今日は、三田祥雲館高校の総合的な探究の時間「プログレス探究」において、博物館を活用した活動を行っていただきました。
本館と三田祥雲館高校は、連携協定を結んでおり、高等学校の探究活動を本館がサポートしています。
最初に中濵主任研究員による「博物館の魅力と意義」の講義がありました。
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熱心にメモを取る生徒や、質問も積極的に行う様子が見られました。
そのあと、生物系、液浸系、地学系の3つの収蔵庫の見学を行いました。
それぞれ担当の研究員から、収蔵庫の特徴や収蔵している標本の解説があり、標本の大切さとともに博物館の役割を学ぶ機会となりました。
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また、本日最終日を迎えた企画展「価値の手直し展」も開催責任者である衛藤研究員から展示のコンセプトや意義などを解説しました。
三田祥雲館の生徒は、この企画展にも協力しオープンセミナーを実施してくれました。
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午後には、生徒たちが博物館の展示の中で、自分自身が興味や関心を持ったおすすめのトピック写真1枚を他の生徒に紹介し、質問に答えるという活動「Show & Tell」がありました。
それらの発表の一つ一つについて、本館の三橋主任研究員から指導助言がありました。
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今日の1日は、たいへん内容の濃い、充実したものとなったのではないでしょうか。
生徒たちの表情にも表れていました。
本館では、生徒の探究的な学びを様々な形で支援しています。
各学校の実態に応じて、支援できることがあると思いますので、本館の生涯学習課までお気軽にご相談ください。
◎参加してくれた生徒の感想
・博物館の展示一つ一つに意味があり、標本の数の多さを実感することができた。
・今まで自分かよく見てこなかった昆虫がとてもきれいで感激した。
・内容が盛りだくさんで、普段は入れない場所にも入らせていただき、博物館のすごさを感じました。
・100年先の将来にも標本をきちんと残していくことの大切さを知りました。
◎研究員より
三田祥雲館の生徒には、企画展の手伝いもしていただき感謝しています。
今日の学びから生徒それぞれの実践につながっていくことを期待しています。
文系、理系にかかわらず、みなさんの将来へ向けての様々なヒントがこの博物館にはあります。
ぜひ頑張ってくださいね。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)