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今日は、兵庫県立大学グローバルビジネスコースの留学生が、日本文化体験研修の一環で本館を訪問、高野研究部長によるセミナー「人と自然の博物館の役割」を受講しました。

グローバルビジネスコースには、23か国166名の留学生が在籍(20251月現在)しているとのこと、そのうちの38名のみなさんに受講していただきました。
このセミナーは、すべて英語で行われました。

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高野研究部長からは、200万点を超える標本の管理、整理とともに、研究員の研究活動や来館者への対応、研究員が行うセミナーや、学校園への訪問、行政委員会等への出席と、研究員、博物館の果たす役割についての説明がありました。

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留学生からは、展示物についての質問や標本の集め方、海外研究員や施設との交流などについての質問がありました。

セミナー後、留学生たちは館内を見学、生命誕生や人類誕生の歴史などの化石標本や、開催中の企画展など熱心に見学していました。

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◎高野研究部長より

縁あって日本の大学に学びに来られた学生さんたちなので、日本という国や自然についても色々と学びを得てほしいと思っています。
takano_circle.png三田は少し距離がありますが、神戸市周辺には多くの博物館や美術館があるので、是非あちこち足を運んでほしいです。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課へお願いします。)

 


ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えてあります。


本館3階入り口前の階段近くに、
ハナミズキ(ミズキ科)が
あります。

現在(離れたところから見ると)
枝先にピンク色っぽいものが
あり 綺麗です。


画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

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▲3階入り口ちかくのハナミズキ

ちなみに黄緑色のものは、ケヤキ
(ニレ科)の葉です。



いきなりですが、ここで質問です。


下記の写真で、いくつの花が
咲いているでしょうか?


s-250423 hanamizuki no hana 2 tsu IMG_7244copy.jpg










▲ハナミズキの花
(2025年4月23日撮影)


いくつだと思われましたか?

「赤っぽい花ビラが4つずつ
咲いていて、3つの花が咲いて
いるよ」と思われた方、

普通そうですよね。そう見えますよね。


じつは、3つの花のように見える
もの、のそれぞれの中心部を
よく観察すると・・・

先ほどの写真の左から、順番に
仮にA、B、C としましょう。

それぞれの中心部の拡大写真を見ると、
まずは、Aです。

s-250423 hanamizuki no A no hana IMG_7239copy.jpg











▲Aの中心部

次に、Bです。

s-250423 hanamizuki no B no hana IMG_7240copy.jpg











▲Bの中心部


最後にCです。

s-250423 hanamizuki no C no tsubomi IMG_7235copy.jpg










▲Cの中心部



それぞれの中心部を見ると、左側のAと
真ん中のBには、小さな花がそれぞれ1つ
見えているのが わかりますか?


そのほかの、先が丸い棒みたいなものは、
すべて1つ1つが花のツボミなのです。


赤っぽい花ビラみたいに見えているのは、
「苞(ほう)」といいます。

「苞」とは、花や、花の集まりである
花序(かじょ)の基部にある特殊化
した葉(あるいは、「苞葉(ほうよう)」
ともいう)のことです。


ハナミズキの花の構造は、赤っぽい苞が
4枚あって、その中心部に20ケくらいの
ツボミがあります。やがてそれぞれが
開いて黄緑~黄色っぽい花ビラが4枚と、
白~黄色っぽい葯(やく)がある
雄しべが4つ見えます。
さらに中心部には薄い緑色の雌しべが
1つあります。

右側のCの中心部には、すべて、
まだ開いていないツボミでした
(ここで感心してでてくる言葉の
「ほオう」と言ってもらえれば・・・)。


したがって、小さな花はAとBの
それぞれ1つずつ、合わせて2つ
しか咲いていませんでした!
(ここでも、感心してでてくる
言葉の「ほォう」と言って
もらえれば、私も嬉しいです)。

花は、近くで観察しないと、
咲いているか、どうか
分からないこともあるのですね。


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

              研究員 小舘

「この恐竜は、なぜ肉食だとわかるのでしょう?」

クイズを交えながら、セミナーは進みます。

研究員の質問にも追手門学院小学校の子どもたちは、その理由についてもしっかり答えてくれました。


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化石を調べることで、恐竜のことがたくさんわかります。

はじめて恐竜の化石が発見されたのは19世紀、100年以上たった今でも発掘調査を行い、発見された化石の研究が続いています。



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化石のレプリカを実際に持ってもらい、化石の重さも感じていただきました。

兵庫県の丹波市で発見された「丹波竜」のことを中心にセミナーが進みました。
丹波竜の発見された篠山層群では、恐竜のほかにもたくさんの生物の化石が発見されています。

セミナーの後も、実際の展示や恐竜ラボをぜひ見ていってくださいね。

我々人類が見ていない恐竜の世界がどんな環境で、どんな生物がいて、どのように暮らしていたか、その研究が様々な化石の発掘、研究によって進んでいるのです。

 

 

 

◎参加してくれた児童の感想など

・クイズがおもしろかった。

・知らないことがたくさんありました。

・化石を調べることで、恐竜の病気のことまでわかるなんてびっくりした。

・化石を切って調べるとは思わなかった。



 

◎池田研究グループリーダーより

・恐竜をきっかけに、身近にある色々な不思議に興味を持ってほしいです。
(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは生涯学習課までお願いします。)
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4月20日(日)は、はかせと学ぼう!「ってなぁに?」をおこないました♪

もったいないはかせの衛藤研究員からクイズ!!
みんな一生懸命考えてくれていたね。
クイズの後はクレヨンの試しぬり♪キャベツってこんな緑色だったんだね!             
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さいごにおやさいクレヨンで野菜のお絵描きをしました☆
みんなとっても上手に、おいしそうな野菜の絵が描けました(^▽^)

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次回のはかせと学ぼう!「おやさいクレヨンってなぁに?」は5月25日(日)です!
皆様のご参加お待ちしております♪

フロアスタッフ一同

現在開催中の企画展「価値の手直し展」では、休日に様々なワークショップやイベントを開催しています。
今日は、衛藤彬史研究員が直接来館のみなさまに、展示解説を行いました。

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企画展の展示は、5つのゾーンに分かれています。
Aゾーンは、数々の「アップサイクル製品」を見てアップサイクルの意味を知るところ。
Bゾーンは、衣:価値がアップするとは?
Cゾーンは、食:主産物と副産物との境界は? 
Dゾーンは、住:循環=善? 
Eゾーンは、ワークショップのコーナー。
それぞれのテーマからアップサイクルについて考えられるようになっています。
協力いただいた企業や個人の方々のお話を交えながら解説が進みました。

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本日別のセミナーで来ていた兵庫県立大の留学生も熱心に見ていましたね。

また、本日は「おやさいクレヨンってなあに?」のワークショップも開催されます。

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この企画展は、531日までの開催です。
休日には様々なイベントがありますので、ホームページ等でご確認のうえ、どうぞご来館ください。


◎参加されたみなさまの感想など

・捨てられるはずのものが、またつかわれるのはすごいと思いました。

・廃棄にお金がかかっていたものが、その会社の収益になると知ってびっくりです。

・このガラスは、むかしおばあちゃんちで見たものでした。こんなふうになるなんて...。

・タンバリンはどこかな?

 

◎衛藤研究員より

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多くの方々にご来館いただき、またセミナーやイベントにご参加いただき、ありがたい反応をいただくたびに
たいへん励みになっています。
見ていただき、知っていただくことで共感の輪が広がっていくと嬉しいです。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

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