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2026731日(金)に博物館実習に参加していた大学生3名によるオープンセミナーを開催しました。

 

テーマは「自然素材に触れる、味わう」。

 

「衣・食・住」の3つの視点から、それぞれが実習期間中に取り組んだ成果を発表しました。

 

実習を担当した衛藤研究員からの説明。

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「衣」では、植物繊維の魅力に着目し、アカメガシワから糸を取り出すことに挑戦した取り組みを紹介しました。

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「食」では、在来大豆を使ったきな粉の食べ比べを実施。焙煎の度合いによって香りや風味が変化することを、実際に味わいながら学びました。

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「住」では、ホタテの貝殻を活用した研究を発表。貝灰から漆喰や絵の具を作るだけでなく、金継ぎの技法をヒントに、貝灰を使って割れた器を修復する「貝継ぎ」にも挑戦しました。

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実習という限られた期間の中で試行錯誤を重ね、それぞれが自然素材と向き合いながら得た学びを、分かりやすく伝えてくれました。

 

当日は約15名の方にご参加いただき、参加者の皆さんも熱心に耳を傾け、質問や感想を交えながら和やかな雰囲気のセミナーとなりました。

 

 

(研究補助スタッフ 黒河)

ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていて、
また、様々な植物が生えています。

深田公園のある階段沿いにサツキ
(ツツジ科)の植え込みがあります。

そして、階段の上にはドングリ
がなる木のアラカシ(ブナ科)
の樹冠(じゅかん=枝葉の広がり)
があります。


※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

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▲深田公園のある階段
 (2026年7月18日撮影)


その階段を上っていると、
何かが、チョロチョロっと、
数段上の階段を横切るもの
がありました。それは、
サツキの植え込みの中へ
入ったように見えました。


アラカシの落ち葉が
たくさんあって、
その上を横切ったので、
カサ、カサッと音がなったので
気が付きました。

夏の高温と乾燥の影響で、
アラカシの葉が
落ちているようです。

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▲階段横のサツキの植え込みと
 階段に落ちたアラカシの葉


そこにいたのは、トカゲかな?と
思ったらニホンカナヘビ(カナヘビ科)
でした。

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▲ニホンカナヘビ



余談ですが、ニホントカゲ
(トカゲ科)は、見かけても
動きが素早く、すぐに
何かに隠れてしまいます。

下記は、昨年、写真が運よく
撮れたものです。

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▲若いニホントカゲ
 (2025年7月6日撮影)


ニホンカナヘビを撮影していると、
サツキの植え込みの下の
アラカシの落ち葉のところに
何かがいるのに気が付きました。

よく見ると、ヘビ類のようです。

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▲アラカシの落ち葉の下にいる
 ヘビ類(2026年7月18日撮影)


もしかして、マムシかな?
と思いました。

じつは、この階段の近くに
下記の看板があったからです。

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▲階段の近くにあった看板


今回、出会ったヘビ類は、
ニホンマムシ(クサリヘビ科)の
ような気もしますが、
頭や目の写真が
撮れませんでしたので
不明です(残念)。

ヘビ類には、「こんなところに
いたら、危険だよ!」と注意
しときました。

ヘビ類は、なぜか、そそくさと、
穴に入って行きました(穴に
入りたい気分になったのでしょう)

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▲ヘビ類が穴に入って行くところ
 (シッポが写っているのですが・・・)


カナヘビかな?ムシかな?
の日でした。


皆さんも 周辺の環境で自然や
生きもの の観察をしてみませんか。



        研究員 小舘
7月26日(日)のはかせと学ぼう!は「植物標本をつくってみよう」を行いました!

まずは、植物博士の高野研究員に植物標本と押し花の違いについて教えてもらいました。
植物標本には、「いつ・どこで・だれが採集したか」を記したラベルを付けることが大切です。このラベルがあることで、植物の情報を正しく記録できます。

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標本にする植物は、花や実がついているものを選ぶと、名前を調べやすくなるそうです。
おうちで作るときには、植物をしっかりと乾燥させ、台紙に収まる大きさに整えることもポイントです!

標本づくりでは、まず台紙の右下にラベルを貼り、
中央に植物を、生えていた姿をイメージしながら根を下にして配置します。

ラベルはアラビアのりで貼ります。樹脂のりは時間がたつとはがれやすいため、標本には向いていません。

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最後に細く切った紙で植物を3か所ほど固定します。

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植物が浮かないよう、台紙とのすき間を作らないように貼るのがコツです。

植物の特徴がよく見えるように仕上げて、植物標本の完成です!!

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夏休みの自由研究にぴったりの植物標本づくり。
ぜひおうちでも挑戦してみてくださいね♪

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
次回、8月1日(土)のはかせと学ぼう!は「骨をみてみよう!」です。
みなさまのご来館をお待ちしております。

フロアスタッフ一同
本日は、「はかせと学ぼう播州織のアートパネルをつくろう!」を行いました(^▽^)/
まずは、もったいないはかせの衛藤研究員から播州織について学びました♪
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播州織は先に染めてから作る綿の織物です
ちょっとむずかしかったけど大きな模型で織り方も学びましたね
播州織に詳しくなったところでさっそく直感でハギレを選びます♪
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なぜその生地を選んだのか?一人づつ発表してもらったよ
みんなとても元気よく答えてくれました♪
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ではさっそく自由にアートパネルをつくりましょう☆
みんな好きな生地を貼っていきます
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フレームをつけたら完成です☆
とってもすてきなアートパネルができました(^▽^)/
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たくさんのご参加ありがとうございました☆彡

フロアスタッフ一同

暑さに、お手上げ?

2026年7月25日
ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていて、
また、様々な植物が生えています。

アキチっぽいところに
ヒメジョオンが咲いています。

※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

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▲アキチっぽいところで花が
   咲いている ヒメジョオン
 (2026年7月24日 夕方撮影)


ヒメジョオンの地際の葉
(根生葉=こんせいよう)を
見ると、スプーンのような
形をしています。
(先割れスプーンではなく、
縁割れスプーン?)

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▲スプーンのような形を
 しているヒメジョオンの
 根生葉(左側)と、茎の葉
 (右側)(どちらも、おもて面)


茎に付いている葉(茎葉=
けいよう)と 形 が
違いますね。


ヒメジョオンの根生葉は、
開花時(茎を伸ばした状態)
には、枯れている場合が
多いのですが、残っている
個体がありました。


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▲茎が伸びて花を咲かせている
 ヒメジョオンの残っている
 根生葉
 (2026年7月24日 夕方撮影)


この根生葉は、中心部から
いろんな方向に放射状に
複数の葉を広げた状態に
なっています。

この葉の付き方が、バラ類
の花(花ビラが多いもの)の
花ビラの付き方に似ている
(また、バラの花をモチーフ
にした円形状の文様を
「ロゼット」という らしい)
ことから、
「ロゼット葉」と呼ばれています。

ヒメジョオンのロゼット葉は、
ほぼ一年中見られるようですが、
このロゼット葉という葉の
付き方は、草本植物の冬越しの
方法として、他の種類にも
見られます(例えばタンポポ類)。



さて、7月に入って暑い日が
続いています。

気象庁のデータによると、
三田市の7月1日~24日(24日間)で、
「夏日」(最高気温が 25℃以上) 、 
「真夏日」(  〃  が 30℃以上) 、 
「猛暑日」(  〃  が 35℃以上) 、 
「酷暑日」(  〃  が 40℃以上)
で、日数を集計してみると、

最高気温 が 25℃よりも低い日 が 2日間、   
「夏日」 が 5日間、 
「真夏日」 が 9日間、 
「猛暑日」 が 8日間、 
「酷暑日」が なし でした。

ちなみに、7月24日の最高気温は
38.5℃ (この月の最高)だった
そうです。

その日の夕方に
アキチっぽい場所で
ヒメジョオンのロゼット葉
を観察してみました。

冬場のロゼット葉は、地面に
張り付くように葉を広げて
いますが・・・
夏場は どうでしょうか?

これは、元気?そうな
ロゼット葉です。

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▲ヒメジョオンの元気?そうな
 ロゼット葉
 (2026年7月24日 夕方撮影)

でも、葉を地面から
少し斜め上に上げている
ようです。


次の写真は、元気がない?ロゼット葉
(左側)と、元気な?ロゼット葉
(右側)が並んでいます。


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▲ヒメジョオンの元気のない?
 ロゼット葉(左側)と、元気な?
 ロゼット葉(右側)
 (2026年7月24日 夕方撮影)



次は、葉の うら面が紫色っぽく
なり、葉を(おもて面側に)巻いて、
斜め上~真上に 上げています。

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▲うら面が紫色っぽくなっている
 ヒメジョオンのロゼット葉
 (2026年7月24日 夕方撮影)


葉が紫色っぽくなっているのは、
アントシアニン類という色素が
影響していると思われます。

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▲巻いていた葉を開いた 
 ヒメジョオンの根生葉
 (左が おもて面、右が うら面)


葉が紫色になると、紫外線から
細胞を守ることができるようです。

また、葉を巻いて斜め上に上げる
ことで、日照りの影響を押さえよう
としている と考えられます。

まるで、「暑さに、お手上げ?」
という状態にも見えますね。

植物も いろいろと工夫して、
夏を乗り切ろうとしています。
夏バテしないように!

皆さんも 周辺の環境で自然や
生きもの の観察をしてみませんか。

ヒメジョオンに関するブログ記事
があります。よかったら
ご覧ください。

ひめじょおん海!
2026年6月21日
https://www.hitohaku.jp/blog/2026/06/post_3469/


           研究員 小舘

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