企画展(ミニ企画展、トピックス展)

ひとはくでは、期間を限定した自然や環境に関する企画展示を開催しているほか、小規模なミニ企画展、研究員によるトピックス展などを開催しています。

 

開催中の企画展

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ミニ企画展 「ひとはく研究員展2017「ひとはくの今」」
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  展示室の裏側にある研究室ではどんなことが行われているのか。来館者の方々に直接見ていただくことは出来ないが本当は博物館の肝としての活動である博物館の研究員が日々行っている研究の、最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査・研究することの面白さを伝えます。

                期間:平成29年2月11日(土・祝)〜4月2日(日)
                          場所:3階オープンギャラリー

 

ミニ企画展 「六甲山のキノコ展2017~野生のキノコの不思議な魅力~」
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  この展示は、当館および兵庫県立御影高等学校、兵庫きのこ研究会との共同開催となります。平成21年から今年で9回目の展示会の開催となります。毎年、少しずつ新たな資料や研究成果が追加されています。六甲山には、多数の種類のキノコが生育していますが、身近な自然の構成物であるものの、あまり多くの人にその多様性は知られていません。今回の展示では、これまで10年間かけて御影高等学校が総合学習等の一環として調査研究を進めてこられた結果、四季を通じて採取した標本約500種600点余りを得ることができました。これらすべてを展示いたします。これだけの種類のキノコが一堂に展示される機会は、国内はもとより海外でもほとんどありません。この標本は、凍結乾燥と特殊樹脂の含浸といった特殊な技法を用いて製作されており、生育時と近い状態で保存することができます。今年は、キノコを野外で撮影した生態写真を新たに100点製作しました。標本になると、色や形が変形してしまいがちですが、標本と併せて写真を見ることで新たな発見があると思います。これ以外にも、様々な毒キノコや菌のタイプ別にみた出現パターンや生態についてもご紹介いたします。展示に活用するキノコは、よく見られる種類やきわめて希少なものなどに区分して配置するほか、その特徴や発生時期、気温や雨量との対応関係に関する研究成果の報告、また人間生活や文化との関わりなどを含めた解説パネルを展示します。体験コーナーとして、4種類のキノコの香り体験コーナーも設けます。こうした展示を通じて、六甲山のキノコの高い多様性を県民に知ってもらうと同時に、野生のキノコの面白さを伝え、身近な自然の豊かさを実感してもらうことを目的としています。

                期間:平成29年2月11日(土・祝)〜5月26日(金)
                          場所:2階ひとはく多様性フロア

 

ミニ企画展 「淡路島の和泉層群北阿万層の化石調査」
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  人と自然の博物館の連携活動グループとして活動している兵庫古生物研究会は会員22名で、兵庫県内を中心に化石調査を行っています。本会は発足以来、主要事業として淡路島東部の和泉層群北阿万層の調査を定期的に行ってきました。今回の展示では、これまでの成果として、北阿万層の化石群を展示し、加えて、地層や化石産状についても公開します。
  北阿万層は今から約7000万年前の中生代白亜紀末に比較的深い海底で堆積した地層です。ここからは海生生物だけでなく、植物や恐竜といった陸上の生物も見つかり、会員によってアンモナイト、貝類、棘皮動物、甲殻類、魚類、恐竜を含む爬虫類などの多様な生物の化石が採集されています。北阿万層が堆積した中生代白亜紀末は現代型生物が増えてくる時期で、広葉樹の葉化石が多くみられる一方で、絶滅した中生代型生物も栄えており、パキディスカスのような正常巻きアンモナイト以外にもノストセラスやゾレノセラスといった異常巻きアンモナイト、そして絶滅した大型二枚貝であるイノセラムスや大型のカサガイであるアニソミオンなどもみられます。特にノジュールの中にきれいに保存されたエビやカニの化石は特筆されるものでしょう。
 北阿万層は主にタービダイトと呼ばれる海底を流れ下る土石流の末端の堆積物からできていますが、それらは砂岩と泥岩が繰り返す砂岩泥岩互層としてみられます。しかし、淡路島東側では特に泥岩層が厚く見られ、厚い泥岩層は比較的静穏な環境で堆積するので、堆積場は陸上や浅い海から流れ込んだ生物の遺骸が掃き溜りやすい場所であったと思われます。かつ、海底土石流の末端が到達して急速埋没が起こり、通常なら失われやすいエビやカニなどの化石もノジュールの中にきれいに保存されているのです。今後も会として継続的に調査を行い、白亜紀末の陸・海の生物相を徐々に明らかにしていきたいと思っています。

                期間:平成29年2月12日(日)〜4月1日(土)
                          場所:4階ひとはくサロン

 

トピックス展 「兵庫県で見つかる『トリュフ』の仲間」
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   キノコは地上にはえるものばかりではなく、中には一生のほとんどを地面の下で過ごすキノコもあり、それらは地下生菌と呼ばれています。地下生菌の中では、クロマツ(黒松)と共生するショウロ(松露)が昔から食用にされてきましたが、他にもトリュフの仲間が何種類か兵庫県を含む国内に分布することが最近知られるようになってきました。今回の展示では三木市吉川町で昨年12月に見つかった白トリュフの仲間を中心に、これまで知られている地下生菌の主な種について、乾燥標本と写真を使って紹介します。身近な自然の中に意外な生物が成育していることを実感していただくのが今回の展示の趣旨です。

                期間:平成29年2月21日(火)〜4月23日(日)
                          場所:3階トピックス展示コーナー


 

今後開催予定の企画展 

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過去の企画展

これまで開催された企画展等の情報は下記のリンクをご覧ください。
過去の企画展はこちら

 

企画展(ミニ企画展、トピックス展)とは

ひとはくで開催されている企画展には以下のようなものがあります。

企画展示 研究員が中心になって期限やテーマを設けて特別に企画される展示で、期間は概ね3~4ヶ月程度です。
ミニ企画展 比較的小規模な展示で、期間も1~2ヶ月程度の短い展示です。皆さんも気軽に参加できますので、 自然や環境について展示したい方は「ひとはくを使った展示」をご覧ください。
トピックス展

新着資料や研究員による新発見など、タイムリーな展示をします。 場所はおもに3階のナチュラリストの幻郷のトピックスコーナーです。

 

 


  

ひとはくを使った展示

ミニ企画展等については、どなたでも開催することができます。 これまでも、市民団体の方による写真展や学校団体による成果発表会が行われています。 詳しくは下記のリンクをご覧ください。


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