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昨日につづき、本日の「フロアスタッフとあそぼう」画はくの日~世界の美麗な
昆虫を描こう!~
を行いました♪

まずは昆虫についてのクイズに挑戦!
クイズが終わったら好きな昆虫をえらんで描いてみよう☆
さあ、どれを描こうかな?


昆虫のはねは、どんな形?どんな色?どんな模様?
あしの向きはどうなってるかな?
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すごい集中力で細かいところまで観察してくれていますね!
特徴をとらえて、とても上手に表現できています☆

0831ブログ.gif
今にも動き出しそうな素敵な作品が完成しました♪


みなさんの描いた素敵な昆虫たちは、4階ひとはくサロンに展示しています
本日は、たくさんのご参加ありがとうございました(^^)♪

9月の「画はくの日」は、20日(土)21日(日)です
何を描くかは来てからのお楽しみ♪
是非、人と自然の博物館までお越しください

来館を心よりお待ちしています
みなさまのご参加お待ちしております♪

フロアスタッフ一同
本日の「フロアスタッフとあそぼう」画はくの日~世界の美麗な昆虫を描こう!~を行いました♪
 
まずは昆虫についてのお話とクイズに挑戦~!
みんな正解できたかな(・・?
クイズが終わったら好きな昆虫をえらんで描いてみよう!!

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世界のカブトムシ・クワガタ、チョウにみんな興味しんしんです!
たくさんの昆虫を描いてくれたお友達もいましたよ♪
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小さな画はくさんたちは、細かいところもよーくかんさつして
集中して描いていますね(^▽^)/
色えんぴつやクレヨンできれいに色つけしてくれました♡
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可愛い画はくさんがたくさん誕生しました(^^♪
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みなさんの描いた絵は4階のひとはくサロンに展示しています!
本日はたくさんのご参加ありがとうございました
明日8月31日(日)も「フロアスタッフとあそぼう」画はくの日を行います
みなさまのご来館お待ちしております♪
        フロアスタッフ一同

セミのオハカ?

2025年8月29日
まだまだ猛暑が続いています。

ひとはくに隣接する
深田公園のケヤキ(ニレ科)
の幹や枝には、クマゼミ(セミ科)や
アブラゼミ(セミ科)が
止まっているのを見かけます。


画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

250826 kumazemi ga keyki no eda ni iru s-IMG_9598 copy.jpg










▲ケヤキの枝に止まっている
クマゼミ(2025年8月26日撮影)


250826 aburazemi ga keyaki no mikini irus-IMG_9539 copy.jpg










▲ケヤキの幹に止まっている
アブラゼミ(2025年8月26日撮影)


お盆が終わり、セミ類の声も
(時間帯にも よりますが、)
だんだん変化しているような
気がします。

特に午後の時間帯には、
ツクツクボウシ(セミ科)や
ミンミンゼミ(セミ科)の声が
大きくなっているようです。


鳴き声の変化とともに、
クマゼミやアブラゼミが
死んでしまい、その死骸が
緑道沿い(コンクリート上)で
落ちているのを頻繁に
見かけるようになりました。



250827 kumazemi ga shinde iru s-IMG_9689.jpg










▲死んでしまったクマゼミ♂
(2025年8月26日撮影)



また、それらの死骸が
砂で覆われている(「砂の山」
になっている)のも見ます
(ここは、コンクリートの
上ではなく、土壌のある
ところです)。

250827 kumazemi no itai ni sunata kakerarete iru s-IMG_9947.jpg











▲死んでしまったクマゼミに
砂がかけられた「砂の山」状態
(2025年8月27日撮影)


その2日後の状態は・・・


250829 kumazemi ga arirui ni yotte suna wo kakerareta s-IMG_0168.jpg










▲死んでしまったクマゼミに、
さらに砂がかけられた「砂の山」状態
(2025年8月29日撮影)



じつは、この「砂の山」は
アリ類が、エサとなるもの
(死んだ昆虫など)を
他の生きもの などに、
見つからないように
(横取りされないように?)
砂をかけて隠している
そうです。

その後、その状態でエサと
なるものを解体するようです。

「砂の山」は、
アリ類にとっての
(砂で隠された)
秘密? の 解体場 なのですね。


皆さんも 周辺の環境で生きもの?
の観察をしてみませんか。



              研究員 小舘
ひとはくに隣接する深田公園には
色々な木が植えてあります。

この時期(8月下旬)、
ケヤキ(ニレ科)の葉を
観察すると個体によっては、
葉の上に焦げ茶色っぽくて
丸っこいもの(粒々)が
たくさん見られます。

画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

250828 keyaki no ha ni cyuuei s-IMG_9976.jpg250826 keyaki no ha ni cyuuei s-IMGP0121 copy.jpg










▲ケヤキの葉の上に見られる
焦げ茶色ぽくて丸っこいもの
(2025年8月28日撮影)


この 丸っこいもの は、
ケヤキの葉にできる「虫えい」
(いわゆる「虫こぶ」のことで
「ゴール」ということもあり)
と呼ばれるものです。

よく見ると、葉の表面とつながって
いる部分が細くなっています。
大きさを測ってみると、
丸っこい部分の直径は約0.3cm、
全体の高さが約0.7cmです。
中は袋状(空洞)になっています。

250826 keyaki no ha no cyuuei  s-IMGP9666 copy.jpg









▲ケヤキの葉の上面にできた
「虫えい」(定規の1目盛りは0.1cm)

この「虫えい」には、名前があり
(「虫えい」に名前がついているのです!!)、
それは「ケヤキハフクロフシ」です。

『虫えい図鑑』に掲載されている
「虫えい」名前は、基本的に、
植物の名前
+「植物の部位の名称
+「虫えいの形
+(虫えいであることを示す)「フシ(付子)」
で構成されています。

ケヤキハフクロフシの場合は
ケヤキ』の
『葉()』に
『袋(フクロ)』のような
『「虫えい」(フシ)』がつくられる、
ということになります。

この名前のつけ方は
分かりやすいですね。

このケヤキハフクロフシは、
ケヤキヒトスジワタムシ
(タマワタムシ科)という
昆虫がつくるそうです。

今の時期のケヤキハフクロフシには、
割れた部分が見られること
から中の昆虫は すでに
脱出していると思われます。

ちなみに、5月10日に撮影した
ケヤキの枝葉の写真には
緑色の「虫えい」が
写っていました。

s-250510 keyaki no ha ni cyuuei IMG_0653 copy.jpg











▲ケヤキの春の葉にある「虫えい」
(2025年5月10日撮影)


ケヤキの枝葉を見ていると、
「虫えい」とは違う丸っこいもの
(粒々)が枝についているのを
見つけました。

250828 keyaki no eda ni wakai kajitsu s-IMG_9986.jpg250828 keyaki no eda ni wakai kajitsu s-IMG_9993.jpg











▲ケヤキの枝にある丸っこいもの
(2025年8月28日撮影)

今年伸びた枝が 落ちていたので
部屋に持ち帰り写真を撮りました。

枝は、節の(葉や果実がついている)
ところで角度を変えて伸びていて、
全体にカクカクしています。

250827 keyaki no wakai kajitu ga tuiteiru eda s-IMGP0065.jpg









▲ケヤキの若い果実がついている枝
(2025年8月27日撮影)

果実をアップにして よく見ると、
表面がやや凸凹しています。

250827 keyaki no wakai kajitu s-IMGP0055copy.jpg











▲ケヤキの今年伸びた枝についている
若い果実(2025年8月27日撮影)


この若い果実の直径は約0.3㎝です。
これを見ると、稜になっているところ
があり、丸が少し歪んでいる感じ。
果実の先端に尖っているように
見えるのは、2つの花柱です。

今は緑色ですが季節が進むと
茶色っぽくなって枯れた葉つき
で 枝ごと落ちるようです。


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。


              研究員 小舘
県庁インターンシップで高校生4名が来られました。
県庁インターンシップは、県庁や県関係機関、県警察本部において、就業体験(インターンシップ)を実施し、生徒が自己の将来の在り方・生き方について考え、目標を持って主体的に進路選択ができるようにするとともに、生徒に夢を実現する力を身に付けさせるために行われています。
8月26日~29日の4日間にわたって活動しました。

活動の様子を紹介します。(活動の様子については、高校生が作成しています。)

1日目20250829_01.jpg

フロアスタッフの対応をしました。
兵庫の動物ツアーという館内の展示物を説明するツアーをしました。
できるだけ台本を見ないことや、クイズを出すときに見やすいように工夫することなど様々なことに気をつけながら取り組みました。
フロアスタッフは展示物とお客様、またお客様と研究員をつなぐ仕事だと教えて頂きました。こうしたフロア対応だけでなく楽しんでもらえるよう館内のツアーなどを考えることもフロアスタッフの仕事の一つだということが分かりました。


館内のアースシアターという場所でお客様にデジタル紙芝居オランウータンを披露しました。デジタル紙芝居で20250829_02.jpgは、 展示物に関わる紙芝居を披露し小さな子供にも分かりやすく歴史についてや動物と植物について学ぶことができます。
練習ではとても緊張して人前でできるのかとても不安でしたがスタッフの方々がとても優しく声をかけてくださり、本番では最後までやりきることができました。
本番が終わった後に見てくださった方々に良かったよ、上手やったと言ってもらえたことがうれしかったし達成感を感じることができました。




20250829_03.jpg









下見対応と団体対応も体験させていただきました。
下見対応では当日の様々な確認やセミナーの提案など訪れた方々が一番良い方法で楽しむため、一つだけではなく複数の選択肢を出して提案されているところがとても印象に残りました。団体対応ではバスの誘導や、デジタル紙芝居のご案内をしました。団体対応は人数が多いので、スタッフの皆さんが協力されているからこそ対応がスムーズに出来ていると知りました。また、この経験を通してフロアスタッフの仕事は周りの方との連携がすごく大切だと感じました。



2日目
化石などがある収蔵庫に行きました。20250829_04.jpg
動物の化石や魚の化石など様々なものがありました。
収蔵庫は温度が一定に管理されていて、保存をするのは大変なんだなと思いました。
右の写真は植物の化石を分類するために運んでいるところです。











次は、植物化石の分類をしました。20250829_05.jpg
収蔵庫から持ってきた化石をルーペを使いよく見て、葉がギザギザしているや葉が細長いなど見た目の特徴ごとに分けていきました。
どう分けたらいいか迷うものもたくさんありとても大変でしたが、研究員の方に教えてもらい、最終的には386個もの化石を分類することができました。



キューブパズルの作成もしました。20250829_06.jpg
正方形の段ボールに恐竜や動物の写真を切り取って、貼り付けてつくりました。
写真を綺麗に切り取るのが難しかったです。
全部で六個写真あって、揃えるのが楽しかったです。







3日目
午前中は研究員の方と展示物の作成をしました。
展示をするために金具をつけたり、実際に展示をするとどう見えるのかをチェックし微調整を繰り返しました。
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←この写真は展示をするために金具をつけている様子です。







展示をするときには多くの人に興味を持ってもらい正しく伝えるために文章量、20250829_08.jpg文字の大きさ、高さなどにこだわって作られていると知りました。研究員という仕事でも研究するだけでなく研究したことを社会に伝えるのも大切な仕事の一つだそうです。
















午後からは収蔵庫に行き標本の整理をしました。
20250829_09.jpg

←この写真はコケの標本を学名順に並べて収納している時の様子です。

収蔵庫の入り口には靴の裏に付着している虫が収蔵庫の中に入らないよう粘着性のあるシートが引いてありました。また収蔵庫の中も防虫剤がおかれており標本が厳重に保管されていることがわかりました。
防虫剤はかなりにおいが強く人間でも慣れるのには時間がかかりました。なので虫にとってはかなり強烈なのだと思います。

午後からの収蔵庫での整理は早く終わったので。期間限定で展示されている甲虫展を見学させていただきました。20250829_10.jpg
甲虫展が開かれているフロアではトイレの中にも展示がされていると教えていただきとても驚きました。写真は甲虫展の様子です。
この四日間で博物館のバックヤードでの仕事も体験させていただき自分の興味を広げることができました。また今回のインターンシップは自分の将来について深く考える良いきっかけになりました。





4日目
アンモナイトのレプリカ作りをしました。自分で好きな色を選びアンモナイトの型に入れて作りました。普段化石を20250829_11.jpg身近に感じることはできないですが、この体験では化石を身近に感じることができ楽しかったです。とても貴重な体験をさせていただきました。小学生に体験をしてもらうイベントなどもありこうした行事なども仕事の一つだそうです。













下見対応をしました。実際に小学生の先生方が来られてその対応のお手伝いをしました。
受付の確認や、展示の説明、救護室やトイレの場所の確認などを主にしました。
人と自然の博物館に初めて来られる方に説明をするので、分かりやすく館内の案内をすることで当日に安心して来館していただけることが分かりました。
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今回のインターンシップを通して人と自然の博物館の役割やスタッフの方々の仕事内容を身近に見て体験でき、色々なお話を聞くことができて良かったです。

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