館長あいさつ

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館長からのごあいさつ

 「多くの皆様からのご支援・ご協力を頂きながら、兵庫県立人と自然の博物館『ひとはく』は、2017年10月に開館25周年を迎えます。その間、『ひとはく』は地域の方々の参画を頂き、互いに支え合いながら地域に根付いた館として成長してきました。基本的に、博物館は豊富な資料を保有し、優れた研究者らが活動する機関です。『ひとはく』も、こうした物的・人的資源を基礎にしつつ、生涯学習に機能的に対応できる「人と自然の共生博物館」を目指して、これまでの25年間の蓄積も活かしながら、さらに積極的な活動を展開して参ります。

岩槻邦男名誉館長は「知的創造を目指した学習は、万物の霊長である人だけが取り組む活動であり、学習は生涯を通じてあらゆる時期に、あらゆる方法で希求することができます。幼い子供たちから、老齢期のシルバーにいたるまで、家庭でも学校でも、博物館は資料と人材を駆使して人々に学習の機会を提供します。」と記されていました。この考え方を継承・発展すべく『ひとはく』では、誰もがあらゆる機会に学べるセミナーの充実を図るとともに、展示・学習設備を整えた「移動博物館車~ゆめはく~」を運用し、アウトリーチ活動の一層の充実を図っています。館内での展示やセミナーなどの行事を通じても、「ゆめはく」を活用したキャラバンなどでも、人と自然の共生を求める学びを共有することで『ひとはく』は常に皆さまがたと共にあることを意図しています。「創造と共生の舞台・兵庫」を支援する活動に協働することを通して、日本に、世界に、人と自然の共生の環を拡大する活動を、皆さんと一緒に展開したいと期待します。」

人と自然の博物館館長
中瀬 勲

【館長プロフィール】
大阪府高槻市に生まれる。大阪府立大学大学院農学研究科修士課程修了。同大学助手、講師、助教授、カリフォルニア大学客員研究員などを経て、1990年、当館の前身である兵庫県立自然系博物館(仮称)設立準備室に奉職。以後、兵庫県立人と自然の博物館主任研究員(1992)、次長(研究系;1996-1997)を経て、2000年より2013年まで副館長を務める。農学博士(九州大学)。
(社)日本造園学会元会長、人間・植物関係学会前副会長等の学会役員を歴任。財務省独立行政法人評価委員会臨時委員、兵庫県環境審議会委員、兵庫県都市計画地方審議会委員、(財)兵庫県高齢者生きがい創造協会理事、(財)丹波の森協会理事などと共に、全国トンボ市民サミット実行委員長、阪神グリーンネット事務局長など震災復興のまちづくりやNPOなどにかかわる。
(社)日本造園学会賞(1980)、第5回さわやか街づくり賞まちづくり活動部門(1996)、(財)都市緑化基金第12回緑のデザイン賞(2002)、兵庫県科学賞(2006)、兵庫県功労者表彰(2006)、日本公園緑地協会第34回北村賞(2012)、平成24年度日本博物館協会顕彰(2012)・島本町功労者表彰(2012)、兵庫県立大学功績者表彰(2013)受賞。
平成25年4月より人と自然の博物館長。

【著書】
アメリカン・ランドスケープの思想(鹿島出版会)、もり・人・まちづくり(学芸出版社)、子どものための遊び環境(鹿島出版会)、緑空間のユニバーサル・デザイン(学芸出版社)、安全と再生の都市づくり(学芸出版社)、みどりのコミュニティ・デザイン(学芸出版社)、パークマネジメント(学芸出版社)、みんなで楽しむ博物館(大月書店)など。




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名誉館長からのごあいさつ

生き物は進化を通じて多様化し、人も自然も一体となって生きています。その生き物の間のつながりを解析し、得られた知見をすべての人々と共有することを夢見ています。博物館が、すべての人がまなぶ歓びを共有する舞台になってほしいと期待します。

人と自然の博物館名誉館長
岩槻邦男 

【名誉館長プロフィール】
丹波市(旧氷上郡柏原町)に生まれ、奥丹波の自然の中で育ち、幼い頃から自然史に関心をもつ。
京都大学大学院理学研究科(植物学専攻)修了、理学博士。京都大学教授を経て、東京大学教授、理学部附属植物園長、立教大学教授、放送大学教授などを勤めた。またユネスコ国内委員、日本学術会議会員、中央環境審議会委員や関連の諸学会の役員などを歴任、NGO・NPOの活動にも参画している。 
専門分野は植物学、狭義には植物分類学を専攻し、主としてシダ植物を対象に、東・東南アジアをフィールドに研究を行なっている。保全生物学にも関心をもっている。
日本学士院エジンバラ公賞(1994)、文化功労者(2007)、Robert Allerton Award (2010)、コスモス国際賞(2016)受賞。
東京大学植物園で社会教育に関与して以来、生涯学習支援に積極的に参画している。
平成15年4月から平成25年3月まで、人と自然の博物館長。

【著書】
「生命系-生物多様性の新しい考え」「文明が育てた植物たち」「シダ植物の自然史」「植物からの警告」「日本の植物園」「温暖化と生物多様性」「生命のつながりをたずねる旅」など多数。




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名誉館長からのごあいさつ

サルからヒトへの進化の研究が専門ですが、草山万兎の名で子ども向けの本も多く出しています。子どもの教育、森林文化にも強い関心をもち、この方面でも発言していきたいと思っています。

人と自然の博物館名誉館長
河合雅雄

【名誉館長プロフィール】
篠山市(旧多紀郡篠山町)に生まれる。京都大学理学部動物学科卒、理学博士。(財)日本モンキーセンターの設立にあたる。京都大学霊長類研究所長、日本モンキーセンター所長、日本福祉大学生涯学習センター長、日本霊長類学会長、兵庫県教育委員、丹波の森公苑長などを歴任。現在日本ナイル・エチオピア学会会長。専門分野は生態学、人類学。
紫綬褒章、朝日賞、NHK放送文化賞、日本学士院エジンバラ公賞等受賞。
平成7年7月から平成15年3月まで、人と自然の博物館長。

【著書】
「森林が猿を生んだ」「サルから人への物語」「人間の由来」(毎日出版文化賞)「子どもと自然」「少年動物誌」(野間児童文芸賞推奨作品賞)「小さな博物誌」(産経児童出版文化賞)「河合雅雄 著作集」(全13巻)など多数。
 


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