国際貢献

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当館では、県内あるいは国内だけでなく、国際的な視点から自然・環境の現状を研究し、県内の自然や環境のあり方について研究を進めています。子供たちと一緒にボルネオ島のジャングルにゆく「ボルネオジャングルスクール」、昆虫学者ファーブルが過ごした地フランス・アベロン県へのツアーなどを行ってきました。また、これらの活動の成果を館内展示にも活かしています。

サバ州・マレーシア国立サバ大学との協定

sabah_kyoutei_photo.jpg当館は1997年6月マレーシア国立サバ大学と学術交流協定をむすび、以来「ひとはく・サバ大学共生博物学研究事業」としてボルネオ島熱帯雨林での学術調査、研究成果に基づく展示などの博物館活動、ボルネオジャングル体験スクールなどの環境教育プログラム、海外開発援助(ODA)事業への協力など幅広い国際交流活動を続けています。

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ボルネオジャングル体験スクール

boruneo_photo1.jpg当館が研究協力協定を締結しているサバ大学との協力体制を活かし、子どもたちに世界有数の貴重な原生林が残っているボルネオ島の熱帯雨林を実際に体験させるジャングル体験事業を実施しています。手つかずの大自然のすばらしさに感動するとともに、現地の人々と交流し友好関係を深め、自然や人を大切にしながらたくましく生きる子どもたちの育成を推進を目指しています。

平成27年度の「ボルネオジャングル体験スクール」について
17年間続いた「ボルネオジャングル体験スクール」ですが、体験スクールは平成26年度が最終になりました。平成27年度は、体験スクールはありませんが、平成10年以来のこの体験スクールには、計500人以上が参加しましたので、この事業の総括・評価を行い、今後に活かしていきます。また、記録集を作成するとともに、卒業生の集いスペシャル版を3月21日に実施しました。
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 >> 平成26年度のボルネオジャングル体験スクール参加者募集について 
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フランス・アベロン県との交流

美しい国土を持つフランス・日本両国では、自然を再生し活かす活動が子どもの遊びや生涯学習、環境づくりにまで発展しています。中でもフランス・アベロン県と兵庫県は、それぞれの国で環境先進県として知られており、姉妹県交流活動をおこなってきました。さらに,アベロン県は昆虫記で有名なアンリ・ファーブルの生誕地で,それを記念して設立した世界最大の昆虫館「ミクロポリス」を有しています。同館は昆虫の展示だけでなく,地域の自然を活かし、様々な環境学習や地域づくりにも取り組んでいます。両県の交流活動のなかで,兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)は,人と自然の共生の理解を深めるための生涯学習や研究などを進めて行くために,ミクロポリスとの交流活動を展開しています。

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中国・雲南省における学術調査

当館は2006年に中国科学院昆明植物研究所と学術交流協定を締結しました。本協定にもとづき、2006年から2008年からの3年間、中国雲南省および福建省において海外学術調査(科学研究費助成事業 基盤研究(B)海外学術調査、研究代表者:岩槻邦男、研究課題名:人間環境としての照葉樹林の植物学的解析--中国と日本を対比して)を実施しました。当地の植物相および森林構造の解明とそれらへ及ぼす人為影響の把握を主なテーマとし、現地で標本収集や植生調査を行いました。得られた成果について学会発表や論文発表が行われました。

この研究プロジェクトは現在完了しています

 

 >> このプロジェクトの成果は以下の論文として取りまとめられています。

 

GBIF (地球規模生物多様性情報機構)

GBIFとは、global biodiversity information facilityの略称で、地球規模生物多様性情報機構と訳されています。地球上の生物の標本や目撃記録をデータベースに登録し、地球規模で生物多様性の現状を記録しようとするプロジェクトです。本部は、デンマークのコペンハーゲンにあり、約4.3億件(平成26年3月現在)のデータを世界中のだれもが検索できます。当館でも、収蔵資料のうち整理を終えたものから、10万件以上のデータを登録しています。さらに、GBIFの国内運営委員会等にも参画し、国際プロジェクトの推進に協力しています。

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JICA等の研修会

JICA_GIS.jpgJICA(独立行政法人国際協力機構)などで実施されている環境や資源管理に携わっている海外の技術者、研究者あるいは行政職員を対象とした研修を引き受けています。生物多様性の保全や自然再生に関する技術や情報提供をはじめとして、パソコンを用いた情報処理の演習、収蔵庫での標本管理や展示や普及教育の技術など幅広いテーマを扱っています。

 >> 講習の様子


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