「この石は、化石に見えるが本当に化石なの?」
「写真の虫は、見たことがないけれど何という虫ですか?」
「この植物は、葉っぱがこの植物に似ているけれど名前はなんというのですか?」
と、いう具合に博物館にはいろいろな質問がきます。
そんな時、博物館では、いろいろな分野の研究員がお答えしています。
先日にもこんな質問がありました。
「寒い冬に雪の中バッタのようなものがいたのですが、バッタですか?」
えっ!バッタって卵で冬越しするような...そんなことあるのかな...?
と思いながら、昆虫博士の八木研究員に聞いてみました。
「バッタにみえるもので、成虫で越冬するものはクビキリギス、ツチイナゴがいます。
ですので、その2種類の可能性が高いです。ツチイナゴは頭が丸く触角が短い。
それに比べてクビキリギスは頭が三角で触角がかなり長いので、頭を見ればすぐに同定できます。」
とのことでした。
質問されたお客様は、あまりの答えの早さに驚かれ、大いに納得され帰られました。
みなさんも、辞典や図鑑を調べてもわからないことがありましたら、
人と自然の博物館に是非おこしください。
フロアスタッフ せら ゆうこ
みなさん、3連休の予定は決まりましたか?
ひとはくは一日中たっぷり遊んで、勉強できるイベントをたくさんご用意しております!

「レプリカ」という言葉を聞いたことがありますか?
レプリカとは本物から型をとって、もとの化石とまったく同じ形・大きさにつくったものです。
3/21(金・祝)、22(土)、23(日)の15:00〜始まるフロアスタッフとあそぼうは、
「アンモナイト化石のレプリカ」をつくります。
アンモナイトは大昔、恐竜がいた時代に海の中にたくさんいました。

イベントではアンモナイトがどうやって化石になったのか?がわかる楽しい紙芝居もありますよ♪
カラフルなおゆまるから好きな色を2つ選んで
自分だけのオリジナル、アンモナイトをつくってみましょう。
参加費はおひとり100円で、4階実習室で行います。
▲クリックで拡大します
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博物館2階には、本物のアンモナイト化石にさわれる展示があります。

この大きなアンモナイト化石は「ペリスフィンクテスの仲間 」。

ひとはく博士も、アンモナイト化石の感触を味わっていますね。

愛用の虫メガネをとりだして、観察中・・・

ぜひ、さわってみてくださいね。
(フロアスタッフ まつだ)
2006年8月に、丹波市山南町上滝を流れる篠山川のほとりで発見された丹波の恐竜。
ただいま、ミュージアムショップにおきまして、発掘調査に基づいて制作した
「丹波竜フィギュア」を販売しております。

▲原画は小田隆氏、製作は徳川広和氏、当館の三枝春生主任研究員の監修のもと復元。価格:1,500円(税込)
丹波の恐竜の体長は12〜15mと推定されており、こちらのフィギュアは実物の約1/40のスケールです。
ひとはく博士も、フィギュアをためつ...すがめつ...
いまにも歩きだしそうですね。


丹波竜フィギュアのほか、ぬいぐるみ、ストラップなど恐竜グッズが豊富にありますよ。
お土産にいかがですか?
▼ミュージアムショップは円形の建物、エントランスホール内にあります。ぜひ、お立ち寄りください。

◆ミュージアムショップ
■休み 月曜日(祝祭日の場合は翌平日)
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エントランスホールの隣にある「ひとはく恐竜ラボ」。
発掘現場で発見された化石のクリーニング作業を行う施設です。
※クリーニングとは...化石の表面にある岩石をとりのぞく作業のこと。

▲顕微鏡をのぞきながら「エアチゼル」という道具を使って薄い岩石をはじき飛ばす作業をしています。
研究員などによる作業風景をガラス越しに間近で見ることができますよ。
博物館3階の「丹波の恐竜化石展示室」と一緒に、ぜひご覧ください。
(フロアスタッフ まつだ)









