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2012年11月アーカイブ

ひとはく多様性フロアの準備のために資料を再整理していたところ、収蔵資料より今和次郎の直筆の入った図書を発見した。発見した図書について紹介しつつ、今和次郎(こんわじろう)の多岐に渡る活動を既存資料を用いて紹介する。

 

PA172557.jpeg発見した図書は、建築家・図師嘉彦(1904-1981)宛に贈呈した図書であることがわかる。戦時中、諸工場の労働者向けの良質な住宅を供給することで、労働者の効率を挙げることが考えられ、特に寒冷地で如何にあるべきかを研究することが、日本製鉄会社より課せられた。主に北海道の労務者の住宅を調査した時の旅行記である。今和次郎といえば、いわゆる「民家」というイメージが強い中で、労務者住宅についての研究の一端が紹介されていて興味深い。住宅のみならず服飾への眼差しもあり、服飾研究にも通じるものが見てとれる。

 

PastedGraphic-2.jpg

出典:今和次郎著/畑中章宏・森まおる編著「今和次郎採集講義」青幻舎,2011.11

 

青森県弘前市に生まれた今和次郎(1888-1973)は、民俗学者の柳田國男らがつくった民家研究の会「白茅会(はくぼうかい)」の活動に参加し『日本の民家』を刊行するなど民家研究で重要な足跡を残している。関東大震災を機に、一面焼け野原になってしまった東京の復興を、人々の生活や風俗から克明に記録していった。これが、昭和初期の急速に都市化していく東京の街の様子や人々の生活の変化を採集し氏の提唱した「考現学(こうげんがく)」につながっていく。戦後には、日常生活を考察する「生活学」や「服飾研究」といった新しい学問分野も開拓している。

 昨今、青森県立美術館、パナソニック汐留ミュージアム、国立民俗博物館にて「今和次郎 採集講義」と題した展覧会が開かれるなど注目を集めている。

 

                                 山崎義人(自然・環境マネジメント研究部)

みなさま、こんにちは。

 

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土・日・祝の1500〜から行っているイベント

◆『フロアスタッフとあそぼう』

1日()2() 『ひとはくモビール〜クリスマスバージョン〜

                                     場所: 4Fひとはくサロン 材料費:100

 

↓以下は参加無料のイベントです↓

8日(土)・9日(日)『クリスマスカードづくり

                                     場所: 4Fひとはくサロン

 

15()16() 画はくの日』場所:来てのおたのしみ♪

 

22日(土)・23日(日)・24日(月・祝)

ひとはくDEクリスマス             場所: 4Fひとはくサロン

 

kurisu2.jpg

↑8日(土)・9日(日)『クリスマスカードづくり』

   〜こんなカードがつくれます〜

 

10:301600の時間内、いつでも参加できるイベント

◆うきうきワークショップ

 

23日(日)『プラバンづくり』材料費:50

24日(月・祝)『ひとはくモビール〜クリスマスバージョン〜』材料費:100

 

場所は、いずれも4Fひとはくサロンです。

 

ほかにもイベントをたくさんご用意しております。

ぜひお越しくださいませ。

 

kurisu3.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(フロアスタッフ まつだ)

 

 

 

昨日、恒例のクリスマスイルミネーションをセッティングしました。
休日にもかかわらず、セッティングしていただいたのは、
いつもひとはくを応援いただいている大本さんファミリーです。
本当に本当に、ありがとうございました。

sagyoutyu.JPG      ▲作業中の大本さんです。いつもお世話になっております。

昨日から、ひとはくサロンとエントランスホールの2ヶ所が、年の瀬を感じられる空間へと変身しました。

hitohakusaron.JPG      ▲ひとはくサロンのイルミネーション(一部です)

entrance.JPG      ▲エントランスホールのイルミネーション(ごく一部です)

毎年異なる趣向で飾り付けいただいておりますが、今年は一段とシックなイメージです。しかも今年のイルミネーションはBGM付きです。
このブログでは全てをお伝えできませんので、是非実物を見に来てください。
このイルミネーションは、12月24日(25日は休館日です)まで見ることが出来ます。
大人も楽しめる”ひとはく”に是非お越しください。

floorstaff.JPG      ▲フロアスタッフのカウンターにもクリスマスが。

toraiyaru.JPG      ▲トライやるの生徒が作った”クリスマス”もあります。

西岡敬三(生涯学習課)

 

ユニバーサル・ミュージアムをめざして17

 

「女性の働き方」に寄せられたご意見

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

 

 前回ブログに書いた「女性の働き方と『モモ』に出てきた時間泥棒」には思ってもみない反響がありました。内容に「ひとはくブログ」の文章とは違ったところがあったからでしょうか? それとも、自然系の博物館が主催するブログには珍しく、(身近な問題であり、そこに何か矛盾は感じているが、多くの事実がこんがらがっていて、その解決の方法まではよくわからない)「女性の働き方」という人間社会の問題がテーマだったからでしょうか?

 

 いただいた反響には、わたしの言い足りない点を補足して下さるものから、わたしには気が付かなかった視点から問題を指摘して下さるものまで、さまざまなご意見がありました。いただいたご意見の内、代表的なものを紹介します。

 

 まず前回のブログを簡単に振り返ってみます。

 

 ひとはくブログ「女性の働き方と『モモ』に出てきた時間泥棒」では、日本社会が尊(たっと)ぶ働き方は、健康な男性にだけ向いた働き方だという話を紹介しています。IMFthe International Monetary Fund:国際通貨基金)の専務理事、クリスティーヌ・ラガルドChristine Lagardeさんと経済団体代表幹事の長谷川閑史(はせがわ やすちか)さんの出演したテレビ番組で主張していた意見です。

 

 番組によれば、女性が出産や子育てという重要なライフ・ステージを送ると、それ以後は働き手としての価値は認められなくなり、同じ仕事をこなしていても、同一の賃金は支払われなくなります。

 

 一方、男性の多くは同じペースで働き続けますが、職場と家庭を比べれば職場の比重が高くなり、そのために信じられないほどの長時間、働く事を強いられたり、人間関係や仕事のストレスで消耗してしまう人が多いのです。

 

 可能な代案はオランダ社会の働き方です。オランダでは、パートタイムの女性管理職が多く働いているのです。管理職は仕事の経験を積んでなるものですが、女性には出産や子育てがあります。仕事の経験を積んでいるからといって、本質的に「出産」や「子育て」は避けるべきものではありません。しかし、その女性には、働き手としても豊富な経験があるのです。この家庭と会社の価値観が両立するように、「パートタイムの管理職」という働き方が生まれたのです。

 

 「パートタイムの管理職」は、女性だけに限った事ではありません。「家庭と会社の価値観の両立」が主な目的なのですから、男性も職場に居続けるわけではありません。子育ての責任は両親が共に持ちます。そのため、女性と同じ意味で「パートタイムの男性管理職」も多くいるそうです。オランダのご夫婦は子育てをしながら、ふたり合わせると、ひとりの時の1.5倍の収入があるという事です。このようなご夫婦は「ダブル・インカム・ウイズ・キッズ(収入はふたりともあり、子どももいる)」と呼ばれます。

 

 わたしがこの番組に引かれたのは、「家庭と会社の価値観の両立」が、ユニバーサルな事に思えたからでした。福祉にありがちな「『働けない人』は『働ける人』のお金に頼る」という考え方ではなく、その人なりの働き方を工夫することで、それぞれ、有能さを目に見える形にする。収入も、当たり前の金額が保障される。言うなら、「オール・インカム・ウイズ・キッズ(みんな収入があり、子どももいる)」です。

 

☆   ☆

 

 ある女性はこんなご意見を寄せて下さいました。子どもを育てた獣医さんです。

 

「女性の働き方」については、仕事を持つ女性みんなが、ずっと立ち向かってきた問題だと思います。男性中心の考え方は根強く、絶望的に思えることもあります。私たちの学生時代、大学の先生が平気で、「子供が泣いているそばで、女に手術ができるか!」と言っていました。「夫が(子供を)見てくれたら、するけどな」と思ったけど、よけい(その先生に)怒鳴られそうなので黙っていました。

 

獣医学生の半数以上が女性になった今でも、出産・育児をどう乗り越えるかは、彼女たちの大問題だという記事を、最近読みました――暴言を吐いていた先生は今、女子学生たちにどんなことを言っているのでしょうね。男性はもちろん、理解ある年配女性から、時として、夫をたてるようにと矛盾することを言われたり、そういう自分たちでさえ、専門の職種や上位のポストの人は、無意識のうちの男性と決めつけたりして、愕然とすることもあります。ユニバーサルな考え方をすれば、解決できることがたくさんあると思います。

 

私は幸い、夫の協力と保育所・学童保育のおかげで仕事を続けてくることができましたが、保育所の頃の大変だった思いは、今でもまざまざとよみがえります。でも、この経験と、ここでめぐり会った先生や友達が、私たち家族の財産だと思っています。働く女性にとって保育所や学童保育の整備は必須――話はそれますが、目的や考え方の違うふたつを一緒にする幼保一体化には、不安をおぼえます。

 

夫も子供のために休みをとると、上司から嫌みを言われることがありました。そんな夫の世代も、今では共働きで子育てをする後輩たちのフォーローができる年になりました。そして、<働く母が育てた息子たち>の考え方は、変わってきているはずです。女性が普通に働ける社会に、少しずつ変わっていくと思います。

 

ただ、人一倍やらないと「女はダメだ」と言われた世代から見ると、若い人たちの中には、女性の立場が強くなって発言はするけれど、責任を負うべきところでは都合よく「女性だから」と一歩ひいてしまうこともあるように感じます。女性も甘えてはいけません。また、最近では専業主婦の方が、肩身の狭い思いをすることもあるとか。これは逆にユニバーサルではありませんね。

 

 こちらは男性です。

 

私は、保育所の送り迎えから、日々の晩飯や風呂を一手にさせていただいたおかげで、娘や息子とは、ずう〜っと仲良しです。

 

夫婦としては、当たり前のことを当たり前にするだけなのでしょうが、やや甘い考えの女性も居ることは事実です。一部の本当に頑張っている人たちをサポートするためのものと、ニセモノをどうふるい分けるか。システムには必ず大きな隙間が生じるものです。

 

☆   ☆

 

 ある男性は次のようなお手紙を寄せて下さいました。

 

私が定年まで勤めた会社に入社したのは、大阪万博の年でした。私が勤めている間に、女子社員の働き方はずいぶん変わりました。勤め出した頃は、1人を除いて、女子社員は若い人ばかりでした。結婚すると、退職してゆくのが普通でした。社員は、倉庫番の年配の男子社員を除いて、全て正社員でした。パートは、一人も居ませんでした。

 

その内、女性のパート社員がぼちぼち入社し出しました。パートは、全て結婚している方でした。パートと正社員の給与には、相当の差があったようです。2〜3年すると、時給の高い仕事に転職して行かれます。中には、パートから正社員に変わられた方が3人だけ居ました。3人共、仕事のよくできる方々でした。

 

その後、工場だけがパートの女性を雇い続けましたが、事務職ではパートは派遣社員に変わっていきました。派遣の方は、派遣会社の正社員です。相当に能力の高い方も来られました。事務機器の事についてよく知っておりまして、私も時々教えていただきました。私が退職する頃には、結婚しても女子社員が退職するという事が少なくなっておりました。

 

女性が、結婚し、出産後も働き続けるには保育所と学童保育が必要です。我が家でも保育所と学童保育にお世話になりました。子供が小学校低学年の時までは母と同居しておりましたので、母にも助けてもらっています。

 

妻は看護師で、3交替勤務をしておりました。保育所に行っている子供に変調があれば、保育所から電話があります。妻は仕事上 融通が効きませんので、それに対応するのは、たいてい私がやりました。保護者会や小学校の参観日やPTAにも、主に私が参加しております。保育所では、保護者会の折、男の参加も多かったのですが、PTAでは、クラスで男は私一人の事が殆どでした。

 

パートは、正社員と給与が全く違います。会社や店がパートを雇うのは、賃金を安くできるからです。オランダのように、パートと正社員が同一賃金になれば、女性も男性も子育てしやすい社会に変わるでしょうが、前にも書いたのですが、日本では法律で強制しないと、オランダ型にはなり難いと思います。

 

 ご自身が看護師として働いていた女性は、出産と子育てで仕事にブランクができてしまいました。今はパートで、やはり看護師をしていらっしゃいます。正職員の時に思った事をお書き下さいました。

 

 人手不足の看護師の世界では、時に「妊娠する」とか「病気になる」事が罪悪であったことがあります。人手が足らないのに「(うっかり)妊娠してしまう」とか「(うっかり)病気になる」と見られてしまうからです。子育てに時間を取られて、休みたいと言ったら、「誰か見てくれる人はいないの?」と、看護師長に言われた人がいました。「誰も見てくれる人がいないから、休みたいと言っているのに」と、側でそのやりとりを見て、思っていました。

 

 看護師は夜勤があるため、子どもが6歳ぐらいになると(電子)レンジの使い方を教えます。火を使うのは危険ですが、レンジは火を使わないので安心なのです。レンジが使えたら、牛乳を温める事も、シチューを温める事もできます。そのために、早くからレンジの使い方を教えたものでした。

 

 朝食からトンカツやシチューなど、子どもが喜びそうなメニューを作ったものでした。こうしておけば、朝食とお昼の給食で栄養が摂れます。夜勤で家にいない時でも、夜はインスタント・ラーメンをすすっていてもよいのです。

 

 しかし、このような働き方を強要していると、ストレスが溜まってきます。疲れてくると、つい、いらいらしてしまいます。それで皆、途中で退職してしまうのです。

 

 今は、また別種のストレスが(看護師に)加わり、自分たちよりももっと立場の弱い高齢の患者さんに向かってしまうのです。そのため、故意に過剰な薬剤を点滴して病人を死亡させたり、認知症の人の爪をはがしたりしてしまうような事件もありました。

 

☆   ☆

 

 ある男性は、現在の日本の政治について、次のようなご意見を寄せて下さいました。

 

 女性の社会進出や男女の労働平準化に関してもそうですが、その目的そのものは何ら問題はないのであって、それならどう実現するのかと言った各論に入ると現実的に大きな壁が立ち塞(ふさ)がります。やはり「どうやって生活を成り立たせるのか?」つまり生活資金の問題ですね。北欧やフランス、デンマーク、オランダでは労働の平準化政策がとられていますが、この国に共通しているのは全て消費税が25パーセント前後からそれ以上になっているということです。

 

 翻(ひるがえ)って日本では8パーセントで民主党の支持が激落する状態です。私は消費税のアップには大賛成ですし、もっと上げるべきだと思っています。その税金をどのような国作りに使っていくのか、やはり、子供やその現役の家族が安心して生活できる生活環境整備・教育や産業に投資すべきだと思っています。

 

 またある女性からは、「女性の働き方」の社会的矛盾が、現在の少子化を招いてしまったというご意見をいただきました。

 

日本社会は「男女機会均等法」を作っただけで、その本質を改めていないと思う日々でした。

もともと男の働き方が異常な社会なのに、それを変えようとせずに「男女機会均等法」を導入して、女にも異常な働き方を求めることには無理があるのです。

健全な次世代を産み育てる作業を女性の犠牲のもとに担わせる、そんな社会が日本の男性社会だと思っていました。

 

私が大学生になった頃、「女子学生亡国論」が流行っていました。

女子に高学歴を与えても社会に貢献しないというのです。

 

社会に貢献しようにも、貢献できないように追い込んでいるのは誰だ!

それなら、女は次世代を産み育てることを放棄すればいいのだ!

 

「産んでやらない!」

 

何年か経って、遅きに失した時、社会が気づくだろう。「次世代がいない!」と。

 

ほら見なさい、今の少子化を。

 

☆   ☆

 

 ある新聞社の記者として南アフリカの特派員をした白戸圭一さんは、立命館大学の大学院でアフリカ政治を研究した本格派です。その白戸さんが『日本人のためのアフリカ入門』(ちくま新書 900という本で、「アフリカでは自殺をほとんど見かけないのに、日本の社会では、子どものいじめも含めて、異常に自殺が多い」という意味の事を述べておられます。

 

 アフリカのバンツーの社会には、ちょうど日本や韓国、中国の「講(こう)」にあたる相互扶助システムが今でも生きています。誰かひとりが困っていたら、親族や地域社会で助け合うのです。それが今でも生きているから、アフリカには自殺が少ないのだそうです。

 

 そして日本社会の自殺率は、たとえば現在でも紛争の絶えないソマリアの、戦闘による民間人死亡率よりも高いのです。(1)ある地域の自殺率と紛争地域の民間人死亡率を比較するのはナンセンスです。意味がありません。しかし、この事実を、わたしは衝撃的だと思いました。わたしたち自身がアフリカか日本か、どちらかに住むとしたら、一見平和な社会にかかるストレスが、戦闘の混乱の中で生活する市民にかかるストレスよりも大きいのかもしれない。

 

 それほどわたしたちは、ストレスの大きな社会に住んでいるという事です。

 

 ユニバーサルな生活は、単に「助け合い」というニュアンスでは語るべきでないのかもしれません。

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(1) 『日本人のためのアフリカ入門』の中の「アフリカの『毒』」の内、211ページから215ページにあります。

 

 なお、本文中のご意見やお手紙は、わたしの判断で、文意を変えないように注意しながら、わかりやすく書きかえたところがあります。この他にもさまざまな意見がありました。ご意見やお手紙をお寄せ下さったみなさん、どうもありがとうございました。

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

兵庫県立大学 自然・環境科学研究所

/人と自然の博物館

 

深田公園うきうき探検隊(略して「ふかたん」)とは、ひとはくの研究員が隊長となって、公園を探検するイベントです。

 

今回の探検テーマは「きのこGETだぜ!」です☆(^Ο^)

11月10日(土)の午後2時、隊長・秋山主任研究員と一緒にきのこ探しの探検へ出発しました!

 

 

ふかたんオリジナルペーパーバッグを手に、探検のはじまりです。

 

ふかたんバッグ.jpg 

エントランス横にてさっそく、ムジナタケコムラサキシメジGET!

 

ムジナタケ.jpg

コムラサキシメジ.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  一見何かの実のように見えるコチラも、ツチグリの仲間が古くなって外側の固い殻だけが残ったものです

s-P1140454.jpg博物館横のスロープを降りていくと、陸橋の壁一面に緑色の実がたくさんなっていました。

オオイタビ2.jpgオオイタビというイチジクの仲間だそうです。

 

探検風景.jpg

 

普段は入れないところをぐんぐん歩いて行きます!

どきどき・・・(;゜0゜)

 

探検風景2.jpg

 

森の中にはどんぐりがた〜くさん!

みんなバッグにたくさん詰め込んでいました。

 

探検風景4.jpg 

どんぐりもいいけど、きのこはどこかなぁ〜?

 

チャコブダケ.jpgありました!

木に群生するチャコブダケです。

 

 

ネンドタケ.jpgネンドタケモドキも発見!

 

 紅葉のシーズンということもあり、きのこの他にも綺麗に色づいたカエデの葉っぱやギザギザのフウの実などがたくさん落ちていて、ふかたん地図はとってもにぎやかになりましたよ☆(^^)

 

ふかたん地図.jpg食卓ではおなじみのきのこですが、こんな私達の身近に生えているなんて知りませんでした!

 

ほんとうに多くのお客様にご参加いただきまして、ありがとうございました!

また、隊長の秋山主任研究員、前もって下調べをして下さったり、最後までふかたん地図の制作を手伝って頂き、ありがとうございました。

 

完成したふかたん地図は、4階のひとはくサロン横に掲示していますので、参加された方もそうじゃない方も、ぜひ見にいらしてくださいね。(^v^)

 

次回のふかたんは

3月24日(日)『石ころをさがそう』です!

深田公園のいろいろな石を探してみましょう♪

 

 

                    フロアスタッフ・たにぐち はるな

 

「第1回丹波なみきみちまつり2012」のプレイベントが丹波並木道中央公園でありました。しかし、この日は生憎の雨・・・
明日の大収穫祭では、さまざまなイベントや企画が用意されています。

丹波なみきみちまつり2012

◆11月17日(土)〜25日(日)の期間は恐竜ウィークで、「たんばささやまの恐竜たち展」が開催されており、11月17日、18日、23〜25日を中心に各イベントが用意されています。
恐竜化石実物展示 恐竜化石実物展示2
11月17日、18日は並木道中央公園管理棟内において、同公園内で発見された恐竜の部分骨格化石や他の場所で発見された恐竜化石(レプリカ)、哺乳類、トカゲ、カエルの化石を展示しています。

丹波篠山から発見された脊椎動物の化石を、この機会に是非ご覧ください。

ゆめはく

移動博物館車ゆめはくもやってきました。
ゆめはくの中には世界で一番美しいと言われているモルフォチョウと世界のカブトムシが展示されています。
11月18日、23〜25日もゆめはくがやって来ます。ゆめはくも体験しに来てくださいね。

情報管理課 阪上勝彦

本日はトライやる・ウィーク(インターンシップ学習)最終日です。大谷主任研究員の指導のもと昆虫標本の整理などを手伝ってもらいました。

標本の材料は、セセリチョウの仲間で、名前を調べるために標本を広げることを目的としています。
専門的には、名前を調べることを【同定】と呼びます。また、乾燥した標本の翅(昆虫のはね)を広げ固定することを【展翅】(てんし)と呼びます。

お湯を注入 

乾燥した昆虫の体を柔らかくするために、胸部の右、左と首の後ろの3箇所にお湯を注射し、3分間待ちます。

針の高さを固定

平均台で標本の高さを一定にします。

翅の固定2 翅の固定

ゆっくりと翅を広げ、上の翅の下側が体に対して直角になるまで広げます。

1週間後、ラベルを付けて標本箱に移し固定します。


◆途中、ミツバチを襲う天敵スズメバチの様子を見に行きました。
スズメバチの捕獲  スズメバチの捕獲2のサムネール画像

罠にかかったスズメバチ。こんなにたくさんのスズメバチが襲ってくるようです。

スズメバチの捕獲に挑戦  捕獲成功!

スズメバチの捕獲に成功しました。

インターンシップ終了

ひとはくでのトライやる・ウィーク(インターンシップ学習)はいかがでしたか。これからもひとはくに足を運んでくださいね!その時は是非声をかけて下さいね。

情報管理課 阪上勝彦

トライやるウィークの中学生の神戸大学附属中等教育学校の野田さんがフロアスタッフを1日体験されました。

 

s-800x600_P1020422.jpg 2.jpg 

朝礼の後は、館内巡回!お客様をお迎えする準備は出来ているかな?

 

巡回が終わったら、実際にお客様をお迎えします。大きな声で挨拶できたかな?

 

その後は、はってなQ便の回答です。はってなQ便とは、博物館に来られた子ども達のいろいろな質問をフロアスタッフが回答するものです。

 

  s-P1140501.jpg s-P1140510.jpgのサムネール画像百科辞典やインターネットで調べたり、時には研究員に質問したりして仕上げていきます。

今日の質問は、『アリ』について。『アリは色を識別できるの?どうやってエサをみつけるの?』という質問です。野田さん一生懸命調べています。アリ博士の橋本佳明主任研究員にもお話を伺いました。

(野田さんの仕上げた回答は、ひとはくサロンに掲示されます。皆さん是非見に来て下さいね。)

 

午後からは、デジタル紙芝居の練習と上映です。大画面の映像を見ながら、セリフを合わせていきます。緊張のなかスタッフと息を合わせて頑張りました!お客様からも拍手をいただきました(^_^)v

 

s-P1020471.jpg 

s-P1020478.jpg 

        野田さん、一日お疲れ様でした。

 

 

               フロアスタッフ せら ゆうこ

                          

  

寒くなってきました

2012年11月15日

 今日は朝から冷たい雨が降っていましたが、今、少し日が射しています。でも、外は寒い!!です。紅葉も一番美しい季節になってきていますが、外で風邪をひかないように(^^

  素敵な色に!!

 さて、

 午前中にご来館いただいた団体のお客さまの様子や特注セミナーの様子を紹介します。

 明石市立大久保南小学校3年生200名近くは、ホロンピアホールで三橋主任研究員の楽しいお話を聞いています。クイズを交えながら、コウノトリの生態を学んでいました。かなり盛り上がっている様子です。

みつはし氏のしゃべくり 炸裂!!      漫才かと思うようなノリです(o^^o)   ちゃんとリアクションしながら、学びは深まっています

 「新しい文化」の展示コーナーでは、早朝より奈良からご来館いただいた団体さまに、武田研究員が解説を行っています。環境問題や人々の暮らしについて耳を傾けてらっしゃいました。

東京大好き!?  そして、尼崎市立塚口中学校1年生240名は館内の展示を見ながら、各自ワークシートに記録をしています。コウノトリの展示コーナーでは、自分の体と大きさを比較していました。かわらばんの展示を熱心に観覧しています。

       ワシントン条約.....   座り込んでますがな!!

       コウノトリ 大きいぞっ   かわらばんに見入る 

 

 今年も残り少しになりましたが、是非ひとはくにお越しください。

 

三田は丹波より 寒い!!

 今週、神戸大学附属中等教育学校からトライやる・ウイーク(インターンシップ学習)でひとはくに体験にきてくれています。火曜日水曜日はひとはくの情報管理課で図書資料の整理等の仕事を体験しました。その様子は、すでにblogで紹介しました。

 3日目の今日は、フロアスタッフの業務を体験します。朝のミーティングから参加しました。

     生涯学習課の朝礼です    フロアスタッフの打合せに参加

 さてさて、今日一日どんな体験をすることになるのでしょうか?報告は後のフロアスタッフのblogで見てくださいね(o^^o)

 

 生涯学習課:八尾スタッフの説明をしっかり聞いてネ

 本日も情報管理課でトライやる(インターンシップ学習)が行われています。

昨日、登録を終えた図書を図書室などに配架してもらいます。

     図書の   
          図書室へ移動中です。

    図書コーナーに配架  図書コーナーに配架2
   
図書コーナーに配架しています。

    図書室での配架   図書室での配架2
 
   図書室の棚に図書を配架しています。

  先生の訪問のサムネール画像
 途中、先生の訪問もあり激励を受けました。
 やっぱり先生が来ると表情が緩むようです。

2日間の図書整理を通じて、博物館には、いろんな図書があることがわかりましたね。
あと2日間は他の仕事を手伝ってもらいますが頑張ってください。

情報管理課 阪上勝彦

今週もトライやる!

2012年11月13日

  今週もひとはくでは、中学生がトライやる(インターンシップ学習)に参加しています。神戸大学附属中等教育学校から1名が参加しており、自己紹介の中で「ひとはくには、恐竜の化石に興味があったので、30回以上来館しています。」と述べてくれました。
 外からはわからない博物館の仕事を経験して、これまで以上にひとはくに興味を持ってください。

朝礼でのあいさつ

朝のミーティングで自己紹介と抱負を述べました。


★今日と明日は情報管理課で図書関係の資料整理をしてもらいます。

バーコード バーコード貼り付け2
図書の登録、図書にバーコードを貼っています。    丁寧に作業を進めてくれました。

  図書の登録図書の内容をコンピュータに入力し登録しています。英文の本は和文の図書に比べ時間がかかるようです。

  図書室

最後に図書室を見学し、明日の作業の説明を受けているところです。本日登録した図書を、配架してもらいます。
明日も頑張ってください!

 

情報管理課 阪上勝彦

四季の森生涯学習センターが会場です

 11月10日(土) 篠山市の四季の森生涯学習センターで「第2回たんばっ子!学びフェスタ」が開催されました。丹波地域の小学生や中学生が、漢字や算数、理科や数学の問題にチャレンジする楽しいイベント。そこに「ひとはく」からもおもしろワークショップで出展しました。

ほんものの化石に触れるよ!!

       運営スタッフの増本さん(o^^o)   柏原高校のボランティア

 今回も、ほんものの化石を準備して触ってもらったり、おゆまるでアンモナイト化石のレプリカづくりを体験してもらいました。

 運営のスタッフさんやボランティアの高校生(柏原高等学校のインターアクト部生徒)にもお手伝いをしていただき、3時間ほどの間に130人!!もの子たちに体験していただき、大好評のうちに終了しました。

 

 ほかにも、考古博物館のコーナーでは「火おこし体験」、啓林館からは「プラ板」、丹波消費生活センターからは、ジュースに含まれる砂糖の量を測るコーナー、そして地元の高校からは学校で作ったお米や野菜などの販売もあり、賑やかな一日でした。

 

生涯学習課:やお 立ちっぱなしで、しんどかったぁ(x。x)゚゚゚

 

藤井 健博

 

 ぼくが「人と自然の博物館」に来て見てもらいたいモノは、本館2階に展示してあるアケボノゾウです。

 アケボノゾウというのは約200万年前から約60万年前まで日本に生息していたステゴドンゾウの一種で、兵庫県では明石市で化石が見つかっています。明石市近辺に分布する地層(大阪層群明石累層)は、アケボノゾウをはじめシフゾウなどの哺乳類化石がたくさん産出しており、これらは明石動物群と呼ばれています。明石動物群とは、大阪層群明石累層(約200〜100万年前の地層)で、さきほど出てきたアケボノゾウやシフゾウ(シカの仲間)などの哺乳類化石が一括され明石動物群と呼ばれています。明石動物群は、現在の日本の哺乳動物相ができはじめた時期を物語っています。

 明石市からは明石原人と呼ばれる人骨化石が発見されていますが、これはもっとも新しいナウマンゾウが生息していた時期(数万年前)のものだと考えられています。

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 話を戻して、アケボノゾウの詳しい説明をします。

 アケボノゾウとは、前に書いたとおり約200万年前から60万年前まで、日本に生息していたステゴドンゾウの一種です。約400万年前に中国から日本に渡ってきた巨大なツダンスキーゾウが、約200万年前に小型化してアケボノゾウが種分化した時代には、対馬海峡で日本が大陸から一時的に分断されることがあったと考えられ、アケボノゾウの種分化は日本の大陸からの分断と関係しているかも知れません。

 最後に、文の中に何度か出てきたステゴドンの説明をしておきましょう。

 ステゴドンとは、約500万年前から2030万年前までの期間に生存した長鼻類(ゾウの仲間)です。ステゴドンの分布の中心はアジアですが、アフリカと中近東にも23種類が分布していました。ステゴドンの系統には中国の北部と日本に分布するツダンスキーゾウの仲間、東南アジアを分布の中心とするトリゴノセハルスゾウの仲間、インドを中心とするインシグニスゾウの仲間の3つの系統があり、それぞれの分布には地域性が見られ、アケボノゾウが日本、ツダンスキーゾウが中国、トリゴノセハルスゾウがジャワ、そしてインシグニスゾウがシワリクというような分布になっています。このように、アケボノゾウにはたくさんの種があり、分布も各地さまざまで、住む場所、環境によってさまざまな形や姿をしています。

 あなたもぜひ、「人と自然の博物館」に来て、アケボノゾウを見てはどうでしょう?

 

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辻井 光樹

 

 僕が一番伝えたい展示は、ビルマニシキヘビがマメジカを丸呑みするところです。

 何がいいたいかというと、強いモノが弱いモノを食べる、ということです。人間も同じで、ライバルが現れたらどう対応すればいいかということです。

 

 

 

 

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西北 志遠

 

 今の地球は大地がぶつかりあったり、離れたりしています。簡単にいうと、地震がここ最近多いのです。

 日本では阪神淡路大震災がおこりました。これで多くの人の命が奪われました。2011年に、東日本大震災がおこりました。関西にも少し揺れがきました。今も瓦礫のしょりがありますが、中から2012年になってもまだ遺体が出てきます。

 地震の影響で原発事故が起こっていて、立ち入り禁止区域が少し広がりました。外国では、大地がぶつかりあったりはなれたり、今はアフリカの大地が少しずつ動いています。

 何を伝えたいかというと、「僕たちがどうやったら地震で死者を減らせるか」ということです。いつ地震がきてもいいように、心がける気持ちが大事だと思います。

 

 トライやる・ウィークでひとはくに来てくれた中学生5人に、ひとはくの展示で一番印象に残った展示と、そのことについての感想などをまとめてもらいました。

 

 

今榮 俊太                                                003ImaeIMG_0040.JPG

サメの体のいろいろな部分は、世界で活躍している!!

 サメの体は隅から隅まで役立ちます。肝臓や軟骨は肝油などの健康食品や薬の材料にされたり、高級食材のフカヒレや競泳水着の素材などになります。

 サメ肌がバクテリア繁殖を防ぐことができます。サメの肌はエナメル質で、凸凹があります。このおかげでバクテリア繁殖を防ぐことができます。現在Sharkletという会社では、このバクテリア繁殖を防ぐという働きを用いて、手術や乳幼児用の素材提供が行われています。

 サメの中でも、アオザメという種類のサメは、サメの中でもスピードが特に速く、時速35kmにも達します。瀬戸内海の沿岸でも時々見られます。しかも、歯もかなり強力で、エサを捕まえる能力がとても優れています。なので、人を襲う危険なサメとされていますが、事故例はほとんどなく、IUCNC国際自然保護連合のレッドリストの基準では、準絶滅危惧種(NT)に指定されています。

 サメ肌状の競泳水着というのは、高速で泳ぐことのできるアオザメなどの皮膚の仕組みを模倣して、水の抵抗を減らすための素材がスピード社(英国)によって開発されました。よって、2004年のアテネオリンピックでは「サメ肌水着」と、話題になりました。

 

 

 

猪上 真悟

004InoueIMG_0133.JPG ナガスクジラ、大阪湾にあらわれる!!

 2001531日にナガスクジラ(全長9.6m体重6t)が淡路島沖で漁網にかかり、淡路島津名町の塩田漁港に運ばれました。このクジラを解体し、骨を土に埋めて分解を2年待ってから、脂肪や肉をとって骨格標本にした。クジラは偶然に迷い込んだと思われますが、大阪湾では時々大型クジラが目撃されています。ナガスクジラは、世界最大のシロナガスクジラの次に大きく、全長20mにもなります。

 クジラのひげ!!

 どうしてクジラに「ひげ」がついているのか?

 「ひげ」は正式には「ヒゲ板」と呼ばれていて、歯ぐきの粘膜が発達してできたと考えられている。

 大きな口で海水をいっぱい飲み込んで、このヒゲ板に引っかかる魚やエビ類などのエサを食べるためです。ヒゲ板は、ちょうど「ざる」のような役割を果たします。

 

 

6日から始まったトライやるウィーク、今日はフロアスタッフのお仕事体験です。

 

 

s-P1140409.jpg午前中は、スタッフの日課である、朝の館内巡回と団体様のお出迎えをしました。小学生の団体様にも元気に挨拶をして、セミナーのお部屋までご案内してくれました。

 

 

そして、午後からは、北神戸中学校の辻井さん、西北さんのお二人は、デジタル紙芝居を実施。少ない練習時間でしたが、最後まで失敗もなく、堂々と上映してくれていました。

 

s-DSC02938.jpgみなさんの温かい拍手がうれしかったですね。

見ていた子ども達も、「楽しかった!」と喜んでくれていましたよ。

 

 

有野中学校の猪上さん、今榮さん、藤井さんには、お客様に好きな飾りを作って、貼ってもらう「クリスマスコーナー」のデザインを考えてもらいました。

デザインができたら、みんなで制作にとりかかります。

 

s-P1140426.jpgできあがりは…じゃじゃーん!!

 

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中学生のすばらしい作品に、スタッフは感動!

最後まで一生懸命お仕事してくださってありがとうございました。

 

 

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トライやる生が制作してくれた作品は、4階ひとはくサロンに飾っています。ぜひみなさんも見に来てくださいね。

  

                         

                       フロアスタッフ ささやま・せら・みの 

3日目のトライやる

2012年11月 8日

 火曜日・水曜日の前半2日間は、情報管理課で「トライやる」しましたが、今日は生涯学習課で体験しました。


 ということで、今回は、ご来館団体さまに提供している生涯学習課の特注セミナーを、実際に体験しながら学びました。

 まず、小学生やちびっ子に大人気の「簡単おゆまるを使ったアンモナイト化石のレプリカづくり」
結構楽しんでます!!

 次は、葉脈標本しおりづくり
      慎重にしないと、破れちゃいます   色つけも工夫して・・・・

 そして、石膏を使った化石のレプリカづくりと収蔵庫見学

          またまたのおゆまる  型をとりますよぉ

     いよいよ石膏だね

 お客さんとの対応のコツなどを話ながら、作業をすすめました。

    初めての収蔵庫  驚きですぞ(@_@)
 そして、空いている時間を活用し、一人ひとりが新聞記者になったような気分で館内展示を見て、一番伝えたい展示を選び、写真と記事を作ってもらいました(これはまた後日紹介します)。

どの展示がお気に入りかな?

  さて、今回の秋のトライやる・ウイークの受入 もう、明日金曜日で最終日となります。あっという間の一週間の体験ですが、中学生にとってはとても貴重な一週間だと思います。ひとはくも中学生の成長に、少しでもお役に立ててうれしいです。

 

生涯学習課:八尾 一日中喋り続けたので、声がかすれちゃいました

昨日(11月7日)、10月14日にお披露目した
とってもキュートな移動博物館車 『ゆめはく』で、Kidsキャラバンに行ってきました。


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朝日に照らされながら、ゆめはくは北へと発進しました!
道行く人や、他の車の運転手さんたちの注目を浴びながら、走りは快調!


道中、真っ白い霧やいくつものトンネルをくぐり抜け、

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香美町村岡区の福岡保育所に無事到着しました。

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早速、準備開始!
今年度だけでも Kidsキャラバンを20回以上重ねた
スタッフは慣れた手つきで準備しています。
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子どもたちが集まって、プログラムをスタート!

121107Kids_hachikita (16).JPG毎回好評のひとはく フロアスタッフ手作りの動く紙芝居、
『デジタル紙芝居「アンモナイト物語」』を見たり、本物の化石を触ったり、
アンモナイトのレプリカづくりをしたり…

121107Kids_hachikita (2).JPG   121107Kids_hachikita (20).JPG

121107Kids_hachikita (19).JPG   121107Kids_hachikita (18).JPG

参加してくれたほとんどの子どもたちにとって、初めての体験ばかりでした。

そしてお次は…ゆめはく、オープン!

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「わ〜きれい!」
世界の昆虫の標本にみなさん釘づけでした。
(今回は時間の関係で乗車できず残念!)
最後はゆめはくをバックに記念撮影

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ハチ北からの帰り道、ゆめはくは養父市の 道の駅 にちょっと寄り道。
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これから、みなさんの近くの 道の駅 にも、ゆめはくがお邪魔するかも!

 

『ゆめはくさん、おつかれさま〜』と言っているような、この見覚えのある後ろ姿は?

121107Kids_hachikita (8).JPG丹波市の道の駅では、丹波竜のマスコットキャラクター「ちーたん」
との対面を果たしました。

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移動博物館車  ゆめはく は発進したばかり!
ひとはくにある 「本物」をたくさん詰め込んで、
みなさんの町にうかがう日も遠くないかもしれません!

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ゆめはくは、11月17、18日と22〜23日に兵庫県立丹波並木道中央公園に登場します。

お近くにお越しの際は、ゆめはくに会いに来てくださいね!

                            (キッズひとはく推進室  たかせゆうこ)


わたしゃライオンタンポポだポポ。11月4日はひとはくフェスティバル。今年は20周年記念だポポ。
はばたん はかせも

20周年を記念して缶しゃのタワーリング大会も開かれ、 缶しゃのタワーリング大会
わたしらタヨウ星人はクリアファイルやシールも20周年プレゼントになり、いきものかわらばんの研究員賞の景品にもなったのでうれしくて顔の綿毛が飛びそうだったポポ。 素敵なケーキ!!  おすまし(o^^o)
今年もタヨウなイベントやお店がでて大にぎわいでわたしの好きな太陽も出たポポ。
その中で、似顔絵屋ちんげんさいと生き物すくいにいってきたポポ。 タヨウ星人シーーーールっ
似顔絵屋はタヨウな顔でにぎわってたポポ。
鳴く虫イントラクター上級合格の親子やM元次長、そしてN副館長のお孫さんたちも描いてもらってたポポ。 かわらばん 表彰 おめでとうございます  おひさしゅうございまするぇ    キッズ ありがとう!!
毎年くるお客さんもいてなんと0歳〜5歳まで毎年きている子もいるポポ。 ご家族おそろいで ようこそ!! 
タヨウ星人もタヨウだけどヒトの顔もタヨウ星人みたいにタヨウだポポ。
描いてもらった子たちは、ちんげんさいやハバタン、千利休の子孫?、小舘研究員、フ―テンの寅さん?と記念写真をパチリ! 珍さん  千利休か?  小舘研究員  にっこ!!
あとは生き物すくいでメダカやイモリをすくい、トノサマバッタやイナゴの唐揚げを食べたポポ。 イモリ きらいっ  ぎょぎょっ (゚ε゜;)
とくにトノサマバッタは肉厚でうまかったポポ。 な、なっ!! (o^^o)

またライオン(来年?)もみんな遊びにきてほしいんダーンポポ。

 

 

タヨウ星人人気NO1 ライオンタンポポ 綿毛が・・・・・・(゚ε゜;)

トライやる2日目

2012年11月 7日

ひとはくでのトライやる2日目を迎えました。昨日に引き続き、図書の登録から配架までの作業に取り組みました。

  バーコード貼り付け   

 図書にバーコードを貼っています。

図書の登録

次に図書の内容をコンピュータに入力し登録しています。

  印押し

 登録を終えた図書に種類ごとに色を変えて印を押します。

配架の準備

図書を配架するための準備です。

先生の激励

     登録済の図書を図書室に配架中に中学校の先生が生徒たちを激励するため訪問されました。
     先生方の顔を見ると、ちょっと安心したようでした。  

1日のまとめ

  最後に1日のまとめを記入しています。寒さが増す季節ですが、体調に気をつけ残り2日間頑張ってください!
  情報管理課の仕事は今日で終わりです。明日はどんな仕事が待っているのかな。

                                                 情報管理課 阪上勝彦                              

秋のトライやる1日目

2012年11月 6日

ひとはくでは、本日から秋のトライやるウィークが始まりました。

トライやるウィーク

今週は神戸市立有野中学校から3名、神戸市立北神戸中学校から2名が参加しています。

朝のあいさつ、自己紹介

                   朝のミーティングで自己紹介と抱負を述べました。

★今回は情報管理課で図書関係の資料整理をしてもらいました。
  本の配架2  本の配架3

         配架の準備中です。            どこに持っていけばいいのかな〜?

 

本の配架4

見つかったようです!!

昼食1  昼食2

初日とあってまだ緊張しながらの昼食になりました。

午後は図書にバーコードを貼り、内容をパソコンから登録しました。この内容は明日、まとめてお知らせします。
今日は積極的に取り組み、丁寧に仕事をしてくれました。この調子であと3日間も頑張ってください。   

                                                  情報管理課
                                                   阪上 勝彦

ひとはくフェスティバル2012では、いろんなイベントをたくさんの方が

楽しまれています。今からでもまだ間に合いますので、ぜひひとはくの

イベントを体験しにきてください。

 

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深田公園ではたくさんの方がイベントを楽しんでいます。

 

 

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恐竜ラボではひょっとして恐竜の化石が見つかったりして!

 

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本館4階も大にぎわいです。

 

 

(ひとはくフェスティバル2012広報担当チーム)

いよいよ「ひとはくフェスティバル2012」が始まりました。

 

 

 

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移動博物館車ゆめはくも登場します!

 

 

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ゆるキャラたちも集まってきましたよ!

 

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10月にオープンした2階の「ひとはく多様性フロア」では植物、昆虫、化石・岩石の紹介もあります!

 

 

 

たくさんのイベントがありますので、お楽しみください。

 

(ひとはくフェスティバル広報担当チーム) 

お天気にも恵まれ、まもなく「ひとはくフェスティバル2012」が始まります。

今年は、ひとはく開館20周年を記念するイベントが盛りだくさんです。

博物館の中やその周辺のほか、深田公園でも楽しみなイベントがたくさんありますので、ぜひご家族やお友だちをお誘いのうえご来館ください。

また、本日は観覧料が無料となっています。

 

  イベントの詳細はこちら

 

 

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深田公園でも準備が着々と

 

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本館でも準備をしています

 

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まんぷくストリートで何を食べようかな

 

(ひとはくフェスティバル広報担当チーム)

 

ひとはくフェスティバルが明日開催されます。

 

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館内では、結団式の後、準備に入りました。明日、11月4日の天気予報は晴れ。2年ぶりに深田公園での屋外準備に取り掛かりました。

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年に一度、しかも今年は開館20周年の記念すべきフェスティバル。準備も万端。


館内はもちろん深田公園でも数々のイベントが予定され見所いっぱい。他、まんぷくストリートと称した飲食店や連携活動グループや関係機関のご協力のもと、博物館らしいイベントを盛り沢山用意し、皆様のお越しをお待ちしています。
                                                                                       → 詳しくはこちら

この下のブログでもフェスティバルの見所を紹介しています。引き続き見て下さい!

DSC02900_1.jpg明日は館内の観覧料が無料です!(関西文化の日)

                                          情報管理課 阪上勝彦

明日は・・・

2012年11月 3日

明日は、ひとはくフェスティバルです。

 

結団式です。

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フェスティバルマネージャーの加藤主任研究員       田中次長の挨拶

 

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                        説明を聞く館員

 

準備中〜ゆめはくも活躍しています。

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たくさんの体験型イベントを楽しめるミュージアムワールド。
何を食べるか迷うっちゃう!自慢の食べ物が並んだまんぷくストリート。
芝生ステージでは、高校生による吹奏楽とチアリーディング、三田太鼓などの深田公園でのステージショーのほか、20周年缶しゃのタワーリング大会などが開催されます。
20周年記念イベントとして移動博物館車ゆめはくの体験。新しくオープンした2階の多様性フロアで研究員による展示の紹介もありますよ。
ゆめはくと多様性フロアについては、兵庫県広報専門員の吉田泰子さんのブログでも紹介いただいております。(吉田さん、ありがと〜。)

1日博物館でお楽しみいただけます。
明日はぜひ、ひとはくへ。
あとは天気だけだなぁ。

いいお天気に恵まれますように☆

                          やお しげき こばやし みき(生涯学習課)

    

公開シンポジウムのお知らせ(12/2 神戸北野にて)


自然・環境科学研究所のあゆみと展望
― 大学による地域貢献の成果を検証する ―

 当博物館と併設されている「兵庫県立大学自然・環境科学研究所」では、ひとはくと同じく研究所の開設20周年を迎えます。これを記念して、これまでの各部門での取り組みや地域貢献の成果などを紹介する公開シンポジウムを平成24年12月2日(日)に神戸市中央区のホテル北野プラザ六甲荘において開催いたします。
 基調講演には、哲学者であり森づくりや自然とのつきあいかたについて造詣が深い内山節氏をお招きして、ご講演いただきます。これに続いて、当研究所の5つの系からこれまでの取り組み等についてプレゼンテーションしていただいたのちに、パネルディスカッションを行います。生物多様性や恐竜化石、コウノトリの野生復帰、景観園芸と緑環境、野生動物の問題、宇宙天文への理解といった地域資源のマネジメントについて、大学の研究者が県の機関の職員を兼務する形式の国内に類を見ないユニークで先進的なとり組みによる成果について紹介し、今後の課題や展望について議論したいと思います。参加無料ですが、事前の申し込みが必要です。

 → 案内のチラシはこちらをご覧ください(pdfファイル 491kb)


■日 時
 平成24年12月2日(日) 13時〜17時 (受付開始は12時15分〜)

■場 所
 ホテル北野プラザ六甲荘 1Fマジョラム
 〒650-0002 神戸市中央区北野町1-1-14
  →アクセスはこちらをご覧ください 

■主催および共催
 主催:兵庫県立大学自然・環境科学研究所
 共催:兵庫県立人と自然の博物館、兵庫県森林動物研究センター、兵庫県立淡路景観園芸学校、兵庫県立コウノトリの郷公園

■内 容
【基調講演】
 自然を活かす新しい共同体をデザインする 
 内山 節 氏(哲学者、NPO法人・森づくりフォーラム代表理事)
 <homepage>

【話題提供】
 自然環境系 高橋 晃(兼・兵庫県立人と自然の博物館)
 田園生態系 江崎 保男(兼・兵庫県立コウノトリの郷公園)
 景観園芸系 斉藤 庸平(兼・兵庫県立淡路景観園芸学校)
 森林・動物系 坂田 宏志(兼・兵庫県森林動物研究センター)
 宇宙天文系 伊藤 洋一(兵庫県立大学天文科学センター)

【パネルディスカッション】
 コーディネーター:田原直樹(自然・環境科学研究所 所長)
 パネリスト: 内山節氏、高橋晃、江崎保男、斉藤庸平、坂田宏志、伊藤洋一、松原典孝

■申し込み方法
参加費は無料。電子メールもしくはファックス、はがきに、「20周年記念シンポジウム参加希望」および連絡先(住所・氏名・年齢・電話番号・FAX)をご記入のうえ、以下までご送付ください。

〒669-1546 三田市弥生が丘6丁目(兵庫県立人と自然の博物館内)
  兵庫県立大学自然・環境科学研究所 20周年記念シンポジウム係
  電話:079−559−2001 ファックス:079−559−2033
  電子メール: seminar(アット)hitohaku.jp
  締め切りは、平成24年11月27日(火)まで(先着順とさせていただきます)。
  受付は連絡はがきもしくは電子メールの返信でもって替えさせて頂きます。
  定員200名(先着順といたします)。

■お問い合わせ先
 内容などに関する詳しいお問い合わせについては以下にご連絡ください。
  ・兵庫県立大学自然・環境科学研究所所長室 (instsecあっとhitohaku.jp)

以上 

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