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 秋晴れの好天の中「フラワータウンフェスタ2023」が実施されました。ひとはく前の道路を歩行者天国にして車の乗り入れを制限、団体専用駐車場、コレクショナリウム前歩道、芝生広場、恐竜ラボ東側広場などひとはくの敷地内も使いました。
 ホロンピアホールでは、第26回自然系調査研究機関連絡会議(NORNAC26)調査研究・活動事例発表会及び研究シンポジウムが行われました。
   模擬店や体験コーナー、特設ステージ、物販ブース、キッチンカーなど様々なイベントが実施されました。
 ひとはくも、そとはくとして芝生広場を開放、化石発掘、立体パズル、さわれる展示、車道にお絵かきなどを行いました。  
   文化の日は、入館無料の日となっています。館内はもちろん、コレクショナリウム、エントランスホールとも多くの人でにぎわいました。
 基調講演、講演の後パネルディスカッションが行われました。  
   調査研究およびポスターセッション(当館からは、高野研究員、藤本研究員、衛藤研究員、中濱研究員のポスター発表がありました。




(生涯学習課)

 体がぬめっと湿っているカエルは両生類。アマカエルやアオガエル、カジカガエルなどの多くのカエルは、手足の指先に吸盤をもっています。だから、葉っぱやツルツルの石、家の外壁などにとまっても落ちることはありません。

   じゃあ垂直の窓や逆さの天井にさえもとまれるヤモリも? いえ、ヤモリは、は虫類、体の表面は乾いています。指先も吸盤にはなっていません。ひとはくにあるヤモリの標本を実際に見てみました。
 じゃあどうして、垂直の壁や窓ガラス、完全に裏返しになった天井からでさえ落ちないのでしょうか。それは、指先にあるうろこの1枚1枚に密集してはえている細かい毛に秘密がありました。  
   以前はヤモリが落ちないのは、この指先の毛が壁や天井の表面にある細かい凹凸に引っかかっていると思われていましたが...。
 ためしにヤモリを限りなくツルツルに磨いたガラス面にとまらせても落ちません。
実は、やや平らな指先の毛の先端ととまる面との間で「分子同士がひっぱり合う力が働いているから」でした。ほんの20数年前までは、誰もが間違った認識だったということです。先生のお話で知ることができました。
 

◎受講した小学生のコメント
・自分たちの知らないことを教えてもらいました。
・ヤモリの指先の秘密がわかった。
・カエルは、両生類。ヤモリは、は虫類。指先に違いがあることがわかりました。

◎太田研究員より
   アマガエルやアオガエルがいたら捕まえ、体の表面が湿っていること、指先が広がって吸盤上になっていることを確認しましょう。ただし、カエルの体表の湿り気には粘膜(ねんまく)を刺激する成分が含まれているので、うっかりそのまま目の近くをさわって粘膜についてしまうととてもしみます。カエルをさわったら、まずしっかりと手を洗いましょう。
 ヤモリには毒はないので、今度見つけたらぜひ捕まえ、カエルとちがい指先の下面も含め体全体が細かい乾いたうろこでおおわれているところを観察してみてください。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

 「論文をはじめ、科学的な文章の書き方のコツを伝授します。」という触れ込みのこの講座は、中学生から大学院生、そして退職された大人まで幅広い年齢層の方が受講されています。

   1回目の論文の読み方の講座を受講した中学生が、岡山県から参加してくれています。
 また、将来研究者になりたいという中学生も参加、論理的な文章が書けるようになりたいという意気込みで参加されています。  
   前半に科学的文章の書き方について講義をした後、データからどのように文章を書いていくかについて例題を活用しながら実習形式で学んでいきました。

◎参加した受講者のコメント
・4月に受けたセミナーが良かったので今回も予約して受講しました。とても分かりやすくてよかったです。
・論文が書けるようになったらいいと思ったので受講しました。
・将来研究者になりたくて、そのためにもこの講座に興味がありました。
・ChatGPTの回答が完全でないことも興味深かった。

◎中濵研究員より
   前回の読み方から続いて、論文の書き方の講座を行いました。なかなかすぐにマスターするのは大変だとは思いますが、少しでも論文作成にご興味を持っていただけましたら嬉しく思います。



(生涯学習課)

 
 雨庭(あめにわ)とは、建物や路面に降った雨水を意図的に取り込む構造をもった庭のことです。本セミナーでは、ひとはく敷地内で、受講生がデザインした雨庭を実際に施工します。

【10月14日(土) 5回目の様子】
 全6回にわたって実施されるこのセミナーは、今日が5回目、手作業にて、造成、石組み、平板舗装などの土木工事を行った様子です。

  雨水の流れを考えてデザインされた庭をつくっていきます。
慣れた手つきで造成を進め、整地されたところに平板を置いていきます。  
  円形に栗石を敷き詰め今日の作業は完了です。
次回は、ひとはくジーンファームで育苗した地域在来植物を用いて植栽工事を行います。  

【10月28日(土) 6回目の様子】
 雨庭の作り方の最終回、本日は6回目、植栽の作業になります。

   前回までで造成した庭に砕石を敷きつめ、雨がたまる場所を作ります。
 その後、植栽の準備をしていきます。2つめの石組みもできました。  
   植栽後に、マルチバークを敷き、最後に水を撒いて完成です。
 素敵なお庭ができました。雨の日が楽しみです。  

◎受講者のコメント
・エコな雨庭が理解できた。植栽も楽しみ。
・雨庭に興味があり、施工まで体験できてよかった。
・雨水が浸透するエコな花壇が受講者と協力してつくることができてよかった。
・一般家庭でもできそう。
・昨年から引き続き参加した。造園の仕事をされている方とも一緒にできて楽しかった。

◎髙田研究員より
  雨庭が完成すると雨の日が楽しみになります。雨の日もぜひひとはくにお越しください。

(生涯学習課)

「農業、農村と聞いて連想するイメージは講義の前と後で変わりましたか?」
という研究員の問いかけに、
「田舎、田んぼ、高齢化、もうからないというようなイメージがあったが、やり方次第だ、ビジネスになる、可能性があると感じた。」
と、高校生たちは答えました。

   今日は、「未来に残したい農業や農村の持つ魅力」の一般セミナーです。
 有馬高校(人と自然科)1年生の生徒と一般の受講者が受講されました。  
   受講する高校生は、メモをしっかり取って学習を進めていました。研究員の問いかけにも積極的に答えていました。
 一般参加者の方も、高校生と一緒に受講され、新鮮な気持ちになられたようです。  

◎受講した受講者のコメント
・農業が化学や経済、歴史など様々な学びにつながっていることがわかった。
・チャレンジしている生産者の方がおられ、新たな伝統ができていっていることを感じた。
・脱サラをして農業を始めたが、毎回講義は新鮮である。今後の自分たちの取り組みに活かしたい、研究員の先生に助言もいただけたらと思っている。

◎衛藤研究員より
   作物の栽培、そして販売までさまざま農業に関する学びを行っている高校生が積極的に受講してくれました。日本の農業には課題もたくさんありますが、大きな可能性があることも事実です。一緒に学んでいきましょう。


(生涯学習課)

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