色々な植物が植えられています。
円形劇場の上の緑道沿いに
植えられているケヤキ(ニレ科)の
高木は、11月に入って葉の色が黄色や
赤っぽい色に変化して落ちてきています。
※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。
▲ケヤキの黄葉と緑道に落ちた葉
(2025年11月7日に撮影)
さて、深田公園には広~い芝生広場が
あります。
この芝生広場は、ひとはくの本館に
面していて、谷地形の底の部分で、
南西方向に長く伸び(長方形っぽい?)、
ゆるやかな傾斜になっています。
その芝生広場の中央くらいのところに
正四角錐(ピラミッドのような形)の
土台の造形物があります。
▲芝生広場の中央あたりにある
造形物(三角形っぽく見える)の
ちかく
造形物のそばを通っている緑道
(舗装面上)を見ると・・・
▲芝生広場の中央に通っている
緑道の舗装面
もともと小さい石が目立つ
舗装された緑道に、
色が同化しているように
見える 何かが落ちています。
よく見ると、それはトウカエデ
(ムクロジ科)の翼果
(よくか;翼のある果実)
だったのです。
この辺にトウカエデの高木が
何本かあります。
▲緑道の舗装面上に落ちている
トウカエデの赤い葉と、翼果
昨年は、深田公園のトウカエデは、
翼果があまりできなかったのですが、
今年は豊作です。
▲たくさんの翼果ができている
トウカエデの枝先
(2025年11月7日撮影)
トウカエデの紅葉もキレイですよ。
▲紅葉が進んでいるトウカエデ
(2025年11月7日撮影)
舗装された緑道上に、すでに、
たくさんのトウカエデの翼果が
落ちていたのです。
このトウカエデの翼果を拾って
投げ上げると、キレイに、
くるくる回りながら落ちてきます。
(注意)トウカエデの翼果は
2つずつくっついているので、
(バラバラにして)1つずつの
状態で飛ばすようにしましょう。
翼がないと速く地表に落ちて
しまいますが、翼があることで、
くるくる回りながら落ち、
滞空時間が長くなります。
落ちている間に横から調度よい
風が吹いてくれれば、
より遠くへ飛んで行ける可能性
が高くなるのです。
ちなみに、舗装された緑道上に
落ちた翼果は、ランニングや散歩、
自転車などで通行される人によって
踏まれてしまったものも多いです。
道に割れ目のように くぼんだ筋が
あり、そこに落ちた翼果が、やや
たまった感じです。
▲道についた筋っぽい?模様
翼果を拾うときは、踏まれていない
ものを選んで拾いましょう。
トウカエデは、果実に翼をもつことで
遠くへ移動しようとしているのですね。
皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。
研究員 小舘









































まだ少し肌寒い時期ですが、六甲山を流れる生田川の源流域にて水生昆虫の観察会を行いました。大勢の方が参加くださり、ありがとうございました。場所は、森林植物園の東側で、トゥエンティ―クロスと呼ばれている場所です(




















