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2009年11月アーカイブ

ひとはくでは週末を中心に研究員によるオープンセミナーを開催しています。この週末も楽しいオープンセミナーが開催されたので報告します。

石田弘明研究員による「いろいろなタネを観察しよう!」では、
さまざまな種類のタネを見ることができます。翼果を飛ばす体験もできますよ(^^)

石田研究員1129

▲研究からいろいろと教えてもらえますよ(^^)不思議なタネのいろいろを・・・

フタバガキ

▲これはフタバガキのタネ。私もボルネオジャングル体験スクールで実際にボルネオ島で拾いました。くるくる回って落ちるタネですね 

毎週日曜日の「解説!竜と獣の道展&ひとはく恐竜ラボ」では、
研究員から詳しく解説を聞くことができます。

解説_古谷1129

▲今週は古谷裕主任研究員でした。3階展示室に13:30にお越しください!

隔週の日曜日には「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」もあります。今日も1時間前の整理券発行に長い列ができました。

発掘体験1129a

▲続々とラボ横の広場に集まる「発掘隊員!!」

発掘体験1129b

▲古谷裕主任研究員、先山徹主任研究員から説明を聞いて、さあ始めよう!

発掘体験1129c

▲さあ、見つかるかな? みんなハンマーを片手に真剣ですね(^^)

発掘体験1129d

▲化石かどうかは研究員に同定してもらいます。心配そうに見つめていますが・・・

発掘体験1129e

▲よかったですね。「化石でした!」

化石とわかれば名前を書いていただき資料となります。今日もたくさん見つかりました。

これらの化石はその後、クリーニングされて・・・とても貴重な発見に繋がる場合もあるかも(^^)
次回の「君も発掘隊員!!」は12月13日(日)です。

今年もあと1ヶ月。「竜と獣の道展」も12月27日までです。
ぜひ、ひとはくにお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

先月から始まった「竜と獣の道展」
 http://www.hitohaku.jp/exhibits/program_exhibition/2009/ryu_index.html
この特別展示にあわせて、フロアスタッフによる様々なイベントを開催中です。
篠山市内の篠山層群(1億4千万年前から1億2千万年前)で発見された日本初の角竜類の化石公開のおかげで、週末のひとはくは大いににぎわいました(^^)

デジタル紙芝居1128

▲3階アースシアターで行われるデジタル紙芝居は、「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」です。
小さなお子様から楽しめます!!この日は立ち見のお客様も・・・

スペシャル1128

▲4階ひとはくサロンで行われる「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル 恐竜ペーパークラフト」。できあがったら特製ジオラマに置いて記念撮影付きです

スペシャル1129

▲同じく「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル 恐竜の復元画をかこう」 みんな想像力が豊かですね

ラボレク

▲団体向けには「特注ラボレクチュア」 わかりやすく発見からこれまでをお話しします


「デジタル紙芝居」「展示室ツアー」は毎日!
「フロアスタッフと遊ぼう!」は土・日・祝の15時から。
「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル」は土・日・祝の10時30分から16時まで、一日中いつでも参加できます。

12月のカレンダーについては下記をご覧ください。
 http://www.hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki0912.pdf

いよいよ12月。年内に必ず1度はひとはくへ!
イベント、オープンセミナーを確認してどうぞお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

篠山市内の篠山層群(1億4千万年前〜1億2千万年前)から発見された
原始的な角竜類の化石を昨日から12月27日まで公開しています。

今日29日の日曜日も朝から大勢のお客様でにぎわいました。
なかでも、ひとはくのエントランスホールにあるミュージアムショップには、
博物館を見学されたお客様が終日絶えませんでした。


ショップにて

▲お父さんお母さんよりも、おじいちゃん、おばあちゃんにおねだりする子が多かったようです(^^)


ショップにて02

▲人気はやっぱりトリケラトプス?あと1個しかない!!このあとどうなったんでしょうね(^^)


今、ひとはくでは、「竜と獣の道展」開催中です。
今回見つかった角竜類の化石も、以前見つかったティラノサウルス類の歯も
そして、もちろん『丹波竜』も展示しています。

そして何より、兵庫県で発見された様々な化石を一堂に集めています。
化石ファン、恐竜ファンには見逃せない企画です。

ぜひ、この機会にひとはくにお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

以下、みなさまにお知らせいたします。公開プログラムですので、どうぞ聴講にいらしてください。

 

 

日本昆虫学会近畿支部2009年度大会・日本鱗翅学会近畿支部第139回例会

(昆虫学公開研究発表会)

開催のご案内

日時 2009年12月12日(土)11:00−17:45(10:30受付開始)

会場 兵庫県立人と自然の博物館ホロンピアホール(兵庫県三田市)

参加費 1人200円 懇親会(18:00〜)は2,000円(学生1,000円)

 

※ 受付は10:30からホロンピアホールで行います。ホロンピアホールへは、展示室3階を、奥へ直進してください。

※ 学会会員以外の方も聴講できます。観覧券(大人200円)を購入して入館し、ホロンピアホール受付で参加費(1人50円)をお支払い下さい。

※ 懇親会に参加される方は、準備の都合上、人数把握が必要ですので、事前にお申し出ください。

申込・問合せ先 兵庫県立人と自然の博物館 八木 剛(yagi(アット)hitohaku.jp)

 
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プログラム

特別講演

11:00 故日高敏隆先生のご功績と思い出/石井 実(大阪府大院・昆虫)

11:30 阪神間における都市緑地の地表性甲虫相ー緑地の断片化が多様性及び種組成に与える影響/前藤 薫(神戸大・昆虫機能)

12:00〜13:00  <休憩>

研究発表

13:00 1 収穫ダンス初期に観察されたセイヨウミツバチのワーカーパイピング/大谷 剛(兵庫県立大・自然・環境科学研)

13:15 2 チャ寄生性ミカントゲコナジラミに寄生するシルベストリコバチの羽化消長と性比/○笠井 敦(京都府大院・生命環境科学)・岸田 彬(京都府大・農・生物生産科学)・山下 幸司( 京都府農林水産技術センター農林センター茶業研究所)・人見 奈緒子(大阪府立堺東高等学校)・吉安 裕(京都府大院・生命環境科学)

13:30 3 ヒトリシズカとフタリシズカ(センリョウ科)に潜るコハモグリガの生活史・形態の比較/○小林茂樹・広渡俊哉(大阪府大院・昆虫)・黒子 浩(阪南市)

13:45 4 ギンケハラボソコマユバチ単性系統の体色の表現型可塑性と遺伝的変異/○阿部陽介・前藤 薫(神戸大・昆虫機能)

14:00 5 ダンダラテントウ大阪個体群の鞘翅斑紋多型に季節変異をもたらす越冬成虫の適応度/○河上康子(高槻市)・大橋和典(豊中市)

14:15 6 ヒメドロムシ科甲虫3種の微生息環境の選好性/○藤原淳一(神戸大・昆虫機能)・吉村真由美(森林総研)・前藤 薫(神戸大・昆虫機能)

14:30 7 メラトニンがマダラスズの卵休眠に及ぼす影響について/高島拓也(神戸大・昆虫機能)

14:45 8 オオカマキリのエソグラム作成とそれに基づく生態学的研究/荒川 裕(兵庫県立大・環境人間)

15:00〜15:45  <ポスターセッション・休憩>

P1 淀川河川敷のチョウ類群集/青柳 正人(大阪工大)

P2 屋久島におけるヤマモモキバガの生活史と終齢幼虫の季節消長/○藤田真梨子・前藤 薫(神戸大・昆虫機能)

P3 ハンドソーティングとベイトトラップによるヒメボタルの幼虫の捕獲効率/○安岡拓郎(神戸大・昆虫機能)・八木 剛(兵庫県博)・前藤 薫・竹田真木生(神戸大・昆虫機能)

P4 アメリカに移入したツヅレサセコオロギ/○旭 和也・竹田真木生(神戸大・昆虫機能)

P5 ホリカワアシブトゾウムシの生態/沢田佳久(兵庫県博)

P6 オオムラサキの構造色:異常型との比較/○永井 暁・吉岡伸也・木下修一(大阪大)・長崎二三夫(大津市)

P7 アイノミドリシジミの微細構造と光学特性/○清水悠司・吉岡伸也・木下修一(大阪大)

15:45 9 アカマダラハナムグリとコウノトリの深い仲/○那須義次(大阪府病害虫防除所)・村濱史郎(野生生物保全研究所)・三橋陽子・大迫義人(兵庫県立コウノトリの郷公園)・上田恵介(立教大)

16:00 10 ヨコズナサシガメの集合性のメカニズムの解析(予報)/竹内啓一(大阪府大・緑地環境科学)

16:15 11 エゾスジグロシロチョウの香気成分/○棚橋一郎・荒綱 豊・吉井清一(大阪工大)・北原 曜(信州大)

16:30 12 イチジクヒトリモドキの休眠性と生活史/○平井規央・坂本佳子・石井実(大阪府大・生命環境科学)

16:45 13 ニホンジカ過密山林のチョウ相ー兵庫県養父市・朝来市でのトランセクト調査結果/近藤伸一(NPO法人 こどもとむしの会)

17:00 14 奈良県橿原市大和三山のチョウ相−耳成山の3年間の調査結果/宮武頼夫(元大阪市立自然史博物館)

17:15 15 紀伊半島の鱗翅目/伊藤ふくお(日本鱗翅学会近畿支部)

17:30 16 アサギマダラの最近の話題/金沢 至(大阪市立自然史博物館)

懇親会 18:00〜19:30 館内

 

チラシのPDFファイルは

こちらからダウンロードできます(PDF996KB)。

八木 剛(自然・環境評価研究部)

篠山市内の篠山層群(1億4千万年前〜1億2千万年前)から発見された
原始的な角竜類の化石を本日から12月27日まで公開しています。

初日のようす

▲初日の今日は朝から大勢のお客様が来館されました。報道関係の取材もありました。

 

さて、この写真の恐竜わかりますか?

エントランスホールの恐竜

▲博物館のエントランスホールに2つの恐竜の頭部のレプリカ(もちろん実物大です)が並んでいます

恐竜ファンでなくともティラノサウルス(左)とトリケラトプス(右)はご存じの方も多いでしょう。
後期白亜紀の北米大陸でティラノサウルスがトリケラトプスを襲うシーンは再現CGなどでもお馴染みですね。
どちらも体長が10m、あるいはそれ以上ある大きな恐竜で、どちらも6550万年前に絶滅しました。

今回見つかった角竜類はトリケラトプスの祖先?基盤的ネオケラトプス類と考えられています。体長はわずか50〜60cmほど。
トリケラトプスには大きな角が3本(だから「トリ」がつくんですね)あり、雄どうし?の闘いやティラノサウルスから身を守るために使ったとされています。
しかし今回見つかった恐竜によく似ているとされるアーケオケラトプス・オオシマイには、角がありません。

同じ篠山層群で、『丹波竜』が発見された発掘現場からはティラノサウルス類の歯が見つかっています。
まだ、そんなに大きくないであろう(5mくらい?)と考えられていますが、立派な肉食恐竜です。
トリケラトプスがティラノサウルスと闘ったように、今回見つかった角竜類の恐竜も
肉食のティラノサウルス類の恐竜と闘ったのでしょうか・・・それとも逃げまどうだけだったかな??
何千万年もの間、お互いにどんどん大きくなって、ずっと闘ったのでしょうね。

さて、今ひとはくでは、「竜と獣の道展」開催中です。
今回見つかった角竜類の化石も、以前見つかったティラノサウルス類の歯も展示しています。恐竜たちの進化を想像しながら見るのも楽しいですよ(^^)

明日は13:30から研究員による「竜と獣の道展」&ひとはく恐竜ラボ解説、
14:00からは「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」もあります。

ぜひ、この機会にひとはくにお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

篠山市で発見された原始的な角竜類の化石については、昨夜からのテレビで大きく取り上げられ、今朝の新聞各紙の一面を飾りました(^^)
2007年1月に発表した丹波市の竜脚類の化石同様、やっぱり恐竜はすごいですね。

27日の朝刊

▲朝刊各紙1面には角竜類発見の記事が並んでいます

さて、その化石を明日28日(土)から館内で展示します。
日本で初めて発見された角竜類は、体長が50〜60cm。その頭は大人の握り拳程度?
小さな化石ですが、よくみると歯の特徴がしっかりわかります。

展示ケースの中

▲展示ケースの中には、篠山層群のなかでも篠山市内で見つかった化石がぎっしりと並べられています

ちょうど今、「竜と獣の道展」を開催中です。この機会をお見逃しなく!!

また、週末はオープンセミナーもたくさんあります。

 

***28日(土)***********************


10:30〜16:00 フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル「恐竜ペーパークラフト」
11:00〜 デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたん ひとはくナイトミュージアム」
 こちらでも紹介しています→ http://hitohaku.jp/blog/2009/10/post_498/
11:30〜 展示室ツアー
14:30〜 デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたん ひとはくナイトミュージアム」
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「パタパタ・プテラノドン」

 

***29日(日)***********************

10:30〜16:00 フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル「竜と獣の復元画をかこう」
11:00〜 デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたん ひとはくナイトミュージアム」
11:30〜 展示室ツアー
13:30〜 研究員による「竜と獣の道展」&ひとはく恐竜ラボ解説
14:00〜 「君も発掘隊員!!丹波の恐竜化石をさがしだそう」
 こちらでも紹介しています→ http://hitohaku.jp/blog/2009/11/post_532/
14:30〜 デジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたん ひとはくナイトミュージアム」
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「パタパタ・プテラノドン」

ラボ

▲ひとはく恐竜ラボでは、目の前で恐竜化石のクリーニング作業を見ることができます

発掘体験

▲前回の発掘体験ではたくさんの化石が見つかりました

日曜日はスタンプラリーに参加して先着100名のひとはくオリジナル”恐竜・産状レプリカのクリアーフォルダ”をゲットしてください。
このプレゼントは年内12月27日までの日曜・祝日だけです。

ぜひ、この機会にひとはくにお越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
 

 今回からスマトラ島を離れて、おとなりのジャワ島に飛びます。パンガンダランの話をしましょう。

Nov1_MMitani.GIF  (図1:インドネシア、ジャワ島の地図とパンガンダラン自然保護区の公園地域を中心とした地図です。パンガンダランは、ジャワ島本島南岸から海に突き出しています。Sは熱帯林の二次林を、TとMは、それぞれチーク(T)とマホガニー(M)の人工林を表します。もともと国立公園になる前はチークとマホガニーの植林地でした。二次林にかこまれたメッシュ(G)は草地を表します。)

 ジャワ島というのは、首都ジャカルタのある、インドネシアでいちばん人口密度の高い島のことです。前回までお話ししていたスマトラ島の東にあたります。そしてパンガンダランというのは、ジャカルタから南東に行ったところにある海に突き出たような町(森?)です。もともとそこは「パンガンダラン島」だったのですが、後に砂州(さす)ができてジャワ島とつながり、今のような形になったのだそうです。スマトラ島から行くとすると、まずパダンからジャカルタまで飛行機で飛び、ジャカルタの近くで一泊して、朝早くパンガンダランに向けて、車で出発することになります。

 ジャカルタの近くには、ボゴールという町があります。ここはボゴール農科大学(のうか・だいがく)やボゴール植物園のある大学の町です。ボゴール農科大学には、ジャワ島を訪れるたびにお世話になるバンバン・スリョブロトさんが勤めていらっしゃいます。バンバンさんやほかのボゴール農科大学の皆さんがいらっしゃるので、ボゴールのホテルなら、何となく安心するのです。

 ボゴール農科大学の皆さん同様、パンガンダランの人びとにも、インドネシアで調査をはじめた頃からずっと世話になっています。考えてみれば、わたしとパンガンダランとの付き合いは長いのです。インドネシアに行くまで、わたしはアフリカのコンゴ共和国――ブラザビル・コンゴのことです。コンゴ川をはさんだおとなりの大国、コンゴ民主共和国、つまり旧ザイール=キンシャサ・コンゴとは異なります――に、長くかよっていました。ところが、アフリカ中央部の熱帯林地域で大きな戦闘(せんとう)がおこり――いわゆる<アフリカの七カ国戦争>です――、あまりにも危険なために、コンゴ共和国には行けなくなってしまいました。それでインドネシアのパンガンダランにかようようになったのですが、こちらも残念ながら、1998年を最後に行けなくなってしまいました。インドネシアの調査を再開したのは2007年になってから、パンガンダランを再訪したのは、やっと2008年になってからです。

 この文章を読んでいらっしゃる皆さんの記憶の片隅(かたすみ)には、残っているかもしれません。パンガンダランは「津波におそわれた町」として有名になりました。2006年6月、大きな津波がジャワ島の南岸一帯にひろく押しよせました。パンガンダランは、観光地としてヨーロッパで人気が高かったのですが、地形が海に突き出していたために波をもろに受けてしまい、ホテルを初め、多くの建物が壊れてしまいました。おまけに小舟で海に出ていた漁師など多くの土地の人びとが亡くなりました。パンガンダランは、ジャワ島南岸一帯でも、かくべつ被害のめだったところなのです。

  Nov2_MMitani.jpg (図2:津波でこわれた家です。観光客がもどってきました。

      2008年9月撮影。)

 最初にパンガンダランを訪れた時は、インドネシア人を中心に観光客がもどりはじめたところでした。しかし、建物は家屋(かおく)といわずホテルといわず崩壊(ほうかい)したままです。多くの場所は放置されていました。ですからわたしは、調査地の森も津波でひどいありさまになっていると思ったのです。でも、わたしの予想に反して、そんなことはありませんでした。海水をもろにかぶったところは、さすがに立ち枯れもしていたのですが、たいていのところは津波の痕跡(こんせき)もありません。どうしたことでしょうか?
Nov3_MMitani.jpg(図3:津波の時、海の水が浸かったために立ち枯れをした森のようすです。もともとはりっぱな熱帯林でした。林冠(りんかん)の葉がなくなったために、日光が林床(りんしょう)にとどくようになり、陽地性(ようち・せい)の草がしげっています。)

 被害の集中した建物の多い町なかには、木というものがほとんどありません。木が植わっていれば波を防ぐクッションになったのでしょうが、海に突き出たパンガンダランには、そもそもアグロフォレスト、つまりかく家庭の森、屋敷林がありません。そのために、直接、波をかぶることになったのです。でも、森なら木があります。ですから、森では波の被害が減ったのだと思います。それに何より森の植物は、長い進化史の中で何度も大きな災害にあってきたはずです。自然の災害に耐えていけないのだとしたら、とっくに絶滅しているはずです。そうではありませんか?

 2回目に訪れた今年のパンガンダランは、復興も3年目ですから、目に見えて再建がすすんでいました。昨年は、防波堤は工事途中でしたが、今年は完成し、何となく安心感がありました。保護区やその手前のレジャー公園――地図では「公園地域」としています――もよく整備されて、サイチョウという鳥の仲間や、シルバールトンという葉っぱを食べるサルの仲間、ニホンザルに似たカニクイザルやルサジカをよく見かけました。

                        Nov4_MMitani.JPGのサムネール画像   Nov5_MMitani.JPG

(図左:赤ん坊を連れたメスのシルバールトンです。あまり地上に降りないサルですが、この時はたまたま下りていました。シルバールトン(=「銀のルトン」)という名前ですが、パンガンダランのものは真っ黒です。それにひきかえ、赤ん坊は黄色くてよく目立ちますね。

図右:赤ん坊を抱いたメスのカニクイザルです。生まれたての赤ん坊は、黒っぽい体毛をしています。)

 シルバールトンやルサジカは葉っぱが好物ですから、人の持ってくるスナックには見向きもしません。しかし雑食性のカニクイザルはスナックが大好きです。それで観光客が増えれば野生のカニクイザルが増えるという、一見おかしなことが起こります。カニクイザルは、かんたんに餌(え)づいてしまうのです。そのため、津波の後、観光客が来なくなったためにめっきり数が減っていたパンガンダランのカニクイザルは、今、急激に増えているようです。

 葉っぱの好きなシルバールトンはどうなのでしょう?ルトンは、観光客が減ろうと増えようと関係がないようでした。それよりも、ルトンの好きな植物が減っているか増えているかが問題なのでしょう。

 パンガンダランの1年目の調査のようすは、日本霊長類学会の機関誌「霊長類研究 Primate Research」 2009年25号

に載せていただきました。こちらは科学論文ですので、少しむつかしいかもしれませんが、その代わり、パンガンダランのことを日本語でくわしく載せていただいています。インターネットから取れると思ったのですが、2009年号はまだ掲載されていませんでした。もうすぐインターネットにも載ると思います。また掲載されたらお知らせします。(つづく)


三谷 雅純(みたに まさずみ)
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所/ 兵庫県立人と自然の博物館


※このブログで掲載されている文章・写真の無断転用・転載はご遠慮ください。

ひとはくでは、年末年始の特別企画として、来年の干支「トラ」にちなんだミニ企画展を開催します。期間は1212日(土)〜111日(月)で、場所は4階ひとはくサロンです。トラはネコ科ヒョウ属に分類される肉食動物で、アジアだけに分布し、森林を主な生息場所としています。トラには複数の亜種があり、それぞれにシベリアトラ、ベンガルトラ、スマトラトラなどの名前がつけられています。今回のミニ企画展では、全長195 cmのベンガルトラの剥製(きしわだ自然資料館所蔵)を展示しますが、体毛が織りなす美しい縞模様はまさに芸術作品。一見の価値ありです。

 

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              ベンガルトラ

 

トラ以外の動物と植物の中にはトラ(虎・Tiger)と名のつくものが意外と沢山あります。例えば、鳥類ではトラフズク、トラツグミ、両生類ではトラフガエル、魚類ではトラフグ、トラザメ、トラウツボ、トラギス、昆虫類ではトラカミキリ、トラガ、トラフシジミ、トラマルハナバチ、トライクビチョッキリ、ハンミョウ(Tiger beetle)、顕花植物ではオカトラノオ、ヌマトラノオ、ムカゴトラノオ、ミズトラノオ、ヤナギトラノオ、トラノオジソ、イタドリ(虎杖)、オニユリ(Tiger lily)、トラノハナヒゲ、シダ植物ではトラノオシダ、ルリトラノオ、コケ植物ではトラノオゴケ、海藻ではウミトラノオなどがあります。

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                            オカトラノオ

 

「あれもこれもトラ!」のコーナーでは、このような動植物を数多く紹介します。宝石として有名な虎目石も展示する予定です。このほか、日本在来のネコ科動物であるイリオモテヤマネコとツシマヤマネコを紹介するコーナーや、絶滅が危惧されているトラの現状を紹介するコーナーなどもあります。関連イベントとして、トラを題材とした紙芝居講談を110日(日)に行います。「ミニ」の企画展ですが、中身は盛りだくさんです。ぜひご来館ください。

 

                                 石田弘明(自然・環境再生研究部)

 

 

enokitake.jpg                                            エノキタケ 

スーパーや八百屋の店頭でパック詰めされたものとは,まるで見かけが異なりますが,これが本当の姿です.独特の強い香りとビロード状の毛が生えた黒っぽい軸が目印です.12月から春先にかけての寒い時期にだけ生えますから,他のキノコと間違えることはありません.

                                 秋山弘之(自然・環境評価研究部)

 

ひだまりが恋しい季節になりましたね。

 

もう皆様おなじみのイベント*フロアスタッフとあそぼう!*ですが、10月24日からスペシャルバージョンが始まっています!

土・日・祝の10301600の間ずっとオープンしています!時間内ならいつでも参加できますので、他のいろいろなイベントにも参加されて‘ひとはく’での一日を満喫されているお客様もいらっしゃいます。!(^^)!

 

さて、今日ご紹介するのは、「ふかたん」深田公園うきうき探検隊!です。

博物館のとなりにある深田公園をひとはくの研究員と一緒に散策します。

11月のテーマは もみじのかんさつをしよう!”でした。

 

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当日はあいにくの雨でしたので、館内のひとはくサロンで 標本を見ながら植物博士の藤井研究員のお話を聞きました。参加されたお客様からは「へぇ〜!!」「知らなかった〜」「そうなんだぁ」「おもしろかった!」というお声も・・・(*^_^*

次回の「ふかたん」は

  12月20日(日)、テーマは「博物館の建物探検」

  隊長は山崎研究員です。

 

ぜひ皆様も「おぉ〜!」とか「へぇ〜!!」を一緒に体験しませんか!!

 

 

スタッフはイベントを考えたり、材料を集めたり、その準備を協力しながらやっていますが、悩んだり、行き詰ったりもあります・・・でも!アイデアがひらめいた時はワクワク・ドキドキしながら、みんな楽しんでやっています!(^^)!

これからも寒さを吹き飛ばすワクワク・ドキドキのイベントをご用意して、ひだまりのようなスタッフがお待ちしています!!  

 

                        有村睦子(フロントスタッフ) 

花工房ご存知ですか。

2009年11月27日

人と自然の会の花工房です。

毎月第3日曜日、ひとはくサロンにいます。

メインは「押し花しおり」!

押し花を、台紙に乗せ、ラミネートでパウチするとあら不思議!しゃっきりと見えてきます。機械の中でおめかしをしたかと思うほどです。

hitotosizenn11-1.jpgのサムネール画像

さて、この押し花には秘密兵器があります。

セラミック製の電子レンジ専用押し花製作器です。

所要時間は、電子レンジにもよりますが、30秒〜2分くらい。

短時間で乾燥できますので、色の美しい押し花が簡単に出来上がります。

もう、必需品なのです。手放せません。 hitotosizenn11-2.jpgのサムネール画像

時にはダチョウの卵で遊んでみましょう。

かたいダチョウの卵を小さな片にします。それを自由にデザインします。

とっても素敵なアクセサリーになります。

 

 

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 テーブルフラワーも毎月の楽しみです。

メンバーが持ち寄った季節のお花をひとはくサロンのテーブルに飾ります。

博物館での一時、疲れを癒していたければと続けています。

“ひとはく”ゆえに「花カード」に花材の名前を紹介しています。

図鑑を調べても判らない時はひとはくサロンを通りかかる先生に質問攻め。

親切、丁寧に教えていただいてます。いつもありがとうございます。

これが博物館で活動している醍醐味ですネ。

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                                  花カードに花の名前を調べて記入します。

 

これからもお客様に自然を感じて楽しんでいただけるよう、

季節の移ろいを取り入れることを大事にしていきます。

ひとはくサロンに遊びに来て下さい。

また、同じく毎月第3日曜日に行っている「ドリームスタジオ」、来月は

しめ縄リースと来年の干支にちなんだトラのクラフトを作ります。

こちらも楽しみにして下さい。

                 

                                NPO法人 人と自然の会 

                                     花工房 佐竹千代子   

今日26日、篠山市役所で「原始的な角竜類の化石の発見」についての記者会見が行われました。

記者会見のようす

▲報道関係の記者やカメラマンが篠山市役所の会議室に集まりました

「角竜類」の代表といえば、角とフリルが特徴的な「トリケラトプス」ですよね。
しかしトリケラトプスは白亜紀の終わり(8千万年前から恐竜たちが絶滅する6550万年前)に北米で繁栄したと考えられています。
「篠山層群」は白亜紀でも前期の1億4千万年前から1億2千万年前の地層です。
この時期は角竜類のなかでもネオケラトプス類(トリケラトプスもネオケラトプス類です)が進化を始める「これから」という時期です。
だから、今回発見された恐竜化石は、「日本で初めての角竜類」というだけでなく、
ネオケラトプス類がどのように進化をしていくのか、その基盤的なものとして注目されるのですね。

説明する三枝主任研究員

▲会見ではシャッター音の嵐の中、三枝主任研究員が説明をしました

河合名誉館長から

▲篠山市脊椎動物化石保護・活用委員会の委員長で、人と自然の博物館名誉館長である河合雅雄先生からは、今回の発見によって市民の関心が高まり、子どもたちの教育へも発展してほしいというコメントがありました

酒井市長からのコメント

▲この発見地を篠山市脊椎動物化石保護条例に基づく重点保護区域として、保護・活用に乗り出した篠山市の酒井隆明市長からは「まさに篠山層群は宝の山」というコメントがありました

「篠山層群」からは、すでに丹波市で竜脚類、獣脚類、鳥脚類などの恐竜化石が見つかっており、篠山市からも獣脚類に次いで、今回の角竜類とさまざまな恐竜の化石が発見されています。このほかにも哺乳類やトカゲなどの小動物の化石が見つかっており、前期白亜紀の脊椎動物化石の一大産地になってきました。
これも「篠山層群をしらべる会」(大森作之会長)やこの化石の発見者の足立先生たちの地道な活動があってのこそです。この先、どんな発見があるのか楽しみですね(^^)

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
 

ヤツデの虫,盛況

2009年11月25日
今日は老人福祉センターの講義ということで,室内での甲虫の話もそこそこに,
館外で虫を探しました.

この季節でも探せば虫はいます.受講者の方たちが次々といろんな虫を見けられ
るので対応に追われました.

午前中の2年生の組でイラガの幼虫が見られたので,このブログのネタに使える
と思って昼休みに再度,撮影に行ったらすでに姿を消していました,フォトジェ
ニックだったのに残念.

で,その代わりに撮ったのがこれです(まいどプルプル立体写真).ヤツデの花
に集まるハエ,ハエ,ハエ.

3896-am.gif
ミツバチやヒラタアブ,チュウレンジバチ,他のハエもいるようですが,多くは
ツマグロキンバエです.近年は晩秋でもそこらにセイタカアワダチソウの花が残
ってこのテの虫に餌を供給していますが,このヤツデの株の周辺には他の花がな
く,虫が集中して大盛況を呈していました.

昆虫共生・沢田佳久

丹波の雲海

2009年11月25日

 みなさんは雲海を見られたことはありますか?飛行機に乗れば上空から雲が海のように広がっている様を見ることができますが、地上でも見ることができるんですよ。

 雲海というのは、山間部などでの放射冷却によって、霧が広域に発生する自然現象のことで、まるで、雲の海に山々が島のように浮かんでいるように見えることから雲海と呼ばれるています。

 丹波地方では秋から冬にかけて「霧」が発生し、雲海も非常に見やすいです。この霧のおかげで篠山の黒豆は日本一おいしくなるともいわれています。丹波市内の県立柏原高等学校の校歌の冒頭には、「霧の底より あれいずる・・・・」という歌詞もあります。下の写真は丹波市青垣町にある岩屋山山頂(標高718m)からの眺めです。この日も5,6人の方がカメラを構えていました。

 

日の出前の幻想的な景観

   11月24日  午前6時10分(日の出約30分前)↑  午前6時40分頃↓

午前6時40分過ぎ ようやく日の出です 雲海がどうやって発生するのか、ごく簡単に原理を説明すると・・・・
 夜半、山間部などを低気圧が通過して湿度が高くなった時、放射冷却によって地表面が冷え、それによって空気が冷やされていきます。ここで風の流れがない場合に、冷えた空気は(ボウル状の地形のため)その場に留まり、さらに冷却され続けます。やがて一帯が飽和状態となり、空気中の水分が霧となって発生します。この時の様子が、山頂などの高所からは雲海として観察できるというわけです。

 

   雲の海に浮かぶ島?!   これって、雲の海の上に浮かぶ島のように見えませんか?

 実際に見ると、本当に雲が海に見えて、山々がその海に浮かんでいるように見えるんですよ。日の出の時間帯はもっとも気温が下がる頃ですし、山の上ですから冷え込みさえ覚悟できれば、年内くらいならまだ見ることができると思います。是非一度見に行かれては?

 

情報管理課:八尾寒いですよ

 

ようこそのお運びあつく御礼申し上げます。私、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。 今日は 20091101EventChara002.jpg11月22日いい夫婦の日。とは関係ありませんが、本日は「竜と獣の道展」のスペシャルイベント、恐竜のお話をきいていただき、カラー粘土で想像して恐竜をつくる「想像して創造!」のワークショップでございます。

まずは、恐竜たちが、人間のような暮らしをしているというまったく別世界のチタマという地球そっくりな星でのお話、ちんげんさいのつくりばなし講談「ポップダンゴブラザーズ」の一席でございます。

IMG_0851.JPG

 

 

 

 

 

 

 

本日登場しますのは、IMG_0858.JPG

草食のティタノサウルス類のポップサウルス、肉食のティラノサウルス類のダンゴザウルス、の血のつながらない兄弟と IMG_0865.JPG

ボウソウザウルス兄弟でございます。 IMG_0897.JPG

ポップ、ダンゴには、お馴染みの売斎くんと美術館から四十一斎。そいて、お母さん竜は八瀬菜斎、ボウソウ兄弟は写楽斎・食べ菜斎の中一トリオ。

  IMG_0859.JPG

さあ、ここは銀河系の片隅にあります地球そっくりの双子の星、空にはまんまるお月さま、青い海、青い空、陸には緑ゆたかな山や森、川がひろがり・・・

IMG_0855.JPGしかし、1つだけ地球と違うのは、巨大隕石の直撃がこの星ではおこらず、恐竜たちは絶滅せず、そのまま進化を遂げ、IMG_0849.JPG

本来なら人間が手に入れたはずの言葉を手に入れ、わが世の春とノッシノッシとうようよいるチタマという星のおはなし。IMG_0869.JPG

そこのタンバの国で生まれたポップザウルスとダンゴザウルスは違う種類の恐竜ですが、ケンカをしながらも、仲良く育ちます。でも、だんだんダンゴザウルスはおかあさん竜のつくる草ダンゴではあきたらず、肉が食べたくなってきます。

IMG_0879.JPGそこに、同じ肉食のボウソウ族のボウソウザウルス兄弟があらわれて・・・・

IMG_0887.JPGダンゴザウルスは大あばれです。あはれ、ボウゾウ兄弟はボコボコにされて逃げました。

IMG_0888.JPG IMG_0893.JPG助けてくれたお礼にとポップザウルスは、南のサンダの国にはサンダステーキというおいしい牛肉が食べられるとダンゴザウルスを誘います。おかあさん竜にないしょでサンダの国に旅だつ二匹の運命やいかに・・・ IMG_0905.JPG

 

さて、こんなお話を聞いたあと、こんなんもいたらいいなあと五感を駆使して粘土恐竜をみんなでつくりました。

IMG_0922.JPGボディ、目ん玉といっせいに作ります。

IMG_0906.JPGみんな違ってみんないい。IMG_0968.JPG

いろんな作品が出来ました。 IMG_0936.JPG

最後は、ジオラマに置いて、記念写真をとってハイポーズ! IMG_0973.JPG IMG_0957.JPG

カラフルで素敵な恐竜王国ができました。IMG_0961.JPG

 

 

 

 

 

竜と獣の道展はまだまだ続きます。

IMG_0965.JPGおかげさまで盛況だったちんげんさいのスペシャルイベントもまたあるかも?しれません。みなさま、ぜひとも、ひとはくへのご来館待っております!

 

 

4Fひとはくサロンで開催中のひとはくいろんなだまし展が、県立美術館の「だまし絵」展が終了したのに伴いリニューアルしました。

IMG_0975.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

まずは、本物の歌川国芳のだまし絵「面白くあつまる人が寄りたかり」(加藤コレクション)。

IMG_0974.JPGこれは、県立美術館に出品された国芳の代表作「みかけハこハいがとんだいい人だ」と同じく、寄せ絵とよばれる手法のなまず絵で、安政大地震後の復興景気でわく様子を皮肉ったものです。あまり残っていない貴重な資料なので、この機会をお見逃しなく。

ほかには、額縁効果DSCF0464.JPGや3D近畿の山も追加しました。DSCF0465.JPG

P1010147.JPG

 

 

そして、”ギタイ”コーナー。P1010145.JPG  ハチやカマキリなどの虫さんはもちろん、たぬきやきつねにも変身(ギタイ)できます!

子どもたちに大人気です。みなさんも、ひとはくでいろんな”だまし”に触れて、いろんな生き物にギタイ体験してみてください。 

P1010146.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このミニ企画展は12月6日(日)まで。お見逃しなく、待ってまーす!

川東丈純 

 

ひとはく4階の入口で大きな音がしました。

なんでしょう?

4階入口の窓ガラスにタカがハトを捕獲しようと激突。気絶したようです。

スタッフが捕獲しようとしたのですが、クチバシが少し大きく素手ではどうも、危ない。

ただちに、ひとはくの研究員たちが駆けつけ、網や軍手を取りに、取りに行ってる間に・・・。

 P1010340.JPGのサムネール画像(網を持ってタカの姿を探す、鈴木研究員と八木研究員)

 

 

残念。オオタカと思われる、そのタカが意識を取り戻して、元気に飛んで行ってしまいました・・・。うん。でも、良かった×2。

 

P1010343.JPGのサムネール画像

     (タカがぶつかった、ひとはく4階入り口)          

 

      こんなことは、とっても珍しいんだって!

 

      P1010342.JPG     P1010341.JPGのサムネール画像

     (タカが捕らえたハトの羽はあったけど。)

私も写真を撮れず・・・。残念。あなたの姿が見たかったよ・・・。

また、来てくれるかな。

 

                    小林美樹(生涯学習課)

 

inutsuge_fr.JPG赤や黄色に色づいた葉や,真っ赤に熟した美しい実が目を楽しませてくれる季節.

きれいに刈り込まれた植え込みを見てみると,黒く熟した丸い実が秋の陽に輝いていました.

これはイヌツゲ.鮮やかな色ではないけれど,なかなかかわいらしいでしょ.

庭などによく植えられる木ですが,兵庫県にも自生しています.「ツゲ」という名前がついていますが,ツゲ科ではなくモチノキ科の植物です.

氷ノ山にはアカミノイヌツゲという赤く熟すイヌツゲの仲間も生えていますよ.

(自然・環境評価研究部 研究員 布施静香)

この週末、丹波の恐竜特別企画「竜と獣の道展」関連の企画だけでなく、
館内では様々な催しが行われました。

土曜日は「くるくる回って落ちるタネを観察しよう!」

タネ

▲橋本佳延研究員による解説付きの楽しいオープンセミナーです。
植物のタネって不思議ですよね(^^)

そして日曜日は「家族の日」
 家族の日
▲三田市の「家族の日」に協賛施設として協力!!観覧料は無料でした

この日は毎月第3日曜日恒例のドリームスタジオ。
なんと今回が150回目でした。改めてNPO法人人と自然の会のみなさまのパワーに頭が下がります・・・
 http://hitohaku.jp/blog/2009/11/150_1/
のブログでも紹介されましたが、当日は、たくさんの方々が訪れて
クリスマスリース、松ボックリのツリー、木の実のクラフトなどをつくっておられました。

Dスタ01

▲入り口も楽しそうですね

Dスタ02 Dスタ03 

▲素材も豊富!選ぶ喜びもありました

Dスタ04 Dスタ05

▲こんな感じでできあがっていきます

人と自然の会では、このほかに4階サロンで「花工房」も開催されておられました。

そのほか13時からと15時からの2回。生物系収蔵庫ツアーも開催されました。
こちらは博物館の心臓部!?普段は入ることのできない収蔵庫に研究員の解説付きで入れるという企画です。
2回とも定員いっぱい。大勢の方々が堪能されました。 

みなさん、ひとはくは毎日、オープンセミナーを企画しています。
ぜひ、ひとはくに”何度も”お越しください。

(生涯学習課長 平松紳一)
 

10月24日から始まっている丹波の恐竜特別企画「竜と獣の道展」では
様々な企画が盛りだくさんです(^^)

とくに週末は楽しさいっぱいです。
日曜日は毎週、研究員による展示解説「竜と獣の道展&ひとはく恐竜ラボ」があります。
13:30に展示室にお越しいただくだけ。予約も整理券も必要ありません。

松原解説01

▲15日(日)は松原尚志主任研究員でした。兵庫県で見つかった様々な化石を次々と紹介していきます

松原解説02

▲もちろん「丹波竜」についても詳しく。松原主任研究員お手製の「ちーたん」の紹介も!?

そして14時から、「竜と獣の道展」イチオシの「君も発掘隊員!!丹波の恐竜をさがしだそう」がありました。
1時間前から配布した整理券も、すぐに完売!!

発掘体験01

▲およそ20組の親子連れでにぎわいました。

発掘体験02 発掘体験03

▲見つかったかな?なかなか見分けが難しいようです

発掘体験04

▲もちろん化石も見つかっています!!!

発掘体験05

▲こちらは何やら小動物の骨のようですね

発掘体験06 発掘体験07

▲見つかった化石は発見者の名前を記入して保管されます。見つかるまで帰りそうにないですね(^^;

この企画、次は11月29日(日)です。

みなさん、「竜と獣の道展」に”何度も”お越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

10月24日から始まっている丹波の恐竜特別企画「竜と獣の道展」では
様々な企画が盛りだくさんです(^^)

とくに週末は楽しさいっぱいです。
15日(土)は「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル」
シリーズ人気企画!「とびだす!恐竜カードづくり」

カードづくり01

カード作り02 カード作り03

▲こんな感じで色えんぴつで恐竜に色をつけ、カードに絵を描いていただきます。

カード作り04

▲完成したカードを見せていただきました(^^)

この「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル」は毎週、様々な企画が目白押しです。
くわしくは
 http://www.hitohaku.jp/top/09ukiukicalen/ukiuki0911.pdf
をご覧ください。

そして、15時からは「フロアスタッフと遊ぼう!」
昨日に続いて「恐竜の卵を探そう!発掘ミニ体験」がありました。昨日の続きを紹介しましょう。

クラフト01

▲卵探しが終わったら・・・

クラフト

▲お父さんと楽しそうにつくってますね

恐竜クラフト

▲完成品!これスタッフのオリジナル。材料は??

卵から、なぜいきなり恐竜って?このくわしい内容はスタッフからブログで紹介してもらいます(^^)

みなさん、「竜と獣の道展」に”何度も”お越しください。
楽しいイベントでお待ちしております。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
 

10月24日から始まっている丹波の恐竜特別企画「竜と獣の道展」では
様々な企画が盛りだくさんです(^^)

とくに週末は楽しさいっぱいです。
14日(土)は「フロアスタッフと遊ぼう!スペシャル」
シリーズ最新企画!「パタパタ・プテラノドン」

プテラノドン

▲できあがりはこんな感じ

プテラノドン02

▲スタッフから説明を聞きながら、小さなお子様でも参加いただけます

展示室の翼竜

▲3階の展示室内には淡路で見つかった翼竜の化石、全身骨格(レプリカ)、
そして松原尚志主任研究員お手製の復元模型なども並んでいます。

15時からは「フロアスタッフと遊ぼう!」
こちらも新企画「恐竜の卵を探そう!発掘ミニ体験」がありました。

卵探し01

▲まずスタッフから説明を聞いてからスタートです

卵探し02 卵割り

▲卵を探して→卵を割って・・・このあとは”お楽しみ”

このほかにも館内では、団体向けに「やさしい化石のレプリカづくり」や
池田忠広研究員による「丹波の恐竜化石〜展示&ラボ解説」もやってました。

池田研究員レク01

池田研究員レク02

▲三枝春夫主任研究員とともに発掘最前線で発掘、研究をしている池田忠広研究員から
直接聞けるとあって、参加者からは盛んに質問も飛んでいました。

レプリカづくり01

▲こちらは西岡敬三指導主事による「やさしい化石のレプリカづくり」

化石をみる02

▲古生代、中生代、新生代に分けられた化石の標本をじっくり見る参加者

みなさん、「竜と獣の道展」は12月27日まで開催しています。

ぜひ、ひとはくに”何度も”お越しください。

(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)
 

11月はじめに、小野市小野東小学校3年生5クラス141人と一緒に自然環境体験学習を行いました。

この子どもたちは、6月末にも「スーパー『むし』ビンゴ 〜ひとはく深田公園〜」のプログラムを行っています(http://hitohaku.jp/blog/2009/07/post_351/ を参照してください)。

この小学校では学校に隣接する樹林で、さまざまなプログラムをしているそうです。

今回のテーマは、「秋の葉っぱとタネさがし」です(ここでいうタネは、果実や種子のことです)。
ひとはくは、深田公園の中にあります。

この公園には、芝生地やコナラやアカマツなどの樹林があるほか、紅葉がはじまったカエデ類やサクラ類、ドングリがなるナラ・カシ類など、いろいろな木が植えられています。また野外施設の円形劇場があります。

 

1 onohigashi.jpg      2 onohigashi.jpg 

◆紅葉が始まったカエデ類       ◆円形劇場に集まって説明を聞いています

 

3 onohigashi.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

 

 

 

 

 

 

◆「しれい」の黄色カード

 

 

子どもたちは、円形劇場に集まって、あいさつをしました。そのあと、「今日のしれい」の紙が配られました。「しれい」の内容は、赤、黄、オレンジ、緑、茶色などの葉っぱやドングリとその帽子を採取してくることです。さあ、班ごとに出動です!

 

4 onohigashi.jpg

         5 onohigashi.jpg

◆きれいに紅葉したカキノキの下に皆が集まっています  ◆ドングリを集めています

 

6 onohigashi.jpg    8 onohigashi.jpg  9 onohigashi.jpg  

◆袋にいっぱいの葉っぱ       ◆こんなドングリ(コナラ)やこんなドングリ(クヌギ)が・・・

 

約30分後、円形劇場に戻ってきて、採取したものを見せあいました。


7 onohigashi.jpg◆赤い葉っぱをみんなで見せ合う

 

また、研究員から、葉っぱやドングリの説明を聞きました。

そのあと、2つの「しれい」の追加(花とドングリ以外の実)があり、黄色のカードに自分で書き込みます。その後、また、みんなで出動です。

10 onohigashi.jpg

◆研究員によるドングリの説明

 

 

11 onohigashi.jpg

◆再びみんなで出動!

 

12 onohigashi.jpg

 ◆研究員にいろんなことを聞いています

13 onohigashi.jpg

◆一生懸命何をさがしているのかな?

 

再び、円形劇場に集まって、採取したものをセロテープで、専用のシートに貼り付け、今日感じたことや驚いたことをメモしました。

14 onohigashi.jpg  15 onohigashi.jpg  16 onohigashi.jpg

◆採取したものをシートに貼り付けています      ◆驚いたことや感想をシートに書いています

最後に、自分たちが採取したものを貼り付けたシートをもって記念撮影です。

17 onohigashi.jpg

◆記念撮影をしています

 

学校の近くの樹林でも、いろいろ探して見ようね。

 

(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

 

しし座流星群情報

2009年11月15日

 前回、【オリオン座流星群】の紹介をしました。 あれからそろそろ一か月。次は【しし座流星群】が見られるチャンスです。最近では、2001年に1時間に数千個(えっ!!!)もの流星嵐となったほどの流星群が日本で見られたそうです。

 今年は、そこまでは多くないと言われていますが、月もなく見やすいですので是非星空観察に挑戦してみてください。既に流れ始めているらしいですが、もっともたくさん流れる(極大)と予想されているのは、11月18日午前6時台・・・・・そう、すでに夜が明けてからなのです!!しかし、西へ行くほど夜明けは遅いので、できるだけ西で見よう!!

 (Stella Theater Liteによる星空シミュレーション)

しし座流星群を見よう!! 神戸での、午前2時頃の夜空の様子です。東の空からしし座が上ってきます(赤い円のあたり)。その付近を中心に流れてきますが、そこばかりでなく、空全体を見るようにするといいでしょう。3時頃から夜明け前の6時頃までがチャンスかも?!

 でも、明け方は最も気温が下がりますから、防寒対策は必ず行ってください

 

 デジタルカメラが普及していますので、天体写真に挑戦するのもお勧めです。コンパクトデジカメでは難しいと思いますが、一眼レフタイプのカメラなら、感度を高感度(ISO1600〜6400)に設定し、絞りはF2.8程度で180秒から30秒間開放すれば写り込むかもです。(きれいに写るかどうかは、いろいろ試してください。そして運も必要です!!)

 

 さらに詳しく調べてみたい方は国立天文台のホームページをご参照ください。

   http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20091118/index.html

 

 ※12月13〜14日頃には、【ふたご座流星群】が見られます!!

情報管理課:八尾 

秋深し ひとはく

2009年11月14日

 午前中は雨でしたが、午後からは日差しがあり、少し動くと軽く汗ばむようないい日和になりました。ひとはくのとなり(となりかな?)の深田公園でも精一杯の紅葉があなたの訪れを待っています。

深田公園のモミジ その1 深田公園のモミジ その3  深田公園のモミジ その2 

  関西文化の日は明日も続きます。 ミュージアムスタンプラリーも引き続きやっています。

 

情報管理課:八尾

 日に日に秋が深まり,博物館のまわりでも落ち葉がたくさん見られるようになりました.

ochiba.jpg

左の写真は何の落ち葉か分かりますか?

赤いのが「ソメイヨシノ」黄色いのが「イチョウ」です.特にイチョウは,すぐに分かりましたよね.

ところでこのイチョウ,実はかなりユニークな植物です.

その1つが「原始的な葉脈」です.

イチョウの葉をよく見てみると葉脈が平行にはしっています.そして,時々「ふたまた(二又)」に分かれています.

この「ふたまた」がポイント.

大昔,植物(正しくは維管束植物)は根・茎・葉を分化させましたが,どうやって現在のような形になったのかは「テロム説」でよく説明されています. テロムとは二又に分かれた枝先のこと.現在の植物に見られるさまざまな体の形は,このテロムの変形によるものだと考えられています.

例えば,原始的陸上植物は葉を持たず,二又分枝する茎だけからできていたと考えられています.その茎がが細かく分かれ,組織が隙間を埋めていくと葉になります.イチョウは全ての葉脈が二又分枝しているので,原始的な形状を持っていると考えられているのです.

とりあえず,実際に葉脈を見てみました.

icho.jpg

someiyoshino.jpg 

 

左がイチョウ.なるほど「ふたまた」です.右がソメイヨシノ.こちらはかなり複雑に進化しています.上の2枚の写真は実体顕微鏡で撮影したものですが,肉眼でも十分みられます.

その他,イチョウは「精子を持つ」植物としても有名です.身近な植物ですが,なかなか面白いでしょう?

(自然・環境評価研究部 布施静香)

深田公園の雪虫

2009年11月10日
北海道のやつ(トドノネオオワタムシ)ほどではありませんが,深田公園でも季
節になると雪虫らしきものが飛びます.あまりめだちませんが,たまたま一匹見
つけてさがしてみると,そこここにみつかります.クモの巣にもたくさん掛かっ
ています.
写真を撮るために塩ビのカップで採集しました.空中をとんでいるヤツを静電気
でキャッチ! なかなか変な採り方です.

公園のケヤキの葉には,毎年,ゴール(虫こぶ)ができているので,いま飛んで
いる雪虫はたぶんケヤキフシアブラムシだろうと思います.

昆虫共生・沢田佳久

トライやるウィーーク

2009年11月10日

トライやるを始めて4日目。

 

今日は資料などがたくさんある、図書室の整理をした。

何が書いてあるか、分からない洋雑誌などがあった。

 

2日目の館内の見学は、すごく楽しかった^−^

特に虫の標本や動物の剥製がある、「収蔵庫」は部屋がすごーーーーーく 広くて感動^0^‘‘

「液浸収蔵庫」は水中の生き物が、いっぱい。  こわかった・0;

ふだん入れない所では、驚きや発見があった。

 

人博でのトライやるは、楽しい。

 

 

                               有野北中学校   寺ちゃん

先週の木曜日から「人と自然の博物館」でトライやるウィーク4日目になりました^^

 

普段は見ることができない博物館の裏側や、スタッフや関係者の人たちのたくさんの仕事を見学できたりしてとてもいい経験になりました^^

 

博物館の裏側には「図書室」や「昆虫標本製作室」などたくさんの部屋がありました。

誰もいない部屋もあったけど^^:

 

たくさんの部屋を見学した後に「収蔵庫」や「液浸収蔵庫」に行きました。

 

収蔵庫見て感じた第一印象は、

  デ、デカイ・・・

この部屋にある標本などだけもうひとつの博物館を作れるんじゃ・・・。

 

鳥の剥製を見たとき感じたのは

 「リ、リアル〜。」

そりゃあ剥製だもんね^^:

 

どうやらこの収蔵庫には「タイプ標本」というものがあるらしい・・・。

この標本で博物館のレベル?が変わるらしい。

よくわからないけどね^^:

 

「モルフォチョウ」の標本を見たとき

 

「キ、キレイ〜」とついつい言っちゃった^^

 

 

そして最後に「液浸収蔵庫」

 

部屋を見渡したとき、

 

す、すごい・・・

 

いろんな意味ですごい・・・

 

たくさんの生き物がエタノール漬けで保存されていた。

 

今考えるとこの収蔵庫は魚介類が多いような気が・・・。

 

 

この部屋に一度行きたいと思ってたからうれしかった^^

 

「ひとはく」のトライやるはたのしいです!

また博物館の裏側に行きたいな〜。

 

 

                                有野北中学校  柔道をする誠ちゃん

 

 

 

先週から、トライやる・ウィークを始めて、あっというまに4日がたちました。

一日目はお客さんの前でデジタル紙芝居をしました。2日目と3日目は図書整理をしました。

さらに、収蔵庫と液浸収蔵庫もみさせてもらいました。

そして、今日は、図書整理とブログ記事の作成をしました。大変ですが、残りもがんばりたいです。

 

 

                                    北神戸中  エリザベス

 

11月5日の木曜日から、人と自然の博物館で「トライやる・ウィーク」を始め、4日目となりました。

  

館内の様子や、関係者しか入れないところに行ったりできてとても楽しいです。

  

博物館には、本当に多くの部屋があり、いろいろなものがありました。

  

収蔵庫にいったときには、標本や剥製があり、見ていてとても楽しかったです。

  

月曜日は休館だったため、「ひとはく」での仕事は3日目ですが、

  

貴重な体験をさせていただいて、本当にきてよかったと思いました。

 

今までしてきたことは・・・・・

 

 

1日目は、アース・シアターでのデジタル紙芝居をしました。

 

緊張したけれど、かまずに読むことができうれしかったです。

 

2日目は、図書室の整理とコピー用紙の運搬でした。

 

コピー用紙が重くて大変だったけど、みんなで楽しくできてうれしかったです。

 

土日をはさんで火曜日 3日目。

 

3日目の午前中には、図書の整理でした。その午後には、ノートパソコンでブログを書きました。

 

 

本当にいろいろなことをさせていただき、とてもうれしいです。

 

ここでの体験は、これから先も生かしていきたいです。

 

いろいろな方に支えられ、「トライやる・ウィーク」ができているですよね。

 

 最終日となる明日には、

 

人と自然の博物館の方々に、しっかりと感謝やお礼を言って、

 

最後の1日も一生懸命、力一杯頑張りたいです。

 

                                     北神戸中学校2年  山中

 中学2年生4人がトライやるの感想を書きます。今日で4日目が終わります。

 さてさて、彼らはどんな体験をしたのでしょうか?    お楽しみに!

NPO法人人と自然の会は、人と自然の博物館で、毎月第3日曜日に体験型イベントとして「ドリームスタジオ」を実施してきました。

ドリームスタジオは、人と自然の会会員が、博物館での各種セミナーの受講や自主グループ「サークル」での調査研究活動の成果を、来館者に楽しみながら体験していただくものです。博物館には専門の研究者がたくさんいますが、人と自然の会は参加者に対して素人の目線で、人と自然に関するさまざまなテーマを分かりやすく、親しみやすい切り口で企画・実施してきました。

1997年4月に第1回「ボランティアデー」として開始し、名称は「ドリームスタジオ」に改称されましたが(2001年4月第48回より)、この間毎月実施してきました。
12年の歳月を経て、2009年11月15日(日)の「ドリームスタジオ」が記念すべき150回目となります。

第150回ドリームスタジオは「森のクラフト」と題して実施します。
クリスマスリース、松ボックリのツリー、木の実のクラフトなどなど、自由な発想で作りましょう。ぜひ!記念すべき150回目のドリームスタジオにお越しください。

日時:2009年11月15日(日)13:00〜15:00
会場:博物館4階 実習室
定員:先着30名(受付は12:50〜)
参加費:200円
※ 11月15日は無料開館日です!

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(NPO法人 人と自然の会 佐竹千代子)

朝晩はすっかり寒くなりましたが,昼間は穏やかで良い天気.

気分を良くしてうっかり普段着で草むらに入ると・・・ひっつきむしの餌食になります.餌食といっても「種子の運び屋さん」にされるだけなんですけどね.

野外調査などをしていて(私が)よく餌食になるのは,「チヂミザサ」「アレチヌスビトハギ」「アメリカセンダングサ」です.この3種類は服や靴に付くと取るのが大変!

「チヂミザサ」はベタベタした液を出してひっつくので,種子の入った果実を取り去った後でも服に付いたべたべたがしばらく取れません.

「アレチヌスビトハギ」は柔らかい曲がった毛でひっついているのですが,取ろうとすると果実がばらばらに分かれて難儀します(注1).

「アメリカセンダングサ」はトゲがちくちくして痛いです.下の写真はアメリカセンダングサ.

amesen1.JPG amesen2.JPG

 

アメリカセンダングサの果実を実体顕微鏡で見てみると,2本に大きなトゲの他に逆さ向きの小さいトゲがたくさん見えます.どうりで取れにくいはずです.

amesen_toge.jpgひっつきむしに餌食になってしまったら,取り去るついでに観察してみるのも良いですよ.ちなみに「アレチヌスビトハギ」と「アメリカセンダングサ」は外来種です.

(自然・環境評価研究部 研究員 布施静香

 (注1)ばらばらに分かれる1つ1つを小節果(せつか)と言います.アレチヌスビトハギはエンドウ豆のさやのような果実をつけますが,種子が入っている部屋が一つ一つ分かれるのです.

さて、「その時、イボが動いた・・・。」の一席でございます。

少し前になりますが、時は10月29日。ひとはくにとあるおじいさんが訪ねてきました。

「足の付け根にイボができて、だんだん大きくなってきて・・・。」

あれ?うちは病院ではございせんが・・・。

「それが、ある日ポロッととれて・・・。」

よかったですね。

「気持ち悪いから、病院へイボをもっていったら。なんと・・・」

はー、病院へもっていきはったら、なんと???

 「なんと、医者がいうには、イボが動いとると・・・。」

えー!イボが動いたんでっか?こわー・・・・。

「そんなアホな。と思て、わしもイボ見てみたら、なんと足が生えて、動いとる!」

えーそれは妖怪イボ太郎かなんかじゃありませんか?ここは妖怪研究所では・・・。

「まーここは人と自然の博物館やし、そんなこといわんと見てくんなはれ。」

はい、たしかに人と自然ですが・・・。わーでかい・・・。これは直径3センチはありますがな・・・。

立派なイボでんなあ・・・  ということで、けったいな未確認イボ物体を小館研究員、北村研究員に

見せると・・・。

DSCF0422.JPG「これはダニです。」

えー!こんな巨大なダニがいるんですか?新種ですか???

DSCF0433.JPG「いえ、普通のダニが血をおなかいっぱいに吸って、満腹になったので落ちてはなれたんですね。」

まるで巨大なマーブルチョコ・・・いや白いカビがはえた梅干し・・・。

それにしても恐ろしい・・・。

「うまくとれてよかったですね。その方は。無理してとるとキバが残って化膿します。」

DSCF0435.JPGそうですか・・・。それでこのダニ君はこのあとどうなりますか?

「おなかいっぱいなので、あとは子供を産んでオダブツです。」

・・・・・・・

そこに鈴木研究員が現れ

「これは大きい。標本にしよう!」とアルコール漬け・・・。

そしてダニ君は標本となり、大谷研究員へ。

「これはマダニですね。3ミリくらいのが血をすったら10倍くらいになります。山には普通にいて、クマや鹿、それに犬によくついてますよ。」と大谷研究員。

「あーぼくも、かまれたことあるわ。顕微鏡でキバとったけど、釣り針みたいに肉に深くくいこんどったわ。」と八木研究員。

へえー。顕微鏡で手術ですか・・・。ぼくら素人にはそんなことはできません・・・。自然系の研究員って大変なんですねえ。こんなヘンなもんともおつきあいがあるんですねえ。

みなさんも犬をかわいがるときは、このマダニ君に気をつけてくださいね。

気持ちわるいがとっても驚いた「その時、イボが動いた・・・」の一席でございました。

 

河南堂珍元斎

 

ようこそのお運びあつく御礼申し上げます。

河南堂珍元斎でございます。

さて、似顔絵300人!の一席でございます。IMG_0490.JPG                         時は11月1日。ひとはくフェスティバル‘09でございいます。

 

あいにくの天候にもかかわらず多くの方が来場。

 

 

 

 

 

 

一方、ちんげんさいの似顔絵コーナーは雨バージョンで、ホロンピアホールの1Fに店舗を構えてのスタートと相成りました。マジックで顔を描いて水彩えのぐで色をつけていきます。

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IMG_0516.JPG今年のお客様は家族連れが多く、たくさんの赤ちゃん、こどもたちを描くちんげんさい。寝ている赤ちゃんや恥ずかしくて顔をかくしてしまう子など・・・いろいろです。

 

「去年もきました。今年も扇子にうちの子2人の似顔絵お願いします!」という常連のおとうさんや「ファーブル展で2万人目にうちの子が選ばれて、記念にもらったちんげんさい特製フン虫扇子に息子の名前を入れてください。」とかひっぱりダコで、ちんげんさいは上機嫌!

中には「家族全員で!」という注文もあり、1枚の色紙に1人、2人、3人・・・最後のひとりは失敗できません。 IMG_0498.JPG

人それぞれ、いろんな顔があり、「みんな違ってみんないい !」ってな感じで1人あたり3分くらいで描きまくり・・・いよいよ、「その時」が来たのでございます。

 

 

 

「その時、歴史が動いた!」ではなくて、「その時、似顔絵300人を達成した!」のでございます。 IMG_0512.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとはくフェスティバルの片隅で、コツコツ似顔絵をかいて3年目。なんと、ついに!300人を達成しました。パチパチパチ・・・・

記念すべき300人目は、神戸市垂水区の中学3年生中野里佳ちゃん。(写真右)

IMG_0491.JPG将来の夢はなんと博物館の学芸員!という里佳ちゃんのひとはくの感想は「学校の校外学習できましたが、個人でははじめてひとはくに来ました。とっても楽しいところなので、友だちとまた来たいです。」

「ありがとうございます!」と記念にちんげんさい特製「人と自然扇子」をプレゼント。IMG_0507.JPG

IMG_0493.JPG 次は、500人目をめざし、相棒のおしゃべりロボット「アホクサイ1号」とともに、精進を誓うちんげんさいでありました。

 

 

また、来年ということで、似顔絵300人!の一席でございました。

 

パソコンとデジカメの準備

 午後は、情報管理課らしく(?)パソコンとデジカメを準備して、ホームページ(ブログ)に挑戦!!の予定でした・・・・・そのために、館内の取材(探検)に出かけました。普段博物館に来ただけでは入ることのできないエリア(研究・収蔵庫棟)へどんどん入っていきます。

 研究・作業中の研究員の部屋を訪ね、どのような仕事をされているのかお話しを聞かせてもらいました。

 

植物標本を作ってます 栽培実験室 遺伝資源実験室 昆虫標本製作室 動物標本製作室 液浸収蔵庫  

 忙しい中、お世話になりました。ありがとうございました。ジーンファームや恐竜ラボも見学しました。また生物系収蔵庫も見学し、標本の多さや珍しさに圧倒され、肝心の取材を忘れていました!!

 中学生のブログ記事は次回に挑戦することになりました。

情報管理課:八尾

 

 今日も爽やかな1日の始まり。4人の中学生は、インフルエンザの影響もなく元気に出勤(?)して来ました。

情報管理課で朝のあいさつ

 今日は、情報管理課で”トライやる”します。午前中は図書関連の作業をします。博物館の収蔵庫棟には図書室があり、研究用の図書や文献、雑誌などたくさんあります。その図書整理等の作業に従事しました。

  図書BOXの整理作業    コピー用紙の運搬・整理  

今日も、がんばってください。

情報管理課:八尾

 6月にトライやる・ウイークで多くの中学生がひとはくに来ましたが、今日から第2弾が始まりました。今回は、神戸市立有野北中学校、北神戸中学校から2名ずつ来ています。

4名の中学生が 朝礼であいさつ  今日はフロアスタッフが指導者です

 4名が順にひとはくの職員の前で抱負を語るなど、自己紹介をしました。続いて、今日の担当指導者のフロアスタッフとも顔合わせをし、4日間のトライやる・ウイークの始まりを迎えました。

 また、期間中トライやる・ウイークの状況をアップします。

情報管理課:八尾

 11月1日(日)天気はあまりよくはなかったですが、大変多くのみなさまに足を運んでいただき、大盛況のうちに今年のフェスティバルは終了しました。ありがとうございました。

 当日の”blog速報”でもフェスティバルの様子をお知らせしましたが、あまり多くはお伝えできていませんでした。そこで、再び当日の様子などをいくつかお伝えします。

 「君も発掘調査隊員!!丹波の恐竜化石を探しだそう」

    君も発掘調査隊員!!    height=

午前中は屋外で作業をし親子連れなど多くの人が化石を見つけようと、ハンマーで砕いていました。午後には雨を避けるためひさしの下で、引き続き化石を探しました。「もしかして、これは!?」と思うものは、すぐそばで研究員などが顕微鏡で確認し、何点か化石が発見されました。

 

恐竜疾走!コンテスト ホロンピアホールでは、ちびっ子がたくさん参加して「恐竜疾走!コンテスト」が開かれました。ユニークな恐竜がたくさん登場しましたよ。その他にもホールでは、「恐竜◯×クイズ」が開かれ、ちーたんやゆるキャラたちも参加して盛り上げてくれました。また、「県立有馬高等学校吹奏楽部」のみなさんは、イントロあてクイズなどを盛り込んだとても楽しく、そして聞き応えのあるステージを見せてくれました。

     恐竜◯×クイズ     有馬高等学校吹奏楽部

 ホールのホワイエでもコケ玉づくりや似顔絵コーナーなどもあり、フェスティバルを盛り上げてくれました。

   コケ玉やクラフトも     謎の講談師 似顔絵コーナー

 本館の中もところせましとコーナーが設けられ、多くの人が楽しんで帰られました。

 須磨海浜水族園 恐竜缶バッジつくり  松ぼっくりや小枝でクラフト                         .   ひとはくサロンも大賑わい    セミナー室の中でもイベント!!  エントランスにはプラネタリウム登場           まんぷく屋台

 まんぷく屋台は多くの店が出て、お昼時にはお客さんがごった返すほどの混雑ぶりでした。でも、天井はあるものの、雨や風でちょっと寒かったですね、ごめんなさい。

 来年もひとはくフェスティバルをお楽しみください。

ひとはくフェスティバル広報担当チーム

今日は文化の日。ひとはくは無料開館でした。

みなさんスタンプラリーに挑戦して、完成された方々に今日も先着100名まで日曜・祝日限定のクリアフォルダプレゼントがありました。

クリアフォルダ

▲このクリアフォルダ、非売品ですが、買うとなると350円くらいかな?こんなチャンスなかなかないですよ(^^;

館内では、朝からフロアスタッフと遊ぼう!スペシャル「とっても簡単!化石のレプリカづくり」があり、終日、子どもたちが楽しく、そして簡単にレプリカをつくってくれました。

おゆまる01 おゆまる02

▲おゆまるを湯の中でやわらかくして、型にはめ込むだけ!!とっても簡単です

レプリカ01 レプリカ02

▲色を選ぶのも楽しいし、できたレプリカを見るのも楽しいですよね。小さなお子様でも安心です。このレプリカづくり、次回は22日(日)です。ただし、こちらは有料です。(1個100円)

そして、特別企画「竜と獣の道展」(12月27日まで)にあわせて始まったデジタル紙芝居「丹波の恐竜たんたんのひとはくナイトミュージアム」は、午前、午後とも満席!!
これを見たら丹波の恐竜化石についてもたくさん勉強できますよ。

たんたん01 たんたん02

▲毎日14時30分から上映しています。土日祝は11時と14時30分の2回上映します。

さらに15時からの「恐竜骨パズル」にも子どもたちが集まって、
巨大な骨パズルに挑戦してくれました。

パズル01 パズル02

▲はじめは全員で、次に2チームに分かれて時間を競いました。この恐竜骨パズル、次回は21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)3日間連続であります。


ひとはくでは特別企画「竜と獣の道展」を開催中です。
企画展「コウノトリのいる風景」も11月23日(月・祝)までです。
どうぞひとはくに”何度も”お越しください。

(生涯学習課長 平松紳一)
 

11月1日(日)に続き、今日もひとはくは無料開館日です。
今月は、「関西文化の日」で14日(土)、15日(日)も無料開館日です。

おかげさまで1日の「ひとはく&恐竜フェスティバル」は、たくさんのお客様にお越しいただくことができました。ありがとうございました。
当日の様子は、すでにひとはくブログで紹介されたとおりですが、昨日の神戸新聞にも掲載されたとおり「恐竜疾走コンテスト」も盛り上がりました。

恐竜03

恐竜01 恐竜02

▲走ったり、ほえたり、楽しい恐竜たちでした

そして1日の雨と、昨日の風で深田公園のアメリカフウもだいぶ散ってしまいました・・・

アメリカフウ

 

アメリカフウ02

ただいま、ひとはくでは企画展「コウノトリのいる風景」を開催中です。
11月23日(月・祝)までです。
そして、丹波の恐竜特別企画「竜と獣の道展」も開催中です。
12月27日(日)までです。
どうぞひとはくに”何度も”お越しください。

(生涯学習課長 平松紳一)
 

ゆるキャラ 大集合!!

2009年11月 1日

ひとはく博士とはばたん 加東伝の助やちーたんも登場

 まだまだフェスティバルは、続くよッ!!  まもなく、恐竜疾走!コンテストもスタート。

 エントリーは全部で16名   さて、どんな恐竜が登場するか? 乞うご期待

 

ひとはくフェスティバル広報担当チーム

雨が降っても 大丈夫

2009年11月 1日

サロンは大賑わい ホールロビーも大賑わい ホールでは、ゆるキャラが、恐竜が・・・・!!

雨が降っても大丈夫!!  ひとはくサロンは多くの人で大賑わい。館内のブースもたくさんの人で賑わっています。

 まもなくホールでは、「恐竜疾走!コンテスト」が開催されます。ただ今エントリー受付中!!

 ゆるキャラも大集合してます。お気を付けてお越しください。

 

ひとはくフェスティバル広報担当チーム

今年のひとはくフェスティバルは屋内プログラムにしてスタートしましたが、先ほどから雨が降り始めました。

館内01 館内02

▲館内ではたくさんのワークショップが展開されて、大勢のお客様でにぎわっています。

化石01 化石02

▲恐竜の化石発掘体験!化石が見つかっています!!

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▲フラワータウン駅から博物館までの通路下にまんぷく屋台がひしめいています。

まだまだ間に合います。これからホロンピアホールでのステージプログラムが始まります。お楽しみに!!

ぜひ、お越しください。

(ひとはくフェスティバル広報担当チーム)

 

 

天高く・・・・・

 

まもなく開始です 午後には天気が崩れそうな予報も出ていますが、爽やかな秋空が、みなさま方のお越しをお待ちしております。

 どうぞ、ご家族おそろいでひとはくにお越しください。

 

 

 

 

ひとはくフェスティバル広報担当チーム

朝からすでに準備が始まっています。今日は夕方には天気が崩れるとか・・・
今年のひとはくフェスティバルは雨に濡れません!!ぜひ、お越しください。

博物館正面入口

▲周辺はもうすっかり秋の色です

準備01

▲研究員も総出で準備にあたっています。今のところ天気は大丈夫です

屋台

▲今年のまんぷく屋台はここで。屋台ストリートですね(^^)

ホール

▲深田公園でのステージプログラムは、ホロンピアホールで行います

どうぞお楽しみに。10時から始まります!!

(ひとはくフェスティバル広報担当チーム)

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