ひとはくの周辺(深田公園)には、
様々な植物が植えられていています。
イタヤカエデ(ムクロジ科)という
カエデの仲間がエントランスホールの
近くにあります。
※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。

▲10月上旬のイタヤカエデの枝葉
9月下旬に、このイタヤカエデの
ある枝にオオスズメバチ
(スズメバチ科)が複数個体
来ているのに気が付いて
観察していました。
その様子は、下記のブログ記事を
ご覧ください。
<以前のブログ記事1>
貸し切り!喫茶「イタヤカエデ」枝店 の お客さん
2025年9月29日
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/09/post_3342/
また、その後のつづきの関連の記事として、
下記もあります。よかったら ご覧ください。
<以前のブログ記事2>
喫茶「イタヤカエデ」の別の枝店での 黒っぽい お客さん?
2025年10月18日
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/10/post_3351/
今回もオオスズメバチが来ている
イタヤカエデに関する、さらに
つづきの記事です。
10月初旬まで集中して
オオスズメバチ数匹が来ていた
イタヤカエデのある枝(以下、
「枝1号」と呼びます)が
ありました。
それとは別の枝が 2枝(これらを
「枝2号」、「枝3号」とそれぞれ
呼びます)で、その後
オオスズメバチが数mmの穴
を開け 樹液を吸っているのを
確認しました。
観察をはじめてから1週間が経つと
どの枝もオオスズメバチの数が
だんだん 少なくなってきました。
10月上旬のある日(午前)に、
「枝2号」に来ているオオスズメバチを
しばらく観察していると・・・、
白っぽい色の翅(裏側)をもつ
ウラギンシジミ(シジミチョウ科)が
樹液を吸っているオオスズメバチに
近づいて来ました。

▲オオスズメバチに近づく
ウラギンシジミ
ウラギンシジミがオオスズメバチに
近づいて ちょっかい を 出している?
ように見えました。

▲オオスズメバチの体に触れるくらい
近くに寄ってきたウラギンシジミ
オオスズメバチは追い払うような
仕草(翅や脚などを動かしている)
をしていました。
ウラギンシジミは、「枝2号」で
樹液を吸っているオオスズメバチの
近くに一旦止まったように見えた
のですが(翅の裏が白旗を振って
いるように見えて、まるで
降参?して・・・)、
すぐに飛んで・・・

▲オオスズメバチの近くに
いるウラギンシジミ
オオスズメバチがいない「枝3号」に
移動して止まりました。

▲「枝3号」に止まっている
ウラギンシジミ
撮影しているときには
分からなかったのですが、
あとで写真を拡大して見ると・・・
ウラギンシジミが止まった
ところには、なんと、アリ類が
10匹くらい いました。
どうやら樹液が乾燥して
固まった?ように見える
白っぽいものに
アリ類が集まっていた
ようです。
ウラギンシジミは、そこに
口吻(こうふん=チョウ類の
ストロー状の口)を使って
吸えたのかな?


▲「枝3号」にいるウラギンシジミ
とアリ類(右側の写真は拡大)
それからしばらくして、飛び立ち
イタヤカエデ周辺の上空を
旋回して、どこかへ
行ってしまいました。
今回、オオスズメバチと
ウラギンシジミ(白っぽい
お客さん?)の攻防?
そしてアリ類(黒いお客さん?)
が集まっているのを
運よく写真に撮ることが
できました。
皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。
研究員 小舘
様々な植物が植えられていています。
イタヤカエデ(ムクロジ科)という
カエデの仲間がエントランスホールの
近くにあります。
※画像をクリックすると、
写真が拡大するものがあります。
▲10月上旬のイタヤカエデの枝葉
9月下旬に、このイタヤカエデの
ある枝にオオスズメバチ
(スズメバチ科)が複数個体
来ているのに気が付いて
観察していました。
その様子は、下記のブログ記事を
ご覧ください。
<以前のブログ記事1>
貸し切り!喫茶「イタヤカエデ」枝店 の お客さん
2025年9月29日
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/09/post_3342/
また、その後のつづきの関連の記事として、
下記もあります。よかったら ご覧ください。
<以前のブログ記事2>
喫茶「イタヤカエデ」の別の枝店での 黒っぽい お客さん?
2025年10月18日
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/10/post_3351/
今回もオオスズメバチが来ている
イタヤカエデに関する、さらに
つづきの記事です。
10月初旬まで集中して
オオスズメバチ数匹が来ていた
イタヤカエデのある枝(以下、
「枝1号」と呼びます)が
ありました。
それとは別の枝が 2枝(これらを
「枝2号」、「枝3号」とそれぞれ
呼びます)で、その後
オオスズメバチが数mmの穴
を開け 樹液を吸っているのを
確認しました。
観察をはじめてから1週間が経つと
どの枝もオオスズメバチの数が
だんだん 少なくなってきました。
10月上旬のある日(午前)に、
「枝2号」に来ているオオスズメバチを
しばらく観察していると・・・、
白っぽい色の翅(裏側)をもつ
ウラギンシジミ(シジミチョウ科)が
樹液を吸っているオオスズメバチに
近づいて来ました。
▲オオスズメバチに近づく
ウラギンシジミ
ウラギンシジミがオオスズメバチに
近づいて ちょっかい を 出している?
ように見えました。
▲オオスズメバチの体に触れるくらい
近くに寄ってきたウラギンシジミ
オオスズメバチは追い払うような
仕草(翅や脚などを動かしている)
をしていました。
ウラギンシジミは、「枝2号」で
樹液を吸っているオオスズメバチの
近くに一旦止まったように見えた
のですが(翅の裏が白旗を振って
いるように見えて、まるで
降参?して・・・)、
すぐに飛んで・・・
▲オオスズメバチの近くに
いるウラギンシジミ
オオスズメバチがいない「枝3号」に
移動して止まりました。
▲「枝3号」に止まっている
ウラギンシジミ
撮影しているときには
分からなかったのですが、
あとで写真を拡大して見ると・・・
ウラギンシジミが止まった
ところには、なんと、アリ類が
10匹くらい いました。
どうやら樹液が乾燥して
固まった?ように見える
白っぽいものに
アリ類が集まっていた
ようです。
ウラギンシジミは、そこに
口吻(こうふん=チョウ類の
ストロー状の口)を使って
吸えたのかな?
▲「枝3号」にいるウラギンシジミ
とアリ類(右側の写真は拡大)
それからしばらくして、飛び立ち
イタヤカエデ周辺の上空を
旋回して、どこかへ
行ってしまいました。
今回、オオスズメバチと
ウラギンシジミ(白っぽい
お客さん?)の攻防?
そしてアリ類(黒いお客さん?)
が集まっているのを
運よく写真に撮ることが
できました。
皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。
研究員 小舘









