8/15(日)ワークショップ「昆虫のはんこペーパーバッグ」をおこないました。
お盆ということで、博物館は朝からおおにぎわい☆彡
「昆虫はんこペーパーバッグ」にもたくさんの方が参加してくださり、午前中で整理券50名が
売り切れになり、大盛況でした!!
会場は、3階展示室の大きな台場クヌギの前。
スタッフ手作りの消しゴム昆虫はんこを押して、紙で作ったクヌギの葉っぱと
クヌギのどんぐりストラップをつけます。自由に絵を描いて完成!!
参加してくださったみなさま、ありがとうございました!!
▲クリックで拡大します
ひとはくでは、夏休み最終日まで、ワークショップや各種イベントをご用意してます☆
みなさまのお越しを、スタッフ一同お待ちしております♪
フロアスタッフ かどはまえりこ
今日、8月21日(月)、「高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾」の事後学習会を行いました。8月1日~5日まで、台湾で貴重な経験を積んだ大阪・京都・兵庫の3府県の高校生たちが、ひとはくで再び集い、調査体験ツアーの振り返りと学びのまとめを行いました。
この日は,山内主任研究員による土壌動物のサンプリングと仕分け実習をメインの授業として行いました。
<左:秋山主任研究員から今日の趣旨説明>
<右:実習室にて山内主任研究員からツルグレン装置とウィンクラー装置について説明>
<ウィンクラー装置について説明> <ウィンクラー装置を自分たちで組み立てる>
実習室での説明に続いて、ひとはくの位置する深田公園で土壌のサンプリングを行い、装置を使って土壌動物の抽出を行いました。
<マダニの採集方法を学ぶ> <草むらで採集を試みる>
<左・右:シフターによる土壌の採集>
実習室に戻り、深田公園で採集した土壌を装置にかけました。
午後からは、最初に調査体験ツアーの全体アンケートを書いた後、振り返りテストを行いました。テストと言えども調査体験ツアーはひと味違います。【第1問】東眼山の標高は? 【第5問】スウィンホーキノボリトカゲの胃内容物の調査を行った結果、本種は何を捕食していることがわかったか? 体験をよ~く思い出せば解ける問題です。
<左:深田公園で採集した土壌を装置にかけて土壌動物の抽出を行う>
<右:振り返りテスト。うーん、思い出せたかな??>
双眼実体顕微鏡を用いて土壌動物のソーティング(仕分け)を行いました。自分たちの足下に、こんなに多様な土壌動物の世界が広がっているのです。
<左:高校生たちの見ている土壌動物の世界はこんな世界です。中央はヤスデ類とワラジムシ類です>
<右:吸虫管も用いながら土壌の中から動物を探し出す>
山内主任研究員から土壌動物のことや研究のことなどについて、尽きることなく学んでいました。
「土壌動物の生態は良く分かっていない。1種の生態を研究したとしても論文が書けるぐらいです」・・・
この言葉にキラリと目を輝かせる生徒もいました。
これで、今年の「高校生のための生きもの調査体験ツアーin台湾」は幕を閉じます。今年は台風の影響を受け、2日の短縮を余儀なくされました。しかし、生きもの好きの高校生が、日本と台湾の高校生とも交流しつつ豊かな自然の中で調査を体験して、ナチュラリストの芽を育んでくれたのではないかと思います。参加の高校生たちが今後もその芽を育て続けてくれることを願っています。
生涯学習課 竹中敏浩
兵庫県教育委員会としては、就職・就業をめぐる環境の変化等の中で、若者の勤労観、職業観が変化し、社会人・職業人としての基礎的、基本的な資質を高校生に身に付けさせることが社会における課題となっていると考えています。このため兵庫県においても、県庁や県関係機関、県警察本部において、就業体験(インターンシップ)を実施し、生徒が自己の将来の在り方・生き方について考え、目標を持って主体的に進路選択ができるようにするとともに、生徒に夢を実現する力を身に付けさせることを主旨として行うものです。
今年、ひとはくにおける県庁インターンシップは、8月21日(月)から25日(金)の5日間を予定しています。兵庫県立篠山鳳鳴高等学校、篠山東雲高等学校、宝塚北高等学校から1名ずつ参加しました。13時30分、生涯学習課で入館式を行うところからスタートしました。3人とも緊張の面持ちです。


左は総務課でも挨拶する生徒たち。社会人の基本はもちろん挨拶することから始まります。この後、実習開始にあたり、館内を見学しました。右の写真は生物系収蔵庫。こんなところを見学するのもインターンシップならではです。


次は、本館の総務課で実習を行いました。事務系の仕事も博物館を支える大切な仕事です。
また、ひとはくではイベントやセミナーの情報をしっかり広報することも不可欠です。右の写真は、印刷用紙を準備する生徒たち。


第1日はこんな様子で無事終了しました。3人は、公務員になりたいとか、博物館で働きたいといった志望動機でひとはくのインターンシップに参加してくれています。5日間でどんな成長が見られるか、楽しみにしたいと思います。
8月20日(日)に
フロアスタッフとあそぼう
「恐竜モビール~丹波竜とその仲間たち~」を行いました!
かわいい恐竜たちのモビールをつくりましたよ★
まず、丹波竜についてお勉強♪
2006年に丹波市で恐竜の化石が発見されました。そして、
2014年に新種の恐竜として「タンバティタニス・アミキティアエ」と命名されました。
次はシルエットクイズ!「なんのシルエットかな~?」
正解は曲竜類(ヨロイリュウ)でした!
次は、モビール作り★
ひもに 丹波竜や 恐竜たちをはりつけましたよ!
とてもかわいい恐竜モビールができましたね(*^_^*)
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
次回のイベントは
8月26日(土)フロアスタッフとあそぼう「画はくの日」
博物館の展示をじっくり観察しながら絵を描いてみましょう。
色鉛筆など道具は貸出します。
時間:13:30~14:00
場所:来てのおたのしみ♪
定員:なし
参加費:無料
みなさまのご来館、心よりお待ちしております!
フロアスタッフ くまもとまなみ
8月20日(日)、赤穂市立海洋科学館で開催された「夏屋台実験教室『サイエンス寺子屋』」に
移動博物館車「ゆめはく」で参加しました。
▲赤穂市立海洋博物館で展開した「ゆめはく」
「サイエンス寺子屋」は、夏休みを利用して、子どもたちに
科学遊びや物づくりの楽しさ、科学への興味・関心を持って
もらうことを目的に開催する実験教室です。
▲「サイエンス寺子屋」の受付付近のようす
ゆめはくの中では、キレイな昆虫が展示してあり、「むしむし みっけ」という
プログラムを実施しました。ゆめはくの前では、昆虫キューブ・パズルも登場!
また、ゆめはくの近くの ひとはくのブースでは、体験型のプログラム
「アオギリのタネ の もけいを つくって 飛ばそう!」を行いました。
▲ゆめはくの中での「むしむし みっけ」のようす。 ▲昆虫キューブ・パズルをみんなでしているところ
▲アオギリという植物の本物のタネ(果実)を ▲アオギリのタネの模型をつくっているようす
飛ばしているところ
科学館の運営協力隊の皆さんがいろいろな寺子屋(ブース)を実施されていました。
▲ピロティーでは、いろんな寺子屋が実施されています
兵庫県立赤穂高等学校の生徒さん や 赤穂市内の小学校の先生方も
ボランティア・スタッフとして活躍されていました。
ひとはくのブースにも、赤穂高等学校生の守安さんと元科学館職員の
掃部さんがお手伝いをしてくださいました。
▲寺子屋終了後、「ゆめはく」の前で記念撮影
ゆめはくが帰る際、ボランティアスタッフの皆さんが見送ってくれました!!
▲見送ってくれている ボランティアスタッフの皆さん
寺子屋を担当された皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、暑い中、お疲れ様でした。
◆お知らせ
現在、赤穂市立海洋科学館では、開館30周年記念の特別展「太陽系の旅」(8月31日(木)まで)が開催されています。
ご家族連れで行かれてはいかがでしょうか。
赤穂市立海洋科学館は、兵庫県立赤穂海浜公園の中にあります。
入館は、午前9時~午後4時まで。火曜は休館です。
高校生以上300円、小中学生150円。
詳しくは、赤穂市立海洋科学館のホームページ(http://www.ako-kaiyo.jp/)をご覧ください。
ひとはく 塚本・小舘(記)