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新しい年になりました!
本年も どうぞ よろしく お願いいたします

1月5日から、お正月バーション?の ひとはく です。
(フロアスタッフ手作りの「宝船かざり」や
「ひとはく おみくじ」などが ありますよ。)

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▲お正月バーション?の館内のようす


さて、月の第1日曜日Kidsサンデーです。

この日(1月7日)は、ほぼ晴れていましたが気温は低かったです
(三田での最低気温-2.2℃、最高気温8.9℃)。

また、新しい年になって、ここ数日の朝(9時ごろでも)の
何回かは、(特に日光が朝、直接あたっていないところでは、)
植物の葉に霜が見られましたよ。

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▲ムラサキツメクサ(マメ科)の葉    ▲ヒメジョオン(キク科)の葉


博物館の周辺では、寒い中、カンツバキ(ツバキ科)の花が
たくさん咲いています。

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        ▲エントランスホール横 の カンツバキ(寒椿)の花



1月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<館内では・・・>

■研究員と、合衆国太平洋諸島魚類野生生物事務所のDr.Benton,K.P.さん、
ホオナネア フラスタジオの皆さん、カパーフラオカ イリマレイ アーピキ
の皆さんによる「2024 新春オープンセミナー『日本とハワイの縁起の
いいシダ植物&フラ実演』」のようすは・・・

はじめに、研究員による日本のお正月に飾られるシダ植物
について話がありました。

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▲シダ植物についての解説

続いて、ハワイの新年「マカヒキ」 と Hula(フラ)に
(髪飾りやレイなどに)使われるシダ植物についての
お話 や フラの実演もありました。

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▲シダ植物の イシカグマ(コバノイシカグマ科)の髪飾り


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        ▲フラ(Hula)の実演のようす


美しく、優雅な踊りをみなさん楽しんでいただけましたか?


■エコロコおやこ『まつぼっくり で けん玉をつくろう!』
のようすは・・・

アカマツやクロマツのマツボックリを使ってけん玉をつくりま~す。

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▲おやこで、マツボックリ けん玉をつくっている ようす


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▲マツボックリのけん玉をやっている ようす


マツボックリが、うまくカップに入ったかな?


■研究員とフロアスタッフによる「ひとはく探検隊『海のいきもの探検』」
のようすは・・・

まず、2階の展示室を探検したようですよ~。
海のいきものの標本を見ながらお話を聞いています。

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▲エイの仲間などを観察中


他の階の展示室も探検したあと、
実験セミナー室で貝の仲間を解剖して観察したとのこと。
スペシャル~

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▲貝の仲間を解剖して観察中


参加された方、どうでしたか~
いろいろな発見がありましたか?



さらに、フロアスタッフによるデジタル紙芝居や展示解説も
実施されました。


皆さん、今回も いろんな体験などをして、
楽しんでいただけましたか?


次回のKidsサンデーは、2024年3月3日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

あけましておめでとうございます!!!
本年も皆様にとってステキな1年でありますように...☆

さて、お正月はどんなことをして過ごされましたか?(^^)
人と自然の博物館は、1月は5日~8日まで開館しております。
本日1月6日のはかせと学ぼうは、久保田研究員による「化石を掘り出そう!」でした。
毎回大人気のイベントのため、今回は実施回数や定員を増やしての開催となりましたが、
おかげさま満員御礼となりました!

まず初めに恐竜はかせの久保田研究員から、実際に丹波市でおこなわれた恐竜化石の掘り出し方についてお話がありました。
最初はショベルカーを使って化石のある地層まで掘っていって・・・
取り出した化石は、最後は顕微鏡をのぞきながらエアチゼルという道具を使いながら人の手で細かくクリーニングしていくんですね。
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お話を聞きながら熱心にノートをとっている子も...!
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今回は竹串やハケを使って化石を掘り出しました!
どこに化石があるかな?どこを掘ればいいかな?どんな化石かな?
いろいろ考えながら、道具の使い方も試行錯誤して一生懸命掘り出していました。
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時間がかかっても最後まであきらめずに頑張って

みんな化石を掘り出すことができました!
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みんなが掘り出したのは本物の化石です!大切にしてね!
ご参加いただきありがとうございました!

次回は3月9日(土)に同じイベント「化石を掘り出そう」があります。
またぜひ参加してくださいね!


フロアスタッフ 一同


オーストラリアで研究発表・学術交流を行ってきましたのでご報告します。


ひとつめの目的地はメルボルンでした。目的はディーキン大学で研究発表を行うことです。知人であるマシュー・シモンズ准教授にセミナーの機会を用意していただきました。大学を訪ねたのは128日です。この日のメルボルンは最高気温34度の予報で、冬の日本から来た身には暑さが応えました。朝10時に大学で待ち合わせ、まずは大学院生のサラさんも交えてコーヒーを飲みながらお話をしました。その後は大学を案内してもらいました。サラさんは博士論文をちょうど提出したところで、博物館の鳥類標本を3Dデータとしてスキャンして、形態の解析などを行ったとのこと。3Dデータを取得する様子を鳥の人形を使って見せてくれました。午後1時からはセミナー発表を行いました。40分ほどの発表のあと、20分程度の質疑応答を行いました。発表では、カンサイタンポポで行っている研究などを紹介しました。いろいろな事情により、外部からセミナーの演者が来るのは数年ぶりだったそうです。そういった事情もあってのことと思いますが、セミナーはとても好評だったと後日シモンズ准教授に教えていただきました。

左:3Dデータ取得のデモをしている大学院生のサラさん。右:ディーキン大学でのセミナー発表の様子。


続いての目的地はアデレードでした。荒天のためメルボルンからアデレードへのフライトがキャンセルになるトラブルにも見舞われましたが、別便で何とか無事に移動できました。1213日からの3日間、アデレード大学にてオーストラレジアン進化学会(Australasian Evolution Society)の年次大会に参加しました。この学会では最近おこなった数理モデル研究について発表しました。また、他の方の発表を聴いて、どんな研究が行われているのか情報収集をしました。この学会はオーストラリアからの参加者がほとんどで、有袋類を用いた研究など、オーストラリアならではの研究が多かったのが印象的でした。また、アデレード市街の緑地にも野生のインコが沢山いるなど、ユーラシアとは違う生物相を実際に見ることができたのも良い経験でした。

左:学会発表の様子。中央:ディーキン大学のマシュー・シモンズ准教授と学会の懇親会にて。右:公園にいたゴシキセイガイインコ(Rainbow Lorikeet)。



日本からは少し距離のあるオーストラリアですが、アメリカやヨーロッパに比べると時差がほとんど無いというメリットがあります。今後もオーストラリアの研究者コミュニティーと積極的に交流する機会を作っていきたいと思います。




生態研究グループ 京極大助



4階オープンラボにて、自分の好きな色を選んでオリジナルのアンモナイトをつくります。アンモナイトは1億年以上前に生息していたとされています。会場には、アンモナイト化石を展示し、見ていただけるようにしています。
 最初に、2つの型(オルソスフィンクテス、リエリセラス)から好きなほうを選んでもらいます。この型は本物のアンモナイトの化石から作っているので、出来上がったものは本物のレプリカということになります。
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 13色の「おゆまる(お湯につけると柔らかくなるプラスチック樹脂)」から、好きな色を2個選びます。
柔らかくなったおゆまるの混ぜ方をスタッフが説明します。同じ色でも混ぜ方の違いで、出来上がりが変わってきます。完成がとても楽しみですね。

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 ねじって、こねて、硬くならないうち(約30秒で)にアンモナイトの型に手で押し込みます。そして、水の入ったバケツに入れて冷やし、しばらく待ちます。(12分)
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 冷えて固まったら、バケツから取り出します。ひっくり返して型の後ろから押すと、アンモナイトレプリカが型から外れ、これで完成となります。上手にできました!

◎参加していただいた皆さんのコメント
・楽しかった。きれいに、いいものができた!
3つも作りました。
・前ひとはくに来た時にやりました。
・はじめてだけど、きれいにできました。お土産にします。

◎フロアスタッフより
 アンモナイトは、タコやイカ、オオムガイなどが含まれる頭足類(とうそくるい)の仲間です。自分の好きな色を選んで、世界に一つの自分だけのオリジナルアンモナイトをつくりましょう。

(生涯学習課)
 今日は県立尼崎北高校環境類型1年生の生徒が、講義を受けました。この環境類型の生徒は、SDGsの17の目標から、各自がそれぞれの研究テーマを設定して探究活動を行っています。

   今回は、研究発表において大切な「結果の解釈のありかた」や「発表のまとめ方」について、実例をあげながらセミナーを行いました。
 結果をできるだけ丁寧に解釈すること、図や表にまとめるとこと、人に話すことで自分の考えを整理することなど解釈のあり方のポイントを確認しました。  
   そして、発表についても相手に伝えるために、研究目的の位置づけ、相手の興味関心への配慮、発表練習などの大切さも学ぶことができました。
 講義後も、質問する生徒もあり今後の活動にも参考になったようです。  

◎受講者のコメント
・発表をまとめることのたいへんさがわかりました。人への伝え方を工夫したいです。
・3月には東京研修も控えています。それにつながるように準備を進めていきたい。
・個別の質問にも答えていただきました。発表の参考になりました。

◎京極研究員より
   この講義では、発表を行う上でのごく基本的なことをお伝えしました。結果をどのようにまとめればよいか、どのように発表をまとめれば相手に伝わるのか、簡単ではありませんが頑張って進めていってください。「発表と人格は別」です。失敗を恐れず、チャレンジです!

(生涯学習課)

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