開館25周年記念展示「山内研究員が選ぶ衛生動物25選」

1 主旨

 衛生動物は、人の健康に害を及ぼす有害な動物です。人の血を吸うアブ類やトコジラミ、血を吸って病気(感染症)まで媒介する蚊類やダニ類、毒を持つスズメバチ類やムカデ類、さらには人に不快感をもたらす動物も含まれます。近年、我が国では、重症熱性血小板減少症候群(略してSFTS)という病気を媒介するマダニ類やデング熱(東南アジアなどで流行している病気)を媒介する蚊類が注目を集め、マスコミでも頻繁に取り上げられました。ですが、こうした衛生動物の実物標本をご覧になったことのある方は少ないと思います。
 当館は今年で開館25周年を迎えました。そこで、この数字にちなみ、当館に収蔵されている衛生動物25種類の標本を選び、その危険性やエピソードを交えて紹介します。この機会に衛生動物がどのような姿かたちをしているのかを知っていただき、被害の予防に役立てていただけたらと思います。


2 展示概要

(1) 場 所:兵庫県立人と自然の博物館 2階多様性フロア
(2) 展示物:標本25点および解説
(3) 協 力:国立感染症研究所昆虫医科学部


3 担当

兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境評価研究部 主任研究員 山内健生

4 展示物

日本、アフリカ、南アメリカで採集された衛生動物の標本(マダニ類、蚊類、アブ類、ツェツェバエ類、メマトイ類、スズメバチ類、蛾類、トコジラミ、アオバアリガタハネカクシ、アオカミキリモドキ、ブラジルサシガメなど)


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      タカサゴキララマダニ                 アカウシアブ


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