
特別に今日は、日頃は見られない収蔵庫にある標本をたくさん出してきました。
美しい標本を見て、さあ!「チョウの標本を描こう!」



いろんな色を重ねて、キラキラ輝くモルフォチョウのはねを表現したり、
じっくり観察しながら細かな線をしっかり描いたり、
わたしたちスタッフは「すご~い!」の連発。
みんなは楽しそう。


6月の画はくの日は7日(土)、8日(日)です。
何を描くかは来てのお楽しみ♪
みなさまのお越しをお待ちしています。
フロアスタッフ一同
「講義がとてもおもしろかったです」
「おもしろい展示がありました。」
出会う生徒たちが口々に話してくれます。
今日は、姫路西高校の1年生の生徒が来館、探究学習の導入として、田中研究員のセミナーと館内の展示見学を行っていただきました。
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セミナーでは、丹波で発見された「恐竜」の化石について、とても分かりやすく説明が進みました。
兵庫は、日本でも福井県や北海道とともに恐竜化石の産地であるとのこと、知っていましたか?
また、中国やモンゴル、タイといった国で発見された恐竜と近縁の種もいたこと、そして、北米ともつながっていたことが丹波の化石の発見からわかりました。
それらを含めた研究で1億1000万年前にどのような世界が広がっていたのかを明らかにしていこうとしているという研究員の話に引き込まれていました。
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質問も積極的に行っていましたね。講演の後、館内の見学、探究活動のグループワークへと活動が進んでいきました。
今後の生徒たちの探究学習に本館がいい形お役に立てれば幸いです。
人と自然の博物館では、館の見学、研究員のセミナーはもちろんのこと、高校生の探究活動等に各学校の活動に様々な形でご支援ができればと考えています。どうぞ、生涯学習課までご相談ください。
◎参加してくれた生徒の感想
・恐竜の講義は、自分の知らないことがたくさんあり、とても関心を持って聞くことができました。
・お話がわかりやすくて、時間があっという間に過ぎました。
・おもしろい展示がありました。
・今日の見学は自分の探究するテーマが決まるきっかけとなりそうです。
◎田中主任研究員より
ジンファーム横の岩砕置き場で、ひとはく探検隊「ひとはく研究員と一緒に、恐竜時代の岩石から化石をさがそう!」が行われました。
丹波市と丹波篠山市の間にある「川代トンネル」を掘った際に出てきた岩石は、恐竜が生息していた約1億1000万年前(白亜紀)のものだそうで、肉食竜の化石やカエル、巻貝などの化石が含まれているとのこと。
夏日に近い気温のなか、多くのお友達が参加してくれました。(昨年度は、雨で一部が開催できず、去年のリベンジと参加していただいたお客様もいらしたようです。)
最初に、化石専門指導員名生さん、化石はかせの廣瀬研究員から、化石についての説明やハンマーやルーペの使い方の説明を受けました。
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大切なポイントは、よ~く石を観察すること。
石を割った断面をよく見ると、表面に何か違いが見つかるものがあります。
気になるところがあったら、すぐに研究員(化石はかせ)に聞いてみましょう。
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何度かはかせに尋ねているうちに、木が燃えた煤(すす)であったり、方解石(ほうかいせき)であったり、化石とは違うものもあるということがわかってきたね。
ルーペの使い方も様になってきました。
化石が見つかること、それはすごいことだけど、「化石がなかった」という結果もとても大切なことだと教えてもらったね。
◎参加してくれたみなさまの感想
・見つけるのはむずかしかったけど、何かないかなとさがすのが楽しかった。
・なかなか見つからなかった。
・見つかったのを見せてもらったら、とっても小さかった。
・またやりたいと思いました。
◎廣瀬研究員より
兵庫県立人と自然の博物館では、兵庫県丹波地域から集めた恐竜時代の岩石を割って、恐竜やその他の化石をさがしています。
この化石さがしはできるだけ多くの方の参加が必要です。
ぜひ、皆さんも研究員と一緒に化石さがしに参加しましょう。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
4連休の2日目は、みどりの日。今日も良い天気、山の緑がまぶしいです。
今日は、第一日曜日、キッズサンデーです。
フラワータウンのひらくマーケットも行われています。
いつもはバスの駐車場となるコレクショナリウム前は、「黒板ひろば」になっています。今日はどれだけ落書き(?)しても、おこられないからね。
ひとはくでは、今日も様々なもよおしを行っています。
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館内もにぎやかです。
アンモナイトのレプリカづくりは、今日も予約でいっぱい。
早々に午前の予約が埋まりました。
今日の大きくして見てみようは、「おはな」です。
上手に顕微鏡が使えていますね。
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間に合ってよかったです。
昨日も、化石の発見がありました。
今日参加のみなさまの健闘を祈ります!
(次回のこのセミナーは、7月20日です。ホームページから申し込んでください。)
午後から「ナンデナン!?」っていうのがはじまるらしいよ。
それって何!?
たくさんのお友達が、虫とりに参加してくれました。
どうして、芝生のところと草や花があるところとでいる虫がちがうのかな?
ナンデナン?
参加してくれたみんなは、わかったよね。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
5月3日から4連休、ゴールデンウイークも後半に入りました。
好天に恵まれ、今日はお出かけ日和です。
ひとはくでは、様々なもよおしを行っています。
恐竜ラボでは、一般セミナー「化石の発掘体験セミナー」が行われています。
子どもも大人も、丹波竜の発見された篠山層群の岩石から、化石探しに夢中です。
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今日も化石が見つかるといいですね。
(このセミナーは、事前予約が必要、本日は午後の部もあります)
館内の実験セミナー室では、オープンセミナー「葉っぱを大きくして見てみよう」が行われています。
様々な植物の葉っぱを、顕微鏡を使って観察しています。
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「これが、あなたのアレルギーの原因!?」
親子の会話も弾みます。
葉っぱの表面ってこんなふうになっているんだね。
ひとはくサロンでは、親子連れがパズルやPCのクイズを楽しんでいます。
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この時間、まだそんなに混んでいないのでゆったり楽しめています。
奥のオープンラボでは、人気のワークショップ「とっても簡単! 化石のレプリカづくり」が行われています。
さっそく作ってくれたレプリカを見せてくれました。
上手にできたね。これは、世界に一つのオリジナルだよ。
午前の部の整理券は、配布が終わりました。
レプリカづくりは、5日まで毎日実施します。
午後も楽しいイベントが山盛り!
みなさまのお越しをお待ちしています。!
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
「おもしろかった!!」
セミナーが行われたホールから出ていく生徒たちの多くが、笑顔で口々に話しています。
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今日は京都府立桃山高校自然科学科1年生の生徒78名が、このセミナーを受講しました。
田中研究員は京都府出身、桃山高校のご近所だったとか。
自然科学科の生徒たちは、昨日から兵庫県内の様々な施設を回る研修合宿を行い、最後に本館に来ていただいたそうです。
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環境省が発表している生物の数は約175万種、その生物がどのような形で分類されているのか、様々な例を示しながら、わかりやすくセミナーが続きます。
生物は永遠に不変であると考えられ、見た目で分類されてきたものが、生物は不変ではなく時間をかけて変化してきたという考えに変わっていったこと、そしてDNAの発見、古生物学との関連など、研究が進んでいることへと話の内容がどんどん広がっていきました。
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講義後も質問が相次ぎ、中には残って直接研究員に質問する生徒の姿もありました。
今回のセミナーでは、内容に生物のことだけでなく、社会や歴史とのつながりがありました。
生徒たちの高校での学びも様々なこととつながります。
今回のセミナーが今後の学びのよいきっかけになればいいですね。
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◎参加してくれた生徒の感想など
・おもしろかった。時間があっという間でした。
・恐竜と鳥類が同じ仲間だなんて思わなかった。
・生物系にとても興味があります。先生の話は、とても分かりやすくおもしろかったです。
・昨年度も田中先生にお世話になりました。これからもずっとお願いしたいです。
(引率の先生)
◎田中主任研究員より
本セミナーは「系統樹」の見方と読み方の説明を中心に、分類学と系統学についてのお話をさせていただきました。
生きものの分類や進化の道筋を知ると、ありふれた世界の見方が変わることがあります。生きものの系統樹について詳しく知りたい方、是非ひとはくに遊びに来てください。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)