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2025年5月アーカイブ

「講義がとてもおもしろかったです」

「おもしろい展示がありました。」


出会う生徒たちが口々に話してくれます。
今日は、姫路西高校の1年生の生徒が来館、探究学習の導入として、田中研究員のセミナーと館内の展示見学を行っていただきました。



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セミナーでは、丹波で発見された「恐竜」の化石について、とても分かりやすく説明が進みました。
兵庫は、日本でも福井県や北海道とともに恐竜化石の産地であることや、中国やモンゴル、タイといった国で発見された恐竜と近縁の種もいたことや、北米ともつながっていたこと、それらを含めた研究で11000万年前にどのような世界が広がっていたのかを明らかにしていこうとしているという研究員の話に引き込まれていました。





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質問も積極的に行っていましたね。講演の後、館内の見学、探究活動のグループワークへと活動が進んでいきました。

今後の生徒たちの探究学習に本館がいい形お役に立てれば幸いです。

人と自然の博物館では、館の見学、研究員のセミナーはもちろんのこと、高校生の探究活動等に各学校の活動に様々な形でご支援ができればと考えています。どうぞ、生涯学習課までご相談ください。



◎参加してくれた生徒の感想

・恐竜の講義は、自分の知らないことがたくさんあり、とても関心を持って聞くことができました。

・お話がわかりやすくて、時間があっという間に過ぎました。

・おもしろい展示がありました。

・今日の見学は自分の探究するテーマが決まるきっかけとなりそうです。



 

◎田中主任研究員より

兵庫県は日本を代表する恐竜化石産地のひとつです。tanaka_circle.png


ぜひ、ひとはくに来て、兵庫の太古の生き物たちについて学び、さまざまな分野へと好奇心を広げてください。
博物館でお待ちしております。


(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお知らせください。)

ジンファーム横の岩砕置き場で、ひとはく探検隊「ひとはく研究員と一緒に、恐竜時代の岩石から化石をさがそう!」が行われました。


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丹波市と丹波篠山市の間にある「川代トンネル」を掘った際に出てきた岩石は、恐竜が生息していた約11000万年前(白亜紀)のものだそうで、肉食竜の化石やカエル、巻貝などの化石が含まれているとのこと。
夏日に近い気温のなか、多くのお友達が参加してくれました。(昨年度は、雨で一部が開催できず、去年のリベンジと参加していただいたお客様もいらしたようです。)

最初に、化石専門指導員名星さん、化石はかせの廣瀬研究員から、化石についての説明やハンマーやルーペの使い方の説明を受けました。





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 大切なポイントは、よ~く石を観察すること。
石を割った断面をよく見ると、表面に何か違いが見つかるものがあります。
気になるところがあったら、すぐに研究員(化石はかせ)に聞いてみましょう。

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何度かはかせに尋ねているうちに、木が燃えた煤(すす)であったり、方解石(ほうかいせき)であったり、化石とは違うものもあるということがわかってきたね。
ルーペの使い方も様になってきました。

化石が見つかること、それはすごいことだけど、「化石がなかった」という結果もとても大切なことだと教えてもらったね。


◎参加してくれたみなさまの感想

・見つけるのはむずかしかったけど、何かないかなとさがすのが楽しかった。

・なかなか見つからなかった。

・見つかったのを見せてもらったら、とっても小さかった。

・またやりたいと思いました。

 


◎廣瀬研究員より

兵庫県立人と自然の博物館では、兵庫県丹波地域から集めた恐竜時代の岩石を割って、恐竜やその他の化石をさがしています。
この化石さがしはできるだけ多くの方の参加が必要です。
ぜひ、皆さんも研究員と一緒に化石さがしに参加しましょう。


(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)


本日のひとはく探検隊は、
「ひとはく研究員と一緒に、恐竜時代の岩石から化石をさがそう!」を行いました♪

最初に化石はかせの廣瀬研究員から、お話を聞きました!
岩砕場の岩石は1億1千万年前、前期白亜紀の地層から持ってきたものだそうです!
石の割り方も教えてもらったよ♪
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みんな一生懸命、ハンマーで石を割り、
ルーペを使って化石がないか探しています!
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なんと!巻貝の化石が見つかりましたよ!すごい!!
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みんな汗をかきながら頑張ってくれました(^^)
楽しかったね☆

ご参加いただきありがとうございました♪

フロアスタッフ一同
5月17日のはかせと学ぼう!は「いきものの音をみてみよう」を行いました!

今日はあいにくの雨だったので、新館コレクショナリウムのワークルームで
鳥はかせの太田菜央研究員と一緒に、タブレットを使いその鳴き声の音を見ました♪

鳥の声を録音して、音の高さ、時間、色の濃さ、音の大きさをお勉強しました。
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おなじ鳥でも地域によってさえずり方も違うんだね☆
不思議(*^-^*)
鳥はほぼ人間と同じ可聴域(かちょういき)なんだって!!
ビックリ!

よく見かけるカラスだけど、ハシブトガラスはカーカー、ハシボソガラスはガーガー鳴くんだって!
いろいろ知れて楽しかったね♪

ご参加ありがとうございました(^▽^)/

フロアスタッフ
本日の探検隊は『春の昆虫かんさつ~深田公園で春の虫を探そう!~』を行いました。

昆虫はかせの山田研究員と一緒に深田公園へ出発~!!
どんな昆虫がいるかな?わくわくするね(o^―^o)

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さっそくみんな網をもって虫たちをつかまえます。
次々つかまえた~って声が(^▽^)/
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つかまえた虫はカップレンズに入れてかんさつします。
逃げないように入れるの難しかったけど(^^;
テントウムシ、シジミチョウ、ツチイナゴなど・・・
色んな昆虫をかんさつできましたね!!

見つけた虫は先生がそれぞれ解説してくださいました。



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 楽しかったね♪
 ご参加ありがとうございました。

  フロアスタッフ一同
5月10日(土)は、ひとはく探検隊「太古のバードウォッチング~生きている恐竜を見にいこう!~」を行いました。

今日の探検隊長は、恐竜はかせ田中研究員です!

はじめに田中研究員から、生きている恐竜「鳥」のことを教えてもらったよ。
「鳥っていつからいたの?」「生きてる恐竜ってどういうこと?」
はじめて知ることがたくさんありました。
鳥が生きている恐竜ということは、バードウォッチングは恐竜の生態観察!
恐竜の研究にはとっても大切なんだって。

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つぎに双眼鏡の使いかたを説明してもらって、コレクショナリウムの鳥の標本で練習しました。

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さあ!コレクショナリウムを出て、探検に出発!
深田公園へ下りていき、太古のバードウォッチングスタート♪
双眼鏡で鳥の鳴き声が聞こえた方向を見てみよう!

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あ!いた!どこ?どこ?
みんな双眼鏡を覗いて~
あっちかな?こっちかな?

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さいごは、鳥はかせの藤井先生に、深田公園で今日見た鳥について教えてもらったよ。
とっても楽しかったね♪

みなさま、ご参加ありがとうございました。

明日、5月11日(日)は、ひとはく探検隊「春の昆虫かんさつ」です。
みなさまのご来館をお待ちしております。

フロアスタッフ一同
ゴールデンウィーク最後の日は、あいにくの雨ふりでした
でも、ひとはくにはたくさんのお客様が来てくださいました♪

今日のフロアスタッフとあそぼうは「ひとはく〇×クイズ大会」

ひとはくはもともとトンネルだった?
兵庫県の県鳥「コウノトリ」は大人になると鳴かない?!
いろんな〇×クイズにチャレンジしてもらったよ!
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全問正解したお友達もいました!
みんなが元気に札をあげて、楽しんでくれて、
わたしたちスタッフも楽しかったです!

ご参加のみなさま、ありがとうございました(^_^)/

フロアスタッフ一同
ゴールデンウィークも終盤、みなさん楽しい思い出できましたか?
ひとはくでは、特別企画の「古新聞で大きな木をつくろう!」のプロジェクトがみなさんのご参加で進んでいます。

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いらなくなったチラシの裏を葉っぱ用紙にして、みなさんいろんな絵を描いてくださっています。

できた葉っぱは木からつります。増えてきました!
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古新聞の木の幹もどんどん太くなってきました。

どんな大きな木になるのかな?
ひとはくに見に来てね♡ お待ちしております。

フロアスタッフ一同

月の第1日曜日は、ひとはくKidsサンデーです。

5月4日は、午前中から晴れで、少し風が強く
吹いていましたが、過ごしやすい気温でした
(三田での最低気温6.8℃、最高気温21.0℃)。

ひとはくの周辺では、ヒラドツツジ(ツツジ科)
の花が咲いています(もうすぐ満開状態)。

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▲収蔵庫棟前で咲いているヒラドツツジ



5月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<エントランスホール前の芝生地や
コレクショナリウム前(駐車場)では・・・>


■「そとはく」の ようすは・・・

芝生地では、絵本が読める『絵本のくに』や
虫取り網や虫かごを貸し出ししているコーナー
などがありました。

また、テントなども用意されていましたよ。

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▲「そとはく」のようす


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▲虫とりをしている家族

コレクショナリウムの駐車場では、
『黒板ヒロバ』でいろいろな絵が
描いてありましたよ。

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▲『黒板ヒロバ』のようす

描かれていた絵は・・・
こんなんがあって、

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こんなんもありました。

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▲『黒板ヒロバ』に描かれた絵

たくさんの子どもさんたちが家族と
一緒に描いてくれていたようです。



「身近なところで虫さがし 
ーこんあところに虫いがいるの、
ナンデナン?」のようすは・・・

コレクショナリウム周辺の芝生や
植え込みなどで昆虫を探した
ようですよ。

今回活動しているところの写真が
撮れませんでした。

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▲今回の「ナンデナン?」の看板

参加された皆さん、
「ナンデナン?」は、
解決しましたか? そして、
新な「ナンデナン?」が
生まれましたか?


<ひらくマーケット>
+++++++++++++++++++++++++++++++++
この日は、4月と同様に、
フラワータウン センター地区周辺において
フラワータウン ひらくマーケット』として、
下記のイベントが開催されましたよ。

エキマエアキチ
「やってみたい広場」「三田市吹奏楽団」
「あきちらいぶらりー」「ガーランド作り」
「謎解きラリー」

・ひとはくのコレクショナリウム前
「つぼみマーケット」
「そとはく(Kidsサンデー)」

サンフラワー
「サンフラおむすびフェスタ」

今後、6/110/511/3(フラワータウン フェスタ 時)
も予定されているようです。

(問い合わせ先:エキマエアキチ2階 事務所)

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▲「つぼみマーケット」のようす

+++++++++++++++++++++++++++++++++



<本館内では・・・>

「花を大きくして見てみよう」
のようすは・・・

春に咲いている花を顕微鏡や拡大装置を
使ってモニターに大きく映して
観察しています。

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▲花を観察しているところ

いろいろな花が用意されていて、
皆さん興味深々。


■エコロコおやこ『こいのぼりカード
をつくろう!』の ようすは・・・

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▲おやこで、カードを
つくっているところ

つくったカードを持ってハイポーズ!

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▲つくったカードと記念撮影


上手にできましたね!


■人と自然の会の皆さんによる
「おはなしシアター」のようすは・・・

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▲「おはなしシアター」のようす



今回のおはなしシアターのタイトルは
お楽しみ(秘密?)だったのですが・・・
こっそり聞いてきましたよ。
「みつばちマーヤ」と
「ぼく びょうき じゃないよ」でした。



■フロアスタッフによる
ワークショップ『とっても簡単!
レプリカづくり』の ようすは・・・

たくさんのお子さんたちが
レプリカをつくてくれたようです。

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▲レプリカづくりのようす



さらに、フロアスタッフによる
『デジタル紙芝居』や『展示解説』
も 実施されましたよ。


次回のKidsサンデーは、2025年6月1日(日)です。


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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

         Kidsサンデープロジェクト 小舘

4連休の2日目は、みどりの日。今日も良い天気、山の緑がまぶしいです。

今日は、第一日曜日、キッズサンデーです。

フラワータウンのひらくマーケットも行われています。


 

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いつもはバスの駐車場となるコレクショナリウム前は、「黒板ひろば」になっています。今日はどれだけ落書き(?)しても、おこられないからね。

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ひとはくでは、今日も様々なもよおしを行っています。

 

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館内もにぎやかです。
アンモナイトのレプリカづくりは、今日も予約でいっぱい。
早々に午前の予約が埋まりました。

今日の大きくして見てみようは、「おはな」です。
上手に顕微鏡が使えていますね。

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恐竜ラボでは、一般セミナー「化石の発掘体験セミナー」が昨日に引き続き行われています。
渋滞の中、駆け付けていただいたお客様もいらっしゃいました。

間に合ってよかったです。

 

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昨日も、化石の発見がありました。
今日参加のみなさまの健闘を祈ります!

(次回のこのセミナーは、720日です。ホームページから申し込んでください。)


午後から「ナンデナン!?」っていうのがはじまるらしいよ。
それって何!?

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たくさんのお友達が、虫とりに参加してくれました。
どうして、芝生のところと草や花があるところとでいる虫がちがうのかな?
ナンデナン?

参加してくれたみんなは、わかったよね。

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(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

5月3日から4連休、ゴールデンウイークも後半に入りました。

好天に恵まれ、今日はお出かけ日和です。

 

ひとはくでは、様々なもよおしを行っています。

恐竜ラボでは、一般セミナー「化石の発掘体験セミナー」が行われています。

子どもも大人も、丹波竜の発見された篠山層群の岩石から、化石探しに夢中です。

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今日も化石が見つかるといいですね。

(このセミナーは、事前予約が必要、本日は午後の部もあります)


館内の実験セミナー室では、オープンセミナー「葉っぱを大きくして見てみよう」が行われています。
様々な植物の葉っぱを、顕微鏡を使って観察しています。


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「これが、あなたのアレルギーの原因!?」

親子の会話も弾みます。
葉っぱの表面ってこんなふうになっているんだね。




ひとはくサロンでは、親子連れがパズルやPCのクイズを楽しんでいます。

 

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この時間、まだそんなに混んでいないのでゆったり楽しめています。

 

奥のオープンラボでは、人気のワークショップ「とっても簡単! 化石のレプリカづくり」が行われています。
さっそく作ってくれたレプリカを見せてくれました。


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上手にできたね。これは、世界に一つのオリジナルだよ。

午前の部の整理券は、配布が終わりました。

レプリカづくりは、5日まで毎日実施します。

 

午後も楽しいイベントが山盛り!

みなさまのお越しをお待ちしています。!


(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

「おもしろかった!!」

セミナーが行われたホールから出ていく生徒たちの多くが、笑顔で口々に話しています。

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 今日は京都府立桃山高校自然科学科1年生の生徒78名が、このセミナーを受講しました。
田中研究員は京都府出身、桃山高校のご近所だったとか。
自然科学科の生徒たちは、昨日から兵庫県内の様々な施設を回る研修合宿を行い、最後に本館に来ていただいたそうです。

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環境省が発表している生物の数は約175万種、その生物がどのような形で分類されているのか、様々な例を示しながら、わかりやすくセミナーが続きます。
 

生物は永遠に不変であると考えられ、見た目で分類されてきたものが、生物は不変ではなく時間をかけて変化してきたという考えに変わっていったこと、そしてDNAの発見、古生物学との関連など、研究が進んでいることへと話の内容がどんどん広がっていきました。

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講義後も質問が相次ぎ、中には残って直接研究員に質問する生徒の姿もありました。
今回のセミナーでは、内容に生物のことだけでなく、社会や歴史とのつながりがありました。
生徒たちの高校での学びも様々なこととつながります。
今回のセミナーが今後の学びのよいきっかけになればいいですね。

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◎参加してくれた生徒の感想など

・おもしろかった。時間があっという間でした。

・恐竜と鳥類が同じ仲間だなんて思わなかった。

・生物系にとても興味があります。先生の話は、とても分かりやすくおもしろかったです。

・昨年度も田中先生にお世話になりました。これからもずっとお願いしたいです。

(引率の先生)

 

◎田中主任研究員より

本セミナーは「系統樹」の見方と読み方の説明を中心に、分類学と系統学についてのお話をさせていただきました。

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生きものの分類や進化の道筋を知ると、ありふれた世界の見方が変わることがあります。生きものの系統樹について詳しく知りたい方、是非ひとはくに遊びに来てください。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)


ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えてあります。

春に咲くツツジの仲間のヒラドツツジ
(ツツジ科)。今、いろいろな色の
花ビラのものが咲いています。

画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

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▲いろいろな色の花ビラの
ヒラドツツジの花


たとえば、
花ビラの色が紫色っぽいもの、
桃色っぽいもの、白色などです。

しかし、よく観察すると、
白色の花ビラに部分的に紫色が
見られるものや・・・

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▲白色の花ビラに部分的に紫色が
見られるヒラドツツジ


さらに観察すると、おしべの色も
紫色になっているものも
ありましたよ。


また、白色の花ビラに部分的に
桃色が見られるものも・・・

蜜標(みつひょう)と
呼ばれる、昆虫などに蜜の
場所を知らせる模様の部分も
濃くなっているものもあります。

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▲白色の花ビラに部分的に桃色が
見られるヒラドツツジ


それから、
約半分が異なる色のものも・・・

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▲桃色(左側)の花ビラと、
紫色(右側)の花ビラが、
(左右で 半々?)見られる
ヒラドツツジ



異なる色の位置や範囲も
いろいろです。

ちなみに、花ビラの色が
変わる現象は、転移遺伝子
(動く遺伝子)が関与
しているのではないかと
推察されているようです。



最近のひとはくブログで、
ヒラドツツジに関連するもの
があります(下記)。
よかったら ご覧ください。

咲いた、咲いた、●●●●●●の花が!(その3)
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/04/post_3269/

5まで、いや 10まで数えられますか?
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/04/5_10/



皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

             研究員 小舘
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