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オーストラリアで研究発表・学術交流を行ってきましたのでご報告します。


ひとつめの目的地はメルボルンでした。目的はディーキン大学で研究発表を行うことです。知人であるマシュー・シモンズ准教授にセミナーの機会を用意していただきました。大学を訪ねたのは128日です。この日のメルボルンは最高気温34度の予報で、冬の日本から来た身には暑さが応えました。朝10時に大学で待ち合わせ、まずは大学院生のサラさんも交えてコーヒーを飲みながらお話をしました。その後は大学を案内してもらいました。サラさんは博士論文をちょうど提出したところで、博物館の鳥類標本を3Dデータとしてスキャンして、形態の解析などを行ったとのこと。3Dデータを取得する様子を鳥の人形を使って見せてくれました。午後1時からはセミナー発表を行いました。40分ほどの発表のあと、20分程度の質疑応答を行いました。発表では、カンサイタンポポで行っている研究などを紹介しました。いろいろな事情により、外部からセミナーの演者が来るのは数年ぶりだったそうです。そういった事情もあってのことと思いますが、セミナーはとても好評だったと後日シモンズ准教授に教えていただきました。

左:3Dデータ取得のデモをしている大学院生のサラさん。右:ディーキン大学でのセミナー発表の様子。


続いての目的地はアデレードでした。荒天のためメルボルンからアデレードへのフライトがキャンセルになるトラブルにも見舞われましたが、別便で何とか無事に移動できました。1213日からの3日間、アデレード大学にてオーストラレジアン進化学会(Australasian Evolution Society)の年次大会に参加しました。この学会では最近おこなった数理モデル研究について発表しました。また、他の方の発表を聴いて、どんな研究が行われているのか情報収集をしました。この学会はオーストラリアからの参加者がほとんどで、有袋類を用いた研究など、オーストラリアならではの研究が多かったのが印象的でした。また、アデレード市街の緑地にも野生のインコが沢山いるなど、ユーラシアとは違う生物相を実際に見ることができたのも良い経験でした。

左:学会発表の様子。中央:ディーキン大学のマシュー・シモンズ准教授と学会の懇親会にて。右:公園にいたゴシキセイガイインコ(Rainbow Lorikeet)。



日本からは少し距離のあるオーストラリアですが、アメリカやヨーロッパに比べると時差がほとんど無いというメリットがあります。今後もオーストラリアの研究者コミュニティーと積極的に交流する機会を作っていきたいと思います。




生態研究グループ 京極大助



4階オープンラボにて、自分の好きな色を選んでオリジナルのアンモナイトをつくります。アンモナイトは1億年以上前に生息していたとされています。会場には、アンモナイト化石を展示し、見ていただけるようにしています。
 最初に、2つの型(オルソスフィンクテス、リエリセラス)から好きなほうを選んでもらいます。この型は本物のアンモナイトの化石から作っているので、出来上がったものは本物のレプリカということになります。
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 13色の「おゆまる(お湯につけると柔らかくなるプラスチック樹脂)」から、好きな色を2個選びます。
柔らかくなったおゆまるの混ぜ方をスタッフが説明します。同じ色でも混ぜ方の違いで、出来上がりが変わってきます。完成がとても楽しみですね。

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 ねじって、こねて、硬くならないうち(約30秒で)にアンモナイトの型に手で押し込みます。そして、水の入ったバケツに入れて冷やし、しばらく待ちます。(12分)
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 冷えて固まったら、バケツから取り出します。ひっくり返して型の後ろから押すと、アンモナイトレプリカが型から外れ、これで完成となります。上手にできました!

◎参加していただいた皆さんのコメント
・楽しかった。きれいに、いいものができた!
3つも作りました。
・前ひとはくに来た時にやりました。
・はじめてだけど、きれいにできました。お土産にします。

◎フロアスタッフより
 アンモナイトは、タコやイカ、オオムガイなどが含まれる頭足類(とうそくるい)の仲間です。自分の好きな色を選んで、世界に一つの自分だけのオリジナルアンモナイトをつくりましょう。

(生涯学習課)
 今日は県立尼崎北高校環境類型1年生の生徒が、講義を受けました。この環境類型の生徒は、SDGsの17の目標から、各自がそれぞれの研究テーマを設定して探究活動を行っています。

   今回は、研究発表において大切な「結果の解釈のありかた」や「発表のまとめ方」について、実例をあげながらセミナーを行いました。
 結果をできるだけ丁寧に解釈すること、図や表にまとめるとこと、人に話すことで自分の考えを整理することなど解釈のあり方のポイントを確認しました。  
   そして、発表についても相手に伝えるために、研究目的の位置づけ、相手の興味関心への配慮、発表練習などの大切さも学ぶことができました。
 講義後も、質問する生徒もあり今後の活動にも参考になったようです。  

◎受講者のコメント
・発表をまとめることのたいへんさがわかりました。人への伝え方を工夫したいです。
・3月には東京研修も控えています。それにつながるように準備を進めていきたい。
・個別の質問にも答えていただきました。発表の参考になりました。

◎京極研究員より
   この講義では、発表を行う上でのごく基本的なことをお伝えしました。結果をどのようにまとめればよいか、どのように発表をまとめれば相手に伝わるのか、簡単ではありませんが頑張って進めていってください。「発表と人格は別」です。失敗を恐れず、チャレンジです!

(生涯学習課)

 12月となり冬本番となりました。今日は、三木市立三樹幼稚園のみんなが来館され、「どんぐりたいけん」を行いました。

   深田公園を歩き、会場へ向かいます。ドングリは落ちているかな?
 手作りのどんぐりのぬいぐるみを使って、ドングリがどのように大きくなっていくのかをお話ししました。先生には、木になっていただきました。  
   そしてどんぐりの成長を全身で体験できる「どんぐりたいそう」をしました。寒い中でしたが元気いっぱい踊ることができました。
 そして、実際にドングリから出た芽と葉っぱ、根っこを見せてもらいました。大きくなるといいね。  

◎受講者のコメント
・ダンスがとっても楽しかった!
・幼稚園にもドングリが落ちていたよ。
・エコロコ体験で幼稚園に来ていただき、子どもたちがとても虫や植物などの自然に興味をもつようになりました。

◎エコロコスタッフより
 6月に「だんごむしたいけん」で訪問した三樹幼稚園の皆さんが遠足に来てくださり、また会えたことをとてもうれしく思います。
 季節によってどんぐりの木や深田公園の様子も変わります。また、見に来てくださいね。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)


きのうにつづき、きょうもクリスマス○✕クイズ大会
クリスマスソングではじまりました!
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1問ずつ○✕の札をあげて答えます。
画面をみつめながらドキドキハラハラした時間でしたね。
あっというまに13問のクイズが終わりました。

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クイズを通して、ひとはくのふしぎや標本のこと、いろんなことをたくさん知ったね。
ご参加ありがとうございました。

ひとはくは年内は12月27日(水)まで開館しています。
みなさまのお越しをお待ちしています。

(フロアスタッフ いしくらまきこ)
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