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ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていたり、
生えています。

ひとはくの本館横の長い外階段
(84段)の途中に(本館と反対側
の隣接する斜面地に)、
カキノキ(カキノキ科)が
あります(この木にはフジ
(マメ科)のツルが絡まって
います)。

251220 honnkan yokono nagai kadan  s-IMG_0235 copy.jpg


















▲本館横の外階段そばにある
 カキノキ


そのカキノキを観察していると・・・、

近くでヒヨドリ(ヒヨドリ科)の
鳴き声(「ヒーヨ、ヒーヨ」?)
がしたと思うと、観察している
木の枝に飛んできました。


※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

251220 hiyodori s-IMG_9981 ccopy.jpg











▲カキノキの枝に飛んできたヒヨドリ
  (2025年12月20日撮影)

2羽が飛んできたのですが、
それぞれ離れた位置にいて、
そのうちの1羽の方を
観察していると、
果実をつつき はじめました。

251220 hiyodori ga kakinoki no kajitsu wo tabete iru s-IMG_0104 copy.jpg251220 hiyodori no 1kotai me ga kakinoki no kajitu wo tsutsuite iru s-IMG_0017 copy.jpg











▲カキノキの果実をつついている
 ヒヨドリ


逆光気味でシルエット写真のように
なってしまっていますが・・・

ヒヨドリの大きさと比べると、
カキノキの果実が小さいのが
わかりますね。

ちなみに、
このカキノキの果実は小ぶりで、
長さと幅が、それぞれ 約 3.5㎝、
ヘタ部分(花のガクが大きく
なったもの)の大きさは、
長い辺のところ(ヘタの先端から
反対側の先端まで)で 約 4㎝でした。

251221 kakinoki no kajitsu no ookisa 3.5cm IMG_0306 copy.jpg











▲観察したカキノキの果実


カキノキの樹冠(じゅかん;枝葉の広がり)
の下には、ヒヨドリなどの鳥類に
つつかれたと思われる果実の部分が
(階段の上に)いくつか落ちています。

251220 kakinoki no kajitu ga ochite iru s-IMG_9951.jpg251220 kakinoki no kajitu ga ochite iru s-IMG_9952.jpg







251220 kakinoki no kajitu ga ochite iru s-IMG_0197.jpg











▲階段の上に落ちている
 カキノキの果実


それらは新鮮なものが多いです
(落ちてから あまり時間が
経っていない?)。

鳥類が果実をつついて食べている
うちに、果実が部分的に落ちて
しまうようです(特にヘタ部分と
反対の方が)。

果肉部分だけ鳥類に食べられる
のでヘタ部分が枝に残りやすい
のかな。

251220 heta no bubun ga edani nokotte iru s-IMG_0219 copy.jpg











▲枝に残っているヘタ部分と果実


はじめに観察していた個体が
別の枝に移ると、別の個体が
前にいた個体とほぼ同じ場所に
移動して、果実をつついて
いました(止まりやすい枝、
食べやすい位置にある果実
などがあるのかな?)。


この木には、まだたくさんの果実が
枝に残っています。

しかし、細い枝先に残っている
果実が多いような気がして、
ヒヨドリやそれよりも
大型の鳥類は、食べにくそうです。

251220 kakinoki no kajitu ga takusann s-IMG_0192.jpg










▲たくさんの果実がなっている
 カキノキ(2025年12月20日撮影)


今はまだ、たくさんある
カキノキの果実ですが、
いつまで 残っているの
でしょうか?
気(木)になります。



よかったら、下記の関連ブログも
ご覧ください。

2025年12月20日
枝にシュリケン?
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/12/post_3388/


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

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