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ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていたり、
生えています。


深田公園の円形劇場(であいの広場)
の上の緑道沿いに、ドングリがなる
木のクヌギ(ブナ科)の高木が
あります。

落葉樹であるクヌギは、秋から冬に
かけて、葉の色が緑色から黄色、
それから褐色に変化して、
その後 茶色(薄いものから
濃いものまで)になります。

個体によっては、茶色になった葉が
枯れた状態で、春まで枝に付いたまま
のものがあります。

※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

260114 kunugi no kareta ha ga eda ni nokotte iru s-IMG_3202.jpg










▲枯れた茶色の葉を枝に付けた
 クヌギの高木(2026年1月14日撮影)

12月ごろまでにクヌギのドングリ
(果実)や殻斗(かくと)の
多くが地面に落ちてしまい、
現在、樹上に残っているのは、
ほんのわずかです。

また、落ちたドングリは、
子どもたちが拾ったり、
清掃の方が熊手などで
掃いて除去されて、地面には
ほとんど ありません。

260114 kunugi no donnguri ga eda ni nokotte iru s-IMG_2736.jpg










▲冬に残っている、クヌギの果実
 (ドングリ)と殻斗
 (2026年1月14日撮影)



この日、クヌギの高木の近くに
ハシボソガラス(カラス科)が
何かを探しているようでした。

260114 hashibosogarasu s-IMG_2579.jpg










▲何かをさがしているハシボソガラス
 (2026年1月14日撮影)


ハシボソガラスは、
サツキ(ツツジ科)の植え込みの
方に行き、石材のイスに上がって、
何かを見つけたのか、
植え込みに頭を突っ込んで
いました。

260114 hashibosogarasu s-IMG_2587.jpg260114 hashibosogarasu s-IMG_2613.jpg










▲石材のイスに上がって
 何かを見つけて、サツキの
 植え込みの中に頭を
 突っ込んでいる
 ハシボソガラス


その後、ハシボソガラスは
頭を上げると 何かを
くちばしで くわえて
いました。

この時点では、大きさや形、
色などがドングリ(硬い殻
を除いたもの?)かと思って
観察していました。


ハシボソガラスは、すぐに
コレクショナリウムの駐車場の
中央に飛んで移動しました。

そして、くわえていたものを
地面に置き、脚で押さえて
くちばしで つついていました。

260114 hashibosogarasu s-IMG_2660.jpg










▲くちばしで つついている?
 ハシボソガラス

そうしているうちに、くちばしに
くわえ直して、飛んでいきました。

260114 hashibosogarasu ga ookamakiri no rannsyou wo kuwaete iru s-IMG_2668.jpg  260114 hashibosogarasu ga tonnde iku s-IMG_2671.jpg

 








▲くちばしにくわえて、飛んで行く
 ハシボソガラス


その後、撮影した写真を よく見ると、
ハシボソガラスが くわえていたものは
どうやらドングリではなさそうです。

それは、ドングリと思っていたものに、
サツキの葉が付いている枝が
刺さったような感じだったからです。

260114 hashibosogarasu ga rannsyou wo kuwaete iru  s-IMG_2628 copy2.jpg











▲くわえているものを拡大して
 みると・・・


もう一度、サツキの植え込みを
探してみると、近くの別のサツキに
それらしきものがありました。


しかし、それは、半分以上?が
ちぎられているように見える状態で
サツキの枝に部分的に残っている
と思われました。


260115 ookamakiri no rannsyou ga satsuki  no eda ni s-IMG_7664.jpg










▲サツキの枝に残っていたもの


同じようなものが似たような環境に
残っていないか探してみると・・・


ありました。


近くのヒラドツツジ(ツツジ科)の
ところに似たようなもの
(直径 約2~3cmの丸っこい形)が
少し離れて2つ見つかりました。

260115 ookamakiri no rannsyou ga hiradotsutsuji  no eda ni s-IMG_7743 copy.jpg260115 ookamakiri no rannsyou ga hiradotsutsuji  no eda ni s-IMG_7774.jpg











▲ヒラドツツジの枝にあったもの

その形状や色などから・・・

オオカマキリ(カマキリ科)の
タマゴの塊だと思われました。

ここで思わず、
「ドングリじゃなく、卵か~い
(卵塊=らんかい)!」と、
心の中で 突っ込んでしまいました。

※これは、正しくは、卵塊ではなく、
卵鞘(らんしょう)と言うそうです。

ハシボソガラスは、結局
くわえていた卵鞘を
食べたの かな?


皆さんも 周辺の環境で自然や
生きものの観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

ひとはくが30周年の時に新しくなった植物標本収蔵庫。

普段は立ち入ることのできない場所を特別に案内するセミナーです。

IMG_5876.JPGIMG_5882.JPG










標本製作室、データベースをつくる撮影室など、標本を製作する作業スペースも見ていただきました。


収蔵庫は、温度、湿度等厳重に管理されており、限られた人数しかご案内できません。
また、出入口には前室があり、害虫などが入らないように、外部との緩衝地帯となっています。IMG_5883.JPG










この収蔵庫には、貴重な標本がたくさんのロッカーの中にきちんと整理されて保管されています。
兵庫県で確認されている植物はすべてそろっているとのことです。

IMG_5888.JPG IMG_5893.JPG IMG_5900.JPG

見学された方々が生まれる前のもの、かつて日本の領土であった土地のもの、兵庫県(神戸)で採集されたもの、朝のNHK連ドラで取り上げられた「牧野富太郎」が採集した植物の標本とともに、新種の基準となる「タイプ標本」も見ることができました。

それらの標本は、当時の環境を知るたいせつな手がかりとなります。

IMG_5910.JPG IMG_5912.JPG IMG_5913.JPG






コレクショナリウムでは、博物館がなぜ標本を集め、保管する必要があるのかを説明するコーナーとともに、博物館収蔵の植物標本の画像を見ていただくことができます。


◎参加されたみなさまのコメント

・博物館の裏側が見られてとても楽しかった。

100年以上前の標本が大切に保管されていた。

・とても貴重な体験ができました。

 

takano_circle.png

◎高野研究グループリーダーより

 自然は、気候変動や開発、外来生物の侵入など、外部の環境変化により影響を受けます。
標本をきちんと管理し残すことで、生態系の変化や自然環境の変化を知ることの手掛かりとなります。
今回のようなツアーを実施していますが、個別に植物の調査研究のために標本閲覧を希望される方は、博物館までご連絡ください。


(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

1月11日(日)は、寒波の影響で
非常に寒い日でした。

また、三田市では、、
強風と雷(10日から)、
乾燥(数日前から)の
それぞれの注意報が
発令されていました。


そのため、エントランスホール前の
旗も強風で旗が破れてしまうことが
あるので掲揚されていませんでした。


※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

260111 enntorannsu ho-ru mae no hata ga kyou ha nai s-IMG_2463 copy.jpg












▲エントランスホール前


エントランスホール近くには、
ドングリのなる木であるクヌギ
(ブナ科)の高木があります。


その高木には、枯れて茶色
くなった葉を枝にたくさん
付けている個体が見られます。

強風によって、この葉が横向き
になっていますが、飛ばされずに
かんばっていますよ。

260111 kunugi no kareta ha ga kaze ni nabiku s-IMG_2476.jpg260111 kunugi no kareta ha ga kaze ni nabiku s-IMG_2475.jpg











▲枯れて茶色くなっている
 クヌギの葉が(右側からの)
 強風に飛ばされずに
 なびいている



円形劇場(であいの広場)の横に、
ドングリのなる木のコナラ
(ブナ科)の高木が生えています。

そのコナラはすっかり葉を落とし、
その枝に、ツル植物のフジ(マメ科)
のツル(茎)が絡んでいるのが
良く見えます。

260111 konara no kouboku no eda ni fuji ga karannde iru  s-IMG_2408.jpg260111 fuji no tsuru ga konara noeda ni karamu s-IMG_2367.jpg











▲コナラの高木の枝にフジの
 ツルが絡んでいる
 (2026年1月11日午後撮影)


フジのツルには、まだたくさんの
サヤがあります。
しかし、よく見ると、サヤが
縦方向に2つに裂けて、
片方しかないもの もあります。

サヤの内側が見えているものは、
より白っぽく見えます。

また、マメの形に凹んでいるの
がわかります。

260111 fuji no saya s-IMG_2454 copy.jpg












▲フジのサヤ(果実)
 サヤが裂けて片方が落ち、
 もう一方がツルに残って
 いる(内側が、より
 白っぽく見える)。


乾燥した日がつづいている
ためか、たくさんのフジの
サヤが「パッチ~ン」と
音を立てて 裂けて落ちてきて
いました。

もちろん、同時にサヤの中の
マメも落ちてきます。


コナラの枝が円形劇場の上に
かぶっているので、石材で
できたテーブルやイス、
コンクリートでできた階段
などにサヤが落ちると、
「カラ~ン」 と乾いた音がします。

260111 fuji no saya ga takusan ochite iru s-IMG_2395.jpg260111 fuji no saya to mame s-IMG_2346 copy.jpg











▲落ちたフジのサヤとマメ



この日は、寒かったのですが、
運よくフジのサヤ(果実)と
マメ(種子)が落ちてくる
ところを(音を聞きながら)
観察することができました。

サヤとマメが落ちただけで
他の落ちは ありません。

フジに関連する、下記のブログ記事も
よかったら、ご覧ください。

2025年12月14日
鈴なり?フジなり
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/12/post_3382/



皆さんも 周辺の環境で自然や
生きものの観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

にわとり?

2026年1月 8日

ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていたり、
生えています。

冬は、落葉樹が葉を落としている
ので、樹林内は 比較的 見通しが
ききます。

ひとはくの周辺の樹林には、落葉樹で
ドングリがなるコナラ(ブナ科)
の高木が多く見られる樹林が
あります。

※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

260108 konara rin  s-IMG_2212.jpg










▲コナラの高木が多い樹林
(2026年1月8日撮影)
 ちなみに、右側の常緑樹は、
 ドングリがなる木のアラカシ
 (ブナ科)の高木です。


コナラの枝に鳥類が
止まっていましした。

この写真では、尾っぽ
の方しか見えません。

しかも 光の加減で、
シルエットの状態です。

260108 kijibato ga konara  no eda ni iru s-IMG_2117.jpg









▲コナラの枝に止まっている鳥類


この鳥類の種類、おわかりに
なりますか?

しばらくすると、この鳥類は、
飛び立ち、ひとはくの本館の
上部に止まりました。

このシルエットで種類が
わかりましたか?

260108 kijibato ga tatemono no ue ni iru s-IMG_2132.jpg










▲ひとはくの建物に止まった鳥類


では、この写真では、いかがでしょうか?

260108 kijibato ga honnkann no tatemono ni tomatte iru s-IMG_2145 copy.jpg











▲建物の上に止まった鳥類(接近)




「ハト!」と答えていただいた方、

ハト類なのですが・・・




街中でよく見かけるハト類は、
カワラバト(「ドバト」とも言われる)
(ハト科)だと思います。

240715 kawarabato s-IMGP4081 copy.jpg











▲深田公園にいるカワラバト


しかし、コナラの枝に止まって
いたのは違います。



次の写真は、フラッシュで光を当てて
撮影したものです。

羽根の模様に着目してください。


260108 kijibato ga tatemono no ue ni iru s-IMG_2143.jpg260108 kijibato ga tatemono no ue ni iru s-IMG_2143 copy.jpg











▲背中にウロコ状の模様があるハト類






羽根に、ウロコ状(キジのような?)
の模様がありますね。


そうです。

キジバト(ハト科)です。



このキジバトは、コナラ林の
方の1点を見つめていました。

その後、少し離れたコナラの
高木の枝へ飛んでいきました。



そこには、もう 1羽、別の
キジバトが 止まっていました。



260108 kijibato ga niwa s-IMG_2162.jpg260108 kijibato ga niwa s-IMG_2162 copy.jpg










▲コナラの枝に キジバトが
 2 羽 止まっている
 (左側が先に止まっていた
 「元いたキジバト」)


2羽でしばらく そこにいました
(2羽の鳥=にわとり?)が、
おやじギャグで、スミマセン。
その後、それぞれ飛んで
行きました。

「つがい」なのかなあ。


(飛ぶ時の羽根の広げ方も
カワラバト と キジバト
とは違うらしいが、どうだろう)

260108 kijibato ga tonnda s-IMG_2181.jpg










▲飛び立ったキジバト。「元いた
 キジバト」が飛んだあとに、
 あとを追うように、観察していた
 キジバトも飛んだ写真


皆さんも 周辺の環境で自然や
生きものの観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

うつりぎなコトリ

2026年1月 7日

ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていたり、
生えています。


深田公園では、現在、
カンツバキ(ツバキ科)の花が
たくさん咲いています。


※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

260107 kanntsubaki ga saiteiru s-IMG_1961.jpg260107 kanntsubaki no hana s-IMG_1193.jpg










▲カンツバキの花
(2026年1月7日撮影)


深田公園の円形劇場(ふれあい広場)
のそばに植えてあるカンツバキを
観察していると、近くで小鳥の
声がします。

シジュウカラ(シジュウカラ科)が
何羽か、いるようです。

小鳥が移動している気配を感じる
方向を見ると、
シジュウカラに混じって別の小鳥
がいます。

観察していると、
木の幹に向かって、超高速で?
頭を動かして(そんなに動かして
大丈夫かあ?)、くちばしで
つついています。

どうやら、キツツキの仲間の
コゲラ(キツツキ科)のようです。

しかも2羽います。
1羽を観察していて、はじめに、
運よく撮影できたのは、
コナラ(ブナ科)の
やや細い幹にいたときでした。

260107 kogera ga konara no miki ni iru s-IMG_1215 copy.jpg











▲コナラの幹にいるコゲラ
 (2026年1月7日撮影)


このコナラの幹では、枝の下のくぼみに
くちばしを差し込んでいました。

260107 kogera ga konara no miki ni iru s-IMG_1217 copy.jpg











▲くぼみに くちばしを差し込む
 コゲラ



その後、素早く幹の上方へ移動すると、
すぐに近くのアカシデ(カバノキ科)の
幹に止まっていました。


260107 kogera ga akashide no miki ni iru s-IMG_1227 copy.jpg











▲アカシデの幹にいるコゲラ


その後、カスミザクラ(バラ科)の
幹で何かをつついています。

カスミザクラの幹の樹皮の
横方向の模様とコゲラの
体の模様が似てますね。

260107 kasumizakura no mikini kogera s-IMG_1279 copy.jpg











▲カスミザクラの幹にいるコゲラ


しばらくすると、近くのヤマモモ
(ヤマモモ科)の幹に一端止まり、
太い枝に移動してつついていました。

260107 yamamomo no mikini kogera s-IMG_1228 copy.jpg260107 yamamomo no futoi eda ni kogera s-IMG_1252 copy.jpg













▲ヤマモモの幹や太い枝にいたコゲラ


ヤマモモの葉や枝などの陰になって
写真が撮りにくいなと思っていると、
近くの別の枯れ枝に移動しました。

それは、コナラの高木が枯れて、
その枝がコシアブラ(ウコギ科)
の木と思われる枝に、落ちて
引っかかっているものでした。


260108 konara no kare eda s-IMG_2044.jpg










▲枯れた高木のコナラの幹。
 枯れた枝が地面に落ちている


260108 konara no kare eda s-IMG_2052.jpg











▲他の木の枝に引っかかった
 コナラの枯れた枝(中央)と
 上部が折れてなくなっている
 高木のコナラの幹(左側)。
 黒っぽくシルエットに見える
 葉はヤマモモ。


260107 kogera ga konara no kare eda ni irus-IMG_1653.jpg260107 kogera ga konara no kare eda ni iru s-IMG_1653 copy.jpg










▲コナラの枯れた枝にいた
 コゲラ


懸命に枯れた枝をつついて
いて、樹皮?や木片?など
がときどき周りに飛んだりして
いましたよ。


260107 kogera ga konara no kare eda ni iru s-IMG_1690 copy.jpg260107 kogera ga konara no kare eda ni iru s-IMG_1367 copy.jpg











▲枯れた枝をつついているコゲラ


何かをくわえている写真も
撮れました。

260107 kogera ga konara no kare eda ni iru s-IMG_1679 copy.jpg











▲何かを くわえているコゲラ


この枯れた枝には、比較的
長い時間いてくれました。


コナラの枯れた枝にたどり
つくまでは、短い時間で
木から木へ移る、
移り気なコゲラでした。

(「基本、小鳥って、そんなもんやろー」
という 突っ込み が 聞こえる気がします。)

皆さんも 周辺の環境で自然や
生きものの観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

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