1月12日(日)は、ワークショップ~とっても簡単!化石のレプリカづくり~を行いました♪

◇作り方◇
本物のアンモナイトの化石から形をとったシリコン型で
化石の模型をつくっていきます!
型にいれるのは、お湯でやわらかくなる樹脂粘土です♪
カラフルな樹脂粘土から、2色を選んで
それぞれシマシマ模様やマーブル模様、または一色のアンモナイトをつくります。
みんな手の指で一生懸命、ぎゅっぎゅっと型に粘土をつめてくれました♪

型からパカッと取りだすと。。。素敵なアンモナイトのレプリカができあがりました!

明日の、1月13日(月)も行いますのでぜひお越しください♪
フロアスタッフ一同
1月11日(土)は、はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」を行いました♪
恐竜はかせの久保田研究員から、化石の発掘、クリーニングなどのお話を聞きました!
さあいよいよ化石を掘り出します!
どんどん掘って掘って掘って...
化石が見えてきた!みなさんの目は輝いて☆
さらに掘っていくと...
化石が出てきたよ!


はかせに掘り出した化石のことについて教えてもらい記念の箱に入れます!

自分で掘り出した化石と記念撮影!

たくさんのご参加ありがとうございました!
12日と13日は、ワークショップ『とっても簡単!化石のレプリカづくり』です♪
みなさまのご来館をおまちしております(^^)
フロアスタッフ一同
ひとはく周辺(深田公園)で、
雪が積もりました。
多いところで4~5㎝くらいの
厚みがあります。
深田公園にある野外施設の
円形劇場の上方にある
緑道沿いを観察していると・・・
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲円形劇場(右側)の上の緑道沿い

▲円形劇場の階段に積もった雪
円形劇場の階段の上の方の段に
積もった雪に 径が5~10mmの穴が
ポツポツとあいています。

▲雪の上に あいている穴
穴の配置によっては、それが目や鼻、
口に見え、全体が顔に見えたりします。

▲位置によっては人の顔に見える穴
見上げると、ケヤキ(ニレ科)の枝の広がり
(これを樹冠(じゅかん)という)が
あります。

▲ケヤキの枝の広がり(樹冠)の一部
観察していると、どうやら枝に積もった雪が
融けて枝を流れて集まり、水滴となって
ポタポタと落ちているようです。
つまり、その水滴によって
樹冠の下に積もった雪に
ポツポツと穴が
あいていたのです。
あらためて見上げて、
枝をよく見ると、水滴が
太陽の光でキラッとして
いるところもあります。

▲キラッと光る部分があるケヤキの枝
近くの樹林の中に入ってみることにしました。
ケヤキと同じように秋から冬にかけて葉を
落としてしまう落葉樹(らくようじゅ)である
タカノツメ(ウコギ科)や コナラ(ブナ科)など
の樹冠の下では、さきほどのケヤキと同様に
林床(りんしょう)に積もった雪にポツポツと
穴があいています。

▲タカノツメの樹冠下の林床に
積もった雪にあいた穴

▲タカノツメの枝の広がり
(樹冠)の一部
下記の写真は、落葉樹である
ウリカエデ(ムクロジ科)の
枝に積もった雪が融けて水滴
(あるいは氷っぽいもの)に
なっている例です。

▲ウリカエデの枝の雪が融けて
水滴になっている例
ところが、ソヨゴ(モチノキ科)などの
冬でも緑色の葉を枝につけている常緑樹
(じょうりょくじゅ)の樹冠の下は、
林床に積もった雪には もっと多くの
(大きさも 色々な)穴があいていました。

▲ソヨゴの樹冠下の林床に
積もった雪にあいた穴

▲ソヨゴの枝の広がり(樹冠)の一部
常緑樹の場合、落葉樹に比べて葉を枝に
残しているため、そこに降り積もった雪
の量も多く、また、葉ごとに融けた水滴
を集めて落とす頻度も多くなると考えら
れます(逆に、樹冠下の林床に積もって
いる雪の量は少ない?)。

▲ソヨゴの枝葉に積もった雪
が融けている例(氷っぽい
ものも見える)
雨水と同様に枝葉に積もった雪を
早く落とす工夫が それぞれの樹種
によって あるのかもしれません。
太陽の光で、あるいは気温が
上がることで、枝葉の雪が
融けだして水滴になり(小さな
氷っぽいものもあるかも)、
林床に落ちる音(林床の
落ち葉に当たる音?)は、
林内が明るいだけに不思議な
気分になりました。
皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。
研究員 小舘
ひとはく周辺(深田公園)で、
雪が積もりました。
多いところで4~5㎝くらいの
厚みがあります。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲雪が積もった深田公園の芝生広場
深田公園の芝生広場にある緑道は、
雪が積もっているにも かかわらず、
ジョギングをされている方や
犬の散歩をされている方、自転車で
通行されている方がいました。
当然、雪の上には、それぞれの跡が
ついています。

▲雪の上に様々な跡がついた緑道
下の写真は、別の場所(円形劇場)で
見つけた、(散歩している)人
と犬の足跡。

▲雪の上に残された人と犬の足跡
これも犬の足跡だと思われます。

▲犬と思われる足跡
では、これは、だれの足跡でしょうか?

▲緑道にある「小さな足跡」
(両側の融けだしているところは人の足跡)
「小さな足跡」のサイズは、約3㎝で、
この写真での歩幅の長さは(長いもので)
約8㎝です。
ちなみに写真の左下側から右上側へ移動。
じつは、この「小さな足跡」の主は・・・、
ハクセキレイ(セキレイ科)でした。

▲雪が融けた緑道を歩くハクセキレイ
この緑道に2羽のハクセキレイが
歩いていました。

▲緑道にいる2羽のハクセキレイ
あとで、写真をよく見ると、ハクセキレイ
が昆虫をくわえているのが写っていましたよ。
その昆虫は、ハサミムシ類のようでした。

▲昆虫をくわえているハクセキレイ
ハクセキレイさん、そのムシ、
ちべたくて、オイシイ?
皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。
研究員 小舘
ひとはく周辺(深田公園)で、
雪が積もりました。
多いところで4~5㎝くらいの
厚みがあります。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲段になったところに積もった雪
道路沿いや緑道沿いには、
色々な植え込みがあり、
それらの植え込みに
雪が積もっています。
ヒラドツツジ(ツツジ科)の
植え込みはこんな感じです。

▲雪が積もったヒラドツツジの植え込み
雪が積もった植え込みを見ていると・・・

▲雪から出たヒラドツツジの葉
雪から出ているヒラドツツジの葉が
なんと、ウサギの耳のように見えませんか?
(かなりゴーイン?)
次は、サツキ(ツツジ科)です。

▲雪から出たサツキの葉
同様に、ウサギの耳?に。
よく見ると、葉が2枚ではなく3枚。
(さらに、ゴーイン?)
それから、オカメザサ(イネ科)です。


▲雪から出たオカメザサのの葉
同じく、ウサギの耳?に。
オカメザサの葉でも、こちらは・・・

▲雪から出たオカメザサの葉
なんとなくキツネの顔に見えませんか?
これらの植物は、枝への葉の付き方が
どれも枝先に輪っかのようにやや集まって
斜め上方に付いています。
したがって、雪から(そのうちの2つの)
葉が出ているときに ウサギの耳のように?
見えるのでした。
それそれの植物の枝先に、数枚
付いている葉の写真は次のようです。



▲枝への葉の付き方 例
(上から、ヒラドツツジ、
サツキ、オカメザサ)
<おまけ>
断面が丸い手すり(やや細目)に
積もった雪です。
手すりの上に一直線に積もった雪が
徐々に解けて、部分的に移動したため、
(その雪が)手すりにまとわりつく
「白いヘビ」に見えませんか?
(ゴーイング マイ ウェイ!)

▲手すりに巻き付いたように見える雪
皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。
研究員 小舘