ひとはくの周辺(深田公園)には、
色々な植物が植えられていたり、
生えています。
ひとはく本館の4階入り口付近に
ちかくの植物の葉が風に
よって運ばれてきます。
※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。


ひ
▲4階入り口前に風によって
運ばれた落ち葉たち(風は左側
から吹き込んでくる)
(2025年12月6日撮影)
風が吹いた方向へ たどって
いくと、4階入り口ちかくの
長い階段の上部(最上段)に
たどり着きました
(なんか大下さな言い方)。
そこに落ちていた葉は、
4階入り口と同じ種類ばかりで、
それぞれの量が多くなっている
ような感じでした。
この辺の植物から落ちているのは
確かのようです。
ちなみに、次の写真で植物の
種類が お分かりになりますか?


▲長い階段の上部に落ちている葉
この場所で上を見上げると・・・
オレンジ色っぽい葉と
黄色っぽい葉が見えます。

▲オレンジ色っぽい葉と黄色っぽい
葉が見える木?
おわかりになりましたか?
では、さきほどの落ち葉の
植物の名前です。
落ちていた葉の植物名は、
ドングリがなる木の
コナラ(ブナ科)の落ち葉と、
ツル植物の
フジ(マメ科)の落ち葉です。
コナラはオレンジ色~褐色です。
コナラの葉のうら面が見えて
いると少し白っぽく見えます。
フジは黄色っぽい葉です。
また、やや黄色が濃くなり、
明褐色っぽく見えるもの
もあります。
それから、写真をよくみると、
黄緑色(黄色寄り)の枝の
ようなもの(じつはフジの
葉の軸です。このことについて
は後ほど説明します)も
落ちています。
つまり、枝葉が写っていた写真では、
オレンジ色っぽい色になっている
コナラ(ブナ科)の高木の幹や枝に、
黄色っぽい色になった葉のフジ
(マメ科)のツルが巻きついてる
状態だったのです。
階段の上方の横にコナラの高木が
生えているので、落葉が多かった
のですね(清掃される方、
日々 お疲れ様です)。

▲コナラの高木の太い枝に
巻きつくフジのツル
フジの葉は、「複葉(ふくよう)」で
小葉(しょうよう)と呼ばれる
小さな葉が複数でセットになった
葉(これで1枚の葉)なのです。
小葉がついている(今だったら
黄緑色の枝に見える)のが、
葉軸(ようじく)です。
次の写真には、黄色っぽいフジの
葉(複葉)が3枚 写っています。
フジの1つの複葉の、それぞれの
小葉の先を線で結んだ形が、
1枚の葉っぱの形に見えませんか?
1枚の複葉が全体で落ちることも
あるのですが、小葉と葉軸
とがそれぞれバラバラに
落ちることが多いようです。

▲黄色っぽいフジの葉(複葉)が3枚
コナラの葉は、ここ数日で
かなりの量が枝から落ちて
しまいました。

▲オレンジ色っぽいコナラの葉
この高木のコナラの幹に
フジのツルが巻きついています。
ツル植物の中で、ツルの巻き方が
決まっているものがあります。
フジもそうです。
さて、フジのツルは右巻き?、左巻き?
ツル植物のツルの巻き方について、
ご自分で調べてみませんか?
このコナラに巻きついたフジは、
さらに伸びて、コナラの次に、
近くの外灯のポールの方へ
向かっているように見えます。


▲外灯のポールに向かうフジのツル
外灯のポールにツルが
巻きついたら
「ポールまき?」と思い、
つい指パッチンをしたい
気分になりました!
皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。
研究員 小舘
色々な植物が植えられていたり、
生えています。
ひとはく本館の4階入り口付近に
ちかくの植物の葉が風に
よって運ばれてきます。
※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。
ひ
▲4階入り口前に風によって
運ばれた落ち葉たち(風は左側
から吹き込んでくる)
(2025年12月6日撮影)
風が吹いた方向へ たどって
いくと、4階入り口ちかくの
長い階段の上部(最上段)に
たどり着きました
(なんか大下さな言い方)。
そこに落ちていた葉は、
4階入り口と同じ種類ばかりで、
それぞれの量が多くなっている
ような感じでした。
この辺の植物から落ちているのは
確かのようです。
ちなみに、次の写真で植物の
種類が お分かりになりますか?
▲長い階段の上部に落ちている葉
この場所で上を見上げると・・・
オレンジ色っぽい葉と
黄色っぽい葉が見えます。
▲オレンジ色っぽい葉と黄色っぽい
葉が見える木?
おわかりになりましたか?
では、さきほどの落ち葉の
植物の名前です。
落ちていた葉の植物名は、
ドングリがなる木の
コナラ(ブナ科)の落ち葉と、
ツル植物の
フジ(マメ科)の落ち葉です。
コナラはオレンジ色~褐色です。
コナラの葉のうら面が見えて
いると少し白っぽく見えます。
フジは黄色っぽい葉です。
また、やや黄色が濃くなり、
明褐色っぽく見えるもの
もあります。
それから、写真をよくみると、
黄緑色(黄色寄り)の枝の
ようなもの(じつはフジの
葉の軸です。このことについて
は後ほど説明します)も
落ちています。
つまり、枝葉が写っていた写真では、
オレンジ色っぽい色になっている
コナラ(ブナ科)の高木の幹や枝に、
黄色っぽい色になった葉のフジ
(マメ科)のツルが巻きついてる
状態だったのです。
階段の上方の横にコナラの高木が
生えているので、落葉が多かった
のですね(清掃される方、
日々 お疲れ様です)。
▲コナラの高木の太い枝に
巻きつくフジのツル
フジの葉は、「複葉(ふくよう)」で
小葉(しょうよう)と呼ばれる
小さな葉が複数でセットになった
葉(これで1枚の葉)なのです。
小葉がついている(今だったら
黄緑色の枝に見える)のが、
葉軸(ようじく)です。
次の写真には、黄色っぽいフジの
葉(複葉)が3枚 写っています。
フジの1つの複葉の、それぞれの
小葉の先を線で結んだ形が、
1枚の葉っぱの形に見えませんか?
1枚の複葉が全体で落ちることも
あるのですが、小葉と葉軸
とがそれぞれバラバラに
落ちることが多いようです。
▲黄色っぽいフジの葉(複葉)が3枚
コナラの葉は、ここ数日で
かなりの量が枝から落ちて
しまいました。
▲オレンジ色っぽいコナラの葉
この高木のコナラの幹に
フジのツルが巻きついています。
ツル植物の中で、ツルの巻き方が
決まっているものがあります。
フジもそうです。
さて、フジのツルは右巻き?、左巻き?
ツル植物のツルの巻き方について、
ご自分で調べてみませんか?
このコナラに巻きついたフジは、
さらに伸びて、コナラの次に、
近くの外灯のポールの方へ
向かっているように見えます。
▲外灯のポールに向かうフジのツル
外灯のポールにツルが
巻きついたら
「ポールまき?」と思い、
つい指パッチンをしたい
気分になりました!
皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。
研究員 小舘









