開館25周年記念展示「ボタニカルアートでみる日本の固有植物25選」

1 主旨

 日本には約7500種程度の陸上植物が知られていますが、このうち約2700種が日本の固有種です。固有種とはある地域に分布が限定される種のことで、日本固有種は日本にしか自然分布しない植物です。日本固有種はわが国の植物相の1/3を占める、その根幹をなしている重要な要素なのです。
兵庫県では約2400種の在来植物が確認されており、そのうち約500種(全体の約1/5)が日本固有種です。ひとはくでは、開館以来25年間かけてこれらの多くの標本を収集し、当館収蔵庫に収蔵しています。
 本展示では、日本の固有植物のうち兵庫県に分布する25種(兵庫県固有種であるハリママムシグサArisaema minusを含む)について、美しい彩色画や緻密な線画(ボタニカルアート)と植物のさく葉標本※により紹介します。植物のさく葉標本だけではなかなか伝わりにくい生育時の活き活きとした様子や、小さな花の内部の微細構造など、固有種の千差万別の魅力をお楽しみください。
※さく葉標本:植物を押し花にして乾燥させ保存する標本

2 展示概要
(1)場所:兵庫県立人と自然の博物館 3階オープンギャラリー
(2)展示物:植物画(彩色画・線画)25点、植物さく葉標本9点

3 担当
 兵庫県立人と自然の博物館 自然環境再生研究部 橋本佳延

4 展示物の例
   
  サンインシロカネソウ(キンポウゲ科)          ナツアサドリ(グミ科)


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