ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていたり、
生えています。
ひとはくの本館横の長い外階段
(84段)の途中に(本館と反対側
の隣接する斜面地に)、
カキノキ(カキノキ科)が
あります(この木にはフジ
(マメ科)のツルが絡まって
います)。

▲本館横の外階段そばにある
カキノキ
そのカキノキを観察していると・・・、
近くでヒヨドリ(ヒヨドリ科)の
鳴き声(「ヒーヨ、ヒーヨ」?)
がしたと思うと、観察している
木の枝に飛んできました。
※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

▲カキノキの枝に飛んできたヒヨドリ
(2025年12月20日撮影)
2羽が飛んできたのですが、
それぞれ離れた位置にいて、
そのうちの1羽の方を
観察していると、
果実をつつき はじめました。


▲カキノキの果実をつついている
ヒヨドリ
逆光気味でシルエット写真のように
なってしまっていますが・・・
ヒヨドリの大きさと比べると、
カキノキの果実が小さいのが
わかりますね。
ちなみに、
このカキノキの果実は小ぶりで、
長さと幅が、それぞれ 約 3.5㎝、
ヘタ部分(花のガクが大きく
なったもの)の大きさは、
長い辺のところ(ヘタの先端から
反対側の先端まで)で 約 4㎝でした。

▲観察したカキノキの果実
カキノキの樹冠(じゅかん;枝葉の広がり)
の下には、ヒヨドリなどの鳥類に
つつかれたと思われる果実の部分が
(階段の上に)いくつか落ちています。



▲階段の上に落ちている
カキノキの果実
それらは新鮮なものが多いです
(落ちてから あまり時間が
経っていない?)。
鳥類が果実をつついて食べている
うちに、果実が部分的に落ちて
しまうようです(特にヘタ部分と
反対の方が)。
果肉部分だけ鳥類に食べられる
のでヘタ部分が枝に残りやすい
のかな。

▲枝に残っているヘタ部分と果実
はじめに観察していた個体が
別の枝に移ると、別の個体が
前にいた個体とほぼ同じ場所に
移動して、果実をつついて
いました(止まりやすい枝、
食べやすい位置にある果実
などがあるのかな?)。
この木には、まだたくさんの果実が
枝に残っています。
しかし、細い枝先に残っている
果実が多いような気がして、
ヒヨドリやそれよりも
大型の鳥類は、食べにくそうです。

▲たくさんの果実がなっている
カキノキ(2025年12月20日撮影)
今はまだ、たくさんある
カキノキの果実ですが、
いつまで 残っているの
でしょうか?
気(木)になります。
よかったら、下記の関連ブログも
ご覧ください。
2025年12月20日
枝にシュリケン?
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/12/post_3388/
皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。
研究員 小舘
色々な植物が植えられていたり、
生えています。
ひとはくの本館横の長い外階段
(84段)の途中に(本館と反対側
の隣接する斜面地に)、
カキノキ(カキノキ科)が
あります(この木にはフジ
(マメ科)のツルが絡まって
います)。
▲本館横の外階段そばにある
カキノキ
そのカキノキを観察していると・・・、
近くでヒヨドリ(ヒヨドリ科)の
鳴き声(「ヒーヨ、ヒーヨ」?)
がしたと思うと、観察している
木の枝に飛んできました。
※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。
▲カキノキの枝に飛んできたヒヨドリ
(2025年12月20日撮影)
2羽が飛んできたのですが、
それぞれ離れた位置にいて、
そのうちの1羽の方を
観察していると、
果実をつつき はじめました。
▲カキノキの果実をつついている
ヒヨドリ
逆光気味でシルエット写真のように
なってしまっていますが・・・
ヒヨドリの大きさと比べると、
カキノキの果実が小さいのが
わかりますね。
ちなみに、
このカキノキの果実は小ぶりで、
長さと幅が、それぞれ 約 3.5㎝、
ヘタ部分(花のガクが大きく
なったもの)の大きさは、
長い辺のところ(ヘタの先端から
反対側の先端まで)で 約 4㎝でした。
▲観察したカキノキの果実
カキノキの樹冠(じゅかん;枝葉の広がり)
の下には、ヒヨドリなどの鳥類に
つつかれたと思われる果実の部分が
(階段の上に)いくつか落ちています。
▲階段の上に落ちている
カキノキの果実
それらは新鮮なものが多いです
(落ちてから あまり時間が
経っていない?)。
鳥類が果実をつついて食べている
うちに、果実が部分的に落ちて
しまうようです(特にヘタ部分と
反対の方が)。
果肉部分だけ鳥類に食べられる
のでヘタ部分が枝に残りやすい
のかな。
▲枝に残っているヘタ部分と果実
はじめに観察していた個体が
別の枝に移ると、別の個体が
前にいた個体とほぼ同じ場所に
移動して、果実をつついて
いました(止まりやすい枝、
食べやすい位置にある果実
などがあるのかな?)。
この木には、まだたくさんの果実が
枝に残っています。
しかし、細い枝先に残っている
果実が多いような気がして、
ヒヨドリやそれよりも
大型の鳥類は、食べにくそうです。
▲たくさんの果実がなっている
カキノキ(2025年12月20日撮影)
今はまだ、たくさんある
カキノキの果実ですが、
いつまで 残っているの
でしょうか?
気(木)になります。
よかったら、下記の関連ブログも
ご覧ください。
2025年12月20日
枝にシュリケン?
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/12/post_3388/
皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。
研究員 小舘









