11月に実施した「二枚貝の解剖」に引き続き、解剖シリーズの第2弾、今日は「イカの解剖」です。
今回も多くの方にお申し込みをいただきました。
10組の小学生の親子、2人の高校生が参加してくれました。
世界にいるイカは約450種、今日はその中の「スルメイカ」。
解剖を進め、イカの身体を細かく観察しながら多くの問いに答えていきます。
「イカの足は何本? 足はどこから出ている?」
「長い足と短い足はどうしてあるの? それぞれに足についている吸盤の違いは?」![]()
吸盤を取り出してみてみるとその違いがわかりましたね。
それぞれの足の役割が関係していました。
「イカってそうなっているんだ!」解剖を進めるとたくさんの発見がありました。![]()
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胴体を開いて、内臓を見ていきましょう。心臓はいくつありましたか?
鰓(エラ)と血管が見えます。血液の色も人と違いましたね。
ピンセットで水晶体を取り出しました。
水晶体に新聞の文字を通してみると見え方が違いましたね。
ヒトの目のしくみとの違いもわかりましたね。![]()
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最後に口からスポイドで色のついた水を入れてみました。
食道を通って色水が流れていきます。こんなところも通るのですね。![]()
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充実した時間が過ぎていきました。みなさん、とても意欲的でした!!
◎参加したみなさまの感想など
・生き物に興味があります。解剖してみたかったです。
・イカの解剖なんて、珍しいと思った。楽しかった。
・イカの体のつくりがよくわかった。人との違いも分かった。
・食道が脳の中を通っているのを見てびっくりした。
・親のほうが夢中になってしまいました。
◎頼末主任研究員より
初めての試みでしたが、小学生から大人の方まで楽しんでもらえてよかったです。
これをきっかけに生物の体の仕組みや生態に興味を持ってくれたら嬉しいです。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)









