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ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていたり、
生えています。


深田公園の円形劇場(集いの広場)
の情報ののり面には、ボダイジュ
(アオイ科)や オオバボダイジュ
(アオイ科)が植えられています。

この時期には、葉はすっかり落ちて
(個体によって違うのですが、)
まだ果実が残っている個体も
いくつかあります。

※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

251213 bodaijyu no eda ni kajitsu  s-IMG_9383.jpg










▲ボダイジュの枝先
 (2025年12月13日撮影)

この木の果実は、変わった形を
しています。果序(かじょ)には
総苞(そうほう)と呼ばれる
葉っぱのようなものがついています。


251213 bodaijyu no kajitsu s-IMG_9264 copy.jpg











▲ボダイジュの果実

オオバボダイジュの果実も同様に
総苞があります(全体にボダイジュ
よりも大型です)。

251213 oobabodaijyu no kajitsu s-IMG_9253.jpg










▲オオバボダイジュの果実



どこからか、
「ツーピー。ツーピー」と
シジュウカラの鳴き声
(私には、鳥の言葉は
わかりませんが、
シジュウカラが鳴いている
というのは分かりました)
が聞こえます。

あたりを探すと・・・

地面(のり面のところ)や
ボダイジュの枝に
シジュウカラが数羽いて、
それぞれが何かをついばみ
ながら移動していました。

251213 sijyuukara ga  jimenn ni  iru s-IMG_9225 copy.jpg











▲地面にいるシジュウカラ


251213 sijyuukara ga  bodaijyu no eda ni  iru s-IMG_9105.jpg










▲ボダイジュの枝にいる
 シジュウカラたち

 
251213 sijyuukara ga  bodaijyu no eda ni  iru s-IMG_9073 copy.jpg











▲何かをついばんでいる
 シジュウカラ


枝にいるシジュウカラを
しばらく観察していると、

ボダイジュの果実を
ついばんでいるのかと
思っていたのですが・・・


同じ場所で何度もついばんで
いて、少し移動して、
何かを脚で押さえている
感じでした。



251213 sijyuukara ga jyorougumo wo ashide osaete iru s-IMG_9106 copy.jpg











▲脚で何かを押さえている
 シジュウカラ

あとで、写真をよく見ると、
ジョロウグモのメスを
ついばんでいたようで、
運よくその瞬間が
撮れていました。

251213 sijyuukara ga jyorougumo wo kuwaete iru s-IMG_9080 copy.jpg











▲ジョロウグモをくわえている
 シジュウカラ(もう少し太い枝へ
 移動する前の写真)

シジュウカラが ボダイジュの
枝にいたジョロウグモを
ついばんでいる話でした。

よかったら、くも が でてくる
下記のブログ記事も ご覧下さい。

2025年12月11日
くも1つない、こともない青空に コナラの葉
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/12/post_3378/



皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘
今日のフロアスタッフとあそぼう
ひとはくクイズ大会~クリスマスヴァージョン~を行いました!
sスクリーンショット (11).jpg

博物館にある展示物の一部を映し出し、なにかを当ててもらうクイズです!
今回はクリスマスにちなんだクイズもでてきますよ~
みんな、何問正解できるかなぁ?

みなさん、一生懸命クイズに答えてくれました!
sDSC03166-2.jpg

ご参加ありがとうございました!!
明日のフロアスタッフとあそぼうも「ひとはくクイズ大会~クリスマスヴァージョン~」を行います♪
みなさまのご参加をお待ちしております。

フロアスタッフ一同
ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられてていたり、
生えています。


ひとはくの本館4階入り口近く
から(階段ではなく)深田公園の
芝生広場へ行く道として、
収蔵庫棟などの建物をぐるりと
囲むように位置する、
ゆるやかな坂の緑道があります。


その緑道の両側には、ケヤキ
(ニレ科)が植えてあります。

12月初旬には、すっかり葉が
落ちてしまいました。

※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

251206 keyaki no namiki michi s-IMG_8303.jpg251206 keyaki no ochiba s-IMG_8305.jpg










▲緑道の両側に植えられている
 ケヤキと道の端にたまった落ち葉
(2025年12月6日撮影)



緑道の一部の範囲で、
道の外側にある斜面地には、
ドングリがなる木の
コナラ(ブナ科)の高木があり、
ケヤキの落ち葉にプラスされて
12月上旬には、緑道が
コナラの落ち葉だらけに
なっていました。、

251206 konara no ochiba ga medatu keyaki namiki no ryokudou s-IMG_8163.jpg251206 konara no ochiba s-IMG_8173.jpg










▲緑道に落ちたコナラの葉
(2025年12月6日撮影)


緑道から見上げると、
コナラの樹冠(じゅかん;
枝葉の広がり)が見えます。

同じ種類の木が近くにあっても
秋になってからの、葉の色の
変化や落ちる葉の割合には
個体によってかなりの違い
があるようです。

konara no jyukan s-IMG_8182.jpg










▲コナラのいろいろな樹冠のようす
 (2025年12月6日撮影)


この日は、快晴で、コナラの
樹冠部分に
風が吹いたり、やんだりして
ハラハラと葉が落ちてきて
いました。

青空を背景に、
落ちている途中の葉を写真に
撮っていてカメラの向きを変えると、
コナラの葉が空中に止まっている
状態のもの?が目に入ってきました。

251206 konara no ha to jyorougumo s-IMG_8193.jpg










▲コナラの葉が空中で止まっている?!


よく見ると、クモの網に引っかかった
コナラの葉でした。

そこには、ジョロウグモ
(ジョロウグモ科)のメス
がいました。

251206 jyorougumo to konara no kareha s-IMG_8242.jpg











▲ジョロウグモとコナラの葉


観察していると・・・、
風が吹いて、網に引っかかった
コナラの葉が動き出すと
ジョロウグモのメスが葉にすばやく
近寄っていき、

「動かないで!網がこわれるでしょ!!」と

言わんばかりに、すぐに2~3本の
脚を使って葉を動かないように
押さえているように見えました。

251206 konara no ha to jyorougumo s-IMG_8210.jpg251206 konara no ha to jyorougumo s-IMG_8218.jpg











▲風が吹いたらコナラの葉が揺れない
 ように押さえている?ジョロウグモ

あらためて、別の写真を見ると・・・

251206 konara no ha to jyorougumo s-IMG_8203.jpg









△ジョロウグモの網に引っかかって
 いるコナラの葉(3枚)


背景の青空には、少し白い雲が見えて
いました(「雲ひとつない青空」では
なかったのですね)。


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

「やり方には、コツがあります」

研究員のこのことばに、子どもたちは興味津々。目が輝きます。

どんな「コツ」があるのかな?

今日は、西宮市立大社保育所のみんなに、葉っぱのフロッタージュのセミナーを受講いただきました。
樹木の葉っぱを材料にフロッタージュ(写し絵、こすり出し)をします。

まずは、好きな葉っぱを選びましょう。たくさんあるね。

IMG_5760圧.JPG









葉っぱの上に、紙を置いて、色鉛筆でこすります。

IMG_5761圧.JPGIMG_5765圧.JPG









どうやら、色鉛筆の使い方に、コツがるようです。
子どもたちは、自分なりに一生懸命こすります。
だんだんじょうずにできるようになってきたね。

うまくできた子は、2枚目に挑戦です。3枚目の子もいるよ。

IMG_5759圧.JPGIMG_5763.JPG










お日様が当たるほうは葉っぱのどっちかな? これも「コツ」のヒント!

さわってみるとわかったね。先生も子どもたちの上達に、感心、感心!

葉っぱの形や模様も観察することができました。

最後に研究員から、この時期に茶色くなる山のことやコナラ、アラカシ、クヌギなどドングリをつける木の説明がありました。
この葉っぱもフロッタージュできたね。

◎参加した子どもたちと先生方の感想など

・ぬるのがちょっとむずかしかった。

・はっぱの線がきれいにでた!

・おもしろかった。もっとやりたい!

・「コツ」は自分たちでつかんだようです。

 

◎黒田主任研究員より

kuroda_circle.png

このセミナーのために、夏の間から準備していました。

子どもたちは、とっても頑張っていました。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

月の第1日曜日は、ひとはくKidsサンデーです。

12月の3日~6日の「三田」での
最高気温は 9~12℃ で、
最低気温は -3.8~0.3℃ と低く、
寒い日が続いていたのですが、
Kidsサンデーの12月7日
(最高気温15.3℃、最低気温-2.1℃)は、
少し暖かく感じるくらいの気温でした。


ひとはくの周辺(芝生広場のまわり
の樹林)では、コナラ(ブナ科)の
オレンジ色~明褐色に変わった葉が
キレイです。
また、カンツバキ(ツバキ科)が咲き
はじめています。

251207 konara no orennji yo s-IMG_8343.jpg










▲オレンジ色~明褐色に変わった
 コナラの葉


251207 kanntsubaki no hana ga saiteiru  s-IMG_8367.jpg










▲咲き始めたカンツバキの花

ちなみに12月7日(日)は、
フラワータウン センター地区周辺において
『フラワータウン ひらくマーケット』として
いろんなイベントが開催されていました。
来年の4月以降も予定されるようですよ
(問い合わせ先:エキマエアキチ2階 事務所)。




12月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<エントランスホールの前の芝生地では・・・>


「そとはく」のようすは・・・

ひとはくの秘密屋台?移動式ブース?
(見た目が屋台みたいな感じの輸送展示装置)
がエントランスホール前の芝生地に登場。

このブースには、絵本が並べられていたり、
心地よい音楽が流せるようになっていたり、
展示ができたりして多機能です(いろんな
ものが格納して輸送できるのは、
サンダーバード2号みたい)。

今回は、「そとはくビンゴ」のプログラムで、
探してきた自然物などを貼って展示
されていましたよ。

251207 sotohaku s-IMG_8522.jpg251207 sotohaku s-IMG_8538 copy.jpg












▲「そとはくビンゴ」で探してきた自然物を
 展示しているようす


自然物が、いろいろ集まって
いたようですね。



<コレクショナリウムでは・・・>

「フジツボが あつまっているの
 ナンデナン?」のようすは・・・


生きているフジツボ類も
用意されていましたよ。

あつまってますね~。

251207 fujitsubo nanndenann  s-IMG_8533.jpg










▲生きたフジツボ類

研究員の話を聞いて・・・

251207 fujitsubo no nannde nan s-image7.jpg











▲研究員の説明を聞いているところ


さあ、本物でじっくり観察してみよう。

251207 fujitsubo no nannde nan s-image3.jpg


















▲フジツボ類を観察しようと
 しているところ



あつまると、どんないいことが
あるんでしょうね~。

今回のナンデナン?は
どのように解決しましたか?
新しく ナンデナン?が
わいてきましたか?





<本館内では・・・>


本館3階入り口では、
ひとはくが連携させていただいている、
NPO法人三田市手をつなぐ育成会
(障害がある方を支援されている団体)
から 5人の方に来ていただき(交代しながら)
活動に参加していただきました。

今回の活動は、来観者に当日配布している
Kidsサンデーのチラシを 手渡しして
もらいました。

ひとはくのスタッフジャンバーを着ての
活動でした。
ご協力ありがとうございました。

s-20251207_2.jpgs-20251207.jpg











▲ひとはくのジャンパーを着て、
 活動しているようす

ジャンパー似合っていますね~。



本館 4階では、

■神戸女子大学(ミュージアム
同好会)の皆さんによる
「森の動物に変身! ひょうご の 
どうぶつ かんむり づくり」のようすは・・・

どんな作品ができるのかなあ?
大学生のお姉さんたちが、
やさしく教えてくれていた
ようですよ。


251207 mori no ikimono ni hennshin s-IMG_8566.jpg251207 mori no doubutu ni henshin s-IMG_8445.jpg











▲作品をつくっているところ


作品が頭にフィットしていますか?

251207 mori no ikimono ni hennshin s-IMG_8571 copy.jpg











▲頭にかぶって調整中?



参加された方、どうでしたか?



「エコロコおやこ『ふわふわぴったん
 葉っぱであそぼ♪』」の ようすは・・・

いくつかのブースが用意されていましたよ。


251207 fuwafuwa pittan s-IMG_8578.jpg251207 fuwafuwa pittan s-IMG_8437.jpg










▲葉っぱをぴったんして
 遊べるコーナーがいろいろ


皆さん、いろいろと
楽しめましたか?



「エコロコおやこ『タネの模型をつくって
 飛ばそう!』」の ようすは・・・


つくった模型を飛ばしています。
中には、自分も飛んでいる子もいますね。

251207 tane no mokei wo sukutte tobasou s-IMG_8489 copy.jpg251207 tane no moei wo tsukutte tobaso ! s-IMG_8465.jpg











▲タネの模型を飛ばしているようす



うまく できましたか?


■研究員とフロアスタッフによる
「ひとはく探検隊『ひとはくって
なあに?』」のようすは・・・

251207 hitohaku tannkenntai s-IMG_8373 copy.jpg











▲「ひとはく探検隊」の看板




ひとはくサロンで
少しお話を聞いて
外へ探検に行きますよ~。
しゅっぱあ~ツ

251207 hitohaku tannkenntai s-IMG_8570.jpg










▲いざ、出発!

ひとはく探検隊のようすは、
下記のブログがありますので、
こちらを ご覧ください。


こんにちは!フロアスタッフです♪~ひとはく探検隊「ひとはくってなあに?」
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/12/content_59/



本館3階では、

■ひとはく連携活動グループ
 人と自然の会 の皆さんによる
 「おはなし シアター」のようすは・・・

今回のおはなしは、
ぐり と ぐら の おきゃくさま」と
十二支 の はじまり」だったようですよ。

251207 ohanashi siata- s-IMGP0002.jpg









▲「おはなしシアター」の看板

すみません。今回も現場のようすの
写真が撮れていませ~ん!


皆さん、たのしんでいただけましたか?



フロアスタッフによる
『デジタル紙芝居』や『展示解説』
も 実施されましたよ。


次回のKidsサンデーは、
(すごく間があいてしまいますが)
2026年3月1日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

         Kidsサンデープロジェクト 小舘
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