ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えてあります。
3月下旬ごろから、ヤブツバキの品種で
淡いピンク色の花を咲かせる
オトメツバキ(ツバキ科)と呼ばれる
木が目立つようになりました。
画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

▲花が咲いているオトメツバキ
(2025年4月4日撮影)
今日(4月15日)の様子は・・・

▲4月15日の4階入り口近くのオトメツバキ
花が減ってしまいましたが、
とびっきり綺麗な花を選んで
(もちろん主観です)
撮影してみました!

▲4月15日のオトメツバキの花
4月に入ってから、花が咲くピークを
迎えたあと、不安定な気候(雨や強風)
によって(何度か)多くの花が
地面に落ちてしまいました。

▲4月15日に地面に落ちていた
たくさんのオトメツバキの花
雨や強風のため落ちたと思われる
花の中には、淡いピンクの花ビラが
枝で茶色になったものもありますが
ピンク色のままのものもあります。
花ビラ全体が落ちた花を
よく観察すると、背面側の
緑色っぽいガク片も一緒に
落ちていたり、背面側の
中央に穴があいているものが
あったりします。

▲花の背面側が見えてる落ちた花
さて、列植されているオトメツバキを
観察していると・・・
おっと、箱の中に入ったように見える
オトメツバキを見つけました。

▲箱入り?のオトメツバキの花
この箱のようなものは・・・
そうです。
外灯です。

▲深田公園にある別の外灯
「箱入り乙女」のオトメツバキは、
木が成長して、外灯の電球を保護する
枠に枝葉が入った状態で花が咲いた
ものです(この外灯自体は横面が
なくなっていたり、電球が
なかったり、と機能していない
ようです)。
さすが、箱入りオトメツバキの花は
(箱によって)雨や強風から
守られたことになります、
と言いたいところですが、
強風で枝が揺れて、花が箱に
バンバンあたっていたかも
知れませんね(箱入りの方が辛い?)。
花ビラの色が少し茶色になっている
ようですが、(強風に耐えて)
頑張って?枝に残っているようです。
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘