企画展(収蔵資料展、ミニ企画展、トピックス展)

ひとはくでは、期間を限定した自然や環境に関する企画展示を開催しているほか、小規模なミニ企画展、研究員によるトピックス展などを開催しています。

 

開催中の企画展

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開館25周年
記念展示
 ひとはく研究員のいちおし25選(秋の部)

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  兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)は、今年度で25周年を迎えます。動物や植物、化石など様々なテーマについて、ひとはく研究員が自らの研究分野の中から、開館25周年にちなんで25点を選んで展示します。この開館25周年記念展示は、初夏・夏・秋・冬の4期に分けて実施します。秋の部は、次の期間と場所で3つの展示を行います。

      期間:平成29年10月7日(土)~平成30年1月8日(月・祝)
      場所:兵庫県立人と自然の博物館 3階オープンギャラリー、4階ひとはくサロン

「岩槻名誉館長が選ぶシダ25選」

 岩槻名誉館長の最狭義の研究課題はシダ植物の種多様性の解析です。シダ植物の何が研究材料として魅力的だったのか、ひとはく開館25周年記念の特別企画として、25種のシダを選んでその魅力を語ります。幼いころの山菜採りで出合ったシダ植物、中学・高校時代のクラブ活動におけるシダ、大学・大学院時代にシダを材料とした研究に専念しようと思ったきっかけ、研究活動で実際に活用した種など、およそ1万種の現生種から選んだ25です。
 
「中瀬館長が選ぶ"にわ"25選」

 "にわ"は人々の暮らしとともにあり、自然の美しさや季節の移ろいを感じる場として古くから親しまれ、我が国独自のにわ"日本庭園"の文化と技術が育まれ、継承されています。
今回の展示会では、当館が25周年を迎えることから、館長中瀬が訪れた全国の素晴らしいにわの中から25のにわを選りすぐって写真を展示します。

「ボタニカルアートでみる日本の固有植物25選」

 兵庫県では約2400種の在来植物が確認されており、そのうち約500種(全体の約1/5)が日本固有種です。ひとはくでは、開館以来25年間かけてこれらの多くの標本を収集し、当館収蔵庫に収蔵しています。
本展示では、日本の固有植物のうち兵庫県に分布する25種(兵庫県固有種であるハリママムシグサArisaema minusを含む)について、美しい彩色画や緻密な線画(ボタニカルアート)と植物のさく葉標本※により紹介します。植物のさく葉標本だけではなかなか伝わりにくい生育時の活き活きとした様子や、小さな花の内部の微細構造など、固有種の千差万別の魅力をお楽しみください。

 

収蔵資料展 「ひょうごの針葉樹」
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  兵庫県には現在、マツ科、マキ科、ヒノキ科、イチイ科に属する計16種の針葉樹が自生しています。本展示では、これら県下でみられる針葉樹と過去にみられた針葉樹を主な対象に、形態や生態の特徴、歴史、樹林の現状、利用と文化などについて、様々な収蔵資料と共に紹介します。

      期間:平成29年10月7日(土)~ 平成30年1月8日(月・祝)
      場所:兵庫県立人と自然の博物館 2階 多様性フロア
      展示物:針葉樹に関連する、さく葉標本(20点)、球果・種子標本(15点)、
          化石(12点)、材鑑標本(7点)、名所図絵(2点)ほか
      主催:兵庫県立人と自然の博物館
      協力:兵庫県立農林水産技術総合センター 森林林業技術センター

 

緊急速報展 「ヒアリとアカカミアリ
 

 平成29年5月26日に国内で初めて尼崎市で確認されたヒアリは、危険な外来生物です。その後の緊急調査により神戸港でもヒアリとアカカミアリが確認されています。

 ヒアリとアカカミアリは攻撃性が高く、刺されると非常に激しい痛みがあり、アレルギー反応を引き起こすこともあります。こうした被害を未然に防ぐための啓発の一環として標本を展示し、在来種との見分け方等をパネルで解説する速報展を開催します。

       期間:平成29年7月1日(土)~ 平成29年9月3日(日)
          ※多数の関心を寄せていただき平成30年1月8日まで延長します。
       場所:兵庫県立人と自然の博物館 4階ひとはくサロン
       展示内容:パネル ヒアリとアカカミアリの標本写真、特徴、見分け方他
            標本7点 ヒアリ3点(台湾産)、アカカミアリ4点(マレーシア産)



今後開催予定の企画展 

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トピックス展 「北但層群産の魚類化石群標本
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 兵庫県豊岡市日高町万場に露出する層灰岩(火山灰に泥が混じったものが数ミリの厚さで何層にも堆積した岩石)の中には、以前から魚類化石が産出することが知られていました。1990年8月に万場で行われた工事にあわせて、北但層群化石研究会や近畿地学会有志の方々の協力のもと、魚類化石を含む長さ175㎝、幅94㎝、厚さ30㎝にもなる大型ブロックの切り出しを行いました。この大型ブロックは、しばらく博物館に保管した後、当館に恐竜ラボが設立されたことに伴い、2016年1月から4月にかけて剖出作業を行いました。

 剖出作業は、層灰岩の底面に付着していた軽石の層を除去することから開始しましたが、層灰岩の層はきれいな一枚岩ではなく細かく割れた状態でした。それで、細かく割れた小ブロックを位置関係を記録しながら取り出し、実体顕微鏡下で剖出を進め、パネル(長さ125㎝、幅55㎝)上に配置し直して石膏で固定し、展示用のケ―ス(長さ137㎝、幅85㎝、高さ109㎝)にはめ込みました。なお今回使用した小ブロックは層灰岩のブロック全体の6分の1程度となります。
 剖出作業によってえられた個々の魚類化石の保存状態はあまり良好でなく、現状ではニシン科以上の同定は困難です。しかし、約1600万年前にニシン科魚類が繰り返し大量死し埋没した状態が層灰岩の中に保存されているのは、古環境を考える上で重要となります。将来魚類の同定が進めば、当時の魚類相を知る上でも貴重な資料となります。

      期間:平成29年10月28日(土)〜平成30年1月8日(月・祝)
      場所:兵庫県立人と自然の博物館 3階トピックス展示コーナー
      展示物:パネル、万場産魚類化石


過去の企画展

これまで開催された企画展等の情報は下記のリンクをご覧ください。
過去の企画展はこちら

 
企画展(収蔵資料展、ミニ企画展、トピックス展)とは

ひとはくで開催されている企画展には以下のようなものがあります。

収蔵資料展 研究員が中心になって期限やテーマを設けて特別に企画される展示で、期間は概ね3~4ヶ月程度です。
ミニ企画展 比較的小規模な展示で、期間も1~2ヶ月程度の短い展示です。皆さんも気軽に参加できますので、 自然や環境について展示したい方は「ひとはくを使った展示」をご覧ください。
トピックス展

新着資料や研究員による新発見など、タイムリーな展示をします。 場所はおもに3階のナチュラリストの幻郷のトピックスコーナーです。

 
  ひとはくを使った展示

ミニ企画展等については、どなたでも開催することができます。 これまでも、市民団体の方による写真展や学校団体による成果発表会が行われています。 詳しくは下記のリンクをご覧ください。


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