大会から優秀な発表には賞も授与されます.
学校やクラスで,昆虫の研究に取り組んでいるなら,是非,腕試しに発表してみるのは,どうでしょうか.
申し込み方法など,詳細は昆虫学会大会のホームページで確認ください.
http://www.ipc.shimane-u.ac.jp/insect-eco/admission.html
橋本佳明(自然環境評価研究部)
藤の花房をやさしくゆらす
さわやかな風が吹きわたる5月4日、Kidsサンデーが開催されました!
「これやってみたい!」
お天気に恵まれて、ひとはくの建物の中や外(公園)でキッズが楽しむ姿が見られました。
◆丹波の恐竜化石発掘セミナー
みんな真剣に化石をさがして、
いつも「ひとはく恐竜ラボ」で化石をクリーニングしている
スタッフの方に確認してもらいます。「どれどれ...」
◆デジタル紙芝居『丹波の恐竜タンタンものがたり』
フロアスタッフ手作りの「動く」紙芝居です。
◆展示室ツアー『ひょうごの自然じまんツアー』
「コウノトリとボク、どっちが大きい?」
◇ひと休み&お昼ごはん
深田公園では 鳥の声や風の音を聴きながら ほっとひと休みできます。
※チケット(半券)があれば再入館できます。
◆フロアスタッフとあそぼう『ティラノ☆ハット』
「がお~っ!」かわいいティラノサウルスがたくさん誕生しました!
◆パネルシアター
野ネズミさんやクマさんなどが主人公の楽しいおはなし。
◆サイエンスショー『風車(かざぐるま)で風とあそぼう』 よく回る風車を作ったら、外で風と遊ぼうね!
◆run♪run♪Sunday『アメンボ』
昨年も大好評だったアメンボとり!
家族みんなで協力&競争しながら ワイワイ♪アメンボを追いかけました。「とれたかな?」
◆『わくわくネイチャー・テクノロジ~水にうく生きもの~』
タンポポの周りではどんな風が吹いてるのか、風車で調べてみてもいいかも!
(キッズひとはく推進プロジェクト/たかせゆうこ)
昨日、5月2日に加西市立西在田小学校の横を流れる若井川で水生生物の観察を行いました。昨年度、加西市では生物多様性戦略を策定。これを機会に、市からの依頼を受け、加西市内のいくつかの場所で観察会やキャラバン事業(移動展)を行いました。地域にある自然環境を再発見して、観察会や自然体験の機会をつくることが大きな目的の1つです。加西市さんの生物多様性に関する事業は、昨年だけで完了しましたが、キャラバン事業を実施した市立西在田小学校では、引き続き関心を持ってくださっています。学校のすぐ横で、色んな生き物が採集できて、100名近くで川に入れることも、大きな魅力。今後も持続して観察会ができそうです。観察会には、いつも博物館でもお世話になっている加西ナチュラリストクラブの3名の方にも応援いただきました。
学校には、採集した水生生物の液浸標本とアップで撮った写真が保管されていて、このあとの学習でしっかりと観察できると思います。小さな昆虫にも関心をもってくれたり、カワニナがひっつく仕組み、大雨のときにどこに逃げるのか、など色々な疑問が生まれています。年度の最初にこうした体験を伴うことで、このあとの色んな授業での関心が高まることを期待したいです。