江田コレクションは、兵庫県芦屋市で幼少期を過ごした江田茂さん(1930~2008)が趣味で収集した昆虫標本です。標本数は27万点余りで、その半数近くが蝶類標本です。これらは世界中から集められたもので、東南アジアはもちろんのこと、中央アジア、南北アメリカ、アフリカの標本も多数含まれています。今ではワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)で採集や商取引がきびしく禁じられており、入手が不可能に近い種も含みます。「美しき蝶たちとの出会い―江田コレクション展2018」では、こうした膨大なコレクションの中から選りすぐった200種の蝶を展示・解説します。系統分類研究部の昆虫担当2名で,現在,頑張って,準備作業を進めています.美術品のように美しい蝶、珍奇な姿の蝶、不思議な生態の蝶などが展示されますので、是非、足をお運びください (系統・昆虫 橋本佳明).
江田コレクションは、兵庫県芦屋市で幼少期を過ごした江田茂さん(1930~2008)が趣味で収集した昆虫標本です。標本数は27万点余りで、その半数近くが蝶類標本です。これらは世界中から集められたもので、東南アジアはもちろんのこと、中央アジア、南北アメリカ、アフリカの標本も多数含まれています。今ではワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)で採集や商取引がきびしく禁じられており、入手が不可能に近い種も含みます。「美しき蝶たちとの出会い―江田コレクション展2018」では、こうした膨大なコレクションの中から選りすぐった200種の蝶を展示・解説します。系統分類研究部の昆虫担当2名で,現在,頑張って,準備作業を進めています.美術品のように美しい蝶、珍奇な姿の蝶、不思議な生態の蝶などが展示されますので、是非、足をお運びください (系統・昆虫 橋本佳明).
月 の 第1日曜日は 「 ひとはくKids(キッズ)サンデー 」です。
6月のKidsサンデーは、晴れのよい天気でした。
博物館のエントランスホール近くでは、ザクロの花が咲きだしています。
博物館の4階入口近くには、いくつかのコシアカツバメの巣があります。
そのうち、今年5月中旬にできた巣では、入口のところに、コシアカツバメ
の頭が見えます。
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▲もう子育て中?のコシアカツバメの巣
また、その近くの場所で、コシアカツバメが新しい巣を5月下旬から
作り始めています。
▲新しく作られているコシアカツバメの巣
Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。
午前中は、
まずはじめに 研究員による「サンデーぜみ『バッタの赤ちゃんをさがそう!』が行われました。
『パッタの赤ちゃんをさがそう!』では、
研究員からバッタの赤ちゃんの捕まえ方を伝授してもらってから、
みんなで深田公園にでて、芝生地にいるバッタの赤ちゃんをさがしま~す。
みんなで、外に出てバッタの赤ちゃん捕まえます。
▲芝生地でさがしています ▲小学生のお兄ちゃんは、大人のバッタも捕まえました!
みんなで、いろんなバッタの赤ちゃんや、キリギリスの赤ちゃん、その他たくさん見つけていました。
それから
フロアスタッフによる「デジタル紙芝居『くるりんひらりん空のたび』」が
上演されたり、「展示解説『 海の仲間たちツアー ~大きな骨は何の骨?~』」が行われました。
『くるりん ひらりん 空のたび』の紙芝居が終わって、森のエビフライの解説や、
実物などを使った説明がありましたよ。
展示解説では、大きな骨の解説や、海の仲間たちのクイズで、みなさん盛り上がっていました 。
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▲『海の仲間たちツアー』の様子
午後は、
4階のひとはくサロンで、
ひとはく連携活動グループの 人と自然の会(めだかの学校)の皆さんによる
カエルの鳴き声によく似た音がなる「紙の工作」が実施されました。
人と自然の会の方たちに優しく教えてもらいながら
みんな上手に作品を作っていましたよ。4階のひとはくサロンでは、
「ゲコ、ゲコ。ゲコ、ゲコ」が いっぱいでした。
▲小さな来館者と、人と自然の会の方とお話中 ▲完成した作品を持ってハイポーズ
また、野外では、キッピー山のラボ(三田市立有馬富士自然学習センター)と
ひとはく連携活動グループのrun♪run♪plaza(るんるんプラザ)さんと
のコラボの『葉っぱで色水あそび』が実施されました。
まず、色水あそびをする葉っぱを自分たちでさがします。
葉っぱや花びらで色水を作っています。
みんな~ たのしかった~?
午後のフロアスタッフによるプログラムは、
「フロアスタッフとあそぼう『古代のサイ アミノドンをつくろう』」や
「デジタル紙芝居『ゆめ の つづき』」が 行われました。
『古代のサイ アミノドンをつくろう!』では、
展示されているザイサン アミノドンの模型と一緒に自分で作った作品を持って
記念撮影をしていましたよ。
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▲一生懸命に背景の色をぬったりしています ▲アミノドンの模型(展示物)と一緒にハイチーズ
デジタル紙芝居『ゆめのつづき』では、ハスの妖精のハスミンが
いろいろな生きものと出会います。バリバリの関西弁の生きものも
でてきますよ。
午後の研究員によるプログラムは、
「サンデーさーくる『ツバメのような形の紙ヒコーキをつくってとばそう!』」が行われました。
『ツバメのような形の紙ヒコーキをつくってとばそう!』では、研究員から
コシアカツバメのお話を聞いてから、紙ヒコーキをつくって、
みんなで飛ばしました。
▲コシアカツバメの写真を見ながら色をぬっています ▲皆でとばしました
うまく飛んだかな?
<ちょっとした出来事>
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3階 入口近くには、「森に生きる」という展示があります。
この展示は、兵庫県で見られる動物たちを展示しています。
その展示を熱心に見ておられる家族がいました。
4才の男の子がお父さんに、「これはなに?」「これはなに?」と
1つ1つの動物の名前を聞いていました。
お父さんは、名前の表示を確かめて男の子に答えておられました。
(その場面のシャッターチャンス?は、逃してしまいました。)
後で、お父さんに伺うと、神戸市に住んでおられるとのことでした。
また、ご家族で来てくださいね。
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今回は、関西ユース(大学生のボランティア)のお姉さんお兄さん
(星野さん、龍見さん、忍田さん、古塚さん)が 子どもたちの
サポートをしてくれました。お疲れ様でした!
次回の Kidsサンデーは、2018年7月1日(日)に行われます。
ご家族みんなで、ひとはくへ お越しください!
Kidsサンデープロジェクト 小舘
フロアスタッフとあそぼう「古代のサイ ザイサンアミノドンをつくろう」
を行いました!
1日目の記事は こちら☆
平成12年、神戸市北区赤松台と上津台でザイサンアミノドンの化石が産出しました。
ザイサンアミノドンは胴長短足で、角はなく現在のカバのように河川やその周辺で生活していたと推定されます。
折り方がむずかしいところもありましたが、お父さんお母さんと協力しながらみなさん一生懸命つくってくださいました(^^)
できあがった作品を手に、記念撮影♪
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!
次回のフロアスタッフとあそぼうは...
6月9日(土)、10日(日)
『おでかけ画はくの日~イネ科の植物を描こう~』
外に出て、イネ科の植物を観察しながら絵を描いてみましょう!
詳しくは こちら☆
みなさまのご参加をおまちしております!
フロアスタッフ たにぐち
「昆虫大捜査線」シリーズは、みんなで自由に虫とりをして、どんな虫がいるのか調べてみよう!
という、大規模イベントです。
今年も、7月から10月にかけて、いろんなところで実施します。
第一弾は、播磨中央公園(はりちゅう)です。
今年は、時期を変えて7月です。さあ、どんな虫がいるのかな? みんなの実力を、見せてくれっ!!
昨年、募集300名に対して600名くらいの応募があったため、今年は、申込不要・抽選なし。随時受付とします。
時間も、10時から15時。その間、自由に虫とりしてください!
【日時】平成30年7月15日(日)10時〜15時(受付9:30〜随時)
雨天の予備日:翌7月16日(月・祝)
順延・中止の連絡:当日朝に、播磨中央公園ホームページでご確認ください。
【場所】県立播磨中央公園「四季の庭」
〒679-0212 兵庫県加東市下滝野1275-8
TEL.0795-48-5289
【アクセス】
(電車の場合)JR加古川線「滝野」駅下車 2km
(お車の場合)中国自動車道「滝野・社」ICから西へ3km
※ 播磨中央公園は広いです。「四季の庭」へは第5・第4駐車場が近いです。駐車場無料。
【対象・定員】小学生まで(保護者同伴)・定員なし(ということで、人が多すぎるかもしれません。あらかじめご了承ください)
【申込】不要(現地で受け付けしてください)
【講師】八木 剛(県立人と自然の博物館)・協力:ひとはく連携活動グループ「テネラル」(お兄さんたち)ほか
【スケジュール】
虫の捕まえ方 ①10:00〜10:10 ②13:00〜13:10
結果発表・質問タイム ①11:30〜12:00 ②14:30〜15:00
その他は、フリーです。自由に虫とり、つかまえた虫を展示。
【持ち物】虫アミ、虫カゴ、持参ください。飲料水等熱中症対策、虫よけ等、各自必要なもの。
主催:(公財)兵庫県園芸・公園協会 播磨中央公園管理事務所
共催:兵庫県立人と自然の博物館
後援:兵庫県北播磨県民局・加東市・加東市教育委員会
これまでのようす(↓)
(八木 剛)
2010年,愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で,「2020年までに侵略的外来種とその定着経路を特定し、優先度の高い種を制御・根絶すること」等を掲げた愛知目標が採択されました.これを受けて、環境省、農林水産省及び国土交通省は、2015年に「外来種被害防止行動計画」を策定し,目標の実現を目指すことになりました.ヒアリをはじめ侵略的外来種は、生態系や人の生命・身体だけでなく、農林水産業,物流,商業等のさまざまな人の活動に多大な被害を与えることが国内外で知られています.このことは,広く多様な主体が連携して,合意のもとに取り組む体制がないと,外来種問題は解決できないことを示しています.外来種被害防止行動計画でも「社会において外来種対策を主流化する」ために,その対策の必要性を国民全体に広く浸透させ、その解決に向けた行動を促すための、適切な普及啓発と、人材の育成を進めていくことを計画の一つに掲げられています.しかし,昨年,2017年に,神戸港で,国内初のヒアリ侵入が発見された以降の社会パニックや,対策の経緯を見ていると,必ずしも,外来種対策を社会の主流化することが,うまくいっているとは言えないでしょう.
大学や研究機関が広く市民に,直接的に,啓蒙や教育活動を行うことは難しいですが,自然史博物館は,生物多様性や生態系の重要性やそれらの保存の必要性を社会へ実装できる場です.人博では,このために,蓄積した標本資料や高度な研究成果を活用して,セミナーや自然観察会,展示などの生涯学習を数多く行い,大きな成果を上げてきました.まさに,博物館は,外来種問題とその対策の必要性を国民全体に広く浸透させ、その解決に向けた行動を促すための、適切な普及啓発と、人材の育成を進めていくことができる機関です.神戸港でのヒアリ国内初侵入は,国際貿易が盛んな兵庫県が、改めて外来生物の侵入リスクが高く、我が国の外来種問題の最前線に立たされていることを再認識させてくれました.外来種問題の最前線にある自然史博物館として,「外来種問題でも,博物館が一番役に立つ」と言えるように,微力ながら頑張っていければと思っています(系統・昆虫 橋本佳明)









