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9/16(日)のフロアスタッフとあそぼうは、昨日に引き続き「ヒラヒラちょう」を行いました!
はじめにお話をきいて、さっそくヒラヒラ動くチョウを作っていきます!

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本物を見ながら模様を描いたり、想像して個性豊かに描いて......

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みなさんとってもかわいくて、かっこいい、ステキなチョウを作ってくださいました(*^_^*)

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さいごは作ったチョウといっしょにハイポーズ!

完成.png

ご参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

フロアスタッフ ふじわら さき

9月15日土曜日、兵庫県立宝塚北高等学校の1・2年生43名が来館し、「フィールド実習」の一環として化石発掘体験と館内見学を行ってくれました。


この「フィールド実習」は、宝塚北高校が兵庫県教育委員会の実施する「ひょうごスーパーハイスクール事業」を利用して実施されているもので、午前中は丹波市の丹波竜化石工房と篠山川河床の丹波竜(学名タンバティタニス・アミキティアエ)発見現場の見学、午後はひとはくの展示見学と化石発掘体験が行われました。
1年生は、高校で物理と化学を学んでいるそうですが、さまざまな分野への興味関心を広げ、知識を深めていくために、この実習を企画されているそうです。

今回体験したことをもとに、高校生がますます自然科学への興味関心を深めていってくれたらありがたく思います。

  
(左写真)篠山層群の岩石から、ハンマーも使いながら化石を探し出そうとしています
(右写真)校長先生の指導も受けながらじっくりと取り組んでいます

  
(左写真)この日開始の緊急速報展「世界に1点コウベタヌキノショクダイ標本」に見入る男子生徒諸君
(右写真)ヒアリ展示の内容と100倍ヒアリ模型を見比べる女子生徒諸君。ヒアリの小ささにビックリ!


生涯学習課 竹中敏浩

9/15(土)のフロアスタッフとあそぼうは「ヒラヒラちょう」 

ヒラヒラ動くちょうちょをつくってみましょう!


最初に4階休憩コーナーに展示されている「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」の
モルフォチョウのお話をききました。

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●●● 空飛ぶ宝石とよばれるモルフォチョウの色のひみつ ●●●

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▲キプリスモルフォ


展示ではメタリックブルーのちょうちょですが、実は色素によるものではありません。
モルフォチョウの翅の表面に、屋根瓦のように並んでいるりん粉のでこぼこが光の干渉によって、
色づいてみえるのです。この色づいて見える現象を「構造色」といいます。

モルフォチョウは、角度をかえてみると色が変化します。おもしろいですね~

今回のヒラヒラちょうは、キプリスモルフォをもとにシルエットをつくりました。
本物のモルフォチョウをみながら色を塗ったり、自分で好きな模様をかいて塗ったり...。

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とてもステキなちょうちょができました!たくさんのご参加ありがとうございます。

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明日16日(日)も「ヒラヒラちょう」のイベントがあります。

また、17日(月・祝)は、ワークショップ「チョウのはんこペーパーバッグ」を行います。

みなさまのお越しをお待ちしております!

江田コレクション展について
 くわしくはコチラ→→「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」

ただいま博物館の4F、3F、2Fに世界の蝶類標本 600点以上が展示されています。

 

フロアスタッフまつだ

毎週土日と祝日に好評上映中の、フロアスタッフの手作り「デジタル紙芝居」

今日は、できたてホヤホヤの新作デジタル紙芝居をご紹介させて頂きます♪

 新作    デジタル紙芝居『ヤマモモの長い旅』

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ようちゃんは田舎のおじいちゃんの家の近くにあるヤマモモが大好きです。
ある日、妖精のヤーモに出会い、妖精たちがつぶやいている言葉を知ります。
それは旅するタネへの祈りの言葉でした。

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ようちゃんは、妖精ヤーモやおじいちゃんと話をしながら、ヤマモモがどんな旅をしてきたのかを考えます。
ヤマモモの旅とは、どんなことなのか、ぜひご覧くださいね!

制作こぼればなし

毎週土・日と祝日に上演されるデジタル紙芝居、みなさんは何作あるか知ってますか?
現在上演しているのは、この「ヤマモモの長い旅」を加えて、なんと17作!!
全てフロアスタッフが作ったものです。
今回も、博物館の展示とお客様を結びたい!とのフロアスタッフの熱い思いで制作しました。

今回のデジタル紙芝居と関連した展示は、本館3階中央の氷上回廊。立体地図とモニターの映像です。
日本列島には、背骨のように南と北を分ける高い山脈があります。
でもなんと!その連なりにたったひとつ低い場所があるんですよ。

そこを通って、むかしから人間やいろいろな生き物が山を越えずに日本海側と太平洋側を行き交うことができました。
この通り道を「氷上回廊」といいます。
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専門の研究員からアドバイスを受けながら、約半年かけてデジタル紙芝居が完成しました。

さて、ここでこっそりお教えします。主人公の、ようちゃんって名前。
実はヤマモモについて調べている時、漢名が楊梅(ようばい)だということを知りました。

そこで、ヤマモモが大好きな主人公をようちゃんにしたというわけです。

新作の次回上演は、9月17日(月)11:00~です!

(フロアスタッフ いしくら)





9月10日に,京都府の特定外来生物バスターズ事業立ち上げの会議に出席してきました.京都府では,外来生物の早期発見と早期駆除に取り組む体制を構築するため,まずは,ヒアリとクビアカツヤカミキリ,オオバナミズキンバイを対象として,行政と企業,市民との協働による特定外来生物バスターズ監視隊を立ち上げることになりました.その第一回会合として,京都府の市町村の職員の方々に参画いただき,ヒアリについての講習も行いました.

 ヒアリと戦うには,日本に侵入したヒアリが営巣し,新しい羽アリを飛ぶす前に見つけて,駆除するしか手がありません.アメリカの研究では,ヒアリの巣は,早い場合で,営巣して7ヶ月ほどで羽アリの生産を始め,その後は,年間3,000頭近い有翅の新女王とオスアリを巣から周囲に分散させることがわかっています.有翅女王アリは,自力で2km,風に乗れば5kmほど,四方八方に飛翔分散して新しい巣を作ります.こうなってしまっては,ヒアリを駆除するのが不可能になるだけでなく,その密度や分布範囲を抑えることさえ難しいくなるのです.しかし,ヒアリを監視する目を増やし,広げることは,行政だけでは対応できません.企業や市民との協働による監視網を構築していくことが必要不可欠です.京都府の特定外来生物バスターズ事業は,地域の安全な暮らしを守るために,国まかせではなく,地方自治体が主体的に始めた,まさに先進的な取り組みです.この京都府の試みは,きっと,ヒアリ監視網が日本全国の地方自治体へと広がっていく契機になるでしょう.

今回の会議の意見交換でも,地元に自然史博物館等があり,ヒアリなどの外来生物の標本資料を閲覧したり,専門家のアドバイスを得られる環境が,強く求められているのかが,よく分かりました.中にいると,自分たちの存在や活動の価値に気づかないものです.今後も,微力ではありますが,博物館資料やその研究成果の活用して,日本の生物多様性と,地域の安全安心の暮らしを守れるように貢献できればと思っています(系統・昆虫 橋本佳明)

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