みなさんも発掘に参加してみませんか?
【開催日】4月25日(土)・26日(土)・29日(水祝)・5月2日(土)・3日(日)・4日(月祝)・5日(火祝)・6日(水祝)
午前の部:10:00−12:00/午後の部:13:00−15:00
【対象・定員】小学5年生以上(小学生は保護者といっしょに参加のこと)・各回20名程度
【参加費】500円
【申込】4月11日(土)午前0時から先着受付開始。
内容や申込先などの詳細は、こちらの記事をごらんください。
→ 【募集】縄文時代の昆虫大捜査線(佐用町昆虫館オフィシャルブログ)
(八木 剛)
このチラシのPDF
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共生のひろば 21号
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| 共生のひろば 21号(目次) |
| タイトル | 頁 | 発表者 |
| 天然遡上アユの観察調査と武庫川づくり | 6 | 佐々木 礼子・吉田 博昭(武庫川づくりと流域連携を進める会) |
| 福泊海岸におけるマイクロプラスチック調査と海洋プランクトンの観察 | 10 | 都築 瑞秀・ 黒田 瑞貴・陣尾 蕉吾(兵庫県立姫路西高等学校 生物部) |
| みんなの平谷川 | 11 | 上野 文隆・遠矢 萬理(平谷川市民研究所) |
| 潮止堰と環境 | 13 | 吉田 博昭・佐々木 礼子(武庫川づくりと流域連携を進める会) |
| 見る!わかる!科学する! ~ふかふか土壌×データ解析がつなぐ持続可能な農業~ |
17 | 笹原 丈幸・金栄 智治・篠原 百絵(関西学院大学アカデミックコモンズ・プロジェクト チャレンジ・タイプ 関西学院AgriNOVA) |
| 農業を読み解くデータの力 — 生物をめぐる「最適化」の科学 |
21 | 秦 陽咲・大久保 織・福谷 匠哉 (関西学院大学アカデミックコモンズ・プロジェクト チャレンジ・タイプ 関西学院AgriNOVA) |
| 全面復活!~篠山城跡南堀のハス~ | 23 | 西村 真樹・山口 達成(農都ささやま外来生物対策協議会) |
| 2025年における津門川の自然再生と魚類相復活の進捗 | 26 | 北川 哲郎・山本 義和・ 細谷 和海 (武庫川流域圏ネットワーク) |
| オオキンケイギク防除のための遮光シート実験:2年間の結果 | 30 | 遠藤 知二・藤原 俊介* (武庫川流域圏ネットワーク/*兵庫県西宮土木事務所) |
| 水の中の宝石III "兵庫県のミズダニの記録" | 34 | 森本 静子(ひとはく地域研究員) |
| 環境DNAでひも解く由良川・加古川上流の魚類群集構造 | 38 | 足立 翼・戸田 颯太(京都府立福知山高等学校 自然科学部) |
| 任意団体ちぐさ研究室の活動 ~2025年度村内治山堰堤調査の報告~ |
39 | 川上 えりか・清水 美波(任意団体ちぐさ研究室) |
| 「空をテーマにした造形表現活動」 | 40 | 山西 多加(小田原短期大学通信教育課程大阪サポートセンター) |
| ひょうごの川づくり | 44 | 藤田 大樹・平塚 康嗣・吉川 哲矢(兵庫県土木部総合治水課) |
| 絶滅危惧種ニッポンバラタナゴの生活史および食性 | 46 | 谷本 卓弥・松島 修・山口 達成(ひょうご北摂タナゴ研究会) |
| アカハライモリの「顔」をさがせ —腹部模様からわかる個体の特徴と不思議な集団行動「イモリ玉」— |
50 | 北岡 樹*・北岡 朝陽**・北岡 響(*甲南中学校/**伊丹市立昆陽里小学校) |
| 身近な外来種について | 54 | 畑 幸慶(丹波市立春日中学校) |
| ヤドりんをさがして | 57 | 滝澤 いつき(宝塚市立逆瀬台小学校) |
| LED照明付テラリウムのコケ植物12年目 | 59 | 内野 敦明(Mosslight(株)イースプランニング) |
| きのこリウム | 61 | 樋口 和智(きのこリウム) |
| 団地のなかの里山—からと公園林を楽しむ会 | 63 | 渡辺昌造・柘植一輝・橋口佳夫(からと公園林を楽しむ会) |
| 自然共生サイト・あわじ石の寝屋緑地成立までの軌跡とこれからの展望 | 65 | 粟井 久仁子(石の寝屋倶楽部) |
| アリはアリジゴクの巣に対してどのように行動を変化させるか | 68 | 三枝 啓大・清水 竜弥・板谷 吉将 (兵庫県立三田祥雲館高等学校 SS探究Ⅱ) |
| 防げ!カビの繁殖 ~カビを防ぐ身近なコーティング剤~ |
69 | 馬場 あかり・白根 聖和(兵庫県立三田祥雲館高等学校 SS探究Ⅱ) |
| オオキンケイギクの有効活用 ~クレヨンにも染物にも使えるぞ!~ |
70 | 八亀 こゆき・辻田 碧月・石田 亘(兵庫県立三田祥雲館高等学校 科学部生物班) |
| GISによるクビアカツヤカミキリの分布予測 | 71 | 東良 輝翔・山本 響暉・小山 然(兵庫県立三田祥雲館高等学校 科学部生物班) |
| 光合成応用への第一歩 〜葉緑体単離に適した試料の比較検討〜 | 72 | 岩崎 傑・岩瀬 遥希(兵庫県立宝塚北高等学校) |
| カブトエビ研究2025 | 74 | 神代 颯大・浅図 美緒・蓮池 ちひろ(兵庫県立洲本高等学校) |
| ベニトンボの個体移動のマーキング調査 | 76 | 藤澤 梨花(兵庫県立星陵高等学校 科学同好会) |
| 珪藻から川の中流の水質を判定する | 78 | 斉藤 ちより(川西市立明峰中学校) |
| 2025年 空梅雨&猛暑でセミはどうなる?—4年間の舞子台緑地公園セミ調査— | 80 | 有川 潤(神戸市立星陵台中学校) |
| 岡山県西粟倉村のゴミ・水辺の生物についてのインタビューとゴミの種類調査 | 83 | 渡部 紗智(西粟倉村立西粟倉小学校) |
| 川とため池の藻類の違い | 84 | 安保 陽奈子・岡野 花(宝塚市立宝塚小学校) |
| 僕達がオススメするキーナの森の楽しみ方 | 86 | 松田 悠信・南雲 海良(キーナの森 子ども虫隊) |
| 水生生物調査のまとめ | 88 | 小原 夕依(兵庫県立千種高等学校) |
| 空から見るドローンを用いたセイタカアワダチソウの植生調査 | 89 | 伊丹 大登・藤井 孝成・松林 志保(関西学院大学 総合政策学部) |
| ささやまの森公園の生物調査 | 93 | 平岡 由翔・浦井 美緒(兵庫県立篠山東雲高等学校 自然科学部) |
| 篠山城堀の外来生物駆除活動 | 95 | 岩永 悠里(兵庫県立篠山東雲高等学校 自然科学部) |
| 湧水湿地の保全管理方法の検証 | 97 | 森崎 宗悦・吉田 圭佑・藤原 和多留(兵庫県立龍野高等学校 自然科学部生物班) |
| 牛脂含有チョコレートの品質改良 | 98 | 前田 華帆・北山 さくら・枝川 凛乃(兵庫県立宝塚北高等学校 グローバルサイエンス科) |
| 恐竜化石と石の見分け方を知ろう | 100 | 島 俊明(ひとはく地域研究員) |
| 市民科学としての野外生物生態写真撮影の実践的・心理的・社会的意義に関する一考察 | 104 | 黒田 修司 |
| 播磨の祭りと自然を結ぶ生きもの意匠 — 絢爛な装飾と「籠り」の身体感覚 — |
108 | 黒田 修司 |
| セミの分布から読み解く都市景観 ~三田キャンパスにおける土地利用と種組成~ | 112 | 長谷川 来愛・松林 志保(関西学院大学総合政策学部) |
| 丹波市におけるナガレホトケドジョウの生息分布 | 115 | 丹波地域のホトケドジョウを守る会(丹波地域のホトケドジョウを守る会) |
| カワムツにおける色の嗜好性調査 | 117 | 島本葵(兵庫県立御影高等学校) |
| 大気エアロゾルの種類と雲の寿命 | 118 | 藤林 ほの香(兵庫県立御影高等学校) |
| 交替性転向反応を制御するには | 119 | 嘉住 成羽(兵庫県立御影高等学校) |
| 六甲山におけるキノコ出現頻度の変化 | 120 | 環境科学部(兵庫県立御影高等学校) |
| 神戸市東部におけるゴキブリ調査とクロゴキブリの食の嗜好性調査 | 121 | 川野 雅孝(兵庫県立御影高等学校) |
| ギア比の違いが自転車の速度と漕ぐ力に与える影響 | 122 | 芦田 成海(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| 入浴習慣の変化と効果について | 123 | 岩橋 奏太(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| 音楽が睡眠に与える影響 | 125 | 後藤 彩友(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| 永久機関の真実を教えよう | 126 | 難波 俊光(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| グループワークにおける望ましいメンバー構成 | 127 | 廣瀬 もえ(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| 紫外線と日焼けについて | 129 | 廣瀬 佑輔(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| 緊張を和らげるために | 130 | 藤原 澪央(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| 効率よく勉強する方法 | 132 | 村田 果夢偉(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| 景気変動がヒット曲の歌詞の感情表現に与える影響 | 133 | 和田 佳奈美(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| コンクリートの耐久性について | 134 | 土肥 優樹(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| 人の色彩認知と配色の美しさの関係 | 135 | 田中 海羽(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| 高校生が化粧品を選ぶとき重視すること | 136 | 辻井 日菜(兵庫県立北摂三田高等学校) |
| 多田院御家人ゆかりの屋敷構え —摂丹型民家分布圏の農家に見る武家由来の家構え— |
137 | 山崎 敏昭(ひとはく地域研究員) |
| プロジェクト学習「新しい楽器を作る」「新しい星座を作る」試み | 139 | 辰巳 信平*・田村 奈々・道重 和(*kmim Lab/関西大学) |
| 水分れフィールドミュージアム ビオトープヒストリー Sequel | 143 | 幸長 正樹・藤井 菜々美・北岡 樹(丹波市立氷上回廊水分れフィールドミュージアム) |
| 兵庫県北部の鉱物たち | 145 | 舟木 冴子(ひとはく地域研究員) |
| 瀬戸内海の魚類&水生生物調査2025年版 | 147 | 佐々木 恵美(ひとはく地域研究員) |
| 魚類の内臓形態への肥満・痩身の影響と健康異常症例に対する診断手法 | 151 | 飯野 竜成(六甲学院高等学校) |
| 葉緑体全ゲノム分析によるミヤマスミレ節の種間関係の検討 | 155 | 西角 風香(兵庫県立小野高等学校) |
| かおり成分と遺伝子の分析によるクロモジ5分類群の種間関係の検討 | 157 | 常深 花歩・大西 彩月(兵庫県立小野高等学校) |
| 分子系統解析と生態ニッチモデリングによるヒメタイコウチの保全 | 159 | 宮﨑 多聞(兵庫県立小野高等学校) |
| 未来に残す昆虫標本のための新素材"多糖類"のり ──『永代の絆』が実現する長期保存と時短 |
161 | 横川 忠司(生きもの科学研究所) |
| 淡路島三ツ川地域における和泉層群北阿万層のイベント堆積物 | 165 | 村田 日和・浜西 千帆・村上 咲希(大阪府立泉北高等学校) |
| 槇尾川の粒度分布から考える河川環境 | 168 | 堀田 楽々香・辻中 美羽(大阪府立泉北高等学校) |
| ケリの群れにとって農地の水辺は必要か | 171 | 脇坂 英弥・脇坂 啓子(関西ケリ研究会) |
| 兵庫県の外来種を見つけて伝える — ひとはく調査隊の取り組み — |
172 | 濱野 友・三木 巴月・明尾 亮佑(ひとはく調査隊) |
| ナノって何なの? | 174 | 山田 龍平・吉岡 ケント・和泉 陽音(兵庫県立有馬高等学校 人と自然科 ナノバブル研究班) |
| 和泉山脈から産出する白亜紀の巻貝化石 | 176 | 小西 逸雄(ひとはく地域研究員) |
| 和泉層群北阿万層に見られる2つの化石群集 | 179 | 兵庫古生物研究会(兵庫古生物研究会) |
| 姫路科学館自然系ジュニア学芸員講座2025の活動について | 182 | 守丘 涼真・小池 桃花・矢部 真帆(姫路科学館自然系ジュニア学芸員講座) |
| 姫路科学館周辺の生物調査 | 184 | 後藤 匠海・伊藤 駿・藤尾 結子(姫路科学館自然系ジュニア学芸員講座) |
| 松島さんとコウノトリ~絶滅と復活の物語~ | 186 | 山下 美登理・桐島 杏莉・西川 美栄(豊岡市立コウノトリ文化館) |
| 近畿産チチブ類の遺伝的集団構造 | 188 | 佐久間 宣彰(兵庫県立尼崎小田高校) |
| 大阪湾のプランクトン観察 | 189 | 植村 連音・瀬戸 瑛介(兵庫県立尼崎小田高校) |
| 第21回共生のひろば編集後記 |
ひとはくガイド&ひとはく活用術
※画像をクリックすると、リーフレット(PDFファイル)がダウンロードできます。
ひとはくの楽しみ方をまとめた「ひとはくガイド」、生涯学習の全体像をわかりやすくまとめた「ひとはく活用術」を作成しました。企画展を観る、セミナーに参加する、Kidsサンデー等のイベントに参加する、共に研究活動をする等、たくさんあるひとはくの活用方法をまとめました。
企画展
ひとはくでは、期間を限定した自然や環境に関する企画展示を開催しているほか、小規模なミニ企画展、研究員によるトピックス展などを開催しています。
ひとはくセミナー
幅広いテーマで毎年100以上のセミナーを開催しています。事前申込が必要となります。
オープンセミナー
土日祝日を中心に博士たちと遊べる・学べるプログラム。博士と博物館の周りをフィールドワークする「ひとはく探検隊」や、観察、実験、工作など、もりだくさん。
Kidsサンデー
毎月第1日曜日に開催している「Kidsサンデー」。クイズや工作、外遊びに紙芝居!季節感をとりいれたキッズ向けの無料プログラム。朝からお弁当をもってくるもよし、お昼寝のあと、ちょっと足をのばしても◎
※画像をクリックすると、リーフレット(PDFファイル)がダウンロードできます。
共生のひろば
だれでも参加・発表可能な交流の場です。毎年2月11日に開催。地域で活動するグループや中高生など多彩な実践者が集まります。
キャラバン事業
「ひとはくキャラバン」と称して、博物館がまちに飛び出す活動を行っています。ぜひ来てほしい!そんなリクエストをお待ちしています。
共に研究活動をする
もっとディープな「ひとはく活用術」が、この共同研究活動です。プレイヤー自身がテーマを持ち寄り、時には一緒に調査も。社会課題解決だけでなく、「将来起こりうる課題」を予測し未然に防ぐ活動も行っています。
推しの研究員を探せ
「人と自然」を究める総勢29名の研究員たち!セミナーで直接質問してみよう。
翅を食べ合うことで「唯一のパートナー」を形成 ― 昆虫で初めて、ペア形成後に侵入者のみを攻撃する行動を実験的に証明 ―
翅を食べ合うことで「唯一のパートナー」を形成
― 昆虫で初めて、ペア形成後に侵入者のみを攻撃する行動を実験的に証明 ―
1 概要
兵庫県立人と自然の博物館の大崎遥花研究員、沖縄科学技術大学院大学の菊池顕生氏、シドニー大学のNathan Lo教授らの研究グループは、沖縄に生息するリュウキュウクチキゴキブリ Salganea taiwanensis ryukyuanus において、雌雄が互いの翅を食べ合う特異な配偶行動(翅の食い合い)によって形成されたペアが、その後、侵入してきた他個体のみを選択的に攻撃し、既存のパートナーには攻撃を行わないことを実験的に明らかにしました。 これは、昆虫において互いに配偶相手のみを特異的に受け入れ、それ以外を排除する「相互に排他的な社会関係」の行動的証拠を実験的に示した初めての研究です。
本研究成果は、英国王立協会の国際学術誌「Royal Society Open Science」に掲載されました。
2 詳細
別紙のとおり(※下のボタンをクリックしてください)
別紙PDFファイル
3 論文情報
(1)タイトル
-
Exclusive aggression against intruders in cockroach mating pairs following mutual wing-eating
タイトル和訳: ゴキブリの配偶ペアは翅の食い合い後に侵入者へ排他的な攻撃を示す」
-
大崎遥花 研究員(兵庫県立人と自然の博物館・ノースカロライナ州立大学)
菊池顕生 氏(沖縄科学技術大学院大学)
Nathan Lo 教授(シドニー大学)
-
雑誌:Royal Society Open Science
巻・号: Volume 13, Issue 3,1 March 2026
4 問い合わせ先
-
兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部 生態研究グループ
研究員 大崎 遥花
電話: 079-559-2002
令和8年度大学院公開セミナー(兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科 共生博物学部門)のご案内

人と自然の博物館および森林動物研究センターに併設の大学院(兵庫県立大学 環境人間学研究科 共生博物部門)では、博士課程(前期・後期)への学生(社会人学生含む)の受け入れを積極的に行っています。この「大学院公開セミナー」は、大学院進学・入学希望者向けのセミナーですが、博物館での研究活動や野生動物管理の実践に関心のある大学生や一般社会人の方も参加できます。皆様のご参加をお待ちしております。
概要
・日 時:令和8年5月10日(日)13:00~15:30・会 場:兵庫県立人と自然の博物館
・参加費:無料
・内 容:前半部 部門概要・研究紹介 13:00~14:00(対面・Web)
後半部 研究紹介&施設案内 14:10~15:30(主に対面対応)
・申込締切 5月1日(金)
※後半部では、6研究部門(地球科学、系統分類、生態、環境計画、生物資源、森林動物)のうち、希望する1つの研究部門の研究内容と施設(収蔵庫、展示など)をご案内します。
お申し込み方法
メール、FAX、はがき、封書のいずれかで、①氏名、②年齢、③住所、④電話番号、⑤メールアドレス、⑥参加方法(来館またはWeb:一部Web等で配信する予定です。希望者にはWebでの視聴方法をご連絡します。※ネット環境が必須)、⑦研究紹介・施設案内を希望する研究部門、⑧指導を希望する教員や興味のある研究テーマ(入学を検討している方のみ)を明記の上、下記までお申し込みください。研究指導、入学試験、部門・大学院等に関するご相談・ご質問などありましたら合わせてご記入ください。お申し込み・お問い合わせ
〒669-1546 兵庫県三田市弥生が丘6丁目兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 所長室
E-mail:instsec(アット)hitohaku.jp ※(アット)を@に代えてください。
TEL・FAX:079-559-2004
※電話でのお問い合わせは火・水・木・金曜日にお願いいたします。
内容詳細
<前半部>(対面・Web対応)12:30 受付開始
※入学試験関連の資料は対面でのみ閲覧できます(12:30 ~ 13:00、15:30 ~ 16:30)
13:00 共生博物部門の概要紹介
13:10 入学試験関連の説明
13:20 研究事例紹介(高木 俊 氏:モニタリングに基づくシカ・クマの個体群管理)
<後半部>(主に対面対応)
14:10 研究紹介&施設案内
―研究部門ごとに分かれ、研究内容と施設(収蔵庫、展示など)をご案内します―
地球科学研究部門:地学系収蔵庫
系統分類研究部門:生物系収蔵庫と植物収蔵庫
生態研究部門:液浸収蔵庫
環境計画研究部門:環境系収蔵庫
生物資源研究部門:植物栽培施設
森林動物研究部門:森林動物研究センターとWeb中継(実習室で参加可能)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所からのお知らせのページはこちら
ひとはく研究員の発表論文紹介(2026年)
兵庫県武庫川のドジョウにおける外来rag1アリルの検出
論文名:Detection of a non-native rag1 allele of Misgurnus anguillicaudatus in Muko River System, Hyogo著者:木村 亮太 ・ 高橋 鉄美
雑誌の情報:人と自然、 36巻、16-20、2026年
DOI:doi.org/10.24713/hitotoshizen.36.0_16
内容紹介:日本のドジョウと大陸のドジョウは、同じ種とされていますが、実は遺伝的に大きく異なります。本研究では、武庫川のドジョウを遺伝的に調べ、兵庫県では初めて、大陸のドジョウが入り込んで日本のドジョウと交雑していることを、明らかにしました。このような交雑は、大阪府などでも確認されています。ペットや釣り餌など、販売されているドジョウを放流することは、絶対にしないでください。同じ種であっても、このような問題が生じるのです。
詳細はこちらのページをご覧ください。→→https://www.hitohaku.jp/research/h-research/20260204news.html
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| 武庫川のドジョウ |
日本産シソ科タツナミソウ属のから見出された2新種、シコクタツナミソウとキビノタツナミソウ
論文名:Two New Species of Scutellaria (Lamiaceae) from Japan著者:高野温子・廣田峻・陶山佳久・狩山俊悟・矢原徹一
雑誌の情報:Japanese Journal of Botany(植物研究雑誌)、 100巻(3): 215-225、2025年
DOI:doi.org/10.51033/jjapbot.ID0281
内容紹介:シソ科タツナミソウ属は、分類が難しい植物として知られています。 その分類を見直すために日本各地に採集にでかけ、標本調査や分子系統解析などを精力的に行っています。発表した2新種はその過程で見出されたもので、シコクタツナミソウは高知を除く四国3県に、キビノタツナミソウは岡山以西の中国地方に分布しています。どちらも花冠長が2㎝越えの大きな花をつけますが、その大きな花ゆえにハナタツナミソウという既知種と誤同定されてきたのでした。
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| 図. シコクタツナミソウの花 |
台湾から得られたカラスハエトリグモ属の1新種について
論文名:A new species of the genus Rhene Thorell 1869 (Araneae: Salticidae) in Hengchun Peninsula, Taiwan著者:山﨑健史・山口茉莉加・L.T.H. Phung・R.-C. Cheng・I.-M. Tso
雑誌の情報:Acta Arachnologica、 74巻 2号、115-121、2025年
内容紹介:台湾南部の恒春半島から、カラスハエトリグモ属の1新種を記載しました。形態的な特徴や、ミトコンゴリアDNAのCO1領域の塩基配列からも、他の種と異なることが分かりました。
学名は、産地の「恒春半島」から、ラテン語の「常に、永遠の」という意味のaeternaと、「春」という意味のverを組み合わせて、Rhene aeternaverと命名しました。
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| Rhene aeternaver 左:オス 右:メス |
野生植物の生息域外保全に向けた兵庫県立人と自然の博物館の取り組み:種子植物 81 種の発芽状況に関する報告
論文名:野生植物の生息域外保全に向けた兵庫県立人と自然の博物館の取り組み:種子植物 81 種の発芽状況に関する報告著者:一町裕子, 黒田有寿茂, 石田弘明, 中濱直之
雑誌の情報:人と自然, 36巻、58-66. 2026年
DOI:doi.org/10.24713/hitotoshizen.36.0_58
内容紹介:兵庫県立人と自然の博物館では、400種を超える野生植物の生息域外保全を実施しており、絶滅危惧種も多数含まれています。これらのうち種子から発芽をさせた81種について、その生育条件と発芽状況を報告しました。この生育条件が発芽にとって最も適切かどうかは議論の余地がある可能性があるものの、「この生育条件でこれだけの種子が発芽する」というデータの公表は、生息域外保全事業にとって非常に意義深いものです。
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| 植物栽培の様子 |
ノキシノブ倍数体種複合体に属する異質六倍体の新種、タジマノキシノブ(Lepisorus tajimaensis T. Fujiw.)
論文名:Lepisorus tajimaensis sp. nov. (Polypodiaceae), a new allohexaploid species in the Lepisorus thunbergianus polyploid species complex著者:藤原泰央・丸岡道行・岡 武利・米岡克啓・小木曽映里・海老原 淳・村上哲明・綿野泰行
雑誌の情報:Acta Phytotaxonomica et Geobotanica 、 76巻3号、 169-188 、2025年
DOI:10.18942/apg.202514
内容紹介:従来、一種とされてきた日本産ノキシノブ(広義)には3つの基本種(狭義ノキシノブ、ナガオノキシノブ、ツクシノキシノブ)とそれらが交雑して生じた3つの倍数体種が認められていました。今回、但馬地方(兵庫県養父市八鹿町)で、狭義ノキシノブとナガオノキシノブ、さらには少し遠縁のウロコノキシノブという3種のゲノムを併せもった六倍体の新種、タジマノキシノブを発見しました。
詳細はこちらのページをご覧ください。→→https://www.hitohaku.jp/research/h-research/20251114news.html
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| タジマノキシノブの生育環境(A)と植物体(BーE) |
博物館実習の受け入れ(2026年度)

博物館の専門的職員である学芸員の資格取得をめざす大学の学生に対して、学芸員としての資質能力を養うための実習を行います。全国の大学で学芸員養成課程を履修している学生であれば、どなたでも参加することができます。
※必ず大学(学部)を通じてお申し込みください。
| 実施 期間 |
2026年7月22日(水)~8月11日(火)のうち10日間 ※実施時間:9時~17時 ※7月22日(水)に、オリエンテーションを行います。 |
| 定員 | 32名 |
| 申込 方法 |
●別紙申込書に必要事項を記入の上、【注】大学(学部)を通じて申し込むものとします。 ●申込状況により、希望コースや受け入れについて希望に添えない場合があります。 ●受け入れの可否及びコース決定については、大学を通じて通知します。 (2026年6月中旬頃に通知予定) |
| 申込 期間 |
2026年4月1日(水)~5月15日(金)必着 ※上記【注】参照 |
| 申込 先 |
〒669-1546 三田市弥生が丘6丁目 (TEL:079-559-2002[直通]) 兵庫県立人と自然の博物館 生涯学習課 博物館実習担当あて |
詳しくは関係書類をご参照ください。下のボタンから関係書類がダウンロードできます。
実施要項(PDF) 申込書(PDF) 申込書(Excel) 日程表(コース別)(PDF)活動を通じて学ぶ(担い手の育成)にもどる
特注セミナー(坂本貴海)
■ 来館される団体向け・学校団体向けのオーダーメイドのセミナーです。
■ 団体観覧申込時にご希望をお伝えください。
日程・内容等については、必ず代表・引率の方との事前打合せが必要です。
■ 受講料は1人当たりの金額となっています。
■ お電話でのお問い合せ 079-559-2002(生涯学習課)
坂 本 貴 海 (さかもと たかみ・昆虫)研究員の特注セミナー
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対 象
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幼児~高校生 | |||||
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セミナー名
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むしとりペナントレース | |||||
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内 容
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制限時間内にトンボ(バッタ)を採集し、つかまえたトンボ(バッタ)の種類と数でポイントを競います。ゲームを通して、つかまえかた、見わけかた、虫のすむ環境を学習できます。 | |||||
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時 間
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90分 | |||||
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定 員
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なし | |||||
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受講料
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50円 | |||||
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特 性
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実習
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環境体験学習(小3)
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キッズプログラム
(小2以下) |
展示フロア
で開催 |
オンライン
対応可能 |
特別支援学校等
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〇
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〇
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〇
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その他
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深田公園で実施します。 | |||||
特注セミナー(三宅優佳)
■ 来館される団体向け・学校団体向けのオーダーメイドのセミナーです。
■ 団体観覧申込時にご希望をお伝えください。
日程・内容等については、必ず代表・引率の方との事前打合せが必要です。
■ 受講料は1人当たりの金額となっています。
■ お電話でのお問い合せ 079-559-2002(生涯学習課)
三 宅 優 佳 (みやけ ゆか・地球科学)研究員の特注セミナー
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対 象
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小学校3年生~大人 | |||||
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セミナー名
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大地は動く!変わる世界地図 | |||||
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内 容
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パズルと映像を使って、大陸が長い時間をかけて移動してきたことを見ていきます。 | |||||
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時 間
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30分 中学生以上は内容を深めて45分まで対応可能 | |||||
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定 員
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30名まで | |||||
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受講料
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100円 | |||||
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特 性
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実習
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環境体験学習(小3)
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キッズプログラム
(小2以下) |
展示フロア
で開催 |
オンライン
対応可能 |
特別支援学校等
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〇
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その他
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パズルは複数人で1つを使用します。 | |||||
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対 象
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小学校4年生~大人 | |||||
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セミナー名
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化石が出る石、出ない石 | |||||
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内 容
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化石が見つかる石と見つからない石があるのはなぜか、堆積岩、火成岩、変成岩のでき方の違いから考えます。 | |||||
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時 間
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30分 | |||||
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定 員
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50名まで | |||||
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受講料
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0円 | |||||
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特 性
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実習
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環境体験学習(小3)
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キッズプログラム
(小2以下) |
展示フロア
で開催 |
オンライン
対応可能 |
特別支援学校等
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その他
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対 象
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小学校4年生~大人 | |||||
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セミナー名
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兵庫県の名所でたどる兵庫の地層 | |||||
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内 容
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兵庫県内の名所を使って、兵庫の大地の成り立ちをたどります。 | |||||
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時 間
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45分 小中学生向け30分 | |||||
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定 員
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50名まで | |||||
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受講料
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100円 高校生以下は0円 | |||||
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特 性
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実習
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環境体験学習(小3)
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キッズプログラム
(小2以下) |
展示フロア
で開催 |
オンライン
対応可能 |
特別支援学校等
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〇
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その他
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人と自然の博物館協議会を開催します
2026年2月6日
人と自然の博物館では、博物館の活動・運営に関してご意見や提言をいただく場として、博物館協議会を開催しております。
委員は公募委員を含む学識経験者などの方々に「ひとはく」について協議いただきます!
令和7年度 兵庫県立人と自然の博物館協議会
日時 令和8年2月20日(金)10:00~
場所 兵庫県立人と自然の博物館 4階 大セミナー室
傍聴について
定員は15名です。
当日の会議を傍聴希望の方は、会議の当日、協議会の開催予定時刻の30分前までに、
あらかじめ住所、氏名その他会長が必要と認める事項を記載した傍聴申出書を会長に提出し、
傍聴証の交付を受けてください。
兵庫県の武庫川に生息するドジョウから見つかった外来遺伝子
兵庫県の武庫川に生息するドジョウから見つかった外来遺伝子
1 概要
兵庫県立大学大学院環境人間学研究科の木村亮太(研究当時:研究生、現:北海道大学大学院環境科学院博士課程前期課程学生)と、兵庫県立大学自然・環境科学研究所の高橋鉄美教授(兼:兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)からなる研究グループは、兵庫県の武庫川で採集したドジョウを対象に遺伝解析を行いました。その結果、大陸由来と考えられる外来系統の遺伝子が、兵庫県内で初めて確認されました。
ドジョウは小型の淡水魚で、アジア東部に広く分布しています。日本には固有の系統(在来系統)が生息しており、主にアジア大陸に分布する系統(外来系統)とは区別されています。しかし近年、大阪府内の屋外環境において、外来系統の遺伝子が発見されました。これを受け、本研究では兵庫県の武庫川に生息するドジョウを遺伝的に調査したところ、わずかではあるものの、外来系統の遺伝子が混在していることが明らかとなりました。
兵庫県では過去に、コウノトリの餌として利用される目的で、円山川水系に国内の別地域由来のドジョウが導入されたことが知られています。しかし、県内に国外由来の外来系統が入り込んでいることを明らかにしたのは、本研究が初めてです。
この研究成果は令和8年1月31日発刊の県立人と自然の博物館研究紀要「人と自然 Humans and Nature」に掲載されています。
2 研究詳細
核DNAのrag1遺伝子の配列は、ドジョウ在来系統・ドジョウ外来系統・キタドジョウ(在来種)・カラドジョウ(外来種)で異なることが知られています。このため本研究では、武庫川で採集したドジョウ類64個体について、rag1遺伝子の部分配列を決定しました。その結果、53個体がドジョウ在来系統アリルのホモ、8個体がドジョウ在来系統アリルと外来系統アリルのヘテロ、3個体がドジョウ外来系統のアリルのホモでありました。キタドジョウとカラドジョウのアリルは、確認できていません。
3 論文情報
タイトル: 木村亮太・高橋鉄美,2026.兵庫県武庫川水系のドジョウにおける外来rag1アリルの検出.人と自然,36: 16-20.
4 問い合わせ先
<研究について>
兵庫県立大学自然・環境科学研究所 教授
兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員
高橋 鉄美














