小野市立大部小学校3年生の児童48名が、受講しました。
セミナーの前半では、植物を観察するときの留意点や、図鑑に出てくる植物用語の簡単な解説がありました。
葉の形や枝のつき方、匂い、手触り、味など、それぞれの特徴を学びます。
児童のみなさんは、メモを取りながら熱心に聞いています。
後半は、サンプルの葉っぱを見てみました。
袋の中にはそれぞれ2種類の葉っぱが入っていて、においや表面のザラザラ感、葉のつき方など違いがありました。
実際に、においをかいで、見て、さわって五感を使って植物を観察しました。
葉っぱのつき方の違いもよくわかるね。
今日学んだことを活かして、学校や家の近くでもぜひ植物を観察してみてね。
◎参加した児童の感想など
・葉っぱの匂いをかぐと、違いがはっきりわかった。
・知らないことがいっぱい聞けました。
・兵庫県にも4000種を超える植物があることを知りました。
・家の近くの植物も見てみようと思いました。
◎藤井主任研究員より
図鑑などで、植物の名前を知っていても、実物をどう区別するのかわからない場合があります。
野外では、花や果実が着いている時期は限られています。
樹木であれば、葉のつき方(互生・対生)、単葉・複葉、毛の状態、常緑
・落葉などの特徴を抑えることで、種類をしぼることができます。
実物を使って、図鑑の記述と対応させることが植物の名前を知る近道です。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)









