みなさんは「ふかたん」ってご存知でしょうか?
ひとはくの研究員が隊長となって、私達フロアスタッフと一緒に、博物館のおとなり・深田公園を探検するオープンセミナーです。
テーマは各回違います。植物や化石、トカゲまで!!
今年のふかたんスケジュールはこちら♪
4月のふかたんは「初夏の鳥をさがそう」。
鳥博士の布野研究員と一緒に深田公園へ鳥を探しにお出かけしました。
当日はお天気に恵まれ、小春日和のあたたかい1日。ゴールデンウィークの日曜日ということもあって、たくさんのお客様にご参加いただきました。
出発の前にひとはくサロンで、望遠鏡や双眼鏡の使い方を教わります。マスターできたら、さっそく探検へ!
館外へ出たらすぐに、鳥の巣を発見!コシアカツバメの巣がありました。
コシアカツバメの巣は何でできているのでしょう?
正解は、田んぼの土でできています。知らなかったぁ~(^^♪
そして、公園の奥に入っていくと…かわいい鳥さんがいましたよ。
みんな双眼鏡を大事に抱えて、鳥を見つけると一生懸命探します。
ハクセキレイやムクドリ、カラスやスズメ…。鳥の他にも、気になった植物についても教えてもらいました。
高い木の上に、カラスの巣もありました!なかなか場所が分からなかったのですが、探しあてた瞬間はみんな大喜び。
いつもは鳥の声は聞こえても、なかなか姿までは見れなかったけど、双眼鏡だとバッチリ、かわいいおかおまで鮮明に見えるんです。感動~♪この双眼鏡はタカの視力と同じなんだとか。すごい!!
マイ双眼鏡を持って、準備万端で参加してくださっていた方もいらっしゃいました。
最後に、クイズに挑戦してくださったみなさんは鳥博士に認定♪ということで、認定バッジをプレゼントしました。
博士といっしょに楽しい探検♪
皆様のご参加をお待ちしています(*^_^*)
フロアスタッフ みの あんな
残り2日間は情報管理課でのお仕事です。
<情報管理課の1日>
納品された雑誌を台帳に記入、博物館の押印したシールをもってスタッフさんに渡しました。
本の配架、整理をしました。
コピー用紙など各部屋に届けました。
映像を記録したDVDそれぞれにラベルの制作、貼り付けを行いました。
途中、中学校の先生が激励に訪問されましたが、本人はいつもの様子とは違ったようです。
明日は最終日!しっかり頑張ってください!!
情報管理課 阪上勝彦
平成25年5月21日(火)、兵庫県高等学校教育研究会科学部会及び生物部会の総会ならびに研究大会が合同で開催されました。
この会合は、県下の高校で理科を担当されている先生方の会合で、各部会長の校長先生、丹有支部の運営スタッフの先生方のご尽力により、久し振りにひとはくで開催の運びとなりました。
この2つの部会が合同で開催されることは初めての事で、記念講演としまして当館三枝春生主任研究員による「篠山層群、これまでの発掘の成果」の講演がありました。
また、午後からは各部会の議事に引き続き、選択研修として、昨年度開館20周年を迎え整備された「魅せる収蔵庫~生物多様性フロア~」や里山を体感するための「ひとはくの森」、屈指の標本点数を誇る収蔵庫など、参加の先生方にひとはくの魅力を体験していただきました。
どのコースでも先生方の活発な質問が多々あり、予定の時間を越えて研修は続けられました。研修終了後に早速来館のご相談をいただく場面もあり、単なる見学だけではない、学校からの多様な学習ニーズに応えられる当館の学習プログラムを実感していただきました。
Aコース「博物館の標本~生物多様性フロア及び生物系収蔵庫見学」橋本佳明主任研究員、布野隆之研究員、山本伸子研究員
Bコース「六甲山のキノコ展2013~博物館等と連携した高等学校の研究活動」三橋弘宗主任研究員
Cコース「里山の植物観察~”ひとはくの森”見学」橋本佳延主任研究員
▲昆虫標本についての解説(Aコース 橋本佳明主任研究員)
▲植物標本についての解説(Aコース 山本伸子研究員)
▲鳥類のはく製についての解説(Aコース 布野隆之研究員)
▲県立御影高等学校が作成したキノコ標本について(Bコース 三橋弘宗主任研究員)
▲里山を学ぶためのフィールド”ひとはくの森”(Cコース 橋本佳延主任研究員)
2つの部会をあわせ、150名を越える先生方にご来館いただき、盛会のうちに会合を終えることができました。
この部会を契機にひとはくをご活用いただくようお願いします。ご相談がありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。
(生涯学習課)TEL:079-559-2002
西岡敬三(生涯学習課)