緊急速報展「トンネルから見つかった恐竜-篠山層群の角竜類-」

1 主旨
   
      (川代第一トンネル工事によって採掘された岩砕)

 兵庫県篠山市および丹波市内の4箇所において下部白亜系篠山層群大山下層(約一億一千万年前)から恐竜等の脊椎動物化石がこれまで発見されています。これらに加え新たに現在工事中の篠山市と丹波市をむすぶトンネルの篠山市側工区(川代第一トンネル)および丹波市山南町上滝において新たな篠山層群の化石産出地点が発見されました。
 本緊急速報展では、これら新産地から発見された化石のうち特に角竜の化石にスポットをあてて展示します。篠山層群からはこれまでも篠山市宮田および西古佐で角竜の化石が発見されていますが、今回の発見された化石を合わせると保存良好な篠山層群産角竜化石は8点となりました。国内でこれほど多くの角竜の化石が発見される場所は他になく、今後トンネル工事で出た岩砕を調べればさらに多くの角竜の化石が発見されると期待されています。篠山層群産角竜類は角竜類の中の中核的なグループであるネオケラトプス類に属し、その中でも原始的な種類です。今後の調査で化石資料が増加すればネオケラトプス類の初期進化について貴重な知見が日本産化石から得られることでしょう。


2 展示概要   
(1)期 間:平成30年2月11日(日・祝)~平成30年4月8日(日)終了しました。
(2)場 所:兵庫県立人と自然の博物館 3階展示室
(3)展示物:川代第一トンネル産角竜化石、ワニの歯化石、貝類化石

  
 (展示予定の川代第一トンネル産角竜化石)

3 担当
 兵庫県立人と自然の博物館 地球科学研究部 三枝 春生





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