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2011年1月アーカイブ

 今日のひとはくは「博物館と幼稚園・保育園フォーラム」を開催いたしました。

 本日のフォーラムのテーマは『博物館が幼稚園や保育園と仲良くするにはどうするの?』

 幼稚園・保育園の先生や保護者、幼児教育に興味のある方々30名に集まっていただきました。  

 

P1040512.JPG              受付をするフロアスタッフ寺尾さんと西口さん 

  

 

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小舘企画調整室長の開会のあいさつ。昨日のサッカーアジアカップの試合に例えて、「ひとはくは、みなさんに長友選手のようなやわらかいパスをします。」と。

 

司会はフロアスタッフ美濃さんです。よどみない進行です。

 

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☆八木主任研究員による、実践講座「園児が虫を持ってきたら?」。

  

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「園児が虫を持ってきたら?」  →  「イヤな顔をしない。」

ゴキブリは家の中だけじゃなくって、外にもいて、コオロギと似たようなもんなんだって。だからそんなにイヤがらないで。

そして、私が飼っている、長寿記録のハチたちも友情出演。 

 

☆FSリーダー笹山さんによる、ひとはくでも工夫

FSの業務の紹介をしました。将来は、みなさんの元へ出張イベントも???

 

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今日の発表にいたるまでに、

(発表内容の打ち合わせ)     (リハーサル)

 

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☆ひとはくを利用してみて

いつもご利用ありがとうございます。

(北摂第一幼稚園 津田先生)(キッズポート保育園 高井先生)

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ひとはくで学んだことをどう保育に入れていくかが課題だそうです。 

 同じ展示でも年齢別に感じること見たいところが違うんだね。

 

(みこころ幼稚園親子学級のみなさん)

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毎年、虫とりのセミナーを受けに来てくれています。

親子で虫とりなんて、楽しい夏休みですね〜。

 

☆(キッズプラザ大阪での展示やワークショップの事例と工夫について プランナーの石川さん)

 

 

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1日平均3種類、各2〜8回、申込不要・参加費無料のイベントをしてるんだって。こりゃ、行ってみないと!

 

今朝の三田の気温は、−4℃。寒っ。そんな寒さにも関わらず大勢の人が集まってくれました。

☆フリートーキング

 

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参加した方からも、いろんな話を聞けました。

急に指名して、ごめんさいね;;;。

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 閉会です。もっと、話を聞きたかったけど、時間がなくて残念。

今日は幼児教育のプロから、年齢に応じたワークショップの必要性を教えていただきました。そして、出前や出張のニーズが多いことも分かりました。

 

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 ご参加ありがとうございました。

ひとはくは、展示だけでは、ありません。小さなお子様から大人まで楽しめるセミナーもありますよ。興味のある方はひとはくにお越しください。2月5日(土)より開館します☆

 

                      小林美樹(生涯学習課)

極寒

2011年1月29日

 メンテナンス休館の間は暖房になっている部屋は限られているので,館内は日に日に寒くなっていく感じがします,建物自体が芯から冷えてるというか,熱容量ですねぇ.

 で,中ではこんな事をしています.

展示に出していた昆虫標本の収納作業

 展示特別企画[瀬戸内海vs日本海]で陳列していた標本を収蔵庫に戻しました.収蔵庫に持ち込む際には防黴防虫の処置を施す必要があり,収蔵庫の門前にあるディープフリーザに入れます.なんと-90℃.出した際に霜が降りる(梅雨時など[空気中にこんなに水が!]と驚くほど付きます)ので,フリーザーに入れる前にあらかじめ標本箱を厚いビニール袋にくるみます.で,数時間,普通は念のため一日入れて取り出します.常温に戻るのに1時間ほど.で,やっと袋を脱いで収蔵庫に御帰還です.昆虫標本の場合,標本箱単位で棚に戻せる場合もありますが,一点ごと[召集]された標本はそれぞれのふるさとへ[復員]です.

 

0013-r.jpg 展示すると照明や温度変化による劣化は避けられませんし.慎重に作業しても低い確率で破損は生じます.展示は[見せるだけで減るもんやなし]と思われがちですが,標本管理上,展示はリスクにさらす事であり,ある意味,減るもん,なのです.

これから出す展示物の調整も進行中

 [瀬戸内海vs日本海]で出していた3Dの機材を使いコンテンツを変更したり新作を追加したりして2月からミニ展示します.いちおうタイトルは[3D巨大甲虫出現!]
 モニタが二台に増殖し,しかも一台は縦置きにして虫をさらに大きくしようという計画です.


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 横置きのほうは約70コマを12編のアニメに組み,それを6頁のHTMLを順繰りに表示して一周4分,縦置きのほうは22コマを3編,3頁で一周3分 … とチマチマ計算したり.朝夕のオンオフや継続中の節電モードの入り具合を試運転中です.
 ぎっしり甲虫だらけなのでせっかく作った縦横のロゴはボツです.なのでここに貼って宣伝用にします.乞御期待.

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ソレ用のモニタで見ないと意味のないロゴ

昆虫共生 沢田

六甲山のネズミ

2011年1月28日
六甲山によく行かれる方から、凍った百間滝の近くで、
野ネズミがうろろしていたとこのとで写真を送ってもらいました。

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ご本人はスミスネズミ?かなと思っていたようですが、
立派な耳と尻尾がありますので、アカネズミと思います
(ひょっとするとヒメネズミかもしれません)


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ちょっと画質が悪いですが、
左がアカネズミ、右がスミスネズミです。
顔つきが全然ちがいます。

野外で野ネズミはなかなか見れないし、
雪の背景ですてきな写真なので、アップしてみました。

(生涯学習推進室 鈴木武)

ひとはく2011

2011年1月28日

2010年は国際生物多様性年でした。ひとはくでも、生物多様性大作戦を展開した上、名古屋でCOP10が開かれた10月には、会場にブースを設けて、兵庫県における生物多様性への取り組みの現状を世界に向けて発信しました。

 生物多様性はメディアに取り上げられることも多く、人々の関心を引くこともできました。しかし、最近の日本では、いたずらに流行を追って付和雷同し、盛りが過ぎれば見捨ててしまう傾向が極端です。生物多様性に向けての目も一過性で終わるのではないかと心配しておりました。

 国際生物多様性年は、12月の金沢のクロージングの集いで幕を閉じました。12月の国連総会で、これからの10年を生物多様性の10年とする、日本からの提案が採択されたことは知っていますか?この問題について、長期的な取り組みがなければ、人類の生存を全うすることなどあり得ないとの認識です。その上、以前からの取り決めで、2011年は国際森林年です。生物多様性のうちでも、とりわけ森林の生き物との共生に、真剣に取り組もうという年です。

 

 

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  COP10会場「生物多様性交流フェア」      ひとはくブースのようす。                                                                           1万人を超える方々が訪れました。

 

 ひとはくはひとはく独自に日本の博物館活動を活性化する術を求めて行動します。しかし、地球規模の動きに合わせて活動を効率的に育てるのも無意味ではありません。生物多様性の10年が進行しつつあることも、2011年が国際森林年であることも意識しながら、新展開から10年になる今年のひとはくの活動が展開します。ひとはくの活動は、ひとはくに集う人たちの活動であり、これからひとはくで共に学習しようとするはずの人たちへの呼びかけの活動です。 

 

 

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    「共生のひろば」のようす。昨年は58件の発表者と330人を越える聴講者がひとはくに集ま

     り、活発に意見交換を行いました。

 

紙の上の目前の豊かさだけに執心し、一過性の「はやり」に振り回されているうちに、日本は何とも情けない国に落ちようとしています。日本列島に住んでいた先祖たちは、きびしい自然の脅威に喘いでいたときでさえ、毅然とした態度で生き抜いてきました。わたしたちの世代が、日本列島を人の住めない場に追いやることだけは避けたいものです。そのためには、わたしたち自身が、いま何を学び、何を行うか、見定め、考えることです。誰かに教えられ、あっち向いてホイ、と生きることは奨められません。自分の目で見、自分の頭で考え、何か問題があればひとはくを訪ねて、館員や館に集う人たちといっしょに学習し、行動したいものです。

 

                                                      岩槻邦男(館長)

 

「化石大集合2010」では、古い方から古生代、中生代、新生代と、大きく3つに区分されている地質時代ごとに、人と自然の博物館に所蔵されている化石の中でも特に状態の良いものを選んで展示し、各時代を分ける大量絶滅事件についても解説しています。展示標本の中には開館後に購入して、これまで展示機会の少なかったものなど、ひとはくの「お宝」とも言えるすばらしい標本も含まれています。
 ここでは解説のさわりとして、各時代の標本の中から一つずつ紹介します。
 古生代では「デボン紀の化石密集標本」です。

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                     (写真1:デボン紀の化石密集標本)  

これは多数の腕足類に三葉虫、ウミユリ、コケムシなど古生代デボン紀の海底に生息していた生物の殻が密集して含まれているもので、当時の海底で腕足類が繁栄していたようすをよく物語るものです。

 


 中生代では、ジュラ紀の「リムルス」(カブトガニ)です。 

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                       ( 写真2:「リムルス」(カブトガニ))

この標本は、始祖鳥など大変保存のよい化石の産出で有名な、ドイツのゾルンホーフェン産の化石で、カブトガニの体の後ろには、このカブトガニの這(は)った跡が残っています。つまり、化石となったカブトガニの死の直前のい行動が記録されているのです。

 

新生代では「コピドドン」(哺乳類)です。

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                                                  (写真3:「コピドドン」(哺乳類))

この標本は新生代古第三紀の化石産地として有名なドイツのメッセル産で、腹部の内臓の痕跡や、体毛なども保存された、大変保存状態のよい標本です。
 このオ^プンセミナーでは、特徴的な標本の解説の他に、各時代の生物全体の特徴、時代による生物界の変化、各時代を分けた大量絶滅事件などについてわかりやすく解説します。その中で、理解していただきやすくするために、腕足類などの、手にとってごらんいただくことのできる標本も用意しています。

 

                      古谷裕(恐竜タスクフォース)

新年あけましておめでとうございます。

みなさん、お正月はゆっくり過ごせましたか?今年のお正月は、雪が降ったり寒〜い日が続きましたね。でも、博物館にはたくさんのお客様にお越しいただいて、館内は大にぎわいでした。

 

 

ぶんぶんゴマ 

こちらは、4日と8日に行われたフロアスタッフとあそぼう「ぶんぶんごま〜うさぎ〜」です。人気のぶんぶんゴマ、今年の干支のうさぎバージョンです。

3人兄弟かな?楽しそうですね〜。

 

 

メガカルタ 

6日は「ひとはく メガ☆カルタ」。博物館の展示についてのカルタです。二人とも、とっても速かったです!

 

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7日は「ぴょんぴょんうさぎ」。

牛乳パックで作ったうさぎがぴょ〜んととんでいきます。上手に作っていますね〜。

 

うさぎおめんづくり 

9日・10日は「うさぎのおめんづくり」。最後にみんなで写真をとりました。みんなのうさぎさん、かわいいですね。

 

 

元気でかわいい子供たちの想像力は、本当に素晴らしいです。イベントの度にたくさんのエネルギーや、あたたかい気持ちをただいています。お客様と近くでふれあえるスタッフの特権です!

 

そして、昨年もたくさんのお客様にお越しいただき、イベントにご参加いただき、有難うございました。休日の度に、ひとはくに来てくださるお客様も、私達スタッフと同じようにひとはくを愛してくださっていることがとてもうれしく、感謝の思いでいっぱいです。

いつも本当にありがとうございます。

 

博物館はしばらくの間お休みをいただきますが、また2月5日より、開館いたします。5日(土)にはさっそくイベントもありますよ★

 

長い休館日があける2月5日(土)にうきうきワークショップを行います。

今回は〜動物おりがみを作ろう〜です。

簡単に折れるものから少しむずかしいものまで、自分で好きな動物を折ってカレンダーかざりつけちゃいましょう!

みんなどんなカレンダーを作ってくれるのか今から楽しみです。

 

うきうきワークショップ〜動物を作ろう〜

実施日 2月5日(土)

時間 10:3016:00(時間内はいつでも参加できます)

場所 4階ひとはくサロン

参加費無料

 

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1500〜からのフロアスタッフとあそぼう「画はくの日〜うさぎ〜」。

みんなで今年の干支のうさぎを観察しながら、絵を描きましょう!

しくはうきうきカレンダーをごらんください。

http://hitohaku.jp/top/10ukiukicalen/ukiuki1101.pdf

 

 

2月からも、ひとはくまで足をお運びいただいたお客様にめいいっぱい!楽しんでいただけるように、スタッフみんなで頑張ってまいります。

 

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

                         フロアスタッフ 美濃 杏奈

人と自然の会は211()博物館で行われる「共生のひろば」に

かわせみの会が出展します。

ただ今準備中です。

 

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データ担当班です。

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準備も気にかかりますが、定例観察会はもちろん実施しました。

120日 三田市有馬富士公園 hitotosizen201101-3.jpg

 

 

福島大池は氷が張っていました。この日の気温−3℃!!

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ヒドリガモが氷の上を歩いていました。

つるつる滑りながら歩く様子を見ていただけないのは残念。

 

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観察会の後、展示についてみんなで検討中です。

はてさて、どんなものが出来上がるでしょうか?

お楽しみに。 

 

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                                   NPO法人 人と自然の会

                                                 能勢 公紀

 

 

 

今朝も氷点下

2011年1月26日

  

ひゃぁー   凍結っ
 今朝もよく冷え込んでいたようです。ひとはくの駐車場に一晩中止まっていた車は、凍結していました。

 

インフルエンザに注意!!

情報管理課:八尾

恐竜搬送車

2011年1月25日

 

 

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 こんなのを売ってました.体長約7cm,前肢の指は2本.

 模型の車幅が23ミリ(実車は2490mm)なので約1/100くらいとして恐竜の体長は

7mの計算になりますね.ティラノの大きい個体はこの倍ほどあるようです,デカッ.

昆虫共生 沢田

 昆虫標本の撮影は,ポージングに関して,かなり単純です.
 普通はまっすぐ背中から見た「背面図」で,図鑑にもだいたいこれが載っています.しかしグループによっては「側面図」の方が一般的なのもあります,バッタなどがそうです.細かく区別するために「腹面図」が役に立つこともあります.細かく調べる場合は,部分ごとの図で,その部分なり部位が平面的に見える方向から撮影されることになります.

 ところがしかし,虫の魅力というのはそういうもんぢゃあない.虫全体の佇まいを表現できる「良い角度」があるようなのです.体に厚みがあり,凸凹が激しい甲虫の場合,背面図や側面図ではかっこよさが表しきれません.
 モノ固有のカッコよく見える角度 … 専門用語がありそうだと思い,ネットで探してみましたが,見つけられませんでした.「フォトジェニックサイド」というのが近いかもしれません.
 下の例はコシロコブゾウムシとタカハシトゲゾウムシです.甲虫は,だいたい斜め前上と,斜め後上ぐらいに良い角度があるようなのですが,グループや種や個体によって,標本の状態によって違います.シリーズで撮り始めても,個体ごとに微妙に違ってしまって統一できません.半球形のガシャ殻を利用して調整台を作れば,微妙な角度が選べますが,凝り始めるとキリないです.

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昆虫共生 沢田

 「ひとはく」と言えば、  兵庫県

 「兵庫県」と言えば、   こうのとり

 

 「こうのとり」と言えば・・・・・

          なにを連想されますか?

 

 

 

 

 

大空を舞うコウノトリ 本家本元のこうのとりは、こんな感じですね。兵庫県立コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市)で詳しく知ることができます。

 

 年末には「鳥インフルエンザ」の感染を考慮し一時非公開にされていましたが、また公開されているようです。

 山陰海岸ジオパークが世界ジオパークネットワークに加盟を認定された今、是非一度訪ねてみて下さい。

 

 

 さて、こうのとり・・・・・今話題になっていることと言えば、宇宙ステーション補給機HTV-2の愛称が「こうのとり」なんですね。これ(HTV-2)は補給機ですから、当然補給される相手があるわけで、それが国際宇宙ステーションISSなんです。世界の国々が協力して建設しているもので、日本は「きぼう」という名称の実験棟を保有しており、野口聡一さんや山崎直子さんが最近帰還されましたね。

 その国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士に食糧や衣類、各種実験装置などを補給するのが「こうのとり」です。

東京のmosschさんの撮影された写真です。ありがとうございます。 左の劇的な写真ですが、私が撮影したわけではありませんが、右側のタテの光がISSで、その左側に斜めに光っているのがHTV-2ということです。

 

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)のホームページでたくさん情報を得ることができます。 

 

 

 

 あと一つ、鉄道ファンの方ならピーンときましたね。そうなんです。

 今年の3月のJRのダイヤ改正により、今まで走っていた特急「北近畿」の車両が新型の車両に換わり、それに伴って名称も「北近畿」から「こうのとり」になります。

 

    グレーの車体の北近畿    オレンジの北近畿 この何とも言えない温かい色合いの懐かしい車両はもう見られなくなりますね。先日も恐竜化石発掘現場に取材に出かけた時、大阪からこの北近畿の写真を撮影に来られている方とお話ししました。

真っ白なこうのとりのイメージ これらの車両に取って代わる新型車両は左のように、コウノトリをイメージした真っ白の車体です。こうのとりの野生復帰事業に取り組んでいる兵庫県豊岡市などが名称の変更を要望していたそうです。

 

 3月以降は、「こうのとり」に乗って、「山陰ジオパーク」エリアにいる「こうのとり」を見に行って、夜になれば、満天の星の中を突き進む「こうのとり」を見ましょう!!

 

 という、ダジャレでした(^^ゞ

               お粗末!!

また雪が降り出した

 この前、ひとはくの床の張り替えをお伝えしました。

 今日は・・・・どこまで進んだのでしょうか?

 

   床を整えます   水平になるようにパテも盛ります   まだ作業は続いています。古くなったPPタイルを剥がした跡を平らに整えます。水平になるようにパテも盛り込んだりして作業が進みます。 タイルを貼り付ける接着剤のニオイが廊下に充満しています。部屋の中でも臭ってきます (・o・)

 

ぴっかぴか!! 一部できあがった廊下。写真では判りにくいのですが、実はピッカピカなんです。そしてツルツルしてて滑りやすいです。研究員も気をつけて歩いています (^^ゞ

接着剤のニオイがすごい

 猪名川町立楊津(ようしん)小学校で学校キャラバンが今日20日から始まりました!!昨日はその準備に出かけていましたので、その様子を紹介します。 

猪名川町立楊津小学校 2tトラック2台とひとはくのキャラバン号に積み込んで学校に向かいました。事前に、校長先生から地域の方々にお声かけしていただいていたので、沢山のお母さん方が集まってくださいました。ありがとうございました。 寒い体育館で準備 体育館には既にビニールシートが敷かれており、受入態勢はバッチリ。ここへ次々と展示品を運び込みます。ひとはくの研究員から貴重な標本を預かりました。

 モルフォ蝶の標本  恐竜の頭も!!

 とても美しいモルフォ蝶の標本やトリケラトプスの頭などたくさん運び込みます。大きなモノは運送会社の方にもお手伝いいただきました。ありがとうございます。世界の珍しいカブトムシの標本もたくさんあります。 

みんなを待ってます!!   標本棚に並べます   壁にも まるで小学校が博物館に変身したようになります。これが「学校キャラバン」のいいところなんです。ひとはくにある「ほんもの」が地域の学校に!!

 

 今日は、楊津小学校のみんなは「化石のレプリカづくり」に挑戦してくれていると思います。22日の土曜日にはPTAの方々や一般の方々を対象にしたセミナーも開催を予定しています。楊津小学校区の方はもちろん、近くの方も是非楊津小に足をお運びください!!

 

 

楊津小に来てね!!                                 情報管理課:八尾 

よく冷え込みました

2011年1月20日

 

 おはようございます。

 今朝もよく冷え込みました。インフルエンザも流行り始めているようです。健康には充分ご留意ください。

 

寒っっっ!!! 「-6.0℃」を表示していました。

 

寒すぎっ

 先週末は大変な雪でした。みなさんのお住まいの地域はどうでしたか?被害とかはありませんでしたか? 大学入試のセンター試験も行われていましたが、交通機関の遅れなどで、受験生にも少なからず影響したようでした。大変だったと思います。私の自宅前の様子です。雪かきに往生しました(+o+)

25cm〜30cmの積雪!! こんな大雪は久しぶりでした。

 今日は寒いですが、雪は大丈夫のようです。しかし、新幹線の運行に影響が出ている地域もあるようですので、引き続きご注意ください。

 

 さて、そこで、恒例「今日のひとはく」コーナー・・・・(いつから?!)

   建設現場みたい   サロンも 
 ひとはくの床のタイル貼り替え工事をしています。セミナー室や実習室前の廊下のPPタイルを、一度全部剥がして、新しく貼り替えます。サロンの奥にある研究室前の廊下のタイルも、貼り替え工事をします。

   研究室の前も    ちょっと歩きにくい?! 
 大変な工事ですが、博物館ももうすぐ二十歳ですから、あちこち修理が必要です。2月になれば臨時休館も終わりますので、リニューアルしたひとはくにぜひお越しください。

 

 リニューアルは、廊下だけじゃないよっ!! それは、また今度

 

すごい雪じゃったぁ情報管理課:八尾

学校が博物館!?
学校キャラバン「ひとはくがやってくる in 楊津小学校」


 この度、1/20(木)〜1/26(水)の期間、猪名川町立楊津(ようしん)小学校を会場に学校キャラバンを実施します。
 お近くにお住まいの方は、どうぞ足をお運びください。

 

 

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学校キャラバンとは...
 ある日突然、学校が博物館に様変わり!博物館の収蔵庫からとっておきの標本・はく製などを紹介します。日ごろの教科書や図鑑の写真でしか見たことがなかったものが学校にやってきます。ホンモノの迫力を存分に味わってください。


猪名川町立楊津小学校のHP
 ↓
http://yoshin-es.inagawa.andteacher.jp/

(生涯学習課 西岡敬三)

 今日は朝から青空が広がって、穏やかな冬の一日のようです。

 ひとはくは、1月11日から2月4日まで臨時休館をいただいております。県民の方からは、「臨時休館の日って、何をされてるんですか?」という質問をお受けすることがあります。

 そこで、今日のひとはくの様子をちょこっとお伝えします。  

 みんなで感謝を込めて片付けます   傷めないように丁寧に!! 秋から年末まで展示していた「ひとはくいきものかわらばん」 800点を超える作品を展示していましたが、一つ一つ傷めないように取り外していきます。パネルを片付け、支柱を外し、倉庫へ格納するものと、次の展示に使うモノとに仕分けしながら、手際よく作業が進みます。

  くじら  VTRも  2階で展示していた、ひょうごの生物多様性「瀬戸内海VS日本海」の企画展示も撤収が始まりました。

 

 「えっ?誰が片付けてるのか?」って。

           もちろん、ひとはくの研究員とひとはくの職員です。 

ありがとう!!                                    情報管理課:八尾

さて、謎の講談師河南堂珍元斎でございます。

 みなさま、覚えておられますでしょうか?昨年秋に、ひとはくのミニ企画展「ゾウが描いたぞう・・・・」に登場したゾウの絵とハリボテゾウさんの旅はまだまだ続いております。
 はじめて読む方は、下記ブログにて・・・
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_818/  その1
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_850/  その2(増井光子さんのメッセージ)http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_864/  その3(ゾウの絵展誕生秘話)
http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_894/  その4(ゾウの絵展誕生秘話)
http://hitohaku.jp/blog/2010/09/post_869/  その5(ゾウが描いたぞうイベント)
http://hitohaku.jp/blog/2010/10/post_906/  その6(ひとはくゾウの絵展おわったゾウhttp://hitohaku.jp/blog/2010/11/post_954/  ゾウの絵 旅に出る。 今治編http://hitohaku.jp/blog/2010/11/post_955/  ゾウの絵 旅に出る。 豊岡編

 

  さあ、「ゾウの絵地方巡業りポート橿原編」の一席でございます。今回は奈良の橿原市昆虫館への旅。今治と豊岡にわかれておりました全作品が再び集結。なんと今度は虫さんたちと共演することに相成りました。 001zo.JPG  002zo.JPG
 1月4日(火)から3月21日(月・祝)まで橿原市昆虫館 新館2階(一角)と本館にて「ゾウとムシの絵展」http://www.city.kashihara.nara.jp/insect/event.htmlと題しましての展示で、1月8日にはイベント「ゾウになって絵を描くぞう」に行ってきました。

 内容はゾウの絵誕生の講談とゾウと虫になって絵を描こう。 003zo.JPG
 来てくれたのは虫好き、ゾウ好きの子どもたち。けったいな和服姿のおっちゃんの話をちゃんと聞いてくれました。 004zo.JPG

 ハリボテゾウさん一座も3回目、だいぶゾウらしくなってきました。足が2本多いのがヘンですが。 005zo.JPG

 今回は特別に大谷研究員も河南堂ハチミツカメンとしてゾウ足での出演。 006zo.JPG

 でも足はお遊びで、ちゃんとゾウなどの哺乳類と虫の構造や行動の違いをわかりやすく解説するコーナーを担当してもらいました。 007zo.JPG

 寸劇では、ゾウの絵をはじめたロシア系アメリカ人コマール&メラミッド役に、昆虫館のスタッフやボランティアの方にも出演いただき、大ウケでした。 0070zo.JPG


 そしてみんな、ゾウになって絵を描きました。花やハート、丸、みんな大きなゾウさんになった気分でいい笑顔です。

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 さて、極めつけは虫のゾウ?ゾウムシさんたちにも絵を描いてもらうワークショップ!昆虫館の日比さんたちの指導ではじまりはじまりー! 011zo.JPG
 クロカタゾウムシ、カブトムシ、ヒラタクワガタ、ヤエヤマオオゴキブリなどの虫のアーチストが子どもたちと絵を描きました。  012zo.JPG  013zo.JPG  014zo.JPG

 いかがでしょうか?お絵かきのあとは、みんなで虫さんたちをきれいにゴシゴシ。虫さんたちも元気にカゴに戻りました。ご安心を。


 

 最後はみんなで、虫さんたちの作品とハイポーズ! 015zo.JPG この虫の絵は、会期中、ゾウの絵とともに展示されますので、ぜひゾウさんの絵と比較してみてください。この日は奈良テレビや奈良新聞にも取材にきていただき大賑わいでありました。 016zo.JPG


 ひとはくや今治、豊岡であー見逃したというよい子たち!いざ、橿原へ!さてさて、ゾウの絵の旅いったいどこまで続くやら・・・ 017zo.JPG


                          099zo.JPG ひとはく地域研究員 川東丈純
                       

 

 日曜日は休みだったので,三木山森林公園に行ってみました.特に目的はなく,うろついていれば何か面白いものがあるかも,という程度でうろついてみたわけです.しかし…

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 フライングぎみに咲いているウメが一株,ヒイラギには咲き遅れの花がすこし,赤黒い葉を残しているモチツツジのテッペンにドクガのなかまの幼虫(帰って調べるとゴマフリドクガらしい),アベマキの幹にフユシャクの仲間の♂(帰って調べてみるとクロオビフユナミシャク)がいた程度.

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 小鳥(たぶんジョウビタキ)がヘクソカズラの実を食べているらしかったので,撮影しようと近づくと飛び立って近くの枝に止まり,「じゃやますんなや」ていう感じで睨まれました.カモはぜんぜん近寄らせてくれないし.とほほ.

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 いろいろ居るのですが,コレはっ! という面白いのはであいませんでした,寒いし.立派なオオカマキリの卵鞘があったので,カマキリの季節,ということにしておきましょう.

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昆虫共生 沢田

kinokoblog3.jpg今年も御影高校による六甲山のキノコ展が御影公会堂にて開催されます。

期間は、1月8日(土)〜1月10日(月・祝)です。高校生や兵庫きのこ研究会の皆さんが、3年間にわたり収集した標本約250種、300点あまりをキノコの特徴別に一挙公開されます。

キノコに関心があるかたは、ぜひぜひこの連休中に御影公会堂におこし頂ければと思います。

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【展示情報】
タイトル:六甲山のキノコ展2011〜野生のキノコの不思議な魅力〜

キノコは季節ごとに発生する種が異なります。これまで3年間にわたり、四季を通じて採取した標本約250種300点余りを、キノコの特徴別に一挙に展示・公開します。六甲山再度公園のキノコの多様性、野生のキノコの面白さ、不思議さ、そして身近な場所の豊かな自然を実感して頂けばと思います。

 (1)特徴別(食・毒・香り、出現頻度など)にキノコ標本の展示
 (2)本校生徒や兵庫キノコ研究会によるキノコの解説
 (3)六甲山系の代表的なキノコの写真展示
 (4)解析結果をポスターで展示
 (5)キノコの香り体験コーナー
 (6)COP10の報告

実施期間:平成23年1月8日(土)〜1月10日(月)

場所:御影公会堂(神戸市東灘区御影塚町4−4−7)

入場料:無料

共催:兵庫県立人と自然の博物館、兵庫きのこ研究会

(みつはしひろむね)

化石発掘の現場において、ユンボや削岩機で掘り進める作業をダイナミックな作業と位置づけるならば、デリケートな作業は、やはりハンマーによる石割作業だろうか。

ガガガガガッ!!  慎重に   両方とも重要な作業であることには違いない。世紀の大発見はこれら全ての作業にかかっています。

ん!!   何?!

 先日発表された曲竜類の歯の化石も石割体験に参加した小学生が発見しました。大人だけでなく子どもも、貴重な化石を発見できる機会があります。現場の発掘ボランティアの方々は毎日毎日破片を調べています。

ハンマーのデザインを見てください!! 現場で作業にあたる恐竜化石発掘ボランティアの腕には名前を書いた腕章をされています。

 左の男性の写真の右下(写真をクリックすると大きくなりますよ)をご覧ください。上の茶色のところにバッテンマークのような記号がデザインされています。これは、ハンマーとたがねを意匠化してありますが、この男性はそれが5つ描かれています。

 と言うことは、今回で5回目のボランティア参加ですから、第1次から全部参加されている「超ベテラン発掘ボランティア」ということになります!!

 

 こうした何十人というボランティアの方々の協力の結果が、世紀の大発見を生むのでしょう。

 

そして、現場でそれらしきモノが出ればラボに持ち帰って、さらに精緻なクリーニング作業があります。このクリーニングがあってこそ、学術的にも価値のある化石となるのです。 ラボでのクリーニング作業 爪の10分の1ほどの大きさの恐竜の歯の化石。一度実物を見にお越しください。

 そしてラボで行っているクリーニングの様子も見学してください。その技術の素晴らしさに感動します。

なんという素晴らしい技術!!

 連日新聞紙上で丹波の恐竜化石関連のニュースで賑わっていますネ。もうご覧になられましたか?曲竜類の歯の化石も明日10日まで3階丹波の恐竜化石コーナーで展示をしていますが、とにかく見に来てください。ほんとに「小っちゃ」いです。

 

 昨日からボランティア作業による第5次発掘調査が再開されています。取材に行ってきましたが、先日の曲竜類(鎧竜)の歯の化石発見の新聞報道やTVニュースを見られたのか、一般の見学者が多く来られていました。

 

朝の点呼とお弁当券配り 午前9時 発掘現場の上のプレハブ広場に、ひとはくの三枝主任研究員、池田研究員と緊急雇用の職員、非常勤の職員、そしてボランティアの発掘調査作業員が集合して朝の打合せをします。

 

 この日も、朝の時間帯は大変冷え込みが厳しかったです。

 

凍ってるし(+o+) 足下の地面を見ると、夕べから残っていた水分が凍てついて氷になっていました。地上のコケにも着氷(霜?)していて、本当に寒い中での作業再開でしたが、ボランティアの方々の作業は黙々と進められています。

 ここの現場での発掘調査の進め方は大まかに説明すれば、岩盤を削岩機で砕きながら、大きな化石を見つける作業と、砕かれた岩屑をさらにハンマーで細かく砕いて一つ一つ確認する作業とがあります。(さらに、発掘体験会のようなケースもあります)。そこで見つかった化石を持ち帰ってさらにクリーニングする作業です。

足場は悪いです

 地層が斜めになっているので、その面に沿って斜度はだいたい35°くらい(?)の非常に足場の悪い滑りやすい場所で、削岩機で岩を少しずつ砕いていきます。

 

 砕いている途中で、明らかに化石と思われる部分が露出すると、その場で手堀が進められます。崩さないように、タガネや刷毛、ブロアーなどを駆使し、丁寧にまわりを削っていきます。場合によっては、薬品で化石を保護しながら作業を進めることもあります。

慎重に慎重に  集中!!  もうすぐ取り出せる!!

 砕いた岩盤上に現れた化石は、このようにして取り外していきます。これが胴椎の化石などのように大きなモノになると同じ方法では取り外せませんが、やることは同じです。化石を傷めないように回りの岩石とともに岩塊を削りだし、石膏で固めた布で保護してプラスタージャケットというものにして取り出します。

岩盤から取り外されたプラスタージャケット  説明する三枝主任研究員 これは、第4次発掘調査の終盤で発見された胴椎が含まれたプラスタージャケットです。凸凹してるのは、中の胴椎を傷めないように保護するためにいっしょに封入した木材のせいでこんな形状になっています。新聞記者やTVカメラマンに三枝主任研究員が説明をしていますが、大きさはだいたい、たて60cm、よこ50cm、あつさ40cmくらいで、大きく3つくらいに分かれていると思われます。

激励にみえた辻重五郎丹波市長 この日は、ボランティア作業の再開の日でもあったので、地元丹波市の辻重五郎市長が作業の激励に。

 

 写真は、第一発見者のうちの一人、村上茂氏と話をされている様子です。

  情報管理課:八尾みんな頑張ってます

昨日から丹波の恐竜化石発掘で採取された岩屑から発見された曲竜類の歯の化石を展示していますが、昨日も大勢のお客様にお越しいただきました。誠にありがとうございます。

曲竜類展示

▲3階「丹波の恐竜化石」展示コーナーに第4次発掘で発見されたほかの恐竜たちの歯の化石と一緒に展示しています

さて、発掘現場では昨日から第5次発掘が再開されています。

発掘現場

▲発掘現場のすぐ横を川が流れています。だいぶ深くなって危険な状態が続きます 

ボランティアの方々

▲昨日もボランティアの方々が14名来られて、作業をされていました

そして、発掘現場の駐車場にある地元の方々の運営される施設「丹波竜の里」では、週末に発掘体験ができます。
昨日もニュースを見て、さっそく満員でした(^^)

体験

▲次は誰が見つけるのかな?小さな子どもたちの目が輝いていました(^^)

これから何が出てくるのか楽しみです。ひとはくからの情報をお見逃しなく!!
そして、今日、明日いずれかに「曲竜類(よろい竜)の歯の化石」を見に来てください。

今日はフロアスタッフのイベント「うきうきワークショップ」で「恐竜おりがみづくり」があります。
10:30から16:00までの間、4階ひとはくサロンでいつでも参加できます。
明日も「うきうきワークショップ」があり、「葉脈標本しおりづくり」です。

見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

丹波市山南町で発見され、第5次発掘調査が行われている竜脚類の恐竜(いわゆる「丹波竜」)と同じ場所から出てきた曲竜類の歯の化石。
ひとはくでは、11日(火)から2月4日(金)まで臨時休館となるため、明後日の10日(月・祝)まで展示中です。

今日も大勢の客様にお越しいただきました。
この化石を発見したのは篠山市立古市小学校3年生の田中翔己くんでしたが、同じ年の恐竜大好き少年が、今日、遠く茨城県から見に来てくれました(^^)
小学校3年生の中嶋俊介くん。なんと科博(国立科学博物館)の友の会会員で、年間パスポートを利用して何度も真鍋先生のお話しを聞きに行っているとか・・・

中嶋くんとお母さん

▲お父さんがこちらに単身赴任中で、ご家族でお越しいただきました

3日間だけの展示をちょうど見ることができて、とっても嬉しそうに話してくれました。
好きな恐竜は「マプサウルス」。白亜紀にいた肉食の大型恐竜ですね。なかなか恐竜について詳しそう(^^;

マプサウルス

▲私も2009年3月に科博で見てました(^^)学名の由来は「大地のトカゲ」獣脚類カルカロドントサウルス科の恐竜ですね

全国にたくさんいるんでしょうね。恐竜大好き少年・少女たちが(^^)
展示室を歩くとお爺ちゃんお婆ちゃんに連れられた可愛い子どもたちや、熱心に展示ケースをのぞき込んでいる子どもたちに出会うことができます。
ひとはくでは、今回のような大発見につながる発掘体験会を4月以降、ひとはく連携グループ「Labones(ラボーンズ)」が企画しています。ぜひ、見学とあわせてご参加ください。
■詳しくは来月発行予定の「ひとはく手帖2011」をご覧ください。このホームページ、ブログでもどんどん紹介していきます。

明後日までの3連休の間に「曲竜類(よろい竜)の歯の化石」を見に来てください。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

昨日からのテレビ、今日の朝刊など、大きなニュースとして取り上げていただきました(^^)
報道関係のみなさま。誠にありがとうございました。

曲竜類の歯

▲昨夜、展示ケースに池田忠広研究員の手によって収められました

さて、アンキロサウルスが代表格の曲竜類。この中にアンキロサウルス科とノドサウルス科があるんですね。
昨日の記者発表時に田中翔己くんが手にしていたのはアンキロサウルスの模型でした。

アンキロサウルスと田中くん

▲尾の先にある骨の塊がアンキロサウルスの大きな特徴ですね

いくつかの新聞ではパウパウサウルスのイラストが載ってました。何とも愛嬌のある名前ですね(^^)
この恐竜はアメリカ・テキサス州にある前期白亜紀の地層「パウパウ累層」から頭蓋骨の化石が出ています。
曲竜類の中でもノドサウルス科に属する恐竜です。アンキロサウルスのような尾の先に骨の塊がありません。
一口に「よろい竜」といってもいろいろあるんですね。

さて、今日から第5次発掘調査が再開されました。

胴椎のPJ

▲三枝春生主任研究員の前にあるのは、4次発掘調査の終盤に発見された胴椎と見られる骨の化石です。石膏で固められて、プラスタージャケットとして大切に保護されています

これから何が出てくるのか楽しみです。ひとはくからの情報をお見逃しなく!!
そして、あさって10日(月・祝)までの3連休の間に「曲竜類(よろい竜)の歯の化石」をぜひ、見に来てください。実は今日、私の大学時代の友人も見に来てくれました(^^)嬉しかったですね。

見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、みなさまもお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

さて、新年早々、ひとはくでは大きな記者発表がありました。
すでにニュースをご覧になられた方もあるかもしれませんね。
明日の朝刊各紙には大きく出るかも(^^)

記者発表で

▲大てがらの田中翔己くんも大勢の記者に囲まれてしまいました

丹波の恐竜化石第5次発掘調査は明日から再開されます。
それに先だって、第4次発掘調査で持ち帰った発掘残土から、今回の恐竜の歯が出てきたのです。
詳しくは、ホームページをご覧ください。そして、明日からの展示をぜひご覧ください。

さて、いつもの週末情報です。

8日(土)
11:00〜 デジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」(フロアスタッフ)
11:30〜 展示室ツアー「ひょうごの生物多様性 お楽しみツアー」(フロアスタッフ)
13:30〜 顕微鏡で見る化石(古谷裕主任研究員)
14:30〜 デジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」(フロアスタッフ)
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「ぶんぶんごま 〜うさぎ」(フロアスタッフ)
■お馴染みのぶんぶんごま。干支にちなんでウサギの形で作ります(^^)

9日(日)
10:30〜16:00 うきうきワークショップ〜恐竜おりがみ
■この時間内にいつお越しいただいても作ることができます。ぜひお越しください。
11:00〜 デジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」(フロアスタッフ)
11:30〜 展示室ツアー「ひょうごの生物多様性 お楽しみツアー」(フロアスタッフ)
14:30〜 デジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」(フロアスタッフ)
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「うさぎおめんづくり」(フロアスタッフ)

10日(月・祝)
10:30〜16:00 うきうきワークショップ〜葉脈標本のしおりづくり
■この時間内にいつお越しいただいても作ることができます。ぜひお越しください。
11:00〜 デジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」(フロアスタッフ)
11:30〜 展示室ツアー「ひょうごの生物多様性 お楽しみツアー」(フロアスタッフ)
14:30〜 デジタル紙芝居「スミスネズミと100年の森」(フロアスタッフ)
15:00〜 フロアスタッフと遊ぼう「うさぎおめんづくり」(フロアスタッフ)

そして、8日から3日間限定で「曲竜類(よろい竜)の歯の化石」を展示します。
見どころいっぱいのひとはくに、ぜひ、お越しください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
(恐竜タスクフォース&生涯学習課長 平松紳一)

何、出た!!

2011年1月 7日

  このカメラの放列

!! !!!! !!!

 一体何が・・・・・小学生まで 新聞社、テレビ局が大集合  小学生が取材を受けているようだが・・・・・

 何が出た?

 

 8日・9日・10日  ひとはくで確かめて!! 


きょうも寒いですね〜(●^o^●)

本日のフロアタッフとあそぼうは リサイクル工作 牛乳パックで
 
「ぴょんぴょんうさぎ」を作りました。

牛乳パックと輪ゴムを使い 好きなうさぎの絵を描いて のりで

ペタペタ貼りました。
  


うさぎ1

うさぎ2

うさぎ2

みんな上手ですね〜(*^_^*)

うさぎ3 

 できたらぴょ〜んと飛ばしましょう!

 

1月は10日(月)まで開館しています。

ぜひひとはくへお越しくださいませ。

  フロアスタッフ 西口 小野

今日は雪

2011年1月 7日

 新しい年になって最初の週末を迎えようとしていますが、今日は朝から雪

 家を出る時は5cmほどの積雪と降る雪の中を出てきました。雪は降っていましたが、ちゃんと「七草がゆ」はいただいてきました。 

朝から降ってる 道路は真っ白。所々凍結している所もありました。

 三田の博物館のあたりでも雪が降ってました。

 

雪 雪 深田公園もまだ雪が残ってます。

 

 ひとはくは1月10日までは開館していますが、そのあとは2月4日まで閉館します。是非この週末にひとはくに足をお運びください。うきうきワークショップやオープンセミナーなど、楽しい催しでみなさま方のご来館をお待ちしております。

 

雪道には気をつけて

新年あけまして おめでとうございます。

ひとはくは1/3(月)から開館し、フロアスタッフのお正月イベントはもりだくさん。

 

1/6(木)の1100〜は、4階ひとはくサロンにて

カルタ大会「ひとはくメガ★カルタ」を行います!

 

 

megaga.jpgのサムネール画像

 

博物館の1〜3階にいる展示室の恐竜、動物、植物などがそのままカルタになりました。

カルタ大会に参加して、博物館の生きものの名前を覚えちゃおう。

(絵を見てカルタをとります。)

 

 

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↑ぜ〜んぶカルタのとり札で普通よりも2倍大きいサイズのメガ・カルタ。

生きものの絵を見てカルタをとってください。

フロアスタッフ手作りです。

 

参加してくださったお客様には、もれなく参加賞があります。

(観覧料のみでご参加いただけます)

 

皆さまのお越しをお待ちしております!

 

フロアスタッフ 『ひとはくメガ★カルタ

実施日:1/6(木)

時間 :11001130予定

場所 :4階ひとはくサロン

定員 :15

 

                           (フロアスタッフ 美濃・松田)

  

今日、宝塚市立長尾小学校3年6組担任の後藤先生が来館。

手には、後藤先生のクラスの児童34人が、校区内、子どもたちの手の届く範囲で生きもの、植物などを観察記録し図鑑にした「長尾の図鑑」8冊が。

 

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図鑑には、写真のほか、名前、採集場所、採集年月日、観察記録などが記録されていました。
中には名前が分からないものも。それを博物館の昆虫や植物の専門家に見てもらおうと来館されました。

私も、ちょっと、話を聞いてみましょう・・・、

 

s-P1040279.jpg八木主任研究員「色・形・大きさの他、どんなとこにいたか、も記録するといい。」
「よ〜く観察するには、スケッチするのがいいですよ。」
「写真だとスケールが分からないままだけど、スケッチすると、自分で大きさをはかるんですよ。」
「今度はスケッチしてみてください。」

なるほ〜ど。☆⌒c( ̄▽ ̄)

これは、ハチを観察する私も参考になります。

小舘研究員「この葉っぱ、よく採れましたね。手が、かぶれませんでしたか?」
【え?何?(・vv・) ???】(と私。心の中で叫ぶ。)
なんと、ウルシのなかまの紅葉した葉っぱを採取し、撮影されていました。
小舘研究員「ウルシのなかまは、かぶれる場合があります。」
【え〜?こわ〜っ。】(と私。心の中で叫ぶ。)

話が終わって・・・、

私が、【全部の種類、分かりましたか?】と聞くと、
小舘研究員「(植物で)何の種類か、分からないのもありました。」
八木主任研究員「『分からない』と分かることも大切。」

 

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                     (熱心に話を聞く後藤先生)

1学期から図鑑を作り始めて2学期までで8冊。
3学期が終わるころには10冊を超えているでしょうね。
子どもたちも、遊び感覚のように楽しくやっているそうです。

そんな子どもたちを指導する、後藤先生は「教えるもんが、『おもろい』と思わんと。それが基本です。」と笑顔で話していました。
同定した八木主任研究員は「先生の熱意と指導の意欲が感じられる」と言っていました。
そんな、熱意にあふれた先生をひとはくは応援します!


                                                              小林美樹(生涯学習課)

いつも、ひとはくブログを愛読してくださってるみなさま、
明けましておめでとうございます。


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ひとはくは、本日から開館し、館内は大賑わいでした。

 

人と自然の会さんによる「ひとはくのお正月」では、たこ作りとたこあげ、こままわし、はねつき・お手玉、百人一首、ウサギの置物作り、羽子板・追羽根作りなどでお正月を楽しんでいただきました。


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    百人一首。高校生も真剣!          お手玉。3つに挑戦! 

 

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                大人気☆今年の干支「うさぎ」の置物作り。

 

今日のフロアスタッフとあそぼうは「動物すごろく」。

動物になりきって、その生態を学びながら楽しくすごろくをするイベントです。

動物の気分になれたかな?

                      s-DSC_0024.jpg     s-DSC_0031.jpg

兄弟ペアになって仲良く参加してくれたお客様も。

いや〜盛り上がりました! 

 

博物館の横の深田公園は雪。ちょっと寒いけど、そんなん平気!元気にたこあげ。

               s-P1040269.jpg

 

たくさんイベントに参加してくれて、ありがとう〜。

s-P1040270.jpgひとはくは、今日から10日(月・祝)まで休まず開館しております。
今年も、ひとはくをよろしくお願いします★⌒(@^-゜@)v ♪


                                                                                      小林美樹(生涯学習課)

 

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