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2012年10月アーカイブ

 

読書・スポーツ・食欲・ひとはく・・・いろいろと楽しみな秋です。

楽しみと言えば・・ “ ひとはくフェスティバル2012 

今年は114日(日)に行われます! 観覧料は無料です。

 

s-2012102011420000.jpg

 

今年のフロアスタッフのプログラムは、「オリジナルペーパーエコバッグづくり

です。 不要になった大きめの紙を折って、エコバッグをつくります。

 

マイ・エコバッグ♪♪

マイ・エコバッグをもって、ひとはくフェスティバルを楽しんでね〜♪♪

 

 

それから・・11/24()25(日)のフロアスタッフとあそぼうは

クリスマスツリー 影であそんでみよう!」です。

 

影絵ができる「透明ツリー」をつくります。

透明ツリーに好きな”ひとはく”のキャラクターを自由にかいてかざりましょう!

 

透明ツリー            光をあてるとおもしろいよ(^_^)

 

11月の17(土)18(日)の2日間は「関西文化の日」で、観覧料が無料となります。

 「“ひとはく”にまだ行ったことがないよ」という方も、ぜひこの機会にどうぞ!

 

 

 みなさん、秋の一日を“ひとはく”で楽しく過ごしませんか(^−^)

 

 

                       フロアスタッフ ありむらむつこ


 ボク、アオサギシ。みんな田んぼのサギ師と呼ぶけれど僕はジェントルマンなアオサギだギシ。10月1日はいよいよ加藤登紀子さんのほろ酔いコンサートだギシ。 実りの秋!!
河南堂珍元斎と大谷剛研究員の登紀子の田んぼでの田植えワークショップで始まった20周年記念コンサートのプレイベントはいよいよ「実りの秋」だギシ。 刈ったどっーー!!
登紀子さんは登紀子の田んぼで収穫のカマ入れ!金色に輝くおいしそうな稲穂だギシ。

これがうまい酒になるんだギシ。あー早くのみたいギシ! お米

そして、多可町ベルディ―ホールでは登紀子の田んぼ賞の受賞式。 うれぴー

子どもママトトロを描いてくれたひなちゃんはお母さんとおばあちゃんと来てくれて、登紀子さんから賞状と賞品をもらって大喜びだギシ。 記念にパチリ!!

ひなちゃんが登紀子さんに抱かれた姿を見て、登紀子さんファンのお母さんとおばあちゃんは超大喜びだギシ! 羨ましいショットだなぁ♪

絵と音楽と自然…ひなちゃんの将来は楽しだギシ…このまま素敵な感性を伸ばしていってほしいギシ。

そうして、ほろ酔いコンサートは大観衆を集め、登紀子さんはお酒に酔いつつ、観衆は素敵な歌と酒に酔いしれたギシ。 ホール建物だよーん  コンサートが始まるぅ〜♪

長丁場だった多可町での「登紀子の田んぼのタヨウ星人」は3800人もの人を集め、ボクらタンボ系タヨウ星人も鼻高々…。

タヨウ星人はまた旅に出て、来年の春、今度は松江に出現するんだギシ!どんな仲間が誕生するか楽しみだギシ。 3コマ漫画もあるじょ

 

で、実りの秋といえばもうひとつ。ひとはくも20才の記念に多様性フロアやゆめはくが完成し、10月13・14日に記念式典やお披露目が行われ「実りの秋」だギシ。

ボクらタヨウ星人も「魅せる収蔵庫」お披露目イベントに大タヨウ星絵巻で登場。 大きな絵巻!! ライバル?のシゴセンジャーは「ゆめはく」だギシ!
夢を運ぶ ゆめはく!!

 「魅せる収蔵庫トライアル」はタヨウ星人絵巻のように地球の多様な生き物を時間軸で魅せてくれるギシ。ぜひ、みんなも「魅せる収蔵庫」で多様な地球の生き物絵巻を感じてみるんだああーアオサギシ!

詐欺? 鷺? 

タンボ系タヨウ星人代表 アオサギシ

 

ユニバーサル・ミュージアムをめざして16

 

女性の働き方と『モモ』に出てきた時間泥棒

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

 

momo_1976.JPG 

 この間、テレビで夜のニュース (1) を見ていると、IMFthe International Monetary Fund:国際通貨基金)の専務理事、クリスティーヌ・ラガルド(Christine Lagarde)さんと経済団体代表幹事の長谷川閑史(はせがわ やすちか)さんが出演して、あるIMFのレポート (2) の話をしていました。そのレポートには、「日本の女性は、せっかく働き始めても、結婚や出産といった人生には当然あるできごと、つまり大きなライフステージの変化で引っかかり、それ以降も正規職員として働ける女性は少ない。その事が、日本社会から、高い教育を受けた人に実力に見合った職につくチャンスを失わせている」という分析が載っているそうです。ラガルドさんのおっしゃることはもっともだと、わたしは肯(うなず)きました。

 

 その一方で、ライフステージに大きな変化のない人の方が圧倒的に多い男性は、職に付き続け、キャリアを重ねていきます。しかし、その中で、(日本では)長い時間働き続けることが当たり前とされ、家庭よりも職場を大切にすることが(今でも、暗黙の内に)尊ばれる世間の雰囲気(風土?)があるということです。

 

 これは女性にとっても、また男性にとっても、いびつだと思います。先程述べたように、女性はおのおのが夢見た人生設計が(半ば、強制的に)描けなくなり、男性は働き過ぎや職場の人原関係のストレスで消耗してしまうからです。

 

 日本では働く女性の数が、20代後半から少なくなるそうです。これは、この歳に出産を迎える女性が多いからですが、このような現象は、世界的にも、先進国ではあまり例がないそうです。どこの国、どこの地域でも、子どもが生まれるのはめでたいことですから、よその国や地域ではきっと、いろいろな意味で子どもを育てることに助けがあるのでしょう。「女性は家庭にいるもの」という考え方は、よいか悪いかは別にしても、あちこちにあります。ですから、ここで言う保育への手助けとは、「保育園の数」のような施設の問題だけではなく、赤ん坊や子どもを大切にすることが社会全体に根付いているということなのかもしれません。

 

 それにしても、高い教育を受け、まじめな日本の女性が働けない。たとえ働けても、正規雇用ではなくて、非正規雇用や短期のアルバイトという現状はひどいと思います。女性が社会に出られるようになるだけで、ものの生産力は上がり、女性がお金を持つために消費も伸びるというのにです。

 

☆   ☆

 

 番組では、ひとつの解決策として、オランダ・モデルを紹介していました。オランダも、かつては日本と同じで、女性は家庭にいて、おもに男性がお金を稼いで来たということです。それが、今では80パーセントもの女性が働きに出ていると言います。どうしてそのようなことが可能になったのかというと、それはパートタイムで働くことに、社会全体が価値を認めるようになったからだそうです。

 

 たとえばオランダには、パートタイムで働く女性管理職が多いそうです。女性管理職の40パーセントがパートタイムで働いているのです。日本では、管理職は何となく男性のイメージです。そして管理職は、正規職員であることが当然だという雰囲気です。女性の上司に「仕える」ことは嫌だという日本人も、まだ多くいます。

 

 オランダの女性にパートタイムで働く人が多いというのは、家庭と職場のモラルを両方ともに大切にしているからです。考えてみると、20歳から30歳で子を産めば、その子が10代の反抗期を向かえる時、自分は40代になっています。人(あるいはヒト)の10代は、他人にも<こころ>があるという認識を深め、社会性を身に付ける、成長のクライマックスとも言える時期です。<社会>とか<美しさ>といった抽象的なことについても、考えられるようになります。そんな、我が子にエネルギーを注がなければいけない時が、ちょうど職場でも、経験を積み、人に頼られる時と重なるのです。そのような女性がパートタイムで正規に働けるような場所があれば、人生の大切なものをあきらめないでいられるでしょう。

 

 もちろん、パートナーの存在も大事です。オランダでは、男性もパートタイムの正規職員という例が多いそうです。職場に出ない時間は、女性同様に家庭を大切にするそうです。そして正規職員ですから、給料は働きに見合った分を普通にもらえます。こういうご夫婦を、「ダブル・インカム・ウイズ・キッズ(収入はふたりともあり、子どももいる)」と呼ぶそうです。こうした制度のおかげで、ひとりひとりの収入は少なくなりますが、合計すれば、ひとりで働く時の1.5倍になるそうです。

 

☆   ☆

 

 こんな働き方を、わたしはまさに、<ユニバーサル>だと思いました。ユニバーサル・ミュージアムとか、ユニバーサル社会というと、どこかで福祉を想像してしまいます。一方で福祉を受ける人がいて、もう一方で福祉を授ける人がいる。福祉を受ける人は、社会的弱者として社会の余剰物を受け取る。社会的弱者は「弱者」なのだから、受けるのは当然である。でもこの理屈には、働く人は、皆、同じように働き続けるものだという、暗黙の前提があるように感じます。今、社会には「働き手(という名の、若い、あるいは壮年の健常な男性)」が減って、高齢者や障がい者はどんどん増え、社会的に支えきれなくなっている。それは、(死に物狂いで?)働き続ける人だけを「働き手」と呼んだことの矛盾が、目に見えて来たということだと思います。

 

 <ユニバーサルなこと>は、福祉と似ています。でも本質的には違います。「パートタイムで働く女性管理職」という話題に従えば、「社会が必要とする<女性の本質>が生かせるような働き方、生き方」のことだと思うのです。その働き方、生き方が日本にないのなら、どこかあるところの真似をすればいい。どこにもないのなら、新しく創ればいいのです。<女性>ということばは、<子ども>や<高齢者>、<障がい者>と言い換えることができます。<男性>と言い換えることだってできるはずです。<女性>だけの得意技は、<子ども>や<高齢者>、<障がい者>にも、それぞれにあるでしょう。<男性>だけにある得意技もあるはずです。それを生かしていくのがユニバーサル社会です。ユニバーサル・ミュージアムというのは、そのユニバーサル社会が実現できるかどうかを試してみる社会実験のようなものです。

 

☆   ☆

 

 女性は、狩猟採集の生活でも、農耕の生活でも、生活の基盤を築いてきました。狩猟採集なら、男性の「必ず今日あるとあてにできない」、一発ねらいの狩猟の獲物を待つよりも、木の実や貝の採集が人びとの日びの食物をもたらしたのです。確かに焼き畑を作る時には、男性の体力がなければ森は開けませんでしたが、木を伐ったあとで、そこに畑を作ったのは女性でした。その労働は生死を分けるとても大事なものですが、市場経済の下では、お金が介在しないために家内労働と呼ばれ、商品としてあまり評価されませんでした(少しは評価されます)。

 

 ミヒャエル・エンデという人が書いた『モモ』というお話があります (3)。有名なお話なので、読んだ方も多いでしょう。モモというのは、主人公のみすぼらしい少女の名前です。

 

 モモはどこからかやって来て、ある町に住み着きます。町の人たちは優しくしてくれて、汚い服を着ているモモを嫌がりません。その上、皆、正直者で、ゆったりとした暮らしを楽しんでいました。モモもひとりになって、夜空を眺めるのが好きでした。こうすれば、夜空が奏でる<荘厳なしずけさ>に耳を澄ますことができるのです。

 

 ところが、その町に時間泥棒が現れます。時間泥棒は人びとにささやき、「むだな時間を節約して、『時間貯蓄銀行』に預けなさい」と勧めます。でも、それはただの詐欺でした。銀行などなく、「預けた」はずの「むだな時間」は、時間泥棒たちが自分で使ってしまうのです。しかし、あんまりささやきが見事だったので、人びとはその事に気がつきませんでした。人びとは、「じぶんたちの生活が日ごとにまずしくなり、日ごとに画一的になり、日ごとに冷たくなっていることを、だれひとり認めようとはしませんでした」。

 

 お話の最後は、ついにモモが時間泥棒から人びとの時間を取り返します。モモが時間を取り返せたのは、そのみすぼらしい少女に、物事の本質を見ぬく力があったからです。

 

 先ほどのIMFのテレビ番組でも、ある韓国の社長は、女性は人間関係を築くことや、コミュニケーション能力に優れていて、(女性を登用すれば)その能力を生かしてプロジェクトを円滑に進め、会社に大きく貢献していると言っているそうです。「人間関係を築くこと」や、「コミュニケーション能力に優れてい」ることは、モモが「夜空を眺めるのが好き」なことと通じるような気がします。どちらも、時間泥棒に取り込まれた人からは見つからない本質だからです。

 

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(1) NHK クローズアップ現代 「女性が日本を救う?」、20121017日(水)放送[http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3261_all.html

 

(2) Chad Steinberg and Masato Nakane (2012)  Can Women Save Japan?  IMF Working Paper, Asia and Pacific Department.http://www.imf.org/external/pubs/ft/wp/2012/wp12248.pdf

 

(3) 『モモ』、ミヒャエル・エンデ作、大島かおり訳、岩波書店、1976360p.http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN4-00-114127-2  なお、わたしは、昔、『モモ』を読んだのですが、ここでは辰濃和男(たつの・かずおさんの『ぼんやりの時間』(岩波新書、1238)[http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1003/sin_k524.htmlから「二 ぼんやりと過ごすために――その時間と空間」の「1『むだな時間』はむだか」を参考にさせていただきました。

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

兵庫県立大学 自然・環境科学研究所

/人と自然の博物館

ただいま博物館の3階展示室で
『ひとはく しぜんかわらばん2012』(小学生〜高校生が対象)と
『ひとはく キッズかわらばん』(小学生未満と保育者が対象)が
大好評☆展示中です。 kidstaisi_kawaraban (8).JPG

今日はしぜんかわらばん、キッズかわらばんの両方に
一番乗りで応募してくれた Kidsひとはく大使の
ご兄弟が作品を見にきてくれました。

kidstaisi_kawaraban (1).JPG
「どこかな〜?」

kidstaisi_kawaraban (2).JPG   kidstaisi_kawaraban (4).JPG
「あ!あった〜!ぼくのあったよ〜!」

kidstaisi_kawaraban (3).JPG  kidstaisi_kawaraban (7).JPG
「おにいちゃんのもあったよ〜!」

かわらばんをチェックした後は、
早速、展示室で生きものの ふしぎを発見した様子。

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「このカニはどこから穴に入ったのかなぁ」@「赤穂の干潟」展示

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「さっきのより大きなカニがいる〜」@「但馬海岸」展示
もう次の研究テーマは決定?!

子どもたちの発見がつまった『かわらばん』
は2013年1月6日(日)まで展示しています。

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 「ふんふん、へぇ〜!なるほどね〜!」

 

みなさんが日頃、抱いているしぜんに関する?(疑問)を解く糸口や、

新しい発見のヒントが見つかるかも知れませんよ!

                   (キッズひとはく推進室 たかせ ゆうこ)


      10月31日(水)は ハロウィンです〜
      
      ハロウィンは 外国の秋の収穫を祝うお祭りですが

             子どもたちは 仮装して近所の家を回り歩き お菓子をもらって みんなでパーティを 
            
             開いたりして楽しく過ごします。 

      大きなかぼちゃのおばけも 有名ですね  (^◇^) 

おばけ3

ボード      

 

 

10月6日(土)・7日(日)・8日(月) ひとはくハロウィンを行いました〜       (*^_^*) 

      ひとはくサロンにかわいい魔法使いがたくさん集まりました。


子どもたち1  
      黒い三角帽子をかぶり 大きなほうきをまたいで 手にはパンプキンかざりを
      
      持っていますよ(^◇^)

 

子どもたち2 

              かぼちゃのおばけもびっくり!!


      かわいいパンプキンかざり おうちでかざってくれてるかな?(*^_^*)


      次回のフロアスタッフとあそぼうは       

                  27日(土)・28日(日)15:00〜「クワガタぶんぶんゴマ」です。

    

       みなさんの ご参加をお待ちしています〜

                             フロアスタッフ有村・西口・美濃・小野

ゆめはく初出動!

2012年10月21日

10月20日(土)と21日(日)に兵庫県立有馬富士公園で「有馬富士フェスティバル'12秋」が行われました。ひとはくでは、先週お披露目した移動博物館車ゆめはくを初出動させました。この2日間は10:00〜16:00の間に、ゆめはくでは展示物のモルフォ蝶の美しいはねなどを興味深く観察していただきました。人が途切れることなく、賑わう盛況ぶりでした。

    ゆめはく10月21日(日)は、公園内の「あそびの王国」で停車し,大勢の方に見学していただきました。

モルフォ蝶  DSC02881_1.jpg
展示しましたモルフォ蝶の特徴は青く光り輝くはねです。はねの表面についている粉(りん粉)が特別な構造をもっているために、青く光り輝くそうです。

顕微鏡を覗き込む1  顕微鏡を
研究員の説明を聞きながら、たくさんの種類のモルフォ蝶のサンプルを顕微鏡で覗き込む子どもたち。

ひとはく博士1  ひとはく博士2
ひとはく博士も駆けつけました。

あなたの町でこのゆめはくを見かけたら手を振ってくださいね。

11月4日(日)に、ひとはくで「ひとはくフェスティバル2012」を開催します。
たくさんのイベントを用意してお待ちしていますので、こちらにも是非足を
お運びください。
          → 詳しくはこちらから

                                     情報管理課 阪上勝彦

ひとはくにも、秋がやってきました♪

深田公園の木々も、だんだん色づいてきましたよ^^

11月3日(土・祝)に行うフロアスタッフとあそぼう「葉っぱでおえかき」(時間:15:00〜・場所:ひとはくサロン)の準備を兼ねて公園を散策してみたら、色とりどりの葉っぱをたくさん拾いました。
きれいな葉っぱ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼には、子どもたちの声が響き渡り、公園はにぎやかです。

楽しそうにお弁当をひろげている小学生のみなさんを、4階ひとはくサロンからパチリ☆

たのしそう♪ 


 

 

 

 

 

 

 

 

笑顔で手をふってくれたみなさん〜ありがとう!

また、ひとはくに遊びにきてくださいね(^^)/

笹山由利子(フロアスタッフ)

 

 兵庫県立人と自然の博物館では、”収蔵庫とみんなをつなぐ新しい試み”として「ひとはく多様性フロア〜魅せる収蔵庫トライアル〜」が予てより企画・製作されており、開館20周年を迎えた平成24年10月14日(日)一般公開されました。
この日はみなさまへの”お披露目”ということで、朝より館長以下研究員の先生方による展示解説が行われました。その一部を紹介します。

 

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▲ テープカットの後、岩槻邦男館長によるギャラリートークがありました

 

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▲ ”本物の標本に触れる!”解説は橋本佳明先生です

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▲ 田中先生による「コウノトリを中心とした生物多様性」の説明です

 

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▲ 古写真の展示もあります 解説は武田先生です

 

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▲ ”ひみつの収蔵庫”では、タイプ標本を見学できます 解説は秋山先生 

※見学できない場合があります

 

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▲ ”多様性の壁”の前で解説する鈴木先生

 

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▲ オオサンショウウオの骨格標本もあります 解説は太田先生

 

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▲ おおっ! はばタンにひとはくはかせも見に来ている!?

 

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▲ ”収蔵庫体験ラボ”ではまるで本物の収蔵庫にいるよう! 加藤先生の解説にも熱が入ります

 

 このブログをご覧のみなさまも、是非ひとはくにお越しくださり、この「魅せる収蔵庫トライアル」を体感ください。想像を上回る”体験”が待ってます!

http://hitohaku.jp/exhibits/permanent_exhibits.html


(生涯学習課 西岡敬三)

時計の針を少しもどして・・・10月の第一日曜日、もう恒例になった

“Kidsサンデー”でもKids大使がKids館長として活躍しました(^^)/

まずは館長室で写真。

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小学生の館長にはひとはくのPRコメントをもらいました。

Q:ひとはくのどんなところが好きですか?
ゆうすけ館長:バッタとりができたり、セミの羽化が見れるのが好きです。

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Q:ひとはくでやりたいことはありますか?
たいき館長:手紙やチラシを配ることがしてみたい。ちょっとドキドキするけど頑張りたいです。

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小学生の大使のお二人、ありがとうございました!

博物館のバックヤードの巡回は、
キッズひとはく推進室室長の古谷主任研究員が案内役を務めました。

研究用の図書室で研究中・・・

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収蔵庫の中では鳥の骨や剥製を見て、博物館の宝物に異常がないか確認します。

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今月は2,3歳などのちいさな大使が多かったので、鳥の骨など怖いかな?
と少し心配していましたが、怖がることはなく驚いたり、興味・関心を持ってくれました。

3階入口でのお出迎えもニコニコ笑顔で 大きな声であいさつをしてくれました。

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Kids館長のみなさん、今月もお疲れ様でした。

 

Kids館長もお仕事が終われば、Kidsサンデーの参加者のひとり。

当日行われた10以上の催しの中から、いくつかをご紹介します!

 

連携活動グループrun♪run♪plazaさんによる『秋のちっちゃないきものをさがそう〜!』では・・

「あ!いきもの発見!」「え!どこどこ?!」    「逃がさないように かごに 入れてね〜」

kids_1007runrun.JPG  kids_1007runrun2.JPG

kids_1007runrun3.JPG「ちっちゃないきもの いっぱい見つけたよ〜!」

 

連携活動グループ NPO法人 人と自然の会さんによる『三田のおお空に連凧をあげよう』では・・・

「竹ひごは温めると柔らかくなるんだよ」      「どの恐竜の絵を描こうかな・・・・」

kids_1007tako1.JPG  kids_1007tako2.JPG

 

小館研究員&高瀬科学コミュニケーターの『飛び出せネイチャ・ーテクノロジー』では・・・

「ひっつきむしはどうしてひっつくのかな? 拡大して見てみよう!」

「あ!細かいトゲが見えた〜」

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「ペタペタひっつくのが得意な生きもの、ヤモリの足の裏を見てみよう!」

「あれ?吸盤はないぞ!」

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←ひっつきむし(アレチヌスビトハギ)

 でひとはく20周年の看板づくり中。

 ( 完成した作品はブログの最後で!↓ )

 

 

 

キラキラ☆光る 特別ゲストも登場。

「水槽の中をそーっとのぞいてみよう!」「光ってる!ウミホタルってきれい!」

kids_1007NT (4).JPG   kids_1007umihotaru.JPG

 

一日のしめくくりは『フロアスタッフとあそぼう ひとはくハロウィン★パンプキン飾り』!

                           「どんな飾りにしようかなぁ・・・あ!ひらめいた!」

kids_1007FS.JPG   kids_1007FS (2).JPG

 

11月の第一日曜日は11月4日ひとはくフェスティバル

詳細はコチラ

Kids向けのイベントも多数開催されますので、お誘い合わせのうえ、おこしくださいね!

kids20thpanel.JPG

<キッズひとはく推進室 高瀬>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

ひとはく20歳のお誕生日!

10/14(日)はひとはく20歳のお誕生日を祝う、様々なイベントが開催されていました。

20周年を記念して新しくなった2階の展示や、移動博物館車「ゆめはく」の
テープカットには、Kidsひとはく大使に登場してもらいました。

まずは2階の新しい展示「魅せる収蔵庫トライアル」のテープカットです。 taikityu.JPG  

岩槻館長、田原次長とともに12名のKids大使がテープカットを行いました。

並んでハサミを持ったらまずは記念撮影。

kinensatuei.JPG
みんなにっこり笑ってね〜?
ちょっと緊張してるかな?

kintyo.JPG
「それではKids大使のみなさんテープカットをお願いします。どうぞ!」


   チョキン


無事にテープカットできました(*^_^*)

cutdekita.JPG

その後は「収蔵庫体験ラボ」と「秘密の収蔵庫」の扉を小学生のKids大使に開けてもらいました。

  tobira1.JPGのサムネール画像 tobira2.JPG

午後からは移動博物館車「ゆめはく」のテープカット。
こちらは、岩槻館長、中瀬副館長、田中次長、高野主任研究員、布施主任研究員とKids大使10名でテープカットを行いました。

 

こちらも無事にテープカットができました。


テープカットを終えると、いよいよ「ゆめはく」オープン!

柵をつけたり階段をつけたり、みんなが安全に乗れるように準備します。
その間Kids大使のみなさんは はばタンやシゴセンジャーなど応援に来てくれたゆるキャラたちと記念撮影。

 

準備できました。
ゆめはくの中は何があるかな?

yumehakuin.JPG

きれいなチョウチョ、顕微鏡もあります。

nanimieru.JPG

これでKids大使のお仕事は終わり。

Kids大使のみなさん、1日お疲れ様でした。

また、応援に来てくれた
明石市立天文科学館 軌道戦隊シゴセンジャー
加東市 加東伝の助
香美町 ジオンくん
兵庫県 はばタン
ひとはく博士もどうもありがとうございました。

オープンしたゆめはくの中やその外では、「むしむしたいけん」や「タネであそぼう」などのプログラムがあり、多くのお客さんが楽しんでくれました。

aftercut1.JPG aftercut2.JPG


余談

本番数日前のこと。
博物館に遊びに来てくれたKids大使に試しにテープカットをしてもらおうとしたところ、
「テープカット」という言葉が分かりませんでした。

小学生でもテープカットって何?と思ってしまいますよね。

ですので、本番前にはテープを実際に切って、
どのタイミングで切るか、どこを持ってどうやって切るのかを練習しました。

rensyu1.JPG rensyu2.JPG

 

練習の成果もあり、本番ではみんな無事にテープカットすることができました。

みなさま本当にお疲れ様でした!

次回Kids大使の活躍予定日は12/2(日)のKids館長です。

(キッズひとはく推進室)

 

研究員のトライ!!

2012年10月17日

稲美町立天満東小学校3年生(52人)VS篠山市立古市小学校3年生(11人)  古市小学校vs天満東小学校

 同じ兵庫県内でも住んでいるところによって生き物の様子が異なっていることを、まず大セミナー室でクイズも交えながらお話を聞きました。(天満東小学校の周りにはため池が多い。古市小学校の周りにはため池はないけど、緩やかな流れの川がある。)その後、10月14日に一般公開したばかりのひとはく多様性フロアを活用して学習を展開しました。

  カミツキガメ と スッポン

 今回はかなり効果的な演示が展開できたと思います。

  理由その1)同じ県内の違う場所の小学校3年生がいっしょに、地域差を比較しながら学習できたこと。

  理由その2)目の前の標本を見ながら、専門の研究員に質問ができ、その場で応えてもらえる。

  理由その3)新しく公開された「ひとはく多様性フロア〜魅せる収蔵庫トライアル」では、実際に標本を手に取って、観察したり比べたりできたこと(*注 研究員が同伴のときだけですが・・・)。

    うわぁ〜♪   すっごぉーい!!

 三橋主任研究員、本当にお世話になりました。ありがとうございます。これからの新しいプログラム開発が楽しみです。

 

生涯学習課:八尾

 

 

 

 アニバーサリーを終えた翌日の10月14日には、「ひとはく二十歳のお誕生日!」と題した様々なイベントが開催されました。当日のプログラムはこちらになります。

aniv20th_tapecut.jpgまず最初は、

2階展示室「ひとはく多様性フロア〜魅せる収蔵庫トライアル〜」が新たにオープンし、「Kidsひとはく大使」によるテープカットを皮切りに一般公開されました。参加された皆さまありがとうございます。このコーナーは、ひとはくが20年間蓄積してきた貴重な標本をより多くの人たちにも見ていただくことを目的として設置されています。顕微鏡を使って標本をじっくりと観察できるコーナーをはじめ、様々な実物の標本を間近で観察することができます。

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この日は、テープカットのあと、スペシャルイベントとして、岩槻館長のギャラリートークが行われました。博物館の標本の魅力や観察のポイントをじっくりと解説していました。このあと、各分野の研究員による展示解説が行われ、各コーナーの標本をもとに研究成果を交え、対話型で解説が行われました。標本がすぐ近くにあるので臨場感があります。
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つぎは、移動博物館車「ゆめはく」のお披露目です。
まずは、先ほどの展示に引き続いて、こちらも「Kidsひとはく大使」によるテープカットが行われました。「Kidsひとはく大使」は大忙しです。ひとはく博士やはばたんも見守ってくれています。

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「ゆめはく」は、博物館の展示物をのせて地域に出かけて展示します。あなたの街にもやってくるかもしれません。あざやかな黄緑色がとっても目立ちますので、どこかで見かけたらぜひのぞいてみてください。この他にもさまざまなイベントが催され、大勢の人たちによって20周年を祝うことができました。当日のイベントを支えてくださった皆さま、ありがとうございます。

下の写真はJALのみなさんにご協力いただいた「JAL折り紙飛行機教室」に参加された皆さまです。

JAL.jpg                  折り紙教室の様子はこちらをご覧ください。

ひとはく連携活動グループ「人と自然の会」による連凧を飛ばそうの様子です。

凧作り ひとはく二十歳
みなさんの手で凧1つ1つが完成していきます   何が書いてあるのか画像をクリックしてね!

                   連凧

みんなで作った連凧が三田の大空に見事舞い上がりました!
   

これからのひとはくに期待してください。
今後とも、ひとはくをよろしくお願いします。


(情報管理課 阪上勝彦)

10月13日(土)に開館二十周年記念行事「ひとはくアニバーサリー」が、秋篠宮さまと関係者約300名を迎えて盛大に行われました。引き続き、シンポジウム「新たな博物館の役割と地域貢献〜次世代の博物館活動を描く〜」に出席されました。

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 中瀬勲副館長による「地域の担い手が       岩槻邦男館長がコーディネーターを務めた
         活躍する舞台をつくる博物館」                  パネルディスカッション

式典に先立ち、秋篠宮さまは新しくオープンした「ひとはく多様性フロア〜魅せる収蔵庫トライアル〜」を見学され、兵庫県立御影高等学校環境科学部生物班による六甲山のキノコについて生徒の説明を受けました。

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       六甲山のキノコの展示

また、ひとはくの移動博物館車「ゆめはく」も見学されました。
移動博物館車ゆめはく 移動博物館車ゆめはくのサムネール画像

  公開された移動博物館車「ゆめはく」       荷台の側面もオープンし、内部も公開


                                         情報管理課 阪上勝彦





いよいよ

2012年10月14日

鏡よ鏡よ鏡さん♪

何の写真かなぁ〜? 詳しくはまた後で・・・・・

 

お楽しみ!!

2012年10月11日

 おやおや?    なんだろう?

10月14日(日) ひとはくでお会いしましょう!!

くるま?

今日の特注セミナーは

2012年10月10日

 10月10日といえば、われわれの年代では「体育の日」なんですが、今の世代は・・・・(^^ゞ

 

 さて、そんな今日、大阪府立千里高等学校の生徒さんが特注セミナーを受講されました。千里高等学校はSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)に指定されていますが、ひとはくにはSSH指定校のみなさんが多く来館されます。

 今日の特注セミナーは、午前10時から布施静香主任研究員による「博物館の標本と資料」講義と生物系収蔵庫見学を行いました。初めて入室する収蔵庫に、生徒さんは興奮気味?!でした。(ごめんなさい、写真を撮るのを忘れていました(^^ゞ)

 午後は、古谷裕主任研究員による「放散虫化石を調べる」実習。

放散虫化石を調べるよ!!

 顕微鏡を覗きながら、放散虫化石を丁寧に調べていきます。細かい作業の連続ですが、熱中しすぎてついつい予定時間をオーバー・・・・!!

     みんな秋休みに来館してくれたんだね   熱心に受講しています

この中からノーベル賞受賞者が出るかも!?  ひとはくでは、このほかにもさまざまな特注セミナーがあります。簡単おゆまるで作る化石のレプリカや葉脈標本のしおりづくりなどもあります。私は今日の昼から、加東市のお友だちといっしょに、おゆまるでアンモナイト化石のレプリカ作りをしましたよ。団体でご来館の際には是非一度ご相談ください。

 

おゆまるも楽しいんだよ(o^^o)

 生涯学習課:やお

まもなく展示です

2012年10月 4日

 今年もたぁ〜くさんの方からご応募いただいた 「ひとはく しぜんかわらばん」 「ひとはく キッズかわらばん」 キッズかわらばんは今年初お目見え!!

 いよいよ、6日の土曜日から全作品の展示が始まります。

 

 今日は、いつもひとはくのPRでお世話になっている三田地域の記者の方々による審査を行っていただきました。毎年プロの新聞記者による厳しい審査を経て、【三田記者クラブ賞】も決定していただいています。本物の新聞記者の眼ですから、ある意味研究員賞よりもハードルは高いかも?です。  応募作品を審査してくださるプロの記者さん

 さて、今年はどんな作品が記者クラブ賞を受賞しているでしょうか? そして、研究員賞や館長賞の行方は・・・・・・!? 気になるところです(o^^o)

 

 作品展示は、平成24年10月6日(土)→平成25年1月6日(日)まで。

 場所は、ひとはく3階展示フロアーです。 是非ご覧にお越しください。

 

スクールパートナー 今年も力作揃いですぞっ

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