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毎月かわるよ!江田コレクション展・第7回「玉虫-古代から人々を魅了する美麗昆虫の多様性」

第7回(12月)展示の予告動画を作成しました(2021/11/26掲載)




1 主旨(「玉虫-古代から人々を魅了する美麗昆虫の多様性」)

 ひとはく初の試みとなる月毎の入れ替え展示の第7回目のテーマは、江田コレクションの中から、様々な形や体色のタマムシを厳選した「玉虫ー古代から人々を魅了する美麗昆虫の多様性」です。玉虫色の語源ともなった、見る角度によって様々な色に変化するタマムシの上翅は、古くから私たち人間を魅了し、玉虫厨子を始めとする、様々な装飾品の材料に使われてきました。
 今回のテーマでは、魅惑のタマムシたちの中から、色も形も奇抜なものを集めました。今回の一押しは、タマムシの代名詞とも言える7色の輝きに黄色の帯模様を持つオビモンハデルリタマムシです。マレー半島の熱帯地域に生息している、名前のとおり派手なタマムシです。その他、世界最大級のオオタマムシやオオルリタマムシ、体が毛で覆われたケブカフトタマムシの仲間、ずんぐりとした体型のフトタマムシの仲間など、タマムシの仲間とは思えないような多種多様なタマムシたちも展示します。
 タマムシのキラキラした輝きは、古くから日本人を魅了してきましたが、世界から約15,000種が知られているタマムシの仲間の多様性には、きっと驚かされることと思います。多様なタマムシたちの展示を見て、なぜキラキラ輝いている派手なものや、毛で覆われて目立たないものがいるのか、色々と理由を考えてみると、より展示を楽しめるのではないでしょうか。

2 実施概要

 (1) 期 日:令和3年12月1日(水)~12月26日(日) 予定
 (2) 場 所:兵庫県立人と自然の博物館 4階ひとはくサロン・休憩コーナー
 (3) 展示物:タマムシ 28種(標本 156点)

3 担当

 兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境評価研究部 主任研究員 山﨑健史・橋本佳明

4 展示資料(一部)
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(1)オオタマムシ
 中南米に生息するルリタマムシ亜科の1種で、世界最大級のタマムシ類の1つである。森林環境に生息し、パンヤノキやその近縁種の樹幹に現れる。オスは、上翅をカチッと鳴らすことで、メスを誘引していると考えられている。幼虫は食用になることもあり、成虫の上翅は装飾品に使われることがある。
(2)オビモンハデルリタマムシ
 マレー半島に生息するルリタマムシ亜科の1種。タマムシの代名詞とも言われる7色の輝きを持ち、上翅には黄色の帯模様を持つ。本種の生態は分かっていないことが多い。昆虫コレクターの間で、人気の高い昆虫である。
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(3)オノポルドケブカフトタマムシ
 ヨーロッパからアフリカにかけて生息するフトタマムシ亜科の1種。体が黄色の毛に覆われた、非常にユニークなタマムシの1つ。成虫は、アカシアなどの低木や、樹木のさまざまな花の花粉や葉を餌とする。
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(4)キバネツマルリタマムシ
 東南アジアを中心に生息するルリタマムシ亜科の1種。森林環境に生息し、成虫はピンポンノキ属の樹幹に現れることが多く、植物の葉を食べる。
(5)チャイロフトタマムシ
 東アジア~南アジアに分布するフトタマムシの仲間。タマムシ類の中では大型で、光沢のある緑色から青色の頭部と褐色の上翅が特徴的な種類。頭部は、緑から青色の変異が見られる。タイ王国では、本種の上翅が、衣装の飾りやブローチ、ネックレスなどに用いられることがある。

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