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2018年3月アーカイブ

こんにちは!フロアスタッフです♪
大変暖かくなり、お散歩日和がつづきますね!


3月31日(土)はフロアスタッフであそぼう!はひかるいきものをおこないました!

ひかるいきものであるホタルイカの模型をつくって遊びました(*^_^*)


光るひみつは・・・光をあてると明りを蓄えて暗いところでも光る「畜光パウダー」を使ってホタルイカの模型を光らせます。

ひみつの粉をボンドにまぜてホタルイカの模型に塗ります!

ホタルイカが発光する部分は目の側面とお腹、そして腕です♪
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上手にぬれてるかな?!





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光を当てて・・・






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暗いところではこんなに光っています!


ひかるホタルイカを可愛がってください^^


ご参加いただきありがとうございました!


フロアスタッフ たばた こうじ

ユニバーサル・ミュージアムをめざして100

これで、おしまい

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 「人と自然 Humans and Nature」28号に「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者は何を手がかりに視聴覚材料を理解するのか――人の肉声を使ったマルチメディアDAISY による検討――」という原著論文を書きました三谷雅純, 2017)(1)。この論文には何が書いてあるかを説明します。

    *

 身近な話題から始めます。失語症者によくいらっしゃる「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者」、つまり「耳は普通に聞こえるのに、聞く脳の機能が落ちている方」と話をする機会のある人は、わたしが何を言っているのか、わかるはずです。「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者」であっても、目の前に現にいる人――合成音声で「しゃべる」ロボットではダメです――と話をすると何となく通じるものです。私たちは、そのことを取り立てて不思議には感じません。しかし、せっかく目の前にいる人と話が通じても、人の発した言語音――人の〈ことば〉を構成する音――を録音したCDなどを聞いていただくと、まったく理解できないことがあります (2)

 たぶん、自閉症スペクトラムと同じように「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者」といっても、言語音が認知できる程度は人によってまちまちで、まったく認知できない方もいらっしゃいますが、時どきは何を喋っているのかがわかるという方もいます。録音した音声には音しか記録されていませんので、音以外の情報を参考にしようにも、参考にするべき情報がないのです。高次脳機能障がい者の一部には、言語音、つまり話し声が「風」や「水の流れ」の音と同じように聞こえてしまうのです。

 ですから、人に頼んで、目の前で直接喋ってもらうというのが、どなたにも分かりやすく伝える方法です――非効率的な気もしますが、人間の会話は、元来こうしたことの積み重ねです。ところが緊急放送ではそうもいきません。そのよい例は災害速報のように緊急性が求められる場合です。その時は、緊急放送でもよく使われるフォルマント合成音声や波動接続型合成音声ではなく、生身の人があらかじめ吹き込んでおいた肉声を再生して使うことが一番です。生きた人の肉声なら、たいていの人に伝わります (3)

    *

 さて「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者」が、面と向かって喋ってくれたら何を言っているか大体わかるのに、言語音だけだと、とたんにわからなくなる現象――「高次脳機能障がい」の認識がない人でも、肉声の録音だけではわからないとおっしゃった人が、少数ながらいらっしゃいました (3)――は、学問的には多感覚統合 (4) といいます。皆さんも、電話よりも会って話をした方が、細かいところまでよくわかったという経験があるでしょう。

 それならば、「言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者」にとって、文章やイラストレーションでは、理解を助ける上でどれが重要ということがあるのだろうか? あるいは「文章とイラストレーションをいっしょに提示したら、もっとわかりやすくなった」ということはあるのだろうか? さらに「わかりやすさが変わるパターン」には、「高次脳機能障がい」の認識がない人と高次脳機能障がい者で差があのだろうかという疑問に答えようとしたのが、わたしの昨年の論文です三谷雅純, 2017) (1)

 文章とイラストレーションの認識は、脳の中で理解に至る機序が違います。それによって脳内で働く部位も変わります。文章とイラストレーションを同時に示したら、理解するには多くの部位が協力するのかもしれません。また高次脳機能障がい者は、多くの場合、脳に損傷を負った人ですが、それならば「脳に損傷を負っていない人」というのは、本当にいるのでしょうか?――「損傷」の程度や社会で生きる困難さによっても違いますが、わたしは、本質的には、いないと思っています。

 人の会話は元来が多感覚的です。言語音は耳で聞きます。同時に会話では、表情や唇の動きによっても多くの情報を得ます。それによって、おおよそ何を言っているのかがわかりますし、表情や唇の形は笑っていたり怒っていたりも示します。全体の「雰囲気」という、言葉で表現することが難しいものも何となく感じるものです。反対に言うと、人が実験素材を読み上げることもできますが、表情や唇の変化は、知らない内に実験を受けて下さる方に影響を与えてしまいます。視聴覚実験では操作できることが大切です。一回ごとに言い方や書き方が変わっては比較にならないのです。生きた人に実験場に来てもらうのではなく、マルチメディアDAISY形式という決まった方法で行うのは、こういった理由があります。

 結果は障がいがある人もない人も、文章とイラストレーションをいっしょに示した方がよく理解できるというのはいっしょだったのですが、障がいの軽い人はイラストレーションの情報を、障がいの重い人は文字情報をよく使うらしいという結果になりました。ただし、この結果は、本当に脳内機序のせいなのか、それまでの生活のためなのかという点をよく考えないと、とんでもない間違いを犯してしまいます。例えば、障がいの重い人はリハビリテーション自体があまりできないでしょうが、障がいの軽い人なら〈ことば〉に代わる方策をリハビリテーションとして訓練します。ですからイラストレーションの使用になれている(かもしれない)からです。

 この原著論文を、本当に論文といえるものかどうか審査して下さった方のお一人は、多感覚統合の研究は人間の言語の本質に迫るものと評価して、「脳機能障がいを持つ人がどうやって視聴覚材料を理解するのかに焦点をあてた研究は、非常に貴重であり、筆者のこれまでの一連の研究と関連させることによって、言語理解とは何か?ということを深く考えるきっかけになるものと期待されます」とコメントを寄せて下さいました。わたしが確かめたいことは、まさに「人間の本質とは何か」です。これを確かめるためには、人間の〈ことば〉における多感覚統合の研究は、今後、進めるべき大きな課題です。

 その意味でこの論文三谷雅純 (2017))(1) は、高次脳機能障がい者の立場を確かめるという意味もありますが、障がいの有るか無いかを越えた、人間の〈ことば〉そのものを探りたいという、わたしの希望の反映でもあるのです。

☆   ☆

 「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」も100回目となりました。このタイトルでエッセイを書くのは、そろそろ終わりにしたいと思います。

 実を言うと「ユニバーサル・ミュージアム」という言葉は、わたしのオリジナルではありません。神奈川県立生命の星・地球博物館が『ユニバーサル・ミュージアムをめざして : 視覚障害者と博物館』と題してシンポジウムをなさり、それを平田大二さんや奥野花代子さん、田口公則さん (5) が中心となって、『生命の星・地球博物館開館三周年記念論集』 (6) としてまとめられたことがはじまりでした。1999年のことです。

 当事はバリアフリー・デザインという概念が、わたし達のこころに少しずつ浸透し始め、多くの障がい者に開かれた生涯学習施設として、博物館のリニューアルが図られ始めた時期でした。ところが視覚障がい者だけは博物館のリニューアルでは「無視された」、といって悪ければ「あまり重要な参加者」とは見なされてこなかった歴史があります。そのことがあったので、神奈川県立生命の星・地球博物館では「視覚障害者と博物館」に焦点を当てたシンポジウムを開き、記念論集をまとめたのです。「博物館」といえば、展示品は「ガラス・ケースに大切に入れておくもの」と(入館者も、博物館員にとっても)決まっていましたが、ガラスを触って嬉しい人はいません。視覚障がい者の観察は触らなければ始まらないのです。

 2001年から国立民族学博物館に来られた広瀨浩二郎さんは、全盲という「特長」を活かし、ご自身を「蝕常者」と呼んで、まさに「視覚障害者と博物館」というテーマを人類学的に深めていかれました。ただし、広瀨さんが企画されたシンポジウムは、テーマを視覚障がい者に絞ったものではなく、シンポジウムでは、わたしのような高次脳機能障がい者も参加することができました (7)

     *

 いろいろな脳機能が多数者と異なる高次脳機能障がい者や、高次脳機能障がい者の中でも失語症者は、世の中に多数いるにもかかわらず、日本の社会がその存在をどこまで認識しているのか、依然、わたしには疑問のままです。社会的には、高次脳機能障がい者はさまざま場面で不利益を被(こうむ)っています。その不利益は、人との音声言語を使った会話であり、最近はやりのAI(人工知能)による人工合成音声です (3)。就職や昇進の不利益もあります。セミナーや講演を聞く時には要約筆記という技術がある (8) のですが、多くの場所では使いません。少なくとも人と自然の博物館では、わたしの知る限り、使ったことはありません――わたしのセミナーは例外として。第一、「要約筆記」という技術を知らない人が多いのではないでしょうか。

 障がい者に対して、博物館や美術館といった生涯学習施設では、どう接遇したらよいのかと意識して働く博物館や美術館、動物園の職員が産まれました。しかし多くの館・園では、やはり一部の人にとどまっています。「流行り」としてバリアフリーやユニバーサル・デザインを標榜することはあるでしょうが、それを理解してやっているとは思えません。なぜなら、バリアフリーやユニバーサル・デザインに当事者が参加する機会は、ほとんどないからです。

 視覚障がい者にもまして、高次脳機能障がい者への視線は厳しいままです。国の接遇マニュアルに類した文書にも、十分には載っていません。これが、わたしがこのブログ「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」を書き綴った理由です。この意識はどこまで通じたのでしょうか?

 ブログ「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」は終わりにしますが、基本的に書くことは好きなので、書き続けていきます。いつか、どこかのページで、再会できたらうれしいです。

 今年、もう一つまとめた原著論文を[福祉のまちづくり研究」に載せてもらいました (9)。こちらもよろしく。


(おわり)

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(1) 三谷雅純 (2017) 言語音の認知が難しい高次脳機能障がい者は何を手がかりに視聴覚材料を理解するのか――人の肉声を使ったマルチメディア DAISY による検討――
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/2017-002.pdf

(2) ユニバーサル・ミュージアムをめざして95: 高次脳機能障がい者には聞こえない J-アラート
http://www.hitohaku.jp/blog/2017/08/_j-/

 2018年 3月22日をもって緊急地震速報の予想のしかたが変わりました。新しい予想のしかたはPLUM法(Propagation of Local Undamped Motion)と呼ぶそうです。しかし、情報を伝える声については、放送局や自治体に任せているのか何も情報がありません。どのような声で伝えるのかを見守りたいと思います。

(3) 三谷雅純 (2015) 聞くことに困難のある人がわかりやすい音声: 視覚刺激の付加により高次脳機能障がい者の理解は進むか http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/NO26_004-1.pdf

 もちろん、ろう者には伝わりませんし、難聴者は音自体を聞くことが苦手です。昔の聾学校(ろう・がっこう、現在の聴覚特別支援学校)では、「口話」が授業の要(かなめ)でした。喋ったときの口の形から、相手の話を「読みとる」というものです。今は「口話」よりも手話(=サイン・ランゲージ)がもっと正確だとわかっています。

 さまざまな人のあり方を:
三谷雅純 (2013) 生涯学習施設は言葉やコミュニケーションに障がいを持つ人とどう向き合うべきか : 総説
http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/No24_04-1.pdf
にまとめてみました。

(4) ユニバーサル・ミュージアムをめざして 83: 人は人の〈ことば〉を待っている(2016年11月29日)
http://www.hitohaku.jp/blog/2016/11/post_2257/

田中 章浩, 積山 薫 (2011) 特集「多感覚コミュニケーション」の編集にあたって. 認知科学.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/18/3/18_3_381/_pdf

(5) : ユニバーサル・ミュージアムをめざして47:人びとを迎えるために-1(2014年2月14日)
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/02/post_1833/
田口公則さんが人と自然の博物館でやって下さった、視覚障がい者への接遇と神奈川県立 生命の星・地球博物館開館の取り組みを紹介してくださった記録があります。

(6) 『生命の星・地球博物館開館三周年記念論集』のウエブ情報は、「博物館検討シリーズ(II) ―生命の星・地球博物館開館三周年記念論集―ユニバーサル・ミュージアムをめざして―視覚障害者と博物館―」
http://nh.kanagawa-museum.jp/faq/3ronshu/index.html
全文が読めます

(7) 国立民族学博物館・広瀬浩二郎(編)(2007)『だれもが楽しめるユニバーサル・ミュージアム――"つくる"と"ひらく"の現場から』読書工房
https://honto.jp/netstore/pd-book_02777423.html

(8) ユニバーサル・ミュージアムをめざして61:インクルーシブ。 ん? 何のこと?-2(2014年12月16日)
http://www.hitohaku.jp/blog/2014/12/post_1958/

ユニバーサル・ミュージアムをめざして76:『バリアフリー・コンフリクト』を読む-2(2016年1月12日)
http://www.hitohaku.jp/blog/2016/01/post_2107/

(9) http://www.hitohaku.jp/shizenken/news/2018/03/post-18.html
のうち「(自然・環境科学)研究所からのお知らせ」「研究報告『言語音の認識が難しい高次脳機能障がい者に適した緊急災害放送』を探る研究をしました。」をご覧下さい。「福祉のまちづくり研究」に載せた
三谷雅純 (2018) (原著論文)「言語音の認識が難しい高次脳機能障がい者が理解しやすい災害放送とは?――肉声への非言語情報の付加に注目して――」(公表より8か月は有料。8か月をめどに無料のオープン・アクセスに移行)の解説があります。




三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館


こんにちは!フロアスタッフです(*^_^*)

だんだん春も近くなり暖かくなってきましたね。
公園のいきものも活動的になってきます!

さて、3月25日(日)はひとはく探検隊の日です!

今月のテーマは冬の鳥を観察しよう!

探検隊長は鳥博士の布野研究員です。

今回の探検隊もたくさんのお友だちが集まってくれてとてもうれしいです!

まず最初は、布野研究員から双眼鏡の使い方の説明がありました。

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ひとはくの中で野生の鳥を見つける練習を行いました。双眼鏡の操作はバッチリかな!?




いよいよ出発です!!




まずは4階入口でツバメの巣を発見!

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土を使い分けて巣を作っています!





次は円形劇場につきました!

深田公園を観察してみるとカワラヒワがいました!

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特別に16倍の望遠鏡を使って観察しています!




最後は深田公園で観察を行いました!
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野鳥は発見できたかな?

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最後にホオジロが姿を見せてくれました(*^_^*)



今回、発見した野鳥は全部で8種類でした。
コシアカツバメ、ハシブトカラス、ドバト、シジュウカラ、
カワラヒワ、メジロ、ハクセキレイ、ホオジロ


とても天気が良く気持ちいい探検でした!

ご参加くださったみなさまありがとうございました!
4月もイベント盛りだくさんでみなさまのお越しをお待ちしております!
      
4月イベントカレンダー

フロアスタッフ たばた

3月21日(水・祝)のフロアスタッフとあそぼうギフチョウのペーパーバッグでした。

ギフチョウは「春の女神」と呼ばれています。待ち焦がれた春に美しい姿であらわれます。
日本の固有種で、三田にも生息していますが、個体数が少ないので、なかなか出会えません。
標本をじっくり見て、ギフチョウのクイズをした後は、ペーパーバッグにはんこを押して、
オリジナルのバックをつくりました。
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みなさん素敵なバッグができました!

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ご参加ありがとうございました


次回のフロアスタッフとあそぼうは、3月31日(土)のひかるいきものです。(クリック!)


フロアスタッフ いしくら

ひとはくファンのみなさま

ご存知のとおり・・・3月21日に 
ひとはくは公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会との共催で


特別セミナー『固有種のふしぎ』が開催されました!




ホームページにこのセミナーの開催をお知らせしたら・・・
すぐに定員に達することになり・・・
当日の会場はアカデミックなムンムンです!
大セミナー室 満員御礼でございます!
残念ながら・・・ご参加できなかった みなさまから
いきたかったのに~ さみしいわ~ とのお言葉をいただきましたので・・
ほんの少しだけですが・・当日の様子をお伝えいたします!

当日の主な内容
開会挨拶  田中 充(公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会専務理事)
基調講演  『固有種と広分布種 ― 生物地理学と種形成』
       岩槻 邦男(兵庫県立人と自然の博物館名誉館長,
             2016年コスモス国際賞受賞者
講 演①  『固有種はどうやって生まれたか』
       高野 温子(兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)
講 演②  『チャルメルソウとキノコバエの律儀な関係』
       奥山 雄大(国立科学博物館研究主幹)
事例紹介① 『日本固有の両生爬虫類・鳥類・哺乳類について』
       太田 英利(兵庫県立人と自然の博物館研究部長)
事例紹介② 『日本の固有種 飛べない昆虫、コブヤハズカミキリ類について』
       中峰 空(箕面公園昆虫館館長)
閉会挨拶  高橋 晃(兵庫県立人と自然の博物館次長)

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なんと!終了後には・・・スペシャルなオプション!
参加者にみなさんたち 3カ所に分かれて収蔵庫&館内見学会でございます!
(ひとはくジーンファーム、生物系収蔵庫、液浸収蔵庫)

storehouse-tour.jpg

残念ながら・・・ご参加できなかった みなさま また、本日ご参加いただいたみなさま!
もっと学びの深化が・・・ぜひ この後は ひとはくセミナーを活用いただき、
ゆたかな ひとはくライフをお過ごしいただければ幸いです!
 

                            生涯学習課 中前 純一

3月17日(土)、18日(日)  
フロアスタッフとあそぼう 『たんぽぽコースター』 を行いました!

みなさんはたんぽぽの花が小さい花の集まりだってことを知っていますか?
ひとつの花を取り出すとこんな形をしています。

タンポポの花.png

たんぽぽの花に見立てた色画用紙を一枚一枚重ねて、まあるい形にしていきます。
これをラミネートすると、たんぽぽコースターの完成です!

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かわいいたんぽぽのコースターが完成しました!
ぜひお家で使ってくださいね!

また、たんぽぽの花をみつけたらじっくり観察してみるのもおもしろいですよ(^^)



ご参加いただき、ありがとうございました。

taniguchi.png

ユニバーサル・ミュージアムをめざして99

 
童女はどのように石牟礼道子になったのか

 
三谷 雅純(みたに まさずみ)


 職場に行く時は私鉄を2本とJRを利用します。大抵は空いているのですが、たまたま空いていないことがあります。そんな時は、わたしの障がいを見て誰かがさっと席を譲ってくれます。にっこり笑って席を譲ってくれる方は年配者に多いようです。譲られたら、座る前に頭を下げて微笑み返します。若い人も席を譲ってくれるのですが、表情はどこかぎごちない――笑って譲られた経験は思い出せません。照れがあるのでしょう。

 
 名前も知らないある親切な男性は、わたしを座らせてから、問わず語りに何年か前に定年を迎えたこと、体力があるので、今でも週に何回かは勤めに出ていること、現役のころは警察官で、きっちりと定年まで勤め上げたことなどを、穏やかに、誇りを持って語りました。まじめ一筋に、朗(おお)らかに、きちんと生きてきた人生が目に浮かびます。今も幸せな日びを送っておられるのでしょう。

 
 年配の上司とおぼしき人が、部下でしょうか、それまで横に座っていた青年を立たせて、席を譲ってくれたこともあります。青年は素直に従い、笑いながらそれまでの話を続けます。青年にとっては、座るのも立つのも、何も変わらないという雰囲気です。

 
 一駅ぐらいなら立っていくこともあります。実は電車で立つぐらい(二駅、三駅なら)何でもないのです。しかし、わざわざ立って席を譲ってくれたのだからと、にっこり頭を下げて席に着く。わたしぐらいの年齢になると、それが礼儀だと誰かにさとされました。だから座る前に頭を下げ、にっこりと微笑むのです。

 
    *

 
 いつもの席に腰を下ろすと、向かいの席の女性が二人、何やら話をしていました。ただし、快活にしゃべり合うのではなく、中年の女性が高齢の女性に、一方的にしゃべりかけているようです。中年の女性は何かを熱心に説明し、それに高齢の女性は頷いて聞いているのです。ここまでなら普通のことと了解していただけるでしょう。お二人の会話が普通と違うところは、中年の女性には表情がないことです。しゃべる口調も単調です。高齢な女性の方は、そんなことは気にしないといった風情で、話の合間にはよく笑い、ウンウンとうなずき、終始上品なほほえみを絶やしません。

 
 次が終点です。わたしは連れ立って降りるのだとばかり思っていました。ところが高齢の女性は挨拶をして、ひとりで駅の出口へと向かいます。後には中年の女性だけが残されました。連れだとばかり思い込んでいましたが、お二人は連れでも何でもない。電車の中で隣り合わせただけだったのです。

 
☆   ☆

 
 2018年 2月に石牟礼(いしむれ)道子さんが亡くなりました。90歳でした。パーキンソン病だったそうです。

 
 石牟礼さんは苦界浄土(くがいじょうど) わが水俣病(1) の作者として有名です。水俣病というのは、有機水銀による中毒性の中枢神経系疾患のことで、公式には1950年代に確認されました。いわゆる産業災害の典型として知られています。チッソ水俣工場がメチル水銀で汚染された排水を九州の水俣湾に流したために食物連鎖を通じて人にも取り込まれ、多くの魚を食べていた漁民を中心に発症しました。手足や口のまわりがマヒし、やがて言語障がいや聞く・見ることが困難になります。中でも妊婦が汚染された魚を食べた場合、胎児性の水俣病が起こる可能性があります。胎児性水俣病というのは脳性マヒに似た症状を起こすそうです。

 
 石牟礼さんは、あまりにも『苦界浄土 わが水俣病』の出版が有名なため、世間では水俣病の告発者だと思われています。しかし、ここでは石牟礼さんの小さい頃の経験を書いた葭(よし)の渚(なぎさ) 石牟礼道子自伝(2) を取り上げます。『葭の渚』を読むと、水俣病のことを書かずにはおれなかった女性の感性――石牟礼さんは詩作や文筆の好きな一主婦でした――がよく分かるからです。

 
    *

 
 石牟礼さんは、お祖母さんのことを「おもかさま」と呼びます。お祖母さんの名は吉田モカでした。それで「おもかさま」と呼んだのです。

 
 「おもかさま」は『葭の渚』では,現在では、たぶん統合失調症とか、認知症と呼ぶのであろうと思えるお祖母さんです。盲人でもありました。「祖母・おもかさま」(59ページから74ページ)を読んでみると「ままんご」という表現が出て来ます。まだ童女であった道子が、「おもかさま」と ままごと(飯事)をして遊ぶ。遊び相手には道子が一番よい。道子が相手をしていると「狂気の発作」が出ることはめったになかったからです。

 
 入り婿の父親は亀太郎という名前です。道子にとって「おもかさま」は母方のお祖母さんでした。ですから、元来、亀太郎と「おもかさま」に血のつながりはないのです。しかし、時代を背景にしたものでしょうか、それとも水俣という地域の習慣でしょうか、亀太郎は「おもかさま」を大切にしました。例えば「おもかさま」に用意した食事のおかずは、小骨を気にしないで食べられるイワシのさくら干しでしたし、幼い道子が「おもかさま」を連れて花を摘みに行く時は、裏の田んぼでレンゲを摘むようにと子ども用の花かごを持たせたりしたそうです。道子と「おもかさま」には、人々が行き交う表通りよりも、裏通りの田んぼが安心だったからです。

 
 「おもかさま」は地域の人からも大切にされました。豆腐屋の軒先で何やら意味不明なことをつぶやいていて店の人が困っていることもありましたが、道子に手を引かれて田んぼの畦(あぜ)を花かごを持って歩く姿には、地域の人びとは唖然としながらも、微笑みながら見送ったようです。

 
 道子の家の近所に妓楼がありました。そこで働く女性――年齢からいえば少女――は、道で「おもかさま」が迷っていると、手を引いて家まで連れて来てくれることが常でした。水たまりがあると女性が「おもかさま」に水たまりがありますと言って、いっしょに注意深く歩いてくれたそうです。

 
 妓楼で働く少女は道子とも遊んでくれました。そんな少女のひとりは、すみれという名でした。薩摩(さつま)の出身でした。16歳だったということです。少女が結う桃割れは髪結いさんに結ってもらうのだそうです。(「『末廣』のすみれの悲劇」、101ページから111ページ)

 
 そのすみれが殺されるという事件が起こりました。犯人はすみれに片思いをした中学生だということです。旧制ですから、今でいう高校生でした。昔の中学校は進学を前提にしていたのでしょうから、エリートだったに違いありません。そんな中学生がすみれを殺したのです。いくら旧制だといっても、中学生と妓楼はおかしな組み合わせです。きっと道を行くすみれを見初めて、思いを深くした挙げ句、犯行に至ったのでしょう。

 
 すみれは担架に乗せられて店から運び出される時、村で着ていたままの、そまつな寝間着を着ていたそうです。死ぬ間際に「おっかさん」とつぶやいたということです。

 
 石牟礼さんにとっては、水俣の地域の人と過ごした時間が糧(かて)となり、お祖母さんやお祖母さんを取り巻く家族の雰囲気、そして妓楼の少女たちと過ごした経験が栄養となって、後の水俣病患者への共感となったのではないでしょうか。

 
 後に石牟礼さんは、当事、チッソ水俣工場で働いていた人びとも苦しかっただろうと語ったそうです。

 
    *

 
 「おもかさま」が、泥の中の蓮根(れんこん)から蓮の花の咲くようすを語って聞かせたことがあったそうです。
 
 「蓮の花はな」
 ものやさしい声でおかもさまが言っている。めずらしいことに家族の会話にはいってきたのだ。
 亀太郎がはっと座り直した。
 「あい、蓮の花はな」
 全員が耳を集中した。
 「蓮の花は、あかつきの、最初の光にひらくとばえ。音立てて」
 「音立てて、でござりやすか」
 「菩薩さまのおらいますような音さてて、花びらが一枚ずつひらく」
 「花びらが一枚ずつ」
 「一枚ずつ、中に菩薩さまがおらいます」
 白象に乗った菩薩さまの絵が床の間にあった。父が時おり、おもかさまは「常の人とはちがう」といって敬うことがこの時わかった気がした。
「祖母・おもかさま」、72ページから73ページ)
 
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(1) 石牟礼道子『新装版 苦界浄土(くがいじょうど) わが水俣病』(講談社文庫)
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062748155
 
(2) 石牟礼道子『葭(よし)の渚(なぎさ)』(藤原書店)
 
 
 
三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究グループ
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

s-P1130049.jpg外で深呼吸してみると、
暖かくてなんだか懐かしい香りが...
春ですね~(^▽^)♪

ちなみにこちらは昨年撮影した桜です。
満開の桜を見る日が待ち遠しい今日この頃...




さて、今回はイベントのお知らせです!
ひとはくでは、4月もイベントが盛りだくさん!
(気になるイベントは名まえをクリックしてみてください)

~フロアスタッフとあそぼう~
4/1(日) 「きょうりゅう骨パズル」
     -大きな恐竜の骨パズルを、みんなで組み立てよう!
4/7(土) 「画はくの日」
    
-展示をじっくり見ながら絵を描いてみよう!
4/14(土).15(日) 「川でさかなつり」
     ー上流、中流、下流どんな魚がつれるかな?
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4/21(土) 「ひとはく宝さがしラリー」
      -謎を解き、ひとはくのお宝をゲットしよう!

~はかせと学ぼう!~
4/8(日)「形であてる化石クイズ~さわってアンモ~」
    -化石をさわって、種類をあてるクイズにチャレンジ!
4/28(土) 「ろ過実験コンテスト」
     -自然が水をきれいにする仕組みを体験!
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4/30(月・休) 「アンモナイト石けんをつくろう!」
     -アンモナイト石けんのレプリカづくりをしよう!

~ひとはく探検隊~
4/22(日)「タンポポをさがそう」-深田公園でタンポポを観察しよう!

~ワークショップ~
4/29(日・祝) 「とっても簡単!化石のレプリカづくり」
     -自分だけのオリジナルレプリカをつくろう!
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また、春休み期間中(4/1~4/8)はデジタル紙芝居も毎日上映!(11:00~/14:30~)
※1日のに午後の紙芝居は15:00~

ご家族と、お友だちと、ひとはくで春を感じてみませんか?

春に新生活がスタート!という方も多いと思います。
朝晩の寒暖差も大きいので、風邪をひかないよう、
お身体にお気をつけくださいね(^^)

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こんにちは、フロアスタッフです☺


今週のフロアスタッフとあそぼうは、
月に一度の「画はくの日」


3月のテーマは、「ひょうごのどうぶつを描こう!」
イノシシやシカ、イヌワシなど...かっこいい動物がいっぱい!


10日、11日の2日間、たくさんのおともだちが参加してくれました!
これには、ひとはくの動物たちも大喜びです!!

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まず最初はみんなでどうぶつの足あとクイズを行いました!
どの動物の足あとか分かったかな!?



いよいよ、ひょうごのどうぶつを描いていきます!
どのどうぶつを描こうかきまったかな?
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どうぶつたちの絵、とても上手に描いてくれました!


1ヵ月間、4階の休憩コーナーに飾らせていただきます!
1年間はひとはくの4階カウンターで保管していますので、
また遊びに来てくれたときにお返ししますっ!!


みなさまのご来館お待ちしています!


フロアスタッフ たばた

月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
 

3月のKidsサンデーは、曇ったり、晴れたりの不安定な天気でしたが、
気温は4月並みの暖かな一日でした。

博物館の入り口ちかくのツツジ類の植え込みの中から、
シャリンバイ という木が伸びて 
葉の おもて面 が赤くなって  目立つものがありました。

 

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▲ツツジ類の植え込みの中から伸びているシャリンバイ




Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 

午前中は、

まずはじめに 研究員による「サンデーぜみ『もういいよ!
かくれんぼした木をさがそう!』」が行われました。

 

 「みっけ ボ~」を持って、深田公園にでて、かくれんぼ している木を
みんなで さがしま~す。

みつけた木の葉っぱ を さわったりして観察します。

 

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             ▲『もういいよ!かくれんぼした木をさがそう!』の様子

 

 

また、ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるん・ぷらざ)さんと研究員との
コラボ企画の『石ころパラダイス』や、キッピー山のラボ(有馬富士自然学習センター)さんの
「キッピー山からこんにちは『石ころ ゆびわ づくり』」など、石ころを使った
いろんな プログラムが行われました(これらは、午後も実施されました)。

 

 

 『石ころパラダイス』では、いろんな石ころを並べて つなげていく『石ころ コネクト』や、
『いしころ しらべ』、『いしころ ヨーヨー』、『すきな石ころ、標本づくり』など
たのしい  石ころプログラムがいっぱいでした。

 

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  ▲『石ころ パラダイス』や『石ころ ゆびわ づくり』の様子




それから、フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『アンモナイト物語』」が上演されたり、
「展示解説『ひょうごのどうぶつツアー』」が行われましたよ。



展示解説『ひょうご の どうぶつツアー』は、クイズに答えながらの見学です。


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  ▲コウノトリの展示の前で 解説中!



 

午後は、


フロアスタッフによるプログラムは、
「フロアスタッフとあそぼう『トントン紙ずもう ~春場所~』」や
「デジタル紙芝居『くるりん ひらりん 空のたび』」など が 行われました。




『トントン紙ずもう』では、自分で 土俵 と 力士 をつくりました。


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 ▲自分たちで つくった 土俵 と 力士で、親子で とりくみだ!


ちかくでは、「ひとはく大相撲 ~春場所~」が行われていました。



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 ▲行司などになりきって「はっけ、よ~い!のこった!のこった!」

 


デジタル紙芝居『くるりん ひらりん 空のたび』では、上演場所である
アースシアターがお客さんで満員で、熱気ムンムンとなったので
入口の扉を開けて上演していると・・・
途中から 小さなお客さん二人が覗いていましたよ。

 


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 ▲開いている扉からデジタル紙芝居を覗いている小さなお客さん
   
 

 


 

 
また、ひとはく連携活動グループの 人と自然の会 の皆さんによる
「パネルシアター『ぽん ぽん  ぽけっと』、『てぶくろ』、『はるよ こい』」が
上演されましたよ。

『ぽん ぽん ぽけっと』では、いろいろな動物のポケットから、ものがでてきます。

「なにが でてくるかな~」と、クイズっぽく やっておられたのですが・・・、
小さな  お客さんたちからは、質問される前から答え(動物に関係するものの名前)が
すぐに(ポン ポン と?)でていましたよ。

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▲たのしい貼り絵のお芝居のパネルシアター




午後の研究員によるプログラムは、『解説!丹波の恐竜化石』、
「サンデーさーくる『マツボックリで  けん玉 をつくろう!』」が行われました。



 『解説!丹波の恐竜化石』は、わかりやすい解説で
小さな子どもたちを含む たくさんの方が参加されていました。

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            ▲「解説!丹波の恐竜化石」の様子


 

サンデーさーくる『マツボックリで けん玉 をつくろう!』は、
マツボックリのお話しを聞いてから 「けん玉」をつくります。



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           ▲『マツボックリで  けん玉 をつくろう!』の様子

 

できあがった「けん玉」を使って 遊んでいま~す。


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 ▲「けん玉」遊び、上手に できてま~す

 

 


<ちょっとした出来事>
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 4階 ひとはくサロンには、「恐竜大集合!」というボックス
 があります。

 このボックスには、柔らかい素材で できた恐竜の模型が
 たくさん入っています。

 大人気で、これを使って小さい子が よく遊んでいます。

 

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  ▲恐竜の模型が入ったボックス「恐竜大集合!」

  
 この日も
 ある男の子が「にくしょく、ばっ かり~」と言って
 いくつもの恐竜の模型を かかえていました。

 
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    ▲肉食恐竜の模型を集めている男の子



 また、別の男の子は「がお~、がぶ~」などと言って
 草食恐竜が、他の恐竜を噛んでいる真似をしていましたよ。
 

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      ▲草食?恐竜が、肉食?恐竜を・・・

 
  みんな、恐竜の名前をよく知っていました。
  好きなんだね~

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 今回は、関西ユース(大学生のボランティア)の、伊東さん、牧さん、古塚さん、
洞出さん、野崎さんが子どもたちへのサポートをしてくれました。お疲れ様でした。

 



次回の Kidsサンデー2018年4月1日(日)に行われます。

 

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 ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!


                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

 



 

3/3(土) フロアスタッフとあそぼう 「トントン紙ずもう・春場所」を行いました♪


土俵を組み立てて、おすもうさんに好きな色をぬったらできあがり。



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さっそく指で土俵をトントンたたいて戦います。小さいのでお持ち帰りにも便利なサイズです。

また大きな土俵を使って「ひとはく大ずもう大会」が行われました。

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登場するおすもうさんは、すべて兵庫県出身のいきものたち。

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▲左から、キベリハムシ(神戸市・六甲山)、コウノトリ(豊岡市)、
タンバティタニス(丹波市)、ツキノワグマ(養父市・氷ノ山)です。


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「はっけよ~い、のこった!」 

勝負は大盛りあがりでした。

登場した兵庫のいきもの力士たちは、すべて博物館の3階に展示されているので本物も、ぜひみてくださいね。




明日3/4(日)、「トントン紙ずもう・春場所」がありますよ。

みなさまのご参加お待ちしております。


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「トントン紙ずもう・春場所」

時間:13:30~14:00
場所:4階ひとはくサロン
定員:20名
参加費:無料

※当日10:00から4階インフォメーションにて、参加申し込みの受付を開始。定員になり次第終了します。

 

 

フロアスタッフまつだ

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