ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えてあります。
もちろんソメイヨシノ(バラ科)も。
3月下旬から寒い日が続いております。
昼過ぎ、ここ数日 観察している
ソメイヨシノ(幹の直径が10㎝以下で
株立ち)を確認しに行くと・・・、
咲いておりました!
花の数を数えてみると・・・
昨日午後には、1輪だけ
開きかけていたのですが、
今日は 6輪以上 咲いています。
画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

▲花が6輪以上咲いているソメイヨシノ
(2025年4月3日昼撮影)
ここで、このブログのタイトルに
ありますように かわいい立会人の
登場です。
花の写真を撮っていると、親子さんが
声をかけてくれました。
お話をして、この親子さんに立会人になって
いただき、ソメイヨシノの「開花宣言」
をすることにしました。
(お母さんは、ソメイヨシノの花の写真を
撮りたかっただけ? だったかも・・・)
ご協力ありがとうございました。
ソメイヨシノの花とかわいい立会人で
一緒に記念撮影です。

▲「開花宣言」の立会人の お二人
(2025年4月3日撮影)

▲笑顔が かわいい立会人
(2025年4月3日撮影)
ほんわかした気分になりました。
このソメイヨシノの木の他に、近くに
3本のソメイヨシノがあります
(いずれも幹の直径は20~25㎝程度)。
これらも6輪以上花が咲いている
のを確認しました。

▲花が6輪以上咲いているソメイヨシノ
の別の個体(2025年4月3日昼撮影)
さて、満開になるのは いつかな?
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
※よかったら、下記の関連記事も
ご覧ください。
咲いた、咲いた、●●●●●の花が(その1)
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/03/post_3239/
研究員 小舘
いろいろな木が植えてあります。
もちろんソメイヨシノ(バラ科)も。
3月下旬から寒い日が続いております。
昼過ぎ、ここ数日 観察している
ソメイヨシノ(幹の直径が10㎝以下で
株立ち)を確認しに行くと・・・、
咲いておりました!
花の数を数えてみると・・・
昨日午後には、1輪だけ
開きかけていたのですが、
今日は 6輪以上 咲いています。
画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

▲花が6輪以上咲いているソメイヨシノ
(2025年4月3日昼撮影)
ここで、このブログのタイトルに
ありますように かわいい立会人の
登場です。
花の写真を撮っていると、親子さんが
声をかけてくれました。
お話をして、この親子さんに立会人になって
いただき、ソメイヨシノの「開花宣言」
をすることにしました。
(お母さんは、ソメイヨシノの花の写真を
撮りたかっただけ? だったかも・・・)
ご協力ありがとうございました。
ソメイヨシノの花とかわいい立会人で
一緒に記念撮影です。

▲「開花宣言」の立会人の お二人
(2025年4月3日撮影)

▲笑顔が かわいい立会人
(2025年4月3日撮影)
ほんわかした気分になりました。
このソメイヨシノの木の他に、近くに
3本のソメイヨシノがあります
(いずれも幹の直径は20~25㎝程度)。
これらも6輪以上花が咲いている
のを確認しました。

▲花が6輪以上咲いているソメイヨシノ
の別の個体(2025年4月3日昼撮影)
さて、満開になるのは いつかな?
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
※よかったら、下記の関連記事も
ご覧ください。
咲いた、咲いた、●●●●●の花が(その1)
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/03/post_3239/
研究員 小舘
「スズメノスザイ」って何?
と思われた方 おられますか?
いや、すぐに分かったよ、
と言われる方も いらっしゃるでしょう。
漢字で書けば、「雀の巣材」です。
先日(4月1日)、ひとはくに
「スズメの巣が見たい」と親子さんが
神戸から来られました。
話を聞くと、インターネットで
「スズメの巣」などで検索したら、
ひとはくブログの昔の記事
(コシアカツバメの巣が
スズメの巣になっている)が
ヒットしたそうです。
それを見て来られたとのこと。
じつは、ひとはくの4階入り口近く
(高架下)には、ツバメ科の
ツバメ や コシアカツバメの
巣があります。
ここのツバメの巣は、一昨年作られ、
昨年もツバメによって使われた
ものと、昨年作られてツバメ
によって使われたもの の
計2個があります。
一方、コシアカツバメの巣は、10年
以上前から 年々増えていった結果、
巣が現在10個以上ありますが、
ここ数年、そのほとんどが
コシアカツバメではなく、スズメに
使われています。
画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

▲コシアカツバメの古い巣から
顔を出しているスズメ
(2025年4月2日撮影)
息子さん(この春、小学3年生)は、
スズメが好きだそうで、
コシアカツバメの巣から
スズメが顔を出しているところを
撮影しようと一生懸命になっていました。

▲息子さんがスズメの写真を
撮っているところ
ひとはくの4階入り口近くで、
早朝や午前中のある時間帯などに、
最近 スズメが活動しているのを
見るかけるのですが、運よく
その時間帯にあたったようです。
スズメの写真、うまく撮れたかな?
(じつは、この日、巣から顔を出した
スズメの写真が 私は うまく撮れてい
なかったのです。)
スズメは、人とある程度の距離を保ちたい
らしく、近づきすぎたり(5m以内?)、
じっと見ていたりすると、すぐに
近くのケヤキ(ニレ科)の木の枝などに
飛んで行ってしまいます(近くでは
なかなか写真を撮らせてくれません)。

▲ケヤキの枝に止まって、こちらを
監視している?スズメたち
親子さんと話している途中で、スズメが
何かをくわえて階段近くに止まってました
(我々が近くにいるので警戒している
ようです)。
よく見ると巣の素材になる、枯れた植物の
ようでした(運よく写真が撮れました!)。

▲巣材となる枯れた植物をくわえている
スズメ(2025年4月1日撮影)
はっきりとは 分からないのですが、
どうやらイネ科の植物の枯れたもの
のようです。
近くの芝生地 や のり面などで
秋から冬に草刈りがされます。
刈られたものが集められて
処分されるのですが、おそらく、
その残りなどが落ちていて
それらをスズメが利用している
のだと思われます。
ちなみに、コシアカツバメの古い巣に
出入りしているスズメが、その巣から
最近落とした一部(巣の中に入っていた
巣材)を見てみると、
イネ科(種類不明)の枯れた茎や葉、
ヌカススキ(イネ科)の枯れた穂(花序)、
ヨモギ(キク科)の乾燥し色が変わった葉、
白い糸(人工物)など がありました。

▲スズメの巣材の一部
親子さんに、コシアカツバメの巣を
スズメが利用している場合、その巣
の中は、(スズメが巣材として入れた)
枯れた植物などで いっぱいであること
などを伝えました。
今年も、スズメの子育て準備が
始まったようです。
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘
ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えてあります。
早春に、比較的大きくて白い花が
咲いています。
モクレンの仲間(モクレン科)の
ハクモクレン と コブシです。
モクレンと言うときに、花の色が
紫っぽいもの(別名:シモクレン
=紫木蓮)を言う場合と、
ハクモクレンも含めて
総称として使う場合があるようです。
下記は、紫っぽい花のモクレン
(シモクレン)の花です。
図鑑によれば、モクレン(シモクレン)は、
低木~小高木で、ハクモクレン(高木)
よりも やや低めの木のようです。
画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

▲モクレン(シモクレン)の花
(2025年3月下旬撮影)
ひとはくの近くで見られる、コブシと
ハクモクレンは、今、満開状態です。

▲ホロンピアホール近くに植えてある
ハクモクレン(2025年4月1日撮影)
ハクモクレンの大きな花は、上を向いて
咲いています。花ビラの長さは6~8cm。

▲ハクモクレンの花
(2025年4月1日撮影)
コブシの花はハクモクレンの花と
違って、いろんな方向を向いて
咲いています。

▲円形劇場の近くに植えてある
コブシ(2025年4月1日撮影)
コブシの花ビラの長さは5~6cm。

▲コブシの花
(2025年4月2日撮影)
コブシの花を観察しようとしたときに
ヒヨドリ(ヒヨドリ科)が2羽いることに
気がつきました。

▲コブシの枝に止まっている2羽の
ヒヨドリ(2025年4月2日撮影)
何をしているのか観察していると、
なんと コブシの花ビラを
食べているではありませんか。

▲コブシの花ビラを食べている
ヒヨドリ(2025年4月2日撮影)
ヒヨドリに花ビラを食べられたコブシの花。

▲ヒヨドリに食べられたコブシの花ビラ
(2025年4月2日撮影)
コブシの花は、どんな味がする
のでしょうか?
いい香りはすると思うのですが・・・
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘
4月2日の午後、エントランスホールの
近くで観察をしていると、
「サクラだ~」『サクラだ~』と、私から
少し離れた場所から子どもさんたちの
大きな声が聞こえました。
声のする方向には、エドヒガン(バラ科)
の木が花を咲かせています。
今年は3月28日から咲き始めて、
今(5日後)、まさにほぼ100%
(つぼみ が ほとんどない)の
満開状態です。
ちなみに、3月28日のブログは
下記で見てください。
咲いた、咲いた、●●●●●の花が(その1)
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/03/post_3239/
画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

▲満開状態のエドヒガン
(2025年4月2日の午後撮影)
おそらく、このエドヒガンの花を見て
「サクラだ~」『サクラだ~』と
言っていたのかなと思ったのですが・・・
な、な、なんと、意外や意外。
このお子さんたちは、じつは
エドヒガンの花を見ているのではなく・・・
三田市の雨水のマンホールの蓋に描かれた
花を見ていたのです(ガ~ン)。

▲三田市の雨水のマンホールの蓋
しかし、その花のデザインは、
サツキ(ツツジ科)の花らしい
のですが・・・(さらに、ガ~ン)。
(パッと見、おじさんも
サクラの花かな、と思ったよ。
しかし、花ビラの斑点がツツジの
仲間の特徴かな・・・)
このお子さんを含むご家族で、博物館の
入り口近くで記念撮影をされていたので、
お声がけをして、
お子さんたちに「サクラだ~」
『サクラだ~』と言っているところを
再現してもらい、写真に撮らせて
いただきました。
ご協力ありがとうございました。

▲マンホールの蓋を見て「サクラだ~」
『サクラだ~』と叫んでいるお子さん
たち(再現中)
本当は、こんな感じでは無かった
でしょうが・・・
お子さんたちは、(確認はしていませんが)
園児さんか?、この春、小学1年生に
なられる?、双子の ご兄弟のようでした。
写真を撮らせていただいたあと、
ご家族(大人向け)に、サクラの
仲間(バラ科)のエドヒガン や
ソメイヨシノ の 話をさせて
いただきました。
このエドヒガンから少し離れた場所にある
ソメイヨシノや、近くの道路沿いに
街路樹として植えてあるソメイヨシノは
まだ開花状態ではないようです。

▲ひとはく近くのソメイヨシノの花。
1輪だけ少し開いています
(2025年4月2日午後撮影)
だって、気象庁や地方気象台が
発表する「開花宣言」は、標本木の
ソメイヨシノの花が、5~6輪以上
咲いた状態のとき 行うようです
からね。
ひとはくの近くのソメイヨシノでの
「開花宣言」?は、明日以降かな~
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘