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今日の「フロアスタッフとあそぼう」甲虫紙ずもうを行いました♪

みなさん、紙ずもうってご存知ですか?
箱を指でトントン振動させて、
おすもうさんに見立てた紙の人形を倒し合う、
簡単で楽しい遊びです。

まずは、作り方の説明を聞くよ♪
DSC01854.jpg

甲虫のおすもうさんに好きな色を付けてね☆
DSC01868.jpg
みんな、カラフルでカッコいい甲虫のおすもうさんが
完成したね!

さっそく、お友達とすもうをとるよ♪
「はっけよーい」
「のこった、のこった!!」
甲虫ずもう写真.png














満員御礼のひとはく国技館は大盛り上がりです!!
みんなの笑顔と応援の声があふれる楽しい時間になりましたね☆


DSC01907.jpg

本日は、たくさんのご参加ありがとうございました!

私たちフロアスタッフは毎週末、楽しいイベントを開催しています(^^)
みんな、ひとはくに遊びにきてね!

フロアスタッフ一同

三田市では、9月21日に雨が降って
(気象データによると日降水量 19.0 mm)、
ようやく「まだ夏」の暑さが やわらいできた
感じで、朝晩が涼しく感じるようになりました
(22日以降は、最高気温が 27℃以下になる日
が多くなっています)。

ちなみに、博物館周辺ではツクツクボウシ
(セミ科)が9月23日に鳴いていました。

エントランスホール近くにある
エノキ(アサ科)の果実は、
オレンジ~茶色になってきて、葉も
黄色っぽくなってきました。

画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

s-250927 enoki no kajitsu to kiiroi ha IMG_4487.jpg








 

▲エノキ の 果実と葉
(2025年9月27日撮影)
 
ひとはくに隣接する深田公園には、
いろいろな木が植えられています。
 その中には、ドングリがなる木
も あります。

ちなみに、ドングリは果実で、
堅い殻
(果皮(かひ))なので
「堅果(けんか)」と
いいます。
 
また、堅果にくっついている
(枝と
つながっている部分)は、
「かく斗(と)」
と いいます。
 
深田公園には、少なくとも
8種類の堅果がみられます。
今回は、下記の6種類の現状を
観察してみました。

そのときに、それぞれの、
かく斗と堅果
の長さ
(かく斗の長さとかく斗で
隠れて
いる部分を含む堅果の長さ)と
最大幅 を、比較的大きなもの
1つ選んで それぞれ測って
みました(写真も撮影)。

<観察した木>
 種 名(常緑樹か落葉樹か※、花が咲いて熟すまで)
・コナラ(落葉樹、約半年で堅果が熟す)
・アラカシ(常緑樹、約半年で堅果が熟す)
・シラカシ(常緑樹、約半年で堅果が熟す)
・クヌギ(落葉樹、約1.5年で堅果が熟す)
・マテバシイ(常緑樹、約1.5年で堅果が熟す)
・スダジイ(常緑樹、約1.5年で堅果が熟す) 

     ※「落葉樹」は、秋から冬にかけて
      葉をドサッと落とす木のこと。
      「常緑樹」は、緑色の葉が枝に
      一年中 みられる木のこと。
            

まずは、コナラ(ブナ科)です。

s-250925  konara no donnguri IMG_4367 copy.jpg









 
 
▲コナラの堅果 と かく斗
(2025年9月25撮影)

成長していますね~。堅果 は 緑色。

コナラの堅果 と かく斗の長さなどを
測定しているようすは・・・
s-250925 konara no donguri IMGP0284 copy.jpg









 
▲コナラの堅果とかく斗の長さを
測定している例(定規の1目盛りは0.1cm)
 
つづいて、アラカシ(ブナ科)です。

s-250925 arakashi no wakai donguri IMG_4323.jpg









 
▲アラカシの堅果 と かく斗
(2025年9月25撮影)

縦方向には まだ伸びそうです。
堅果は 緑色です。

つづいて、シラカシ(ブナ科)です。

s-250925 shirakashi IMG_4337 copy.jpg





 
 
 


▲シラカシの堅果 と かく斗
(2025年9月25撮影)
 
縦方向には まだ伸びるのかな?
堅果は 緑色です。
 
つづいて、クヌギ(ブナ科)です。
 
s-250925 kunugi IMG_4359 copy.jpg









 
▲クヌギの堅果 と かく斗
(2025年9月25撮影)
 
かく斗の先の方が少し開いて、
堅果が みえるものもあります。


つづいて、マテバシイ(ブナ科)です。
 
s-250925 matebashii no donnguri  IMG_4300 copy.jpg








 
 
▲マテバシイの堅果 と かく斗
(2025年9月25撮影)
 
たくさん花のあと(去年咲いたもの)
があるのに、大きくなっている
ものが少ないです。
大きくなっている堅果は、
やや茶色です。

つづいて、スダジイ(ブナ科)です。

s-250923 sudajii no donnguri IMG_4072 copy.jpg


 





 
 
▲スダジイの かく斗
(2025年9月23撮影)
 
まだ、かく斗に堅果が包まれている
ものが多いです(上記の写真では
堅果は みえていません)。

それぞれの堅果 と かく斗の長さ、
最大幅、堅果の色の結果(9月)を
まとめると・・・
-----------------------------------------------------------
       堅果 と かく斗の
       長さ  最大幅  堅果の色
  コナラ  2.2㎝  1.2㎝   緑色
 アラカシ  1.2㎝  0.9㎝   緑色
 シラカシ  1.7㎝  1.3㎝   緑色
  クヌギ  1.7㎝  2.8㎝※  黄緑色 
マテバシイ  3.0㎝  1.4㎝  やや茶色
 スダジイ  1.8㎝  1.2㎝   黄緑色
----------------------------------------------
 ※なお、クヌギの「最大幅」は かく斗の
  刺状の部分の広がり も含んでいます。


クヌギ と スダジイは、まだ
ほとんどの堅果が、かく斗に
包まれて守られている状態
でしたよ(でも、いくつかは
かく斗の先が開いて、堅果の
一部が みえています)。 


マテバシイの堅果の色だけが
やや茶色でしたが、他の堅果は
緑色 か 黄緑色でした。
またマテバシイの堅果+かく斗の
(縦方向の)長さは3㎝もありました。

以上、ドングリの背くらべ でした!



皆さんも 周辺の環境で 生きもの
の観察をしてみませんか。


              研究員 小舘

9月27日㈯、少しずつ秋の気配を感じる深田公園で、ひとはく探検隊「水辺のいきものを捕ろう」を行いました。
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探検隊長の高橋研究員から、先が平たくなった玉網(たもあみ)の使い方を教わって!さあ開始!
中庭側の浅いプールみたいな防火水槽で行いました。
数日前に雨が降って水温が下がり、いきものがが減ってしまったけど・・・捕れるかな~

DSC01814.jpg 
小さなメダカ見っけた!
水の中をじっとみつめ、網をそっと水に沈めます。
みんな真剣ですよ!!

 
DSC01836.jpg DSC01818.jpg
捕れたのは、メダカやアメンボ、ヤゴやミズカマキリ、ミナミヌマエビ.........

DSC01829.jpg 
最後に蓋にルーペの付いたカップに入れて、じっくり観察しました。
楽しい水辺のいきもの捕りの体験と、小さな生命がここでも育まれていることに感動しましたね!

ご参加ありがとうございました。

明日9月28日(日)はフロアスタッフとあそぼう「甲虫紙ずもう」(クリック!)を行います。

みなさまのご参加をお待ちしています♡

フロアスタッフ一同
夏休みを利用して三田市立学校の小中学生が取り組んだ、日常生活の中で興味を抱いたり、不思議に感じたりしたこと等についての理科・生活科の自由研究作品を展示しています。

小学校

期間:令和7年9月26日(金)~10月7日(火)(最終日は午後から撤収作業をしますのでお早めに!!)
場所:人と自然の博物館 本館3階ひとはくギャラリー
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中学校

期間:令和7年9月25日(木)~10月8日(水)(最終日は午後から撤収作業をしますのでお早めに!!)
場所:人と自然の博物館 本館4階ひとはくサロン
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芦屋市立朝日ヶ丘小学校の3年生、36名が特注セミナーを受講しました。
小学校3年生では、理科の授業でちょうど昆虫について学んでいます。
研究員も教科書以上の知識を子どもたちにわかるように、丁寧に説明しながらセミナーを進めています。
チョウとガの違いは、なかなかむずかしかったね。

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今回のセミナーは、クイズを交えながら、昆虫の体のつくりと育ち方を学びます。
朝日ヶ丘小学校のみなさんは、昆虫が好きな人がたくさんいました。
ムシが苦手な子も、虫のことを勉強して学ぶおもしろさを知ってほしいという担任の先生の指導もあり、積極的にセミナーを受け、展示を見ていましたね。
地球上で確認されている生き物は約160万種、昆虫は、コウチュウ、チョウ、ハエ、ハチ、カメムシ、バッタ、トンボ、など30以上のグループに分けられるそうです。


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予定時間を少しオーバーしましたが、児童のみなさんはとても積極的でした。

ちょうど2階で企画展「甲虫展」が開催されており、児童たちも見学してたくさんのムシたちに感激しているようでした。
また、担任の先生が作られたクイズに答えるため、時間いっぱいまで展示を見ていました。


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◎参加した児童の感想など

・クイズがたのしかった。虫のことがよく分かった。

・でかい虫がいた。世界一小さいムシも虫メガネで見ました!

・見たこともない虫がたくさんいました。

・虫は少し苦手だけど、いろいろと知らないことを勉強することができました。


 

◎山田主任研究員より

yamada_circle.png

虫が好きな子がたくさんいてよかったです。見た目だけではわからないこと、先入観、思い込みがあることなど、本当の昆虫の世界とは違っているということがいくつかあります。

博物館にはたくさんの標本がありますので、ぜひ見ていってくださいね。昆虫を好きになってくれるとうれしいです。


(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

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