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2014年11月アーカイブ

寒くなり、深田公園も赤・黄・緑と紅葉が深まってきました。
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今年もあとわずか・・・

4階ひとはくサロンには恒例のクリスマスイルミネーションも夕方になると
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4時45分でひとはくサロンが終了なので・・・見られるかな(?_?)

フロアスタッフによる手作りのデジタル紙芝居も今年は

2作新しいものが完成しました。(*^_^*)

「ぽこぽこぽこ~森をつなぐ~」
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(日替わりで上映中)

森では、どんなことがおきているでしょうか?

生きものには、どんなつながりがあるかな?


「オランとウーたんのジャングル探検記」
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(もうすぐ完成!間もなく上映されます)

二匹のこども、オランとウーたんが世界一のおいしいくだものを探しに

ジャングル探検にでかけます。見つかるのでしょうか?

もうご覧になられましたか?

ぜひ、博物館に見に来てくださいね!(^^)!

デジタル紙芝居の詳細は↓

 http://www.hitohaku.jp/exhibition/staff.html#kamisibai

みなさまのご来館❤心よりお待ちしています。

     

         フロアスタッフ  にしぐちひろこ



ユニバーサル・ミュージアムをめざして59

何日もかかって アフリカの森を歩いた事がある。

三谷 雅純(みたに まさずみ)

OdzalaBai-07-03.JPG 半年がかりで、アフリカ中央部の森を、歩いて旅した事があります。

 土地の言葉で、わたしが〈ンドキの森〉と呼んだ森が出発点でした。広い広い無人の森でしたから、最初、その森に名前はありませんでした。しかし、その中をンドキ(=悪霊)川が流れていたので、そこから「ンドキ」という名前をもらったのです。その〈ンドキの森〉に初めて足を踏み入れてから、わたしはコンゴ人民共和国、カメルーンと横断し、ギニア湾にある赤道ギニアの洋上アルプス、ビオコ島を駆け上りました。消耗の激しい半年でした。わたしは、何とか自立して、誰も知らない森を自分の力だけで見付け、新しい調査地を開拓したかったのです。わたしは結局、つい最近、世界自然遺産に登録された〈ンドキの森〉、現在のヌアバレ=ンドキ国立公園 (1) を調査地にしたのですが、今、改めて思い出すのは、1988年から1989年にかけてのカメルーン南部の森での出来事の方です。

☆   ☆

 それにしても、どうして人は不安に襲われてまで、未開の地に足を踏み込むのでしょうか? わたしも、〈ンドキの森〉という、誰も知らない未開の地に踏み込んだのですから、自分のことを振り返ってみればよいようなものです。カメルーンの森で出会った人たちも、ご本人が、あるいは高だか数世代前のひとりの男性が――不思議ですが、ことごとく男性でした――、カヌーで川辺を行き来して、家を建てる固い地面を捜したのでした。固い地面が見つかったら、近くに飲める水が流れているかどうかを確かめます。水が確認できたら辺(あた)りに生えている木の種類を見て、農地になるかどうかを見きわめます。農地になりそうだと判断し、そこに住む決心がついたら、焼き畑にするための最初のひと斧(おの)を振り下ろしておくのです。

 この旅の最中に、なぜその村を開いたのかと問う機会が、何度かありました。

 理由はいろいろでした。村が滅びてしまったからという話をよく聞かされました。

 例えば感染症です。ある村は、かつて、もっと北にあったのですが、皆既日食の年、みんなで太陽を見ていると目が痛みだした。血の涙が出て、人びとは死んでしまった。その場所には、もう住めないからと、残ったもの何人かで今の場所に移ってきた。それがこの村の始まりだと教えてくれました。

 別の村では、昔は千人を超えるほどの大きな村だったそうです。ある時、病気が流行り、人びとはバタバタと死んでいった。そのために村は滅びた。そして河川の何十キロも上流に、同じ名前の村を開いた。今は少数のバンツー農耕民と狩猟採集民のピグミーが、いっしょに暮らしている。新しく村を開いたのが、あの村長だと、椅子でくつろいでいる老人を指さして聞かせてくれたこともありました。

 まるで、むかし話そのままです。わたしたちの周りにも、よくあった事に違いありません。しかし、何世代にも渡って、安定して暮らす事が当たり前のようになると、「人が死に絶える」とか「村が滅びる」というのは、日常感覚では捉えきれなくなってしまいました。わたしたちの普通の言葉で言い直すと、それは「コミュニティが滅びる」とか、「ひとつの地域が滅びてしまう」ことに当たるのでしょう。アフリカで村が滅びるというのは、それほど大変な事なのです。しかし、よくある、当たり前の事でもあります。

☆   ☆

 バンツー農耕民は、もともとは、今で言うカメルーンとナイジェリアの国境近くに住んでいたサバンナの農耕民だったそうです。その人たちが、ある時、サバンナから森の中へと逃げ込んだという話があります。バンツーは北から南下してきた異民族に追われたディアスボラなのだそうです。その異民族もディアスボラなのでしょう。今から、三千年とか、四千年とかいう大昔の話です。我われにとっては縄文時代に当たります。

 サバンナのような乾燥して見晴らしのよい土地から、森という、湿り気の多い、見通しの悪い土地に入るのですから、おそるおそる、恐ごわと、歩を進めたような気がします。そんな想像をしてしまいます。一気に、雪崩を打って侵入したというのではないのです。

 カメルーンには、〈マキザール〉という「森の精」の言い伝えがありました。小さな、人のように見えるのですが、明らかにピグミーとは違う。夜になると人を襲い、殺してしまう。〈マキザール〉から逃れるには、――記憶は不確かですが、確か――〈白魔術〉があったと思います。〈白魔術〉が使えるのは、村の長老だけだと聞いたように思います。

 多くの動物とは違って、人はなぜ広大な地域に住むようになったのかと考えていて、カメルーンの森の奥に点在する村の消長に思いが至りました。〈マキザール〉の言い伝えは、〈むら〉という空間、つまり自分たちバンツーの住むその場所だけが「人の住む世界」であることを意味します。その外には〈異族〉、つまり人間以外の生き物がいるという意味です。そのためでしょう。〈マキザール〉は恐ろしい「森の精」ですし、ピグミーもバンツー(=バンツーの言葉では「人」という意味)ではないのです。

 アフリカのサバンナで長く文化人類学を研究しておられる川田順造さんは、『サバンナの博物誌』(ちくま文庫) (2) という本の中で、西アフリカのサバンナに住むモシ族の人たちは、住んでいる家や住む場所、さらに「気心の知れた人びと」、つまり「いっしょに暮らす人たち」を指すのに〈イリ〉という言葉を使うのだと書いておられます。この〈イリ〉に対する言葉が〈ウェオゴ〉です。〈ウェオゴ〉は野獣や荒れ野の精〈キンキルシ〉のいる場所なのだそうです。川田さんは、〈イリ〉と〈ウェオゴ〉に当たる概念をわたしたちの周りに探すとすれば、ひょっとして〈さと〉と〈やま〉に当たるのかもしれないと書いておられます。人が居住し、畑仕事をする〈さと〉に対して、〈やま〉はクマや鬼の住む異界です。〈キンキルシ〉はちょうど、カメルーンの森林地帯では〈マキザール〉に当たるのでしょう。そうだとすれば、〈マキザール〉のいる森は、サバンナでは、人ではない、得体の知れない何かがいる「荒れ野」に当たります。

 「新しい村を築く場所を探す」ということは、まさに、「〈マキザール〉や〈キンキルシ〉のいる場所」の中で、恐ごわ歩を進めることなのです。「〈マキザール〉や〈キンキルシ〉のいる場所」に踏み込まなければ、「新しい村を築く場所」は探せない。しかし、そうだとしても恐がっていては何も始まらない。「人が死に絶える」とか「村が滅びる」というのは、アフリカに限らず、人にとっては、それほど頻繁に起こる事なのですから。

☆   ☆

 ヒトは地球上のあらゆるところに分布しています。その移住の様をあれこれ考えていたので、今回は原稿が、「ユニバーサル・ミュージアムをめざして」で立てていた主題からは、ずれてしまいました。これがどう結び付くのかは、そのうち、説明します。

-----------------------------------------------

(1) 世界自然遺産はコンゴ共和国のヌアバレ=ンドキ国立公園とともに,カメルーンのロベケ国立公園と中央アフリカ共和国のザンガ=ンドキ国立公園が含まれる「サンガ川流域の3か国保護地域」として登録されました.

(2) 『サバンナの博物誌』(ちくま文庫)

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三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

+゚☆゚+o。o。o+゚☆゚+o。o。o+゚☆゚+o。o。o+゚☆゚+o。o。

 ただいま4階ひとはくサロンにて、恒例のクリスマスイルミネーション
設置されています。
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▲深田公園が望める窓際にも、素敵なツリーがあります(昼と夜の様子)

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今年は動くかわいいウサギもいますよ♪

ご紹介したのは一部です。ぜひ博物館で本物をご覧くださいませ。

▼楽しいクリスマスイベントもご用意しております♪

http://www.hitohaku.jp/MusePub/datafiles/?id=syskey1_key9567_subkeyFILE1


リニューアルした4階ひとはくサロンも、ぜひご覧ください。


+゚☆゚+o。o。o+゚☆゚+o。o。o+゚☆゚+o。o。o+゚☆゚+o。o。
                                                           (フロアスタッフまつだ)

小さな学校キャラバン】第4弾!!

  行ってきました、小さな学校キャラバン ~ 香美町立余部小学校&御崎分校 2014/11/14 ~

 

第4弾の小さな学校キャラバンでは、香美町立余部小学校&御崎分校に行ってきました。

11月中旬でしたが風は冷たく、早くも冬の訪れを感じさせる一日でした。

今回の小さな学校キャラバンの中ではもっとも遠方の小学校で、片道3時間弱の道のりでした。

 

キャラバンは余部小学校で実施させていただいたのですが、応募していただいたのは御崎分校です。御崎分校は、余部小学校から車で山道を10分ほど走らせた場所にあります。

小さな校舎が日本海を臨む高台に建っています。分校に通う子どもたちは、定期的に余部小に来て学んでいます。

キャラバンは、分校の子どもたちが余部小学校に来る日に合わせて実施しました。

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私たちが三田から余部小まで移動している午前中、ひとはくの元研究員(現在は兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科)の先山徹さんから余部の石や地形についての授業がありました。

その後、NPO法人おおやアート村理事長の田中今子さんのご指導で、ストーンペインティングをおこないました。

子どもたちが思い思いに描いた絵には、海を連想させるものが多いようでした。やはり暮らしのなかに海が浸透しているのでしょう。
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三田からのゆめはく部隊は11時過ぎに余部小に到着し、12時過ぎには設営が完了しました。

グラウンドに停めたゆめはくには、昆虫標本のセットを展示しました。

校舎の中の廊下には、ゴホンダイコクコガネとススメバチの拡大模型&昆虫タペストリーです。
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13時から、幼稚園児、1・2年生、3~6年生の順で見学に来てくれました。

標本をじっくり観察して、引いたカードとまったく同じ虫を見つける「むしむしみっけ」に挑戦です。くまなく観察しなければ、なかなか正解できません。

ほかにも、針で刺すハチはオスとメスどっち?といった虫にまつわるクイズを出題したり、最近シカが増えているためシカのふんを食べるゴホンダイコクコガネも増えていることなどを、拡大模型を見ながらお話しました。IMG_1622.JPG IMG_1627.JPG IMG_1630.JPG
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子どもたちには初めての体験や話題ばかりだったようで、目を丸くしたり、歓声をあげる場面が多々ありました。

先生のなかには、「この昆虫はこの辺で見かけたことがあるけど、こんなにじっくり観察したことはなかった」とおっしゃる方もおられました。

 

御崎分校の児童と先生で学校周辺の昆虫を調べているそうで、今回のキャラバンをきっかけに、今後そういった活動を応援していければと思います。

 

小さな学校キャラバン隊

 皆さん寒くなってきましたね~

 きょうはスタッフ仲間が 作ってくれたカリンとショウガのハチミツ漬けを飲んで 風邪予防を

 しました~(*^_^*)(ホッコリ)

  
 11月22日(土)・23日(日)に フロアスタッフとあそぼう「ぽこ・ぽこ☆キノコのしおりづくり」を
 行いました。

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 ☆明日24日(月・祝)も フロアスタッフとあそぼう「ぽこ・ぽこ☆キノコのしおりづくり」がありますよ! 

  デジタル紙芝居「ぽこぽこぽこ~森をつなぐ~」は キノコが主人公の とてもかわいいお話です。

  ぜひ ひとはくへ お越しくださいね。

                                  フロアスタッフ おの まゆみ

11/15(土)・16(日)のフロアスタッフとあそぼうは、
「きょうりゅう骨パズル」を行いました。
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丹波の恐竜の大きなパズルを、みんなで組み立てていくイベントです。
最初は、兵庫県で発見された 丹波の恐竜のお話を聞きます。

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これまで、「丹波竜」という愛称で呼ばれていましたが
新種の恐竜として「タンバティタニス・アミキティアエ」と命名されました。

お話のあとは、いよいよパズルです。
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しっぽの骨はどこ?これは首の骨かな?それとも...... 
みんなで相談しながら、どんどん組み立てていきます。

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みんなで力をあわせて、丹波の恐竜が完成しました!

ご参加、ありがとうございました。

ただいま、ミュージアムショップにて

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▲当館の三枝主任研究員の監修の「丹波の恐竜フィギュア」販売中!


11月うきうきカレンダーはこちら イベントをチェック!

http://www.hitohaku.jp/infomation/event/ukiuki1411.pdf

11/22(土)・23(日)・24(月祝) 13:30~ フロアスタッフとあそぼうは

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「ぽこ・ぽこ☆キノコしおりづくり」です。

受付は10:00~、4階カウンターにて。ご参加お待ちしております!

                                                           (フロアスタッフ まつだ) 


 今、ひとはくサロンで「伝えよう!わたしの町のたからもの絵画展」を開催しています。

 主催は阪神間ユネスコ協会連絡会の合同事業によるもので、22日の早朝より三田市ユネスコ協会の役員の方々がご来館になり準備されました。
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 展示期間は22日(土)~26日(水)と短いですが、ひとはくにお越しの際は是非4階ひとはくサロンに足をお運びください。

生涯学習課

人と自然の博物館では、兵庫県立有馬高等学校 人と自然科の1年生を主な対象とするセミナーを年間8回行っています。

 ※ 第1回~第7回は、一般セミナーとしても実施しており、一般の方にもご参加いただけます。
本日、11月21日(金)は第7回目、三谷研究員による『霊長類学が描くヒトの姿-われわれは何者か』のセミナーです。

◆ 2キロ余りの道のりを歩いて来館。[13:40ごろ]
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◆セミナー参加は、県立有馬高校 人と自然科1年生のみなさんです。
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◆類人猿とヒトの認識のちがいや、アフリカ・コンゴにおける類人猿に関する調査研究の成果について教えていただきました。
 長時間の講義でしたが、高校生だけでなく、その面白さに筆者も引き込まれていき、あっという間の90分でした。
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◆講義が終わり、ホッと一息。 ◆次は、最終回 三谷研究員のセミナー続編です。
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                   ★ お疲れ様でした。[15:30ごろ]

『平成25年度有馬高校連携セミナー』一覧
 【第1回】(5/2):「タンポポの話」(鈴木武)                  【第2回】(5/30):「アフリカの大地に人類進化の謎を探る」(加藤茂弘)
  20140502suzuki.jpg                       20140530kato1.jpg

第3回】(6/27):「植物の形から自然を探る」(秋山弘之)  【第4回】(9/5):「化石からみた生き物たちの歴史」(菊池直樹)
 
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 【第5回】(10/10):「コケとキノコ美と多様性」(秋山弘之) 【第6回】(
10/24):「次世代に残したい風景について考えよう」(大平和弘)
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 第7回(11/21):第8回( 1/16):「霊長類額が描くヒトの姿-われわれは何者か?」(三谷雅純)        -《以上全8回》-

 ※ 第1~7回セミナーは、既に終了しております。
 

このように「ひとはく」では、次世代を担う子どもたちの育成をめざし、学校連携事業に取り組んでいます。
                 
                                                          生涯学習課840
 




小さな学校キャラバン】第5弾!!
行ってきました、小さな学校キャラバン ~ 神河町立越知谷小学校 2014/11/18 ~

5弾の小さな学校キャラバンは、秋も深まる神河町の越知谷小学校です。山はすっかり紅葉で色づいていました。この日はオープンスクールの期間中ということで、保護者の方や地域の方にもキャラバンのことをお知らせいただいたそうです。中に入ると、うれしい歓迎の言葉が...
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越知谷小の校舎には、地元の木材が使われています。この温かみのある校舎で児童43名が学んでいます。
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当日は10時前に来校し、準備開始です。まずはツキノワグマを下ろしてっと...。最近この地域に出没するようになったそうで、ぜひ間近で本物を見たいという学校のリクエストにお応えしました。
ゆめはくの中は昆虫の展示です。11時頃には設営が完了しました。
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1120分から見学がスタート!まずは34年生がやってきました。
めずらしい鉱物や間近で見るクマに興味津々でした。
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1140分からは、56年生の見学です。アンモナイト化石をさわってみたり、昆虫標本をじっくり観察しました。

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お昼は児童の皆さんと給食をいただきました。スタッフにとっては、うん十年ぶりの給食...(正直なところ、これを楽しみにしていたメンバーもいました 笑)子どもたちの笑顔に囲まれて、とってもおいしかったです。

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午後一番に、幼稚園の園児4名も見学に来てくれました。ゆめはくの中に入るなり、「わぁ〜!」という歓声とともに園児たちの拍手が!これはスタッフにとってうれしい驚きでした。

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13時半からは、12年生(展示の見学)、34年生(昆虫観察)、56年生(植物観察)の3グループに分かれ、それぞれセミナーをおこないました。

12年生は、標本を観察しながら「チョウとガの見分け方」や「モルフォチョウの光るしくみ」などのお話を聞きました。

34年生は、学校の近くにいる昆虫のお話を聞き、実際にさわって観察しました。ちなみに、学校の周りにはカメムシがとても多いそうです。そのカメムシにもいろんな種類がいることを学びました。

56年生は、学校から出て川沿いにどんな植物が生えているか観察しました。見慣れた風景の中に、実はたくさんの植物があることを知りました。

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終了後の子どもたちの感想の中には、「知らないことがわかってよかった」「三田のひとはくに行ってもっと見たい」といった声がありました。今回のキャラバンが、新たな学びのきっかけになればうれしいです。

また先生からは、「今日のキャラバンでの子どもたちの反応は、明らかに普段とは違い、とても集中していました」といった声もありました。

キャラバンでの学びがどんな効果をもたらすのか、今後整理していきたいと思います。

私たちスタッフにとっても、学びと刺激に満ちた学校キャラバンでした。

小さな学校キャラバン隊

 今日の深田公園

2014年11月19日


 ホロンピアホールホワイエから見た深田公園

11月19日(水)、AM11:00より
朝来市立朝来中学校1年生52名のみなさんが来館され、赤澤研究員による 特注セミナーミニ逆さビデオカメラづくりを受講されました。
このセミナーは、受講者が作ったミニカメラによって、遠方にあるものをレンズをとおしてスクリーンに映し出し、カメラの仕組みや原理について学ぶセミナーです。

Ⅰ 赤澤研究員のお話『カメラのはじまり』
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Ⅱ 『ミニカメラづくり』
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  ♡ コチラがカメラの材料です。(黒画用紙、虫眼鏡(レンズ)、セロテープ、黒ガムテープ、ハサミ)
   ※他にスクリーン用トレーシングペーパーが必要です。

① 黒い画用紙を、左の図のように2種類の型にそって切り抜きます。
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 ※ 上の図の筒は、四角い窓をあけ、小さなレンズを取り付けます。
   下の図の筒は、片方にスクリーンと貼り付けます。

② 上の図をもとに、2種類の筒を作ります。
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③ 一つの筒の四角い窓に、左の図のようにレンズを取り付けます。
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④ もう一方の筒にスクリーンを貼り付けます。
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⑤ スクリーンの筒を、レンズのついた方の筒に差し込んだら・・・・・・
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⑥ ミニ逆さカメラの「で☆き★あ☆が☆り~!!」
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♡みんな、のぞいています。 ピント合わせに、必死です。
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◆「うわー、すごい!!」/◆「すごい、きれいに映ってる!!」/◆「本物みたい!!」 etc

⑥ みんなが見ているのは・・・・!!!!???
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 《コレが、ミニカメラに写った映像》     《コチラが実際の映像》
  ※ ↑写真をクリック☆彡

 ★★結構きれいに映っています。(赤澤研究員のカゲも映っています。)‥‥ ただし、全部 逆さです。

★★★最後に、赤澤研究員から、人間の眼球でも同じ現象が起きており、逆さ画像を脳が修正し、上・下・左・右を正しく認識できていると聞いて、驚きです。
しかし、ミニカメラを作ってみると、人の目の中で起きている光の現象も実感をもって理解できたような気がします。

本日は、朝来中学校の皆さんに、実習をとおして光の不思議な世界を体験していただきました。

なお、このセミナーは受講料200円にて、提供させていただいております。


特注セミナー
のページはコチラ

                                        生涯学習課 840

11月16日(日)、兵庫県立人と自然の博物館では、NPO法人 人と自然の会によるスーパードリームスタジオがホロンピアホールで開催されました。また本館でも、多数のオープンセミナーが開催されました。当日は、「関西文化の日」として観覧料が無料ということもあり、多くのお子様連れのお客様がご来館され大賑わいの一日でした。

ご来館できなかった方は、12月もドリームスタジオが開催されていますので是非ご参加ください。詳しくはこちら

【スーパードリームスタジオの様子】
ホロンピアホール入り口では、開催時間前から多くのお客様がお待ちでした。

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ホロンピアホールの様子です。

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●強化ダンボールで巨大恐竜作り
顔や首、胴体、手足の各パーツをみんなで協力してつくり、最後に組み合わせて恐竜が完成しました!

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●けん玉作り、けん玉選手権
ペットボトルを材料にけん玉を作りました。その後、ホロンピアホールステージでけん玉選手権が開催されました。画像の女の子は何と!「106回」という記録を出しました。

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●粘土で恐竜を作ろう
粘土で模型を見ながら恐竜を作っています。

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●松ぼっくりのクリスマスツリー
クリスマスシーズンを前にベイマツの松ぼっくりに個性豊かな飾りつけをつけてオリジナルなクリスマスツリーが完成しました。

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●鶴のクラフト作り&竹笛作り
お子様、いつの間にか保護者も夢中になって作っていました。

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●ダチョウ卵の殻でペンダント
砕いたダチョウの卵に各自アクセサリーを貼ったり、色付けをしたりオリジナルなペンダントが出来上がりました!

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●スペシャルミンミンゼミ作り
用意された翅(ハネ)を切り取り、容器に取り付けて完成。糸をつけて回すと音も出ます!

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【オープンセミナーの様子】

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お庭の立体カードをつくろう
庭のパーツを思い通りに貼って、自分オリジナルのお庭の立体カードを作っています。

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わらで紙づくり

稲わらを原料にして紙づくり(溜め梳き)を体験していjます。仕上げの乾燥作業はご自宅で。

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鳥の羽根を使って「ペン」をつくろう!
「最も歴史の古いペン」の一種、鳥の羽根を使って、ペンを作っています。インクをつけて、上手に字を書いてみよう!
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 フロアスタッフとあそぼう「きょうりゅう骨パズル」
大きな丹波の恐竜パズルをみんなで完成させよう!
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風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう!
紙、クリップ、ホッチキスなどを使って、風に乗って飛ぶタネの模型を作っています。
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ひょうごの活断層はぎとり展示解説
大震災後の20年間に作成・収集した兵庫県内の主要な活断層のはぎとり標本と、兵庫県南部地震の直後に撮影された野島断層による地表変位等の写真について研究員より解説がありました。
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さわって観察!動物のホネ
シカやイノシシなどいろいろな動物の骨格標本を展示します。実際にさわって重さや質感を体験!
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昆虫標本を見てみよう
通常は非公開の昆虫標本が展示されていました。
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情報管理課 阪上勝彦

11月14日(金)、AM10:00に小野市立河合小学校3年生41名のみなさんがお越しになり、入館後、山内研究員による 特注セミナー『ワクワクこん虫ワールド!!』を受講されました。
 ※ 当館では、従来より各ご希望により ひとはく研究員による特注セミナーを行っております。

『ワクワクこん虫ワールド!!』では、普段は展示していない 標本棚の中のこん虫標本を、子どもたちが自由に取り出して、間近に見ることができます。
また、たくさんの標本の中から厳選したこん虫を、山内研究員が顕微鏡を使ってモニターに大きく映し出し、詳しく解説します。
 

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    ☆★山内研究員のお話☆★       ☆★標本を自由に観察☆★        ☆★昆虫の解説☆★

 
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   ♡♥顕微鏡を使っての観察♡♥     ♡♥スクリーンに映った昆虫♡♥       ♡♥顕微鏡で観察♡♥

 
    
 

このセミナーでは、こんな(⇓)昆虫を見ることができます。
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     《モルフォチョウ》           《コガネムシ》              《クワガタムシ》

本日は、河合小学校の皆さんに、めずらしい標本をとおして「こん虫ワールド!!」を体験していただきました。

ひとはくでは、昆虫だけでなく、動物、化石、植物など、様々な 特注セミナーを実施しております。

特注セミナーのページはコチラ

                                        生涯学習課 840

11月14日(金)【トライやる・ウィーク最終日】

トライやるウィーク最終日は、フロアスタッフのお手伝いと標本整理の班に分かれてそれぞれ活動しました。

フロアスタッフの班は、12月20(土)・21(日)・23(祝・火)日に開催されるイベント:フロアスタッフとあそぼう「クリスマスモビール」で使用するの飾りを作っています。
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その後、デジタル紙芝居の上映にむけて3人で息を合わせて練習を繰り返し、本番を迎えました。
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午後は、小学校の団体が来館され、展示室ツアーを手伝いました。小学生を前に補助的にパネルを持ったり積極的に活動してくれました。
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標本整理の班は、カニのアクリル封入標本の作製をしました。
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トライやる終了後、お世話になった博物館職員に挨拶を済ませ解散しました。

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博物館にはさまざまなお仕事があります。体験することによって少しは理解できたと思います。次回は、セミナー等を機会に博物館に足を運んでくださいね!

情報管理課 阪上勝彦


11月13日(木)【トライやる・ウィーク3日目】

博物館でのトライやるウィーク3日目の様子をお伝えします。
午前中は2班に分かれて総務課、情報管理課の仕事を手伝いました。

総務課では、数多くある書類の整理を手伝いました。

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情報管理課では、収蔵庫棟の図書室に入り、書棚の本の移動や整理を手伝いました。

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午後は、6人全員でタンポポ調査の資料整理をしました。 一般の方から送られてきたタンポポ調査用紙の内容を確認しながら、花を番号ごとに袋に入れて整理しています。

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明日は最終日ですね。レポートの冊子もしっかり仕上げていきましょう!
情報管理課 阪上勝彦



11月12日(水)【トライやる・ウィーク2日目】

博物館でのトライやるウィーク2日目の様子をお伝えします。
午前中、神戸市立夢野の丘小学校1年生が来館され、お出迎えからスタートしました。

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深田公園は、このようにどんぐりでいっぱいです!
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小学生たちは深田公園でドングリ拾いをしました。トライやるの中学生は小学生がはぐれないよう見守りながらサポートしてくれました。
 
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最後には小学生たちからもお礼のあいさつをいただきました。

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午後は、明日の特注セミナーの準備を手伝いました。主にカタツムリの部屋の掃除です。 また、鈴木研究員から岡場駅周辺のカタツムリ生息場所や種類と見分け方についても説明していただきました。

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 残り2日、明日はどのような活動が待っているのでしょうか。お楽しみに!

情報管理課 阪上勝彦



11月11日(火)【トライやる・ウィーク初日】
兵庫県立人と自然の博物館では、秋のトライやる・ウィークとして神戸市立北神戸中学校、有野中学校、有野北中学校からそれぞれ2名、計6名の中学生を受け入れています。

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 初めに職員の前で自己紹介をしました。DSC_8094.JPG

午前中は、セミナーの教材を作成しました。フライドチキンの肉を削ぎ落とし、骨のみにした様子がこちら↓。ほぼ9ピースで1羽分になるそうです。
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午後から館外で展示されていた標本が返ってきたので、展示室に戻す作業を手伝いました。その後、博物館の展示を見ながら、来館者用のクイズ作成に挑戦しました。
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今日一日の内容を日誌に書いて解散です。この機会に博物館の裏側の仕事を経験し、理解してくださいね!
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情報管理課 阪上勝彦

11月2日(日)にKidsサンデースペシャル2014が開催されました!
スペシャルにふさわしく、遠くは九州からキッズが楽しめるプログラムを用意して
多数の団体がひとはくに集結してくれました。

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<兵庫陶芸美術館>        <しぜんクラブ(フレミラ宝塚)>

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<兵庫県立考古博物館>      <関西モバイルプラネタリウム>

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<九州国立博物館>       <キッズプラザ大阪>

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<国立淡路青少年交流の家>   

ほかにもおなじみのひとはく連携活動グループの皆さん、
ひとはく研究員やスタッフによるプログラムが実施されました。
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キッズの皆さんからのメッセージです。
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楽しかったこと、うれしかったこと、面白かったことを書いてくれました。

次回のKidsサンデーは12月7日(日)です。


で・も!その前に!

今週の日曜日、11月16日(日)は Kidsサンデーでもおなじみの、
ひとはく連携活動グループ NPO法人 人と自然の会の皆さんによる、
『スーパードリームスタジオ』が開催されます!
詳しくはコチラ!(←クリックしてね!)

同日にひとはくの研究員によるオープンセミナーが多数実施されます!
詳しくはコチラ!(←クリックしてね!)


キッズの皆さんも参加できるプログラムも
もりだくさんですので、皆さんひとはくにおこしくださいね!!

         (たかせゆうこ/キッズひとはく推進プロジェクト)

『小さな学校キャラバン』 第3弾!! キャラバン in 道谷小

11月12日(火)、小春日和の中、国道29号線沿い鳥取県との県境に近い山間の小さな小学校「宍粟市立道谷小学校」に行って参りました。
道谷地区(どうだに)では、昭和58年から32年間にわたり、200名以上の山村留学生を受け入れてこられました。
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※ 現在、「山村留学生」の募集は終了しています。

今年度の道谷小学校の児童は、地元小学生5名と山村留学生4名を合わせ、全児童数9名です。
ここには豊かな自然と地元の人々との温かいふれあいがあり、子どもたちがたくましく健やかに成長するすばらしい環境が残っています。
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しかし、残念ながら子どもたちの減少にともない、同校は今年度をもってその歴史を閉じることとなっています。

◆では、この度のキャラバンの様子をご紹介します。

①ゆめはく号がやってきた!
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②キャラバン展示準備中でーす。  ③準備を終えた『ゆめはく号』!   ④大きな展示ができました。
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⑤PM1:00~PM2:00 授業『道谷の植物』高橋 晃(たかはしあきら) 先生
    《高橋先生のお話》        《地元の方も多数参加》    《熱心に耳を傾ける子供たち》
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 地元の方から、薬草や毒のある植物について質問があり、話は大いに盛り上がりました。
 また、最後に高橋先生から子供たちに、「地元の年輩の方々が経験し、知っておられる『知恵』を今のうちにたくさん聞いておいてほしい」とのお話も。

⑥PM2:00~3:00 展示見学&解説
 《写真で見る展示コーナー》
 〔1〕古谷先生の展示解説(鉱石・ゾルンンホーフェン化石・丹波竜)
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 〔2〕展示物・ゆめはく号の見学(ティラノサウルスのレプリカ・鉱石・植物画・植物写真・ダイコクコガネ大型模型・昆虫標本)
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                  ◆ゆめはく号、みんなでパシャリ!

⑦PM3:00~ 閉会式
 《閉会式の様子》         ◆一人ずつ感想を言いました。  ◆先生方に「ありがとうございました。」         
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⑧さようなら『ゆめはく号』
 IMG_4818-1.jpg IMG_4822-1.jpg ゆめはく号は道谷小学校を後にしました。

この度は、道谷小学校にお呼びいただき、「小さな学校キャラバン」としてキャラバン展示と研究員によるセミナーを開催させていただきました。
地元の皆さんにも多数お越しいただき、大盛況の内に終えることができ大変嬉しく思っております。

福田善彦校長先生が、校報『ひろば』4月号に、「この1年は、道谷小学校にとって集大成の年に当たります。こどもたちは勿論、地域のみなさまにとっても、惜しまれる学校、誇れる学校として閉校を迎えたいと思います。」と記されています。
その重要な年の1ページに「小さな学校キャラバン」を選んでいただいたことに感謝します。
道谷小学校の皆様にとって、残りの年月がより充実したものとなりますようお祈りいたします。

◆◆それでは、最後に記念撮影です。◆◆
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みなさん、これからもお元気で、そしてまたいつかぜひ「ひとはく」へ!!
                                       小さな学校キャラバン隊








 


2014年11月9日(日)、ゆめはくは、相生市教育委員会さんにお呼びいただき、「羅漢の里 もみじまつり」に行ってまいりました。
テーマは「きらきら多様性体験プログラム」。
生き物が持つ多様性の神秘さを感じたり、豊かな自然環境の中でのワークを通して、違いを認め合う心を高めましょう。みんな ちがって みんな いい。

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ゆめはくの中では、カードを引いて、同じ標本を探すゲーム、「むしむしみっけ」をいたしました。
みんな ちがって・・・に気づき、体験するプログラムです。小さな子どもたちも、楽しめます。
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一つの標本箱の中は、みんな同じ種なので、カードの虫がどの箱に入ってるかは、すぐにわかります。
しかし、箱の中のどの個体かは、じっくりみないと、わからないです。
じーっと見ているうちに、形や色、模様が、個体によってちがうことが、わかってきます。
私たちひとりひとりの顔がちがうのと、同じですね。

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これは、手ごわい。そんなときは、保護者の方も、真剣に。

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世界の美麗昆虫のほか、兵庫県で見られる昆虫も、展示しました。
見たことのない昆虫だけでなく、見たことのある昆虫も、人気がありました。

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「いろいろな兵庫の昆虫」をスケッチしています。将来有望な昆虫少年です。

(八木 剛 記)

 展示の準備しました

2014年11月 7日
明日11月8日から「震災20年 ひょうごの活断層はぎとり展示」が公開されます。

詳細は.....↓
  2014年11月8日(土)〜 2015年1月4日(日)
◆ 場 所 : 兵庫県立人と自然の博物館 4階ひとはくサロン
◆ 展示物 : 兵庫県内の活断層の地下断面はぎとり標本  9点
         (暮坂峠断層1点、琵琶甲断層2点、草谷断層1点、須磨断層3点、六甲断層2点)
          上記のはぎとり標本の解説パネル              9点
                        兵庫県内の活断層に関する解説パネル          3点程度
        1995年兵庫県南部地震直後の野島断層の写真パネル 13点

等です。ここから詳細参照

 
 そして、その準備の様子を1枚の写真で紹介します ワイワイがやがや、喧々がくがく   完成しました。

 是非ご来館のうえご観覧ください。

小さな学校キャラバンの1番目は、ちょっと前になりますが、10月23日(木)、姫路市立安富北小学校へ行ってきました。
10時過ぎに到着して、校庭にゆめはくを乗り入れさせてもらい、校舎の横で展示を展開しました。

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ゆめはくの中では昆虫の展示を、外にはスズメバチの大型模型、アンモナイト化石、生きているカタツムリやダンゴムシなどを広げます。
1時間ほどかけて展示の設営を完了して、子供たちがやってくるのを待ちました。

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11:30、第4校時になり、いよいよ1・2・3年生が見学にやってきました。
歓声を上げながら大きなスズメバチの下をくぐり、ゆめはくの中へ。

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キラキラ光るモルフォチョウや大きなカブトムシを熱心に見ていました。

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アンモナイトの化石は触ってもいいもの。みんな「つるつるしてきれい」とか「こっちはザラザラや!」と声を上げていました。

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鈴木研究員は生きているカタツムリを説明しています。校舎の横の花壇にたくさんのカタツムリがいて、子供たちが次々見つけてきます。
鈴木研究員も校舎の裏のほうへ行って、さらにカタツムリを探してきましたが、足をヒルにかまれて血を流すという一幕も。

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昼休みはフリータイム。午前中に見た低学年の児童たちがもう一度やってきて、生きているヤスデに触って「かわいい、かわいい」と大騒ぎです。
13:20 チャイムが鳴って掃除の時間になりました。あれほど大騒ぎしていた子供たちでしたが、みんなまじめに掃除をししていて感心しました。

午後からは4・5・6年生が見学来ました。 先生たちも「化石って本当に石なんやね、でもきれいものね」と、本物のアンモナイトに触って楽しんでおられた様子。子供たちはヤスデを掌の上で歩かせて楽しんでいましたが、先生たちは苦手なようでした。

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博物館に来る機会の少ない県内のへき地校を回ろうという小さな学校キャラバン。とても楽しんでもらえたと思います。
昆虫の大型模型、化石、その他いろんな展示物だけでなく、地域の自然にちなんだお話の時間もいっしょにセットして、11月中に残り5校を回ります。乞うご期待!。

                                    小さな学校キャラバン隊

11月2日(日)にひとはく探検隊「キノコGETだぜ!」を行いました。

当日は雨の予報でどうなることかと心配していました。

ずーっと曇り空でしたが、雨が降ることなくじっくり観察できました。

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フェアリーリングといって、円状に発生しているコムラサキシメジ

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みんな真剣にキノコをさがしていますが、散策の舞台の深田公園は紅葉がはじまっていて素敵です。

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探険隊報告書は、4階ひとはくサロンに掲示中です。

次回のひとはく探検隊は12月7日(日)「落ち葉であそぼう!」です。
是非ご参加ください。

フロアスタッフ せら ゆうこ

肌寒い日が続きますが、みなさま風邪などひかれていませんか?
季節の変わり目ですので体調には充分お気をつけくださいね。

さて、11/1(土)、11/3(月・祝)の両日にフロアスタッフとあそぼう
「アンモナイトおりがみ」を行いました。
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おりがみでアンモナイトをおり、自由に色を塗るというものです。

説明を聞きながら、お父さん、お母さんと一緒におっていきます。

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上手にできるかな?
難しいところは手伝ってもらいながら...... みんな真剣!


アンモナイトがおれたら色塗りです。 
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何色にしようかな?

完成!綺麗にできました!
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カラフルだったりダイナミックだったり、個性的なアンモナイトたくさん!

たくさんのご参加、ありがとうございました!

次回のフロアスタッフとあそぼうは11/8(土)、11/9(日)に行われる「画はくの日」です。
どこの展示がテーマになるか、楽しみにしていてくださいね。
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「画はくの日」の様子 2階展示室


みなさんのご参加、お待ちしております!

フロアスタッフ いわきはるか

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