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植物は光を吸収して生活しています。なぜかわかりますか?」

研究員の問いかけに、すぐに反応、あちこちから答えが出てきます。「光合成」をして養分をつくり出しているからです。

今日は、関西国際学園初等部2年生が、「身近な植物のふしぎ」のセミナーを受講しました。

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多くの植物は緑色をしています。これは、太陽からの緑の光をはね返しているからです。

しかし、緑色ではない植物もあります。それは、ほかの植物に寄生して、養分をもらっているからで、光合成の必要がないからですね。

植物は、光をたくさん吸収するために、背が高くなるものがあります。

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世界には、とんでもなく背の高い植物があることも知りました。

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動物に自分のタネを運ばせる植物があります。子孫を残すためです。そのタネのしくみを利用したものがマジックテープですが、私たちの生活の中で使われているなんて、びっくりしましたね。

他にも、水を含むと大きく膨らむタネ、アリが好きな物質をつけているタネ、毒を作る植物、白い液を出して自分を守る植物など、身近な植物でも知らないことがたくさんありましたね。

最後の質問コーナーでも、たくさん質問が出ました。とても積極的でした。

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◎参加した児童のコメント

・おもしろかった。

・知らないことがたくさんありました。

・勉強になりました!

・忘れないように、メモしました。

◎石田研究部長のコメント

「なぜ?」と思ったときにどんどん質問することはとても素晴らしいですね。身近な植物にはたくさんのふしぎがあって、私たちの生活にも活かされていることを知ってもらえてよかったです。
(この記事については、生涯学習課にお問い合わせください。文責 生涯学習課)
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7月6日から4階ひとはくサロンにて、ミニ企画展「魚の剥製展」が行われます。

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この魚の剥製を製作されたのは、剥製師の力石眞弘さん。当館が毎年実施している「共生のひろば」に参加いただいたことがきっかけで研究員とつながりができ、今回の企画展開催へとなりました。

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展示してある魚やカニは、尾道市で活動されている力石さん地元の瀬戸内海で捕れたものだそうで、生きているかのようです。作り方の展示もありますが、とても丁寧で細かい作業が必要と感じました。この展示を通して、「魚介類を剥製にする技術があること」「瀬戸内海には多くの魚介類が生きていること」など知ってもらいたいということでした。力石さんは、中学生に地元でサワガニの剥製をつくるワークショップを行われているとことでした。

7月5日には、神戸新聞社の取材を受け、フロアスタッフも同席させていただき、お話を伺いました。

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◎高橋主任研究員のコメント

まるで生きているような魚の剥製です。暑い夏に、この展示を見ていただき、剥製の技術のすばらしさと
瀬戸内海の自然を感じ、涼やかな気持ちになっていただけるとうれしいです。

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(この記事についてのお問い合わせは生涯学習課までお願いします。 文責 生涯学習課)

7月になりました!
今月もいろんな企画がめじろ押しです。
本館4階のひとはくサロンの天井には、大きなクモの網が登場!
どんな巨大グモが網を張ったかと思いきや...

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私たちフロアスタッフがつくって、 設備さんが天井高く張ってくださいました。

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2階展示室では、お待ちかねの「クモ展」(クリック!!)が始まっています。
クモ展に関連したイベントもいろいろ用意しています。

また、4階展示スペースでは7月6日(土)から「魚の剥製展」(クリック!!)が始まります。
こちらもお見逃しなく!

みなさまのお越しをお待ちしていま~す。

(フロアスタッフ一同)

今日は、キッズランドかみでひょうごエコロコプロジェクトの体験学習を行いました。

最初に辰村コーディネーター(あやちゃん)から虫さんをやさしく扱う「コツ」を教えてもらいました。さあ、あぜ道へ出発です。

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現地についた子どもたちは、さっそく虫とり開始!

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普段から自然いっぱいの園で過ごしている子どもたち、とっても積極的です。最初に教えてもらったとおり、虫さんをやさしく持っていますね。

捕まえた虫をどんどん虫かごに入れていきます。

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あやちゃんが、網

で何か捕まえたようですね。子どもたちも集まります。

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40分の虫取りでしたが、たくさん捕まえられたかな?

園へ戻ってみんなで見てみましょう。 

捕まえた虫を、ひとはくから持ってきた「ひみつ道具(デジタル顕微鏡)」で、みんなで見ましょう。これを使うと、とっても大きく見えるね。

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 ダンゴムシ、バッタ、カマキリ、カエル、ヤスデ、コガネムシ、カタツムリ、ゴキブリ、テントウムシ、アリ、捕まえた虫だけでなく、みんなで育てているクワガタや、チョウも見たね。画面に映すたびに大歓声です。

「赤ちゃんのバッタはまだ羽がありません。」

「おなかを動かして息をしているんだね」

「今、うんちしました」

虫の姿を見ながら、あやちゃんの説明が続きます。子どもたち、先生も時間を忘れて画面に見入りました。

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質問コーナーは、代表して先生からみんなの質問のうち1つをしてもらいました。答えをみんなで考えたら、たくさん手が上がりましたね。
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おなかを守るダンゴムシのポーズもできました。

子どもたちが、給食のため教室に戻っても、先生方はさらに資料をもとに虫のことについてさらにあやちゃんからレクチャーを受けました。先生がとても熱心です。

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◎参加した園児のコメント

・虫とり楽しかった!        ・たくさんつかまえたよ。

・カメもいた!           ・もっとやりたかった!

◎辰村コーディネーター(あやちゃん)より

今日おうちに帰ったら虫とりしたことをおうちの人にどんなだったかお話してね。また、園で虫とりしてね。ひとはくにこのピンクの紙を持ってくるとプレゼントがあるので、おうちの人にこんど連れてきてもらってね。



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7月2日から始まる企画展「クモ展」のフロアスタッフへのレクチャーが研究員から行われました。この企画展は、「クモは不気味で気持ち悪い?」というイメージを変えるため、ポスターも明るい色や水玉でまとめてみました。

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「クモ」といえば、「クモの巣」が特徴ですが、我々が普段見慣れたものから、少し形の違うものまでさまざまなものが展示されています。博物館の窓についていたものもあります。

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クモや昆虫が紡ぎ出す糸の構造やその遺伝的基盤を解析し、微生物を活用することによって、新しいタンパク質素材を開発して、化粧品や衣類に応用している会社もあるそうです。

クモは、虫ですが昆虫ではありません。節足動物門というグループに属し、昆虫などの六脚亜門、エビ・カニの仲間の甲殻亜門、ムカデ・ヤスデなどの多足亜門、そしてクモの属する鋏角(きょうかく)亜門の4つに分けることができます。鋏角亜門は、昆虫が触角を持つ部分にハサミ状の鋏角を持つのが特徴で、ウミグモ、カブトガニ、サソリ、ダニも同じ仲間です。

私たちが認識するクモは、鋏角亜門のなかのクモ目(もく)というグループに属し、世界で52000種以上記録され、135科のグループに分類されます。

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今回の企画展では、食事や子育てなど、私たちとシンパシーを感じる部分とともに、クモの多様性に焦点を当てています。特に、もっとも種多様性が高く、発達した眼を頼りに餌を捕まえる行うハエトリグモ科と、微小ながらクモ目の中で2番目に種多様性の高いサクラグモ科について、写真とともに標本の展示を行っています。クモの生物としての新たな一面、捕食の様子、網(クモの糸)の特徴など、深く知ることができる展示となっています。どうぞお楽しみに!

◎参加したスタッフのコメント

・クモは昆虫ではない、クモの巣(網)には、様々なタイプがあることなど、新たな発見がありました。新しい知識を得ることができました。

・楽しくしくわかりやすい展示解説となるように、努力します。

◎山﨑研究員より

企画展は2025年の113日までのロングラン展示となります。10月には、「摩訶不思議なクモの世界」のセミナーも計画しています。来館される皆様に普段はあまり知られていない「クモ」への新たな認識を持っていただけるとうれしいです。(この記事に関しましては、生涯学習課にお問い合わせください。文責 生涯学習課)

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