしの時代にも、学校現場の「監獄」化や「難民収容所」化は本当にあったことを説明しました。

 

 すると、ご自分でもお子さんを育てながら働いておられる女性が、次のように書いて下さいました。

 

 

 何らかの理由で家族や肉親と暮らせない児童養護施設の子どもたちや、沖縄の基地で働くアメリカ人の父に棄てられた母子家庭の子どもたちを招待するキャンプに参加したことがあります。子ども達はみんな、小ぎれいな身なりをして、部外者の私にも、にこやかに接してくれました。しかし、キャンプ中、その日の感想を書く時間に、驚きとともに強い悲しさを感じる出来事がありました。彼らは小学3年生以上だったのですが、ひらがなを正しく書けない子どもがとても多かったのです。自分の名前でさえ、怪しい漢字で綴(つづ)る子どももいました。

 

 彼らの多くは過去十分な教育を受けられずにいたり、現在も受けられずにいます。親からネグレクトや暴行といった虐待を受け、生きて行くのに精一杯の状態であることも多いのだそうです。もちろん、施設や集まりの中で学習の補てんはなされていますが、追いつけないのが現実です。

 

 2013年TBSで放送された「ブラックボート」というドラマで、そういった学力に問題のある生徒がイジメの対象となり、学級崩壊の原因となる様子が描かれました。「スクール・カースト」の出現の過程はいろいろあるかと思いますが、現代では、学力格差がその大きな要因となっているような気がします。

 

 子どもの教育にいくら費用がかけられるか、どれだけ時間がかけられるか。

 

 当時、「スクール・カースト」という言葉は知りませんでしたが、学校での生き辛さの一端は、親が生むものかもしれないと思うと、悲しさと憤りで涙が止まらなくなりました。

 

 

 また別のある男性は次のように書いて下さいました。

 

 

 小学4・5年生の頃だったと思います。私は休憩時間にふざけていて、同級生に差別用語を使って罵ってしまったのです。勿論、心から発したのではなかったのですが、その同級生は大きく泣き崩れてしまいました。

 

 私は謝ることが出来ませんでした。意地を張ったとか、非を認めなかったのではありません。軽率に発した言葉が、相手にこのような大きな心理的衝撃を与えたことがショックで、声も出なかったのです。周りにいた同級生は、それをとがめることも無く、先生から注意されることもありませんでした。しかし、その出来事は「心のしこり」となって、50年以上経った今も私を苦しめ続けています。

 

 スクールカーストという言葉は、最近になって時々耳にするようになりましたが、私の小学生のころにも、それに似通ったものが有ったように思います。

 

 クラスの中には、上位、中間、下位的なグループがあって、上位のグループに属するのは、成績が良く家業が地域の名士や、教員・公務員・銀行員と言った家の子供、中間は、普通の成績で会社員や商店・農家の子供、そして下位はそれらにあたらない子供たちです。現在のスクールカーストは、コミュニケーション能力や、空気を読む能力が、その階層付けのポイントになっているようで、その点は随分様変わりしているように思いますが、クラスの中に序列や階層が存在することは、変わらないように思います。

 

 

 もちろん学んだ地域と時代によって、受けた教育には差がありました。次に紹介するのは関東で小学校時代をすごされた女性からのコメントです。

 

 

私が小学校教育を受け始めたのは戦後5年しかたっていない時でしたので、それまでの軍国教育から解放されて、一気に民主主義教育をしなければならなくなった頃のことです。兄たちは教師のそうした転向を目の当たりにしなければならなかったでしょうが、幸いに私は民主主義教育そのものの新鮮な時期に東京都の公立小学校で学ぶことが出来ました。

 

ただ、その当時は外地からの引き揚げ者や都市へ移動してきた人々(私の家族もそうですが)で急激な人口増加により、小学校の数が足りず、小学3年まで60人学級の二部授業というすさまじい状況でした。後で二つの小学校が分かれてできた時代です。そうした中では、先生一人が120人の生徒の面倒を見ていたことになりますので、一人一人に目を行き届かせるというようなことはおそらくなくて、毎日の授業をこなすだけであったろうと思います。4年生になってやっと50人クラスの一部授業になったのではないかと思います。

 

今思い出すと、先生はよく家庭訪問をしていたように思います。約束なくぷらっと。それが特別扱いではなく、どの子の家にも行っておられたようでした。卒業後大人になってからわかったことでしたが、クラスの中に在日コリアン(男子)がおられたようでしたが、日本名でしたので、私たち子供も父兄も全く知らずにいました。そのことを知ってから、そういえばと思いだしたことでは、先生がその子によく教室内で「上目遣いに人を見るな」と言っておられたのを思い出しました。彼は大人になってからその時のクラスのクラス会をやろうと奔走したり、先生とは全て意思が通じているようでしたので、卒業後も先生と交流があったのではないかと思います。先生の注意はおそらく、卑屈にならずに、堂々と生きろというエールではなかったかと思います。

 

先生は大学卒業したての先生でしたから、新しい民主主義教育を良い方向で実践していこうとしておられたのではないかと思います。同学年には5クラスありましたが、私の印象では、あともう一人の女の先生が同じような雰囲気を持っておられたと思います。ただ、暴れん坊の男の子たちは良く廊下に立たされ、まだビンタなど受けていたようでしたが、まだその時代には父兄も教師をとがめることはありませんでした。その暴れん坊グループも先生を慕っていましたので、良いこと悪いことの判断に納得が行っていたのかもしれません。今ではもちろん体罰に訴えるべきでなないと思います。

 

そうした雰囲気で過ごすことが出来ましたので、三谷さんの文章を読んで大変驚き、教師の質の低下を考えさせられました。その後、私は私立に行きましたので、やはりあまり問題を感じずにいました。

 

 

 最初にご意見を寄せて下さった男性は、わたしが書いたことに対して、改めて、次のように書き送って下さいました。

 

 

 我家は共稼ぎでした。妻は三交替勤務の看護婦でしたので、子供の学校行事には私が行く事も多くありました。子供の小学校では、長男の5・6年での担任の女先生が頼りなかったです。子供の事に余(あま)り関心がないように見られました。長女の5・6年の担任の先生は、私が教えていただいた様な(熱心な)女先生でした。長女が卒業した後も、学校へ勤務途路の先生にお会いすると、娘の事を色々聞いて下さったものです。

 

 世の中が豊かになり、何となく暮らして行けるようになって、一生懸命に生活していた頃の気持ちが 世の中の人々から失われてしまったのかも知れません。

 

 

☆  ☆

 

 わたしが使っているコンパクトな百科事典(マイペディア PC版)によると、哲学というのは「〈現実〉の整合的・体系的説明とその批判」だそうです。たとえば歴史で言えば「誰が行ったか」ということではなく、「なぜ、そうするのか」という疑問に答えようとする試みだと思います。わたしが行っている人類学や霊長類学と深く重なります。

 

 大阪大学の総長を務められた哲学者の鷲田清一さんは、お書きになる文章が分かりやすいことで有名です。その鷲田さんが最近書かれた岩波新書の『哲学の使い方』という本に気になることが書いてありました。病院でお医者さんが患者さんを診るのは臨床医学ですが、それと同様の意味で「臨床哲学:139~214ページ」ということをおっしゃるのです。つまり、哲学はあんまり難しい言葉を使いすぎていて専門家だけのものになっているが、それではいけない。たとえば、患者さんに対して病気やケガの状態を説明する時、専門家であるお医者さんは専門家でない患者さんに分かるように説明をしようとする。哲学者もそうあるべきだとおっしゃったのです。

 

 その通りだと思います。

 

 その意味で、ハンナ・アレントは、あまりにも考えたことを直接的に書きすぎていたのかもしれません。わたしも、『人間の条件』を読んでそのままでは「ひとはくブログ」に載せる感想にならないと思ったので、『人間の条件』の応用編として、教育の問題に強い関心をお持ちの小玉重夫さんがお書きになった『難民と市民の間で』を取り上げて、自分の理解できなかった点を補おうとしました。

 

 アレントの考えたことは教育の問題だけではなく、今、世界中で問題になっている「富裕層による経済支配」や「剥き出しの暴力」、あるいは「隠された暴力」と「(経済的な、さらに民族間の)格差」にも関係があります。アレントの立場で哲学を見直すと、哲学は数学に似ています。論理の積み重ねが大事なのです。ただ数学はどなたが解いても同じ答えが出るはずです――もちろん現実には違います。でないと、数学者は議論をすることが目的であるはずの「論文」は書けません――が、哲学は立場によって回答が違います。いろいろな前提があるということでしょうか。

 

 わたしたちの周りには、建前ではない、言ってみれば「皮膚感覚」で感じるヒリヒリとした問題があります。これを子どものように突きつめて考えるのが哲学です。建前ではとっくに解決したはずなのだが、「皮膚感覚」では、とても解決しているように思えない。心のどこかですっきりしないものを感じるのです。ひょっとしたら、わざと解決しないだけかもしれません。それを、ぐずる子どものように言い立ててみても始まらない。暴き立てないで、そっとしておくことが「大人の智恵」というものかもしれません。しかし、ここまで考えてみても、やはり心は静まらないのです。

 

 わたしは最初、人はなぜ、生まれたところを捨てて、未知の土地に出て行くのかが知りたくて『人間の条件』を読みました。ユダヤ系ドイツ人のアレントが、故郷を捨ててアメリカに亡命したからです。『人間の条件』を読んだのはまた、昔、わたしの周りにいた一人ひとりの子どもたちに共感を覚えたからでもありました。わたし自身が、そんな子どものひとりでした。

 

 わたしは長くアフリカを旅して廻りました。その時強く感じたのは、「人の生き方は、どこまで行っても同じだ」という単純な事実でした。考えてみれば当たり前です。でも未知への恐怖や、場合によっては憧れから、別の大陸に行けば別の生き方があるかもしれない。そう思ったことはないでしょうか? それが行ってみると、別の大陸にも「わたしと同じ人」がいた。家族を愛し、子どもの成長を喜び、やがていつか死ぬことを悟る。しかし、その「わたしと同じ人」が、たとえば「イスラム国」では剥き出しの暴力に走る。自分の身を振り返った時、それがなぜなのだろうと心の底から感じるのです。自分も暴力をふるい、またふるわれるということです。恐ろしくてなりません。

 

☆  ☆

 

 鷲田清一さんは『哲学の使い方』の終章「哲学という広場」に、誰もが疑問に思っているのに、表立っては聞けないことの例をまとめていらっしゃいます(226ページ)。カッコ書きは、読みやすいように三谷が入れました。

 

◎「サステイナビリティ」という思考は、人類が育んできた思考のうちの何をサステインし(=維持し、持続し、支持し、承認し、あるいは確認し)、何を捨て去るのかの最終的な選択を明示していない。

◎(さまざまなものの存在を認める)「多様性」の論理は、なぜ人格に限っては統合をいい、逆に多重人格については病理とするのか、その帰趨(きすう)を突きつめていない。

◎「安全・安心」の追求は(「防犯カメラ」の設置のように)必然的に監視社会を招来することを見ようとしない。

◎「コミュニティ」の称揚(しょうよう)は、かつて人びとが、ある理念や情念を共有することで成り立つコミュニティから脱出するところにこそ「自由」を見たことを、明確に総括することを避けている。

◎「公共性」や(インターネットを含めた)「情報公開」は、根拠を突きつめることなく、その言説の知政学的意味を問いつめることなく流通し、唱和されている。

 

 

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

2月11日(祝・水)、フロアスタッフとあそぼう「画はくの日~世界の昆虫を描いてみよう~」を行いました。

おとなもこどもも、たくさんの方にお集まりいただき、ひとはくサロンは大にぎわいでした。
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日頃は目にしない収蔵庫の昆虫標本も登場!!
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みなさんとっても熱心に、標本箱を覗き込みながら世界の昆虫を描いておられました。   
(フロアスタッフ いしくら)



ひとはく地域研究員やひとはく連携活動グループをはじめ、地域の自然・環境・文化を自ら学び伝える活動を行っている方々が、お互いの活動を知り、活動の質をあげ、新たな展開のヒントを得る場として第10回共生のひろば発表会がホロンピアホールで行われました。


開会を前に兵庫県立人と自然の博物館中瀬勲館長はじめに河合雅雄名誉館長のあいさつがありました。

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今年度の共生のひろば口頭発表の部では、地域の活動団体や中学校、高等学校を含め12の団体の発表がありました。

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共生のひろば 発表の様子

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会場の様子


最後に兵庫県立人と自然の博物館岩槻邦男名誉館長、兵庫県立大学濵田道夫副学長より総評をいただき、無事終了することができました。

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発表会終了後、ホロンピアホールホワイエでは21団体のポスター発表があり、発表の部参加の皆様たちも互いの活動を知る場として観覧するとともに観覧者からの質問に回答されている光景が見られました。

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ポスター発表 作品展示の会場 「ホロンピアホール3階ホワイエ」

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ポスター発表 作品展示の会場 「ひとはく4階ひとはくサロン」


また、兵庫県立人と自然の博物館4階ひとはくサロンでは共生のひろば展として6団体の活動が4月5日(日)まで展示されています。  〈終了しました〉
地域で活動されている各団体のこの素晴らしい研究や成果は一見の価値あり! 是非一度ご覧下さい。。

情報管理課 阪上勝彦

4階ひとはくサロンのつきあたりにある「図書コーナー」
大人から子供まで読める、自然や環境に関係する図書がそろっています。
冬期メンテナンス休館中に、図書コーナーも新たに変わりました。

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「魚のしくみ」コーナー
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さわれるカサゴの標本など、魚の標本と図鑑がずらり。

 

「動物のほね」コーナー
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大迫力のエゾジカ、ホンシュウジカをはじめ、イノシシ、ノウサギの頭骨が展示されています。
箱のなかはニホンジカの骨。どんなかたちをしているのかな?さわって確かめてみてね。

本を読みながら本物の標本にふれることができるのが、ひとはくの図書コーナーの魅力です。

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そして奥にあった「えほん」は図書コーナー入口に移動。
以前「えほん」があった場所には、「植物画を楽しむ」コーナーが設置されました。

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「ひとはく研究員の研究紹介」コーナー
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図書コーナー入口前に、ひとはく研究員が発表した論文を、新着順に紹介するコーナーができました。
研究論文の抜き刷りもあり、自由に閲覧していただくことができます

また2/11(水・祝)から3階オープンギャラリーにてミニ企画展
「ひとはく研究員展2015「ひとはく研究の今」がはじまります。

 ひとはくの研究員が日々行っている研究の、最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査・研究することの面白さを伝えます。

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▲くわしくは、こちらをクリックしてください。

(フロアスタッフ まつだ)

新しくなった4階ひとはくサロンは、もうご覧になられましたでしょうか?
情報コーナーにあった端末ですが、タブレットに変わって画面がとてもきれいです。

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「本物のキノコをみてみよう」コーナー  

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本物のキノコをみるだけでなく、さわって観察することができますよ。
キノコ図鑑も一緒に置いてありますので、キノコの名前や特徴もみてくださいね。

また2/11(水・祝)より、2階ひとはく多様性フロアで
「六甲山のキノコ展2015~野生のキノコのふしぎな魅力~」がはじまります。
採集したキノコを特殊処理した含浸標本および樹脂封入標本について、約450種類、600点を展示します。 六甲山で特徴的な5種類のキノコの匂い体験コーナーもありますよ。

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▲くわしくは、こちらをクリックしてください。


「パズルであそぼう」コーナー 

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パズルのほか、葉っぱのカルタや恐竜ハットなどがあります。


「昆虫の標本をみてみよう」コーナー 

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カブトムシやクワガタムシなど本物の昆虫標本が引き出しに入っています。
いろんな引き出しをあけて、虫の名前を覚えてみよう!

このほかにも、魚の標本や「さわれる化石」コーナーも充実していますので
ぜひ4階に遊びにきてくださいね。

(フロアスタッフ まつだ)

お待たせしました。兵庫県立人と自然の博物館は、冬期メンテナンス休館を終え、本日より通常通り開館いたします。

午前中からたくさんの来館者がお越しになり4階サロンも賑わっていました。
本日よりひとはくサロンの情報コーナーがリニューアルしました。タブレット端末を10台導入するとともに、机もより大きくなり作業スペースが広くなりました。
初日の今日、小さい子どもたちが熱心タブレットを指でなぞりクイズその他に取り組んでいました。

是非、ひとはくまで足を運んでいただき、タブレットや標本を手にとってお楽しみください。
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情報管理課 阪上勝彦

冬期メンテナンス休館も今日で終わり。明日からの開館に備え、三田消防署の指導でひとはくでは防災訓練を実施しました。館内各フロアからの避難誘導、非常持ち出し、救護活動など各職員で再確認しました。

 

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ひとはくは、明日2月7日(土)から通常通り開館します。明日からは下記のトピックス展も始ります。
seaka_banner.jpgもうひとつの目玉として、ご覧のように4階ひとはくサロンがリニューアルします。情報システムや展示方法が一新しています。是非、ひとはくまで足を運んでいただき、タブレットや標本を手にとってお楽しみください。
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2月11日(水・祝)から ミニ企画展 も始りますので、HPでご確認ください。皆様のご来館をお待ちしています。
 

 情報管理課 阪上勝彦

兵庫県立人と自然の博物館は、2月1日(日)神戸国際展示場で開催された第7回サイエンスフェアin兵庫にブースを設け出展ました。

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第7回サイエンスフェアin兵庫では主に県下の高校生たちが科学技術分野における研究や実践発表の場として口頭発表やポスター発表があります。
それぞれのブースで発表の後、聴講者からの質問にも的確に答えている姿が印象的でした。

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高校生の他にも別の会場では、数多くの企業や大学、研究機関も出展していました。兵庫県立人と自然の博物館もブースを設け出展しました。
ひとはくのブースでは生きた数種類のダンゴムシはじめダンゴムシの仲間である水深100~200mに生息するオオグソクムシや淡水にすむ体長わずかなホクリクコツブムシ、その他ヘラクレス・オオカブトやカタツムリを題材に研究員が説明されました。興味をもって質問に来る高校生たちが次々に訪れひとはくのブースも賑わっていました。

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今回サイエンスフェアに参加された高校の中には、来週2月11日(水)に兵庫県立人と自然の博物館で開催される「第10回共生のひろば」でも発表される高校もあります。
次は「共生のひろば」でお会いできることを楽しみにしています。

情報管理課 阪上勝彦

ユニバーサル・ミュージアムをめざして63

 

ハンナ・アレントの『人間の条件』考-2

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

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 ハンナ・アレントの伝記

 〈子ども〉という存在は「小さな大人」ではありません。〈子ども〉は、異文化に生きる、大人とは異なる存在です。わたしたちはそのことを、フランスの歴史学者フィリップ・アリエスの『〈子供〉の誕生』という本で知りました。つまり、「異文化に生きる子ども」は決して支配するべき存在ではなく、教え、導きながらも、「異文化に生きる人」として尊重する必要があるという事です。

 

 「異文化に生きる子ども」の尊重は、よく言われる「子どもを導くことの放棄」ではありません。大人には(教師には、親や家族には、地域コミュニティを構成する大人たちには)、子どもにいつか受け継いでもらわねばならない価値観を、責任を持って示す必要があります。その責任を自覚しなければいけません。

 

 「国民国家」は形を変えて、「福祉国家」と呼ばれるようになります。その「福祉国家」は、さらに形を変えて、今では「ポスト福祉国家段階」に入ったと言われているそうです(『難民と市民の間で』:160ページ)。このあたり、わたしは教育現場に詳しくないので、実感としてはわからないのですが、学校を「監獄」のようなものと捉(とら)えたミッシェル・フーコーの視点から、イタリアの哲学者ジョルジョ・アガンベンの言う「難民収容所」として捉(とら)える必要があるということのようです。

 

 どういうことかというと、「監獄」に捕らえられた囚人は更正して社会に復帰することが可能だが、「難民収容所」の難民は、見捨てられ、いつかは「忘却の穴」に捕まる。そして最初からいなかったことにされる。学校は「すべてではないにしても、ある意味において、見捨てられた状況に子どもがおかれるスクールカーストに象徴されるように、アガンペンが描いたような難民収容所化していく側面がある」(『難民と市民の間で』:160ページ)。

 

......このように冷静に分析されると、息を呑みます。思わず言葉を失います。

 

 それほど強いストレスにさらされたら、「異文化に生きる子ども」でなくとも、大人でさえ引きこもるには十分です。アレントが『人間の条件』を考えた時代は今とは異なりますが、わたしたちの周りを見ると、ヒトラーとナチズムに追いかけられ、亡命をし、難民として「忘却の穴」に捕まったアレントの時代と今が、それほど違うとは思えなくなります。

 

☆   ☆

 

 アレントが『人間の条件』で試みたことは、「私たちが行っていること」を問い直すことです。そこでアレントは「私たちが行っていること」を「労働」「仕事」「活動」の三つに分けました。『人間の条件』:19ページから20ページからの引用です。少し長くなりますので、わたしが要点だと思った文章だけを引用します。

  

 労働 laber とは、人間の肉体の生物学的過程に対応する活動力である。人間の肉体が自然の成長し、新陳代謝を行い、そして最後には朽ちてしまうこの過程は、労働によって生命過程の中で生みだされ消費される生活の必要物に拘束されている。そこで、労働の人間的条件は生命それ自体である。

 

 仕事 work とは、人間存在の非自然性に対応する活動力である。(中略)仕事は、すべての自然環境と際立って異なる物の「人工的」世界を作り出す。(以下、省略)

 

 活動 action とは、物あるいは事柄の介入なしに直接人と人との間で行われる唯一の活動力であり、複数性 plurality という人間の条件、すなわち、地球上に生き世界に住むのが一人の人間 man ではなく、複数の人間 men であるという事実に対応している。確かに人間の条件のすべての側面が多少とも政治に係わってはいる。しかしこの複数性こそ、全政治生活の条件であり、その必要性であるばかりか、最大の条件である。

 

 アレントが言ったことを、わたしなりに解釈してみます。

 

 「労働」は人間の生物学的側面に重点を置いています。つまり、息を吸ったり食物を食べたりといった、生物学的なヒトとして必ず行わなければならない行為です。なぜ、人間の生物学的側面が「労働」という言葉で表されているのか、わたしには、よくわかりませんが、いずれにせよ、命ある存在は誰でも、寿命を全(まっと)うし、そして必ず死ぬという人間の基本的な条件です。

 

 「仕事」は自然や環境への人間の働きかけのことです。仕事の基本は手仕事から始まります。家でする作業であるか、職人の仕事であるかを問わず、何かを作り出します。作り出した品物の一部は市場(しじょう)によって「商品」となります。「商品」を公正に測るためには物差(ものさ)しが必要ですし、「商品」の抽象的な価値を定めるためには「貨幣(かへい)」が必要です。それに加えて、芸術家の「仕事」もあります。もともと芸術は、呪術や神話、「狂気」から作り出されましたが、今では「商品」として市場(しじょう)で交換されることがあります。

 

 このような「労働」や「仕事」は、一人の人間が世界とどのように向きあうかの問題です。つまり「労働」では自然の存在として、「仕事」では人工的に作り出す「工作物」の質が問題です。そしてアレントは、これらより、人間にはもっと重要な行為があると言います。それが「活動」です。

 

 「活動」では人と人の対話が基本になります。コミュニケーションが成立しているかどうかが大切なのです。古代ギリシャの例をひいたアレントは、とくに「政治的活動」を「活動」の中心にすえます。このことを現代風に言い直せば、「活動」とは「多くの人がいるコミュニティで社会活動に励む」といったところでしょうか? 「多くの人」とは、個性を持たない「不特定多数の人」のことではありません。一人ひとりが異なった、多様な意見を抱(いだ)いた多くの人びとのことです。多様な人びとだからこそ、対話が重要なのです。

 

 わたしたちの周りでは、実にさまざまな異論に出くわします。そして、そのほとんどが、(少なくともわたしには)最初は理解できません。なぜ、そんなことを言うのか、実感が湧かないのです。しかし、その多様な意見をよく聞いてみると、急に実感できることがあります。よく聞くことで、その人の生きてきた時代や生活する社会の背景を知ることができるからです。また自分とは認知の仕方が異なる、例えば、ろうや盲の人であれば、具体的な認知の異なり方を知ることで、その独特の意見が実感できるようになります。多様な意見は多様な原因から生みだされます。言うならば、それは「必然」なのです。それを知ってなお無視することは愚かです。その愚かさをこそ、知るべきです。

 

 アレントの言い方とは違いますが、彼女の言葉をわたしなりに意訳し直せば、以上のようになります。

 

 アレントは、現代では「活動」が廃れて、人びとが対話をしなくなった。その結果「仕事」だけが残った。しかし、これは人間本来の生活ではないと考えました。人間が人間であるためには政治家のように忙しいだけではだめで、哲学者のような静かな思考が必要だと言うのです。確かに政治家をはじめとする実務家には余裕がありません。もう少し哲学的な思索が必要です。ただし、静かに考えているだけでは社会が廻らないというのも事実です。現代という時代に生きる人びとが哲学者(や黙考する人びと)を軽く扱いすぎていることは恥じるべきですが、同時に実務家の存在も重要です。その時、誰も彼もが物事を考えず、『イェルサレムのアイヒマン』のように真面目に、淡たんと「仕事」をしていたとして、それが必ずしも人びとに幸福をもたらさない。そのことも、心して知っておくべきです。

 

☆   ☆

 

 科学者として人間の行動に興味があるわたしの立ち場で、アレントの言ったことを、もう少し突っ込んで判断してみます。まず、アレントが「労働」と呼んだ行為についてです。人も地球の上で動物から進化したのですから、ヒトの側面を持つことは当然です。人間は他者の心はわからない。ただ類推するしかない。我われに、いわゆる「超能力」などはないのです。その時、たまたま類推のじょうずな人が「空気の読める人」であり、苦手な人が「空気が読めない人」と見なされる。しかし、本当は誰も他者の心は読めないのです。その意味で、人は誰でも五十歩百歩です。「空気の読める人」の類推した「他者の心」だと信じるものは、実際に他者が思っていることとは異なるかもしれないからです。

 

 わたしにとっては「仕事」と「活動」が、なぜアレントのように二分されるのか、本当のところはわからないままでした。「仕事」とは社会で行われる基本的な行為です。社会で行われるのですから、必然的に、自分以外の他者と交渉を持たなければなりません。そこでは必ず、コミュニケーションが付いて回ります。昔の職人は寡黙(かもく)でしたが、うまくはないにせよ、コミュニケーションなしに「仕事」が成立したとは思えません。先ほど現代的な「活動」を「多くの人がいるコミュニティで社会活動に励む」ことと言い直してみましたが、現代の市場経済社会では、「仕事」には必ずお金が絡むだけで、「市場経済社会」という足かせを取っ払ってみれば、「仕事」も「社会活動」も、人が人とコミュニケートすることには、何も変わりはありません。

 

 これは「アレントへの反論」ではなく「多様な見方のひとつ」です。

 

☆   ☆

 

 アレントの『人間の条件』は、ナチズムの時代を生きたユダヤ人の「歴史に裏打ちされた哲学」という意味で、共感できる点が数多くありました。しかし、古代ギリシャの人びとの考え方や、ヨーロッパの歴史感覚にはなじめないものも感じました。

 

 その上で、わたしが疑問に思ったのは、次のふたつです。

 

 ひとつは、アレントは古代ギリシャの自由市民の考え方を理想において「公的領域」(≒「公共空間」)を考えました。では、そこに欠けている奴隷の考え方――「奴隷」という立ち場におかれた人びとの考え方、感じ方は『人間の条件』のどこにも書いてありませんでした――は考慮しなくてよいのかということです。

 

 これは、わたしでなくても、現在の価値観を身に付けた常識のある人なら、けっして「考慮しなくてよい」とは言いません。アレントも常識人です。ただ「哲学」という「言葉にこだわる学問」を研(みが)いた人です。「奴隷の考え方が明確に理解できる記録がないから、言及しなかった」ということかもしれません。しかし、わたしには疑問に思えました。

 

 ふたつ目はアレントや『難民と市民の間で』を書いた小玉重夫さんやフーコーが、あたかも、かつての帝国主義国家が人格を持っているかのように国民の「私的領域」、つまり「プライベートな事柄」に踏み込み、「産めよ、増やせよ」と軍国主義をあおったと読める記述があったことです。「国民」はまだしも、抽象的概念である「国家」は物事を判断できません。「国家」に人格はないのです。だとすれば、「国家」に代わって「産めよ、増やせよ」とあおった誰かがいるはずです。それは誰だったのでしょうか?

 

 王さまでしょうか? それとも、その時代の政治や軍の実権を握っていた誰かでしょうか? このことを考えていて、わたしは、ある考えに思い至りました。それは、またしても「同調圧力」でした。人格を持った個人は、王さまや実権を握っていた誰かも含めて、悪人ではなかったのかもしれない。しかし、その人たちが集団となり、個人の感覚や感情ではなく、考える行為を放棄したときに生まれたのが「同調圧力」だったとすればどうでしょうか。その「同調圧力」で、「産めよ、増やせよ」とあおったのかもしれない。『イェルサレムのアイヒマン』の中で、アレントはアイヒマンのことを、疑問も持たず、ただ与えられた職務をこなした「凡庸な役人」と呼んでいたことを思い出しました。

 

 

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

ユニバーサル・ミュージアムをめざして62

 

ハンナ・アレントの『人間の条件』考-1

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

Hannah Arendt_illust.jpgハンナ・アレント(wikipedia より引用)

 

 子どもたちの世界には、〈スクール・カースト〉と呼ばれる現実があるそうです。クラスの中に身分制のような序列がある。そのカーストにいったん捕まると、抜け出せない子どもがいる。下のカーストにされた子どもは〈引きこもり〉、やがてクラスのみんなはその子がいた事も忘れてしまう。まるで子どもの「難民化」です。

 

☆   ☆

 

 なぜ故郷を捨てて、危険を冒してまで見知らぬ土地に旅立つ人がいるのだろうかと、このところずっと考えていました。死ぬかもしれないのにです。などと書くと、わたしやわたしの家族がどこかに旅立ちたがっているかのようですが、そうではありません。このことを考えはじめたのは、昨年の冬に『ゾミア』を読んだからです。『ゾミア』によれば「遺伝子のつながった民族」などは後から為政者が作りあげた虚構にすぎず、実際は、遺伝的にはあまり関わりのない雑多な人たちが、「新しい民族」を創り、勢力を競ったといったことがよくあった。そのことを知ったことが始まりでした。

 

 『ゾミア』はイエール大学の人類学者:ジェームズ・C・スコットが書いた本です (1)。2009年にオリジナルが出て、2013年10月に日本語の翻訳版が出ました。「ゾミア」とは東南アジア大陸部の広大な丘陵地帯を指します。ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ビルマ(=ミャンマー)と中国の4省(雲南、貴州、広州、四川)が含まれます。人びとは山の斜面に小さな村を作って住んでいます。中国の漢族やタイ、ビルマといった、水稲耕作が基本の大きな国家とは異なった倫理観や宗教を保(も)つ、言うならば、大きな国家からは独立した「自由な民族」です。

 

 わたしたちの周りにも多くの異民族が混じり合い、ひとつのコミュニティで同居しています。日本列島のなかでも、昔からさまざまな人たちが混住した歴史があります。多様な文化が花開き、さまざまな言葉が話されました。中には権力者による移住もありましたが、経済的な理由や、ことによったら冒険心から故郷を離れ、移住し、混住したコミュニティもあったと思います。それは一種の「聖域」とか「自由領域」に当たるのでしょうか。つまり統治権の及ばない「アジール」です。

 

 新しい集団が生まれるには人と人の出合いが必要です。その出合いのためには、出会うまでの間、さまよわなければなりません。では人は、どんな時に故郷を離れる決心をするのでしょうか。そのことを確かめようと、ハンナ・アレントの『人間の条件』(2) を読んでみました。ただし、アレントは哲学者であり、『人間の条件』はアレントの哲学的な思考の結果です。わたしがそのまま読むのは難しい。そこで、アレントの思想を長く研究してこられた矢野久美子さんの『ハンナ・アーレント』(3) をあらかじめ読んで下準備をし、『人間の条件』を読んだ後、さらに教育哲学者の小玉重夫さんが書いた『難民と市民の間で』(4) を読んで、わからなかったところを補おうとしました。

 

☆   ☆

 

 ハンナ・アレントの『イェルサレムのアイヒマン』(5) のことは、たしか開高 健のルポルタージュ (6) で知っていました。記憶はおぼろげですが、開高もアレント同様に、アウシュビッツでユダヤ人殺害を命じたアイヒマンを、「凡庸な役人」と評していたように思います。

 

 『イェルサレムのアイヒマン』は『人間の条件』の後に書かれています。この本の主張は、「アイヒマンはナチズムへの盲信によってユダヤ人を殺害した冷酷な人物」という世論に反し、「どこにでもいる、凡庸な役人のひとりであった」というものでした。この主張からアレントには大変な非難が巻き起こり、彼女はユダヤ人の友人を次つぎに失ったということです。

 

 アレントはドイツで生まれました。ユダヤ人でしたがユダヤ教徒ではなく、両親は社会民主主義者だったそうです。

 

 学生時代は、すでに家族を持っていた大学教員マルティン・ハイデガーと恋仲になりました。しかし、ハイデガーはナチに優遇され、大学の総長にまで登りつめます。一方のアレントは大学を去り、同じユダヤ人の哲学者カール・ヤスパースに指導を受けて博士論文を執筆しています。そのヤスパースもユダヤ人であったために大学を追われてしまいました。アレントもドイツを追われ、フランスのパリに亡命したのです。「ドイツで大学教授たちのナチへの同調を目の当たりにした彼女は、二度とこうした『グロテスクな』世界とかかわるまいと考え」たそうです(『ハンナ・アーレント』:51ページ)。

 

 ところがフランスはドイツに宣戦布告し、ドイツから亡命したアレントたちは、ユダヤ人であるかどうかの区別なく「敵性外国人」として強制収容所に入れられます。アレントはこの収容所体験をあまり詳しくは語っていないそうですが、劣悪な環境だったことは間違いありません。この収容所体験の後、収容所を逃げ出したアレントたちは、アメリカに亡命します。大著『全体主義の起原』(7) やこのコラムで取り上げる『人間の条件』、先に述べた『イェルサレムのアイヒマン』などを刊行するはアメリカでのことです。

 

 『人間の条件』を読むときのキーワードに、「国民国家」「公共空間」「忘却の穴」といった言葉があります。

 

 現代では「国民国家」でない国を想像できないという人が多いのかもしれません。「国民国家」とは「国家」の構成員は「国民」であるような国家のことです。暗黙の了解として、「国民」は「同じ文化を担う民族」(拝外主義的な主張では「単一民族」)であるという前提があります。近代になってヨーロッパで起こった考え方だそうです。もちろん日本でも、例えば在日朝鮮人や在日台湾人(中国人)といった人たちはコミュニティの構成員、つまり納税をしている市民ですが、日本国籍の持たない人はよくいます。またアイヌ民族や琉球民族は日本国籍をお持ちですが、同調圧力が極端に高い日本では、まるで独自の言葉や文化を持たない「日本民族」のように扱われています。

 

 「公共空間」は『人間の条件』では「私的領域」と対比して、「公的領域」という言葉で表されます(『人間の条件』の43ページから132ページ)。もともとは古代ギリシャのソクラテスやプラトンの時代にさかのぼる考え方で、市民一人ひとりが議論をとおして社会正義を実現するといったことです。現代の「公共空間」は、本当は学校制度にこそ求められるべき(『難民と市民の間で』:43ページ)ですが、今、日本の学校は「公共空間」からもっとも遠い場所になってしまいました。「スクール・カースト」や「引きこもり」といったことに関連して、このことは後でもう一度触れます。

 

 そして「忘却の穴」です。このキーワードは『人間の条件』ではなく、『全体主義の起原』で出された概念です(『難民と市民の間で』:22ページ)。しかし、『人間の条件』を深く読むためには必要です。もともとはアウシュビッツなどで殺されたユダヤ人が、まるで最初からいなかったかのように歴史から消されてしまった事実を指します。収容者の名簿や記録から抹消され、個人の持ち物は焼き払われたのです。当然、収容所管理者は「ユダヤ人がいた」ことは知っていたはずですが、「ユダヤ人はいなかった」という暗黙の同調圧力が働いて、「記憶にないふりをしていた」ということです。このことも、現代の教育問題に関連して、後でもう一度触れます。

 

☆   ☆

 

 アレントは、「公的領域」、つまり「公共空間」がなくなり、民族性や性差、年齢といった個別の属性が見えなくなったら、さまざまな属性や個性をもって議論しあうことがなくなるという意味のことを述べました。それなら個人の差異を表す方法はなくなったのかと言えば、そうではなくて、「単一の価値尺度」(例えば「偏差値」や「収入」)がそれに代わったと小玉さんは解釈しています(『難民と市民の間で』:136ページ~138ページ、『人間の条件』:65ページ)。

 

 そもそも、なぜ近代の帝国主義的な「国民国家」では、「公的領域」で大切だったはずの個人の独自性が軽んじられたのでしょうか。わたしはそれを「水稲栽培の労働習慣」、つまり「コミュニティの構成員は皆、共同で労働しなければ水田耕作はなり立たない」からだと思っていました。しかし、ヨーロッパにアジアのような水田はありません。別の理由あるはずです。それは何でしょう?

 

 『難民と市民の間で』の143ページに、フランスの哲学者ミッシェル・フーコーが近代の権力は個人の「私的領域」(=プライベートな事柄)に介入し、それまでは公に口にすることがはばかられた「子作り」を問題にしはじめたと述べたそうです。わたしは思わずヒザを打ちました。ようやく合点がいきました。「富国強兵」や「殖産興業」が「国家の意思」として国民に要求され、「産めよ、増やせよ」とせき立てられる。軍隊を強くするためです。その影響は子どもに及び、元来、「公的領域」は個性の尊重がなされて当たり前なのに、個人の独自性は無視され、横並びの「単一の価値尺度」が横行するようになりました。日本では農家には「水稲栽培の労働習慣」があった上に、海外から「富国強兵」の外圧が掛かった。これが「同調圧力」というものの正体ではないのでしょうか?

 

 元来、「子ども」は「小さな大人」ではなく、〈子ども〉という異文化に生きる固有の存在です。そのことをわたしたちは、フランスの歴史学者フィリップ・アリエスの『〈子供〉の誕生』(8) という本で知りました。「異文化に生きる子ども」とは、決して支配する存在ではなく、教え、導きながらも、「異文化に生きる人」として尊重するべきだという事です。

 

 『難民と市民の間で』には、「『忘却の穴』に落ち込む子どもの難民化」ということが述べてありました(154ページから161ページ)。今は社会全体に「同調圧力」が強いのだが、その中でも特に「同調圧力」の強い学校組織では、「空気が読めない」という理由で「スクール・カースト」の下位に追いやられた子どもは、子どもや教師の輪に入れてもらえず(=はいらせず)、引きこもり、やがてクラス一人ひとりの記憶から消えていく。まさに「『忘却の穴』に落ち込む子どもの難民化」です。

 

 次に続きます。

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(1) お隣の山地民『ゾミア――脱国家の世界史』書評-1, 2
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/01/post_1822/
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/01/post_1823/

(2) 『人間の条件』(ちくま学芸文庫)
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480081568/

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(3) 『ハンナ・アーレンと』(中公新書)
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2014/03/102257.html

(4) 『難民と市民の間で』(現代書館)
http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-1002-8.htm

(5) 『イェルサレムのアイヒマン』(みすず書房)
http://www.msz.co.jp/book/detail/02009.html

(6) 『声の狩人』(電子版が出ていました)

(7) 『全体主義の起原』1,2
http://www.msz.co.jp/book/detail/02018.html
http://www.msz.co.jp/book/detail/02019.html

(8) 『〈子供〉の誕生  アンシァン・レジーム期の子供と家族生活』
http://www.msz.co.jp/book/detail/01832.html


 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

今年最初のKidsサンデーの1月4日、空にはひつじのような雲がゆったりと流れていました。

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☆☆☆本年もどうぞよろしくお願いいたします☆☆☆

◆『自然ってすごい!「ふわぽかラボ&プレイルーム」』
 『ラボ』では動物(ひつじ)、昆虫(カイコ)、植物(ワタ)がつくった、
 「ふわふわ」の3つの「わた」をよ~く見たりさわったりしました。
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 『プレイルーム』ではカードを作ったり、シカやタヌキなどの動物の毛をさわりました。
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 実はこのカード、ちょっとした「しかけ」が・・・・
 150104kidssunday (21).JPG              (こたえはページの最後に!)

◆『とっても簡単!化石のレプリカづくり』
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くわしくはコチラ!

◆『パネルシアター』

 「ね~うし、とら、う~、たつ、み~、うま、ひつじ・・・」
 みんなで大合唱して十二支を覚えました。
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さきほどのカード、めくってみると
150104kidssunday (22).JPG                        ・・・こたえはひつじでした!

皆さんが今日着ているセーターもひつじの毛が使われているかも!
服のタグをチェックしてみてくださいね!

次回のKidsサンデーは3月1日(日)です。

寒い冬を乗り切って元気にお会いしましょうね!

(Kidsひとはく推進プロジェクト/たかせゆうこ)

 

三が日も明け、冬休みももうすぐ終わってしまいますね。
ひとはくは明日の1月5日(月)から2月6日(金)までメンテナンス休館となっておりますが、その前に
3日・4日と、「うきうきワークショップ・アンモナイト化石のレプリカ作り」をさせていただきました!

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冷え込みにも負けず、たくさんのお客様に参加していただけました。
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上手に出来ました~~^^

さて、先ほどお知らせしたとおり、ひとはくは2月6日(金)まで長いお休みとなるのですが、
休館明けの2月7日(土)・8日(日)にも「化石のレプリカ作り」を行わせていただきます。
是非ご参加ください。

(フロアスタッフ 岩城)

新年明けましておめでとうございます。
旧年中はたくさんのご来館、誠にありがとうございました。
本年も宜しくお願いいたします。

ホワイトクリスマスならぬホワイトお正月ですね。
雪化粧をしたひとはくですが、1月3日4日と開館しております。
今日はそんな雪景色をご紹介したいと思います。

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朝一の深田公園の様子です。
一面雪景色...おや?
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!!



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お昼過ぎのひとはく周辺。
雪が解けてきて地面が顔を覗かせています。
が、池は氷を張ったまま...つめたそう~~


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夕方になったらさすがにほぼなくなってしまいました。
......雪だるま君はまだがんばってますね!(わかりますでしょうか?)

1月の開館は明日4日までとなっていますが、さて雪だるま君は明日までいてくれるでしょうか......?
是非お越しになって確かめてください

(フロアスタッフ 岩城)

新年明けましておめでとうございます。
雪が残る寒さの厳しい朝となりましたが、人と自然の博物館は、本日3日(土)より開館しています。
明日4日(日)も開館しています。


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明日4日は「Kidsサンデー」が開催されます。また、ミニ企画展「震災20年 ひょうごの活断層はぎとり展」、「震災20年 阪神・淡路大震災からの復興~市民まちづくりとみどりのネットワークの軌跡~」、トピックス展「ハマツメクサの分布拡大」が最終日を迎えます。この機会に是非ご家族でご来館ください。

Kidsサンデーの詳細はこちら
ミニ企画展、トピックス展のご案内

なお、1月5日(月)~2月6日(金)は、冬期メンテナンスのため休館いたします。ご了承ください。

【3日(土)のイベントの様子】
ホロンピアホールでは、NPO法人 人と自然の会による「ひとはくのお正月~日本の昔あそび~」が行われました。
会場では、凧揚げ、コマまわし、羽子板、お手玉、カルタ、百人一首が行われ、子どもたちが昔ながらのお正月遊びを楽しんでいました。

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ひとはくサロンでは、フロアスタッフによる『うきうきワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」』が行われています。明日4日(日)も開催されます。みなさまのお越しを楽しみにお待ちしています!

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情報管理課 阪上勝彦

クリスマスが終わり、2014年のゴールが見えてきました。
皆さまにとって、どんな一年でしたか?

1月4日(日)に開催されるKidsサンデー
追加プログラムが決定しましたのでお知らせします!

NPO法人 人と自然の会の皆さんによる
『サイエンスショー スティックぶんぶんゴマづくり』です☆

アイスのスティック(棒)を使って、ぶんぶん♪よく回る
ぶんぶんゴマを作ります。
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◆時間:13:00~15:00
◆場所:4階ひとはくサロン 
◆対象・定員:5歳以上、200名


そして!年明け最初の開館日、1月3日(土)は、
今年設立20周年を迎えた、連携活動グループ NPO法人 人と自然の会さんが
昔ながらのお正月あそびを用意して皆さんをお待ちしています!

昔のキッズたちが大好きだったお正月遊び、
凧揚げ、コマまわし、羽子板などにチャレンジして、お正月を思いっきり楽しんじゃおう!

『ひとはくのお正月~日本の昔あそび~』
◆時間:13:00~15:00
◆場所:ホロンピアホール(博物館3階から連絡通路で会場へ)
◆対象・定員:なし

もちろん、3日も4日も 『アンモナイトのレプリカづくり』など
フロアスタッフによるプログラムもありますよ!
くわしくはコチラ!

ひとはくは明日28日から年末年始のお休みに入ります。

今年も一年ありがとうございました。
そして来年も皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。

ステキな年末年始をお過ごしくださいね!

(たかせゆうこ/Kidsひとはく推進プロジェクト)

きょうは今年最後の開館日
本日のフロアスタッフとあそぼう「キラキラ万華鏡」もにぎわっておりました。

キラキラ光るモルフォチョウの標本も観察しましたよ。


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また、12/24(水)に行われた うきうきワークショップ「チョコで作る恐竜の歯」も
たくさんのお客様にご参加いただきました。ありがとうございます。

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お正月もイベントをたくさん用意しておりますので、来年もひとはくに、ぜひお越しください。
新年は1月3日(土)より、開館いたします。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。

みなさま、よい年をお迎えくださいませ。

                                                                     (フロアスタッフ まつだ)

☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆

+。::゚ハッピークリスマス+。::゚
みなさんのところにサンタさんはやってきましたか?

ひとはくでは、ただいまアンモナイト化石のレプリカをつくるイベントを行っております♪
好きな色をえらんで、カラフルなアンモナイトをつくってみよう♪
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▲レプリカ見本とイベントの様子

本日、参加できなかった方は明日 12/26(金)お正月(1/3(土)・1/4(日)にも行いますので、ぜひ作ってくださいね。

s-anmo1.jpg ◀くわしくは、こちらをクリックしてください

また、12/27(土)のイベントは
フロアスタッフとあそぼう 「キラキラ万華鏡」 を行います。キラキラ光る万華鏡をつくろう!
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当日10:00から4階ひとはくサロンにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。

時間:13:30~14:00 場所:4階実習室
定員:10名 参加費:200円

クリスマス・お正月のイベントはうきうきカレンダーでチェック!
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▲くわしくは、こちらをクリックしてください。



  博物館の年末年始おやすみ    

2014年12月28日(日)~2015年1月2日(金)

新年は1月3日(土)から、開館いたします♪
                                      (フロアスタッフ まつだ)

もうすぐ、冬休みですね。

冬は虫がいなくて寂しいな〜と思っているキミたちへ、朗報です!!

「あすたむらんど徳島」さん(徳島県立 あすたむらんど 子ども科学館:徳島県板野町)にて、
12月30日(火)から1月18日(日)の間、「真冬の昆虫展」を共催いたします。
会期中、1月5日(月)・6日(火)の二日間は、移動博物館車「ゆめはく」が出動し、「むしむしたいけんinとくしま」を実施いたします!

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ひとはくは、12月28日から1月2日までお休み。1月3日・4日はお正月開館いたしますが、1月5日から2月6日の間は、メンテナンス休館となります。

みんな、橋を渡って、徳島へ、ドライブだっ!!
あすたむらんどは、子ども科学館のほか、プラネタリウムや「わんぱく砦」もあり、子どもたちが一日遊べる施設です。
交通案内などの情報は、あすたむらんど徳島のホームページでお確かめください。

「真冬の昆虫展」では、ひとはくから、昆虫標本105箱を展示いたします。

こんな感じで、モルフォチョウが、壁にずらりとならびます。
名付けて青一色記念撮影してください。
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タマムシやカナブンたちも、かわいいよ。記念撮影してください。
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そのほか、セミやカマキリなど、身近な虫たちも。
まだひとはくではデビューしていない新作もあります。

大きな虫さん模型は、2体。カブトムシ(左端)とオオスズメバチ(右から2番目)が参ります。
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昆虫迷路や世界のカブトムシの生体展示もあり、もりだくさんです。

1月5日・6日は、「むしむしたいけんinとくしま」
1月5日は午後から、6日は朝から夕方まで開催。
世界の生きたカブトムシにさわれます(ひとはくのときより、種類が多い!)。
イモリくんたち、連れて行きます。
残念ながら、大っきな虫かご(蚊帳)は、設置いたしません。(中に入ってくれる虫さんが、いないから)
ぬり絵もできますので、ぜひいらしてください。

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(八木 剛 記)

今年も残すところ、あとわずか...楽しいクリスマスまでもうすぐですよ♪

さて、博物館のおやすみ のお知らせです。

 年末年始  2014年12月28日(日)~2015年1月2日(金)

新年は1月3日(土)より、開館いたします♪お正月はぜひ、ひとはくへお越しくださいませ。


また博物館はメンテナンスのため、1月5日(月)から長期休館いたします。

 冬期メンテナンス休館  2015年1月5日(月)~2015年2月6日(金)

2月7日(土)から開館となります。

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クリスマス・お正月のイベントはうきうきカレンダーでチェック!

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▲くわしくは、こちらをクリックしてください。


ご参加お待ちしております。 
                                        (フロアスタッフまつだ)

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毎週土日祝日
に好評上映中の、フロアスタッフ手作りによる「デジタル紙芝居」

今日は、間もなく上映開始の新作デジタル紙芝居についてご紹介させて頂きます♪

 




  新作    デジタル紙芝居『オランとウーたんのジャングル探検記』

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舞台はボルネオ島のジャングル。
二匹の子どものオランウータン、オランウーたん
〝世界一おいしいくだもの〟をさがしに、ジャングル探検にでかけます。

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〝世界一おいしいくだもの〟って、どんなかたちをしていて、どんなにおいがするのかな?

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ジャングルには、また見たことのないふしぎな植物や動物がたくさん!
はたして、オランとウーたんは〝世界一おいしいくだもの〟をみつけられるのでしょうか?
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 『オランとウーたんのジャングル探検記』初演12月20日(土) です!





今後の上映スケジュール

12月   20日(土)・21日(日)・23日(火/祝)

  1月   3日(土)・4日(日)

※上映時間などの詳細は、ひとはくHPのイベントカレンダーでご確認ください。

http://www.hitohaku.jp/MusePub/EventCalendar/

 


「オランとウーたんのジャングル探検記」以外にも、たのしい紙芝居をたくさんご用意しております!
 詳細は コチラ 

その日によって上映作品も変わりますので、コチラ で上映予定を確認して是非観に来てくださいね♪



フロアスタッフ一同、おまちしております。

 




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フロアスタッフ たにぐち はるな

 


クリスマスまでもう少しですね。
街の楽しい雰囲気にわくわくします(^^)♪

実は、フロアスタッフに新しい仲間が加わりました!
ご紹介します、石倉さんです。

======石倉さんからのメッセージ======

まだまだドキドキの日々ですが、楽しいです。
みなさまに気持ち良く博物館をご利用いただけるよう
頑張りますので、どうぞよろくしお願いいたします。

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優しい雰囲気をもっている石倉さんに、
フロアスタッフ一同、日々癒されています。
ぜひ、みなさん会いに来てくださいね!

さて、そんな石倉さん初めてのイベント
「画はくの日」が12/13(土)、(日)に行われました!
今回のテーマは「2階生物多様性フロア」です。

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まずは、「コウノトリ」のお話から。
兵庫県のシンボルにもなっているコウノトリ、
ヨーロッパのコウノトリと兵庫県のコウノトリの違いなど、
みなさん真剣に聞いています。

お話が終われば、さっそく作業開始!
みんなどの標本を描くのでしょうか?
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お父さんと一緒に作業、描いているのは鳥類の標本です。
どの色が本物に近いかな?
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色を塗って、完成!
可愛らしく描けた絵にみんなの笑顔、すごく素敵です(*^^*)
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たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回のフロアスタッフとあそぼうは
12/20(土)、21(日)、23日(火・祝)に行われる
ゆらゆらゆれる「クリスマスモビール」です。
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クリスマスにぴったりの可愛らしいモビールを作ってみませんか?

みなさんのご参加、
心よりお待ちしております!

フロアスタッフ きただにさやの





ユニバーサル・ミュージアムをめざして61

インクルーシブ。 ん? 何のこと?-2

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

 

 2014年12月7日の日曜日に、ひとはくの博物館セミナー「むすぶ、ひらく、ユニバーサルなこと」を開きました。「障がい者と社会のあり方」について、皆で本音をぶつけてみようというのが、このセミナーの主旨です。セミナー参加者には、あらかじめ要求を出していただき、それに応えながら、よいセミナーを作り上げていく。まるで"インクルーシブ・セミナー"です。

 

☆   ☆

 

 セミナーを準備する前に、ある参加者から「三谷さんの書いた原稿の意味が、今ひとつ判(わか)らないのだが、それを説明して欲しい」と注文を受けていました。わたしが「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」の57 (1) と58 (2) に書いた、「誰が美しいと決めるのか?」の事です。こうおっしゃるのも無理はありません。その方は高次脳機能障がいの一種で、ろうに似た聴覚失認という症状あり、カタカナや、ひらがなばかりだと意味が取れないという症状もお持ちだからでした。この原稿で使った大事な言葉は「バリアフリー・デザイン」、「ユニバーサル・デザイン」、「インクルーシブ・デザイン」の三つです。三つとも、そろって外来語です。読んでもカタカナばかりで、さっぱり意味がわかりません。

 

 その上「誰が美しいと決めるのか?」の文章では、「ユニバーサル・デザイン」と「インクルーシブ・デザイン」の二つに、どんな違いがあるかがわかっていないと、議論できません。ところで、わたし自身、かつてはそんな言葉が区別できなくて困ったことがありました (3) 。そこで、今回のセミナー「むすぶ、ひらく、ユニバーサルなこと」ではこの三つを取り上げ、わたしなりの解説を試み、自由に議論していただこうと思ったのです。

 

 聴覚失認の方というと、「聞いてもわからない」、「頭の中から言葉が消えてしまった人だ」と誤解している方が、よくいらっしゃいます。わたしも似た経験があるので強調しておきます。頭の中から「言葉」が消えてしまうことは決してありません。そうではなくて、言葉を形作る音が、まるで風や波、洗濯機のモーターが廻る音と同じように聞こえてしまい、意味をなさないのです。しかし認識は、しっかり保っていらっしゃいます。

 

 そうした人と会話をする時には、「要約筆記(ようやく・ひっき)」という技術があります。喋った言葉を、そのまま文字に直していくのは「口述筆記(こうじゅつ・ひっき)」ですが、それだと書き手が疲れます。いつ喋り始めるかわからないので、息も抜けません。その上、何から何まで記録したのでは、読む聴覚失認者にとっては情報が多すぎて、頭がパンクしてしまうのです。そこで、要点だけを書いて行く「要約筆記(ようやく・ひっき)」が生まれました。

 

 ただ「要約筆記」をするのには技術が必要です。講演会などでは、ろう者や聴覚失認者のために、手話通訳者と共に要約筆記者が活躍しますが、よい要約筆記者であるためには練習が必要なのです。でも要は慣れだという事にしておきます。わたしに立派な「要約筆記」はできませんが、今回のセミナーでは、白紙を大量に持ち込むことにしました。この白紙に喋ったことの要点を書いて、参加者にお示しすることにしたのです。――実際は、わたしがヨチヨチと左手で書くのを見かねた別のセミナー参加者の方が、筆記を引き受けて下さいました。セミナーが終わってから、書いた紙はコピーを取って、皆で一部ずつお持ち帰りいただきました。筆記を引き受けて下さった○○さん、ありがとうございました。

 

☆   ☆

 

 今回のセミナー「むすぶ、ひらく、ユニバーサルなこと」では、「バリアフリー・デザイン」、「ユニバーサル・デザイン」、「インクルーシブ・デザイン」の違いについて、わたしなりに説明をしてみました。こうすれば、ひとはくブログ「誰が美しいと決めるのか?」も、どうしてそう書いたのか、意味がわかってもらえるのではないかと考えたのです。

 

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 まず「バリアフリー・デザイン」からです。

 

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 バリアとは「障壁(しょうへき)」のことです。生活をする上で、いろいろ障壁になることがある。その障壁、つまりバリアを取り除けば、困っている人が生活しやすくなる。具体的には、視覚障がい者の進路をガイドする黄色の点字ブロックや、車イス利用者のために階段をスロープにするといったことが当たると思います。

 

 しかし、困難が困難だと認識されない人にとってはどうでしょう? 解決が技術的に難しいとか、お金がかかりすぎる場合です。困難が「困難である」と認識できないのならば、当然のことながらバリアを取り除く努力はされません。多数者が無知であっても起こります。例えば宗教上の理由で学校に通うことのできなかった(=母語以外の言葉はしゃべれない)人が、突然、異民族の中に投げ込まれたとしましょう。そんな人が近所に住んでいても、多くの人は(=その人にとって異民族のコミュニティでは)どう対処したらいいかわからないでしょう。「難民」には、そんな人が現にいます。

 

 「バリアフリー・デザイン」に対して、わたしが抱くイメージを図に表すと、次のようになります。

 
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 バリアフリー、つまり、バリアから自由になる人が一部にいるのに、同じ社会に暮らしながら、バリアが無くならない人もいる。これは理不尽です。なくさなければ、ご近所として平穏には暮らせません。それなら「バリアフリー・デザイン」は止めて、最初から、もっと多様な人が住む生活を想定したらどうでしょう? この方が居心地はいいでしょう。それが「ユニバーサル・デザイン」です。

 
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 「できるだけ多くの人が利用可能であるように製品、建物、空間をデザインすること」が、「ユニバーサル・デザイン」に根ざした社会のあり方です。障がいがある人やない人、年齢、性別、民族や母語、人種にかかわらず、さまざまな人が、いっしょに生活できるようにしようという考え方です。「ユニバーサル・デザイン」なら、「バリアフリー・デザイン」のように、困難があっても無視されるということは、(建前上は)無くなります。

 

 都道府県や市町村、あるいは公(おおやけ)の施設では、「ユニバーサル・デザイン」の考え方を採り入れている所が多くあります。この考え方なら、知らない内に人を差別する畏(おそ)れはなくなります。そもそも、そのような地方自治体や公(おおやけ)の施設で働いている全ての人が、「人権」を理解しているかと言えば、そんなことはありません。当然、ルールを無視する人もいるのです。そこで、「ユニバーサル・デザイン」の考え方をマニュアルにして、考え方は理解できなくても、「こんな場合は、こうしましょう」と、例をあげておく事がよくあります。マニュアルがあれば、「なぜそうするのかは理解できなくても、取りあえず、そうしておく」事が可能になるからです。

 

 実際には、マニュアルに忠実に従っていたとしても、本質を理解していないために、バリアがバリアのまま残される――それでもマニュアルには従っているのだから、設置者の責任ではない!――事がよくあります。例えば階段の手前で「危険、注意!」の点字ブロックはあるのだが、点字ブロックと階段の手すりが遠くに離れすぎているために、視覚障がい者の手が手すりに届かなくて、実質的に「注意!」は用をなさないといったことがあります。また車イスを使えば自力で上り・下りできるはずのスロープが、上半身にマヒがあるために力が足らず、現実には上り・下りできなかったり――中でも下りるのは恐い――と言ったことは、しょっちゅう、驚くほど身近で起きています。

 

 つまり、「よくできたマニュアル」があり、それに従っていたとしても、「実際に使う人の意見は、何も聞いていない」という愚かな事が起こっているのです。言いかえると、「ユニバーサル・デザイン」とは、具体的な生活者ではなく、どこにもいない「人というもの」=「抽象的、観念的、非現実的な人」を対象に組み立てた、仮想空間にある「仮の図面」に沿った建物や社会だと言えるのかもしれません。きつい言い方かもしれませんが、これは現実に起こっている事です。

 

 「ユニバーサル・デザイン」に対して、わたしが抱くイメージを図に表すと、次のようになります。

 

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 非現実的な、目の前にいない人を想定して作る「ユニバーサル・デザイン」は重大な欠陥があるのですから、別のデザインを考えましょう。計画の作り始めから困難を抱えた人が参加する「インクルーシブ・デザイン」はどうでしょうか。

 

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 「インクルーシブ・デザイン」では、作り始めから高齢者や障がい者など、いろいろな立場の人が、その人なりの要求を出し、デザイナーといっしょになって、その要求を実現するように計画します。その人が美しい、使いたい、行ってみたいと思うようなデザインを創造していくのです。「美しいはずだ」とか、「使いたいはずだ」、あるいは「行ってみたいはずだ」というのではなく、「当事者がデザイナーといっしょになって社会を創る」という考え方です。協働(きょうどう)という言葉がありますが、それに近いのかもしれません。ただ、あくまで具体的に困っている A さんや B さんと、デザイナーの a さんや b さんが共同で創り出す、具体的な「美しい」もの、「使いたい」もの、「行ってみたい」ところという意味です。

 

 「インクルーシブ・デザイン」(4) に対して、わたしが抱くイメージを図に表すと、次のようになります。

 

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 「インクルーシブ・デザイン」には、丁寧(ていねい)な共同作業が必要です。当事者は、「困っている事の本質」をよく理解して主張しなければ、ただのワガママになってしまいます。またデザイナーも、自分のことではなくても(=実感ができなくても)「本当に困っている事の本質」は理解する必要があります。

 

 「インクルーシブ・デザイン」はいいことずくめのように思えます。しかし、現実に、社会の全てにわたって実現することは難しそうです。「ユニバーサル・デザイン」に比べて、何倍ものお金が必要ですし、マニュアルも、なかなか作れないでしょう。第一、あまりにも多くのデザイナーが必要です。しかも、デザイナーなら誰でも、敏感な人権感覚を持っているわけではありません。これは当たり前です。

 

 そのような中で、「インクルーシブ・デザイン」を実践しようと努力している場所があります――「できている」と言っているのではありませんよ。それは教育現場です。生涯学習施設でも努力している場所はあるのですが、ここでは学校教育を取り上げます。

 

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 なぜ教育に「インクルーシブ・デザイン」なのでしょうか? それは公共財であり、社会的共通資本である「教育」という営みでは、一人ひとりの要求や才能、興味などを尊重しなければならないからです。そのために教育は、もともとインクルーシブ・デザインとは相性が良いのでしょう。「インクルーシブ教育」(5) という言葉もあります。

 

 教育の受け手――学校教育では生徒――の一人ひとりの要求を満たす教育では、担任はデザイナーに当たります。ひとりの先生がひとりの生徒を世話するのが理想でしょう。しかし、現実にはそうもいかないのです。それで副担任を置きます。授業や教室の運営を主にするのは担任ですが、一人ひとりの生徒が教育を受ける時、何かに困っていると、副担任がそれに応じた補助をします。地域によって、またクラスによっても違うのでしょうが、副担任が複数いる場合もあります。繰り上げ算ができなかったり、漢字が書けなかったりする生徒に合わせた教え方をしてくれますし、突然、海外から来た生徒には言葉の面倒もみてくれます。簡単な挨拶は、ハングルや北京語、広東語、南米のスペイン語やポルトガル語、フィリピンのタガログ語といった、生徒の母語に合わせた言葉を使ってくれる公立学校があるそうです。

 

 生活する上での困難、特に「障がい」の考え方は大きく変わりつつあります。新しい「障碍観(しょうがい・かん)」では、〈医療モデル〉から〈社会モデル〉に移行しつつあります。〈医療モデル〉では、「障がい」はケガや病気といった「治すべきもの」でしたが、〈社会モデル〉では、いびつな社会の仕組みが「障がい」を新しく作り出していると考えます。「健常者」という抽象的、観念的、非現実的な「ひと像」を持ち続けるより、現実的で多様な人を目の前にして、具体的な対処法を考える方がよい。わたしは、それが〈社会モデル〉だと解釈しています。

 

 「コミュニケーション障がい者にわかりやすい文章とは?」ということを考えて、この話題を終わりにします。

 

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 この図は、IFLA(国際図書館連盟)という組織が本や文章を読みにくい人のためにまとめた、「読みやすい図書」の対象となる人びとを表す図です (6) 。円がだいたいの対象グループを表し、四角形は読みやすい図書を示しています。この図と具体的な「インクルーシブ・デザイン」との関係は、わたしにも、まだよくわかりません。さまざまな人の読みにくさを同時に満たす文章の書き方を工夫しているのですから、ひょっとすると、これは「ユニバーサル・デザイン」の試みなのでしょうか?

 

 「バリアフリー・デザイン」、「ユニバーサル・デザイン」、「インクルーシブ・デザイン」のそれぞれに欠点はあります。大切な事は他人の〈こころ〉を理解することですが、社会には大勢の多様な人が生活しています。一律に「他人の〈こころ〉」を理解しようと言っても、機嫌の悪い、理解する余裕のない時は誰にでもあるものです。必ずしも理解できるとはかぎりません。そこで、デザインが必要になるのです。

 

 人と人の触れあいにデザインを利用しようとする時は、「ユニバーサル・デザイン」とか「インクルーシブ・デザイン」とかといった言葉には囚(とら)われずに、誰も区別することなく、しかし丁寧に、対応する事が必要ではないでしょうか。

 
☆   ☆

 このようなセミナーでした。いかがだったでしょう? 全国の皆さん、感想をおよせ下さい。

 

-----------------------------------------------------------
 (1) 「誰が美しいと決めるのかー1」
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/10/post_1923/

(2) 「誰が美しいと決めるのかー2」
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/10/post_1924/

(3) 「ユニバーサル・ミュージアムをめざして4:ことばの整理」(2012年4月10日付けひとはくブログ)
http://www.hitohaku.jp/blog_old/2012/04/post_1498/

(4) たんぽぽの家が出した「インクルーシブデザインの手法によるユーザー参加型デザインの仕組みづくりに関する調査研究」という報告書:
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/jiritsushien_project/seika/research_09/dl/result/08-07a.pdf
の21ページから57ページには、
具体的な制作の過程が載っていて、よくわかります。

(5) 「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)概要」(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/attach/1321668.htm

(6) 三谷雅純 (2013)  「生涯学習施設は言葉やコミュニケーションに障がいを持つ人とどう向き合うべきか : 総説」(人と自然 Humans and Nature 24: 33−44)
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/No24_04.pdf
の図1(40ページ)にあります。


 

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

兵庫県立大学 自然・環境科学研究所

/人と自然の博物館

もうすぐ楽しいクリスマスですねs-s-kutusita.jpg
4階ひとはくサロンには 大きなクリスマスツリーがあります
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12月のうきうきワークショップは、クリスマス スペシャルバージョンで
恐竜の歯のレプリカを チョコレートでつくるイベントを用意しておりますよ☆゚o。
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12/24(水)  「チョコで作る恐竜の歯」

時間:①10:30~11:30 ②13:30~14:30                        
場所:4階実習室 参加費:300円 各回定員:15名

当日10:00から4階ひとはくサロンにて、参加申し込みの受付を開始
※定員になり次第終了

カラフルな アンモナイト化石のレプリカも つくることができます。
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12/25(木)・26(金)  「とっても簡単!化石のレプリカづくり」

時間:10:30~16:00 随時受付 (時間内はいつでもご参加頂けます。)
場所:4階ひとはくサロン 参加費:100円

※材料がなくなり次第終了

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▲くわしくは、こちらをクリックしてください

ほかにもイベントがいっぱい!ぜひ遊びにきてくださいね。

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▲フロアスタッフのイベント、くわしくはこちら

ちなみに 年末年始のおやすみは

2014年12月28日(日)~2015年1月2日(金)となっております。
ひとはくは、1月3日(土)から開館しますよ!

                                                              (フロアスタッフ まつだ)

-2℃(マイナス2度)を記録した12月7日、
今年最後のKidsサンデーが開催されました。

さすがに元気なキッズたちも朝は寒かったのか、
寒さがすこしゆるんだお昼頃からぞくぞくと遊びに来てくれました。

◆わくわくネイチャー・テクノロジー自然ってすごい!
『どんぐり☆ラボ』&『タのしいネ☆プレイルーム』
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『どんぐり☆ラボ』では植物はかせとどんぐりの不思議を探りました。
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『タのしいネ☆プレイルーム』ではドングリやオオオナモミなどの「タネ」を使ったゲームや工作に挑戦!
 
◆オープンセミナー『落葉をはりつけ 絵をかこう』
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◆四季の星空案内 冬編
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4階ひとはくサロンから深田公園を見てみると...一角に人だかりが!
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『ひとはく探検隊「落ち葉であそぼう!」』に参加の皆さんでした。
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詳しくはコチラ(フロアスタッフのブログ)!

今回のキッズサンデーでは、キャラバンで伺った幼稚園に通っているお友だちが、
ご家族で遊びに来てくれて、ひとはく研究員やスタッフと感動の再会!が何度かありました。
スタッフ一同、とっても嬉しかったです(^^)
キッズたちを連れてきてくださった保護者の皆様ありがとうございます。

次回のKidsサンデーは2015年 1月4日(日)です。

新年のひとはくは1月3日(土)からオープンしています!
毎年恒例、NPO法人人と自然の会のみなさんによる
「ひとはくのお正月~日本の昔遊び~」(13:00~15:00)
では、羽根つきや凧あげなどができます!
もちろん、フロアスタッフの楽しいプログラムも実施しますよ!

ひとはくの年始年末のお休みは
2014年12月28日(日)~1月2日(金)です。

年末年始はキッズの皆さんも大忙しだと思いますが
風邪などに気をつけて、楽しい時間を過ごしてくださいね!

最後に、クリスマス☆クイズをプレゼント!

Q:クリスマスカラーが入っている虫さんです。名前がわかるかな?(答えは最後)

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クイズの答え:①ヤマトタマムシ②アカエリトリバネアゲハ
       (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

本格的な寒さが近づいていますね。
お布団、こたつ、ストーブ、お鍋、恋しい季節になりました。
みなさん、体調を崩さないよう寒さ対策をしっかりなさってください!

さて12月7日(日)に、ひとはく探検隊を行いました。
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今回は、植物博士の黒田研究員と深田公園で
色々な種類の落ち葉を拾って遊びました!

身近なものでできる遊びに、子供たちからは驚きの声がたくさん!
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何ができるのかわくわく♪


拾ってきた植物について、熱心に質問する子もいました。

きのみもたくさん!
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みんなそれぞれ、お気に入りも見つけました。
こちらは双子のどんぐり、とってもかわいいです。
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約1時間で...
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葉っぱ、きのみがこんなにたくさん!
どれも衣替えをしていて、とてもきれいですね(^^)!

寒い中、たくさんのご参加ありがとうございました。

 

次回のフロアスタッフのイベントは、
12月13日(土)、14日(日)の「画はくの日」です。
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たくさんある展示のなかで今回のテーマはどこでしょう?
今年最後の「画はくの日」。
週末はぜひ、ひとはくへお越しください。

フロアスタッフ きただにさやの

ユニバーサル・ミュージアムをめざして60

インクルーシブ。 ん? 何のこと?-1

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

 

seminar 0 black_line.gif博物館セミナー「むすぶ、ひらく、ユニバーサルなこと」

 

 口(くち)では「誰にでも読みやすい文章」を書いたり、「誰にでも わかりやすい話し方」をすることは、とても大切なことだと言います。しかし、実際にやってみると、大変に難しいことが よくわかります。言葉は、時や場所がら、場合に応じて柔軟に使い分ける必要があるからです。具体的には、たとえば、いつ育ったかによって書く文章は変わりますし、使う話し言葉も変わります。おじいさんや、おばあさんに、子ども言葉で話したのでは相手を傷付けます。素直なおじいさん・おばあさんなら、怒り出すかもしれません。反対に小さい子どもに対して、おとなのように話しかけるのも変です。これは考えものです。

 

 同じように、自分とは違うコミュニケーション手段を使う人に対しては、自分と相手が共にわかる方法を探さなければなりません。たとえば、耳があまり聞こえない難聴者や聴覚失認者、ろう者には、話しかけるよりも、書いて意味を伝えることが大切です。また手や腕にマヒがある人は文字を書くことが苦手ですから、書きたくても、ゆっくりとしか書けません。わたしは右半身にマヒがありますが、字や絵が必要な時は左手を使って、それこそ、ヨチヨチと書き、また描くのです。わたしとの〈文字を介した対話〉では、テンポが遅いのは我慢(がまん)して いただかねばなりません。

 

 ひとはくの博物館セミナーで、わたしは「むすぶ、ひらく、ユニバーサルなこと」を企画してきました。ちょうど12月3日から9日までは障害者基本法によって障害者週間と定められています――12月9日が「障害者の日」です――し、国際連合で1992年に宣言された「国際障害者デー」が、毎年12月3日です。それに合わせて、このセミナーを企画したのです。「障がい者と社会のあり方」について、既存の考え方に縛られずに、皆で本音をぶつけてみようという意図があります。

 

 ところが、しばらく前から何とはなく皆さんの集まりが悪くなってきました。なぜかと考えて思い付いた理由が、この企画は飽きられてしまったかもしれないと言うものでした。それとも、ひとはくは公共の博物館ですから、「県の福祉施策を宣伝する場に利用しているのではないか」と誤解されたのかもしれません――わたしは本務が兵庫県立大学の教員ですから、「兵庫県はまったく関係がない」とは言いませんが、あくまで研究者であり、大学の教員です。行政職員のつもりはありません。とりあえずは、障がい者を含むヒトの多様性や社会の多様性を全面的に肯定してみる。そこから出発すると、世界はどう見え始めるのかが、わたしの発想の基本です。セミナーの企画にも、基本的に研究者の発想があるのです。ですから、場合によっては兵庫県行政の施策方針に反する主張もあるに違いありません。

 

 2014年の博物館セミナー「むすぶ、ひらく、ユニバーサルなこと」は、受講された方が少なかったので、最初は困ってしまいました。しかし、ある時、ふと気がつきました。

 

受講者が少なければ、その方の特別な要求に合わせたセミナーを創ってみたら、どうなるのだろう。

 

 さまざまな方が参加して下さるのなら、あまり特定の方ばかりの要求に合わせたセミナーはできません。極力、皆さんが満足できるように、セミナーのやり方を工夫しなければなりません。しかし、2014年度は人数が少ないのだから、セミナーのやり方を、特定の人に合わせることができます。よい考えに思えました。

 

 わたしは、このアイデアにワクワクしました。それって、つまり、インクルーシブ・デザインのやり方ではないのか? そう、まさにインクルーシブ・デザインです。受講者は、ただ座っている「お客さま」ではなく、その人なりの要求を出し、それに講師(=三谷)が応えて、セミナーを創り出す。その中から新しいものが生まれる。そういうことかもしれません。一回ごとに、個別のセミナーを創っていくのです。

 

 そのようなセミナーを創り出すためには、あらかじめ受講者の困難さを、よく知っておく必要があります。幸い2014年度の受講者は、以前から深い付き合いのある方ばかりでした。

 

 具体的なセミナーの内容は、後で述べます。今は、まだどうしても超えられないインクルーシブなセミナーの課題を書いておきます。

 
☆   ☆

 ひとつは、いくら工夫しても残る「特定の人」のことです。今回は、この困難がある方はおられませんでしたが、たとえば「赤ん坊」はセミナーには参加できません。なぜなら、赤ん坊は言葉がわからないからです。少なくても2歳ぐらいにならないと、会話ができません。本当の意味で社会性が育つのは、小学校の高学年ぐらいだと言います。

 

 「赤ん坊がセミナーに参加できないなどと、当たり前のことだ」と切って捨てないで下さい。ここで言う「赤ん坊」には、1歳に満たない本当の赤ん坊もいますが、それよりも、もっと多くの人が含まれるからです。幼児や児童は「赤ん坊」とは違いますが、精神の発達では赤ん坊に毛が生えたようなものです。知的障がい者の心は――肉体の年齢はどうであれ――発展途上の段階です。認知症者でも同じです。一旦は獲得していた社会性ですが、だんだん失われることが多いのです。これらの人全員が、今は「赤ん坊」と呼んでいる人たちです。この「赤ん坊」に接する術(すべ)を、ぜひとも見つけなくてはいません。

 

 もうひとつは、どのデザインにも付き物の短所のことです。ユニバーサル・デザインにせよ、インクルーシブ・デザインにせよ、長所があれば、必ず短所もあります。このブログは「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」ですので、ユニバーサル・デザインに寄りかかっているみたいですが、実際にはインクルーシブなものの見方をしていることも多いのです。

 

 わたしが言いたいことは、他の人の優れたアイデアをそのまま借りてきて実行するということではなく、アイデアの優れたところを生かしつつ、自分たちの実際に生活するコミュニティに合った具体的なものを創り出す。それが超えていかなければならない課題だと思います。ユニバーサル化、インクルーシブ化といった名前にはこだわらずに、物事の本質を探っていきたいと思うのです。

 
☆   ☆

 次は「インクルーシブ。 ん? 何のこと?-2」として、具体的な博物館セミナー「むすぶ、ひらく、ユニバーサルなこと」のようすをお伝えします。お楽しみに。(一気に書いてしまおうかと思いましたが、書き切れませんでした。)

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

小さな学校キャラバン】本年度最終回!!
行ってきました、小さな学校キャラバン ~ 丹波市立神楽小学校 2014/11/27 ~


10月23日からスタートした小さな学校キャラバン。7校目の訪問となる丹波市立神楽小学校に出発しました!
神楽小学校にはビオトープがあります。15年前に総合的学習の一環で、人と自然の博物館の中瀬館長をはじめ博物館の研究員たちのアドバイスでビオトープが作られた経緯があり、博物館にとってもゆかりのある学校です。今回の学校キャラバンにはNHK神戸放送局の取材班が同行されています。
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午前中は、1・2年生19名を対象に研究員の先生が神楽にある樹木について葉の写真を見せながら説明されました。 児童たちも質問に活発に答えていました。
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次に校内にあるビオトープを散策し、兵庫県のレッドデータブックのBランクに指定されているバイカモ(梅花藻)について説明されました。 15年前には、現地の川でもいたるところで見ることができましたが、今ではほとんど見ることができなくなっているそうです。

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先に説明された樹木について、現地で解説されています。児童たちも、樹木の名前をよく知っていて驚きました。
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移動博物館車ゆめはくの中を見学しました。みんなきれいな色をしたチョウや兵庫の昆虫を納めた標本箱に大興奮です。
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再び教室に戻って、次は化石のお話です。まず丹波竜の発見と名前の由来について聞きました。実際の化石を手に持って、その重さに驚いていました。
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次に佐治川で実際見つけた化石についてお話しを聞きました。 この化石は古生代のペルム紀(今から2億8千年前)に、放散虫が死んで海の底に沈み、地形の変化とともに長い年月を経て今ここにあることを、児童たちにわかりやすいように説明されました。また、佐治川は火山の噴火によってできた石が多いそうです。DSC_8279.JPG


次にアンモナイトについてクイズを交えて学習したあと、実際にアンモナイトのレプリカづくりに挑戦しました! 各自好きな色を2つ選んで自分だけのオリジナルなアンモナイトを作りました。
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午後からは、中瀬館長も到着し、3・4・5年生の26人を対象にビオトープについて説明されました。 具体的にビオトープ発祥の地といわれるドイツ、アメリカの事例を用いて神楽小のビオトープについて説明されました。
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中瀬館長も久しぶりにビオトープを訪れられました。15年前に作られたビオトープですが、児童のみなさんのご協力もあり管理ができていると感想を述べられていました。
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最後に、ゆめはくの中の標本箱を見学しました。NHKのインタビュー取材もありました。
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この日はNHKの取材班もあり、児童たちにとっても思い出に残る充実した一日になったと思います。
本年度からスタートした「小さな学校キャラバン2014」は丹波市立神楽小学校で最終回となります。
また、来年度新たに訪問させてもらうかもしれません。お楽しみに!!

小さな学校キャラバン隊

展示物に近づくと、スマートフォンで展示物の説明がみられるアプリ
『館ナビ』ご存知でしょうか?
ひとはくでは、実証実験として試行しています。

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体験いただくには、お手持ちのiPhoneにアプリをインストールする必要があります。

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博物館の3階入口、『館ナビ』案内板にQRコードがありますので、そちらでもインストール可能ですよ。


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▲『館ナビ』アプリ

『館ナビ』ガイドを開き、展示物に近づくと...
s-nagasukujira.jpg →→→s-iBeacon (1).jpg
情報(写真・文章など)が自動 表示されます!


3階・2階の展示物の情報が自動的に切り替わってみることができ 面白いですよ(^^)

ぜひ、おためしください。

◆『館ナビ』アプリ(無料)


・実施予定期間:2014年10月24日~2015年3月31日(予告なく中断・休止する場合があります。)
・対応する機種:iPhone(iPhone4s以降)/iPad

App Storeで『館ナビ』と検索すると、簡単にインストールできます。

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寒くなり、深田公園も赤・黄・緑と紅葉が深まってきました。
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今年もあとわずか・・・

4階ひとはくサロンには恒例のクリスマスイルミネーションも夕方になると
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4時45分でひとはくサロンが終了なので・・・見られるかな(?_?)

フロアスタッフによる手作りのデジタル紙芝居も今年は

2作新しいものが完成しました。(*^_^*)

「ぽこぽこぽこ~森をつなぐ~」
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(日替わりで上映中)

森では、どんなことがおきているでしょうか?

生きものには、どんなつながりがあるかな?


「オランとウーたんのジャングル探検記」
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(もうすぐ完成!間もなく上映されます)

二匹のこども、オランとウーたんが世界一のおいしいくだものを探しに

ジャングル探検にでかけます。見つかるのでしょうか?

もうご覧になられましたか?

ぜひ、博物館に見に来てくださいね!(^^)!

デジタル紙芝居の詳細は↓

 http://www.hitohaku.jp/exhibition/staff.html#kamisibai

みなさまのご来館❤心よりお待ちしています。

     

         フロアスタッフ  にしぐちひろこ



ユニバーサル・ミュージアムをめざして59

何日もかかって アフリカの森を歩いた事がある。

三谷 雅純(みたに まさずみ)

OdzalaBai-07-03.JPG 半年がかりで、アフリカ中央部の森を、歩いて旅した事があります。

 土地の言葉で、わたしが〈ンドキの森〉と呼んだ森が出発点でした。広い広い無人の森でしたから、最初、その森に名前はありませんでした。しかし、その中をンドキ(=悪霊)川が流れていたので、そこから「ンドキ」という名前をもらったのです。その〈ンドキの森〉に初めて足を踏み入れてから、わたしはコンゴ人民共和国、カメルーンと横断し、ギニア湾にある赤道ギニアの洋上アルプス、ビオコ島を駆け上りました。消耗の激しい半年でした。わたしは、何とか自立して、誰も知らない森を自分の力だけで見付け、新しい調査地を開拓したかったのです。わたしは結局、つい最近、世界自然遺産に登録された〈ンドキの森〉、現在のヌアバレ=ンドキ国立公園 (1) を調査地にしたのですが、今、改めて思い出すのは、1988年から1989年にかけてのカメルーン南部の森での出来事の方です。

☆   ☆

 それにしても、どうして人は不安に襲われてまで、未開の地に足を踏み込むのでしょうか? わたしも、〈ンドキの森〉という、誰も知らない未開の地に踏み込んだのですから、自分のことを振り返ってみればよいようなものです。カメルーンの森で出会った人たちも、ご本人が、あるいは高だか数世代前のひとりの男性が――不思議ですが、ことごとく男性でした――、カヌーで川辺を行き来して、家を建てる固い地面を捜したのでした。固い地面が見つかったら、近くに飲める水が流れているかどうかを確かめます。水が確認できたら辺(あた)りに生えている木の種類を見て、農地になるかどうかを見きわめます。農地になりそうだと判断し、そこに住む決心がついたら、焼き畑にするための最初のひと斧(おの)を振り下ろしておくのです。

 この旅の最中に、なぜその村を開いたのかと問う機会が、何度かありました。

 理由はいろいろでした。村が滅びてしまったからという話をよく聞かされました。

 例えば感染症です。ある村は、かつて、もっと北にあったのですが、皆既日食の年、みんなで太陽を見ていると目が痛みだした。血の涙が出て、人びとは死んでしまった。その場所には、もう住めないからと、残ったもの何人かで今の場所に移ってきた。それがこの村の始まりだと教えてくれました。

 別の村では、昔は千人を超えるほどの大きな村だったそうです。ある時、病気が流行り、人びとはバタバタと死んでいった。そのために村は滅びた。そして河川の何十キロも上流に、同じ名前の村を開いた。今は少数のバンツー農耕民と狩猟採集民のピグミーが、いっしょに暮らしている。新しく村を開いたのが、あの村長だと、椅子でくつろいでいる老人を指さして聞かせてくれたこともありました。

 まるで、むかし話そのままです。わたしたちの周りにも、よくあった事に違いありません。しかし、何世代にも渡って、安定して暮らす事が当たり前のようになると、「人が死に絶える」とか「村が滅びる」というのは、日常感覚では捉えきれなくなってしまいました。わたしたちの普通の言葉で言い直すと、それは「コミュニティが滅びる」とか、「ひとつの地域が滅びてしまう」ことに当たるのでしょう。アフリカで村が滅びるというのは、それほど大変な事なのです。しかし、よくある、当たり前の事でもあります。

☆   ☆

 バンツー農耕民は、もともとは、今で言うカメルーンとナイジェリアの国境近くに住んでいたサバンナの農耕民だったそうです。その人たちが、ある時、サバンナから森の中へと逃げ込んだという話があります。バンツーは北から南下してきた異民族に追われたディアスボラなのだそうです。その異民族もディアスボラなのでしょう。今から、三千年とか、四千年とかいう大昔の話です。我われにとっては縄文時代に当たります。

 サバンナのような乾燥して見晴らしのよい土地から、森という、湿り気の多い、見通しの悪い土地に入るのですから、おそるおそる、恐ごわと、歩を進めたような気がします。そんな想像をしてしまいます。一気に、雪崩を打って侵入したというのではないのです。

 カメルーンには、〈マキザール〉という「森の精」の言い伝えがありました。小さな、人のように見えるのですが、明らかにピグミーとは違う。夜になると人を襲い、殺してしまう。〈マキザール〉から逃れるには、――記憶は不確かですが、確か――〈白魔術〉があったと思います。〈白魔術〉が使えるのは、村の長老だけだと聞いたように思います。

 多くの動物とは違って、人はなぜ広大な地域に住むようになったのかと考えていて、カメルーンの森の奥に点在する村の消長に思いが至りました。〈マキザール〉の言い伝えは、〈むら〉という空間、つまり自分たちバンツーの住むその場所だけが「人の住む世界」であることを意味します。その外には〈異族〉、つまり人間以外の生き物がいるという意味です。そのためでしょう。〈マキザール〉は恐ろしい「森の精」ですし、ピグミーもバンツー(=バンツーの言葉では「人」という意味)ではないのです。

 アフリカのサバンナで長く文化人類学を研究しておられる川田順造さんは、『サバンナの博物誌』(ちくま文庫) (2) という本の中で、西アフリカのサバンナに住むモシ族の人たちは、住んでいる家や住む場所、さらに「気心の知れた人びと」、つまり「いっしょに暮らす人たち」を指すのに〈イリ〉という言葉を使うのだと書いておられます。この〈イリ〉に対する言葉が〈ウェオゴ〉です。〈ウェオゴ〉は野獣や荒れ野の精〈キンキルシ〉のいる場所なのだそうです。川田さんは、〈イリ〉と〈ウェオゴ〉に当たる概念をわたしたちの周りに探すとすれば、ひょっとして〈さと〉と〈やま〉に当たるのかもしれないと書いておられます。人が居住し、畑仕事をする〈さと〉に対して、〈やま〉はクマや鬼の住む異界です。〈キンキルシ〉はちょうど、カメルーンの森林地帯では〈マキザール〉に当たるのでしょう。そうだとすれば、〈マキザール〉のいる森は、サバンナでは、人ではない、得体の知れない何かがいる「荒れ野」に当たります。

 「新しい村を築く場所を探す」ということは、まさに、「〈マキザール〉や〈キンキルシ〉のいる場所」の中で、恐ごわ歩を進めることなのです。「〈マキザール〉や〈キンキルシ〉のいる場所」に踏み込まなければ、「新しい村を築く場所」は探せない。しかし、そうだとしても恐がっていては何も始まらない。「人が死に絶える」とか「村が滅びる」というのは、アフリカに限らず、人にとっては、それほど頻繁に起こる事なのですから。

☆   ☆

 ヒトは地球上のあらゆるところに分布しています。その移住の様をあれこれ考えていたので、今回は原稿が、「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」で立てていた主題からは、ずれてしまいました。これがどう結び付くのかは、そのうち、説明します。

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(1) 世界自然遺産はコンゴ共和国のヌアバレ=ンドキ国立公園とともに,カメルーンのロベケ国立公園と中央アフリカ共和国のザンガ=ンドキ国立公園が含まれる「サンガ川流域の3か国保護地域」として登録されました.

(2) 『サバンナの博物誌』(ちくま文庫)

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三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

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 ただいま4階ひとはくサロンにて、恒例のクリスマスイルミネーション
設置されています。
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▲深田公園が望める窓際にも、素敵なツリーがあります(昼と夜の様子)

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今年は動くかわいいウサギもいますよ♪

ご紹介したのは一部です。ぜひ博物館で本物をご覧くださいませ。

▼楽しいクリスマスイベントもご用意しております♪

http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key9567_subkeyFILE1


リニューアルした4階ひとはくサロンも、ぜひご覧ください。


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                                                           (フロアスタッフまつだ)

小さな学校キャラバン】第4弾!!

  行ってきました、小さな学校キャラバン ~ 香美町立余部小学校&御崎分校 2014/11/14 ~

 

第4弾の小さな学校キャラバンでは、香美町立余部小学校&御崎分校に行ってきました。

11月中旬でしたが風は冷たく、早くも冬の訪れを感じさせる一日でした。

今回の小さな学校キャラバンの中ではもっとも遠方の小学校で、片道3時間弱の道のりでした。

 

キャラバンは余部小学校で実施させていただいたのですが、応募していただいたのは御崎分校です。御崎分校は、余部小学校から車で山道を10分ほど走らせた場所にあります。

小さな校舎が日本海を臨む高台に建っています。分校に通う子どもたちは、定期的に余部小に来て学んでいます。

キャラバンは、分校の子どもたちが余部小学校に来る日に合わせて実施しました。

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私たちが三田から余部小まで移動している午前中、ひとはくの元研究員(現在は兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科)の先山徹さんから余部の石や地形についての授業がありました。

その後、NPO法人おおやアート村理事長の田中今子さんのご指導で、ストーンペインティングをおこないました。

子どもたちが思い思いに描いた絵には、海を連想させるものが多いようでした。やはり暮らしのなかに海が浸透しているのでしょう。
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三田からのゆめはく部隊は11時過ぎに余部小に到着し、12時過ぎには設営が完了しました。

グラウンドに停めたゆめはくには、昆虫標本のセットを展示しました。

校舎の中の廊下には、ゴホンダイコクコガネとススメバチの拡大模型&昆虫タペストリーです。
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13時から、幼稚園児、1・2年生、3~6年生の順で見学に来てくれました。

標本をじっくり観察して、引いたカードとまったく同じ虫を見つける「むしむしみっけ」に挑戦です。くまなく観察しなければ、なかなか正解できません。

ほかにも、針で刺すハチはオスとメスどっち?といった虫にまつわるクイズを出題したり、最近シカが増えているためシカのふんを食べるゴホンダイコクコガネも増えていることなどを、拡大模型を見ながらお話しました。IMG_1622.JPG IMG_1627.JPG IMG_1630.JPG
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子どもたちには初めての体験や話題ばかりだったようで、目を丸くしたり、歓声をあげる場面が多々ありました。

先生のなかには、「この昆虫はこの辺で見かけたことがあるけど、こんなにじっくり観察したことはなかった」とおっしゃる方もおられました。

 

御崎分校の児童と先生で学校周辺の昆虫を調べているそうで、今回のキャラバンをきっかけに、今後そういった活動を応援していければと思います。

 

小さな学校キャラバン隊

 皆さん寒くなってきましたね~

 きょうはスタッフ仲間が 作ってくれたカリンとショウガのハチミツ漬けを飲んで 風邪予防を

 しました~(*^_^*)(ホッコリ)

  
 11月22日(土)・23日(日)に フロアスタッフとあそぼう「ぽこ・ぽこ☆キノコのしおりづくり」を
 行いました。

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 ☆明日24日(月・祝)も フロアスタッフとあそぼう「ぽこ・ぽこ☆キノコのしおりづくり」がありますよ! 

  デジタル紙芝居「ぽこぽこぽこ~森をつなぐ~」は キノコが主人公の とてもかわいいお話です。

  ぜひ ひとはくへ お越しくださいね。

                                  フロアスタッフ おの まゆみ

11/15(土)・16(日)のフロアスタッフとあそぼうは、
「きょうりゅう骨パズル」を行いました。
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丹波の恐竜の大きなパズルを、みんなで組み立てていくイベントです。
最初は、兵庫県で発見された 丹波の恐竜のお話を聞きます。

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これまで、「丹波竜」という愛称で呼ばれていましたが
新種の恐竜として「タンバティタニス・アミキティアエ」と命名されました。

お話のあとは、いよいよパズルです。
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しっぽの骨はどこ?これは首の骨かな?それとも...... 
みんなで相談しながら、どんどん組み立てていきます。

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みんなで力をあわせて、丹波の恐竜が完成しました!

ご参加、ありがとうございました。

ただいま、ミュージアムショップにて

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▲当館の三枝主任研究員の監修の「丹波の恐竜フィギュア」販売中!


11月うきうきカレンダーはこちら イベントをチェック!

http://www.hitohaku.jp/infomation/event/ukiuki1411.pdf

11/22(土)・23(日)・24(月祝) 13:30~ フロアスタッフとあそぼうは

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「ぽこ・ぽこ☆キノコしおりづくり」です。

受付は10:00~、4階カウンターにて。ご参加お待ちしております!

                                                           (フロアスタッフ まつだ) 

人と自然の博物館では、兵庫県立有馬高等学校 人と自然科の1年生を主な対象とするセミナーを年間8回行っています。

 ※ 第1回~第7回は、一般セミナーとしても実施しており、一般の方にもご参加いただけます。
本日、11月21日(金)は第7回目、三谷研究員による『霊長類学が描くヒトの姿-われわれは何者か』のセミナーです。

◆ 2キロ余りの道のりを歩いて来館。[13:40ごろ]
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◆セミナー参加は、県立有馬高校 人と自然科1年生のみなさんです。
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◆類人猿とヒトの認識のちがいや、アフリカ・コンゴにおける類人猿に関する調査研究の成果について教えていただきました。
 長時間の講義でしたが、高校生だけでなく、その面白さに筆者も引き込まれていき、あっという間の90分でした。
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◆講義が終わり、ホッと一息。 ◆次は、最終回 三谷研究員のセミナー続編です。
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                   ★ お疲れ様でした。[15:30ごろ]

『平成25年度有馬高校連携セミナー』一覧
 【第1回】(5/2):「タンポポの話」(鈴木武)                  【第2回】(5/30):「アフリカの大地に人類進化の謎を探る」(加藤茂弘)
  20140502suzuki.jpg                       20140530kato1.jpg

第3回】(6/27):「植物の形から自然を探る」(秋山弘之)  【第4回】(9/5):「化石からみた生き物たちの歴史」(菊池直樹)
 
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 【第5回】(10/10):「コケとキノコ美と多様性」(秋山弘之) 【第6回】(
10/24):「次世代に残したい風景について考えよう」(大平和弘)
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 第7回(11/21):第8回( 1/16):「霊長類額が描くヒトの姿-われわれは何者か?」(三谷雅純)        -《以上全8回》-

 ※ 第1~7回セミナーは、既に終了しております。
 

このように「ひとはく」では、次世代を担う子どもたちの育成をめざし、学校連携事業に取り組んでいます。
                 
                                                          生涯学習課840
 




小さな学校キャラバン】第5弾!!
行ってきました、小さな学校キャラバン ~ 神河町立越知谷小学校 2014/11/18 ~

5弾の小さな学校キャラバンは、秋も深まる神河町の越知谷小学校です。山はすっかり紅葉で色づいていました。この日はオープンスクールの期間中ということで、保護者の方や地域の方にもキャラバンのことをお知らせいただいたそうです。中に入ると、うれしい歓迎の言葉が...
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越知谷小の校舎には、地元の木材が使われています。この温かみのある校舎で児童43名が学んでいます。
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当日は10時前に来校し、準備開始です。まずはツキノワグマを下ろしてっと...。最近この地域に出没するようになったそうで、ぜひ間近で本物を見たいという学校のリクエストにお応えしました。
ゆめはくの中は昆虫の展示です。11時頃には設営が完了しました。
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1120分から見学がスタート!まずは34年生がやってきました。
めずらしい鉱物や間近で見るクマに興味津々でした。
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1140分からは、56年生の見学です。アンモナイト化石をさわってみたり、昆虫標本をじっくり観察しました。

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お昼は児童の皆さんと給食をいただきました。スタッフにとっては、うん十年ぶりの給食...(正直なところ、これを楽しみにしていたメンバーもいました 笑)子どもたちの笑顔に囲まれて、とってもおいしかったです。

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午後一番に、幼稚園の園児4名も見学に来てくれました。ゆめはくの中に入るなり、「わぁ〜!」という歓声とともに園児たちの拍手が!これはスタッフにとってうれしい驚きでした。

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13時半からは、12年生(展示の見学)、34年生(昆虫観察)、56年生(植物観察)の3グループに分かれ、それぞれセミナーをおこないました。

12年生は、標本を観察しながら「チョウとガの見分け方」や「モルフォチョウの光るしくみ」などのお話を聞きました。

34年生は、学校の近くにいる昆虫のお話を聞き、実際にさわって観察しました。ちなみに、学校の周りにはカメムシがとても多いそうです。そのカメムシにもいろんな種類がいることを学びました。

56年生は、学校から出て川沿いにどんな植物が生えているか観察しました。見慣れた風景の中に、実はたくさんの植物があることを知りました。

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終了後の子どもたちの感想の中には、「知らないことがわかってよかった」「三田のひとはくに行ってもっと見たい」といった声がありました。今回のキャラバンが、新たな学びのきっかけになればうれしいです。

また先生からは、「今日のキャラバンでの子どもたちの反応は、明らかに普段とは違い、とても集中していました」といった声もありました。

キャラバンでの学びがどんな効果をもたらすのか、今後整理していきたいと思います。

私たちスタッフにとっても、学びと刺激に満ちた学校キャラバンでした。

小さな学校キャラバン隊

11月19日(水)、AM11:00より
朝来市立朝来中学校1年生52名のみなさんが来館され、赤澤研究員による 特注セミナーミニ逆さビデオカメラづくりを受講されました。
このセミナーは、受講者が作ったミニカメラによって、遠方にあるものをレンズをとおしてスクリーンに映し出し、カメラの仕組みや原理について学ぶセミナーです。

Ⅰ 赤澤研究員のお話『カメラのはじまり』
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Ⅱ 『ミニカメラづくり』
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  ♡ コチラがカメラの材料です。(黒画用紙、虫眼鏡(レンズ)、セロテープ、黒ガムテープ、ハサミ)
   ※他にスクリーン用トレーシングペーパーが必要です。

① 黒い画用紙を、左の図のように2種類の型にそって切り抜きます。
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 ※ 上の図の筒は、四角い窓をあけ、小さなレンズを取り付けます。
   下の図の筒は、片方にスクリーンと貼り付けます。

② 上の図をもとに、2種類の筒を作ります。
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③ 一つの筒の四角い窓に、左の図のようにレンズを取り付けます。
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④ もう一方の筒にスクリーンを貼り付けます。
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⑤ スクリーンの筒を、レンズのついた方の筒に差し込んだら・・・・・・
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⑥ ミニ逆さカメラの「で☆き★あ☆が☆り~!!」
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♡みんな、のぞいています。 ピント合わせに、必死です。
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◆「うわー、すごい!!」/◆「すごい、きれいに映ってる!!」/◆「本物みたい!!」 etc

⑥ みんなが見ているのは・・・・!!!!???
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 《コレが、ミニカメラに写った映像》     《コチラが実際の映像》
  ※ ↑写真をクリック☆彡

 ★★結構きれいに映っています。(赤澤研究員のカゲも映っています。)‥‥ ただし、全部 逆さです。

★★★最後に、赤澤研究員から、人間の眼球でも同じ現象が起きており、逆さ画像を脳が修正し、上・下・左・右を正しく認識できていると聞いて、驚きです。
しかし、ミニカメラを作ってみると、人の目の中で起きている光の現象も実感をもって理解できたような気がします。

本日は、朝来中学校の皆さんに、実習をとおして光の不思議な世界を体験していただきました。

なお、このセミナーは受講料200円にて、提供させていただいております。


特注セミナー
のページはコチラ

                                        生涯学習課 840

11月16日(日)、兵庫県立人と自然の博物館では、NPO法人 人と自然の会によるスーパードリームスタジオがホロンピアホールで開催されました。また本館でも、多数のオープンセミナーが開催されました。当日は、「関西文化の日」として観覧料が無料ということもあり、多くのお子様連れのお客様がご来館され大賑わいの一日でした。

ご来館できなかった方は、12月もドリームスタジオが開催されていますので是非ご参加ください。詳しくはこちら

【スーパードリームスタジオの様子】
ホロンピアホール入り口では、開催時間前から多くのお客様がお待ちでした。

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ホロンピアホールの様子です。

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●強化ダンボールで巨大恐竜作り
顔や首、胴体、手足の各パーツをみんなで協力してつくり、最後に組み合わせて恐竜が完成しました!

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●けん玉作り、けん玉選手権
ペットボトルを材料にけん玉を作りました。その後、ホロンピアホールステージでけん玉選手権が開催されました。画像の女の子は何と!「106回」という記録を出しました。

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●粘土で恐竜を作ろう
粘土で模型を見ながら恐竜を作っています。

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●松ぼっくりのクリスマスツリー
クリスマスシーズンを前にベイマツの松ぼっくりに個性豊かな飾りつけをつけてオリジナルなクリスマスツリーが完成しました。

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●鶴のクラフト作り&竹笛作り
お子様、いつの間にか保護者も夢中になって作っていました。

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●ダチョウ卵の殻でペンダント
砕いたダチョウの卵に各自アクセサリーを貼ったり、色付けをしたりオリジナルなペンダントが出来上がりました!

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●スペシャルミンミンゼミ作り
用意された翅(ハネ)を切り取り、容器に取り付けて完成。糸をつけて回すと音も出ます!

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【オープンセミナーの様子】

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お庭の立体カードをつくろう
庭のパーツを思い通りに貼って、自分オリジナルのお庭の立体カードを作っています。

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わらで紙づくり

稲わらを原料にして紙づくり(溜め梳き)を体験していjます。仕上げの乾燥作業はご自宅で。

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鳥の羽根を使って「ペン」をつくろう!
「最も歴史の古いペン」の一種、鳥の羽根を使って、ペンを作っています。インクをつけて、上手に字を書いてみよう!
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 フロアスタッフとあそぼう「きょうりゅう骨パズル」
大きな丹波の恐竜パズルをみんなで完成させよう!
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風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう!
紙、クリップ、ホッチキスなどを使って、風に乗って飛ぶタネの模型を作っています。
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ひょうごの活断層はぎとり展示解説
大震災後の20年間に作成・収集した兵庫県内の主要な活断層のはぎとり標本と、兵庫県南部地震の直後に撮影された野島断層による地表変位等の写真について研究員より解説がありました。
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さわって観察!動物のホネ
シカやイノシシなどいろいろな動物の骨格標本を展示します。実際にさわって重さや質感を体験!
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昆虫標本を見てみよう
通常は非公開の昆虫標本が展示されていました。
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情報管理課 阪上勝彦

11月14日(金)、AM10:00に小野市立河合小学校3年生41名のみなさんがお越しになり、入館後、山内研究員による 特注セミナー『ワクワクこん虫ワールド!!』を受講されました。
 ※ 当館では、従来より各ご希望により ひとはく研究員による特注セミナーを行っております。

『ワクワクこん虫ワールド!!』では、普段は展示していない 標本棚の中のこん虫標本を、子どもたちが自由に取り出して、間近に見ることができます。
また、たくさんの標本の中から厳選したこん虫を、山内研究員が顕微鏡を使ってモニターに大きく映し出し、詳しく解説します。
 

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    ☆★山内研究員のお話☆★       ☆★標本を自由に観察☆★        ☆★昆虫の解説☆★

 
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   ♡♥顕微鏡を使っての観察♡♥     ♡♥スクリーンに映った昆虫♡♥       ♡♥顕微鏡で観察♡♥

 
    
 

このセミナーでは、こんな(⇓)昆虫を見ることができます。
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     《モルフォチョウ》           《コガネムシ》              《クワガタムシ》

本日は、河合小学校の皆さんに、めずらしい標本をとおして「こん虫ワールド!!」を体験していただきました。

ひとはくでは、昆虫だけでなく、動物、化石、植物など、様々な 特注セミナーを実施しております。

特注セミナーのページはコチラ

                                        生涯学習課 840

11月14日(金)【トライやる・ウィーク最終日】

トライやるウィーク最終日は、フロアスタッフのお手伝いと標本整理の班に分かれてそれぞれ活動しました。

フロアスタッフの班は、12月20(土)・21(日)・23(祝・火)日に開催されるイベント:フロアスタッフとあそぼう「クリスマスモビール」で使用するの飾りを作っています。
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その後、デジタル紙芝居の上映にむけて3人で息を合わせて練習を繰り返し、本番を迎えました。
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午後は、小学校の団体が来館され、展示室ツアーを手伝いました。小学生を前に補助的にパネルを持ったり積極的に活動してくれました。
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標本整理の班は、カニのアクリル封入標本の作製をしました。
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トライやる終了後、お世話になった博物館職員に挨拶を済ませ解散しました。

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博物館にはさまざまなお仕事があります。体験することによって少しは理解できたと思います。次回は、セミナー等を機会に博物館に足を運んでくださいね!

情報管理課 阪上勝彦


11月13日(木)【トライやる・ウィーク3日目】

博物館でのトライやるウィーク3日目の様子をお伝えします。
午前中は2班に分かれて総務課、情報管理課の仕事を手伝いました。

総務課では、数多くある書類の整理を手伝いました。

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情報管理課では、収蔵庫棟の図書室に入り、書棚の本の移動や整理を手伝いました。

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午後は、6人全員でタンポポ調査の資料整理をしました。 一般の方から送られてきたタンポポ調査用紙の内容を確認しながら、花を番号ごとに袋に入れて整理しています。

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明日は最終日ですね。レポートの冊子もしっかり仕上げていきましょう!
情報管理課 阪上勝彦



11月12日(水)【トライやる・ウィーク2日目】

博物館でのトライやるウィーク2日目の様子をお伝えします。
午前中、神戸市立夢野の丘小学校1年生が来館され、お出迎えからスタートしました。

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深田公園は、このようにどんぐりでいっぱいです!
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小学生たちは深田公園でドングリ拾いをしました。トライやるの中学生は小学生がはぐれないよう見守りながらサポートしてくれました。
 
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最後には小学生たちからもお礼のあいさつをいただきました。

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午後は、明日の特注セミナーの準備を手伝いました。主にカタツムリの部屋の掃除です。 また、鈴木研究員から岡場駅周辺のカタツムリ生息場所や種類と見分け方についても説明していただきました。

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 残り2日、明日はどのような活動が待っているのでしょうか。お楽しみに!

情報管理課 阪上勝彦



11月11日(火)【トライやる・ウィーク初日】
兵庫県立人と自然の博物館では、秋のトライやる・ウィークとして神戸市立北神戸中学校、有野中学校、有野北中学校からそれぞれ2名、計6名の中学生を受け入れています。

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 初めに職員の前で自己紹介をしました。DSC_8094.JPG

午前中は、セミナーの教材を作成しました。フライドチキンの肉を削ぎ落とし、骨のみにした様子がこちら↓。ほぼ9ピースで1羽分になるそうです。
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午後から館外で展示されていた標本が返ってきたので、展示室に戻す作業を手伝いました。その後、博物館の展示を見ながら、来館者用のクイズ作成に挑戦しました。
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今日一日の内容を日誌に書いて解散です。この機会に博物館の裏側の仕事を経験し、理解してくださいね!
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情報管理課 阪上勝彦

11月2日(日)にKidsサンデースペシャル2014が開催されました!
スペシャルにふさわしく、遠くは九州からキッズが楽しめるプログラムを用意して
多数の団体がひとはくに集結してくれました。

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<兵庫陶芸美術館>        <しぜんクラブ(フレミラ宝塚)>

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<兵庫県立考古博物館>      <関西モバイルプラネタリウム>

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<九州国立博物館>       <キッズプラザ大阪>

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<国立淡路青少年交流の家>   

ほかにもおなじみのひとはく連携活動グループの皆さん、
ひとはく研究員やスタッフによるプログラムが実施されました。
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キッズの皆さんからのメッセージです。
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楽しかったこと、うれしかったこと、面白かったことを書いてくれました。

次回のKidsサンデーは12月7日(日)です。


で・も!その前に!

今週の日曜日、11月16日(日)は Kidsサンデーでもおなじみの、
ひとはく連携活動グループ NPO法人 人と自然の会の皆さんによる、
『スーパードリームスタジオ』が開催されます!
詳しくはコチラ!(←クリックしてね!)

同日にひとはくの研究員によるオープンセミナーが多数実施されます!
詳しくはコチラ!(←クリックしてね!)


キッズの皆さんも参加できるプログラムも
もりだくさんですので、皆さんひとはくにおこしくださいね!!

         (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

『小さな学校キャラバン』 第3弾!! キャラバン in 道谷小

11月12日(火)、小春日和の中、国道29号線沿い鳥取県との県境に近い山間の小さな小学校「宍粟市立道谷小学校」に行って参りました。
道谷地区(どうだに)では、昭和58年から32年間にわたり、200名以上の山村留学生を受け入れてこられました。
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※ 現在、「山村留学生」の募集は終了しています。

今年度の道谷小学校の児童は、地元小学生5名と山村留学生4名を合わせ、全児童数9名です。
ここには豊かな自然と地元の人々との温かいふれあいがあり、子どもたちがたくましく健やかに成長するすばらしい環境が残っています。
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しかし、残念ながら子どもたちの減少にともない、同校は今年度をもってその歴史を閉じることとなっています。

◆では、この度のキャラバンの様子をご紹介します。

①ゆめはく号がやってきた!
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②キャラバン展示準備中でーす。  ③準備を終えた『ゆめはく号』!   ④大きな展示ができました。
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⑤PM1:00~PM2:00 授業『道谷の植物』高橋 晃(たかはしあきら) 先生
    《高橋先生のお話》        《地元の方も多数参加》    《熱心に耳を傾ける子供たち》
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 地元の方から、薬草や毒のある植物について質問があり、話は大いに盛り上がりました。
 また、最後に高橋先生から子供たちに、「地元の年輩の方々が経験し、知っておられる『知恵』を今のうちにたくさん聞いておいてほしい」とのお話も。

⑥PM2:00~3:00 展示見学&解説
 《写真で見る展示コーナー》
 〔1〕古谷先生の展示解説(鉱石・ゾルンンホーフェン化石・丹波竜)
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 〔2〕展示物・ゆめはく号の見学(ティラノサウルスのレプリカ・鉱石・植物画・植物写真・ダイコクコガネ大型模型・昆虫標本)
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                  ◆ゆめはく号、みんなでパシャリ!

⑦PM3:00~ 閉会式
 《閉会式の様子》         ◆一人ずつ感想を言いました。  ◆先生方に「ありがとうございました。」         
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⑧さようなら『ゆめはく号』
 IMG_4818-1.jpg IMG_4822-1.jpg ゆめはく号は道谷小学校を後にしました。

この度は、道谷小学校にお呼びいただき、「小さな学校キャラバン」としてキャラバン展示と研究員によるセミナーを開催させていただきました。
地元の皆さんにも多数お越しいただき、大盛況の内に終えることができ大変嬉しく思っております。

福田善彦校長先生が、校報『ひろば』4月号に、「この1年は、道谷小学校にとって集大成の年に当たります。こどもたちは勿論、地域のみなさまにとっても、惜しまれる学校、誇れる学校として閉校を迎えたいと思います。」と記されています。
その重要な年の1ページに「小さな学校キャラバン」を選んでいただいたことに感謝します。
道谷小学校の皆様にとって、残りの年月がより充実したものとなりますようお祈りいたします。

◆◆それでは、最後に記念撮影です。◆◆
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みなさん、これからもお元気で、そしてまたいつかぜひ「ひとはく」へ!!
                                       小さな学校キャラバン隊








 


2014年11月9日(日)、ゆめはくは、相生市教育委員会さんにお呼びいただき、「羅漢の里 もみじまつり」に行ってまいりました。
テーマは「きらきら多様性体験プログラム」。
生き物が持つ多様性の神秘さを感じたり、豊かな自然環境の中でのワークを通して、違いを認め合う心を高めましょう。みんな ちがって みんな いい。

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ゆめはくの中では、カードを引いて、同じ標本を探すゲーム、「むしむしみっけ」をいたしました。
みんな ちがって・・・に気づき、体験するプログラムです。小さな子どもたちも、楽しめます。
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一つの標本箱の中は、みんな同じ種なので、カードの虫がどの箱に入ってるかは、すぐにわかります。
しかし、箱の中のどの個体かは、じっくりみないと、わからないです。
じーっと見ているうちに、形や色、模様が、個体によってちがうことが、わかってきます。
私たちひとりひとりの顔がちがうのと、同じですね。

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これは、手ごわい。そんなときは、保護者の方も、真剣に。

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世界の美麗昆虫のほか、兵庫県で見られる昆虫も、展示しました。
見たことのない昆虫だけでなく、見たことのある昆虫も、人気がありました。

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「いろいろな兵庫の昆虫」をスケッチしています。将来有望な昆虫少年です。

(八木 剛 記)
小さな学校キャラバンの1番目は、ちょっと前になりますが、10月23日(木)、姫路市立安富北小学校へ行ってきました。
10時過ぎに到着して、校庭にゆめはくを乗り入れさせてもらい、校舎の横で展示を展開しました。

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ゆめはくの中では昆虫の展示を、外にはスズメバチの大型模型、アンモナイト化石、生きているカタツムリやダンゴムシなどを広げます。
1時間ほどかけて展示の設営を完了して、子供たちがやってくるのを待ちました。

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11:30、第4校時になり、いよいよ1・2・3年生が見学にやってきました。
歓声を上げながら大きなスズメバチの下をくぐり、ゆめはくの中へ。

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キラキラ光るモルフォチョウや大きなカブトムシを熱心に見ていました。

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アンモナイトの化石は触ってもいいもの。みんな「つるつるしてきれい」とか「こっちはザラザラや!」と声を上げていました。

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鈴木研究員は生きているカタツムリを説明しています。校舎の横の花壇にたくさんのカタツムリがいて、子供たちが次々見つけてきます。
鈴木研究員も校舎の裏のほうへ行って、さらにカタツムリを探してきましたが、足をヒルにかまれて血を流すという一幕も。

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昼休みはフリータイム。午前中に見た低学年の児童たちがもう一度やってきて、生きているヤスデに触って「かわいい、かわいい」と大騒ぎです。
13:20 チャイムが鳴って掃除の時間になりました。あれほど大騒ぎしていた子供たちでしたが、みんなまじめに掃除をししていて感心しました。

午後からは4・5・6年生が見学来ました。 先生たちも「化石って本当に石なんやね、でもきれいものね」と、本物のアンモナイトに触って楽しんでおられた様子。子供たちはヤスデを掌の上で歩かせて楽しんでいましたが、先生たちは苦手なようでした。

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博物館に来る機会の少ない県内のへき地校を回ろうという小さな学校キャラバン。とても楽しんでもらえたと思います。
昆虫の大型模型、化石、その他いろんな展示物だけでなく、地域の自然にちなんだお話の時間もいっしょにセットして、11月中に残り5校を回ります。乞うご期待!。

                                    小さな学校キャラバン隊

11月2日(日)にひとはく探検隊「キノコGETだぜ!」を行いました。

当日は雨の予報でどうなることかと心配していました。

ずーっと曇り空でしたが、雨が降ることなくじっくり観察できました。

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フェアリーリングといって、円状に発生しているコムラサキシメジ

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みんな真剣にキノコをさがしていますが、散策の舞台の深田公園は紅葉がはじまっていて素敵です。

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探険隊報告書は、4階ひとはくサロンに掲示中です。

次回のひとはく探検隊は12月7日(日)「落ち葉であそぼう!」です。
是非ご参加ください。

フロアスタッフ せら ゆうこ

肌寒い日が続きますが、みなさま風邪などひかれていませんか?
季節の変わり目ですので体調には充分お気をつけくださいね。

さて、11/1(土)、11/3(月・祝)の両日にフロアスタッフとあそぼう
「アンモナイトおりがみ」を行いました。
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おりがみでアンモナイトをおり、自由に色を塗るというものです。

説明を聞きながら、お父さん、お母さんと一緒におっていきます。

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上手にできるかな?
難しいところは手伝ってもらいながら...... みんな真剣!


アンモナイトがおれたら色塗りです。 
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何色にしようかな?

完成!綺麗にできました!
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カラフルだったりダイナミックだったり、個性的なアンモナイトたくさん!

たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回のフロアスタッフとあそぼうは11/8(土)、11/9(日)に行われる「画はくの日」です。
どこの展示がテーマになるか、楽しみにしていてくださいね。
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「画はくの日」の様子 2階展示室


みなさんのご参加、お待ちしております!

フロアスタッフ いわきはるか

10月30日(木)、芦屋市立打出浜小学校3年生95名の皆さんが来館!
和田研究員による特注セミナー『海辺の生きもの』を受講しました。

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打出浜小学校には、今年の夏から、三橋・和田両研究員が訪問し、海の生きもの観察などの指導にたずさわってきており、
秋には、隣接の打出浜で「ケフサイソガニ」「タカノケフサイソガニ」などを採集し、標本にするため博物館であずかっていました。
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今日は、セミナーの終わりに、アクリル標本となった自分のカニに再開し、みんな大喜び!


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博物館の研究員の専門的な知識・スキルで、プログラムがよりダイナミックなものに。
「ひとはく」では、このような学校教育支援も行っております。

                                 生涯学習課 ハシオ

小さな学校キャラバン】第2弾!!

  行ってきました、小さな学校キャラバン ~ 姫路市立家島小学校 2014/10/29 ~

 「小さな学校キャラバン」は、日頃なかなかひとはくに見学に来る機会の少ない県内のへき地校を対象に、ひとはくにある大型模型やレプリカ、標本や資料をゆめはくに詰め込んで出前をしましょう。そして、ひとはく研究員によるセミナーや講演会などもセットメニューとしてお届けしましょう。

  ってことで、この秋、県内7つの小学校に出かけます.....

    

 その第2弾の会場校が姫路市立家島小学校です。ちょうど、オープンスクールの実施期間中ということもあり、保護者の方や地域の方にも楽しんでいただけたと思います。


            

 

 前日のうちに貨物船でゆめはくを運びます。学校までの道のりではちょっと迷いながらも無事に到着。すぐに展示の準備にかかります。夕方までかかって、ようやく前日準備の終了。


 

         
             

 

 まず1校時低学年(1・2年)児童、校舎の玄関ホールに展示した「オオスズメバチ(大型模型)」「ティラノサウルス頭骨(レプリカ)」「巨大なアンモナイト化石」を目の前に、お話しを聞きながら展示を見たり触ったり!! そして運動場にあるゆめはくの中では、美しく妖しく輝くチョウの標本や、きれいに並べられたカブトムシやタマムシのなかなどの標本、そして身近に見られるバッタやトンボなどの標本を、虫眼鏡を使ってじっくり観察しました。


 2-3校時は中学年(3・4年)と高学年(5・6年)が多目的室と理科室に分かれてそれぞれ八木研究員のお話、小林研究員のお話を聞きました。
   

 中学年は、三田から連れて行ったハチに加え、前の日に島で捕まえたカマキリや虫の巣、セミの抜け殻、でんでん虫やでんでん虫の殻などをガチャコロケースに入れて、じっくり観察したり触ってみたり!! そして、ゆめはくに積み込んだ標本の見学もしました。




            

 高学年は家島がどうやってできたのか?というテーマから大地の動きやマグマのこと、プレートテクトニクスなどの話をじっくり聞きました。大昔には家島は本州と陸続きだったことやハワイ諸島が段々日本に近づいてきている話など、難しい内容もありましたが専門的な話を聞きました。



    
     
 オープンスクールにお越しになった保護者の方や、弟さんや妹さんなどのちびっ子たちや、すぐ隣の幼稚園からも見学に来てくれました。
     
 みんな、目をまん丸っこにしながら虫眼鏡片手に昆虫標本にくぎ付けになり、「きれっー」「うわぁ!!」「すっげぇ」などの歓声が飛び交っていました。
 一泊二日の島体験でしたが、とっても楽しかったです。子どもたちの眼もランラン・いきいき!!

 そして、また元通りお片付けをして島を後にしました.....機会があれば是非また行かせてください。 
 そして、今度は三田にあるひとはくにも是非お越しください!! お待ちしております!(^^)!


小さな学校キャラバン隊

木の葉も色づき、あっという間に秋。
深田公園の木も、少しずつ衣替えを始めています。
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さて、10月25日(土)、26日(日)に フロアスタッフとあそぼう「丹波の恐竜万華鏡」を行いました!
まずは「丹波の恐竜」についての説明から。
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学名は「タンバティタニス・アミキティアエ」 舌をかみそうな名前ですねぇ~。
この名前の由来をご説明させていただきました。
みなさん頑張って覚えてくれていました。

万華鏡の仕組みの説明の後は早速作業開始!
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キレイに見える秘密道具、分光シートを貼っていきます。
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家族みんなで作業、難しい針での穴あけはお父さん。
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好きな色を塗って...
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完成!カラフルな作品がいっぱい!

こちらの作品は...
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丹波にちなんで黒豆柄を描いてくれました!
とってもかわいいですね(*^^*)!

たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回のフロアスタッフとあそぼうは11月1日(土)、3日(祝・月)
「アンモナイトおりがみ」
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自分だけのオリジナルのアンモナイトを作ってみましょう!
みなさんのご参加、お待ちしております。

フロアスタッフ きただにさやの

みなさんこんにちは~♪ 秋の行楽シーズンを満喫されていらっしゃいますか~?
ひとはくはこの秋、4階ひとはくサロンをリニューアルいたします!

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4階ひとはくサロンインフォメーションカウンターでは、館内の各種お問い合わせ、授乳室や救護室のご利用案内などを受付けております。
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   こちらが目印です。→・→・
















ひとはく
サロンで、まず目に入るのがこのです。
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ミュージアムBOX
はテーマごとに分けてありますので、標本などを解り易く観察して頂く事ができます。 パズルやかるたなど、楽しく学べるアイテムもありますよ!

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今はまだ数が少ないミュージアムBOXですが、これから増やして行く予定です。
「こんなミュージアムBOXがあるといいなぁ~。」と思われた方は、カウンターにいるフロアスタッフまで、是非ご意見をお寄せください。(*^_^*)

また4階ひとはくサロンインフォメーションカウンターでは、「フロアスタッフとあそぼう!」や「ひとはく恐竜ラボの化石発掘体験」などの参加申し込みの受付も行っています。
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 ひとはくにお越しの際は、ぜひ4階ひとはくサロンにお立ち寄りくださいませ。

                                                                                
                                                                                          フロアスタッフ てらお ゆみこ

~ひとはく探検隊!アリをみつけよう!~

台風接近で心配されていましたが・・・お天気でした♪

探検に行く前に

お部屋で、アリのお話!!!

橋本佳明先生より、アリについての質問?!


アリのお話









日本にはどれだけの種類のアリがいますか?

世界中にはどれだけの種類のアリがいますか?

シロアリはアリのなかま?

ハキリアリ?ってどんなアリ?

みんなは何問答えられたかな?!

アリのことが少しわかったところで

深田公園に出発!!!

先生!このありの名前は?先生!このアリの名前は?


よく見るクロヤマアリ発見!

茶色で小さいアメイロアリも見つけたよ!

先生、このおおきなアリは?・・・ムネアカオオアリ!!!

アリどこにいるかな?スコップで土や落ち葉を・・・

土や落ち葉をザルでこすと・・・アリ発見!

トビイロシワアリトビイロケアリアミメアリ

 

6種類のアリが見つかりました。(^-^)

たくさんご参加いただき、ありがとうございました。

来月のひとはく探検隊は...
11/2(日)13:00~ ひとはく探検隊「きのこGETだぜ!」

▼ひとはく探検隊の年間予定はこちら
http://www.hitohaku.jp/exhibition/staff/2014tankentai.pdf

             フロアスタッフ  にしぐちひろこ




10月のKidsサンデーが10月5日に開催されました。
南の方からだんだん台風が近づいてきて、
ご来館予定の皆さんは大丈夫かしら...と心配していましたが
元気なキッズたちが遊びに来てくれました。
お足もとが悪いなか、ありがとうございました!

<自然ってすごい!~ひっつきむし☆ラボ~>
植物はかせと3種類のひっつきむしのひみつをさぐりました。
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<展示室ツアー『海の仲間たちツアー』>
クジラ、サメ、ウミガメなどステキな海の生きものたちの楽しいクイズに挑戦。
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<フロアスタッフとあそぼう『六角パズル』>
ふしぎ!くるくる絵が変わるパズルを作りました。
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<サイエンスショー『スーパー飛行機作り』>
割りばしと紙だけでできた、ビューンとよく飛ぶ飛行機を作りました。
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<パネルシアター>
今の季節にぴったりの『さるかにがっせん』のお話。
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<自然ってすごい!~ひっつきむし☆プレイルーム~>
ひっつきむしで布に絵や名前をかいてワッペンを作りました。
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マネキンが来ている服(ズボン)についたひっつきむしを数えたら...
時間内にみんなに数えてもらっただけでも3000コ以上ありました!
(これは「アレチヌスビトハギ」の生えている草むらを3分間歩いたらついたものでした。)
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皆さんのまわりにはどんなひっつきむし=ひっつくタネが見られるかな?
服はとるのが大変なので、お家の人に布をもらってさがしてみるといいかも!

ここで大事なお知らせです☆
来月、11月2日(日)はKidsサンデースペシャル2014を開催します!
いつもよりたくさんのプログラムを用意して皆さんをお待ちしています。

夏休みに大好評だった『むしむしたいけん』や、プラネタリウム☆も登場予定!
プログラム詳細は決まり次第、ホームページなどでお知らせします。
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キッズの皆さん、秋の毎日を元気に楽しみましょうね!

              (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

ユニバーサル・ミュージアムをめざして58

 

誰が美しいと決めるのか?-2

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

 

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  ジュリア・カセムさんの『「インクルーシブデザイン」という発想:排除しないプロセスのデザイン』という本を読んで、インクルーシブ・デザイン(この本では、分かち書きのない「インクルーシブデザイン」)やユニバーサル・デザインについて考えたことを書いています。

 

☆   ☆

 

 もうひとつ。この本を読んでいて、これは何か変だと感じたことがありました。それはデザイナーとデザイン・パートナー(ここでは障がい者や高齢者)が、共同してものを創っていく(219ページから221ページ)という発想です。

 

 誤解しないでほしいのですが、デザイナーが美的感覚や創造力を生かし、障がい者や高齢者が自分の経験を生かすというのは、まさにインクルーシブな協働です。デザイナーが美的独善に陥(おちい)る愚を防げますし、デザイン・パートナーは積極的に創作に貢献できるのです。ただこのことを、さらに突っ込んで考えてみると、例えばデザイナーが障がい者だったら、どうなるのだろうと思ってしまうのです。

 

 もしデザイナーが障がい当事者だとしたらどうでしょう? その場合は、デザイン・パートナーはデザインだけに没頭するデザイナーの頭を冷やすことが求められるのでしょう。そうでないと、その障がいのあるデザイナーは自分にだけ便利なデザインをしてしまうかもしれません。自分の思いだけで良しとしてしまうのでは、インクルーシブなものはできません。感覚の違う人たちがグループになり、コミュニケーションしあい、協力しあうことで、より使い勝手のよいものができあがる。そのことの方が重要なのだ。つらつら、そんなことを考えました。

 

 カセムさんの言うデザイナーとデザイン・パートナーは、健常者と障がい者や高齢者のことです。イギリスではデザイナーの60パーセントが40歳以下の青年で占められている(198ページ)そうです。デザイナーにこっそり潜む障がいがあっても(人には自分でも気が付かない障がいがあるものです)、その障がいは、まだ目には見えないでしょう。そしてユニバーサル・デザインやインクルーシブ・デザインの利用者は、デザイナーの生きる世界の「外側」にいる障がい者であり、高齢者です。カセムさんも、この思考の罠(わな)に捕まっているのかもしれない。そんな気がしました。

 

☆   ☆

 

 デザイナーは単なる技術者ではない。美的な感覚と感性がためされる芸術家です。わたしは霊長類学という、70パーセント理系、30パーセント文系の人類学(もちろん、研究者によって見方は異なります)を専門にしているので、わかる気がするのですが、デザイナーにとって審美性とか美的感覚は、とても大切なものなのです。

 

 わたしには、仕事をする上では美よりも真理が重大事です。しかし、カセムさんにとっては真理よりも美が重大事なのかもしれません。ただし、真理と美は介在するものが違います。つまり、「真理」は文化や時代性といったものに影響を受けない(はずの)ものですが、「美」は文化によっても、また時代によっても変わるのです。先ほど「判断する基準」について書きましたが、ここでも同じことを言います。何を美しいと感じ、何を醜いと感じるのかの基準を示さないと、わたしのようなデザインのイロハも知らないシロウトは戸惑うばかりなのです。

 

 わたしは、「人(あるいはヒト)に理想の姿などはなく、時代と場所に応じて多様に変わる『人(あるいはヒト)像』だけがある」のだと思っています。そのように仮定して、ものごとを考えています。この考え方から、多様な人(あるいはヒト)を生かすためにはどうすればよいかと考え、ユニバーサルな物事の発想を探ってきたのです。その上で問いますが、では障がい者スポーツに使うスポーツ義足やスポーツ車イスやチェアスキーは、はたして美的でしょうか。かっこう良く、機能的です。わたしなど、スポーツ車イスやチェアスキーが乗りこなせたら、世界は変わるだろうなと思います。しかし、「美的」というのとは違うと感じるのです。

 

 もちろん「美的」だと感じる人もいるのでしょう。人によって感覚は違うのが当然です。そんな感覚の違いは、使用者(=障がい当事者)によってもあるはずです。例えば男女には感性に差があるでしょう。育ってきた環境も影響します。年齢も違います。障がいの種類も違います。視覚障がい者と失語症者では、美しいと感じる内容が大きく違って当然です。そんな多様な人びとがいるのだから、その人たちには、使い勝手だけではなく何を美しいと感じるか(あるいは、感じないか)を、当事者にこそ選ばせてほしい。そう思いました。デザイナーは創意を発揮した提案ができます。しかし、デザイナーは必ずしも障がいの当事者ではありません。だからこそ、インクルーシブ・デザインにはデザイン・パートナーが必要だと発想したのではなかったのですか。

 

 違うでしょうか?

 

 

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

ユニバーサル・ミュージアムをめざして57

 

誰が美しいと決めるのか?-1

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

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平成25年度 誰にでもやさしい観光地づくり形成事業 観光バリアフー推進モデル事業 報告書から引用しました。
発行 : NPO法人バリアフーネットワーク会議(沖縄市照屋)
http://barifuri-okinawa.org/bfn/

 

 障がい者のスポーツ大会で、もっとも有名なものがパラリンピックです。国際的な大会です。パラリンピックでは、スピードの出るスポーツ・タイプの車イスとか、板バネのような強くしなう義足など、日常では使わない、しかしスポーツの世界では当たり前の装具をご覧になった方も多いでしょう。アスリートたちの、まさに手足となる道具です――リハビリテーションの世界では、このような道具の内、身に付けるものを装具(そうぐ)と呼ぶので、ここでもそう呼びました。もちろんスポーツ大会ですから、必要以上に力の出る装具は認められません。補助ロボットのたぐいもタブーです。補助ロボットを付けて競技に出たら、ドーピングをするようなものですものね。しかし、一定のルールの中でなら、従来の装具概念を打ち破った新たな装具が認められます。制約の中で、いかに速く、いかに強いものを創り出すか。それはデザイナーや技術者の腕の見せどころです。デザイナーや技術者にとってパラリンピックの競技場とは、感性と知恵を競うアリーナであり、スタジアムなのです。

 

 わたしが、パラリンピックは「デザイナーや技術者の腕の見せどころ」だと知ったのは、ジュリア・カセムさんの『「インクルーシブデザイン」という発想:排除しないプロセスのデザイン』 (1) という本を通じてでした。現代では障がい者のための道具を創るデザイナーや技術者には、パラリンピックなど国際的な競技大会が格好の舞台となったのです。それなら、現代のようにパラリンピックが脚光を浴びるまでは何を通じてだったかというと、......それは戦争でした。

 

 大昔から、戦争はさまざまな技術を発展させてきました。火薬や大砲はもちろんですが、最近では衛星写真やコンピュータ技術など、「戦争のおかげで発展した技術」がいろいろあります。障がい者は戦争のどこから恩恵を受けているのかというと、それは義肢(ぎし)です。金属の棒を足にくっ付けただけのような素朴な義足――報道写真で見たことがあります――から、最新のテクノロジーを駆使して、脳波で人工関節や人工筋肉の動きが当節できる義足まで、失った手足を蘇(よみがえ)らせる技術なのです。

 

 戦争はどんどん過酷さを増しています。無人戦闘機ではパイロット役の技術者が、「日常の業務」として家から通勤できるオフィスで、遠隔操作のミサイルを放ちます。そして死者の数――ミサイルを発射する側にではなく、発射される側の――は、うなぎ登りに増えていきます。兵士が身体を張って陣地を争ったころの戦争とは、較べものになりません。兵士ばかりでなく、ごく普通の家族や親子までが殺されます。いくら「大義」があったところで、国家が人を死に追いやるのが戦争の実態です。できるだけの補償はし(て見せ)なければ、国家の体(てい)をなしません。その補償のひとつが、高度な技術を駆使した装具の開発にあったのです。時代の潮流が追い風となって、現在はそれがパラリンピックに受け継がれたのでした。戦争は現実に起こる人間の行いですが、戦争を「戦争」と言葉に出すことが、はばかられたのかもしれません。

 

☆   ☆

 

 インクルージブ・デザインとユニバーサル・デザインは、もともと同じような考え方です。ただしカセムさんは、ユニバーサル・デザインという言葉が嫌いなようです。『「インクルーシブデザイン」という発想』によると、ユニバーサル・デザインは官僚的で、当事者(=障がい者や高齢者)の使い勝手ではなく、形式をそろえることだけに腐心していて、当事者の意見を聞くことがない(この本の66ページから70ページ、78ページから79ページなど。以下、同じようにページ数を表記します)とおっしゃいます。日本では「ユニバーサルデザイン」という言葉が浸透してきましたし、多くの役所で、今や「ユニバーサルデザイン」は大流行です (2)。わたしが書いている、このコラムも、「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」です。確かに、「当事者の意見を聞かず、形式だけをそろえる愚を犯して、それでよしとする」というのは、昔も今も、日本の悪しき習慣です。その習慣を改めるために、「みんなの美術館プロジェクト」 (3) では、美術館を訪れるさまざまな困難を抱えた人たちの声を集め可能な解決策を提案しています (4)。また、このコラムには、以前、博物館員になりたい車イスを使う中学生の博物館探検記(=ひとはくの良い所と悪い所):「聞いてみて、初めてわかることがある-1」 (4) を書いたことがあります。自分たちの周りにはたくさんの当事者がいる。それにも関わらず、それでも当事者には聞こうとしない態度を皮肉ったのです。マニュアルに頼って、あるいは「専門家」や「デザイナー」と称する人が勝手に決めることで、不便の何がわかるというのでしょう?

 

 このカセムさんの本を読んでいて、わたしが不思議に思ったこともあります。それは、ユニバーサル・デザインは(利用者でなく)デザイナーにとって安全で退屈、そしてしばしば醜い(185ページ)と書いてあったのです。「醜い」とは強いことばです。「ある品物が醜い」という以上、そこにはそれなりの判断基準があるのだと思います。どのような規準で判断されたのでしょうか。これを「デザイナーとしての審美性」(191ページ)だとおっしゃっても、その審美性には、さらに、何が美しいのか、何が醜いのかという客観的な規準があるはずです。ところが、この本の中に、明確な規準は書かれていませんでした。これは、いちばん不思議な点でした。

 

 ユニバーサル・デザインは形式的で、みんなに使いやすいものは、本当には実現しない(68ページ)のだと、カセムさんは主張されています。まさにそうだと思いました。だから多様な人それぞれの要求をデザインに生かすことが大切だと主張されているのです。これも、そのとおりだと思いました。

 

 しかし、「醜い」という判断は強烈です。おそらく、それは、多民族から成り立つコミュニティでは――カセムさんはイギリス人だということですが、ヨーロッパは自分たちとは生活習慣の違う異民族が隣り合って生活しています。第一、グレートブリテン・北アイルランド連合王国(=イギリス)自体が、もともと独立した制度や習慣、そして伝承を持った、いくつもの民族で成り立ったものなのです――曖昧(あいまい)なことは嫌われます。ヨーロッパでは、定義の明確な法という文章で定めることが重要なのです。その法定主義的な文化や習慣が、芸術家という、もっとも自由な精神をもっているはずのカセムさんには、耐えられなかったのかもしれません。

 

 次に続きます。

 -------------------------------------

(1) 『「インクルーシブデザイン」という発想:排除しないプロセスのデザイン』 ジュリア・カセム著、平井康之 監修/ホートン・秋穂 訳、フィルムアート社 (Inclusion through Design by Julia Cassim)

http://filmart.co.jp/books/design/「インクルーシブデザイン」という発想/

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(2) 「インクルーシブデザイン」や「ユニバーサルデザイン」という書き方には、表記の〈わかりやすさ/わかりにくさ〉という点で大きな問題があります。最近の日本語では、外国語を表記する時に、「ユニバーサル デザイン」のような分かち書きも、「ユニバーサル・デザイン」のような中黒も使わなくなりました。なぜでしょうか? それなりの理由はあるのでしょうが、わたしは、よく知りません。おかげで、失語症などの高次脳機能障害者やコミュニケーション障がい者が、〈読めない・理解できない〉ということが、よく起こります。しっかりとした認識能力を持っていたとしてもです。おそらく、ひらがなやカタカナのような表音文字でも、「分かち書きをしない」とか「中黒を入れない」というのが、「いま風の日本語」なのでしょう。しかし、当事者の戸惑いを知った上で、当事者の存在を無視してまで流行を優先するという態度に、わたしは書き手の傲慢(ごうまん)さを感じます。意識しないで書いているのなら、そこにはまた別の傲慢さが潜んでいるのでしょう。ドイツ語は単語をやたらと続けて書くことがありますが、英語やフランス語では単語ごとに区切るのが当たり前です。先日、本当にひどいと思った例がありました。ある本の表紙に「ユニバーサルデザインハンドブック」と大まじめに書いてあったのです。悪ふざけで書いたのではありません。これなど高次脳機能障害者やコミュニケーション障がい者でなくても、一回読んで(眺めて?)わかる人は、圧倒的に少ないのではないでしょうか。

 

(3) みんなの美術館プロジェクト

http://www.museumforall.org/

 

(4) 『みんなの美術館デザインノート』(みんなの美術館プロジェクト Museum for All Project Museum x Inclusive x Design Committee)

http://www.museumforall.org/102work.html

http://www.museumforall.org/pdf/DESIGN_NOTE.pdf

 

(5) 「聞いてみて、初めてわかることがある-1」

http://www.hitohaku.jp/blog/2014/06/post_1883/

「聞いてみて、初めてわかることがある-2」

http://www.hitohaku.jp/blog/2014/06/post_1884/

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

恐竜に変身だ!!

2014年10月 5日
4階ひとはくサロンに、とつぜん・・・
トリケラトプスティラノサウルスがあらわれました。

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じりじり近づいてきて...

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  「ガオォォーーーッ!!」

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きゃー!大迫力ですね。
こちらは、トリケラトプスとティラノサウルスに変身できる
なりきりハットです。

博物館に遊びにきてくれたおともだちに、なりきってもらいました(*^_^*)

恐竜に変身したいおともだちは、
博物館の4階ひとはくサロンのカウンターに、なりきり恐竜ハットがあります。
トリケラトプスとティラノサウルスに なりきっちゃいましょう♪

イベントもたくさんご用意しておりますので、ぜひ遊びに来てくださいね。
                             (フロアスタッフ まつだ)

秋は遠足のシーズン、ひとはくにもたくさんの小学校が来てくださり、
館内もとても賑やかです。

さて、先日ブログにも掲載した10/4、5のイベント
フロアスタッフとあそぼう「六角パズル」ですが
カウンターに置いていたところ、みんな興味津津!
とても楽しそうに遊んでいました^^

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ちなみに参加費は無料!

みなさんもぜひ今週末、ご参加ください!
お待ちしております。

フロアスタッフ きただにさやの

秋も深まり、木の葉も色づいてきましたね。
今から紅葉が楽しみです^^!

さて、9/27、28日にフロアスタッフとあそぼう
「ちょうちょのクイリング」を行いました!
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 細い色紙をくるくる巻いて、オリジナルのちょうちょ作りです。
どんなちょうちょが出来上がるのか楽しみ!


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まずは「蝶」と「蛾」の違いについての説明です。
その後ひとりひとりに配られたカードを蝶と蛾に分けてもらいました。

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難しい問題でしたが、みなさんほぼ正解でした!
すごい^^!

 
違いについて分かったところで早速作業開始!
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小さいお友達は、お父さんお母さんと一緒に。くるくるくる、みなさん真剣です。

 

 

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コスモスの花にとまらせて完成!
大きさも色々なオリジナルのちょうちょがたくさん!

たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回のフロアスタッフとあそぼうは、10/4(土)、5(日)に行います!
内容は牛乳パックを組み立てて作る「六角パズル」です。
みなさんのご参加、お待ちしております!


フロアスタッフ きただにさやの

 

 

ボルネオジャングル体験スクールから帰国して1カ月が過ぎました。兵庫県立人と自然の博物館で「ボルネオジャングル体験スクール事後学習会」が開催され、参加メンバーが久しぶりに顔を合せました。
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開会のあいさつの後、画像を投影し仲間と過ごしたジャングル生活を感慨深く振り返りました。
各自それぞれ懐かしい思い出がよみがえってきたと思います。その後、参加者それぞれ感想を述べてもらいました。

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高橋校長から最後のあいさつ、そして解団宣言がありました。解団宣言の後、参加メンバー、保護者も加え最後の集合写真の撮影がありました。
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感想文やアンケートの提出もありました。これから冊子編集に取り組んでいきたいと思います。製本されるのを楽しみにしていてください。
年度末にはボルネオジャングル体験スクール卒業生の集い(OB・OG会)が予定されています。君たちを含めた卒業生たちと会えることを楽しみにしています。また、今回の第15回ボルネオジャングル体験スクールに参加した君たちの今後の活躍を期待しています。

                                        情報管理課 阪上勝彦

すずかけ台小学校の2年生のみなさんが電車に乗って社会見学に来られました。

その中でこんな場面に遭いました。
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押し合い。
へし合い。


さあ!何をしているでしょうか?


正解は                  
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みんなで大きなアンモナイト化石を
持ち上げようと頑張っているところでした。

先生も一緒に参加されてましたよ。
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ひとはくには、このように
触れる標本もたくさんあります。



みなさんも是非お越しください♪

フロアスタッフ せら ゆうこ

秋の気配も近付き、朝晩は寒くなってきましたね。
気温の差が大きいので、みなさん体調には十分お気をつけください。

さて、13日に「フロアスタッフとあそぼう 画はくの日」を行いました!
9月のテーマは2階展示室の収蔵コレクション展「ゾルンホーフェンの化石」です。

まず最初にクイズ!
難しいクイズでしたが、全問正解の方もいました!
予想外の答えに、みなさんからは驚きの声も。
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化石についてわかったところで、早速お絵描き開始!
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一番人気はカスザメでした。

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じっくり見て、描いて、色をぬって丁寧に仕上げ。

今回も画はくさんたちがたくさん素敵な絵を描いてくれました!
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15日(月・祝)も画はくの日を行います。
ひとはくに来られた方はぜひご参加ください!
お待ちしております(*^^*)

フロアスタッフ きただに さやの

 

ひとはくの周りの深田公園では、
今日はツクツクボウシとミンミンゼミが元気に大合唱していました。

夏休みが終わって、幼稚園、学校が始まりましたね。
キッズの皆さん、元気にしていますか?

秋の訪れを感じさせる、少し高くなった青空のもと開催された
9月のKidsサンデーでのキッズの皆さんの様子をお伝えします!

<自然ってすごい~バッタ☆ラボ~>
昆虫はかせのお話を聞いて、本物のバッタがどれだけ はねるか実験しました。
「バッタとキリギリスは どこがちがうか、わかるかな?」
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<ダンゴムシをさわろう>
いろんなダンゴムシのなかまや小さな生きものにさわりました。
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<ふしぎなバランスとんぼづくり>
真剣に制作中&にこにこ笑顔で応援中!「がんばって~」
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<パネルシアター>
NPO法人人と自然の会の皆さんが楽しいお話をしてくれました。
「ふしぎ!お月さまが光ってる!」
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<自然ってすごい~ぴょんぴょん☆プレイルーム~>
本物のバッタやカエルを見たり、はねる生きものの工作をして遊びました。
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この他にも館内のあちらこちらで開催されたプログラムに参加して、
ひとはくを楽しんでいるキッズの皆さんを見かけましたよ。
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次回のKidsサンデーは10月5日(日)です。

だんだんと外で過ごしやすい季節になってきました。
お天気なら、お昼ごはんは 深田公園でピクニックもいいかもしれませんね!


          (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

おかえり!!

2014年8月28日


ボルネオジャングル体験スクール8日目 

8月28日(木)雨 およそ15分遅れてマレーシア航空52便が関空に到着しました。
 やや疲れた表情も見えますが、全員元気で無事に帰国できました!!
  少し遅れてます   ゲートが開きました!!


 すぐさま到着ロビーの片隅で解団式が行われ、スクール代表高橋校長、スクール生代表多田さんのあいさつがありました。
 お出迎えのご家族の方々 高橋校長のあいさつ スクール生代表 多田さんのあいさつ

 また道中ずっと健康管理をしていただいた山下看護師からも、帰国後の注意などを聞き、橋本先生からもスクールの意義など、7泊8日間を今後にどう生かすかなどのまとめの話を聞かせていただきました。
山下看護師のおはなし 橋本先生のお話 


   橋尾先生からの宿題
 最後に事後学習会のアナウンスと宿題を橋尾先生から聞いて、それぞれ家族の方々とともに帰宅の途につかれました。


 また、スクールの様子などは逐次報告してまいります。
 
 ※facebookにも関連ページがあります
       https://www.facebook.com/BorneoJungleSchool

ボルネオジャングルスクール7日目。
午前はマレーシア国立サバ大学に向かいました。サバ大学では第15回ボルネオジャングルスクールの修了式が行われ、参加者全員にそれぞれ修了書が手渡されました。
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昼食前、5日間一緒に過ごしたラハダトゥ・サイエンススクールの生徒との別れ際には、お互いに感動のお別れの場面が見受けられました。
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その後、サバ大学収蔵庫を見学しました。みんな興味津々に昆虫、動物の標本を覗き込んでいました。
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午後、市内でショッピングを楽しみお土産いっぱい手にしました。
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コタキナバル空港からクアラルンプール空港へ移動し、ここでお世話になった安間先生、東京から参加の大友君は成田行きに搭乗のため、お別れです。それぞれあいさつをいただきました。
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本隊は23:45発MH052便で関西空港に向けて離陸予定です。
翌8月28日7:05に関西空港に到着予定です。
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ブログを楽しみに見て下さった方、途中通信状態が悪くご不便をおかけしました。
またお世話になった方々、関係者の皆様、全員、病気や怪我もなく無事帰国の途へ着くことができそうです。
貴重な経験をありがとうございました。これでジャングル体験報告を終了します。ありがとうございました。

情報管理課 阪上勝彦 

ボルネオジャングルスクール6日目。
早朝トレッキングの後、お世話になったガイドさんにお礼の挨拶し、レインフォレストロッジを出発しました。
ジャングルからタワウ空港へ向かい、空路コタキナバルへ移動。予定通り宿泊のホテルに着きました。
夕食時には、参加者それぞれ旅の思い出を語り、和やかな雰囲気で食事を楽しみました。
明日は国立サバ大学で第15回ボルネオジャングルスクールの修了式が予定されています。旅もいよいよ最終章に入ってきました。
病気、怪我もなく全員元気に過ごしています。

 
 

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お世話になったレインフォレストのガイドさんたちにお礼の言葉とプレゼントの贈呈

7887_1DSC_7887.JPGお世話になったガイドさんとともに記念撮影

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林道を出てワゴン車からバスに乗り換え、4日間過ごしたジャングルともお別れです。

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サイエンススクールの生徒とともに最後の夕食

 

情報管理課 阪上勝彦 

ユニバーサル・ミュージアムをめざして56

人の多様性をマネジメントする?

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 impala_FP.jpgのサムネイル画像

「私の眼前に一頭のインパラが現れた。黄金の草地に足を着き、透き通る大気に首を立て、たった一頭でたたずんでいた。インパラは草を食むこともなく、歩きまわることもなく、緊張している様子でもなく、だからと言って気を抜いてくつろいでいるふうでもなかった。誰かに追われることもなく、誰かを追いかけることもなく、静かにそこに立っていた。インパラの濡れた美しい目は、周囲のすべてを吸収し、同時に遠い世界を見据え、遥か彼方を見渡していた。」(中村安希『インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日』集英社文庫)

 

 アメリカ合衆国の大手優良企業の間では、1990年頃から「ダイバーシティ・マネジメント」(=人の多様性マネジメント:さまざまな人が力を合わせて企業のために努力すること)講習が大流行だという噂を聞きました。わたしは「ダイバーシティ・マネジメント」という言葉を知らなかったのですが、調べてみると、個別の多様な意識を持った人から成るアメリカでは、従業員を雇う時には、従業員の意識を大切にしなければ企業としての連帯感は芽ばえない。例えて言えば、中国出身の漢族のお母さんとスペイン出身のラテン系のお父さんがいる女性がいたとして、その女性を雇いたいなら、それぞれの民族性とその女性が混血であるという事実を大切にした職場環境を作らなければならないという事です (1)

 

 今は「ダイバーシティ」、つまり「人の多様性」を問題にするのですから、性別やジェンダー、青年とか高齢者とかといった心の発達段階、さまざまな障がい、それに(生物学的には実在しないが)社会的な「人種」、つまりアフリカ系かアジア系かといった特徴も大きな問題になります。このようなもろもろの差異をていねいにフォローしていかなければ企業としての生産性は上がらない。第一、評判が悪くなる。反対に、社員が持つ多様性を有効に生かせれば、ものを買う消費者の本心まで引き出せる。これは「高齢の女性は髪の毛がペタンとしてしまうのを気にしている」とか、「若い男性は仕事が忙しくて海に行けず、そのせいで肌が焼けないのを気にしている」といった類のことです。こういったことは、当人でなければ、なかなか気が付きません。しかし従業員にとって他人事でないのなら、企業も従業員を通してそれに気づき、商品開発に生かせる。こうすれば多様性は生かせる。そういう理屈です。

 

 そう言えば、アメリカの子ども向け番組「セサミ・ストリート」は、子どもが、「社会にはいろいろな人がいる」と素直に認識できるように作られていると聞いたことがあります。確かにエルモやクッキー・モンスターは、わたしの知るあの人やこの人を思い出させます。おまけにビッグ・バードというキャラクターにいたっては、人でなく鳥だということです。

 

 ただし「ダイバーシティ・マネジメント」は、現実のアメリカにあるビジネス潮流です。ユニバーサル・ミュージアムのような(日本では、まだまだ?)「夢物語」や「絵空事」ではありません。企業に「ダイバーシティ・マネジメント」を教えるコンサルタントには、一日当たり平均 2,000 ドル、日本円では20万円以上ものお金が支払われるそうです。有名なコンサルタントだともっと高いそうですし、中には長期契約で数百万ドル(数億円!)ものお金を支払わないと引き受けないというコンサルタントまでいるそうです (2)

 

☆   ☆

 

 それにしても、アメリカの「ダイバーシティ・マネジメント」、つまり「人の多様性」のマネジメントですが、先ほども書いたように、わたしはその存在を知りませんでした。自然科学や博物館運営の話ではなく、基本的にビジネスの世界の出来事です。「ダイバーシティ・マネジメント」には限りませんが、世事に疎いわたしには、知らないことは多いのです。それでも「人の多様性」なのですから、このコラムを連載する者としては、うわさぐらいは聞いていてもよさそうです。それが聞いたこともなかったのです。

 

 欧米発の情報なら、「グローバル経済」や「市場主義」、あるいは「競争社会」でさえ、日本社会は喜んで取り入れてきました。ところが「ダイバーシティ・マネジメント」がわたしの耳に届くことはありませんでした。不思議な思いです。これはいったい、どうしたことでしょう?

 

 「競争社会」や「市場主義」は、そう呼ばなかっただけで、最初から日本社会には根付いていたものだと思います。例えば「丁稚(でっち)」という制度は少年たちを下層労働で競わせましたし、商人の商いは「ものを売る」ことが基本です。このような習慣は自然に企業に引き継がれ、現代風に名前を変えたのです。「グローバル経済」は少し説明が必要ですが、要は商家の需給バランスが崩れ、規模が大きくなって、国境を越えなければ身の置き所がなくなっただけ。そんな気がします。少なくとも企業倫理や経営志向(嗜好?)は何も変わっていない。もとのままで日本の企業は国際企業になった。違うでしょうか?

 

 それならば「ダイバーシティ・マネジメント」は、なぜ取り入れられなかったのでしょう? 「『日本人』は同質性の高い民族グループだからだ」という意見が、今、確かに聞こえました。確かに同質性は高いのです。なぜなら、今では習い性のようになった水稲耕作(すいとう・こうさく)の労働習慣では、陸稲(おかぼ)や雑穀(ざっこく)の栽培よりはるかに、人びとが力を合わせた労働力が求められるからです。収穫量の多い水稲を基本にする限り、日本に住む人びとは、例え民族グループが異なっても、同じ顔をして労働しなければならない。それができなければ村八分になるか、アジール (3) にでも行くしかありません。

 

 「ダイバーシティ・マネジメント」は「日本人の舌には合わなかった」。だから最初からなかった事にしてしまった。それが真相ではないのでしょうか。

 

 これは、言ってみれば「しろうと談義」です。しかし、まったく根拠のないものでもありません。昔から親しくしているある学校友だちと気楽な話をしていて――わたしの友人の中では数少ない企業人です――彼の言ったことを思い出し、なぜなのだろうと考えた結果です。

 

☆   ☆

 

 中村安希さんはバックパックで世界を回るノンフィクション作家です。アメリカのカリフォルニア大学アーバイン校で舞台芸術学を修められ、日本に帰って「母国の社会へ適応するため、できる努力はしていた」時に、イラクに行った日本人青年が人質になり、命を落とすという事件が起こりました。次の文章は、中村さんがお書きになった『インパラの朝』 (4) という本に載っていたものです。ヨルダンの安宿で聞いた爆撃音の振動を描いた「ヨルダン [夜空に散る火花]」という章にありました。

 

 「私はテレビの前に座って、遠いどこかの国で人が死ぬのをじっと見ていた。そして私はいつの間にか、迷惑を被った人になった――血税を納める納税者として、日本国民の一員として。随分とのん気な迷惑だった。

 多角度的な論争や事情の細かい検証は、日増しに敬遠されていったし、代わって論調の統一と事態の安易なフレーズ化が、好意的に受け入れられた。事件の神髄や世界の裏面の抜本的な再考なんて、聞いただけでも面倒だった。政府もメディアも国民も、事件に早く決着をつけ、さっさと忘れてしまいたかった。青年はイラクで見捨てられた。イラクで人がたくさん死んだ。誰かが大声でこう言った。

 『反日分子』

 分子? 私は化学が苦手だった。」

 

 中村さんは日本での一見平穏な仕事に苛立ちを深め、「経済的な優位性と人的犠牲が組みになり、人命の尊重と経済面の不利益が別の組みになっていて、世界に可能な選択はその二組に一つのはずだったが、現実は四つを混同させて、建て前と本音に再分割した」のだと考えたそうです。そしてこの章を、次のように締めくくられます。

 

 「不運にも事件に巻き込まれたら......。恐ろしいことが待っているだろう。恐ろしいのは人質になることや犯人からの暴行ではなく、日本の世間の冷笑や、残してきた日本の家族への激しい批判と非難だった。両親は国家に頭を下げて世間に許しを乞うてでも、娘の命を救うために命乞いをするだろうし、それを止める権利はない――国家に個人を救えるだけの力があるかは別として。

 けれど、と、私は考えている。それが子から親に対する残酷な要求と知りながら、それでも無理を望むなら、運の尽きた娘について胸を張って語ってほしい。誰かに聞かせる必要はない。ただ呟(つぶや)くだけで構わない。

 『とても幸せな娘でした。少なくとも自宅のテレビの前でポテトチップスを食べながらぼんやりと座っていたのではなく、現実と彼女の間の距離をたとえわずかであったとしても縮めようとする試みの中で志半ばで敗れたのだから。あの子は日本が好きでした。だから日本を離れました。そして、世界が好きでした』と。」

 

 もちろん微妙に違いますが、世界や日本に対しては、わたしも似た感情を抱いています。

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(1) 谷口真美さんという早稲田大学の先生がお書きになった論考が役に立ちました。

谷口真美 (2008)  組織におけるダイバシティ・マネジメント.  日本労働研究雑誌 574/ May: 69-84.

http://eforum.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2008/05/pdf/069-084.pdf

 

(2) ダイバーシティ・マネジメントのコンサルタント料については、

有村貞則 (2000)  ダイバーシティ・トレーニングの失敗とその原因. 山口経済学雑誌 47: 69-118

file:///C:/Users/mitani/Downloads/C050048000403%20(2).pdf

の73ページに載っていました。

 

(3) 歴史家の網野善彦さんのお書きになった『無縁・公界・楽――日本中世の自由と平和』によれば、アジールとは地域コミュニティーを逸脱した人が、どうどうと暮らせる場所であったそうです。犯罪者や離婚をしたい女性などもいましたが、盲人やハンセン病者もアジールに逃げ込んだということです。そういえば、宮崎 駿さんの映画「もののけ姫」の中で、砂鉄から鉄を採るタタラ場には、顔を包帯で包んだハンセン病者や多くの女性がいたことを思い出します。

 

『無縁・公界・楽――日本中世の自由と平和』(網野善彦、平凡社ライブラリー150)

 

(4) 中村安希『インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日』(集英社文庫)。「ヨルダン [夜空に散る火花]」は、この本の115ページから119ページにありました。
http://www.shueisha.co.jp/shuppan4syo/21nen/outline01.html

 

 

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

兵庫県立大学 自然・環境科学研究所

/人と自然の博物館

ボルネオ・ジャングルスクールも5日目を終えました。全員無事元気に過ごしています。
昨夜、現地で活動中の第6回ジャングルスクール卒業生、中林雅さん(京都大学野生動物研究センター博士課程3回生)が合流してくれました。レインフォレスト滞在中、自然観察のガイドをしていただきました。英語、マレー語の指導もしていただきました。

早朝より自然観察に出発!高さ40mのキャノピーウォークから森林の樹冠の上から眺める風景は絶景でした。
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朝食後、再びトレッキングに出発しました。ここでも山頂から見る世界でも数少ない原生林の姿は絶景でした。
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下山後はサイエンススクールの生徒と一緒に自然のジャグジープール(滝つぼ)で楽しみました。
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午後、高橋校長の講話の後、ジャングル体験の中で一番印象に残った出来事を1枚の画用紙にまとめ発表しました。
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夜には、昨日に引き続きナイトドライブ、ナイトウォーキングの班に分かれて夜のジャングルを満喫しました。
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明日はレインフォレストロッジからコタキナバルに移動します。


情報管理課 阪上勝彦

ボルネオ・ジャングルスクール4日目。
フィールドセンターでのプログラムを終え、午後から次の宿泊地のレインフォレストロッジに向け出発しました。
ジャングルスクールの生徒26名、サイエンス・スクールの生徒8名全員元気に過ごしています。
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レインフォレストロッジ到着後、早速、自然観察トレッキングに出発。フィールドセンターとは違う自然林の雰囲気を感じることができました。途中レッドリーフモンキーやオナガザルにも遭遇!!
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夕食後はナイトドライブに出発し、メガネザル、サイチョウ、ジャワジャコウネコなどを見ることができました。
中でもメガネザルを見ることができたのは珍しいとのことです。
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明日のトレッキングではオランウータンに会えることを全員が期待しています。
明日は早朝6:00よりキャノピーウォークに向けて出発します。

情報管理課 阪上勝彦
夏休みもラストに近づいていますが、みなさん宿題は終わりましたか?

博物館では自由研究の仕上げに、植物や生き物の調べものに来館される方が
たくさんいらっしゃいます。
ひとはくの図書コーナーはそんなに大きくはありませんが、専門書がたくさんあります。
調べ物がある方は、是非ひとはくへお越しください。

ところで、8月の一ヶ月間ひとはくで博物館について学ばれている兵庫県立大学大学院生をご紹介します。
桐間さんです。
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ときどきフロアスタッフ業務も体験されています。
子どもたちにも大人気です。


(忙しいお盆の時期もレプリカづくり)




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(川でさかなつり)            (デジタル紙芝居)

いろいろなスタッフ業務をこなされています。

次回は8/31に「フロアスタッフとあそぼう~紙コップでつくるこんちゅう万華鏡」を担当されます♪
このイベントは、桐間さんが図案を考案されていますよ。
みなさん、是非ご参加ください。

フロアスタッフ せら ゆうこ


ジャングルスクール3日目。
霧のかかる早朝より、トレッキングに出発しました。
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早朝トレッキングの後は、森の動物や研究員を囲んでの朝食です。
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朝食後、いよいよジャングルの中に入り動物や昆虫、植物を観察しながら歩きました。
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午後、は水生昆虫の観察です。近くを流れる川に入り水生昆虫を採集しました。 その後は、川で見た水生昆虫についてまとめ1~4班それぞれ発表しました。 高校2年生から小学6年生、サイエンススクールの生徒が協力しながら発表しました。
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「ナイトウォーク」では夜のジャングルを体験しました。途中、電灯を消して静かにしていると昼以上に虫の声が響き渡り驚かされました。
空を見上げると、日本では見ることができないと思われるほど星空が明るく感動的でした。 

情報管理課 阪上勝彦

ジャングルスクール2日目。
宿泊先のホテルを出発し、ラハダトゥ・サイエンススクールに向かいました。 サイエンススクールではさまざまな歓迎セレモニーで盛大に私たちを迎えてくれました。私たちも日本の紹介を兼ねて文化や自然についてプレゼンテーションをしました。 クイズを交えて、みんなと一緒に盛り上がることができました。 その後の交流会では、現地の伝統的な遊びを教えてもらい一緒に楽しむことができました。
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サイエンススクールから8名の生徒が私たちと一緒にジャングルに向けて出発しました。 これからいよいよジャングルの中に向かいます。
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夕暮れ時、ようやく宿舎となるダナンバレー・フィールドセンターに到着しました。
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明日から本格的にジャングルでの活動が始まります。今回のジャングル体験も様々なプログラムが用意されています。どんなことが起こるかお楽しみに!

 情報管理課 阪上勝彦

12:05 関西空港を出発、成田経由し、ボルネオのコタキナバルへ現地時間20:40に無事到着しました。
その後、すぐサンダカンへ向けて再び離陸し、予定通り22:30に到着。
全員元気です。各班の仲間同士の会話も弾んできた様子です。

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     関西空港での出発式               搭乗ゲートへ

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     成田空港に到着

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 成田発マレーシア航空081便でコタキナバルへ

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 コタキナバルからサンダカン空港へ到着

宿泊するサバホテルに23:00(日本時間0:00)全員無事到着しました。移動の疲れを取るためにすぐに就寝しました。
明日は、ラハダトゥ・サイエンススクールに向かい交流会の後、サイエンススクールの生徒8名とともにダナンバレーのフールド・センターに向かいます。
フィールドセンターでは通信状態が良くないことが予想されます。ブログ更新は後日楽しみにお待ちください。

情報管理課 阪上勝彦

 

BorneoJungle School2014!!

2014年8月21日
★☆★ボルネオジャングル体験スクール★☆★始まりました!!

 待ちに待ったボルネオジャングル体験スクールは8月21日(木)から始まりました。朝10時関西国際空港集合少し早めに来るスクール生、前日から泊まり込みで乗り込んでくれたスクール生....関空集合のスクール生は全員定刻までに集合完了!! 
      
 出発式の前にマレーシアリンギッドへの外貨交換とチェックインを済ませました。
 みな時間的余裕をもって集合してくれたので、スムースにできたようです。
      
 そして、いよいよ出発式。スクール代表の高橋校長の話とスクール生を代表して、4班の副班長入交達也くんの力強い宣誓がありました。
 その後健康管理の注意を聞いて、お忙しい中お見送りに来てくださった家族の方々にそれぞれ「行ってきまぁ~す!!」
  



    

 
 12:27 無事に機体は浮き上がりました!!  
 そして、成田では大友君と安間先生が待っていてくれて、合流して後ボルネオジャングル体験スクールの本格スタートとなります。


 今日は大移動の初日なんです。
 【関空~成田】約1時間30分  
 【成田~コタキナバル】約6時間  
 【コタキナバル~サンダカン】約1時間   1日に3回も飛行機を乗り継ぎます。
 最後はバスでホテルへ。到着は日本時間で深夜0:00頃です。くれぐれも体調には気をつけて!!

 明日は、ラハダトゥサイエンススクールで交流会を経て、いよいよダナンバレーの森へ入っていきます。
 明日以降は現地からのレポートを待つことになります(^^)
 Facebookの閲覧が可能であれば、橋本佳明先生(Yoshiaki Hashimoto)のページで情報がUpされているかも知れません。

  ボルネオジャングル体験スクールのFacebookはこちらです
              https://www.facebook.com/BorneoJungleSchool

夏休みもそろそろ終わりに近づいてきました~

学生のみなさん、もう宿題は 済みましたか?

まだの人は もうひと頑張りしましょうね!

さて ひとはくのクールスポットは9月末まで実施中、半額料金(例 大人100円)で
涼しくご利用いただけます。

8月後半(25日(月)~29日(金))のワークショップも 日替わりで もりだくさんです。

 
 
8月うきうきワークショップ・詳しくはこちら
http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key9556_subkeyFILE1

なんと4階ひとはくサロンには 強化段ボール製の 大きな恐竜も現れましたs-P1020221.jpg!!s-P1020220.jpg


まだまだ残暑厳しいですが 楽しい夏の思い出づくりに ぜひひとはくへ お越しくださいませ。

                                               フロアスタッフ おの まゆみ

8月9日(土)から16日(土)までの「むしむしたいけん」、終了しました。
今年も、会期中2,000人近くのたくさんの子どもたちが楽しんでくれました。小さな生き物に触れた経験が、みんなの小さな自信につながっていけばいいなと思います。
キラキラKidsのスナップ写真をお楽しみください。
来場者の声もあわせてごらんください。)

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最後に。昆虫ファッション、ベストドレッサー賞です。
けっこう、いろんなお洋服があるのですね!
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IMG_9359.jpg IMG_9284.jpg テントウムシです。

(八木 剛 記)
今年も「むしむしたいけん」が始まりました!

博物館4階実習室で、10時30分から16時までです。
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部屋の中は、3つのコーナーに分かれています。

まずは、セミやトンボなど、よく飛ぶ虫に触れる「大っきなむしかご」です。
蚊帳の中に入ると、世界が変わりますよ。
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つぎに、あまり飛ばない、カブトムシやクワガタムシに触れるコーナーです。
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もうひとつは、標本を見ながら、ぬり絵やお絵かきができるコーナーです。
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本日のシーンをいくつか。

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すばらしいファッションです。

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蚊帳の中で。

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とってもいい笑顔です。

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取材に来てくださった記者さんも、この表情。

「むしむしたいけん」は、8月9日(土)から、16日(土)まで、連続8日間。
小学3年生以下は、保護者同伴願います。
参加費は一人100円で、同伴の保護者も必要です。

(八木 剛)

キッズのみなさん、夏休みを楽しんでいますか?

Kidsサンデーが開催された8月3日(日)は たくさんの方がご来館くださって、にぎやかな館内でした。
お足もとが悪いなか 本当にありがとうございました。
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<展示室ツアー「ひょうごの自然じまんツアー」>
   <オープンセミナー「色々なタネを観察しよう!」>

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<フロアスタッフとあそぼう「川でさかなつり」>   <展示室ツアー「ボルネオジャングル探検ツアー」>

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<パネルシアター>                 <サンゴで額縁づくり>
 
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                                                     <自然ってすごい!~チョウのはね~>


Kidsサンデーの一日が、夏休みのステキな思い出になりますように!
9月のKidsサンデー9月7日(日です。

でも!まだまだ夏休みはここからが本番。
夏休みのひとはくは、キッズが楽しめるイベントを 毎日実施しています。
くわしくは・・・コチラ!


そして明日、8月9日(土)から8月16日(土)まで8日間連続
いろんな虫にさわれちゃう
スペシャルワークショップが開催されます!
くわしくは・・・コチラ!!

「むしむし たいけん」の会場(博物館4階実習室)をそ~っとのぞいてみたら、
 研究員が はりきって 準備中でした↓
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  扉の向こうには どんな ステキな 虫たちが みんなを待ってるのかな?

                 (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

第15回ボルネオジャングルスクール出発に向けて2回目の事前学習会が行われました。(1回目は7月5日(土)実施済)

午前中、初めに特別講義「ボルネオのジャングルで学ぶ生物多様性」として河合雅雄名誉館長より講話がありました。
DSC_7276.JPGその後も研修講義として、ジャングルスクール校長・高橋主任研究員から「ボルネオジャングルスクールの概要」について、橋本佳明主任研究員から「なせボルネオなのか?」として講義を聞きました。

DSC_7282.JPG午後は、班別活動です。現地のラハダトゥサイエンススクールとの交流会に向けて準備をしました。 1か月振りに参加者全員が顔を揃えるとともに、現地で発表する「日本」の紹介について 各自が準備した内容を持ち寄り、短い時間で仕上げることができました。 今回の参加者は小学校6年生から高校2年生です。 上級生がそれぞれ下級生をしっかりサポートしてくれています。

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1班の課題制作と発表練習       2班の課題制作と発表練習 

 
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3班の課題制作と発表練習
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4班の課題制作と発表練習

次回顔を合わせるのは、出発日の8月21日(木)関西空港です。 みなさん元気な姿で会うことができることを期待しています。

                                    情報管理課 阪上勝彦

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シャワシャワシャワ・・・・
クマゼミの声がよく聞こえる季節になってきましたね~

夏休み期間中、ひとはくは休まず開館!
たのしいイベント盛りだくさんご用意しております♪

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◆フロアスタッフとあそぼう 
(
土・日・祝13:30~)
※当日10:00から4階ひとはくサロンカウンターにて受付を開始します。
 

2(土)・3(日) 川でさかなつり 
 ◎2階展示室  定員15名 無料
9(土)  画はくの日 
 ◎場所・テーマは来てのおたのしみ♪  定員なし 無料
16(土)・17(日) きょうりゅう骨パズル 
 ◎3階丹波の恐竜化石展示室 定員15名 無料
              23(土)・24(日) 簡単!化石のレプリカづくり 
               ◎4階ひとはくサロン 定員20名 参加費100円
                30(土)・31(日) こんちゅう☆万華鏡 
               ◎4階中セミナー室 定員20名 参加費100円

              ※各日程のタイトルをクリックすると詳細ページに飛びます


              
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ひとはく探検隊
8月10日(日) 13:00~ 
ひとはく探検隊「150年前のひょうごの風景をみてみよう!」

 
4階ひとはくサロン集合 定員20名 無料
※当日10:00から4階ひとはくサロンカウンターにて受付を開始します。


ひとはくに収蔵されている普段非公開の江戸時代の絵図や古写真を特別公開!
今月の隊長は上田研究員です。

              ※タイトルをクリックすると詳細ページに飛びます




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◆うきうきワークショップ
11日(月)・12日(火)・13日(水)・14日(木)・15日(金) 
時間:10:30~16:00 (時間内はいつでもご参加いただけます)
「とっても簡単!化石のレプリカづくり」
 4階ひとはくサロン 参加費:100円

そのほかのワークショップ 
時間:①10:30~11:30 ②13:00~15:00
            (時間内はいつでもご参加いただけます)
                                       
※材料がなくなり次第終了します

             25日(月)恐竜★化石うちわづくり
             26日(火)きょうりゅうおりがみ
             27日(水)リサイクル工作「ミニクリップ
             28日(木)とぶタネの模型をつくってあそぼう!
             29日(金)アンモナイトネームカードづくり

             ※各日程のタイトルをクリックすると詳細ページに飛びます
          
             


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「きょうはなにが開催されてるかな?」
博物館のイベント一覧を見るには『うきうきカレンダー』が便利です♪

http://www.hitohaku.jp/infomation/about/ukiuki1408.pdf

あつ~い夏は涼しいひとはくで楽しく過ごしましょう!
夏休みの自由研究のヒントも得られるかもしれませんよ♪


みなさまのお越しをスタッフ一同お待ちしております。


                                                 フロアスタッフ  たにぐち はるな

ユニバーサル・ミュージアムをめざして55

 

どんな声なら聞こえるか

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

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 「どんな声なら聞こえるか」。そんなこと、大げさに言うほどのことでもないと言われそうです。でも、「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」で問題にしたいのは、生涯学習施設(つまり、「博物館や美術館、図書館」)の案内放送とか展示解説の放送の声が聞こえるかどうかという意味です。ある館内放送が、例えば、この声は若い女性アナウンサーが吹き込んだものだとか、別の声は初老の男性アナウンサーが吹き込んだということが、聞こえでは問題になるのかもしれない。そのために「どんな声なら聞こえるか」と言っているのです。

 

 そんなの、別にどうだっていいではないか。吹き込んだ人が女性でも男性でも大して変わらない。

 

 だったら、合成音声と呼ばれる声はどうでしょうか。よく、「ロボットのような声」と呼ばれる、抑揚(よくよう)のない機械のような声(音?)のことです。これだったら、わたしが「どんな声なら聞こえるか」と聞いても、不思議には思わないかもしれません。

 

 現実には、今は最初から電気的に作った、全くの人工合成音声は少ないようです。声優さんが吹き込んだ声を元にして、そこから言葉を再構成する技術が進みました。言うなら、半なまの合成音声です。半なまの合成音声なら本物らしく聞こえると言います。人の話し声に特化したボイスロイドとか、歌声に特化したボーカロイドとかいう製品も売られているくらいです。ですから、世の中の人が、合成音声にあまり違和感を感じなくなりました。今でも「ロボットのような声」はありますし、わざと電気的な処理をして自然な人の声をつぶし、「ロボットのような声」にした歌手さえいます。ただ技術はどんどん進んでいます。うっかりしていると、合成音声と肉声が聞き分けられないほど、合成音声の質は上がっているのだそうです。

 

 しかし、ちょっと待って下さい。合成音声の品質がそれほど上がってしまって、少し聞いたぐらいでは見分け(聞き分け?)がつかないのなら、アナウンサーという職業は、この先、なくなってしまうのでしょうか? いくら何でも、そんなことはないと思うのですが。

 

☆   ☆

 

 多分、どれほど技術が進んでも、人の果たす役割が消えることはないのだと思います。「人の果たす役割」というのは、例えば「医師や看護師が病人やけが人をケアしたり、学校の教員が生徒や学生の前に立って物事を教える」といったことです。ロボットでも教えれば、手順に従ってケアをします。授業ができます。現に顕微鏡でなければ見えない手術ではロボット医療が進歩していますし、授業をインターネットでやる予備校がはやっているそうです。それはそれで技術としては立派なのでしょうが、人間がやる<ケア>や、人間が人間の前に立つ<授業>とは、どこか根本的に違う気がします。その「根本的に違う何か」とは、あいまいです。しかし、その「あいまいなもの」こそが、人の果たす役割なのです。人のやるケアを<ケア>とし、人が人の前に立つ授業を<授業>としたのは、そこにプラス・アルファがあるのだと明瞭に示すためです。本当は、そのアルファが大切なこともあるのです。

 

 このことを認めていただいたとして、さらになのですが、それでも合成音声は難聴者に評判が悪いのです。難聴者ばかりではありません。聴覚失認と呼ばれる人では、脳の受けたダメージのために音声が普通の音――医療の世界では、「言語音」に対して「環境音」と呼びます――とゴチャゴチャになって、音声とは認識できないのです。人の肉声でも同じかもしれませんが、聴覚失認の人にとって合成音声は「音声」と認識することが難しいのです (1)。

 

 このような人びとに対して、わたしは「どんな声なら聞こえるか」と問いかけたいと思います。だから、「そんなこと、大げさに言うことでもない」とはとても言えないことだと、わかってもらえたでしょう(か?)。

 

 人はいくつものアイデンティティを感じながら生活をしています。それはちょうど人を分ける方法が、男女とか、年齢とか、血液型とか、国籍とか、宗教とかといった具合に、いくつもあるということです。生涯学習施設では、来館者と施設職員といったふうに(一応は)分けられます。今、問題にしていることは、「言葉がわかりやすいか、わかりにくいか」です。「言葉のわかりにくい」人は、どんな立場の人にもいますから、「言葉のわかりにくい来館者」とか、「言葉のわかりにくい施設職員」がいるということになります。

 

 「言葉のわかりにくい施設職員」なら、その施設で働いている人は多かれ少なかれ、その人は「言葉のわかりにくい」のだと知っているはずです。ですから同じ職場で働く人の間に配慮があれば、問題はないはずです――組織によっては配慮のないケースがあります。そんな時はたいてい、ハラスメントが起きているのです。しかし「言葉のわかりにくい来館者」とは、日常の接触がありません。その人が「言葉のわかりにくい」のだとわかりません。その、普段、付き合いのない人とどう接するのか? そこがもともとの始まりです (2) 。

 

☆   ☆

 

 音声合成の技術はどんどん進歩しています。そしてその技術は、健聴な人だけの技術に留まっている気がします。これでは社会のあり方として歪(いびつ)です。しかし、商品であれば健全なやり方なのでしょう。買う人がどれほどいるかは、重要な判断基準です。市場経済を無視しては、どんな理想も実現は難しいからです。ただし、人の社会は市場経済の原理だけで動いているわけではありません。人間は規格どおりに作られたロボットではないからです。人には個性があります。一人ひとり多様なのです。売れる商品だけを作っていく社会では、いつか規格化された商品に押しつぶされます。

 

 市場経済の原理にプラスして、どんなアルファが付けられるのか。それが人間としての知恵だと思います。

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(1) 母語が異なる人びともいます。このような人が引っ越しをしてきて間がないと、聞いても、言語音と環境音、つまり風や波の音と何も差がないことになります――外国語を習い始めて間がない頃のことを思い出して下さい。

 

わたしが書いた研究紀要の総説「生涯学習施設は言葉やコミュニケーションに障がいを持つ人とどう向き合うべきか : 総説」の第2部「対応策について」も見て下さい。

人と自然 Humans and Nature 24: 33−44 (2013)

(2) 「言葉がわかりにくい人」を、「仕事ができない人」とか「一人前に扱うべきでない人」だと誤解しないで下さい。言葉がわかりにくくても優秀な人は、いくらでもいます。

 

 

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

兵庫県立大学 自然・環境科学研究所

/人と自然の博物館

ひとはく探検隊とは、ひとはくの研究員が隊長となって、公園や博物館を探検するイベントです。

7/13(日)の探検テーマは「深田公園のひみつ」
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深田公園は博物館のとなりにある自然公園です。
当日は残念ながら雨。
外での探検はできませんでしたが、
隊長の大平先生が館内で公園をみながら、解説してくださいました。

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昔の深田公園は、谷戸(やと)といって
森と森にはさまれた田んぼやジメジメした湿地で生き物がたくさんいる場所でした。

公園にはキツネもいるそうですよ!


では、ここでクイズです。

Q深田公園の土の下には、たくさん埋まっているものがあります。それはなに?

恐竜の化石かな?
それとも大きな岩かな?



答えは、水です。
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深田公園の地中には、ダム(水をためるそうち)がうまっていて、大量の水があります。
これはビックリですね!

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ほかに、古代ギリシャのステージをつくるワザをお手本にした野外ステージ(円形劇場)は、
マイクがなくても上~下まで聞こえるようになっています。晴れた日にぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

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深田公園は、人と自然が仲よく暮らすためのひみつがいっぱいつまっていることがわかりました。
ご参加いただきありがとうございました。

来月のひとはく探検隊は...
8/10(日)13:00~ ひとはく探検隊「150年前のひょうごの風景をみてみよう!」

8月のひとはく探検隊・詳しくはこちら
http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key9276_subkeyFILE1

ひとはく探検隊の年間予定はこちら
http://www.hitohaku.jp/exhibition/staff/2014tankentai.pdf

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◆うきうきワークショップ

8月のイベント一部をご紹介します♪
うきうきワークショップはアンモナイト化石のレプリカづくりなど、
4階ひとはくサロンで、小さなお子様でも気軽にご参加いただけるプログラムをご用意しています。
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くわしくは、下記の案内をごらんください。

 ▼8月うきうきワークショップ・詳しくはこちら
http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key9556_subkeyFILE1


みなさまのご参加をおまちしております。

 

(フロアスタッフ まつだ)

夏ですね〜 みなさんの近所では、もうセミが鳴いていますか?
六甲山の南側では、クマゼミがじゃんじゃん鳴いています。
ひとはくの周りでは、7月11日にニイニイゼミの抜け殻を拾い、今日16日、初めて鳴き声を聞きました。
昨日はクマゼミ、今日はアブラゼミの抜け殻が見つかりましたから、鳴き出す日も近いと思います。

さて、ひとはくの大型バス駐車場の周辺は、多様な在来植物で囲われています。
その中に、イタヤカエデが植えてあります。
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2、3日前、この木に、カナブンがたくさん来ていることに気づきました。
よく見ると、シロテンハナムグリも。
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カエデですから「メープルシロップ」でしょうか。甘〜い汁が出ているのでしょうね。 IMG_8463.jpg

夜になって、クワガタムシやカブトムシが来るかどうかは、まだたしかめていません。来たら楽しいですね。

(八木 剛 記)

梅雨らしい曇り空の7月6日、Kidsサンデーが開催され、
今回もキッズの皆さんが参加できるプログラムが 多数実施されました。

各プログラムで取りあげるものは「人と自然」の博物館らしく、
とってもバラエティ豊か!

◆どうぶつ
『フロアスタッフとあそぼう「どうぶつビンゴ」』では
兵庫県に住んでいる動物(ほ乳類)たちのことをクイズやビンゴで楽しく学びました。
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◆むし
人と自然の会の皆さんによる『スペシャルみんみんぜみを作って鳴らそう』
ではぐるぐる回すと音が出るふしぎな「せみ」を作りました。
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◆ほし
『パネルシアター』では「たなばた」のお話を聞きました。
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◆くさ・き(しょくぶつ)

『自然ってすごい!クスノキ☆ラボ』では
兵庫県の木、クスノキのひみつを 植物はかせの小舘研究員と探求しました。
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↑クスノキの葉っぱをくんくん。

クスノキにやってくるチョウのかみかざりも作りましたよ!
このチョウは見たことあるかな?
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ヒント:ア○スジアゲハ

そして、『自然ってすごい!みどりのはっぱプレイルーム』では
葉っぱできせかえカードを作ったり、
笹舟を作って植物はかせのお話を聞いたり、葉っぱで楽しく遊びました。

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次回はどんな生きもの・自然にフォーカスにした
プログラムが実施されるのでしょうか?どうぞお楽しみに!

8月のKidsサンデーは 8月3日(日)です

水分、栄養、睡眠をよーくとって夏を楽しみましょうネ!

(たかせ ゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)


教職員・指導者のみなさま

 もうお申込みはお済みでしょうか? この夏も「教職員・指導者セミナー」を実施します。
       教職員セミナー!!
 今年度は8月4日(月)から8月8日(金)の1週間に集中しての開講です。

 学校での授業に役立つヒントを見つけに、ご自身の専門のテーマを学びに、興味関心のある内容をのぞきに.....いろんなアプローチでご参加ください。

 お申込みは,当館ホームページからweb上で受け付けております。また、学校に送付しております要項によりFAXでのお申込みもできます。
 暑い夏には、クールスポットのひとはくでセミナーをご受講ください。


【参考URL】
   http://www.hitohaku.jp/musepub/seminarlist/?view=bunya#_G
生涯学習課 教職員・指導者セミナー担当

ヒメボタルっ

2014年7月 2日
季節は7月 今年の後半に入ってきました

 夕べ、近所にヒメボタルを見に行ってきました。光り方がゲンジボタルとは違って、0.5秒くらいの間隔で細かくフラッシュするように輝きます。 八木主任研究員のblogに詳しく書いてあります → http://www.hitohaku.jp/blog/2014/06/post_1889/

 で、私も真似して写真に挑戦しました^^;
 こんな感じに.....画像にノイズが出てて上手な写真ではありませんが、素人の私でも撮影できました!! コンパクトカメラや携帯では無理だと思いますが、一眼レフのようなタイプのものでシャッターを開放にできる機能(バルブ撮影)と三脚があればできます!!

 まだ、しばらくは飛んでいると思いますので、是非挑戦してみてください。くれぐれも、虫刺されやヒル、マムシにはご注意ください(^^)/
生涯学習課 八尾

自然と都市のよい関係をどう創り育てるか〜都市山・まちやま・21世紀の森づくり〜
自然と都市が近接し、身近な場所で環境保全や森づくりの活動が進められる神戸・阪神地域。こうした地域の特徴を生かしつつ、よりよい環境を実現していくため、今後どのような取り組みが期待できるか。これからの環境づくりの方向性を自然と都市との関係づくりの視点から話し合います。

「ふるさと環境交流会」の全体については、兵庫県のホームページをごらんください。

【開催概要】
1.名称 ふるさと環境交流会in神戸・阪神
2.開催日 平成26年7月6日(日曜日)13時30分〜16時30分
3.会場 兵庫県立人と自然の博物館大セミナー室
4.参加費 無料
5.定員 80名(先着順)

6.プログラム
(1)基調講演「神戸・阪神地域の自然環境の現状と課題」兵庫県立大学名誉教授 服部 保 氏
(2)事例報告
ア 六甲山のみどりが伝えるもの ブナを植える会会長 桑田 結 氏
イ 心に「物語」が生まれる森を目指して 兵庫県阪神南県民センター尼崎港管理事務所 尼崎21世紀プロジェクト推進室 守 宏美 氏
ウ 次世代に伝えたい都市山・まちやまの楽しみ方 自然体験教育研究所主宰 足立 勲 氏
エ 都市のヒートアイランドに拍車をかける都市の緑の消失 関西学院大学総合政策学部准教授 客野 尚志 氏
(3)全体討論会 (進行)兵庫県立大学名誉教授 服部 保 氏

7.主催 兵庫県

【参加申込方法】
下記の宛先まで、郵送、FAX、電話、電子メールのいずれかで、参加したい地域名を記した上で、ご氏名、年齢、性別、連絡先(住所、電話番号、電子メールアドレス)をご連絡ください(郵送、FAXの場合は、チラシの様式を活用してください。)。
☆先着順のため、お早めにお申し込みください。
☆複数の地域別交流会に参加して、兵庫県の広さを実感してみませんか。複数参加を希望する場合は、その地域名も合わせて記してください。

☆お申し込み、お問い合わせは、こちらへ!
兵庫県 農政環境部 環境創造局 環境政策課 活動支援班
電話:078-362-9895
FAX:078-362-4024
Eメール:kankyouseisakuka@pref.hyogo.lg.jp


(八木 剛 記)

7月の楽しいイベントをご紹介します!


フロアスタッフとあそぼう
土・日・祝13:30~から行っているイベントです。


5(土)・6(日) どうぶつビンゴ ◎3階展示室「森にいきる」
12(土)  画はくの日 ◎場所・テーマは来てのおたのしみ♪
19(土)・20(日)・21(月/祝) くるくるとぶたね ◎1階展示室
26(土)・27(日) モールで恐竜をつくろう! ◎4階ひとはくサロン


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▲「どうぶつビンゴ」  7月5日(土)・6日(日)   ▲「画はくの日」  7月12日(土)

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▲「くるくるとぶたね」              ▲「モールで恐竜をつくろう!」
  7月19日(土)・20日(日)・21日(月/祝)        7月26日(土)・27日(日) 

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ひとはく探検隊
7月13日(日) 13:00~ ひとはく探検隊「深田公園のひみつ」 4階ひとはくサロン集合
ひとはくの研究員が隊長となって、公園や博物館を探検するイベント。今月の隊長は大平研究員です。

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7月のひとはく探検隊・詳しくはこちら
http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key9275_subkeyFILE1
ひとはく探検隊の年間予定はこちら
http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key9185_subkeyFILE2


「フロアスタッフとあそぼう」、「ひとはく探検隊」ともに
受付 10:30~ / 4階ひとはくサロン・カウンターにて(定員になり次第終了)
定員 先着20名

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うきうきワークショップ

28(月)・29(火)・30(水)・31(木)の4日間は、
4階ひとはくサロンで、小さなお子様でも気軽にご参加いただけるプログラムをご用意しています。


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アンモナイト化石のレプリカづくりなど、多数イベントをご用意しております。

 

7月うきうきワークショップ・詳しくはこちら
http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key11137_subkeyFILE1

みなさまのご参加お待ちしております♪

(フロアスタッフ まつだ)

 オタクサって?

2014年6月26日


          
 

 今の時期、庭先や道沿いで美しい彩りを放っているアジサイ 白、赤、青、紫・・・・・様々な色になることから「七変化」とか「八仙花」などと呼ばれることもあるそうです。
 また、ドイツの医師であり博物学者であったシーボルトが妻の楠本滝にちなんで、「オタクサ」と名付けたこともあるという.....。三田市のお隣の神戸市では、市花にしていされているとか。


 是非身近なアジサイを近くで観察してみてください。新たな発見があるかも?!

生涯学習課 八尾


今年で、第9回になる丹波市山南町の「姫ボタルまつり」(ひとはくも、共催)が、6月28日(土)、7月12日(土)に開催されます。
ヒメボタルは、日本固有の陸生のホタルです。丹波市山南町には、ヒメボタルの生息地が多数あります。


昨夜(2014年6月25日)、「猪名川流域ひめぼたるネットワーク」のみなさんと、山南のヒメボタルを見に行きました。
20時頃からいっせいに湧き出してきて、暗闇の中で多くの個体が同調して光るようすは、とてもすばらしいです。

いっしょに行った伊丹市昆虫館の長島さんは「ホタルの光で山の形がわかりますね」と言ってました。
みなさん、この意味、わかりますか?

ヒメボタルのメスは飛べないため、メスを探して飛ぶオスは地表近くの低空を飛翔します。飛ぶ高さはだいたい決まっているので、地形に沿って飛んでいることになります。ヒメボタルのオスが数十匹いやそれ以上の個体数、0.5秒間隔ほどの黄色いフラッシュ光で同調して光ると、いっせいに光った瞬間を見渡したとき、光の集合が、そこの地形、山の形になる、ということです。

そのようすは、写真ではとても表現できませんが、昨夜の写真をご紹介しておきます。

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この機会に、みなさんも、ぜひいらしてください。

【集合場所】6月28日(土)薬草薬樹公園リフレッシュ館駐車場/7月12日(土)丹波市役所山南支所(やまなみホール)前
【受付時間】午後6時30分~午後8時 順次、現地へ出発
【参加費】中学生以上500円・小学生300円・未就学児以下無料(申込不要)
【注意】当日は靴で参加下さい。
※ ヒメボタルは野生の生き物ですので、当日の気象条件等により見られなかったり数が少ないこともあります。


本件へのお問い合わせは、姫ボタルまつり実行委員会(薬草薬樹公園リフレッシュ館:0795-76-2121)まで。


- - - - - - - - -  もう一つの見どころ!  - - - - - - - - -

ヒメボタルは本州北端から九州南端まで各地に生息していますが、このような「祭り」が継続的に開催されているところは、そんなにありません。


まず、ヒメボタルの生息地を発見するのは簡単ではありません。限られた時期、時刻に、暗い森の中の、地道な調査が必要です。
ヒメボタルが生息していて、かつ、多くの人が安全、快適に観察できる場所となると、一気に限定されます。広々とした明るい空間に、ヒメボタルはあまりいません。
ここまでは物理的な環境条件ですが、さらに重要な条件は、地元のみなさんです。
わかる人にはわかると思いますが、地元の方々の温かい「おもてなし」、しかも継続的に、となると、そんなに簡単なことではありません。

姫ボタルまつりのスタッフの方々のみならず、観察地の近くにいらっしゃる地元のみなさんも、とてもいい雰囲気です。
昨夜も、ヒメボタルを見に来られてる地元の方々に何人もお会いしました。
いい雰囲気は来場者にも伝わりますので、全体の雰囲気がよくなるんですよね・・・

ぜひ、そんな空気を、感じていただければと思います。

(八木 剛 記)

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梅雨真っ只中、じめじめと蒸し暑い日が続きますがみなさんいかがお過ごしでしょうか?

4月から、フロアスタッフに新メンバーが加わったことをみなさまご存じでしょうか?
今日はその新メンバーをご紹介したいと思います!
北谷沙也乃さんです♪



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初めまして!フロアスタッフの北谷です^^!
まだまだ新米ですが、先輩方に支えられながら頑張っています!
「ひとはく」は研究員の先生方、フロアスタッフをはじめ楽しく、魅力的な方ばかりです。
ぜひ、会いにきてください^^!


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明るく天真爛漫な北谷さんの周りは、いつも笑いが絶えません!
また、しっかり者で頼もしい存在でもあります^^

8月の『うきうきワークショップ』に向けて、何やら楽しいイベントを企画中の様ですので
北谷さんに会いに、みなさま是非ひとはくへいらしてくださいね!
フロアスタッフ一同お待ちしております♪


7月の『うきうきワークショップ』のポスターはこちら




また、ひとはくへ遊びに来られる際はぜひ『うきうきカレンダー』をチェックして来てくださいね!
たのしさ2倍になることまちがいなしですよ♪
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ユニバーサル・ミュージアムをめざして54

C・W ニコルさんと森を歩く――『アファンの森の物語』書評――

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

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 親しくしている方が信州に行ってきたとおっしゃって、本を届けて下さいました。その方とは、もう、長い付き合いです。いつ知り合ったのか記憶をたどると、ニコルさんの穏やかな声に行き当たりました。その方と共に、ニコルさんと談笑した記憶にたどり着いたのです。その方も、わたしがニコルさんと談笑していたことを憶えていたのでしょう。奥さまとお二人、長野県の黒姫(くろひめ)を訪れた際、わたしの為にニコルさんの本を求められたのでした。本の名前は『アファンの森の物語』 (1) といいます。

 

 その方は化学畑の技術者でした。実験室のお仕事が多かったのだと思います。しかし、その職業とは裏腹(うらはら)に、野遊びが大好きです。魚釣りやハイキングといった趣味をお持ちでした。

 

 その方は読書と歴史も好きなのですが――事実、古い歴史のある街(まち)を歩くこともなさるのですが、数多くお持ちの趣味の中で、わたしは野遊びが一番好きだとおっしゃるような気がします。

 

 だからでしょう。十年ほど前から狩猟免許をお持ちです。狩猟免許には種類があって、ライフルや空気銃、罠猟(わなりょう)など、使う猟具に応じた免許が必要なのですが、その方は空気銃の免許をお持ちでした。

 

 狩猟というと鳥や獣(けもの)を殺す残酷な行為だと、頭から毛嫌いする人がいます。理由もなく野生動物を殺すことは慎むべきです。しかし、わたしは野生動物を狩って肉を得ることと、理由もなく殺すこととは、本質的に異なる行為だと思っています。頭から毛嫌いする人は、その区別がつかないのでしょう。

 

 その方は区別がつくのです。キジやカモといった獲物が捕れれば、料理をして、きちんと食べるのだそうです。野にいるキジやカモは、確かに温かい血の通った野生生物です。そして調理をすることによって食物になります。人にとって火のコントロールは象徴的な儀式でもあるのです。人の本質的な行為のひとつだと思います。

 

☆   ☆

 

 『アファンの森の物語』は、南ウエールズ出身のC・W ニコルさんが日本に出会ってから、長野県北部の黒姫で森の一部を買い取り、手入れをし、いろいろな方と協力して、現在の「アファンの森」ができあがるまでを記録した本です。その歴史にはニコルさんのさまざまな思いが込められているのでしょう。実際、最初の黒姫の森は、「幽霊林」と呼ばれる、人が利用しなくなった荒れ果てた森でした。

 

 「アファン」というのは、ウェールズに住むニコルさんたちケルト人の言葉(ことば)――英語のことではありません。スコットランドやアイルランドと同じように、ウェールズに住むケルト人も他民族に侵略され、英語という強者の言葉(ことば)を強要された民族なのです。ちなみに「アファン」はウェールズ語で「風の通る谷間」という意味だそうです。もともと南ウェールズには、アファン・アルゴード森林公園と名付けた公園があったのだそうです。

 

 先に「さまざまな思い」と書きましたが、ニコルさんの主張は一貫しているようです。それは、「人の手が入らない森は荒れた森だ」という主張です。わたし自身はコンゴ共和国で、ンドキの森という無人の原生林に初めて足跡を記(しる)しました (2) 。その森で、消耗の激しい、全身、泥だらけの調査を経験しました。しかし、ニコルさんは「人の手が入らない森は、荒れた森だ」とおっしゃるのです。ニコルさんとわたしの言うことは、矛盾して聞こえます。なぜなのでしょう?

 

 本物の原生林は、そうおいそれとあるものではありません。ンドキの森にしたところで、わたし達の侵入を阻んだ沼地には、驚くほど昔――数十年前――のアブラヤシの種がひとつ、腐らずに残っていたのです。アフリカでアブラヤシは大昔から栽培されていました。多分、新しい森を求めた進取の気性に富むピグミーの若者がンドキの森に入り込み、森に歩道のように伸びたゾウ道をたどって、アブラヤシをかじり、捨てたのだと思います。そのような森に少しばかり人が入ったとしても、森は何事もなかったかのように振る舞います。しかし、大昔から人が生活に使い、利用してきた森では、人が使わなくなると、とたんにツルがはびこり、空間がふさがれて、簡単には入れなくなるのです。ウェールズも日本も、すでに本当の原生林はありません。どこまでも人の痕跡が続くのです。そのようなところでは、積極的に利用することが、美しい森を維持するためには、とても大切なのです。ニコルさんとわたしの言うことは、何も矛盾していません。

 

 ニコルさんも自分用の狩猟免許を手に入れ、地元の猟友会に参加しました。猟師こそが、もっともよく森を知り、伝統的に自然に親しんできた人びとだからです。もちろん今では、元来の意味で猟師はいません。つまり、「狩猟だけで生計を立てている人はいない」という意味です。にも関わらず現在でも信州の「猟師」は、雪の中で火を起こし、クマを狩ることができるのです。

 

☆   ☆

 

 ウェールズのアファンの谷は、炭坑で栄えた地域にあったのだそうです。ニコルさんが少年の頃は、石炭を掘る時に出る土砂や石でできたボタ山が、あちこちにあったようです。その時、アファン・アルゴードに森はすでになく、炭坑で働く人びとは、ずらりと並んだ集合住宅で暮らしていたということです。

 

 ところがエネルギー源が石炭から石油に変わると、ウェールズの鉱業地帯はさびれてしまいます。アファン・アルゴードでは、風雨にさらされたボタ山から有毒物質が流れ出したということです。

 

 そのアファン・アルゴードのボタ山に緑がよみがえりました。ウェールズの人びとは、ボタ山に緑を再生したのです。最初は根で土砂を留(と)めるために草を生やし、次に土を豊かにするカバやポプラ、カラマツといった木を生やす。このような樹種は空中窒素を固定して土を肥やします。そうしている内に、やがてハリネズミやキツネ、イタチ、リス、シカなどの動物がもどってきます。森は少しずつにぎやかさになるのです。こうした努力の結果が、アファン・アルゴード森林公園として結実しました。

 

 ニコルさんは石炭採掘のボタ山で荒れたウェールズと、人の介入で豊かに森が再生したウェールズのふたつを間近で見ました。この経験があるからこそ、信州の黒姫でも「幽霊林」を「アファンの森」と名付け、人為的によみがえらせる努力をしてきたのだと思います。

 

 わたしが『アファンの森の物語』からイメージしたのは、産業革命以前のウェールズの豊かな森と人びとの暮らしでした。ニコルさんはそこに、自然と人のよりよい(とニコルさんが信じる)関係を見つけたのではないでしょうか。黒姫の「幽霊林」を「アファンの森」と名付けたのも、人の努力によって、自然と人はよい関係を再生できると信じているからだと思います。

 

☆   ☆

 

 ニコルさんには、『アファンの森の物語』以外にも、『勇魚(いさな)』 (3) という小説があります。幕末の紀州・太地浦とカナダの話です。片腕を失ったクジラ捕りが軸になって展開する歴史物語です。捕鯨は非難されがちです。希少生物の保全という見方は肯けます。しかし、伝統的な猟法で捕る捕鯨も残るべきだという気がします。捕鯨が、みさかいもなく市場経済と結び付くことがいけないのだと思うのです――市場経済は現実の経済システムですから、否定するべきものではありません。ここでは、市場経済の枠では括(くく)れない事実も、現実に存在すると言っているのです。

 

 ニコルさんは、基本的にはクマを守りますが、クマ狩りもします。やみくもな保護ではなく、関係を維持したいという保全の発想です。クマは森の一部です。クマは人も含めた循環のサイクルを作り出します。ニコルさんにとって、人とは、重要な循環を形作るはずの自然の一部なのでしょう。

 

 今回は、あまり「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」にふさわしい内容ではなかったかもしれません。

 

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(1)  『アファンの森の物語』(C・W ニコル 著、アートデイズ、1,400円+税)

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB12379705

 

(2) 『ンドキの森』(三谷雅純 著、どうぶつ社、絶版) 残念ながら絶版になっていますが、古本では、まだ、きれいな物が手に入ります。この本の出版の後、ンドキの森は世界遺産に登録されました。

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN15594185

http://kodomonohon.com/bul/314/314_w.html
http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/forest-elephant/aj011_3.html

 

(3) 『勇魚』 上・下(C・W ニコル 著、文春文庫、絶版)

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

 ユリノキ

2014年6月21日
三田には「ゆりのき台」というニュータウンがあります。

 これは「ユリノキ」の葉っぱです。形がおもしろいでしょう!! ゆりのき台のネーミングと関係があるのでしょうかね?
 葉っぱは特徴的な形なので、一度見ると覚えてしまいそうです(^^)  そして、英語の名前は"TulipTree"っていわれています。チューリップに似た花をつけるところから、そう呼ばれているようです。今回花はまだつけていなかったので葉っぱの写真だけです。小舘研究員に教えていただきました!!

 でも、寂しいので少し遊びました(^^)
失礼しました  やお

 おしゃれな方!!

2014年6月18日
何気なく歩いてると.....出会う虫




そういえば,去年もここで会った気がする・・・・・・その前の年も!! 
毎年ここにいるのね^^;  まさか同じ個体!!  それはどうでしょう?

なんだかタキシードを着ているようなおしゃれな昆虫です。
出会いたい人は、ひとはくへ来て探してみてください!(^^)!

生涯学習課 八尾

<<東お多福山草原生物多様性ガイド養成講座受講生募集!!(全5回:6月~11月)>>

 兵庫県立人と自然の博物館は、兵庫県神戸県民センターと東お多福山草原保全・再生研究会との共催で東お多福山草原における生物多様性の魅力を案内するガイドを養成するセミナーを開講いたします♪

 六甲山東お多福山には、かつてはさまざまな草原生植物がみられる、生物多様性豊かなススキ草原が広がっていました。しかし、戦後の管理放棄等により ネザサが密生し、草原生植物が生育できない生物多様性の乏しい姿に変わってしまいました...。このため、現在、東お多福山草原保全・再生研究会が中心となり、ひとはく、環境省、兵庫県、神戸市とも連携して、生物多様性保全を目的としてネザサの刈り取り管理を進めています。活動7年目を迎え、ススキや草原生植物の草花が増えるなどの再生の兆しが少しずつ、しかし確実に現れています!

 このような東お多福山の自然の現状と魅力を深く知っていただける方、またそれを多くの人に伝えていただける方を、私たちは求めています。ひとはくブログ読者の皆様は、様々な活動でお忙しい方々が多いことと存じますが、ぜひ、これはとお感じになった方は、ご参加いただけると嬉しいです。

申込方法などは下記のURLを参照ください。
 http://web.pref.hyogo.jp/kok12/higashiotahukuyama.html


 また、「ガイド養成講座への参加は迷うけれど...、話だけなら聞いてみたい!」という方には、公開講座も用意しております。是非お誘い合わせの上、ご参加ください♪


<<東お多福山草原生物多様性ガイド養成講座《公開講座》>>

◆日時:平成26年6月28日(土曜日)13時30分~16時30分(受付は13時から)

◆内容

【講演1】 松村 俊和 (甲南女子大学 准教授)

【講演2】 橋本 佳延 (県立人と自然の博物館 主任研究員)

◆定員:60名(事前申込制・受付先着順)

◆参加費:無料 (ただし、交通費は自己負担)

◆申込方法
http://web.pref.hyogo.jp/kok12/higasiotahukuyamakoukaikouza.htmlをご覧ください。

◆締め切り:平成26年6月25日(水曜日)

ひとりでも多くの方にお会いできることを心待ちにしております。(自然・環境再生研究部 橋本佳延)

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6月8日、ひとはく探検隊『初夏の鳥をさがそう!』が行われました!
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▼まずは、隊長の布野先生から双眼鏡の使い方を教わりました。肉眼で狙いを定めたら、そのまま目の前に双眼鏡を添えるようにして見てみましょう。
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練習が終わったら、いよいよ博物館の外へ出発です!

▼博物館4階入り口前には、コシアカツバメの巣がたくさんありますよ!さぁ見つけられるかな~?
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▼作りたての巣を発見!ツバメは運んできた土を唾で固めて巣を作ります。
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▼高架下に鳥が潜んでいます...双眼鏡で見えるかな!?     ▼メスのハトがたまごを温めていました!!
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▼博物館向かいの建物の屋上に、鳥がとまっていました。鳥は高い建物のはしっこにとまるのが好きみたいです。
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▼今度は深田公園へ向かいます!日差しが出てきて暑くなってきましたよ~
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▼さぁ、公園のどこかに鳥の巣がありますよ。どこかな~?
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▼ありました!松の木の枝にカラスの巣を発見!
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梅雨に入りどんよりした天候が続いていましたが、この日は日差しも強く良いお天気でした♪
お暑い中ご参加頂きましたみなさま、ありがとうございました!

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たんけん報告ポスターはコチラをご覧ください



次回のひとはく探検隊は... 『深田公園のひみつ』です!1fukada.jpg

隊長の大平先生と一緒に、深田公園にはどんなひみつがあるのか調べてみましょう!
ちらしはコチラです

みなさまのご参加をお持ちしております♪



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たにぐち はるな 

6月7日(土)の"フロアスタッフとあそぼう"は毎月恒例の「画はくの日」を行いました。

6月のテーマは「昆虫標本をみてかこう!」でした。s-P1120011.jpg
兵庫県の昆虫なので、みんながよく知っている
虫です。

改めて観察すると、
思っている以上に
きれいな色をしていたり、
かっこいい形をしています。

足はどこから出てるかな?

翅は何枚かな?

みんな真剣にじっくり観察しながら描きます。
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出来た作品は、4階ひとはくサロンにて掲示しています。s-P1120016.jpg(7月の第2週まで)














作品の中から次の3作品がひとはく博士賞に輝きました。

力作ぞろいで博士も選ぶのに苦労されていましたよ。

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次回の「画はくの日」は7/12(土)です。

みなさんのご参加お待ちしています。


フロアスタッフ  せら ゆうこ








ユニバーサル・ミュージアムをめざして53

 

聞いてみて、初めてわかることがある-2

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

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 兵庫県の中学生には、地域のいろいろな場所を選んで行ってみて、そこで職業体験を積むという制度があります。「トライやる ウィーク」と呼んでいます。<ひとはく>にも何人もの中学生がやって来ます。博物館員の「修行」をしていくのです。今年は、わたしもお世話しました。ただし、お世話はしましたが、お返しに、多くのことを教えても、もらいました。<ひとはく>の建物で、車イスでは不便なところを探してもらったのです。わたしがお世話した男の子は、日頃から電動車イスを利用していました。この課題は、彼にしかできませんでした。

 

 館内で見つけた困ったところは、床の段差でした。段差にはスロープが付けてあるのですが、上るには車イスのモーターでも大変でした。その上、下りるのにも介助がないと、スロープが短くても恐いのです。わたしにもマヒがあるのですが、障がい者がスロープや階段を下りるのは、本当に恐いのです。

 

 展示の前の幼児用の踏み台は、車イスには邪魔になります。踏み台がないと小さな子は展示が見えません。かと言って、車イスの人も展示が見たいのです。これには困りました。全国の皆さん、何か良いアイデアがあったら、ぜひ教えて下さい。

 

☆   ☆

 

 4日間の内、3日目と4日目は、博物館の外側を見て回りました。

 

 三田市はもともと山がちな地形ですので、<ひとはく>のあるフラワータウンにも、大小の起伏があります。博物館はそんな中に作られたので、どちらに行っても坂に突き当たります。そこを車イスで行くには誰かに助けてもらうか、いっそのこと諦めるしかありません。でも、諦めていたのでは、「トライやる ウィーク」の課題を遂行(すいこう)することはできません。博物館の裏手にはダラダラ坂が続いているのですが、その坂でも、車イスの人が自分ひとりで上り下りするのは無理だと思います。今、「無理だと思います」と書いたのは、障がい者は、その障がいをもたない人が想像もしていなかったことが、できてしまうことがあるのですが、その坂は、車イスの中学生が自力で上り下りするのは、どう考えても無理だと思うからです。

 

 ボランティアの人に引いてもらって、あるいは押してもらって、坂は乗り越えました。ただし、案の定、その坂を下り、また上ると、男の子はへとへとに疲れていました。肉体的にと言うよりも、精神的に疲れたのです。

 

 4日目は、屋上に出る方法を考えました。何とか車イスで行く作戦を、ふたりで考えます。ミッション・インポッシブルです。

 

 前にも書きましたが、階段は車イスでは無理です。羽根がないのに「飛べ」と言っているのと同じです。では、どうするか? 昨日、長いダラダラ坂では苦労しました。へとへとに疲れてしまいました。

 

 博物館周辺のことをよく知っているわたしが、助け船を出しました。

 

 車イスで屋上に上がるには、

 

① 博物館の通用門のそばのスロープを利用する。一番、簡単です。しかし、この方法は、車イスでは勾配がきついかもしれません。

② 博物館から100メートルほど離れた商業施設のエレベータを使う方法。この方法は勾配がなく、楽ですが、人混みをかき分ける必要がありそうです。人混みで疲れてしまう可能性があるのです。

③ 商業施設のそばのスロープを上る方法。でも、これだと①とあまり変わりません。

④ 時間はかかりますが、ぐるっと深田公園を回って、反対側から屋根に取り付く方法。深田公園を回るには、1キロほど歩かなければいけません。

 

 作戦会議の結果、このよっつの方法があるとわかりました。後は男の子が、それぞれのコースの良いところ・悪いところを判断して、自分にとって、どれが良いかを選ぶことです。

 

 迷いましたが、結局、②の博物館から100メートルほど離れた商業施設のエレベータを使う方法を選びました。実はわたしも、②が一番、車イスに向いているのではないかと思っていたのです。ただし、わざと②に誘導したのではありませんよ。

 

☆   ☆

 

 たかが100メートルです。ですが、途中、何カ所もの障壁がありました。まず博物館と商業施設の間にある道路です。車が通ります。横断歩道を探さなくてはなりません。次に段差です。フラワータウンは、いたる所に段差があると言いました。商業施設の前にも大きな段差があるのです。それを避けるようなスロープを見付けたい。しかし、スロープの勾配は恐いかもしれません。それをクリアーしたら、今度は人混みです。商業施設の中には大勢の人が歩いています。その人たちを避けて、エレベータを見付けるのが、また一苦労でしょう。

 

 あれこれ工夫し、苦労しながら、やっとの事でエレベータを見付けました。これで上の階に行けます。もう安心です。

 

 ところが、エレベータは目的の階には止まりませんでした。目的の階には、決まった時間が来なければ、止まらないのでした。このことは、わたしも知りませんでした。決まった時間は午前10時です。幸い10時はもうすぐです。「どうする」と聞くと、「10時まで待つ」と答えました。

 

 10時になってエレベーターが目的階に止まる時間になると、突然、ガラガラとシャッターが開き、専門店街の店が開きました。男の子はびっくりしましたが、シャッターが開くところは初めてだといって、興味深く見入っていました。シャッターが開くところだけでも、商業施設までやって来た甲斐(かい)があったというものです。でも時間はありません。先を急ぎます。

 

 商業施設の次は、三田市の公共施設やスイミング・スクールの入ったビルです。そのビルを抜けると、直接、歩道橋に出ます。それが博物館の屋上に続く一般歩道になっているのです。

 

 「ここが屋上だよ」と言うと、キョトンとしていました。そして周りを見回してみて、やっと自分の状況がわかったようでした。「登頂(とうちょう)の記念写真を撮ろう」というと、ピース・サインを出しました。屋上に当たる歩道を、端から端までぐるっと回って「下山」しました。「下山」では、博物館近くのスロープを、ボランティアの人の力を借りて下りてみました。

 

☆   ☆

 

 男の子は<ひとはく>が、はたして自分を「トライやる・ウィーク」に受け入れてくれるかどうか、とても不安だったそうです。車イスで博物館員にトライすることなど、できるのだろうか。字は書けるが、ふつうよりも大きな字だし、ハサミは使えるが、ぎごちない。何よりも疲れやすい。疲れやすいという事を、博物館の人はどこまでわかってくれるだろう?

 

 基本的には、わたしも同じです。わたしには、脳塞栓症(のう・そくせん・しょう)の後遺症があります。車イスは使わないのですが、マヒした右手で字を書いたり、ハサミを使ったりすると、とても疲れてしまいます。第一、それほど長時間は続けられません。ですから、わたしの作業を補佐して下さる方が必要なのです。でも、わたしは仕事を続けています。なぜ仕事を続けているかというと、きっと、わたしにしかできない事があるはずだと、固く信じているからです。

 

 「きっと、わたしにしか、できないことがある」。それは何だろうと、わたしは今でも探し続けています。あなたの「トライやる・ウィーク」の記録ノートに、わたしは「課題をやりとげました。これからもがんばって」と書いてしまいました。あなたは、十分、がんばっているのにと、書いてしまってから後悔しました。今、書き直すとしたらこう書きます。

 

 「課題をやりとげました。これからも、未来の『博物館員』をめざして下さい」

 

 

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

ユニバーサル・ミュージアムをめざして52

 

聞いてみて、初めてわかることがある-1

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 
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 わたしには、聞いてみるまでわからなかったという経験が、何度もあります。聞いてみて初めて「そうだったのか」と思い当たる。聞いてみることは大切です。勝手な思い込みはひかえるべきです。当事者の意見を尊重するべきです。特に本人が身近にいる場合には、そして、気楽に話してくれるなら、ぜひとも聞いてみるべきです。

 

☆   ☆

 

 兵庫県には「トライやる ウィーク」という制度があります。中学2年生になった時、子どもがおとなの仕事を「学び」に行くのです。中学生になって、子どもの世界から、いろいろな世界が見えるようになった時に、おとなの世界を覗(のぞ)いておけば、現実の社会を知るいい機会になるはずだ。現実の社会に繋(つな)がるかもしれないという試みです。

 

 現代に生きる子どもたちには、現実の世界と空想だけで作ったバーチャルな世界が、区別できなくなっている人がいます。と言うより、(わたしも含めた)おとなには、現実世界の変化が速すぎて、「空想の出来事」だと思っていたことが、いつの間にか現実に起こっていると言った方が実感があるのでしょうか。でも、どれほど「想像を絶すること」であっても、現実の世界では、やるべきことと、やるべきではないことがあります。「できること」と「やっていいこと」は別物です。

 

 「トライやる ウィーク」に参加する中学生も、頭で考えただけの知識ではなく、現実の可能性として将来が思い描けるようになる。「トライやる ウィーク」は、そうあってほしいという試みかもしれません。今年は、わたしもひとり、中学生を預かることになりました。

 

 その生徒は、初めて出会うわたしに緊張気味でした(中学生ですから、初対面では、緊張して当たり前です)。しかし、会ってみるとハキハキとした、言うべきことが言える男の子でした。実を言うと、わたしも緊張していました。どんな中学生だろうと、内心、ドキドキだったのです。しかし、彼の言い方を聞いて安心しました。どうやら、わたしにうちとけてくれそうです。

 

 「トライやる ウィーク」は、その子といっしょに4日間、博物館の建物を見て回りました。

 

☆   ☆

 

 彼は博物館員になってみたくて<ひとはく>を選びました。ほかの中学生も、それぞれの研究員について行きました。標本の整理法だとか、ビオトープ("人工の自然"と呼べば、わかりやすいのかもしれません)の掃除といった、地味だが大切な日常の作業があるのだと教えてもらいます。

 

 その男の子には、どんな仕事をやってもらえばいいのでしょうか? 実は、その子でなければできないことがありました。それは「<ひとはく>の建物で、あなたにとって不便なところを教えて下さい」という課題でした。

 

 その子は電動車イスを使っていました。

 

 法律や条令では、公共の建物は誰でも自由に行き来できるように整えましょうと決まっています。ですが、<ひとはく>は20年以上前に建ちました。<ひとはく>が建つ前には、同じ建物がホロンピア館として博覧会で利用されていました。<ひとはく>の建物は古いのです。どれほど手直しをしても不便は残るでしょう。そんな不便を、車イスを使う来館者になって見付け、こんなところに、こんな不便があったのだと教えてほしい。こんな課題は彼でなければできません。それに、背の高さが車イスを使う彼と同じ幼児の目線ですから、その意味でも不便なところが見付かります。車イスを使う当事者や幼児でもなければ、おとなには、なかなか不便に気がつきません。そんなところは、ぜひ直して行かなければなりません。今すぐ手直しができなくても、こんなところに、こんな不便があるのだと知っておかないと、将来、直すことはできないのです。その男の子の責任は重大です。

 

 わたしたちは作戦を立てました。まず二日がかりで館内を回って、不便を探します。次に博物館の周りを見て回ります。博物館の外は深田公園という市民公園になっています。また起伏の大きな三田市では起伏をカバーするために、博物館の屋上が一般の歩道になっているのです。ただし、男の子に歩道のことは秘密です。行ってみて、どのように驚くかが楽しみです。公園や屋上に車イスで行くためには工夫が必要です。階段は使えません。そのためのルートを考えました。山登りの要領です。

 

 その子にとって、山登りの計画を立てるのは、初めてでした。しかし、その辺はわたしが得意なのです。心配いりません。わたしは以前から野外に出ることが得意でした。登頂の計画なら「まかしておきなさい」なのです。

 

☆   ☆

 

 館内を回って、彼が教えてくれた不便なところです。

 

1.うかつな人が段差と感じない段差も、彼の腕の力やモーターの力では、乗り越えられなかった。

2.机の高さの設定は低いものがあり、研究室の机は低すぎて利用できなかった。お弁当を食べるための机や情報端末は、車イスのままでも座りやすかった。

3.コンピュータが出すクイズの問題は、中学生でもわからない言葉が出ている。問題はひとはくの研究員が作ったのだが、何を聞いているのか、よくわからない問題があった。

4.ビデオ・コーナーはクッションの効いた棒状のイスになっていて、3,4人で見るのに便利だった。だが、車イスだと造り付けのイスがじゃまになって、ビデオの途中で押すスイッチには指が届かない。指が届かないので観る事を諦めてしまった(残念!)。

5.地球の仕組みを調べるコーナーは、おとなの背丈があって、やっと、磁石が回転することで何をしているのかがわかる。子どもや車イスの人では、スイッチは押せても、それでどうなったのかがさっぱりわからなかった。

6.背の届かない子のために、あちこちの展示に幼児用の踏み台が置いてあるが、車イスだとかえって邪魔になる。

7.スロープの勾配がきついので、恐い。恐竜ラボや駐車場の段差のスロープ、2階フロアーから1階フロアーを結ぶスロープは、ひとりだと恐かった(ボランティアの人が助けてくれたので、何とかなった)。

 

 車イスの利用者がスロープを恐いと感じるのは当然です。わたしには、どれほど恐いかがよくわかります。わたしも脳塞栓症(のう・そくせん・しょう)で右半身がマヒしているのですが、病気になるまでは平気で下りていた階段が、マヒをしてからは恐くてたまらなくなったのです。今でも、我が家の2階から1階に下りる階段は、手すりがあるのに恐い。

 

 しかし、段差が乗り越えられないとは、思いもしませんでした。男の子の腕にマヒがあるせいかとも思いましたが、それだけではないようです。電動車イスのモーターの力を借りても乗り越えられなかったのです。館内を自由に動き回るのは、ひとりでは無理だということです。

 

 幼児用の台と車イスでは、要求がバッティングしています。幼児用の台を置いたら車イスは入れない。車イスを優先したら、小さな子が見られない。う~ん......。

 

 外に出た時のようすは次に書きます。

 

 

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館
この夏、第15回ボルネオジャングル体験スクールを実施します。
 ボルネオ島では現地のサイエンススクールの生徒とも一緒にジャングル体験をします。サイエンススクールは、日本でいうところの理系の中高一貫校のような存在です。同年代の友達と交流の機会ができます。

 英語がしゃべれなくても、思いがあればコミュニケーションは成り立ちます。結構楽しいものです。
 特に女子の中学生、高校生の追加の応募を待ってます!!

 一生に一度の夏  ここでしか体験できない夏を過ごしませんか? きっと人生のターニングポイントになるはず!!

 是非、追加でのご応募をお待ちしております!!

http://www.hitohaku.jp/relation/inter-contributions/2014bjs.html



(ひとはく 生涯学習課 ボルネオジャングル体験スクール担当)

6月6日(金)トライやる・ウィーク最終日
博物館ではトライやるウィークとして2週間に渡って中学生を受け入れてきました。本日はトライやる2週目の最終日を迎えました。最終日の様子をご報告いたします。


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地学系収蔵庫で植物化石の標本整理をしました。数多くある化石を採取した地点ごとに並び変えています。

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わらから紙を作る体験しました。はがきやしおりにすると風情のある作品となります。

 

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タンポポの生育調査を手伝っています。兵庫県各地から送られた摘み取った花や、発見場所が記入された用紙を整理しています。


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日誌を記入した後、それぞれ感想を述べながらお世話になった方々に挨拶しました。学校から離れた1週間はどうでしたか?来週から再び学校生活を頑張ってくださいね!

情報管理課 阪上勝彦




6月5日(木)トライやる・ウィーク3日目
博物館でのトライやるウィーク3日目の様子をお伝えします。午前中には中学校の先生方も活動の様子を見学に来られました。


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箱の石から化石を探します。そのあと、化石のクリーニングを行いました。貝の化石がはっきりと見えていました。 明日はクリーニングされた標本を整理してもらう予定です。

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生物系収蔵庫棟内で種子標本の点検を行っています。カビや虫がいないか入念に点検してくれています。もしあった場合は、ピンセットで取り除くことになります。中学校の先生方に見守られ少し緊張気味・・・?


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昨日に引き続き、ダンゴムシの標本作製の実験中です。

明日はいよいよ最終日、残り1日最後までしっかり取り組んでくださいね !

 情報管理課 阪上勝彦


6月4日(水) トライやる・ウィーク2日目
博物館でのトライやるウィーク2日目の様子をお伝えします。

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ダンゴムシ・ムカデの標本を試作しています。 画像はアセトンで脱水しています。次に乾燥させます。
しかしながら、ダンゴムシの色が褪せるなど問題も多く、そのための改良実験を奮闘中です。

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琵琶湖の北側の盆地2か所から採取したボーリングコアを整理しています。
  画像は地下45~48mから採取したボーリングコアで断片上になっているため袋詰めして整理しています。
2か所から採取したボーリングコアを比べ断層のずれを調べます。

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車いす利用者の視点に立って、博物館の不便なところや項目を挙げてまとめてくれています。気付かなかったことも沢山ありました。 参考にさせていただきます。

 

明日から後半戦、慣れてきたところで積極的に行動していってくださいね!

情報管理課 阪上勝彦


6月3日(火)
春のトライやるウィークが2週目を迎えました。今週は三田市立上野台中学校、狭間中学校、けやき台中学校、藍中学校、丹波市立山南中学校からそれぞれ2名、計10名の中学生を受け入れています。博物館初日の様子をお伝えします!
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朝一番、初めに職員の前で自己紹介をしました。
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深田公園で「メリケントキンソウ」の分布調査を行いました。 果実の先端に鋭いトゲがあり、駆除対策が必要となっている外来種です。 深田公園では2011年に初めて確認されましたが、3年後の分布調査をし、拡大の実態を調べるお手伝いをしてもらいました。

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深田公園の脇にある池のガマ掃除を手伝いました。 泥にまみれながらも、頑張ってくれました。
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化石のレプリカづくりで使うための材料を、シリコンで固め作っています。今週末には早速使用するとのことです。失敗は許されません!慎重に取り組んでくれました。

 

今週も博物館のいろいろな仕事が待っています。お楽しみに!

 

情報管理課 阪上勝彦

6月にはいりました。雨季の季節がやってきましたね。ジメっとしていますので、体調にはお気を付けください。 

さて、7月のうきうきワークショップで、「ハナカマキリを作ろう」をおこないます!!

博物館1階、共生の森に、ハナカマキリの模型がおいてあるのはご存知ですか?

恐竜の骨やアメリカマストドンなどの大きな展示物がある中で、少し目立たないかもしれませんが、擬態をする昆虫の中でとてもきれいな昆虫なんですよ♪

私は、ハナカマキリという美しい昆虫についてみんなに知ってもらおうと思い、このイベントを考えました。

私たちのまだまだ知らないハナカマキリの姿かたち、生活、習性を多くの方に知ってもらいたいです。


ハナカマキリハナカマキリ横現在制作中のハナカマキリ!!

1つの紙を、はさみで切るだけの簡単なイベントですが、とてもリアルなハナカマキリになるように、もっと改善していきます。

楽しみに待っていてくださいね♪

                                                    フロアスタッフ 田中 博士

暑い日が続いていますね。皆さんお変わりないですか?
6月のKidsサンデーで出会ったキッズたちは すっかり夏服にチェンジ!
ますます軽快にひとはくで楽しく過ごした様子を
ちょこっと、ご紹介します↓

『しゃぼんだま とばそ!』 どうしたら 大きいシャボン玉ができるかな?
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『にじいろ☆らぼ』 しゃぼん玉をよ~く見たら...「いろんな色が見えるよ!」
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『スーパーストローとんぼづくり』 「こうやってまわすと飛ぶんだよ!」
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『にじいろ☆ショールーム』  貝がら、昆虫・・・化石にも 「にじいろ発見!!」
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ほかにもフロアスタッフのイベントや、ひとはく研究員のオープンセミナーなど
もりだくさんの一日でした。

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次回のKidsサンデーは7月6日(日)です。

いよいよ梅雨入りですね。
雨上がりに、太陽に背中を向けて空をながめたら、
"にじ"が見つけられるかも!

(キッズひとはく推進プロジェクト たかせ ゆうこ)

 日本には、約45種のマダニ類が分布しています。
兵庫県内のマダニ類に関する情報は少ないため、現在調査を実施しています。

多くのマダニ種は、植物上や地表で、吸血源となる動物が訪れるのを待ちかまえています。

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葉裏で待機中のタカサゴキララマダニ雄成虫



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白いネル布で下草や地表をなでながら歩くと、そんなマダニ類を採集することができます。
以下に、今の季節に兵庫県で採れるマダニ類の一部を紹介します。



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フタトゲチマダニ雌成虫
畜産害虫として有名ですが、ニホンジカにもよく寄生しています。
そのため、ニホンジカが多い地域では普通にみられます。
また、山林のみならず、市街地にも分布します。



P5210021s.jpgフタトゲチマダニ雄成虫
雄成虫の背面は、硬い背板でおおわれます(雌成虫は前半部のみ)。



P5220109s.jpgヒゲナガチマダニ雄成虫
ニホンジカに好んで寄生します。
ニホンジカのいない地域ではみられません。



P5220107s.jpgタイワンカクマダニ雌成虫
南方系の大型種です。
成虫はイノシシやツキノワグマに好んで寄生します。
一方、幼虫はネズミに寄生します。



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調査後、ズボンにフタトゲチマダニ若虫が付着していました。
マダニ類は、吸血する際に感染症を媒介することもあります。
今はマダニ類の個体数が多い季節ですので、みなさんもご注意ください。


                      (山内 健生(やまうち たけお)/昆虫共生系研究グループ)

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5月29日(木)に、芦屋市立打出浜小学校の3年生たちとともに、学校のすぐそばにある干潟で野外体験授業を行いました。汚れてもよい靴や服装で干潟に入り、泥だらけになりながら、カニやヤドカリ、貝類などをつかまえてじっくりと観察しました。みんなでがんばって生きものをつかまえたので、特にカニについてはたくさん集まり、立派な調査となりました(正確な数やオスとメスの割合も数えたので、次の授業のときにお知らせします)。野外体験授業を通して、すぐ近くの海辺にもたくさんの生きものがくらしていることを実感でき、身近な海や環境にも興味を持ってもらえたかと思います。またみんなと会えるのを楽しみにしています。

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(和田 年史(わだ としふみ)/流域生態研究グループ)

5月30日(木) トライやる・ウィーク最終日

トライやるウィーク最終日を迎えました。最終日の活動の様子をご紹介します。


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セアカゴケグモの巣をそのまま回収し、クモ、クモに食べられた死骸や葉など仕分ています。クモがどういったものを食べているのか分析調査中です。
 
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まとめとして深田公園のコケマップを仕上げています。採集したコケの名称と採取地点を地図に示しました。
完成した手作りの「深田公園コケマップ」は、ひとはくサロンで掲示を検討中です。お楽しみに!

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震災関連の記事が掲載されている新聞を、日付を確認しながらファイリングするなど環境系の収蔵庫整理を手伝ってくれました。
 
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各班ごとの作業も終了し、最後にまとめを日誌に記入しています。その後、お世話になった博物館職員に挨拶を済ませ解散しました。
また、セミナー等を機会に博物館に足を運んでくださいね!

 

情報管理課 阪上勝彦

5月29日(木) トライやる・ウィーク3日目

博物館でのトライやるウィーク3日目の様子をお伝えします。途中、中学校の先生方も活動の様子を見学に来られました。本日3日目の活動の様子をお伝えします。

 

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50cm×50cmの区画で土の中の生き物の調査を手伝いました。プログラムのための事前調査を手伝ってもらっています。 大きいものではヤスデ・ミミズ・ダンゴムシがいました。この後、土を持って部屋に戻り、土壌の中の小さな生物を観察します。(写真右)

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深田公園でコケの採取し、採集した地点を白地図に印を入れています。この後、コケの名称を確認します。
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環境系の収蔵庫では図書の配架を手伝いました。そのあと、パソコンに向かって図書登録が待っています。

明日は最終日、最後まで気を抜かぬよう頑張ってください!

情報管理課 阪上勝彦



5月28日(水)
 トライやる・ウィーク2日目

博物館でのトライやるウィーク2日目の様子をお伝えします。昨日に引き続き3班に分かれて活動しました。

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標本棚の各部品を確認しながら組み立てました。その後再び分解して棚ごとに部品に印を入れ倉庫へ移動しました。 同じ部品でも、歪み等で一致せず悪戦苦闘・・・
 
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依頼のあった植物の封入標本を紙やすりで磨きました。仕上がりはご覧の通り。展示物の標本も、こんなに磨くのかと驚かされました。
 
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セミナー(箱庭づくり)の材料を準備しています。午前中は石洗い、午後は粘土や樹木の部分を準備しました。 完成品はこのようになるそうです。(写真右)


残り2日、明日はどのような活動が待っているのでしょうか。お楽しみに!

情報管理課 阪上勝彦


5月27日(火)
本年度のトライやる・ウィークがスタートしました。
博物館では三田市立長坂中学校、八景中学校、富士中学校、ゆりのき台中学校、西宮市立塩瀬中学校、宝塚市立

西谷中学校からそれぞれ2名、計12名の中学生を受け入れています。

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初めに職員の前で自己紹介をしました。
 
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本日お世話になる研究員を紹介、その後3班に分かれて活動しました。各班の様子は下記のとおりです。

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セミナー「カメラ作り」で使うための材料を準備しています。 カメラの原理を確認しながら、効率の良い材料を求めながら改良を重ねました。
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秋のイベントに向けて「羽根ペン」を開発中です。 最初にストローで先端の形状をいろいろと試しました。その結果をもとに羽根ペンとして試作品を作りました。
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深田公園でコケを採集し、博物館に戻って種類ごとに特徴を観察しています。 この後、種類ごとに採集地を地図に示すことになります。

残り3日間、この機会に博物館の裏側の仕事を経験し、理解してくださいね!

 情報管理課 阪上勝彦

6月の楽しいイベントをご紹介します♪

◆土・日・祝の13:30~から行っているイベント「フロアスタッフとあそぼう」

6/1(日)かたつむりクイリング ◎4階ひとはくサロン

7(土)画はくの日 ◎場所・テーマは来てのお楽しみ♪

14(土)・15(日)くちばしペーパークラフト ◎3階展示室

21(土)・22(日)けんちくかの日 ◎4階ひとはくサロン

28(土)・29(日)きょうりゅう骨パズル ◎3階展示室

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         ▲かたつむりクイリング                                                           ▲画はくの日

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                      ▲けんちくかの日                                         ▲きょうりゅう骨パズル


◆ひとはくの研究員が隊長となって、公園や博物館を探検するイベント

6/8(日)13:00~ ひとはく探検隊「初夏の鳥をさがそう!」4階ひとはくサロン集合

▼6月のひとはく探検隊・詳しくはこちら http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key11094_subkeyFILE1

▼ひとはく探検隊の年間予定はこちら http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key9185_subkeyFILE2

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いずれも...
受付 10:30~ /4階カウンターにて(定員になり次第終了)
定員 先着20名
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第15回ボルネオジャングル体験スクールの締切間近です。
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▼詳しくはこちらをご覧ください
http://www.hitohaku.jp/relation/inter-contributions/2014bjs.html

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▲博物館のオランウータンにもあいにきてね。

(フロアスタッフ まつだ)

今日の『フロアスタッフとあそぼう』は
たんぽぽモチーフのコースターを作りました。 
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色とりどりの たんぽぽが咲きました。
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このイベントは明日25日も13:00~行います。

みなさまのご参加をお待ちしております。

フロアスタッフ せら ゆうこ

ミュージアムショップに新商品が登場しました。

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▲LaQ(ラキュー)のティラノサウルス・トリケラトプス

こちらはLaQ(ラキュー)といって球体ができるブロックのおもちゃです。
ティラノサウルスやトリケラトプスなど恐竜を作ることができるキットが販売中♪
ミニサイズと大きめのサイズがあります。

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▲大人気の恐竜フィギュア                                         ▲「丹波の恐竜フィギュア」販売中!

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ほかにも昆虫グッズなどが豊富にありますよ。
ぜひ、お土産にどうぞ♪


7/19(土)からは「ゾルンホーフェンの化石コレクション展」(~11/3まで開催)が始まります。
博物館の恐竜・化石もじっくりご覧くださいね。
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▼ゾルンホーフェンの化石コレクション展(予告)および関連セミナーはこちらhttp://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/solnhofen.html

                                                                                                             (フロアスタッフ まつだ)

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ひとはく探検隊とは、ひとはくの研究員が隊長となって、公園や博物館を探検するイベントです。

5/11(日)の探検テーマは「公園の小さな生き物をみに行こう!」

当日はよく晴れて気持ちいいお天気でした。
池田先生のトカゲ・カエルのレクチャーを受けてから、博物館のとなりにある深田公園に出発!

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公園のあちこちの茂みをみてまわりましたが、なかなかみつかりません。
やっとトカゲがみつかった!と思ったら...すばやく逃げてしまいました。

トカゲやカエルは捕まえることができませんでしたが、カエルの赤ちゃんのオタマジャクシは、
深田公園の池で泳いでいるのをみることができました。
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ふたたび博物館へもどって、池田先生が飼っているヤモリや貴重なコモドドラゴンの頭骨標本をみせていただきました。

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トカゲは鳥など天敵におそわれるとしっぽを自分で切り、切れたしっぽに鳥が気をとられているうちに逃げます。
切れたしっぽはまた生えてくるそうですよ。はじめて知ってびっくりというお客様も!

来月のひとはく探検隊は...
6/8(日)13:00~ ひとはく探検隊「初夏の鳥をさがそう!」
深田公園へ出て、双眼鏡を使って初夏の鳥を観察しよう! 

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▼6月のひとはく探検隊・詳しくはこちら
http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key11094_subkeyFILE1

▼ひとはく探検隊の年間予定はこちら
http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key9185_subkeyFILE2
みなさまのご参加おまちしております。

(フロアスタッフ まつだ)

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平成26年度「ENEOSわくわく生き物学校」をラムサール条約登録湿地の豊岡市田結地区にて開催します。今年は、6/21-22に実施いたします。この時期はちょうどホタルやモリアオガエルの季節です。運がよければ、3種類のホタルが同時にみれるかも知れません。この取組みは、豊岡市さんの主催、JX日鉱日石エネルギー株式会社の協賛で行っています。コウノトリの野生復帰に関する取り組みを知っていただくだけでなく、現地にて簡単な自然再生にみんなでトライします。ひとはくでは、毎年この取り組みを、お手伝いしています。
さて、参加資格ですが、こちらは豊岡市外の小学校4~6年生の児童と保護者各1人のペアが対象です。湿地での活動に興味のある方、体験してみたい方、ぜひ、申し込みください。

詳しい内容や申し込み方法は、豊岡市のHPをご覧ください。
http://www.city.toyooka.lg.jp/www/contents/1398224450142/index.html

<活動の概要>
1 主催:兵庫県豊岡市
2 協賛:JX日鉱日石エネルギー株式会社
3 協力:兵庫県立人と自然の博物館、兵庫県立コウノトリの郷公園、コウノトリ湿地ネット、豊岡市田結区
4 後援:環境省近畿地方環境事務所(予定)
5 活動内容
(1) 開催日時:平成26年6月21日(土)~22日(日)
      ●集合 21日(土)午後1時  ●解散 22日(日) 正午
      ※集合解散場所:豊岡市城崎支所(城崎町桃島1057-1  TEL:0796-32-0001)
(2) 開催場所:兵庫県豊岡市内(兵庫県立コウノトリの郷公園および豊岡市田結地区)
   ※時間に関しては、およその目安です。
   ※当日の状況により内容を変更する場合があります。

6 申込方法
  参加申込書に記入の上、郵送またはファックスで申し込みください。
  【申込期限:平成26年5月23日(金)】

ご参加をお待ちしております!


(みつはし ひろむね)

           宝塚市立西山小学校の 生徒さんたちです。ここはどこかな~?

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  1階展示室の絞め殺し植物の穴から でてくるでてくる~  なんと20人も入っていました~

s-20140509140704.jpg        西山小学校3

    

                           新記録達成!?    やった~ピース! 
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                     みなさんとっても仲良しですね~(*^_^*)
                                           フロアスタッフ小野
  

                                            

この秋,広島大学で9月13日から開催される日本昆虫学会74回大会で,小中高生ポスター発表を企画しています.
大会から優秀な発表には賞も授与されます.

学校やクラスで,昆虫の研究に取り組んでいるなら,是非,腕試しに発表してみるのは,どうでしょうか.
申し込み方法など,詳細は昆虫学会大会のホームページで確認ください.
http://www.ipc.shimane-u.ac.jp/insect-eco/admission.html

橋本佳明(自然環境評価研究部)

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藤の花房をやさしくゆらす
さわやかな風が吹きわたる5月4日、Kidsサンデーが開催されました!
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「これやってみたい!」

お天気に恵まれて、ひとはくの建物の中や外(公園)でキッズが楽しむ姿が見られました。

◆丹波の恐竜化石発掘セミナー
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 みんな真剣に化石をさがして、
 いつも「ひとはく恐竜ラボ」で化石をクリーニングしている 
 スタッフの方に確認してもらいます。「どれどれ...」

 
◆デジタル紙芝居『丹波の恐竜タンタンものがたり』
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フロアスタッフ手作りの「動く」紙芝居です。

◆展示室ツアー『ひょうごの自然じまんツアー』
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 「コウノトリとボク、どっちが大きい?」

◇ひと休み&お昼ごはん

 深田公園では 鳥の声や風の音を聴きながら ほっとひと休みできます。
  ※チケット(半券)があれば再入館できます。
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◆フロアスタッフとあそぼう『ティラノ☆ハット』
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 「がお~っ!」かわいいティラノサウルスがたくさん誕生しました!

◆パネルシアター
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 野ネズミさんやクマさんなどが主人公の楽しいおはなし。

◆サイエンスショー『風車(かざぐるま)で風とあそぼう』
140504KS風車.JPG よく回る風車を作ったら、外で風と遊ぼうね! 

◆run♪run♪Sunday『アメンボ』
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 昨年も大好評だったアメンボとり!
 家族みんなで協力&競争しながら ワイワイ♪アメンボを追いかけました。「とれたかな?」

◆『わくわくネイチャー・テクノロジ~水にうく生きもの~』
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 水にうくアメンボなどのしくみを実験をして探ってみました。

次回のKidsサンデーは6月1日(日)!

Kidsサンデーにお越しの際には
毎月変わるプログラムと一緒に
ひとはくの周りの日々変わる自然も楽しんでみませんか?


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タンポポの周りではどんな風が吹いてるのか、風車で調べてみてもいいかも!

             (キッズひとはく推進プロジェクト/たかせゆうこ)

5月のゴールデンウィークは、みなさんどうお過ごしでしたでしょうか?
人と自然の博物館では、キッズサンデーなどたくさんのイベントもあり、大盛況!
5月4日は、大人気のイベント「丹波の恐竜発掘セミナー」や、私たちフロアスタッフのイベント「ティラノ☆ハット」もおこない、恐竜づくしの日となりました。

「ティラノ☆ハット」のイベントでは、まずは恐竜のお話「丹波の恐竜タンタンのナイトミュージアム(ダイジェスト編)」を上映し、恐竜の世界にみなさんをご案内。
次にクイズでは、恐竜に一番近い生き物が「鳥(トリ)」であることに、子どもたちはビックリ!!
ティラノ☆ハットを作り始めると、みなさんがもくもくと手を動かし、真剣につくられていました。
ティラノ☆ハットつくろう!


















出来上がったら、全員で...
「はい!  ガォ~ w w w !!」
小さなティラノサウルスたち!













小さな肉食恐竜ティラノサウルスの子どもたちはみんな元気いっぱい。
また楽しいイベントをたくさん予定しております。
ぜひ、ご参加くださいね♪♪

                                                                                        フロアスタッフ 田中



seminar1a.jpg5月3日(土)に、京都府立峰山高等学校の1年生が来館してくださり、特注セミナーを開催しました(4月に着任したばかりの私にとっては初めてのセミナーでした)。お話しした内容は「沿岸生態系とそこにくらす海洋生物」。日本海側の海の特徴とそこでくらす多様な海洋生物を紹介しました。セミナー後は、イカ・タコ類(頭足類)の標本をいくつか見ていただきました。身近な海洋生物の魅力が少しでも伝わっていたらよいのですが。。。また、お会いできるのを楽しみにしています。

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(和田 年史(わだ としふみ)/流域生態研究グループ)
IMG_6168.jpg昨日、5月2日に加西市立西在田小学校の横を流れる若井川で水生生物の観察を行いました。昨年度、加西市では生物多様性戦略を策定。これを機会に、市からの依頼を受け、加西市内のいくつかの場所で観察会やキャラバン事業(移動展)を行いました。地域にある自然環境を再発見して、観察会や自然体験の機会をつくることが大きな目的の1つです。加西市さんの生物多様性に関する事業は、昨年だけで完了しましたが、キャラバン事業を実施した市立西在田小学校では、引き続き関心を持ってくださっています。学校のすぐ横で、色んな生き物が採集できて、100名近くで川に入れることも、大きな魅力。今後も持続して観察会ができそうです。観察会には、いつも博物館でもお世話になっている加西ナチュラリストクラブの3名の方にも応援いただきました。

観察会の様子はこんな感じです。1年生から6年生まで全員参加で、高学年の子が1年生などの世話をみてくれています。
川の水温もほどよく冷たく、水位も下がっていてとても良い条件で採集できました。
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nishiarita_3.jpg nishiarita2014_4.jpg 
ちょうど膝までの水深で、所々に深いところがあって、全身びしょ濡れの子どもいましたが、まったく動じることなく採集に夢中です。

採集した生物は水槽にいれて台の上に集めて、いくつかの種類をとりあげて解説します。そのあと、しっかり観察できるように種類ごとにタッパーにいれておきます。アカハライモリやドンコ、カワムツ、オニヤンマ、アメリカザリガニ、トノサマガエルなどの大きなもののほか、ニンギョウトビケラやトビイロトビケラの仲間、コオニヤンマ、ハグロトンボ、コシマゲンゴウロ、ミズカマキリ、コオイムシ、コバントビケラ、ヤマモトセンカイトビケラの仲間、ナミウズムシ、カワニナなど、たくさんの種類がとれました。ちなみに昨年度の観察会では、約53種類が採れています。
さて、今年は何種類だったでしょうか。黒板にざっと書き出してリストをつくったところ、およそ51種類が記録されました。おおむね、昨年とおなじぐらいの種類となりました。昨年に比べて、カワニナの個体数がぐっと増えていましたが、カゲロウの仲間やサワガニ、ドジョウなどが見つかりませんでした。外来種のアメリカウズムシが増えていることも気になるところです。

nishiarita2014_6.jpg学校には、採集した水生生物の液浸標本とアップで撮った写真が保管されていて、このあとの学習でしっかりと観察できると思います。小さな昆虫にも関心をもってくれたり、カワニナがひっつく仕組み、大雨のときにどこに逃げるのか、など色々な疑問が生まれています。年度の最初にこうした体験を伴うことで、このあとの色んな授業での関心が高まることを期待したいです。


これと並行して、若井川では小さな実験をしています。ここからが真骨頂!
小規模な対策による自然の修復は、「小さな自然再生」と呼ばれています。ここでも挑戦しています。

川のなかに大きな石を集めて上向きの堤防を昨年7月の授業でつくりました。たった1時間の作業で、しかも仕組みはとっても単純ですが、効果はそれなりにあります。下の左側の写真は昨年に工事をして2週間経ったところです。右側は昨日の写真(2014年5月)です。昨年は、大きな洪水が何度かあって、小さな石は流されましたが、大きめのものは、そのまま維持されています。周りに散らばった石は、小学校のみなさんが集めて修復してくださりました。簡単に治るのもこうした取り組みの気軽さです。

まず、上流側と写真の右側に土砂が溜まって浅瀬ができました。写真左側の突き出したところは、流れが速くなって瀬になったほか、深みができて魚がついています。さらに、写真右側の下をご覧ください。洪水のときに、流れが右側に寄るので、この部分が掘れてワンドが自動的に出来ています。今年の観察会では、この部分で、たくさんのカワニナ、魚やアカハライモリが採れました。
wakaigawa2013.jpg  wakaigawa2014_2.jpg

右側のところを反対からみると下の写真のようになっています。ばっちりワンドと水みちが出来上がっています。この水路部分は、増水したときだけ流れて、泥は定期的に流されます。普段は水たまりに近いもので、泳ぐのが苦手な生き物の住処になります。
下の右側の写真をご覧ください。予想よりも変化が大きかったのが上流側です。おそらく洪水のときに突堤がじゃまして水位があがり、上流側はかなり水深が深くなりました。おかげで魚はたくさんいついているのですが、子どもが入るには危ないぐらいの水深に。こんな小さな仕掛けでも、ちょっとだけ変化のある川になりました。

wakaigawa2014_1.jpg  wakaigawa2014_3.jpg 

普通なら、素通りしてしまいそうなところですが、キャラバン事業がきっかけとなっていくつかの発見もあって有意義なものとなりました。
(ヤマモトセンカイトビケラの仲間、モリクサツミトビケラの仲間がたくさん採れてよかったです)
加西市のみなさん、西在田小学校のみなさん、加西ナチュラリスト倶楽部のみなさん、大変お世話になりました。
引き続き川での活動を続けていただければと思います。

美麗でモノ珍しいものを陳列するタイプの移動博物館とはまた違った形で、地域資源を生かしたユニークで持続可能な活動プログラムをつくってゆくことができればと思いますので、みなさん引き続きご協力のほどよろしくお願いします。

(みつはしひろむね)

こちらは博物館の3階入口です。
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ハナミズキが、色鮮やかでキレイですね。

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ひとはくは、ゴールデンウィークもイベントもりだくさんですよ♪


5/2(金)
は、うきうきワークショップ~簡単!化石のレプリカづくりを行います。

好きな色を選んで、オリジナルのアンモナイト化石を作ってみましょう。
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時間:10:30~16:00(時間内でしたら、いつでも参加できます)

場所:4階ひとはくサロン(材料費100円)

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◆フロアスタッフとあそぼう「ひとはくこどもの日スペシャル
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5/3(土)・4(日)は、「ティラノ☆ハット

5/5(月・祝)・6(火・休)は、「さかな万華鏡」がありますよ。くわしくは、下記の案内をご覧ください。

 

▼「ひとはくこどもの日スペシャル」

http://www.hitohaku.jp/news/files/kodomo_special.pdf

▼5月イベントカレンダーはこちら
http://www.hitohaku.jp/MusePub/EventCalendar/#cal_top


みなさまのご参加お待ちしております。

(フロアスタッフ まつだ)

 

ユニバーサル・ミュージアムをめざして51

憂うつな数学者-2

三谷 雅純(みたに まさずみ)


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 大学の理学部で習う数学は、授業を2、3回さぼると、もう何をやっているのかわからなくなります。と言うより、数学はとことん抽象性の高い学問なので、「他人の解き方を学ぶ」のではなく、「自分にあった思考法のイメージを見付ける」学問だと理解しています。わたしの場合、数学(の「お勉強」)は高校までは、それなりに得意だったのですが、大学ではあっさりと挫折しました。以後、研究に必要な最低限の数学しかしていません。ですから、3回生や4回生の専門課程で数学を専攻した友人は、どこかまぶしく、光り輝いているように見えたものです。

 当然、数学者になるものだと思っていた、そんな友人のひとりは、大学院に進学するかどうかで迷っていました。結局、その友人は「自分には、とても数学者になる才能があるとは思えない。だから数学者になることは諦める。大学院には進まず、数学の教師になろうと思う」と言ったのです。なぜその人が数学者ではなく教師になろうと思ったのか、真意はわかりませんでした。きっと数学者になるには、人並み外れて「個性的」である必要があったのでしょう。友人は常識人であり過ぎたのかもしれません。

☆   ☆

 シルビア・ナサーの『ビューティフル・マインド』(新潮文庫) (1) は、数学者ジョン・ナッシュ (John Nash) の伝記です。ナッシュの数学者としての思考力は、群(ぐん)を抜いていました。大学院時代に研究したゲーム理論では、後にノーベル経済学賞を受けています。しかし、その振る舞いは自己中心的でした。ナッシュは発達障がいのせいで、自分以外の第三者にも<こころ>があるのだと、なかなか認識できなかったのです。

 ナッシュは傲慢(ごうまん)でした。マサチューセッツ工科大学 (MIT) に教員として勤めていた頃、あんまり他の数学者をバカにするので、「Gナッシュ」(この本では「歯ぎしり野郎」と訳してありました:英語の "gnasy" は歯ぎしりのことです)とあだ名が付きました。すると反対に、こう言い返したそうです。

「Gはもちろん天才 (Genius) のGさ。実際、このごろのMITには天才がほとんどいないからな。そりゃ、まず、ぼくさ」(p. 352)。

 またナッシュは、得意そうに社会的俗物性をひけらかしていたそうです。この本には「自分は旧家の出であるとほのめかし、パーティではワインの香りを嗅(か)いで、『うん、これはなかなかいけるキャンティだ』などと言った。とりわけその俗物性が際立ったのは『ほとんどユダヤ人ばかりの社交場で、自分はユダヤ人ではない』と強調したことだろう」(p. 352)と書いています。ナッシュが人種差別論者であったのかどうかはわかりませんが、少なくとも「人種差別論者」として振る舞ったのは確かです。これは発達障がい者によく見られる、幼児性の表れだと思います。

 このような自己中心的な振る舞いは、家族にも向けられました。ナッシュには奥さんの違う息子がふたりいたのですが、最初の奥さんとは、通常の夫婦関係が築けませんでした。と言うより、ナッシュには、その奥さんや、ふたりの間に生まれた赤ん坊が、自分と同じように<こころ>のある存在だとは理解できなかったのです。奥さんの言葉によれば、ナッシュは「(息子のためにではなく、自分の満足のために)息子のそばに、いつもいたいようでした」(p. 414)と言っています。しかし、充分な給料をもらっているにも関わらず、当然負担するべき赤ん坊の養育費や奥さんのための生活費は負担しなかったそうです。

 2番目の奥さんは、ふたりの間の子どもの事よりも、まずナッシュのことを考えて過ごしたようです。この奥さんはエルサルバドルの裕福な家庭の出身でした。お金には困っていなかったという出自も、ナッシュのことだけを考えて生活できた事に関係があったのかもしれません。

 

 そのような人と友人として付き合うのは、わたしには、ためらわれます。できれば付き合いたくない。しかし、ナッシュのような人は、どこにでもいるものです。あなたの周りにも、きっといるでしょう。付き合わずに済ますというわけにはいきません。第一、気付いていないだけで、私たちの中にも「ナッシュ」が潜んでいるのかもしれないのです。

 

 数学者としての高い能力やノーベル賞の受賞という世間的な成功とは裏腹に、ナッシュのたどった人生は、決して成功したものではありませんでした。ナッシュの発達障がいには統合失調症の遺伝的素因がありました。統合失調症には遺伝的な要素が深く関わります。ナッシュの統合失調症は、ふたり目の息子が生まれた時期から現れます。30歳頃のことでした。この時期から10年以上に渡って、ナッシュは入退院を繰り返しました。

☆   ☆ 

 わたしは、この本を読む時、注目したことがふたつあります。それは:

1 統合失調症がよくなった後、ナッシュは第三者にも「その人独自のこころがある」と悟るようになるのだろうか? そして、

2 統合失調者であるナッシュの子どもは、どのような人生を送るのだろうか?

 というふたつです。



 治療の後、ナッシュは、「人には誰でも、その人なりのこころがある」と悟った態度を取りました。例えば、ノーベル賞を受賞した後のエピソードでは、

「実のところ、現在のナッシュの生活にとって、研究は主要な事柄ではなくなっている。重要なのは、家族や友人や共同体と再度結びつきを深めることで、これはすぐにも実行しなければならない緊急事態だった。彼のなかでは自分が他人に頼り、他人も自分に依存する関係について、むかし抱いていた恐れはもう消え失せ、自分を必要とする人々と和解し、その世話をしたい気持ちが一番大切になっていた。いまでは、およそ二五年も仲たがいしていた妹マーサと週に一度は電話で話をし、息子のジョニーが、もっとも大事な、絶え間のない関心の対象となっているのだ。」(p. 911~p. 912)

とあります。統合失調者であったナッシュの人生は、すっかり変わりました。そのうちにナッシュは、

 

「頑(かたく)なで、よそよそしく、自己中心的で、時間に(金銭にも)うるさかったナッシュが、いまでは皿洗いも、預金の出し入れも、毎月曜の晩に連れ立って家族療法に出かけることも、まずアリシアに相談せずには何ひとつ勝手にことを運ばず、彼女の言うことを聞き、彼女を助けようとして」(p. 918)

いたということです。アリシアというのは2番目の奥さんのことです。このようなエピソードについて、この伝記を書いたナサーは:

「ナッシュは、おそらく知的には後退し、若いころに匹敵する業績はもう達成できないかもしれない。だが、かつての人間以上の人間になったのはまちがいない」(p. 925)

と述べています。穏やかな生活ができるようになったのなら、それが一番です。数学者としてキラキラ輝いていた(ギラギラしていた?)としても、友人はおろか、家族のこころも認識できないよりは、ずっと幸せなのではないでしょうか。

☆   ☆

 ふたりの息子の内、弟は父に似て大学で数学を教えました。そして統合失調症も出てしまいました。弟の名前はジョニーです。

「(ジョニーの症状は)しばらくのあいだは落ち着いていたが、そのうちに紙で作った王冠をかぶり出した。ある日の午後、彼は金がほしくなり、自分は国王(ソブリン:独立国家の統治者)だと信じていたためにソブリン銀行から金が引き出せると考えた。ところが、銀行前のATMから現金は出てこないどころか、差しこんだ銀行カードも戻ってこない。みじめな思いで動揺したジョニーは、ソブリン銀行に口座を持っている母に、ATMのところへきてカードを取り出してほしい、と電話をする。(中略)そのうちに(自分の思い通りにならないので)ジョニーが怒りだし、太い棒きれを拾い上げて、はじめに(息子の窮状を聞いて駆けつけていた)母を、それから父を突きはじめた。通りの向こうの歩行者が、若い男が年老いた男女を脅している光景を見て足をとめた。ナッシュはそのひとりに向かって、警察を呼ぶように大声で頼んだ」(p. 912~p. 913)

☆   ☆

 父と音信がなかった長男ジョン・デヴィッドは看護師になりました。長男は他人の力になることに喜びを見いだしたのです。しかし、ジョン・デヴィッドに再会した時、長男のためにと思ってしたことのようなのですが、ナッシュは真意に反して「冷淡でよそよそしい、と言われかねない言い方しかできなかった」そうです。「仕事の選択にも文句を言い、看護師などは、自分の息子にはそぐわない職業だとほのめかし、看護学の修士号を取るぐらいなら医科大学に入るべきだ、と強要した」ということです。この長男へのふるまい方を見ると、ナッシュの本質は何も変わらず、「ナッシュはナッシュのままだ」と言いたくなってしまいます。

☆   ☆

 統合失調症のような遺伝的な病気では、「治癒」とは呼ばず「寛解(かんかい)」と言います。統合失調症は「治る」のではなく、「落ち着く」ものなのです。それは一生付き合うべき、性格のようなものです。ですから、その人を遠ざけたり、閉じ込めたりするよりも、症状が落ち着いたら、できるだけ社会の中で生活するように仕向けるべきです。

 かつて統合失調症は不治の病だと思われていました。しかし、ナッシュのように寛解(かんかい)して、ふたたび社会生活を送れる人が現れました。今では、かなりの統合失調症が寛解(かんかい)の後、社会に復帰しているはずです。それを実現するためには、クッションのような柔軟な共同体が必要でしょう。そして統合失調症者は、時として「悪夢に捕らわれる」のですから、統合失調症者の良いところとともに悪いところも、周りの人はよく理解しておく必要があります。ノーベル賞の受賞記念講演によれば、ナッシュの精神の安定には大学の図書館が効果的だったそうです。図書館であれば静かな上に、必要であれば情報がすぐに利用できる環境だからです。また、当事、新たに起こったコンピュータのプログラミングに没頭できたことも、効果があったと言うことです。何が良いかは、きっと、その人によって違うのだと思います。


 長男への態度を見ると、自己中心的で傲慢(ごうまん)なままのナッシュでした。このような人を見ると、無念な気持ちになります。落ちつている時もあるのですが、問題によっては、簡単に以前の自分に戻ってしまうのでしょう。

 ナッシュの苦しみは、どのようなものなのでしょうか? わたしには、この本を読んでもまだ、十分には実感できません。しかし、その苦しみが積み重なって、時には穏やかに、時には傲慢(ごうまん)になる。このことを考えていると、わたしたちの人生も同じなのだと気づきます。こうと決めたからといって、その通りにできる人などはいません。その上、人は誰しも自分の人生を逃れることはできないのです。それを、自分を縛る「鎖」と考えるか、「自由への跳躍台」と考えるかは、その人自身によるのでしょう。努力は実を結ぶこともあるし、結ばないこともある。しかし、結ばなくても、努力することで新たな生き甲斐が生まれるのだと思います。今のわたしは、それを信じています。

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(1) 『ビューティフル・マインド 天才数学者の絶望と奇跡』(シルビア・ナサー 著、塩川 優 訳、新潮文庫 シ-38-6)

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

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この夏開催予定の収蔵品展「ゾルンホーフェンの化石コレクション展」(7月19日ー11月3日開催)に先立って、関連講座がいよいよ5月からはじまります。
ゾルンホーフェンは、中生代ジュラ紀の良質な化石が出土することで有名です。中生代といえば、恐竜が
いた時代と思われる方が多いと思いますが、現在見られる生物群が出揃った時代でもあります。
昆虫、植物、爬虫類など様々な生物群を例に、中生代をどう生きて今につながるのかを解説するセミナー
を開催します。第1弾は池田研究員による、「恐竜時代のトカゲたち」5月31日(土)です。
お申し込みはこちらから。
http://www.hitohaku.jp/musepub/seminar/?id=2014A02

高野 温子 (展示マネージャー/ 自然・環境評価研究部)

新緑が美しい深田公園で、本日来館された小学生、中学生のみなさんが、ランチをとられていました(^^)/
あまりにも気持ちよさそうなので、博物館4階から、写真を撮りました。

ランチ中~    













                                                                                                                        
                                                                                                     
                                                                                                          
                                                                                  


                                                                            



館内で学習したあとは、深田公園で木々や生き物の観察ができますよ♪
ぜひ、ひとはくへお越しくださいね。

笹山由利子(フロアスタッフ)






                                                                                                

1年かけて、植物や昆虫のすてきな標本をつくって、展示しようという、新しいセミナーです。
担当は、高橋 晃(植物)と、八木 剛(昆虫)です。

2014年4月19日。
午前中は、展示とは何か、なぜこのセミナーを企画したか、の講義をしました。
博物館の展示をつくるには、専門的な知識や、技術も必要です。
ということになっていて、研究員が展示をつくっています。
でも、展示を見る人は、研究員ではありません。
われわれ研究員は、展示を見る人の視点に立っているのでしょうか、立つことができるのでしょうか・・・
原点に返って、身近な発見、経験を、素直に表現するにはどうすればよいのでしょうか。
それには、分野の異なる研究員や、一般の方々といっしょに考え、創造する方がいいのかもしれません。
そんな疑問や自省や、挑戦の意識を込めて、このセミナーを企画しました。
われわれ研究員にとっても、チャレンジです。

午後は、これからのフィールドとなる、深田公園を散策しました。

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ツクシとスギナは、同体。私は、はじめて見ました。

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八重桜が満開です。

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カラスノエンドウが、七部咲きくらい。

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スミレ(左)、アリアケスミレ(右)
きれいですね。標本として色や形を残すのは、難しいです。
この美しさを表現するには、どうすればいいのでしょう。

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ノヂシャ。小さなかわいい花です。植物って、立体的なのですね。

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シロコブゾウムシがいました。この日は低温で虫は少なかったです。

昆虫は、乾燥標本として、色や形を残すことが、比較的容易です。
植物は、難しいですね。
展示室に持ち込むこと自体に、無理があるのかもしれません。

さて、どういう展開になりますことやら。
われわれの作品は、来年3月に展示することにしています。
どうぞご期待ください。

(八木 剛 記)

こんにちは、フロアスタッフです。
博物館のとなりにある深田公園は、春のあたたかな陽気につつまれています。
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お弁当を持って、公園で食べるのもいいですね!

さて、フロアスタッフとあそぼうひとはくこどもの日スペシャルのご案内です。


♪やねより たかい こいのぼり~

4/26(土)・27(日)・29(火・祝)は、「こいのぼりをとばそう」を行います。

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カラフルな花紙で、よく飛ぶこいのぼりをつくってみませんか?(参加無料)

時間13:00~(受付10:30から4階カウンターにて開始)
場所:2階展示室

ほかにも、楽しいもよおしが色々あります♪下記の案内をご覧ください。

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▲クリックで拡大します

化石のレプリカや、恐竜の帽子、万華鏡もつくれるよ

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ひとはく博士がかぶっているのは「ティラノ★ハット」
こちらは5/3(土)・4(日)のイベントで作ることができますよ♪

みなさまのご参加お待ちしております。

(フロアスタッフ まつだ)

2階展示室、ひとはく生物多様性フロア〜魅せる収蔵庫トライアル〜の「収蔵庫体験ラボ」に展示している昆虫標本を入れ替えました。

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作業中です。

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入れ替え完了。
(入れ替える前は、色とりどりのチョウでした)

テーマは、引き続き、「ひとつずつ、ちがう」です。
私たち一人一人の顔が違うように、昆虫も、二つとして同じ個体はありません。
個性、多様性、ですね。みんなちがって・・・♩

「収蔵庫体験ラボ」には、キャラバン等で活用できる昆虫などの貸し出し標本セットを、収蔵庫のように収納しています。
今回、新たに、タマムシやコガネムシなどの甲虫類の貸し出しセットが、135箱加わりました。標本数として、2,900点あまりです。
昆虫はちょっと苦手・・・という方にも、おやっ?と関心を持ってもらうことを願い、標本の並べ方に、工夫しています。
ぜひごらんになってください。

(八木 剛)

4/13(日)の13:00~より、1階共生の森におきまして
フロアスタッフとあそぼう「画はくの日~ボルネオジャングル~」を行いました。

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画はくの日とは、博物館の展示をじっくり観察して絵をかくイベント。毎月いろんなテーマで描いています。

ラフレシア、オランウータン、コノハムシ...などジャングルには不思議ないきものがいっぱい♪

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▲カニクイザル(左) やクロサイチョウ(右)もいますよ。

みんな、特徴をとらえて丁寧に描いてくださいました。

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できあがった絵は4階ひとはくサロンの休憩コーナーに展示しております。
サロンがよりいっそう、にぎやかになりました。

ご参加ありがとうございます!
ぜひ、みにきてくださいね。

ちなみに1階共生の森には、
ドリアンとジャックフルーツの重さ体験ができるコーナーがあります。

ひとはく博士がチャレンジしてみました。

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結果は...?
ドリアンがどれくらい重いのか?
ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてくださいね!
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▲オランウータンとひとはく博士

(フロアスタッフ まつだ)

教職員・指導者の方に耳よりセミナー情報♪


 昆虫好きの子どもたちがたくさんいます。これから夏に向けいろいろな昆虫との出会いがあることでしょう。


 そこで、特に学校の先生や環境学習などの指導者の方にオススメのセミナーがあります!!

      【昆虫で学ぶ授業計画を考える】 セミナー番号G01
         http://www.hitohaku.jp/musepub/seminar/?id=2014G01
 上記のURLのページをご覧いただくか、「セミナーガイド2014」の17ページをご覧ください。

 虫好きの先生も、虫がちょっと苦手な先生も、学校の授業や特別活動などで、子どもとともに昆虫にふれあってみませんか?


 お申し込み、お問い合わせは ひとはく 生涯学習課セミナー担当 079-559-2003 まで!!

生涯学習課

いいお天気☆^^☆"

さっそく、10時30分に4階カウンターへ受付申し込みのお客様が*(^^)*

今年度より受付方法、時間も新たになりました。☆"   (フロアスタッフのもよおしあんないを見てね)

13時から古谷先生に石のお話を聞いて


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さぁ!外へ出発です☆"

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       石に水をかけて見やすくなったかな                                ハンマーで石を砕いて!!

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           ルーペで見て何の石発見かな?                                                 先生これ何の石ですか 

凝灰岩だぁ~!!!

つるつるした硬いチャート発見など・・・みんな石博士になれたかな

5月のひとはく探検隊は・・・
5月11日(日)13時から♪
 池田隊長

「公園の小さな生きものを見に行こう」です。

カエルやトカゲなど見つかるかな?

みなさまのご参加お待ちしています。

                                      フロアスタッフ  にしぐちひろこ



中学生限定のセミナー「ユース昆虫研究室」、2013年度の成果展示です。
9名の調査員が、春から秋にかけて、六甲山自然保護センター周辺で昆虫を調べました。
採集した223種、276個体の昆虫標本のほか、生態写真や活動のようすをパネルでご紹介しています。
ぜひごらんください。

会期 2014年4月1日(火)〜8月31日(日)
会場 兵庫県立 六甲山自然保護センター(記念碑台すぐ)
   〒657-0101 神戸市灘区六甲山町北六甲123 TEL 078-891-0616
開館 土日祝 9:30〜16:00/平日 9:30~15:00
休館日 毎週月曜日(ただし、休館日が祝日または振替休日のときはその翌日)
入館料 無料

調査員(受講者) 井上 元、河野岳生、坂本貴海、篠谷遼太、高尾海星、徳田 椋、半井陽大、福井 翔、室谷泰智


2014年度のユース昆虫研究室も、同所で開講します。今年は、夜間調査を増強しております。
虫好きをやめられない中学生は、ここに集合せよ。
自由、仲間、明るい未来が待っています。
→ お申し込みは、こちらのページから。
(! お申し込みの前に、まずはこれまでのようすをごらんください。)

IMG_0600_20140321.jpg

(八木 剛 記)

 3/30(日)は、小雨が朝からシトシトと降っていました。
探検は無理かなぁ~とあきらめていました。


s-P1010006.jpgところが、なんと!ふかたんの時間だけ雨が止んだのです。

 朝の下見の時点では、雨で花が閉じていて花さがしが難しいかも。
と心配していたのですが...

たくさんの花がみつかりました。



ペンペン草みつけた♡         ヒメオドリコソウとホトケノザはどこがちがうかな?    

   s-P1010024.jpg         s-P1010019.jpg         
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ふかたん地図も完成しました。    
 s-aaa.jpg 深田公園は、春真っ盛り。お散歩がとっても気持ちいいです。

   みなさんも「花さがし大作戦」してみてはいかがでしょうか。
   


   ふかたんは、4月より
   名称を「ひとはく探検隊」時間は13時~に変更して
   パワーアップいたします。
   皆様のご参加をお待ちしております。


      フロアスタッフ せら ゆうこ

三田は今、桜が満開✿とっても気持ちのよい季節になりました。
さて、今週末の土曜日!今年度はじめての「ひとはく探険隊~ひとはくの石たんけん~」を行います。
隊長の古谷先生、隊員の西口さんと私の3人で、今日は下見に出かけました。
チャートさがし~神戸層群~


↑チャートはあるかな??化石は?いろいろな石をルーペを使って、調査中~

「ひとはく探険隊」は、「深田公園うきうき探険隊(ふかたん)」から名前が変わりました。
深田公園だけではなく、時には、はくぶつかんの中を研究員と探険します。
4月のテーマは「石」。石博士の古谷研究員と一緒に、探険に出かけましょう。

4月12日(土)

「ひとはく探険隊~ひとはく石たんけん~」
時間:13:00~14:00
定員:20名
集合場所:4階ひとはくサロン
受付場所:10:30から4階カウンターにて受付。定員になり次第終了します雨天時も行います。)

みなさん、ぜひ、ご参加くださいね。

笹山由利子(フロアスタッフ)


4月5日(土)、6日(日)、フロアスタッフとあそぼう『風にのってとぶタネ』が行われました!

 

みなさんは「風にのって飛ぶ種」と聞くと、どんな植物を思い浮かべますか?

s-P1010154.jpg真っ先に思いつくのは「たんぽぽ」だと思います。

黄色い花が咲いたあとに綿毛のついた種子をつくり、風にのって種をとおくへ飛ばします。

(ちなみにこのたんぽぽは「恐竜ラボ」前に咲いていました!さがしてみてね♪)



実はたんぽぽ以外にも、風を利用して種をとおくに飛ばす植物はたくさんあります。

今回は、その中から3種類の種の模型をつくってみんなで飛ばしてみました!

s-P1010213.jpg左から 「フタバガキ」 「マツ」 「ニワウルシ」の模型と本物の種です。

 

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模型ができたら、いよいよ種を飛ばしてみましょう!

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おおきな木になった気分で!

せ~のっ!

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くるくるくる~~~~っ

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風にのってとぶタネ、大成功!

家でもぜひ飛ばしてあそんでみてくださいね♪

 


・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚ おまけ ゚・。★゚・:,。゚・:,。☆゚


博物館のエントランス前には、たくさんのツクシ達が顔を出しています♪

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ツクシも風を利用して「胞子」を遠くまで飛ばします。

ぜひ探して観察してみてくださいね!

 

フロアスタッフ たにぐちはるな

ユニバーサル・ミュージアムをめざして50

憂うつな数学者-1

                              三谷 雅純(みたに まさずみ)

751px-John_f_nash_20061102_2.jpgのサムネイル画像                              数学者 ジョン・ナッシュ(2006年、ドイツでの数学のシンポジウムで。Wikipedia より)


 ネイチャー (Nature) という雑誌があります。最新の論文やニュースを載せた科学誌で、たまたま流行の最先端にいる科学者は、この雑誌に何とか論文が載らないものかと四苦八苦するそうです。

 そのネイチャーです。Eメール・アドレスを知らせておけば、毎週、自動的に新しい情報を送ってくれるサービスがあって(無料です)、同じような科学誌サイエンス (Science) といっしょに、わたしはネイチャーに情報を送ってくれるように頼んでいるのです。そのネイチャーに面白い記事がありました。2014年1月16日号の「今週の注目記事」に、「自閉症と統合失調症に見られる遺伝的変異」という論文があったのです。その論文の解説によると、自閉症と統合失調症には共通した遺伝的な変異、つまり多くの人との違いが見つかるのだそうです。

 自閉症は発達障がいの一種です。一方の統合失調症とは、遺伝と環境が深くかかわった精神疾患です。およそ100人にひとりの割合で罹(かか)るそうです。この2種類の症状には、遺伝子のレベルで共通性があるというのです。

 「やっぱり」と言うか、何と言うか。この2種類の精神疾患当事者には症状に共通するものが結構あるし、ご本人が発達障がいだった人の親族には、統合失調症の人がよくいると耳にします。発達障がいでは必ず引き合いに出されるアルバート・アインシュタインにも、統合失調症の息子さんがいたということです。

 ヒトに限らず生物の遺伝の大半は、ある遺伝子があるかないかと言った単純なものではありません。自閉症や統合失調症も例外ではありません。複数の遺伝子が関わっています(医学の世界では、それを「多因子遺伝(たいんし・いでん)」と呼んでいます)。ネイチャーの記事は、「関わりのあるたくさんの遺伝子の一つに共通の変異があり、たまたま症状が出ていない人でも、脳の構造には、症状が出ている人と同じような変化が見られる」というものでした。ところが、これに輪をかけて、さらに驚くような発見が報告されていました。インターネットで調べてみると、2013年のランセット (The Lancet) という雑誌には、自閉症と統合失調症だけでなく、ADHDや双極性障害(そううつ症)、大うつ症の五大精神疾患と呼ばれるもの全てに、共通の遺伝子が影響しているというのです。

 誤解のないように、もう一度繰り返しておきますが、このような「精神疾患」と言われる症状が出るのは、いくつもの遺伝子から同時に影響を受けた時だけです。その遺伝子は、元来、全ての人が持っているものです。その程度が大きく、しかもある環境がそろったから症状が出た。何も「特別な人」だけが持っている遺伝子ではありません。「ある環境」とは、「強い精神的なストレスがかかった時」とでも言えばいいのでしょうか。どんな時に「強い精神的なストレス」がかかるのかと言うと、具体的には「愛する人の死」とか、戦場で「殺されかけた」、あるいは戦場で「人を殺した」体験などのことです。

 自閉症と同じく統合失調症にも、症状には軽い/重いがあるそうです。つまり、多数者と変わらない人――ストレスがなく、症状の出ていない人は、そう言えるのかもしれません――から、重い統合失調症の人まで、症状は人によって連続的に変化するそうです。自閉症スペクトラム同様、統合失調症にもスペクトラムが存在するのです。

 重い統合失調症の人はその疾患に苦しみますが、軽い統合失調症の人――「統合失調型人格障がい者」と呼んでいます――は、見るからに変わった人です。変わった人ですが、しかし、しきたりに捕らわれずに、飛んでもないことがひらめいたり、高い創造性を示したりすることがあるそうです。つまり、<天才>なのです。

 トーマス・アームストロングさんの『脳の個性を才能にかえる』によれば、この<天才>は、アウトサイダー・アートの美的感覚に共通するものだそうです。アウトサイダー・アートというのは、通常の芸術文化ではなく、「外にいる人びと」が創る芸術です。そしてその作品には、独自の芸術的価値があるそうです。そのよい例がヘンリー・ダーガーです。ダーガーはアメリカのシカゴで清掃員の仕事をしていました。そして、ダーガーが死んだ後、アパートには、誰に見せるでもなく創作した絵画と文章の山が発見されました。自分のためだけに描き、また書き上げたのです。その大部(たいぶ)の原稿は、『非現実の王国と呼ばれている国で、子ども奴隷の反乱によって発生したグランデコ・アンジェリニア戦争のヴィヴィアンの少女たちの物語』というシュールな題が付けられていました。世界の善と悪の戦いを描いた戦争ファンタジーで、多数の挿絵(さしえ)もあったそうです(『脳の個性を才能にかえる』の「第8章 べつのキーで考える――統合失調症」,214ページ)。

 人間の歴史では、統合失調症の人を「神懸(かみが-)かりの人」とか「聖なる愚者(ぐしゃ)」と呼んで、かつては、通常の人とは異なる特別な存在として尊重したようです。シャーマンには統合失調症の人がよくいたのでしょう。カメルーンのカラマルエというサハラ砂漠に近い街で出会った男性のことです。わたしが見かけたその男性は、素っ裸で市場の太陽の下に寝そべり、陰を求めるわけでもなく、一日を寝たり起きたり、フラフラと歩き回ったりして過ごしていました。何も着ていないにもかかわらず理知的で、目の奥底には静かな精神性や分別といったものの存在が感じ取れました。市場に買い物に来た男女や市場の商人は決してその男性を追わず、その男性もまた、人びとの邪魔にならないように振る舞っているようでした。わたしはその男性の言葉を、直接、聞いたわけではありません。しかし、今から思えば、その男性は統合失調症だったような気がします。フランスの哲学者ミッシェル・フーコーの『狂気の歴史』によれば、(十八世紀より前には狂気が深刻には受け止められず)「当事、狂人は容易に放浪しうる生活を営んでいた。都市は狂人を市域の外に放逐しがちだったし、ある種の商人や巡礼に預けられなかった場合、彼らは人里離れた野を自由にさまようことができた」そうです(『脳の個性を才能にかえる』,217ページ)。

 人は<天才>をうらやみます。自分にはできないことを、苦もなくやってしまうからです。しかし、<天才>には<天才>なりの苦悩があります。アメリカ人の数学者、ジョン・ナッシュ (John Nash) は、ゲーム理論で有名です。1994年にはノーベル賞を受けました。そしてナッシュは、たとえ恋人であったとしても、自分以外の人に自分とは異なる精神が存在し、それを尊重するべきだと認識できない精神発達の遅れがありました。

 次に書くのは、シルヴィア・ナサーという人が書いたジョン・ナッシュの伝記『ビューティフル・マインド:天才数学者の絶望と奇跡』の読後感です。(次につづく)

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

4月になりました!

2014年4月 6日
4月に入り初めての土日を迎えました。肌寒い日々でしたが、ひとはく周辺もサクラが満開です。深田公園の木々はまだ葉をつけていませんが、芝生は日々緑色に色付いてきています。
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ひとはくでは、昼からのイベントがたくさんあり多くのお客様をお迎えしました。その様子をご紹介します。

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フロアスタッフとあそぼう「風にのってとぶタネ」
大勢の子どもたちが積極的に参加してくれていました。


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人と自然の会によるサイエンスショー「さいころであそぼ」
こちらも大盛況!


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オープンセミナー「絵図を使って立体カードを作ろう」
浮世絵のデザインは姫路城です。背景は書写山が描かれています。
準備していた材料も一瞬にしてなくなりました。申し訳ございません。

他にも、オープンセミナー「解説!丹波の恐竜化石」や展示室ツアー「3階展示ダイジェスト」が行われていました。
午前中には、デジタル紙芝居、展示室ツアー「ボルネオジャングル体験」が行われています。

★ホームページのリニューアルに伴い、イベントを紹介していた「今週のひとはく」のページがなくなりました。
ひとはくのイベントについては、TOPページにある【イベントカレンダー】からご確認ください。
情報管理課 阪上勝彦
hitohaku_HPnew.jpg当館のホームページを5年ぶりにリニューアルしました。

あまりレイアウトは変わっていないという声もありますが、中身や配置の仕方を大きく改訂しているほか、館で実施している事業の説明を追記しています。リニューアルは5年ぶりと書きましたが、実際はほぼ8年ぶりです。5年前にレイアウトを改訂したときは、業者さんにまるごと移行してもらって中身はそのままでした。つくった年代ごとにバラバラのレイアウトで構成されていました。

そんなわけで、昨年度から情報システム更新の担当になったので、ページ構成を一新し、足りない項目を足したり、大学のページをつくったり、セミナーのページ等の仕組みを刷新し、イベントカレンダーなどを導入して、現在のページとなっています。新しく追加された機能は以下のとおりとなります。
  • セミナーページの改訂とマイページの導入(セミナー倶楽部)
  • トピックスと新着情報の設置
  • ひとはく活用術のナビゲーション
  • イベントカレンダーの設置
  • 学校教育支援のページ充実
  • 兵庫県立大学自然・環境科学研究所のページ刷新(VTRを追加
  • その他、ページの統合と整理
以前よりは、見やすくなったかと思いますので、ぜひ改めてひとはくのホームページをご覧いただき、ご活用いただければと思います。

(★ここから関連業界向けのお話し)
ホームページの構築にあたっては、今回はMovableType5をCMSとして利用しています。このことで、メインコンテンツ、自然・環境科学研究所のページ、新着情報管理、ひとはくブログ、館報の編纂、メルマガのバックナンバー管理、館内向けFAQなどの各種コンテンツをCMS上で一元的に管理することができるようになりました。そのおかげで、今回の膨大なページを移行するにあたって様々な館員が同時に情報を共有しながら製作することができました。修正についても、同様に作業が簡便になっています。博物館&大学&ETCが混在化して多様な業務群のマネジメントツールとして、CMSの導入はとても有意義なものとなりました。
(みつはしひろむね)

4月に入り、春休みもあと1週間☆^^☆"

 

3月29日(土)30日(日)のフロアスタッフと遊ぼうでは

s-danngomusi.jpg 行いました。0^_-☆

 

だんごむしと昆虫のちがいについてのしつもんです。*(^^)*

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だんごむしは何の種類の仲間かわかったかな☆??☆

 

みんな だんごむし にへんしんです☆"

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かわいいだんごむしさんがいっぱい!☆^^☆!"

 

次のフロアスタッフとあそぼうは*(^^)* 

4月5日(土)6日(日)

 13:00~『風にのってとぶタネ』です。☆^^☆"

 

みなさまのご参加 おまちしています。☆"

 

        フロアスタッフ  にしぐちひろこ

桜が咲きはじめてポカポカと暖かくてのんぴり。やっと春がやってきました。

しかし、春は別れの季節でもあります。卒業したり、転勤したり...

そして私たちフロアスタッフにも別れがありました。

3月末をもちまして仲間2名が「ひとはく」を卒業していきました。

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一人目は、うえやま たかこ さんです。

熱心に試行錯誤を繰り返しながら工作を
作り上げていく姿がとても素敵でした。

 






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二人目は、みの あんな さんです。

なんといっても、みのさんの笑顔はかわいくて、
みのさん目当てのお客様も多かったと思います。
彼女の笑顔は博物館の職員内でも癒しでした。

 





今まで、ふたりへの温かいご支援ありがとうございました。

また4月より新しくメンバーを迎えます。乞うご期待!(^^♪

今後ともひとはくをよろしくお願いいたします。

                        フロアスタッフ せら ゆうこ

 

 322、うきうきワークショップ『からくり!隠れびょうぶ』が行われました♪

 

隠れびょうぶは江戸時代から伝わるからくり玩具で、地方によっては「板返し」「パタパタ」などと呼ばれています。

 

屏風を開くごとに絵が消えたり現れたりするとっても不思議なおもちゃを、今回はひとはく風にアレンジして作ってみました☆

 

  byoubu2.jpg表は『丹波竜ものがたり』、裏は『アンモナイト化石ができるまで』

それぞれ物語風になっています♪

  s-fukei.jpg

さぁ、完成した隠れ屏風を使ってマジックを披露!

屏風のイラストが、あれれ?消えちゃった!!

 

 

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「なんで消えちゃったの??」

大人の方も興味津々です! 

 

 みなさんの驚きのリアクションに、フロアスタッフも大満足でした(笑)

 

 

 

隠れ屏風の作り方はいたってシンプルです。

お家でもぜびオリジナルの隠れ屏風を作って、みんなを驚かせてみましょう♪

 

 

 

今週、330日(日)のうきうきワークショップは...

 

・。・゜★・。・。『スライムをつくろう!』・。・゜★・。・。

 

光るスライムをつくってみよう!参加費は50円です。

 

詳しくはこちらのブログををご覧ください。

http://hitohaku.jp/blog/2014/03/3_14/

 

 

 

 

 

 みなさまのお越しをスタッフ一同お待ちしております。

 

 

フロアスタッフ たにぐちはるな

 

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パンパカ パーン!

3月のフロアスタッフとあそぼう

       「画はくの日〜きのこをかこう〜」

優秀作品「ひとはく博士賞」に選ばれた作品

                   をご紹介します。

 

選ばれなかった作品もなかなかの力作ぞろいですよ。

作品は4月11日まで4階ひとはくサロンにて掲示しております。

 

 

                フロアスタッフ せら ゆうこ

 






「この石は、化石に見えるが本当に化石なの?」

「写真の虫は、見たことがないけれど何という虫ですか?」

「この植物は、葉っぱがこの植物に似ているけれど名前はなんというのですか?」

と、いう具合に博物館にはいろいろな質問がきます。


そんな時、博物館では、いろいろな分野の研究員がお答えしています。

 

先日にもこんな質問がありました。


「寒い冬に雪の中バッタのようなものがいたのですが、バッタですか?」


えっ!バッタって卵で冬越しするような...そんなことあるのかな...?


と思いながら、昆虫博士の八木研究員に聞いてみました。


「バッタにみえるもので、成虫で越冬するものはクビキリギス、ツチイナゴがいます。

ですので、その2種類の可能性が高いです。ツチイナゴは頭が丸く触角が短い。

それに比べてクビキリギスは頭が三角で触角がかなり長いので、頭を見ればすぐに同定できます。」

とのことでした。


質問されたお客様は、あまりの答えの早さに驚かれ、大いに納得され帰られました。


みなさんも、辞典や図鑑を調べてもわからないことがありましたら、

人と自然の博物館に是非おこしください。


                           フロアスタッフ せら ゆうこ

みなさん、3連休の予定は決まりましたか?

ひとはくは一日中たっぷり遊んで、勉強できるイベントをたくさんご用意しております!

 

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「レプリカ」という言葉を聞いたことがありますか? 

レプリカとは本物から型をとって、もとの化石とまったく同じ形・大きさにつくったものです。

 

3/21(金・祝)22()23()1500始まるフロアスタッフとあそぼうは、

アンモナイト化石のレプリカをつくります。

 

アンモナイトは大昔、恐竜がいた時代に海の中にたくさんいました

 

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 イベントではアンモナイトがどうやって化石になったのか?がわかる楽しい紙芝居もありますよ♪

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カラフルなおゆまるから好きな色を2つ選んで

自分だけのオリジナル、アンモナイトをつくってみましょう。

参加費はおひとり100円で、4階実習室で行います。

 

 また、10:301600の時間内、いつでも参加できるイベント

 『うきうきワークショップ』3/21(金・祝)22()23()にございます。

 

 

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▲クリックで拡大します

 みなさまのご参加お待ちしております。

☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...☆...

 

博物館2階には、本物のアンモナイト化石にさわれる展示があります。

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この大きなアンモナイト化石は「ペリスフィンクテスの仲間 」。

 

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ひとはく博士も、アンモナイト化石の感触を味わっていますね。

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 愛用の虫メガネをとりだして、観察中・・・

 

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 どんな感触かな?

ぜひ、さわってみてくださいね。

 

(フロアスタッフ まつだ)

本日のフロアスタッフとあそぼうは、「画はく日〜キノコを描こう〜」を行いました。

2階展示室 『六甲山のキノコ展2014〜野生のキノコの不思議な魅力〜』は、兵庫県立御影高等学

校環境科学部生物班のみなさんの力作の数々です。                                             

期間は平成26年2月11日(火・祝)〜6月1日(日) 。   

    解説中〜                       最初に展示の解説です

熱心にお絵かき中〜              小学校2年生の男の子3人は、最後まで熱心に描かれていました

 

4月から、毎月第2土曜、日曜(ひとはく探検隊が開催されるときはお休みです)は、画はくの日です。みなさんのご参加をお待ちしております。

笹山由利子(フロアスタッフ)

 

 

2006年8月に、丹波市山南町上滝を流れる篠山川のほとりで発見された丹波の恐竜。

 

ただいま、ミュージアムショップにおきまして、発掘調査に基づいて制作した
「丹波竜フィギュア」を販売しております。

 

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▲原画は小田隆氏、製作は徳川広和氏、当館の三枝春生主任研究員の監修のもと復元。価格:1,500(税込)

 

 

丹波の恐竜の体長は1215mと推定されており、こちらのフィギュアは実物の約1/40のスケールです。

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ひとはく博士も、フィギュアをためつ...すがめつ...

いまにも歩きだしそうですね。

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丹波竜フィギュアのほか、ぬいぐるみ、ストラップなど恐竜グッズが豊富にありますよ。

お土産にいかがですか?

 

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▼ミュージアムショップは円形の建物、エントランスホール内にあります。ぜひ、お立ち寄りください。

 

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◆ミュージアムショップ

 

■休み 月曜日(祝祭日の場合は翌平日)

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エントランスホールの隣にある「ひとはく恐竜ラボ」

発掘現場で発見された化石のクリーニング作業を行う施設です。

※クリーニングとは...化石の表面にある岩石をとりのぞく作業のこと。

 

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▲顕微鏡をのぞきながら「エアチゼル」という道具を使って薄い岩石をはじき飛ばす作業をしています。

 

研究員などによる作業風景をガラス越しに間近で見ることができますよ。

博物館3階の「丹波の恐竜化石展示室」と一緒に、ぜひご覧ください。

 

(フロアスタッフ まつだ)

六甲山のキノコ展2014はもうご覧になられましたでしょうか?

 

こちらに夜になると光るキノコが展示されています。

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光るキノコの正体は「シイノトモシビタケ

 

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昼間は茶褐色ですが、暗がりになると発光するめずらしいキノコです。幻想的ですね。

 

ほかに光る生き物といえば・・・ホタルやオワンクラゲ、チョウチンアンコウなどたくさんの生き物が思い浮かびます。

 

38()9()1500〜からはじまるイベント、フロアスタッフとあそぼうでは、

 

この「ひかるいきもの」をつくります!

どんな生き物をつくるかは、来てのおたのしみ♪

ぜひご参加くださいませ。

 

六甲山のキノコ展は、6月1日(日)まで2階生物多様性フロアにて開催しております。

 

(フロアスタッフ まつだ)

 

ひなまつり前日の3月2日、
ひとはくではKidsサンデーが開催されました。

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ぐずついたお天気でしたが、
館内はキッズのおひさまの様な笑顔でいっぱいでした。

◆自然ってすごい!~ちいさな化石の拡大レプリカづくり~

 恐竜がいた時代に生きていた

 海のプランクトン「放散虫」化石のなんと300倍!のレプリカを作りました。
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            このレプリカ、指人形にもなるね(^^)!

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◆サイエンスショー「牛乳パックでパクパク人形を作ってあそぼう」

 いつもの人気コーナーは今回も大にぎわい!

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◆パネルシアター「はるよこい」「ねずみ の よめいり」

展示室に劇場が出現! 

季節にぴったりのお話をみんな集中して聞いていました。

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◆ルーペを使ってみよう!

 研究員も使っている道具、「ルーペ」に挑戦!

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◆研究員のオープンセミナー「小さな化石を楽しもう」

顕微鏡をのぞくと・・・小さな化石のふしぎですてきな世界が広がります。

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◆フロアスタッフとあそぼう「くるくるとぶたね」

ジャングルに生えている大きな木のタネの模型を

作って実際に飛ばしました。

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※フロアスタッフとあそぼう「くるくるとぶたね」の詳細はコチラ

次回のKidsサンデーは5月4日(日)です!

4月はKidsサンデーはお休みですが、
ひとはくは皆さまをお待ちしています(*^^*)

もよおしの詳細はホームページでチェックしてくださいね!

   生涯学習推進室/キッズひとはく推進タスクフォース たかせ ゆうこ

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