一般セミナーで参加者は13名、センター関係者4名が加わりました。


デンジソウがたくさん生えています。

田の字にも見えることから、田字草です。
兵庫県の絶滅危惧植物で、小野市で見つかった株を域外保全のために栽培しているとのことです。
繁茂しすぎて、時おり抜いているそうです。

小豆くらいの硬いかたまりがあります。
「胞子嚢果」(ほうしのうか)といって
この中に胞子が入っています。

もいました。
さすが姫路市の市蝶です。

ぺったりと岩に着いている、濃い緑のものです
真ん中のうすい緑色は、新しいシダの本体(胞子体)です。

想定外で見つかったのは
ヌリトラノオ(チャセンシダ科)です。
平成の大合併前の姫路市では初発見です。
岩に着いていることが多いのですが、木の根元でした。
下の分布図は☆のところが今回見つけた場所です。

(鈴木武)
こんにちは。大学院生の横佐古です。今回、紙すき体験に参加させて頂いて感じたことを書こうと思います。
まず思ったことは、スタッフの方々の準備がすごい!ということです。
本イベントを開催するにあたり、1週間前から準備を行い、また事前練習(リハーサル)も行ったと聞きました。特に驚いたのは、紙の材料や飾りに使う草花はもちろん、なんと本物のミツマタ(紙の原料となる木です)まで用意されていたことです。実際のミツマタの木を見せることで、子供たちは紙の成り立ちについて関心を持つことにつながります。ただ体験させるだけではなく子供たちの学びに繋げようという思いから、このような準備をしているのだと感じました。
さて、実際の活動内容についてです。参加者たちはまず紙の成り立ちについて簡単な説明を聞いた後、牛乳パックを使って紙の材料を作り、草花を使ってデザインを施してオリジナルの作品を作ります。
子供たちが紙すきを行う様子を見ていて特に面白いなと思ったのは、草花を使って好きなデザインをする場面です。スタッフの方が用紙してくださった数十種類の花や葉を使って模様を作るのですが、そのデザインにそれぞれ個性が出ていて、どれもユニークなものだと感じました。例えば、沢山の色を使って華やかな模様にする子、色を統一させて落ち着いた模様にする子、また、紙いっぱいに草花を配置する子、逆に空白を作ってシンプルな模様にする子などなど、まさにその作品は千差万別でした。
僕もスタッフのご厚意で、特別に作らせていただいたのですが、中々デザインが決まらず悩んでいました。すると子供が「こうやったらキレイじゃん」と代わりに草花を載せてくれて、そのデザインがすごくキレイだったので感心してしまいました。もしかしたらこのようなデザインは、頭が固い大人よりも先入観のない子供たちの方が得意なのかも知れません。子供たちの想像力に脱帽です。
子供たちは完成した自分の作品を大事そうに持って帰っていました。親御さんも貴重な体験をさせることができて満足している様子でした。僕も子供の頃このようなイベントに参加したかったな、そんな思いです。スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
筆者が作った紙すきの作品。子供がデザインを手伝ってくれました
兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科修士1年 横佐古優太
(兵庫県立大学大学院授業「まちづくり特論」の一環で行いました。 担当 環境計画 藤本)
みなさんこんにちは。
今日は、紙漉きと栞作り体験に参加してきました!主催は、NPO法人人と自然の会さんです。毎月第3日曜に毎月異なる企画を開催してくださっています!
紙すき体験では、紙の原料となる樹木の説明から聞けるなどなど、、、沢山学べることがありました。
こちらの写真は、紙漉き作業開始直後です。参加者の皆さんの目が終始キラキラしていて、夢中に作業をしていました~。
動植物好きなスタッフの方々と話していると、夢中になって出来上がりを撮影するのを忘れてしまいました、、、。みなさんも、私のような大人でも、もちろん、お子さんも夢中になれる体験と楽しいお話を聞きにいらしてくださいね~
兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科修士1年 倉本蘭
(兵庫県立大学大学院授業「まちづくり特論」の一環 で行いました。担当 環境計画 藤本)
10月17日に人と自然の会による「紙すきチャレンジ」が開催され、その様子を取材させていただきました。
みなさんは和紙を作る作業である「紙すき」をご存知ですか?
テレビなどでご覧になったことがある方もいらっしゃると思いますが、
職人さんが高度な技術を使って作るというイメージを持っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
しかし牛乳パックを原料にすることで、紙すきを体験することができます!
イベントでは会のメンバーの皆さんが、牛乳パックを使った紙すきの方法はもちろん、
実際の紙すきに使われる植物(ミツマタ)の説明や、牛乳パックの原料になっている樹木についてなどについても、実物や写真を用いて分かりやすく説明している姿が印象的でした。
また、参加者の皆さんもとても楽しそうで、
最後には完成した和紙を手に、子供たちがとても嬉しそうにしていました。
貴重なお話を聞かせてくださった会のメンバーのみなさん
また、取材にご協力くださった参加者のみなさん
ありがとうございました。
兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科 修士1年 田鳥菜々子
(兵庫県立大学大学院授業「まちづくり特論」の一環で行いました。 担当 環境計画 藤本)