春ですね~。
昨日(3月23日)、京都で(近畿の中では
最も早く)桜の開花発表がされました。
本日(3月24日)のひとはくの周辺の
ソメイヨシノ(バラ科)の冬芽は少し
膨らんできましたよ。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲ひとはく周辺のソメイヨシノの
冬芽の状態(2026年3月24日昼撮影)
ひとはく4階入り口近くの、
ピンク色の花ビラが
たくさんある"千重(ちえ)咲き"
の品種と言われる
オトメツバキ(ツバキ科)も
たくさん咲き始めました
(でも、満開ではありません)。

▲オトメツバキの花
(2026年3月24日昼撮影)
さて、
ひとはくの4階入り口近くの天井部分
(ここは高架下になります)には、
コシアカツバメ(ツバメ科) や
ツバメ(ツバメ科) の古い巣が
あります。
「古い巣」と書いたのは、昨年は、
これらの巣で、コシアカツバメや
ツバメは子育てをしませんでした
(昨年だけでなく、それ以前から
子育てをしていない巣もあります)。
最近は、これらの古い巣に
スズメ(スズメ科)が
入っていることがあります。
でも、写真を撮ろうとカメラを向けると、
すぐに飛んでいってしまいます。
こちらは、コシアカツバメの古い巣から
顔を出しているスズメです。
今日は運よく撮れました!


▲昼、コシアカツバメの古い巣から
顔を出しているスズメ
(2026年3月24日昼撮影)
こちらは、ツバメの古い巣にいる
スズメです。
ちなみに、天井部分のトックリ型に
残っている土は、ツバメの巣の前に
(同じ場所に)作られていた
コシアカツバメの巣の跡です。
ここのコシアカツバメの巣は、
数年前の冬場に一度(ツバメ類が
新しく巣を作って子育てしやすい
ように)、人によって壊されました。

▲昼、ツバメの古い巣にいるスズメ
(2026年3月24日昼撮影)
先週、入り口部分が大きく壊れている
コシアカツバメの古い巣にいるスズメ
が運よく撮影できました。
こちらに気が付いてなのか、
向かって左側から中央へ
移動しました。


▲コシアカツバメの古い巣にいた
スズメのようす
(2026年3月18日朝撮影)
観察していると、1羽ではなく、
2羽いたようです。
1羽目がさらに右側へ移動すると、
2羽目が顔を出してきました。

▲コシアカツバメの古い巣にいた
スズメ(2羽)のようす
(2026年3月18日朝撮影)
春ですね~。
スズメたちの恋の季節のようです。
(オスとメスのペアかどうか不明なのですが・・・)オスとメスのペアだと思うと、
先ほどのコシアカツバメの
古い巣の入り口の形が
ハート に 見えてきました!

▲古い巣の形がハートに見える?
このあと、順番に2羽とも
どこかへ飛んで行って
しまいました。
「恋の邪魔しちゃーダメじゃないか。」と だれかに突っ込まれそうです。皆さんも 周辺の環境で自然や
生きものの観察をしてみませんか。
研究員 小舘
今日(3月20日)は、
「
世界スズメの日」だそうです。
「
世界スズメの日」は、スズメという
身近な鳥をきっかけに、自然環境など
への関心を高めるために2010年に
インドの自然保護団体によって
制定されたそうです。
最近、ひとはくの4階入り口
近くで、特に朝、
数羽のスズメ(スズメ科)が
「チュンチュン、チュンチュン」と
鳴いて、にぎやかです。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲朝、4階入り口近くにいたスズメ
(2026年3月20日撮影)
写真を撮ろうと、スズメに近づくと
すぐに、飛んでいってしまいます。
3階の入り口近くに通じる階段そば
にあるハナミズキ(ミズキ科)の
枝に止まっているスズメ。


▲ハナミズキの枝にいるスズメ
このハナミズキの右手の高架を
挟んで反対側のケヤキ(ニレ科)
の枝にもスズメが止まっていました。
右側の個体は、「てへっ」という
ポーズをとっていました
(本当は、足(趾)で頭らへんを
かいて いただけ?)。

▲ケヤキの枝に止まっているスズメ
円形劇場の上の緑道沿いを
歩いていると、コンクリートの
近くで2羽のスズメがいました。
緑道沿いに生えている植物の
ところで何かを ついばんで
いましたよ。

▲円形劇場の上の緑道沿いにいた
スズメ
また、何かの小鳥の羽根
(自分の仲間のもの?)を
くわえていました。


▲羽根をくわえているスズメ
この羽根は巣材の一部にするのかな?
スズメの日にちなんで、
名前に「スズメ」と付く植物を
この近くで探してみました。
これは、スズメノヤリ(イグサ科)
です。早くも花が咲いています。

▲スズメノヤリ
次の写真は、スズメの横にスズメノヤリ~、
です(運よく一緒に撮れました~)。

▲スズメ と スズメノヤリ
これは、スズメノエンドウ(マメ科)
です。同じマメ科のカラスノエンドウ
は、花が咲いているものもありましたが
スズメノエンドウの花は まだ のようです。

▲スズメノエンドウ
これは、スズメノカタビラ(イネ科)
です。花が咲いています。

▲スズメノカタビラ
すぐ近くで 3 種類も見つかりました。
皆さんも 周辺の環境で自然や
生きもの の 観察をしてみませんか。
研究員 小舘
今週はじめ(3月16日)に高知、岐阜、
甲府で、ソメイヨシノ(バラ科)が
開花したと報道され、3月19日午後
には東京でも開花発表がされています。
「桜(ソメイヨシノ)の開花日」とは、
「標本木で5~6輪以上の花が咲いた
状態となった最初の日」と決められて
いるようです。
ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていたり、
生えています。
ひとはくの周辺にも、もちろん
ソメイヨシノが植えられていますが、
その冬芽は まだ小さくて硬い状態です。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲ひとはくの周辺に植えられている
ソメイヨシノの冬芽の状態
(2026年3月19日撮影)
ところで、
ひとはくの4階入り口近くから
円形劇場の上の緑道沿いに
ツバキ科の花ビラが多い品種の
オトメツバキが所々で
数本ずつ列植されています。
そのうちの1株に本日 5つ以上の花が
咲きました(前日までは2~3つ
程度咲いていました)。
この木が標準木と決めている
わけではないのですが・・・
(しかも桜でもないのですが、)
これをもってオトメツバキの
「開花発表!」とします。
なんじゃそれ!ちなみに、オトメツバキの花は、
1月の中旬くらいから、1つくらい
咲いている個体が、わずかに
ありました。


▲ピンク色の花を5つ以上咲かせた
千重咲き品種のオトメツバキ
(2026年1月19日撮影)
前日(3月18日)には雨が降り、
風も強かったこともあってか、
先日、綺麗に掃除されていた緑道に
ヤマモモ(ヤマモモ科)の葉が
新しく落ちていました。


▲緑道に落ちていたヤマモモの葉など
よく見ると、ヤマモモの葉だけでなく
オトメツバキのやや黄色くなった葉や
緑色っぽい花芽(かが)が たくさん
落ちています。
オトメツバキの冬芽は、花が出てくる芽
(「花芽」といい、丸っこい形)と、
枝と葉が出てくる芽(「葉芽(はが)
あるいは(ようが)」といい、
細長い形)に分かれています。

▲オトメツバキの枝先にある、
細長い葉芽と丸っこい花芽
(2026年3月19日撮影)
園芸分野では、花の蕾(つぼみ)を
間引くことを「摘蕾(てきらい)」と
言います。
落ちていたヤマモモやオトメツバキの
葉と同じように強い風でオトメツバキの
花の蕾(=花芽)が自然に落ちたもの
と思われます。
落ちていた花芽を集めてみました。

▲落ちていたオトメツバキの花芽
落ちていた花芽の長さが、
約 1.5 cmを境に、それよりも
小さな花芽がほとんどで、
緑っぽい色でした(他の場所
でも同じ状態でした)。

▲落ちていた小さくて緑色っぽい
花芽
一方、枝の先の花芽の多くは、
長さが約1.5cm以上あって、現在、
先の色がピンク色でした。

▲枝先にあるピンク色の花芽
ちなみに落ちていた花芽では、
先がピンク色で大きな花芽は
1個 のみでした。
成長が悪い小さな花芽を
自ら落としているようにも
思えます。
同じ個体から落ちた花芽とは
限りませんが、比較的 狭い範囲
(2m×1mくらい)で落ちていた
(5~6個以上だった)ので
「摘蕾発表!!」?とします。
なんじゃそれ!皆さんも 周辺の環境で自然や
生きものの観察をしてみませんか。
研究員 小舘
ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていたり、
生えています。
駐車場のところにハシボソガラス
(カラス科)がいました。
しばらく観察していると、
舗装面をつついています。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲何かをつついているハシボソガラス
(2026年3月15撮影)
ハシボソガラスは、
舗装面をつついては、上を向いて
少し移動して また つついては上を向いて、
という行動をくりかえしていました。
ハシボソガラスが立ち去ったあと、
つついていた舗装面を確認すると
ピーナッツをつぶしたようなもの
(ツブツブ)が散乱していました。


▲ピーナッツをつぶしたようなもの
すぐ近くには、コナラの果実
(堅果(けんか)=ドングリ)と
かく斗 が たくさん落ちていました。

▲たくさん落ちているコナラの果実と
かく斗(クヌギの果実もあるようです)
緑道沿いの木を確認すると、
ドングリがなる木(ブナ科)のコナラ、
クヌギ、マテバシイ、アラカシ、
シラカシなどが植えてあります
(余談ですが、ヤマモモ(ヤマモモ科)
の雌の木も 近くにあります)。
その中でもコナラの木が比較的
大きな個体で、昨年の秋に
たくさんのドングリが
できていました。

▲近くにあるコナラの高木
駐車場なので、車のタイヤで、
踏まれて潰れてツブツブになった
ドングリをハシボソガラスが
食べていたものと思われます。

▲タイヤで潰れたツブツブな
ドングリを食べようとしている
ハシボソガラス
「ツブツブな ドングリを
食べてたんか~い!!」
と、心の中で、さけんでいました。
ハシボソガラスに関連する
ブログ記事があります。
よかったら、ご覧ください。
〇〇〇〇じゃなく、 卵か~い ‼2026年1月16日
https://www.hitohaku.jp/blog/2026/01/post_3403/〇〇〇〇食べてたんか~い!!2026年1月22日
https://www.hitohaku.jp/blog/2026/01/post_3404/皆さんも 周辺の環境で 自然 や
生きもの の観察をしてみませんか。
研究員 小舘
ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていたり、
生えています。
3月14日のブログで、
子どもさんが「さかな の ほね~」
と言っていたのは、どうやら
セコイア(ヒノキ科)の枝葉
(常緑の針葉)だったようです。
そのブログ記事は下記にあります。
さかな の ほね~2026年3月14日
https://www.hitohaku.jp/blog/2026/03/post_3425/エントランスホールの周辺には
セコイアの木が 現在 12本
あります。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲エントランスホール前の
芝生地 近くの セコイア

▲エントランスホールの
本館側入り口近くの
セコイア
これらの幹の太さ(地面から
1.3mの高さの幹の直径を
「胸高直径(DBH)」と
言います)を測りました
(実際には幹の周囲の長さを
測定して直径に換算しました)。
また、木の高さを(1mを基準に)
目測で記録しました。

▲幹の周囲の長さを
測定しているようす
幹の太さ(DBH)は、
32~83㎝(平均で55.7cm)
木の高さ(樹高)は、
約16~20mでした。
幹の樹皮は、横方向に凸凹しており
(縦方向に線があるように見える)、
その厚さを測ると、厚いところで
約 8 ㎝ 以上あります。

▲セコイアの樹皮の厚さを
測定しているところ
樹皮の表面を指で押すと、
場所によっては、
5㎜くらい凹みました
(指の跡が付いています)。

▲セコイアの樹皮を指で
押してみたところ
触り心地は、堅いスポンジを
押すような感じ?です。
樹皮の表面が剝がれているところを
見ると、その内側は繊維質なのが
分かります。

▲樹皮の表面が剥がれている部分
この繊維質な部分(の間)に空気が
結構入っているのでしょうね。
さて、枝葉の方ですが、
葉と葉の間の隙間がないような
枝葉(枝を横方向に伸ばしている
もの)を観察すると・・・
枝に平面的に 二列に 葉が
並んでいますが、葉のつけ根を
よく見ると、二列に並んで
いるのではなく、どうやら
枝に らせん状に葉のつけ根が
付いているようです。


▲枝に隙間なく葉が付いている部分
(右側の写真が表側で、左側の
写真が裏側)
葉のつけ根に近い部分で、
向きを変えて(二列に
並ぶようにして)いるのです。

▲葉のつけ根(うら側)部分
幹の途中から新しい枝葉が
伸びているもの(この枝を
「萌芽枝(ほうがし)」と言います)
を見ると・・・
上方に伸びている枝に
らせん状 に 葉が付いている
のが よく分かると思います。


▲葉と葉の間があいている
(上方に伸びている)萌芽枝
のようす(左側の写真が
萌芽枝 全体が写っている)
12本のセコイアのうち最も
大きかった個体(推定樹齢は
40年以上)は、
幹の太さ(DBH)が 83㎝、
樹高が 約20m でした。

▲エントランスホール周辺で
最も大きな セコイア
幹も一番太いし、
背―高いやあ~(「セコイア」をモジったつもり)
チャン チャン
(オチの時の効果音として)皆さんも 周辺の環境で 生きもの の
観察をしてみませんか。
研究員 小舘