「おもしろかった!!」
セミナーが行われたホールから出ていく生徒たちの多くが、笑顔で口々に話しています。
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今日は京都府立桃山高校自然科学科1年生の生徒78名が、このセミナーを受講しました。
田中研究員は京都府出身、桃山高校のご近所だったとか。
自然科学科の生徒たちは、昨日から兵庫県内の様々な施設を回る研修合宿を行い、最後に本館に来ていただいたそうです。
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環境省が発表している生物の数は約175万種、その生物がどのような形で分類されているのか、様々な例を示しながら、わかりやすくセミナーが続きます。
生物は永遠に不変であると考えられ、見た目で分類されてきたものが、生物は不変ではなく時間をかけて変化してきたという考えに変わっていったこと、そしてDNAの発見、古生物学との関連など、研究が進んでいることへと話の内容がどんどん広がっていきました。
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講義後も質問が相次ぎ、中には残って直接研究員に質問する生徒の姿もありました。
今回のセミナーでは、内容に生物のことだけでなく、社会や歴史とのつながりがありました。
生徒たちの高校での学びも様々なこととつながります。
今回のセミナーが今後の学びのよいきっかけになればいいですね。
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◎参加してくれた生徒の感想など
・おもしろかった。時間があっという間でした。
・恐竜と鳥類が同じ仲間だなんて思わなかった。
・生物系にとても興味があります。先生の話は、とても分かりやすくおもしろかったです。
・昨年度も田中先生にお世話になりました。これからもずっとお願いしたいです。
(引率の先生)
◎田中主任研究員より
本セミナーは「系統樹」の見方と読み方の説明を中心に、分類学と系統学についてのお話をさせていただきました。

生きものの分類や進化の道筋を知ると、ありふれた世界の見方が変わることがあります。生きものの系統樹について詳しく知りたい方、是非ひとはくに遊びに来てください。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)