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毎月かわるよ!江田コレクション展・第9回「カラフル昆虫でつくる虹色」

第9回(3月)展示の予告動画を作成しました(2022/2/24掲載)




1 主旨(「カラフル昆虫でつくる虹色」)

 ひとはく初の試みとなる月毎の入れ替え展示の最終回となる第9回のテーマは、「カラフル昆虫でつくる虹色」です。多種多様な昆虫を含む江田コレクションから、鮮やかな色を持つチョウ類やコウチュウ類を厳然し、虹のようなカラフルな展示に仕上げました。
 今回の展示の目玉は、モルフォチョウにも負けない青い輝きを持つオオルリアゲハです。オーストラリアのケアンズを含むクイーンズランド州北東部の熱帯雨林地域に生息する蝶で、現地では、木々の間を青く煌めきながら飛ぶ姿を見ることができると、幸せになれると言われています。この「幸せの青い蝶」の他にも、鮮やかな赤を呈するベニイロタテハや上品な紫色の輝きを持つミリフィカシロテンハナムグリなど、美しい色を持つ昆虫を集めて虹色の展示を作ってみました。
 虹の色は7色と思われがちですが、実は明瞭な境界で色を分けることはできず、様々な色を含んでいます。そのため、国や文化が違えば、虹色の種類についての認識も異なります。このように多様な色を含む虹は、多様性のシンボルとして使われることも多いです。「幸せの青い蝶」だけでなく、虹の多様な色と昆虫の多様性のコラボを、ぜひ、観にきて、楽しんでいただけたらと思います。

2 実施概要

 (1) 期 日:令和4年3月1日(火)~3月31日(木) 予定
 (2) 場 所:兵庫県立人と自然の博物館 4階ひとはくサロン・休憩コーナー
 (3) 展示物:チョウ・コウチュウ類 30種(標本 254点)

3 担当

 兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境評価研究部 主任研究員 山﨑健史・橋本佳明

4 展示資料(一部)
 
(1) ベニイロタテハ
 中央アフリカに分布するヒイロタテハ属の1種。和名の「緋色」は雄の色彩に由来する。全体が光沢のない紅色はチョウの色調として珍しい。
  (2) ミイロオオツノカナブン
 西アフリカの限られた地域にのみ分布するハナムグリの仲間。希少なコウチュウのひとつで、詳しい行動や生態については分かっていない。胸部の縞模様が特徴的。
 
(3) トリテオオキチョウ
 中南米に分布するオオキチョウ属の1種。翅面は鮮やかな黄色を呈する。翅裏には、前翅・後翅を走る黒い筋を持つ。
  (4) クビワオオツノカナブン
 中央アフリカの熱帯地域に分布するハナムグリの1種で、複数の亜種に分けられている。
 
(5) アオオビハデツヤカミキリ
 東南アジアに分布するカミキリムシの1種。光沢のある水色と黒の縞模様を持つカミキリムシ。
  (6) オオルリアゲハ
 オーストラリア北東部と周辺の島嶼域に分布するアゲハチョウ科の1種。クイーンズランド州のシンボルとなっている。翅表は青く輝く色を呈するが、翅裏は地味な黒と茶色をしており、静止時には周りの風景に溶け込む隠蔽色となっている。
   
(7) ミリフィカシロテンハナムグリ
 地中海沿岸に生息するハナムグリの1種で、複数の亜種に分けられている。成虫は春から夏にかけて現れて、樹液に集まることが多い。
   


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