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ひとはくデジタルアーカイブ

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はじめに


 人と自然の博物館(ひとはく)では、自然や環境に関する映像資料を、館内にある「展示情報端末」で閲覧することができます。

 この度の臨時休館に際して、博物館へ来館することができない県民の皆様に向けて、ひとはくでしか見ることのできない貴重な映像資料をWebで公開する「ひとはくデジタルアーカイブ」を開設しました。

 公開する映像資料は、ひとはくの研究員が独自の視点(テーマ)で選定した作品ばかりです。研究員の解説コメントとともにご視聴ください。

 これらの映像資料を通して、自然や環境に対する興味・関心をより一層深めていただくと共に、ひとはくが再び開館した際の展示鑑賞や、セミナー参加のきっかけとしていただければ幸いです。

 ※コンテンツはその都度追加していく予定です。


【第14回】高橋 鉄美 研究員 セレクション(2020/7/16 更新)

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テーマ 「面白い生き物の暮らし」

映像タイトル 研究員からのコメント
動物の巣と生態-魚の巣-

 タイトルには「魚の巣」とありますが、主にニッポンバラタナゴの繁殖生態に注目した映像です。この魚は、とても珍しい方法で繁殖します。どんな方法なのか、映像を観てみましょう!
 なお、このニッポンバラタナゴは全国的に生息数が激減し、現在では絶滅危惧種に指定されています。兵庫県でも、もともといた河川からは姿を消してしまい、いくつかの人工的な「ため池」でのみ、細々と暮らしています。この映像は、その貴重な魚の繁殖の記録としても、価値があります。


【第13回】三橋 弘宗 研究員 セレクション(2020/6/26 更新)

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テーマ 「面白い生き物の暮らし」

映像タイトル 研究員からのコメント
動物の巣と生態-トビケラの巣-

 近くを流れる川にゆけば、たいていの場所で水生昆虫を採集することができます。陸とは違って、健全な川ならば、たくさんの水生昆虫に出会えます。このなかでも、中流域の川でたくさん見つかるのがヒゲナガカワトビケラです。黒くてイモムシ型をしていて、石の裏に巣をつくって住んでいます。この巣がどんな風にできているのか、どんな役割をしているのか、ビデオでしっかり観察してください。他にも、トビケラの仲間は、落ち葉や小石や砂、枝などを使って見事な巣を作りますので興味のある方は、図鑑なども調べてみてください。

※当館のホームページ「身近な川の水生昆虫を調べてみよう」をご覧ください。
※水生昆虫の調べ方は「河川生物の絵解き検索」(環境省)がおすすめです。


【第12回】三枝 春生 研究員 セレクション(2020/6/3 更新)

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テーマ 「化石発掘」

映像タイトル 研究員からのコメント
古代のサイ・アミノドンの化石を神戸で掘る!

 兵庫県産の大型動物の化石というと最近では丹波市と丹波篠山市から発掘されている恐竜化石が有名ですが、神戸層群から発掘された約3800万年前の原始的なサイの化石ももっと注目されてよいものです。国内で3000万年前よりも古い時代の大型哺乳類動物化石が発見されている場所は、神戸層群以外では九州、常磐、北海道に限られています。
 ビデオの発掘は神戸市北区の赤松台で行われ、この発掘が行われたあと5月には同じく北区の上津台でも同じ種類のサイの化石が発掘されました。神戸層群は植物の化石が出ることで有名ですが、このように動物の骨の化石も埋蔵している地層なのです。
 発掘された化石は骨格の一部ですが、中央アジアから発掘されているザイサンアミノドンという原始的なサイであることが分かっています。中央アジアからは様々な動物の化石動物がいたはずです。神戸層群から新たなの動物の化石が発見される可能性があります。


【第11回】布野 隆之 研究員 セレクション(第2弾)(2020/5/29 更新)

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テーマ 「せばめられる環境と生物の暮らし」

映像タイトル 研究員からのコメント
よみがえれ大空へ-特別天然記念物コウノトリ-

 兵庫の鳥と言えばコウノトリです。
 一度、絶滅しましたが、現在は、174固体まで回復しています。
 コウノトリの野生復帰は、とても長く、険しい道のりでした。
 今回は、25年の歳月を費やし、ようやく成功に至った「コウノトリの人工繁殖」を映像でご紹介します。
 はじめて成功した当時の喜びがとても良く分かります!
 是非、ご覧下さい。

【コウノトリに関する参考URL】
 ・生息数の最新情報
 ・コウノトリに出会える施設
 ・コウノトリの大学院


【第10回】中濱 直之 研究員 セレクション(2020/5/26 更新)

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テーマ 「面白い生き物の暮らし」

映像タイトル 研究員からのコメント
昆虫の鳴き方いろいろ

 昆虫は、カエルや鳥のように口から音を出すことは基本的にありません。
 では、どのようにして音を奏でるのでしょう? この映像では、鳴く昆虫の代表格である直翅類(バッタ・コオロギ・キリギリス)とセミ類について、鳴き方の秘密を紹介しています。
 まさか昆虫がそんな鳴き方をするなんて! 昆虫の耳があんな場所にあるなんて...! 鳴く昆虫にはふしぎがいっぱいです。
 ところで、鳴く虫は真夏(セミやキリギリス)、秋(キリギリスやコオロギ)しか見られないのでしょうか? 実は春や初夏にも見られるのです。
 春には、夜の街路樹などにクビキリギスが、初夏には松林でハルゼミが鳴いています。
 また、森林や草原だけでなく、意外と都市部でも広く生息しています。
 そんな身近で不思議な鳴く虫たち、是非とも観察してみてくださいね。


【第9回】布野 隆之 研究員 セレクション(2020/5/22 更新)

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テーマ 「面白い生き物の暮らし」

映像タイトル 研究員からのコメント
この巣 だれの巣 鳥の巣いろいろ

 鳥たちは、さまざまな巣をつくります。
 木の枝でつくった巣、木に穴をあけた巣、そして、地上に石を集めた巣など、実に多様です。
 今回は、身近な鳥を中心に、さまざまな巣を紹介します。
 是非、ご覧下さい。

【鳥の巣に関する参考資料】
 ・ぼくの鳥の巣絵日記
 ・日本の鳥の巣図鑑全259


【第8回】加藤 茂弘 研究員 セレクション(2020/5/19 更新)

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テーマ 「地球・動く大地」

映像タイトル 研究員からのコメント
山崎断層-大地は動く-

 1995年阪神・淡路大震災は、六甲・淡路活断層帯の一員である野島断層が起こした大地震によるものです。
 活断層が引き起こす大地震は地球の営みそのものであり、人はそれを止めることはできません。
 大地の営みの表現でもある活断層の姿を、「山崎断層-大地は動く-」のビデオから知ることができます。
 平安時代の868年貞観地震は、山崎断層による大地震でした。
 1984年に発生した山崎地震のような中・小規模の地震は、今後も発生することが予想されます。
 一方、数十万年の時間をかけて山崎断層が作り上げた地形を利用して、中国自動車道が造られています。
 山崎断層に沿う区間でトンネルがなく、自動車道がほぼまっすぐに伸びるのは、活断層のおかげです。
 火山の無いところにある有馬温泉や塩田温泉も、実は地下深くまで大地を切断する活断層に沿って湧き出した地下深部の温泉水です。
 活断層が引き起こす大地震に備える大切さを学びつつも、その活断層のおかげで日常の恩恵にあずかっていることを知っていただければ幸いです。


【第7回】八木 剛 研究員 セレクション(第3弾)(2020/5/15 更新)

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テーマ 「昆虫採集」

映像タイトル 研究員からのコメント
昆虫採集(その3)-ひそんでいる昆虫の採集

 「昆虫採集(その1)」、「同(その2)」で収録できなかった、ビーティング、糞虫採集、朽木採集、水生昆虫の採集など。
 ビーティングネットは、園芸用の支柱で作っています。
 ラストのゲンゴロウすくいでは、休耕田の溝で、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、クロゲンゴロウが採れました。
 1990年代にはこんなにいた、という記録でもありますね。


【第6回】八木 剛 研究員 セレクション(第2弾)(2020/5/12 更新)

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テーマ 「昆虫採集」

映像タイトル 研究員からのコメント
昆虫採集(その2)-トラップを使った採集

 「昆虫採集(その1)-ネットによる採集」の付録のような作品です。
 日中に野山を歩いているだけでは、出会うことのない昆虫も、トラップ(わな)を仕掛けることで効率的に採集できることがあります。
 ピットフォールトラップ(※字幕ではピットホールになっているが、ピットフォール pit fall が正しい)、灯火採集、マレーゼトラップなど。
 コップを2枚重ねて埋めるといい、というのは、言われないと気づかないことかも。


【第5回】八木 剛 研究員 セレクション(2020/5/8 更新)

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テーマ 「昆虫採集」

映像タイトル 研究員からのコメント
昆虫採集(その1)-ネットによる採集

 チョウやトンボを虫かごに入れると、バタバタと暴れて、翅(はね)が傷みます。
 標本をつくるための昆虫採集では、そうならないよう、昆虫の体を傷めずに〆(しめ)る=殺すことが何より重要になります。
 対象によって適切な方法を選択しなければなりません。
 ネットに入れる技術よりも、つかまえた後の処理が大切です。
昆虫標本の作り方

 昆虫標本とは、翅(はね)や付属肢(脚や触角)を観察に適した形状に整形し、データラベルを付したものです。
 この作品では、代表的な昆虫の整形のしかたを中心に紹介しています。
 チョウの翅を展げるシーンでは、いともたやすくできるように見えますが、そうなるまでには、相当な鍛錬が必要です。
 練習あるのみ。
 がんばってください。


【第4回】小舘 誓治 研究員 セレクション(2020/5/5 更新)

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テーマ 「兵庫の自然」

映像タイトル 研究員からのコメント
野に咲く美しい花々-早春から初夏-

 早春から初夏まで、約80種類の植物の花(木本が約10種類、草本・ツル植物が60種類以上)が紹介されています。
 やさしい音楽とナレーションにより、人里近くの野や水辺、山などの様々な場所の植物が登場します。
 また、映像にでてくる植物を正岡子規や松尾芭蕉、小林一茶が歌った俳句もいくつか紹介されています。
 それぞれの植物が生えている場所がどのような環境なのか想像しながら見ていただくと良いと思います。


【第3回】鈴木 武 研究員 セレクション(2020/5/1 更新)

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テーマ 「植物採集」

映像タイトル 研究員からのコメント
植物標本の作り方-シダ・高等植物編-

 花や実の一部だけあるような標本でお問い合わせがありますが、博物館の収蔵庫にある標本は、ビデオにあるように、新聞紙半分のサイズが基本です。
 この大きさですと、葉や茎の特徴もわかる標本になります。
 個人宅では、新聞紙を吸取紙にする方法が普通ですが、きれいな標本をつくるコツがあります。
 こまめに吸取紙を入れ替えることです。
 夕方に作った場合は翌朝、晩に入れ替えをして、それ以降は1日1回で十分でしょう。
 吸取紙の入れ替えの時に標本を見て、ねじれなどは手やピンセットで直しましょう。


【第2回】秋山 弘之 研究員 セレクション(2020/4/28 更新)

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テーマ 「植物採集」

映像タイトル 研究員からのコメント
コケ・地衣類の採集と標本作り

 よく見ると、普段接する機会のすくないコケ類や地衣類もなかなか素敵な姿をしています。
 コケ類は光合成をするので基本的に緑色で、地面や木の幹、コンクリート上など様々な場所に生えています。
 地衣類は菌類の仲間なので葉緑素をもたず、白や赤、黄色など色とりどりですし、葉や茎といったしっかりとした形を持っていません。
 野外でどこを探せば良いのか、標本をつくる要領、そして保管上の注意点などをまとめました。
キノコの楽しみ

 キノコは深い山に入り込まなくとも、近くの森や林、草原などでたくさんの種類を見つけることができます。
 そしてキノコは植物というよりも動物に近い生きもので、自分で養分をつくること(光合成)ができません。
 だから好き勝手にいろいろな形や色をすることができます。
 そんなキノコの多様性を(毒キノコには気をつけながら)野外観察で楽しんでください。


【第1回】高野 温子 研究員 セレクション(2020/4/24 更新)

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テーマ 「植物採集」

映像タイトル 研究員からのコメント
植物標本の採取の仕方

 木本や水生植物等、形も大きさも様々な植物を採集するシーンがあり、根っこを洗う、植物が萎れる前に野冊に挟む、2つ折りの新聞紙からはみ出さないよう形を整える等、見た目に美しい標本を制作するためのヒントが詰まっています。
 ですが、標本採集はきれいな押し葉を作ることだけが目的なのではなく、ある時ある場所にその植物がいたという証拠を、実物付きで残す科学の営みです。
 そのことを念頭に置いてご覧いただければ幸いです。

※当館収蔵の植物標本データは、当館ホームページの下記のアドレスから検索することができます。
https://www.hitohaku.jp/musepub_col/Default.aspx
→「植物」にチェックをいれ、検索ワードで種名を入力してみてください。標本写真が見られるデータもあります。


(文責:生涯学習課)

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