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新年あけまして おめでとう ございます
本年も どうぞ よろしくお願いいたします


月の第1日曜日は「ひとはくKidsサンデー」です。

Kidsサンデーの
1月5日の朝、博物館がある深田公園の
芝生広場では、霜が降りていました。

午前9時30分ごろ  降りた霜がまだ残って
いるところもありました(ちなみに 三田での
日最低気温は-5.8 ℃(7時30分ごろ)、
日最高気温は 8.9℃(13時10分ごろ)でした)。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。




250105 fukatakouen no shibafu hiraoba  ni shimo s-IMG_4213.jpg










▲木の陰の部分で残っている霜(右下)


オカメザサ(イネ科)や
色々な種類の落ち葉にも
霜が残っていました。

250105 okamezasa no ha ni shimo (fukatakouen no shibafu hiraoba)  s-IMG_4205.jpg










▲霜が降りたオカメザサの葉


250105 ochia ni shimo (fukatakouen no shibafu hiraoba)  s-IMG_4206.jpg










▲霜が降りた色々な種類の落ち葉




空を見ると、雲はうっすらありますが、
晴れていて風も吹いていませんでした。

高い木の枝に凧が複数 引っかかって
いました。

250105 fukatakouen no shibafu hiraoba  s-IMG_4198.jpg250105 fukatakouen no shibafu hiraoba  s-IMG_4201.jpg









▲木に引っかかった凧

風が吹くと、この目玉の模様が
ユラユラして、これを見たカラス類は
びっくりする?かもしれません。



1月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。

<コレクショナリウムでは・・・>

今回は2つのテーマで『ナンデナン?』が
行われました。

まず、1つ目の、
■コレクショナリウムで行われた
「冬の枝の観察をしよう
ー葉を落とすのナンデナン?」
のようすは・・・

ワークルームで実施された
『ナンデナン?』は、植物の枝
(冬芽など)をルーぺなどで
観察したようですよ。

250105 fuyunoeda nanndenan  s-IMG_4493.jpg250105 fuyu no eda nannde nann s-IMG_7005.jpg








250105 fuyu no eda nannde nann s-IMG_7007.jpg




















▲『葉を落とすのナンデナン?』のようす



2つ目の、
■コレクショナリウムで行われた
「指の数ちがうのナンデナン?」
のようすは・・・

つづいて、ワークルームで実施された
『ナンデナン?』は、自分の手の骨
を描いたりして、ヒトや他の動物の
指の数の観察をしたようですよ。

250105 yubi no chigai nanndenan s-IMG_7011.jpg250105 yubi no chigai nanndenan s-IMG_7010.jpg











250105 yubi no chigai nanndenan s-IMG_7012.jpg




















▲『指の数ちがうのナンデナン?』のようす

今回の『ナンデナン?』は
解決しましたか?  
また新たな『ナンデナン?』が
生まれましたか?


<本館内では・・・>

フロアスタッフによる
『ワークショップ「ひとはく缶バッジづくり」』
のようすは・・・

250105 kanbajji dukuri s-IMG_4301copy.jpg250105 kanbajji dukur s-DSC06815.jpg










▲『缶バッジづくり』のようす

バッジを自慢げに見せてくれたり、
さっそく、服に付けている人も
いましたよ。


250105 kanbacchi s-DSC06817.jpg250105 kanbacchi s-DSC06818.jpg










▲できた缶バッジと一緒にハイポーズ!

みなさん素敵なバッジができていました。


■エコロコおやこ『まつぼっくりで
けん玉をつくろう!』の ようすは・・・

親子で つくってくれています。

250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4314.jpg250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4317.jpg







250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4389copy.jpg250105 matsubokkuri de kenndama s-IMG_4588copy.jpg








250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4542.jpg













▲親子でつくっているようす

さっそく、遊んでくれています。

250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4254copy.jpg250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4544copy.jpg











▲けん玉にチャレンジ

それぞれのようすを写真に撮らせて
もらったのですが、
そのほか、旗の前でポーズを
とってくれたり・・・

250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4375copy.jpg










▲旗の前でハイポーズ!

マツボックリの展示の前で
写真を家族の人に撮られて
いるところを
横から撮らせて もらったり・・・

250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4571copy.jpg










▲記念撮影中のところをパチリ!

次の写真の男の子たちは、紙コップの
縁の部分に、マツボックリのヒダの
部分(種鱗(しゅりん)という)を
バランスよく引っかける技?を
すぐに習得し実践してくれましたよ
(写真には写っていませんが、この
子たち のお父さんの方が先に成功
していました)。


250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4286copy.jpg











▲技?を成功させてハイポーズ!!


女の子で、逆さにした紙コップの
底の面にマツボックリを乗せた
直後の写真です。いい笑顔です。


250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4336.jpg










▲底面にマツボックリを乗せた女の子


皆さん、おうちでも遊んでね!


フロアロアスタッフによる
『デジタル紙芝居』や『展示解説』も
実施されましたよ。

みなさん、楽しんでいただけましたか?


<おみくじ で 運だめし?>
フロアスタッフが
心を込めて作成した
ひとはく おみくじ」は、
1月13日(月・祝日)まで
4階に設置されている予定です。

下記のブログも見てくださいネ!
こんにちは!フロアスタッフです♪~あけましておめでとうございます!~
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/01/post_3200/



250105 hitohaku omikuji  s-IMG_4305copy.jpg











▲ひとはく おみくじ2025

しかし、それまでに
無くなっていたら
ごめんなさい(お早めに!)。



次回のKidsサンデーは、2025年3月2日(日)です。

250105 enntorannsu ho-ru yoko  s-IMG_4517.jpg









ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
あけましておめでとうございます!
暖かいお正月で幕を明けた2025年☆
お雑煮食べて、初詣に行って、楽しい時間をすごしましたか?
ひとはくは本日より開館です!

毎年恒例のひとはくおみくじ☆彡
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何がでたかな?今年もハッピーな1年になりますように(^_^)/
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今日は「ひとはく缶バッジづくり」をおこないましたよ
ていねいに色をぬりぬり・・・
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できあがり!さっそくお洋服につけてくれているお友達もいました!
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これからの予定は・・・(くわしくはタイトルをクリック!)
1/11(土)はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」
1/12(日)・13(月・祝)ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」

ひとはくは2025/1/7(火)~1/13(月・祝)に開館したのち、
冬期メンテナンス休館に入ります(2025/1/14(火)~2/10(月))
休館前にぜひ遊びにきてくださいね!

フロアスタッフ一同


ひとはく周辺(深田公園)にはアカマツ
(マツ科)の高木があります。
といっても、マツ枯れの影響で
少なくなっています。

12月下旬の午後、
植物観察をしていたら、
ニー ニー ニー ツ というような
鳥の鳴き声がして、その方向に
目を向けるとアカマツの高木が
ありました。


ちなみに、このアカマツの高木は、
樹高が約12mで、推定樹齢が約40年、
人の胸の高さ(地上1.3m)の幹の
直径(DBH)が17.5cmです。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

241222 akamatsu (DBH17.5m,H yaku 12m) s-IMG_3800.jpg









▲アカマツの高木(写真の中央)
 (左側のオレンジ色の葉はコナラ
  (ブナ科)、右側はアカマツの枯れ木)




そのアカマツの枝に複数のヤマガラ
(シジュウカラ科)がいるのが見えました。

241222 yamagara ga akamatsu no eda ni 2wa iru s-IMG_3566copy.jpg241222 yamagara ga akamatsu no eda ni iru IMG_3550copy.jpg










▲アカマツの枝にいたヤマガラ



行動を観察していると・・・
マツボックリ(球果)をつついている
ように見えます。
241222 yamagara ga akamatsu no matubokkuri wo tutuiteiru  s-IMG_3745copy.jpg











▲マツボックリをつついている? ヤマガラ





そのうち、何かをくわえて
近くの、やや太めの枝に
移動して...

241222 yamagara ga akamatsu no syushi wo kuwaeteiru s-IMG_3748copycopy.jpg










▲ 何かをくわえているヤマガラ

くわえたものを一旦、
やや太めの枝に脚で押さえて
食べているようでした。


241222 yamagara ga akamatsu no yaya futoi eda ni uturu (syushi wo tabeta) s-IMG_3749copy.jpg










▲やや太めの枝に移動したヤマガラ

食べていたのは、アカマツの種子
(しゅし)のようです。

アカマツのマツボックリの
ヒダヒダ部分は、種鱗(しゅりん)とか、
鱗片(りんぺん)と いわれます。

1つの種鱗の内側には、種子が
2つずつあります。マツボックリの
種鱗が閉じていると、
それらは挟まった状態です。

下の写真は、種鱗が開いて、翼が
ある種子(写真中央に1つ)が
見えます。

akamatsu no matsubokkkuri IMGP5522 copy.gif














▲種鱗が開いた状態のマツボックリ

晴れた日には、マツボックリの
種鱗が開きます。


また下の写真は、種鱗(内側)と
種子の写真です。

1つの種鱗の内側に2つの種子
の型が付いるのがわかりますか?
また、種子には(薄い膜のような)
翼があります。

akamatsu no matsubokkuri no syurinn to syushi (betsu kotai).jpg














▲アカマツのマツボックリの
 1つの種鱗(上)と種子



次の写真は、ちょうど1年前に
深田公園にある、クロマツ(マツ科)
に絡んだ フジ(マメ科)の やや
太いツルいた ヤマガラの写真です。

231220 yamagara ga kuromatsu no syushi wo kuwaeteiru s-IMG_4386copy.jpg













▲クロマツの近くにいたヤマガラ

写真を撮ったあと、拡大して見ると、
ヤマガラのくちばしの先には、
クロマツの(アカマツと同じように
薄い膜のような翼をもった)種子が
写っていました。


ヤマガラは、アカマツやクロマツの種子を
上手に採って食べていたのですね。


アカマツやクロマツとしては、
せっかく翼をもった種子を飛ばすことなく
食べられるので、残念だと思います。



皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。

              研究員 小舘

12月22日(日)のはかせと学ぼう!は「花札をつくってあそぼう!」を行いました♪

花札は日本の伝統的なカードゲームで、一組48枚に12ヶ月折々の花や鳥、草木が描かれ、
花鳥風月(かちょうふうげつ)が表現されています。

はじめに『花札はかせ』の髙田研究員から、花札について教えてもらいます!
DSC06762.jpg

花札にオリジナルの色をぬっていきましょう!
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みんな個性かがやく、すてきな花札になりました!

では、お待ちかねの花札であそびましょう!!

今日は簡単な「花合わせ」です。
DSC06796.jpgDSC06794.jpg
ルールがわかってきた2回戦は盛り上がっていましたね!
おうちでもぜひあそんでみてね(*^▽^*)

ご参加ありがとうございました!

ひとはくは12月27日(金)まで開館しています!
みなさまのお越しをお待ちしております(^^♪

フロアスタッフ一同

ヤマモモ(ヤマモモ科)は、
冬にも緑色の葉を付けている
常緑樹(じょうりょくじゅ)で、
近くの公園や道路沿いなどで
よく見られる木です。

今年の6月までの観察で、
ヤマモモの果実を食べる
生きもの のことを
「ヤマモモ食堂のお客さん」
として、いくつかの記事で
紹介しました。

よろしければ、下記の
ひとはくブログ記事を
ご覧ください。

<ヤマモモ関連の記事>
----------------------------------------------------
2024年6月25日
ヤマモモ食堂のお客さん(イートイン 編)
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/06/post_3103/

2024年6月25日
ヤマモモ食堂のお客さん(テイクアウト 編)
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/06/post_3105/

2024年6月29日
ヤマモモ食堂のお客さん(デリバリー 編)
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/06/content_32/

2024年6月30日
ヤマモモ食堂の「チビ盛り店」と「デカ盛り店」
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/06/post_3109/
----------------------------------------------------

さて、今回は、その後の
観察報告です。

ヤマモモの果実は、その後
枝から(木の下の草地や近くの
アスファルトの上に)
落ちてしまい・・・

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。


yamamomo no kajitsu ootsubu 240630 s-IMGP3361.jpg








▲樹冠(じゅかん)下に落ちたヤマモモの果実

清掃されずに放置されたら、
果肉(外果皮)部分が
微生物などによって分解
(発酵?腐敗?)
されていきました。

落ちて約2週間経つと、
黒っぽくなってましたよ。

240716 yamamomo no kajitu ga asufaruto no ue de kusareteiru s-IMGP4116.jpg








▲アスファルトの上に落ちて
 約2週間放置された
 ヤマモモの果実(7月中旬)


その後、堅い「核(かく)」の
部分だけ(掃かれて)道沿いの
草地の上に(ヤマモモの枝から
直接落ちたものも含んで)
たくさん残っていました。

草地の草刈りも実施されました。

季節が進み、(夏が長かった?けど)
秋から冬にさしかかると...

12月上旬の朝、6月に大粒の果実が
なっていたヤマモモの下に
ヤマガラ(シジュウカラ科)が
複数いることに気が付きました。

21202 yamagara s-IMGP0001copy.jpg










▲ヤマモモの木の下にいるヤマガラ

そのヤマガラは、ヤマモモの核を
くわえると...、

21202 yamagara ga yamamomo no kaku wo kuwaeteiru s-IMGP0006copy.jpg










▲ヤマモモの核をくわえたヤマガラ


飛んで近くの木の枝に止まり...、

21202 yamagara ga yamamomo no kaku wo kuwaeteiru IMGP0018copy.jpg










▲近くの木の枝に止まったヤマガラ


核を脚で押さえて、(キツツキの仲間
が幹をつつくような音をさせて)
くちばしで核をつついていたのです。

21202 yamagara ga yamamomo no kaku wo waroutoshiteiru s-IMGP0013copy.jpg











▲ヤマモモの核を脚で押さえている
 ヤマガラ

そうか、核を割って、中の種子を
食べているのか、と理解しました。

試しに剪定バサミで、
ヤマモモの核を割ってみました
(縦方向の窪みにそって
割ってみると、比較的
容易な気がしました)。

241221 yamamomo no kaku wo watta tate dannmenn s-IMGP0979copy.jpg











▲ヤマモモの大粒果実の核を割ってみたところ

中には、美味しそうな種子が
入っていましたよ(上記写真の右側)。

その種子の長さは約9mm、
幅が約5㎜、厚みが約5mm
でした。

ちなみにこの種子は、大粒の
果実の核(核の長さが約11mm、
幅が約9mm)の中に入っていて、
殻の厚さは約1~2㎜でした。

堅い殻で守られている種子
ですが、ヤマモモの樹冠の
下には、縦方向に
半分に割られて中の種子
がない核の殻がたくさん
落ちていました。

241212 yamamomo no kaku no kara s-IMGP0574.jpg








▲半分に割られた、たくさんの核の殻

ヤマモモの核を観察して、
核の表面に毛が生えているので、
ヤマガラにとって核を脚で押さえ
やすいのかな、と想像しましたが・・・。


241221 yamamomo no kaku s-IMGP0947copy.jpg










▲ヤマモモの核の表面には、
  たくさんの毛がある
 (左が小粒果実の核で、
  右が大粒果実の核)

ヤマガラの行動に気が付いた
日を含めて、何日かヤマガラが
ほぼ同じ時間帯に来ているのを
確認しています。
核の中に保存?されていた
種子は、ヤマガラに核を
割られて食べられてしまった
のでしょうね。

ヤマモモとしては、種子を
食べられてしまうのは
悲しいところでしょうが・・・


皆さんも 周辺の環境で生きもの の
観察をしてみませんか。     

          研究員 小舘
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