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雪に小さな足跡

2025年1月 9日

ひとはく周辺(深田公園)で、
雪が積もりました。
多いところで4~5㎝くらいの
厚みがあります。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

250109  fukatakouen no sibafuhiraoba  ni yuki s-IMG_4858.jpg









▲雪が積もった深田公園の芝生広場

深田公園の芝生広場にある緑道は、
雪が積もっているにも かかわらず、
ジョギングをされている方や
犬の散歩をされている方、自転車で
通行されている方がいました。

当然、雪の上には、それぞれの跡が
ついています。


250109 fukatakouen no sibafuhiroba ni yuki (okamezasa no uekomiIMG(hiradotutuuji)_s-IMG_5086.jpg










▲雪の上に様々な跡がついた緑道



下の写真は、別の場所(円形劇場)で
見つけた、(散歩している)人
と犬の足跡。

250109 inu to hito no ashiato(enkeigekijyou no ue no hou  yuki) s-IMG_4837.jpg









▲雪の上に残された人と犬の足跡


これも犬の足跡だと思われます。

250109 inu no ashiato(4 kai iriguchi chikaku  yuki) s-IMG_5184.jpg










▲犬と思われる足跡




では、これは、だれの足跡でしょうか?

250109 hakusekirei no ashiato   (fukatakouen no sibafuhiroba ni yuki)s-IMG_4957.jpg










▲緑道にある「小さな足跡」
(両側の融けだしているところは人の足跡)

「小さな足跡」のサイズは、約3㎝で、
この写真での歩幅の長さは(長いもので)
約8㎝です。
ちなみに写真の左下側から右上側へ移動。



じつは、この「小さな足跡」の主は・・・、




ハクセキレイ(セキレイ科)でした。

250109 hakusekirei ga iru  (fukatakouen no sibafuhiroba ni yuki)s-IMG_4931copy.jpg










▲雪が融けた緑道を歩くハクセキレイ



この緑道に2羽のハクセキレイが
歩いていました。

250109 hakusekirei ga 2 wa  iru  (fukatakouen no sibafuhiroba ni yuki) s-IMG_5003.jpg









▲緑道にいる2羽のハクセキレイ

あとで、写真をよく見ると、ハクセキレイ
が昆虫をくわえているのが写っていましたよ。

その昆虫は、ハサミムシ類のようでした。

250109 hakusekirei ga hasamimusi wo tabeteiru (fukatakouen no sibafuhiroba ni yuki)s-IMG_4973copy.jpg











▲昆虫をくわえているハクセキレイ

ハクセキレイさん、そのムシ、
ちべたくて、オイシイ?


皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。

              研究員 小舘

雪とウサギ?

2025年1月 9日
ひとはく周辺(深田公園)で、
雪が積もりました。
多いところで4~5㎝くらいの
厚みがあります。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

250109 fukatakouen no ennkeigekijyou no dann ni yuki s-IMG_4836.jpg









▲段になったところに積もった雪


道路沿いや緑道沿いには、
色々な植え込みがあり、
それらの植え込みに
雪が積もっています。

ヒラドツツジ(ツツジ科)の
植え込みはこんな感じです。

250109 hiradotutuji no syokusai ni yuki s-IMGP1551.jpg








▲雪が積もったヒラドツツジの植え込み



雪が積もった植え込みを見ていると・・・

250109 hiradotutuji no syokusai ni yuki s-IMGP1631.jpg








▲雪から出たヒラドツツジの葉

雪から出ているヒラドツツジの葉が
なんと、ウサギの耳のように見えませんか?
(かなりゴーイン?)

次は、サツキ(ツツジ科)です。

250109 satsuki no syokusai ni yuki s-IMG_4618.jpg









▲雪から出たサツキの葉

同様に、ウサギの耳?に。
よく見ると、葉が2枚ではなく3枚。
(さらに、ゴーイン?)


それから、オカメザサ(イネ科)です。

250109 okamezasa  no syokusai ni yuki s-IMG_4920copy.jpg250109 okamezasa  no syokusai ni yuki s-IMG_4877.jpg










▲雪から出たオカメザサのの葉

同じく、ウサギの耳?に。

オカメザサの葉でも、こちらは・・・

250109 okamezasa  no syokusai ni yuki s-IMG_4884.jpg









▲雪から出たオカメザサの葉

なんとなくキツネの顔に見えませんか?


これらの植物は、枝への葉の付き方が
どれも枝先に輪っかのようにやや集まって
斜め上方に付いています。

したがって、雪から(そのうちの2つの)
葉が出ているときに ウサギの耳のように?
見えるのでした。

それそれの植物の枝先に、数枚
付いている葉の写真は次のようです。

250109 hiradotutuji no syokusai ni yuki IMGP1550copy.jpg










250109 satsuki no syokusai ni yuki s-IMG_5175.jpg









250109 okamezasa  no syokusai ni yuki s-IMG_4925.jpg











▲枝への葉の付き方 例
 (上から、ヒラドツツジ、
  サツキ、オカメザサ)


<おまけ>
断面が丸い手すり(やや細目)に
積もった雪です。

手すりの上に一直線に積もった雪が
徐々に解けて、部分的に移動したため、
(その雪が)手すりにまとわりつく
「白いヘビ」に見えませんか?
(ゴーイング マイ ウェイ!)

250109 tesuri ni yuki ga tsumori toketa s-IMGP1617.jpg








▲手すりに巻き付いたように見える雪


皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。

              研究員 小舘
新年あけまして おめでとう ございます
本年も どうぞ よろしくお願いいたします


月の第1日曜日は「ひとはくKidsサンデー」です。

Kidsサンデーの
1月5日の朝、博物館がある深田公園の
芝生広場では、霜が降りていました。

午前9時30分ごろ  降りた霜がまだ残って
いるところもありました(ちなみに 三田での
日最低気温は-5.8 ℃(7時30分ごろ)、
日最高気温は 8.9℃(13時10分ごろ)でした)。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。




250105 fukatakouen no shibafu hiraoba  ni shimo s-IMG_4213.jpg










▲木の陰の部分で残っている霜(右下)


オカメザサ(イネ科)や
色々な種類の落ち葉にも
霜が残っていました。

250105 okamezasa no ha ni shimo (fukatakouen no shibafu hiraoba)  s-IMG_4205.jpg










▲霜が降りたオカメザサの葉


250105 ochia ni shimo (fukatakouen no shibafu hiraoba)  s-IMG_4206.jpg










▲霜が降りた色々な種類の落ち葉




空を見ると、雲はうっすらありますが、
晴れていて風も吹いていませんでした。

高い木の枝に凧が複数 引っかかって
いました。

250105 fukatakouen no shibafu hiraoba  s-IMG_4198.jpg250105 fukatakouen no shibafu hiraoba  s-IMG_4201.jpg









▲木に引っかかった凧

風が吹くと、この目玉の模様が
ユラユラして、これを見たカラス類は
びっくりする?かもしれません。



1月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。

<コレクショナリウムでは・・・>

今回は2つのテーマで『ナンデナン?』が
行われました。

まず、1つ目の、
■コレクショナリウムで行われた
「冬の枝の観察をしよう
ー葉を落とすのナンデナン?」
のようすは・・・

ワークルームで実施された
『ナンデナン?』は、植物の枝
(冬芽など)をルーぺなどで
観察したようですよ。

250105 fuyunoeda nanndenan  s-IMG_4493.jpg250105 fuyu no eda nannde nann s-IMG_7005.jpg








250105 fuyu no eda nannde nann s-IMG_7007.jpg




















▲『葉を落とすのナンデナン?』のようす



2つ目の、
■コレクショナリウムで行われた
「指の数ちがうのナンデナン?」
のようすは・・・

つづいて、ワークルームで実施された
『ナンデナン?』は、自分の手の骨
を描いたりして、ヒトや他の動物の
指の数の観察をしたようですよ。

250105 yubi no chigai nanndenan s-IMG_7011.jpg250105 yubi no chigai nanndenan s-IMG_7010.jpg











250105 yubi no chigai nanndenan s-IMG_7012.jpg




















▲『指の数ちがうのナンデナン?』のようす

今回の『ナンデナン?』は
解決しましたか?  
また新たな『ナンデナン?』が
生まれましたか?


<本館内では・・・>

フロアスタッフによる
『ワークショップ「ひとはく缶バッジづくり」』
のようすは・・・

250105 kanbajji dukuri s-IMG_4301copy.jpg250105 kanbajji dukur s-DSC06815.jpg










▲『缶バッジづくり』のようす

バッジを自慢げに見せてくれたり、
さっそく、服に付けている人も
いましたよ。


250105 kanbacchi s-DSC06817.jpg250105 kanbacchi s-DSC06818.jpg










▲できた缶バッジと一緒にハイポーズ!

みなさん素敵なバッジができていました。


■エコロコおやこ『まつぼっくりで
けん玉をつくろう!』の ようすは・・・

親子で つくってくれています。

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250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4389copy.jpg250105 matsubokkuri de kenndama s-IMG_4588copy.jpg








250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4542.jpg













▲親子でつくっているようす

さっそく、遊んでくれています。

250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4254copy.jpg250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4544copy.jpg











▲けん玉にチャレンジ

それぞれのようすを写真に撮らせて
もらったのですが、
そのほか、旗の前でポーズを
とってくれたり・・・

250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4375copy.jpg










▲旗の前でハイポーズ!

マツボックリの展示の前で
写真を家族の人に撮られて
いるところを
横から撮らせて もらったり・・・

250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4571copy.jpg










▲記念撮影中のところをパチリ!

次の写真の男の子たちは、紙コップの
縁の部分に、マツボックリのヒダの
部分(種鱗(しゅりん)という)を
バランスよく引っかける技?を
すぐに習得し実践してくれましたよ
(写真には写っていませんが、この
子たち のお父さんの方が先に成功
していました)。


250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4286copy.jpg











▲技?を成功させてハイポーズ!!


女の子で、逆さにした紙コップの
底の面にマツボックリを乗せた
直後の写真です。いい笑顔です。


250105 matsubokkuri de kenndama  s-IMG_4336.jpg










▲底面にマツボックリを乗せた女の子


皆さん、おうちでも遊んでね!


フロアロアスタッフによる
『デジタル紙芝居』や『展示解説』も
実施されましたよ。

みなさん、楽しんでいただけましたか?


<おみくじ で 運だめし?>
フロアスタッフが
心を込めて作成した
ひとはく おみくじ」は、
1月13日(月・祝日)まで
4階に設置されている予定です。

下記のブログも見てくださいネ!
こんにちは!フロアスタッフです♪~あけましておめでとうございます!~
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/01/post_3200/



250105 hitohaku omikuji  s-IMG_4305copy.jpg











▲ひとはく おみくじ2025

しかし、それまでに
無くなっていたら
ごめんなさい(お早めに!)。



次回のKidsサンデーは、2025年3月2日(日)です。

250105 enntorannsu ho-ru yoko  s-IMG_4517.jpg









ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
あけましておめでとうございます!
暖かいお正月で幕を明けた2025年☆
お雑煮食べて、初詣に行って、楽しい時間をすごしましたか?
ひとはくは本日より開館です!

毎年恒例のひとはくおみくじ☆彡
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何がでたかな?今年もハッピーな1年になりますように(^_^)/
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今日は「ひとはく缶バッジづくり」をおこないましたよ
ていねいに色をぬりぬり・・・
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できあがり!さっそくお洋服につけてくれているお友達もいました!
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これからの予定は・・・(くわしくはタイトルをクリック!)
1/11(土)はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」
1/12(日)・13(月・祝)ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」

ひとはくは2025/1/7(火)~1/13(月・祝)に開館したのち、
冬期メンテナンス休館に入ります(2025/1/14(火)~2/10(月))
休館前にぜひ遊びにきてくださいね!

フロアスタッフ一同


ひとはく周辺(深田公園)にはアカマツ
(マツ科)の高木があります。
といっても、マツ枯れの影響で
少なくなっています。

12月下旬の午後、
植物観察をしていたら、
ニー ニー ニー ツ というような
鳥の鳴き声がして、その方向に
目を向けるとアカマツの高木が
ありました。


ちなみに、このアカマツの高木は、
樹高が約12mで、推定樹齢が約40年、
人の胸の高さ(地上1.3m)の幹の
直径(DBH)が17.5cmです。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

241222 akamatsu (DBH17.5m,H yaku 12m) s-IMG_3800.jpg









▲アカマツの高木(写真の中央)
 (左側のオレンジ色の葉はコナラ
  (ブナ科)、右側はアカマツの枯れ木)




そのアカマツの枝に複数のヤマガラ
(シジュウカラ科)がいるのが見えました。

241222 yamagara ga akamatsu no eda ni 2wa iru s-IMG_3566copy.jpg241222 yamagara ga akamatsu no eda ni iru IMG_3550copy.jpg










▲アカマツの枝にいたヤマガラ



行動を観察していると・・・
マツボックリ(球果)をつついている
ように見えます。
241222 yamagara ga akamatsu no matubokkuri wo tutuiteiru  s-IMG_3745copy.jpg











▲マツボックリをつついている? ヤマガラ





そのうち、何かをくわえて
近くの、やや太めの枝に
移動して...

241222 yamagara ga akamatsu no syushi wo kuwaeteiru s-IMG_3748copycopy.jpg










▲ 何かをくわえているヤマガラ

くわえたものを一旦、
やや太めの枝に脚で押さえて
食べているようでした。


241222 yamagara ga akamatsu no yaya futoi eda ni uturu (syushi wo tabeta) s-IMG_3749copy.jpg










▲やや太めの枝に移動したヤマガラ

食べていたのは、アカマツの種子
(しゅし)のようです。

アカマツのマツボックリの
ヒダヒダ部分は、種鱗(しゅりん)とか、
鱗片(りんぺん)と いわれます。

1つの種鱗の内側には、種子が
2つずつあります。マツボックリの
種鱗が閉じていると、
それらは挟まった状態です。

下の写真は、種鱗が開いて、翼が
ある種子(写真中央に1つ)が
見えます。

akamatsu no matsubokkkuri IMGP5522 copy.gif














▲種鱗が開いた状態のマツボックリ

晴れた日には、マツボックリの
種鱗が開きます。


また下の写真は、種鱗(内側)と
種子の写真です。

1つの種鱗の内側に2つの種子
の型が付いるのがわかりますか?
また、種子には(薄い膜のような)
翼があります。

akamatsu no matsubokkuri no syurinn to syushi (betsu kotai).jpg














▲アカマツのマツボックリの
 1つの種鱗(上)と種子



次の写真は、ちょうど1年前に
深田公園にある、クロマツ(マツ科)
に絡んだ フジ(マメ科)の やや
太いツルいた ヤマガラの写真です。

231220 yamagara ga kuromatsu no syushi wo kuwaeteiru s-IMG_4386copy.jpg













▲クロマツの近くにいたヤマガラ

写真を撮ったあと、拡大して見ると、
ヤマガラのくちばしの先には、
クロマツの(アカマツと同じように
薄い膜のような翼をもった)種子が
写っていました。


ヤマガラは、アカマツやクロマツの種子を
上手に採って食べていたのですね。


アカマツやクロマツとしては、
せっかく翼をもった種子を飛ばすことなく
食べられるので、残念だと思います。



皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。

              研究員 小舘
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