| 交通アクセス | バリアフリー情報 |
文字サイズの変更

ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

バリアフリー情報

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

ひとはくセミナー倶楽部

ひとはく新聞ハーモニー

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」


ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えられています。


4月下旬にヒラドツツジ(ツツジ科)の
花が咲き始めました。

画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

s-250429 hiradotsutsuji no hana ga saite iru IMGP6714.jpg










▲4階入り口近くのヒラドツツジの植え込み


ヒラドツツジの花は、花ビラやおしべ、
ガク片の数などが、5の倍数であると
下記のブログでお伝えしました。

よかったら、下記のブログを
見てください。
咲いた、咲いた、●●●●●●の花が!(その3)
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/04/post_3269/

ヒラドツツジのたくさんの花を
観察していると・・・、


こんな花がありましたよ。
開いている花びらの数が・・・

えっ! 5枚 じゃなくて
6枚 じゃないですか!!!!!!


s-250427 hiradotsutsuji  no hana(murasaki) IMG_8185copy.jpg












▲ちょっと変わったヒラドツツジの花


また、同じ花をさらに、
よく観察すると、
中心部から縦長に
丸まった感じになった
花ビラ2つ(2枚)が
ありますよ。

写真では わかりにくいかも
知れませんが、
おしべの数を数えると
7本です。



s-250429 hiradotsutsuji no hana bira ga 6 + 2 IMGP6725copy.jpg











▲ちょっと変わったヒラドツツジの花
(少し角度を変えて撮影)

つまり、開いた花ビラ6枚の
うちの1枚(1つ)と、
丸まった感じになった
花ビラ2枚(2つ)を引いた
7本(=10本ー3つ(3本分))なのです。

花ビラの色が異なる花でも、
開いた花ビラは 5枚なのですが、
丸まった花ビラが1つ(1枚)
あるものも ありました。

s-250427 hiradotsutsuji  no hana IMG_8136copy.jpg











▲ちょっと変わったヒラドツツジの
淡いピンク色の花

上記の花のおしべの数は 9本です。
つまり、おしべの1本が丸まった
花ビラに変わっているようです。

花ビラの数が増えるのは、
おしべが花ビラの形に
変化していたようです。

ツツジ類を見つけたら、花ビラの数や
おしべの数などを 数えてみましょう。


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

             研究員 小舘

「先生! お庭でむしつかまえたよ!」

「おうちでつかまえたのを持ってきました!」

「先生、このむし知ってる?」

 

先生のみなさん、虫を持ってきて笑顔で話す子どもたちに対応できますか?

 

「私、虫苦手なの...」

そんな先生たちのために、今回のセミナーを企画しました。

今日 セミナーが行われる部屋には、様々なグッズが置かれています。

これだけでも興味津々! どう使うのかな?

IMG_4757.JPG IMG_4756.JPG IMG_4758.JPG

 

 

 

 

虫は生きています。当然動くし、虫も生きるために衣食住があります。
虫が自分の身を守ることや、自分の子どもを守る行動をとります。
虫の特性を知ることで、上手に捕まえ、さわることができます。
動く虫に、子どもたちは関心を示します。
手に取って見ることは、貴重な体験となりますね。

 

IMG_4761.JPG IMG_4762.JPG

 

 

 


つかまえ方、育て方、危険な虫への対処・・・先生対象の研修会で蓄積した頻出質問と回答を一気に公開、目から鱗の基礎知識、ノウハウ、機材等についての解説ののち、野外で実習を行いました。


IMG_4773.JPG IMG_4775.JPG IMG_4778.JPG

 

 

 

 

 

 深田公園にいる虫をさがしながら、捕まえて先ほど学んだことを実践です。

 先生方、頑張ってます。上手に取れましたね。

 

 虫かごに入れて持ち帰った虫たちを拡大鏡で見てみましょう。



IMG_4791.JPG IMG_4795.JPG

虫が苦手な子どもたちも、チャック袋に入れれば虫メガネでも観察できます。じっくり観察できますね。
子どもの年代に応じて、できる活動も広がります。

 

虫の扱い方を体得して子どもたちの関心に応え、保育・教育の幅を拡げてほしいと思います。
虫が苦手な先生もこれで安心ですね!



 

◎参加してくれたみなさまの感想など

・セミナーガイドで、このセミナーを知りました。虫が苦手なので、とても役に立ちました。

・先日エコロコで保育園を訪問していただき、このセミナーを勧めていただきました。

とても楽しくできました。

・100均でそろうグッズやペットボトルでできるバッターゲッター、参考になりました。

・危険な虫もいるので回避する方法が知れてよかったです。




◎八木研究グループリーダーより

得体の知れない虫も、私たちと同じ動物なので、行動原理は同じようなものです。

yagi_circle.png

今日の体験や知識を日頃の保育、教育に生かしていただければ幸いです。


(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

4月27日(日)は宝塚市のソリオ宝塚でひとはくキャラバンの開催日でした!

今回のキャラバンはソリオ宝塚名店会のイベント「エンジョイGW!」の企画のひとつです。

ショッピングモール内の広場(GFメインプラザ)のステージ上に設営したので、そこまで入れないゆめはくは
阪急宝塚駅前で客引き係です。

DSC_3795.JPG








▲駅前で堂々のゆめはく

エントランスホールから出張のティラノサウルスの頭骨レプリカ、恒例のむしむしみっけ、
生きた虫たち(クワガタ、ダンゴムシなど)、アンモナイト、大きな貝殻など展示しました。

1745903936695.jpg










▲正面にはティラノサウルス

1745903929602.jpg











▲むしむしみっけに挑戦!

DSC_3798.JPG








▲生き虫コーナーも大盛況

人通りの多い場所だったこともあり、参加者はなんと約2500人!
家族連れの方や劇場帰りの方までいろいろな方にお越しいただきとても楽しいイベントになりました。

次回のキャラバンもお楽しみに!

(地域連携推進室 坂本)

ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えられています。


4月下旬にヒラドツツジ(ツツジ科)の
花が咲き始めました。


濃いピンク色や淡いピンク色、白色など
様々な色の花ビラがあります。



画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

250429 hiradotsutsuji no iroirona iro no hana s-IMG_8274.jpg










▲4月下旬に咲き始めたヒラドツツジの花


ところで、ヒラドツツジの花ビラは、
横方向から見るとラッパのような形を
しています。

s-250429 hiradotsutsuji no hana wo yoko kara miru IMGP6636copy.jpg











▲横方向からみたヒラドツツジの花


その花の先の方はいくつか、
に分かれています。



さて、いくつに分かれているの
でしょうか?
数えてみてください。

s-250429 hiradotsutsuji no hana IMGP6603copy.jpg











▲前方向から見たヒラドツツジの花


そうです。 5つ(5枚)ですね!

では、花の中心部から棒状のものが
出ていますが、何本出ていますか?
数えてみてください。

s-250429 hiradotsutsuji no hana IMGP6603copy.jpg












▲前方向から見たヒラドツツジの花

どうですか?何本でしょうか?

上記の写真に、数えやすいように
〇印をつけてみました。

s-250429 hiradotsutsuji no hana (maru) IMGP6603copy maru.jpg











▲棒状のものの先に〇印をつけたもの


そうです。11本ですね。

より中心部から出ている、
他のものよりも太くて長くて、
先の形が少し違うもの
1本を除くと10本です。

その他のものと違うものが
「めしべ」です(黄色の)。
他の10本は「おしべ」です。

この10本の「おしべ」は、
(微妙なもの もありますが、)
長めのものが5本(濃い青色の)、
短めのものが5本(淡い青色の
あります。

「おしべ」のそれぞれの先には米俵
のような形の、花粉が入っている
葯(やく)が2つずつあります。

そのそれぞれの先に穴があいていて、そこから
花粉がでてきます。

s-250427 hiradotsutsuji no hana no oshibe  IMGP6582copy.jpg











▲「おしべ」の先の葯



一方、「めしべ」の先の柱頭(ちゅう
とう)をよく観察すると、なんと、
漢字 1 文字が見えます。



s-250427 hiradotsutsuji no hana no cyuutou IMGP6567copy.jpg











▲「めしべ」の柱頭





柱頭の先に漢字の「大」が見えませんか?

柱頭の先に丸いものが5つあって、
それぞれが接している隙間が「大」に
見えると思うのですが・・・。

それぞれの丸いものにつながっている
子房が、やがて5つの部屋に分かれて
その中にたくさんの種子がそれぞれに
入っている果実ができることに
なります。

つまり、ヒラドツツジの花は、
花ビラの先が、5つ(5枚)に分かれていて、
おしべが、10本(長めが5本、短めが5本)、
めしべの先が、5つの丸いものに分かれている、

というように、それぞれが5の倍数
(5数性ともいう)で
できているのです。
ちなみに花の下にある緑色のガク片も
5つ(5枚)あります。

ツツジ類を見つけたら、花ビラの数や
おしべの数、ガク片の数など
を数えて みましょう。


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

             研究員 小舘

427()は、オープンセミナー「アップサイクルかるたってなあに?」を実施しました。

アップサイクルとは捨てられるものにアイデアを加えることで新たな価値を見出すこと...と聞いても少し難しいですが、実際にかるたで遊びながら体験しました!

S__82337888_0.jpg

まずは衛藤研究員からの挑戦状!捨てられてしまうものから作られた製品を展示エリアの中から探し出します。

実はこれがかるたの大きなヒントに...

S__82337890_0.jpg

その後は実際にかるたに挑戦!

午前の回は、アップサイクル製品の画像から材料をあてるゲームです。「あっ!これさっきの!」といった、気づきが飛び交っていました。

S__82337892_0.jpgS__82337891_0.jpg










S__82337893_0.jpg
途中にはその製品が作られたプロセスに関するクイズにも挑戦!

身近に「もったいない」があった時に、この経験を活かしてアイデアが浮かぶと素敵ですね。

S__82337894_0.jpg

一方、午後の回は別の遊び方で「逆?! スリーヒントクイズ」に挑戦しました。

こちらは、アップサイクル製品にまつわるヒントから製品を予測し、その原材料の札を取るという難易度の高いゲームです。

S__82337895_0.jpg

少し難易度が高いのではないかという心配を裏腹に、展示の様子を一生懸命思い出して次々と正解が!

S__82337897_0.jpgS__82337896_0.jpg


各テーブルの優勝者には、「アップサイクルマスター」の称号と、記念品として名前入りのメダルが授与されました。

 

◎担当した衛藤研究員より

もともと想定していた以外の「アップサイクルかるた」の遊び方を、関学生イベントチームが提案してくれました。試行をもとに、今回は実際に来館者に向けてイベントのかたちでやってみることができました。さまざまな年齢層や理解度に応じて難易度も柔軟に調整できる素敵な遊び方の例を示してくれました。さらなる展開に期待が膨らみます。

 

かるたが終わった後には、先週から始まった参加型企画に回答してくれている人も多く見られました。企画展もラストスパート、まだまだ進化する展示にもご注目ください!

来る55(日・祝)には、この企画の企画者本人によるワークショップも開催予定です!

皆様のご参加をお待ちしています!

S__82337898_0.jpgS__45809669.jpg

 

(企画展イベントスタッフ 福谷 匠哉)

Copyright © 1992-2023, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.