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 7/27(月)から7/31(金)までの間、「教職員・指導者セミナー」を行いました。このセミナーは、各種学校・園の教職員や、環境体験学習等を指導されている方を対象に毎年開催しているものになります。とりわけ今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、当初の予定から内容を一部変更したり、セミナーそのものを中止したりもしました。そのような中で参加された先生方は、子供たちの興味・関心をより一層引き出し、更に内容が深まる学びにつなげようと、とても熱心に受講されていました。

 以下、簡単ですが実施したセミナーの内容を紹介します。


G01「小さな子供の指導者向け身近な植物観察の仕方」
 講師:小舘 誓治

 深田公園に生えている植物などを使って、身近な植物の観察の仕方を学びました。

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G02「地理情報システムの使い方」
 講師:三橋 弘宗

 フリーで利用できる地理情報システムのソフト(QGIS)を使って様々な地図を表示し、統計情報や主題図を重ねることで、地域の特徴を地図として表現する方法を演習しました。

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G03「SDGsや博物館を通した学習のカタチ~教科横断的視点の教育内容を考える~」
 講師:福本 優、橋本 佳延、髙田 知紀、安田 英生

 「新学習指導要領にも示されている『持続可能な社会の創り手』をどう捉え、どのように子どもたちとともに学んでいくのか」について、講師と受講者が一緒になって考えました。

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G04「野外で安全に昆虫を調べてみよう」
 講師:中濱 直之

 野外活動中の安全管理のほか、近所で見られる身近な昆虫の採集方法、同定方法、調査方法について、講義と実習を行いました。

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G05「小中学校の授業に向けた堆積学実習~モノの溜まり方~」
 講師:久保田 克博

 小学校6年の「大地のつくり」をはじめとする地学分野について、学校でも簡単に実施できる実習や指導に生かす術を学びました。

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G06「外来種問題を正しく理解し、教えるためのポイント」
 講師:太田 英利

 外来種の問題を子どもたちに正しく伝えるために、教師が知っておくべき事実、持っておくべき考え方は何なのか、外来種関連の指導を行う際のポイントを、具体的に学びました。

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G07「デンデンムシとダンゴムシ」
 講師:鈴木 武

 兵庫県の代表的なデンデンムシとダンゴムシの観察を通して、特徴や飼育方法などを学びました。

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G09「森の土の基礎を学ぶ」
 講師:小舘 誓治

 身近な森の土壌を対象に、その性質や調べ方などを公園や校庭などの土壌と比較しながら、講義と野外での実習を通じて学びました。

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G10「火山灰を調べる」
 講師:加藤 茂弘

 火山噴火の仕組みを学び、教科書に登場する姶良火山灰や、兵庫県北部の神鍋火山から噴出したスコリアなどを材料として、爆発的噴火で火山周囲に降り積もる火山灰やスコリアを造る鉱物や火山ガラスを観察しました。

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G11「石ころから学ぼう」
 講師:古谷 裕(元ひとはく研究員)、安田 英生

 受講者が学校の近くで拾ってきた石ころなどを使用して、石ころ標本セットを作成したり、また、加古川下流部で採集された石ころから、ルーペで化石を探して写真撮影をしたり、放散虫化石拡大模型のレプリカを作りました。

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G12「動物進化の物語~進化を扱う授業の工夫~」
 講師:松島 修(ひとはく地域研究員)

 系統樹を時代ごとに切り分け、それぞれの時代でどのような動物が進化したのか、わかりやすく伝える工夫が施された教育手法について学びました。

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G14「外来種問題の伝え方を考える-外来種大国となった日本、ヒアリ『定着』の危機の中で」
 講師:橋本 佳明

 ヒアリから学ぶことで、外来種問題や、どのようにして外来種から私たちの暮らしや日本の自然を守れば良いのか考えました。

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G15「川の水生昆虫調べと授業への活用」
 講師:三橋 弘宗

 身近な川に生息している水生昆虫を野外で採集し、採った生物を博物館に持ち帰り、じっくりと顕微鏡をつかって観察および名前の調べ方を学びました。

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G16「授業に役立つ星の話」
 講師:田中 慎悟(NPO法人 人と自然の会)

 星、天文の授業について、子ども達が理解しやすい方法や、天文関係のツールやその活用について学びました。

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 コロナ禍における猛暑の中、また、学校におけるタイトな日程の中、本セミナーを受講していただいた先生方、大変お疲れ様でした。また、当館における感染症防止対策にもご協力いただき、誠にありがとうございました。本セミナーの内容が今後の授業にお役に立つことを館員一同心よりお祈り申し上げます。
 なお、この「教職員・指導者セミナー」は来年度も実施する予定ですので、その際も奮ってご参加いただきますよう、お待ちしております。
 今後ともひとはくをどうぞご利用ください。


生涯学習課 坂井 貴行

 8月に入り猛烈に暑い日が続きます。

 今年は4月からコロナ禍の中、各学校ともさまざまな学校行事が実施できない中、8月4日(火)、兵庫県立川西緑台高校の総合理数コースの1・2年生がひとはくを利用して夏季校外研修を実施してくれました。


■研究とは・・・


博物館全体についての説明を聞いたのち、「研究とは...」と題して、環境計画研究グループ髙田知紀研究員と、生態研究グループ京極大助研究員からの講義を聞いてもらいました。「なぜ研究を志したのか、今研究を進めているのはどんなことか」といった内容でお話ししましたが、これから総合理数コースで行う探究活動や進路選択に役立てば幸いです。

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髙田知紀研究員からは「アカデミックと現場の間にギャップがある」という思いをきっかけに研究者を志す過程をお話ししました。

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京極大助研究員から「理屈っぽい生物学の話」と題して、研究者になったきっかけと研究生活についてお話ししました。右写真はタンポポの生殖に関する実験についてお話ししているところです。

■収蔵庫見学


全員で館内展示の見学を行った後、24名に絞って収蔵庫見学を行いました。(もっと希望者はいたのに感染防止の観点から絞らせてもらってすみません。)
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(左)京極研究員から生物系収蔵庫全般について説明 (右)昆虫標本についての説明

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(左・右)髙田研究員から環境系収蔵庫で保管されている古地図や古図絵について説明

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(左)地球科学研究グループ久保田研究員から並木道中央公園で採取されたボーリングコアについての説明
(右)同じく、淡路島で発見されたハドロサウルス科の恐竜化石についての説明

 今年の1年生は、入学してから2か月も自宅での学習を強いられた生徒さんたちです。これに対し、ひとはくのテーマとする「人と自然の共生」は多様な学びの形態のなかで育まれる意識のはずです。まだなかなか思い通りに学習活動が計画できない中、皆さんの多様な学びに少しでもお役に立てれば、ひとはくとしても大変うれしく思います。
 これからも皆さんの学びを応援していきたいと思います。

生涯学習課 竹中敏浩


ついにお盆週間が始まりましたね!

お盆初日の8日(土)は、
フロアスタッフとあそぼう画伯の日 植物標本を描いてみようを行いました!


今回は、現在4階ひとはくサロンで行われている「頌栄短大植物標本コレクション」の標本を見ながら絵を描いてみました。

みなさんじっくり見て描いてくれていますね~!
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とても素敵に描かれています。標本そっくり!
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ご参加いただきありがとうございました!
作品は、4階休憩コーナーに1か月間掲示されます!

是非ご覧ください!
明日もこのイベントは行います!
是非ご参加ください。

※「頌栄短大植物標本コレクション」についてはコチラ→ココをクリック!
今後のイベント情報はコチラ→ココをクリック!


フロアスタッフ いのうえ さき
ひとはくでは、夏期に博物館実習として大学生の受け入れをしています。

いくつかのグループで実習を行うのですが、そのうちの1つの「公園の植物を
使った親子向けのプログラムの企画や展示制作に関する実習」のグループの
実習生の皆さん(4名)が実習の最終日に自分たちで運営する 親子向けの
プログラムを実施(午前と午後に各1回ずつ)してくれました。

その日の朝、前日までの活動を活かして、会場設定、展示物の設置、クイズ
用パネル、解説用の補助資料、入口の看板、工作の材料などのそれぞれの
準備をしていましたよ。





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▲会場の準備をしています。



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▲看板に情報をかいています。





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▲入口に看板を設置しています。



さあ、始まりましたよ。あいさつのあと、くるくる回るタネの
実物を飛ばす実演を行って、各人に1つずつタネを配って
飛ばす実験をしたり・・・・




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▲実習生が、くるくる回るタネの実物を飛ばしています



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▲参加者が、くるくる回るタネの実物を飛ばしています



実習生が考え、制作したクイズのパネルや、タネの拡大模型の補助資料
などを使って説明をしています。


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▲パネルを使って、クイズをしたり・・・、タネの説明をしたり・・・



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▲補助資料を使って、作り方の説明をしています。






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▲自分で作ったタネの模型を飛ばしています




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▲実習生が「たのしかったひと~」と聞くと、みんな手をあげてくれました!



プログラムが終わったあと、午後のプログラムのときに参加してくれて
いた(中学校の「プロジェクト学習」事業で ひとはくが関わっている、
ということで来館していた)兵庫県立大学附属中学校の生徒さんと、
博物館実習生が 意見交換をすることになりました。

中学生から いろんな鋭い!?質問などがありましたが、
実習生は適切に応じていましたよ。









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▲博物館実習生と中学生の意見交換




博物館実習生の皆さん、(中学生の皆さんも?)お疲れ様でした!




                               研究員 小舘 誓治

みんなの顔が一人ずつちがうように、虫たちも、大きさ、形、色が、一匹ずつちがいます。たくさんの昆虫標本をじっくりながめ、ちがいを発見してほしいな。そんな願いを込めた、プチ展覧会です。


「生物多様性」ってなんだか難しい言葉ですけれど、場所がちがえば住んでいる虫たちもちがうこと、虫にはいろんな種類があること、それに、「ひとつずつちがう」ことです。

生物多様性を感じてください

この特別展は、展示と、8月12日に行う関連プログラム「昆虫大捜査線」で、これらを感じてもらえるように、デザインしました。

残念ながら、予約制の昆虫大捜査線は、すでにすべての回が満員です。キャンセル待ちの方も多く、今からお申し込みいただいても参加は難しいです。
でも、公園で虫とりするのは自由ですので、展示を見てから、虫とりにチャレンジしてください。「赤穂海浜公園の昆虫」コーナーでは、これまでの昆虫大捜査線などで見つかった昆虫の標本を展示してあります。

会期:8月8日(土)〜31日(月)(火曜日は休館)

入館料や交通については、海洋科学館のサイトをごらんください。

展示の一部をご紹介します。


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ひとはくから世界の昆虫標本を持っていきました(江田コレクション)

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ひとはくサロンのノコギリクワガタも、出張しています。

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ひとはくKidsキャラバンで人気の「キューブパズル」もありますよ。

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顔出しパネル、つくりました。

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佐用町昆虫館からレンタルしております。

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だれもが見たことのあるような、身近な昆虫です。よく見ると、一匹ずつ、ちがうよ。

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赤穂海浜公園の昆虫を展示。虫とりの参考にしてください! 見る人が見れば「おぉっ」という虫も入ってたりして。

千種川流域3館連携「むしむしスタンプラリー」

赤穂の特別展にあわせ、「千種川流域3館連携 むしむしスタンプラリー」がはじまっています。

佐用町昆虫館、ひょうご環境体験館、それに赤穂市立海洋科学館を巡ってスタンプを押せば、おみやげがもらえます。赤穂市立海洋科学館は8月8日から8月31日です。他の施設は10月いっぱいまでです。

ひょうご環境体験館では、「虫さん、大きくしてみよう」展を開催しています。

佐用町昆虫館では、このために、かわいいスタンプを新調しました。

※ 昆虫館は、新型コロナウイルス対応のため、当面の間、予約制となっています。
くわしくは、昆虫館のサイトをごらんください。

(八木 剛)
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