色々な植物が植えられてていたり、
生えています。
ひとはくの本館4階入り口近く
から(階段ではなく)深田公園の
芝生広場へ行く道として、
収蔵庫棟などの建物をぐるりと
囲むように位置する、
ゆるやかな坂の緑道があります。
その緑道の両側には、ケヤキ
(ニレ科)が植えてあります。
12月初旬には、すっかり葉が
落ちてしまいました。
※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。
▲緑道の両側に植えられている
ケヤキと道の端にたまった落ち葉
(2025年12月6日撮影)
緑道の一部の範囲で、
道の外側にある斜面地には、
ドングリがなる木の
コナラ(ブナ科)の高木があり、
ケヤキの落ち葉にプラスされて
12月上旬には、緑道が
コナラの落ち葉だらけに
なっていました。、
▲緑道に落ちたコナラの葉
(2025年12月6日撮影)
緑道から見上げると、
コナラの樹冠(じゅかん;
枝葉の広がり)が見えます。
同じ種類の木が近くにあっても
秋になってからの、葉の色の
変化や落ちる葉の割合には
個体によってかなりの違い
があるようです。
▲コナラのいろいろな樹冠のようす
(2025年12月6日撮影)
この日は、快晴で、コナラの
樹冠部分に
風が吹いたり、やんだりして
ハラハラと葉が落ちてきて
いました。
青空を背景に、
落ちている途中の葉を写真に
撮っていてカメラの向きを変えると、
コナラの葉が空中に止まっている
状態のもの?が目に入ってきました。
▲コナラの葉が空中で止まっている?!
よく見ると、クモの網に引っかかった
コナラの葉でした。
そこには、ジョロウグモ
(ジョロウグモ科)のメス
がいました。
▲ジョロウグモとコナラの葉
観察していると・・・、
風が吹いて、網に引っかかった
コナラの葉が動き出すと
ジョロウグモのメスが葉にすばやく
近寄っていき、
「動かないで!網がこわれるでしょ!!」と
言わんばかりに、すぐに2~3本の
脚を使って葉を動かないように
押さえているように見えました。
▲風が吹いたらコナラの葉が揺れない
ように押さえている?ジョロウグモ
あらためて、別の写真を見ると・・・
△ジョロウグモの網に引っかかって
いるコナラの葉(3枚)
背景の青空には、少し白い雲が見えて
いました(「雲ひとつない青空」では
なかったのですね)。
皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。
研究員 小舘









































まだ少し肌寒い時期ですが、六甲山を流れる生田川の源流域にて水生昆虫の観察会を行いました。大勢の方が参加くださり、ありがとうございました。場所は、森林植物園の東側で、トゥエンティ―クロスと呼ばれている場所です(




















