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急に冬らしくなってきました。
街もクリスマス一色!ワクワクしますね☆彡

今日のはかせと学ぼう!は「ちいさな、ちいさな、化石をさがそう~クリスマスヴァージョン~」
顕微鏡をのぞきながら、ちいさな化石を探して、ちいさなクリスマスツリーをかざりつけるよ。
ちいさなちいさな化石はかせ廣瀬研究員に、化石のことを教えてもらおう!

小さい生物の化石のことを「微化石(びかせき」といいます。
顕微鏡でのぞくと...キラキラ万華鏡のような世界が広がります☆

最初にはかせから、化石についてのお話を聞きました。
みんな真剣に耳を傾けていますよ。

DSC03084.jpg DSC03060.jpg

さて!いよいよ化石をさがしてみよう!!
顕微鏡をのぞくみんなは、ちいさなはかせですね(^_^)v

sちいさな化石クリスマスブログ1.jpg

ツリーのトップに飾ったお星さまのような微化石は有孔虫。
海藻にくっついて生きています。
ということは?有孔虫の化石が見つかった地層は、海藻が生える浅い海だったということがわかります。
ちいさな化石から、いろんなことを知ることが出来るんだね。

出来上がったツリーは、持ってかえることが出来ます。
ご参加の皆さん、ありがとうございました☆彡

sちいさな化石クリスマスブログ2.jpg

明日はキッズサンデー!
イベントもりだくさんですよー!
皆さまのお越しをお待ちしております。

フロアスタッフ
ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えてあります。


深田公園にある円形劇場の上の
緑道沿いにケヤキ(ニレ科)の
高木があります。

今年の秋は、なんだか短く感じ、
ケヤキの葉が色付き始めたな
と思ていたら、11月中旬には
たくさんの葉が落ちていました。


※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

251123 keyaki no ki s-IMGP0069 copy.jpg











▲ケヤキの高木(中央の焦げ茶色の
葉に見える木)がある緑道
(空に飛行機雲が1筋見えます)
(2025年11月23日撮影)

251121 keyaki no orennji yo s-IMG_5728.jpg










▲緑道沿いのケヤキの枝先
(2025年11月21日撮影)

251121 keyaki no ochiba  s-IMG_5719.jpg251121 keyaki no ochiba  s-IMG_5730.jpg










▲道に落ちたケヤキの葉
(2025年11月21日撮影)



11月下旬には、ケヤキの葉の
かなりの量が落ちてしまい、
枝先には、やや小さい、
焦げ茶色~褐色の枯れ葉が
たくさん残っているのが
観察されました。

251130 keyaki no edasaki s-IMG_6833.jpg











▲ケヤキの枝に残っている枯れた葉
(2025年11月30日撮影)


12月に入って、風の強い日がありました。

251203 enntorannsuho-ru no hata s-IMG_7458.jpg











▲強い風になびく、
エントランスホール前の旗
(2025年12月3日撮影)



この日、ケヤキの高木を
観察していると、
10㎝くらいの長さの細い小枝に
数枚の枯れた葉がついた状態の
ものが、あるものは、横向きに
あるものは縦向きに くるくる
回りながら落ちてくる
(空から降ってくるように)の
が 運よく見れました!

251203 keyaki no  hatsuki koeda ga sora ni matteiru s-IMG_7337.jpg











▲強い風に飛ばされる、枯れた
葉がついたケヤキの小枝たち
(2025年12月3日撮影)

小枝の全体の大きさや重さ、
風の強さや向きなどの違い
によって、横方向や縦方向など
色々な恰好で くるくる回り
ながら飛んで(落ちて)
いましたよ。

251203 keyaki no  hatsuki koeda  (yoko)  IMG_7312 copy2.jpg251203 keyaki no  hatsuki koeda (tate)  s-IMG_7370 copy.jpg












▲空を舞う、枯れた葉が
ついたケヤキの小枝
(2025年12月3日撮影)

次の写真は、同じ日の
晴れた時間帯に運よく撮れた
青空に舞うケヤキの小枝です。

251203 keyaki no  hateuki no koeda s-IMG_7526 copy.jpg











▲同じ日の晴れた時間に
撮影した枯れた葉がついた
ケヤキの小枝
(2025年12月3日撮影)


ここでなぜか、
「空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!
(やや興奮気味に言う)
いや、〇〇〇だ~」の言葉を
思い出しました。


このケヤキの小枝には、(すべて
ではないですが)果実がついて
いるのです。

251204 keyaki no ochiba (dry) s-IMG_7856 copy.jpg











▲ケヤキの葉と果実がついた小枝
(左側)と黄色っぽい普通の葉(右側)
(小枝の葉のつけ根にある
径約5mmの丸いものが果実)

こうやって、複数の小さめの葉が
ついた小枝があることで、
(しかも小さめの葉が立体的に
小枝についていることで
くるくる回り)滞空時間が長くなり、
タネ(果実)が遠くへ
運ばされる可能性が
高くなのなるのですね~。



皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘
ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていたり、
生育しています。

深田公園の芝生広場の緑道を
歩くと、舗装された道に
色々な葉が落ちています。

※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

251202 harigiri no kiiroi ochiba s-IMG_7149.jpg










▲芝生広場の緑道に落ちている
 いろいろな葉
(2025年12月2日撮影)

いろいろな葉と言っても
12月になると、(11月末
までよりは)種類は
少なくなります。


緑道沿いに 高さが0.8mくらいに
伐り揃えられた オカメザサ
(イネ科)の(帯状に長~い)
植栽があります。

251204 haraigiri s-IMG_7936.jpg










▲緑道沿いに帯状に
 長~く植栽されたオカメザサ


その緑色の葉群の上に
手のひらを広げたような
形をした黄色い葉が
2 枚 落ちていました。

これらの葉は、大人の手よりも
大きく、さきほど落ちた
ばっかりのような新鮮なものでした
(ぱっと見、黄色い手ぶくろ に
見えたりしませんか?)。

251202 harigiri no kouyou  s-IMG_7146.jpg










▲黄色い落ち葉
 (2025年12月2日撮影)



上の方を見ると・・・、
同じような葉が枝にあります。

251202 harigiri no kouyou  s-IMG_7147.jpg










▲上方の枝につく黄色い葉


この木の(やや緑色っぽい)
若い枝には針状のトゲがあります。

251204 haraigiri s-IMG_7910.jpg










▲トゲがあり、やや緑色っぽい若い枝
 と黄色い葉

この木は、ハリギリ(ウコギ科)
です。

この木の名前の由来は、
針のような鋭いトゲをもち、
キリのような大きな葉をもつ
ことのようです。


道に落ちているハリギリ
の葉をいくつか集めて、
葉の先(手の指の部分
にあたるところ)を数えると、
5つに分かれている葉と
7つに分かれている葉が
見られました(5つの葉の
方が割合的には多い)。

s-251203 harigiri no ochiba (5tsu) ura 0063.jpg




















▲葉先が 5つに分かれている落ち葉(うら面)


s-251203 harigiri no ochiba (7tsu) ura 0069.jpg















▲葉先が 7つに分かれている落ち葉(うら面)
 (全体が大きいので、葉柄の部分が
 写っていません)


葉の柄の部分に近いところを
見ると・・・、

葉先が 5つに分かれている葉
の方は、葉の先の方に向かう
葉脈が7本あります(両端の
それぞれの1本は細い)。

s-251203 harigiri no ochiba (5tsu) ura 0071.jpg
















▲葉先が 5つに分かれている
 ハリギリの葉身(うら面)の
 基部の葉脈のようす

葉先が 7つに分かれている葉
の方は、葉の先の方に向かう
葉脈が9本あります(両端の
それぞれの1本はかなり細い)。

s-251203 harigiri no ochiba (7tsu) ura 0070.jpg
















▲葉先が 7つに分かれている
 ハリギリの葉身(うら面)の
 基部の葉脈のようす


どちらも両端の1本ずつを
除けば、他の葉脈は葉の
先端へ伸びて(達して)います。

さて、両端の1本ずつは、
どこへ伸びてどうなって
いるのでしょうか?
観察してみませんか?

ハリギリの葉っぱ観察する
ときは、葉のおもて面と
うら面を指で触って
感触を確かめてみてください。


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。

           研究員 小舘
ひとはくに隣接する深田公園には
色々な木が植えられていたり、
生えています。

猛暑から ようやく秋になったかと思うと、
紅葉してから落葉までが「アッ」という間
という感じでした。

11月中旬に、緑道を歩いていると、
舗装された道の上には、
ケヤキ(ニレ科)の黄色っぽい葉や
オレンジ色っぽい葉が多くみられました。

また、葉のおもて面の色と、
うら面の色の差も面白いな
と思いました。

画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

251221 jetaju no ochiba  s-IMG_5730 copy.jpg










▲いろいろな色のケヤキの落ち葉
(2025年11月21日撮影)



やがて、11月下旬には暗褐色~焦げ茶
色っぽい葉が多くなってきましたよ。

11月中旬のときの落ち葉とようすが
違います。

舗装された道に落ちている
葉の中には、細い小枝に
5~7枚の枯れた葉が
ついたままのものが
多く見られるように
なってきました。

それらの乾いた葉を踏むと、
潰れるような、ジャリジャリする
感覚がありますし、音もします。


251204 atumerareta ochiba (kekaki no ochiba wo fukumu) s-IMGP0066.jpg









▲枝上で枯れてから落ちたケヤキの葉
(2025年11月30日撮影)

ひとはくの入り口ちかくの緑道では、
清掃の方が毎日のように、あるいは、
多いときには複数回、落ち葉を掃いて
くれています(感謝)。

s-251130 ohiba wo burowa de tobasu IMG_6694 copy.jpg













▲ブロアーで落ち葉を掃いている
 清掃の方




ケヤキの高木の近くに落ちている、
枯れた葉がついている小枝
(長さ10㎝前後?)を
拾って観察してみると、
小枝についている枯れ葉のつけ根に
1~2ケの丸っこいツブツブが
あったりします。

このツブツブはケヤキの果実です。
果実の直径は3~5㎜です。

251221 keyaki no kareta ha tsuki no koeda  s-IMG_5735.jpg251205 keyaki no kajitsu s-IMGP0103 copy.jpg











▲小枝についている枯れた葉と
 丸っこいツブツブ(果実)


そのツブツブをいろんな角度で
見ると・・・、

なにか の「かお」や「すがた」に
見えませんか?

たとえば、次の写真は鳥?

251203 keyaki no kajitsu s-IMGP0124 copy.jpg











s-251128 keyaki no kajitu ( hiyoko no kao ) IMGP0067.jpg









s-251128 keyaki no kajitu ( kotori no kao ) IMGP0081.jpg










▲鳥に見える?ツブツブ

ちなみに、クチバシっぽく
見える部分(2裂)は
花柱のあとだそうです。


それから、猿?

s-251128 saru no kao IMGP0077.jpg










▲猿に見える?ツブツブ


たくさん見ると、
いろんな 「かお」や「すがた」
が見つかりそうです。


小さな葉がついた小枝に関連する
記事があります。
よかったら下記をご覧ください。

<関連する記事>
 空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!いや、〇〇〇だ!!
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/12/post_3371/


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

           研究員 小舘

植物が子孫を効果的に増やし広げるために、重要な役割を果たすのが種子です。
植物は親個体からできるだけ遠くに種子が運ばれるよう、その形を進化させてきました。

IMG_5742.JPG









植物の中には、空中で漂い、横から吹いてくる風によって少しでも遠くに運ばれるよう、
くるくる回って落ちる種子をつくるものがあります。
カエデの仲間、シデの仲間がその代表です。

IMG_5743.JPGIMG_5756.JPG


 







くるくる回って落ちる種子には、様々な形があり、回転する様子も異なります。
その様子を、下から風が吹く透明パイプの中に落として、じっくり観察してみましょう。

IMG_5747.JPG









ウリハダカエデ、イヌシデ、マルバアオダモ、ツクバネウツギなど、形の違いを確認し、
どのように回るか予想しながらパイプの上から落としてみました。

うまくいくかな?

回り方が違うのは、くるくる回る種子の「種子」の部分と「はね」の部分、重心の位置の違いに関係があるようですね。

IMG_5757.JPG











◎参加したみなさんのコメント

・タケコプターみたいに回るのがあった。

・ずっと回り続けておもしろい。

・種子によって回り方が違っていた。

・パイプから飛び出していくのもあった。


◎橋本主任研究員より

くるくる回る種子をつくる植物の代表選手はカエデの仲間です。

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紅葉狩りにあわせて、カエデの種子がくるくる回りながら飛んで行く様子も観察してみてください。

風に吹かれて飛ぶ様子は幻想的ですよ。





(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)



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