サイトマップ |
文字サイズの変更

ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

バリアフリー情報

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

自然・環境科学研究所

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」




緑道沿いで、黄色のこんな花が咲きはじめました。

1つ1つの花(直径が5㎝くらい)を見ると、風車のように見えませんか?




Hypericum sp.  hana 200528 s-IMGP3533.jpg















▲風車のような形をした黄色い花



これは、ヒペリクム(オトギリソウ科)の仲間の品種(低木)の花です。






よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

  枝先の1つの花を見て、
  ①「花びら」や「がく片」は、それぞれ何枚ありますか?

  ②たくさんの「おしべ」がありますが、いくつかの束になっています。
    1つの花で いくつの束がありますか?


  上の方を向いている枝をみて、
  ③葉の並び方に どんな特徴がありますか?(横向きの枝と比べてどのような違い?)、

  ④葉を透かして見ると、葉脈以外に何か気が付くことがありませんか?
    
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=






下の写真は、上記のヒペリクムの仲間の「つぼみ」です。


Hypericum sp. no tsubomi 200529 s-IMG_8617.jpg

















▲両手をあげて ガッツポーズ を しているようにみえる?ヒペルクムの仲間の「つぼみ」







同時期に同じような黄色の花なのですが、微妙に違う花(直径7㎝くらい)を
見かけます。

よく観察すると「花びら」の長さと同じくらい「おしべ」の長さがある
(「おしべ」が長い)ようです(上記の花の「おしべ」はもっと短いです)。



Hypericum sp. no hana 200529  s-IMGP3573.jpg













▲ヒペルクムの仲間の別の品種の花(「おしべ」が長い品種)






こちらの方も、上記の <<観察ポイント>> で観察してみてくださいね。





                                         研究員 小舘 誓治

セミナー講師を担当する、橋本佳延です。


この度、緊急事態宣言が解除され、当館も
62日から再開館することとなりました。

本館への来館だけでなく、各種セミナーへの参加も心待ちにしている方も多くいらっしゃることと存じます。


しかし、大変心苦しいことではありますが、私の担当する、6月20日の「東お多福山草原 初夏の植物観察会」について、この度はやむを得ず中止の判断をいたしました。

開催するために、どのような対策を講じればよいか検討してきましたが、新型コロナウイルス感染症対策を講じることによって別のリスクが生じることが懸念されたためです。


新型コロナウイルスはやっかいな感染症です。

ウイルスですから、私たちが肉眼で見ることは出来ませんし、潜伏期間が長く感染していてもすぐに症状が現れないことが多い感染症です。

発症していなくても、ウイルスは体内で増殖し排出されるため、発症前から他者にうつしてしまう可能性があります。

このようなことから、感染緊急事態宣言は解除されたものの、国内からウイルスが完全に消え去ったわけではなく、引き続き警戒しながら生活していく必要があります。(現在もなお、不要不急の外出自粛などの警戒を呼びかけるメッセージが、多くの自治体首長より呼びかけられています。)

私たち、人と自然の博物館も、コロナウイルス禍前の方法ではなく、様々な対策を講じながら博物館活動を再開することとなりました。


下記に、具体的にセミナー中止を決断した理由をお話しします。


セミナー開催にあたっては、感染症対策として3密(密閉・密集・密接)の回避する方法をとることが必須となっています。

野外セミナーでは密閉の心配はありませんので、今回は密集・密接の2つの対策を取ることを検討しました。


まず、密集に関しては、観察会でよくある「個別の植物の形態を手に取って眺めながら解説する」シーンをどうするかが焦点となりました。

これについては、参加者が多数の場合は、少数の班に分けて複数回説明することや、講師の側に集まって一つの植物をみるのではなく、観察対象を複数採集して一人一人に配って観察すること、細かい形態の観察などではタブレット端末などで写真を撮影し、拡大してお見せするなどの方法をとることで、通常よりも時間はかかるものの、安全を確保できることが見通せました。


もう一つの対策、密接については、飛沫感染を避けるために、講師・受講者にかかわらず全ての参加者がマスク着用すること、歩行中も含めて互いの距離を1.5~2mあけることが標準的な対応と考えられていますので、その採用を検討しました。

検討するうちにマスク着用によりコロナウイルス感染症以外のリスクが生じることが分かってきました。

一部報道でありましたように、マスクを着用して激しい運動をすることで生じるリスクです。
本セミナーでは、東お多福山登山口バス停から山頂までの標高差約200mの登山を行う運動負荷が非常に高い行程があります。

また高温多湿な梅雨時期の開催となります。

このような状況下で、マスクの常時着用を必須としながら登山を行うことは心肺機能への負荷や、呼吸障害・熱中症のリスクを高めてしまいます。

特に緊急事態宣言が解除されて1ヶ月以内ということもあり、自宅待機による運動不足で体力が減退されている方もいらっしゃることも懸念材料です。

マスク着用を必須とすることで感染リスクが回避出来ても、懸念される健康リスクの方が遙かに大きいことを、皆さまの安全を預かる者として問題視しました。


マスクを着用しないで距離を十分にあけて移動すればよいのは?とも考えました。

スポーツ庁によれば、ウォーキング・ジョギングの際は、互いの呼気があたらないよう、なるべく距離を確保することを推奨しています。

距離の目安は現バージョンでは削除されていますが、前バージョンでは海外の研究例を引き5~10mと示していましたので、それに相当する間隔を開ける必要があります。

https://www.mext.go.jp/content/20200522-mxt_kouhou02-000007004_1.pdf

東お多福山の登山道は道幅が狭く、1列に隊列を組んで歩く必要があるため、もし、このような配慮を行いながらセミナーを実施するとなると隊列が長大となり、講師による安全管理の目を行き届かせることが難しくなります。

また、道の途中の様々な植物について紹介することはもはや困難になります。

行きの約半分はこのような行程であるため、セミナーでお伝えできる内容が半減してしまうでしょう。

マスクの着用なしで感染リスクを低減する対応では、セミナーの意義を失ってしまうのです。


野外セミナーにおいて、万が一のことが起きないよう、また起きてしまった場合でも対処が素早く行えるように実施計画を立てる必要があります。

しかし、東お多福山のような自動車などを乗り入れが困難な場所ではすぐに助けを求めることが出来ません。
通常よりもリスク要因が増大していることも鑑み、今回はやむを得ず、開催を見送る事といたしました。


セミナーは中止となりますが、代わりに講師が東お多福山の開花植物を動画で撮影し、解説するショートクリップを作成することを検討しています。

公開は、人と自然の博物館のYou tubeチャンネル Hitohaku Movie

https://www.youtube.com/user/HitohakuMovie

で行う予定ですのでご期待下さい。


(自然・再生研究部 橋本佳延)

コアジサイ.JPG

前日の雨から打って変わり、夏のような日差しが降り注いだ昨日(5/27)、
県立篠山東雲高等学校の先生方3名に来ていただき、ひとはく入口前の花壇に植栽及び装飾をしていただきました。

篠山東雲高校は「地域農業科」という専門学科がある学校で、
2年次からは、下記の3つの類型に分かれて、より専門的な学びを深めていきます。

○ アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)
○ アグリ・サービス類型(動物飼育・草花)
○ フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)へリンク

今回は、学校で育てたマリーゴールドの苗300株を花壇に植えていただきました。

この苗は、「アグリ・サービス類型」の生徒さんが種まきをし、本来であれば授業等を通して育てていくのですが、
今回の臨時休業により、生徒さんの代わりに先生方が生徒さんの思いを引き継いで育てられました。

3色あるマリーゴールドの苗を3列互い違いにして、スコップなどを使いながら、
先生方の職人作業で手早く植えていただきました。
(※当館職員もお手伝いしましたが、先生方のあまりの手際の良さに、ただ目を見張るばかりでした...)

【装飾前の花壇】
IMG_0137.JPG

【装飾後の花壇】
IMG_2472.JPG IMG_2467.JPG
IMG_2469.JPG

6月2日(火)の、約2か月ぶりの開館に向けて、ひとはくの花壇を美しく仕上げていただいて感謝いっぱいです!

次回は、秋苗の植栽を生徒さんと一緒に行う予定ですので、それも楽しみです。

篠山東雲高校の皆さん、どうもありがとうございました。これからもひとはくとの連携よろしくお願いいたします。


(文責:生涯学習課 坂井)

枝先が白っぽく見えるヤマボウシ(ミズキ科)の木。









yamabooshi no edasaki ga shiroi  200526 s-IMGP2861.jpg














▲枝先が白っぽく見えるヤマボウシの木





近づいて枝先を見ると・・・この形、

白っぽい「シュリケン(手裏剣)」?に見えますか?







yamabousi no hou 200527 s-IMGP3236.jpg













▲ヤマボウシの枝先のもの を シュリケン っぱく 持って見ました!








よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  枝先の1つの花のようなもの(上記でシュリケンと言っているもの)を見て、
  ①白っぽい「花びら」に見えるものは、何枚ありますか?

  (①の)花のようなものの中心部が、
  つぶつぶのようなものが多ければ、
  ②「つぶつぶ」の1つの先は どのような模様がありますか?(「つぶ」の色は?)

  (①の)花のようなものの中心部が、
  小さな花のようなものが、たくさんあるように見えれば、
  ③1つの「つぶ」が開いて、星?のようなものの「花びら(?)」や「おしべ(?)」は、
    どのような色で、それぞれ いくつありますか?

  緑色の葉の裏を見て、
  ④葉の中央脈と側脈のわかれるところ(脈腋:みゃくえき)は、どうなっていますか?
    
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆






じつは、枝先の白っぽい色の花びらのようなものは、本当の「花びら」ではなく、
「苞(ほう)」と呼ばれるものです(全体を「総苞(そうほう)」と言います)。
これは、ハナミズキのものと同じ構造です。

この苞の先がとがっていて、全体の形が白い「シュリケン」に似ています
(いや、そうでもないものものある?)。

その白い「シュリケン」の中心部には、小さな(本当の)花が、
たくさん集まっているので "花束"?なのです。






yamabooshi no hana ga mannkai 200526 s-IMGP2908.jpg














▲(ちょっと太っちょな)白い「シュリケン」の中心部にある満開状態の花束?



                                         研究員 小舘 誓治



ハクチョウゲ
(アカネ科)の植え込みに花が咲いています。







hakucyouge no uekomi 200520 s-IMGP1835.jpg














▲ハクチョウゲの植え込み




花を匂ってみると、よい香り(好みによります)がします。

花は小さく、形が星のようです。




hakucyouge no hana 200527 s-IMGP2977.jpg















▲ハクチョウゲの小さな花




よ~く見てみると・・・

<<観察ポイント>>
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆

  枝先の1つの花を見て、
  ①星のような形の1つの花には「花びら」が、何枚ありますか?

  ②1つの「花びら」の先は、浅くいくつに分かれていますか?

  葉が出ているところ(節)に
  ③小さなトゲが いくつありますか?

  短枝(たんし)と言われる短い枝ではなく、
  ④長い枝の同じ位置(節)から葉は 何枚ずつでていますか?
    
☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆





小さな花は、横から見るとラッパのような形をしています。






hakucyouge no hana 200527 IMGP2981copy.jpg














▲花びらが落ちたあと




小さな星型の「花びら」が落ちたあとにも、さらに小さな星型のものがありますよ。


                                         研究員 小舘 誓治
Copyright © 1992-2020, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.