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ひとはくの資料

ひとはくのコレクション


specimens_photo.jpgひとはくでは、動物・昆虫・植物・鉱物・岩石・化石等の自然史系標本や、古地図・古絵図・映像・画像・書籍等の自然・環境に関する資料の収集に努めています研究部毎の資料収集方針。開館前から続く一連の収集活動により、2018年度末には資料点数が190万点を越えるまでになりました。これらの資料は順次整理・登録され、資料の種類により当館に6つある収蔵庫のいずれかで保管され(収蔵庫解説パンフレット(2019年度版))、研究や展示に活用されています(博物館で展示されている大型コレクション)。

幾つかのコレクションについては資料目録を発行しています(資料目録の種類は以下のとおり)。



 >>収蔵資料の貸出は、こちらのページをご覧ください。


◆人と自然の博物館 資料目録一覧◆
※リンクがある目録はPDFで閲覧可能です。
日本産蛾類標本(米田コレクション)(蛾類)1995年発行
常木勝次博士膜翅目昆虫タイプ標本目録(カリバチ類)1997年発行
日本産貝類-菊池コレクション-目録(貝類)1999年発行
ママエフコレクション目録 ユーラシア産双翅目,鞘翅目標本(タマバエ類)2000年発行
小林桂助コレクション鳥類標本目録(鳥類)2006年発行
佐藤コレクション目録 アジア・アフリカ産フタオチョウ標本(蝶類)2008年発行
藤本義昭コレクション-台湾産植物標本目録・植物学関連文献目録-(植物)2008年発行
寺沢迢コレクション-日本産植物標本図録-(植物)2011年発行
兵庫県産維管束植物(植物)1999年-2017年掲載

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博物館で展示されている大型コレクション


江田コレクション (展示室へ) 小林コレクション (展示室へ)

日本有数の昆虫コレクション

日本有数の鳥類コレクション
特にシギ・チドリ類の剥製標本が充実しています

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収蔵庫マップ

膨大なコレクションを収蔵している収蔵庫は、本館に隣接した「研究・収蔵棟」の1・2階部分にあります。収蔵庫は資料の性質によって6つに分かれていて、1階には地学系収蔵庫、液浸収蔵庫、種子保存収蔵庫、多湿収蔵庫が、2階には生物系収蔵庫と環境系収蔵庫があります。

収蔵庫解説パンフレット(2019年度版)はこちら(PDFファイル)


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1階 地学系収蔵庫 581.18平方メートル

地学系収蔵庫には大小さまざまの岩石、鉱物、化石などの標本類のほか、阪神・淡路大震災の後、地盤調査のために行われたボーリングのコアが保管されています。
主な収蔵資料:岩石・堆積物約72,000点、鉱物約1,700点、化石約42,000点、ボーリング資料約1,500点

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地学系収蔵庫内のボーリングコア資料

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1階 液浸収蔵庫 228.87平方メートル

液浸収蔵庫では、主に魚や水生昆虫などの水生生物をアルコール等の液体に浸して保存しています。水生生物以外にも、一部の哺乳類や両生爬虫類、陸上昆虫類、あるいは各種生物の解剖標本も同様に保存しています。ただし、貝類の貝殻については、乾燥させた状態で保存しています。


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2階 生物系収蔵庫 1241.97平方メートル

人と自然の博物館最大の収蔵庫で、昆虫・植物・鳥類・哺乳類などの標本が収蔵されています。この収蔵庫は、温度や湿度の急な変化を和らげるため、総木張りになっています。
主な収蔵資料:昆虫約1,118,000点、植物約597,000点、哺乳類約800点、鳥類約19,000点など下の写真は、ずっしりと重い入り口の鉄扉。


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生物系収蔵庫の内部

昆虫標本の収納ロッカーは、可動式になっています。

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生物系収蔵庫の内部


植物標本を分類して一時的に配置する棚です。ある程度たまれば、所定のロッカーに収納されます


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2階 環境系収蔵庫 178.21平方メートル

環境系収蔵庫では、古地図や古絵図などを含め、暮らしの記録や生活空間デザインに関するさまざまな資料を収集しています。
主な収蔵資料:古絵図・古地図約2,400点、映像・画像資料約2,400点、書籍約3,200点

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研究部毎の資料収集方針


自然・環境評価研究部1(旧地球科学研究部)の資料収集方針

県内外産の化石・岩石・鉱物・火山灰・ボーリングコア・はぎ取り標本・地形・露頭写真など、地球科学全般に関連する資料を収集している。


自然・環境評価研究部2(旧系統分類研究部)の資料収集方針

兵庫県をはじめ日本各地およびアジア地域における植物、昆虫、両生爬虫類の標本、分類学文献、原図、写真等の資料を収集している。

自然・環境マネジメント研究部1(旧生態研究部)の資料収集方針
自然環境情報、生息分布・密度情報、生態映像資料、またこれらに関連した実物標本の収集を行っている。とくに、資料収集活動が生態系や対象動物の個体群に影響を及ぼさないよう配慮しつつ、対象動物と生息環境との関連を意識した資料収集に努めている。また、兵庫県の事業に関連して生じた資料は積極的に収蔵して、有効利用が可能な形に整備している。

自然・環境マネジメント研究部2(旧環境計画研究部)の資料収集方針
人間が自然との関係性の中から築いてきた環境要素として、 民家、歴史的町並、集落、農地、河川等やそれらの形成に関与する人間の活動 等を写真に記録するとともに、古写真の収集している。

自然・環境再生研究部(旧生物資源研究部)の資料収集方針
兵庫県およびその他の地域において下記に示す資料の収集・整理を進めている。
(1)植物、植生、土壌環境、自然景観、環境教育に関する資料および写真
(2)維管束植物・シダ植物などのさく葉標本
(3)種子標本


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