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2008年11月アーカイブ

ファーブル大作戦!最後の土日は、講談師「河南堂珍元斎(かなんどうちんげん
さい)」のスペシャルイベント。
そして、最後のファーブル大作戦!キャラリートークを実施しました。
29日は、スペシャルレトロ紙芝居。


レトロ紙芝居中〜

スペシャルゲストの立川渉くん。
初めてにしては、うまく出来ました。それも、そのはず。
渉くん、ファーブルポイントカードを3回もゴールした、ひとはく常連様。
河南堂珍元斎の講談を覚えるくらい、見てくれていました。


立川くん、上手に紙芝居出来ていましたよ。

その渉くんに、河南堂珍元斎から「河南堂うるさい」と命名。
立派に河南堂一門となりました。


さらに、最後の研究員のギャラリートーク。

担当の大谷主任研究員が、なんと「ふんころがし」の姿をご披露!
ん〜なかなか似合ってます。


ギャラリートークの様子。やはり、専門の分野になると顔つきが違います。
ギャラリートークは、終わってしまいますが、セミナーでも昆虫のお話が聞けますの
で、来年のセミナーを楽しみにしてくださいね。


30日は、スペシャルファーブル講談の2本立て!
「ファーブルふん虫記」と「虫売り」の講談にお客様は聞き入っていました。


スタッフもふんころがしの姿をしています


虫売り屋台を再現したものです


笑いの絶えない楽しい講談でした


河南堂珍元斎の講談を聞くためにわざわざお電話で問い合わせをしてくださった
お客様もいらっしゃいました。
次回の出演をお楽しみに!

生涯学習課 小林美樹

11月29日(土)神戸市立西脇小学校体育館でPTA主催の「ひとはくin西脇小学校」が開催されました。ティラノサウルスやトリケラトプスの頭骨レプリカや昆虫標本、古生代から新生代の化石標本、パネル展示など体育館の半分を占めるキャラバン展示を背景に、計15ものPTAや地域の方の趣向を凝らした工作ブース。ひとはくからは、化石のレプリカ作りと、人と自然の会による「まが玉ペンダント」が出展。体育館は一日、こどもたちの驚きの声につつまれました。

ひとはく学校キャラバンは、今年度神戸市立櫨谷中学校を皮切りに4校目。全部で5校が予定されています。


 写真1:好奇心の熱気に包まれる体育館


 写真2:化石のレプリカづくり


 写真3:人と自然の会「まが玉ペンダント」

生涯学習課 春名潤一

本館3階展示室の一角に、密やかに響く虫の声。小泉八雲展示の正面にある「虫売りの屋台」。その片隅に仕込まれた来館者プレゼント「ちんげんさい直筆虫売り扇子」を幸運にも発見したのは、神戸市灘区からご来館の4歳と5歳の親子連れでした。

はじめての来館でのプレゼント発見に大喜びでした。
「ちんげんさい直筆虫売り扇子」はあと1本仕込んであります。明日が最終日。よく探して、ぜひとも
ゲットしてください。

生涯学習課 春名潤一

11月24日(月)に<ちんげんさいのファーブル講談>を開催しました。
NHK出演の効果もあって、会場アースシアターは大盛況でした。
そのときの模様を少し紹介します。

この日は2本立てで、まずは「ファーブルふん虫記」。


謎の講談師河南堂珍元斎熱演中。

河南堂一門もふん虫役で友情出演。

怪しいふん中たち登場!


ふん虫奮闘中!スカラ兵衛が大暴れ。会場中にふん玉が飛んだり、転がったり・・・、空飛ぶふん玉
に子どもたちは大喜び!

クイズに答えて正解すると、スカラ兵衛扇子をその場で描いてプレゼント。

日本のふん虫、生きたセンチコガネくんをさわってみる子どもたち。さすがにセンチコガネくんは
ちんげんさいよりも大人気でした。

主演男優賞のセンチコガネくん


2本目は「講談 虫売り」。「ギースどうどすー、松虫どうどすー・・・」と虫売りが登場すると
場内は静まりかえり、江戸時代へとタイムスリップ。


虫売り登場

寸劇、お絵描きありの講談で、ふん虫の気持ちになったり、江戸の虫売りを体験したり、
五感で楽しむ!イベントでした。
ひとはくファーブル大作戦!もあとわずか。、<ちんげんさいのファーブル講談>は11月30日
(日)(11時〜12時)で千秋楽を迎えます。お見逃しなく。

でも、再び、ちんげんさいは、新年、1月10日(土)、ひとはくのミニ企画展「ウシさんようこそ」(1月3日〜12日)の中で、柳田国男の蝸牛考(かぎゅこう)をもとにした新春講談「でんでんむしのめでたい話」で登場します。乞うご期待!

ファーブルTF 川東丈純

みなさま、こんにちは!
「ひとはくフェスティバル」におきましては、今年も大勢のお客様にご参加いただき
ありがとうございました。
特別プログラムのファーブルクイズ王大会では激戦の末、全問正解のクイズ王が3名
も誕生し、大変盛り上がりました。

写真:ファーブルクイズ王大会の表彰式のようす

また深田公園では、演奏会や屋台など皆様も楽しい一日をお過ごしいただいたことで
しょう。


写真2:虫顔おめん研究室


さて、「ひとはくファーブル大作戦!」の開催期間も残すところわずかになってしま
いましたが、もうご観覧いただきましたでしょうか?
皆様のおかげで、楽しくイベントを行うことが出来ました。
開催期間、最後の土日はクイズ大会などを予定しております。
最後まで全力で頑張りますので、ぜひご参加くださいますようスタッフ一同心よりお
待ちしております。

なお、12月のクリスマスに向けてのイベント準備もおこなっていますので、こうご期
待ください。

                    (フロントスタッフ 寺尾由美子)

皆さんは、インドネシアというと、どんなとことをイメージされるでしょうか?
「暑くて、いともかんたんに伝染病が広がる、貧しい国」でしょうか?

 インドネシアは、大小の島々がつらなった島国です。マレー諸島とセレベス島
やニューギニア島の一部まではいってしまう、とても大きな国なのです。
面積は日本列島の5倍もあります。ですから、「インドネシア人」と一口に言っ
ても、いろいろな人がいます。民族や話すことば、さらには食べ物までもが、も
ともとは、地方によってことなったのです。

 そういえば、人と自然の博物館から毎年行っている島はボルネオ島ですが、ボ
ルネオ島というのはマレーシアからの呼び名で、インドネシアではおなじ島をカ
リマンタン島と呼んでいるのですよ。

 わたしはむかし、毎年のように、アフリカのコンゴ共和国とインドネシアに行
っていました。ところが日本での仕事が忙しくなり、忙しくなりすぎて、とうと
う6年前に脳梗塞になってしまいました。右半身が動かなくなったのです。そし
て闘病の後、2年前からやっとインドネシアには行けるようになりました。今で
はかなり動けるようになりましたが、それでもやはり、山に登ったり、坂をかけ
下ったりといったフィールド・ワークはムリなのです。

 今、行っているのは、スマトラ島という西の端の大きな島と、ジャワ島という
首都ジャカルタのある島です。

 スマトラ島のパダンという都市にあるアンダラス大学の先生といっしょに、車
に乗せてもらっていなかを回り、どんなところにどんな動物がいるかを調べます。
また病気になる前から通っていたジャワ島のパンガンダランでは、シルバールト
ンというサルの食べ物を調べたりしています。
  
   写真;パダンの街なか

 スマトラ島では、伝統的な〈我が家の畑〉がだんだん見られなくなっています。
それでもパダンの近くにはまだよく見られますが、パダンから山脈を越えた北東
へと続く広大な地域には、すでに伝統的な〈我が家の畑〉は見られず、かわりに、
どこまで行っても油ヤシのプランテーションが広がるようになりました。おなじ
地域には、国際的な石油会社もパイプ・ラインを伸ばしています。
  
   写真2:若い油ヤシの畑

 野生動物の生息は、プランテーションを広げたり、パイプ・ラインを引いたり
する妨げになります。ここにはアジアゾウやスマトラトラがいます。でも、生息
地を追われたゾウやトラは、畑に入りこんだり、家畜や人をおそったりするので、
人びとから恐れられています。

 スマトラ島では、経済的な開発と、伝統の生活と、野生の自然が、互いにせめ
ぎ合っているのです。
(この連載は、不定期に続きます。)

  三谷 雅純(兵庫県立大学/人と自然の博物館)

※このブログで掲載されている文章・写真の無断転用・転載はご遠慮ください。

年に一度、古生物学者なら誰でも知っているSociety of Vertebrate Paleontology
という国際学会が開かれます。
08年度は、アメリカのオハイオ州クリーブランドで、10月15-18日の4日間開催され、
三枝研究員と私は、丹波の恐竜化石など自身の研究について発表してきました。
丹波の恐竜化石の世界デビューです。

学会の参加者は総勢約1000名、発表者は約700名と数字だけみてもとても大きな大
会であることがわかります。
大会は町で一番大きなホテルを借りきって行われました。


写真�@(口頭発表の会場)

上の写真は口頭発表の会場です。何百人とはいる大会場で口頭発表が行われ、
一番後ろに座ると発表者の顔が見えません。最終日にはこの会場でパーティ
も行われます(パーティでは、みなさんそれぞれに着飾ります)。


写真�A(ポスター発表)

今回私たちは、上の写真のようにポスターで研究成果を発表しました。このポス
ター会場では、お酒やスナックが振舞われ、世界中の古生物学者が交流を深め、
研究についての情報交換が行われます。
私が最初大会に参加した時、「発表中になぜお酒?」と思いましたが、少しお
酒が入ることで、国籍を超えてスムーズにお互いが打ち解けることが出来るよ
うです。

発表の成果も上々で、多くの著名な恐竜化石の研究者が丹波の恐竜化石につい
て興味を抱いているようです。
今後も、随時、研究成果を発表していく予定です。

池田 忠広(自然・環境評価研究部)

HAT神戸にある県立美術館では
兵庫県と姉妹提携をブラジル・パラナ州の美術館と連携で特別展を開催しています。

特別展の入口のあたりです。

講演中の中瀬副館長です。
ちなみに写っている木は『パラナマツ』でパラナ州の州木です。
マツと思っていたのですが、調べてみるとナンヨウスギ科の高木でよい材木になります。

ブラジル・パラナ州の州都クリチーバは「環境共生都市」として世界的に有名だそうで、
その都市計画と実行の過程、それに関与した日本人、特にナカムラヒトシ氏の話でした。
日本の寺子屋の形式がスラムの教育に導入されたり、日本の知恵も使われたとのことです。

縦割りでなく、建設、教育、交通、ライフライン整備などを総合的に進めて、
ゴミ0化、放置区域の緑地化を環境共生が叫ばれる前に達成して、世界のモデルとなっています。

今回の講演は県立館の連携のひとつとして行われました。
パラナ州の美術館の展示を観ると、中瀬副館長の講演にもあった広大な公園の景観もあり、
クリチーバの風景は地元の誇りであるのだなとの印象を感じることができました。

ブラジル原産のイペの木を使った記念品が抽選で5名の参加者に配られました。
イベはノウゼンカズラ科の高木で、硬く重く丈夫な材になります。
神戸空港のウッドデッキに使われています。
また神戸市中央区鯉川筋にはブラジルとの交流を記念して植樹されています。

別室では、ブラジル音楽のコンサートもあり、美術館はブラジルモードでした。
たまたまですが、演奏者のひとりは中瀬副館長のお友達だそうです。

生涯学習推進室 鈴木 武

本館3階展示室の一角に、密やかに響く虫の声。小泉八雲展示の正面に先日出現した「虫売りの屋台」。その片隅に仕込まれた来館者プレゼント「ちんげんさい直筆扇子」を幸運にも発見したのは、小野市からご両親と来館された小学校5年生の男の子でした。


うかがうと今回が初めての来館とのこと。大喜びで博物館を後にされました。

生涯学習課

今日11/23、連携団体の人と自然の会が「ハニー喫茶」と銘打って
こだわりの自家製ハチミツをこだわりのコーヒー・ホットケーキ付きでいただけます(200円)

それよりも驚きはなんと!あの恐ろしいオオスズメバチの巣を生きた幼虫付きでもってきています。

オオスズメバチは恐ろしいですが、幼虫は白くてきれいです。
食べるとおいしいくて、
エビのような味とかロイヤルゼリーの味がするそうです。

たまたまやってきた子どもも
お父さんにだっこしてもらってつっいています。
なかなか見れるものでありません。

さわる際には人と自然の会の方に一声かけてあげてください

ハニー喫茶は本日午後1〜3時です。
その間はずっと展示しているとのことです。

生涯学習推進室 鈴木 武

 11月22日の「ふかたん」はかくれた虫をさがしました.

 11月に虫さがし? 不安もありましたが,天気もよく,気温も適度に上がっ
て,何より,元気な隊員が多数あつまったので大成果でした.


<写真>これから出発

 2時にサロンに集合して,まず,博物館入口付近のヤツデの花のところに行
ってみました.この花にハナアブなどが来ています.日向ぼっこをしているハ
エ,空中浮遊しているハナアブなどを見ました.ここまでは,多少は活動中の
虫も見られるようにと,あらかじめチェックしておいた隊長の,仕込みのネタ
です.


<写真>ヨコヅナサシガメ


<写真>ヤマナメクジ?>

 しかし隊員の意欲的な探索は花の虫にとどまらず,落ち葉をあばいてダンゴ
ムシ(メス),ワラジムシ(特大),ナメクジ(外来種?)を次々と発見.樹
皮下からヨコヅナサシガメの若虫,何だか小型のテントウムシの蛹が何かに食
われた痕,蛾の蛹の脱け殻,落ち葉から虫コブの痕,カマキリの卵の出た跡,
多分植物の実,まったく謎の物体 ... などなど,いろいろ見つかりました.

 隊長的には芝生広場の水場付近でイナゴが見られる事も仕込んでいましたの
で,そちらに移動.するとイナゴより先にハラビロカマキリ(お腹パンパンの
メス)を発見.つかみ方のコツを上手い隊員が伝授.
 樹の幹や柵などから蛾の蛹や蛾の幼虫の朽ち果てた痕や寄生蜂の繭の脱け殻
が見つかりました.活動中ではなく「何々痕」ばかりですが,冬のむし探し的
にはこういうのが「むむ,実に興味深い」なのです.


<写真>イナゴを捕まえた

 ほかにチャタテムシの一種,アワフキの一種,ナナホシテントウ,アオバア
リガタハネカクシ,ギシギシを食べている蛾の幼虫,何だか小さなハエ,アブ
ラムシ,などは活動中のものを見られました.一部の上級生隊員は冬の蛾を数
種ゲット,正確な種名は展翅して調べないとはっきり分からないようです.隊
長の予定通りイナゴ(たぶんコバネイナゴ)も,一応,見られました.

 さいごは紅葉したイロハカエデの下で記念撮影.ファーブル企画で三連虫の
「ふかたん」,この時期は紅葉を探検するのも良かったんですけどね.

隊長:沢田佳久

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「ふかたん」とは?

 深田公園うきうき探検隊の愛称です。
 ほぼ毎月1回テーマを決めて、
 ひとはく研究員を隊長として、博物館のある深田公園を調べます。

 次回以降は12/7に先山隊長が石、2/22に秋山隊長が苔をテーマに探検する予定です。
 
 当日参加で、申し込みは不要です(無料、博物館観覧料のみ)
 最後に観察したこと、集めたものを大きな地図にまとめます。

ひとはくファーブル大作戦 のイベントのひとつとして、
谷上駅(神戸電鉄/北神急行)駅にあるドームギャラリーで
「ひとはくファーブル大作戦 in 谷上駅」を行っていました(11/1-20)。

駅改札を出て右奥の通路に沿った場所です。


写真家 栗林慧氏の撮影による昆虫などの瞬間写真14点、
フンコロガシの仲間で六甲山にもいるオオセンチコガネの拡大模型、
六甲山に関連のあるマヤランの模型、スミスネズミはく製などを
展示しました。

たまたま通りかかった親娘連れ。
きれいな色のオオセンチコガネ模型を興味深そうに見ています。

利用者の多い駅だけあって
置いておいたファーブル展の案内500枚は10日ほどでなくなってしまいました。
ひとはくファーブル大作戦!を知ってもらうよい機会になったようです。

ご協力いただきました谷上駅、神戸電鉄のみなさまありがとうございました。

(生涯学習推進室 鈴木武)

「ひとはくファーブル大作戦!」もあと10日を切っています。

兵庫に関連したナチュラリストとして
牧野富太郎を紹介しているコーナーが本館2階にあります。

牧野富太郎は高知出身の偉大な植物分類学者ですが、
大正〜昭和初期にかけてかなり長く神戸に滞在しています。
資金提供をした池長孟(いけなが・はじめ)が
神戸市兵庫区会下山(えげやま)に植物研究所をつくるべく牧野を招いたのです。

牧野と親交を深めた兵庫の植物研究家は達筆でも知られた牧野に一筆を求めたのです。
そうした書なども今回はお借りして展示しています。

これは篠山市の植物研究家が牧野と同好の際に書いてもらったもので、
掛軸になっています。

昭和11年9月に三田市母子(もうし)に植物採集で訪れた牧野が
地元の方に頼まれて書いたものです。

 ともに
「朝夕に草木を
  吾れの友とせば
 心淋しき
  折ふしもなし
     牧野結網」
 とあります。

『結網』は牧野が用いていた号です。

なかなか目にする機会のないものです。
わずかな会期ですが、ぜひともお寄り下さい。

(生涯学習推進室 鈴木 武)

 11/20(木)に高校連携セミナー「電子レンジで押し葉つくり」をしました。
芦屋のクラーク高校の生徒と一般の参加がいっしょです。

まずは材料となる葉を取りにいきます。
カエデ、ヤマボウシ、ナンキンハゼ....いろいろな色の葉があって材料には困りません。

葉を紙、スポンジ、陶板にはさみます。

留め具をかけてセット完了。この器具はふつうに市販されています。

電子レンジにかけます。長すぎるとこげるのでまずは20〜30秒程度で乾きぐあいをみます。

果敢にもツバキの花に挑戦した人も。。乾燥には2分もかかったそうです。

あとはシートにはさんでパウチするだけ。

完成品です。さまざまな素材やデザインで楽しめました。

(生涯学習推進室 鈴木 武)

集めて楽しいふぁーぶるポイントカード。
このカードは、ファーブル大作戦!期間中(9/20〜11/30)に
配布しています。
ポイントカードは、来館した時(1日1回)やセミナーやイベントに参加
するたびに、スタンプを1つ押しています。
ふぁーぶるポイントカードのゴール達成第10号になったのは、三田市立武庫
小学校の5年生の立川渉くん。
なんと渉くんは、ゴール3回目!
集めたポイントは72ポイント以上。すごい!
いつもご来館ありがとうございます〜〜〜。


講談師ちんげさいさんからゴール達成第10号の認定証と特別に扇子やスカラベ
を象った信楽焼が贈られました。


渉くんは、神戸新聞のお兄さんの取材も受けました。


通りかかった、中瀬副館長と握手。



昆虫博士、八木主任研究員の激励も。



ちんげんさいさんに似顔絵を描いてもらう渉くん。
学校がある日でも、ほとんど毎日来館してくれています。
今日は、学校が終わって、スイミングスクールの前に来館してくれました。
将来は水泳の選手になりたいそうです。


次のゴール達成者は、誰でしょう。
ファーブルポイントカード実施期間は、11月30日までです。


生涯学習課  小林美樹

9月20日から始まった「ひとはくファーブル大作戦!」。
今日で、ちょうど2ヶ月になりますが、来館者3万人を迎えました。
3万人を突破してくれたのは、神戸市立若宮小学校3年生のみなさんです。

元気いっぱいセミナーの様子


若宮小学校3年生のみなさんへの記念品です。

記念品その1:スカラベの信楽焼・クワガタ封入標本・てぬぐい
       ひとはくオリジナルエコバック



記念品その2:講談師 ちんげいさいのサイン入り扇子
この他、ひとはくオリジナルテレフォンカードもありました。


記念品を受け取ってくれた3年2組の代表の女の子は、「みんな外でドッチ
ボールをして元気なクラスです。」とクラス紹介してくれました。



岩槻館長からお祝いの言葉



若宮小学校3年生のみなさんと岩槻館長と記念写真です。
若宮小学校3年生のみなさん、ご協力ありがとうございました。
また来てくださいね〜。


                     生涯学習課 小林美樹

11月9日(日)に兵庫ゆかりのナチュラリスト、小泉八雲コーナーの関連イベントで、
八雲のひ孫小泉凡さん(島根県立大学短期大学部准教授:小泉八雲記念館顧問)
をゲストに「ナチュラリスト小泉八雲」を開催しました。
神戸に2年間、新聞記者として居住し、神戸で帰化した小泉八雲を、100年前にタイ
ムスリップして、八雲の聞いた虫の音などの音の世界を体感しようというイベントです。

まずは、 河南堂珍元斎の講談「虫売り」から。


<写真1>講談「虫売り」のはじまりはじまりー!

黒子、司会は、友情出演の河南堂御免奈斎、阿部星香さん。

<写真2>江戸の虫売りの様子を再現しました。

売り声は、京風売り声「ギースどうどすー。松虫どうどすー。鈴虫どうどすー・・・」。
江戸風は不明で、虫売りは、京都には戦後しばらくまでいたようで、京都の宿屋
「枳殻荘」のおじさんに教えてもらった売り声で演じました。


<写真3>虫売りの屋台

虫売りの屋台は県立美術館との連携で、県立美術館の藤原義勝ミュージアムティーチャー
に制作してもらいました。虫売りの主は珍元斎、使用人は、友情応援の四十一斎、御免奈斎です。
屋台はすごく重い・・・。お疲れ様。

<写真4>

八雲の書いたエッセー「虫の演奏家」から、虫売り誕生物語を講談+落語風で演じる河南堂珍元斎。「へるん先生(八雲)の近所に住む喜六は、新しい仕事の紹介をへるん先生に頼みにやってきます・・・。」、講談「虫売り」は11月24日にファーブル講談で再演します。


<写真5>

小泉凡さんは「八雲のとらえた明治日本の音〜虫・蛙・鳥そして街の音」と題したお話。
明治日本で、八雲がとらえた虫の音をはじめとする「音」についての楽しいお話でした。
日本の音楽や虫の音、物売りの呼び声など日本の庶民の文化に対する八雲の愛情を
とても感じました。

<写真6>

大谷剛研究員は、八雲が聞いた鳴く虫、カネタタキ、クサヒバリ、カンタンなどの声の聞き分けの解説。

<写真7>

さあ、聞き分け訓練ができたら、いざ、 深田公園へ。凡さんも一緒に、今も鳴いているはずの
クサヒバリ、カネタタキ、カンタンの声を大谷研究員や連携グループ「きんひばり」の案内で、
八雲が愛した鳴く虫の声を聞きに出かけました。

<写真8>

<写真9>

残念ながら、この日はあいにくの冷え込みで、鳴いていたのは、ハラオカメコオロギのみ・・・。
大谷研究員によると気温が15度より下がると鳴かないようです。昨日まで鳴いていたのに・・・
あー残念。代わりに、「きんひばり」のメンバーが飼っている鳴く虫を見せてもらいました。
ちなみに翌々日の11日あたりから気温が上がり、ふたたびカネタタキは鳴きはじめました。

<写真10>

鳴く虫のかわりに、ネズミトリに捕獲されたズズメバチを凡さんと見学。まだ生きているのもいて、
大迫力でした。
人と文学と自然が融合したイベントで、受講者からも「楽しかった!」といわれ感謝です。
受講者は、小泉凡さんと記念撮影したりして、外は寒かったですが、熱いイベントでありました。

<写真11>

虫売りで使った屋台を「ナチュラリスト小泉八雲コーナー」に展示しました。八雲が聞いた虫も鳴いています。(CDですが・・・。)虫籠の中の、鳴く虫たちは、「きんひばり」の溝田さんの切り紙とフロアスタッフの藤田さんと瀬良さんによる折り紙です。虫の写真の提供は八木研究員と「きんひばり」の吉田さんです。ありがとうございました。
それから、河南堂珍元斎によるオリジナル虫売り扇子が屋台の中に<プレゼント>と書いて、そっと
おいてあります。ファーブル大作戦!期間中の毎週末1本づつ置いてあるので、ぜひゲットしてください。

ファーブルTF 川東丈純

 先日、加東市の住民の方より、赤いヘビがネズミ捕りにかかったという連絡をいただきました。赤くて見たことのないヘビだが、新種のヘビか?ということで実物を持ってきていただきました。

 直接そのヘビを見せていただくと、全長40cm弱のジムグリという蛇の子ども(幼蛇)でした。残念ながら新種のヘビではありませんでしたが、普段は地面にもぐっていることが多く、発見例がとても少ない珍しいヘビです。

 ジムグリは、親になると全身がうすい茶色になりますが、幼蛇のときは赤の地に黒の縞が入ります。派手な色(警戒色)で、他の動物に食べられないようにしているのでしょう。ちなみに毒蛇ではありません。



 ジムグリは、半地中性で地面にもぐることが多いため、「地潜り(じもぐり)」から「ジムグリ」という名前になったと言われています。

自然・環境マネジメント研究部 田口勇輝

ファーブル大作戦!期間中、4人のスタッフを新たに迎えました。
とっても、素敵なスタッフの仕事の様子を一部ご紹介します〜。


語学堪能で、“いい声”してる、大道さん☆
必須アイテムの鍵束とリモコンを持っています。


読書、音楽鑑賞が大好きな、両角さん☆


韓国ドラマが好きで、子どもが大好きな、瀬良さん☆
写真がイヤなのに撮ってちゃって、ごめんなさい。


いつもニコニコ∞優しい、加藤さん☆
朝は、前の引継ぎのノートを見ています。


メイン会場「ホロンピアホール」カギを開けます。



展示ケースについた指紋をきれいにふき取っています。
う〜ん。今日もきれいになった。


館内放送中〜。読み聞かせのお仕事もしていますので、お手のもの。


生きたフン虫「センチコガネ」の解説をしています。
子どもは、とっても喜ぶそうです。



展示室内を巡回しています。変わったこと、ありませんか?


館内放送のアナウンス原稿を書いています。

一日、お疲れさまでした。今日は、どんな一日でしたか?
明日もよろしく〜。

このように、「ファーブル大作戦!」は、いろんな人に支えられて開催しています。
後、ファーブル大作戦!の会期も残すところ2週間となりました。
来館者3万人突破も目の前です!
ファーブルの展示は、もちろん、素敵なスタッフの笑顔に会いに来てくださいね。

 
                        生涯学習課 小林美樹

フロントスタッフのイベントで
ひとはくファーブル大作戦に関連して、『「ムシがお」おめんづくり』があります。
11/16(日)まで午後3時から先着20名で行っています。


こんなのをつくります。左から、カマキリ、アゲハ、セミ、フンコロガシです。


ファーブル展示が行われているホロンピアホールの3階です。
たくさんの親子が参加してくれました。
まずはフロントスタッフのおねえさんたちから説明があります。


好きなムシを選んで色をぬります。


ムシの顔を切り抜きます。


みんな熱中しています。


仕上げに触角などをつけて目をつくり、耳に輪ゴムをつけます。
フンコロガシです。


セミです。なんとストローがついています。


カマキリです。触角がコイルになったオリジナルです。


アゲハチョウです。ポップな色使いで素敵ですね。


ポーズをとって記念撮影です。

みなさん喜んでもらってなによりでした。

(生涯学習推進室 鈴木武)

オオスズメバチの♂

2008年11月16日

ツチハンミョウに答えた八木さん、何かもっています。
なんと「オオスズメバチ」
大きなあごが恐そうです。さされると大変ですが、
八木さん、平気で手にのせています。



これはオオスズメバチでも雄で、毒針もなく、かみつかれても痛くないそうです。

オオスズメバチのオスはなかなか手に入らないそうですが、
たまたま、朝に見つけたそうです。


そのあと、八木さんは高校生相手に昆虫の話をしました。
高校生たち、最初はビビっていましたが、
平気で手にのせて、つっついていました。

(生涯学習推進室 鈴木武)

ツチハンミョウ

2008年11月16日

 11/15(土)、虫かごをもった小学生が3人が4階カウンターにやってきました。
篠山から来た小学生兄妹です。
「この虫、なんですか?」3cmくらいの昆虫をもっています。

触角が妙なかっこうをしています。
何かわかりません。そこへ昆虫担当の八木さんがちょうどやってきました。

八木「いいものを見つけたね〜。ツチハンミョウの仲間だね。」
小学生たちはうれしそうです。

八木「手にもつと毒液を出すから気をつけるんだよ」
八木さんが手にもつとオレンジ色の液を出して死んだふりをしています。
小学生たちはちょっと引いています。


八木「もし付いたらちゃんと手を洗うんだよ」
小学生たち、うなずいています。

ツチハンミョウは気を取り直して動き始めました。
よく見るとメタリックブルーできれいです。

八木「このなかまはいろいろいるから図鑑で調べてあげよう,,,,
  キュウシュウツチハンミョウでよさそうだね。」
  (西日本には広く分布する昆虫だそうです)

小学生の三人兄妹、納得。うれしそうに帰っていきました。

(生涯学習推進室 鈴木武)

 中学2年生が社会体験をする「トライやる・ウィーク」で
有野北中と北神戸中の中学生たちがやってきています。
 11/12は生涯学習課の春名さんの指導で
葉脈標本づくりで使うヒイラギモクセイの葉の下ごしらえをしました。
きれいな葉を集めて、水酸化ナトリウムで煮ます。

楽しそうにしているようですが、水酸化ナトリウムは危険ですので
防護メガネをして慎重に作業をしています。

90℃で10分間煮れば出来上がりです。
温度計で温度を測りながら作業をしました。

生涯学習推進室 鈴木武

11月7日のブログで紹介されていた、水木しげる展示に新しく加わった「一反もめん」。
その足のない足下に密かに置かれた特別プレゼント「珍元斎直筆の特製扇子」。それを見事にゲットした第一発見者は、神戸市内の中学校1年生の中島諄くんでした。

小学校時代以来2回目の来館となる11月8日は、お母さんと妹、妹の友だちとそのお母さんの5人連れ。水木しげるの展示ボックスを開けたら「一反もめん」の下に置いてある扇子を発見。「何これ?」プレゼントとわかってさらにビックリ。「来館の良い記念になる」と妹さん達と大喜びで展示見学に向かわれました。

ファーブルTF 春名 潤一

篠山の豊かな自然の中でさまざまな生き物の「観察」をした水木しげる。
水木漫画の原風景のひとつといえる篠山での少年時代にスポットをあてた「ナチュラリスト水木しげる」コーナー、現在、好評展示中ですが、11月8日から妖怪「一反もめん」を展示物を追加します。境港市観光協会の第1回妖怪人気投票で一番人気に輝いた妖怪です。ちなみに2位は目玉おやじ、3位水木しげる先生と続きます。
妖怪なので、ひそかに展示してありますので、ぜひご覧ください。
※第一発見者は、珍元斎直筆の特製扇子をプレゼント。一反もめんの下においてありますので、3階入り口にいるフロントスタッフに一声かけて、持って帰ってください。

ファーブルTF 川東丈純

「ファーブル大作戦!特製フィールドノート」岩槻館長バージョンが完成しました。

岩槻邦男館長のフィールドノートから特別にコピーさせてもらったページと館長からの
フィールドノート活用についてのメッセージもついています。
ファーブル大作戦!期間中に配布している「ふぁーぶるポイントカード」に15ポイント
たまったらプレゼントします!
ふぁーぶるポイントは、ご来館はもちろん、セミナーやイベントに参加するともらえます
ので、どしどしセミナーなどに参加して、みなさん、ゲットしてください!


<表紙>


<岩槻館長のフィールドノートからの抜粋>
シダのイラスト入りでわかりやすいですね。お手本にしてください。


<館長からのフィールドノート活用のメッセージ>
サイン入りで、研究者としてのノート活用指南が書いてあります。


ファーブルTF 川東丈純

今回のひとはくフェスティバルは、ファーブル大作戦!の真っ最中。
ここホロンピアホール前出入り口から見た片隅からのリポートです。



写真1 ホロンピアホール前出入り口 
お客さまはもちろんステージ出演者や出展者、いろんな方々が通り
ます。


ステージに出演する吹奏楽部やチアリーディングの子たちが
わいわいと通ったり、ファーブル大作戦!のオープニングに登場した
フンコロガシ君たちやハバタンも、子どもたちに囲まれて
大人気でした。


写真2 子どもたちに大人気、かわいいハバタン。



写真3 まわりも引き気味・・・あやしいフンコロガシ君たち。

この場所は、恒例の出し物が多く、深田公園で葉っぱや木の実を
探して専用の台紙にはる、小舘研究員の「ひとはく採れ取れビンゴ」
や連携グループテネラルのゲンゴロウやザリガニを釣る「ゲンゴロウ
釣り・メダカすくい」、河南堂珍元斎が色紙や扇子に似顔絵を描く、
にがお絵師「ちんげんさい」も盛況でした。



写真4 「ひとはく採れ取れビンゴ」
ガラス壁に張りめぐらされた、たくさんのビンゴ作品は現代アートの
ようでした。



写真5 「ゲンゴロウ釣り・メダカすくい」
必死に逃げ回るゲンゴロウ君やザリガニ君・・・うまく釣れたかな?
連れて帰った人は大事に育ててね。



写真6 「にがお絵師ちんげんさい」
似顔絵70人ほど描きました。2年続けてきてくれた女の子もいまし
た。
ありがとう。

NHK神戸の中嶋梓さんがファーブル大作戦!の取材にきてくれまし
た。
その模様は、NHK総合「ニュース神戸発」と
(11月17日(月)18時〜19時の間)
「ぐるっと関西おひるまえ」に
(11月18日(火)11時半〜12時の間)放映されます。
    

大きなお祭りが終わるとさびしい秋の訪れですが、ひとはくファーブ
ル大作戦!はまだまだ続きます。
11月9日(日)には、13時から大セミナー室にて、小泉八雲のひ
孫、小泉凡氏をゲストに「ナチュラリスト小泉八雲」を開催します。
100年前の虫売りも登場します。

乞うご期待!

ファーブルTF 川東丈純

まだまだいろいろなプログラムがありました。

○伊丹市昆虫館
チョウ温室などで有名な昆虫館も来てくれました。
いろいろな虫をさわったり、虫に変身しました。



<写真>オオゴマダラの幼虫と蛹もきました


<写真>いろいろな虫に変身できます。この子はてんとう虫!
 これはファーブル展用の着ぐるみですので、11月末までひとはくにあります。

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○神戸市立須磨海浜水族園ボランティア
 いろいろな海の生き物や標本をもってきてくれました。


<写真>イタチザメの口です。恐そう〜〜


<写真>生きたヒトデとナマコ

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九州国立博物館
福岡・太宰府からファーブル展に合わせて
『腹の虫』をつれてきてくれました。
江戸時代には体の中にいる虫が暴れて病気になると信じられていました。


<写真>ぬいぐるみな『腹の虫』


<写真>腹の虫に色をつけてキーホルダーにします

生涯学習推進室 鈴木武

 本日(11/3)、恒例のひとはくフェスティバルが始まりました!


<写真>にぎわっているエントランス周辺

 今年も、全国あちこちから、博物館や市民団体が連携して、楽しいミュージアムの世界をつくっています。高校のブラスバンド、チアリディングなどのステージも.....
 主なプログラムは午後3時あるい4時くらいまでです。
 ご近所の方はまだまにあうかな?
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○キッズプラザ大阪
大阪から来てくれました。
手軽な工作やコマ回しなどで遊べます。


<写真>コマ回しの様子


<写真>ペットボトルで空大砲つくり

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○考古楽倶楽部
播磨町にある県立考古博物館のボランティアグループです。
勾玉つくり(200円)をしています


<写真>まずは石に穴をあけています。


<写真>銅鐸もたたけます

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○みんぱくミュージアムパートナーズ
大阪府吹田市にある国立民俗学博物館からきてくれました。
世界のすごろくで遊べます。


<写真>韓国のすごろくです。チマチョゴリのお姉さんがいます。


<写真>これはモンゴルのすごろく。サイコロは羊の骨で、駒はウマのかたちをしています。

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○西宮市貝類館
紙粘土でカタツムリをつくっています(100円)


<写真>殻は本物です。胴体の紙粘土に色をぬっています。



<写真>カタツムリもさわれます。

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