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2025年10月アーカイブ

私たちが身近で飲んでいるコーヒー、今回のセミナーでは自家焙煎を体験しながらコーヒーについて学ぶセミナーです。

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まずはコーヒーについての講義。「コーヒー豆」と呼んでいますが、実は果実の種子なんです。
次は作業に入ります。カビ豆がないか選別、そしてフライパンで煎ります。

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どのくらいの時間、煎ればよいのか? 
答えは、今日のセミナーの「題」、五感で感じるにヒントがありましたね。

いい感じに煎った豆を、冷まして、挽く作業に入ります。

IMG_5492.JPG IMG_5505.JPG IMG_5508to.JPG

挽いた豆にお湯を注いでコーヒーの完成。

同じ豆なのに、ちょっとずつ味が違いますね。おいしくいただくことができました。

今回の体験では、コーヒーを煎って、挽いて、入れて、飲んで、と4回楽しめました。


さて、自家焙煎の体験はここまで、ここからはコーヒーの生産国や品種、農産物流通、生物多様性等について関心や理解を深めます。
今日焙煎したコーヒー豆の値段は、研究員から紹介がありました。
そして、生産者が受け取る金額の低さに一同びっくり。
そこから起こる問題も深刻です。

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また、コーヒーが栽培できる地域は地球上でも限られています。(コーヒーベルト)
年間に日射量が多いけど標高が高くて暑くなりすぎないところです。
そこは、生物多様性の宝庫でもあります。
こういった場所で大規模に森林を伐採してコーヒーだけが単一栽培され、環境に対して様々な影響が出ているのです。


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近年になって持続可能な取り組みはどうあるべきかを考え、アグロフォレストリーという森林の中でコーヒーを栽培する技術が普及し始めました。
また、抽出を終えたコーヒー豆の殻についても資源の再利用が進められています。
生分解性樹脂で固めて種苗ポットにして森に還す技術が紹介されました。
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コーヒーを飲むときに、今日のセミナーを思い出してくださいね。

参加されたみなさまの感想など

・おいしくコーヒーをいただくことができました。

・いい香りがして、楽しかった。

・同じ豆を焙煎したのに、こんなに味が違うなんて、奥が深い!

・何気なく飲んでいたコーヒー、多くの問題があることがわかりました。

◎衛藤研究員より

今回も五感をフルに使って焙煎に挑戦してもらいました。

人にも自然にも家計にもやさしい自家焙煎を始められる方が一人でも増えますことを願って。eto_circle.png

 

 

 

◎三橋研究員より

コーヒーは確かに美味しいですが、世界中で飲まれるようになって、環境に対するインパクトも無視できないものになっています。
持続可能な形での栽培が期待されるほか、大量に廃棄されるコーヒー豆殻の利用法をみなさん考えてみてください。

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(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

ひとはくの周辺(深田公園)には、
いろんな植物が植えられています。

エントランスホールの近くに
カエデ類のイタヤカエデ
(ムクロジ科)があります。


※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

s-251009 itayakaede IMG_7619.jpg










▲10月中旬のイタヤカエデの枝葉


9月下旬、このイタヤカエデの枝に
オオスズメバチ(スズメバチ科)が
複数個体 来ているのに気が付いて
観察を はじめました。


これまでの様子は、下記のブログ記事を
ご覧ください。

<以前のブログ記事1>
貸し切り!喫茶「イタヤカエデ」枝店 の お客さん
2025年9月29日
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/09/post_3342/

<以前のブログ記事2>
喫茶「イタヤカエデ」の別の枝店での 黒っぽい お客さん?
2025年10月18日
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/10/post_3351/

<以前のブログ記事3>
喫茶「イタヤカエデ」の 別の枝店での 白っぽい お客さん? いや、黒い お客さんも?
2025年10月18日
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/10/post_3352/


今回もオオスズメバチが来ている
イタヤカエデに関する、さらに
つづきの記事です。

イタヤカエデの枝に「枝1号」、
「枝2号」、「枝3号」と それぞれ
呼んで観察しています。どの枝も
はじめオオスズメバチが 数mmの
穴を開け 樹液を吸っていました。

観察を はじめてから1週間が経つと
どの枝もオオスズメバチの数が
だんだん 少なくなってきました。

10月上旬のある日の午後、喫茶
「イタヤカエデ」の それぞれの
枝(喫茶の枝店(してん))に常連の
お客さんであるオオスズメバチが
来ていました。


s-251008 oosuzumebachi ga itayakaede no eda A ni iru (PM) IMG_7479.jpg










▲「枝1号」店 の お客さん(オオスズメバチ)



s-251008 oosuzumebachi ga itayakaede no eda C ni iru  (PM) IMG_7445.jpg










▲「枝2号」店 の お客さん(オオスズメバチ)



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▲「枝3号」店 の お客さん(オオスズメバチ)


上記と同じ日の午前中、
「枝2号」店に、キタテハ
(タテハチョウ科)の
秋型のメスがいるのに
気が付きました。

s-251008 kitateha ga itayakaede no eda C ni saido iru (PM) IMG_7149 copy.jpgs-251008 kitateha ga itayakaede no eda C ni saido iru (PM) IMG_7149 copy2.jpg











▲「枝2号」店 の お客さん(キタテハ)
(右側の写真は拡大)

ちなみに、
キタテハは、翅の裏側にキャプテン
マーク?の「C」の字が見えますよ
(向きによっては「C」に
見えないが・・・)。

しばらく観察していると、
オオスズメバチが キタテハの
近くに飛んできました。

s-251008 oosuzumebachi to kitateha ga itayakaede no eda C ni iru (PM) IMG_7190 copy.jpg
  












▲「枝2号」店に来たオオスズメバチと
先客の キタテハ

キタテハは、閉じてた翅を
開いたり、閉じたりしています
(「私も黄色と黒色の模様よ」
と、言わんばかりに翅の
表側を見せてきます?)。

ちなみに、
翅を開くと、秋型のメスは、
(表側に)黄色っぽい山吹色?と
黒色の模様がキレイです。


s-251008 oosuzumebachi to kitateha ga itayakaede no eda C ni iru (PM) IMG_7196 copy.jpg











▲「枝2号」店にいる、翅を開いた
キタテハ と オオスズメバチ


しばらくすると、オオスズメバチが
どこかへ飛んで行きました。

ちなみに、次の日の午前中にも、
「枝2号」店の 黄色い お客さん?
としてキタテハが来ていましたよ。

s-251009 kitateha no akigata mesu C no eda  IMG_7595 copy.jpg











▲「枝2号」店に、次の日にも
来ていた黄色いお客さん(キタテハ)

ちなみに、
オオスズメバチも黄色と黒色の模様
ですから、キタテハと同じ
黄色っぽい お客さん ですね。

ちなみに、
今回も運よく写真が撮れました
(今回は、「ちなみに、」を多用
しました)。

皆さんも 周辺の環境で生きもの の
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘







本日のフロアスタッフとあそぼうは甲虫ソーマトロープでした♪

sDSC02252.jpg

ソーマトロープとは
表と裏に絵を描いた円盤(えんばん)を、素早く回すことにより
1枚の絵に見えるおもちゃのことです!

まずは甲虫クイズに答えてみよう!

カブトムシはどこにすんでるのかな?。。。
答えは森の中だよ!☆彡みんなは何問正解できたかな?(^^)/

sDSC02251.jpg

答えがすべて分かったら
甲虫とその甲虫がすんでいる場所を組み合わせてみよう♪

ちょっと甲虫に詳しくなれたかな?☆彡

最後はみんなでくるくる円盤(えんばん)を回して遊んだよ!
2枚の絵が1枚の絵に見えるなんてとってもふしぎだね!

sDSC02262.jpg

ぜひ、本館2階展示室の甲虫展(←ここをクリック)で今日作った甲虫を探して見てね(*^-^*)
ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ

人と自然の博物館では、生物多様性の保全を目指し、野生植物を対象としたジーンバンク事業を実施しています。
この事業の実施を支える中核の施設が「ジーンファーム」です。
IMG_5449.JPG









兵庫県は南北海に面していますが、自然の海岸は減ってきています。
写真にある野生のウンランは、研究員の調査では県内わずか10程度しかなかったそうです。
特に太平洋側では人工海岸が増え、たくさんあった海浜植物も絶滅の危機に瀕しているとのこと。
今日のセミナーでは、遺伝子のことや生物多様性には遺伝的多様性が大切であることや自然再生の問題点などを学びながら、兵庫県内産の絶滅危惧種を中心に生育域外保全を行っているジーンファームを見学していただきます。

IMG_5470.JPG









この施設は、温室・冷室・遮光ハウス・ガラス室・ミスト室などそれぞれの植物が生育していた環境に近い形で育てられるように設備が整えられてます。
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各部屋で育てられている代表的なものについて、研究員が説明していきました。
人と自然の博物館では、このジーンファームで兵庫県産だけで250種以上の植物を栽培・育成・増殖に取り組んでいます。

◎参加したみなさまの感想など
・ひとはくの植物観察のセミナーにも参加しています。
・今日は、ジーンファームを見ることができてよかったです。・絶滅危惧種を守るための活動の一端を知ることができました。

◎中濵主任研究員より
小雨の降る中でしたが、ジーンファームではたくさんの花が咲いていました。
nakahama_circle.png参加者の皆様に多様な花の姿を楽しんでいただけて何よりでした。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)



ひとはくの周辺(深田公園)には、
様々な植物が植えられていています。

イタヤカエデ(ムクロジ科)という
カエデの仲間がエントランスホールの
近くにあります。

※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

s-251007 itayakaede (AM) IMG_6860.jpg










▲10月上旬のイタヤカエデの枝葉


9月下旬に、このイタヤカエデの
ある枝にオオスズメバチ
(スズメバチ科)が複数個体
来ているのに気が付いて
観察していました。


その様子は、下記のブログ記事を
ご覧ください。

<以前のブログ記事1>
貸し切り!喫茶「イタヤカエデ」枝店 の お客さん
2025年9月29日
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/09/post_3342/

また、その後のつづきの関連の記事として、
下記もあります。よかったら ご覧ください。

<以前のブログ記事2>
喫茶「イタヤカエデ」の別の枝店での 黒っぽい お客さん?
2025年10月18日
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/10/post_3351/

今回もオオスズメバチが来ている
イタヤカエデに関する、さらに
つづきの記事です。


10月初旬まで集中して
オオスズメバチ数匹が来ていた
イタヤカエデのある枝(以下、
「枝1号」と呼びます)が
ありました。

それとは別の枝が 2枝(これらを
「枝2号」、「枝3号」とそれぞれ
呼びます)で、その後
オオスズメバチが数mmの穴
を開け 樹液を吸っているのを
確認しました。

観察をはじめてから1週間が経つと
どの枝もオオスズメバチの数が
だんだん 少なくなってきました。


10月上旬のある日(午前)に、
「枝2号」に来ているオオスズメバチを
しばらく観察していると・・・、

白っぽい色の翅(裏側)をもつ
ウラギンシジミ(シジミチョウ科)が
樹液を吸っているオオスズメバチに
近づいて来ました。

s-251007 oosuzumebachi to uraginnshijimi  ga itayakaede no eda C ni iru  (AM) IMG_6862 copy.jpg










▲オオスズメバチに近づく
ウラギンシジミ


ウラギンシジミがオオスズメバチに
近づいて ちょっかい を 出している?
ように見えました。

s-251007 oosuzumebachi to uraginnshijimi  ga itayakaede no eda C ni iru  (AM) IMG_6867.jpg










▲オオスズメバチの体に触れるくらい
近くに寄ってきたウラギンシジミ


オオスズメバチは追い払うような
仕草(翅や脚などを動かしている)
をしていました。

ウラギンシジミは、「枝2号」で
樹液を吸っているオオスズメバチの
近くに一旦止まったように見えた
のですが(翅の裏が白旗を振って
いるように見えて、まるで
降参?して・・・)、
すぐに飛んで・・・


s-251007 oosuzumebachi to uraginnshijimi ga itayakaede no eda C ni iru (AM) IMG_6871.jpg










▲オオスズメバチの近くに
いるウラギンシジミ


オオスズメバチがいない「枝3号」に
移動して止まりました。


s-251007 uraginnshijimi ga itayakaede no eda B ni iru (AM) IMG_6909.jpg










▲「枝3号」に止まっている
ウラギンシジミ


撮影しているときには
分からなかったのですが、
あとで写真を拡大して見ると・・・

ウラギンシジミが止まった
ところには、なんと、アリ類が
10匹くらい いました。

どうやら樹液が乾燥して
固まった?ように見える
白っぽいものに
アリ類が集まっていた
ようです。

ウラギンシジミは、そこに
口吻(こうふん=チョウ類の
ストロー状の口)を使って
吸えたのかな?

s-251007 uraginnshijimi ga itayakaede no eda B ni iru (AM) IMG_6906 copy.jpg251007 uraginnshijimi to arirui ga itayakaede no eda B ni iru (AM) IMG_6906 copy2.jpg











▲「枝3号」にいるウラギンシジミ
とアリ類(右側の写真は拡大)


それからしばらくして、飛び立ち
イタヤカエデ周辺の上空を
旋回して、どこかへ
行ってしまいました。

今回、オオスズメバチと
ウラギンシジミ(白っぽい
お客さん?)の攻防?
そしてアリ類(黒いお客さん?)
が集まっているのを
運よく写真に撮ることが
できました。


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘
ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていて、
カエデの仲間のイタヤカエデ
(ムクロジ科)も その1つです。


※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

s-251007 itayakaede   (PM) IMG_7093.jpg










▲10月上旬のイタヤカエデの枝葉


9月下旬、このイタヤカエデの
ある枝にオオスズメバチ
(スズメバチ科)が複数個体
来ているのに気が付いて
観察していました。


その様子は、下記のブログ記事を
ご覧ください。

<以前のブログ記事>
貸し切り!喫茶「イタヤカエデ」枝店 の お客さん
2025年9月29日
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/09/post_3342/


このイタヤカエデの同じ枝に、
9月の下旬から10月の初旬まで
(気が付いて観察をはじめてから
10日間 以上)ほぼ毎日のように
オオスズメバチ(スズメバチ科)が
来ているようでした。

今回は、オオスズメバチが来ている
イタヤカエデに関するつづきの記事です。

10月上旬に、それまでオオスズメバチ
数匹が、イタヤカエデのある枝に
集中していたのですが、その枝を
「枝1号」と呼びます。


s-251007 oosuzumebachi to hae rui  ga itayakaede no eda A ni iru  (PM) IMG_7036.jpgs-251007 oosuzumebachi to hae rui  ga itayakaede no eda A ni iru  (PM) IMG_7036 copy2.jpg










▲「枝1号」にいるオオスズメバチ
(右側の写真が拡大したもの)

「枝1号」の真っすぐ上方に
伸びている枝の樹皮に数mmの
大きさの穴が いくつか開いている
のが確認できます。


また別の枝2本をそれぞれ
「枝2号」、「枝3号」と 呼びます。

これらの枝の樹皮も
オオスズメバチが数mmの穴
を開けて、そこから出てくる
樹液を吸っているようです。

少し前に開けられた穴は、
樹液の出が悪くなって
(乾燥するからか?)
新しい穴を順次 開けて
いるように見えます。


s-251007 oosuzumebachi to hae rui  ga itayakaede no eda C ni iru  (PM) IMG_7097.jpg










▲「枝2号」にいるオオスズメバチ


「枝3号」のようすは・・・、

s-251007 oosuzumebachi to hae rui  ga itayakaede no eda B ni iru  (PM) IMG_7047.jpg










▲「枝3号」に来ているオオスズメバチ




ある日の午後、オオスズメバチ
の数が減ってきたころ(観察を
はじめてから1週間を過ぎたころ
から数が減ってきました)、
「枝2号」では、黒っぽいハエ類が
「私にも樹液を吸わせて~、
お願い~。」といわんばかりに 
前脚を(手の平をこすり合わせる
ように)2本合わせて
スリスリしていました。


s-251007 oosuzumebachi to hae rui  ga itayakaede no eda C ni iru  (PM) IMG_7018 copy1.jpgs-251007 oosuzumebachi to hae rui  ga itayakaede no eda C ni iru (PM)  IMG_7018 copy2.jpg











▲オオスズメバチの近くで
前脚をスリスリするハエ類
(右側の写真が拡大したもの)


ハエ類は、少し樹液を吸って
いたようですが・・・、

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▲樹液を吸っているハエ類と
オオスズメバチ


近くにいたオオスズメバチが
大きく動くと、ハエ類は、すぐに
どこかへ飛んでいきました。


はじめ オオスズメバチが
イタヤカエデの ある枝
(「枝1号」店)を独占
していたので、
オオスズメバチしか
来ないのか~と思っていました。

観察しはじめて1週間後くらいで、
別の枝店(「枝2号」店)で、
動きが速え~黒っぽい
ハエ類(お客さん)が
来ているのを 運よく
観察することができました。


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘
本日10月18日のひとはく探検隊は「イソウロウグモをさがそう」を行いました♪
探検隊長クモはかせの山﨑研究員と一緒に出発~!!

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イソウロウグモってどんなクモ(・・?
名前のとおり他のクモの網にイソウロウしてるんだって!
              
sIMG_9335.jpg sIMG_9340.jpg  

どこにいるかな?
見つけたらみんなで観察します♪
身近によく見かけるクモですが知らないことがいっぱい!!
このお腹がシルバーのクモがイソウロウグモだよ!

sDSC02236.jpg sIMG_9350.jpg

みんなも探してみてね☆
本日はたくさんのご参加ありがとうございました(^▽^)/

フロアスタッフ一同

小野市立大部小学校3年生の児童48名が、受講しました。

セミナーの前半では、植物を観察するときの留意点や、図鑑に出てくる植物用語の簡単な解説がありました。
葉の形や枝のつき方、匂い、手触り、味など、それぞれの特徴を学びます。
児童のみなさんは、メモを取りながら熱心に聞いています。


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後半は、サンプルの葉っぱを見てみました。
袋の中にはそれぞれ2種類の葉っぱが入っていて、においや表面のザラザラ感、葉のつき方など違いがありました。
実際に、においをかいで、見て、さわって五感を使って植物を観察しました。
葉っぱのつき方の違いもよくわかるね。



IMG_5441.JPG IMG_5443.JPG



今日学んだことを活かして、学校や家の近くでもぜひ植物を観察してみてね。

 

◎参加した児童の感想など

・葉っぱの匂いをかぐと、違いがはっきりわかった。

・知らないことがいっぱい聞けました。

・兵庫県にも4000種を超える植物があることを知りました。

・家の近くの植物も見てみようと思いました。

 

◎藤井主任研究員より

図鑑などで、植物の名前を知っていても、実物をどう区別するのかわからない場合があります。

野外では、花や果実が着いている時期は限られています。

樹木であれば、葉のつき方(互生・対生)、単葉・複葉、毛の状態、常緑

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・落葉などの特徴を抑えることで、種類をしぼることができます。

実物を使って、図鑑の記述と対応させることが植物の名前を知る近道です。


(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられています。

ひとはくの4階入り口近くに
キンモクセイ(モクセイ科)
があります。

2025年10月12日午前には、その
キンモクセイの花がほぼ満開状態
で咲いていました。


※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

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▲満開状態のキンモクセイの花
(2025年10月12日午前に撮影)



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▲オレンジ色のキンモクセイの花
(2025年10月12日午前に撮影)


2日ほど前にはキンモクセイの
オレンジ色の花は、まだ
ほとんど咲いて(花びらが開いて)
いませんでした。



s-251010 kinnmokusei no tubomi IMG_8047.jpg










▲2日前のキンモクセイの状態
(2025年10月10日午前に撮影)


じつは、このキンモクセイの
すぐそばに(キンモクセイの仲間の)
ウスギモクセイ(モクセイ科)が
植えて あります。


ウスギモクセイの黄白色の花は、
2日前(10月10日)には、
ほぼ満開状態でした。

s-251010 usugimokusei no hana  IMG_8068.jpg










▲満開状態のウスギモクセイの花
(2025年10月10日午前に撮影)



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▲ウスギモクセイの黄白色の花
(2025年10月9日午後に撮影)


キンモクセイの花がまだ咲いていないとき、
ウスギモクセイが咲いていたのですが、
花に近づいて匂いを嗅いでみると
(咲いている花の量によって変わってくる
のですが、)花の香りは弱い(やわらかい)
感じがしました。



それぞれの木を注意深く観察していると、
キンモクセイの枝とウスギモクセイの
枝が交差しているところがありました。

s-251012 kinnmokusei no hana to usugimokusei no hana  IMG_8466.jpg










▲キンモクセイ(左側から)と
ウスギモクセイ(右側から)の
それぞれの枝が交差しているところ
(2025年10月12日午前に撮影)



現在(10月12日)、キンモクセイと
ウスギモクセイのそれぞれの花の香
がミックスされたもの(香りの共演?)が
4階入り口近くに漂っておりま~す。

漂っている香りを嗅いで みませんか?
(でも吸いすぎ?には、注意をしましょう。)

皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘
今日の「フロアスタッフとあそぼう」ハロウィン☆ペーパークイリングを行いました♪

細長い紙をクルクル巻いて、好きな形を組み合わせます。
今日はハロウィンをテーマに、作っていきますよー!

まずは、かぼちゃのクイリングを作るよ!
ストローにくるくる巻きつけていきます♪

sDSC02105.jpg

きれいなうず巻きができているね☆

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どんな飾りつけをしようかな♪

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フレームをつけたら完成です☆

ハロウィンクイリング写真.png
素敵なハロウィンペーパークイリングが出来上がりました*^^*


本日は、たくさんのご参加ありがとうございました♪

明日10/13㈪のフロアスタッフとあそぼう♪は、「ストラップづくり」です
みなさまのご参加お待ちしております☆

フロアスタッフ一同
木々の葉が色づき、吹く風が秋めいてきましたね。
本日の「ひとはく探検隊」「はかせとムシさがし」を行いました。
探検隊長は、ムシ博士の中濱研究員です。

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秋のムシをさがしに、みんなで深田公園に出かけました♪
さて、どんなムシたちに出会えるのでしょうか?

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クロヤマアリは、なぜ木を登っているのかな?
・・・正解は、木の上にはアリマキ(アブラムシ)がいて、
アリマキが出す甘い蜜を食べるからなんだって!

はかせとむしさがしブログ.png















小さな隊員たちが見つけたムシ一匹一匹を
ムシ博士が詳しく説明をしてくれます☆

捕まえたムシを触った感触は?
はねやあし、からだの動かし方は?
ムシから出る匂いや音はある?

触れて感じて親しむことで、小さな命の力強さや息づかいを
体験することができましたね♪

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本日は、たくさんのご参加ありがとうございました!

次回10/18㈯のひとはく探検隊♪は、「イソウロウグモをさがそう」です
みなさまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ一同
月の第1日曜日は、ひとはくKidsサンデーです。

10月に入って「秋です」といいたいところですが、
「まだ夏っぽい、いや夏日」という日が多いです。

10月5日は25℃を超える暑日で、曇りがちで小雨も
降り、蒸しっとした感じでした(三田での
最高気温25.6℃、最低気温19.0℃、平均湿度が93%)。


しかし、ひとはくの周辺では、クヌギ(ブナ科)
の「堅果(けんか)」であるドングリと「かく斗(と)」
が10月に入って(秋らしく?)落ち始めましたよ。

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▲クヌギの枝葉と落ちた「堅果」
(ドングリ)と「かく斗」




10月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<コレクショナリウム および その周辺では・・・>

「そとはく」のようすは・・・

前日の雨と当日も小雨が降ったりして、
エントランスホール前の芝生広場の
芝も濡れてしまっていたようで、
「そとはく」はコレクショナリウムの
軒下付近での開催でした。

屋台みたいなものに、絵本や生きたカタツムリ
などが積まれていたようですよ。

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▲絵本などが積まれた屋台みたいなもの


朝は曇っていましたが、その後、
雨が降ったりやんだりの不安定な
状態のようで残念でした。



「アンモナイトの化石をみがこう 
-カタツムリと見わけられるの
ナンデナン?-」のようすは・・・

アンモナイトのお話を聞いて・・・

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▲研究員の説明を聞いているところ

皆さん、一生懸命です!
子どもさんたちはアンモナイト化石を
磨いています。大人は、子どもの写真を
撮っています。

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▲アンモナイト化石を磨いているところ


こんなにピカピカになりました!

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▲磨いたアンモナイト化石


今回のナンデナン?
どのように解決しましたか?
新しく ナンデナン?が
わいてきましたか?


<フラワータウン ひらくマーケット>
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この日(10月5日(日))は、
フラワータウン センター地区周辺において
フラワータウン ひらくマーケット』として
下記のイベントが開催されましたよ。

・エキマエアキチ
「エキマエアキチ マーケット」
「集 -tsudoi-」
「ちいさな花かご マーケット」
「御花印まち めぐり」
「クイズラリー」
「初心者向けスケートボード スクール」

ひとはくのコレクショナリウム前
「つぼみマーケット」
「そとはく(Kidsサンデー)」

・サンフラワー
「おむすびサンフラ フェスタ」
「イトマン スイミング スクール」
「ふらっとAutumn Carnival」

深田公園(芝生広場)で
「巨大シャボン玉」
「ボールで遊ぼう!」


今後、11/3・祝)(フラワータウン フェスタ 時)
   12/7
も予定されているようです。

(問い合わせ先:エキマエアキチ2階 事務所)

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▲「つぼみマーケット」のようす

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<本館内では・・・>

■多摩美術大学の楠 先生と
研究室の皆さんによる
「『Muse Torch(ミュゼ トーチ)』
を使ってみよう!」のようすは・・・

不思議なライト『Muse Torch(ミュゼ トーチ)』
を使って 3階「森に生きる」(兵庫の動物)を
観察します。観察のための情報や
クイズも あるようですよ。

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▲3階 「森に生きる」(兵庫の動物)の
コーナーのようす

休憩の時間に、お願いして
(明るいところで)、
装置を見せてもらいました
(展示室ではもっとクリアに
見えます)。

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▲不思議なライト『Muse Torch
(ミュゼ トーチ)』(左)と
映し出された情報(右)


6月にも「展示ナビ」として
実施をされたのですが、
そこから改良されてバージョンアップ
したそうですよ。

参加された方、どうでしたか?


「エコロコおやこ『ひっつきむしで 
かお をつくろう!』」
の ようすは・・・

親子で、ひっつきむし(果実)を
えらんでいます!

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▲ひっつきむし を えらんで
いるようす


親子それぞれで、顔を
つくっていますよ。

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▲専用のシートにひっつきむしで
顔をつくっているようす


作品をもって記念撮影で~す。

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▲作品をもってハイ、ポーズ!


うまくできましたネ~


皆さん、(写真に写る
自分の顔も)いろんな表情を
つくってくれました!


■ひとはく連携活動グループ
人と自然の会 の皆さんによる
「星・宇宙へのとびら
~季節の星空案内~」のようすは・・・

会場である「アースシアター」は
満員だったそうです。

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▲プログラムの看板

すみません。現場のようすの
写真が撮れていませ~ん!



■フロアスタッフによる
「フロアスタッフとあそぼう!
『画はく の 日』」のようすは・・・

今回の『画はく の 日』は、
エントランスホールで
実施されましたよ。


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▲「画はく の 日」の看板


下記のブログがありますので、
こちらを ご覧ください。

こんにちは!フロアスタッフです♪
~フロアスタッフとあそぼう
~画はくの日「エントランスホールの標本を描こう」~
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/10/post_3344/



フロアスタッフによる
『デジタル紙芝居』や『展示解説』
も 実施されましたよ。


次回のKidsサンデーは、2025年11月2日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

         Kidsサンデープロジェクト 小舘

今日のナンデナンは、アンモナイト化石をみがいて、アンモナイトとカタツムリを見わけることができるようになるテーマです。

みんなの机の上には、4枚のそれぞれに番号がついた耐水ペーパーとほぼ半分まで削ったアンモンナイトが置かれています。
表面をさわるとザラザラしていますね。
これからアンモナイトの中の様子がわかりやすいように、アンモナイト化石をみがいていきます。

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研究員の指定した番号のペーパーで、上に少し水を垂らしてアンモナイト化石の表面を円を描くように回しながら磨いていきます。
水が少し汚れてきました。
これは、作業がうまくいっている証拠だと研究員が話します。
さあ、表面をさわってみましょう。最初にさわった時よりどうなりましたか? 
ツルツルになってきましたね。
汚れた水とペーパーを捨て、アンモナイト化石を洗い、ペーパーを変えてさらに磨いていきましょう。


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どうして表面がツルツルになるのでしょう。
これは、どうやらペーパーに秘密がありそうです。
ペーパーに番号がついていたよね。参加したみんなはわかったね。

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4枚目のペーパーで磨いた後、よく洗ってふき、虫メガネで見てみます。
アンモナイト殻のとくちょうがわかりますね。
そして、今日のポイントのナンデナン、カタツムリの殻のとくちょうとの違いもわかりました。
今日のナンデナン、無事解決!!

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 今日磨いたアンモナイトは、丹波竜が生息していたころと同じ時代のアンモナイトだって。

ちゃんと標本カードの入った袋に入れて持って帰ってね。

 

 

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◎参加したこどもたちの感想など

・磨くのが楽しかった。

・アンモナイトとカタツムリの違いがわかったよ。

・硬いアンモナイト化石の表面がツルツルになる秘密もわかりました。

・研究員の先生から宿題が出たので、今度調べてみます。

 

◎生野研究員より

アンモナイトの断面標本を作るのは時間のかかる大変な作業なので、今日は皆さんに仕上げ作業を体験していただきました。
断面標本を研究で用いる場合、正中面(正確な真ん中の面)を目指して研磨するのは、初期殻や連室細管などの内部構造を観察するためです。今回のセミナーを通して、外側から見るだけではない観察の方法や、標本作製の苦労、石の種類による硬さの違いといった点についても知っていただけたかと思います。より本格的な作業は夏に事前申込制のセミナーで体験できますので、よろしければそちらもご参加ください。
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(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお知らせください。)

今日の「フロアスタッフとあそぼう」「画はくの日~エントランスホールの標本を描こう~」を行いました♪

みなさん、北海道は世界的なアンモナイト化石産地だとご存知ですか?
エントランスホールには、北海道のアンモナイト2つを含む4つのアンモナイトと、
オフタルモサウルスなどの標本が展示されています。
まずはクイズからスタートです!

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アンモナイトがイカやタコの仲間だと知って、お父さんお母さんも「へぇ~」とびっくり(^^♪
では好きな標本を選んで描いてみよう!

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みんなよく観察して、オフタルモサウルスの特徴である大きな目や
アンモナイトをダイナミックにそして色鮮やかに描いてくれました☆彡
今日もたくさんの画はくさんの誕生です(^^♪

作品は4階ひとはくサロンに掲示しています。
たくさんのご参加ありがとうございました♪

フロアスタッフ一同
10月4日(土)のひとはく探検隊「どんぐりをさがそう!」を行いました♪

直前まで雨がしとしと...みんなのやる気のおかげで公園へ出発できました(^^♪
李研究員のせつめいを聞きながら、来年どんぐりに成長するあかちゃんを観察したり
きのこや虫などたくさんの生きものにもあえましたね☆
ナラ、カシ、クヌギ。食べられるどんぐりもありました。

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ちいさな手で一生懸命に・・・
たくさんひろいました~!(^^)!
楽しかったね♪
おうちの近くでもどんぐりを探してみてくださいね。

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ご参加ありがとうございました(^^)/

明日はkidsサンデーです!
たくさんのイベントを用意してお待ちしております。
ぜひひとはくへお越しください♪

フロアスタッフ 一同

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