ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えてあります。
前日(4月18日)は、全国的に
暑い日になったようです(三田市の
日最高気温25.0℃、日最低気温13.1℃)。
本日(4月19日)も非常にアツアツの
日になりました(三田市の日最高気温
27.6℃、日最低気温12.2℃)。
昼の時間帯は、日陰にいないと肌が
ヒリヒリするような感じです。
日傘をさして歩いている方も
いらっしゃいます。
画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

▲日傘をさして歩いている人
ハウチワカエデ(ムクロジ科)の
冬芽が開き始めたのは3月下旬ごろ
からでした(ハウチワカエデを漢字
で書くと「羽団扇楓」です。これは
天狗がもつ、羽でできた団扇(ウチワ)に
似た葉をもつカエデの意味です)。

▲冬芽が開きはじめたハウチワカエデ
(2025年3月30日撮影)
以下は、4月上旬の花の状態です。

▲4月5日の花の状態

▲4月8日の花の状態

▲4月15日の花と葉の状態
さて、4月19日の昼ごろは日差しが
きつく、ウチワのような葉
( 枝に ニマイ、ニマイ ずつ
付いている)が、まるで日傘
のように日よけになっている
ようです。

▲日に当たっているハウチワカエデの葉
全てではないのですが、
ウチワのような形の葉の下には花があります。


▲葉の下に花があるハウチワカエデ
花の状態をよく観察すると、
すでに翼果(よくか=ツバサ
がある果実のこと)の翼の部分
(薄い緑色)が すでに(2ケずつ)
できているものがありました。

▲花の中に翼果の形に
なっている部分がある
よく探してみると昨年できた
翼果(黄土色っぽい)が運よく
ニコニコ、ニコニコ(あわせて
4ケ)残っていました。

▲昨年できて残っていた翼果
ヨクヨク探してみた私でした。
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘