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真っ赤な塊? 

2021年9月19日


ひとはくに隣接する深田公園で、真っ赤な塊?を
見つけました。




higannbana no kabu 210918 s-IMG_5530.jpg










▲深田公園で見つけた真っ赤な塊?


どうやら、何かの花が咲いているようです。


近寄って見ると、同じ場所から花の茎が複数出ています。
ヒガンバナ(ヒガンバナ科)です。

田んぼの畦などで、毎年9月ごろに一斉に咲いている
のを見ます。 

花は、独特な感じです。


higannbana no kabu 210918 s-IMG_5509.jpg










higannbana no hana 210918 s-IMG_5504.jpg



▲ヒガンバナの花


地下には、一般に「イモ」、「球根」とよばれる
鱗茎(りんけい)があります。

しかし、この植物には、植物体にリコリンという毒が
含まれていますので、その成分を除かないと
食べられません。




さらに、よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
  
  花を見て、
  ①1本の花茎に 花は いくつありますか?

  ②1つの花の「花びら」は 何枚ありますか?

  ③1つの花の「おしべ」は 何本ありますか?

  全体を見て、
  ④葉は、どこにありますか?

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
    



ヒガンバナの花は、秋のお彼岸の前後に咲き、
咲き始めから咲き終わるまで
約1週間から2週間の間、花を楽しめるようです。

ただし、8月~9月に猛暑が続いた年は開花が
遅れる傾向があるそうです。

今年はどうでしょうか?







higannbana no tsubomi 210918 s-IMG_5521.jpg











▲ヒガンバナのつぼみ




近所で咲いていたら、花が終わった後も、
とき~ ど~き 観察してみましょう。

何か、新たな発見があるかも。


なぜか、「イモ」ではなく、「おはぎ」 が 食べたくなってきました。
                                        研究員 小舘 誓治
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