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今年も5月の大型連休に,ひとはく研究員と一緒に但馬の自然を満喫する

「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」


が開催されます.

参加者の第2次募集は315日までですので,申し込みはお早めに!
(定員を超えた場合は抽選になります).
詳細は,こちら



今回は,昨年実施された「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬 2023」を紹介する記事の2回目.

朝から夜までプログラムが盛りだくさんな2日目の様子をご紹介します.

(現在募集中のものとは講師や実施プログラムが一部異なります.
セミナーの様子を知るための参考にご覧ください)



2日目は早朝からスタートです.

まずは田中研究員による「バードウォッチング」

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最初に双眼鏡の使い方のレクチャーがありました.


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使い方をマスターしたら,いよいよ出発です.

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早朝のとちのき村を散策しながら,野鳥がいないか探します.

すると・・・,いました!

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双眼鏡を使えばずっと遠くにいる鳥も観察できますね.


建物のひさしには,イワツバメが巣を作っていました.

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続いてのプログラムは池田主任研究員による「恐竜について学ぼう」です.

丹波で見つかった「タンバティタニス」(通称「丹波竜」)についても詳しく教えてもらいました.

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化石のレプリカを手に骨の特徴を説明する池田主任研究員.

他ではなかなか聞くことのできない内容に皆さん興味津々です.



脊椎動物つながりで,但馬で見つかった魚の化石も見せてもらいました.

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恐竜について学んだ後は,石を割って化石を探す「発掘体験」です.

丹波竜などが見つかった地層「篠山層群」の石を割って化石を探します.


はじめに,丹波篠山市の化石保護技術員をされている奥岸さんから
道具の使い方や化石の探し方についての説明がありました.


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説明が終わったら,実際に石を割って化石を探します.

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小さな化石も見落とさないように,皆さん真剣そのものです.


「おや,これは?」というものがあったら研究員に聞いてみます.


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運良く化石を発見した方もいらっしゃいました!

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見つかった化石は持ち帰れませんが,すべての化石が博物館の資料として大切に保管され,
将来の研究や展示に活用されます.



化石を探す体験の後は,「化石クリーニング体験」です.


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田中研究員から,クリーニングの大切さやコツを聞いた後,
擬岩(ぎがん)と呼ばれる人工の岩石に埋められた本物の化石を掘り出します.

何が出てくるかはお楽しみ!

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こちらも皆さん真剣でした.




午後は自由時間をはさんで夕食作りです.

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早起きでもまだまだ元気いっぱいな子どもたち(「だるまさんがころんだ」中).


夕食はちゃんと作れるでしょうか?

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お米を研いだら飯ごうで炊きます.


こちらはメイン料理の材料を切っているところ.

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かまどの火加減調節も大切な役割ですね.

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大きなトラブルもなく,無事にカレーライスが完成しました!

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私は3つのグループのカレーを食べさせていただきましたが,どれもとっても美味しかったです!!

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夕食が済んだら,今度はみんなで広場に枝を集めて,たき火が始まりました.


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ソーセージ・パーティ(?)も開かれました.

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あたりが暗くなってきたら,懐中電灯をつけて「ナイトウォッチング」の始まりです.

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夜の森は少し怖かったかもしれませんが,
石田主任研究員の案内で昼間とはちがった景色をたくさん見ることができました.


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充実の2日目はこれにて終了です.

明日はいよいよ最終日.アカデミック・ステイはまだまだ続きます.


お楽しみに!



地球科学研究グループ 生野

 岸和田高校の1年生8名が、同校の行うサイエンスツアーで本館を訪れ、特注セミナーDNA抽出実験を行いました。今回のセミナーでは、学校の理科室レベルの実験器具と試薬で簡単なDNA抽出実験を行うことができます。

   今回は、ブロッコリーからDNAを取り出します。
 ブロッコリーを細かく粉砕、食塩水と界面活性剤を加え、乳鉢ですりつぶします。  
   100度で5分間湯煎した後、ろ過をしてDNA以外の物質を取り除きます。
 ろ過した溶液の入ったフラスコを冷やして、冷えたエタノールを注ぐと...  
   こ白っぽい塊ができました。これがブロッコリーのDNAです。 2人組で4つの班がありましたが、すべてDNA抽出に成功しました。

◎参加した生徒のコメント
・DNAが糸状で出てくることにびっくりした。
・身近な食材で、そして家庭にあるものでDNAが検出できることに驚いた。
・抽出したDNAは、持って帰ります。

◎高野研究員より
   このセミナーでは、すべての班が成功することは少ないですが、今回はすべての班がDNAを取り出すことができました。今回の実験は、家庭にあるもの用具でもできるものです。さらに精度を上げるためには、DNA以外の物質を取り除く丁寧な手順が必要となります。今回の実験が、皆さんの今後の学習につながっていくことを期待しています。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

大型連休のご予定はお決まりですか?


自然や化石に興味のある方には,ひとはく研究員と一緒に但馬の自然を満喫する

「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」

がオススメです!
詳細は,こちら315日まで第2次募集を実施中です)



ひとはくセミナーの中では数少ない宿泊型のセミナーですので,
なかなか様子がわからないという方も多いかもしれません.

そこで今日は,昨年実施された「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬 2023」の様子を紹介します.

(現在募集中のものとは講師や実施プログラムが一部異なります.
セミナーの様子を知るための参考にご覧ください)




まずは23日の1日目.

「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」は兵庫県の北部,香美町に位置する尼崎市立の施設
「美方高原自然の家とちのき村」
が会場です(三田でも尼崎でもありません).

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この立派な建物の中で恐竜や化石について学んだり,宿泊したり,野外を探検して動植物を探したりします.


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周辺は見わたす限りの ,そして が広いっ!


皆さん集合したところで,まずは講師・スタッフの挨拶です.

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各分野の研究員と3日間一緒に過ごしますよ.


最初のプログラムは,石田主任研究員による「植物ウォッチング」

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施設の周りを歩いただけで何種類もの植物を見ることができました.


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これはクルミの殻を割ってもらっている様子.


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ちゃんと実が入っているものもありました!


ついでに足元の石にも注目してみましょう.

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どんな種類の岩石が多いかな?


施設に戻って,空き時間にはチーム毎にフラッグを作りました.

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個性豊かな力作ぞろいでびっくり!


夜には,施設にある大きな望遠鏡を使った天体観測プログラムに参加する人もいました.

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月の表面の模様がくっきり見えますね!


あっという間に1日目は終了です.

明日は早朝のバードウォッチングに始まり,化石を探す石割調査やクリーニング体験もありますよ.

お楽しみに!



地球科学研究グループ 生野

ひとはくKidsサンデー

2024年3月 5日
 3月のKids(キッズ)サンデー、好天に恵まれ多くの家族連れの皆様にご来館いただいています。今日の出し物は何かな?

   エコロコおやこでは「タネの模型」をつくって飛ばしてみます。うまく回るかな?
 作り方に「コツ」があるようで、小舘研究員がアドバイス。 うまく回ったみたいですね。  
   オープンラボでは、ひとはく缶バッチづくりが行われています。ひとはくの標本から好きな絵を選んで色を付けます。
 スタッフが、プレスすると缶バッチ のできあがりです。  
   このほかにも「デジタル紙芝居」「展示解説」など楽しいイベントがあります。 デジタル紙芝居は、満員でした。

◎参加者のコメント
・タネがくるくる回っておもしろかった。
・先生に教えてもらわなくても、僕のは回ったよ。
・きれいにぬれて、上手に缶バッジができました。今日はこれをつけて帰ります!

◎小舘研究員より
   ひとはくでは、月の第1日曜日に「Kidsサンデー」を開催しています。楽しく遊べるイベントを準備しているので、家族みんなで参加してください。遊びながら、植物や自然のことを知ってもらえるとうれしいです。来月は4月7日です。


(生涯学習課)

月の第1日曜日Kidsサンデーです。

この日(3月3日)は、朝から晴天でした
(三田での最低気温-4.8℃、最高気温9.6℃)。

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▲4階入口からコレクショナリウムの方向をみる(3月3日朝撮影)


ひとはくの4階入口ちかくには、たくさんの
コシアカツバメの巣があります。
過去には、複数のコシアカツバメが子育てをしていた
のですが、ここ3~4年間は、コシアカツバメは
ここで子育てをしなくなりました。

その代りに ?、スズメがここ3~4年間、コシアカ
ツバメの巣を活用して?? 子育てをしています
(いや、スズメが巣を奪ってしまった ???)。
コシアカツバメの巣に今年も、スズメが出入り
しだしたようです。

3月3日の朝、コシアカツバメの巣から顔を出している
スズメを写真に撮ることができました。
この写真を撮ったあと、人の気配を感じたスズメは、
飛んで行ってしまいました(ちなみに巣の中には
2羽のスズメが入っていたようです)。


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▲コシアカツバメの巣から顔を出しているスズメ(3月3日朝撮影)
(この写真を撮影した後、2羽のスズメが出て行きました)


ひとはく周辺には、半八重咲きの品種(紅色の花)の
カンツバキ(ツバキ科)の花が、
(1月のブログでも紹介していましたが)引き続き
(まだ?)たくさん咲いています。

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▲エントランスホール近くのカンツバキの花(向かって右側)(3月3日昼撮影)


一方、千重咲き品種(ピンク色の花)のオトメツバキ(ツバキ科)は、
冬芽(花芽)が わずかに膨らんできていて、薄緑色っぽかったところが
ややピンク色になってきました。
ちなみに、3月3日の時点で(列植されている中で)1輪だけ咲いていました。

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▲オトメツバキの枝先の葉と花芽      ▲1輪だけ咲いていたオトメツバキの花


とにかく この日は青空が とてもキレイでした。
晴れて日があたっているオトメツバキの葉の色(緑色)・花の色(ピンク色)、
そして青空の中の雲の色(白色)など、どれも鮮やかに見えます。



3月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<館内では・・・>

■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』
の ようすは・・・

くるくる回るタネの模型をつくって飛ばしてみま~す。

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▲おやこで、本物のタネや模型を飛ばしている ようす


うまく飛ばせましたか?

くるくる回るタネのようすを皆さん、しっかり見ていますね~。


「ひな祭り」なので、お雛様の着物を
葉っぱの擦りだしで描くコーナーも 
ありましたよ。


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▲葉っぱの擦りだしをしているところ    ▲作品を持って記念撮影!



いろいろな色を使って 上手に出来ましたね!(キマッテルー)


■ワークショップ『ひとはく缶バッチづくり』
の ようすは・・・

生きものや標本などの絵に自分で色を塗って
缶バッチをつくります。

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▲缶バッチをつくっているところ


ステキな缶バッチと一緒に撮影をさせてもらいましたよ。

こっち向いてハイ、ポーズ!


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▲缶バッチと一緒に記念撮影!



皆さん、いい顔していますね~。


さらに、『デジタル紙芝居』や『展示解説』も 実施されましたよ。


今回も たくさんの方に 参加して いただきました。


次回のKidsサンデーは、2024年4月7日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
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