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企画展(収蔵資料展、ミニ企画展、トピックス展)

ひとはくでは、期間を限定した自然や環境に関する企画展示を開催しているほか、小規模なミニ企画展、研究員によるトピックス展などを開催しています。


開催中の企画展

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臨時展示 「絶滅危惧種ニッポンバラタナゴの保全に関する論文の出版」
 ニッポンバラタナゴは日本固有の淡水魚ですが、外来亜種タイリクバラタナゴとの交雑が進み、純粋個体が激減しています。このため、環境省のレッドリストでは絶滅危惧IA類に、兵庫県のレッドリストでもAランクに指定されています。兵庫県では、すでに本来の生息環境だった河川からは姿を消してしまっています。本研究では、兵庫県の人工環境である「ため池」に生息する個体が、純粋なニッポンバラタナゴに極めて近いことを、高い精度で確認しました。この研究成果は論文として、Conservation Genetics誌から電子版が出版されました。これを受けて、当館にて臨時展示を行います。
      期間:令和2年7月10日(金)~8月31日(月)
      場所:2階「水生生物の世界」展示室

臨時展示 「世界最小の恐竜卵を発見!~篠山層群より発掘された獣脚類恐竜の卵・卵殻化石~」
 2019年1~3月にかけて丹波市山南町において実施した大規模発掘調査により、発見した卵や卵殻片、並びに小型脊椎動物等の化石について、調査研究を進めたところ、これら卵殻化石には小型獣脚類恐竜の卵殻が4種類含まれ、内1種類は新卵属・新卵種、また内1種類は新卵種であることが明らかになりました。新卵属の化石は世界最小の恐竜卵と考えられています。この研究成果は論文にまとめられ、Cretaceous Research誌(査読付き国際学術雑誌)に投稿し、受理・出版されました。本論の出版を受け、当館にて臨時展示を実施します。
      期間:令和2年6月30日(火)~8月31日(月)
      場所:3階「丹波の恐竜化石」展示室

臨時展示 「アジア初!海の地層で見つかった7200万年前の海鳥化石」
 2014年7月、化石愛好家の桔梗照弘氏(相生市在住)によって、淡路島に分布する和泉層群から原始的な鳥類化石が発見されました。同標本につき、調査研究を進めたところ、ヘスペロルニス類と呼ばれる後期白亜紀に絶滅した海鳥であり、白亜紀末期の海の地層から産出したヘスペロルニス類としては、アジア初の化石記録となることが明らかになりました。この研究成果は論文にまとめられ、Cretaceous Research誌(査読付き国際学術雑誌)に投稿し、受理・出版されました。本論文の出版をうけ、当館にて臨時展示を実施します。
      期間:令和2年6月12日(金)~8月31日(月)
      場所:3階「丹波の恐竜化石」展示室

ミニ企画展 「六甲山のキノコ展2020~野生のキノコの不思議な魅力~」
 当館および兵庫県立御影高等学校が共同開催している本展示は、平成21年から今年で12回目の開催となります。六甲山には、多数の種類のキノコが生育していますが、身近な自然の構成物であるものの、あまり多くの人にその多様性は知られていません。これまで御影高校が総合的な学習の時間等の一環として調査研究を進めた結果、四季を通じて採取した標本は約500種近くになっています。今回の企画展では、これらを展示いたします。これだけの種類のキノコが一堂に展示される機会は、国内はもとより海外でもほとんどありません。この標本は、凍結乾燥と特殊樹脂の含浸といった特殊な技法を用いて製作されており、生育時と近い状態で保存することができます。また、併せて兵庫きのこ研究会で撮影されたキノコの生態写真についても展示します。標本になると、色や形が変形してしまいがちですが、標本と併せて写真を見ることで新たな発見があると思います。その他、これまで採集されたキノコの出現データを基に、特徴やパターンを解析した結果についても解説パネルで展示するとともに、体験コーナーとして4種類のキノコの香り体験コーナーも設けます。こうした展示を通じて、六甲山のキノコの高い多様性を知っていただくと同時に、野生のキノコの面白さを伝え、身近な自然の豊かさを実感していただくことを目的としています。
      期間:令和2年2月11日(火・祝)~5月30日(土)
          ※開催期間を 2/11(火・祝)~8/29(土) に変更します
      場所:2階企画展示室


今後開催予定の企画展

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収蔵資料展 「頌栄短大植物標本コレクション~そんなに集めてどうするの~」
  頌栄短大植物標本コレクションは、植物さく葉標本25万点からなる一大コレクションです。なぜそんな大量の標本が必要なのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、標本を長年蓄積することでわかること、見えてくることがあります。今回の企画展では世界に1点しかない貴重な標本や日本から絶滅した植物標本等、コレクション中で特に貴重な標本を展示する他、標本を沢山集めて何が明らかになるのか、わかりやすく展示します。
      期間:令和2年8月1日(土)~9月13日(日)
      場所:4階ひとはくサロン

収蔵資料展 収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」


 兵庫県立人と自然の博物館には、開館以来収集してきた190万点近くの昆虫や動植物、岩石・化石などの自然史系の標本や古写真などの資料が収蔵されています。これらの標本には、タイプ標本と呼ばれる新種として登録するための唯一無二の基準標本をはじめとする学術的な新発見の基盤となった標本、生物の過去の分布状況を証明するための標本、絶滅危惧種の分布状況の証拠となる標本など貴重なものが含まれています。また、よく似た種類を比較分類するためのセットとして、生物の形状の美しさ・面白さを伝える展示物として、収蔵標本が活用されています。しかし、博物館の収蔵標本のすべてを館内に展示することは物理的にも保存面でも難しいため、現状ではその多くが収蔵庫に保管されています。標本資料の収蔵は博物館機能の核心部分にも関わらず、この様相は気楽に見学してもらうことができませんでした。
 そこで2018年度から、普段は見ることができない収蔵資料をテーマにもとづいて蔵出しする日を定め、収蔵資料から進化や自然、地球の成り立ち、まちの景観形成などについて読み解き方を解説するオープンセミナー「標本のミカタ」を始めました。今年度(2020年)も毎月1回、さまざまなテーマの全8回を予定しています。普段は、展示室でガラス越しにしか見ることができない標本を、この企画では、実物を直接見られる状態で数多く陳列し、顕微鏡などの実験道具を使って、研究員が解説いたします。専門的な内容も含めつつ、見学される方に合わせて丁寧に解説いたします。
      期間:令和2年5月~12月の毎月1回(※詳細はこちらをクリック)
          ※5月・6月・9月は中止となりました。
      場所:4階ひとはくサロンなど


過去の企画展

これまで開催された企画展等の情報は下記のリンクをご覧ください。

過去の企画展はこちら



企画展(収蔵資料展、ミニ企画展、トピックス展)とは

ひとはくで開催されている企画展には以下のようなものがあります。


収蔵資料展 研究員が中心になって期限やテーマを設けて特別に企画される展示で、期間は概ね3~4ヶ月程度です。
ミニ企画展 比較的小規模な展示で、期間も1~2ヶ月程度の短い展示です。皆さんも気軽に参加できますので、 自然や環境について展示したい方は「ひとはくを使った展示」をご覧ください。
トピックス展

新着資料や研究員による新発見など、タイムリーな展示をします。 場所はおもに3階のナチュラリストの幻郷のトピックスコーナーです。



ひとはくを使った展示

ミニ企画展等については、どなたでも開催することができます。 これまでも、市民団体の方による写真展や学校団体による成果発表会が行われています。 詳しくは下記のリンクをご覧ください。



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